JP2001249067A - 走査型プローブ顕微鏡を用いて輪郭走査を実行する装置および方法 - Google Patents
走査型プローブ顕微鏡を用いて輪郭走査を実行する装置および方法Info
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- JP2001249067A JP2001249067A JP2001005529A JP2001005529A JP2001249067A JP 2001249067 A JP2001249067 A JP 2001249067A JP 2001005529 A JP2001005529 A JP 2001005529A JP 2001005529 A JP2001005529 A JP 2001005529A JP 2001249067 A JP2001249067 A JP 2001249067A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 走査型プローブ顕微鏡を用いて輪郭走査を実
行する装置および方法を提供する。 【解決手段】 片持ちばり132に取り付けられた走査
プローブ先端130を励起振動数でZ方向に振動させ、
それと同時にZ方向に対して垂直な平面内で円形パター
ンを描くようにディザリング振動数でディザリングさせ
る。ディザリング振動数は励起振動数よりはるかに低
い。プローブ先端がサンプル135表面上の側壁153
に接近するにつれて、プローブ先端のZ方向の振動はデ
ィザリング振動数で変調される。この変調とプローブ先
端を円形パターンで駆動する信号の1つとの間の位相角
θを使用して、側壁から円形パターンの中心までの法線
190の角度を決定する。法線に対して垂直な接線は、
採用される方向を局所的に規定し、これによりプローブ
先端を側壁の輪郭線に沿って走査させることができるよ
うになる。
行する装置および方法を提供する。 【解決手段】 片持ちばり132に取り付けられた走査
プローブ先端130を励起振動数でZ方向に振動させ、
それと同時にZ方向に対して垂直な平面内で円形パター
ンを描くようにディザリング振動数でディザリングさせ
る。ディザリング振動数は励起振動数よりはるかに低
い。プローブ先端がサンプル135表面上の側壁153
に接近するにつれて、プローブ先端のZ方向の振動はデ
ィザリング振動数で変調される。この変調とプローブ先
端を円形パターンで駆動する信号の1つとの間の位相角
θを使用して、側壁から円形パターンの中心までの法線
190の角度を決定する。法線に対して垂直な接線は、
採用される方向を局所的に規定し、これによりプローブ
先端を側壁の輪郭線に沿って走査させることができるよ
うになる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】関連出願の相互参照本願は、
本願と同じ譲受人に譲渡され、この記述により参照によ
って本明細書に組み込まれる、1998年7月29日に
出願された、「Apparatus and Methodfor Determining
Side Wall Profiles Using a Scanning Probe Microsco
pe Having a Probe Dithered in Lateral Directions」
と題する同時係属出願第08/124302号に関連す
る。この同時係属出願には、走査中のサンプルの表面全
体と平行な平面内のディザリング運動をプローブ先端に
加える装置が記載されている。プローブ先端を、この平
面に沿ってX方向またはY方向に、あるいは走査を行う
平面に対して垂直なZ方向に励起振動を加えて形成され
る走査線に沿って走査させる。第1の動作モードでは、
このディザリング振動が、走査を行う線に沿ってプロー
ブ先端に加えられる。第2の動作モードでは、プローブ
先端がディザリングによって円運動し、これを使用し
て、サンプル表面に沿って壁面が延びる方向を識別す
る。第3の動作モードでは、プローブ先端をX方向およ
びY方向に異なる振動数でディザリングさせ、壁面のこ
の方向を識別する。各モードでは、この方向を識別した
後で、プローブがその壁面に沿って真っ直ぐ上または下
に進み、壁面の形状の正確な輪郭を得る。
本願と同じ譲受人に譲渡され、この記述により参照によ
って本明細書に組み込まれる、1998年7月29日に
出願された、「Apparatus and Methodfor Determining
Side Wall Profiles Using a Scanning Probe Microsco
pe Having a Probe Dithered in Lateral Directions」
と題する同時係属出願第08/124302号に関連す
る。この同時係属出願には、走査中のサンプルの表面全
体と平行な平面内のディザリング運動をプローブ先端に
加える装置が記載されている。プローブ先端を、この平
面に沿ってX方向またはY方向に、あるいは走査を行う
平面に対して垂直なZ方向に励起振動を加えて形成され
る走査線に沿って走査させる。第1の動作モードでは、
このディザリング振動が、走査を行う線に沿ってプロー
ブ先端に加えられる。第2の動作モードでは、プローブ
先端がディザリングによって円運動し、これを使用し
て、サンプル表面に沿って壁面が延びる方向を識別す
る。第3の動作モードでは、プローブ先端をX方向およ
びY方向に異なる振動数でディザリングさせ、壁面のこ
の方向を識別する。各モードでは、この方向を識別した
後で、プローブがその壁面に沿って真っ直ぐ上または下
に進み、壁面の形状の正確な輪郭を得る。
【0002】また、本願は、本願と同じ譲受人に譲渡さ
れ、この記述により参照によって本明細書に組み込まれ
る、1998年9月4日に出願された、「A Scanning F
orceMicroscope with Automatic Surface Engagement a
nd Improved Amplitude Demodulation」と題する同時係
属出願第09/072230号にも関連する。この出願
には、走査プローブ用の自動表面係合機構が、そのよう
な顕微鏡のための振幅復調装置とともに記載されてい
る。
れ、この記述により参照によって本明細書に組み込まれ
る、1998年9月4日に出願された、「A Scanning F
orceMicroscope with Automatic Surface Engagement a
nd Improved Amplitude Demodulation」と題する同時係
属出願第09/072230号にも関連する。この出願
には、走査プローブ用の自動表面係合機構が、そのよう
な顕微鏡のための振幅復調装置とともに記載されてい
る。
【0003】
【従来の技術】従来の走査型プローブ顕微鏡では、走査
動作中にプローブがサンプル表面に沿って移動する際
に、片持ちばりの遠位端に取り付けられたプローブを、
片持ちばりの固有振動数に近い励起振動数で測定中のサ
ンプルの表面に対して基本的に垂直な方向に振動させ
る。サンプル表面の高さに変化が現れると、先端の振動
する振幅が変化し、プローブの振動振幅が所定レベルに
戻るまで、先端の近位端がサンプル表面に向かって、ま
たはそこから離れるように運動する。
動作中にプローブがサンプル表面に沿って移動する際
に、片持ちばりの遠位端に取り付けられたプローブを、
片持ちばりの固有振動数に近い励起振動数で測定中のサ
ンプルの表面に対して基本的に垂直な方向に振動させ
る。サンプル表面の高さに変化が現れると、先端の振動
する振幅が変化し、プローブの振動振幅が所定レベルに
戻るまで、先端の近位端がサンプル表面に向かって、ま
たはそこから離れるように運動する。
【0004】このように、従来技術の走査型プローブ顕
微鏡を使用してサンプル表面の地形を調べることは、例
えば北と南の間に延びる一連の平行な経路のみに沿って
移動することによって地球の地形を調べるようなもので
ある。地球の一部、またそれと同様にいくつかのサンプ
ル表面では、このタイプの移動は有効である。しかし、
地球のいくつかの部分では、山などの構造の周りを進む
ことができ、かつこうした構造を調べようとするときに
は、離間したいくつかの水平方向経路でその構造に沿っ
て進む、またはその構造の周りを進むことができると特
に便利である。走査型プローブ顕微鏡の分野では、直立
した構造および下方に延びる構造の位置を突きとめ、あ
る増分距離だけ垂直方向に離間したいくつかの輪郭線を
形成するかたちでそれらの周りを進む方法が必要とされ
ている。
微鏡を使用してサンプル表面の地形を調べることは、例
えば北と南の間に延びる一連の平行な経路のみに沿って
移動することによって地球の地形を調べるようなもので
ある。地球の一部、またそれと同様にいくつかのサンプ
ル表面では、このタイプの移動は有効である。しかし、
地球のいくつかの部分では、山などの構造の周りを進む
ことができ、かつこうした構造を調べようとするときに
は、離間したいくつかの水平方向経路でその構造に沿っ
て進む、またはその構造の周りを進むことができると特
に便利である。走査型プローブ顕微鏡の分野では、直立
した構造および下方に延びる構造の位置を突きとめ、あ
る増分距離だけ垂直方向に離間したいくつかの輪郭線を
形成するかたちでそれらの周りを進む方法が必要とされ
ている。
【0005】図1は、サンプル表面1のトレンチを、サ
ンプル表面1の表面の特徴を決定するために従来の走査
型プローブ顕微鏡で使用される非常に鋭いプローブ先端
2とともに示す横断面図である。このプローブ先端2
は、測定中のサンプルの表面1全体に対して垂直な一般
に「Z方向」と呼ばれる方向に振動し、プローブ2とサ
ンプル表面1の間の相対運動は、サンプル表面に沿っ
て、図示のX方向などの走査方向に起こる。所定の走査
動作の終了時に、プローブとサンプルの間の相対運動
は、サンプル表面に沿って走査方向に対して垂直な方向
に起こる。この運動は、その前の走査線と平行な新しい
走査線を開始するために使用され、したがってサンプル
表面の所定部分はラスタ・パターンで横切られることに
なる。走査型力顕微鏡では、プローブ先端2は、片持ち
ばりの遠位端に固定され、片持ちばりの近位端はZ方向
に一定の振幅と振動数で振動する。こうした条件下で
は、その結果生じる先端2の振動の振幅は、プローブ先
端2とサンプル表面1の間の係合のレベルによって決ま
る。したがって、サーボ・ループを確立して片持ちばり
の近位端をZ方向に動かし、プローブ先端2の振動の振
幅を一定に維持する。その結果生じる片持ちばりの近位
端の運動は、プローブがX方向に走査する際にZ方向に
起こるサンプルの振動に従うので、この運動を引き起こ
すためにサーボ・ループ中で生成される駆動信号は、サ
ンプル表面2のZ方向の振動を表す信号として記憶され
る。
ンプル表面1の表面の特徴を決定するために従来の走査
型プローブ顕微鏡で使用される非常に鋭いプローブ先端
2とともに示す横断面図である。このプローブ先端2
は、測定中のサンプルの表面1全体に対して垂直な一般
に「Z方向」と呼ばれる方向に振動し、プローブ2とサ
ンプル表面1の間の相対運動は、サンプル表面に沿っ
て、図示のX方向などの走査方向に起こる。所定の走査
動作の終了時に、プローブとサンプルの間の相対運動
は、サンプル表面に沿って走査方向に対して垂直な方向
に起こる。この運動は、その前の走査線と平行な新しい
走査線を開始するために使用され、したがってサンプル
表面の所定部分はラスタ・パターンで横切られることに
なる。走査型力顕微鏡では、プローブ先端2は、片持ち
ばりの遠位端に固定され、片持ちばりの近位端はZ方向
に一定の振幅と振動数で振動する。こうした条件下で
は、その結果生じる先端2の振動の振幅は、プローブ先
端2とサンプル表面1の間の係合のレベルによって決ま
る。したがって、サーボ・ループを確立して片持ちばり
の近位端をZ方向に動かし、プローブ先端2の振動の振
幅を一定に維持する。その結果生じる片持ちばりの近位
端の運動は、プローブがX方向に走査する際にZ方向に
起こるサンプルの振動に従うので、この運動を引き起こ
すためにサーボ・ループ中で生成される駆動信号は、サ
ンプル表面2のZ方向の振動を表す信号として記憶され
る。
【0006】この従来の方法は、比較的緩やかな上向き
および下向きの傾斜があるいくつかのタイプのサンプル
表面を調べるには有効であるが、図1のトラフ6などの
リッジおよびトラフのある表面を調べるために使用した
ときには、深刻な限界が現れる。プローブ先端2がサン
プル表面1の形状に従うために上方または下方に運動す
ることができる傾斜角は、プローブの振動がZ方向のみ
であること、およびプローブの物理的形状によって制限
される。図1の例では、X方向に進行するプローブ先端
2は、最初に切下げ壁面10の上側縁部8と接触する。
振動のパターンの変化は、プローブ先端2とサンプル表
面1の間の接触が増大していることを示すので、先端2
は、縁部8と接触したまま上方に移動する。こうして、
切下げ壁面10の実際の形状は、表面10の測定として
使用されるプローブ先端2の運動には反映されない。
および下向きの傾斜があるいくつかのタイプのサンプル
表面を調べるには有効であるが、図1のトラフ6などの
リッジおよびトラフのある表面を調べるために使用した
ときには、深刻な限界が現れる。プローブ先端2がサン
プル表面1の形状に従うために上方または下方に運動す
ることができる傾斜角は、プローブの振動がZ方向のみ
であること、およびプローブの物理的形状によって制限
される。図1の例では、X方向に進行するプローブ先端
2は、最初に切下げ壁面10の上側縁部8と接触する。
振動のパターンの変化は、プローブ先端2とサンプル表
面1の間の接触が増大していることを示すので、先端2
は、縁部8と接触したまま上方に移動する。こうして、
切下げ壁面10の実際の形状は、表面10の測定として
使用されるプローブ先端2の運動には反映されない。
【0007】さらに、この従来の方法では、走査方向へ
の運動を続行しながら壁面を越えるのに十分に速くプロ
ーブ2を上昇させることができない場合に、プローブ先
端2と上向きに延びる壁面表面の間で「クラッシュ」が
起こる可能性も生じる。こうした事態は、プローブ2お
よびサンプル表面1の双方を破損させるものと予想され
る。
の運動を続行しながら壁面を越えるのに十分に速くプロ
ーブ2を上昇させることができない場合に、プローブ先
端2と上向きに延びる壁面表面の間で「クラッシュ」が
起こる可能性も生じる。こうした事態は、プローブ2お
よびサンプル表面1の双方を破損させるものと予想され
る。
【0008】したがって、図1の従来の方法を考慮する
ときには、壁面の傾斜角に変動があってもプローブ先端
がサンプル表面をたどることができるようにし、プロー
ブ先端と上向きに延びる表面の間のクラッシュを防止す
る方法が必要である。
ときには、壁面の傾斜角に変動があってもプローブ先端
がサンプル表面をたどることができるようにし、プロー
ブ先端と上向きに延びる表面の間のクラッシュを防止す
る方法が必要である。
【0009】図1の従来の方法の限界に鑑みて、走査型
プローブ顕微鏡を使用して壁面のプロフィルを測定する
ために、特許文献に記載されたいくつかの方法が開発さ
れている。
プローブ顕微鏡を使用して壁面のプロフィルを測定する
ために、特許文献に記載されたいくつかの方法が開発さ
れている。
【0010】例えば、Nyyssonenの米国特許第5186
041号には、サンプルに対して相対的に運動するプロ
ーブで検査するサンプル中のトレンチの深さおよび幅を
測定するための測定システムが記載されている。このシ
ステムは、トレンチの底部を形成する表面およびトレン
チの側壁に対する、プローブの近さを検出する。このシ
ステムは、プローブとサンプルの相対位置を、出力信号
に関連して垂直方向および水平方向に調節する。
041号には、サンプルに対して相対的に運動するプロ
ーブで検査するサンプル中のトレンチの深さおよび幅を
測定するための測定システムが記載されている。このシ
ステムは、トレンチの底部を形成する表面およびトレン
チの側壁に対する、プローブの近さを検出する。このシ
