JP2001037765A - 内視鏡用穿刺針操作補助器具 - Google Patents
内視鏡用穿刺針操作補助器具Info
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- JP2001037765A JP2001037765A JP11220438A JP22043899A JP2001037765A JP 2001037765 A JP2001037765 A JP 2001037765A JP 11220438 A JP11220438 A JP 11220438A JP 22043899 A JP22043899 A JP 22043899A JP 2001037765 A JP2001037765 A JP 2001037765A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 意図しない穿刺針の突出を防止する機能を有
した内視鏡用穿刺針操作補助器具を実現する。 【解決手段】 スイッチ部34に、安全装置としての安
全リング63及びこの安全リング63の円筒面に貫通し
て固定したロック指標65を設けると共に、スイッチ機
構としてのボタン64のボタンヘッド66の下面に前記
ロック指標65が入り込むことが可能なスイッチ溝71
を形成することにより、前記安全リング63を軸67回
りに回転操作して前記ロック指標65を前記スイッチ溝
71に一致させない限り、前記ボタン64の押下操作を
行うことができない規制状態とすることができる。そし
て、この状態から安全リング63を回動操作して、ロッ
ク指標65とスイッチ溝71との位置を一致させること
で、ボタン64の押下操作を可能として、突刺針を突出
可能とする規制解除状態とすることができる。
した内視鏡用穿刺針操作補助器具を実現する。 【解決手段】 スイッチ部34に、安全装置としての安
全リング63及びこの安全リング63の円筒面に貫通し
て固定したロック指標65を設けると共に、スイッチ機
構としてのボタン64のボタンヘッド66の下面に前記
ロック指標65が入り込むことが可能なスイッチ溝71
を形成することにより、前記安全リング63を軸67回
りに回転操作して前記ロック指標65を前記スイッチ溝
71に一致させない限り、前記ボタン64の押下操作を
行うことができない規制状態とすることができる。そし
て、この状態から安全リング63を回動操作して、ロッ
ク指標65とスイッチ溝71との位置を一致させること
で、ボタン64の押下操作を可能として、突刺針を突出
可能とする規制解除状態とすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡の鉗子チャ
ンネルに挿通されて、体腔内の被検体部に突き刺すため
の穿刺針を有した内視鏡用穿刺針操作補助器具に関す
る。
ンネルに挿通されて、体腔内の被検体部に突き刺すため
の穿刺針を有した内視鏡用穿刺針操作補助器具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、超音波内視鏡による超音波断層像
観察下において、超音波断層像をガイドにして鉗子チャ
ンネルを介して長尺の穿刺針を被検体部まで誘導して病
変組織に突刺し、細胞や組織を採取して病理確定診断を
行うという手技が行われるようになった。このような診
断を行うために、例えば特開平9−103433号公報
に記載されているように、超音波内視鏡の鉗子チャンネ
ル入口に固定できる内視鏡用穿刺針操作補助器具が提案
されている。
観察下において、超音波断層像をガイドにして鉗子チャ
ンネルを介して長尺の穿刺針を被検体部まで誘導して病
変組織に突刺し、細胞や組織を採取して病理確定診断を
行うという手技が行われるようになった。このような診
断を行うために、例えば特開平9−103433号公報
に記載されているように、超音波内視鏡の鉗子チャンネ
ル入口に固定できる内視鏡用穿刺針操作補助器具が提案
されている。
【0003】この内視鏡用穿刺針操作補助器具は、穿刺
針の刺入動作(針の前後運動)を手動で行っているが、
被検体部が比較的硬い(刺しにくい)ものでは、手動で
の刺入が容易でない場合がある。すなわち硬い被検体部
に対して穿刺針の先端が刺さりにくく、穿刺針を押し込
んでいっても被検体部が奥の方へ逃げてしまうだけとい
う状態に陥り易い。このように硬く刺しにくい被検体部
に穿刺を行う場合には、穿刺針を高速に突出させること
で刺し易くすることが知られている。一般に穿刺針の切
れ味は、穿刺針の突出速度が大きいほど向上するもので
あるが、手動では穿刺針をさほど高速に突出させること
が困難である。
針の刺入動作(針の前後運動)を手動で行っているが、
被検体部が比較的硬い(刺しにくい)ものでは、手動で
の刺入が容易でない場合がある。すなわち硬い被検体部
に対して穿刺針の先端が刺さりにくく、穿刺針を押し込
んでいっても被検体部が奥の方へ逃げてしまうだけとい
う状態に陥り易い。このように硬く刺しにくい被検体部
に穿刺を行う場合には、穿刺針を高速に突出させること
で刺し易くすることが知られている。一般に穿刺針の切
れ味は、穿刺針の突出速度が大きいほど向上するもので
あるが、手動では穿刺針をさほど高速に突出させること
が困難である。
【0004】この問題点を改善するために、内視鏡用穿
刺針操作補助器具に付勢部材として例えばばねを組み込
み、穿刺針の刺入動作をばねの付勢力で行うものも提案
されているが、硬い被検体部に穿刺針を正確に刺入させ
るためには、非常に高速に穿刺針を突出させる必要があ
る。そのためには、強力なばねを内視鏡用穿刺針操作補
助器具に組み込む必要がある。
刺針操作補助器具に付勢部材として例えばばねを組み込
み、穿刺針の刺入動作をばねの付勢力で行うものも提案
されているが、硬い被検体部に穿刺針を正確に刺入させ
るためには、非常に高速に穿刺針を突出させる必要があ
る。そのためには、強力なばねを内視鏡用穿刺針操作補
助器具に組み込む必要がある。
【0005】しかしながら、このような付勢部材を組み
込んだ内視鏡用穿刺針操作補助器具を用いる際には、そ
の誤った操作によって意図しないタイミングで穿刺針を
突出させてしまう虞れが生じる。例えば、生体の予定し
ない部位に誤って穿刺針を突出させてしまうと、穿刺す
る必要のない部位に穿孔してしまうことになる。また、
内視鏡用穿刺針操作補助器具を例えば超音波内視鏡に装
着する際に、誤つて穿刺針を突出させてしまうと超音波
内視鏡の鉗子チャンネルに穿孔してしまう可能性があ
る。さらに、洗浄時に器具の全面を洗浄するための突出
準備状態にした際に、洗浄作業によって誤って突出させ
てしまうと、洗浄者が指を挟む等の可能性もある。
込んだ内視鏡用穿刺針操作補助器具を用いる際には、そ
の誤った操作によって意図しないタイミングで穿刺針を
突出させてしまう虞れが生じる。例えば、生体の予定し
ない部位に誤って穿刺針を突出させてしまうと、穿刺す
る必要のない部位に穿孔してしまうことになる。また、
内視鏡用穿刺針操作補助器具を例えば超音波内視鏡に装
着する際に、誤つて穿刺針を突出させてしまうと超音波
内視鏡の鉗子チャンネルに穿孔してしまう可能性があ
る。さらに、洗浄時に器具の全面を洗浄するための突出
準備状態にした際に、洗浄作業によって誤って突出させ
てしまうと、洗浄者が指を挟む等の可能性もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記超音波断層像観察
下で用いられる内視鏡用穿刺針操作補助器具は、硬い被
検体部に穿刺針を正確に刺入させるために、非常に高速
に穿刺針を突出させる必要があり、そのためには強力な
付勢部材を組み込み、穿刺針の刺入動作を付勢部材の付
勢力で行うものが提案されている。しかしながら、この
ように強力な付勢部材を組み込んだ内視鏡用穿刺針操作
補助器具は、誤った操作によって意図しないタイミング
で穿刺針を突出させてしまう虞れが生じる。
下で用いられる内視鏡用穿刺針操作補助器具は、硬い被
検体部に穿刺針を正確に刺入させるために、非常に高速
に穿刺針を突出させる必要があり、そのためには強力な
付勢部材を組み込み、穿刺針の刺入動作を付勢部材の付
勢力で行うものが提案されている。しかしながら、この
ように強力な付勢部材を組み込んだ内視鏡用穿刺針操作
補助器具は、誤った操作によって意図しないタイミング
で穿刺針を突出させてしまう虞れが生じる。
【0007】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
ものであり、内視鏡の鉗子チャンネル入口に設けられ
て、内蔵した付勢部材によって穿刺針を突出させる機能
を備える補助器具であって、意図しない穿刺針の突出を
