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JP2001235710A - 回折光学素子及び撮像光学装置 - Google Patents

回折光学素子及び撮像光学装置

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Publication number
JP2001235710A
JP2001235710A JP2000046857A JP2000046857A JP2001235710A JP 2001235710 A JP2001235710 A JP 2001235710A JP 2000046857 A JP2000046857 A JP 2000046857A JP 2000046857 A JP2000046857 A JP 2000046857A JP 2001235710 A JP2001235710 A JP 2001235710A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wavelength
optical element
diffractive optical
substantially rectangular
low
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000046857A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeto Omori
滋人 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Science and Technology Agency
Original Assignee
Japan Science and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Science and Technology Corp filed Critical Japan Science and Technology Corp
Priority to JP2000046857A priority Critical patent/JP2001235710A/ja
Publication of JP2001235710A publication Critical patent/JP2001235710A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回折光学素子の構成が簡単で、波長選択性を
得るための材料の条件に幅を持たせた回折光学素子及び
撮像光学装置を提供する。 【解決手段】 断面が矩形形状の周期構造の回折格子に
おいて、矩形の高さを所定の位相高さとすることによ
り、R、B光信号のみで位相差が発生し、R、B光信号
が回折する。これによりR、B波長帯域で光学的ローパ
ス効果を発生させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、色分離フィルタを
有する単管式カラービデオカメラや固体撮像素子を用い
たカラービデオカメラ等の光学系において、波長帯域毎
に好適な光学的ローパス効果を与えて画像を離散的に得
ることによって有用な画像特性を得る特定波長にローパ
ス作用を行う回折光学素子及び撮像光学装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般的に固体撮像素子を用いたビデオカ
メラ等では、撮像素子上に結像した被写体の像を空間的
に離散的なサンプリングをすることによって出力画像情
報を得ている。このとき被写体が撮像素子の空間的なサ
ンプリング周波数より高い空間周波数成分を含んだもの
であった場合、固体積像素子から出力される出力画像情
報は、被写体の有していない構造や偽信号を含んだもの
となる。すなわち、固体撮像素子の採取することのでき
ないナイキスト周波数より高い周波数成分が、エイリア
ジング、モアレ縞の偽信号となって出力される。特に、
原色カラーフィルタを用いる撮像素子の場合、輝度信号
であるG(緑)信号に比べ色信号であるB(青)及びR
(赤)信号のナイキスト周波数は半分となる。そのため
実使用上問題となるのは、色モアレと呼ばれるB及びR
信号のエイリアジング、モアレ縞の偽信号である。
【0003】このため、撮像光学系の一部に光学的ロー
パスフィルタを配置することによって、固体撮像素子に
人力される被写体の高い空間周波数成分を制限する目的
のために、従来から光学的ローパスフイルタとして水晶
板等の複屈折を利用したもの、近年では位相格子を利用
したものが用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光学的ローパスフィルタは、波長に対してほぼ同じロー
パス特性であるため、原色カラーフィルタを用いる撮像