ステムは、プローブとサンプルの相対位置を、出力信号
に関連して垂直方向および水平方向に調節する。
【0011】図2は、米国特許第5196041号に記
載の、米国特許第5196041号に記載の、トレンチ
の深さおよび幅を検出するための3つの突起を有するプ
ローブ12の側面図である。第1の突起14は下向きに
延び、トレンチの底部を検出する。側方突起16は、ト
レンチの幅方向にプローブから反対向きに延び、トレン
チの側壁を検出する。このプローブ12と連動した装置
は、プローブをZ方向またはX方向に振動させる手段、
ならびにZ方向およびX方向の振動を測定するための干
渉装置(interferometric apparatus)を有する。
載の、米国特許第5196041号に記載の、トレンチ
の深さおよび幅を検出するための3つの突起を有するプ
ローブ12の側面図である。第1の突起14は下向きに
延び、トレンチの底部を検出する。側方突起16は、ト
レンチの幅方向にプローブから反対向きに延び、トレン
チの側壁を検出する。このプローブ12と連動した装置
は、プローブをZ方向またはX方向に振動させる手段、
ならびにZ方向およびX方向の振動を測定するための干
渉装置(interferometric apparatus)を有する。
【0012】図3は、トレンチを測定するために使用さ
れる図2のプローブの運動を示す破線22とともにトレ
ンチ20を含むサンプル表面18を示す横断面図であ
る。トレンチの両側の表面の高さを地点24で測定した
後で、プローブ先端12は、Z方向に振動しながら下向
きに駆動され、中心地点26でトレンチの深さを測定す
る。次に、プローブ12は増分距離だけ上向きに移動
し、地点30で測定を行う間プローブをX方向に振動さ
せながら、対向する側壁28のそれぞれに対して交互に
駆動される。
れる図2のプローブの運動を示す破線22とともにトレ
ンチ20を含むサンプル表面18を示す横断面図であ
る。トレンチの両側の表面の高さを地点24で測定した
後で、プローブ先端12は、Z方向に振動しながら下向
きに駆動され、中心地点26でトレンチの深さを測定す
る。次に、プローブ12は増分距離だけ上向きに移動
し、地点30で測定を行う間プローブをX方向に振動さ
せながら、対向する側壁28のそれぞれに対して交互に
駆動される。
【0013】Clabes他の米国特許第5321977号に
は、統合先端歪みセンサを表面のプロフィルを3次元で
決定するための単軸の原子間力顕微鏡(AFM)と組み
合わせて使用することが記載されている。片持ちばりの
ビームは、圧電膜歪みセンサをその上に付着させた統合
先端ステムを担持する。重なり合った4つの素子を備え
た圧電ジャケットが、先端ステム上に付着している。圧
電センサは、原子間力顕微鏡中のプローブの平面に対し
て垂直な平面内で機能する。すなわち、先端が側壁表面
と接触すると、先端の変更が引き起こされ、それに応じ
て、比例した電気出力が生じる。標準的な単軸AFMの
先端に結合されたこの先端歪みセンサにより、破局的な
先端のクラッシュを回避しながら3次元測定が可能とな
る。
は、統合先端歪みセンサを表面のプロフィルを3次元で
決定するための単軸の原子間力顕微鏡(AFM)と組み
合わせて使用することが記載されている。片持ちばりの
ビームは、圧電膜歪みセンサをその上に付着させた統合
先端ステムを担持する。重なり合った4つの素子を備え
た圧電ジャケットが、先端ステム上に付着している。圧
電センサは、原子間力顕微鏡中のプローブの平面に対し
て垂直な平面内で機能する。すなわち、先端が側壁表面
と接触すると、先端の変更が引き起こされ、それに応じ
て、比例した電気出力が生じる。標準的な単軸AFMの
先端に結合されたこの先端歪みセンサにより、破局的な
先端のクラッシュを回避しながら3次元測定が可能とな
る。
【0014】Martin他の米国特許第5283442号お
よび第5347854号には、走査型力顕微鏡を使用し
てトレンチや筋(line)の側壁などの表面をプロファイ
リングするための方法および装置が記載されている。こ
の方法は、実時間測定した表面の局所的な傾斜に応じて
先端の位置を制御することにより、測定確度の改善をも
たらす。
よび第5347854号には、走査型力顕微鏡を使用し
てトレンチや筋(line)の側壁などの表面をプロファイ
リングするための方法および装置が記載されている。こ
の方法は、実時間測定した表面の局所的な傾斜に応じて
先端の位置を制御することにより、測定確度の改善をも
たらす。
【0015】図4は、プローブ先端30の下側の角にあ
る突起34、36を米国特許第5283442号に記載
されるように使用してトレンチ40を含むサンプル表面
38のプロフィルを確立する、片持ちばり32から下向
きに延びる平坦なプローブ先端30を示す図である。
る突起34、36を米国特許第5283442号に記載
されるように使用してトレンチ40を含むサンプル表面
38のプロフィルを確立する、片持ちばり32から下向
きに延びる平坦なプローブ先端30を示す図である。
【0016】図5は、レーザ干渉計によって検出され
る、図4のプローブ先端30のZ方向の振動を表すグラ
フである。より振動数の高い実際の振動は、曲線42で
示してある。曲線42の包絡線44は、先端の振動の振
幅を表し、これはプローブ先端30とサンプル表面38
が係合すると変動する。振動する先端30がプロファイ
リングする表面に近づくにつれて、先端と表面の間の力
の勾配(force gradient)が増大し、先端の振動の振幅
は減少する。測定中のサンプル表面が平坦かつX方向に
同じ高さである場合には、包絡線44は変動しない。表
面がX方向に傾斜している場合には、ディザリング振動
数での振動がこの方向に発生するので、振幅包絡線44
はディザリング振動数で変動する。ディザリング振動数
での包絡線44の変動の大きさは、サンプル表面の局所
的な傾斜を表す。
る、図4のプローブ先端30のZ方向の振動を表すグラ
フである。より振動数の高い実際の振動は、曲線42で
示してある。曲線42の包絡線44は、先端の振動の振
幅を表し、これはプローブ先端30とサンプル表面38
が係合すると変動する。振動する先端30がプロファイ
リングする表面に近づくにつれて、先端と表面の間の力
の勾配(force gradient)が増大し、先端の振動の振幅
は減少する。測定中のサンプル表面が平坦かつX方向に
同じ高さである場合には、包絡線44は変動しない。表
面がX方向に傾斜している場合には、ディザリング振動
数での振動がこの方向に発生するので、振幅包絡線44
はディザリング振動数で変動する。ディザリング振動数
での包絡線44の変動の大きさは、サンプル表面の局所
的な傾斜を表す。
【0017】図6は、湾曲した表面46の形状をプロー
ブ先端30の突起34でたどるために米国特許第528
3442号の装置が行う一連の動作を表す図である。初
期地点47において、表面の法線は、Z軸に対して角度
αをなす矢印48で示してある。次いで、このシステム
は、矢印48で示す表面の法線に対して垂直な矢印50
で示す走査方向に沿って、地点52で終端する増分距離
だけプローブ先端を移動させる。この地点では、プロー
ブ先端は表面46から離れているので、プローブ先端3
0のZ方向の振動は、所定の制御値より大きい。したが
って、プローブ先端30は、表面46に隣接する地点5
4に向かって移動する。この移動は、特に次の測定地点
が記録されたときにトレンチの角で先端とサンプル表面
が接触する可能性を低下させるために、計算機システム
を援用して決定される角度θに沿って起こる。ここで、
先端の突起34は一般に、プロファイリング中の表面か
ら20〜50オングストロームしか離れていないことに
留意されたい。図5の曲線から決定される先端と表面の
係合および傾斜の測定結果を使用して表面46に沿って
プローブ先端を移動させて、このプロセスを繰り返す。
ブ先端30の突起34でたどるために米国特許第528
3442号の装置が行う一連の動作を表す図である。初
期地点47において、表面の法線は、Z軸に対して角度
αをなす矢印48で示してある。次いで、このシステム
は、矢印48で示す表面の法線に対して垂直な矢印50
で示す走査方向に沿って、地点52で終端する増分距離
だけプローブ先端を移動させる。この地点では、プロー
ブ先端は表面46から離れているので、プローブ先端3
0のZ方向の振動は、所定の制御値より大きい。したが
って、プローブ先端30は、表面46に隣接する地点5
4に向かって移動する。この移動は、特に次の測定地点
が記録されたときにトレンチの角で先端とサンプル表面
が接触する可能性を低下させるために、計算機システム
を援用して決定される角度θに沿って起こる。ここで、
先端の突起34は一般に、プロファイリング中の表面か
ら20〜50オングストロームしか離れていないことに
留意されたい。図5の曲線から決定される先端と表面の
係合および傾斜の測定結果を使用して表面46に沿って
プローブ先端を移動させて、このプロセスを繰り返す。
【0018】米国特許第5283442号の装置では、
プローブ先端のZ軸およびX軸(走査方向)方向の振動
のレベルは、励起振動数とディザリング振動数の差を用
いて図5に示す単一の信号から分離されるが、米国特許
第5347854号の装置は、Z方向およびX方向の運
動を別個に検出し、これら2つの方向の振動を示す別個
の信号を提供する光検出器を含む。これらの別個の信号
の比を使用して、測定中のサンプル表面の局所的な傾斜
を決定する。
プローブ先端のZ軸およびX軸(走査方向)方向の振動
のレベルは、励起振動数とディザリング振動数の差を用
いて図5に示す単一の信号から分離されるが、米国特許
第5347854号の装置は、Z方向およびX方向の運
動を別個に検出し、これら2つの方向の振動を示す別個
の信号を提供する光検出器を含む。これらの別個の信号
の比を使用して、測定中のサンプル表面の局所的な傾斜
を決定する。
【0019】米国特許第5186041号および第53
21997号の装置および方法に関する1つの問題は、
横方向の走査運動が1つの走査方向にしか行われないこ
とから生じる。側壁を感知するために使用される横方向
に延びる突起も、この方向、またはそれと反対の方向に
延びる。したがって、基本的にこの走査方向に対して実
質上垂直でない平面内で上向きまたは下向きに延びる側
壁にプローブが衝突した場合には、プローブが側壁と接
触した状態で上向きまたは下向きに移動する速度は、そ
の側壁の傾斜の正確な画像を与えない。特に、側壁が基
本的に走査方向に対して垂直に延びているときに問題が
生じる。側壁と走査方向とが角度をなしていても側壁に
接触したことを示す同じタイプの指示を提供するように
成形されたプローブ先端、ならびにこの角度に関わらず
一様な接触が起こり、かつプローブが側壁と接触した後
で、側壁に沿って真っ直ぐに上または下に移動するよう
にプローブとサンプルの間で相対運動を引き起こす方法
が必要とされている。
21997号の装置および方法に関する1つの問題は、
横方向の走査運動が1つの走査方向にしか行われないこ
とから生じる。側壁を感知するために使用される横方向
に延びる突起も、この方向、またはそれと反対の方向に
延びる。したがって、基本的にこの走査方向に対して実
質上垂直でない平面内で上向きまたは下向きに延びる側
壁にプローブが衝突した場合には、プローブが側壁と接
触した状態で上向きまたは下向きに移動する速度は、そ
の側壁の傾斜の正確な画像を与えない。特に、側壁が基
本的に走査方向に対して垂直に延びているときに問題が
生じる。側壁と走査方向とが角度をなしていても側壁に
接触したことを示す同じタイプの指示を提供するように
成形されたプローブ先端、ならびにこの角度に関わらず
一様な接触が起こり、かつプローブが側壁と接触した後
で、側壁に沿って真っ直ぐに上または下に移動するよう
にプローブとサンプルの間で相対運動を引き起こす方法
が必要とされている。
【0020】米国特許第5107114号および第55
89686号には、走査型プローブ顕微鏡のプローブ先
端が3つの方向全てに短い距離だけ運動する装置が記載
されている。
89686号には、走査型プローブ顕微鏡のプローブ先
端が3つの方向全てに短い距離だけ運動する装置が記載
されている。
【0021】特に、Nishioka他の米国特許第51071
14号には、3次元に変位可能な円筒形圧電素子を含む
原子間力顕微鏡用の微細走査機構が記載されている。円
筒形圧電素子の自由端は、X方向、Y方向、およびZ方
向に変位させることができる。第1のプローブは、円筒
形圧電素子の自由端に取り付けられる。バイモルフ圧電
素子も、円筒形圧電素子の自由端に取り付けられ、それ
自体はZ方向に一次元に変位可能である。片持ちばり
は、片持ちばりの自由端が第1のプローブの下に隣接し
て位置するように、バイモルフ圧電素子の自由端から延
びるように取り付けられる。第2のプローブは、片持ち
ばりの自由端から下向きに延び、サンプル表面と係合す
るように取り付けられる。静止サンプル・トレイは、第
2のプローブと対向するように配置される。この機構を
使用して、所定のパターンに従ってサンプルを横切るよ
うに、第1および第2のプローブをサンプル表面を横方
向に横切るように同期して走査させる。
14号には、3次元に変位可能な円筒形圧電素子を含む
原子間力顕微鏡用の微細走査機構が記載されている。円
筒形圧電素子の自由端は、X方向、Y方向、およびZ方
向に変位させることができる。第1のプローブは、円筒
形圧電素子の自由端に取り付けられる。バイモルフ圧電
素子も、円筒形圧電素子の自由端に取り付けられ、それ
自体はZ方向に一次元に変位可能である。片持ちばり
は、片持ちばりの自由端が第1のプローブの下に隣接し
て位置するように、バイモルフ圧電素子の自由端から延
びるように取り付けられる。第2のプローブは、片持ち
ばりの自由端から下向きに延び、サンプル表面と係合す
るように取り付けられる。静止サンプル・トレイは、第
2のプローブと対向するように配置される。この機構を
使用して、所定のパターンに従ってサンプルを横切るよ
うに、第1および第2のプローブをサンプル表面を横方
向に横切るように同期して走査させる。
【0022】サンプル表面中の壁面に近接した異常を感
知するのに適したプローブの形状を使用するすること、
ならびに第1および第2のプローブの円運動が達成され
るように円筒形圧電素子の様々なセクションにディザリ
ング信号を印加することが必要とされている。さらに、
プローブが面に沿って上または下に移動する際にこのよ
うな壁面に対して垂直な方向にプローブを横方向に運動
させる方法が必要とされている。このような運動によ
り、第2のプローブは、側壁の異常(side wallsof ano
malies)の存在を判定する際、およびこのような側壁の
形状を決定する際に特に効果的なかたちで運動すること
になる。さらに、サンプル表面中の壁面の急激な立上り
および立下りを検出し、これらをたどることができるよ
うに、走査方向にディザリング振動をもたらす手段が必
要とされている。
知するのに適したプローブの形状を使用するすること、
ならびに第1および第2のプローブの円運動が達成され
るように円筒形圧電素子の様々なセクションにディザリ
ング信号を印加することが必要とされている。さらに、
プローブが面に沿って上または下に移動する際にこのよ
うな壁面に対して垂直な方向にプローブを横方向に運動
させる方法が必要とされている。このような運動によ
り、第2のプローブは、側壁の異常(side wallsof ano
malies)の存在を判定する際、およびこのような側壁の
形状を決定する際に特に効果的なかたちで運動すること
になる。さらに、サンプル表面中の壁面の急激な立上り
および立下りを検出し、これらをたどることができるよ
うに、走査方向にディザリング振動をもたらす手段が必
要とされている。
【0023】Oharaの米国特許第5589686号に
は、任意選択で(alternately)走査型トンネル顕微
鏡、原子間力顕微鏡、あるいは容量型(capacitive)ま
たは磁気力のフィールド感知システムとともに使用され
る感知プローブの位置のナノメートル・スケールの実時
