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JP2001145574A - フライヤー - Google Patents

フライヤー

Info

Publication number
JP2001145574A
JP2001145574A JP33330199A JP33330199A JP2001145574A JP 2001145574 A JP2001145574 A JP 2001145574A JP 33330199 A JP33330199 A JP 33330199A JP 33330199 A JP33330199 A JP 33330199A JP 2001145574 A JP2001145574 A JP 2001145574A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
heating
oil tank
heating means
heat source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP33330199A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Yamamoto
克己 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Electric Power Co Inc
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Electric Power Co Inc filed Critical Kansai Electric Power Co Inc
Priority to JP33330199A priority Critical patent/JP2001145574A/ja
Publication of JP2001145574A publication Critical patent/JP2001145574A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油槽内の油に浸漬されて油を加熱する発熱管
を備えた電磁誘導加熱式加熱手段の取付構造を、油槽内
の油の掃除作業を便利にするよう改変する。 【解決手段】 油槽11内の油2に浸漬される発熱管2
1とこれを電磁誘導加熱する電磁誘導コイル22を備え
た加熱手段23と、加熱手段23を支持して上下動させ
る昇降手段41を一体化した熱源ユニットYを油槽11
に脱着可能に配設する。油槽11の油2に浸漬された発
熱管21の上下に搬送コンベア31を配置する。油槽1
1の底に溜まったゴミ類9を除去する清掃時に、熱源ユ
ニットYを搬送コンベア31と共に油槽11の上方に引
き上げて清掃を容易にする。油2に浸漬される加熱手段
23の内部に空気等の冷媒が通過する冷却通路Mを形成
して、油中での加熱手段23のオーバーヒートを防止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油槽内の加熱油に
食材を浸漬して加熱調理するフライヤーに係り、詳しく
は、油槽内の油に浸漬された発熱管を電磁誘導コイルで
加熱して油を所定温度まで加熱し、この油中に食材を搬
送コンベアで連続供給して加熱調理する連続フライヤー
に関する。
【0002】
【従来の技術】食品工場で冷凍食品等の多数の食材を順
に油槽内の加熱油に浸漬して連続的に加熱調理する連続
フライヤーは、油槽内の油をガスバーナーで加熱するガ
ス式フライヤーと、電磁誘導によるジュール熱で加熱す
る電磁誘導式フライヤーが一般的である。前者ガス式フ
ライヤーは同規模の後者電磁誘導式フライヤーに比べて
設備投資負担が少ない反面、熱効率に劣る、油劣化
が早い、排ガスで作業環境が悪くなる等の問題があっ
て、最近は、特に作業環境を良くする理由から電磁誘導
式フライヤーが注目され普及しつつある。
【0003】電磁誘導式の連続フライヤーは、電磁誘導
加熱される複数本の発熱管を油槽内の油中に浸漬して油
