[go: up one dir, main page]

JP2001257196A - 半導体製造・検査装置用セラミック基板 - Google Patents

半導体製造・検査装置用セラミック基板

Info

Publication number
JP2001257196A
JP2001257196A JP2000065263A JP2000065263A JP2001257196A JP 2001257196 A JP2001257196 A JP 2001257196A JP 2000065263 A JP2000065263 A JP 2000065263A JP 2000065263 A JP2000065263 A JP 2000065263A JP 2001257196 A JP2001257196 A JP 2001257196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramic substrate
semiconductor manufacturing
conductive
ceramic
conductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000065263A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuji Hiramatsu
靖二 平松
Yasutaka Ito
康隆 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ibiden Co Ltd filed Critical Ibiden Co Ltd
Priority to JP2000065263A priority Critical patent/JP2001257196A/ja
Publication of JP2001257196A publication Critical patent/JP2001257196A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 200℃以上の高温で使用しても、酸化によ
る劣化が発生しにくく、導電線の脱落や抵抗値の変動が
ない半導体製造・検査装置用セラミック基板を提供する
こと。 【解決手段】 セラミック基板の表面または内部に1ま
たは2以上の回路からなる導電体が形成されてなる半導
体製造・検査装置用セラミック基板において、前記導電
体には導電線が電気的に接続され、接続部分および導電
線の少なくとも一部は、非酸化性金属で被覆されてなる
ことを特徴とする半導体製造・検査装置用セラミック基
板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に、ホットプレ
ート(セラミックヒータ)、静電チャック、ウエハプロ
ーバなど、半導体の製造用や検査用の装置として用いら
れるセラミック基板に関する。
【0002】
【従来の技術】エッチング装置や、化学的気相成長装置
等を含む半導体製造・検査装置等においては、従来、ス
テンレス鋼やアルミニウム合金などの金属製基材を用い
たヒータやウエハプローバ等が用いられてきた。
【0003】ところが、このような金属製のヒータは、
以下のような問題があった。まず、金属製であるため、
ヒータ板の厚みは、15mm程度と厚くしなければなら
ない。なぜなら、薄い金属板では、加熱に起因する熱膨
張により、反り、歪み等が発生してしまい、金属板上に
載置したシリコンウエハが破損したり傾いたりしてしま
うからである。しかしながら、ヒータ板の厚みを厚くす
ると、ヒータの重量が重くなり、また、嵩張ってしまう
という問題があった。
【0004】また、抵抗発熱体に印加する電圧や電流量
を変えることにより、加熱温度を制御するのであるが、
金属板が厚いために、電圧や電流量の変化に対してヒー
タ板の温度が迅速に追従せず、温度制御しにくいという
問題もあった。
【0005】そこで、特開平4−324276号公報で
は、基板として、熱伝導率が高く、強度も大きい非酸化
物セラミックである窒化アルミニウムを使用し、この窒
化アルミニウム基板中に抵抗発熱体とタングステンから
なるスルーホールとが形成され、これらに外部端子とし
て二クロム線がろう付けされたセラミックヒータが提案
されている。
【0006】また、別のセラミックヒータとして、セラ
ミック基板の底面に袋孔を設け、袋孔の内部に外部端子
を挿入することにより、セラミック基板の内部に設けら
れた抵抗発熱体と接続させるように構成されたセラミッ
クヒータも開示されている。図11は、このような構成
のセラミックヒータを模式的に示した断面図であり、セ
ラミック基板41の内部に抵抗発熱体42からなる回路
が設けられるとともに、その端部に抵抗発熱体42と接
続したスルーホール48が設けられている。
【0007】そして、セラミック基板41の底面には、
このスルーホール48を露出させるように袋孔47が設
けられ、この袋孔47に断面がT字型の外部端子43が
挿入され、金ろう等によりスルーホール48と接合され
ている。なお、袋孔47の周囲の金属層46は、外部端
子43をろう材を介して支持するとともに、スルーホー
ル48との接続をより確実にするために形成されたもの
である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成からなるセラミックヒータ40に通電を行って、20
0℃以上の高温で発熱させると、セラミック基板41の
熱膨張率に比べて外部端子43の熱膨張率が大きいた
め、外部端子43の頭の部分がより大きく膨張して袋孔
47部分のセラミック基板41に大きな応力が作用し、
セラミック基板41にクラックが発生してしまうという
問題があった。また、このような熱膨張率の差に起因し
て、外部端子43が脱落してしまう場合もあった。
【0009】そこで、これらの問題を解決するために、
本発明者らは、先に、図12に示すようなセラミック基
板の底面に袋孔27が形成され、袋孔27に緩衝材24
(ワッシャー)が挿入され、スルーホール38を介して
抵抗発熱体12からなる回路の端部との接続が図られ、
ワッシャー24の中心孔に導電線13が挿入、接続され
ている新たな構成の半導体製造・検査装置用セラミック
基板を開発した。
【0010】このような構成からなる半導体製造・検査
装置用セラミック基板では、袋孔27の内部に、セラミ
ック基板11と導電線13との間の緩衝材の役割を果た
すワッシャー24が挿入、接続されているために、20
0℃以上の高温で使用して、導電線13が膨張しても、
直接セラミック基板11に大きな応力は作用せず、セラ
ミック基板11にクラック等は生じにくく、また、導電
線13も脱落しない。つまり、セラミック基板と外部電
源との接続信頼性に優れた半導体製造・検査装置用セラ
ミック基板を提供することができるようになった。
【0011】しかしながら、この半導体製造・検査装置
用セラミック基板は、ワッシャー24の一部が大気、空
気等の酸化性雰囲気中に露出しているため、長時間加
熱、使用すると、上記露出部が酸化され、上記露出部に
クラック等が発生することがあり、さらに、改良の余地
があった。
【0012】本発明者らは、このような観点に基づき、
半導体製造・検査装置用セラミック基板を200℃以上
の高温で長時間使用しても、セラミック基板や緩衝材等
(ワッシャー)にクラックが生じない半導体製造・検査
装置用セラミック基板を開発することを目的として、鋭
意検討を行った結果、上記導電線やワッシャーなどの緩
衝材を、非酸化性金属層で被覆することにより、高温の
酸化性雰囲気下においても、上記ワッシャーや該ワッシ
ャーに接続された導電線が酸化されないことを見い出
し、本発明を完成させるに至った。また、ワッシャー等
の緩衝材がない場合についても、非酸化性金属層で被覆
することにより、高温酸化性雰囲気でも導電線とセラミ
ック基板の表面または内部に形成された回路との電気的
な接続を確保することができるという事実を知見し、本
発明を完成させた。
【0013】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の半導
体製造・検査装置用セラミック基板は、セラミック基板
の表面または内部に、1または2以上の回路からなる導