間連続位置決めデータを生成する方法および装置が記載
されている。このシステムは、プローブに対して相対運
動する原子表面その他格子など周期的な起伏のある表面
からのプローブの距離および位置を測定するために使用
される。プローブと表面の間には、正弦電圧の制御下で
のプローブの急速振動による感知フィールドが存在し、
感知フィールド中の電流によって生成される出力正弦電
圧の位相および振幅を比較して、最も近い原子または表
面の起伏の頂点の方向および距離を示す位置信号を提供
する。望ましい場合には、位置信号をフィードバックし
て、プローブと表面の相対運動を制御する。
は、任意選択で(alternately)走査型トンネル顕微
鏡、原子間力顕微鏡、あるいは容量型(capacitive)ま
たは磁気力のフィールド感知システムとともに使用され
る感知プローブの位置のナノメートル・スケールの実時
間連続位置決めデータを生成する方法および装置が記載
されている。このシステムは、プローブに対して相対運
動する原子表面その他格子など周期的な起伏のある表面
からのプローブの距離および位置を測定するために使用
される。プローブと表面の間には、正弦電圧の制御下で
のプローブの急速振動による感知フィールドが存在し、
感知フィールド中の電流によって生成される出力正弦電
圧の位相および振幅を比較して、最も近い原子または表
面の起伏の頂点の方向および距離を示す位置信号を提供
する。望ましい場合には、位置信号をフィードバックし
て、プローブと表面の相対運動を制御する。
【0024】したがって、米国特許第5589686号
の方法は、周期的な起伏のある試験サンプルの特徴を決
定するためにしか動作可能でない。別のタイプの試験サ
ンプルでは、この方法が必要とする正弦曲線の出力信号
を感知フィールドから生成しない。異常のある壁面表面
の特徴を、これらの壁面表面が未知の角度をなし、かつ
互いに未知の非周期的な距離だけ離れているときに決定
することができる方法が必要とされている。
の方法は、周期的な起伏のある試験サンプルの特徴を決
定するためにしか動作可能でない。別のタイプの試験サ
ンプルでは、この方法が必要とする正弦曲線の出力信号
を感知フィールドから生成しない。異常のある壁面表面
の特徴を、これらの壁面表面が未知の角度をなし、かつ
互いに未知の非周期的な距離だけ離れているときに決定
することができる方法が必要とされている。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の問題を克服するための、走査型プローブ顕微鏡を用い
て輪郭走査を実行する装置および方法を提供することで
ある。
の問題を克服するための、走査型プローブ顕微鏡を用い
て輪郭走査を実行する装置および方法を提供することで
ある。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様によ
れば、サンプル表面内の側壁の地形的特徴を測定する方
法が提供される。この方法は、サンプル表面と、第1の
方向に励起振動数で振動する片持ちばりに取り付けられ
たプローブ先端との間で相対運動を引き起こすことを含
み、この相対運動は、第1の所定の輪郭表面と側壁の交
線に沿って延びる輪郭経路に沿ってプローブ先端を移動
させるものであり、輪郭経路に沿ったプローブと側壁の
係合は、第1の方向に励起振動数で振動するプローブ先
端の測定された振幅の変動に応じた範囲内で保持され
る。
れば、サンプル表面内の側壁の地形的特徴を測定する方
法が提供される。この方法は、サンプル表面と、第1の
方向に励起振動数で振動する片持ちばりに取り付けられ
たプローブ先端との間で相対運動を引き起こすことを含
み、この相対運動は、第1の所定の輪郭表面と側壁の交
線に沿って延びる輪郭経路に沿ってプローブ先端を移動
させるものであり、輪郭経路に沿ったプローブと側壁の
係合は、第1の方向に励起振動数で振動するプローブ先
端の測定された振幅の変動に応じた範囲内で保持され
る。
【0027】この相対運動は、プローブ先端を、輪郭経
路に沿って第1の複数の直線線分中を移動させるもので
あり、第1の複数の直線線分はそれぞれ、プローブ先端
の振動の測定した振幅が所定の許容振動振幅範囲外にあ
ると判定されると終端する。この相対運動はまた、プロ
ーブ先端を輪郭経路に沿って第2の複数の直線線分中を
移動させるものであり、第2の複数の直線線分はそれぞ
れ、第1の複数の直線線分の隣接した直線線分間に延
び、第1の複数の直線線分はそれぞれ、輪郭経路に沿っ
て延びる線の局所接線に沿って延びる。
路に沿って第1の複数の直線線分中を移動させるもので
あり、第1の複数の直線線分はそれぞれ、プローブ先端
の振動の測定した振幅が所定の許容振動振幅範囲外にあ
ると判定されると終端する。この相対運動はまた、プロ
ーブ先端を輪郭経路に沿って第2の複数の直線線分中を
移動させるものであり、第2の複数の直線線分はそれぞ
れ、第1の複数の直線線分の隣接した直線線分間に延
び、第1の複数の直線線分はそれぞれ、輪郭経路に沿っ
て延びる線の局所接線に沿って延びる。
【0028】プローブ先端はさらに、プローブを前記平
面に沿って第2の方向にディザリングさせる第1の信号
によって、第1の方向に対して垂直な平面に沿ってディ
ザリング振動数で円形パターンを描いてディザリングす
る。ディザリング振動数での測定された振動振幅を変調
する信号と第1の信号との間で位相角が測定される。
面に沿って第2の方向にディザリングさせる第1の信号
によって、第1の方向に対して垂直な平面に沿ってディ
ザリング振動数で円形パターンを描いてディザリングす
る。ディザリング振動数での測定された振動振幅を変調
する信号と第1の信号との間で位相角が測定される。
【0029】側壁に対して垂直な局所法線の角度を決定
する。局所法線は、ディザリング運動の中心を通って、
前記第1の方向に対して垂直な平面に沿って延び、局所
法線の角度は、位相角の関数として決定される。
する。局所法線は、ディザリング運動の中心を通って、
前記第1の方向に対して垂直な平面に沿って延び、局所
法線の角度は、位相角の関数として決定される。
【0030】
【発明の実施の形態】図7は、本発明に従って構築した
走査型力顕微鏡110の部分概略側面図である。装置1
10は、クランプされた端部114と自由端116の間
に延びる圧電アクチュエータ112を含む。自由端11
6は、X軸ドライバ118からの電圧信号に応答してX
軸方向に、Y軸ドライバ122からの電圧信号に応答し
て矢印120のY軸方向に、Z軸ドライバ126からの
電圧信号に応答して矢印124のZ軸方向に移動する。
自由端116はまた、励起ドライバ128からの発振電
圧信号に応答してZ軸方向に振動する。X軸ドライバ1
18、Y軸ドライバ122、およびZ軸ドライバ126
の出力は、信号分配回路129を介して圧電アクチュエ
ータ112の適当な電極に向けて送られる。
走査型力顕微鏡110の部分概略側面図である。装置1
10は、クランプされた端部114と自由端116の間
に延びる圧電アクチュエータ112を含む。自由端11
6は、X軸ドライバ118からの電圧信号に応答してX
軸方向に、Y軸ドライバ122からの電圧信号に応答し
て矢印120のY軸方向に、Z軸ドライバ126からの
電圧信号に応答して矢印124のZ軸方向に移動する。
自由端116はまた、励起ドライバ128からの発振電
圧信号に応答してZ軸方向に振動する。X軸ドライバ1
18、Y軸ドライバ122、およびZ軸ドライバ126
の出力は、信号分配回路129を介して圧電アクチュエ
ータ112の適当な電極に向けて送られる。
【0031】図8および図9に関連して以下に述べる方
法では、x軸ドライバ118およびy軸ドライバ122
は、片持ちばり132および取付け板133によって圧
電アクチュエータ112の自由端116に取り付けられ
た表面感知用のプローブ先端130を円形ディザリング
・パターンで駆動するために使用される。この円運動
は、増幅器133bを介してX軸ドライバ118に入力
として印加される発振器133aの発振出力信号により
得られるものである。発振器133aの出力は、遅延回
路133cおよび増幅器133dを介して入力としてY
軸ドライバ122にも印加される。遅延回路133c
は、X軸駆動信号と適当な位相角の関係を有するY軸駆
動信号を導出し、これによりプローブの円運動を確立す
ることができる。
法では、x軸ドライバ118およびy軸ドライバ122
は、片持ちばり132および取付け板133によって圧
電アクチュエータ112の自由端116に取り付けられ
た表面感知用のプローブ先端130を円形ディザリング
・パターンで駆動するために使用される。この円運動
は、増幅器133bを介してX軸ドライバ118に入力
として印加される発振器133aの発振出力信号により
得られるものである。発振器133aの出力は、遅延回
路133cおよび増幅器133dを介して入力としてY
軸ドライバ122にも印加される。遅延回路133c
は、X軸駆動信号と適当な位相角の関係を有するY軸駆
動信号を導出し、これによりプローブの円運動を確立す
ることができる。
【0032】システム稼働中に、プローブ先端130
は、発振器136から励起ドライバ128への発振信号
の印加により、サンプル135の表面134と係合した
状態で、矢印124のZ軸方向にも振動する。このプロ
ーブ先端130の振動は、発振器136の駆動周波数で
起こり、この振動数は、片持ちばり132の共振振動数
に近いがそれよりもいくらか高いことが好ましい。矢印
124のZ軸方向でのプローブ先端130の振動は、光
学手段を使用してプローブ先端130の運動を示す運動
信号を発生させるレーザ検出器138によって測定され
る。この光学手段は、例えば、ヘテロダイン干渉法を使
用して、プローブ先端130とともに運動する反射表面
139に向かって下向きに延びる光路長の変化を示す。
別法として、特定の光検出素子を照明した状態で、斜め
に入射したレーザ・ビームが反射表面139で反射され
レーザ検出器138内の光検出素子のアレイに当たる位
置を使用して、反射表面139の位置を決定する。いず
れの場合も、レーザ検出器138からの出力信号は、プ
ローブ先端130とともに運動する反射表面139の、
矢印124のZ軸方向の運動成分に基づいている。レー
ザ検出器138の出力は、駆動信号の範囲内の周波数を
含む出力信号は通し、この範囲より大幅に低い周波数は
通さない広域フィルタ140を介して駆動される。広域
フィルタ140からの出力信号は、レーザ検出器138
からの励起ドライバ128の励起振動数での先端の運動
信号の平均振動振幅を反映した出力信号を発生させる復
調器141への入力として提供される。
は、発振器136から励起ドライバ128への発振信号
の印加により、サンプル135の表面134と係合した
状態で、矢印124のZ軸方向にも振動する。このプロ
ーブ先端130の振動は、発振器136の駆動周波数で
起こり、この振動数は、片持ちばり132の共振振動数
に近いがそれよりもいくらか高いことが好ましい。矢印
124のZ軸方向でのプローブ先端130の振動は、光
学手段を使用してプローブ先端130の運動を示す運動
信号を発生させるレーザ検出器138によって測定され
る。この光学手段は、例えば、ヘテロダイン干渉法を使
用して、プローブ先端130とともに運動する反射表面
139に向かって下向きに延びる光路長の変化を示す。
別法として、特定の光検出素子を照明した状態で、斜め
に入射したレーザ・ビームが反射表面139で反射され
レーザ検出器138内の光検出素子のアレイに当たる位
置を使用して、反射表面139の位置を決定する。いず
れの場合も、レーザ検出器138からの出力信号は、プ
ローブ先端130とともに運動する反射表面139の、
矢印124のZ軸方向の運動成分に基づいている。レー
ザ検出器138の出力は、駆動信号の範囲内の周波数を
含む出力信号は通し、この範囲より大幅に低い周波数は
通さない広域フィルタ140を介して駆動される。広域
フィルタ140からの出力信号は、レーザ検出器138
からの励起ドライバ128の励起振動数での先端の運動
信号の平均振動振幅を反映した出力信号を発生させる復
調器141への入力として提供される。
【0033】本発明の好ましい態様によれば、サンプル
135に加えられるXおよびY方向の走査運動は、プロ
ーブ先端130とサンプル表面134の間の係合レベル
を所定範囲内に維持するために使用される。この係合レ
ベルは、励起振動数での振動の平均振幅で示される。し
たがって、復調器141の出力は、比較回路142に入
力として提供される。これは、励起発振器136の周波
数範囲内の振動の平均振幅が所定範囲内であるか、この
所定範囲より大きいか、またはこの所定範囲より小さい
かを判定するために使用される。アナログ・デジタル変
換器143を介して駆動されるこの比較回路の出力は、
COMPARISON SIGNAL入力として計算機システム144に
印加される。計算機システム144は、デジタル・アナ
ログ変換器144aを介して比較回路142に入力とし
て提供される出力信号も生成する。この出力信号は、設
定値レベルおよび許容偏差レベルを比較回路142に与
え、これにより、復調器141からの出力信号は、それ
が設定値レベルと許容偏差レベルの合計より小さく、設
定値レベルと許容偏差レベルの差より大きい場合には、
所定範囲内であると判定される。COMPARISON SIGNALに
は3つのレベルがあり、第1のレベルは復調器141の
出力のレベルが所定範囲より低いことを示し、第2のレ
ベルはそのレベルが所定範囲内であることを示し、第3
のレベルはそのレベルが所定範囲より高いことを示すも
のである。
135に加えられるXおよびY方向の走査運動は、プロ
ーブ先端130とサンプル表面134の間の係合レベル
を所定範囲内に維持するために使用される。この係合レ
ベルは、励起振動数での振動の平均振幅で示される。し
たがって、復調器141の出力は、比較回路142に入
力として提供される。これは、励起発振器136の周波
数範囲内の振動の平均振幅が所定範囲内であるか、この
所定範囲より大きいか、またはこの所定範囲より小さい
かを判定するために使用される。アナログ・デジタル変
換器143を介して駆動されるこの比較回路の出力は、
COMPARISON SIGNAL入力として計算機システム144に
印加される。計算機システム144は、デジタル・アナ
ログ変換器144aを介して比較回路142に入力とし
て提供される出力信号も生成する。この出力信号は、設
定値レベルおよび許容偏差レベルを比較回路142に与
え、これにより、復調器141からの出力信号は、それ
が設定値レベルと許容偏差レベルの合計より小さく、設
定値レベルと許容偏差レベルの差より大きい場合には、
所定範囲内であると判定される。COMPARISON SIGNALに
は3つのレベルがあり、第1のレベルは復調器141の
出力のレベルが所定範囲より低いことを示し、第2のレ
ベルはそのレベルが所定範囲内であることを示し、第3
のレベルはそのレベルが所定範囲より高いことを示すも
のである。
【0034】計算機システム144は、メモリ145を
含み、このメモリは、ランダム・アクセス・メモリ回
路、ならびに実行されるプログラムを記憶し、またこの
プログラムの実行の結果として得られるデータを記憶す
るハード・ディスクを有することがある。表示装置14
6は、このデータを目に見えるようにする。プログラム
は、磁気ディスクなどの機械可読媒体147を介してロ
ードすることができる。
含み、このメモリは、ランダム・アクセス・メモリ回
路、ならびに実行されるプログラムを記憶し、またこの
プログラムの実行の結果として得られるデータを記憶す
るハード・ディスクを有することがある。表示装置14
6は、このデータを目に見えるようにする。プログラム
は、磁気ディスクなどの機械可読媒体147を介してロ
ードすることができる。
【0035】輪郭走査プロセス中に、計算機システム1
44内で実行されるプログラムは、サンプル135のX
およびY方向の運動を制御するSCANNING MOTION DATA信
号を生成する。すなわち、SCANNING MOTION DATA信号
