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JP2001103067A - 無線端末装置並びにデータ転送方法及び制御情報通知方法 - Google Patents

無線端末装置並びにデータ転送方法及び制御情報通知方法

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JP2001103067A
JP2001103067A JP28065199A JP28065199A JP2001103067A JP 2001103067 A JP2001103067 A JP 2001103067A JP 28065199 A JP28065199 A JP 28065199A JP 28065199 A JP28065199 A JP 28065199A JP 2001103067 A JP2001103067 A JP 2001103067A
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Japan
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wireless
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wireless link
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JP28065199A
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Keiichi Teramoto
圭一 寺本
Yoshiaki Takahata
由彰 高畠
Junko Ami
淳子 網
Kensaku Fujimoto
謙作 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Priority to US09/671,012 priority patent/US6885643B1/en
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Priority to EP20060022462 priority patent/EP1753186B1/en
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Publication of JP3583667B2 publication Critical patent/JP3583667B2/ja
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    • H04L12/66Arrangements for connecting between networks having differing types of switching systems, e.g. gateways
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
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    • H04L12/40Bus networks
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線リンクの状態情報を用いて上位のアプリ
ケーションの実行を制御することを可能とする無線端末
を提供すること。 【解決手段】 BT端末1021と無線GW(ゲートウ
ェイ)1011はそれぞれ収集した無線LANの状態情
報をディスクリプタ1021,1022内に記憶する。
BT端末上のAVアプリケーションは自端末のディスク
リプタを読み取り無線LANのリンク状態情報を入手す
る。無線GWは実際には1394端末内のVTRを自端
末内のサブユニットとしてBT端末に通知する。BT端
末は、収集したリンクの状態情報を参照し、無線GWの
VTRサブユニットに対して送出するAV/Cコマンド
を選択する。BT端末はPlayコマンドを無線GWに
転送する。無線GWはPlayコマンドを1394端末
内のVTRサブユニットに転送する。1394端末内の
VTRサブユニットはAVデータの転送を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線ネットワーク
もしくは有線ネットワークと無線ネットワークとを融合
させた環境でAV制御プロトコル等の上位アプリケーシ
ョンを実行する無線端末装置並びにデータ転送方法及び
制御情報通知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のデジタル機器の普及にともない、
家庭内のネットワーク化が注目されるようになってき
た。現在、そのメディアとして脚光を浴びているのが、
AV機器間の接続ケーブルとして登場したIEEE13
94である。IEEE1394は、複数の端末をデイジ
ーチェインもしくはスター型に接続し、100Mbps
を越える広帯域データを転送することができる高速バス
で、同一ケーブル上において、Asynchronou
sデータとIsochronousデータの双方を伝送
することが可能となっている。
【0003】また、無線ネットワーク(無線LAN)の
高速化も注目されている。既に、IEEE802.11
に準拠した多くの無線LAN製品が登場し、低価格化も
進んでいる。このような無線技術の高度化/低価格化に
伴い、これを家庭内にも応用しようとの動きが活発にな
ってきている。米国でHomeRFやBluetoot
h等の業界団体が設立される等、今後も大きく進歩して
いくことが予想されている。また、家庭内のネットワー
クにとって無線は非常に受け入れられ易いメディアと考
えられる。このため、高速化/低価格化された無線LA
NとIEEE1394とを融合したシステムが、将来の
家庭内ネットワークの中心的存在となるものと考えられ
ている。
【0004】このような、IEEE1394バスと無線
LANとを融合させる環境においては、いくつかの問題
が生じると考えられる。その一つとして、IEEE13
94バス上で実行されるプロトコル(例えば、AV/C
プロトコル(AV/C Digital Interf
ace Command Set GeneralSp
ecification、IEEE1394−199
5)等)が、IEEE1394のような有線メディア上
で実行されることを前提として作成されており、無線環
境上で実行されることが想定されていない、という点が
あげられる。例えば、無線環境においては、そのリンク
情報(伝送帯域など)が状況によって変化することが知
られており、それに対応するため、無線LANの立ち上
げ時に無線の伝送速度(使用する変調方式)を決定し、
無線の状態に適した伝送速度で通信をスタートさせるよ
うな手法(フォールバックなど)が用いられている。こ
のため、AV/Cのような上位レイヤプロトコルを実行
する際に、その下位のレイヤである無線リンクの状態が
わからなければ、実際には転送不可能なAVデータの転
送を要求してしまうなどの不都合が生じることが予想さ
れる。
【0005】しかしながら、現状の無線LAN(Blu
etoothなど)の仕様においては、このような「無
線リンクの状態情報を収集する機能」や「無線リンクの
状態情報を上位のアプリケーションに通知する機能」が
存在しない。また、IEEE1394上のアプリケーシ
ョン(例えば、AV/Cプロトコル)にも、元々有線ネ
ットワーク上で実行されることを前提としていたため、
このような「リンクの状態情報を保持するための情報要
素」や「リンクの状態情報を収集する機能」が存在しな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、無線環境のよう
なリンクの状態(転送可能帯域など)が変化するメディ
アを用いてAVデータ転送を実行する場合に、AV/C
のような上位レイヤプロトコルを実行する際にその下位
のレイヤであるリンクの状態を把握できず、利用するリ
ンク上を転送可能なAVデータの種類や転送レートを選
択してスムーズなAVデータ転送を実行することが困難
であった。
【0007】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、無線環境のようにそのリンクの状態が変化するよ
うな環境やIEEE1394バスのような有線ネットワ
ークと無線ネットワークとが接続したような環境におい
ても、そのリンクの状態を考慮したデータ転送処理を可
能とする無線端末装置並びにデータ転送方法及び制御情
報通知方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)は、
第1のネットワーク上の通信相手との間で無線リンクを
介したデータ転送を行う無線端末装置であって、前記第
1のネットワークへのパケット送受信を行う第1のイン
タフェース手段と、前記第1のネットワークにおける自
装置と前記通信相手との間の無線リンクの状態を示す無
線リンク状態情報を、前記第1のインタフェース手段を
介した前記通信相手との通信に基づいて取得する無線リ
ンク状態情報取得手段と、前記無線リンク状態情報取得
手段により取得した前記無線リンク状態情報を記憶する
無線リンク状態情報記憶手段とを具備し、自装置上で動
作する上位アプリケーションプログラムは、前記無線リ
ンク状態情報記憶手段に記憶された前記無線リンク状態
情報に基づいて前記データ転送に関する処理を決定する
ことを特徴とする。
【0009】好ましくは、前記無線リンク状態情報記憶
手段に記憶された前記無線リンク状態情報を、前記上位
アプリケーションプログラムが利用可能な形式に変更す
る変更手段を更に具備するようにしてもよい。
【0010】好ましくは、前記上位アプリケーションプ
ログラムは、少なくとも前記データ転送における制御内
容を決定するようにしてもよい。例えば、ネットワーク
状態を考慮して、AVデータに対する操作(コマンド)