電体が形成されてなる半導体製造・検査装置用セラミッ
ク基板において、前記導電体には導電線が電気的に接続
され、接続部分および導電線の少なくとも一部は、非酸
化性金属で被覆されてなることを特徴とする。
【0014】なお、この発明において、非酸化性金属で
被覆される接続部分は、次のような箇所である。 1)導電体がセラミック基板表面に形成されているとき
は、その導電体と導電線との接続部分(図13参照)。 2)導電体がセラミック基板内部に形成されているとき
は、その導電体と電気的に接続する導電線がセラミック
基板から引き出されている部分(図2(a)参照)。
【0015】本発明の半導体製造・検査装置用セラミッ
ク基板は、セラミック基板の表面または内部に、1また
は2以上の回路からなる導電体が形成されてなる半導体
製造・検査装置用セラミック基板において、上記セラミ
ック基板の底面には緩衝材が形成され、その緩衝材には
導電線が接続されてなるとともに、上記導電線は上記導
電体と電気的に接続され、上記緩衝材および導電線の少
なくとも一部は、非酸化性金属で被覆されてなることを
特徴とする構成であってもよい。これらのセラミック基
板では、接続部分が絶縁体で被覆されていてもよい。
【0016】また、本発明の半導体製造・検査装置用セ
ラミック基板は、セラミック基板の表面または内部に、
1または2以上の回路からなる導電体が形成されてなる
半導体製造・検査装置用セラミック基板において、上記
導電体には導電線が電気的に接続され、接続部分および
導電線の少なくとも一部は、非酸化性金属で被覆され、
さらに絶縁体で被覆されてなることを特徴とする構成で
あってもよく、セラミック基板の底面に緩衝材が形成さ
れ、その緩衝材には導電線が接続されてなるとともに、
上記導電線は上記導電体と電気的に接続され、上記緩衝
材および導電線の少なくとも一部は、非酸化性金属で被
覆され、さらに絶縁体で被覆されてなることを特徴とす
る構成であってもよい。
【0017】上記絶縁体は、貴金属ペーストで被覆され
ていることが望ましい。絶縁体が多孔質の場合には、空
気が拡散、侵入することを防止することができるからで
ある。また、上記非酸化性金属は、ニッケルであること
が望ましく、特に、B含有ニッケルがあることが最も望
ましい。
【0018】上記緩衝材は、導電性であり、この導電性
緩衝材と回路の端部との間にスルーホールが介装され、
上記スルーホールを介して上記回路の端部と上記導電性
緩衝材との接続が図られていることが望ましい。なお、
本発明でいう導電線は、リード線のような変形可能な線
条体のみならず、ピンのごとき変形困難な導電線をも含
むものである。
【0019】さらに、非酸化性金属としては、金、銀、
白金、パラジウムなどの貴金属、ニッケルなどを使用す
ることができる。また、本発明でいう導電体は、抵抗発
熱体以外にも、静電チャックの電極、ウエハプローバの
ガード電極、グランド電極であってもよい。
【0020】また、上記半導体製造・検査装置用セラミ
ック基板において、上記緩衝材(ワッシャー)は、ろう
付けされることにより上記回路の端部との接続が図られ
ていることが望ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の半導体製造・検査装置用
セラミック基板(以下、単に半導体装置用セラミック基
板ともいう)は、セラミック基板の表面または内部に、
1または2以上の回路からなる導電体が形成されてなる
半導体装置用セラミック基板において、上記導電体には
導電線が電気的に接続され、接続部分および導電線の少
なくとも一部は、非酸化性金属で被覆されてなることを
特徴とする半導体装置用セラミック基板、および、セラ
ミック基板の表面または内部に、1または2以上の回路
からなる導電体が形成されてなる半導体装置用セラミッ
ク基板において、上記セラミック基板の底面には緩衝材
が形成され、その緩衝材には導電線が接続されてなると
ともに、上記導電線は上記導電体と電気的に接続され、
上記緩衝材および導電線の少なくとも一部は、非酸化性
金属で被覆されてなることを特徴とする半導体装置用セ
ラミック基板である。以下、緩衝材は、ワッシャーとし
て説明する。
【0022】上記ワッシャーの露出部および該ワッシャ
ーに近い導電線部分は、セラミック基板が200℃以上
の高温になると、酸化されやすくなり、ワッシャーや導
電線が酸化されると、抵抗発熱体に電流が流れなくなっ
たり、劣化して導電線が脱落するおそれがあった。
【0023】しかしながら、本発明では、ワッシャーや
導電線が非酸化性金属で被覆されているため、電流が流
れなくなったり、導電線が脱落したりすることはない。
また、緩衝材(ワッシャー)がない場合でも、導電体が
セラミック基板表面に形成されているときは、その導電
体と導電線の接続部分を非酸化性金属で被覆する。ま
た、導電線がセラミック基板の内部に形成されていると
きは、その導電体と電気的に接続する導電線がセラミッ
ク基板から引き出されている部分、および、導電線の少
なくとも一部を非酸化性金属で被覆する。従って、本発
明では、抵抗発熱体、導電線あるいはろう材の酸化を防
止することができ、酸化劣化により導電線が脱落するの
を防止することができる。
【0024】また、非酸化性金属層は、ニッケル層が好
ましく、特にNi−Bめっき層が最適である。このめっ
き層は、B以外のPやその他の元素を含有するNiめっ
き層と比較して緻密で、酸化されにくく、膨れも発生し
にくいため、大気、空気等の酸化性雰囲気下において、
200℃以上の高温になっても、内部のワッシャーや導
電線が酸化されにくい。その結果、長時間通電を行って
も、電流が流れなくなったり、導電線が脱落したりする
ことはなく、本発明の半導体装置用セラミック基板は、
耐久性に優れたものとなる。
【0025】本発明では、非酸化性金属および導電線を
絶縁体で被覆してもよい。非酸化性金属層自体が酸化す
ることを防止することができるからである。絶縁体は、
シリカゾル、アルミナゾルを硬化したゲル状体やポリイ
ミド樹脂やエポキシ樹脂などの樹脂を使用することがで
きる。また、この絶縁体の表面に貴金属ペーストを塗布
することもできる。ゲル状体は、多孔質であり、表面に
貴金属ペーストを塗布することで酸素の侵入を完全に遮
断することができる。貴金属ペーストとしては、金、
銀、パラジウム、白金のペーストが好ましい。
【0026】以下に、本発明の半導体製造・検査装置用
セラミック基板について、図面に基づいて説明する。
【0027】図1(a)は、本発明の半導体装置用セラ
ミック基板の一実施形態であるセラミックヒータ(以
下、ホットプレートともいう)の一例を模式的に示す底
面図であり、(b)は、(a)に示したセラミックヒー
タの一部を示す部分拡大断面図である。
【0028】セラミック基板11は、円板形状に形成さ
れており、抵抗発熱体12は、このセラミック基板11
の内部に同心円形状のパターンに形成されている。ま
た、これら抵抗発熱体12は、互いに近い二重の同心円
同士が1組の回路として、1本の線になるように接続さ
れ、その回路の両端部分が露出するように、セラミック
基板11の底面11bに袋孔27が形成されている。そ
して、この袋孔27にワッシャー24が嵌め込まれ、ワ
ッシャー24を介して入出力の端子となる導電線13が
接続されている。また、ワッシャー24の露出部および
導電線13の少なくとも一部にNi−Bめっき層17が
形成されている。
【0029】一方、中央に近い部分には、シリコンウエ
ハ19を支持する支持ピン16を挿通するための貫通孔
15が形成され、さらに、熱電対等の測温素子を挿入す
るための有底孔14が形成されている。なお、袋孔27
の内部については、図2の説明において詳しく説明す
る。また、ヒータ以外の部分についは、後で詳しく説明
する。
【0030】図2(a)は、セラミックヒータ10の袋
孔近傍を模式的に示す部分拡大縦断面図であり、(b)
は、そのA−A線断面図である。(a)に示したよう
に、袋孔27にはワッシャー24が嵌め込まれ、ワッシ
ャー24の中心孔に導電線13が挿入されている。そし
て、導電線13は、袋孔27の内部に充填された金ろう
25およびスルーホール38を介して、または、ワッシ
ャー24、スルーホール38および金ろう25を介して
