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JP2002066960A - 電動工具 - Google Patents

電動工具

Info

Publication number
JP2002066960A
JP2002066960A JP2000265746A JP2000265746A JP2002066960A JP 2002066960 A JP2002066960 A JP 2002066960A JP 2000265746 A JP2000265746 A JP 2000265746A JP 2000265746 A JP2000265746 A JP 2000265746A JP 2002066960 A JP2002066960 A JP 2002066960A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulley
gear
spindle
variable transmission
driven
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000265746A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinsuke Mori
真介 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Makita Corp filed Critical Makita Corp
Priority to JP2000265746A priority Critical patent/JP2002066960A/ja
Publication of JP2002066960A publication Critical patent/JP2002066960A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25FCOMBINATION OR MULTI-PURPOSE TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DETAILS OR COMPONENTS OF PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS NOT PARTICULARLY RELATED TO THE OPERATIONS PERFORMED AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B25F5/00Details or components of portable power-driven tools not particularly related to the operations performed and not otherwise provided for
    • B25F5/001Gearings, speed selectors, clutches or the like specially adapted for rotary tools
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B21/00Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose
    • B25B21/008Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose with automatic change-over from high speed-low torque mode to low speed-high torque mode

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
  • Portable Power Tools In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば、電動ドライバドリル等の電動工具に
おいて、電動モータの回転を減速する減速装置は、従来
歯車の噛み合いにより高速または低速の2段階程度の変
速のみ可能な構成となっていた。本発明では、無段階で
変速する無段階変速装置を内蔵した電動工具を提供す
る。 【解決手段】 このため、内蔵する無段階変速装置10
は、電動モータ4側の駆動Vプーリー11とスピンドル
7側の従動Vプーリー12と、該両Vプーリー11,1
2間に掛け渡したVベルト13を備え、両Vプーリー1
