JP2001139798A - 制振性を有するポリフェニレンエーテル樹脂組成物 - Google Patents
制振性を有するポリフェニレンエーテル樹脂組成物Info
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Abstract
リオレフィン樹脂を含む難燃および非難燃樹脂組成物の
制振性を向上させる。 【解決手段】 (A)ポリフェニレンエーテル樹脂40
〜90重量部、(B)スチレン系化合物の重合体ブロッ
クと、ブタジエンとスチレン系化合物のランダム共重合
体ブロックとから成る、特定のブロック共重合体5〜3
5重量部、(C)ポリオレフィン樹脂0〜20重量部お
よび(D)燐酸エステル系難燃剤0〜30重量部からな
り、(B)及び(C)成分が分散相を形成し、平均径
0.2〜4μmの範囲にある樹脂組成物。
Description
ェニレンエーテル樹脂組成物に関する。
樹脂組成物は寸法安定性あるいは電気特性等に優れるた
め家電分野、事務機分野等に広く用いられている。近
年、騒音、振動等の環境問題が注目されてきているた
め、構造材料に制振性が要求されることが多くなってい
る。
速度の大幅な増加に伴い駆動部に高速回転が要求される
に至っている。駆動部が高速で回転すると当然振動が発
生し易くなり、読み込みミスや誤作動を招き易い。従っ
て、家電分野、事務機分野や情報機器分野に広く用いら
れているポリフェニレンエーテル樹脂にも当然制振性が
要求されるに至っている。
性は決して優れるものではないが、エラストマー成分を
配合することにより制振性が改良されることは知られて
いる。これはエラストマー成分が振動エネルギーを吸収
するためであるが、その反面、著しく剛性が低下するた
め、構造材料として使用するには不十分である。エラス
トマーの中でも室温付近にTgを有するものほど制振効
果が優れている。ポリフェニレンエーテル樹脂の制振性
を改良する方法として、特開平3−181552号公
報、特開平11−12457号公報等に、ビニル芳香族
の重合体ブロックとイソプレンまたはイソプレン−ブタ
ジエンブロックとから成る0゜C以上にtanδの主分
散ピークを持つ未水添または水添されたブロック共重合
体を添加する方法がすでに開示されている。しかしこの
ようなブロック共重合体の添加も組成物に良好な制振性
を与える反面、組成物の剛性低下の度合いは大きく、構
造材料として使用するには必ずしも十分とは言えない。
制御する方法として、スチレン系化合物の重合体ブロッ
クとブタジエンの重合体ブロックから成るブロック共重
合体においては、ブタジエン重合体ブロックにスチレン
系化合物をランダム共重合させて、Tgを室温側にシフ
トさせる方法がある。また、ポリフェニレンエーテル樹
脂に、ビニル芳香族の重合体ブロックとブタジエンとビ
ニル芳香族の水添されたランダム共重合体ブロックとの
ブロック共重合体及び、ポリオレフィン樹脂を含む樹脂
組成物に関わる技術が特開平4−183748号公報に
開示されているが、この技術はポリフェニレンエーテル
樹脂組成物の耐衝撃性および耐薬品性を改良することを
目的としたものであり、優れた制振性を持つ樹脂組成物
の適正範囲を示したものではない。
情報機器分野に用いる時はほとんどの場合難燃性も要求
される。難燃化する場合、ハロゲン化合物や三酸化アン
チモンを用いるのでは時代の要求に合わないし、燐酸エ
ステル類で難燃化できれば環境上好ましい。そこで本発
明は家電分野、事務機分野や情報機器分野に有効に使用
できる、剛性の低下の少ない、制振性の優れた非難燃お
よび難燃樹脂組成物を提供することを目的とした。
影響を及ぼさない優れた制振性を持つポリフェニレンエ
ーテル樹脂組成物を得ることを目的に鋭意検討を重ねた
結果、ポリフェニレンエーテル樹脂に、スチレン系化合
物の重合体ブロックとブタジエンとスチレン系化合物の
ランダム共重合体ブロックとからなる、0゜C付近にt
anδの主分散ピークを示すブロック共重合体を添加す
ることにより、良好な制振性能が与えられ、さらに単に
ブタジエンやイソプレンの共重合ブロックをソフトセグ