素子の場合は、色モアレの発生を防ぐために輝度信号で
あるG信号の空間周波数を制限することになる。
【0005】例えば、波長選択性位相格子光学的ローパ
スフィルタとして、特開平5−66370号公報に示さ
れるものが提案されている。
【0006】この波長選択性位相格子光学的ローパスフ
ィルタは、異なる種類の屈折率の2材料の境界面に回折
格子を有し、2材料の各色信号波長に対する屈折率差変
化を用いて波長選択性を達成するもので、2層間の境界
面の形状を台形波にしたものである。例えば、緑の波長
では屈折率差がないが、赤または青の波長で屈折率差が
ある2材料により、赤または青の波長で1位相差が発生
する回折格子形状とする。
【0007】しかしながら、この場合、波長選択性を得
るための材料条件が厳しいため、適当な材料が稀有なこ
と、および回折光学素子の構成が複雑であることによ
り、実際に製造することが困難であり、また、実際は、
赤と青の周波数特性が揃わない場合が多く、従来の位相
格子フイルタを使用すると、ビデオカメラ出力の色バラ
ンスが崩れるという課題もあった。
【0008】本発明は、上記課題を解決し、回折光学素
子の構成が簡単で、波長選択性を得るための材料の条件
に幅を持たせた回折光学素子及び撮像光学装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 〔1〕回折光学素子において、空気と接する表面に位相
差分布を発生する形状を有しており、形状の断面が略矩
形形状の周期講造であり、略矩形の高さh、構成部材の
屈折率をnとしたときに、以下であることを特徴とす
る。 2.7<(n−1)h/λg<5.1、ただしλg=
0.525μm 〔2〕回折光学素子において、空気と接する表面に位相
差分布を発生する形状を有しており、形状の断面が略矩
形形状の周期構造であり、略矩形の高さh、構成部材の
屈折率をnとしたときに、以下であることを特徴とす
る。 2.7<(n−1)h/λg<3.2、ただしλg=
0.525μm 〔3〕回折光学素子において、空気と接する表面に位相
差分布を発生する形状を有しており、形状の断面が略矩
形形状の周期構造であり、略矩形の高さh、構成部材の
屈折率をnとしたときに、以下であることを特徴とす
る。 3.7<(n−1)h/λg<4.2、ただしλg=
0.525μm 〔4〕回折光学素子において、空気と接する表面に位相
差分布を発生する形状を有しており、形状の断面が略矩
形形状の周期構造であり、略矩形の高さh、構成部材の
屈折率をnとしたときに、以下であることを特徴とす
る。 4.8<(n−1)h/λg<5.1、ただしλg=
0.525μm 〔5〕撮像光学装置において、上記〔1〕から〔4〕の
いずれか1項に記載の回折光学素子が光学系の光軸上に
配置されたことを特徴とする。
【0010】上記したように、本発明の波長選択性位相
格子光学的ローパスフィルタは、断面が矩形形状の周期
構造の回折格子において、矩形の高さをRおよびB信号
がG信号より大幅に位相差を発生するように所定の位相
高さとしている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
特定波長にローパス作用を行う回折光学素子について、
図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は本発明の特定波長にローパス作用を
行う回折光学素子を使用したときの実施の形態を示す図
である。
【0013】図1において、1は被写体、2はレンズ
系、3は特定波長にローパス作用を行う回折光学素子、
4はカラーフィルタ、5は像面、6は撮像素子を示して
いる。ただし、特定波長にローパス作用を行う回折光学
素子3の配置場所については、図1に示す位置に限るも
のではなく、レンズの途中あるいはレンズ系の前でも良
い。
【0014】図1に示す特定波長にローパス作用を行う
回折光学素子を図2に示す。
【0015】図2はその回折光学素子3の断面図であ
る。空気と接する回折光学素子位相差発生表面12は高
さh、周期Aの矩形形状の隆起をなし、回折光学素子構
成部材13の屈折率はnである。
【0016】n=1.5,h=3.15μmの矩形形状
回折格子の回折効率を図3に示す。
【0017】図3において、グラフ横軸は回折格子に入
射する光線の波長λ(nm)、縦軸は回折効率である。
凡例の数値はそれぞれ、回折次数である。0は、0次回
折光で、直進する光線である。±1、±2はそれぞれ±
1次回折光、±2次回折光である。±1次回折光は回折
格子によりASIN(λ/Λ)ラジアン回折する。±2
次回折光は回折格子によりASIN(2λ/Λ)ラジア
ン回折する。
【0018】ただし ASIN(X)=θはsin
(θ)=Xである。
【0019】次に、本発明の回折格子による回折光発生
について説明をする。
【0020】h:回折格子高さ、λ:波長、n:波長λ
での屈折率と定義する。
【0021】屈折率n=1.5,回折格子高さh=3.