1,12は、Vベルト13を挟んだ状態で軸方向に相互
に変位する一対のプーリー板11a,11b、12a,
12bを有し、両Vプーリー11,12において対向す
る一方若しくは双方のプーリー板を、Vベルト13を経
て付加される回転抵抗により相互に接近離間させてそれ
ぞれプーリー径を変化させる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば電気ドリ
ルや電動ドライバあるいはスピンドルを往復動させるレ
シプロソー等の電動工具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の電動工具には、例え
ば電動ドライバのようにスピンドルの出力回転数を高速
または低速に切り換えるための変速装置を内蔵したもの
が提供されている。従来の変速装置は、使用者の手動に
よる切り換え操作により歯車の噛み合いを切り換えるこ
とにより段階的に変速比を変化させる構成となってい
た。また、出力軸に必要なトルク(出力軸に付加される
回転抵抗等)に応じて自動的に歯車の噛み合いを切り換
えて変速比を変化させる自動変速装置を内蔵した電動工
具も提供されている。上記手動切り換え式の変速装置を
内蔵した電動工具によれば、使用者の切り換え操作によ
り例えばねじ締めを行うねじの径あるいは長さに合わせ
て変速比を適切に切り換えることができ、これにより電
動モータの負荷を少なくしてバッテリの消費を抑えるこ
とができる。また、自動変速装置を内蔵した電動ドライ
バによれば、ねじ締めの初期段階では、変速装置を高速
側に切り換えて低トルク高回転数で素早くねじ締めを行
うことができる一方、ねじ締めの最終段階(ねじ締め抵
抗が大きくなってきた段階)では、変速装置を低速側に
切り換えて高トルク低回転数でねじを強固に締め込むこ
とができた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の変速
装置は、駆動モータの出力を歯車の噛み合いを経て変速
する構成であり、噛み合う歯車を切り換えることにより
変速比を変化させる構成となっていた。このため、従来
の変速装置は一般には、低速と高速の2段階でのみ変速
が可能であり、必要トルクに合わせてより多段階の変速
比にきめ細かく変速することができず、ましてや無段階
の変速を行うことができなかった。本発明は、出力回転
数を無段階でより幅広い範囲の変速比に変速させること
ができ、これにより必要トルクに合わせてよりきめ細か
な変速を行うことができる無段階変速装置を内蔵した電
動工具を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、前
記各請求項に記載した構成の電動工具とした。請求項1
記載の電動工具によれば、無段変速装置を内蔵している
ので、従来の歯車の噛み合いによる高速または低速の2
段階のみの変速装置よりも、必要トルクに合わせてより
きめ細かな変速がなされ、これによりモータの負荷を従
来よりも一層低減させて、バッテリ等の電源消費を抑え
ることができる。
【0005】請求項2記載の電動工具によれば、スピン
ドルを経て入力される外部トルク(必要トルク)に応じ
て駆動Vプーリーと従動Vプーリーの各プーリー板がそ
れぞれ相互に接近または離間することにより該駆動Vプ
ーリーと従動Vプーリーのプーリー径が無段階かつ自動
的に変化し、これにより変速比が無段階かつ自動的に変
化する。なお、本明細書において、プーリー径とは、駆
動Vプーリーおよび従動Vプーリーの、Vベルト13が
掛け渡された部分(接触する部分)における半径をい
う。従って、駆動Vプーリーおよび従動Vプーリーのプ
ーリー径は、それぞれの対向する両プーリー板の間隔が
小さくなると大きくなり、両プーリー板の間隔が大きく
なると小さくなる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図1〜
図4に基づいて説明する。本実施形態では、電動工具の
一例として充電式の電動ドライバドリル(以下、単に電
動工具1という)を例示する。この電動工具1は、本体
2と該本体2の機長方向中程から側方へ延びるハンドル
部3を有している。ハンドル部3の下端には当該電動工
具1に電源を供給するためのバッテリパック(図示省
略)が装着される。本体2の後部(図示左部)には、当
該電動工具1の駆動源としての電動モータ4が内蔵され
ている。この電動モータ4は、ハンドル部3の基部に配
置したスイッチ5をオンオフさせることにより起動停止
する。このスイッチ5は同じくハンドル部3の基部に配
置したトリガ6を引き操作することによりオンオフさせ
ることができる。電動モータ4の出力回転は、本発明に