を所定温度まで加熱し、加熱された油中に食材を搬送コ
ンベアで連続搬送して加熱調理するもので、その一例を
図19,図20に示し説明する。同図に示されるフライ
ヤーは、油槽3の底部に横一列平行に複数本の発熱管4
を所定間隔で固定し、各発熱管4内に電磁誘導コイル5
を収納し、油槽3内の各発熱管4の上方に搬送コンベア
6と押えコンベア7を配置している。発熱管4は両端が
開口した直管で、両端が油槽3の両側壁に液密に溶接さ
れる。発熱管4の両端の開口が油槽3の側面に開放し
て、この開口から発熱管4内に電磁誘導コイル5が挿入
される。油槽3内に収容された油2の中に発熱管4,搬
送コンベア6が浸漬され、押えコンベア7の下部が浸漬
される。
【0004】電磁誘導コイル5に通電すると発熱管4に
電磁誘導による渦電流が流れてジュール熱で発熱管4が
発熱し、油2が加熱される。搬送コンベア6は両端が一
対のプーリー8で張架された略水平な無端コンベアで、
発熱管4の上方定位置で連続駆動して、加熱油2の中で
食材1を水平方向に連続搬送する。押えコンベア7は搬
送コンベア6の上方定位置で食材搬送方向に連続駆動し
て、搬送コンベア6上で加熱調理される食材1の浮き上
がりを防止する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】冷凍食品等の食材1を
加熱油2で加熱調理すると、油槽3の底に食材1の揚げ
かす等のゴミ類9が溜まる。このゴミ類9を除去する清
掃作業は、油槽3からコンベア類を外して複数本の発熱
管4の間から油槽3の底に清掃具を挿入して手作業で行
っているが、隣接する発熱管4の間隔が狭くて清掃作業
が困難である不具合があった。また、図示しないが円形
の発熱管の外径を小さくしたり、発熱管を扁平管にして
その幅を小さくしたり、或いは、発熱管の数を少なくす
ることで隣接する発熱管の間隔を大きく設定して、油槽
の底の清掃作業を容易ならしめるフライヤーも提案され
ているが、発熱管を油槽内に置いたままなので清掃の容
易性には限界がある。
【0006】また、油槽の内壁面に電磁誘導加熱される
発熱管の開口端面を溶接して油漏れの無いように液密に
固定しているが、この溶接部で熱応力疲労による割れが
発生する可能性が大で、その保守点検が面倒であった。
【0007】さらに、油槽の底部に複数本の発熱管を定
位置に固定して、各発熱管の温度を管理することで油槽
内の油全体の温度分布等の温度を管理しているが、食材
の種類に適応した多様で微妙な油温度ないし温度分布管
理が難しく、そのため、食材の種類によっては加熱調理
具合が適切でない場合も皆無ではなかった。
【0008】本発明の目的とするところは、油槽内の清
掃や設備の保守点検が容易であり、食材の種類に適応し
た油の温度管理が容易にできる電磁誘導式連続フライヤ
ーを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的を達成
する請求項1の発明は、食材を加熱調理する油を収容す
る油槽と、油槽内の油に浸漬されて油を加熱する発熱管
及びこの発熱管内に収納されて発熱管を加熱する電磁誘
導コイルを有する加熱手段と、油槽内の油に浸漬されて
食材を油中で略水平方向に搬送する搬送コンベアを有す
るフライヤーにおいて、前記加熱手段と、この加熱手段
を支持して加熱手段を油槽内の油中に浸漬した位置と油
中から引き上げた位置との間で上下動させる昇降手段を
一体化した熱源ユニットを、油槽に対して脱着可能に配
設したことを特徴とする。
【0010】ここで、熱源ユニットの昇降手段は、加熱
手段である発熱管と電磁誘導コイルの一方或いは両方を
直接に支持する部材であり、この昇降手段で加熱手段を
油槽内の油から引き上げることで、油槽の底の掃除が加
熱手段で邪魔されることなくできるようになる。このよ
うな熱源ユニットは、1台の油槽に対して単数或いは複
数で配設される。
【0011】また、本発明の請求項2の発明は、上記熱
源ユニットの昇降手段に搬送コンベアを脱着可能に配設
したことを特徴とする。このように油槽内の油中で食材
を搬送する搬送コンベアを熱源ユニットに配設すること
で、加熱手段と共に搬送コンベアが油槽の油から引き上