の種類を選択することができる。
【0011】好ましくは、前記上位アプリケーションプ
ログラムは、少なくとも前記データ転送において転送す
べきデータを決定するようにしてもよい。例えば、ネッ
トワーク状態を考慮して、複数のAVデータのうちから
視聴するAVデータを選択することができる。
【0012】なお、前記実行処理制御手段は、前記ネッ
トワーク状態情報に基づいて、選択可能な選択肢を呈示
し、それらのうちからユーザに選択をさせるようにして
もよい。
【0013】好ましくは、前記上位アプリケーション
は、前記無線リンク状態情報記憶手段に記憶された前記
無線リンク状態情報を読み出すことによって、前記無線
リンク状態情報を取得するようにしてもよい。例えば、
無線リンク状態情報記憶手段として、SDP上のDes
criptionなどを利用してもよい。
【0014】好ましくは、前記無線リンク状態情報を、
自端末の構成要素への関連情報として、前記無線リンク
状態情報記憶手段に記憶するようにしてもよい。
【0015】好ましくは、前記構成要素として、AV/
Cプロトコルで定義されるSubUnitを用いるよう
にしてもよい。
【0016】好ましくは、前記無線リンク状態情報取得
手段は、前記第1のネットワーク上の前記通信相手に、
該通信相手の有する無線リンク状態情報を自装置へ通知
するよう要求する手段と、この要求に応えて前記通信相
手から通知された前記無線リンク状態情報を受信する手
段とを含むものであるようにしてもよい。
【0017】好ましくは、前記無線リンク状態情報取得
手段は、前記第1のネットワーク上における通信状況を
監視することによって、該無線リンク状態情報を得る手
段を含むものであるようにしてもよい。例えば、HCI
を用いたリンク状態監視などを利用してもよい。
【0018】好ましくは、自装置の有する無線リンク状
態情報を、前記第1のネットワーク上の前記通信相手か
らの要求に応えて該通信相手に通知する手段を更に具備
するようにしてもよい。
【0019】好ましくは、前記第1のネットワーク(無
線ネットワーク)は、例えば、Bluetooth、I
EEE802.11等であるようにしてもよい。
【0020】好ましくは、第2のネットワークへのパケ
ット送受信を行う第2のインタフェース手段と、前記第
1のネットワーク上の前記通信相手と前記第2のネット
ワーク上の他の端末との間でのパケット転送のための処
理を実行するネットワーク間接続手段とを更に具備する
ようにしてもよい。
【0021】この場合、当該無線端末装置は例えばゲー
トウェイ装置である。なお、前記第2のネットワーク上
の装置またはその装置上のサービスもしくはサブユニッ
トを、自端末装置上のものとして前記第1のネットワー
ク側に開示する代理構成手段を更に具備するようにして
もよい。
【0022】好ましくは、自装置の有する無線リンク状
態情報を、前記第2のネットワーク上の他の端末からの
要求に応えて該他の端末に通知する手段を更に具備する
ようにしてもよい。
【0023】好ましくは、前記第2のネットワーク上の
他の端末に対して、該他の端末の有する無線リンク状態
情報を自装置へ通知するよう要求する手段と、この要求
に応えて前記他の端末から通知された前記無線リンク状
態情報を受信する手段とを更に具備するようにしてもよ
い。
【0024】好ましくは、前記第2のネットワークはI
EEE1394バスであるようにしてもよい。
【0025】好ましくは、前記無線リンク状態情報は、
前記第1のネットワークにおける、パケット廃棄率、利
用可能な帯域、利用可能なチャネル数もしくは利用可能
な伝送速度、またはそれらのもととなる観測可能な情報
であるようにしてもよい。
【0026】また、本発明(請求項16)は、無線ネッ
トワーク上の無線端末とその通信相手との間でデータ転
送を行うデータ転送方法であって、前記無線端末または
前記通信相手の少なくとも一方は、前記無線ネットワー
クにおける前記無線端末と前記通信相手との間の無線リ
ンクの状態を示す無線リンク状態情報を、該無線リンク
の監視を通じて求め、前記無線端末は、自端末で求める
ことによりおよびまたは前記通信相手に要求することに
より得た前記無線リンク状態情報を、自端末上で動作す
る上位アプリケーションに開示し、前記無線端末上で動
作する前記上位アプリケーションは、開示された前記無
線リンク状態情報に基づいて、前記通信相手との間での
データ転送を制御することを特徴とする。
【0027】また、本発明(請求項17)は、無線ネッ
トワーク上の無線端末とその通信相手端末とのいずれか
の上で動作する上位アプリケーションにデータ転送の制
御に用いる情報を知らしめるための制御情報通知方法で
あって、前記無線端末は、前記無線ネットワークにおけ
る前記無線端末と前記通信相手との間の無線リンクの状
態を示す無線リンク状態情報を取得し、取得された前記
無線リンク状態情報を、自端末上で動作する上位アプリ
ケーションまたは前記通信相手上で動作する上位アプリ
ケーションの少なくとも一方に開示することを特徴とす
る。
【0028】好ましくは、取得された前記無線リンク状
態情報を、自端末の構成要素への関連情報として記憶す
るようにしてもよい。
【0029】なお、装置に係る本発明は方法に係る発明
としても成立し、方法に係る本発明は装置に係る発明と
しても成立する。
【0030】また、装置または方法に係る本発明は、コ
ンピュータに当該発明に相当する手順を実行させるため
の(あるいはコンピュータを当該発明に相当する手段と
して機能させるための、あるいはコンピュータに当該発
明に相当する機能を実現させるための)プログラムを記
録したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても成立
する。
【0031】本発明では、例えばBluetoothの
ような無線端末において、無線リンクの状態情報を取得
(もしくは収集)/記憶する手段を新規に定義するとと
もに、それによって収集された無線リンクの状態情報
を、上位アプリケーション(例えば、AV/Cプロトコ
ル)に通知もしくは開示するための手段と、その通知さ
れた情報を記憶する手段、さらには無線リンクの状態情
報を用いて上位のアプリケーションの実行を制御するよ
うな手段を備えることによって、無線リンクの状態情報
を用いて上位のアプリケーションの実行を制御すること
ができる。
【0032】例えば、無線リンクの状態情報をBlue
tooth上のSDPプロトコルにおいて定義されてい
るDescriptor情報や、AV/Cプロトコルに
おいて定義されているDescriptor情報として
保持することで、上位のAVアプリケーションが無線リ
ンク情報を利用したAVデータ転送処理を実行できるよ
うになる。また、Descriptor情報として保持
することにより、無線リンクの状態情報を自端末内だけ
でなく、他の端末からもアクセス可能にすることができ
るので、無線リンクの状態を考慮したAVアプリケーシ
ョンの実行が容易に実現できるようになる。
【0033】このように本発明によれば、無線環境のよ
うな、そのリンクの状態が変化するようなメディアを用
いたAVデータ等のデータ転送が容易に実現可能とな
る。また、本発明によれば、IEEE1394バスのよ
うな有線ネットワークと無線ネットワークが接続したよ
うな環境においても、無線ネットワークのリンクの状態
を考慮したAVデータ転送処理が可能となる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施の形態を説明する。
【0035】以下の説明では、無線LANシステムとし
て、各無線端末の有するサービス情報を収集するための
手段(例えば、BluetoothにおけるSDP(S
ervice Discovery Protoco
l)など)を有する場合を想定し、また、上位アプリケ
ーションとしてIEEE1394上でのAVデータの転
送制御方式であるAV/Cプロトコルが実行される場合
を想定する。
【0036】ここで、BluetoothにおけるSD
Pとは、Bluetoothネットワーク上の端末にお
いて、各端末のベンダー種別や対応しているサービス種
別や実行可能なプロトコルスタックなどの情報を記憶す
る方法や、これらの情報(サービス情報)を各端末間で
交換するためのプロトコルを想定しているものである。
また、これらのサービス情報を記憶する方法として、D
escriptorと呼ばれる、各サービスを階層化し
て記憶するデータベースを定義することになっている
(サービスクラスと呼ばれる階層化されたクラスを定義
し、それらのクラス毎に、SDPで扱うサービスを割り
振って記憶する)。
【0037】(第1の実施形態)図1に、無線リンクで
接続された無線端末(101,111)間でAVデータ
を転送する際の基本構成の一例を示す。
【0038】ここでは、無線リンクとしてBlueto
othを例に用いる。従って、ここでは、無線端末は、
Bluetooth端末(BT端末)とする。
【0039】図1に示されるように、BT端末101
は、Display機能を有しており、AV/Cプロト
コルにおける機能要素(SubUnit;サブユニッ
ト)としてDisplay_SubUnit102が存
在する。また、Bluetooth上でのサービス情報
などの収集手段であるSDPプロトコルに従ったSDP
情報103が存在する。
【0040】一方、BT端末111は、VTR機能を有
しており、AV/Cプロトコルにおける機能要素として
VTR_SubUnit112が存在する。また、Bl
uetooth上でのサービス情報などの収集手段であ
るSDPプロトコルに従ったSDP情報113が存在す
る。
【0041】なお、AV/Cプロトコルは、ノードをU
nitと呼ばれる単位で認識し、さらにノード内の構成
要素(例えば、上記のDisplayやVTR)をSu
bUnitと呼ばれる単位で認識するものである。ま
た、AV/Cの制御コマンド(例えば、いわゆる「再
生」「停止」「早送り」等のコマンド)の転送プロトコ
ルにおいては、コマンドの送信とレスポンスの受信を一
つのセットとして実行することになっている。