係る無段変速装置10および従来公知の遊星歯車列50
により変速されてスピンドル7に伝達される。スピンド
ル7の先端は本体ハウジング2aの前端面(図示右端
面)から突き出されており、この突き出し部分に、ドリ
ルやドライバビット等の先端工具(図示省略)を装着す
るためのチャック8が取り付けられている。
【0007】上記無段変速装置10は、電動モータ4側
の駆動Vプーリー11とスピンドル7側の従動Vプーリ
ー12と、該両Vプーリー11,12間に掛け渡した断
面V字形のVベルト13を備えている。駆動Vプーリー
11は相互に対向する一対のプーリー板11a,11b
を備えており、また従動Vプーリー12も相互に対向す
る一対のプーリー板12a,12bを備えている。プー
リー板11a,11bおよびプーリー板12a,12b
の相互の対向面は、それぞれVベルト13の断面形状に
合わせて円錐形状に形成されている。両プーリー板11
a,11b間および両プーリー板12a,12b間に形
成されるV字形の溝部にVベルト13を挟み込んだ状態
で該Vベルト13が駆動Vプーリー11と従動Vプーリ
ー12との間に掛け渡されている。本実施形態におい
て、プーリー板11a,11b,12a,12bは全て
同じ形状およびサイズのものが用いられている。駆動V
プーリー11の両プーリー板11a,11bは電動モー
タ4の出力軸4aに形成したスプライン軸部4bに装着
されている。このため、両プーリー板11a,11bは
電動モータ4が起動すると一体で回転する一方、出力軸
4aの軸方向に移動して相互に接近または離間可能に支
持されている。
【0008】なお、電動モータ4の出力軸4aの先端側
は、本体ハウジング2aに取り付けた軸受け2bにより
回転可能に支持されている。また、電動モータ4の出力
軸4aの基部側には止め輪4cが軸方向移動不能に取り
付けられている。この止め輪4cと上記駆動Vプーリー
11の出力軸基部側(図示左側)のプーリー板11aと
の間には圧縮ばね14が介装されている。この圧縮ばね
14により、出力軸基部側のプーリー板11aは、出力
軸先端側のプーリー板11bに接近する方向に付勢され
ており、これにより両プーリー板11a,11b間にV
ベルト13が適度な力で挟み込まれている。
【0009】従動Vプーリー12は、本体ハウジング2
aに取り付けた軸受け2cとギヤケース26に取り付け
た軸受け2dを介して出力軸4aと平行かつ回転可能に
支持された中間軸15に取り付けられている。この中間
軸15は、図4に示すようにスプライン軸部15aとギ
ヤ部15bを備えている。このスプライン軸部15aと
ギヤ部15bは、スプライン軸部15a側に形成した連
結軸部15cを介して相互に同軸かつ回転可能に連結さ
れている。図示左側のスプライン軸部15aに、上記従
動Vプーリー12の両プーリー板12a,12bが相互
に一体で回転し、かつ軸方向には相互に移動可能(相互
に接近または離間可能)に支持されている。この両プー
リー板12a,12b間にVベルト13の他端側が掛け
渡されている。従動Vプーリー12の図示右側のプーリ
ー板12bの背面には、可動カム部16が一体に形成さ
れている。この可動カム部16は、中間軸15のギヤ部
15bに一体に形成した固定カム部17に噛み合わされ
ている。可動カム部16と固定カム部17は、図示する
ようにそれぞれ山形の噛み合い歯16a〜16a、17
a〜17aを有しており、これらが交互に噛み合わされ
ている。可動カム部16は、プーリー板12bと一体で
軸方向へ変位するとともに、常時固定カム部17に噛み
合わされた状態に維持される。この固定カム部17と可
動カム部16の噛み合いにより、従動Vプーリー12の
回転がギヤ部15bに伝達される。
【0010】スピンドル7を経て固定カム部17側に回
転抵抗(ねじ締め抵抗)が付加されると、噛み合い歯1
6aの斜面(カム面)と噛み合い歯17aの斜面(カム
面)の押圧力(摺接作用)により可動カム部16が軸方
向(図示左方)に後退して固定カム部17との噛み合い
状態が浅くなる(図2参照)。可動カム部16が軸方向
に後退して両者16,17の噛み合いが浅くなると、両
プーリー板12a,12bの間隔が小さくなって従動V
プーリー12のプーリー径が大きくなる。すると、Vベ
ルト13が図示下方に変位するため、プーリー板11a
が圧縮ばね14に抗して出力軸基部側に変位し、これに
より駆動Vプーリー11のプーリー径が小さくなる。本
明細書では、(駆動Vプーリー11のプーリー径)/
(従動Vプーリー12のプーリー径)を当該無段変速装
置10の変速比Rとして説明する。従って、駆動Vプー
リー11のプーリー径が小さくなる一方、従動Vプーリ