防止する機能を有した内視鏡用穿刺針操作補助器具を提
供することを目的とする。
ものであり、内視鏡の鉗子チャンネル入口に設けられ
て、内蔵した付勢部材によって穿刺針を突出させる機能
を備える補助器具であって、意図しない穿刺針の突出を
防止する機能を有した内視鏡用穿刺針操作補助器具を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、内視鏡の鉗子チャンネル入口に設けられ、こ
の鉗子チャンネルに挿通して用いるものであって、体腔
内の被検体部を突き刺すための長尺な穿刺針と、前記穿
刺針を収容する長尺のシースと、前記穿刺針を進退自由
に保持するスライド部と、前記穿刺針を付勢部材の付勢
力によって突出させる付勢機構と、前記付勢機構の付勢
部材の付勢力を一時的に係止する係止機構と、前記係止
機構の係止状態を解除するスイッチ機構と、を具備し、
前記穿刺針を突出不可能とする規制状態及び前記穿刺針
を突出可能とする規制解除状態を選択可能で、前記規制
状態のときには前記スイッチ機構を機能させないように
する安全装置を設けたことを特徴としている。この構成
により、誤った操作によりスイッチ機構を機能させて
も、穿刺針の突出を防止する。即ち、意図しない穿刺針
の突出を防止する。
本発明は、内視鏡の鉗子チャンネル入口に設けられ、こ
の鉗子チャンネルに挿通して用いるものであって、体腔
内の被検体部を突き刺すための長尺な穿刺針と、前記穿
刺針を収容する長尺のシースと、前記穿刺針を進退自由
に保持するスライド部と、前記穿刺針を付勢部材の付勢
力によって突出させる付勢機構と、前記付勢機構の付勢
部材の付勢力を一時的に係止する係止機構と、前記係止
機構の係止状態を解除するスイッチ機構と、を具備し、
前記穿刺針を突出不可能とする規制状態及び前記穿刺針
を突出可能とする規制解除状態を選択可能で、前記規制
状態のときには前記スイッチ機構を機能させないように
する安全装置を設けたことを特徴としている。この構成
により、誤った操作によりスイッチ機構を機能させて
も、穿刺針の突出を防止する。即ち、意図しない穿刺針
の突出を防止する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図9は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は内視鏡の鉗子チャンネル入口
に設けられている状態の内視鏡用穿刺針操作補助器具を
示す説明斜視図、図2は図1の内視鏡用穿刺針操作補助
器具の外観図、図3は図2の縦断面図、図4は図3のコ
イルシースを示す外観図、図5は図3の突刺針を示す説
明図、図6は図3のスイッチ部を説明する説明図であ
り、図6(a)はボタンの押下操作が不可能な規制状態
を示す断面図、図6(b)はボタンの押下操作が可能な
規制解除状態を示す断面図、図6(c)はボタンを押下
操作して、コイルばねの係止状態を解除している際を示
す断面図、図7及び図8は内視鏡用穿刺針操作補助器具
の動作を説明図であり、図7(a)は突刺針の先端がコ
イルシースに収容されている突刺準備状態を示す縦断面
図、図7(b)は第3スライド部を最大限に前進させ
て、穿刺針の先端がコイルシース先端より突出している
状態を示す縦断面図、図7(c)は調整筒を回転させて
突出長を設定している状態を示す縦断面図、図8(a)
は穿刺針の先端を設定した突出長の長さだけ高速に突出
している状態を示す縦断面図、図8(b)穿刺針操作補
助器具を内視鏡の鉗子チャンネルから抜去する際に第3
スライド部を最大限に基端側に引いている状態を示す縦
断面図、図9は突刺針の先端の動作を説明する説明図で
あり、図9(a)は突刺針の先端がコイルシースに収容
されている突刺準備状態を示す説明図、図9(b)は穿
刺針の先端がコイルシース先端より突出している状態を
示す説明図、図9(c)は穿刺針の先端を前進させて突
出長を設定している状態を示す説明図、図9(d)は穿
刺針を突出させて体腔内の病変部に突き刺している状態
を示す説明図、図9(e)は吸引生検を行う際に突刺針
を抜去している状態を示す説明図である。
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図9は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は内視鏡の鉗子チャンネル入口
に設けられている状態の内視鏡用穿刺針操作補助器具を
示す説明斜視図、図2は図1の内視鏡用穿刺針操作補助
器具の外観図、図3は図2の縦断面図、図4は図3のコ
イルシースを示す外観図、図5は図3の突刺針を示す説
明図、図6は図3のスイッチ部を説明する説明図であ
り、図6(a)はボタンの押下操作が不可能な規制状態
を示す断面図、図6(b)はボタンの押下操作が可能な
規制解除状態を示す断面図、図6(c)はボタンを押下
操作して、コイルばねの係止状態を解除している際を示
す断面図、図7及び図8は内視鏡用穿刺針操作補助器具
の動作を説明図であり、図7(a)は突刺針の先端がコ
イルシースに収容されている突刺準備状態を示す縦断面
図、図7(b)は第3スライド部を最大限に前進させ
て、穿刺針の先端がコイルシース先端より突出している
状態を示す縦断面図、図7(c)は調整筒を回転させて
突出長を設定している状態を示す縦断面図、図8(a)
は穿刺針の先端を設定した突出長の長さだけ高速に突出
している状態を示す縦断面図、図8(b)穿刺針操作補
助器具を内視鏡の鉗子チャンネルから抜去する際に第3
スライド部を最大限に基端側に引いている状態を示す縦
断面図、図9は突刺針の先端の動作を説明する説明図で
あり、図9(a)は突刺針の先端がコイルシースに収容
されている突刺準備状態を示す説明図、図9(b)は穿
刺針の先端がコイルシース先端より突出している状態を
示す説明図、図9(c)は穿刺針の先端を前進させて突
出長を設定している状態を示す説明図、図9(d)は穿
刺針を突出させて体腔内の病変部に突き刺している状態
を示す説明図、図9(e)は吸引生検を行う際に突刺針
を抜去している状態を示す説明図である。
【0010】図1に示すように内視鏡用穿刺針操作補助
器具(以下、単に穿刺針操作補助器具という)1は、超
音波内視鏡或いは内視鏡2の図示しない鉗子チャンネル
を介して体腔内に導かれるようになっている。前記内視
鏡2は、体腔内に挿入される細長の挿入部3と、この挿
入部3の後端に設けられた操作部4と、この操作部4の
後端に配置された接眼部5と、前記操作部4から延出す
るユニバーサルコード6と、このユニバーサルコード6
の末端に設けられたコネクタ7とで主に構成され、前記
操作部4の前端側には例えば前記穿刺針操作補助器具1
などの処置具を挿入する処置具挿入口8が設けられてい
る。この処置具挿入口8は、挿入部先端部3aに形成さ
れている処置具導出口9aに、挿入部3内に配置されて
いる鉗子チャンネル9を介して連通している(図9参
照)。このため、処置具挿入口8から穿刺針操作補助器
具1を挿入することによって、処置具導出口9aから穿
刺針操作補助器具1の先端に配置されている突刺針11
が突出するようになっている。
器具(以下、単に穿刺針操作補助器具という)1は、超
音波内視鏡或いは内視鏡2の図示しない鉗子チャンネル
を介して体腔内に導かれるようになっている。前記内視
鏡2は、体腔内に挿入される細長の挿入部3と、この挿
入部3の後端に設けられた操作部4と、この操作部4の
後端に配置された接眼部5と、前記操作部4から延出す
るユニバーサルコード6と、このユニバーサルコード6
の末端に設けられたコネクタ7とで主に構成され、前記
操作部4の前端側には例えば前記穿刺針操作補助器具1
などの処置具を挿入する処置具挿入口8が設けられてい
る。この処置具挿入口8は、挿入部先端部3aに形成さ
れている処置具導出口9aに、挿入部3内に配置されて
いる鉗子チャンネル9を介して連通している(図9参
照)。このため、処置具挿入口8から穿刺針操作補助器
具1を挿入することによって、処置具導出口9aから穿
刺針操作補助器具1の先端に配置されている突刺針11
が突出するようになっている。
【0011】図2に示すように穿刺針操作補助器具1
は、体構内の被検体部に突き刺す突刺針11(図4参
照)と、この突刺針11を挿通して体腔内に挿入するコ
イルシース12(図5参照)と、このコイルシース12
を内部に配設して、後端側から挿入した前記突刺針11
を前記コイルシース12と共に先端側から突出させる補
助器具本体13とで主に構成されている。
は、体構内の被検体部に突き刺す突刺針11(図4参
照)と、この突刺針11を挿通して体腔内に挿入するコ
