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JP2001293370A - 吸収体及びその製造方法 - Google Patents

吸収体及びその製造方法

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Publication number
JP2001293370A
JP2001293370A JP2000112954A JP2000112954A JP2001293370A JP 2001293370 A JP2001293370 A JP 2001293370A JP 2000112954 A JP2000112954 A JP 2000112954A JP 2000112954 A JP2000112954 A JP 2000112954A JP 2001293370 A JP2001293370 A JP 2001293370A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
absorbing
acid
organic polymer
antibacterial
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000112954A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Watanabe
春夫 渡辺
Yasushi Inagaki
靖史 稲垣
Tsutomu Noguchi
勉 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000112954A priority Critical patent/JP2001293370A/ja
Publication of JP2001293370A publication Critical patent/JP2001293370A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/141Feedstock
    • Y02P20/143Feedstock the feedstock being recycled material, e.g. plastics
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Landscapes

  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Revetment (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた吸水性と、吸水した状態で優れた抗菌
性を有し、運搬時には重量及び体積が小さく、吸水時に
は水を吸って重量及び体積が増大し、外形の形状追随性
が高い吸水体、更には、土嚢として使用することができ
る吸水体を提供する。 【解決手段】 本吸水体10は、漏水、又は冠水して、
床面等に滞留する水を吸水して除去する吸水体であっ
て、綿布で作った水透過性袋状体12内に変性高分子化
合物からなる抗菌性吸水剤14を充填したものである。
吸水体は、吸水すると、膨潤する。吸水体には、抗菌性
吸水剤が充填されているので、吸水しても、微生物等が
発生して、非衛生な状態になることがない。吸水体は、
乾燥させると、再び、吸水性を回復し、吸水体として使
用できる。抗菌性吸水剤(変性高分子化合物)は、AB
S樹脂等の一般的な有機樹脂廃材を使って、酸処理及び
金属塩形成処理を施すことにより製造され、ニトリル基
と、ニトリル基の加水分解物と、置換基として付加され
た酸基の金属塩とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、漏水した、或いは
冠水した床面等に残留する水を吸水して除去する吸水体
として、また、水害時等で河川等の水位が上昇した際に
堤防を嵩上げして堤防の決壊を防止したり、或いは堤防
が決壊した際に堤防の決壊口を修復したりするのに使用
する土嚢として最適な吸水体、及び、その製造方法に関
し、更に詳細には、吸水した状態で、優れた抗菌性を有
する吸水体及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】漏水した、或いは冠水した床面や、地面
に残留する水を吸水して除く際には、吸水性を有する吸
水体を使って水を吸水、除去することが多い。従来、吸
水体は、脱脂綿やモップのように、吸水性を有する布な
どの繊維性の素材で構成されている。また、水害時等で
河川湖沼の氾濫を防ぐために、土嚢に代わるものとし
て、土嚢の機能を有する吸水体が、注目されている。
【0003】従来、土嚢は、麻袋等の丈夫な袋に土砂等
の充填物を入れて作製され、水害時等に堤防を嵩上げし
て河川、湖沼等の氾濫を防ぐために使われたり、更には
決壊した堤防の決壊口を塞ぐために使用されたりしてい
る。また、土層に穴を掘る穴堀り現場では、しばしば、
土留め等にも使用されている。土嚢は、その機能上か
ら、水圧等に抗して動かないようにするため、一定の嵩
と重量を必要とするので、体積が大きく、重量もある。
【0004】ところで、土嚢は、重量があって、しかも
体積が嵩ばるために、遠隔の地で土嚢製品として作製
し、使用現場に運ぼうとすると、車両等を用いて運ばな
ければならず、また、運搬、積み降ろし等に労力を要す
る。つまり、運搬には不向きな資材である。加えて、土
災害発生時には、人々の生命財産を水害から守るため
に、必要な時に、必要な場所に、速やかに供給する必要
がある。そこで、従来、土嚢は、災害が発生した緊急時
に必要な重要土木資材であるものの、災害発生時に、災
害発生現場付近で、必要に応じて、随時、袋に土砂を充
填した手製の土嚢が利用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の吸水体には、以下に挙げるような改善すべき点があっ
た。第1の問題は、従来の吸水体は、土嚢の機能を有す
るものも含めて、水を吸水した状態になると、抗菌性に
乏しく、吸水したの状態のままで放置すると、微生物が
繁殖して、不衛生であるということである。第2の問題
は、漏水した水等を吸水、除去するために、従来から使
われている繊維性素材を使った吸水体は、吸水性が低