ー12のプーリー径が大きくなることにより当該無段変
速装置10の変速比Rが小さくなる。スピンドル7を経
て固定カム部17に付加される回転抵抗が大きくなるほ
ど、可動カム部16の後退量が大きくなり、従って当該
無段変速装置10の変速比Rが小さくなる。これに対し
てスピンドル7に回転抵抗が付加されない無負荷状態で
は、圧縮ばね14により駆動Vプーリー11のプーリー
板11aが図示右方に戻されて該駆動Vプーリー11の
プーリー径が大きくなる一方、これに伴って従動Vプー
リー12のプーリー径が小さくなり、これにより当該無
段変速装置10の変速比Rが大きくなる。
【0011】次に、中間軸15のギヤ部15bには、中
間ギヤ20が噛み合わされている。この中間ギヤ20
は、本体ハウジング2aに取り付けた軸受け2eにより
回転可能に支持されている。本実施形態において、中間
軸15のギヤ部15bと、中間ギヤ20の歯数比は、
1:5.5(変速比5.5)に設定されている。この中
間ギヤ20には小ギヤ21が同軸かつ一体に形成されて
いる。この小ギヤ21は、前記遊星歯車列50のサンギ
ヤとして機能している。従って、中間ギヤ20の回転数
が遊星歯車列50の入力回転数となっている。小ギヤ2
1には3個のプラネタリギヤ22〜22が噛み合わされ
ている。このプラネタリギヤ22〜22は、それぞれ支
軸23を介してキャリア24に回転可能に支持されてい
る。また、プラネタリギヤ22〜22は、インターナル
ギヤ25に噛み合わされている。このインターナルギヤ
25は、本体ハウジング2aに固定したギヤケース26
に回転可能に支持されている。
【0012】インターナルギヤ25の先端面には、円周
方向6等分位置に合計6本(図3参照)のロックピン3
0〜30の先端部が係合している。各ロックピン30〜
30は、ギヤケース26に軸方向へ移動可能に支持され
ている。また、各ロックピン30〜30は、圧縮ばね3
1によりインターナルギヤ25に係合する方向(図示左
方)に付勢されており、これにより該インターナルギヤ
25の回転が規制されている。従って、インターナルギ
ヤ25に一定以上のトルクが付加されると、このインタ
ーナルギヤ25は上記圧縮ばね31に抗してロックピン
30〜30を押し下げながら回転する(ロックが外れ
る)。すなわち、例えばねじ締めが完了してスピンドル
7ひいてはキャリア24が回転不能な状態になると(一
定以上の回転抵抗が付加されると)、プラネタリギヤ2
2〜22が公転できない状態となる。このため、電動モ
ータ4の回転により各プラネタリギヤ22は支軸23を
中心として自転のみし、これによりインターナルギヤ2
5がロックピン30〜30を押し下げながら回転する。
このように、インターナルギヤ25が回転する一方、キ
ャリア24が回転しない状態となることにより、動力の
伝達経路が遊星歯車列50で遮断される。このことか
ら、主としてインターナルギヤ25およびロックピン3
0〜30は、いわゆるトルクリミッタを構成している
(トルク調整機能付きの遊星歯車列50)。
【0013】また、ギヤケース26にはねじ軸部26a
が形成されており、このねじ軸部26aには調整プレー
ト28が噛み合わされている。この調整プレート28
と、受けプレート27との間に上記圧縮ばね31が介装
されている。受けプレート27は前記ロックピン30〜
30の後端に当接されている。このため、上記調整プレ
ート28が回転すると、圧縮ばね31の付勢力を変更し
て、インターナルギヤ25のロックが外れるための設定
トルクを一定の範囲で任意に設定することができる。調
整プレート28には係合片28aが設けられており、こ
の係合片28aはギヤケース26の前端に回転操作可能
に取り付けたアダプタケース29の係合壁29aに係合
している。このため、アダプタケース29を回転操作す
ると調整プレート28が回転して軸方向に移動し、これ
により外部から設定トルクを調整することができる。な
お、ギヤケース26には、鋼球33がばね付勢された状
態で取り付けられている。この鋼球33はアダプタケー
ス29の内面に周方向に沿って複数形成した係合孔29
bに向けられている。この鋼球33が係合孔29bに嵌
り込むことによりアダプタケース29の位置が固定され
る。一方、アダプタケース29に一定以上の回転操作力
を加えると、ばね付勢力に抗して鋼球33が押し下げら
れて該アダプタケース29を任意の方向に回転させるこ
とができる。
【0014】次に、キャリア24はギヤケース26に取
り付けた回転規制装置32を介してスピンドル7に接続
されている。この回転規制装置32は従来より公知のも
のであり、本実施形態において特に変更を要しないが、
以下簡単に説明する。図3にはこの回転規制装置32の