は、独立にXおよびY方向の運動を示すデジタル・エン
コードされたデータを含む。この信号は、デジタル・ア
ナログ変換器147に入力として印加され、このデジタ
ル・アナログ変換器が別個のXアナログ信号およびYア
ナログ信号を提供して走査運動ドライバ148を駆動
し、これが走査運動アクチュエータ149を駆動する。
44内で実行されるプログラムは、サンプル135のX
およびY方向の運動を制御するSCANNING MOTION DATA信
号を生成する。すなわち、SCANNING MOTION DATA信号
は、独立にXおよびY方向の運動を示すデジタル・エン
コードされたデータを含む。この信号は、デジタル・ア
ナログ変換器147に入力として印加され、このデジタ
ル・アナログ変換器が別個のXアナログ信号およびYア
ナログ信号を提供して走査運動ドライバ148を駆動
し、これが走査運動アクチュエータ149を駆動する。
【0036】計算機システム144は、Z-AXIS DRIVE D
ATA信号も生成し、この信号はアナログ・デジタル変換
器149aを介してZ軸ドライバ126を駆動するため
に使用される。この信号のレベルの変化は、例えば、連
続した輪郭走査と輪郭走査の間にプローブ130をZ方
向に運動させるために使用され、また、プローブ130
とサンプル表面の平坦部分の間の相対運動と合わせて使
用し、直立側壁を発見するために使用することもでき
る。
ATA信号も生成し、この信号はアナログ・デジタル変換
器149aを介してZ軸ドライバ126を駆動するため
に使用される。この信号のレベルの変化は、例えば、連
続した輪郭走査と輪郭走査の間にプローブ130をZ方
向に運動させるために使用され、また、プローブ130
とサンプル表面の平坦部分の間の相対運動と合わせて使
用し、直立側壁を発見するために使用することもでき
る。
【0037】レーザ検出器138の出力はまた、この出
力信号の、発振器133aの出力として生成された円形
ディザリング信号の範囲内の周波数を有する部分は通す
が、この出力信号の、発振器136の出力を使用して生
成された励起振動の範囲内の周波数を有する部分は通さ
ない低域フィルタ150にも、入力として提供される。
低域フィルタの出力は、位相角復調器151に入力とし
て提供される。発振器133aの出力も、復調器151
に対する入力として提供され、これが、低域フィルタ1
50の出力と発振器133aの出力の間の位相角を示す
出力を提供する。位相角復調器151の出力は、アナロ
グ・デジタル変換器152を介して計算機システム14
4に入力として提供される。図8に関連して述べる方法
でこの位相角の関係を使用して、プローブ130と隣接
するサンプルの側壁153との間の角度関係を決定す
る。
力信号の、発振器133aの出力として生成された円形
ディザリング信号の範囲内の周波数を有する部分は通す
が、この出力信号の、発振器136の出力を使用して生
成された励起振動の範囲内の周波数を有する部分は通さ
ない低域フィルタ150にも、入力として提供される。
低域フィルタの出力は、位相角復調器151に入力とし
て提供される。発振器133aの出力も、復調器151
に対する入力として提供され、これが、低域フィルタ1
50の出力と発振器133aの出力の間の位相角を示す
出力を提供する。位相角復調器151の出力は、アナロ
グ・デジタル変換器152を介して計算機システム14
4に入力として提供される。図8に関連して述べる方法
でこの位相角の関係を使用して、プローブ130と隣接
するサンプルの側壁153との間の角度関係を決定す
る。
【0038】図8は、圧電アクチュエータ112および
それと連動した駆動回路を示す部分概略等角図である。
圧電アクチュエータ112は、圧電材料で構成された中
空シリンダ155を含み、電圧を印加して様々な方法で
シリンダ155を偏向させるために、様々な表面に沿っ
て電極が延びている。中空シリンダ155の内側表面に
沿って延びる内側電極156には、大地電位が印加され
る。
それと連動した駆動回路を示す部分概略等角図である。
圧電アクチュエータ112は、圧電材料で構成された中
空シリンダ155を含み、電圧を印加して様々な方法で
シリンダ155を偏向させるために、様々な表面に沿っ
て電極が延びている。中空シリンダ155の内側表面に
沿って延びる内側電極156には、大地電位が印加され
る。
【0039】一般に、中空シリンダ155の外側表面の
周りに部分的に延びる電極に正電圧を印加すると、シリ
ンダのその電極に隣接する部分が圧縮され、このような
電極に不電圧を印加すると、シリンダのこの部分が拡張
する。本願では、付随する運動をZ方向には引き起こさ
ずに、XまたはYいずれかの走査方向にプローブ130
を運動させることができることが特に望ましい。したが
って、XまたはY方向の運動は、圧電アクチュエータ1
12の両側に、異極性の所定の電圧を印加することによ
って確立される。X軸駆動信号の異極性を得るために、
X軸ドライバ118の出力は符号変換器158を介して
供給され、この増幅器158の出力が、加算増幅器16
0に入力として印加される。この増幅器160の出力
は、−X電極162に印加される。X軸ドライバ118
の出力は、加算増幅器166を介して、−X電極162
とは正反対に位置する+X電極164にも供給される。
周りに部分的に延びる電極に正電圧を印加すると、シリ
ンダのその電極に隣接する部分が圧縮され、このような
電極に不電圧を印加すると、シリンダのこの部分が拡張
する。本願では、付随する運動をZ方向には引き起こさ
ずに、XまたはYいずれかの走査方向にプローブ130
を運動させることができることが特に望ましい。したが
って、XまたはY方向の運動は、圧電アクチュエータ1
12の両側に、異極性の所定の電圧を印加することによ
って確立される。X軸駆動信号の異極性を得るために、
X軸ドライバ118の出力は符号変換器158を介して
供給され、この増幅器158の出力が、加算増幅器16
0に入力として印加される。この増幅器160の出力
は、−X電極162に印加される。X軸ドライバ118
の出力は、加算増幅器166を介して、−X電極162
とは正反対に位置する+X電極164にも供給される。
【0040】同様に、異極性のY軸駆動信号を得るため
に、Y軸ドライバ122の出力は符号変換器168を介
して供給され、この増幅器168の出力が加算増幅器1
70に入力として印加される。この増幅器170の出力
は、−Y電極172に印加される。Y軸ドライバ122
の出力は、加算増幅器176を介して、−Y電極172
とは正反対に位置する+Y電極174にも供給される。
に、Y軸ドライバ122の出力は符号変換器168を介
して供給され、この増幅器168の出力が加算増幅器1
70に入力として印加される。この増幅器170の出力
は、−Y電極172に印加される。Y軸ドライバ122
の出力は、加算増幅器176を介して、−Y電極172
とは正反対に位置する+Y電極174にも供給される。
【0041】正電圧がX軸ドライバ118の出力として
与えられたときには、プローブ130は、矢印180の
X方向に偏向し、この偏向の距離は基本的にその正電圧
に比例する。これに対して、負電圧がX軸ドライバ11
8の出力として与えられたときには、プローブ130
は、矢印180のX方向とは反対の方向に偏向し、この
偏向の距離は基本的にその負電圧に比例する。同様に、
正電圧がY軸ドライバ122の出力として与えられたと
きには、プローブ130は、矢印120のY方向に偏向
し、この偏向の距離は基本的にその正電圧に比例する。
負電圧がY軸ドライバ122の出力として与えられたと
きには、プローブ130は、矢印120のY方向とは反
対の方向に偏向し、この偏向の距離は基本的にその負電
圧に比例する。
与えられたときには、プローブ130は、矢印180の
X方向に偏向し、この偏向の距離は基本的にその正電圧
に比例する。これに対して、負電圧がX軸ドライバ11
8の出力として与えられたときには、プローブ130
は、矢印180のX方向とは反対の方向に偏向し、この
偏向の距離は基本的にその負電圧に比例する。同様に、
正電圧がY軸ドライバ122の出力として与えられたと
きには、プローブ130は、矢印120のY方向に偏向
し、この偏向の距離は基本的にその正電圧に比例する。
負電圧がY軸ドライバ122の出力として与えられたと
きには、プローブ130は、矢印120のY方向とは反
対の方向に偏向し、この偏向の距離は基本的にその負電
圧に比例する。
【0042】全てのX電極およびY電極162、16
4、172、174に同時に正電圧が印加されたときに
は、圧電材料の中空シリンダ155は軸方向に圧縮さ
れ、プローブ130は矢印124のZ方向に上昇するこ
とになる。全てのX電極およびY電極162、164、
172、174に同時に負電圧が印加されたときには、
中空シリンダ155は軸方向に拡張し、プローブ130
は矢印124のZ方向とは反対の方向に降下することに
なる。したがって、Z軸ドライバ126からの出力信号
は、加算増幅器160、166、170、176を介し
て、これら全ての電極162、164、172、174
に印加される。
4、172、174に同時に正電圧が印加されたときに
は、圧電材料の中空シリンダ155は軸方向に圧縮さ
れ、プローブ130は矢印124のZ方向に上昇するこ
とになる。全てのX電極およびY電極162、164、
172、174に同時に負電圧が印加されたときには、
中空シリンダ155は軸方向に拡張し、プローブ130
は矢印124のZ方向とは反対の方向に降下することに
なる。したがって、Z軸ドライバ126からの出力信号
は、加算増幅器160、166、170、176を介し
て、これら全ての電極162、164、172、174
に印加される。
【0043】励起ドライバ回路128からの発振電圧駆
動信号も、中空シリンダ155の一部分の周りに環状に
延びる励起電極184に印加され、プローブ130を矢
印124のZ方向に振動させる。励起ドライバ回路12
8から印加される励起電圧信号VEは、下記の数式1で
与えられる。測定中のサンプル表面の変動に対する走査
型プローブ顕微鏡の感度を最適化する従来の方法では、
パラメータωの値は、片持ちばりの強制振動がその共振
振動数付近で起こるように選択される。
動信号も、中空シリンダ155の一部分の周りに環状に
延びる励起電極184に印加され、プローブ130を矢
印124のZ方向に振動させる。励起ドライバ回路12
8から印加される励起電圧信号VEは、下記の数式1で
与えられる。測定中のサンプル表面の変動に対する走査
型プローブ顕微鏡の感度を最適化する従来の方法では、
パラメータωの値は、片持ちばりの強制振動がその共振
振動数付近で起こるように選択される。
【数1】 VE=Z0sin(ωt)
【0044】本発明によれば、プローブ130は、X軸
ドライバ122およびY軸ドライバ118から印加され
る信号によって、破線188で示すように円形のディザ
リング・パターンを描くように駆動されることが好まし
い。X軸駆動電圧VXは、下記の数式2で与えられる。
Y軸駆動電圧VYは、下記の数式3で与えられる。ディ
ザリング運動によって引き起こされる効果の検出を容易
にするために、パラメータΩの値は、プローブ130の
ディザリング運動が、励起ドライバ128を介してアク
チュエータ112に与えられる励起振動数よりはるかに
低い振動数で起こるように選択される。
ドライバ122およびY軸ドライバ118から印加され
る信号によって、破線188で示すように円形のディザ
リング・パターンを描くように駆動されることが好まし
い。X軸駆動電圧VXは、下記の数式2で与えられる。
Y軸駆動電圧VYは、下記の数式3で与えられる。ディ
ザリング運動によって引き起こされる効果の検出を容易
にするために、パラメータΩの値は、プローブ130の
ディザリング運動が、励起ドライバ128を介してアク
チュエータ112に与えられる励起振動数よりはるかに
低い振動数で起こるように選択される。
【数2】VX=X0sinΩt
【数3】
【0045】図8には、装置の動作の例示のために、サ
ンプル表面の検査中にプローブ130が通常突き当た
る、サンプル表面134上にある上向きに傾斜した壁面
153も示してある。
ンプル表面の検査中にプローブ130が通常突き当た
る、サンプル表面134上にある上向きに傾斜した壁面
153も示してある。
【0046】図9は、本発明の装置を介して同時に印加
および測定される様々な信号を示すグラフであり、
VE、VX、およびVYとして上述した駆動信号と、レー
ザ検出器138の出力として与えられるプローブ130
の位置を示すプローブ位置信号V Pとが示してある。
および測定される様々な信号を示すグラフであり、
VE、VX、およびVYとして上述した駆動信号と、レー
ザ検出器138の出力として与えられるプローブ130
の位置を示すプローブ位置信号V Pとが示してある。
【0047】図7から図9を参照すると、従来通りの走
査型プローブ顕微鏡の動作方法で、サンプルを検査する
際には、プローブ130に近い片持ちばり132の先端
の振動が測定される。プローブ130がサンプル表面の
平坦な部分154を横切って移動する際には、片持ちば
りの先端は、一定の振幅で、励起ドライバ回路128か
らの励起振動数で振動する。しかし、プローブ130が
サンプル表面の側壁に接近するにつれて、励起ドライバ
回路128からの励起振動数での振動は減衰し、それに
伴って振動の振幅も減少し、それにより励起振動数での
片持ちばりの先端の振動がプローブの円運動のディザリ
ング振動数で変調されることになり、プローブの円形デ
ィザリング運動によってプローブと隣接する側壁の間の
距離が周期的に変化するので、駆動信号VXまたはVYの
いずれかを片持ちばりの先端の振動の測定によって生じ
た信号とともに使用して、プローブ130に隣接するサ
ンプル表面の側壁の配向を決定することができる。この
プロセスにより、レーザ検出器138からの出力信号V
Pは、図9に示す形状をとることになる。
査型プローブ顕微鏡の動作方法で、サンプルを検査する
際には、プローブ130に近い片持ちばり132の先端
の振動が測定される。プローブ130がサンプル表面の
平坦な部分154を横切って移動する際には、片持ちば
りの先端は、一定の振幅で、励起ドライバ回路128か
らの励起振動数で振動する。しかし、プローブ130が
サンプル表面の側壁に接近するにつれて、励起ドライバ
回路128からの励起振動数での振動は減衰し、それに
伴って振動の振幅も減少し、それにより励起振動数での
片持ちばりの先端の振動がプローブの円運動のディザリ
ング振動数で変調されることになり、プローブの円形デ
ィザリング運動によってプローブと隣接する側壁の間の
距離が周期的に変化するので、駆動信号VXまたはVYの
いずれかを片持ちばりの先端の振動の測定によって生じ
た信号とともに使用して、プローブ130に隣接するサ
ンプル表面の側壁の配向を決定することができる。この
プロセスにより、レーザ検出器138からの出力信号V
Pは、図9に示す形状をとることになる。
【0048】図8の例では、上向きに延びる側壁153
は、側壁153とディザリング経路188の中心192
との間に延び、かつ側壁153に対して垂直な線190
が、X軸に対して角度Ψをなしてディザリング経路18
8と交差するような配向で延びる。側壁153の始まり
にともなって高さが上向きに変化すると、励起ドライバ
回路128によってプローブ130に加えられている励
起振動の減衰が増大するので、ディザリングするプロー
ブ130がX軸から角度Ψだけ回転すると、励起振動の
振幅は最小となる。したがって、ディザリングするプロ
ーブがX軸から角度θだけ回転すると、励起振動の振幅
は最大となる。ここで、θは下記の数式4で与えられ
る。ディザリング・プロセス中のX方向のプローブの運
動は、X軸に沿って最大となるので、θは、図9のX方
向駆動信号VXとプローブ位置信号VPの位相角でもあ
る。
は、側壁153とディザリング経路188の中心192
との間に延び、かつ側壁153に対して垂直な線190
が、X軸に対して角度Ψをなしてディザリング経路18
8と交差するような配向で延びる。側壁153の始まり
にともなって高さが上向きに変化すると、励起ドライバ