く、少量の水を吸水するためにも、かなりの量の吸水体
が必要であるという問題である。
【0006】第3の問題は、吸水体を土嚢として使用す
る場合、土嚢は、重量があって、しかも嵩張るという理
由から、上述のように、従来、災害発生時に災害発生現
場付近で人の手で作製されているという問題である。こ
れでは、生産効率が極めて低く、災害発生の緊急時に必
要数の土嚢を充足できないという問題があった。即ち、
土嚢は、水害時等の緊急時に住民の生命、財産を守るた
めに必要な資材であって、その作製が、容易で、速やか
に充当できることが重要である。従って、手製の土嚢に
代わって、緊急時に速やかに使用できるように、重量及
び体積が小さく、運搬し易い製品化された土嚢であっ
て、しかも、使用時には、重量及び体積が増加する土嚢
が求められている。
【0007】第4の問題は、従来の吸水体は、一旦、吸
水した吸水体を乾燥させても、再使用が難しいというこ
とである。第5の問題は、従来の吸水体、特に繊維性素
材を使った吸水体は、廃材を利用することが難しく、リ
サイクル品ではないので、地球資源を有効利用していな
いことである。
【0008】そこで、本発明は、優れた吸水性と、吸水
した状態で優れた抗菌性を有し、しかも、運搬時には、
重量及び体積が小さく、使用時には、水を吸って重量及
び体積が増大し、外形の形状追随性が高い吸水体、更に
は、土嚢として使用することができる吸水体を提供する
ことを目的としている。更に、本発明は、吸水した吸水
体を乾燥させることにより、繰り返し使用できる吸水
体、更には、処理に困っている廃棄物から回収した有機
高分子廃材及び無機質固形物廃材を利用することによ
り、地球環境の維持に貢献できる吸水体を提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る吸水体は、アクリロニトリルと、スチ
レン及び/又は共役ジエンの1種類以上とを含有する有
機高分子材を原料とした変性高分子化合物からなる抗菌
性吸水剤を水透過性袋状体内に有する吸水体であって、
変性高分子化合物が、置換基として付加された酸基の金
属塩を有することを特徴としている。
【0010】本発明に係る吸水体の製造方法は、アクリ
ロニトリルと、スチレン及び/又は共役ジエンの1種類
以上とを含有する有機高分子材を原料とした変性高分子
化合物からなる抗菌性吸水剤を水透過性袋状体内に有す
る吸水体の製造方法であって、有機高分子材と酸とを反
応させて有機高分子材に置換基として酸基を付加する酸
処理工程と、酸処理工程を経た有機高分子材と金属塩と
を反応させて、酸基の金属塩を形成する金属処理工程と
を備えていることを特徴としている。
【0011】本発明では、変性高分子化合物が、未反応
のニトリル基を有することにより、吸水させたとき、水
に対する不溶性が向上し、かつゲル強度が高められる。
また、ニトリル基の加水反応生成基によって吸水性が向
上し、また、スチレン及び/又は共役ジエンに置換基と
して付加された酸基の金属塩によって、優れた抗菌性及
び吸水性が付与される。
【0012】本発明では、抗菌性吸水剤、つまり抗菌性
変性高分子化合物を必要要件とするが、抗菌性変性高分
子化合物と、単に吸水性のみを有する別の吸水剤とを併
用することができる。別の吸水剤として、公知の吸水性
材料が使用できるが、本発明の目的の一つである有機高
分子材の廃材の有効活用を図るために、廃材から回収さ
れた、アクリロニトリルと、スチレン及び/又は共役ジ
エンの1種類以上とを含有する有機高分子材を原料と
し、かつ酸処理により置換基として付加されたイオン基
を有する別の吸水剤を併用することが好ましい。
【0013】本発明では、以上の構成により、運搬時
は、重量、体積が小さく、使用時には、水を吸って重量
及び体積が著しく増大し、かつ外形の形状追随性に優れ
た吸水体、或いは土嚢として使用できる吸水体を実現し
ている。また、抗菌性吸水剤を使用しているので、吸水
した状態で、微生物の寄生を防止することができる。従
って、腐敗臭が生じたり、菌体の発生、繁殖に伴う呈
色、菌体による「ぬめり」の発生等の非衛生な状態にな
ることを防止し、また、吸水体表面及び内部の変質を防
止することができる。また、吸水体が変質しないので、
吸水した吸水体を乾燥させることにより、繰り返し使用
が可能となる。更には、処理に困っていた有機高分子化
合物の廃材、無機質固形物廃材を利用して、再資源化す
ることにより、地球環境の維持に貢献することができ
る。
【0014】抗菌性吸水剤の原料 抗菌性吸水剤を構成する変性高分子化合物の出発材料
は、アクリロニトリルと、スチレン及び/又は共役ジエ
ンの1種類以上とを含有する有機高分子材である。有機
高分子材は、アクリロニトリル単位を5モル%以上80
モル%以下、好ましくは10モル%以上60モル%以
下、更に好ましくは20モル%以上50モル%以下の範
囲で含有しているものが望ましい。アクリロニトリル単
位の含有量が、5モル%未満であると酸処理した際に水
溶性を示し、水に対する不溶性を備えた抗菌性吸水剤を
形成することが難しくなる。逆に、80モル%を超える
と、有機高分子材が硬くなり、小片に粉砕するのが困難
になったり、有機高分子材中のスチレン及び共役ジエン
の少なくとも一方の含有量が少なくなり、イオン基(酸
基)の導入率も低下するので、優れた抗菌性を付与する
ことが難しくなる。
【0015】逆に言えば、本発明では、有機高分子材の
アクリロニトリル以外の構成単位として、酸処理を行っ
て、イオン性の酸基を置換基として有機高分子材中に導
入するために、スチレン及び/又は共役ジエンの少なく
とも1種類以上が必要である。酸基は、変性高分子化合
物の吸水性、特に電解質水溶液に対する吸水性を向上さ
せ、更に、抗菌性を付与する金属イオンを担持するサイ
トとなる。スチレン及び/又は共役ジエンの少なくとも
1種類以上の含有量は、20モル%以上95モル%以
下、好ましくは40モル%以上85モル%以下、さらに
好ましくは50モル%以上80モル%以下の範囲で含有
しているものが望ましい。共役ジエンは、例えばブタジ
エン、イソプレン等である。
【0016】また、アクリロニトリルと、スチレン及び
/又は共役ジエンとが、所定量含有されていれば、更
に、別の構成単位が有機高分子材、又は有機高分子材の
廃材中に含有されていても良い。これら別の構成単位と
しては、無水マレイン酸、無水イタコン酸、α−メチル