イルシース12(図5参照)と、このコイルシース12
を内部に配設して、後端側から挿入した前記突刺針11
を前記コイルシース12と共に先端側から突出させる補
助器具本体13とで主に構成されている。
【0012】前記補助器具本体13は、前記内視鏡2の
鉗子チャンネル入口である前記処置具挿入口8に着脱自
在な固定部21aを備えた中空構造の固定筒21と、こ
の固定筒21の内側で長手方向に移動可能に挿入される
中空構造の第1スライド部22と、前記突刺針11の突
出長を調整するための調整筒23と、前記第1スライド
部22に進退可能に内設されて後端側に指掛け部24を
備えた中空構造の第2スライド部25(図3参照)と、
この第2スライド部25に進退可能に挿入される後述の
パイプ部26及びこのパイプ部26の基端側に固定され
たパイプ口金27を備えた中空構造の第3スライド部2
8とで主に構成されている。
鉗子チャンネル入口である前記処置具挿入口8に着脱自
在な固定部21aを備えた中空構造の固定筒21と、こ
の固定筒21の内側で長手方向に移動可能に挿入される
中空構造の第1スライド部22と、前記突刺針11の突
出長を調整するための調整筒23と、前記第1スライド
部22に進退可能に内設されて後端側に指掛け部24を
備えた中空構造の第2スライド部25(図3参照)と、
この第2スライド部25に進退可能に挿入される後述の
パイプ部26及びこのパイプ部26の基端側に固定され
たパイプ口金27を備えた中空構造の第3スライド部2
8とで主に構成されている。
【0013】次に、図3を用いて、この補助器具本体1
3の内部構造を説明する。前記固定筒21の一側面に
は、長手方向に溝31が設けられており、第1固定ネジ
32がこの溝31を通して第1スライド部22の先端付
近に螺合している。この第1スライド部22の基端側外
周には、雄ねじ部33が設けられていて、この雄ねじ部
33に対応した雌ねじを有する前記調整筒23が、雄ね
じ部33に螺合している。前記第1スライド部22の中
央付近には、前記穿刺針11を突出させるための後述す
るスイッチ機構を備えたスイッチ部34が設けられてい
る。
3の内部構造を説明する。前記固定筒21の一側面に
は、長手方向に溝31が設けられており、第1固定ネジ
32がこの溝31を通して第1スライド部22の先端付
近に螺合している。この第1スライド部22の基端側外
周には、雄ねじ部33が設けられていて、この雄ねじ部
33に対応した雌ねじを有する前記調整筒23が、雄ね
じ部33に螺合している。前記第1スライド部22の中
央付近には、前記穿刺針11を突出させるための後述す
るスイッチ機構を備えたスイッチ部34が設けられてい
る。
【0014】本実施の形態では、このスイッチ部34に
前記穿刺針11を突出不可能とする規制状態及び前記穿
刺針11を突出可能とする規制解除状態を選択可能で、
前記規制状態のときには前記スイッチ機構を機能させな
いようにする安全装置を設けた構成としている。
前記穿刺針11を突出不可能とする規制状態及び前記穿
刺針11を突出可能とする規制解除状態を選択可能で、
前記規制状態のときには前記スイッチ機構を機能させな
いようにする安全装置を設けた構成としている。
【0015】前記調整筒23は、先端側が雄ねじ部33
と螺合可能に開口し、後端側には前記第2スライド部2
5を構成する細径部35が貫通する穴を形成した平坦な
調整筒底部36を有していて、内部に第2スライド部2
5を第1スライド部22に対して先端側に付勢する付勢
部材としてのコイルばね37を設けている。前記調整筒
23は、第1スライド部22に対して回転させることに
より前後し、基端側へは調整筒底部36が前記指掛け部
24のダンパ38に接するまで移動可能であり、これら
調整筒底部36とダンパ38との間の距離で突出長39
を定義している。(前記コイルばね37の付勢力で穿刺
針11が突出する長さ)である。尚、後述する図8
(a)の状態では、調整筒23が最も先端側に位置して
いるので、突出長39が最大突出長40である。
と螺合可能に開口し、後端側には前記第2スライド部2
5を構成する細径部35が貫通する穴を形成した平坦な
調整筒底部36を有していて、内部に第2スライド部2
5を第1スライド部22に対して先端側に付勢する付勢
部材としてのコイルばね37を設けている。前記調整筒
23は、第1スライド部22に対して回転させることに
より前後し、基端側へは調整筒底部36が前記指掛け部
24のダンパ38に接するまで移動可能であり、これら
調整筒底部36とダンパ38との間の距離で突出長39
を定義している。(前記コイルばね37の付勢力で穿刺
針11が突出する長さ)である。尚、後述する図8
(a)の状態では、調整筒23が最も先端側に位置して
いるので、突出長39が最大突出長40である。
【0016】前記第2スライド部25は、先端側から順
に太径部41と、前記細径部35と、前記指掛け部24
とで構成されており、これら太径部41と細径部35と
は第1スライド部22内に挿入されている。前記太径部
41は、第1スライド部22の内径よりやや小さい程度
の外径を有している。前記細径部35は、前記コイルば
ね37の内径より細い外径のパイプ状の部材であり、前
記第3スライド部22を挿入している。前記第2スライ
ド部25の細径部35の外側で第1スライド部22の内
側には、前記コイルばね37が挿入されている。このコ
イルばね37の基端側は、第1スライド部22の基端側
に固定されて、先端側は第2スライド部25の太径部4
1の基端側に固定されている。このコイルばね37は、
圧縮ばねであり、前記したように第2スライド部25を
第1スライド部22に対して常に先端側に付勢してい
る。
に太径部41と、前記細径部35と、前記指掛け部24
とで構成されており、これら太径部41と細径部35と
は第1スライド部22内に挿入されている。前記太径部
41は、第1スライド部22の内径よりやや小さい程度
の外径を有している。前記細径部35は、前記コイルば
ね37の内径より細い外径のパイプ状の部材であり、前
記第3スライド部22を挿入している。前記第2スライ
ド部25の細径部35の外側で第1スライド部22の内
側には、前記コイルばね37が挿入されている。このコ
イルばね37の基端側は、第1スライド部22の基端側
に固定されて、先端側は第2スライド部25の太径部4
1の基端側に固定されている。このコイルばね37は、
圧縮ばねであり、前記したように第2スライド部25を
第1スライド部22に対して常に先端側に付勢してい
る。
【0017】前記指掛け部24には、先端側に円盤状の
ダンパ固定板42と基端側に円盤状の指掛け板43が備
えられており、指掛け部24の中心付近には長手軸と垂
直に第2固定ネジ44が螺合している。前記ダンパ固定
板42の先端側には、ゴム等の衝撃吸収性のある材料で
形成されたリング状のダンパ38が固定されている。前
記指掛け部24の内径の一部には、円環状の溝部45が
設けられており、ゴム等の材料で形成された弾性リング
46がはめ込まれている。この弾性リング46の内径
は、前記第3スライド部28のパイプ部26の外径より
やや小さくなっている。
ダンパ固定板42と基端側に円盤状の指掛け板43が備
えられており、指掛け部24の中心付近には長手軸と垂
直に第2固定ネジ44が螺合している。前記ダンパ固定
板42の先端側には、ゴム等の衝撃吸収性のある材料で
形成されたリング状のダンパ38が固定されている。前
記指掛け部24の内径の一部には、円環状の溝部45が
設けられており、ゴム等の材料で形成された弾性リング
46がはめ込まれている。この弾性リング46の内径
は、前記第3スライド部28のパイプ部26の外径より
やや小さくなっている。
【0018】前記第3スライド部28のパイプ部26の
外周には、前記ダンパ38の先端側の面をゼロとして先
端側に向けて目盛り47(図2参照)が形成されてい。
この目盛り47は、前記ダンパ38と前記調整筒底部3
6の間によって定義される前記突出長39を示してい
る。前記パイプ部26の外面には、円環状の溝である二
つのクリック溝が形成されており、それぞれ基端側の溝
が第1クリック溝48、先端側の溝が第2クリック溝4
9となっている。これら第1クリック溝48、第2クリ
ック溝49は、前記弾性リング46がはまった時に、軽
い係止力を発生させ、さらに操作者にクリック感を感じ
させる程度の溝である。前記第2クリック溝49は、第
1クリック溝48の先端側に形成されており、第1クリ
ック溝48と第2クリック溝49との距離は最大突出長
40以上になっている。また、前記第3スライド部28
のパイプ口金27の基端は、雄ねじのルアー口金50に
なっている。尚、第3スライド部28のパイプ部26表
