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JP2001151693A - タンパク性薬物含有徐放性組成物 - Google Patents

タンパク性薬物含有徐放性組成物

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Publication number
JP2001151693A
JP2001151693A JP2000370834A JP2000370834A JP2001151693A JP 2001151693 A JP2001151693 A JP 2001151693A JP 2000370834 A JP2000370834 A JP 2000370834A JP 2000370834 A JP2000370834 A JP 2000370834A JP 2001151693 A JP2001151693 A JP 2001151693A
Authority
JP
Japan
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drug
lactic acid
interferon
release composition
composition containing
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000370834A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichiro Ogura
祐一郎 小椋
Noriyuki Kuno
紀之 久納
Atsutoshi Oota
淳稔 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Santen Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Santen Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Santen Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Santen Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP2000370834A priority Critical patent/JP2001151693A/ja
Publication of JP2001151693A publication Critical patent/JP2001151693A/ja
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  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターフェロン−β等のタンパク性薬物を
硝子体や網膜等の内眼部疾患に効果的に適用できる技術
を提供する。 【解決手段】 タンパク性薬物含有徐放性組成物は、重
量平均分子量が1万〜100万で、平均粒子径が50〜
500ナノメーターである乳酸共重合体からなる微細粒
子表面に、タンパク性薬物を吸着させてなる。タンパク
性薬物は例えばインターフェロン、中でもインターフェ
ロン−βである。乳酸共重合体は好ましくは乳酸単位と
グリコール酸単位からなる。好ましい徐放性組成物は、
重量平均分子量が1万〜100万で、平均粒子径が50
〜500ナノメーターである、乳酸単位とグリコール酸
単位で構成された乳酸共重合体からなる微細粒子表面
に、インターフェロン−βを吸着させてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱や有機溶媒と
の接触によって失活しやすいタンパク性薬物の新規な徐
放性組成物に関する。本発明による徐放性組成物は、例
えば、これを強膜プラグに成形し、同プラグを用いて硝
子体内に医薬品を放出させることにより内眼部疾患を治
療または予防するのに使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】網膜、硝子体等の内眼部における疾患に
は難治性疾患が多く、その効果的な治療法の開発が望ま
れている。眼疾患に対しては、薬物の点眼投与により治