【0042】ここで、BT端末101とBT端末111
とは無線リンク(Bluetooth)によって接続さ
れているため、BT端末111上のVTR_SubUn
it102内に存在しているAVデータを、どの程度の
伝送速度でBT端末111に転送できるかは、無線リン
ク(Bluetooth)上で、どのようなリンクタイ
プ(ACL(Asynchronous Connec
tion−Less)やSCO(Synchronou
s Connection−Oriented))を用
いてAVデータを転送するのか、無線リンク上にどの程
度のノイズが乗っているのか(そのノイズの状態の結果
として、どの程度の伝送速度でデータ転送ができるの
か)などの、無線リンクの状態によって決まる。そのた
め、Bluetoothのような無線リンクを介しての
AVデータ転送を、上位レイヤのAVアプリケーション
が実行する場合には、何らかの手段によってAVアプリ
ケーションがBluetoothの状態情報をSDPな
どを介して入手し、その状態情報に基づいてAV/Cプ
ロトコル等の関連プロトコルを実行しなければならな
い。このときのBT端末におけるプロトコルスタックの
一例を図2に示す。
【0043】図2では、Bluetoothの物理レイ
ヤ仕様であるベースバンド処理部(Baseband処
理部)21上に、そのBaseband処理のACL転
送モード211を利用するデータリンクレイヤ仕様(L
2CAP)を実行するL2CAP処理部22が乗ってい
る。また、Baseband処理のSCO転送モード2
12を利用する上位プロトコルとして、音声電話などの
処理を実行するAudio27が乗っている。さらに、
先のL2CAP処理部22を利用する上位プロトコルと
して、Audio25やVideo24などのAVデー
タ転送プロトコルや、AV/Cプロトコル23などが定
義されている。また、それらの上位プロトコルと並列の
位置にSDPプロトコル26が乗っている。本実施形態
では、これらの上位プロトコルを利用する形でAVアプ
リケーション28が実行される場合を示していく。な
お、Bluetooth上には、これらのプロトコルの
他にもRFCOMM等のプロトコルも定義されている
が、本実施形態には直接関係しないので、ここでは省略
する。なお、図中、30は、アダプテーションレイヤプ
ロトコル(例えば、RTP(Realtime Tra
nsport Protocol)等のトランスポート
プロトコル)である。
【0044】図2のようなプロトコル構成になっている
ことから、AVアプリケーション28を実行して、BT
端末101とBT端末111との間でのAVデータの送
受信処理を行う場合には、AVアプリケーション28が
SDPプロトコル26を介して無線リンクの状態情報を
収集し、その無線リンクの状態情報を解析してからAV
/Cプロトコル23を実行する。そして、そのAV/C
プロトコル23によって送出されたAV/Cコマンドに
従って、AVデータがAudio25やVideo24
等のプロトコルを介して転送されることになる。
【0045】現状のBluetoothスペックにおい
て、上記の無線のリンク状態情報を収集する方法として
は、BT端末101もしくはBT端末111において、
Bluetooth上のプロトコルとして定義されてい
るHCI(Host Controller Inte
rface)プロトコルのAPIに用意されている「無
線リンク状態情報の収集コマンド」を用いる方法などが
考えられる。
【0046】図3に、図1の構成でAVデータ(BT端
末111のVTR_SubUnit112内に記憶され
ているデータ)をBT端末101がBluetooth
経由で読み出して、鑑賞等する場合の処理シーケンスの
一例を示す。
【0047】(1)BT端末101とBT端末111と
が接近し、各々がお互いの通信可能領域に存在すること
を認識する(Baseband処理による)。
【0048】(2)BT端末101とBT端末111と
の間でのAV/Cメッセージ転送のための論理コネクシ
ョンを設定する(L2CAP処理による)。
【0049】(3)BT端末101およびBT端末11
1が、それぞれ、無線リンクの状態情報をBlueto
oth上のプロトコル(HCI)を用いて収集し、それ
をSDPプロトコルで用いられるディスクリプタ(De
scriptor)内に記憶する。なお、この場合、図
1中のSDP情報(103,113)が、SDPプロト
コルで用いられるDescriptor情報に対応す
る。
【0050】(4)BT端末101が、AV/Cプロト
コルのSubUnit_Infoコマンドを用いて、B
T端末111の中に存在するSubUnit情報を収集
する。このとき利用するのは、処理(2)で設定したL
2CAP上の論理コネクションである。
【0051】(5)BT端末111が、自端末の中のS
ubUnitとしてVTR_SubUnit112が存
在する旨のAV/CレスポンスをBT端末101に通知
する。
【0052】(6)BT端末101が、BT端末111
からAVデータを受信するためのBluetooth上
の論理コネクションを設定する(L2CAP処理によ
る)。
【0053】(7)BT端末101およびBT端末11
1が、それぞれ、無線リンクの状態情報をBlueto
oth上のプロトコル(HCI)を用いて収集し、それ
をSDPプロトコルで用いられるDescriptor
(103,113)内に記憶する。
【0054】(8)BT端末101上のAVアプリケー
ションが、自端末のSDPプロトコルにおけるDesc
riptor情報を読み取り、Bluetoothのリ
ンク状態情報を入手する。
【0055】(9)BT端末101上のAVアプリケー
ションが、処理(8)で収集した無線リンクの状態情報
を参照し、BT端末111のVTR_SubUnit1
12に対して送出するAV/Cコマンドを選択する。
【0056】また、例えば、無線リンクの状態を考慮し
て、PlayするAVデータの選択や、レートの指定な
ど、種々の処理内容や処理方法等を選択可能とすること
ができる。
【0057】なお、上記の選択には、ユーザを介在させ
るようにすることもできる。例えば、GUIを利用し
て、無線リンクの状態情報に応じて決まる転送・鑑賞の
可能なAVコンテンツのリストを呈示し、それらのうち
からユーザに所望のAVコンテンツを選択させるように
してもよい。
【0058】(10)BT端末101が、所望のAVデ
ータを再生するためのAV/Cコマンド(Playコマ
ンド)をBT端末111に転送する。このとき利用する
のは、処理(2)で設定したL2CAP上の論理コネク
ションである。
【0059】(11)BT端末111が、Playコマ
ンドによってAVデータ転送を開始する。このとき利用
するのは、処理(6)で設定したL2CAP上の論理コ
ネクションである。
【0060】このような処理を実行することで、無線端
末間でのAVデータ転送を、その無線リンクの状態に対
応して実行することができるようになる。
【0061】ここで、上記処理シーケンス中の処理
(3),(7)で収集されるBluetoothリンク
の状態情報としては、例えば、その時点でBlueto
oth上で利用可能な転送方式の種類(例えばACLや
SCO)と、それら転送方式の状態(例えば帯域情報や
チャネル情報)などが考えられる。また、Blueto
othのバージョン情報(例えばVer.1もしくはV
er.2)や、Bluetoothの動作している電力
モード(例えば高電力モードもしくは低電力モード)な
どの状態情報を通知することも考えられる。さらには、
L2CAP上の論理コネクション設定数などの、データ
リンクレイヤ情報を通知することも考えられる。また、
可能であれば、BT端末のハードウェア情報(例えば、
無線処理部の機能情報や、従っているプロトコルのバー
ジョン情報など)も、無線のリンク状態情報の一部とし
て取り込んでいくことも考えられる。
【0062】ただし、上記処理シーケンス中の処理
(3),(7)において、このようなリンクの状態情報
(利用可能な転送方式の種類(ACLやSCO)や帯域
情報やモード情報など)自体が直接収集できるとは限ら
ない。HCIにおいて規定されているAPIなどから収
集できる情報は、そのプロトコルのみで認識される情報
であり、具体的な帯域などの情報そのものが収集される
わけではない(例えば、パケット廃棄率や使用している
チャネル数などが収集される場合がある)。そのため、
SDPプロトコル26もしくはBT端末101上のAV
アプリケーション28によって、得られた無線リンクの
状態情報を、帯域情報やBluetooth上のモード
情報等のAVアプリケーション28から見て意味のある
情報に書き換えられるような、情報変換処理を行う必要
が生じる場合があると想定される。
【0063】図4に、本実施形態で実行されているSD
Pプロトコルが保持するDescriptor情報の一
例を示す。
【0064】図4では、SDPプロトコルにおけるDe
scriptor情報を検索する際の起点となるPub
lic Browse Root(S11)の下に、サ
ービスグループとして、Entertainment
(S21)、News(S22)、Reference
(S23)等が定義されている。本実施形態では、この
中のReferenceグループ(S23)の下に無線
リンク(Bluetooth)に関する情報が記載され
るW−Linkグループ(S26)を定義している。そ
して、このW−Linkグループ(S26)の下に、具
体的なリンク状態情報として、ACLに関する情報(S
34)やSCOに関する情報(S35)を記憶するよう
になっている。
【0065】図4には示していないが、このDescr
iptor情報には、Bluetoothの状態情報と
して、ACLやSCOといった転送方式の種類別の情報
以外にも、Bluetoothのバージョン情報や電力
モードやハードウェア情報などの他の状態情報も記述可
能である。このようなDescriptorを用いるこ
とにより、SDPプロトコル26を用いることで、他の
BT端末から読み出すことが可能となる。