スチレン、アクリルアミド、メタアクリルアミド、アク
リル酸、及びアクリル酸エステル(炭素数:1以上10
以下の飽和及び不飽和炭化水素)、メタアクリル酸及び
メタアクリル酸エステル(炭素数:1以上10以下の飽
和及び不飽和炭化水素)、酢酸ビニル、塩化ビニル、エ
チレン、プロピレン、ブチレン、ビニルピロリドン、ビ
ニルピリジン等を挙げることができる。
【0017】変性高分子化合物の出発原料である有機高
分子材の分子量は、重量平均分子量(Mw)で、1,0
00以上20,000,000以下、更には、10,0
00以上1,000,000以下の範囲が一般的であ
る。重量平均分子量が1,000未満であると、酸処理
した際に水溶性を示すところとなり、水に対して不溶性
の吸水剤を得ることが出来なくなる。逆に、重量平均分
子量が20,000,000より高いと、酸処理した際
の反応速度が遅くなるので、経済性で劣り、実用的では
ない。
【0018】アクリロニトリルと、スチレン及び共役ジ
エンの少なくとも一方とを含有する有機高分子材とし
て、ABS樹脂(アクリロニトリル−ブタジェン−スチ
レン樹脂)、SAN樹脂(スチレン−アクリロニトリル
樹脂)、ASA樹脂(アクリロニトリル−スチレン−ア
クリレート樹脂)、ACS樹脂(アクリロニトリル−塩
素化ポリエチレン−スチレン樹脂)等の樹脂系高分子材
を好適に使用することができる。更には、NBR(アク
リロニトリル−ブタジエンゴム)等のゴム系高分子材を
好適に使用することができる。
【0019】有機高分子材は、新たに製造されたバージ
ンぺレットであっても良いし、樹脂の生産工程、或いは
成形品の成形工程で発生した排出品(半端品)や、特定
用途向けに成形され、使用された使用済廃材であっても
良い。使用済廃材とは、例えば電気製品や自動車等に使
用された筐体、各種部品、またはチューブやホース、各
種緩衝材等の廃材を言う。排出源としては、工場、販売
店、家庭等のいずれであっても良いが、家庭等からの一
般廃棄物よりは、工場や販売店等から回収されたものの
方が比較的組成が揃ったものが多いので、より望まし
い。
【0020】また、有機高分子材は、他の樹脂とのアロ
イ物であっても良く、着色顔料、着色塗料、安定剤、難
燃材、可塑剤、充填剤、その他の補助剤等の添加剤を含
んだ廃材であっても良い。また、使用済み廃材とバージ
ン材料との混合物であっても良い。
【0021】有機高分子材とアロイ物を作る混合可能な
他の樹脂としては、酸処理を阻害しない樹脂であること
が望ましく、例えば、ポリフェニレンエーテル、ポリカ
ーボネート、ポリフェニレンスルフィド、ポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリア
ミド(ナイロン)、ポリエステル等をその例として挙げ
ることができる。なお、混合用の樹脂は、有機高分子材
に対して60重量%以下の含有率で混合されることが望
ましい。それは、これらの樹脂の含有量が多くなると、
酸処理際の反応が阻害されることになるからである。
【0022】有機高分子材の前処理 有機高分子材を酸処理する前には、先ず、有機高分子材
を3.5メッシュ以下の小片に破砕することが望まし
い。3.5メッシュより大きなサイズになると、酸処理
反応に与かる有機高分子材の単位体積当たりの表面積が
小さくなって、酸処理され難くなるため、反応時間が長
くなり、実用的でない。また、抗菌性吸水剤の吸水性が
大幅に低下することにもなるからである。小片にする破
砕方法には、以下の方法がある。第1の破砕方法は、粉
砕機を使って粉砕し、次いで篩分けする方法である。有
機高分子材がゴム成分を含んでいる場合には、凍結処理
後に、この方法を使って粉砕するのが好適である。第2
の破砕方法は、加熱溶融し、次いで微少なビーズ状にペ
レタイズする方法である。
【0023】有機高分子材の無機添加物 有機高分子材中に、無機添加物としてカーボンブラック
又は酸化チタンが含有されていると、酸処理が促進され
るため、吸水剤の抗菌効果及び吸水効果が向上する。そ
れは、酸処理の反応時に、無機顔料の周辺が酸処理され
て、無機顔料が容易に有機高分子材から外れるので、有
機高分子材の表面がポーラス状の表面になって、酸が有
機高分子材内に浸透し易くなるからである。
【0024】カーボンブラック、酸化チタンは、元々、
有機高分子材中に含まれているものであっても良いし、
または、別途、有機高分子材に添加、混合しても良い。
尚、有機高分子材を変性高分子樹脂に転化して得た吸水
性有機高分子樹脂の抗菌性、吸水性能向上の点では、元
来、カーボンブラック、酸化チタンを含んだ有機高分子
材を使用する方が、カーボンブラック、酸化チタン等が
均一一様に分散しているので、望ましい。カーボンブラ
ック、酸化チタンは、プラスチックの着色剤、補強剤、
電気伝導性付与剤として一般に用いられているもので良
い。有機高分子材中に含まれるカーボンブラック、酸化
チタンの無機物の含有量は、有機高分子材の乾燥重量に
対して0.01重量%以上20重量%以下で、好ましく
は、0.05重量%以上10重量%以下の範囲である。
【0025】カーボンブラックは、チャンネル法、ファ
ーネス法、サーマル法のいずれの方法によって製造され
たものでも良く、それぞれを単独又は複数方法の併用で
製造されたものでも良い。なお、カーボンブラックの平
均粒子径は、0.005μm以上100μm以下、好ま
しくは0.01μm以上10μm以下である。
【0026】酸化チタンは、ルチル型、アナターゼ型、
超微粒子チタンのいずれのタイプでも良く、それぞれを
単独又は複数併用で用いても良い。なお、酸化チタンの
平均粒子径としては、0.01μm以上50μm以下、
好ましくは、0.05μm以上10μm以下の範囲であ
る。
【0027】製造方法の処理工程 本発明では、有機高分子材を酸処理し、それに引き続く
塩の形成反応により、有機高分子材を抗菌性吸水剤に転
換させることができる。すなわち、酸処理により、有機
高分子材中のアクリロニトリルの一部は加水反応によっ
て加水反応生成基を生成し、一方、スチレンや共役ジエ
ンには酸基が導入される。次いで、金属塩の水溶液等と
接触させて塩形成処理を行うことにより、導入された酸
基を、例えば、銀、銅、亜鉛を主体にした金属塩にする
ことができる。
【0028】有機高分子材の酸処理 本発明の酸処理工程で使用する酸は、無機酸が好適であ