抵抗発熱体12と電気的に接続されている。
【0031】また、ワッシャー24は、金属層26と接
続し、金属層26は、スルーホール38と接続する。ス
ルーホール38は、抵抗発熱体12と接続する。金属層
26は、スルーホール38とワッシャー24との接続面
積を大きくするために形成されている。さらに、ワッシ
ャー24の露出部および導電線13の少なくとも一部
に、Ni−Bめっき層17が形成されている。
【0032】このように、ワッシャー24の露出部、す
なわち大気(空気)と接触している部分に、Ni−Bめ
っき層17が形成されているのは、セラミック基板11
の温度が上昇した際に、空気等により酸化されるのを防
止するためである。導電線13には、少なくともヒータ
として使用している際に温度がかなり上昇する部分に
は、導電線13の酸化を防止するために、Ni−Bめっ
き層17が形成されている必要があるが、必ずしも全て
の部分にNi−Bめっき層17が形成されている必要は
ない。
【0033】ここまでの説明では、非酸化性金属層とし
て、Ni−Bめっき層を使用したが、非酸化性金属であ
れば、Niめっきに拘泥されず、貴金属であっても使用
することができ、金、銀、白金、パラジウムなどを使用
することもできる。また、めっきに限られず、スパッタ
リングなどで非酸化性金属層を設けることもできる。
【0034】なお、(b)に示したように、セラミック
基板の内部には、一部が切り欠かれた円柱形状の3個の
金属層26が形成されている。この金属層26は、ワッ
シャー24を3つの方向から支持するとともに、上述の
ように、ワッシャー24を抵抗発熱体12に確実に接続
させるために設けられたものであるが、必ずしも必須の
部材ではない。
【0035】Ni−Bめっき層17の組成は、特に限定
されるものではないが、Bの含有量は、3重量%以下が
好ましく、特に1重量%未満が好ましい。Bを少量含有
するめっき層を形成することにより、緻密なめっき層が
形成され、このめっき層は耐酸化性に優れるばかりでな
く、膨れ等も発生しにくいため、400℃以上の高温領
域においても、内部のワッシャー24や導電線13が酸
化されにくい。特に1重量%未満のBを含有するNi−
Bめっき層17は、上記特性に優れる。
【0036】Ni−Bめっき層17の厚さは、1〜15
μmが好ましい。Ni−Bめっき層17の厚さが1μm
未満であると、内部のワッシャー24等が酸化されやす
くなり、一方、Ni−Bめっき層17の厚さを15μm
を超えた値とすることは容易でなく、内部の部材の酸化
防止の効果も5μm程度の場合と余り変わらないため、
経済的でない。
【0037】Ni−Bめっき層17は、袋孔27の内部
にワッシャー24と導電線13とが配設されたセラミッ
ク基板をNiめっき浴に浸漬し、無電解Niめっきを行
うことにより形成する。
【0038】この際、ニッケル化合物、還元材、緩衝剤
等を含むNiめっき浴を用いる。上記ニッケル化合物と
しては特に限定されないが、例えば、硫酸ニッケル、塩
化ニッケル、炭酸ニッケル等が挙げられる。上記還元材
としては特に限定されないが、例えば、ほう酸等が挙げ
られる。上記緩衝剤としては特に限定されないが、例え
ば、ギ酸ナトリウム、酢酸ナトリウム等が挙げられる。
【0039】導電線13の材質は、通常の配線に使用さ
れる体積抵抗率の低いものであれば特に限定されるもの
ではなく、例えば、コバール、銅、アルミニウム、ニッ
ケル等が挙げられるが、これらの中では、高温における
耐酸化性等に優れる、コバール、ニッケルが好ましい。
【0040】また、ワッシャー24を構成する材料は、
その熱膨張率がセラミック基板とほぼ等しいか、また
は、導電線との中間にあるものが好ましく、例えば、タ
ングステン、モリブデンまたはこれらの炭化物からなる
ものが好ましい。
【0041】ワッシャー24のサイズについては特に限
定されないが、ワッシャー24を袋孔27に嵌め込ん
で、仮固定することができるよう、袋孔27の直径とほ
ぼ同じ直径であることが望ましい。
【0042】金ろう25としては、タングステンとの密
着性に優れるAu−Ni合金が望ましい。Au/Niの
比率は、〔81.5〜82.5(重量%)〕/〔18.
5〜17.5(重量%)〕が望ましく、Au−Ni層の
厚さは、0.1〜100μmが望ましい。接続を確保す
るに充分な範囲だからである。
【0043】10-6〜10-5Paの高真空下、500〜
1000℃の高温で使用するとAu−Cu合金では劣化
するが、Au−Ni合金ではこのような経時的な劣化が
なく有利である。また、Au−Ni合金中の不純物元素
量は全量を100重量部とした場合に1重量部未満であ
ることが望ましい。
【0044】なお、図2に示したセラミックヒータ10
においては、金ろう25を用いてワッシャー24と抵抗
発熱体12の端部との接続を行っているが、場合によっ
ては、銀ろうや半田等で接続を行ってもよい。
【0045】抵抗発熱体12は、貴金属(金、銀、白
金、パラジウム)、鉛、タングステン、モリブデン、ニ
ッケル等の金属、または、タングステン、モリブデンの
炭化物等の導電性セラミックからなるものであることが
望ましい。抵抗値を高くすることが可能となり、断線等
を防止する目的で厚み自体を厚くすることができるとと
もに、酸化しにくく、熱伝導率が低下しにくいからであ
る。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用し
てもよい。
【0046】また、抵抗発熱体12は、セラミック基板
11全体の温度を均一にする必要があることから、図1
(a)に示すような同心円形状のパターン、同心円形状
と屈曲線形状との組み合わせのパターン等が好ましい。
また、抵抗発熱体12の厚さは、1〜50μmが望まし
く、その幅は、0.2〜10mmが好ましい。
【0047】抵抗発熱体12の厚さや幅を変化させるこ
とにより、その抵抗値を変化させることができるが、こ
の範囲が最も実用的だからである。抵抗発熱体12の抵
抗値は、薄く、また細くなるほど大きくなる。
【0048】抵抗発熱体12は、断面が方形、楕円形、
紡錘形、蒲鉾形状のいずれでもよいが、偏平なものであ
ることが望ましい。偏平の方が加熱面に向かって放熱し
やすいため、加熱面11aへの熱伝搬量を多くすること
ができ、加熱面の温度分布ができにくいからである。な
お、抵抗発熱体12は、発熱線を螺旋形状にしたもので
もよい。
【0049】セラミック基板11の内部に抵抗発熱体1
2を形成するためには、金属や導電性セラミックからな
る導体ペーストを用いることが好ましい。即ち、セラミ
ック基板の内部に抵抗発熱体を形成する場合には、グリ
ーンシート上に導体ペースト層を形成した後、グリーン
シートを積層、焼成することにより、内部に抵抗発熱体
12を作製する。
【0050】上記導体ペーストとしては特に限定されな
いが、導電性を確保するため金属粒子または導電性セラ
ミックが含有されているほか、樹脂、溶剤、増粘剤など
を含むものが好ましい。
【0051】上記金属粒子や導電性セラミック粒子の材
料としては、上述したものが挙げられる。これら金属粒
子または導電性セラミック粒子の粒径は、0.1〜10
0μmが好ましい。0.1μm未満と微細すぎると、酸
化されやすく、一方、100μmを超えると、焼結しに
くくなり、抵抗値が大きくなるからである。
【0052】上記金属粒子の形状は、球状であっても、
リン片状であってもよい。これらの金属粒子を用いる場
合、上記球状物と上記リン片状物との混合物であってよ
い。
【0053】上記金属粒子がリン片状物、または、球状
物とリン片状物との混合物の場合は、金属粒子間の金属
酸化物を保持しやすくなり、抵抗発熱体とセラミック基
板との密着性を確実にし、かつ、抵抗値を大きくするこ
とができるため有利である。
【0054】導体ペーストに使用される樹脂としては、
例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂等が挙げられ
る。また、溶剤としては、例えば、イソプロピルアルコ
ール等が挙げられる。増粘剤としては、セルロース等が
挙げられる。
【0055】図3は、本発明に係るセラミックヒータの
別の実施形態を模式的に示した縦断面図である。本発明
の半導体装置用セラミック基板では、図3に示すよう
に、Ni−Bめっき層17で被覆した導電線13および