メントとするエラストマーを添加した場合に比べ剛性の
低下が少ないこと、制振効果を十分に持たせた上に難燃
化するためにはブロック共重合体樹脂が分散相を形成し
適正な分散粒子径の範囲があること、燐酸エステル系難
燃剤を用いると難燃効果が飛躍的に向上すること、およ
びポリオレフィンを併用することでtanδの主分散ピ
ークの温度を上げられることを発見して本発明に至り、
制振性に優れたポリフェニレンエーテル樹脂組成物を提
供できるに至った。
リスチレン系樹脂40〜90重量部、(B)スチレン系
化合物の重合体ブロックおよびビニル結合の総含有量が
20重量%以上のブタジエンとスチレン系化合物のラン
ダム共重合体ブロックとから成り、ランダム共重合体ブ
ロック中のスチレン系化合物の成分全体に占める割合が
30〜60重量%、スチレン系化合物重合体ブロックが
成分全体に占める割合が8〜50重量%である、ポリス
チレン換算数平均分子量50,000〜300,000
の範囲内のブロック共重合体樹脂5〜35重量部、
(C)ポリオレフィン樹脂0〜20重量部および(D)
燐酸エステル系難燃剤0〜30重量部を含有し、かつ
(B)及び(C)成分は分散相を形成し、かつ分散粒子
の平均径が0.2〜4μmの範囲であることを特徴とす
るポリフェニレンエーテル樹脂組成物、
ム共重合ブロックのブタジエン部分が70%以上水素添
加されたものである樹脂組成物、から成る、制振性を有
するポリフェニレンエーテル系樹脂組成物を提供するも
のである。
いて(C)成分が含まれない場合は分散粒子径が小さく
成りやすい。(C)成分を添加することで分散粒子が肥
大化すると共にtanδの主分散ピークの温度も上昇す
るために制振性の改良効果が大きい。しかし必要以上に
(C)成分が添加されると分散粒子が大きく成りすぎて
難燃化できなくなると共に、成型品の剛性が低下する。
制振性の改良効果が十分に発揮され、しかも燐酸エステ
ル系難燃剤を用いて難燃化できる分散粒子径の範囲は
0.2〜4μmの範囲である。分散相の粒子径は電子顕
微鏡写真から求めた分散相の長径と短径の相加平均をも
って示したものである。
場合には燐酸エステル系難燃剤を用いても必要なレベル
まで難燃化し難くなる。難燃化する場合は(B)及び
(C)成分が分散相を形成していても燐酸エステル系難
燃剤以外では難燃効果が乏しいために目的を達成するこ
とができない。燐酸エステル系難燃剤を用いた場合に限
り難燃効果が大きいのはポリフェニレンエーテル系樹脂
成分がチャー化し易くなり、このチャーが保護膜を形成
して(B)及び(C)成分を燃焼し難くするためと推測
される。(B)及び(C)成分よりなる分散粒子の径が
大きくなるに従ってチャーにより保護しきれなくなるた
め難燃効果が低下するものと考えられる。
エーテル樹脂とは、次に示す一般式(1)、
炭素数1〜4のアルキル基、アリール基、ハロゲン、水
素等の一価の残基であり、R5,R6は同時に水素ではな
い)を繰り返し単位とし、構成単位が一般式(1)の
〔a〕及び〔b〕からなる単独重合体、あるいは共重合
体が使用できる。
の代表例としては、ポリ(2,6−ジメチル−1,4−
フェニレン)エーテル、ポリ(2−メチル−6−エチル
−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2,6−ジエ
チル−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−エチ
ル−6−n−プロピル−1,4−フェニレン)エーテ
ル、ポリ(2,6−ジ−n−プロピル−1,4−フェニ
レン)エーテル、ポリ(2−メチル−6−n−ブチル−
1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−エチル−6
−イソプロピル−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ
(2−メチル−6−クロロエチル−1,4−フェニレ
ン)エーテル、ポリ(2−メチル−6−ヒドロキシエチ
ル−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−メチル