げられて、油槽内の掃除がより容易になる。
【0012】また、請求項3の発明は、上記搬送コンベ
アが、加熱手段の発熱管上の往路から発熱管下の復路を
循環する無端コンベアであることを特徴とする。つま
り、熱源ユニットの加熱手段を無端コンベアの中に挟む
ように搬送コンベアを設置することで、加熱手段と搬送
コンベアのユニットの全体の厚さ(高さ)をより小さく
でき、かつ、搬送コンベアの中の空間が加熱手段で有効
利用されて、この加熱手段と搬送コンベアを浸漬する油
の量と油槽の高さが低減される。
【0013】また、請求項4の発明は、上記熱源ユニッ
トにおける加熱手段の発熱管内に、この発熱管及び発熱
管内に収納された電磁誘導コイルを強制冷却する冷媒の
冷却通路を形成したことを特徴とする。つまり、熱源ユ
ニットの加熱手段を油槽の油中に出し入れ可能にする
と、加熱手段を油中に浸漬して油を加熱するときに加熱
手段の特に電磁誘導コイルがオーバーヒートする可能性
があるので、このオーバーヒートを避けるために発熱管
内に空気等の冷媒が通る冷却通路を形成して、油の加熱
時に加熱手段自体をオーバーヒートしない程度に強制冷
却することが望ましい。
【0014】また、請求項5の発明においては、上記熱
源ユニットの昇降手段に、発熱管内の冷却通路に連通す
る連通路を形成して、この昇降手段を通して加熱手段を
強制冷却することを特徴とする。この場合、昇降手段に
中空のダクトカバー等を使用して、昇降手段の中空部自
体を連通路にするか、昇降手段の内部に専用の連通管を
配設するようにすればよい。
【0015】さらに、請求項6の発明は、上記熱源ユニ
ットを、油槽に対して食材搬送方向に移動可能に設置し
て、油槽内の油中で加熱手段を食材搬送方向に移動可能
としたことを特徴とする。つまり、固定された油槽に対
して熱源ユニットが水平方向に移動可能なように熱源ユ
ニットを油槽に設置すれば、油槽内の油の水平方向の必
要とされる温度分布に対応させて熱源ユニットを水平移
動させて、油の温度分布を食材の種類、調理内容に対応
させて調節することができる。
【0016】請求項7の発明は、搬送コンベアと発熱管
との間に、食材搬入用入口側と食材搬出用出口側の両方
で開口を有する仕切板を配設し、仕切板上において食材
搬入用入口側から食材搬出用出口側へとポンプ手段で油
を流動させるようにしたことを特徴とする。このような
油の流動により、食材の効率的かつ均一な加熱が促進さ
れる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各種の実施形態
を、図1乃至図18を参照して説明する。
【0018】図1(A)に示されるフライヤーは、油槽
11内の油2に油槽11と別体の熱源ユニットYの下部
を浸漬して油2を加熱し、加熱された油2で食材1を加
熱調理するときのものであり、図1(B)は油槽11の
油2から熱源ユニットYを引き上げたときのものであ
る。熱源ユニットYは、油槽11内の油2に浸漬されて
油2を加熱する発熱管21及びこの発熱管21内に収納
されて発熱管21を加熱する電磁誘導コイル22とを有
する加熱手段23の両端部に、油槽11に対して上下動
可能な昇降手段41を連結した基本構造を有する。
【0019】また、油槽11内の油中には、食材1を油
中で略水平方向に搬送する搬送コンベア31が配置さ
れ、この搬送コンベア31の上方定位置に押えコンベア
32が必要に応じて配置される。搬送コンベア31と押
えコンベア32の一対はユニット化され、このコンベア
ユニットが熱源ユニットYと分離可能に連結される。図
1の実施形態においては、搬送コンベア31を熱源ユニ
ットYの加熱手段23の上下を循環移動するように配置
して、搬送コンベア31と押えコンベア32のユニット
が熱源ユニットYと一体的に上下動するようにしてあ
る。
【0020】熱源ユニットYの加熱手段23は、例えば
図3の断面図に示すような略円形の発熱管21の中に略
円形の電磁誘導コイル22を同心に挿入して構成され
る。電磁誘導コイル22は円筒形の鉄心24の外周に装
着され、鉄心24の内周に鉄心固定パイプ25が貫通さ
れて固定される。
