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JP2001261593A - 含水素フッ素化炭化水素の製造方法 - Google Patents

含水素フッ素化炭化水素の製造方法

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Publication number
JP2001261593A
JP2001261593A JP2001003692A JP2001003692A JP2001261593A JP 2001261593 A JP2001261593 A JP 2001261593A JP 2001003692 A JP2001003692 A JP 2001003692A JP 2001003692 A JP2001003692 A JP 2001003692A JP 2001261593 A JP2001261593 A JP 2001261593A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
reactant
hydrogen
inner reactor
supplying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001003692A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Nakada
龍夫 中田
Noriaki Shibata
典明 柴田
Takashi Shibanuma
俊 柴沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2001003692A priority Critical patent/JP2001261593A/ja
Publication of JP2001261593A publication Critical patent/JP2001261593A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フッ化水素と1種以上のハロゲン化炭化水素
とをフッ素化触媒の存在下で反応させて含水素フッ素化
炭化水素を得る方法であって、反応器の腐蝕の問題が改
善された、経済的で新規な製造方法ならびにそのための
反応装置を提供する。 【解決手段】 フッ化水素(HF)とハロゲン化炭化水
素とをフッ素化触媒の存在下で反応させて含水素フッ素
化炭化水素を得る方法が:反応に対して耐性を有する材
料の内側反応器と、内側反応器の外部に配置され、HF
に対して耐性を有する材料の外側容器との間隙にHFを
供給する工程と;HFを内側反応器に供給する工程と;
ハロゲン化炭化水素を内側反応器に供給する工程と;H
Fとハロゲン化炭化水素とを内側反応器内でフッ素化触
媒の存在下で反応させて、含水素フッ素化炭化水素を得
る反応工程とを包含する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、含水素フッ素化炭
化水素の製造方法およびそのための装置に関する。尚、
本明細書を通じて用語「含水素フッ素化炭化水素」は、
炭化水素の水素原子の一部がフッ素原子で置換され、少
なくとも1つの水素原子を含む化合物を意味し、塩素元
素を有しても、有さなくてもよい。例えば、含水素フッ
素化炭化水素は、含水素フッ素化アルカンおよび含水素
フッ素化アルケンなどを意味するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般にフロンガスとして知られる
クロロフルオロカーボンは、その安定性および熱的性質
などにより発泡剤、洗浄剤、または冷媒などに用いられ
てきた。このクロロフルオロカーボンは、全ての水素が
塩素またはフッ素で置換されたメタンまたはエタンなど
の簡単なアルカンである。近年、クロロフルオロカーボ
ンはオゾン層を破壊する性質を有するために規制の対象
となっている。
【0003】このため、オゾン層に対する影響の小さ
い、あるいは影響のない含水素フッ素化炭化水素に対す
る要請が高まり、その開発が進められてきている。含水
素フッ素化炭化水素には、例えば2,2−ジクロロ−
1,1,1−トリフルオロエタン(「HCFC−12
3」とも呼ぶ)および1,1,1,3,3−ペンタフル
オロプロパン(「HFC−245fa」とも呼ぶ)など
の含水素フッ素化アルカンが含まれる。このHCFC−
123はターボ冷凍機用冷媒として、あるいは2−クロ
ロ−1,1,1,2−テトラフルオロエタン(「HCF
C−124」とも呼ぶ)およびペンタフルオロエタン
(「HCFC−125」とも呼ぶ)などの中間原料とし
て有用な化合物である。また、HFC−245faは、
オゾン層を破壊するおそれのない発泡剤などとして有用
な化合物である。
【0004】このような含水素フッ素化炭化水素を製造
するために、トリクロロフルオロメタン(「CFC−1
1」とも呼ぶ)、ジクロロジフルオロメタン(「CFC
−12」とも呼ぶ)、および1,1,2−トリクロロト
リフルオロエタン(「CFC−113」とも呼ぶ)など
の水素原子を含まない従来のクロロフルオロカーボンの
製造方法を適用することができる。この従来のクロロフ
ルオロカーボンの製造方法としては、塩素化アルケンお
よび/または塩素化アルカンをフッ素化触媒の存在下に
てフッ化水素と反応させて、クロロフルオロカーボンを
生じる方法が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなクロロフ
ルオロカーボンの製造方法においては、フッ素化触媒と
フッ化水素との相互作用によって反応混合物は腐食性を
有する。このような方法を含水素フッ素化炭化水素の製
造に適用して反応条件を適合させると、反応混合物は非
常に強い腐蝕性を示すようになる。従って、含水素フッ
素化炭化水素を製造するためのフッ素化反応を実施する
反応器の材料として、従来の慣用的な装置材料、例えば
ステンレス系材料を用いると反応器が著しく腐蝕し、消
耗することになる。このため反応器の寿命が短く、設備
費が高くなるという問題がある。
【0006】反応混合物の高い腐蝕性を考慮して、フッ
素化反応に用いられる反応器として以下のようなものが