【0066】図5に、本実施形態で用いられているBT
端末101の内部構成のブロック図の一例を示す。
【0067】本実施形態のBT端末101は、Blue
toothを用いた無線通信が可能であり、そのための
物理レイヤ処理を実行するBluetoothインタフ
ェース処理部501を有している。
【0068】このBluetoothインタフェース処
理部501には、そのデータ転送モードとしてACLモ
ード5011とSCOモード5012の2種類の転送モ
ードが定義されている。そして、このACLモード50
11を用いたデータリンクレイヤ機能としてL2CAP
処理部503が、データリンクレイヤの管理処理機能と
してリンクモニタ処理部(Linkモニタ処理部)50
2が存在する。このLinkモニタ処理部502が、B
luetoothのリンク状態情報を収集し、それをS
DP処理部504に通知するようになっている。
【0069】また、L2CAP処理部503上には、B
T端末101上に存在するサービス情報を保持/通知/
応答するためのSDP処理部504と、BT端末111
との間でのAVデータ転送の制御プロトコルを実行する
AV/C処理部505と、BT端末111との間でのA
Vデータ転送処理を実行するAVデータ処理部506が
乗っている。ここで、AVデータ処理部506が扱うA
Vデータとしては、基本的にL2CAP処理部503を
介して転送されてくるものを対象としているが、本実施
形態では、それだけでなく、通常の音声電話などで利用
される音声データを扱うSCOモード5012からのA
udioデータも扱う場合があることを想定している。
【0070】ここで、Linkモニタ処理部502で収
集されSDP処理部504に通知されたBluetoo
thのリンク状態情報は、AVアプリケーション実行部
508によって読み出されることになる。
【0071】このとき、Linkモニタ処理部502で
収集された無線リンクの状態情報は、必ずしもSDP情
報として記述可能なパラメータになっているとは限らな
い。また、SDP処理部504において記述されている
無線リンクの状態情報を表すパラメータが上位のAVア
プリケーション処理部508で読み取り可能なパラメー
タになっているとは限らない。よって、そのような場合
には、例えば、SDP処理部504内に、そのLink
モニタ処理部502で収集された情報をSDP処理部5
04で理解可能なパラメータへの変換処理(演算処理)
を行う機能を設け、AVアプリケーション処理部508
内に、そのSDP処理部504内に記述されている情報
をAVアプリケーション処理部508で理解可能なパラ
メータへの変換処理(演算処理)を行う機能を設けるよ
うにすればよい。
【0072】さらに、AVアプリケーション実行部50
8が、その無線リンクの状態情報を基に、AV/C処理
部505やAVデータ処理部506で行うべき処理を決
定/通知する。つまり、AVアプリケーション実行部5
08が、SDP処理部504やAV/C処理部505や
AVデータ処理部506を制御しながら、AVアプリケ
ーションを実行する。また、AVデータ処理部506で
処理された画像データを写すためのディスプレイ部(D
isplay部)507が存在する。
【0073】このようなBT端末を用いることにより、
本実施形態に示したようなBT端末間でのAVデータ転
送が可能となる。
【0074】(第2の実施形態)以下に、図1の構成で
BT端末101とBT端末111との間でAVデータ転
送を実行する場合の、別の実施形態を示す。第1の実施
形態と同様に、BT端末101とBT端末111はBl
uetoothで接続されているため、BT端末111
上のAVデータを、どの程度の伝送速度で転送できるか
は、用いるBluetooth上のリンクタイプや、B
luetooth上のノイズの程度によって決まること
になる。本実施形態では、このBluetoothのリ
ンク状態情報をAVアプリケーションに通知するための
方法として、第1の実施形態の場合のようなSDPプロ
トコルを用いる方法ではなく、AVアプリケーションが
利用するAV/Cプロトコルを用いて通知する方法を示
す。このときのBT端末におけるプロトコルスタックの
一例を図6に示す。
【0075】図6では、第1の実施形態(図2)におい
て無線リンクの状態情報の受け渡し処理を行っていたS
DPプロトコル処理部26が存在しない。その代わり
に、L2CAP処理部22と同様にBaseband処
理部21のACLモード211を利用するLMP(Li
nk Managrment Protocol)プロ
トコル処理部29が存在する。このLMPプロトコル処
理部29は、無線リンクの状態情報を収集した後、L2
CAP処理部22上のプロトコルとして定義されている
AV/Cプロトコル処理部23で理解可能なフォーマッ
トに変換された後、AV/Cプロトコル処理部23に通
知されることになる。よって、本実施形態において、A
Vアプリケーション28を実行して、BT端末間でのA
Vデータの送受信処理を行う場合には、AVアプリケー
ション28が、AV/Cプロトコル処理部23から無線
リンクの状態情報を収集できるようになる。
【0076】以下の例では、AV/Cプロトコル処理部
23を用いた無線リンクの状態情報の通知に、AV/C
プロトコルでのDescriptorを利用する方法と
して、そのDescriptor情報の一部分に無線リ
ンクの状態情報を追加記述する場合を示す。ただし、無
線リンクの状態情報をAV/Cプロトコルを用いて上位
アプリケーションに通知する方法としては、その他に、
AV/Cコマンドとして定義されているSubUnit
情報の収集コマンド(SubUnit_Infoコマン
ド)へのレスポンス情報に無線リンクの状態情報も書き
込んで通知する方法や、AV/Cコマンドとして別途、
無線リンクの状態を読み出す・通知するコマンドを定義
する方法など、いくつかの方法が考えられる。
【0077】図7に、図1の構成でAVデータ(BT端
末111のVTR_SubUnit112内に記憶され
ている画像データ)をBT端末101が読み出して、鑑
賞等する場合の、別の処理シーケンスの一例を示す。
【0078】(1)BT端末101とBT端末111と
が接近し、各々がお互いの通信可能領域に存在すること
を認識する(Baseband処理による)。
【0079】(2)BT端末101とBT端末111と
の間でのAV/Cメッセージ転送のための論理コネクシ
ョンを設定する(L2CAP処理による)。
【0080】(3)BT端末101およびBT端末11
1が、それぞれ、無線リンクの状態情報をBlueto
oth上のプロトコル(HCI)を用いて収集し、それ
をAV/Cプロトコルで用いられるDescripto
r内に記憶する。なお、この場合、図1中のSDP情報
103,113が、AV/CプロトコルにおけるDes
criptor情報に対応する。
【0081】(4)BT端末101が、AV/Cプロト
コルのSubUnit_Infoコマンドを用いて、B
T端末111の中に存在するSubUnit情報を収集
する。このとき利用するのは、処理(2)で設定したL
2CAP上の論理コネクションである。
【0082】(5)BT端末111が、自端末の中のS
ubUnitとしてVTR_SubUnit112が存
在する旨のAV/CレスポンスをBT端末101に通知
する。
【0083】(6)BT端末101が、BT端末111
からAVデータを受信するためのBluetooth上
の論理コネクションを設定する(L2CAP処理によ
る)。
【0084】(7)BT端末101およびBT端末11
1が、それぞれ、無線リンクの状態情報をBlueto
oth上のプロトコル(HCI)を用いて収集し、それ
をAV/Cプロトコルで用いられるDescripto
r内に記憶する。なお、この場合、図1中のSDP情報
103,113が、AV/CプロトコルにおけるDes
criptor情報に対応する。
【0085】(8)BT端末101が、BT端末111
内のVTR_SubUnit112に関する情報を入手
するために、そのDescriptor情報を読むため
のRead_Descriptorコマンドを送る。こ
のとき利用するのは、処理(2)で設定したL2CAP
上の論理コネクションである。
【0086】(9)BT端末111が、自端末内のVT
R_SubUnit112のDescriptor情報
(図1中のSDP情報113)をBT端末101に通知
する(リンク状態情報とともにコンテンツ情報も通知す
る)。このとき利用するのは、処理(2)で設定したL
2CAP上の論理コネクションである。
【0087】(10)BT端末101が受信したDes
criptor内のリンク状態情報を読み取り、その状
態に適したコンテンツを取得するためのAV/Cコマン
ドを選択する。また、そのAVデータ転送に必要で、か
つ、Bluetooth上で利用可能な転送方式(AC
LやSCO)を選択する。
【0088】また、例えば、無線リンクの状態を考慮し
て、PlayするAVデータの選択や、レートの指定な
ど、種々の処理内容や処理方法等を選択可能とすること
ができる。
【0089】なお、上記の選択には、ユーザを介在させ
るようにすることもできる。例えば、GUIを利用し
て、無線リンクの状態情報に応じて決まる転送・鑑賞の
可能なAVコンテンツのリストを呈示し、それらのうち
からユーザに所望のAVコンテンツを選択させるように
してもよい。
【0090】(11)BT端末101が、上記選択した
AV/CコマンドをBT端末111に転送して所望のA
Vデータを指定した後、そのAVデータの再生コマンド
(Playコマンド)をBT端末111に送信する。こ
のとき利用するのは、処理(2)で設定したL2CAP
上の論理コネクションである。
【0091】(12)BT端末111が、Playコマ
ンドによってAVデータ転送を開始する。このとき利用
するのは、処理(6)で設定したL2CAP上の論理コ
ネクションである。
【0092】このような処理を実行することで、無線端
末間でのAVデータ転送を、その無線リンクの状態に対
応して実行することができるようになる。