【0021】1台の油槽11に対して熱源ユニットYは
単数、或いは、複数が脱着可能に配設される。1台の熱
源ユニットYに加熱手段23は単数、或いは、複数が設
置される。例えば図2に示すように、1台の熱源ユニッ
トYに丸棒状の3本の加熱手段23が定間隔で水平方向
に並列に配置される。3本の加熱手段23の各両端部を
支持する昇降手段41は、例えば縦長横広の矩形ボック
ス状のダクトカバー42を備える。このダクトカバー2
4の一対が平行に対向して、各ダクトカバー42の内壁
に発熱管21の開口端が溶接等で液密に固定される(図
4参照)。
【0022】図1(A)に示すように、油槽11の油2
に熱源ユニットYの下部が浸漬されて食材1の加熱調理
が行われる。この場合、複数本の加熱手段23が油槽1
1の底近くの油中に浸漬されて油2を所望温度まで加熱
し、加熱手段23の発熱管21の上下に配置された搬送
コンベア31で食材1が油中を略水平方向に搬送されて
加熱油2で加熱調理される。搬送コンベア31の発熱管
21の真上近くを前進移動する往路コンベア31a上に
複数の食材1が載せられて油中を搬送され、食材1の不
必要な浮き上がりは押えコンベア32で防止される。往
路コンベア31aの先端近くまで食材1が搬送される
と、食材1の取り出しが行われて往路コンベア31aが
発熱管21の真下に移動して後退移動する復路コンベア
31bとなる。
【0023】上記のように搬送コンベア31を加熱手段
23の上下に配置される無端コンベア構造とすること
で、油槽11に収容する油2の量を少なくできる。すな
わち、図1(A)のように搬送コンベア31の往路コン
ベア31aと復路コンベア31bで加熱手段23の発熱
管21を上下から挟持すると、油中における発熱管21
と搬送コンベア31の厚さの合計は搬送コンベア31の
厚さHに等しくなる。一方、図19のフライヤーのよう
に発熱管4の真上に搬送コンベア6を配置した場合は、
発熱管4の下面から搬送コンベア6の上面までの厚さ
H’が発熱管4の厚さと搬送コンベア6の厚さの合計よ
り大きくなり、H’>Hの関係となって、この差(H’
−H)に相当する分だけ図1のフライヤーに使用する油
量を少なくすることができる。また、差(H’−H)に
相当する分だけ、図1のフライヤーの油槽11が高さ方
向で小型化される。
【0024】油槽11内のゴミ類9の清掃は、図1
(B)に示すように油槽11から熱源ユニットYを真上
に引き上げて行えばよい。例えば熱源ユニットYの昇降
手段41を図示しないリフターに係合させて上昇させ
て、加熱手段23とコンベアユニットを油2から引き上
げる。これにより、油槽11内に掃除の邪魔をするもの
が無くなり、油槽11の底に溜まった揚げかす等のゴミ
類9の除去作業が簡単、迅速に行えるようになる。ま
た、図1に示すように油槽11の底を船底形状にすれ
ば、油槽11の底の中央部にゴミ類9が自然流動して溜
まるので、ゴミ類9の除去作業がより容易になる。
【0025】次に、熱源ユニットYの細部構造例と、油
槽11への各種の取付構造例を順に説明する。熱源ユニ
ットYの加熱手段23を油槽11の油中に浸漬して油加
熱動作をさせると、加熱手段23の構造や材質によって
は油中でオーバーヒートして熱疲労により寿命が短くな
る可能性がある。そこで、図3に示すように加熱手段2
3の内部に積極的に冷却通路Mを形成し、この冷却通路
Mに冷媒を積極的に流して加熱手段23を強制冷却する
ようにして、上記オーバーヒートを避けるようにする。
冷却通路Mに流す冷媒は、空気や不活性ガス等であり、
実用上は空気が経済的で適切である。また、冷却通路M
は、鉄心固定パイプ25の中央通路Maを主として使用
して、電磁誘導コイル22と発熱管21の間の筒状通路
Mbや、鉄心24の複数箇所に半径方向に貫通させた小
孔通路Mcを補助的に使用する。小孔通路Mcは中央通
路Maと連通させてある。
【0026】この加熱手段23に対応して、例えば図4
に示すように加熱手段23を支持する中空のダクトカバ
ー42の内部空間を加熱手段23の冷却通路Mと連通す
る冷却通路Nとして形成し、この冷却通路Nを介して加
熱手段23を強制冷却する。ダクトカバー42の冷却通