−6−クロロエチル−1,4−フェニレン)エーテル等
のホモポリマーが挙げられる。
6−ジメチルフェノールと2,3,6−トリメチルフェ
ノールとの共重合体あるいはo−クレゾールとの共重合
体あるいは2,3,6−トリメチルフェノール及びo−
クレゾールとの共重合体等、ポリフェニレンエーテル構
造を主体としてなるポリフェニレンエーテル共重合体を
包含する。
脂中には、本発明の主旨に反しない限り、従来ポリフェ
ニレンエーテル樹脂中に存在させてもよいことが提案さ
れている他の種々のフェニレンエーテルユニットを部分
構造として含んでいても構わない。少量共存させること
が提案されているものの例としては、特願昭63−12
698号公報及び特開昭63−301222号公報に記
載されている、2−(ジアルキルアミノメチル)−6−
メチルフェニレンエーテルユニットや、2−(N−アル
キル−N−フェニルアミノメチル)−6−メチルフェニ
レンエーテルユニット等が挙げられる。
中にジフェノキノン等が少量結合したものも含まれる。
さらに、例えば特開平2−276823、特開昭63−
108059、特開昭59−59724等に記載されて
いる、炭素−炭素二重結合を持つ化合物により変性され
たポリフェニレンエーテルも含む。(A)成分はポリフ
ェニレンエーテル樹脂の他に、任意の割合でポリスチレ
ン系樹脂を含むことができる。ポリスチレン系樹脂と
は、スチレン系化合物、スチレン系化合物と共重合可能
な化合物をゴム質重合体存在または非存在下に重合して
得られる重合体である。
ロゲンを示し、Zはビニル、水素、ハロゲン及び低級ア
ルキルよりなる群から選択され、pは0〜5の整数であ
る。)で表される化合物を意味する。
メチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、モノクロ
ロスチレン、p−メチルスチレン、p−tert−ブチ
ルスチレン、エチルスチレン等が挙げられる。また、ス
チレン系化合物と共重合可能な化合物としては、メチル
メタクリレート、エチルメタクリレート等のメタクリル
酸エステル類;アクリロニトリル、メタクリロニトリル
等の不飽和ニトリル化合物類;無水マレイン酸等の酸無
水物等が挙げられ、スチレン系化合物と共に使用され
る。また、ゴム質重合体としては共役ジエン系ゴムおよ
び共役ジエンと芳香族ビニル化合物のコポリマーまたは
これらの水添物あるいはエチレン−プロピレン共重合体
系ゴム等が挙げられる。本発明のために好適なスチレン
系樹脂はポリスチレンおよびゴム強化ポリスチレンであ
る。
体とは、少なくとも1個のスチレン系化合物の重合体ブ
ロックと少なくとも1個のブタジエンとスチレン系化合
物のランダム共重合体ブロックとより成るブロック共重
合体樹脂である。ランダム共重合体ブロックのブタジエ
ン部分に占める1,2−結合より成るビニル総含有量は
20重量%以上である必要があり、好ましくは20〜6
0重量%の範囲内である。ビニル総含有量が20重量%
に満たない場合はtanδの主分散ピークの温度が低
く、ポリオレフィン系樹脂を併用しても制振性を発揮す
るに十分な温度まで上げることができないため好ましく
ない。
化合物の成分全体に占める割合の好適な範囲は30〜6
0重量%の範囲より選ばれ、より好ましくは30〜40
重量%の範囲である。スチレン系化合物が30重量%に
満たない場合、tanδの主分散ピークの温度が低く、
ポリオレフィン系樹脂を併用しても制振性を発揮するに
十分な温度まで上げることができないため好ましくな
く、60重量%を上回る場合はtanδの主分散ピーク
が小さくなり、十分な制振効果が得られないため好まし
くない。
物の重合体ブロックの含有量の好適な範囲は8〜50重
量%の範囲より選ばれ、より好ましくは11〜35重量
%、特に好ましくは15〜25重量%の範囲である。ス
チレン系化合物の重合体ブロックの含有量が8重量%に
満たない場合は(A)成分との相溶性が不十分となり成
型品が層剥離し易くなるため好ましくなく、50重量%
を上回る場合は(C)成分を添加しても分散粒子が0.