【0093】前述のように、AV/Cプロトコルにおけ
る無線リンクの状態情報の収集方法としては、上記のよ
うなDescriptor情報を読むことによって収集
する方法以外に、上記処理(5)での、SubUnit
情報の収集コマンド(SubUnit_Infoコマン
ド)へのレスポンス情報に記載してしまう方法も考えら
れる。また、上記処理(8)において、Read_De
scriptorコマンドを送る代わりに、無線リンク
の状態情報を収集するためのコマンド(例えば、Rea
d_DataLinkInfoのようなもの)を定義し
ておき、そのコマンドを使う方法なども考えられる。
【0094】ここで、先の実施形態と同様に、上記処理
シーケンス中の処理(9)で通知される無線リンクの状
態情報としては、Bluetooth上で利用可能な転
送方式の種類や状態、Bluetoothのバージョン
情報や電力モードなども含ませることが考えられる。ま
た、上記処理シーケンス中の処理(3),(7)におい
て、収集した無線リンクの状態情報を、AV/Cプロト
コルのDescriptorにおける表現に適応させる
ような、何らかの情報変換処理を行う必要が生じる場合
があると想定される。
【0095】また、上記処理シーケンス中の処理(6)
において、無線リンクの状態情報によって受信するコン
テンツを選択する(コンテンツ情報は、受信したDes
criptor情報内に記載されている)ようになって
いるが、コンテンツを選択する以外にも無線リンクの状
態情報に適応するための方法は他にも考えられる。例え
ば、BT端末111のVTR_SubUnit112が
リアルタイムエンコード機能を有している場合であれ
ば、そのエンコーダのエンコードレートを無線リンク状
態情報によって制御することが考えられる。また、BT
端末111のVTR_SubUnit112が複数のエ
ンコード機能(例えば、MPEG2エンコード機能とM
PEG4エンコード機能)を有している場合には、この
無線リンク状態情報によって、実行するエンコード機能
の種類を選択し、無線リンク上で運転可能なレートを提
供できるエンコード方式で、VTR_SubUnit1
12内のAVデータをエンコードして送出する方法など
も考えられる。
【0096】図8に、本実施形態のBT端末111内に
おける、AV/Cプロトコル中のDescriptor
情報の一例を示す。
【0097】図8では、AV/Cプロトコルで識別され
るSubUnit毎にDescriptorが定義され
ている場合を示しており、その各SubUnit毎のD
escriptorが階層表示されている。図8の例で
は、まず、VTR_SubUnit112のRoot
Descriptor(A11)内に存在するObje
ct群として、BT端末111の有している通信インタ
フェースに対応するDataLink_Descrip
tor(A21)と、記憶している映画やゲームに対応
するContents_Descriptor(A2
2)等が示されている。また、各Objectとして、
DataLink_Descriptor(A21)に
はBluetoothのObject(A31)が、C
ontents_Descriptor(A22)には
MovieのObject(A32)が存在する。そし
て、これら各Object群(A31),(A32)の
具体的なパラメータとして、Bluetooth上での
ACLモードでの伝送可能帯域等の情報(A41)や、
SCOで利用可能なチャネル数等の情報(A42)、M
PEG2方式でエンコードされた映画のタイトルや可能
な伝送速度(A43)、MPEG4方式でエンコードさ
れた映画のタイトルや可能な伝送速度(A44)等が示
されている。また、図8には示していないが、これらD
escriptor情報には、Bluetoothの状
態情報として、ACLやSCOといった転送方式の種類
別の情報以外にも、実装しているBluetoothの
バージョン情報や電力モードや、BT端末111のハー
ドウェア情報などの状態情報も記述可能である。
【0098】図9に、本実施形態で用いられているBT
端末101の内部構成のブロック図の一例を示す。
【0099】本実施形態のBT端末101は、Blue
toothの物理レイヤ処理を実行するBluetoo
thインタフェース処理部901と、このBlueto
othインタフェース処理部901上に定義されている
ACLモード9011を用いたL2CAP処理部903
と、Linkモニタ処理部902が存在する。
【0100】このLinkモニタ処理部902が、Bl
uetoothのリンク状態情報を収集し、それをAV
/C処理部905に通知するようになっている。ここ
で、Linkモニタ処理部902で収集した無線リンク
の状態情報は、必ずしもAV/Cプロトコルで判別でき
る情報になっているとは限らない。そのため、Link
モニタ処理部902とAV/C処理部905との間に、
Linkモニタ処理部902で収集した無線リンクの状
態情報を、AV/CプロトコルのDescriptor
情報上に記載できるような形式に変換するための、情報
変換処理部909が存在している。
【0101】また、L2CAP処理部903上には、A
V制御プロトコルを実行するAV/C処理部505と、
ACLモード9011やSCOモード9012を用いた
実際のAVデータ転送を行うAVデータ処理部906が
乗っている。ここで、Linkモニタ処理部902で収
集されAV/C処理部905に通知されたBlueto
othのリンク状態情報は、AVアプリケーション実行
部908によって読み出され、その結果を基に、AV/
C処理部905やAVデータ処理部906で行う処理が
決定/通知される。また、AVデータ処理部906で処
理された画像データを写すためのDisplay部90
7が存在する。
【0102】このようなBT端末を用いることにより、
本実施形態に示したようなBT端末間でのAVデータ転
送が可能となる。
【0103】(第3の実施形態)図10に、無線LAN
(Bluetooth)とIEEE1394とを融合さ
せたネットワーク構成でAVデータの転送を行う場合
の、ネットワーク構成の一例を示す。
【0104】図10では、IEEE1394バス上の1
394端末1001とBluetooth上のBT端末
1021とが、IEEE1394とBluetooth
を接続する無線ゲートウェイ(GW)1011を介して
AVデータの転送を行う場合を示している。
【0105】本実施形態では、BT端末1021がDi
splay機能を有しており、AV/Cプロトコルにお
けるDisplay_SubUnit1023と、Bl
uetooth上のSDP情報1022を保持してい
る。
【0106】また、1394端末1001がVTR機能
を有しており、AV/CプロトコルにおけるVTR_S
ubUnit1003を保持している。
【0107】さらに、IEEE1394とBlueto
othとを接続する無線GW1011は、IEEE13
94バスとBluetoothとをAV/Cプロトコル
のレイヤで接続するためのプロキシ(Proxy)機能
を提供している。
【0108】具体的には、無線GW1011は、実際に
は1394端末1001内に存在するVTR_SubU
nit1003を、あたかも自端末内に存在するかのよ
うにBT端末1021に認識させる。つまり、BT端末
1021は、無線GW1011内にVTR_SubUn
it1013が存在するように認識する。このようなP
roxy処理を実行することにより、BT端末1021
は、ネットワークの構成(実際にはBluetooth
がIEEE1394に接続して動作していること)を意
識せずに、Bluetooth上に定義されるAV/C
プロトコルを実行するだけで、IEEE1394バス上
の1394端末1001との間でAV/Cプロトコルが
実行できるようになる。また、無線GW1011は、B
luetooth上のSDP情報1012も保持してい
る。
【0109】本実施形態においても、第1の実施形態の
場合と同様に、BT端末1021と無線GW1011と
が無線LAN(Bluetooth)によって接続され
ているため、BT端末1021と1394端末1001
との間で、どの程度の伝送速度でのAVデータ転送が実
行できるのかは、無線LAN(Bluetooth)の
リンク状態に依存することになる。ここでは、第1の実
施形態の場合と同様のプロトコルスタック(図2)によ
ってBluetooth上でのAVアプリケーションが
実行されるものとし、無線GW1011上のSDP情報
1012とBT端末1021上のSDP情報1022
が、AVアプリケーションから直接読める場合を考え
る。よって、本実施形態においても、Bluetoot
hのリンクの状態情報を収集する手段として、HCIプ
ロトコルのAPIを用いることを前提とする。
【0110】図11に、本実施形態でAVデータ(13
94端末1001のVTR_SubUnit1003内
に記憶されているデータ)をBT端末1021が読み出
して、鑑賞等する場合の処理シーケンスの一例を示す。
【0111】(1)BT端末1021と無線GW101
1が接近し、各々がお互いの通信可能領域に存在するこ
とを認識する(Baseband処理による)。
【0112】(2)BT端末1021と無線GW101
1との間でのAV/Cメッセージ転送のための論理コネ
クションを設定する(L2CAP処理による)。
【0113】(3)BT端末1021および無線GW1
011が、それぞれ、Bluetoothの状態情報を
収集し(HCIプロトコルを用いて収集し)、それをS
DP情報1012,1022(SDPプロトコルで用い
られるDescriptor)内に記憶する。
【0114】(4)上記処理(1)〜(3)に前後し
て、無線GW1011が、AV/CプロトコルのSub
Unit_Infoコマンドを用いて、1304端末1
001の中に存在するSubUnit情報を収集する。
【0115】(5)1394端末1001が、自端末の
中のSubUnitとしてVTR_SubUnit10
03が存在する旨のAV/Cレスポンスを無線GW10
11に通知する。
【0116】(6)BT端末1021が、AV/Cプロ