路Nは、例えば加熱手段23の鉄心固定パイプ25の端
に連結されて中央通路Maに冷媒を供給する冷却管Na
と、加熱手段23の筒状通路Mbに連通するダクトカバ
ー42の内部空間で形成されるダクト通路Nbで構成す
ればよい。図4においては、冷却管Naから加熱手段2
3の中央通路Maを流れる冷媒が鉄心24と電磁誘導コ
イル22を強制冷却して、加熱手段23の主として中央
部のオーバーヒートを抑制して加熱手段23の全長に亘
る温度分布を平均的なものにする。また、加熱手段23
の筒状通路Mbは、中央通路Maの出口から放出された
冷媒が逆流する通路等として利用され、小孔通路Mcは
中央通路Maの冷媒を電磁誘導コイル22にバイパスす
る通路等として利用される。
【0027】加熱手段23を空気で強制冷却する空気流
路パターンの基本例を図5に基づき説明する。図5に示
すように、左右一対のダクトカバー42L,42Rの上
端開口に煙突状排気管43を連結する。図5左側のダク
トカバー42Lから冷却管Naを導出させてブロアファ
ン44を連結する。ブロアファン44を駆動させて外の
空気を冷却管Naから加熱手段23の中央通路Maに送
風し、中央通路Maの出口から図5右側のダクトカバー
42R内に放出する。ダクトカバー42R内に放出され
た空気の大部分が排気管43から外気に放出され、残り
が加熱手段23の筒状通路Mbを逆流して左側ダクトカ
バー42L内に流入し、排気管43から放出される。以
上の一連の空気の流れで加熱手段23が適度に冷却され
てオーバーヒートが回避される。なお、上記空気の流れ
パターンは、図5のパターンに限らず複数のパターンが
選択可能であり、その具体例は図14乃至図18の実験
例で後述する。
【0028】以上の熱源ユニットYと油槽11の脱着可
能な取付構造の各種例を図6乃至図10に示し、順に説
明する。図6の熱源ユニットYは、左右一対の昇降手段
41の上部をユニット支持用フレーム45に連結し、フ
レーム45の両端部を油槽11の両壁上端に脱着可能に
載置して、加熱手段23を油槽11内の底近くに吊り下
げ式に保持するようにしたものである。この図6の取付
構造は、熱源ユニットYの全体が比較的軽量なものに有
効である。なお、図6には搬送コンベアや押えコンベア
が図示されていないが、これらコンベアのユニットはフ
レーム45等に離脱可能に連結するようにすればよく、
このことは図7乃至図10の各実施形態においても同様
である。
【0029】図7の熱源ユニットYは、左右一対の昇降
手段41の下面に脚部46を取り付けて、脚部46を油
槽11の底に載置することで、加熱手段23を油槽11
内の底近くに保持するようにしたもので、フレーム45
は油槽11の両壁上端から少し浮く。この図7の取付構
造は、熱源ユニットYの全体が比較的大重量なものに有
効である。
【0030】図8の熱源ユニットYは、左右一対の昇降
手段41の一方だけに加熱手段23の通電のための配線
や冷却通路系を収納させるようにして、他方は加熱手段
23の片端を支持するだけの支持棒47で形成したもの
で、この場合は重量バランスを考慮して一対の昇降手段
41の下面に脚部46を取り付けて、脚部46を油槽1
1の底に載置することで、加熱手段23を油槽11内の
底近くに保持するようにする。
【0031】図9のフライヤーは、油槽11の底板11
aを幅方向に傾斜させた1枚の平板にした点だけが図6
のフライヤーと相違する。この場合、底板11aの傾斜
下位の端にゴミ類排出管48を連結すれば、ゴミ類排除
作業が簡便に行える。
【0032】図10(A)のフライヤーは、油槽11に
対して熱源ユニットYを食材搬送方向に移動可能に設置
するようにしたものである。例えば図10(A)の熱源
ユニットYが図6と同様な吊り下げ式の構造の場合、図
10(B)に示すようにフレーム45の両端部下に複数
のローラ49を取り付けて、ローラ49を油槽11の両
壁上面に転動可能に載置する。このように油槽11に熱
源ユニットYを横移動可能に設置して油槽11内の油中
で加熱手段23を横移動させるようにすると、油槽内の
油の食材搬送方向での温度分布が食材の種類に応じて可
変調整することが容易となる。つまり、食材には、始め