15μmでの波長λを420〜660nmとすると、回
折格子高さによる、ある波長に対する位相差、例えば、
波長450nm,525nm、630nmでの位相差は
それぞれ3.5,3,2.5となる。
【0022】なお、実際の材料では波長で屈折率が異な
るが、ここでは説明のため一定とした。なお、実際の材
料の場合、図3のグラフは±1次回折光のピーク波長が
わずかにずれる程度のため発明の効果には影響しない。
【0023】上記波長525nmは全て0次回折光とな
るので位相差による回折光の発生はないが、波長450
nm、630nmは位相差により±1次回折光が発生す
る。各色波長について見ると、グラフでは、G(緑)
(480nm〜570nm)は主に0次回折光、B
(青)(420nm〜490nm)およびR(赤)(5
70nm〜660nm)は、主に±1次回折光が発生す
ることが分かる。ましくは498nm〜530nm)は
主に0次回折光、好ましくは467nm〜483nm)
およびR(赤)(570nm〜660nm、好ましくは
640nm〜780nm)は主に±1次回折光が発生す
ることがわかる。
【0024】したがって、この回折格子を撮像光学系に
用いると、RとBは±1次回折光による2重像により光
学的ローパス効果が発生するが、Gは0次回折光による
単一像のため、光学的ローパス効果が発生しないことが
予測できる。なお、矩形形状を台形形状を呈する略矩形
形状とすることでRとBについて±1次回折光の発生を
減らし、0次回折光の発生を増やすことで光学的ローパ
ス作用度合いを調整しても良い。
【0025】この波長選択性光学的ローパス効果の度合
は、回折発生波長と撮像素子の波長感度特性に依存す
る。ある撮像素子の波長感度特性を図4に示す。
【0026】図4の撮像素子に図3の特性の回折光学素
子を用いた場合のBおよびR素子のローパス作用度合お
よびG素子のローパス作用が無い度合いを計算する。B
およびR素子のローパス作用度合は波長に対する−1次
と+1次回折光回折効率をBおよびR素子感度重みによ
り平均することで、G素子のローパス作用が無い度合は
0次回折光回折効率をG素子感度重みにより平均するこ
とで得られる。計算によればB素子のローパス作用度合
は0.96、G素子のローパス作用が無い度合は、0.
86、R素子のローパス作用度合は0.7である。
【0027】実験によれば、B素子とR素子にローパス
作用を行い、G素子にローパス作用を行わないためには
B,G,R素子の度合値がともに0.5から1の範囲内
でなる事が望ましい。また、この条件を満たす場合を以
降、波長選択性光学的ローパス効果が得られた状態であ
る称することとする。また、この効果を得ることを目的
とする回折光学素子を波長選択性光学的ローパスフィル
タと呼ぶことにする。
【0028】また、回折格子高さhを変化させた時の、
図4の撮像素子に対する各色素子の度合値を図5に計算
した。
【0029】図5において横軸は、回折格子位相高さ
(n−1)h/λg(λg=0.525μm)、縦軸は
波長選択性光学的ローパス効果の度合(ねらいの回折が
発生する割合)を示している。凡例B、G、Rはそれぞ
れB素子、G素子、R素子の光学的ローパス効果の度合
(ねらいの回折が発生する割合)である。
【0030】波長選択性光学的ローパス効果が得られる
回折格子高さの条件は、 2.7<(n−1)h/λg<3.2 3.7<(n−1)h/λg<4.2 4.8<(n−1)h/λg<5.1 である。
【0031】上記条件を外れた場合、ねらいの回折が発
生する割合が減少するため、十分な波長選択性光学的ロ
ーパス効果が得られないこととなる。なお、矩形形状を
台形形状を呈する略矩形形状とすることでRとBについ
て±1次回折光の発生を減らし、0次回折光の発生を増
やすことで光学的ローパス作用度合いを調整しても良
い。
【0032】上記条件を満たす回折格子素子を用いた撮
像光学系のMTF特性例を図6に示す。一点鎖線で示し
た14はG素子についてのMTF(Modulatio
nTransfer Function)特性、波線で
示した15はR素子についてのMTF特性、実線で示し
た16はB素子についてのMTF特性である。また、f
cRはR素子についての遮断周波数、fcBはB素子に
ついての遮断周波数を示している。図6から分かるよう
に、G素子についての遮断周波数は十分高いのに対し、
R、B素子についての遮断周波数はほぼ等しい空間周波
数となる結果が得られた。
【0033】また、本発明の波長選択性位相格子光学的
ローパスフィルタを光学系中に用い、G成分のカットオ
フ周波数をR、Bに比べて高く設定することによって、
好適な解像度を持った撮像光学装置(撮像系)を構成す
ることができる。