回路128によってプローブ130に加えられている励
起振動の減衰が増大するので、ディザリングするプロー
ブ130がX軸から角度Ψだけ回転すると、励起振動の
振幅は最小となる。したがって、ディザリングするプロ
ーブがX軸から角度θだけ回転すると、励起振動の振幅
は最大となる。ここで、θは下記の数式4で与えられ
る。ディザリング・プロセス中のX方向のプローブの運
動は、X軸に沿って最大となるので、θは、図9のX方
向駆動信号VXとプローブ位置信号VPの位相角でもあ
る。
【数4】θ=Ψ−Π
【0049】したがって、プローブ位置信号VPを使用
して、円形のディザリング・パターン188で駆動され
るプローブ130と係合した側壁153が延びる方向が
容易に決定される。この目的のために、位相角復調器1
51が、位相角θを示す出力信号を提供する。この出力
信号は、計算機システム144内で実行されるプログラ
ム中で使用するために、アナログ・デジタル変換器15
2内でデジタルにコード化される。このプログラムは、
ディザリングするプローブ130が衝突した直立側壁の
接線が、位相角θの線に対して垂直に延びる線に沿って
いずれの方向に延びるかを決定する。すなわち、X軸の
方向と側壁153に沿って延びる接線とがなす角度は、
下記の数式5で与えられる。さらに、X軸と、側壁15
3に対して垂直なディザリング・パターン188の中心
を通って延びる法線とがなす角度も、計算機システム1
44内で実行されるプログラムによって決定される。X
軸と側壁153から遠ざかるように延びる法線194と
がなす角度は、位相角θで与えられ、X軸と側壁153
に向かって延びる法線190とがなす角度は、下記の数
式6で与えられる。
して、円形のディザリング・パターン188で駆動され
るプローブ130と係合した側壁153が延びる方向が
容易に決定される。この目的のために、位相角復調器1
51が、位相角θを示す出力信号を提供する。この出力
信号は、計算機システム144内で実行されるプログラ
ム中で使用するために、アナログ・デジタル変換器15
2内でデジタルにコード化される。このプログラムは、
ディザリングするプローブ130が衝突した直立側壁の
接線が、位相角θの線に対して垂直に延びる線に沿って
いずれの方向に延びるかを決定する。すなわち、X軸の
方向と側壁153に沿って延びる接線とがなす角度は、
下記の数式5で与えられる。さらに、X軸と、側壁15
3に対して垂直なディザリング・パターン188の中心
を通って延びる法線とがなす角度も、計算機システム1
44内で実行されるプログラムによって決定される。X
軸と側壁153から遠ざかるように延びる法線194と
がなす角度は、位相角θで与えられ、X軸と側壁153
に向かって延びる法線190とがなす角度は、下記の数
式6で与えられる。
【数5】
【数6】Ψ=θ+Π
【0050】図10は、本発明による上向きに延びる側
壁200に沿って輪郭線を追跡するためのプローブ13
0とサンプル表面134の間の相対運動がそれに沿って
起こる経路198を示す概略平面図である。図8に関連
して上述した円形ディザリング・プローブ運動は、この
追跡プロセス中も引き続き行われるが、ディザリングに
よるプローブの運動は、経路198の追跡運動に比べる
と極めて小さい。
壁200に沿って輪郭線を追跡するためのプローブ13
0とサンプル表面134の間の相対運動がそれに沿って
起こる経路198を示す概略平面図である。図8に関連
して上述した円形ディザリング・プローブ運動は、この
追跡プロセス中も引き続き行われるが、ディザリングに
よるプローブの運動は、経路198の追跡運動に比べる
と極めて小さい。
【0051】図11は、直立側壁200を発見するプロ
セス中、およびその側壁に沿った輪郭線をプローブ13
0で追跡する後続プロセス中にディザリングするプロー
ブ130とサンプル135の間の相対運動を決定するた
めに図7の計算機システム144内で実行されるプログ
ラムの流れ図である。
セス中、およびその側壁に沿った輪郭線をプローブ13
0で追跡する後続プロセス中にディザリングするプロー
ブ130とサンプル135の間の相対運動を決定するた
めに図7の計算機システム144内で実行されるプログ
ラムの流れ図である。
【0052】図7、図10、および図11を参照する
と、破線202、204は、励起ドライバ128の励起
振動数でのプローブの運動の平均振幅が、計算機システ
ム144からデジタル・アナログ変換器144aを介し
て供給される設定値信号および許容偏差信号によって規
定される所定範囲内であるかどうかを比較回路142が
判定する領域の限界を示している。
と、破線202、204は、励起ドライバ128の励起
振動数でのプローブの運動の平均振幅が、計算機システ
ム144からデジタル・アナログ変換器144aを介し
て供給される設定値信号および許容偏差信号によって規
定される所定範囲内であるかどうかを比較回路142が
判定する領域の限界を示している。
【0053】図7の装置例では、図10に示す走査運動
は、サンプル135が走査運動アクチュエータ149に
よってX方向および/またはY方向に移動するときに起
こる。圧電アクチュエータ112の近位端プレート11
4に取り付けられた走査運動アクチュエータを使用する
ことにより、またはX軸ドライバ118およびY軸ドラ
イバ122に追加の走査運動信号を印加することによ
り、サンプル135を静止した状態に保ちながらこれと
同等の運動を実現することもできることを理解された
い。
は、サンプル135が走査運動アクチュエータ149に
よってX方向および/またはY方向に移動するときに起
こる。圧電アクチュエータ112の近位端プレート11
4に取り付けられた走査運動アクチュエータを使用する
ことにより、またはX軸ドライバ118およびY軸ドラ
イバ122に追加の走査運動信号を印加することによ
り、サンプル135を静止した状態に保ちながらこれと
同等の運動を実現することもできることを理解された
い。
【0054】いずれの場合も、プローブ130とサンプ
ル135の間の相対走査運動は、図11のプログラムの
開始ステップ205で生じる。次いで、ステップ208
で、相対運動により、プローブ130を経路198の探
索線分210に沿って走査させる。プローブはサンプル
表面の比較的平坦な部分に沿って滑る。Z軸ドライバ1
26を用いたZ方向のプローブの運動は、次第に現れる
サンプル表面の高さの変化を補償するために使用するこ
とができる。サンプル表面は比較的平坦であるので、励
起ドライバ128のディザリング振動数での変調がな
く、プローブ先端の振動の平均振幅は比較的一定であ
る。定期的に行われるステップ210では、比較回路1
42の出力をチェックし、発振器136の励起振動数で
の先端の振動の振幅が所定範囲内であるかどうかを判定
する。この範囲内である場合には、プログラムはステッ
プ208に戻り、探索線分210に沿った走査を続行す
る。ステップ210で振幅がこの範囲内でないと判定さ
れた場合には、ステップ212で、その振幅が所定範囲
より小さいかどうかを判定する。振幅がその範囲より小
さくない場合には、サンプル表面は下向きに傾斜してい
るはずであり、したがって、比較回路142の出力をス
テップ210で定期的にチェックしながら、振幅が所定
範囲内に戻るまで、ステップ214でZ軸ドライバ12
6がプローブを徐々に下向きに移動させる。このように
して振幅が所定範囲内であると判定されると、プログラ
ムはステップ208に戻り、探索パターンに沿った走査
を再開する。
ル135の間の相対走査運動は、図11のプログラムの
開始ステップ205で生じる。次いで、ステップ208
で、相対運動により、プローブ130を経路198の探
索線分210に沿って走査させる。プローブはサンプル
表面の比較的平坦な部分に沿って滑る。Z軸ドライバ1
26を用いたZ方向のプローブの運動は、次第に現れる
サンプル表面の高さの変化を補償するために使用するこ
とができる。サンプル表面は比較的平坦であるので、励
起ドライバ128のディザリング振動数での変調がな
く、プローブ先端の振動の平均振幅は比較的一定であ
る。定期的に行われるステップ210では、比較回路1
42の出力をチェックし、発振器136の励起振動数で
の先端の振動の振幅が所定範囲内であるかどうかを判定
する。この範囲内である場合には、プログラムはステッ
プ208に戻り、探索線分210に沿った走査を続行す
る。ステップ210で振幅がこの範囲内でないと判定さ
れた場合には、ステップ212で、その振幅が所定範囲
より小さいかどうかを判定する。振幅がその範囲より小
さくない場合には、サンプル表面は下向きに傾斜してい
るはずであり、したがって、比較回路142の出力をス
テップ210で定期的にチェックしながら、振幅が所定
範囲内に戻るまで、ステップ214でZ軸ドライバ12
6がプローブを徐々に下向きに移動させる。このように
して振幅が所定範囲内であると判定されると、プログラ
ムはステップ208に戻り、探索パターンに沿った走査
を再開する。
【0055】これに対して、ステップ212で振幅がそ
の範囲より小さいことが示された場合には、この振幅の
変化は、サンプル表面が上向きに徐々に傾斜しているこ
とによる(これに対しては補償を行うことになる)、あ
るいは図10の地点215などで側壁に衝突したことに
よるものとすることができる。側壁に衝突した場合に
は、振幅の関数は励起振動数で変調され、図9にVPで
示す形状となる。したがって、ステップ216で、位相
復調器151の出力を検査し、このタイプの変調が行わ
れているかどうかを調べる。このような変調が行われて
いない場合には、ステップ218でプローブを上向きに
移動させ、サンプル表面の緩やかな上向きの傾斜を補償
する。この変調が行われている場合には、ステップ22
0で位相復調器151の出力を使用して、図8に関連し
て上述した方法で隣接する側壁の接線および法線を確立
する。次いで、ステップ222で、ステップ220で確
立された接線223に沿って移動して輪郭線を走査する
プロセスを開始する。
の範囲より小さいことが示された場合には、この振幅の
変化は、サンプル表面が上向きに徐々に傾斜しているこ
とによる(これに対しては補償を行うことになる)、あ
るいは図10の地点215などで側壁に衝突したことに
よるものとすることができる。側壁に衝突した場合に
は、振幅の関数は励起振動数で変調され、図9にVPで
示す形状となる。したがって、ステップ216で、位相
復調器151の出力を検査し、このタイプの変調が行わ
れているかどうかを調べる。このような変調が行われて
いない場合には、ステップ218でプローブを上向きに
移動させ、サンプル表面の緩やかな上向きの傾斜を補償
する。この変調が行われている場合には、ステップ22
0で位相復調器151の出力を使用して、図8に関連し
て上述した方法で隣接する側壁の接線および法線を確立
する。次いで、ステップ222で、ステップ220で確
立された接線223に沿って移動して輪郭線を走査する
プロセスを開始する。
【0056】このようにして接線を確立することで、反
対向きの2方向への運動の可能性がもたらされるのは明
らかである。これらの方向の1つが、プロセッサ144
内で実行されるプログラムによって選択され、これによ
り輪郭線を走査するプロセスが所定の一般的な(genera
l)方向に行われることになる。
対向きの2方向への運動の可能性がもたらされるのは明
らかである。これらの方向の1つが、プロセッサ144
内で実行されるプログラムによって選択され、これによ
り輪郭線を走査するプロセスが所定の一般的な(genera
l)方向に行われることになる。
【0057】走査プロセスの続行中に、プロセッサ14
4中で実行されるプログラムは、ステップ224で、走
査終了条件が満たされているかどうかを判定するために
定期的にチェックを行う。例えば所定の端の位置まで走
査する、または柱など直立した別個のフィーチャの周り
を走査することによってこの条件に達し、輪郭線の走査
が開始された地点に戻ることがある。走査の終了に達す
ると、ステップ226で、特定の輪郭線に沿った走査プ
ロセスが終了する。走査終了条件に達しないときには、
ステップ228で、振幅が所定範囲内であるかどうかの
判定が行われる。所定範囲内である場合には、プログラ
ムはステップ222に戻り、接線223の走査を続行す
る。これに対して、地点230などで振幅が所定範囲内
ではないことが分かったときには、プログラムはステッ
プ232に進み、ここで、再度位相復調器151の出力
を使用して図8および図9に関連して上述した方法で新
しい接線および法線が決定される。
4中で実行されるプログラムは、ステップ224で、走
査終了条件が満たされているかどうかを判定するために
定期的にチェックを行う。例えば所定の端の位置まで走
査する、または柱など直立した別個のフィーチャの周り
を走査することによってこの条件に達し、輪郭線の走査
が開始された地点に戻ることがある。走査の終了に達す
ると、ステップ226で、特定の輪郭線に沿った走査プ
ロセスが終了する。走査終了条件に達しないときには、
ステップ228で、振幅が所定範囲内であるかどうかの
判定が行われる。所定範囲内である場合には、プログラ
ムはステップ222に戻り、接線223の走査を続行す
る。これに対して、地点230などで振幅が所定範囲内
ではないことが分かったときには、プログラムはステッ
プ232に進み、ここで、再度位相復調器151の出力
を使用して図8および図9に関連して上述した方法で新
しい接線および法線が決定される。
【0058】次に、ステップ234で、復調器141に
よって測定された振動の平均振幅が所定範囲の振幅より
大きいか小さいかを判定する。地点230など、この振
動の平均振幅が所定範囲より小さい場合には、サンプル
135とプローブ先端130の間の相対運動をステップ
236を確立し、プローブ130を新しい法線238に
沿って側壁200から離れるように外向きに走査させ
る。次に、プログラムはステップ222に戻り、ステッ
プ232で決定された接線に沿った新しい走査運動24
0を開始する。これに対して、地点242などで振動の
平均振幅が所定範囲の振幅より大きいとステップ234
で決定された場合には、プログラムはステップ244に
進み、プローブ130を新しい法線246に沿って側壁
200に向かって内向きに走査させる。次いで、プログ
ラムはステップ222に戻り、新しい接線に沿った新し
い走査運動248を開始する。
よって測定された振動の平均振幅が所定範囲の振幅より
大きいか小さいかを判定する。地点230など、この振
動の平均振幅が所定範囲より小さい場合には、サンプル
135とプローブ先端130の間の相対運動をステップ
236を確立し、プローブ130を新しい法線238に
沿って側壁200から離れるように外向きに走査させ
る。次に、プログラムはステップ222に戻り、ステッ
プ232で決定された接線に沿った新しい走査運動24
0を開始する。これに対して、地点242などで振動の
平均振幅が所定範囲の振幅より大きいとステップ234
で決定された場合には、プログラムはステップ244に
進み、プローブ130を新しい法線246に沿って側壁
200に向かって内向きに走査させる。次いで、プログ
ラムはステップ222に戻り、新しい接線に沿った新し
い走査運動248を開始する。
【0059】図10の例に示すように、線238および
246などの各法線に沿ったプローブの運動は、プロー
ブ130が線202と204の間の所定範囲を完全に横
切ったときに終了する。この方法は、側壁200が同じ
方向に湾曲し続けているときには、法線間の長い接線走
査を行うことの利点を制限する。別法として、各法線に
沿った運動は、所定範囲内のより中央寄りの地点でやは
り平均振幅を検査することによって終了することもでき
る。
246などの各法線に沿ったプローブの運動は、プロー
ブ130が線202と204の間の所定範囲を完全に横
切ったときに終了する。この方法は、側壁200が同じ
方向に湾曲し続けているときには、法線間の長い接線走
査を行うことの利点を制限する。別法として、各法線に
沿った運動は、所定範囲内のより中央寄りの地点でやは
り平均振幅を検査することによって終了することもでき