る。無機酸の仕込み量としては、酸処理に供する有機高
分子材の重量に対して1倍以上500倍以下、好ましく
は10倍以上200倍以下の範囲である。無機酸の添加
量が、1倍未満であると、スチレンや共役ジエンのイオ
ン基の導入率やアクリロニトリル基の加水反応率が低下
する。その結果、抗菌性を付与す銀、銅、亜鉛等の金属
の担持サイトである酸基の生成率が低下するとともに、
これらの塩形成が阻害される。逆に、無機酸の添加量
が、500倍より多いと、過剰分の無機酸を中和するこ
とが必要となり、経済的にも、作業時間的にも不利とな
る。
【0029】酸処理で使用する無機酸 酸処理で使用する無機酸としては、濃硫酸、無水硫酸、
発煙硫酸、クロルスルホン酸等のスルホン化剤、及び、
硝酸、発煙硝酸、燐酸、塩化燐、酸化燐等が挙げられ
る。これらの中では、濃硫酸、無水硫酸、発煙硫酸、ク
ロルスルホン酸が好ましく、特に、濃度70重量%以上
の濃硫酸が好ましい。
【0030】無機酸は、それぞれ、単独で使用しても良
いし、2種類以上の酸を併用しても良い。併用する場合
は、混合しても良いし、逐次、添加しても良い。例え
ば、有機高分子材を、最初、濃硫酸で処理し、次に、無
水硫酸を添加して反応を完結させることにより、水系中
で、形状安定性が高く、優れた抗菌性と、高い吸水性を
有する変性高分子化合物、即ち吸水剤を得ることが出来
る。これは、濃硫酸の処理により、先ず、主に有機高分
子材中のニトリル部分が加水反応によって加水反応生成
基を生成し、次に、無水硫酸で処理することにより、ス
チレンや共役ジエンが強制的にスルホン架橋されるの
で、架橋度の高いゲルが得られるからである。
【0031】有機溶媒を用いた酸処理反応系 酸処理は、無機酸中で行っても良いが、有機溶媒を用い
た反応系で行っても良い。反応系として使用可能な有機
溶媒としては、C1 又はC2 の脂肪族ハロゲン化炭化水
素(好ましくは1,2−ジクロロエタン、クロロホル
ム、ジクロロメタン、1,1−ジクロロエタン)、又
は、脂肪族環状炭化水素(好ましくは、シクロヘキサ
ン、メチルシクロヘキサン、シクロペタン)を用いる。
また、ニトロメタン、ニトロベンゼン、二酸化イオウ、
炭素数が1以上7以下のパラフィン系炭化水素、アセト
ニトリル、二硫化炭素、テトラヒドロフラン、テトラヒ
ドロピラン、1,2−ジメトキシエタン、アセトン、メ
チルエチルケトン、チオフェン等が挙げられる。好まし
くは、C1 又はC2 の脂肪族ハロゲン化炭化水素、脂肪
族環状炭化水素、ニトロメタン、ニトロベンゼン、二酸
化イオウである。
【0032】これらの溶媒は、そのものを単体で用いて
も良いし、複数の種類を混合して用いても良い。上記し
た溶媒同士での混合においては、その混合比率は、特
に、制限は無い。これら有機溶媒は、有機高分子材の重
量に対して200倍未満が好適である。有機溶媒の添加
量が200倍以上になると、酸処理の反応率が低くなる
と共に、有機溶媒の費用が嵩み、経済的にも不利とな
る。
【0033】なお、酸処理の際には、必要に応じてルイ
ス塩基を用いても良い。ルイス塩基としては、トリエチ
ルフォスフェート、トリメチルフォスフェート等のアル
キルフォスフェート、ジオキサン、無水酢酸、酢酸エチ
ル、パルミチン酸エチル、ジエチルエーテル、ジオキサ
ン等が挙げられる。
【0034】酸処理の条件 酸処理によりスチレンまたは共役ジエンユニットに導入
される酸基としては、スルホン酸、−PO(OH)2
−CH2 PO(OH)2 を好適な例とし挙げることが出
来る。なお、これらの酸基の中では、スルホン酸基が好
ましい。酸基としてスルホン酸基を導入する場合は、有
機高分子材と濃硫酸、無水硫酸、発煙硫酸、クロルスル
ホン酸等のスルホン化剤とを、そのまま、又は有機溶媒
中で反応させることにより、導入することが出来る。ま
た、−PO(OH)2 基を導入するには、有機溶媒中に
三酸化燐を添加し、さらに加水反応させることにより可
能となる。これらの酸基は、単独でも良いし、2種類以
上該有機高分子材に導入されていても良い。
【0035】抗菌性吸水剤として抗菌性及び吸水性の性
能を満足させるには、有機高分子材中に含有されるイオ
ン基(酸基)の量は、全ユニットに対して5モル%以上
95モル%以下、好ましくは10モル%以上70モル%
以下である。酸基の導入率が95モル%より多くなる
と、有機高分子材の酸処理物が水溶性を示してしまい形
状安定性の高い抗菌性吸水剤を製造することが難しい。
逆に、酸基の導入率が5モル%未満になると、透水性・
吸水性(特に電解質水溶液に対して)が低下し、これに
続く塩形成、例えば、銀、銅、亜鉛のイオン交換処理が
進まず、優れた抗菌性を示すことが難しい。
【0036】以下の反応温度及び反応時間の条件で酸処
理を行うことにより、有機高分子材に上述の所定量のイ
オン基(酸基)を導入することができる。酸処理の反応
温度は、有機溶媒の使用の有無で大きく異なるが、概ね
0℃以上200℃以下、好ましくは30℃以上120℃
以下である。反応温度が0℃より低いと、反応速度が遅
くなって実用的でなくなると共に、良好な透水性・吸水
性を有する吸水剤を得ることができない。また、200
℃を越えて高いと、有機高分子材の分子鎖が、熱分解に
よって切断され易くなり、水に対する不溶性が低下す
る。反応時間は、反応温度によって大きく異なるが、概
ね1分間以上40時間以下、好ましくは5分間以上2時
間以下である。反応時間が短過ぎると、反応が充分に進
行しない。逆に、反応時間が長すぎると、生産効率が悪
くなる。
【0037】尚、上述の酸処理で一度使用した無機酸や
有機溶媒は、反応終了後に回収してそのまま、又は抜き
取りや蒸留等の方法により回収して、再度、反応に使用
しても良い。
【0038】本発明では、有機高分子材に上述のような
酸処理を施すことにより、スチレン及び/又は共役ジエ
ンユニットに置換基として酸基が導入され、一方、アク
リロニトリルユニットは加水反応によって加水反応生成
基を生成し、アミド化して親水性の高分子化合物に改質
される。
【0039】塩形成処理 次いで、本発明では、スチレン及び/又は共役ジエンユ
ニットに置換基として導入された酸基を、例えば、銀、
銅、亜鉛を主成分としたカチオンで中和して塩にするこ
とにより、有機高分子材を抗菌性吸水剤に転換させるこ
とができる。酸基の金属塩を形成する際には、先ず、フ
ィルター等で酸処理反応系の反応生成物を濾過し、多量