療するのがもっとも一般的であるが、網膜、硝子体等の
内眼部へは薬物がほとんど移行しないことが、内眼部に
おける疾患の治療をより困難にしている。静脈投与等に
よる治療も試みられているが、血液房水柵のため有効濃
度になるほど薬物を移行させるのは困難である。硝子体
に直接薬物を注入する方法もあるが、高濃度のものを一
時に注入すると内眼部組織に障害をもたらし、また、頻
回の注入は感染の危険性や手技の煩わしさにより実際的
でない。
【0003】そこで、生体分解性共重合体からなる強膜
プラグが考え出された(特開平6−312943)。こ
の強膜プラグは、乳酸単位とグリコール酸単位で構成さ
れる乳酸共重合体に薬物を含有させたもので成形され、
共重合体の生体分解性を利用して硝子体内に薬物を徐放
させ、硝子体や網膜の疾患を治療することを目的とした
ものである。また、この強膜プラグは硝子体手術時等に
生じる強膜小切開口より簡便に挿入できるものである。
本発明は、特開平6−312943に開示された強膜プ
ラグの基本的技術を応用し、さらに加熱や有機溶媒との
接触により活性を失いやすいタンパク性薬物に、より効
果的に適用するための新たな技術を付加したものであ
る。
【0004】一方、医薬品のコントロールリリースを目
的として、マイクロスフェアを用いる技術が数多く報告
され、最近さらに微細粒化したナノスフェア、すなわち
粒子径がナノメートルオーダーである微細粒子を用いる
技術が報告されている(Journal of Controlled Releas
e, 25, 89-98, 特開平5−58882他)。これらの技
術は、薬物を微細粒化したカプセルの中に取り込み、そ
の薬物の放出を制御しようとするものである。さらに、
上記のナノスフェアに関する報告は、乳酸とグリコール
酸の共重合体からなるナノスフェアを開示している。よ
り詳しく説明すると、共重合体を水混和性有機溶媒を用
いて薬物とともに溶解し、最終的に乳化させ、溶媒を蒸
発させることにより薬物をカプセルの中に取り込む技術
を開示している。この共重合体は脂溶性が高いので、溶
解するには通常有機溶媒を用いられ、上記報告でも水混
和性有機溶媒が用いられている。従って、有機溶媒との
接触により活性を失いやすいタンパク性薬物に用いるの
は困難である。
【0005】ところで、インターフェロン−β等のタン
パク性薬物には、硝子体や網膜等の内眼部疾患に有効と
期待されるものも多く知られている。特に、インターフ
ェロン−βは、血管新生抑制作用を有しており(日本眼
科学会雑誌、99、571、1995)、黄斑変性症、
糖尿病性網膜症、網膜中心静脈閉塞症、血管新生由来の
緑内障等にも効果が期待されている。さらに、これは抗
ウイルス作用もあり、種々の内眼部ウイルス感染症にも
効果が期待されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】インターフェロン−β
等のタンパク性薬物を硝子体や網膜等の内眼部疾患に効
果的に適用できる技術の開発が望まれているにも拘ら
ず、硝子体や網膜等の内眼部組織には薬物が移行しにく
いという基本的問題とともに、タンパク性薬物の安定性
の問題、すなわちタンパク性薬物が加熱や有機溶媒との
接触により失活しやすいという問題があり、技術的に極
めて困難であった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、まず、硝
子体や網膜等の内眼部組織に簡便且つ効果的に薬物を放
出できる生体分解性の乳酸共重合体からなる強膜プラグ
に着目し、インターフェロン−β等のタンパク性薬物を
強膜プラグに含有させることを試みた。ところが、乳酸
共重合体は脂溶性が高く、薬物と均一に混和するには有
機溶媒を用いる必要があり、実際にタンパク性薬物に適
用してみると、その活性は大きく失われた。また、公知
技術(特開平6−312943)は加熱成形によって強
膜プラグを成形する方法を具体的実施例として開示して
いるが、加熱によって失活しやすいタンパク性薬物には
この製法は適用しがたい方法である。
【0008】次に、乳酸共重合体からなる微細粒子の中
にタンパク性薬物を取り込み、圧縮成形することにより
強膜プラグに成形することを想定した。しかし、乳酸共
重合体の高い脂溶性のためタンパク性薬物を取り込むに
は有機溶媒を使用しなければならず、タンパク性薬物に