面には、彩色されたリングで構成される穿刺針退避指標
(不図示)を設けることが可能であり、第3スライド部
28が完全に基端側に引っ張られ、第2クリック溝49
にてクリック状態になった時にのみ視認可能になる位置
に設けられている。(図2では、第3スライド部がより
先端側に位置しているため、第2スライド部25の内部
に位置して視認できないようになっている。)この穿刺
針退避指標によって、操作者は間接的に穿刺針11がコ
イルシース12内に収容されていることが認識できて、
この穿刺針退避指標を確認してから内視鏡2から抜去す
ることで、抜去の際に穿刺針11で内視鏡の鉗子チャン
ネル9を穿孔することが防止できるようになっている。
外周には、前記ダンパ38の先端側の面をゼロとして先
端側に向けて目盛り47(図2参照)が形成されてい。
この目盛り47は、前記ダンパ38と前記調整筒底部3
6の間によって定義される前記突出長39を示してい
る。前記パイプ部26の外面には、円環状の溝である二
つのクリック溝が形成されており、それぞれ基端側の溝
が第1クリック溝48、先端側の溝が第2クリック溝4
9となっている。これら第1クリック溝48、第2クリ
ック溝49は、前記弾性リング46がはまった時に、軽
い係止力を発生させ、さらに操作者にクリック感を感じ
させる程度の溝である。前記第2クリック溝49は、第
1クリック溝48の先端側に形成されており、第1クリ
ック溝48と第2クリック溝49との距離は最大突出長
40以上になっている。また、前記第3スライド部28
のパイプ口金27の基端は、雄ねじのルアー口金50に
なっている。尚、第3スライド部28のパイプ部26表
面には、彩色されたリングで構成される穿刺針退避指標
(不図示)を設けることが可能であり、第3スライド部
28が完全に基端側に引っ張られ、第2クリック溝49
にてクリック状態になった時にのみ視認可能になる位置
に設けられている。(図2では、第3スライド部がより
先端側に位置しているため、第2スライド部25の内部
に位置して視認できないようになっている。)この穿刺
針退避指標によって、操作者は間接的に穿刺針11がコ
イルシース12内に収容されていることが認識できて、
この穿刺針退避指標を確認してから内視鏡2から抜去す
ることで、抜去の際に穿刺針11で内視鏡の鉗子チャン
ネル9を穿孔することが防止できるようになっている。
【0019】次に、図4を用いて、補助器具本体13の
第1スライド部22に着脱可能に固定されているコイル
シース12を説明する。前記コイルシース12は、コイ
ルシース挿入部51と、コイルシース基端部52と、コ
イルシース口金部53とから構成されている。前記コイ
ルシース挿入部51は、内視鏡2の鉗子チャンネル9と
同程度の長さを有し、可撓性を有する金属製のコイルで
構成されている。このコイルシース挿入部51は、前記
穿刺針11の外径よりも大きな内径及び前記内視鏡2の
鉗子チャンネル9より小さな外径を有しており、コイル
シース口金部53に取り付けて組み合わせた状態では前
記固定筒21を貫通して先端側に突出するようになって
いる。前記コイルシース口金部53は、前記補助器具本
体13の第1スライド部22の先端に対して着脱可能に
螺合するようになっている。前記コイルシース基端部5
2は、前記コイルシース口金部53の基端側に接続され
ており、前記コイルシース挿入部51と同様のコイルで
構成されていて、前記補助器具本体13の第3スライド
部28の途中まで挿入されるようになっている。
第1スライド部22に着脱可能に固定されているコイル
シース12を説明する。前記コイルシース12は、コイ
ルシース挿入部51と、コイルシース基端部52と、コ
イルシース口金部53とから構成されている。前記コイ
ルシース挿入部51は、内視鏡2の鉗子チャンネル9と
同程度の長さを有し、可撓性を有する金属製のコイルで
構成されている。このコイルシース挿入部51は、前記
穿刺針11の外径よりも大きな内径及び前記内視鏡2の
鉗子チャンネル9より小さな外径を有しており、コイル
シース口金部53に取り付けて組み合わせた状態では前
記固定筒21を貫通して先端側に突出するようになって
いる。前記コイルシース口金部53は、前記補助器具本
体13の第1スライド部22の先端に対して着脱可能に
螺合するようになっている。前記コイルシース基端部5
2は、前記コイルシース口金部53の基端側に接続され
ており、前記コイルシース挿入部51と同様のコイルで
構成されていて、前記補助器具本体13の第3スライド
部28の途中まで挿入されるようになっている。
【0020】次に図5を用いて、体腔内の被検体部に突
き刺す穿刺針11を説明する。前記穿刺針11は、前記
補助器具本体13のパイプ口金27に設けられたルアー
口金50に着脱可能に装着されるようになっている。前
記穿刺針11は、外針55と、この外針55に固定され
た外針口金56と、内針57と、この内針57に固定さ
れた内針口金58とから構成されている。前記外針口金
56と内針口金58とは、着脱可能に組み合わされてい
て、この状態で内針57先端は外針55先端より先端側
に突出するようになっている。
き刺す穿刺針11を説明する。前記穿刺針11は、前記
補助器具本体13のパイプ口金27に設けられたルアー
口金50に着脱可能に装着されるようになっている。前
記穿刺針11は、外針55と、この外針55に固定され
た外針口金56と、内針57と、この内針57に固定さ
れた内針口金58とから構成されている。前記外針口金
56と内針口金58とは、着脱可能に組み合わされてい
て、この状態で内針57先端は外針55先端より先端側
に突出するようになっている。
【0021】次に図6を用いて、前記補助器具本体13
の第1スライド部22に設けられているスイッチ部34
の構造を説明する。図6に示すようにスイッチ部34の
スイッチ座61は、第1スライド部22の中心付近に形
成された切り欠き部62の上に設けられており、このス
イッチ座61に安全装置としての安全リング63とスイ
ッチ機構としてのボタン64とが組み付いている。
の第1スライド部22に設けられているスイッチ部34
の構造を説明する。図6に示すようにスイッチ部34の
スイッチ座61は、第1スライド部22の中心付近に形
成された切り欠き部62の上に設けられており、このス
イッチ座61に安全装置としての安全リング63とスイ
ッチ機構としてのボタン64とが組み付いている。
【0022】前記安全リング63は、リング状の部材で
あり、前記スイッチ座61に対して長手軸に垂直な軸回
りに回動可能に組み付けられている。この安全リング6
3の円筒面には、ピン状の部材であるロック指標65が
放射状に貫通して固定されていて、安全リング63の内
面及び外面に突出している。
あり、前記スイッチ座61に対して長手軸に垂直な軸回
りに回動可能に組み付けられている。この安全リング6
3の円筒面には、ピン状の部材であるロック指標65が
放射状に貫通して固定されていて、安全リング63の内
面及び外面に突出している。
【0023】前記ボタン64は、安全リング63の内側
に組み込まれており、ボタンヘッド66と軸67とプッ
シャ68とから構成されている。前記ボタンヘッド66
は、前記安全リング63の内径と同程度の円筒状部材で
ある。前記軸67は、前記ボタンヘッド66と同軸の棒
状部材であり、前記スイッチ座61に進退自由に貫通し
ている。前記プッシャ68は、前記軸67の他端に固定
されており、前記切り欠き部62に挿入可能な大きさを
有している。
に組み込まれており、ボタンヘッド66と軸67とプッ
シャ68とから構成されている。前記ボタンヘッド66
は、前記安全リング63の内径と同程度の円筒状部材で
ある。前記軸67は、前記ボタンヘッド66と同軸の棒
状部材であり、前記スイッチ座61に進退自由に貫通し
ている。前記プッシャ68は、前記軸67の他端に固定
されており、前記切り欠き部62に挿入可能な大きさを
有している。
【0024】前記軸67の前記スイッチ座61と前記ボ
タンヘッド66との間には、スイッチばね69が組み込
まれており、このスイッチばね69により前記ボタン6
4は常に図の上方に付勢されている。前記ボタンヘッド
66の下面には、前記ロック指標65が入り込むことの
できる凹みとしてスイッチ溝71が形成されている。こ
のことによって、図6(a)に示すように前記ロック指
標65と前記スイッチ溝71とは略180度ずれた位置
関係にあって、前記安全リング63を前記軸67回りに
回転操作して前記ロック指標65を前記スイッチ溝71
に一致させない限り、前記ボタンヘッド66の底部と前
記ロック指標65とが当接することで、前記ボタン64
の押下操作を行うことができない規制状態となってい