トコルのSubUnit_Infoコマンドを用いて、
接続した無線GW1011の中に存在するSubUni
t情報を収集する。このとき利用するのは、処理(2)
で設定したL2CAP上の論理コネクションである。
【0117】(7)無線GW1011が、自端末の中の
SubUnitとして、実際には1394端末1001
内に存在するVTR_SubUnit1003が、自端
末内に存在するように(自端末内のVTR_SubUn
it1013として)、BT端末1021に通知する。
このとき利用するのは、処理(2)で設定したL2CA
P上の論理コネクションである。
【0118】(8)BT端末1021が、無線GW10
11からAVデータを受信するためのBluetoot
h上の論理コネクションを設定する(L2CAP処理部
での処理)。
【0119】(9)無線GW1011が、1394端末
1001からAVデータを受信するためのIEEE13
94バス上のコネクションを確立する(IEC6188
3プロトコルを実行する)。
【0120】(10)BT端末1021および無線GW
1011が、それぞれ、Bluetoothの状態情報
を収集し(HCIプロトコルを用いて収集し)、それを
SDP情報1012,1022(SDPプロトコルで用
いられるDescriptor)内に記憶する。
【0121】(11)BT端末1021上のAVアプリ
ケーションが、自端末のSDPプロトコルのDescr
iptor情報を読み取り、Bluetoothのリン
ク状態情報を入手する。このとき利用するのは、処理
(2)で設定したL2CAP上の論理コネクションであ
る。
【0122】(12)BT端末1021が、処理(1
1)で収集したリンクの状態情報を参照し、無線GW1
011のVTR_SubUnit1013に対して送出
するAV/Cコマンドを選択する。
【0123】また、例えば、無線リンクの状態を考慮し
て、PlayするAVデータの選択や、レートの指定な
ど、種々の処理内容や処理方法等を選択可能とすること
ができる。
【0124】なお、上記の選択には、ユーザを介在させ
るようにすることもできる。例えば、GUIを利用し
て、無線リンクの状態情報に応じて決まる転送・鑑賞の
可能なAVコンテンツのリストを呈示し、それらのうち
からユーザに所望のAVコンテンツを選択させるように
してもよい。
【0125】(13)BT端末1021が、所望のAV
データを再生するためのAV/Cコマンド(Playコ
マンド)を無線GW1011に転送する。このとき利用
するのは、処理(2)で設定したL2CAP上の論理コ
ネクションである。
【0126】(14)無線GW1011が、受信したコ
マンド(Playコマンド)を、そのコマンドの宛先で
あるVTR_SubUnit1013に対応するIEE
E1394バス上の1394端末1001内のVTR_
SubUnit1003に転送する。
【0127】(15)1394端末1001内のVTR
_SubUnit1003が、AVデータの転送を開始
する。このとき利用するのは、処理(8)で設定したL
2CAP上の論理コネクションと、処理(9)で設定し
たIEEE1394バス上のコネクションである。
【0128】このような処理を実行することで、IEE
E1394と無線(Bluetooth)との間に跨っ
たAVデータ転送を、その無線リンクの状態に対応して
実行することができるようになる。このときの、収集す
るBluetoothのリンク状態情報の種類や、その
収集したリンク状態情報のSDPプロトコルへの通知方
式(情報変換処理)などは、第1の実施形態に示したも
のと同様のものを用いることが可能である。
【0129】図には示していないが、本実施形態中の無
線GW1011が保持しているSDPプロトコルにおけ
るDescriptor情報は、第1の実施形態の場合
のDescriptor情報(図4)と同じものにな
る。ただし、無線GW1011は、Bluetooth
のインタフェースだけではなく、IEEE1394のイ
ンタフェースも有していることから、AV/Cプロトコ
ルのレイヤにおいては、このIEEE1394バスのリ
ンク情報も参照されることとなる。
【0130】図12に、本実施形態で用いられている無
線GW1011の内部構成のブロック図の一例を示す。
【0131】本実施形態の無線GW1011は、Blu
etoothによる無線通信とIEEE1394による
有線通信の両方が可能であり、それら異なる通信インタ
フェースの間の接続処理を実行している。また、IEE
E1394バスとBluetoothとに跨ったAV/
Cプロトコルの実行を可能とするためのProxy処理
も実行している。
【0132】これらの処理を行うため、本実施形態の無
線GW1011内には、Bluetoothの物理レイ
ヤ処理を実行するBluetoothインタフェース処
理部1201と、IEEE1394バスの物理レイヤ処
理とLinkレイヤ処理を実行するIEEE1394イ
ンタフェース処理部1202が存在する。
【0133】Bluetoothインタフェース処理部
1201には、そのデータ転送モードとしてACLモー
ド12011とSCOモード12012の2種類の転送
モードが定義されている。そして、このACLモード1
2011を用いたデータリンクレイヤ機能としてL2C
AP処理部1204が、データリンクレイヤの管理処理
機能としてLinkモニタ処理部1203が存在する。
このLinkモニタ処理部1203が、Bluetoo
thのリンク状態情報を収集し、それをSDP処理部1
206に通知するようになっている。ここで、Link
モニタ処理部1202で収集されSDP処理部1206
に通知されたBluetoothのリンク状態情報は、
GW機能処理部1208によって読み出されることにな
る。
【0134】このとき、Linkモニタ処理部1202
で収集された無線リンクの状態情報は、必ずしもSDP
情報として記述可能なパラメータになっているとは限ら
ない。また、SDP処理部1206において記述されて
いる無線リンクの状態情報を表すパラメータが上位のG
W機能処理部1208で読み取り可能なパラメータにな
っているとは限らない。よって、そのような場合には、
例えば、SDP処理部1206内に、そのLinkモニ
タ処理部1203で収集された情報をSDP処理部12
06で理解可能なパラメータへの変換処理(演算処理)
を行う機能を設け、GW機能処理部1208内に、その
SDP処理部1206内に記述されている情報をGW機
能処理部1208で理解可能なパラメータへの変換処理
(演算処理)を行う機能を設けるようにすればよい。
【0135】一方、IEEE1394インタフェース処
理部1202には、IEEE1394バス上のAsyn
chronousモードのデータ転送を行うためのトラ
ンザクション処理を実行するTransaction処
理部1205が存在する。
【0136】また、BluetoothとIEEE13
94バスとの間でのAVデータ転送を実行するAVデー
タ処理部1207では、BluetoothのBase
band処理部1201上のSCOモード12012か
らの音声データや、ACLモード12011からL2C
AP処理部1204を経由して送受信されるAVデータ
のプロトコル処理を行う。また、IEEE1394バス
上のIsochronousチャネルもしくはAsyn
chronousパケットを用いて送受信されるAVデ
ータのプロトコル処理も実行し、Bluetoothと
IEEE1394バスに跨ったAVデータ転送を可能と
している。
【0137】さらに、無線GW1011を介して、Bl
uetoothとIEEE1394の間に跨ったAV/
Cプロトコルの実行を可能とするための、GW機能処理
部1208が存在する。このGW機能処理部1208で
は、AV/CプロトコルのProxy処理などが実行さ
れている。
【0138】このような無線GWを用いることによっ
て、本実施形態に示したようなBluetoothなど
の無線LANとIEEE1394に跨ったAVデータ転
送(転送制御)が可能となる。
【0139】(第4の実施形態)図13に、無線LAN
(Bluetooth)とIEEE1394とを融合さ
せたネットワーク構成でAVデータの転送を行う場合
の、ネットワーク構成の一例を示す。
【0140】本実施形態では、これまでの実施形態とは
異なり、ユーザがIEEE1394バス上の1394端
末1301にアクセスして、無線LAN上に存在する無
線端末1321内のAVデータを鑑賞等する場合を想定
している。また、第3の実施形態の場合と同様に、無線
LANとIEEE1394バスとの間は無線GW131
1によって接続されているが、本実施形態では、無線L
ANとしてIEEE802.11のようなフォールバッ
ク機能(無線LANの立ち上げ時に、無線の状況に応じ
て伝送速度を変える機能)を有するものが用いられてい
る場合を想定している。
【0141】本実施形態においては、1394端末13
01内にDisplay_SubUnit1303が、
無線端末1321内にVTR_SubUnit1323
が存在している。また、無線GW1311が、IEEE
1394と無線LANに跨ったAV/Cプロトコルを実
行するためのProxy機能(第3の実施形態の無線G
Wが提供したものと同様の機能)を提供しており、自端
末内に、実際には無線端末1321内に存在するVTR
_SubUnit1323に対応するVTR_SubU
nit1313が存在するように、1394端末130
1に認識させている。さらに、無線LANのフォールバ
ック情報も含めた無線リンクの状態情報が無線GW13
11と無線GW1321内のリンク情報1312,13
22に記憶されている。
【0142】本実施形態は、第2の実施形態の場合と同
様のプロトコルスタック(図6)によって、無線LAN
上のAVアプリケーションが実行されるものとする。た
だし、Bluetoothの物理レイヤ部分とL2CA
P処理部分が、各々、IEEE802.11無線LAN
の物理レイヤ部分とMACレイヤ部分に対応している。
また、IEEE802.11無線LAN上にも、LMP
と同様の無線リンクの状態情報を収集するプロトコル