る。
【0060】本発明の好ましい態様によれば、励起振動
および円形ディザリング運動はともに、走査プロセスの
間維持される。別法として、円形ディザリング運動は、
接線方向および法線方向を決定する必要があるときにの
み与えることもできる。
および円形ディザリング運動はともに、走査プロセスの
間維持される。別法として、円形ディザリング運動は、
接線方向および法線方向を決定する必要があるときにの
み与えることもできる。
【0061】図12は、側壁250の一部分を検査する
ために使用した本発明を示す図であり、励起振動によっ
てプローブ130が駆動されるZ方向に対して垂直な平
坦面を形成するいくつかの輪郭表面によって、輪郭線2
52が確立されている。輪郭線252の各末端の走査限
界は予め決められており、プローブ130は、走査線の
各末端で、Z方向に次の輪郭表面に移る。
ために使用した本発明を示す図であり、励起振動によっ
てプローブ130が駆動されるZ方向に対して垂直な平
坦面を形成するいくつかの輪郭表面によって、輪郭線2
52が確立されている。輪郭線252の各末端の走査限
界は予め決められており、プローブ130は、走査線の
各末端で、Z方向に次の輪郭表面に移る。
【0062】図13は、丸形直立構造254を検査する
ために使用した本発明を示す図である。輪郭線256の
末端の走査限界は、その線がその開始地点を通過する地
点に確立され、この場合も、プローブ130は次の輪郭
表面に移る。
ために使用した本発明を示す図である。輪郭線256の
末端の走査限界は、その線がその開始地点を通過する地
点に確立され、この場合も、プローブ130は次の輪郭
表面に移る。
【0063】本発明について、直立した壁面の地形的特
徴を決定するために使用するものとしてある程度詳細に
述べたが、トレンチの下向きに延びる壁面を検査する際
にも、上述の方法でトレンチの底面からプローブの運動
を開始することにより、あるいは上にある表面からトレ
ンチの縁部にわたってプローブを移動させることによ
り、本発明を使用できることを理解されたい。図11の
サブルーチン例では、励起振動数でのプローブの振動の
平均振幅が所定範囲の振幅より小さい(直立壁面が始ま
ったことを示す)とステップ212で判定された場合に
のみ、ステップ216でディザリング振動数での変調が
存在するかどうかを判定したが、別法として、プローブ
の振動の振幅が所定範囲の振幅より大きいかどうか(ト
レンチの始まりを示す)を判定した後で、変調を示す指
示を求めることもできる。
徴を決定するために使用するものとしてある程度詳細に
述べたが、トレンチの下向きに延びる壁面を検査する際
にも、上述の方法でトレンチの底面からプローブの運動
を開始することにより、あるいは上にある表面からトレ
ンチの縁部にわたってプローブを移動させることによ
り、本発明を使用できることを理解されたい。図11の
サブルーチン例では、励起振動数でのプローブの振動の
平均振幅が所定範囲の振幅より小さい(直立壁面が始ま
ったことを示す)とステップ212で判定された場合に
のみ、ステップ216でディザリング振動数での変調が
存在するかどうかを判定したが、別法として、プローブ
の振動の振幅が所定範囲の振幅より大きいかどうか(ト
レンチの始まりを示す)を判定した後で、変調を示す指
示を求めることもできる。
【0064】図14は、輪郭線260を形成するいくつ
かの輪郭平面の間を進む、下向きに延びる穴258の側
壁表面を検査するために同様に使用した本発明を示す図
である。
かの輪郭平面の間を進む、下向きに延びる穴258の側
壁表面を検査するために同様に使用した本発明を示す図
である。
【0065】上記の例では、プローブの経路を形成する
輪郭線は、サンプル表面と1つまたは複数の輪郭表面の
交差線に沿って形成され、各輪郭表面は、プローブの励
起振動が起こるZ方向に対して垂直なX−Y平面内に延
びる。
輪郭線は、サンプル表面と1つまたは複数の輪郭表面の
交差線に沿って形成され、各輪郭表面は、プローブの励
起振動が起こるZ方向に対して垂直なX−Y平面内に延
びる。
【0066】図15は、本発明の文脈ではプローブの運
動を決定し、輪郭線を確立するための輪郭平面として使
用することができる、Z方向に対して垂直ないくつかの
輪郭平面264および単一の斜面266と交差する直立
円筒を示す図である。
動を決定し、輪郭線を確立するための輪郭平面として使
用することができる、Z方向に対して垂直ないくつかの
輪郭平面264および単一の斜面266と交差する直立
円筒を示す図である。
【0067】図16は、プローブ先端がいくつかの交差
した斜めの輪郭表面に沿って移動することによって形成
された輪郭線270を有する直立側壁268を示す図で
ある。
した斜めの輪郭表面に沿って移動することによって形成
された輪郭線270を有する直立側壁268を示す図で
ある。
【0068】好ましい実施形態に関連して、本発明につ
いて詳細に図示および記述したが、本発明の趣旨および
範囲を逸脱することなく、形態および詳細を様々に変更
することができることを当業者なら理解されたい。
いて詳細に図示および記述したが、本発明の趣旨および
範囲を逸脱することなく、形態および詳細を様々に変更
することができることを当業者なら理解されたい。
【0069】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
の事項を開示する。
【0070】(1)サンプル表面内の側壁の地形的特徴
を測定する方法であって、前記サンプル表面と励起振動
数で第1の方向に振動する片持ちばりに取り付けられた
プローブ先端との間で相対運動を引き起こすステップを
含む方法であり、前記相対運動が、前記プローブ先端
を、第1の所定の輪郭表面と前記側壁の交差線に沿って
延びる輪郭経路に沿って運動させるものであり、前記プ
ローブと前記側壁の前記輪郭経路に沿った係合が、前記
励起振動数での前記第1の方向への前記プローブ先端の
振動の測定した振幅の変動に応じた範囲内で保持される
方法。 (2)前記相対運動が、前記プローブ先端を、前記輪郭
経路に沿って第1の複数の直線線分中を運動させるもの
であり、前記第1の複数の直線線分の各直線線分が、前
記プローブ先端の振動の前記測定した振幅が所定の許容
振動振幅範囲外であると判定されると終端する、上記
(1)に記載の方法。 (3)前記相対運動がさらに、前記プローブ先端を前記
輪郭経路に沿って第2の複数の直線線分中を移動させる
ものであり、前記第2の複数の直線線分の各直線線分
が、前記第1の複数の直線線分の隣接した直線線分間に
延び、前記第1の複数の直線線分の各直線線分が、前記
輪郭経路に沿って延びる線の局所接線に沿って延びる、
上記(2)に記載の方法。 (4)前記プローブ先端を、前記プローブを前記平面に
沿って第2の方向にディザリングさせる第1の信号によ
って、前記第1の方向に対して垂直な平面に沿ってディ
ザリング振動数で円形パターンを描くようにディザリン
グさせるステップと、前記ディザリング振動数での振動
の前記測定した振幅を変調する信号と前記第1の信号の
間の位相角を測定するステップと、前記側壁に対して垂
直な局所法線の角度を決定するステップとをさらに含む
方法であり、前記局所法線が、前記ディザリング運動の
中心を通って前記第1の方向に対して垂直な前記平面に
沿って延び、前記局所法線の前記角度が前記位相角の関
数として決定される、上記(1)に記載の方法。 (5)前記第1の信号が正弦関数であり、前記局所法線
と前記第1の信号によって前記プローブ先端を運動させ
る方向とがなす角度が、前記位相角とπラジアンの和で
決定される、上記(4)に記載の方法。 (6)前記励起振動数が前記片持ちばりの固有振動数に
近く、前記ディザリング振動数が前記励起振動数より大
幅に低い、上記(4)に記載の方法。 (7)前記相対運動が、前記プローブ先端を、前記輪郭
経路に沿って第1の複数の直線線分中を運動させるもの
であり、前記第1の複数の直線線分の各直線線分が、前
記直線線分の始点の近傍で決定された前記局所法線に対
して垂直に延び、前記第1の複数の直線線分の各直線線
分が、前記プローブ先端の振動の前記測定した振幅が所
定の許容振動振幅範囲外であると判定されると終端す
る、上記(4)に記載の方法。 (8)前記相対運動がさらに、前記プローブ先端を前記
輪郭経路に沿って第2の複数の直線線分中を移動させる
ものであり、前記第2の複数の直線線分の各直線線分
が、前記第1の複数の直線線分の隣接した直線線分間に
延び、前記第2の複数の直線線分の各直線線分が、前記
第2の複数の直線線分の前記直線線分の近傍で決定され
た前記局所法線に沿って延びる、上記(7)に記載の方
法。 (9)前記第1の所定の輪郭表面が、前記第1の方向に
対して垂直な平坦面である、上記(1)に記載の方法。 (10)前記サンプル表面と励起振動数で第1の方向に
振動する片持ちばりに取り付けられたプローブ先端との
間で相対運動を引き起こすステップをさらに含む方法で
あって、前記相対運動が、前記プローブ先端を、複数の
所定の輪郭表面と前記側壁の交差線に沿って延びる複数
の輪郭経路に沿って運動させるものであり、前記プロー
ブと前記側壁の前記複数の輪郭経路内の各輪郭経路に沿
った係合が、前記励起振動数での前記第1の方向への前
記プローブ先端の振動の測定した振幅の変動に応じた範
囲内で保持される、上記(1)に記載の方法。 (11)第1の方向に対して垂直に延びる平面内のサン
プル表面の側壁に沿った接線の方向を決定する方法であ
って、(a)前記サンプル表面と励起振動数で第1の方
向に振動する片持ちばりに取り付けられたプローブ先端
との間で、前記プローブ先端を前記側壁と係合させる相
対運動を引き起こし、同時に前記第1の方向への前記プ
ローブ先端の振動の振幅を測定するステップであって、
前記側壁との係合が前記振動振幅の変化によって判定さ
れるステップと、(b)前記励起振動数での前記第1の
方向の前記プローブ先端の振動を続行しながら、前記プ
ローブ先端を、前記側壁と係合させた状態で、前記第1
の方向に対して垂直に延びるディザリング平面中で円形
パターンでディザリングさせ、同時に前記ディザリング
平面内の第2の方向へのディザリング運動と、前記プロ
ーブ先端の振動の前記振幅の前記ディザリング振動数で
の変調との間の位相角を測定するステップと、(c)前
記接線の方向を前記位相角の関数として決定するステッ
プとを含む方法。 (12)前記プローブ先端が正弦関数に従って前記第2
の方向に運動し、前記局所法線と前記第1の信号によっ
て前記プローブ先端が運動する方向とがなす角度が、前
記位相角とπラジアンの和で決定される、上記(11)
に記載の方法。 (13)前記励起振動数が前記片持ちばりの固有振動数
に近く、前記ディザリング振動数が前記励起振動数より
大幅に低い、上記(10)に記載の方法。 (14)サンプル表面内の側壁の地形的特徴を測定する
方法であって、(a)第1の方向に対して垂直な平面内
でプローブ先端を通って前記側面に対して垂直に延びる
法線の方向を決定するステップと、(b)前記プローブ
先端が第1の所定の輪郭表面に沿って前記法線に対して
垂直な方向に運動するように、前記サンプル表面と前記
プローブ先端の間で相対運動を引き起こすステップと、
(c)前記プローブが前記側壁との所定の係合範囲内に
あるか、前記所定の係合範囲より前記側壁に接近してい
るか、または前記所定の係合範囲より前記側壁から離れ
ているかを判定するステップと、(d)前記プローブ先
端が前記側壁との前記所定の係合範囲内にあると判定さ
れたときに、ステップ(b)に戻り、引き続き前記サン
プル表面と前記プローブ先端の間の相対運動を引き起こ
すステップと、(e)前記プローブが前記所定の係合範
囲より前記側壁に接近していると判定されたときに、前
記第1の方向に対して垂直な平面内で前記プローブ先端
を通って前記側壁に対して垂直に延びる新たな法線の方
向を決定し、前記法線の方向を前記新たな法線の方向に
置き換え、前記プローブ先端が前記新たな法線に沿って
前記側壁から離れるように移動するように前記サンプル
表面と前記プローブ先端の間で相対運動を引き起こし、
ステップ(b)に戻るステップと(f)前記プローブ先
端が前記所定の係合範囲より前記側壁から離れていると
判定されたときに、前記第1の方向に対して垂直な平面
内で前記プローブ先端を通って前記側壁に対して垂直に
延びる新たな法線の方向を決定し、前記法線の方向を前
記新たな法線の方向に置き換え、前記プローブ先端が前
記新たな法線に沿って前記側壁に向かって移動するよう
に前記サンプル表面と前記プローブ先端の間で相対運動
を引き起こし、ステップ(b)に戻るステップとを含む
方法。 (15)前記プローブ先端が、前記第1の方向に励起振
動数で振動する片持ちばり上に取り付けられ、前記励起
振動数での前記プローブ先端の振動の平均振幅が測定さ
れ、ステップ(c)で、前記振動の平均振幅が振幅値許
容範囲内であると判定されたときに、前記プローブ先端
が前記所定の係合範囲内であると判定され、前記振動の
平均振幅が前記振幅値許容範囲以下であると判定された
ときに、前記プローブ先端が前記所定の係合範囲より前
記側壁に接近していると判定され、前記振動の平均振幅
が前記振幅値許容範囲以上であると判定されたときに、
前記プローブ先端が前記所定の係合範囲より前記側壁か
ら離れていると判定される、上記(14)に記載の方
法。 (16)前記プローブ先端がさらに、前記第1の方向に
対して垂直な前記平面に沿ってディザリング振動数で円
形ディザリング・パターンで駆動され、前記プローブ先
端が前記側壁と係合しているときに、前記平均振幅が前
記ディザリング振動数で変調され、ステップ(a)、
(e)、および(f)で、前記法線の方向および前記新
たな法線の方向が、前記ディザリング振動数での前記平
均振幅の変調と、前記プローブ先端を第2の方向に運動
させるディザリング信号の位相角の関数として決定され
る、上記(15)に記載の方法。 (17)前記プローブ先端を前記第2の方向に運動させ
る前記ディザリング信号が正弦関数であり、前記局所法
線と前記第2の方向とがなす角度が、前記位相角とπラ
ジアンの和で決定される、上記(16)に記載の方法。 (18)前記励起振動数が前記片持ちばりの固有振動数
に近く、前記ディザリング振動数が前記励起振動数より
大幅に低い、上記(16)に記載の方法。 (19)前記所定の輪郭表面が、前記第1の方向に離間
した複数の所定の輪郭表面のうちの第1の所定の輪郭表
面であり、前記複数の輪郭表面の各輪郭表面が、前記第
1の方向に対して垂直な平坦面であり、前記プローブ先
端を、前記側壁および前記各輪郭表面に沿って延びる走
査線に沿って運動させるために、ステップ(a)から
(f)が繰り返され、前記プローブ先端が、前記複数の
輪郭表面の隣接する輪郭表面間で前記第1の方向に運動
する、上記(14)に記載の方法。 (20)サンプル表面内の側壁の地形的特徴を測定する
方法であって、片持ちばりと、前記片持ちばりの端部に
取り付けられたプローブ先端と、前記片持ちばりを第1
の方向に振動させる励起ドライブと、前記プローブ先端
を前記第1の方向に対して垂直な平面に沿って円形パタ
ーンで運動させるために前記片持ちばりを運動させるデ
ィザリング・ドライブと、前記サンプル表面を前記プロ
ーブ先端に対して露出させた状態でサンプルを保持する
サンプル保持器と、前記片持ちばりと前記サンプル保持
器の間の相対運動を、前記第1の方向に対して垂直な平
面内で引き起こす走査ドライブと、前記励起振動数での
前記第1の方向への前記プローブ先端の振動の振幅の平
均値を示す第1の信号を提供する第1の復調器と、前記
プローブ先端の振動の戦記振幅の変調と前記プローブ先
端を前記円形パターンで運動させるために直線的な運動
成分を引き起こすディザリング信号の間の位相角を示す
第2の信号を提供する第2の復調器と、プロセッサと、
前記円形パターンの中心と前記側壁の間に延びる法線の
方向を決定するために前記プロセッサ内で実行されるプ
ログラムとを含み、前記法線が前記第1の方向に対して
垂直な前記平面内で前記側壁に対して垂直に延び、前記
法線の前記方向が前記位相角の関数として決定される装