構成が示されている。この回転規制装置32は、ギヤケ
ース26に固定した外輪32aと、スピンドル7の後端
部に形成したスプライン軸部7aを介して該スピンドル
7に回転について連結された内輪32bを有している。
外輪32aと内輪32bとの間には、キャリア24に形
成した合計4本の脚部24b〜24bと、2本の係合ピ
ン35,35が介在されている。また、内輪32bの外
周面には、それぞれ周方向2等分位置に2つの係合突部
32c、32cと2つの平坦面32d、32dが形成さ
れている。この平坦面32d,32dに対向して上記係
合ピン35,35が配置されている。また、各係合ピン
35の周方向両側にキャリア24の脚部24b,24b
が位置し、各係合突部32cの周方向両側に脚部24
b,24bが位置している。
【0015】このように構成された回転規制装置32に
よれば、電動モータ4の起動によりキャリア24が回転
すると、2本の脚部24b,24bが係合突部32c,
32cに当接して内輪32bひいてはスピンドル7が回
転する。すなわち、電動モータ4側からの回転は左右何
れの方向の回転も、この回転規制装置32を経てスピン
ドル7に伝達される。しかしながら、電動モータ4を停
止させた状態(キャリア24が回転しない状態)では、
使用者が手でスピンドル7を回転させようとしても、係
合ピン35,35が平坦面32dと外輪32aとの間に
挟み込まれることにより内輪32bの回転が阻止される
ため、スピンドル7の回転が阻止される。これによれ
ば、電動モータ4を停止させた状態で、チャック8を回
転させて先端工具のクランプアンクランプ操作を楽に行
うことができる。
【0016】次に、スピンドル7は、軸受け7b,7c
を介してギヤケース26に回転可能に支持されている。
本実施形態において、遊星歯車列50による変速比は1
/4に設定されている。なお、キャリア24の中心には
支持孔24aが形成されており、この支持孔24aに
は、前記小ギヤ21の中心に形成した支持軸部21aが
回転可能に挿入されている。これにより中間ギヤ20お
よび小ギヤ21が前記軸受け2eおよび支持孔24aに
より両端支持状態で回転可能に支持されている。
【0017】以上のように構成した電動工具1によれ
ば、トリガ6を引き操作してスイッチ5をオンさせる
と、電動モータ4が起動する。電動モータ4が起動する
と、出力軸4aおよびそのスプライン軸部4bが回転し
て、駆動Vプーリー11が回転する。駆動Vプーリー1
1の回転はVベルト13により従動Vプーリー12に伝
達される。ここで、スピンドル7になんら回転抵抗が付
加されない状態(無負荷状態)では、図1に示すように
駆動Vプーリー11の出力軸基部側のプーリー板11a
が圧縮ばね14によって出力軸先端側に変位し、これに
より該駆動Vプーリー11のプーリー径が最大になる。
駆動Vプーリー11のプーリー径が最大になると、従動
Vプーリー12のプーリー板12a,12b間の間隔が
最も大きくなって、該従動Vプーリー12のプーリー径
が最小になり、その結果可動カム部16と固定カム部1
7の噛み合いが最も深くなる。本実施形態において、駆
動Vプーリー11のプーリー径が最大となり、従動Vプ
ーリー12のプーリー径が最小となっている無負荷状態
では、両プーリー11,12のプーリー径の比率は2.
1:1(変速比R=2.1)に設定されている(高速低
トルクモード)。
【0018】従動Vプーリー12の回転は可動カム部1
6と固定カム部17の噛み合いにより中間軸15のギヤ
部15bに伝達される。ギヤ部15bが回転すると、中
間ギヤ20および小ギヤ21が回転する。小ギヤ21の
回転によりプラネタリギヤ22〜22が回転する。プラ
ネタリギヤ22〜22は、回転しないインターナルギヤ
25に噛み合わされているので、結果的にプラネタリギ
ヤ22〜22は、自転しながらインターナルギヤ25の
内周側を公転し、これによりキャリア24が回転する。
キャリア24の回転は、スプライン軸部7aを経てスピ
ンドル7に伝達され、これによりチャック8に装着した
ドライバビット(先端工具)が回転する。
【0019】ドライバビットを締め込み対象のねじにセ
ットしてねじ締めを行う場合には、一定のねじ締め抵抗
が回転抵抗としてスピンドル7に付加される。このた
め、スピンドル7には前記無負荷状態よりも大きな出力
トルクが要求される。必要なトルクは、締め込むねじの
径および長さにより変化する。また、ねじ締めの進行に
より必要な締め付けトルクが変化する。ねじ締めに伴い
スピンドル7に回転抵抗が付加されると、これが遊星歯
車列50および中間ギヤ20と中間軸15のギヤ部15
bの噛み合いを経て固定カム部17に伝達される。する