は適用できないことがわかった。
【0009】そこで、タンパク性薬物を有機溶媒と実質
上接触させず、乳酸共重合体に含有させる方法を鋭意研
究した。従来、ナノスフェア等の微細粒子を用いる技術
は、薬物を微細粒子の中に取り込むことを目的としてい
たが、タンパクは末端にアミノ残基を有するので乳酸共
重合体のカルボキシル残基と結合しやすい性質を有する
ことに着目し、従来の発想を転換し、微細粒子の表面に
薬物を吸着させ、微細粒子の極めて広い表面積を活用す
ることにより、薬物の均一な分散がなし得ることを見い
だした。この方法によると、乳酸共重合体からなる微細
粒子の製造過程でタンパク性薬物を共存させる必要はな
いので、タンパク性薬物の有機溶媒との接触は実質上起
こらなくなり、活性の低下は見られないことがわかっ
た。また、この乳酸共重合体からなる微細粒子の表面に
タンパク性薬物を吸着させたものは、加熱を要しない圧
縮成形技術を用いて強膜プラグに容易に成形できること
も併せて見いだした。さらに、ナノメーターオーダーの
微細粒子を用いると特に成形がしやすく且つ均一性に優
れた強膜プラグが得られることもわかった。
【0010】
【発明の構成】本発明は、重量平均分子量が1万〜10
0万で、平均粒子径が50〜500ナノメーターである
乳酸共重合体からなる微細粒子表面に、タンパク性薬物
を吸着させてなるタンパク性薬物含有徐放性組成物に関
する。
【0011】本発明において、タンパク性薬物とは、タ
ンパクを組成の中に含む医薬品を示し、特に内眼部疾患
に効果が期待されるもの、例えば、インターフェロン−
β等のインターフェロン類、各種モノクローナル抗体、
インターロイキン類等のサイトカイン類、抗サイトカイ
ン抗体等が挙げられる。無論それらのタンパクは糖鎖を
有していてもよい。
【0012】乳酸共重合体は、好ましくは、乳酸単位と
グリコール酸単位からなる共重合体である。
【0013】微細粒子とは、平均粒子径が極めて小さい
粒子を示し、平均粒子径が1000ナノメートル未満
の、いわゆるナノスフェアと称されている大きさの粒子
のうち、平均粒子径50〜500ナノメーターの粒子で
ある。
【0014】吸着とは、実質上粒子表面に薬物がほぼ均
一状態に分布し、物理的には粒子表面から簡単に離脱し
ない状態であることを示す。
【0015】好ましい形態のタンパク性薬物含有徐放性
組成物は、重量平均分子量が1万〜100万で、平均粒
子径が50〜500ナノメーターである、乳酸単位とグ
リコール酸単位で構成された乳酸共重合体からなる微細
粒子表面に、インターフェロン−βを吸着させてなるも
のである。
【0016】本発明による徐放性組成物は、例えば強膜
プラグに成形される。強膜プラグは、硝子体内へ医薬品
を放出させるのに用いられる。
【0017】強膜プラグとは、特開平6−312943
に開示されている形状、性質を有する生体分解性のプラ
グを示す。
【0018】以下より詳しく説明する。
【0019】本発明による徐放性組成物は、強膜プラグ
への成形を最終的目的とするが、そのままの形態でも医
薬品として利用できる。
【0020】本発明による徐放性組成物の製造方法を簡
単に説明する。まず、乳酸共重合体を有機溶媒に溶解
し、次いでその溶液をポリビニルアルコール水溶液に加
え、撹拌後ろ過し、ろ液を超遠心分離し、沈殿物を水に
再分散し、分散液を再び超遠心分離し微細粒子を得、そ
の微細粒子を凍結乾燥して微細粒子粉末を得る。この微
細粒子粉末を水に再分散し、タンパク性薬物の水性溶液
を加え撹拌後凍結乾燥して目的とする組成物を得る。こ
の方法によるとタンパク性薬物の有機溶媒との接触は実
質上起こらず、タンパク性薬物の活性の低下を来さな
い。
【0021】本発明による徐放性組成物から成形された
強膜プラグは、硝子体手術時にあける強膜の小切開口よ
り挿入し、硝子体内へ薬物を徐放させ、網膜や硝子体等
の内眼部疾患を治療するのを主たる目的としている。そ
の強膜プラグの形状や強度等は公知の強膜プラグ(特開
平6−312943)に従って定められる。また、薬物
の徐放を目的とするため、乳酸共重合体の分子量や構成
単位の組成モル比も治療を要する期間(疾患の種類、症
状、年齢等によって変わってくる)等に応じて定めら
れ、特開平6−312943に開示された技術がそのま
ま応用できるが、以下に簡単に説明する。