ワッシャー24を、さらにシリカゾルやアルミナゾルで
被覆して乾燥し、ゲル化した絶縁体32で被覆してもよ
い。この絶縁体32の表面は、銀ペーストなどの貴金属
ペースト33でさらに被覆することが望ましい。
【0056】スルーホール38の直径は、0.1〜10
mmが望ましい。断線を防止しつつ、クラックや歪みを
防止することができるからである。
【0057】本発明の半導体装置用セラミック基板を構
成するセラミック材料は特に限定されないが、例えば、
窒化物セラミック、炭化物セラミック、酸化物セラミッ
ク等が挙げられる。
【0058】上記窒化物セラミックとしては、金属窒化
物セラミック、例えば、窒化アルミニウム、窒化ケイ
素、窒化ホウ素、窒化チタン等が挙げられる。また、上
記炭化物セラミックとしては、金属炭化物セラミック、
例えば、炭化ケイ素、炭化ジルコニウム、炭化チタン、
炭化タンタル、炭化タングステン等が挙げられる。
【0059】上記酸化物セラミックとしては、金属酸化
物セラミック、例えば、アルミナ、ジルコニア、コージ
ェライト、ムライト等が挙げられる。これらのセラミッ
クは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
【0060】これらのセラミックの中では、窒化物セラ
ミック、炭化物セラミックの方が酸化物セラミックに比
べて望ましい。熱伝導率が高いからである。また、窒化
物セラミックの中では窒化アルミニウムが最も好適であ
る。熱伝導率が180W/m・Kと最も高いからであ
る。
【0061】また、上記セラミック材料は、焼結助剤を
含有していてもよい。上記焼結助剤としては、例えば、
アルカリ金属酸化物、アルカリ土類金属酸化物、希土類
酸化物等が挙げられる。これらの焼結助剤のなかでは、
CaO、Y23 、Na2 O、Li2 O、Rb2 Oが好
ましい。これらの含有量としては、0.1〜10重量%
が好ましい。また、アルミナを含有していてもよい。
【0062】本発明にかかる半導体装置用セラミック基
板は、明度がJIS Z 8721の規定に基づく値で
N4以下のものであることが望ましい。このような明度
を有するものが輻射熱量、隠蔽性に優れるからである。
また、このようなセラミック基板は、サーモビュアによ
り、正確な表面温度測定が可能となる。
【0063】ここで、明度のNは、理想的な黒の明度を
0とし、理想的な白の明度を10とし、これらの黒の明
度と白の明度との間で、その色の明るさの知覚が等歩度
となるように各色を10分割し、N0〜N10の記号で
表示したものである。そして、実際の測定は、N0〜N
10に対応する色票と比較して行う。この場合の小数点
1位は0または5とする。
【0064】このような特性を有するセラミック基板
は、セラミック基板中にカーボンを100〜5000p
pm含有させることにより得られる。カーボンには、非
晶質のものと結晶質のものとがあり、非晶質のカーボン
は、セラミック基板の高温における体積抵抗率の低下を
抑制することでき、結晶質のカーボンは、セラミック基
板の高温における熱伝導率の低下を抑制することができ
るため、その製造する基板の目的等に応じて適宜カーボ
ンの種類を選択することができる。カーボンの含有量
は、200〜2000ppmが好ましい。
【0065】非晶質のカーボンとしては、例えば、C、
H、Oだけからなる炭化水素、好ましくは、糖類を、空
気中で焼成することにより得ることができ、結晶質のカ
ーボンとしては、グラファイト粉末等を用いることがで
きる。また、アクリル系樹脂を不活性雰囲気(窒化ガ
ス、アルゴンガス)下で熱分解させた後、加熱加圧する
ことによりカーボンを得ることができるが、このアクリ
ル系樹脂の酸価を変化させることにより、結晶性(非晶
性)の程度を調整することができる。
【0066】本発明の半導体装置用セラミック基板は、
円板形状であり、直径200mm以上が望ましく、25
0mm以上が最適である。円板形状の半導体装置用セラ
ミック基板は、温度の均一性が要求されるが、直径の大
きな基板ほど、温度が不均一になりやすいからである。
【0067】本発明の半導体装置用セラミック基板の厚
さは、50mm以下が好ましく、20mm以下がより好
ましい。また、1〜5mmが最適である。厚みは、薄す
ぎると高温での反りが発生しやすく、厚すぎると熱容量
が大きくなり過ぎて昇温降温特性が低下するからであ
る。また、本発明の半導体装置用セラミック基板の気孔
率は、0または5%以下が望ましい。高温での熱伝導率
の低下、反りの発生を抑制できるからである。
【0068】本発明では、必要に応じてセラミック基板
に熱電対を埋め込んでおくことができる。熱電対により
抵抗発熱体の温度を測定し、そのデータをもとに電圧、
電流量を代えて、温度を制御することができるからであ
る。
【0069】上記熱電対の金属線の接合部位の大きさ
は、各金属線の素線径と同一か、もしくは、それよりも
大きく、かつ、1.5mm以下がよい。このような構成
によって、接合部分の熱容量が小さくなり、温度が正確
に、また、迅速に電流値に変換されるのである。このた
め、温度制御性が向上してウエハの加熱面の温度分布が
小さくなるのである。上記熱電対としては、例えば、J
IS−C−1602(1980)に挙げられるように、
K型、R型、B型、E型、J型、T型熱電対が挙げられ
る。
【0070】本発明の抵抗発熱体を備えた半導体装置用
セラミック基板は、半導体の製造や半導体の検査を行う
ために用いられるセラミック基板であり、具体的な装置
としては、例えば、静電チャック、ウエハプローバ、サ
セプタ、ホットプレート(セラミックヒータ)等が挙げ
られる。これらのセラミック基板はいずれも、例えば、
図1で説明したような構成の抵抗発熱体を備えている。
【0071】上記ホットプレート(セラミックヒータ)
は、セラミック基板の内部に抵抗発熱体のみが設けられ
た装置であり、これにより、半導体ウエハ等の被加熱物
を所定の温度に加熱することができる。
【0072】本発明の半導体装置用セラミック基板の内
部に静電電極を設けた場合には、静電チャックとして機
能する。上記静電電極を構成する金属としては、例え
ば、貴金属(金、銀、白金、パラジウム)、鉛、タング
ステン、モリブデン、ニッケルなどが好ましい。また、
上記導電性セラミックとしては、例えば、タングステ
ン、モリブデンの炭化物などが挙げられる。これらは、
単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
【0073】図4(a)は、静電チャックを模式的に示
す縦断面図であり、(b)は、(a)に示した静電チャ
ックのA−A線断面図である。この静電チャェク60で
は、セラミック基板61の内部にチャック正負極静電層
62、63が埋設され、その電極上にセラミック誘電体
膜64が形成されている。また、セラミック基板61の
内部には、抵抗発熱体66が設けられ、シリコンウエハ
19を加熱することができるようになっており、この抵
抗発熱体66の端部にスルーホールが設けられている。
なお、図示はしていないが、セラミック基板61の底面
には、スルーホールが露出するように袋孔が形成され、
この袋孔にワッシャーが嵌め込まれ、導電線が接続さ
れ、さらに、上記ワッシャーの露出部および上記導電線
の少なくとも一部にNi−Bめっき層が形成されてい
る。なお、セラミック基板61には、必要に応じて、R
F電極が埋設されていてもよい。
【0074】また、(b)に示したように、静電チャッ
ク60は、通常、平面視円形状に形成されており、セラ
ミック基板61の内部に(b)に示した半円弧状部62
aと櫛歯部62bとからなるチャック正極静電層62
と、同じく半円弧状部63aと櫛歯部63bとからなる
チャック負極静電層63とが、互いに櫛歯部62b、6
3bを交差するように対向して配置されている。
【0075】チャック正負静電層62、63と導電線と
の接続は、上述したセラミックヒータと同様にスルーホ
ールが露出するように袋孔を設け、上記袋孔にワッシャ
ーを嵌め込み、上記ワッシャーの中心孔に上記導電線を
挿入し、金ろう等のろう材によりこれらを接着し、さら
に、上記ワッシャーの露出部および上記導電線の少なく
とも一部にNi−Bめっき層を形成することが望まし
い。
【0076】この静電チャックを使用する場合には、チ