提案されている。 (1)金、白金、パラジウム、モリブデン、レニウム、
およびタングステンからなる群から選択される1種以上
の耐食性金属を含む複合材からなる反応器(特表平8−
501550号公報) (2)フッ素樹脂製またはフッ素樹脂をライニングした
反応器(特開平7−233102号公報) (3)アルミニウムを含む耐食金属材料を内表面に有す
る反応器(特開平10−120602号公報) (4)金属製容器の内部に配置され、フッ素樹脂で少な
くとも内面が覆われた反応器(WO99/26720)
【0007】しかし、これら(1)〜(4)の反応器に
はいずれも欠点があり、含水素フッ素化炭化水素の製造
に用いる反応器として必ずしも最適であるとは言えな
い。より詳細には、(1)の反応器に用いられる耐食性
金属材料のうち、金、白金、パラジウム、およびレニウ
ムは高価であるために大規模製造に適さない。モリブデ
ンおよびタングステンについては、溶接の際に極微量混
入する不純物や、溶接熱の影響によって、接合部分が非
常に脆くなり、十分な機械的強度を保てないという難点
がある。またモリブデンおよびタングステンは、本質的
に硬く、脆い金属であるために、加工性が非常に劣る。
よって、これらの材料を用いて工業的規模で反応器を構
成することは実質上不可能である。また、(2)および
(4)の反応器のように樹脂を利用すると、金属材料に
比べて樹脂材料の熱伝導性が低いため、反応生成物をガ
ス化するのに必要な熱量を外部から十分に供給すること
が非常に困難であり、特に大容量の反応器を用いる場合
には反応温度の制御が困難である。また、(3)の反応
器は、無水条件では高い耐食性を示すが、少量の水の混
入により反応器の腐蝕が著しく進行するため、例えば定
期整備の際に水洗を実施できないなど、保守管理が極め
て困難である。
【0008】そこで、本発明の課題は、フッ化水素と1
種以上のハロゲン化炭化水素とを反応原料(以下、それ
ぞれ「フッ化水素反応原料」および「ハロゲン化炭化水
素反応原料」と呼ぶ)として、フッ素化触媒の存在下で
反応させて反応生成物として含水素フッ素化炭化水素を
含む反応混合物を得る含水素フッ素化炭化水素の製造方
法であって、上記のような従来技術の問題が改善され
た、経済的で、新規な製造方法ならびにそのための反応
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の含水素フッ素化
炭化水素の製造方法は、フッ化水素反応原料と、塩素化
アルケンおよび含水素塩化アルカンからなる群から選択
される1種以上のハロゲン化炭化水素反応原料とをフッ
素化触媒の存在下で反応させて反応生成物として含水素
フッ素化炭化水素を含む反応混合物を得る含水素フッ素
化炭化水素の製造方法であり:反応に対して実質的に耐
性を有する材料からなる内側反応器と、内側反応器の外
部に配置され、少なくとも一方の(または第1の)反応
原料に対して実質的に耐性を有する材料からなる外側容
器との間隙に該一方の(該第1の)反応原料を供給する
工程と;該一方の(該第1の)反応原料を内側反応器に
供給する工程と;他方の(または第2の)反応原料を内
側反応器に供給する工程と;双方の(第1および第2
の)反応原料を内側反応器内でフッ素化触媒の存在下で
反応させて、含水素フッ素化炭化水素を含む反応生成物
を得る反応工程とを包含し、これにより上記課題が解決
される。本発明の方法において、該一方の(該第1の)
反応原料は、例えば間隙から、または該一方の(該第1
の)反応原料の供給源(図1を参照して後述する)から
内側反応器に供給することができる。
【0010】本発明の1つの態様においては、該一方の
反応原料はフッ化水素反応原料とし、該他方の反応原料
はハロゲン化炭化水素反応原料としてよい。本発明の別
の態様においては、該一方の反応原料はハロゲン化炭化
水素反応原料とし、該他方の反応原料はフッ化水素反応
原料としてよい。
【0011】具体的には、本発明の方法の1つの態様
は、反応に対して実質的に耐性を有する材料からなる内
側反応器と、内側反応器の外部に配置され、フッ化水素
反応原料に対して実質的に耐性を有する材料からなる外
側容器との間隙にフッ化水素反応原料を供給する工程
と;フッ化水素反応原料を内側反応器に供給する工程
と;ハロゲン化炭化水素反応原料を内側反応器に供給す
る工程と;フッ化水素反応原料とハロゲン化炭化水素反
応原料とを内側反応器内でフッ素化触媒の存在下で反応
させて、含水素フッ素化炭化水素を含む反応生成物を得
る反応工程とを包含してよい。
【0012】また、本発明の方法の別のもう1つの態様
は、反応に対して実質的に耐性を有する材料からなる内
側反応器と、内側反応器の外部に配置され、ハロゲン化
炭化水素反応原料に対して実質的に耐性を有する材料か
らなる外側容器との間隙にハロゲン化炭化水素反応原料
を供給する工程と;ハロゲン化炭化水素反応原料を内側
反応器に供給する工程と;フッ化水素反応原料を内側反
応器に供給する工程と;フッ化水素反応原料とハロゲン
化炭化水素反応原料とを内側反応器内でフッ素化触媒の
存在下で反応させて、含水素フッ素化炭化水素を含む反
応生成物を得る反応工程とを包含してよい。
【0013】本発明によれば、腐蝕性の高い反応混合物
(即ち、未反応原料、触媒、および反応生成物を含む混
合液)は内側反応器内に保持されている。この反応混合
物の一部が内側反応器と外側容器との間隙に洩出したと
しても、間隙に供給された該一方の反応原料によって希
釈されて腐蝕性が弱められる。従って、内側反応器は洩
出に対して厳密なシール性が要求されず、複雑な加工を
必要としないので、内側反応器の材料として反応に対し
て実質的に耐性を有する材料を、その加工性にかかわら
ず選択することが可能である。例えば溶接などの方法で
シール性を確保することが困難な金属材料であっても、
反応に対して実質的に耐性を有するものであれば、内側
反応器材料として用いることができる。
【0014】また、内側反応器と外側容器との間の間隙
は、内側反応器内部の圧力よりも高い圧力に保つように
してもよい。この場合、間隙と内側反応器との間に正の
差圧(内側反応器内の圧力を基準として)が存在すれば
よく、内側反応器の絶対圧力に応じて対応する必要はな
い。間隙が、内側反応器に対して正の差圧を有すること
により、内側反応器内に保持される反応混合物が間隙へ