2μmに満たなくなり十分な制振効果が得られないため
好ましくない。(C)成分を添加しない場合には35重
量%を超えると分散粒子が0.2μm以下になる。
ポリスチレン換算数平均分子量50,000〜300,
000の範囲より選ばれ、より好ましくは50,000
〜230,000、特に好ましくは70,000〜15
0,000の範囲である。ブロック共重合体の分子量が
50,000に満たない場合には(A)成分との相溶性
が不十分なため成型品が層剥離し易くなるため好ましく
なく、300,000を上回る場合は(C)成分を添加
しても分散粒子が0.2μmに満たないため十分な制振
効果が得られないため好ましくない。(C)成分を添加
しない場合には230,000を超えると分散粒子が
0.2μm以下となる。
分に占める不飽和結合が30%以上残っている場合に
は、熱による組成物の流動性の低下や成型品の外観の悪
化が生じる場合があるため、70%以上が水素添加され
ていることがより好ましい。本発明の(C)成分である
ポリオレフィン系樹脂自体は公知のものであり、例えば
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン、ポリイ
ソブチレン等のオレフィン系モノマーの単独重合体やエ
チレンープロピレン系共重合体、エチレンーエチルアクリ
レート共重合体等のオレフィン系モノマーを含む共重合
体等が挙げられる。本発明のために好適なポリオレフィ
ン系樹脂は低結晶性ポリプロピレンおよびエチレンープ
ロピレン系共重合体である。
難燃剤は特に限定されるものではないが、例えばトリフ
ェニルホスフェート、トリクレジルホスフェート、トリ
キシレニルホスフェート、クレジルジフェニルホスフェ
ート、キシレニルジフェニルホスフェート、ジキシレニ
ルフェニルホスフェート、ヒドロキノンビスホスフェー
ト、レゾルシノールビスホスフェート、ビスフェノール
Aビスホスフェート等の芳香族燐酸エステル系難燃剤が
より好適であり、単独でも二種以上組み合わせて使用し
ても良い。本発明のために特に好適な芳香族燐酸エステ
ル系難燃剤はトリフェニルホスフェートである。トリフ
ェニルホスフェートは他の芳香族燐酸エステル系難燃剤
に較べ難燃化効果が優れる。
ェニレンエーテル樹脂またはこれとポリスチレン系樹脂
の添加量は40〜90重量部の範囲より選ばれる。
(A)成分の添加量が90重量部を上回る場合は、制振
性を賦与するに十分な(B)成分および(C)成分を添
加できないために好ましくない。本発明において、
(B)成分であるブロック共重合体の添加量は5〜35
重量部の範囲より選ばれる。(B)成分の添加量が5重
量部を下回る場合は十分な制振効果が得られないため好
ましくなく、35重量部を超える場合は燐酸エステル系
難燃剤による難燃化ができなくなる上に成型品が層剥離
しやすくなるため好ましくない。
レフィン樹脂の添加量は0〜20重量部の範囲より選ば
れ、より好ましくは3〜15重量部の範囲である。
(C)成分の添加量が20重量部を超える場合は成型品
中における燐酸エステル系難燃剤による難燃化ができな
くなる上に成型品が層剥離しやすくなるため好ましくな
い。
ステル系難燃剤の添加量は0〜30重量部の範囲より選
ばれ、より好ましくは5〜25重量部、特に好ましくは
10〜20重量部の範囲である。但し、難燃化する場合
には(D)成分の添加量を5重量部以上にする必要があ
る。5重量部を下回る場合は難燃化効果が不十分にな
り、30重量部を上回る場合は組成物の耐熱性を大幅に
低下させるために好ましくない。
添加剤を配合することができる。剛性や寸法性能等を増
すためには任意の割合で無機質フィラーが添加される。
無機質フィラーを配合する場合にはガラスフレーク、マ
イカ、鱗片状タルク、鱗片状黒鉛等の鱗片状フィラーを
用いると制振性が向上するために特に好ましい。樹脂組
成物の安定性を増すための酸化防止剤、紫外線吸収剤、
熱安定剤等の安定剤類や着色剤、離型剤等も添加するこ
とができる。
るものではないが、分散粒子径をコントロールするため
に押し出し機が一般的に用いられる。分散粒子径は押し