が、別途定義されているものとする。
【0143】図14に、本実施形態でAVデータ(無線
端末1321のVTR_SubUnit1323内に記
憶されているデータ)を1394端末1301が読み出
して、鑑賞等する場合の処理シーケンスの一例を示す。
【0144】(1)無線LANが立ち上がり、無線GW
1311と無線端末1321との間の状況を見て、状況
に応じた伝送速度を実現する変調方式を採用することを
決定する(フォールバック処理による)。
【0145】(2)無線GW1311が、フォールバッ
クした結果、選択された伝送速度の情報をAV/Cプロ
トコルに通知する。
【0146】(3)無線GW1311が、AV/Cプロ
トコルのSubUnit_Infoコマンドを用いて、
無線端末1321の中に存在するSubUnit情報を
収集する。
【0147】(4)無線端末1321が、自端末の中の
SubUnitとしてVTR_SubUnit1323
が存在する旨のAV/Cレスポンスを無線GW1311
に通知する。
【0148】(5)1394端末1301が、AV/C
プロトコルのSubUnit_Infoコマンドを用い
て、無線GW1311の中に存在するSubUnit情
報を収集する。
【0149】(6)無線GW1311が、自端末の中の
SubUnitとして、実際には無線端末1321内に
存在するVTR_SubUnit1323が、自端末内
に存在するように(自端末内のVTR_SubUnit
1313として)、1394端末1301に通知する。
【0150】(7)1394端末1301が、無線GW
1311内のVTR_SubUnit1313に関する
情報を入手するために、そのDescriptor情報
を読むためのRead_Descriptorコマンド
を送る。
【0151】(8)無線GW1311が、自端末内のV
TR_SubUnit1313のDescriptor
情報を1394端末1301に通知する(フォールバッ
ク情報とともにコンテンツ情報も通知する)。
【0152】(9)1394端末1301が、無線GW
1311からAVデータを受信するためのIEEE13
94バス上のコネクションを確立する(IEC6188
3プロトコルを実行する)。
【0153】(10)無線GW1311が、無線端末1
321からAVデータを受信するための無線LAN上の
通信リソースを獲得する(PCFモードでの動作)。
【0154】(11)1394端末1301が、処理
(8)で受信したDescriptor情報を参照し、
無線GW1311のVTR_SubUnit1313に
対して送出するAV/Cコマンドを選択する。なお、前
述と同様に、PlayするAVデータの選択やレートの
指定なども行うことができる。
【0155】また、例えば、無線リンクの状態を考慮し
て、PlayするAVデータの選択や、レートの指定な
ど、種々の処理内容や処理方法等を選択可能とすること
ができる。
【0156】なお、上記の選択には、ユーザを介在させ
るようにすることもできる。例えば、GUIを利用し
て、無線リンクの状態情報に応じて決まる転送・鑑賞の
可能なAVコンテンツのリストを呈示し、それらのうち
からユーザに所望のAVコンテンツを選択させるように
してもよい。
【0157】(12)1394端末1301が、所望の
AVデータを再生するためのAV/Cコマンド(Pla
yコマンド)を無線GW1311に転送する。
【0158】(13)無線GW1311が、受信したコ
マンド(Playコマンド)を、そのコマンドの宛先で
あるVTR_SubUnit1313に対応する無線L
AN上の無線端末1321内のVTR_SubUnit
1323に転送する。
【0159】(14)無線端末1321内のVTR_S
ubUnit1323が、AVデータの転送を開始す
る。
【0160】このような処理を実行することで、IEE
E1394と無線LAN(IEEE802.11)との
間に跨ったAVデータ転送を、その無線リンクの状態に
対応して実行することができるようになる。
【0161】図15に、本実施形態の無線GW1311
内のDescriptor情報の一例を示す。
【0162】本実施形態のDescriptor情報
も、第2の実施形態の場合と同様に、AV/Cプロトコ
ルで識別されるSubUnit毎にDescripto
rが定義されている場合を示している。
【0163】図15の例では、まず、VTR_SubU
nit1313のRoot Descriptor(A
11)内に存在するObject群として、無線GW1
311の有している通信インタフェースに対応するDa
taLink_Descriptor(A21)と、記
憶している映画やゲームに対応するContents_
Descriptor(A22)等が示されている。ま
た、各Objectとして、DataLink_Des
criptor(A21)にはIEEE802.11に
対応するObject(A31)とIEEE1394に
対応するObject(A33)が、Contents
_Descriptor(A22)にはMovieのO
bject(A32)が存在する。そして、これら各O
bject群(A31),(A32),(A33)の具
体的なパラメータとして、IEEE802.11上での
フォールバック後の伝送速度(A45)や、IEEE1
394上のAsynchronousモードで利用可能
な帯域情報(A46)や、Isochronousモー
ドに設定されているチャネル数(A47)や、MPEG
2方式でエンコードされた映画のタイトルや可能な伝送
速度(A43)、MPEG4方式でエンコードされた映
画のタイトルや可能な伝送速度(A44)等が示されて
いる。また、図15には示していないが、これらDes
criptor情報には、他にも、実装されているプロ
トコルの種類や送信電力モードや、無線端末1321の
ハードウェア情報などの状態情報も記述可能である。
【0164】図16に、本実施形態で用いられている無
線GW1311の内部構成のブロック図の一例を示す。
【0165】本実施形態の無線GW1311は、IEE
E802.11による無線通信とIEEE1394によ
る有線通信の両方が可能であり、それら異なる通信イン
タフェースの間の接続処理を実行している。また、IE
EE1394バスとIEEE802.11とに跨ったA
V/Cプロトコルの実行を可能とするためのProxy
処理も実行している。
【0166】これらの処理を行うため、本実施形態の無
線GW1311内には、IEEE802.11無線LA
Nの物理レイヤ処理を実行するIEEE802.11イ
ンタフェース処理部1601と、IEEE1394バス
の物理レイヤ処理とLinkレイヤ処理を実行するIE
EE1394インタフェース処理部1602が存在す
る。
【0167】IEEE802.11インタフェース処理
部1601には、無線LAN立ち上げ時のフォールバッ
ク処理を実行するフォールバック処理部16011が存
在し、さらに、そのフォールバック処理の結果の伝送速
度情報を収集する情報収集処理部1606と接続してい
る。
【0168】一方、IEEE1394インタフェース処
理部1602は、IEEE1394バス上のAsync
hronousモードのデータ転送を行うためのトラン
ザクション処理を実行するTransaction処理
部1605と接続している。
【0169】また、IEEE802.11のMACプロ
トコル処理を実行するMAC処理部1604やIEEE
802.11無線LANとIEEE1394バスとの間
でのAVデータ転送を実行するAVデータ処理部160
7が存在し、IEEE802.11やIEEE1394
から送受信されるAVデータの処理を行っている。
【0170】さらに、無線GW1311を介して、IE
EE802.11無線LANとIEEE1394との間
に跨ったAV/Cプロトコルの実行を可能とするため
の、GW機能処理部1608が存在する。このGW機能
処理部1608ではAV/CプロトコルのProxy処
理などが実行されている。
【0171】このような無線GWを用いることによっ
て、本実施形態に示したようなIEEE802.11な
どの無線LANとIEEE1394に跨ったAVデータ
転送(転送制御)が可能となる。
【0172】なお、以上の各実施形態において、端末や
GWは、AV制御のために用いるトポロジー情報やデー
タリンク情報等を、無線リンクの状態情報を、自装置に
よってのみ取得するようにしてもよいし、他の装置のみ
から取得するようにしてもよいし、自装置によって取得
するとともに他の装置からも取得するようにしてもよ
い。
【0173】また、以上の各実施形態では、データ受信
側の装置の上位アプリケーションが通知された情報に基
づいて処理の選択を行う形態について説明したが、デー
タ送信側の装置の上位アプリケーションが通知された情
報に基づいて処理の選択を行う形態も可能である。
【0174】また、本発明は家庭内ネットワークにもオ
フィスやその他の環境に設けられたネットワークにも適
用可能である。
【0175】なお、以上の各機能は、ソフトウェアとし
ても実現可能である。
【0176】また、本実施形態は、コンピュータに所定
の手段を実行させるための(あるいはコンピュータを所
定の手段として機能させるための、あるいはコンピュー
タに所定の機能を実現させるための)プログラムを記録
したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても実施す
ることもできる。
【0177】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、その技術的範囲において種々変形して
実施することができる。
【0178】
【発明の効果】本発明によれば、ネットワークの状態が
変化し得る無線ネットワーク環境やIEEE1394バ
スのような有線ネットワークと無線ネットワークが接続
した環境においても、無線ネットワークのンクの状態を
考慮したデータ転送が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線端末を用いた家庭内無線AVネッ