洩出することがより低減される。また、間隙に存在する
原料の不要な気化を抑制することも可能となる。
【0015】本発明において、「反応に対して実質的に
耐性を有する材料」とは、工業的規模で上記のフッ素化
反応を実施する場合に、その腐蝕量が許容できるような
材料を意味する。例えば、当業者であれば、意図する材
料のテストピースを本発明を適用した場合に想定される
反応条件下に曝して腐蝕量を測定することによりそのよ
うな材料を容易に選択することができる。
【0016】本発明の好ましい態様においては、反応に
対して実質的に耐性を有する材料、即ち内側反応器の材
料は、モリブデンおよびタングステンからなる群から選
択される1種以上の金属を含む耐食金属である。例え
ば、MoまたはWを含み、更に他の成分を含む合金が挙
げられる。また、MoおよびWなどのような耐食性を有
する一部の高融点金属を用いてもよい。
【0017】内側反応器は、上述のように厳密なシール
性を要しないので、圧着またはボルト固定などの方法に
よって、市販で入手可能な板材を用いて容易に作製する
ことが可能である。
【0018】更に、本発明によれば内側反応器が外側容
器の内部に配置されているために、反応圧力と周囲圧力
との差圧は実質的に外側容器にかかり、内側反応器には
ほととんどかからない。従って、内側反応器は高い耐圧
性を有する必要もなく、内側反応器の厚さをより薄くす
ることができる。
【0019】更に、本発明によれば腐蝕性の高い反応混
合物が内側反応器内に保持されて、外側容器は腐蝕性の
高い反応混合物に曝されない。従って、外側容器は高い
耐食性を必要とせず、間隙に保持され、外側容器と接触
する該一方の反応原料に対して実質的に耐性を有する材
料からなるものであればよい。このため、外側容器の材
料としては、加工性の高い材料を選択することが可能で
ある。尚、本発明において、「一方の反応原料に対して
実質的に耐性を有する材料」は、上記の「反応に対して
実質的に耐性を有する材料」と同様に、工業的規模で該
一方の反応原料を間隙に保持する場合に、その腐蝕量が
許容できるような材料を意味する。例えば、当業者であ
れば、意図する材料のテストピースを本発明を適用した
場合に想定される保持条件下に曝して腐蝕量を測定する
ことによりそのような材料を容易に選択することができ
る。
【0020】好ましくは、該一方の反応原料に対して実
質的に耐性を有する材料、即ち外側容器材料には、ハス
テロイ(商品名)、インコネル(商品名)、およびモネ
ル(商品名)などのニッケル系合金、ステンレス系材
料、ならびに鉄などの金属材料が含まれる。金属材料は
熱伝導性が高く、これにより、フッ素化反応により生じ
た含水素フッ素化炭化水素を気相状態で取り出すために
必要な熱量を外部から外側容器を通じて十分に供給する
ことができ、反応温度を容易に制御することが可能であ
るという利点を有する。
【0021】本発明は、連続式およびバッチ式のいずれ
で実施することも可能である。具体的には、バッチ式の
場合には、(i)該一方の反応原料を間隙に保持した状
態で、双方の反応原料を内側反応器に供給して、フッ素
化触媒の存在化でフッ素化反応を実施する。他方、連続
式の場合には、該一方の反応原料を間隙に保持した状態
で、双方またはいずれかの反応原料を内側反応器に連続
的に供給して、フッ素化触媒の存在化でフッ素化反応を
実施する。連続式の場合において、該一方の反応原料を
内側反応器に連続的に供給する方法としては、(ii)反
応装置の外部から直接に内側反応器に連続的に供給する
方法(この場合は、間隙内の該一方の反応原料は保持さ
れたまま維持される)と、(iii)間隙に保持された該
一方の反応原料を内側反応器に連続的に移送し、間隙内
の該一方の反応原料の減少量を補うように該一方の反応
原料を間隙に連続的に供給する方法の2つが考えられ
る。
【0022】本発明によれば、内側反応器が完全にシー
ルされておらず、一部の反応混合物が間隙に洩出し得る
場合には、内側反応器から洩出する反応混合物は、間隙
に保持されている該一方の反応原料で希釈されてその腐
蝕性が低減され、好ましくは外側反応器材料に対して実
質的に腐蝕性を有さない程度にまで低減される。しか
し、本発明を上記の(i)および(ii)の方法で実施す
る場合には、運転時間が長期化するにつれて、間隙に保
持される液体には、内側反応器から洩出した反応混合物
が次第に蓄積されて、その腐蝕性がより高くなり得る。
このため、必要に応じて間隙内の液体を新たな該一方の
反応原料によって少なくとも部分的に置換することが好
ましい。これに対して、上記の(iii)の場合には、反
応条件および間隙への反応原料の供給量を好適に選択す
ることによって、間隙内に保持される液体を置換する必
要をなくすことができる。
【0023】本発明の方法の好ましい態様においては、
上記の(iii)の方法を用いて、間隙に該一方の反応原
料を供給する工程が連続的に実施され、該一方の反応原
料を内側反応器に供給する工程が、間隙に供給された該
一方の反応原料を内側反応器に供給することによって連
続的に実施される。この態様によれば、間隙に洩出した
反応混合物を、その後、内側反応器に戻すことが可能で
ある。間隙に供給された該一方の反応原料の内側反応器
への供給は、図1を参照しながら後に説明するオーバー
フローによって行うことができる。別法では、ポンプを
用いて該一方の反応原料を間隙から内側反応器に移送す
ることができる。この場合、必要に応じてバルブを備え
ていてもよい。
【0024】更に、本発明の方法は、反応混合物に熱を
供給して、ガス化された反応生成物を含むフラクション
を取り出す工程を更に包含していてもよい。これによ
り、反応混合物から反応生成物を選択的に取り出すこと
ができる。
【0025】本発明に用いるフッ素化触媒は、アンチモ
ン、ニオブ、およびタンタルからなる群から選択される
1種以上の元素のハロゲン化物であり、好ましくは、塩
素化物、フッ素化物、または塩素化フッ素化物である。
フッ素化触媒は、異なる元素および/または異なるハロ
ゲンを有する2種以上のハロゲン化物の混合物であって
もよい。また、フッ素化触媒は、上記のような5価のハ
ロゲン化物に加えて、価数の異なる(即ち5価以外の)
アンチモンのハロゲン化物(例えば上記のような3価の
アンチモンのハロゲン化物であるSbFなど)、なら