る。そして、この状態から安全リング63を回動操作し
て、ロック指標65がスイッチ溝71と同じ位置になる
まで回導すると、図6(b)に示すようにロック指標6
5とスイッチ溝71との位置が一致して、ボタン64を
押し下げ可能となる。即ち、突刺針11を突出可能とす
る規制解除状態とすることができる。
タンヘッド66との間には、スイッチばね69が組み込
まれており、このスイッチばね69により前記ボタン6
4は常に図の上方に付勢されている。前記ボタンヘッド
66の下面には、前記ロック指標65が入り込むことの
できる凹みとしてスイッチ溝71が形成されている。こ
のことによって、図6(a)に示すように前記ロック指
標65と前記スイッチ溝71とは略180度ずれた位置
関係にあって、前記安全リング63を前記軸67回りに
回転操作して前記ロック指標65を前記スイッチ溝71
に一致させない限り、前記ボタンヘッド66の底部と前
記ロック指標65とが当接することで、前記ボタン64
の押下操作を行うことができない規制状態となってい
る。そして、この状態から安全リング63を回動操作し
て、ロック指標65がスイッチ溝71と同じ位置になる
まで回導すると、図6(b)に示すようにロック指標6
5とスイッチ溝71との位置が一致して、ボタン64を
押し下げ可能となる。即ち、突刺針11を突出可能とす
る規制解除状態とすることができる。
【0025】前記第2スライド部25の太径部41は、
一部が切り欠かれており、コイルばね37の付勢力を一
時的に係止する係止機構としての掛け金72が組み込ま
れている。この掛け金72の基端側には、長手軸に垂直
な揺動軸73が貫通しており、前記掛け金72はこの揺
動軸73を中心に揺動可能に支持されている。この揺動
軸73の揺動により、前記掛け金72の先端側は前記第
2スライド部25の太径部41外径に収納された状態と
太径部41から突出した状態とを取り得るようになって
いる。前記掛け金72の先端側には、板ばね74が取り
付けられており、その一端は掛け金72の先端側を太径
部41から突出させるように付勢している。
一部が切り欠かれており、コイルばね37の付勢力を一
時的に係止する係止機構としての掛け金72が組み込ま
れている。この掛け金72の基端側には、長手軸に垂直
な揺動軸73が貫通しており、前記掛け金72はこの揺
動軸73を中心に揺動可能に支持されている。この揺動
軸73の揺動により、前記掛け金72の先端側は前記第
2スライド部25の太径部41外径に収納された状態と
太径部41から突出した状態とを取り得るようになって
いる。前記掛け金72の先端側には、板ばね74が取り
付けられており、その一端は掛け金72の先端側を太径
部41から突出させるように付勢している。
【0026】図6(a)では、前記掛け金72の先端側
が前記第1スライド部22の切り欠き部62に係止して
おり、前記コイルばね37によって先端側に付勢されて
いる前記第2スライド部25が前進するのを係止してい
る。図6(b)で説明したように前記安全リング63を
軸67回りに回転操作して規制解除状態にして、ボタン
ヘッド66を押し下げることにより、図6(c)に示す
ようにプッシャ68が切り欠き部62に進入し、切り欠
き部62に係止している掛け金72を押し下げると、切
り欠き部62と掛け金72との係止が解消される。これ
によって、前記第2スライド部25を先端側に付勢して
いる前記コイルばね37の付勢力が解放されるようにな
っている。
が前記第1スライド部22の切り欠き部62に係止して
おり、前記コイルばね37によって先端側に付勢されて
いる前記第2スライド部25が前進するのを係止してい
る。図6(b)で説明したように前記安全リング63を
軸67回りに回転操作して規制解除状態にして、ボタン
ヘッド66を押し下げることにより、図6(c)に示す
ようにプッシャ68が切り欠き部62に進入し、切り欠
き部62に係止している掛け金72を押し下げると、切
り欠き部62と掛け金72との係止が解消される。これ
によって、前記第2スライド部25を先端側に付勢して
いる前記コイルばね37の付勢力が解放されるようにな
っている。
【0027】このように構成された穿刺針操作補助器具
1の動作を図7及び図9を用いて説明する。先ず、前記
内視鏡挿入部の先端部3aを目的部位付近に挿入して位
置させる。次に、図9(a)に示すように突刺針11の
先端がコイルシース12に収容されている状態で、内視
鏡の処置具挿入口8に穿刺針操作補助器具1の固定部2
1aを固定して挿入すると、穿刺針11の先端が内視鏡
挿入部の先端部3a内に挿入しているコイルシース12
の先端よりわずかに基端側に位置してコイルシース12
内に収容される。このとき、図7(a)に示すように第
1固定ネジ32は締め込んだ状態であり、前記したよう
に調整筒23が最も先端側に位置しているので、突刺針
11の突出長39が最大突出長40となる。また、第1
クリック溝48が弾性リング46にはまっている状態で
あり、掛け金72の先端側が第1スライド部22の切り
欠き部62に係止して、コイルばね37の付勢力によっ
て先端側に付勢されている第2スライド部25が前進す
るのを係止している。
1の動作を図7及び図9を用いて説明する。先ず、前記
内視鏡挿入部の先端部3aを目的部位付近に挿入して位
置させる。次に、図9(a)に示すように突刺針11の
先端がコイルシース12に収容されている状態で、内視
鏡の処置具挿入口8に穿刺針操作補助器具1の固定部2
1aを固定して挿入すると、穿刺針11の先端が内視鏡
挿入部の先端部3a内に挿入しているコイルシース12
の先端よりわずかに基端側に位置してコイルシース12
内に収容される。このとき、図7(a)に示すように第
1固定ネジ32は締め込んだ状態であり、前記したよう
に調整筒23が最も先端側に位置しているので、突刺針
11の突出長39が最大突出長40となる。また、第1
クリック溝48が弾性リング46にはまっている状態で
あり、掛け金72の先端側が第1スライド部22の切り
欠き部62に係止して、コイルばね37の付勢力によっ
て先端側に付勢されている第2スライド部25が前進す
るのを係止している。
【0028】次に第1固定ネジ32をゆるめ、第1スラ
イド部22を先端側に前進させる。第1固定ネジ32
は、固定筒21の溝31に案内されて、第1スライド部
22が前方に移動する。図9(b)に示すように、この
ときの内視鏡挿入部の先端部3aでは、内視鏡2の光学
視野もしくは超音波画像の観察下においてのコイルシー
ス12先端を目標病変部75付近まで前進させる。再び
第1固定ネジ32を締め込んで第1スライド部22を固
定する。
イド部22を先端側に前進させる。第1固定ネジ32
は、固定筒21の溝31に案内されて、第1スライド部
22が前方に移動する。図9(b)に示すように、この
ときの内視鏡挿入部の先端部3aでは、内視鏡2の光学
視野もしくは超音波画像の観察下においてのコイルシー
ス12先端を目標病変部75付近まで前進させる。再び
第1固定ネジ32を締め込んで第1スライド部22を固
定する。
【0029】次に第2固定ネジ44をゆるめ、第3スラ
イド部28を第2スライド部25に対して進退可能にす
る。そして第3スライド部28のパイプ口金27を把持
して前進させる。第3スライド部28は、弾性リング4
6と第1クリック溝48によって軽い係止力で係止され
ているが、手動により容易に係止を解除でき、前進させ
ることができる。すると図7(b)に示すように穿刺針
11が前進し、穿刺針11先端がコイルシース12先端
より突出する。この操作により、図9(c)に示すよう
に超音波画像の観察下において目標病変部75の手前ま
で刺入する。図7(b)では、第3スライド部28を最
大限に前進させた状態を示している。
イド部28を第2スライド部25に対して進退可能にす
る。そして第3スライド部28のパイプ口金27を把持
して前進させる。第3スライド部28は、弾性リング4
6と第1クリック溝48によって軽い係止力で係止され
ているが、手動により容易に係止を解除でき、前進させ
ることができる。すると図7(b)に示すように穿刺針
11が前進し、穿刺針11先端がコイルシース12先端
より突出する。この操作により、図9(c)に示すよう
に超音波画像の観察下において目標病変部75の手前ま
で刺入する。図7(b)では、第3スライド部28を最
大限に前進させた状態を示している。
【0030】次に図示しない超音波観測装置を用いて、
現在の穿刺針11先端から目標病変部75内までの距
離、すなわちコイルばね37によって突出させたい距離
を測定する。測定した距離に応じて、図7(c)に示す
ように目盛り47を読みながら調整筒23を回転させて
第3スライド部28を所望の位置まで移動させて突出長