ャック正極静電層62とチャック負極静電層63とにそ
れぞれ直流電源の+側と−側を接続し、直流電圧を印加
する。これにより、この静電チャック上に載置された半
導体ウエハが静電的に吸着されることになる。
【0077】図5および図6は、他の静電チャックにお
ける静電電極を模式的に示した水平断面図であり、図5
に示す静電チャック70では、セラミック基板71の内
部に半円形状のチャック正極静電層72とチャック負極
静電層73が形成されており、図6に示す静電チャック
80では、セラミック基板81の内部に円を4分割した
形状のチャック正極静電層82a、82bとチャック負
極静電層83a、83bが形成されている。また、2枚
の正極静電層82a、82bおよび2枚のチャック負極
静電層83a、83bは、それぞれ交差するように形成
されている。なお、円形等の電極が分割された形態の電
極を形成する場合、その分割数は特に限定されず、5分
割以上であってもよく、その形状も扇形に限定されな
い。
【0078】本発明の半導体装置用セラミック基板の表
面にチャックトップ導体層を設け、内部にガード電極や
グランド電極を設けた場合には、ウエハプローバとして
機能する。
【0079】図7は、本発明のウエハプローバの一実施
形態を模式的に示した断面図であり、図8は、その平面
図であり、図9は、図7に示したウエハプローバにおけ
るA−A線断面図である。
【0080】このウエハプローバ101では、平面視円
形状のセラミック基板3の表面に同心円形状の溝8が形
成されるとともに、溝8の一部にシリコンウエハを吸引
するための複数の吸引孔9が設けられており、溝8を含
むセラミック基板3の大部分にシリコンウエハの電極と
接続するためのチャックトップ導体層2が円形状に形成
されている。
【0081】また、セラミック基板3の内部には、スト
レイキャパシタやノイズを除去するために図9に示した
ような格子形状のガード電極6とグランド電極7とが設
けられている。なお、ガード電極6の内部に矩形状の電
極非形成部52が形成されているのは、ガード電極6の
上下に存在するセラミック基板をしっかりと密着させる
ためである。
【0082】さらに、セラミック基板3の内部には、シ
リコンウエハの温度をコントロールするために、図1
(a)に示したような平面視同心円形状の抵抗発熱体5
1が設けられており、抵抗発熱体51の両端には、抵抗
発熱体51と接続されたスルーホール58が形成されて
いる。また、図7には示されていないが、セラミックヒ
ータ10の場合と同様に、セラミック基板3の底面に
は、スルーホール58が露出するように、袋孔が形成さ
れ、この袋孔にワッシャーが嵌め込まれ、導電線が接続
され、さらに、上記ワッシャーの露出部および上記導電
線の少なくとも一部にNi−Bめっき層が形成されてい
る。
【0083】また、図示していないが、抵抗発熱体51
と同様に、ガード電極6やグランド電極7と接続された
スルーホール56、57の下部にも袋孔が設けられ、ワ
ッシャーが嵌め込まれ、その中心孔に導電線が挿入さ
れ、接続され、さらに、上記ワッシャーの露出部および
上記導電線の少なくとも一部にNi−Bめっき層が形成
されていることが望ましい。
【0084】このような構成のウエハプローバでは、そ
の上に集積回路が形成されたシリコンウエハ7載置した
後、このシリコンウエハにテスタピンを持つプローブカ
ードを押しつけ、加熱、冷却しながら電圧を印加して導
通テストを行うことができる。また、図13には、表面
に抵抗発熱体112を設けたセラミック基板の一例を示
している。このセラミック基板100では、抵抗発熱体
112は、金属の被覆層113が形成され、ろう材11
4を介して導電線115が固定されており、その接続部
分および導電線115が、Ni−Bめっき層117で被
覆されている。
【0085】次に、本発明の半導体装置用セラミック基
板の製造方法の一例として、セラミックヒータの製造方
法について説明する。図10(a)〜(d)は、セラミ
ック基板の内部に抵抗発熱体を有するセラミックヒータ
の製造方法を模式的に示した断面図である。
【0086】(1)セラミック基板の作製工程 まず、セラミックの粉末をバインダ、溶剤等と混合して
ペーストを調製し、これを用いてグリーンシートを作製
する。上述したセラミック粉末としては、窒化アルミニ
ウム等を使用することができ、必要に応じて、イットリ
ア等の焼結助剤を加えてもよい。
【0087】また、バインダとしては、アクリル系バイ
ンダ、エチルセルロース、ブチルセロソルブ、ポリビニ
ルアルコールから選ばれる少なくとも1種が望ましい。
さらに溶媒としては、α−テルピネオール、グリコール
から選ばれる少なくとも1種が望ましい。
【0088】これらを混合して得られるペーストをドク
ターブレード法でシート状に成形してグリーンシート5
0を作製する。グリーンシート50の厚さは、0.1〜
5mmが好ましい。次に、得られたグリーンシート50
に、必要に応じて、シリコンウエハを支持するための支
持ピンを挿入する貫通孔となる部分、熱電対などの測温
素子を埋め込むための有底孔となる部分、抵抗発熱体を
外部の導電線と接続するためのスルーホールとなる部分
380等を形成する。後述するグリーンシート積層体を
形成した後に、上記加工を行ってもよい。
【0089】なお、スルーホール38となる部分を設け
た場合には、上記ペースト中にカーボンを加えておいた
ものを充填してもよい。グリーンシート中のカーボン
は、スルーホール中に充填されたタングステンやモリブ
デンと反応し、これらの炭化物が形成されるからであ
る。
【0090】(2)グリーンシート上に導体ペーストを
印刷する工程 グリーンシート50上に、金属ペーストまたは導電性セ
ラミックを含む導体ペーストを印刷し、導体ペースト層
120を形成する。これらの導電ペースト中には、金属
粒子または導電性セラミック粒子が含まれている。上記
金属粒子であるタングステン粒子またはモリブデン粒子
等の平均粒子径は、0.1〜5μmが好ましい。平均粒
子が0.1μm未満であるか、5μmを超えると、導体
ペーストを印刷しにくいからである。
【0091】このような導体ペーストとしては、例え
ば、金属粒子または導電性セラミック粒子85〜87重
量部;アクリル系、エチルセルロース、ブチルセロソル
ブ、ポリビニルアルコールから選ばれる少なくとも1種
のバインダ1.5〜10重量部;および、α−テルピネ
オール、グリコールから選ばれる少なくとも1種の溶媒
を1.5〜10重量部を混合した組成物(ペースト)が
挙げられる。
【0092】(3)グリーンシートの積層工程 上記(1)の工程で作製した導体ペーストを印刷してい
ないグリーンシート50を、上記(2)の工程で作製し
た導体ペースト層120を形成したグリーンシート50
の上下に積層する(図10(a))。このとき、上側に
積層するグリーンシート50の数を下側に積層するグリ
ーンシート50の数よりも多くして、抵抗発熱体12の
形成位置を底面の方向に偏芯させる。具体的には、上側
のグリーンシート50の積層数は20〜50枚が、下側
のグリーンシート50の積層数は5〜20枚が好まし
い。
【0093】(4)グリーンシート積層体の焼成工程 グリーンシート積層体の加熱、加圧を行い、グリーンシ
ート50および内部の導体ペーストを焼結させる(図1
0(b))。加熱温度は、1000〜2000℃が好ま
しく、加圧の圧力は、100〜200kg/cm2 が好
ましい。加熱は、不活性ガス雰囲気中で行う。不活性ガ
スとしては、例えば、アルゴン、窒素などを使用するこ
とができる。
【0094】得られたセラミック基板31に、測温素子
を挿入するための有底孔(図示せず)や、ワッシャーを
挿入するための袋孔37等を設ける(図10(c))。
有底孔および袋孔37は、表面研磨後に、ドリル加工や
サンドブラストなどのブラスト処理を行うことにより形
成することができる。
【0095】次に、作製した袋孔37の内部に金ろうペ
ーストを塗布し、ワッシャー24を嵌め込んだ後、導電
線13をワッシャー24の中心孔に挿入し、金ろうペー
ストをリフローさせることによりろう付けを行って、抵
抗発熱体12と導電線13とを接続する(図10
(d))。なお、加熱温度は、900〜1100℃が好
適である。
【0096】さらに、ワッシャー24の露出部と導電線