びにチタンおよびスズなどの元素のハロゲン化物の1種
またはそれ以上を更に含んでいてもよい。フッ素化触媒
は、より好ましくは、SbF、SbCl、SbCl
、NbClF、NbF、TaCl、TaF
、およびTaClFからなる群から選択される1種
以上の化合物である。
【0026】出発原料としては、塩素化アルケンおよび
含水素塩素化アルカンからなる群から選択される1種以
上のハロゲン化炭化水素反応原料が用いられる。本明細
書を通じて用語「塩素化アルケン」は、アルケンの水素
原子の少なくとも1つが塩素原子で置換された化合物を
言い、水素原子を有しても、あるいは有さなくてもよ
く、フッ素原子を有しても、あるいは有さなくてもよ
い。また、用語「含水素塩素化アルカン」は、飽和炭化
水素の水素原子の一部が塩素原子で置換され、少なくと
も1つの水素原子を有する化合物を言い、フッ素原子を
有しても、あるいは有さなくてもよい。これらの塩素化
アルケンおよび含水素塩素化アルカンは、好ましくは1
〜6、より好ましくは1〜4の炭素数を有する。尚、本
明細書を通じて、塩素化アルケンおよび含水素塩素化ア
ルカンには、これらの化合物の部分フッ素化物が含まれ
るものとして理解されるべきである。用語「部分フッ素
化物」は、塩素化化合物の塩素原子の一部(全てではな
い)がフッ素原子で置換されたものを言う。
【0027】具体的には、塩素化アルケンには、好まし
くは塩素化エチレン(より好ましくはテトラクロロエチ
レン、トリクロロエチレン)、塩素化プロペン、塩素化
ブテンならびにこれらの部分フッ素化物などが含まれ
る。含水素塩素化アルカンには、好ましくは含水素塩素
化メタン(より好ましくはジクロロメタン)、含水素塩
素化エタン、含水素塩素化プロパンならびにこれらの部
分フッ素化物などが含まれる。
【0028】塩素化エチレンは、以下の一般式(1): CCl (1) (式中、a、bおよびcは、a+b+c=4、a≧0、
b≧0、およびc≧1を満たす整数)で表される。
【0029】含水素塩素化メタンは、以下の一般式
(2): CHCl (2) (式中、d、eおよびfは、d+e+f=4、d≧1、
e≧0、およびf≧1を満たす整数)で表される。
【0030】含水素塩素化エタンは、以下の一般式
(3): CCl (3) (式中、g、hおよびiは、g+h+i=6、g≧1、
h≧0、およびi≧1を満たす整数)で表される。
【0031】含水素塩素化プロパンは、以下の一般式
(4): CCl (4) (式中、j、kおよびlは、j+k+l=8、j≧1、
k≧0、およびl≧1を満たす整数)で表される。
【0032】塩素化プロペンは、以下の一般式(5): CCl (5) (式中、m、nおよびoは、m+n+o=6、m≧0、
n≧0、およびo≧1を満たす整数)で表される。
【0033】塩素化ブタジエンは、以下の一般式
(6): CCl (6) (式中、p、qおよびrは、p+q+r=6、p≧0、
q≧0、およびr≧1を満たす整数)で表される。
【0034】目的生成物である含水素フッ素化炭化水素
は、出発原料であるハロゲン化炭化水素の塩素原子の一
部または全部がフッ素原子で置換され、あるいは場合に
より、塩素化アルケンの少なくとも1つの二重結合にフ
ッ素原子および水素原子が付加反応により結合して、二
重結合の数が減少した、少なくとも1つの水素原子を有
する化合物である。従って、フッ素化反応により生成さ
れる目的生成物は、出発原料であるハロゲン化炭化水素
に依存して異なる。出発原料と好ましい目的生成物との
組み合せを以下に示す。
【0035】出発原料であるハロゲン化炭化水素反応原
料が、上記の一般式(1)で表される塩素化エチレンで
ある場合、目的生成物として好ましい含水素フッ素化炭
化水素は、以下の一般式(7): Ca+1b+w+1Clc−w (7) (式中、a、b、cおよびwは、a+b+c=4、a≧
0、b≧0、c≧1および0≦w≦cを満たす整数)で
表される含水素フッ素化エタンである。より詳細には、
この場合の出発原料/目的物質、即ちハロゲン化炭化水
素/含水素フッ素化炭化水素の好ましい組み合せには、
テトラクロロエチレン/2,2−ジクロロ−1,1,1
−トリフルオロエタン、トリクロロエチレン/2−クロ
ロ−1,1,1−トリフルオロエタン、塩化ビニリデン
/1,1,1−トリフルオロエタン、塩化ビニル/1,
1−ジフルオロエタン、1,1,1−トリクロロエタン
/1,1,1−トリフルオロエタンなどが含まれる。
【0036】出発原料であるハロゲン化炭化水素反応原
料が、上記の一般式(2)で表される含水素塩素化メタ
ンである場合、目的生成物として好ましい含水素フッ素
化炭化水素は、以下の一般式(8): CHe+xClf−x (8) (式中、d、e、fおよびxは、d+e+f=4、d≧
1、e≧0、f≧1、および1≦x≦fを満たす整数)
で表される含水素フッ素化メタンである。より詳細に
は、この場合のハロゲン化炭化水素/含水素フッ素化炭
化水素の好ましい組み合せには、ジクロロメタン/ジフ
ルオロメタンなどが含まれる。
【0037】出発原料であるハロゲン化炭化水素反応原
料が、上記の一般式(3)で表される含水素塩素化エタ
ンである場合、目的生成物として好ましい含水素フッ素
化炭化水素は、以下の一般式(9): Ch+yCli−y (9) (式中、g、h、iおよびyは、g+h+i=6、g≧
1、h≧0、i≧1、および1≦y≦iを満たす整数)
で表される含水素フッ素化エタンである。より詳細に
は、この場合のハロゲン化炭化水素/含水素フッ素化炭
化水素の好ましい組み合せには、1,1,1,2−テト
ラクロロエタン/1,1,1−トリフルオロ−2−クロ
ロエタンなどが含まれる。
【0038】出発原料であるハロゲン化炭化水素反応原
料が、上記の一般式(4)で表される含水素塩素化プロ
パンである場合、目的生成物として好ましい含水素フッ
素化炭化水素は、以下の一般式(10): Ck+zCll−z (10) (式中、j、k、lおよびzは、j+k+l=8、j≧
1、k≧0、l≧1、および1≦z≦lを満たす整数)
で表される含水素フッ素化プロパンである。より詳細に
は、この場合のハロゲン化炭化水素/含水素フッ素化炭
化水素の好ましい組み合せには、1,1,1,3,3−
ペンタクロロプロパンおよびその部分フッ素化物からな
る群から選択される1種以上の置換プロパン/1,1,