の水で洗浄してから、銀、銅、亜鉛の金属塩を添加する
方法でも、また、銀、銅、亜鉛の金属塩の水溶液に酸処
理反応系をそのまま加える方法でも良い。なお、上述の
銀、銅、亜鉛の金属塩以外の有機又は無機の塩、更には
水酸化物を併用することができる。これらの塩又は水酸
化物としては、アンモニウム、ナトリウム、リチウム、
カリウム等のアルカリ金属、マグネシウム、カルシウム
等のアルカリ土類金属、アルミニウム、チタニウム、ゲ
ルマニウム、スズ、鉄等の金属の水酸化物、炭酸塩、酢
酸塩、硫酸塩、リン酸塩、有機酸塩等の化合物が例とし
て挙げられる。
【0040】以上の工程を経て得られた反応生成物は、
ゲル状の物質であって、この後、天日乾燥、加熱乾燥、
減圧乾燥、又は遠心脱水、プレス脱水等の処理を行い、
求める抗菌性吸水剤を得ることが出来る。
【0041】以上に示した処理方法により、ニトリル基
と同加水反応生成基、及び、塩になった酸基を有する抗
菌材料を得ることが出来る。このものは、未反応のニト
リル基を有することにより非水溶性とゲル強度の向上が
図られ、また、同ニトリル基の加水反応生成基と塩にな
った酸基により吸水性が高められ、水に対してゲル化す
ることになる。
【0042】抗菌性吸水剤に混合する吸水剤 本発明に係る吸水体は、抗菌性変性高分子(抗菌性吸水
剤)を有することが必須要件であるが、更に、吸水剤と
して、抗菌性吸水剤と、単に吸水性のみを有する吸水剤
とを併用することができる。単に吸水性のみを有する吸
水剤として、公知の吸水性材料を使用することもできる
が、好適には、アクリロニトリルと、スチレン及び/又
は共役ジエンを含有する有機高分子材、又は同使用済み
廃材を利用して、本発明の目的の一つである地球資源の
有効利用を実現するようにすることが望ましい。
【0043】アクリロニトリルと、スチレン及び/又は
共役ジエンの1種類以上とを含有する有機高分子材、又
は同使用済み廃材を使って吸水性のみを有する吸水剤を
製造するには、上述の酸処理と同様の条件で酸処理を有
機高分子材に施して得た吸水剤でも良く。また、引き続
く塩形成工程で、銀、銅、亜鉛以外の塩を形成させるよ
うにしても良い。
【0044】抗菌性吸水剤に混合する別の抗菌剤 さらに、無機系抗菌材料、有機系天然物抽出系抗菌材
料、有機系合成抗菌材料等の公知の抗菌材料を適宜併用
することができる。これらの無機系抗菌材料としては、
次亜塩素ナトリウムで代表される塩素化合物、過酸化水
素で代表される過酸化物、硼酸、硼酸ナトリウムで代表
される硼酸化合物、硫酸銅で代表される銅化合物、硫酸
亜鉛、塩化亜鉛で代表される亜鉛化合物、硫黄、多硫化
石灰、水和硫黄で代表される硫黄系物、酸化カルシウム
で代表されるカルシウム化合物、チオスルファイト銀錯
塩、硝酸銀で代表される銀化合物、その他、沃素、シリ
コフルオリドナトリウムなどが挙げられる。
【0045】有機系天然物抽出系抗菌材料としては、ヒ
ノキチオール、孟宗竹エキス、クレオソート油、などが
挙げられる。
【0046】有機系脂肪族化合物抗菌材料としては、ト
リブチルスズオキシドで代表される有機錫化合物、ナフ
テン酸銅で代表されるシクロペンタン誘導体、臭化メチ
ルで代表されるハロゲン化合物、エチルアルコール、イ
ソプピルアルコールで代表される一価アルコール化合
物、2−ブロム−2−ニトロ−1,3−プロパンジオー
ルで代表される二価アルコール化合物、ホルムアルデヒ
ド、グルタルアルデヒドで代表される飽和アルデヒド、
ソルビン酸、ソルビン酸カリウムで代表されるカルボン
酸化合物がある。
【0047】更に、エチレンオキシド、プロピオンオキ
シドで代表されるエーテル化合物、ベータオキシプロピ
オラクトンで代表されるラクトン化合物、3−トリメト
キシシリルプロピルジメチルオクタデシルアンモニウム
クロライドで代表される第4級アンモニウム塩化合物、
ジ(オクチルアミノエチル)グリシン塩酸塩で代表され
るアミノ酸誘導体、ラウリル硫酸ナトリウムで代表され
るスルホン酸化合物、酢酸ビスデカリニウムで代表され
るヒドロキサム酸化合物がある。
【0048】更に、塩素化イソシアヌール酸で代表され
るシアヌール酸化合物、イソシアン酸メチルで代表され
るシアン酸化合物、ビス(トリクロルメチル)スルホン
で代表されるスルホン化合物、ポリヘキサメチレンビグ
アニジン塩酸塩で代表されるグアニジン化合物、1,3
−ジクロロ−5,5−ジメチルヒダントインで代表され
るヒダントイン化合物、5−オキシ−3,4−ジクロロ
−1,2−ジチオールで代表されるジチオール化合物、
メチルアルシン酸鉄で代表されるアルシン化合物、アル
ミニウムトリス(エチルホスフェート)で代表される燐
酸エステル化合物、チオカルバミド化合物、などが挙げ
られる。
【0049】有機系芳香族化合物抗菌材料としては、ビ
ス(4−ニトロフェニル)カーボネートで代表されるカ
ーボネート化合物、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼ
トニウムで代表される第4級アンモニウム塩化合物、
2,6−ジクロロ−4−ニトロアニリンで代表されるモ
ノアミン化合物、ニトロエチルベンジルエチレンジアミ
ンカリウムで代表されるジアミン化合物、N−ニトロソ
−N−シクロヘキシルヒドロキシルアミンアルミニウム
で代表されるヒドロキシルアミン化合物、ジヒドロメチ
ルオキサチンカルボキサニリドジオキシドで代表される
アニリド化合物、2−(4−チアゾリル)ベンズイミダ
ゾールで代表されるイミダゾール化合物、5−メチル−
1,2,4−トリアゾロ−3,4−ベンゾチアゾールで
代表されるベンゾチアゾール化合物がある。
【0050】更に、2,4−ジクロロ−6−クロルアニ
リノ−1,3,5−トリアジンで代表されるトリアジン
化合物、塩酸クロルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキ
シジンで代表されるグアニジン化合物、セチルピリジニ
ウムクロライドで代表されるピリジン化合物、ジメチル
ピラゾリルヒドロキシフェニルピリミジンで代表される
ピリミジン化合物、2,2L−メチレンビス−3,4,
6−トリクロルフェノールで代表されるハロゲノベンゼ
ン化合物、ヒドロキシノニルベンゼンスルホン酸銅で代
表されるベンゼンスルホン酸化合物、安息香酸で代表さ
れるベンゼンカルボン酸化合物、チメロサールで代表さ
れるメルカプトカルボン酸化合物、オキシ安息香酸エチ