13の少なくとも一部とにNi−Bめっき層(図示せ
ず)を形成し、測温素子としての熱電対などを有底孔に
耐熱性樹脂で封止し、セラミックヒータとする。
【0097】上記セラミックヒータを製造する際に、セ
ラミック基板の内部に静電電極を設けることにより静電
チャックを製造することができ、また、加熱面にチャッ
クトップ導体層を設け、セラミック基板の内部にガード
電極やグランド電極を設けることによりウエハプローバ
を製造することができる。
【0098】セラミック基板の内部に電極を設ける場合
には、抵抗発熱体を形成する場合と同様にグリーンシー
トの表面に導体ペースト層を形成すればよい。また、セ
ラミック基板の表面に導体層を形成する場合には、スパ
ッタリング法やめっき法を用いることができ、これらを
併用してもよい。
【0099】
【実施例】以下、本発明をさらに詳細に説明する。 (実施例1)セラミックヒータ10の製造 (1)窒化アルミニウム粉末(トクヤマ社製、平均粒
径:1.1μm)100重量部、イットリア(平均粒
径:0.4μm)4重量部、アクリルバインダ12重量
部、分散剤0.5重量部および1−ブタノールとエタノ
ールとからなるアルコール53重量部を混合したペース
トを用い、ドクターブレード法により成形を行って、厚
さ0.47mmのグリーンシートを作製した。
【0100】(2)次に、このグリーンシートを80℃
で5時間乾燥させた後、図1に示すようなシリコンウエ
ハを支持する支持ピンを挿入するための貫通孔15とな
る部分をパンチングにより形成した。
【0101】(3)平均粒子径1μmのタングステンカ
ーバイト粒子100重量部、アクリル系バインダ3.0
重量部、α−テルピネオール溶媒3.5重量部および分
散剤0.3重量部を混合して導体ペーストAを調製し
た。
【0102】平均粒子径3μmのタングステン粒子10
0重量部、アクリル系バインダ1.9重量部、α−テル
ピネオール溶媒3.7重量部および分散剤0.2重量部
を混合して導体ペーストBを調製した。この導体ペース
トAをグリーンシート50上にスクリーン印刷で印刷
し、抵抗発熱体用の導体ペースト層を形成した。印刷パ
ターンは、図1に示したような同心円パターンとし、導
体ペースト層の幅を10mm、その厚さを12μmとし
た。
【0103】上記処理の終わったグリーンシートに、導
体ペーストを印刷しないグリーンシートを上側(加熱
面)に15枚、下側に10枚、130℃、80kg/c
2 の圧力で積層した。なお、グリーンシートの金属層
26を形成する部分には、図2(b)に示した3個の円
形状の貫通孔をお互いが接するように形成し、導体ペー
ストBを充填した。
【0104】(4)次に、得られた積層体を窒素ガス
中、600℃で5時間脱脂し、1890℃、圧力150
kg/cm2 で10時間ホットプレスし、厚さ3mmの
窒化アルミニウム板状体を得た。これを230mmの円
板状に切り出し、内部に厚さ6μm、幅10mm(アス
ペクト比:1666)の抵抗発熱体12を有するセラミ
ック基板11とした。なお、3個の金属層26の直径
は、2.5mmであった。
【0105】(5)次に、(4)で得られたセラミック
基板11を、ダイヤモンド砥石で研磨した後、マスクを
載置し、ガラスビーズによるブラスト処理で表面に熱電
対のための有底孔14を設けた。
【0106】(6)さらに、図2(b)に示した円形の
金属層26が3個集合した部分の中央にザグリ加工で直
径5.2mm、深さ0.5mmの袋孔27を形成し、こ
の袋孔27にタングステンからなるワッシャー24を嵌
め込んだ後、ワッシャー24の中心孔に導電線13を挿
入し、Ni−Au合金(Au:82重量%、Ni:18
重量%)からなる金ろうを用い、1030℃で加熱、リ
フローして、ニッケル製の導電線13を抵抗発熱体12
の端部と接続した。
【0107】(7)次に、ワッシャー24、金属層26
の露出部および導電線13の少なくとも一部に厚さ3μ
mのNi−Bめっき層17を無電解めっきにより形成し
た。なお、Ni−Bめっき浴の組成は、硫酸ニッケル8
0g/l、ほう酸8g/l、酢酸ナトリウム12g/
l、塩化アンモニウム6g/lであり、また、そのめっ
き時のめっき浴の温度は、60℃であった。この後、温
度制御のための複数の熱電対を有底孔に埋め込み、セラ
ミックヒータ10の製造を完了した。
【0108】(実施例2)セラミックヒータ グリーンシートにスルーホール用の貫通孔を形成し、導
体ペーストBを充填し、また、抵抗発熱体用の導体ペー
スト層380を形成したグリーンシート50に、導体ペ
ーストを印刷しないグリーンシート50を上側(加熱
面)に15枚、下側に10枚積層して焼成した以外は、
実施例1の場合と同様にして、セラミックヒータ30を
製造した。
【0109】(比較例1)Ni−Bめっき層を形成しな
かった以外は、実施例1の場合と同様にして、セラミッ
クヒータを製造した。
【0110】(実施例3)無電解Niめっきを行う際、
硫酸ニッケル80g/l、次亜リン酸ナトリウム12g
/l、酢酸ナトリウム12g/l、ほう酸8g/l、塩
化アンモニウム6g/lの濃度からなる無電解めっき浴
を用いたほかは、実施例1の場合と同様にしてセラミッ
クヒータを製造した。
【0111】上記実施例1〜3および比較例1で得られ
たセラミックヒータについて、通電を行って450℃ま
で昇温させた後、その温度で1000時間保持し、導電
線の脱落の有無を調べた。その結果、実施例1〜3で
は、導電線の脱落はなかった。これに対し、比較例1で
は、10箇所の導電線中、5箇所で脱落があった。ま
た、実施例3では、脱落はなかったが、抵抗発熱体と導
電線との抵抗値が約5%ほど上がっていた。Niめっき
層を顕微鏡で観察すると、めっき膜が余り緻密でなく、
開孔が存在しているため、この開孔を介して空気がワッ
シャー等と接触し、酸化されたのではないかと考えられ
る。
【0112】(実施例4) ウエハプローバの製造(図
7〜9参照) (1)窒化アルミニウム粉末(トクヤマ社製、平均粒径
1.1μm)100重量部、イットリア(平均粒径0.
4μm)4重量部、アクリルバイダー11.5重量部、
分散剤0.5重量部および1−ブタノールとエタノール
とからなるアルコール53重量部を混合した組成物を、
ドクターブレード法により成形し、厚さ0.47mmの
グリーンシートを得た。
【0113】(2)このグリーンシートを80℃で5時
間乾燥させた後、パンチングにて発熱体と導電線と接続
するためのスルーホール用の貫通孔を設けた。 (3)平均粒子径1μmのタングステンカーバイド粒子
100重量部、アクリル系バインダ3.0重量部、α−
テルピネオール溶媒3.5重量および分散剤0.3重量
部を混合して導電性ペーストAとした。
【0114】また、平均粒子径3μmのタングステン粒
子100重量部、アクリル系バインダ1.9重量部、α
−テルピネオール溶媒3.7重量および分散剤0.2重
量部を混合して導電性ペーストBとした。
【0115】次に、グリーンシートに、この導電性ペー
ストAを用いたスクリーン印刷で、格子状のガード電極
用印刷体、グランド電極用印刷体を印刷した。さらに、
発熱体を図1に示すように同心円パターンとして印刷し
た。
【0116】また、導電線と接続するためのスルーホー
ル用の貫通孔に導電性ペーストBを充填した。さらに、
印刷されたグリーンシートおよび印刷がされていないグ
リーンシートを50枚積層して130℃、80kg/c
2 の圧力で一体化し、積層体を作製した。
【0117】(4)次に、この積層体を窒素ガス中で6
00℃で5時間脱脂し、1890℃、圧力150kg/
cm2 で3時間ホットプレスし、厚さ3mmの窒化アル
ミニウム板状体を得た。これを直径230mmの円状に
切り出してセラミック製の板状体とした。スルーホール
の大きさは直径2.0mm、深さ3.0mmであった。
また、ガード電極6、グランド電極7の厚さは6μm、
ガード電極6の形成位置は、ウエハ載置面から0.7m
m、グランド電極7の形成位置は、ウエハ載置面から
1.4mm、発熱体の形成位置は、ウエハ載置面から
2.8mmであった。
【0118】(5)上記(4)で得た板状体を、ダイア
モンド砥石で研磨した後、マスクを載置し、SiC等に
よるブラスト処理で表面に熱電対のための有底孔および
シリコンウエハ吸着用の溝7(幅0.5mm、深さ0.