と、前記したように可動カム部16ひいてはプーリー板
12bが軸方向に後退して両カム部16,17の噛み合
いが浅くなり、これにより従動Vプーリー12のプーリ
ー径が大きくなる。従動Vプーリー12のプーリー径が
大きくなると、Vベルト13の変位によりプーリー板1
2aが圧縮ばね14に抗して出力軸基部側(図2におい
て左方)に変位し、これにより駆動Vプーリー11のプ
ーリー径が小さくなり、その結果当該無段変速装置10
の変速比Rが小さくなってスピンドル7の出力トルクが
増大する。このようにスピンドル7に負荷される回転抵
抗に合わせて従動Vプーリー12のプーリー径が徐々に
大きくなる一方、これに連動して駆動Vプーリー11の
プーリー板11aが圧縮ばね14に抗して出力軸基部側
に変位して、そのプーリー径が徐々に小さくなることに
より当該無段変速装置10の変速比Rが無段階で小さく
なり、その結果スピンドル7の回転速度が低下して出力
トルクが増大し(低速高トルクモードへの移行)、必要
なねじ締めトルクに最適な出力トルクでスピンドル7が
回転してねじ締めが進行する。
【0020】ねじ締めが最終段階に至ってねじ締め抵抗
が大きくなるほど、従動Vプーリー12のプーリー径が
大きくなる一方、駆動Vプーリー11のプーリー径が小
さくなり、これにより無段変速装置10の変速比Rが小
さくなる。図2は、無段階変速装置10の変速比Rが最
も小さくなった段階を示している。この段階では、スピ
ンドル7の回転数は最も小さく、その出力トルクは最大
となる(低速高トルクモード)。本実施形態において、
この段階における駆動Vプーリー11のプーリー径と従
動Vプーリー12のプーリー径との比は、1:2.1
(変速比R=1/2.1)に設定されている。ここで、
図2(低速高トルクモード)と図1(高速低トルクモー
ド)を比較してみると、図2に示す低速高トルクモード
では駆動Vプーリー11の両プーリー板11a,11b
の間隔が最大となってそのプーリー径が最小になり、ま
た従動Vプーリー12の両プーリー板12a,12bの
間隔は最小となってそのプーリー径は最大となり、従っ
て変速比Rは最小(変速比R=1/2.1)となってい
る。これに対して、図1に示す高速低トルクモードで
は、駆動Vプーリー11の両プーリー板11a,11b
の間隔が最小となってそのプーリー径が最大となり、ま
た従動Vプーリー12の両プーリー板12a,12bの
間隔は最大となってそのプーリー径は最小となり、これ
により変速比Rは最大(変速比R=2.1)となってい
る。
【0021】こうして、スピンドル7の出力トルクが無
段階で低速高トルクモードに移行しつつ強固にねじ締め
がなされる。ねじ締めが完了してスピンドル7が回転不
能な状態になると、電動モータ4とスピンドル7との間
の動力伝達経路が遮断される。すなわち、ねじ締めが完
了してスピンドル7が回転不能な状態になると、回転規
制装置32およびキャリア24が回転不能になる一方、
電動モータ4の出力回転が、無段変速装置10および中
間ギヤ20によりプラネタリギヤ22〜22に伝達され
る。しかしながら、上記したようにキャリア24が回転
不能な状態であるので、各プラネタリギヤ22は、イン
ターナルギヤ25の内周側を公転することなく支軸23
回りに自転する。各プラネタリギヤ22の自転によりイ
ンターナルギヤ25に設定値以上の大きなトルクが付加
されると、該インターナルギヤ25は圧縮ばね31に抗
してロックピン30〜30を押し下げつつギヤケース2
6に対して回転する。こうしてインターナルギヤ25が
回転する一方、キャリア24ひいてはスピンドル7が回
転しない状態が実現され、これにより電動モータ4の出
力が遊星歯車列50において遮断された状態となって、
設定トルクでねじが締め付けられる。
【0022】ねじ締め完了後、先端工具を締め込んだね
じから外すと、スピンドル7は無負荷状態となるので、
インターナルギヤ25がギヤケース26に対して再び固
定されて電動モータ4の出力回転がスピンドル7に伝達
されるとともに、無段変速装置10は図2に示す低速高
トルクモードから図1に示す高速低トルクモードに一気
に移行する。すなわち、スピンドル7の回転抵抗が取り
除かれて無負荷状態になると、図1に示すように駆動V
プーリー11のプーリー板11aが圧縮ばね14により
プーリー板11bに接近する方向に変位し、これにより
駆動Vプーリー11のプーリー径が大きくなる。する
と、Vベルト13の変位により従動Vプーリー12のプ
ーリー径が小さくなるため、当該無段変速装置10の変
速比Rが大きくなって高速低トルクモードに戻される。
なお、従動Vプーリー12のプーリー径が小さくなる
と、可動カム部16と固定カム部17の噛み合いが深く