ルで代表されるヒドロキシカルボン酸化合物がある。
【0051】更に、また、フェノール、クレゾールで代
表される一価フェノール化合物、レゾルシノールで代表
される二価フェノール化合物、フェノキシエタノールで
代表されるフェノキシエーテル化合物、ペンタクロルフ
ェニルラウレートで代表されるフェノールエステル化合
物、トリフェニルスズオキサイドで代表されるフェニル
化合物、ジフェニールで代表されるビフェニル化合物、
ベータナフトールで代表される一価ナフトール、モノク
ロルナフタリンで代表されるナフタリン化合物、ドデシ
ルイソキノリニウムブロマイドで代表されるイソキノリ
ン化合物がある。
【0052】更に、その他、ニトリル化合物、イソチア
ゾール化合物、チアジアゾール化合物、ハロゲノフェノ
ール化合物、ピロール化合物、キノン化合物、キノリン
化合物、有機燐酸エステル化合物などが挙げられる。
【0053】吸水体の水透過性袋状体 本発明に係る吸水体で使用する水透過性袋状体は、水透
過性である限り、その種類、形態等には制約はなく、素
材としては、例えば天然繊維、合成繊維の布を用いるこ
とができる。天然繊維としては、棉、麻、絹などを例示
できる。合成繊維としては、ポリアミド、ポリイミド、
ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレンなどを例
示できる。これら繊維を単独あるいは混合して布に編み
上げたものが好ましい。尚、不織布であってもよい。ま
た、表裏を細孔で貫通したフィルム状体で形成したもの
であってもよい。
【0054】以上のような構成により、乾燥時は、重
量、体積が小さく、使い勝手が良い、抗菌性吸水剤、更
には非抗菌性吸水剤を有する吸水体を実現している。ま
た、吸水時には、水を吸って重量及び体積が増加し、か
つ外形の形状追随性の高いので、本発明に係る吸水体
は、土嚢としても機能する。又、廃棄物として処理に困
っていた高分子廃材、あるいは、無機質固形廃材を再資
源化利用することにより、地球環境の維持に貢献するこ
とができる。
【0055】土嚢として用いる吸水体に入れる固形物 本発明の好適な実施態様の吸水体では、吸水剤に加え
て、粒径0.01mm以上100mm以下で比重1以上
の固形物を水透過性袋状体に混合しても良い。固形物の
含有率は、好ましくは、吸水剤の乾燥重量の1重量%以
上99重量%以下である。
【0056】本発明に係る吸水体で、吸水剤と混合でき
る固形物は、自然界から採取又は採掘した、礫、小石、
砂等を含む鉱物、廃棄物、更には廃棄物を結着形成した
ものが挙げられる。更には、固形物は、磁性を有する廃
棄物でも良い。固形物の素材としては、金属、セラミク
ス、ガラス、又は、これらを相互に結着形成したものが
挙げられる。結着する際の結着剤には、高分子材料から
なる結着剤、例えばエポキシ樹脂系接着剤を用いること
ができる。
【0057】更に、本発明に係る吸水体では、固形物と
して、磁性を有するものを用いることができる。磁性を
有するものとしては、フェリ磁性、フェロ磁性、寄生磁
性を有するものが挙げられる。固形物の磁性により、移
動輸送の際、吸水体が磁力により相互に吸引し合うの
で、クレーン等による取扱いが容易になる。又、磁性に
より、吸水体を識別することが可能となる。磁性を有す
る固形物としてフェロ磁性体を使用するときには、例え
ば、鉄、ニッケル、コバルト、これらの合金、或いはこ
れらを含有する合金、更には、遷移金属ならびにその合
金、更には、希土類元素を含有した合金を挙げることが
できる。さらに、フェリ磁性体としては、マグネタイ
ト、マグヘマイト、マンガン亜鉛フェライト、マンガン
ニッケルフェライト、バリウムフェライト、ストロンチ
ウムフェライトなどがある。
【0058】これら磁性体は、比重が一般の無機系素材
に比較して大きいので、土嚢として使用する際の吸水体
の重量を高めることができる。また、これら磁性体は、
電子機器の解体処理において処理し難い廃材であり、そ
の有効活用の観点からも有益である。
【0059】
【発明の実施の形態】以下に、実施形態例を挙げ、添付
図面を参照して、本発明の実施の形態を具体的かつ詳細
に説明する。吸水体の実施形態例1 本実施形態例は、本発明に係る吸水体の実施形態の一例
であって、図1(a)は本実施形態例の吸水体の構成を
示す断面図、及び図1(b)は吸水して膨潤した状態の
本実施形態例の吸水体を示す断面図である。本実施形態
例の吸水体10は、漏水、又は冠水して、床面等に滞留
する水を吸水して除去する吸水体であって、図1(a)
に示すように、綿布で作った水透過性袋状体12内に上
述の変性高分子化合物からなる抗菌性吸水剤14を充填
したものである。吸水体10は、吸水すると、図1
(b)に示すように、膨潤する。吸水体10には、抗菌
性吸水剤14が充填されているので、吸水しても、微生
物等が発生して非衛生な状態になるようなことがない。
よって、吸水体10は、乾燥させると、再び、吸水性を
回復し、吸水体として使用できる。また、抗菌性吸水剤
を5重量部以上充填する限り、非抗菌性の吸水剤を混合
した吸水体であっても、抗菌性を示す。
【0060】吸水体の実施形態例2 本実施形態例は、本発明に係る吸水体を土嚢に適用した
実施形態の一例であって、図2(a)は本実施形態例の
吸水体の構成を示す断面図、及び図2(b)は吸水して
膨潤した状態の本実施形態例の吸水体を示す断面図であ
る。本実施形態例の吸水体20は、土嚢として使用する
吸水体であって、図2(a)に示すように、麻布で作っ
た水透過性袋状体22内に上述の変性高分子化合物から
なる抗菌性吸水剤24と比重1以上の固形物26とを充
填したものである。固形物26は、粒径2mm以上10
mm以下のマンガンニッケルフェライト系の粒状固形物
である。
【0061】本実施形態例の吸水体20は、輸送時は、
図2(a)に示すように、軽量で嵩ばらず、しかも、使
用時には、図2(b)に示すように、抗菌性吸水剤24
が吸水して膨潤し、重量及び体積が増えるので、土嚢の
機能を果たす。また、吸水体20は、抗菌性吸水剤24
を充填しているので、吸水しても、微生物等が発生して
非衛生な状態になるようなことがない。よって、吸水体
20は、乾燥させると、再び、吸水性を回復し、吸水体
として使用できる。更には、移動輸送の際、吸水体20
がマンガンニッケルフェライト系固形物26の磁力によ
り相互に吸引し合うので、、クレーン等による取扱いが