5mm)を設けた。
【0119】(6)溝7が形成された面にスパッタリン
グにてチタン、モリブデン、ニッケル層を形成した。ス
パッタリングのための装置は、日本真空技術株式会社製
のSV−4540を使用した。スパッタリングの条件は
気圧0.6Pa、温度100℃、電力200Wで、スパ
ッタリングの時間は、30秒から1分の間で、各金属に
より調整した。得られた膜は、蛍光X線分析計の画像か
らチタンは0.5μm、モリブデンは4μm、ニッケル
は1.5μmであった。
【0120】(7)硫酸ニッケル30g/l、ほう酸3
0g/l、塩化アンモニウム30g/l、ロッシェル塩
60g/lを含む水溶液からなる無電解ニッケルめっき
浴に(6)で得られたセラミック板3を浸漬して、スパ
ッタリングにより形成された金属層の表面に厚さ7μ
m、ホウ素の含有量が1重量%以下のニッケル層を析出
させ、120℃で3時間アニーリングした。
【0121】さらに、表面にシアン化金カリウム2g/
l、塩化アンモニウム75g/l、クエン酸ナトリウム
50g/l、次亜リン酸ナトリウム10g/lからなる
無電解金めっき液に93℃の条件で1分間浸漬して、ニ
ッケルめっき層上に厚さ1μmの金めっき層を形成し
た。
【0122】(8)次いで、溝8から裏面に抜ける吸引
孔9をドリル加工して穿孔し、さらにスルーホール5
6、57、58を露出させるための袋孔(図示せず)を
設けた。そして、この袋孔にタングステン製のワッシャ
ーを嵌め込み、ワッシャーの中心孔にニッケル製の導電
線を挿入した後、Ni−Au合金(Au82wt%、N
i18wt%)からなる金ろうを用い、1030℃で加
熱リフローさせて、各配線の接続を行った。
【0123】(9)上記ワッシャーの露出部および上記
導電線の少なくとも一部に、上述したものと同様の組成
からなるNi−Bめっき層を無電解めっきにより形成し
た。めっき液は、硫酸ニッケル80g/l、ホウ酸8g
/l、酢酸ナトリウム12g/l、塩化アンモニウム6
g/lを含んでおり、めっき液の温度は、60℃であっ
た。この後、温度制御のために複数の熱電対を凹部に埋
め込み、ウエハプローバヒータ101を得た。
【0124】得られたウエハプローバ101に通電を行
って450℃まで昇温させた後、1000時間保持し、
導電線の脱落の有無を調べた。なお、ウエハプローバの
使用温度は、150〜200℃であるが、熱電対の脱落
などの不良が発生した場合、過剰昇温することがあり、
このような過酷な条件でもウエハプローバが破壊されな
いことが必要である。従って、今回の試験は、通常の使
用温度よりも、温度を高くして異常自体におけるウエハ
プローバの耐性を試験したものである。この450℃、
1000時間の保持試験では、導電線の脱落は見られな
かった。
【0125】(実施例5)応用例、抵抗発熱体および静
電チャック用静電電極を内部に有するセラミックヒータ
(図7) (1)窒化アルミニウム粉末(トクヤマ社製、平均粒径
1.1μm)100重量部、イットリア(平均粒径:
0.4μm)4重量部、アクリルバインダ11.5重量
部、分散剤0.5重量部、ショ糖0.2重量部、グラフ
ァイト0.05重量部および1−ブタノールとエタノー
ルとからなるアルコール53重量部を混合したペースト
を用い、ドクターブレード法による成形を行って、厚さ
0.47mmのグリーンシートを得た。
【0126】(2)次に、このグリーンシートを80℃
で5時間乾燥させた後、パンチングにより直径1.8m
m、3.0mm、5.0mmの半導体ウエハ支持ピンを
挿入する貫通孔となる部分、外部端子と接続するための
スルーホールとなる部分を設けた。
【0127】(3)平均粒子径1μmのタングステンカ
ーバイト粒子100重量部、アクリル系バインダ3.0
重量部、α−テルピネオール溶媒3.5重量部および分
散剤0.3重量部を混合して導体ペーストAを調製し
た。平均粒子径3μmのタングステン粒子100重量
部、アクリル系バインダ1.9重量部、α−テルピネオ
ール溶媒3.7重量部および分散剤0.2重量部を混合
して導体ペーストBを調製した。この導電性ペーストA
をグリーンシートにスクリーン印刷で印刷し、導体ペー
スト層を形成した。印刷パターンは、同心円パターンと
した。また、他のグリーンシートに図7に示した形状の
静電電極パターンからなる導体ペースト層を形成した。
【0128】さらに、外部端子を接続するためのスルー
ホール用の貫通孔に導体ペーストBを充填した。上記処
理の終わったグリーンシートに、さらに、導体ペースト
を印刷しないグリーンシートを上側(加熱面)に37
枚、下側に13枚、130℃、80kg/cm2 の圧力
で積層した。
【0129】(4)次に、得られた積層体を窒素ガス
中、600℃で5時間脱脂し、1890℃、圧力150
kg/cm2 で3時間ホットプレスし、厚さ3mmの窒
化アルミニウム板状体を得た。これを230mmの円板
状に切り出し、内部に厚さ6μm、幅10mmの抵抗発
熱体および静電電極を有するセラミック製の板状体とし
た。
【0130】(5)次に、(4)で得られた板状体を、
ダイヤモンド砥石で研磨した後、マスクを載置し、Si
C等によるブラスト処理で表面に熱電対のための有底孔
(直径:1.2mm、深さ:2.0mm)を設けた。
【0131】(6)さらに、底面に袋孔を形成してスル
ーホールを露出させ、この袋孔にタングステン製のワッ
シャーを嵌め込んだ後、その中心孔にニッケル製の導電
線を挿入し、Ni−Au(Au82wt%、Ni18w
t%)からなる金ろうを用い、1030℃でリフローさ
せて導電線と抵抗発熱体とを接続させた。
【0132】(7)ついで、ワッシャーの露出部および
導電線に金をスパッタリングした。金のスパッタリング
を行う際には、日本真空技術社製のSV−4540を使
用した。スパッタリングの条件は、気圧0.6Pa、温
度150℃、電力200Wで、2分間実施した。
【0133】得られた静電チャックに通電を行って、4
50℃まで昇温させた後、導電線の脱落の有無を調べ
た。その結果、450℃で1000時間保持しても、導
電線の脱落は見られなかった。
【0134】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体製造
・検査装置用セラミック基板によれば、接続部分および
導電線の少なくとも一部は、非酸化性金属で被覆されて
なり、また、緩衝材を有する場合には、該緩衝材および
導電線の少なくとも一部は、非酸化性金属で被覆されて
いるので、酸化による劣化が発生しにくく、導電線の脱
落や抵抗値の変動もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の半導体装置用セラミック基
板の一例であるセラミックヒータを模式的に示す底面図
であり、(b)は、(a)に示したセラミックヒータの
部分拡大縦断面図である。
【図2】(a)は、上記セラミックヒータの袋孔近傍を
模式的に示す部分拡大縦断面図であり、(b)は、その
A−A線断面図である。
【図3】本発明に係るセラミックヒータの別の実施形態
を模式的に示した部分拡大縦断面図である。
【図4】(a)は、静電チャックを模式的に示す縦断面
図であり、(b)は、(a)に示した静電チャックのA
−A線断面図である。
【図5】本発明の半導体装置用セラミック基板の一例で
ある静電チャックに埋設されている静電電極の別の一例
を模式的に示す水平断面図である。
【図6】静電チャックに埋設されている静電電極の更に
別の一例を模式的に示す水平断面図である。
【図7】本発明の半導体製造・検査装置用セラミック基
板の一例であるウエハプローバを模式的に示す断面図で
ある。
【図8】図7に示したウエハプローバを模式的に示す平
面図である。
【図9】図7に示したウエハプローバにおけるA−A線
断面図である。
【図10】(a)〜(d)は、本発明の半導体装置用セ
ラミック基板の一例であるセラミックヒータの製造方法
を模式的に示す断面図である。
【図11】従来の半導体装置用セラミック基板を模式的
に示す部分拡大縦断面図である。
【図12】(a)は、本発明に先立って開発した半導体
製造・検査装置用セラミック基板の一例であるセラミッ
クヒータを模式的に示す底面図であり、(b)は、
(a)に示したセラミックヒータの部分拡大縦断面図で
ある。
【図13】表面に抵抗発熱体を設けたセラミック基板の
一例を示す断面図である。
【符号の説明】
3、11、31、41、61、71、81、100 セ
ラミック基板 6 ガード電極 7 グランド電極 8 溝 9 吸引孔 10、30、40 セラミックヒータ 11a 加熱面 11b 底面 12、42、51、66、112 抵抗発熱体 13、115 導電線 14 有底孔 15 貫通孔 16 支持ピン 17、117 Ni−Bめっき層 19 シリコンウエハ 24 ワッシャー 25、35 金ろう 26、36 金属層 27、37 袋孔 38、56、57、58 スルーホール 60、70、80 静電チャック 62、72、82a、82b チャック正極静電層 63、73、83a、83b チャック負極静電層 62a、63a 半円弧状部 62b、63b 櫛歯部 64 セラミック誘電体膜 113 被覆層 114 ろう材
フロントページの続き Fターム(参考) 3K034 AA02 AA08 AA16 AA21 AA22 AA34 BB06 BB14 BC04 BC12 BC16 BC17 BC24 CA02 CA15 CA21 CA26 CA34 CA39 DA04 EA05 EA07 HA01 HA10 JA01 JA02 3K092 PP20 QA05 QB02 QB17 QB18 QB75 QB76 QC21 QC43 QC52 QC62 RF03 RF11 RF13 RF17 RF22 RF26 RF27 TT09 TT21 UA05 UA17 UA18 VV09 VV31 4M106 AA01 BA01 DD23 DJ01 5F004 BB22 BB29