1,3,3−ペンタフルオロプロパンなどが含まれる。
【0039】ここで、1,1,1,3,3−ペンタクロ
ロプロパンの部分フッ素化物とは、1,1,1,3,3
−ペンタクロロプロパンの塩素原子の一部がフッ素原子
で置換されたものを言い、例えば、1,1,3,3−テ
トラクロロ−1−フルオロプロパン、1,3,3−トリ
クロロ−1,1−ジフルオロプロパン、3,3−ジクロ
ロ−1,1,1−トリフルオロプロパン、3−クロロ−
1,1,1,3−テトラフルオロプロパンなどが挙げら
れる。
【0040】出発原料であるハロゲン化炭化水素反応原
料が、上記の一般式(5)で表される塩素化プロペンで
ある場合、目的生成物として好ましい含水素フッ素化炭
化水素は、以下の一般式(11): Cm+1n+u+1Clo−u (11) (式中、m、n、oおよびuは、m+n+o=6、m≧
0、n≧0、o≧1、および0≦u≦oを満たす整数)
で表される含水素フッ素化プロパンである。より詳細に
は、この場合のハロゲン化炭化水素/含水素フッ素化炭
化水素の好ましい組み合せには、1,1,1,2,3,
3−ヘキサクロロプロペンおよびその部分フッ素化物か
らなる群から選択される1種以上の置換プロペン/2,
3−ジクロロ−1,1,1,3,3−ペンタフルオロプ
ロパンなどが含まれる。
【0041】ここで、1,1,1,2,3,3−ヘキサ
クロロプロペンの部分フッ素化物とは、1,1,1,
2,3,3−ヘキサクロロプロペンの塩素原子の一部が
フッ素原子で置換されたものを言い、例えば、2,3,
3−トリクロロ−1,1,1−トリフルオロプロペン、
1,2,3,3−テトラクロロ−1,1−ジフルオロプ
ロペン、1,1,2,3,3−ペンタクロロ−1−フル
オロプロペンなどが挙げられる。
【0042】出発原料であるハロゲン化炭化水素反応原
料が、上記の一般式(6)で表される塩素化ブタジエン
である場合、目的生成物として好ましい含水素フッ素化
炭化水素は、以下の一般式(12): Cp+1q+v+1Clr−v (12) (式中、p、q、rおよびvは、p+q+r=6、p≧
0、q≧0、r≧1、および0≦v≦rを満たす整数)
で表される含水素フッ素化ブテンである。より詳細に
は、この場合のハロゲン化炭化水素/含水素フッ素化炭
化水素の好ましい組み合せには、1,1,2,3,4,
4−ヘキサクロロブタジエン/2−クロロ−1,1,
1,4,4,4−ヘキサフルオロブテンなどが含まれ
る。
【0043】反応原料であるハロゲン化炭化水素および
フッ化水素ならびにフッ素化触媒の量については、任意
の好適な量を用いることができる。反応原料として供給
するハロゲン化炭化水素に対するフッ化水素のモル比
は、外側容器と内側反応器との間隙に存在するフッ化水
素を考慮して除いて化学量論比以上、即ちフッ化水素が
過剰な状態であるのが好ましい。一般に、反応容器効率
および未反応フッ化水素の回収時のロスを考慮して、1
〜10倍モル、特に1〜5倍モルの範囲のハロゲン化炭
化水素に対するフッ化水素の供給モル比が好ましい。
【0044】フッ素化を行う反応工程は、少なくとも間
隙に供給される該一方の反応原料が液体である条件下で
実施されることが好ましい。このフッ素化反応は、通常
は常圧または加圧下にて行われる。反応圧力、即ち反応
装置内の圧力は、ゲージ圧で好ましくは0〜20kgf
/cm(0〜1.96MPa)、より好ましくは5〜
15kgf/cm(0.49〜1.47MPa)であ
る。反応温度、即ち反応混合物の温度は、0〜175℃
が好ましく、より好ましくは20〜120℃である。こ
れらの反応圧力および温度は例示にすぎず、本発明を上
記の範囲に限定することを意図するものではない。
【0045】また反応工程は、一般的には反応原料や反
応生成物を反応溶媒として実施されるが、高い選択率で
目的生成物を得るためには、反応原料であるフッ化水素
を反応溶媒として用いることが特に好ましい。
【0046】本発明の別の要旨においては、一方の反応
原料と他方の反応原料とを反応させるための内側反応器
と、内側反応器の外部に配置された外側容器とを含む反
応装置であって、反応に対して実質的に耐性を有する材
料からなる内側反応器と、該一方の反応原料に対して実
質的に耐性を有する材料からなる外側容器とが、これら
の間に該一方の反応原料を保持するために間隙を設けて
配置され、該一方の反応原料を内側反応器に供給するた
めの手段と、該他方の反応原料を内側反応器に供給する
ための手段とを更に含む装置が提供される。この装置
は、上述の本発明の含水素フッ素化炭化水素の製造方法
を実施するのに好適に用いることができる。
【0047】本発明の反応装置の1つの態様において、
該一方の反応原料を内側反応器に供給するための手段
は、例えば、図1を参照しながら後に説明するような、
該一方の反応原料を間隙から内側反応器に供給するオー
バーフロー構造またはポンプ手段であってよい。
【0048】また、本発明の反応装置の1つの態様にお
いて、該他方の反応原料を内側反応器に供給するための
手段は、例えば、図1を参照しながら後に説明するよう
な、内側反応器の内部に達する差込み管であってよい。
この態様によれば、内側反応器に保持される反応混合物
を、追加の手段を必要とすることなく、撹拌することが
でき、より高い反応効率を得ることができる。
【0049】好ましい態様において、本発明の反応装置
は、反応混合物に熱を供給して、反応生成物を含むフラ
クションをガス化するための手段を更に包含してもよ
い。この手段は、例えば、図1を参照しながら後に説明
するようなジャケット式熱交換器であってよい。また、
本発明の反応装置を凝縮手段(コンデンサーなど)に連
結して、ガス化して取り出したフラクションを液化して
もよい。更にまた、必要に応じて、反応装置から取り出
した反応生成物を含むフラクションを各成分に分別する
ために、あるいは目的の反応生成物を分離するために、
このフラクションを蒸留操作に付してもよい。
【0050】
【発明の実施の形態】本発明の1つの実施形態を以下に
図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の1つの
実施形態の反応装置を示す。この反応装置を用いて、本
発明の含水素フッ素化炭化水素の製造方法が実施され
る。図1に示す実施形態においては、該一方の反応原料
として液状フッ化水素(HF)を用い、該他方の反応原