容易になる。又、磁性により、吸水体を識別することが
可能となる。
【0062】実験例 ここで、本発明に係る吸水体を評価するために、実験例
試料及び比較例試料としてそれぞれ吸水体を実際に作製
し、相互に比較しつつ、評価試験を行った。但し、本発
明は、以下の実験例によって限定されるものでない。実験例1 本実験例では、吸水体の吸水剤として、先ず、以下に述
べるようにして、抗菌性吸水剤及び非抗菌性吸水剤をそ
れぞれ製造した。一方、吸水剤を充填する水透過性袋状
体として、厚めの棉布の袋を作製した。次いで、非抗菌
性吸水剤の95重量部と抗菌性吸水剤の5重量部を袋に
入れて、実験例1試料の吸水体とした。また、非抗菌性
吸水剤の100重量部を袋に入れて、比較例1試料の吸
水体とした。続いて、実験例1試料の吸水体と、比較例
1試料の吸水体とを、ビル屋上の溜まり水に浸した。両
者共に、吸水体中の吸水剤の15000重量部以上の水
分を吸って膨潤した。双方の吸水体を、そのまま、快晴
の天候下に放置することにより、ほぼ同等に乾燥させ、
体積を減少させた。そして、ビル屋上にそのまま放置す
ることにより、雨天に降った雨水を吸水して膨潤する現
象と、自然乾燥により体積が減少する現象を繰り返させ
た。
【0063】この結果、比較例1試料の吸水体の表面に
緑色の下等植物が一面に発生又は付着し、腐臭の放出が
確認されたのに対し、実験例1試料の吸水体では、この
ような現象は認められなかった。
【0064】実験例1の抗菌性吸水剤 実験例1では、抗菌性吸水剤の原料として、8mmカセ
ットテープ・ガードパネルの透明部から回収したSAN
樹脂廃材を使い、シュレッダーにより粉砕して16メッ
シュから32メッシュの分級物に粉砕加工した。SAN
樹脂廃材の組成は、60モル%のスチレンと、40モル
%のアクリロニトリルであった。
【0065】そして、濃度96重量%の濃硫酸の30重
量部中にSAN樹脂廃材の1重量部を加え、温度80℃
で20分間保持し、酸処理反応させた。反応終了後、反
応系をグラスフィルタで濾過し、反応系中の固形物を分
離し、水洗した。次いで、50重量部の1規定の水酸化
ナトリウム溶液で中和し、更に十分な量の水で水洗し
た。濾過して得た濾過ケーキを1000重量部の純水に
分散し、更に硫酸銅五水和物の1.0M水溶液を10重
量部加え、十分に撹拌した後、水洗し、濾過して、固形
物を得た。得た固形物を循風乾燥器にて温度100℃で
3時間乾燥を行った。以上の処理によって、抗菌性吸水
剤として褐色の固形物を得た。この固形物中のスルホン
酸基は、全モノマーユニット中の36モル%であった。
また、銅の含有量は、スルホン酸基とのモル比で、0.
91であった。
【0066】実験例1の非抗菌性吸水剤 実験例1では、非抗菌性吸水剤の原料として、8mmカ
セットテープ・ガードパネルの黒色部分から回収したA
BS樹脂廃材を使い、先ず、冷凍シュレッダーにより粉
砕して16メッシュから32メッシュの分級物に粉砕加
工した。ABS樹脂廃材は、組成が52モル%のスチレ
ンと、28モル%のアクリロニトリルと、20モル%の
ブタジェンであり、更に、2重量%のカーボンブラック
を含んでいた。
【0067】そして、濃度96重量%の濃硫酸の30重
量部中にABS樹脂廃材の1重量部を加え、温度80℃
で20分間保持し、酸処理反応させた。反応終了後、反
応系をグラスフィルタで濾過し、反応系中の固形物を分
離し、水洗した。次いで、50重量部の1規定の水酸化
ナトリウム溶液で中和し、更に十分な量の水で水洗し
た。そして、濾液のpHが8以下になったところで固形
物を濾過、分離し、得た固形物を循風乾燥器にて温度1
05℃で2時間乾燥を行った。
【0068】以上の処理によって、非抗菌性吸水剤とし
て黒色の固形物を得た。硫黄の元素分析結果より、吸水
剤中のスルホン酸基は、全モノマーユニット中の33モ
ル%であることが確認された。また、ナトリウムの含有
量は、スルホン酸基とほぼ等モル比(1.1)であっ
た。
【0069】実験例2 本実験例では、吸水体の吸水剤として、先ず、以下に述
べるようにして、抗菌性吸水剤を製造した。また、吸水
剤を充填する水透過性袋状体として、厚めの棉布の袋を
作製した。次いで、吸水体の吸水剤として抗菌性吸水剤
の100重量部を袋に入れて、実験例1試料の吸水体と
した。また、比較例2試料として、実験例1の比較例1
試料の吸水体を使用した。そして、実験例2試料の吸水
体と、比較例2試料の吸水体とを、ビル屋上の溜まり水
に浸した。両者共に、吸水体の材料の15000重量部
以上の水分を吸って膨潤した。双方の吸水体を、そのま
ま、快晴の天候下に放置することにより、ほぼ同等に乾
燥させ、体積を減少させた。そして、ビル屋上にそのま
ま放置することにより、雨天に降った雨水を吸水して膨
潤する現象と、自然乾燥により体積が減少する現象を繰
り返させた。
【0070】この結果、比較例2試料の吸水体の表面に
緑色の下等植物が一面に発生又は付着し、腐臭の放出が
確認されたのに対し、実験例2試料の吸水体では、この
ような現象は認められなかった。
【0071】実験例2の抗菌性吸水剤 シクロヘキサン70重量部に、実験例1で原料として使
ったABS樹脂廃材の3重量部を添加し、温度30℃に
保った状態で、4.2重量部の無水硫酸を滴下した。次
いで、2時間の間、30±2℃の温度に保ち、酸処理反
応を行わせ、反応系を濾過して、固形物を分離し、水洗
した。続いて、得た固形物を2000重量部の純水に分
散し、これに硫酸亜鉛七水和物の1.0M水溶液の50
重量部と硫酸銅五水和物の1.0M水溶液の30重量部
とを加えて十分に攪拌した後、濾過して、固形物を分離
し、水洗した。得た固形物を乾燥器にて2時間乾燥を行
った。
【0072】以上の処理によって得た固形物を、実験例
2の抗菌性吸水剤とした。実験例2の抗菌性吸水剤中の
スルホン酸基は、全モノマーユニット中の25モル%で
あった。亜鉛の含有量は、スルホン酸基に対するモル比
で0.42、銅の含有量は、スルホン酸基に対するモル
比で0.36であった。
【0073】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明は、置換
基として付加された酸基の金属塩を有することにより、
アクリロニトリルと、スチレン及び/又は共役ジエンの
1種類以上とを含有する有機高分子材、つまり極めて一
般的な有機原料を原料とし、優れた抗菌性及び吸水性の