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミック基板の表面または内部に1ま
    たは2以上の回路からなる導電体が形成されてなる半導
    体製造・検査装置用セラミック基板において、前記導電
    体には導電線が電気的に接続され、接続部分および導電
    線の少なくとも一部は、非酸化性金属で被覆されてなる
    ことを特徴とする半導体製造・検査装置用セラミック基
    板。
  2. 【請求項2】 セラミック基板の表面または内部に1ま
    たは2以上の回路からなる導電体が形成されてなる半導
    体製造・検査装置用セラミック基板において、前記セラ
    ミック基板の底面には緩衝材が形成され、該緩衝材には
    導電線が接続されてなるとともに、前記導電線は前記導
    電体と電気的に接続され、前記緩衝材および導電線の少
    なくとも一部は、非酸化性金属で被覆されてなることを
    特徴とする半導体製造・検査装置用セラミック基板。
  3. 【請求項3】 セラミック基板の表面または内部に1ま
    たは2以上の回路からなる導電体が形成されてなる半導
    体製造・検査装置用セラミック基板において、前記導電
    体には導電線が電気的に接続され、接続部分および導電
    線の少なくとも一部は、非酸化性金属で被覆され、さら
    に絶縁体で被覆されてなることを特徴とする半導体製造
    ・検査装置用セラミック基板。
  4. 【請求項4】 セラミック基板の表面または内部に1ま
    たは2以上の回路からなる導電体が形成されてなる半導
    体製造・検査装置用セラミック基板において、前記セラ
    ミック基板の底面には緩衝材が形成され、該緩衝材には
    導電線が接続されてなるとともに、前記導電線は前記導
    電体と電気的に接続され、前記緩衝材および導電線の少
    なくとも一部は、非酸化性金属で被覆され、さらに絶縁
    体で被覆されてなることを特徴とする半導体製造・検査
    装置用セラミック基板。
  5. 【請求項5】 前記絶縁体は、貴金属ペーストで被覆さ
    れてなる請求項3または4に記載の半導体製造・検査装
    置用セラミック基板。
  6. 【請求項6】 前記非酸化性金属は、ニッケルである請
    求項1〜5のいずれか1に記載の半導体製造・検査装置
    用セラミック基板。
  7. 【請求項7】 前記非酸化性金属は、B含有ニッケルで
    ある請求項1〜5のいずれか1に記載の半導体製造・検
    査装置用セラミック基板。
  8. 【請求項8】 前記緩衝材は、導電性であり、該導電性
    緩衝材と回路との端部にスルーホールが介装され、前記
    スルーホールを介して前記回路の端部と前記導電性緩衝
    材との接続が図られている請求項1〜7のいずれか1に
    記載の半導体製造・検査装置用セラミック基板。
JP2000065263A 2000-03-09 2000-03-09 半導体製造・検査装置用セラミック基板 Pending JP2001257196A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000065263A JP2001257196A (ja) 2000-03-09 2000-03-09 半導体製造・検査装置用セラミック基板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000065263A JP2001257196A (ja) 2000-03-09 2000-03-09 半導体製造・検査装置用セラミック基板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001257196A true JP2001257196A (ja) 2001-09-21

Family

ID=18584825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000065263A Pending JP2001257196A (ja) 2000-03-09 2000-03-09 半導体製造・検査装置用セラミック基板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001257196A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009188389A (ja) * 2008-01-08 2009-08-20 Ngk Insulators Ltd 接合構造及び半導体製造装置
JP2014186872A (ja) * 2013-03-23 2014-10-02 Kyocera Corp セラミックヒータ
WO2020110954A1 (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 京セラ株式会社 セラミック構造体及び端子付構造体
EP4294119A4 (en) * 2021-02-12 2025-02-05 Kyocera Corporation RADIATOR

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009188389A (ja) * 2008-01-08 2009-08-20 Ngk Insulators Ltd 接合構造及び半導体製造装置
JP2014186872A (ja) * 2013-03-23 2014-10-02 Kyocera Corp セラミックヒータ
WO2020110954A1 (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 京セラ株式会社 セラミック構造体及び端子付構造体
EP4294119A4 (en) * 2021-02-12 2025-02-05 Kyocera Corporation RADIATOR

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3228924B2 (ja) 半導体製造・検査装置用セラミックヒータ
US7011874B2 (en) Ceramic substrate for semiconductor production and inspection devices
JP2001244320A (ja) セラミック基板およびその製造方法
WO2001082366A1 (en) Ceramic substrate for semiconductor fabricating device
JP3565496B2 (ja) セラミックヒータ、静電チャックおよびウエハプローバ
WO2002019399A1 (en) Ceramic substrate for semiconductor production and inspection
JP2001253777A (ja) セラミック基板
WO2002042241A1 (en) Aluminum nitride sintered body, method for producing aluminum nitride sintered body, ceramic substrate and method for producing ceramic substrate
WO2001006559A1 (fr) Testeur de tranche
WO2001078455A1 (fr) Plaque ceramique
WO2001067817A1 (en) Ceramic substrate
JP2001257200A (ja) 半導体製造・検査装置用セラミック基板
JP2001237301A (ja) 半導体製造・検査装置用セラミック基板
JP2001257196A (ja) 半導体製造・検査装置用セラミック基板
JP2001223257A (ja) 半導体製造・検査装置用セラミック基板
JP2001237304A (ja) 半導体製造・検査装置用セラミック基板
JP2001332560A (ja) 半導体製造・検査装置
JP3320706B2 (ja) ウエハプローバ、ウエハプローバに使用されるセラミック基板およびウエハプローバ装置
JP2001345370A (ja) 半導体製造・検査装置
JP2004253799A (ja) 半導体製造・検査装置
JP2004214690A (ja) 半導体製造・検査装置用セラミック基板
JP2001358205A (ja) 半導体製造・検査装置
JP2001135681A (ja) ウエハプローバ装置
JP3396468B2 (ja) ウエハプローバおよびウエハプローバに使用されるセラミック基板
JP2001313330A (ja) 半導体製造・検査装置用セラミック基板

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040311

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040315

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081111

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090317