置。 (21)前記プロセッサが前記走査ドライブの動作を制
御し、前記サンプル表面と前記プローブ先端の間の相対
運動を引き起こし、前記相対運動が、前記プローブ先端
を、第1の所定の輪郭表面と前記側壁の交差線に沿って
延びる輪郭経路に沿って運動させるものであり、前記プ
ローブと前記側壁の前記輪郭経路に沿った係合が、前記
励起振動数での前記第1の方向への前記プローブ先端の
振動の測定した振幅の変動に応じた範囲内で保持され
る、上記(20)に記載の装置。 (22)前記相対運動が、前記プローブ先端を、前記輪
郭経路に沿って第1の複数の直線線分中を運動させるも
のであり、前記第1の複数の直線線分の各直線線分が、
前記プローブ先端の振動の前記測定した振幅が所定の許
容振動振幅範囲外であると判定されると終端する、上記
(20)に記載の装置。 (23)前記相対運動がさらに、前記プローブ先端を前
記輪郭経路に沿って第2の複数の直線線分中を移動させ
るものであり、前記第2の複数の直線線分の各直線線分
が、前記第1の複数の直線線分の隣接した直線線分間に
延び、前記第1の直線線分の各直線線分が、前記直線線
分の始点で算出された方向を有する前記法線に対して垂
直に延びる、上記(22)に記載の装置。 (24)前記ディザリング・ドライブが、前記プローブ
先端を正弦関数に従って前記第2の方向に運動させ、前
記局所法線と前記第2の方向がなす角度が、前記位相角
とπラジアンの和で決定される、上記(20)に記載の
装置。
を測定する方法であって、前記サンプル表面と励起振動
数で第1の方向に振動する片持ちばりに取り付けられた
プローブ先端との間で相対運動を引き起こすステップを
含む方法であり、前記相対運動が、前記プローブ先端
を、第1の所定の輪郭表面と前記側壁の交差線に沿って
延びる輪郭経路に沿って運動させるものであり、前記プ
ローブと前記側壁の前記輪郭経路に沿った係合が、前記
励起振動数での前記第1の方向への前記プローブ先端の
振動の測定した振幅の変動に応じた範囲内で保持される
方法。 (2)前記相対運動が、前記プローブ先端を、前記輪郭
経路に沿って第1の複数の直線線分中を運動させるもの
であり、前記第1の複数の直線線分の各直線線分が、前
記プローブ先端の振動の前記測定した振幅が所定の許容
振動振幅範囲外であると判定されると終端する、上記
(1)に記載の方法。 (3)前記相対運動がさらに、前記プローブ先端を前記
輪郭経路に沿って第2の複数の直線線分中を移動させる
ものであり、前記第2の複数の直線線分の各直線線分
が、前記第1の複数の直線線分の隣接した直線線分間に
延び、前記第1の複数の直線線分の各直線線分が、前記
輪郭経路に沿って延びる線の局所接線に沿って延びる、
上記(2)に記載の方法。 (4)前記プローブ先端を、前記プローブを前記平面に
沿って第2の方向にディザリングさせる第1の信号によ
って、前記第1の方向に対して垂直な平面に沿ってディ
ザリング振動数で円形パターンを描くようにディザリン
グさせるステップと、前記ディザリング振動数での振動
の前記測定した振幅を変調する信号と前記第1の信号の
間の位相角を測定するステップと、前記側壁に対して垂
直な局所法線の角度を決定するステップとをさらに含む
方法であり、前記局所法線が、前記ディザリング運動の
中心を通って前記第1の方向に対して垂直な前記平面に
沿って延び、前記局所法線の前記角度が前記位相角の関
数として決定される、上記(1)に記載の方法。 (5)前記第1の信号が正弦関数であり、前記局所法線
と前記第1の信号によって前記プローブ先端を運動させ
る方向とがなす角度が、前記位相角とπラジアンの和で
決定される、上記(4)に記載の方法。 (6)前記励起振動数が前記片持ちばりの固有振動数に
近く、前記ディザリング振動数が前記励起振動数より大
幅に低い、上記(4)に記載の方法。 (7)前記相対運動が、前記プローブ先端を、前記輪郭
経路に沿って第1の複数の直線線分中を運動させるもの
であり、前記第1の複数の直線線分の各直線線分が、前
記直線線分の始点の近傍で決定された前記局所法線に対
して垂直に延び、前記第1の複数の直線線分の各直線線
分が、前記プローブ先端の振動の前記測定した振幅が所
定の許容振動振幅範囲外であると判定されると終端す
る、上記(4)に記載の方法。 (8)前記相対運動がさらに、前記プローブ先端を前記
輪郭経路に沿って第2の複数の直線線分中を移動させる
ものであり、前記第2の複数の直線線分の各直線線分
が、前記第1の複数の直線線分の隣接した直線線分間に
延び、前記第2の複数の直線線分の各直線線分が、前記
第2の複数の直線線分の前記直線線分の近傍で決定され
た前記局所法線に沿って延びる、上記(7)に記載の方
法。 (9)前記第1の所定の輪郭表面が、前記第1の方向に
対して垂直な平坦面である、上記(1)に記載の方法。 (10)前記サンプル表面と励起振動数で第1の方向に
振動する片持ちばりに取り付けられたプローブ先端との
間で相対運動を引き起こすステップをさらに含む方法で
あって、前記相対運動が、前記プローブ先端を、複数の
所定の輪郭表面と前記側壁の交差線に沿って延びる複数
の輪郭経路に沿って運動させるものであり、前記プロー
ブと前記側壁の前記複数の輪郭経路内の各輪郭経路に沿
った係合が、前記励起振動数での前記第1の方向への前
記プローブ先端の振動の測定した振幅の変動に応じた範
囲内で保持される、上記(1)に記載の方法。 (11)第1の方向に対して垂直に延びる平面内のサン
プル表面の側壁に沿った接線の方向を決定する方法であ
って、(a)前記サンプル表面と励起振動数で第1の方
向に振動する片持ちばりに取り付けられたプローブ先端
との間で、前記プローブ先端を前記側壁と係合させる相
対運動を引き起こし、同時に前記第1の方向への前記プ
ローブ先端の振動の振幅を測定するステップであって、
前記側壁との係合が前記振動振幅の変化によって判定さ
れるステップと、(b)前記励起振動数での前記第1の
方向の前記プローブ先端の振動を続行しながら、前記プ
ローブ先端を、前記側壁と係合させた状態で、前記第1
の方向に対して垂直に延びるディザリング平面中で円形
パターンでディザリングさせ、同時に前記ディザリング
平面内の第2の方向へのディザリング運動と、前記プロ
ーブ先端の振動の前記振幅の前記ディザリング振動数で
の変調との間の位相角を測定するステップと、(c)前
記接線の方向を前記位相角の関数として決定するステッ
プとを含む方法。 (12)前記プローブ先端が正弦関数に従って前記第2
の方向に運動し、前記局所法線と前記第1の信号によっ
て前記プローブ先端が運動する方向とがなす角度が、前
記位相角とπラジアンの和で決定される、上記(11)
に記載の方法。 (13)前記励起振動数が前記片持ちばりの固有振動数
に近く、前記ディザリング振動数が前記励起振動数より
大幅に低い、上記(10)に記載の方法。 (14)サンプル表面内の側壁の地形的特徴を測定する
方法であって、(a)第1の方向に対して垂直な平面内
でプローブ先端を通って前記側面に対して垂直に延びる
法線の方向を決定するステップと、(b)前記プローブ
先端が第1の所定の輪郭表面に沿って前記法線に対して
垂直な方向に運動するように、前記サンプル表面と前記
プローブ先端の間で相対運動を引き起こすステップと、
(c)前記プローブが前記側壁との所定の係合範囲内に
あるか、前記所定の係合範囲より前記側壁に接近してい
るか、または前記所定の係合範囲より前記側壁から離れ
ているかを判定するステップと、(d)前記プローブ先
端が前記側壁との前記所定の係合範囲内にあると判定さ
れたときに、ステップ(b)に戻り、引き続き前記サン
プル表面と前記プローブ先端の間の相対運動を引き起こ
すステップと、(e)前記プローブが前記所定の係合範
囲より前記側壁に接近していると判定されたときに、前
記第1の方向に対して垂直な平面内で前記プローブ先端
を通って前記側壁に対して垂直に延びる新たな法線の方
向を決定し、前記法線の方向を前記新たな法線の方向に
置き換え、前記プローブ先端が前記新たな法線に沿って
前記側壁から離れるように移動するように前記サンプル
表面と前記プローブ先端の間で相対運動を引き起こし、
ステップ(b)に戻るステップと(f)前記プローブ先
端が前記所定の係合範囲より前記側壁から離れていると
判定されたときに、前記第1の方向に対して垂直な平面
内で前記プローブ先端を通って前記側壁に対して垂直に
延びる新たな法線の方向を決定し、前記法線の方向を前
記新たな法線の方向に置き換え、前記プローブ先端が前
記新たな法線に沿って前記側壁に向かって移動するよう
に前記サンプル表面と前記プローブ先端の間で相対運動
を引き起こし、ステップ(b)に戻るステップとを含む
方法。 (15)前記プローブ先端が、前記第1の方向に励起振
動数で振動する片持ちばり上に取り付けられ、前記励起
振動数での前記プローブ先端の振動の平均振幅が測定さ
れ、ステップ(c)で、前記振動の平均振幅が振幅値許
容範囲内であると判定されたときに、前記プローブ先端
が前記所定の係合範囲内であると判定され、前記振動の
平均振幅が前記振幅値許容範囲以下であると判定された
ときに、前記プローブ先端が前記所定の係合範囲より前
記側壁に接近していると判定され、前記振動の平均振幅
が前記振幅値許容範囲以上であると判定されたときに、
前記プローブ先端が前記所定の係合範囲より前記側壁か
ら離れていると判定される、上記(14)に記載の方
法。 (16)前記プローブ先端がさらに、前記第1の方向に
対して垂直な前記平面に沿ってディザリング振動数で円
形ディザリング・パターンで駆動され、前記プローブ先
端が前記側壁と係合しているときに、前記平均振幅が前
記ディザリング振動数で変調され、ステップ(a)、
(e)、および(f)で、前記法線の方向および前記新
たな法線の方向が、前記ディザリング振動数での前記平
均振幅の変調と、前記プローブ先端を第2の方向に運動
させるディザリング信号の位相角の関数として決定され
る、上記(15)に記載の方法。 (17)前記プローブ先端を前記第2の方向に運動させ
る前記ディザリング信号が正弦関数であり、前記局所法
線と前記第2の方向とがなす角度が、前記位相角とπラ
ジアンの和で決定される、上記(16)に記載の方法。 (18)前記励起振動数が前記片持ちばりの固有振動数
に近く、前記ディザリング振動数が前記励起振動数より
大幅に低い、上記(16)に記載の方法。 (19)前記所定の輪郭表面が、前記第1の方向に離間
した複数の所定の輪郭表面のうちの第1の所定の輪郭表
面であり、前記複数の輪郭表面の各輪郭表面が、前記第
1の方向に対して垂直な平坦面であり、前記プローブ先
端を、前記側壁および前記各輪郭表面に沿って延びる走
査線に沿って運動させるために、ステップ(a)から
(f)が繰り返され、前記プローブ先端が、前記複数の
輪郭表面の隣接する輪郭表面間で前記第1の方向に運動
する、上記(14)に記載の方法。 (20)サンプル表面内の側壁の地形的特徴を測定する
方法であって、片持ちばりと、前記片持ちばりの端部に
取り付けられたプローブ先端と、前記片持ちばりを第1
の方向に振動させる励起ドライブと、前記プローブ先端
を前記第1の方向に対して垂直な平面に沿って円形パタ
ーンで運動させるために前記片持ちばりを運動させるデ
ィザリング・ドライブと、前記サンプル表面を前記プロ
ーブ先端に対して露出させた状態でサンプルを保持する
サンプル保持器と、前記片持ちばりと前記サンプル保持
器の間の相対運動を、前記第1の方向に対して垂直な平
面内で引き起こす走査ドライブと、前記励起振動数での
前記第1の方向への前記プローブ先端の振動の振幅の平
均値を示す第1の信号を提供する第1の復調器と、前記
プローブ先端の振動の戦記振幅の変調と前記プローブ先
端を前記円形パターンで運動させるために直線的な運動
成分を引き起こすディザリング信号の間の位相角を示す
第2の信号を提供する第2の復調器と、プロセッサと、
前記円形パターンの中心と前記側壁の間に延びる法線の
方向を決定するために前記プロセッサ内で実行されるプ
ログラムとを含み、前記法線が前記第1の方向に対して
垂直な前記平面内で前記側壁に対して垂直に延び、前記
法線の前記方向が前記位相角の関数として決定される装
置。 (21)前記プロセッサが前記走査ドライブの動作を制
御し、前記サンプル表面と前記プローブ先端の間の相対
運動を引き起こし、前記相対運動が、前記プローブ先端
を、第1の所定の輪郭表面と前記側壁の交差線に沿って
延びる輪郭経路に沿って運動させるものであり、前記プ
ローブと前記側壁の前記輪郭経路に沿った係合が、前記
励起振動数での前記第1の方向への前記プローブ先端の
振動の測定した振幅の変動に応じた範囲内で保持され
る、上記(20)に記載の装置。 (22)前記相対運動が、前記プローブ先端を、前記輪
郭経路に沿って第1の複数の直線線分中を運動させるも
のであり、前記第1の複数の直線線分の各直線線分が、
前記プローブ先端の振動の前記測定した振幅が所定の許
容振動振幅範囲外であると判定されると終端する、上記
(20)に記載の装置。 (23)前記相対運動がさらに、前記プローブ先端を前
記輪郭経路に沿って第2の複数の直線線分中を移動させ
るものであり、前記第2の複数の直線線分の各直線線分
が、前記第1の複数の直線線分の隣接した直線線分間に
延び、前記第1の直線線分の各直線線分が、前記直線線
分の始点で算出された方向を有する前記法線に対して垂
直に延びる、上記(22)に記載の装置。 (24)前記ディザリング・ドライブが、前記プローブ
先端を正弦関数に従って前記第2の方向に運動させ、前
記局所法線と前記第2の方向がなす角度が、前記位相角
とπラジアンの和で決定される、上記(20)に記載の
装置。
【図1】サンプル表面内のトレンチ、および走査型プロ
ーブ顕微鏡の従来のプローブ先端を示す部分横断面図で
ある。
ーブ顕微鏡の従来のプローブ先端を示す部分横断面図で
ある。
【図2】従来技術に記載の、走査型プローブ顕微鏡用の
第1のタイプのプローブ先端を示す部分側面図である。
第1のタイプのプローブ先端を示す部分側面図である。
【図3】従来技術に記載の、図2のプローブ先端のトレ
ンチを検査するための連続運動を示す破線とともに、サ
ンプル表面内のトレンチを示す横断面図である。
ンチを検査するための連続運動を示す破線とともに、サ
ンプル表面内のトレンチを示す横断面図である。
【図4】サンプル表面中のトレンチ内にある、従来技術
に記載の走査型プローブ顕微鏡用の第2のタイプのプロ
ーブ先端を示す部分図である。
に記載の走査型プローブ顕微鏡用の第2のタイプのプロ
ーブ先端を示す部分図である。
【図5】従来技術に記載の、図4のプローブ先端の振動
を表す出力信号を示すグラフである。
を表す出力信号を示すグラフである。
【図6】従来技術に記載の、湾曲表面をたどるための図
4のプローブの増分運動を示す図である。
4のプローブの増分運動を示す図である。
【図7】本発明に従って構築した装置を示す概略図であ
る。
る。
【図8】互いに直交した3つの方向にプローブを移動さ
せるために使用される片持ちばりおよび圧電アクチュエ
ータとともに、図7の走査型力顕微鏡で使用されるプロ
ーブを示す等角図である。
せるために使用される片持ちばりおよび圧電アクチュエ
ータとともに、図7の走査型力顕微鏡で使用されるプロ
ーブを示す等角図である。
【図9】図7の装置によって同時に印加および測定され
る様々な信号を示すグラフである。
る様々な信号を示すグラフである。
【図10】サンプルの側壁に沿って輪郭線を追跡するた
めのプローブとサンプルの間の相対運動がそれに沿って
起こる、図7の装置内の経路を示す概略平面図である。
めのプローブとサンプルの間の相対運動がそれに沿って
起こる、図7の装置内の経路を示す概略平面図である。
【図11】プローブとサンプルの間の相対運動を決定す
るために図7の装置の計算機システム内で実行されるプ
ログラムの流れ図である。
るために図7の装置の計算機システム内で実行されるプ
ログラムの流れ図である。
【図12】側壁の一部分を検査するために図7の装置が
使用するパターンを示す図である。
使用するパターンを示す図である。
【図13】丸形直立構造を検査するために検査するため
に図7の装置が使用するパターンを示す図である。