双方を有する吸水体を実現している。よって、本発明を
適用することにより、漏水、冠水等の際に使用する吸水
体、或いは、輸送時には軽量で嵩ばらず、しかも、吸水
時には重量及び体積が増えて、土嚢として使用できる吸
水体を実現している。また、本発明に係る吸水体は、抗
菌性吸水剤を充填しているので、吸水しても、微生物等
が発生して、非衛生な状態になるようなことがないの
で、衛生的で、かつ、乾燥させると、再び、吸水性を回
復し、吸水体として使用できる。また、本発明に係る吸
水体は、使用済み有機高分子材で原料として製造するこ
とができるので、地球資源を有効に活用できるという利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は実施形態例1の吸水体の構成を示
す断面図、及び図1(b)は吸水して膨潤した状態の実
施形態例1の吸水体を示す断面図である。
【図2】図2(a)は実施形態例2の吸水体(土嚢)の
構成を示す断面図、及び図2(b)は吸水して膨潤した
状態の実施形態例2の吸水体(土嚢)を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10……実施形態例1の吸水体、12……綿袋、14…
…抗菌性吸水剤、20……実施形態例2の吸水体、22
……麻袋、24……抗菌性吸水剤、26……固形物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08F 212/10 C08F 212/10 4J100 236/12 236/12 C08J 11/04 ZAB C08J 11/04 ZAB C08K 3/00 C08K 3/00 9/08 9/08 C08L 9/02 C08L 9/02 25/12 25/12 E02B 3/04 301 E02B 3/04 301 Fターム(参考) 2D018 AA06 4D004 AA18 AA19 AA43 BA02 CA45 CC17 4F301 AA11 AA21 BA21 CA09 CA23 CA34 CA36 CA53 4G066 AA11D AA13D AA47D AA75A AB03A AB09A AC12B AC14B AC17B AC39A AE20D CA43 DA08 EA20 FA21 4J002 AC07W AC07X BC06W BC06X BC10W BG11W BG11X BN10W BN10X BN12W BN12X BN14W BN14X BN15W BN15X DA066 DA086 DC006 DL006 FB276 FD016 GL00 4J100 AB02Q AB07Q AC01R AL01R AM02P AS01Q AS01R AS02Q AS02R AS03Q AS03R AS06Q BA56H BA56Q BA56R CA04 CA05 CA31 HA61 HB52 JA19

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクリロニトリルと、スチレン及び/又
    は共役ジエンの1種類以上とを含有する有機高分子材を
    原料とした変性高分子化合物からなる抗菌性吸水剤を水
    透過性袋状体内に有する吸水体であって、 変性高分子化合物が、置換基として付加された酸基の金
    属塩を有することを特徴とする吸水体。
  2. 【請求項2】 アクリロニトリルと、スチレン及び/又
    は共役ジエンの1種類以上とを含有する有機高分子材を
    原料とし、かつ酸処理により置換基として付加されたイ
    オン基を有する別の吸水剤を水透過性袋状体内に有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の吸水体。
  3. 【請求項3】 金属塩は、亜鉛、銅及び銀のうちの一種
    又は二種以上の金属の塩であることを特徴とする請求項
    1に記載の吸水体。
  4. 【請求項4】 変性高分子化合物は、アクリロニトリル
    と、スチレン及び/又は共役ジエンの1種類以上とを含
    有し、かつ廃材から回収された有機高分子材を出発原料
    としていることを特徴とする請求項1又は2に記載の吸
    水体。
  5. 【請求項5】 水透過性袋状体内に、変性高分子化合物
    に加えて、比重1以上の固形物を有することを特徴とす
    る請求項1に記載の吸水体。
  6. 【請求項6】 固形物は、天然の鉱物及び固形廃棄物の
    少なくともいずれかであることを特徴とする請求項5に
    記載の吸水体。
  7. 【請求項7】 固形物が、固形廃棄物を結着形成したも
    のであることを特徴とする請求項5に記載の吸水体。
  8. 【請求項8】 固形物が、磁性を有する廃棄物であるこ
    とを特徴とする請求項5記載の吸水体。
  9. 【請求項9】 アクリロニトリルと、スチレン及び/又
    は共役ジエンの1種類以上とを含有する有機高分子材を
    原料とした変性高分子化合物からなる抗菌性吸水剤を水
    透過性袋状体内に有する吸水体の製造方法であって、 有機高分子材と酸とを反応させて有機高分子材に置換基
    として酸基を付加する酸処理工程と、 酸処理工程を経た有機高分子材と金属塩とを反応させ
    て、酸基の金属塩を形成する金属処理工程とを備えてい
    ることを特徴とする吸水体の製造方法。
  10. 【請求項10】 酸処理工程では、酸として無機酸を使
    用することを特徴とする請求項9に記載の吸水体の製造
    方法。
  11. 【請求項11】 無機酸として、濃度70重量%以上の
    濃硫酸を使用することを特徴とする請求項10に記載の
    吸水体の製造方法。
  12. 【請求項12】 金属処理工程では、亜鉛、銅、及び銀
    のうちの一種又は二種以上の金属の金属塩を形成するこ
    とを特徴とする請求項9に記載の吸水体の製造方法。
  13. 【請求項13】 変性高分子化合物の出発原料として、
    アクリロニトリルと、スチレン及び/又は共役ジエンの
    1種類以上とを含有し、かつ廃材から回収された有機高
    分子材を使用することを特徴とする請求項9記載の吸水
    体の製造方法。
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