39を設定する次に第2固定ネジ44を締め込み、第3
スライド部28を第2スライド部25に対して進退不能
にしておく。これはコイルばね37による突出時に第3
スライド部28が後退してしまうのを防止するためであ
る。そして、スイッチ部34を図6(a)で説明した規
制状態からスイッチ部34の安全リング63を回動操作
して、図6(b)で説明したようにロック指標65がス
イッチ溝71と同じ位置になるまで回す。ロック指標6
5は、安全リング63の外面にも突出しているので、ロ
ック指標65の位置は操作者に視覚的にも触覚的にも把
握可能である。そして、ロック指標65とスイッチ溝7
1との位置が一致するとボタン64を押し下げ可能とな
る。
現在の穿刺針11先端から目標病変部75内までの距
離、すなわちコイルばね37によって突出させたい距離
を測定する。測定した距離に応じて、図7(c)に示す
ように目盛り47を読みながら調整筒23を回転させて
第3スライド部28を所望の位置まで移動させて突出長
39を設定する次に第2固定ネジ44を締め込み、第3
スライド部28を第2スライド部25に対して進退不能
にしておく。これはコイルばね37による突出時に第3
スライド部28が後退してしまうのを防止するためであ
る。そして、スイッチ部34を図6(a)で説明した規
制状態からスイッチ部34の安全リング63を回動操作
して、図6(b)で説明したようにロック指標65がス
イッチ溝71と同じ位置になるまで回す。ロック指標6
5は、安全リング63の外面にも突出しているので、ロ
ック指標65の位置は操作者に視覚的にも触覚的にも把
握可能である。そして、ロック指標65とスイッチ溝7
1との位置が一致するとボタン64を押し下げ可能とな
る。
【0031】ここで図6(c)で説明したようにボタン
ヘッド66を押し下げると、切り欠き部62と掛け金7
2との係止が解消される。そして、図8(a)に示すよ
うにコイルばね37の付勢力で先端側に付勢されている
第2スライド部25が、突出長39だけ高速に前進す
る。このとき、ダンパ38は第3スライド部28が調整
筒23に衝突する際の衝撃を吸収するようになってい
る。
ヘッド66を押し下げると、切り欠き部62と掛け金7
2との係止が解消される。そして、図8(a)に示すよ
うにコイルばね37の付勢力で先端側に付勢されている
第2スライド部25が、突出長39だけ高速に前進す
る。このとき、ダンパ38は第3スライド部28が調整
筒23に衝突する際の衝撃を吸収するようになってい
る。
【0032】このとき第3スライド部28は、第2固定
ネジ44によって第2スライド部25に固定されてお
り、さらに穿刺針11が第3スライド部28に固定され
ている。このため、第2スライド部25が突出長39だ
け高速に前進すると共に、第3スライド部28も突出長
39だけ高速に前進するのに伴って、穿刺針11も同時
に高速に前進する。すなわちボタン64のボタンヘッド
66を押下操作することにより、穿刺針11の先端は設
定した突出長39の長さだけ高速に突出し、図9(d)
に示すように目標病変部75に刺入する。
ネジ44によって第2スライド部25に固定されてお
り、さらに穿刺針11が第3スライド部28に固定され
ている。このため、第2スライド部25が突出長39だ
け高速に前進すると共に、第3スライド部28も突出長
39だけ高速に前進するのに伴って、穿刺針11も同時
に高速に前進する。すなわちボタン64のボタンヘッド
66を押下操作することにより、穿刺針11の先端は設
定した突出長39の長さだけ高速に突出し、図9(d)
に示すように目標病変部75に刺入する。
【0033】吸引生検を行うには、この状態から内針口
金58を外針口金34から外して、図9(e)に示すよ
うに内針57を引き抜き、外針口金56に図示しないシ
リンジ等を接続して吸引を行う。吸引生検が完了した後
は以下のようにして、穿刺針操作補助器具1を内視鏡の
鉗子チャンネル9から抜去する作業を行う。先ず、第2
固定ネジ44をゆるめ、図8(b)に示すように第3ス
ライド部28を基端側に最大限に引く。第3スライド部
28を最大限に基端側に引くと弾性リング46が第2ク
リック溝49にはまる状態となる。
金58を外針口金34から外して、図9(e)に示すよ
うに内針57を引き抜き、外針口金56に図示しないシ
リンジ等を接続して吸引を行う。吸引生検が完了した後
は以下のようにして、穿刺針操作補助器具1を内視鏡の
鉗子チャンネル9から抜去する作業を行う。先ず、第2
固定ネジ44をゆるめ、図8(b)に示すように第3ス
ライド部28を基端側に最大限に引く。第3スライド部
28を最大限に基端側に引くと弾性リング46が第2ク
リック溝49にはまる状態となる。
【0034】検査終了後に器具を洗浄する場合は、パイ
プ部26外周も洗浄するために、ロック指標65をずら
し、指掛け部24を引いて準備状態とする。尚、穿刺針
11、固定筒21、コイルシース12は着脱可能である
ため、洗浄時には取り外しておく。すると外表面として
露出し汚染する可能性のある面は全てブラッシング可能
となる。
プ部26外周も洗浄するために、ロック指標65をずら
し、指掛け部24を引いて準備状態とする。尚、穿刺針
11、固定筒21、コイルシース12は着脱可能である
ため、洗浄時には取り外しておく。すると外表面として
露出し汚染する可能性のある面は全てブラッシング可能
となる。
【0035】第2クリック溝49と第1クリック溝48
は、最大突出長40以上の距離を取って形成されている
ので、突出長39を最大に設定して突出させた場合で
も、第2クリック溝49と弾性リング46がはまった状
態ならば必ず穿刺針11の先端はコイルシース12内に
収容されるようになっている。この状態で固定部21a
の係合を解除して内視鏡の鉗子チャンネル9から突刺針
操作補助器具1を抜去する。図示しない試験管等を用意
し、コイルシース12先端部を試験管に挿入した後、第
3スライド部28を前進させて穿刺針11の先端を露出
させ、外針口金56に接続したシリンジを操作して外針
55内に吸引された目標病変部75の細胞を試験管等へ
回収する。
は、最大突出長40以上の距離を取って形成されている
ので、突出長39を最大に設定して突出させた場合で
も、第2クリック溝49と弾性リング46がはまった状
態ならば必ず穿刺針11の先端はコイルシース12内に
収容されるようになっている。この状態で固定部21a
の係合を解除して内視鏡の鉗子チャンネル9から突刺針
操作補助器具1を抜去する。図示しない試験管等を用意
し、コイルシース12先端部を試験管に挿入した後、第
3スライド部28を前進させて穿刺針11の先端を露出
させ、外針口金56に接続したシリンジを操作して外針
55内に吸引された目標病変部75の細胞を試験管等へ
回収する。
【0036】引き続き穿刺を行う場合には、以下のよう
な作業を行う。使用済みの外針55を第3スライド部2
8のパイプ口金27より抜去する。安全リング63を回
して、ロック指標65とスイッチ溝71とをずらしてお
く。次に第2スライド部25を持ちながら、指掛け板4
3を持って基端側に十分引っ張ると、板ばね74によっ
て外側に付勢された掛け金72の先端が切り欠き部62
に係止する。第3スライド部28を前進させ、第1クリ
ック溝48と弾性リング46がはまる位置までスライド
させる。そして、新たな穿刺針11を用意し、パイプ口
金27より挿入して、ルアー口金50に装着する。する
と図7(b)と同じ状態になるので、前述と同様の穿刺
作業が可能になる。
な作業を行う。使用済みの外針55を第3スライド部2
8のパイプ口金27より抜去する。安全リング63を回
して、ロック指標65とスイッチ溝71とをずらしてお
く。次に第2スライド部25を持ちながら、指掛け板4
3を持って基端側に十分引っ張ると、板ばね74によっ
て外側に付勢された掛け金72の先端が切り欠き部62
に係止する。第3スライド部28を前進させ、第1クリ
ック溝48と弾性リング46がはまる位置までスライド
させる。そして、新たな穿刺針11を用意し、パイプ口
金27より挿入して、ルアー口金50に装着する。する
と図7(b)と同じ状態になるので、前述と同様の穿刺
作業が可能になる。
【0037】検査終了後に突刺針操作補助器具1を洗浄
する場合は、第3スライド部28のパイプ部26外周も
洗浄するために、ロック指標65をずらし、指掛け部2
4を引いて準備状態とする。尚、穿刺針11、固定筒2
1、コイルシース12は着脱可能であるため、洗浄時に
は取り外しておく。すると外表面として露出し汚染する
可能性のある面は全てブラッシング可能となる。
する場合は、第3スライド部28のパイプ部26外周も
洗浄するために、ロック指標65をずらし、指掛け部2