から終わりまで定温の油で加熱処理するのが好ましい種
類のもの、始め高温の油で加熱処理してから低温の油で
加熱処理するのが好ましい種類のもの、逆に始め低温の
油で加熱処理して徐々に高温の油で加熱処理するのが好
ましい種類のもの等と様々であることから、これら食材
の種類に応じて油槽11に対して熱源ユニットYを食材
搬送方向に移動可能に設置することが望ましい場合があ
る。その具体例を図11,図12で説明する。
【0033】図11と図12のフライヤーは、油槽11
に3台の熱源ユニットYを油槽11の長手方向(食材搬
送方向)に往復移動可能に設置したものである。この油
槽11の底部11bの全長は1台の熱源ユニットYの幅
の4倍以上に設定される。図11のフライヤーは、油槽
11の底部11bと中間部11cの油を仕切板51で仕
切ったものである。仕切板51は食材搬入用入口側IN
と食材搬出用出口側OUTの両方に開口を有し、食材搬
出用出口側底部11bの油をギヤポンプ52で中間部1
1cの食材搬入用入口側INへと強制循環させて、中間
部11cの入口側INから反対の食材搬出用出口側OU
Tへと油を流動させ、この流動油中に同方向に食材を搬
送して加熱処理するようにした油強制循環方式のもので
ある。図12のフライヤーは、図11のフライヤーから
仕切板51を取り外し、ギヤポンプ52を停止させて油
槽11内で油を自然対流で流動させるようにした油自然
対流方式のものである。
【0034】図11のフライヤーの場合は、油槽11の
食材入口側INの油温が食材出口側OUTの油温より高
くなり、この温度分布は3台の熱源ユニットYの任意の
移動で調整される。図12のフライヤーの場合は、油槽
11の食材出口側OUTの油温が入口側INの油温より
高くなる傾向にあるが、3台の熱源ユニットYの移動で
油温分布を均一に、或いは、特定の不均一分布にするこ
とが可能となる。
【0035】図11のフライヤーを改変したものを図1
3に示すと、この図13のフライヤーは油槽11の底部
11dに2台の熱源ユニットYを横移動不可に設置した
ものである。この場合は熱源ユニットYの横移動による
油温分布調整ができないが、油槽11の底部11bの全
長が2台の熱源ユニットYの幅の合計値程度まで縮小す
ることができ、この全長の縮小分だけ油量が低減され
る。
【0036】
【実施例】熱源ユニットYにおける加熱手段23の空気
による冷却の各種形態を図14乃至図18に示し、この
各種形態による加熱手段23のコイル表面温度(電磁誘
導コイル表面温度)と鉄心コイル間温度(鉄心と電磁誘
導コイルの間の温度)の試験結果を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】また、図14乃至図18の各種形態による
加熱手段23の消費電力と加熱効率の結果を表2に示
す。
【0039】
【表2】
【0040】ここで、図14は加熱手段23を空気(冷
風)で強制冷却せずに自然放熱させるもので、表1,2
には「自冷」で示される。図15は加熱手段23の中心
の中央通路Maに冷風を通して強制冷却するもので、加
熱手段23の両側の吸気側ダクトカバー42Lと排気側
ダクトカバー42Rの上端は大気開放されて、中央通路
Maを通過した冷風の大部分が排気側ダクトカバー42
Rの上端開口から放出され、一部が筒状通路Mbを逆流
して吸気側ダクトカバー42Lの上端開口から放出さ
れ、この図15は表1,2に「風冷1」で示される。図
16は図15の左右のダクトカバー42L,42Rの上
端開口を煙突状にしたものに相当し、表1,2には「風
冷2」で示される。図17は図16の排気側ダクトカバ
ー42Rの上端開口を栓54で密閉したものに相当し、
中央通路Maを通過した冷風は筒状通路Mbを逆流して
吸気側ダクトカバー42Lから放出され、表1,2には
「風冷3」で示される。図18は吸気側ダクトカバー4
2Lの上端開口を栓55で密閉し、この栓55に冷却管
Naを貫通させ、冷却管Naの先端をダクトカバー42
L内で開放させると共に、排気側ダクトカバー42Rの
上端開口を煙突状にしたもので、表1,2には「風冷
4」で示される。