出し時の剪断応力でコントロールするのが最も容易であ
る。押し出し時の剪断応力は押し出し温度、スクリュー
パターン、スクリュー回転数等で変えられる。
細に説明するが、本発明がこれらの例によって何ら限定
されるものではない。尚、以下の用いる部は重量部であ
り%は重量%である。実施例および比較例で用いたブロ
ック共重合体を以下に示す
されたポリブタジエン−ポリスチレンの構造を有し、結
合スチレン総含有量54%、ブロックスチレン量20
%、ランダム共重合ブロックのビニル結合総含有量41
%、ポリスチレン換算数平均分子量120,000、ポ
リブタジエン部の水素添加率90%以上のブロック共重
合体を合成し、これをB−1とした。
されたポリブタジエン−ポリスチレンの構造を有し、結
合スチレン総含有量56%、ブロックスチレン量21
%、ランダム共重合ブロックのビニル結合総含有量40
%、ポリスチレン換算数平均分子量70,000、ポリ
ブタジエン部の水素添加率90%以上のブロック共重合
体を合成し、これをB−2とした。
されたポリブタジエン−ポリスチレンの構造を有し、結
合スチレン総含有量52%、ブロックスチレン量12
%、ランダム共重合ブロックのビニル結合総含有量41
%、ポリスチレン換算数平均分子量210,000、ポ
リブタジエン部の水素添加率90%以上のブロック共重
合体を合成し、これをB−3とした。
されたポリブタジエン−ポリスチレンの構造を有し、結
合スチレン総含有量43%、ブロックスチレン量18
%、ランダム共重合ブロックのビニル結合総含有量40
%、ポリスチレン換算数平均分子量100,000、ポ
リブタジエン部の水素添加率90%以上のブロック共重
合体を合成し、これをB−4とした。
社製) ポリスチレン−水素添加されたポリイソプレン−ポリス
チレンの構造を有し、ブロックスチレン量20%、ビニ
ル結合量55%、ポリスチレン換算数平均分子量10
4,000、水添率85%。
方法により求めた。 (1)tanδ特性 オリエンテック社のレオバイブロンを用いて粘弾性スペ
クトルを測定し、ピーク温度と23℃におけるtanδ
値を求めた。 (2)分散相の平均粒子径 樹脂組成物の超薄切片の電子顕微鏡写真を撮り、分散相
粒子の長径と短径の相加平均を粒子径とし、分散相粒子
約500個より平均を求めた。
ンダム加振による片持ち梁法により測定し、%で表示し
た。測定温度は23℃である。 (4)燃焼性 1.6mm厚みの試験片を用いてUL−94試験法に基
づいて測定した。 (5)曲げ強度、曲げ弾性率 ASTMのD790による曲げ試験法に基づいて三点曲
げ試験を23゜Cで行ない測定した。
測定)が0.43dl/gのポリ(2,6−ジメチル−
1,4−フェニレン)エーテル40部、旭化成工業
(株)のポリスチレン685を55部、ブロック共重合
体B−1を5部および2,6−ジ−tert−ブチル−
4−メチルフェノール1部とを池貝鉄工所(株)のPC
M30二軸押出機を使用し、ニーディングディスクL:
2個、ニーディングディスクR:3個、シーリング:1
個を有するスクリューパターンで、シリンダー温度30
0℃、スクリュー回転数100rpmで溶融混練して樹
脂組成物を得た。該組成物の物性試験結果を表1に示
す。
て比較例1を繰り返して樹脂組成物を得た。該組成物の
物性試験結果を表1に示す。
内の5部を日本ポリオレフィン(株)のポリプロピレン
SA510に替えて実施例1を繰り返して樹脂組成物を
得た。該組成物の物性試験結果を表1に示す。
4−フェニレン)エーテル45部、B−1を40部、ト
リフェニルホスフェート15部および2,6−ジ−te
rt−ブチル−4−メチルフェノール1部とを比較例1
と同一の押出条件で溶融混練して樹脂組成物を得た。該
組成物の物性試験結果を表2に示す。
レンに替え、更に20部をB−4に替えて比較例2を繰
り返して樹脂組成物を得た。該組成物の物性試験結果を
表2に示す。
レンに替えて比較例2を繰り返して樹脂組成物を得た。
該組成物の物性試験結果を表2に示す。
して樹脂組成物を得た。該組成物の物性試験結果を表2
に示す。
して樹脂組成物を得た。該組成物の物性試験結果を表2