に図7の装置が使用するパターンを示す図である。
【図14】穴の側壁を検査するために図7の装置が使用
するパターンを示す図である。
するパターンを示す図である。
【図15】輪郭線を確立するために図7の装置が使用す
ることができるいくつかの輪郭平面と交差する直立円筒
を示す図である。
ることができるいくつかの輪郭平面と交差する直立円筒
を示す図である。
【図16】交差したいくつかの斜めの輪郭表面に沿った
図7の装置のプローブ先端の運動によって形成された輪
郭線を有する直立側壁を示す図である。
図7の装置のプローブ先端の運動によって形成された輪
郭線を有する直立側壁を示す図である。
112 圧電アクチュエータ 118 X軸ドライバ 122 Y軸ドライバ 126 Z軸ドライバ 128 励起ドライバ 138 レーザ検出器 140 高域フィルタ 141 復調器 142 比較回路 145 計算機システム 146 表示装置 150 低域フィルタ 151 復調器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドン・チェン アメリカ合衆国33498 フロリダ州ボカラ トン ブエナ・ヴェンチュラ・ドライブ 10386 (72)発明者 ジェームス・エム・ハモンド アメリカ合衆国33486 フロリダ州ボカラ トン サウス・ウェスト・トウェルフス・ ストリート 1365 (72)発明者 ケニス・ジー・ロースラー アメリカ合衆国33431 フロリダ州ボカラ トン ノース・ウェスト・サーティース・ ロード 2096
Claims (24)
- 【請求項1】サンプル表面内の側壁の地形的特徴を測定
する方法であって、前記サンプル表面と励起振動数で第
1の方向に振動する片持ちばりに取り付けられたプロー
ブ先端との間で相対運動を引き起こすステップを含む方
法であり、前記相対運動が、前記プローブ先端を、第1
の所定の輪郭表面と前記側壁の交差線に沿って延びる輪
郭経路に沿って運動させるものであり、前記プローブと
前記側壁の前記輪郭経路に沿った係合が、前記励起振動
数での前記第1の方向への前記プローブ先端の振動の測
定した振幅の変動に応じた範囲内で保持される方法。 - 【請求項2】前記相対運動が、前記プローブ先端を、前
記輪郭経路に沿って第1の複数の直線線分中を運動させ
るものであり、前記第1の複数の直線線分の各直線線分
が、前記プローブ先端の振動の前記測定した振幅が所定
の許容振動振幅範囲外であると判定されると終端する、
請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】前記相対運動がさらに、前記プローブ先端
を前記輪郭経路に沿って第2の複数の直線線分中を移動
させるものであり、前記第2の複数の直線線分の各直線
線分が、前記第1の複数の直線線分の隣接した直線線分
間に延び、前記第1の複数の直線線分の各直線線分が、
前記輪郭経路に沿って延びる線の局所接線に沿って延び
る、請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】前記プローブ先端を、前記プローブを前記
平面に沿って第2の方向にディザリング(dithering)
させる第1の信号によって、前記第1の方向に対して垂
直な平面に沿ってディザリング振動数で円形パターンを
描くようにディザリングさせるステップと、 前記ディザリング振動数での振動の前記測定した振幅を
変調する信号と前記第1の信号の間の位相角を測定する
ステップと、 前記側壁に対して垂直な局所法線の角度を決定するステ
ップとをさらに含む方法であり、前記局所法線が、前記
ディザリング運動の中心を通って前記第1の方向に対し
て垂直な前記平面に沿って延び、前記局所法線の前記角
度が前記位相角の関数として決定される、請求項1に記
載の方法。 - 【請求項5】前記第1の信号が正弦関数であり、 前記局所法線と前記第1の信号によって前記プローブ先
端を運動させる方向とがなす角度が、前記位相角とπラ
ジアンの和で決定される、請求項4に記載の方法。 - 【請求項6】前記励起振動数が前記片持ちばりの固有振
動数に近く、前記ディザリング振動数が前記励起振動数
より大幅に低い、請求項4に記載の方法。 - 【請求項7】前記相対運動が、前記プローブ先端を、前
記輪郭経路に沿って第1の複数の直線線分中を運動させ
るものであり、前記第1の複数の直線線分の各直線線分
が、前記直線線分の始点の近傍で決定された前記局所法
線に対して垂直に延び、前記第1の複数の直線線分の各
直線線分が、前記プローブ先端の振動の前記測定した振
幅が所定の許容振動振幅範囲外であると判定されると終
端する、請求項4に記載の方法。 - 【請求項8】前記相対運動がさらに、前記プローブ先端
を前記輪郭経路に沿って第2の複数の直線線分中を移動
させるものであり、前記第2の複数の直線線分の各直線
線分が、前記第1の複数の直線線分の隣接した直線線分
間に延び、前記第2の複数の直線線分の各直線線分が、
前記第2の複数の直線線分の前記直線線分の近傍で決定
された前記局所法線に沿って延びる、請求項7に記載の
方法。 - 【請求項9】前記第1の所定の輪郭表面が、前記第1の
方向に対して垂直な平坦面である、請求項1に記載の方
法。 - 【請求項10】前記サンプル表面と励起振動数で第1の
方向に振動する片持ちばりに取り付けられたプローブ先
端との間で相対運動を引き起こすステップをさらに含む
方法であって、前記相対運動が、前記プローブ先端を、
複数の所定の輪郭表面と前記側壁の交差線に沿って延び
る複数の輪郭経路に沿って運動させるものであり、前記
プローブと前記側壁の前記複数の輪郭経路内の各輪郭経
路に沿った係合が、前記励起振動数での前記第1の方向
への前記プローブ先端の振動の測定した振幅の変動に応
じた範囲内で保持される、請求項1に記載の方法。 - 【請求項11】第1の方向に対して垂直に延びる平面内
のサンプル表面の側壁に沿った接線の方向を決定する方
法であって、 (a)前記サンプル表面と励起振動数で第1の方向に振
動する片持ちばりに取り付けられたプローブ先端との間
で、前記プローブ先端を前記側壁と係合させる相対運動
を引き起こし、同時に前記第1の方向への前記プローブ
先端の振動の振幅を測定するステップであって、前記側
壁との係合が前記振動振幅の変化によって判定されるス
テップと、 (b)前記励起振動数での前記第1の方向の前記プロー
ブ先端の振動を続行しながら、前記プローブ先端を、前
記側壁と係合させた状態で、前記第1の方向に対して垂
直に延びるディザリング平面中で円形パターンでディザ
リングさせ、同時に前記ディザリング平面内の第2の方
向へのディザリング運動と、前記プローブ先端の振動の
前記振幅の前記ディザリング振動数での変調との間の位
相角を測定するステップと、 (c)前記接線の方向を前記位相角の関数として決定す
るステップとを含む方法。 - 【請求項12】前記プローブ先端が正弦関数に従って前
記第2の方向に運動し、 前記局所法線と前記第1の信号によって前記プローブ先
端が運動する方向とがなす角度が、前記位相角とπラジ
アンの和で決定される、請求項11に記載の方法。 - 【請求項13】前記励起振動数が前記片持ちばりの固有
振動数に近く、前記ディザリング振動数が前記励起振動
数より大幅に低い、請求項10に記載の方法。 - 【請求項14】サンプル表面内の側壁の地形的特徴を測
定する方法であって、 (a)第1の方向に対して垂直な平面内でプローブ先端
を通って前記側面に対して垂直に延びる法線の方向を決
定するステップと、 (b)前記プローブ先端が第1の所定の輪郭表面に沿っ
て前記法線に対して垂直な方向に運動するように、前記
サンプル表面と前記プローブ先端の間で相対運動を引き
起こすステップと、 (c)前記プローブが前記側壁との所定の係合範囲内に
あるか、前記所定の係合範囲より前記側壁に接近してい
るか、または前記所定の係合範囲より前記側壁から離れ
ているかを判定するステップと、 (d)前記プローブ先端が前記側壁との前記所定の係合
範囲内にあると判定されたときに、ステップ(b)に戻
り、引き続き前記サンプル表面と前記プローブ先端の間
の相対運動を引き起こすステップと、 (e)前記プローブが前記所定の係合範囲より前記側壁
に接近していると判定されたときに、前記第1の方向に
対して垂直な平面内で前記プローブ先端を通って前記側
壁に対して垂直に延びる新たな法線の方向を決定し、前
記法線の方向を前記新たな法線の方向に置き換え、前記
プローブ先端が前記新たな法線に沿って前記側壁から離
れるように移動するように前記サンプル表面と前記プロ
ーブ先端の間で相対運動を引き起こし、ステップ(b)
に戻るステップと (f)前記プローブ先端が前記所定の係合範囲より前記
側壁から離れていると判定されたときに、前記第1の方
向に対して垂直な平面内で前記プローブ先端を通って前
記側壁に対して垂直に延びる新たな法線の方向を決定
し、前記法線の方向を前記新たな法線の方向に置き換
え、前記プローブ先端が前記新たな法線に沿って前記側
壁に向かって移動するように前記サンプル表面と前記プ
ローブ先端の間で相対運動を引き起こし、ステップ
(b)に戻るステップとを含む方法。 - 【請求項15】前記プローブ先端が、前記第1の方向に
励起振動数で振動する片持ちばり上に取り付けられ、 前記励起振動数での前記プローブ先端の振動の平均振幅
が測定され、 ステップ(c)で、前記振動の平均振幅が振幅値許容範
囲内であると判定されたときに、前記プローブ先端が前
記所定の係合範囲内であると判定され、前記振動の平均
振幅が前記振幅値許容範囲以下であると判定されたとき
に、前記プローブ先端が前記所定の係合範囲より前記側
壁に接近していると判定され、前記振動の平均振幅が前
記振幅値許容範囲以上であると判定されたときに、前記
プローブ先端が前記所定の係合範囲より前記側壁から離
れていると判定される、請求項14に記載の方法。 - 【請求項16】前記プローブ先端がさらに、前記第1の
方向に対して垂直な前記平面に沿ってディザリング振動
数で円形ディザリング・パターンで駆動され、 前記プローブ先端が前記側壁と係合しているときに、前
記平均振幅が前記ディザリング振動数で変調され、 ステップ(a)、(e)、および(f)で、前記法線の
方向および前記新たな法線の方向が、前記ディザリング
振動数での前記平均振幅の変調と、前記プローブ先端を
第2の方向に運動させるディザリング信号の位相角の関
数として決定される、請求項15に記載の方法。 - 【請求項17】前記プローブ先端を前記第2の方向に運
動させる前記ディザリング信号が正弦関数であり、 前記局所法線と前記第2の方向とがなす角度が、前記位
相角とπラジアンの和で決定される、請求項16に記載
の方法。 - 【請求項18】前記励起振動数が前記片持ちばりの固有
振動数に近く、前記ディザリング振動数が前記励起振動
数より大幅に低い、請求項16に記載の方法。 - 【請求項19】前記所定の輪郭表面が、前記第1の方向
に離間した複数の所定の輪郭表面のうちの第1の所定の
輪郭表面であり、前記複数の輪郭表面の各輪郭表面が、
前記第1の方向に対して垂直な平坦面であり、 前記プローブ先端を、前記側壁および前記各輪郭表面に
沿って延びる走査線に沿って運動させるために、ステッ
プ(a)から(f)が繰り返され、 前記プローブ先端が、前記複数の輪郭表面の隣接する輪
郭表面間で前記第1の方向に運動する、請求項14に記
載の方法。 - 【請求項20】サンプル表面内の側壁の地形的特徴を測
定する方法であって、 片持ちばりと、 前記片持ちばりの端部に取り付けられたプローブ先端
と、 前記片持ちばりを第1の方向に振動させる励起ドライブ
と、 前記プローブ先端を前記第1の方向に対して垂直な平面
に沿って円形パターンで運動させるために前記片持ちば
りを運動させるディザリング・ドライブと、 前記サンプル表面を前記プローブ先端に対して露出させ
た状態でサンプルを保持するサンプル保持器と、 前記片持ちばりと前記サンプル保持器の間の相対運動
を、前記第1の方向に対して垂直な平面内で引き起こす
走査ドライブと、 前記励起振動数での前記第1の方向への前記プローブ先
端の振動の振幅の平均値を示す第1の信号を提供する第
1の復調器と、 前記プローブ先端の振動の戦記振幅の変調と前記プロー
ブ先端を前記円形パターンで運動させるために直線的な
運動成分を引き起こすディザリング信号の間の位相角を
示す第2の信号を提供する第2の復調器と、 プロセッサと、 前記円形パターンの中心と前記側壁の間に延びる法線の
方向を決定するために前記プロセッサ内で実行されるプ
ログラムとを含み、前記法線が前記第1の方向に対して
垂直な前記平面内で前記側壁に対して垂直に延び、前記
法線の前記方向が前記位相角の関数として決定される装
置。 - 【請求項21】前記プロセッサが前記走査ドライブの動
作を制御し、前記サンプル表面と前記プローブ先端の間
の相対運動を引き起こし、前記相対運動が、前記プロー
ブ先端を、第1の所定の輪郭表面と前記側壁の交差線に
沿って延びる輪郭経路に沿って運動させるものであり、
前記プローブと前記側壁の前記輪郭経路に沿った係合
が、前記励起振動数での前記第1の方向への前記プロー
ブ先端の振動の測定した振幅の変動に応じた範囲内で保
持される、請求項20に記載の装置。 - 【請求項22】前記相対運動が、前記プローブ先端を、
前記輪郭経路に沿って第1の複数の直線線分中を運動さ
せるものであり、前記第1の複数の直線線分の各直線線
分が、前記プローブ先端の振動の前記測定した振幅が所
定の許容振動振幅範囲外であると判定されると終端す
る、請求項20に記載の装置。 - 【請求項23】前記相対運動がさらに、前記プローブ先
端を前記輪郭経路に沿って第2の複数の直線線分中を移
動させるものであり、前記第2の複数の直線線分の各直
線線分が、前記第1の複数の直線線分の隣接した直線線
分間に延び、前記第1の直線線分の各直線線分が、前記
直線線分の始点で算出された方向を有する前記法線に対
して垂直に延びる、請求項22に記載の装置。 - 【請求項24】前記ディザリング・ドライブが、前記プ
ローブ先端を正弦関数に従って前記第2の方向に運動さ
せ、前記局所法線と前記第2の方向がなす角度が、前記
位相角とπラジアンの和で決定される、請求項20に記
載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US48481700A | 2000-01-18 | 2000-01-18 | |
| US09/484817 | 2000-01-18 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001249067A true JP2001249067A (ja) | 2001-09-14 |
Family
ID=23925737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001005529A Pending JP2001249067A (ja) | 2000-01-18 | 2001-01-12 | 走査型プローブ顕微鏡を用いて輪郭走査を実行する装置および方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001249067A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006234507A (ja) * | 2005-02-23 | 2006-09-07 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 走査型プローブ顕微鏡とその測定方法 |
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-
2001
- 2001-01-12 JP JP2001005529A patent/JP2001249067A/ja active Pending
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|---|---|---|---|
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