4を引いて準備状態とする。尚、穿刺針11、固定筒2
1、コイルシース12は着脱可能であるため、洗浄時に
は取り外しておく。すると外表面として露出し汚染する
可能性のある面は全てブラッシング可能となる。
【0038】この結果、穿刺針11をコイルばね37で
突出させようとする直前まで、安全リング63のロック
指標65をスイッチ溝71からずらしておくことによ
り、仮に途中の操作で誤つてスイッチ部34を押下操作
しても、ロック指標65とスイッチ部34とが当接して
いるためにスイッチ部34を押し下げられない。従っ
て、意図しない突刺針11の突出が起きない。これは洗
浄時においても同様であり、ロック指標65をずらして
おけばブラッシング等により誤ってコイルばね37が働
いてしまうことが無い。
突出させようとする直前まで、安全リング63のロック
指標65をスイッチ溝71からずらしておくことによ
り、仮に途中の操作で誤つてスイッチ部34を押下操作
しても、ロック指標65とスイッチ部34とが当接して
いるためにスイッチ部34を押し下げられない。従っ
て、意図しない突刺針11の突出が起きない。これは洗
浄時においても同様であり、ロック指標65をずらして
おけばブラッシング等により誤ってコイルばね37が働
いてしまうことが無い。
【0039】また、第3スライド部28を突出準備状態
よりも更に基端側に、最大突出長40以上に引くことが
でき、かつ第2クリック溝49によって係止しているた
め、コイルばね37の付勢力により穿刺針11を突出さ
せたあとでも、穿刺針11を必ずコイルシース12内に
収容することができ、穿刺針操作補助器具1を抜去する
際に内視鏡2の鉗子チャンネル9内面を傷つけることが
ない。さらに、穿刺針11の先端がコイルシース12に
収納されたことを、クリックの感触によって知ることが
できる。また、吸引生検した内容物を回収する際も、穿
刺針11先端を直接持たずにコイルシース12を持つこ
とができるのでより安全である。
よりも更に基端側に、最大突出長40以上に引くことが
でき、かつ第2クリック溝49によって係止しているた
め、コイルばね37の付勢力により穿刺針11を突出さ
せたあとでも、穿刺針11を必ずコイルシース12内に
収容することができ、穿刺針操作補助器具1を抜去する
際に内視鏡2の鉗子チャンネル9内面を傷つけることが
ない。さらに、穿刺針11の先端がコイルシース12に
収納されたことを、クリックの感触によって知ることが
できる。また、吸引生検した内容物を回収する際も、穿
刺針11先端を直接持たずにコイルシース12を持つこ
とができるのでより安全である。
【0040】尚、本発明は、以上述べた実施形態のみに
限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能である。
限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能である。
【0041】(第2の実施の形態)図10は本発明の第
2の実施の形態に係る穿刺針操作補助器具の中心付近を
示す縦断面である。第1の実施の形態では、スイッチ部
34に軸67回りに回動可能な安全リング63及びこの
安全リング63の円筒面に放射状に貫通して固定したロ
ック指標65を設け、ボタン64のボタンヘッド66の
下面の一箇所に前記ロック指標65を入れ込み可能なス
イッチ溝71を形成することにより、前記安全リング6
3を軸67回りに回転操作して、前記ロック指標65を
前記スイッチ溝71に一致させない限り、前記ボタンヘ
ッド66の底部と前記ロック指標65とが当接すること
によって、前記ボタン64の押下操作を行うことができ
ない規制状態にする構成としているが、本実施の形態で
は、穿刺針を突出する直前までスライド部の突出動作を
抑える安全装置としてのボルトを設けた構成としてい
る。それ以外の構成は、図3と同様なので説明を省略
し、同一構成には同じ符号を付して説明する。
2の実施の形態に係る穿刺針操作補助器具の中心付近を
示す縦断面である。第1の実施の形態では、スイッチ部
34に軸67回りに回動可能な安全リング63及びこの
安全リング63の円筒面に放射状に貫通して固定したロ
ック指標65を設け、ボタン64のボタンヘッド66の
下面の一箇所に前記ロック指標65を入れ込み可能なス
イッチ溝71を形成することにより、前記安全リング6
3を軸67回りに回転操作して、前記ロック指標65を
前記スイッチ溝71に一致させない限り、前記ボタンヘ
ッド66の底部と前記ロック指標65とが当接すること
によって、前記ボタン64の押下操作を行うことができ
ない規制状態にする構成としているが、本実施の形態で
は、穿刺針を突出する直前までスライド部の突出動作を
抑える安全装置としてのボルトを設けた構成としてい
る。それ以外の構成は、図3と同様なので説明を省略
し、同一構成には同じ符号を付して説明する。
【0042】図10に示すように突刺準備状態におい
て、穿刺針操作補助器具101の第1スライド部22に
はボルト穴111が設けられており、第2スライド部2
5に形成された雌ネジ112と位置が一致している。こ
のボルト穴111を貫通して、安全装置としての安全ボ
ルト113が第2スライド部25の雌ネジ112に螺合
している。この安全ボルト113は、雄ネジを備えた部
材であり、鎖114によって第1スライド部22に連結
されている。スイッチ部34には、ボタン64を囲んで
いる円環状の部材である安全リング115が設けられて
おり、その上端面116がボタン上端面117よりも上
方に位置するようになっている。
て、穿刺針操作補助器具101の第1スライド部22に
はボルト穴111が設けられており、第2スライド部2
5に形成された雌ネジ112と位置が一致している。こ
のボルト穴111を貫通して、安全装置としての安全ボ
ルト113が第2スライド部25の雌ネジ112に螺合
している。この安全ボルト113は、雄ネジを備えた部
材であり、鎖114によって第1スライド部22に連結
されている。スイッチ部34には、ボタン64を囲んで
いる円環状の部材である安全リング115が設けられて
おり、その上端面116がボタン上端面117よりも上
方に位置するようになっている。
【0043】このように構成された穿刺針操作補助器具
101を用いて体腔内の被検体部に突き刺す。この穿刺
針操作補助器具101を使用する前に、指掛け部24を
引いて突刺準備状態にした後、安全ボルト113を雌ネ
ジ112に螺合しておく。そして、穿刺針操作補助器具
101を使用する際に、コイルばね37の付勢力による
突出を行う直前に安全ボルト113を抜き去る。その
後、ボタン64を押し下げて、穿刺針11を突出させ
る。
101を用いて体腔内の被検体部に突き刺す。この穿刺
針操作補助器具101を使用する前に、指掛け部24を
引いて突刺準備状態にした後、安全ボルト113を雌ネ
ジ112に螺合しておく。そして、穿刺針操作補助器具
101を使用する際に、コイルばね37の付勢力による
突出を行う直前に安全ボルト113を抜き去る。その
後、ボタン64を押し下げて、穿刺針11を突出させ
る。
【0044】この結果、安全ボルト113を第2スライ
ド部25の雌ネジ112に螺合することにより、誤って
ボタン64を押しても穿刺針11が突出することが無
い。また、安全リング115の上端面がボタン64の上
端面117よりも上方にあるため、ボタン64に触れに
くくなっており、故意にボタン64を押し下げようとす
る動作以外ではボタン64を押下操作してしまう可能性
が非常に小さくなる。
ド部25の雌ネジ112に螺合することにより、誤って
ボタン64を押しても穿刺針11が突出することが無
い。また、安全リング115の上端面がボタン64の上
端面117よりも上方にあるため、ボタン64に触れに
くくなっており、故意にボタン64を押し下げようとす
る動作以外ではボタン64を押下操作してしまう可能性
が非常に小さくなる。
【0045】尚、本発明は、以上述べた実施形態のみに
限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能である。
限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能である。
【0046】[付記] (付記項1) 内視鏡の鉗子チャンネル入口に設けら
れ、この鉗子チャンネルに挿通して用いるものであっ
て、体腔内の被検体部を突き刺すための長尺な穿刺針
と、前記穿刺針を収容する長尺のシースと、前記穿刺針
を進退自由に保持するスライド部と、前記穿刺針を付勢
部材の付勢力によって突出させる付勢機構と、前記付勢
機構の付勢部材の付勢力を一時的に係止する係止機構