なる。
【0023】以上説明したように本実施形態の電動工具
1によれば、電動モータ4の出力軸4aとスピンドル7
との間に無段変速装置10が介装されており、この無段
変速装置20はスピンドル7に付加されるねじ締め抵抗
(外部トルク、回転抵抗)に合わせて変速比Rが自動的
に変化するので、従来の平歯車の噛み合いによる2段階
の変速装置に比して、よりきめ細かな変速を行うことが
でき、これによりこの種の電動工具の性能を高めること
ができる。
【0024】また、例示した電動工具1は、上記無段変
速装置10に加えて遊星歯車列50を備えており、この
遊星歯車列50は、スピンドル7に一定以上の外部トル
クが付加された時点でインターナルギヤ25を回転さ
せ、これにより動力伝達経路を遮断するトルクリミッタ
の機能を有している。このため、設定トルクでねじが締
め付けられる。
【0025】以上説明した実施形態には種々変更を加え
ることができる。例えば、例示した実施形態では、無段
変速装置10による第1段変速機構に加えて、中間ギヤ
部15と中間ギヤ20の噛み合いによる段2段変速機構
と、遊星歯車列50による第3段変速機構を有する構成
を例示したが、第2段および第3段変速機構については
必要に応じて設ければよい。また、プーリー板11a,
11b,12a,12bは全て同じ形状およびサイズの
ものを用いた構成を例示したが、駆動Vプーリー側と従
動Vプーリー側で異なる形状(主として円錐形状面の傾
斜角度について)およびサイズのプーリー板を用いても
よい。
【0026】また、例示した実施形態では、スピンドル
7に付加される外部トルクに合わせて自動的に変速比R
が変化する無段変速装置10を例示したが、手動操作に
より変速比Rを無段階で変化させる構成(マニュアル
式)の無段変速装置とすることができる。この場合、例
えばハウジング2の上面にスライドレバーを設け、該ス
ライドレバーのハウジング2の内部側の端部を、駆動V
プーリー11の出力軸基部側のプーリー板11aに、そ
の回転動作を阻害しないよう軸方向に変位可能に係合さ
せて、スライドレバーの操作量に応じて該プーリー板1
1aを軸方向に変位させる構成とすればよい。さらに、
電動工具の一例として電動ドライバドリルを例示した
が、本発明に係る技術は、これらの回転工具に限らず例
えばレシプロソー等の往復動切断工具にも同様に適用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す図であり、電動ドライ
バドリルの内部構造を示す側面図である。本図は、無段
変速装置が高速低トルクモードに切り換わった状態を示
している。
【図2】本発明の実施形態を示す図であり、電動ドライ
バドリルの内部構造を示す側面図である。本図は、無段
変速装置が低速高トルクモードに切り換わった状態を示
している。
【図3】図2の(3)−(3)線断面矢視図であって、
回転規制装置の横断面図である。
【図4】中間軸の一部破断側面図である。
【符号の説明】
1…電動工具(電動ドライバドリル) 4…電動モータ 7…スピンドル 10…無段変速装置 11…駆動Vプーリー 11a…プーリー板(出力軸基部側)、11b…プーリ
ー板(出力軸先端側) 12…従動Vプーリー、12a,12b…プーリー板 13…Vベルト 15…中間軸、15a…スプライン軸部、15b…ギヤ
部 16…可動カム部 17…固定カム部 20…中間ギヤ 21…小ギヤ(サンギヤ) 22…プラネタリギヤ、24…キャリア、25…インタ
ーナルギヤ 26…ギヤケース、26a…ねじ軸部 28…調整プレート 29…アダプタケース、30…ロックピン、32…回転
規制装置 50…遊星歯車列

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動モータの出力軸とスピンドルとの間
    に、前記出力軸の回転を無段階に変速して前記スピンド
    ルに伝達するための無段変速装置を内蔵した電動工具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電動工具であって、無段
    変速装置は、電動モータ側の駆動Vプーリーとスピンド
    ル側の従動Vプーリーと、該両Vプーリー間に掛け渡し
    たVベルトを備え、前記両Vプーリーは、それぞれ対向
    する一対のプーリー板を有し、該両プーリー板間の間隔
    を、前記スピンドルに付加される回転抵抗に応じて変化
    させてそれぞれのプーリー径を変化させる構成とした電
    動工具。
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