【0041】表1の試験結果によれば、図14の「自
冷」タイプでは加熱手段23が部分的に366℃の高温
まで上昇することがあるが、寿命的に大きな問題となる
ことはない。図15から図18の各風冷タイプは、加熱
手段23が300℃を超えて加熱される心配が無くて、
全てが長寿命となることが分かっている。特に図17の
「風冷3」タイプのものが冷風で効果的に冷却されて、
長寿命となることが実証された。
【0042】以上の加熱手段23の冷却効果と油の加熱
効率は相反するものであり、その結果が表2に示され
る。この表2の加熱効率は、試験用として油槽に実際よ
りも大型のものを使用したので少し低くなっているが、
全体として70%前後の高い効率を維持することが分か
る。したがって、加熱手段23を上記要領で適度に強制
冷却すれば、油の加熱効率が大きく低下する心配無くし
て、加熱効率の若干の低下を補うに十分な長寿命化のメ
リットが確約される。
【0043】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、油槽内の油に
浸漬されて油を加熱する電磁誘導加熱方式の加熱手段と
これを上下動させる昇降手段を一体化した熱源ユニット
を油槽に対して着脱自在としたので、油槽の油から昇降
手段で加熱手段を引き上げることで、油槽の底の掃除が
加熱手段で邪魔されること無く簡単、迅速にできるよう
になる。また、油槽と熱源ユニットが脱着可能な別体で
あるので、油槽に加熱手段の発熱管を溶接などで連結す
るといった面倒な作業手間が省けて、生産性の改善と油
槽の溶接箇所の低減による品質改善が図れる。
【0044】請求項2の発明によれば、油槽と別体の熱
源ユニットの昇降手段に搬送コンベアを脱着可能に配設
することで、油槽内の掃除や油交換の際の搬送コンベア
の移動が熱源ユニットの移動と同時に行えるようにな
り、搬送コンベアの取り扱いが便利になり、特に油槽内
の掃除がより容易になる。
【0045】請求項3の発明によれば、熱源ユニットに
おける加熱手段の発熱管の上下位置に無端の搬送コンベ
アを配置することで、加熱手段と搬送コンベアのユニッ
トの全体の厚さ(高さ)が小さくできて、加熱手段と搬
送コンベアを浸漬する油の量と油槽の高さが低減され
て、より小型で経済的なフライヤーが提供できる。
【0046】請求項4の発明によれば、熱源ユニットに
おける加熱手段がその発熱管内に形成した冷却通路に強
制的に流す冷媒で強制冷却されるので、加熱手段の全体
を油槽の油中に浸漬してもオーバーヒートする心配が無
くなり、油槽内の油の安定した加熱と、加熱手段の長寿
命化が図れる。
【0047】請求項5の発明によれば、熱源ユニットの
昇降手段を介して加熱手段を強制冷却するので、油槽内
の油中に加熱手段を浸漬した状態で加熱手段をその内部
から直接的に効率よく冷却することができるようにな
る。
【0048】請求項6の発明によれば、熱源ユニットを
油槽に対して食材搬送方向に往復移動可能に設置するこ
とで、油槽内の油中で熱源ユニットの加熱手段を食材搬
送方向に任意に移動させて油槽内の油の水平方向の温度
分布を自在に可変調整することができるようになり、し
たがって、加熱調理の条件が相違する複数種類の食材の
種類毎に油温調整が容易な汎用性に優れたフライヤーが
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1の実施形態を示すフライ
ヤーの要部の食材加熱調理時の断面図、(B)は同フラ
イヤーの油清掃時の断面図。
【図2】図1のフライヤーにおける熱源ユニットと搬送
コンベアの概要を示す部分側面図。
【図3】図1の熱源ユニットにおける加熱手段の拡大断
面図。
【図4】図1の熱源ユニットの部分断面を含む部分正面
図。
【図5】図1の熱源ユニットの加熱手段冷却通路の概要
を示す正面図。
【図6】本発明の第2の実施形態を示すフライヤーの要
部の正面図。
【図7】本発明の第3の実施形態を示すフライヤーの要
部の正面図。
【図8】本発明の第4の実施形態を示すフライヤーの要
部の正面図。
【図9】本発明の第5の実施形態を示すフライヤーの要
部の正面図。