料としてハロゲン化炭化水素を用いるものとする。
【0051】反応装置20には、一方の反応原料と他方
の反応原料とを反応させるための内側反応器2と、内側
反応器の外部に配置された外側容器1とが含まれる。内
側反応器2は、反応に対して(または反応条件下で反応
混合物に対して)実質的に耐性を有する材料、例えば耐
食金属からなり、他方、外側容器1は、該一方の反応原
料に対して実質的に耐性を有する材料、例えば金属から
なる。内側反応器2は支柱7で外側容器1に固定され、
外側容器1と内側反応器2との間には、該一方の反応原
料を保持するための間隙3が設けられている。
【0052】外側容器1および内側反応器2は、該一方
の反応原料を内側反応器2に供給するための手段とし
て、該一方の反応原料が間隙3から内側反応器2に流入
する(図1に点線矢印で示す方向に流入する)オーバー
フロー構造を有して構成されている。該一方の反応原料
を内側反応器2に供給するための手段は、オーバーフロ
ー構造に限定されるものではなく、図中に一点鎖線で概
略的に示すようなポンプ手段「P」などを用いることも
可能である。別法では、該一方の反応原料を保持した状
態で、新たな該一方の反応原料をその供給源(例えば、
タンク)などの反応装置の外部から直接に内側反応器に
供給してもよい。
【0053】図1に示すように、外側容器1には、間隙
3に該一方の反応原料を供給するための導入管4と、反
応生成物を取り出すための出口部(または排出管)6と
が設けられている。また、該他方の反応原料を内側反応
器2に供給するための手段として、差込み管(導入管)
5が外側容器1を貫通し、内側反応器2の内部に達して
配置されている。また、外側容器1の外部には、反応混
合物に熱を供給して、反応生成物を含むフラクションを
ガス化するための手段として、熱媒入口9および熱媒出
口10を有するジャケット式熱交換器8が取り付けられ
ている。
【0054】差込み管5より供給する該他方の反応原料
は液状であっても、ガス状であってもよい。差込み管5
を用いて反応混合物11中に該他方の反応原料を供給す
ることによって、反応混合物11を撹拌することがで
き、反応効率を向上させることができる。別法では、内
側反応器の内部に撹拌機または混合機を備え、反応混合
物11を撹拌または混合してもよい。
【0055】次に、このような反応装置20を用いて含
水素フッ素化炭化水素を連続的に製造する方法を以下に
説明する。最初に、フッ素化触媒(図示せず)を内側反
応器2に予め仕込み、液状フッ化水素(HF)を外側容
器1と内側反応器2との間隙3の下部に導入管4を通し
て供給する。供給したフッ化水素は、図1の点線矢印で
示すようにオーバーフローして、内側反応器2内へ流入
する。他方、ハロゲン化炭化水素反応原料を内側反応器
2内に差込み管5を通して直接的に供給する。
【0056】このようにして導入した該一方の反応原料
(本実施形態においてはフッ化水素)と該他方の反応原
料(本実施形態においてはハロゲン化炭化水素)とを、
内側反応器2内でフッ素化触媒の存在下でフッ素化反応
させて、反応生成物として含水素フッ素化炭化水素を含
む反応混合物を得る。このフッ素化反応により生じた反
応生成物を少なくとも含む反応混合物11に、ジャケッ
ト式熱交換器8を用いて熱を供給する。この熱供給によ
りガス化された反応生成物を含むフラクションは、外側
容器1に設けられた出口部6から取り出され、これによ
り目的の反応生成物である含水素フッ素化炭化水素を得
ることができる。
【0057】図1に示す実施態様においては、反応混合
物への熱供給は、ジャケット式熱交換器8の熱媒入口9
から熱媒出口10へ熱媒を流し、これにより、熱交換器
8から放出される熱を外部容器1ならびに間隙3に保持
された該一方の反応原料などに熱伝導させて、反応混合
物へ伝えることによって行われる。従って、外部容器1
および好ましくは内側反応器2の材料は、上記のような
熱伝導率の高い金属材料を用いることが好ましい。
【0058】フッ素化反応自体は既知であり、その反応
条件(温度、圧力、ならびに触媒および反応原料の供給
量など)については当業者が容易に選択することができ
る。例えば、「ADVANCES IN FLUORI
NE CHEMISTRYvol. 3」(1963
年)などを参照されたい。
【0059】上述のような本発明の反応装置は、上述の
ように含水素フッ素化炭化水素の製造方法を実施するの
に好適に用いられるが、これに限定されるものではな
く、反応混合物が非常に高い腐蝕性を有するような他の
反応を実施するのにも使用することができる。
【0060】次に、内側反応器2の材料としてモリブデ
ンを用いた場合の内側反応器の接合方法について図2お
よび図3を参照して説明する。図2は内側反応器の斜視
図であり、図3は図2に示す内側反応器の接合部のX−
X’線に沿った部分拡大断面図である。図2の内側反応
器2を市販のモリブデン製板材12を用いて接合により
作製する。図2において、板材12が接合部13にて互
いに接合されている。接合方法としては、図3に示すよ
うなボルト固定法を用いる。モリブデン製板材12はボ
ルト13とナット14によって互いに接合されている。
各板材12とボルト13およびナット14との間にはシ
ール材15が配設されて、接合部のシール性を高めてい
る。このような接合法で作製した内側反応器は、板材1
2間がシールされていないために厳密なシール性を有さ
ないが、上述したように、内側反応器の外にある間隙に
反応混合物が洩出したとしても、反応混合物が液状フッ
化水素により希釈されるので外側反応器が高い耐食性を
有する必要はない。
【0061】
【実施例】(実施例1)図1〜3により上述した構造を
有する反応装置20において、内側反応器2の材料をモ
リブデンとし、外側容器1の材料を鉄とした容量500
リットルの反応装置20を用いた。この反応器装置20
の内側反応器2内にフッ素化触媒としてSbCl30
kg(1×10mol)を、外側容器1と内側反応器
2との間隙3に液状フッ化水素200リットル(1×1
mol)を予め導入した。
【0062】内側反応器2内の反応混合物11の温度、
即ち反応温度を80℃とし、反応装置20内の圧力、即
ち反応圧力を1.1MPa(ゲージ圧)に保ちながら、
液状フッ化水素を導入管(差込み管)5を通して16.