【0022】まず、乳酸共重合体の重量平均分子量は、
1万〜100万の範囲である。1万未満では、強膜プラ
グに求められる強度が保てなく、100万を超えると、
プラグの分解速度が遅くなりすぎるとともに成形も困難
になる。薬物の放出期間(有効濃度維持期間)は、分子
量および構成単位の組成モル比を適宜選択することによ
って定められる。分子量の観点から考えると、放出期間
と重量平均分子量との関係を次に示す。1〜2週間程度
の場合は1万〜10万程度、好ましくは1万〜5万程
度、より好ましくは2万〜4万程度;2週間〜1ケ月程
度の場合は、1万〜20万程度、好ましくは2万〜10
万程度、より好ましくは2万〜5万程度;1ケ月〜6ケ
月程度の場合は、1万〜100万程度、好ましくは2万
〜40万程度、より好ましくは4万〜20万程度であ
る。タンパク性薬物がインターフェロン−βの場合、1
ケ月〜6ケ月程度の期間が好ましい。
【0023】乳酸共重合体における乳酸単位とグリコー
ル酸単位の組成モル比も、強膜プラグの分解性に影響を
与える。すなわち、グリコール酸単位の組成モル比が高
くなると親水性が増し、吸水性が高くなるので分解が速
くなる。グリコール酸単位の組成モル比が50%を超え
ると溶解度の問題で強膜プラグの作成が困難になる。従
って、乳酸単位とグリコール酸単位の組成モル比は、5
0/50〜100/0の間で選択される。医薬品がイン
ターフェロン−βの場合、乳酸単位とグリコール酸単位
の組成モル比は、50/50〜80/20が好ましく、
より好ましくは70/30−80/20である。尚、乳
酸単位成分としては、L−体、D−体またはDL−体を
用いることができる。
【0024】乳酸共重合体の製造は、公知の方法、例え
ば、特開平6−312943に記載された製法等を用い
て行うことができ、各種の分子量、また各種組成モル比
のものを得ることができる。
【0025】本発明による徐放性組成物の強膜プラグへ
の成形は、圧縮成形技術を用いて行うことができる。
【0026】強膜プラグの形状は特開平6−31294
3に記載された形状と同等のものが使用できる。簡単に
説明すると、強膜プラグが眼内に落ち込むのを阻止する
ヘッド部分と、強膜開口部に挿入されるシャフト部分と
からなる釘状のものが好ましく、シャフトの先端部分が
角錐または円錐のような鋭角状の錐形となっているのが
好ましい。サイズは通常6mm程度の長さを有し、ヘッ
ド部分の直径は2mm程度であり、シャフト部分の直径
または幅は1mm程度である。また全体の重量は9mg
程度である。
【0027】強膜プラグの用途は、硝子体や網膜等の内
眼部疾患の治療または予防であるが、薬物の種類を選択
することによって種々の疾患に適用することができる。
例えば、インターフェロン−βは、血管新生抑制作用を
有しており、黄斑変性症、糖尿病性網膜症、網膜中心静
脈閉塞症、血管新生由来の緑内障等にもに好適に適用で
きる。また、これは抗ウイルス作用もあり、種々の内眼
部ウイルス感染症にも適用できる。
【0028】
【発明の実施の形態】実施例1(乳酸共重合体の微細粒
子の製造) DL−乳酸/グリコール酸の組成モル比が75/25
で、重量平均分子量が約3.3万の乳酸共重合体(PLG
A)500mgを塩化メチレン(2ml)およびアセト
ン(100ml)の混合液に溶解した。この溶液をポリ
ビニルアルコール(PVA)の水溶液(2w/v%、200
ml)にマグネチックスターラーで撹拌しながら滴下し
た。アスピレーターで吸引減圧下2時間撹拌後、生じた
懸濁液をメンブランフィルター(孔径1μm)にてろ過
した。ろ液を1時間超遠心分離(156000×g)した。沈
殿物を精製水(適量)で再分散後、分散液を再度超遠心
分離し微細粒子を得た。この微細粒子を精製水(15m
l)にて再分散後凍結乾燥して微細粒子粉末495mg
を得た。
【0029】この微細粒子の平均粒子径は約100ナノ
メーターであり、ナノメートルオーダーの粒子径である
ことが確認された。
【0030】同様の手法にて、溶媒として用いた塩化メ
チレンとアセトンとの混合比を変えることにより異なる
粒子径のものを製造することができる。
【0031】実施例2(薬物を表面に吸着させた微細粒
子の製造) 実施例1で得られたPLGA微細粒子粉末(125mg)を
精製水(2.5ml)にて再分散した。ここに、インタ
ーフェロン−β(IFN-β) の溶液(7.5×10un