【0034】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0035】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明
は、固体撮像素子の前面に所定の格子高さの回折光学素
子を配置することで、波長選択性光学的ローパス効果に
より各色素子で異なる空間周波数遮断特性を得ることが
できる。
【0036】さらに、本発明の回折光学素子を撮像光学
系に用いることで、波長選択性光学的ローパス効果によ
り好適な解像度を持った撮像光学系を構成することがで
きる。
【0037】また、本発明の波長選択性位相格子光学的
ローパスフィルタは、矩形の高さをRおよびB光信号が
G光信号より大幅に位相差を発生するように所定の高さ
としたので、R、B光信号のみで位相差が発生し、R、
B光信号のみを回折させることができるようになる。さ
らに、格子形状が矩形なので、一般的な樹脂材料(PM
MA、ポリカーボネイトなど)やガラス材料(BK7な
ど)を用いて、簡単に構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における波長選択性位相格
子光学的ローパスフィルタを光学系中に用いた例を示す
図である。
【図2】本発明の実施の形態における波長選択性位相格
子光学的ローパスフィルタの矩形形状を示す図である。
【図3】波長対0次回折光、±1次回折光、±2次回折
光の回折効率を示す図である。
【図4】ある撮像素子の波長感度特性図である。
【図5】回折格子高さhを変化させた場合の、ある撮像
素子に対する波長選択性光学的ローパス効果の度合を示
す図である。
【図6】光学的ローパス効果を満たす回折光学素子を用
いた撮像光学系のMTF特性例を示す図である。
【符号の説明】
1 被写体 2 レンズ系 3 回折光学素子 4 カラーフイルタ 5 像面 6 撮像素子 11 回折光学素子表面 12 回折光学素子位相差発生表面 13 回折光学素子構成部材 14 緑の波長帯域のMTF特性 15 赤の波長帯域のMTF特性 16 青の波長帯域のMTF特性

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気と接する表面に位相差分布を発生す
    る形状を有しており、形状の断面が略矩形形状の周期講
    造であり、略矩形の高さh、構成部材の屈折率をnとし
    たときに、以下であることを特徴とする回折光学素子。
    2.7<(n−1)h/λg<5.1、ただしλg=
    0.525μm
  2. 【請求項2】 空気と接する表面に位相差分布を発生す
    る形状を有しており、形状の断面が略矩形形状の周期構
    造であり、略矩形の高さh、構成部材の屈折率をnとし
    たときに、以下であることを特徴とする回折光学素子。
    2.7<(n−1)h/λg<3.2、ただしλg=
    0.525μm
  3. 【請求項3】 空気と接する表面に位相差分布を発生す
    る形状を有しており、形状の断面が略矩形形状の周期構
    造であり、略矩形の高さh、構成部材の屈折率をnとし
    たときに、以下であることを特徴とする回折光学素子。
    3.7<(n−1)h/λg<4.2、ただしλg=
    0.525μm
  4. 【請求項4】 空気と接する表面に位相差分布を発生す
    る形状を有しており、形状の断面が略矩形形状の周期構
    造であり、略矩形の高さh、構成部材の屈折率をnとし
    たときに、以下であることを特徴とする回折光学素子。
    4.8<(n−1)h/λg<5.1、ただしλg=
    0.525μm
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか1項に記載の
    回折光学素子が光学系の光軸上に配置されたことを特徴
    とする撮像光学装置。
JP2000046857A 2000-02-24 2000-02-24 回折光学素子及び撮像光学装置 Withdrawn JP2001235710A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2004081620A1 (ja) * 2003-03-13 2006-06-15 旭硝子株式会社 回折素子および光学装置
CN100462746C (zh) * 2005-12-02 2009-02-18 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 光学低通滤波器
JP2010171861A (ja) * 2009-01-26 2010-08-05 Ricoh Co Ltd 撮像素子及び該撮像素子を備えた画像撮像装置

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