に示す。
ピレンに替えて、比較例2を繰り返して樹脂組成物を得
た。該組成物の物性試験結果を表3に示す。
ポリスチレンに替え、更にB−1をB−4に替えて比較
例4を繰り返して樹脂組成物を得た。該組成物の物性試
験結果を表3に示す。
ポリスチレンに替えて、比較例4を繰り返して樹脂組成
物を得た。該組成物の物性試験結果を表3に示す。
して樹脂組成物を得た。該組成物の物性試験結果を表3
に示す。
4−フェニレン)エーテル28部、ポリスチレン685
を15部、ハイブラー7125を9部、トリフェニルホ
スフェート8部、厚み3〜7μmのガラスフレーク40
部および2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフ
ェノール1部とを比較例1の押出条件で溶融混練して樹
脂組成物を得た。該組成物の物性試験結果を表4に示
す。
例6を繰り返して樹脂組成物を得た。該組成物の物性試
験結果を表4に示す。
ーテル樹脂、ブロック共重合体、ポリオレフィン樹脂ま
たは/および燐酸エステル系難燃剤を含有し、特定の構
造を有するブロック共重合体を用いることにより、剛性
低下の少ない、難燃および非難燃の優れた制振性を有す
るポリフェニレンエーテル樹脂組成物である。
Claims (2)
- 【請求項1】 (A)ポリフェニレンエーテル樹脂また
はこれとポリスチレン系樹脂40〜90重量部、(B)
スチレン系化合物の重合体ブロックおよび、ビニル結合
の総含有量が20重量%以上のブタジエンとスチレン系
化合物のランダム共重合体ブロックとから成り、ランダ
ム共重合体ブロック中のスチレン系化合物の成分全体に
占める割合が30〜60重量%、スチレン系化合物重合
体ブロックが成分全体に占める割合が8〜50重量%で
ある、ポリスチレン換算数平均分子量50,000〜3
00,000の範囲内のブロック共重合体樹脂5〜35
重量部、(C)ポリオレフィン樹脂0〜20重量部およ
び(D)燐酸エステル系難燃剤0〜30重量部を含有
し、かつ(B)及び(C)成分は分散相を形成し、かつ
分散粒子の平均径が0.2〜4μmの範囲であることを
特徴とするポリフェニレンエーテル樹脂組成物。 - 【請求項2】 (B)成分のランダム共重合ブロックの
ブタジエン部分が70%以上水素添加されたものである
請求項1の樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000055235A JP4400902B2 (ja) | 1999-08-27 | 2000-03-01 | 制振性を有するポリフェニレンエーテル樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11-241231 | 1999-08-27 | ||
| JP24123199 | 1999-08-27 | ||
| JP2000055235A JP4400902B2 (ja) | 1999-08-27 | 2000-03-01 | 制振性を有するポリフェニレンエーテル樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001139798A true JP2001139798A (ja) | 2001-05-22 |
| JP4400902B2 JP4400902B2 (ja) | 2010-01-20 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000055235A Expired - Lifetime JP4400902B2 (ja) | 1999-08-27 | 2000-03-01 | 制振性を有するポリフェニレンエーテル樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4400902B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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