its 、0.1%の牛血清アルブミンを含むリン酸緩衝液
に溶解したもの)75μlおよび精製水(175μl)
を滴下し、30分間マグネチックスターラーで撹拌後凍
結乾燥し、目的とする薬物を表面に吸着させた微細粒子
(IFN-β/PLGA粉末)を得た。
【0032】参考例1(強膜プラグの成形) 実施例2で得た薬物を表面に吸着させた微細粒子を型に
入れ、圧縮成形し強膜プラグに成形した。
【0033】比較実施例1(酢酸溶解法) PLGA(125mg、実施例1の原料として用いたものと
同じ)を酢酸(2.5ml)に溶解した。この溶液にIF
N-β溶液(実施例2と同じもの)75μlおよび精製水
(175μl)を滴下し、溶解後直ちに凍結乾燥しIFN-
β/PLGA粉末を得た。
【0034】比較実施例2(w/o型エマルジョン法) PLGA(125mg、実施例1の原料として用いたものと
同じ)をクロロホルム(2.5ml)に溶解した。この
溶液にIFN-β溶液(実施例2と同じもの)75μlおよ
び精製水(175μl)を滴下した。滴下終了後、超音
波照射(600w、60秒)により安定なw/o型エマ
ルジョンを調製し、それを凍結乾燥してIFN-β/PLGA粉
末を得た。
【0035】
【発明の効果】タンパク性薬物の活性を損なうことなく
乳酸共重合体の表面上に吸着した微細粒子が得られたか
どうか検証するため、医薬品の残存活性を測定した。タ
ンパク性薬物の代表例としてインターフェロン−β(IF
N-β) を用いた実施例2のIFN-β/PLGA粉末におけるIF
N-βの活性を測定すると共に、比較試験として、比較実
施例1および2で得られたIFN-β/PLGA粉末におけるIF
N-βの活性を測定した。
【0036】活性測定は、IFN-β/PLGA粉末(10m
g)を精製水(2ml)およびクロロホルム(4ml)
中に加え、30分間振とう後遠心分離(10分間)し、
水層中のIFN-βの活性の測定をELISA により行った。
尚、本抽出操作においてはIFN-βの活性低下が起こらな
いことを別途確認した。
【0037】結果を下記表に示す。
【0038】表中の数字は、最初のIFN-βの活性を10
0とした場合の比活性(3例の平均値)を示す。
【0039】
【表1】
【0040】この表に示された結果から明らかなよう
に、本発明のIFN-β/PLGA粉末においては、IFN-βの活
性の低下はほとんど見られないのに対し、有機溶媒とIF
N-βとを接触させる比較実施例1の溶液法および比較実
施例2のエマルジョン法ではIFN-βの極端な活性の低下
が見られた。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量平均分子量が1万〜100万で、平
    均粒子径が50〜500ナノメーターである乳酸共重合
    体からなる微細粒子表面に、タンパク性薬物を吸着させ
    てなることを特徴とするタンパク性薬物含有徐放性組成
    物。
  2. 【請求項2】 タンパク性薬物がインターフェロンであ
    る請求項1記載のタンパク性薬物含有徐放性組成物。
  3. 【請求項3】 インターフェロンの種類がインターフェ
    ロン−βである請求項2記載のタンパク性薬物含有徐放
    性組成物。
  4. 【請求項4】 乳酸共重合体が乳酸単位とグリコール酸
    単位からなる請求項1〜3のいずれか記載のタンパク性
    薬物含有徐放性組成物。
  5. 【請求項5】 重量平均分子量が1万〜100万で、平
    均粒子径が50〜500ナノメーターである、乳酸単位
    とグリコール酸単位で構成された乳酸共重合体からなる
    微細粒子表面に、インターフェロン−βを吸着させてな
    ることを特徴とするタンパク性薬物含有徐放性組成物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018520126A (ja) * 2015-06-10 2018-07-26 エボニック レーム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングEvonik Roehm GmbH ヒト凝固因子タンパク質と乳酸ポリマーを含む粉末を製造する方法

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