7kg/時間で、ハロゲン化炭化水素反応原料として液
状1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパンを導入管
4を通して30kg/時間で供給して液相フッ素化反応
を進行させた。
【0063】以上のようにして、出口部6からガス状の
反応生成物を含むフラクション(未反応のHFおよび副
生成物であるHClを含む)を得た。このフラクション
は、含水素フッ化炭化水素(約18kg/時間に対応)
を含み、含水素フッ化炭化水素中、主生成物として99
モル%以上の1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロ
パンが含まれ、副生成物として微量(1モル%未満)の
1,1,1,3−テトラフルオロ−3−クロロプロパン
および1,1,1−トリフルオロ−3,3−ジクロロプ
ロパンが含まれていた。
【0064】上記の条件にて500時間運転した後に外
部容器1の腐蝕を目視により調べたが、外部容器の腐蝕
は全く見られなかった。
【0065】(実施例2)実施例1で用いたものと同様
の反応装置を用いた。以下、特に記載しない限り実施例
1と同様であり、後続の実施例3〜5についても同様と
する。
【0066】フッ素化触媒としてTaCl36kg
(1×10mol)を予め導入し、実施例1と同じく
液状フッ化水素200リットル(1×10mol)を
供給した。次に、実施例1と同じく反応温度を80℃と
し、反応圧力を1.1MPa(ゲージ圧)に保ちなが
ら、液状フッ化水素を導入管(差込み管)5を通して3
9.2kg/時間で、ハロゲン化炭化水素反応原料とし
て液状1,1,1,2,3,3−ヘキサクロロプロペン
を導入管4を通して34.5kg/時間で供給して液相
フッ素化反応を進行させた。
【0067】以上のようにして、含水素フッ化炭化水素
(約27.5kg/時間に対応)を含むフラクションを
得た。このフラクションには、含水素フッ化炭化水素
中、主生成物として99モル%以上の1,1,1,3,
3−ペンタフルオロ−2,3−ジクロロプロパンが含ま
れ、副生成物として微量(1モル%未満)の1,1,
1,3−テトラフルオロ−2,3,3−トリクロロプロ
パンが含まれていた。
【0068】上記の条件にて500時間運転した後に外
部容器の腐蝕を目視により調べたが、本実施例において
も外部容器の腐蝕は全く見られなかった。
【0069】(実施例3)実施例1と同じく、フッ素化
触媒としてSbCl30kg(1×10mol)な
らびに液状フッ化水素200リットル(1×10mo
l)を予め導入した。次に、実施例1と同じく反応温度
を80℃とし、反応圧力を1.1MPa(ゲージ圧)に
保ちながら、液状フッ化水素を導入管4を通して11.
1kg/時間で、ハロゲン化炭化水素反応原料として液
状トリクレン即ちトリクロロエチレンを導入管(差込み
管)5を通して18.2kg/時間で供給して液相フッ
素化反応を進行させた。
【0070】以上のようにして、含水素フッ化炭化水素
(約15.9kg/時間に対応)を含むフラクションを
得た。このフラクションには、含水素フッ化炭化水素
中、主生成物として99モル%以上の1,1,1−トリ
フルオロ−2−クロロエタンが含まれ、副生成物として
微量(1モル%未満)の1,1−ジフルオロ−1,2−
ジクロロエタンが含まれていた。
【0071】上記の条件にて500時間運転した後に外
部容器の腐蝕を目視により調べたが、本実施例において
も外部容器の腐蝕は全く見られなかった。
【0072】(実施例4)実施例1と同じく、フッ素化
触媒としてSbCl30kg(1×10mol)な
らびに液状フッ化水素200リットル(1×10mo
l)を予め導入した。次に、反応温度を100℃とし、
反応圧力を1.5MPa(ゲージ圧)に保ちながら、液
状フッ化水素を導入管(差込み管)5を通して14.8
kg/時間で、ハロゲン化炭化水素反応原料として液状
パークレン即ちテトラクロロエチレンを導入管4を通し
て23.0kg/時間で供給して液相フッ素化反応を進
行させた。
【0073】以上のようにして、含水素フッ化炭化水素
(約19.8kg/時間に対応)を含むフラクションを
得た。このフラクションには、含水素フッ化炭化水素
中、主生成物として99モル%以上の1,1,1−トリ
フルオロ−2,2−ジクロロエタンが含まれ、副生成物
として微量(1モル%未満)の1,1−ジフルオロ−
2,3−ジクロロエタンが含まれていた。
【0074】上記の条件にて500時間運転した後に外
部容器の腐蝕を目視により調べたが、本実施例において
も外部容器の腐蝕は全く見られなかった。
【0075】(実施例5)実施例1と同じく、フッ素化
触媒としてSbCl30kg(1×10mol)な
らびにフッ化水素200リットル(1×10mol)
を予め導入した。次に、反応温度を100℃とし、反応
圧力を1.1MPa(ゲージ圧)に保ちながら、液状フ
ッ化水素を導入管(差込み管)5を通して22.0kg
/時間で、ハロゲン化炭化水素反応原料として液状1,
1,2,3,4,4−ヘキサクロロブタジエンを導入管
4を通して36.2kg/時間で供給して液相フッ素化
反応を進行させた。
【0076】以上のようにして、含水素フッ化炭化水素
(約26.9kg/時間に対応)を含むフラクションを
得た。このフラクションには、含水素フッ化炭化水素
中、主生成物として98モル%以上の1,1,1,4,
4,4−ヘキサフルオロ−2−クロロブテンが含まれ、
副生成物として微量(2モル%未満)のフッ素化が進行
していないブテン類が含まれていた。
【0077】上記の条件にて500時間運転した後に外
部容器の腐蝕を目視により調べたが、本実施例において
も外部容器の腐蝕は全く見られなかった。
【0078】
【発明の効果】本発明によれば、フッ化水素と1種以上
のハロゲン化炭化水素とを反応原料としてフッ素化触媒
の存在下で反応させて反応生成物として含水素フッ素化
炭化水素を含む反応混合物を得る含水素フッ素化炭化水
素の製造方法であって、反応器の腐蝕の問題が改善され
た、経済的で新規な製造方法ならびにこの方法に好適に
用いることができる反応装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1つの実施態様を説明する概略垂直
断面図である。
【図2】 本発明の1つの実施態様に用いられる内側反
応器の接合部を説明する内側反応器の斜視図である。
【図3】 図2の内側反応器の接合部のX−X’線に沿
った部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1 外側容器 2 内側反応器 3 間隙 4 導入管 5 導入管(差込み管) 6 出口部 7 支柱 8 ジャケット式熱交換器 9 熱媒入口 10 熱媒出口 11 反応混合物 12 板材 13 ボルト 14 ナット 15 シール材 20 反応装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 (72)発明者 柴沼 俊 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキン 工業株式会社淀川製作所内 Fターム(参考) 4H006 AA02 AC30 BA12 BA13 BA37 BD83 BE01 EA02 EA03 4H039 CA51 CF10 CL60

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フッ化水素反応原料と、塩素化アルケン
    および含水素塩化アルカンからなる群から選択される1
    種以上のハロゲン化炭化水素反応原料とをフッ素化触媒
    の存在下で反応させて反応生成物として含水素フッ素化
    炭化水素を含む反応混合物を得る含水素フッ素化炭化水
    素の製造方法であって:反応に対して実質的に耐性を有
    する材料からなる内側反応器と、内側反応器の外部に配
    置され、少なくとも一方の反応原料に対して実質的に耐
    性を有する材料からなる外側容器との間隙に該一方の反