トワークの一例を示す図
【図2】Bluetooth上でAVデータ転送を行う
場合のプロトコルスタックの一例を示す図
【図3】本発明の無線端末間でのパケット転送処理シー
ケンスの一例を示す図
【図4】本発明の無線端末における、SDPを用いた無
線リンクの状態情報の保持方法の一例を示す図
【図5】本発明の無線端末の内部構成の一例を示す図
【図6】Bluetooth上でAVデータ転送を行う
場合のプロトコルスタックの他の例を示す図
【図7】本発明の無線端末間でのパケット転送処理シー
ケンスの他の例を示す図
【図8】本発明の無線端末における、AV/Cを用いた
無線リンクの状態情報の保持方法の一例を示す図
【図9】本発明の無線端末の内部構成の他の例を示す図
【図10】本発明の無線ゲートウェイを用いた家庭内無
線AVネットワークの一例を示す図
【図11】本発明の無線ゲートウェイを介したパケット
転送処理シーケンスの一例を示す図
【図12】本発明の無線ゲートウェイの内部構成の一例
を示す図
【図13】本発明の無線ゲートウェイを用いた家庭内無
線AVネットワークの他の例を示す図
【図14】本発明の無線ゲートウェイを介したパケット
転送処理シーケンスの他の例を示す図
【図15】本発明の無線ゲートウェイにおける、AV/
Cを用いた無線リンクの状態情報の保持方法の一例を示
す図
【図16】本発明の無線ゲートウェイの内部構成の他の
例を示す図
【符号の説明】
101,111,1021…BT端末 102,112,1003,1012,1013,10
22,1023,1303,1312,1313,13
22,1323…サブユニット 21…Baseband処理部 22,503,903,1204…L2CAP処理部 28…A/Vアプリケーション 29…LMPプロトコル処理部 501,901,1201…Bluetoothインタ
フェース処理部 502,902,1203…Linkモニタ処理部 504,1206…SDPプロトコル処理部 505,905,1207…AV/Cプロトコル処理部 506,906,1607…AVデータ処理部 507,907…Display部 508,908…AVアプリケーション実行部 909…情報変換処理部 1001,1301…1394端末 1011,1311…無線GW 1202,1602…IEEE1394インタフェース
処理部 1205,1605…Transaction処理部 1208,1608…GW機能処理部 1321…無線端末 1601…IEEE802.11インタフェース処理部 16011…フォールバック処理部 1604…MAC処理部 1606…情報収集処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 網 淳子 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 藤本 謙作 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 5K032 AA09 CC06 DA06 DA21 5K033 AA09 CB08 DA13 DA17 DB19

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のネットワーク上の通信相手との間で
    無線リンクを介したデータ転送を行う無線端末装置であ
    って、 前記第1のネットワークへのパケット送受信を行う第1
    のインタフェース手段と、 前記第1のネットワークにおける自装置と前記通信相手
    との間の無線リンクの状態を示す無線リンク状態情報
    を、前記第1のインタフェース手段を介した前記通信相
    手との通信に基づいて取得する無線リンク状態情報取得
    手段と、 前記無線リンク状態情報取得手段により取得した前記無
    線リンク状態情報を記憶する無線リンク状態情報記憶手
    段とを具備し、 自装置上で動作する上位アプリケーションプログラム
    は、前記無線リンク状態情報記憶手段に記憶された前記
    無線リンク状態情報に基づいて前記データ転送に関する
    処理を決定することを特徴とする無線端末装置。
  2. 【請求項2】前記無線リンク状態情報記憶手段に記憶さ
    れた前記無線リンク状態情報を、前記上位アプリケーシ
    ョンプログラムが利用可能な形式に変更する変更手段を
    更に具備したことを特徴とする請求項1に記載の無線端
    末装置。
  3. 【請求項3】前記上位アプリケーションプログラムは、
    少なくとも前記データ転送における制御内容を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線端末装置。
  4. 【請求項4】前記上位アプリケーションプログラムは、
    少なくとも前記データ転送において転送すべきデータを
    決定することを特徴とする請求項1に記載の無線端末装
    置。
  5. 【請求項5】前記上位アプリケーションは、前記無線リ
    ンク状態情報記憶手段に記憶された前記無線リンク状態
    情報を読み出すことによって、前記無線リンク状態情報
    を取得することを特徴とする請求項1に記載の無線端末
    装置。
  6. 【請求項6】前記無線リンク状態情報を、自端末の構成
    要素への関連情報として、前記無線リンク状態情報記憶
    手段に記憶することを特徴とする請求項1に記載の無線
    端末装置。
  7. 【請求項7】前記構成要素として、AV/Cプロトコル
    で定義されるSubUnitを用いることを特徴とする
    請求項6に記載の無線端末装置。
  8. 【請求項8】前記無線リンク状態情報取得手段は、 前記第1のネットワーク上の前記通信相手に、該通信相
    手の有する無線リンク状態情報を自装置へ通知するよう
    要求する手段と、 この要求に応えて前記通信相手から通知された前記無線
    リンク状態情報を受信する手段とを含むものであること
    を特徴とする請求項1に記載の無線端末装置。
  9. 【請求項9】前記無線リンク状態情報取得手段は、 前記第1のネットワーク上における通信状況を監視する
    ことによって、該無線リンク状態情報を得る手段を含む
    ものであることを特徴とする請求項1に記載の無線端末
    装置。
  10. 【請求項10】自装置の有する無線リンク状態情報を、
    前記第1のネットワーク上の前記通信相手からの要求に
    応えて該通信相手に通知する手段を更に具備したことを
    特徴とする請求項8または9に記載の無線端末装置。
  11. 【請求項11】第2のネットワークへのパケット送受信
    を行う第2のインタフェース手段と、 前記第1のネットワーク上の前記通信相手と前記第2の
    ネットワーク上の他の端末との間でのパケット転送のた
    めの処理を実行するネットワーク間接続手段とを更に具
    備したことを特徴とする請求項1ないし10のいずれか
    1項に記載の無線端末装置。
  12. 【請求項12】自装置の有する無線リンク状態情報を、
    前記第2のネットワーク上の他の端末からの要求に応え
    て該他の端末に通知する手段を更に具備したことを特徴
    とする請求項11に記載の無線端末装置。
  13. 【請求項13】前記第2のネットワーク上の他の端末に
    対して、該他の端末の有する無線リンク状態情報を自装
    置へ通知するよう要求する手段と、 この要求に応えて前記他の端末から通知された前記無線
    リンク状態情報を受信する手段とを更に具備したことを
    特徴とする請求項11に記載の無線端末装置。
  14. 【請求項14】前記第2のネットワークはIEEE13
    94バスであることを特徴とする請求項11ないし13
    のいずれか1項に記載の無線端末装置。
  15. 【請求項15】前記無線リンク状態情報は、前記第1の
    ネットワークにおける、パケット廃棄率、利用可能な帯
    域、利用可能なチャネル数もしくは利用可能な伝送速
    度、またはそれらのもととなる観測可能な情報であるこ
    とを特徴とする請求項1ないし14のいずれか1項に記
    載の無線端末装置。
  16. 【請求項16】無線ネットワーク上の無線端末とその通
    信相手との間でデータ転送を行うデータ転送方法であっ
    て、 前記無線端末または前記通信相手の少なくとも一方は、
    前記無線ネットワークにおける前記無線端末と前記通信
    相手との間の無線リンクの状態を示す無線リンク状態情
    報を、該無線リンクの監視を通じて求め、 前記無線端末は、自端末で求めることによりおよびまた
    は前記通信相手に要求することにより得た前記無線リン
    ク状態情報を、自端末上で動作する上位アプリケーショ
    ンに開示し、 前記無線端末上で動作する前記上位アプリケーション
    は、開示された前記無線リンク状態情報に基づいて、前
    記通信相手との間でのデータ転送を制御することを特徴
    とするデータ転送方法。
  17. 【請求項17】無線ネットワーク上の無線端末とその通
    信相手端末とのいずれかの上で動作する上位アプリケー
    ションにデータ転送の制御に用いる情報を知らしめるた
    めの制御情報通知方法であって、 前記無線端末は、 前記無線ネットワークにおける前記無線端末と前記通信
    相手との間の無線リンクの状態を示す無線リンク状態情
    報を取得し、 取得された前記無線リンク状態情報を、自端末上で動作
    する上位アプリケーションまたは前記通信相手上で動作
    する上位アプリケーションの少なくとも一方に開示する
    ことを特徴とする制御情報通知方法。
  18. 【請求項18】取得された前記無線リンク状態情報を、
    自端末の構成要素への関連情報として記憶することを特
    徴とする請求項17に記載の制御情報通知方法。
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