【図10】(A)は本発明の第6の実施形態を示すフラ
イヤーの要部の正面図、(B)は同フライヤーの部分側
面図。
【図11】本発明の第7の実施形態を示すフライヤーの
要部の側面図。
【図12】本発明の第8の実施形態を示すフライヤーの
要部の側面図。
【図13】本発明の第9の実施形態を示すフライヤーの
要部の側面図。
【図14】熱源ユニットの第1の冷却形態を示す正面
図。
【図15】熱源ユニットの第2の冷却形態を示す正面
図。
【図16】熱源ユニットの第3の冷却形態を示す正面
図。
【図17】熱源ユニットの第4の冷却形態を示す正面
図。
【図18】熱源ユニットの第5の冷却形態を示す正面
図。
【図19】従来の電磁誘導加熱式連続フライヤーの要部
の断面図。
【図20】図19のフライヤーの部分断面を含む部分側
面図。
【符号の説明】
1 食材 2 油 11 油槽 21 発熱管 22 電磁誘導コイル 23 加熱手段 31 搬送コンベア 41 昇降手段 Y 熱源ユニット M 冷却通路 N 冷却通路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食材を加熱調理する油を収容する油槽
    と、油槽内の油に浸漬されて油を加熱する発熱管及びこ
    の発熱管内に収納されて発熱管を加熱する電磁誘導コイ
    ルを有する加熱手段と、油槽内の油に浸漬されて食材を
    油中で略水平方向に搬送する搬送コンベアを有するフラ
    イヤーにおいて、 前記加熱手段と、この加熱手段を支持して加熱手段を油
    槽内の油中に浸漬した位置と油中から引き上げた位置と
    の間で上下動させる昇降手段を一体化した熱源ユニット
    を、油槽に対して脱着可能に配設したことを特徴とする
    フライヤー。
  2. 【請求項2】 上記熱源ユニットの昇降手段に、搬送コ
    ンベアを脱着可能に配設したことを特徴とする請求項1
    記載のフライヤー。
  3. 【請求項3】 上記搬送コンベアが、加熱手段の発熱管
    上の往路から発熱管下の復路を循環する無端コンベアで
    あることを特徴とする請求項2記載のフライヤー。
  4. 【請求項4】 上記熱源ユニットにおける加熱手段の発
    熱管内に、この発熱管及び発熱管内に収納された電磁誘
    導コイルを強制冷却する冷媒の冷却通路を形成したこと
    を特徴とする請求項1記載のフライヤー。
  5. 【請求項5】 上記熱源ユニットの昇降手段に、発熱管
    内の冷却通路に連通する連通路を形成して、この昇降手
    段を通して加熱手段を強制冷却することを特徴とする請
    求項4記載のフライヤー。
  6. 【請求項6】 上記熱源ユニットを、油槽に対して食材
    搬送方向に移動可能に設置したことを特徴とする請求項
    1記載のフライヤー。
  7. 【請求項7】 上記搬送コンベアが、加熱手段の発熱管
    上の往路と復路を循環する無端コンベアであり、かつ、
    上記搬送コンベアと発熱管との間に食材搬入用入口側と
    食材搬出用出口側の両方で開口を有する仕切板を配設
    し、上記仕切板上において食材搬入用入口側から食材搬
    出用出口側へとポンプ手段で油を流動させるようにした
    ことを特徴とする請求項2記載のフライヤー。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008161209A (ja) * 2006-12-04 2008-07-17 Fuji Seisakusho:Kk 食品の油揚げ装置
CN110440440A (zh) * 2019-06-28 2019-11-12 梧州神冠蛋白肠衣有限公司 一种直接用于生产反应的电导热油盘管式加热系统
JP2020110439A (ja) * 2019-01-15 2020-07-27 サン・プラント工業株式会社 フライヤー
JP7580168B1 (ja) * 2024-08-21 2024-11-11 クールフライヤー株式会社 フライヤー

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