    応原料を供給する工程と;該一方の反応原料を内側反応
    器に供給する工程と;他方の反応原料を内側反応器に供
    給する工程と;双方の反応原料を内側反応器内でフッ素
    化触媒の存在下で反応させて、含水素フッ素化炭化水素
    を含む反応生成物を得る反応工程とを包含する方法。
  2. 【請求項2】 間隙に該一方の反応原料を供給する工程
    が連続的に実施され、該一方の反応原料を内側反応器に
    供給する工程が、間隙に供給された該一方の反応原料を
    内側反応器に供給することによって連続的に実施され
    る、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 反応混合物に熱を供給して、ガス化され
    た反応生成物を含むフラクションを取り出す工程を更に
    包含する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 該一方の反応原料がフッ化水素反応原料
    であり、該他方の反応原料がハロゲン化炭化水素反応原
    料である、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 該一方の反応原料がハロゲン化炭化水素
    反応原料であり、該他方の反応原料がフッ化水素反応原
    料である、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 フッ素化触媒が、SbF、SbC
    、SbCl、NbClF、NbF、Ta
    Cl、TaF、およびTaClFからなる群から
    選択される1種以上の化合物である、請求項1〜5のい
    ずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 ハロゲン化炭化水素反応原料が以下の一
    般式(1): CCl (1) (式中、a、bおよびcは、a+b+c=4、a≧0、
    b≧0、およびc≧1を満たす整数)で表される塩素化
    エチレンである、請求項1〜6のいずれかに記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 ハロゲン化炭化水素反応原料が以下の一
    般式(2): CHCl (2) (式中、d、eおよびfは、d+e+f=4、d≧1、
    e≧0、およびf≧1を満たす整数)で表される含水素
    塩素化メタンである、請求項1〜6のいずれかに記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 ハロゲン化炭化水素反応原料が以下の一
    般式(3): CCl (3) (式中、g、hおよびiは、g+h+i=6、g≧1、
    h≧0、およびi≧1を満たす整数)で表される含水素
    塩素化エタンである、請求項1〜6のいずれかに記載の
    方法。
  10. 【請求項10】 ハロゲン化炭化水素反応原料が以下の
    一般式(4): CCl (4) (式中、j、kおよびlは、j+k+l=8、j≧1、
    k≧0、およびl≧1を満たす整数)で表される含水素
    塩素化プロパンである、請求項1〜6のいずれかに記載
    の方法。
  11. 【請求項11】 ハロゲン化炭化水素反応原料が以下の
    一般式(5): CCl (5) (式中、m、nおよびoは、m+n+o=6、m≧0、
    n≧0、およびo≧1を満たす整数)で表される塩素化
    プロペンである、請求項1〜6のいずれかに記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 ハロゲン化炭化水素反応原料が以下の
    一般式(6): CCl (6) (式中、p、qおよびrは、p+q+r=6、p≧0、
    q≧0、およびr≧1を満たす整数)で表される塩素化
    ブタジエンである、請求項1〜6のいずれかに記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 ハロゲン化炭化水素反応原料がテトラ
    クロロエチレンであり、反応により生成する含水素フッ
    素化炭化水素が2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフ
    ルオロエタンである、請求項7に記載の方法。
  14. 【請求項14】 ハロゲン化炭化水素反応原料がトリク
    ロロエチレンであり、反応により生成する含水素フッ素
    化炭化水素が2−クロロ−1,1,1−トリフルオロエ
    タンである、請求項7に記載の方法。
  15. 【請求項15】 ハロゲン化炭化水素反応原料がジクロ
    ロメタンであり、反応により生成する含水素フッ素化炭
    化水素がジフルオロメタンである、請求項8に記載の方
    法。
  16. 【請求項16】 ハロゲン化炭化水素反応原料が1,
    1,1,3,3−ペンタクロロプロパンおよびその部分
    フッ素化物からなる群から選択される1種以上の置換プ
    ロパンであり、反応により生成する含水素フッ素化炭化
    水素が1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンで
    ある、請求項10に記載の方法。
  17. 【請求項17】 ハロゲン化炭化水素反応原料が1,
    1,1,2,3,3−ヘキサクロロプロペンおよびその
    部分フッ素化物からなる群から選択される1種以上の置
    換プロペンであり、反応により生成する含水素フッ素化
    炭化水素が2,3−ジクロロ−1,1,1,3,3−ペ
    ンタフルオロプロパンである、請求項11に記載の方
    法。
  18. 【請求項18】 ハロゲン化炭化水素反応原料が1,
    1,2,3,4,4−ヘキサクロロブタジエンであり、
    反応により生成する含水素フッ素化炭化水素が2−クロ
    ロ−1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブテンで
    ある、請求項12に記載の方法。
  19. 【請求項19】 一方の反応原料と他方の反応原料とを
    反応させるための内側反応器と、内側反応器の外部に配
    置された外側容器とを含む反応装置であって、 反応に対して実質的に耐性を有する材料からなる内側反
    応器と、該一方の反応原料に対して実質的に耐性を有す
    る材料からなる外側容器とが、これらの間に該該一方の
    反応原料を保持するために間隙を設けて配置され、 該一方の反応原料を内側反応器に供給するための手段
    と、 該他方の反応原料を内側反応器に供給するための手段と
    を更に含む装置。
  20. 【請求項20】 該一方の反応原料を内側反応器に供給
    するための手段が、間隙に保持された該一方の反応原料
    を間隙から内側反応器に供給するオーバーフロー構造ま
    たはポンプ手段である、請求項19に記載の装置。
  21. 【請求項21】 反応混合物に熱を供給して、反応生成
    物を含むフラクションをガス化するための手段を更に備
    える、請求項19または20に記載の装置。
  22. 【請求項22】 該他方の反応原料を内側反応器に供給
    するための手段が、内側反応器の内部に達する差込み管
    である、請求項19〜21のいずれかに記載の装置。
  23. 【請求項23】 請求項19〜22のいずれかに記載の
    装置を用いる、請求項1〜18のいずれかに記載の方
    法。
  24. 【請求項24】 反応に対して実質的に耐性を有する材
    料が、モリブデンおよびタングステンからなる群から選
    択される1種以上の金属を含む耐食金属である、請求項
    19〜22のいずれかに記載の装置。
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