と、前記係止機構の係止状態を解除するスイッチ機構
と、を具備し、前記穿刺針を突出不可能とする規制状態
及び前記穿刺針を突出可能とする規制解除状態を選択可
能で、前記規制状態のときには前記スイッチ機構を機能
させないようにする安全装置を設けたことを特徴とする
内視鏡用穿刺針操作補助器具。
れ、この鉗子チャンネルに挿通して用いるものであっ
て、体腔内の被検体部を突き刺すための長尺な穿刺針
と、前記穿刺針を収容する長尺のシースと、前記穿刺針
を進退自由に保持するスライド部と、前記穿刺針を付勢
部材の付勢力によって突出させる付勢機構と、前記付勢
機構の付勢部材の付勢力を一時的に係止する係止機構
と、前記係止機構の係止状態を解除するスイッチ機構
と、を具備し、前記穿刺針を突出不可能とする規制状態
及び前記穿刺針を突出可能とする規制解除状態を選択可
能で、前記規制状態のときには前記スイッチ機構を機能
させないようにする安全装置を設けたことを特徴とする
内視鏡用穿刺針操作補助器具。
【0047】(付記項2) 前記スライド部が前記係止
機構によって前記付勢機構の付勢部材の付勢力を係止さ
れた際に、前記穿刺針先端と前記シース先端との位置が
略一致した状態でクリックを発生させる第1クリック機
構と、この第1クリック機構のクリック状態からさらに
前記穿刺針を基端側に引いた状態でクリックを発生させ
る第2クリック機構とを有して、これら第1クリック機
構と第2クリック機構との距離を前記付勢機構により前
記穿刺針を突出させることのできる最大長さ以上である
ことを特徴とする付記項1に記載の内視鏡用穿刺針操作
補助器具。
機構によって前記付勢機構の付勢部材の付勢力を係止さ
れた際に、前記穿刺針先端と前記シース先端との位置が
略一致した状態でクリックを発生させる第1クリック機
構と、この第1クリック機構のクリック状態からさらに
前記穿刺針を基端側に引いた状態でクリックを発生させ
る第2クリック機構とを有して、これら第1クリック機
構と第2クリック機構との距離を前記付勢機構により前
記穿刺針を突出させることのできる最大長さ以上である
ことを特徴とする付記項1に記載の内視鏡用穿刺針操作
補助器具。
【0048】(付記項3) 前記スライド部が前記第2
クリック機構のクリック状態にあることを視覚的に表示
する手段を有することを特徴とする付記項2に記載の内
視鏡用穿刺針操作補助器具。
クリック機構のクリック状態にあることを視覚的に表示
する手段を有することを特徴とする付記項2に記載の内
視鏡用穿刺針操作補助器具。
【0049】[付記の効果] (付記項1)内視鏡用穿刺針操作補助器具は、付勢部材
の付勢力によって穿刺針の突出を行うスイッチ機構を安
全装置によって機能させなくすることができる。そのた
め、検査の準備中、検査中、器具の洗滌中において、意
図しない穿刺針(穿刺針が取り外されている場合は突出
機構)の突出を防ぐことができて、内視鏡の鉗子チャン
ネルの穿孔や、意図しない患者の穿孔や、洗浄時の負傷
などを防止することができる。
の付勢力によって穿刺針の突出を行うスイッチ機構を安
全装置によって機能させなくすることができる。そのた
め、検査の準備中、検査中、器具の洗滌中において、意
図しない穿刺針(穿刺針が取り外されている場合は突出
機構)の突出を防ぐことができて、内視鏡の鉗子チャン
ネルの穿孔や、意図しない患者の穿孔や、洗浄時の負傷
などを防止することができる。
【0050】(付記項2)内視鏡の鉗子チャンネルから
穿刺針操作補助器具を抜去する際に、付勢部材のの付勢
力による穿刺針の突出の長さ如何に関わらず、スライド
部を引くことで穿刺針先端をシース内に収容可能にな
る。従って、内視鏡の鉗子チャンネルを穿孔することを
防止できる。
穿刺針操作補助器具を抜去する際に、付勢部材のの付勢
力による穿刺針の突出の長さ如何に関わらず、スライド
部を引くことで穿刺針先端をシース内に収容可能にな
る。従って、内視鏡の鉗子チャンネルを穿孔することを
防止できる。
【0051】(付記項3)穿刺針がシースに収容された
ことを操作者がより認識することができる。
ことを操作者がより認識することができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、意
図しない穿刺針の突出を防止する機能を有した内視鏡用
穿刺針操作補助器具を実現することができる。
図しない穿刺針の突出を防止する機能を有した内視鏡用
穿刺針操作補助器具を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図9は本発明の第1の実施の形態に
係り、図1は内視鏡の鉗子チャンネル入口に設けられて
いる状態の内視鏡用穿刺針操作補助器具を示す説明斜視
図。
係り、図1は内視鏡の鉗子チャンネル入口に設けられて
いる状態の内視鏡用穿刺針操作補助器具を示す説明斜視
図。
【図2】図1における内視鏡用穿刺針操作補助器具の外
観図。
観図。
【図3】図2における縦断面図。
【図4】図3におけるコイルシースを示す外観図。
【図5】図3における突刺針を示す説明図。
【図6】図3におけるスイッチ部を説明する説明図であ
り、図6(a)はボタンの押下操作が不可能な規制状態
を示す断面図、図6(b)はボタンの押下操作が可能な
規制解除状態を示す断面図、図6(c)はボタンを押下
操作して、コイルばねの係止状態を解除している際を示
す断面図。
り、図6(a)はボタンの押下操作が不可能な規制状態
を示す断面図、図6(b)はボタンの押下操作が可能な
規制解除状態を示す断面図、図6(c)はボタンを押下
操作して、コイルばねの係止状態を解除している際を示
す断面図。
【図7】図7及び図8は内視鏡用穿刺針操作補助器具の
動作を説明図であり、図7(a)は突刺針の先端がコイ
ルシースに収容されている突刺準備状態を示す縦断面
図、図7(b)は第3スライド部を最大限に前進させ
て、穿刺針の先端がコイルシース先端より突出している
状態を示す縦断面図、図7(c)は調整筒を回転させて
突出長を設定している状態を示す縦断面図。
動作を説明図であり、図7(a)は突刺針の先端がコイ
ルシースに収容されている突刺準備状態を示す縦断面
図、図7(b)は第3スライド部を最大限に前進させ
て、穿刺針の先端がコイルシース先端より突出している
状態を示す縦断面図、図7(c)は調整筒を回転させて
突出長を設定している状態を示す縦断面図。
【図8】図8(a)は穿刺針の先端を設定した突出長の
長さだけ高速に突出している状態を示す縦断面図、図8
(b)穿刺針操作補助器具を内視鏡の鉗子チャンネルか
ら抜去する際に第3スライド部を最大限に基端側に引い
ている状態を示す縦断面図。
長さだけ高速に突出している状態を示す縦断面図、図8
(b)穿刺針操作補助器具を内視鏡の鉗子チャンネルか
ら抜去する際に第3スライド部を最大限に基端側に引い
ている状態を示す縦断面図。
【図9】突刺針の先端の動作を説明する説明図であり、
図9(a)は突刺針の先端がコイルシースに収容されて
いる突刺準備状態を示す説明図、図9(b)は穿刺針の
先端がコイルシース先端より突出している状態を示す説
明図、図9(c)は穿刺針の先端を前進させて突出長を
設定している状態を示す説明図、図9(d)は穿刺針を
突出させて体腔内の病変部に抜去している状態を示す説
明図、図9(e)は吸引生検を行う際に突刺針を引き抜
いている状態を示す説明図。
図9(a)は突刺針の先端がコイルシースに収容されて
いる突刺準備状態を示す説明図、図9(b)は穿刺針の
先端がコイルシース先端より突出している状態を示す説
明図、図9(c)は穿刺針の先端を前進させて突出長を
設定している状態を示す説明図、図9(d)は穿刺針を
突出させて体腔内の病変部に抜去している状態を示す説
明図、図9(e)は吸引生検を行う際に突刺針を引き抜
いている状態を示す説明図。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る穿刺針操作
補助器具の中心付近を示す縦断面。
補助器具の中心付近を示す縦断面。
1,101…穿刺針操作補助器具(内視鏡用穿刺針操作
補助器具) 2 …内視鏡 8 …処置具挿入口(鉗子チャンネル入口) 9 …鉗子チャンネル 9a …処置具導出口 11 …突刺針 12 …コイルシース 13 …補助器具本体 21 …固定筒 21a …固定部 22 …第1スライド部 23 …調整筒 25 …第2スライド部 28 …第3スライド部 32 …第1固定ネジ 34 …スイッチ部 37 …コイルばね(付勢部材) 44 …第2固定ネジ 63 …安全リング(安全装置) 64 …ボタン(スイッチ機構) 65 …ロック指標 71 …スイッチ溝 72 …掛け金(係止機構) 113 …安全ボルト(安全装置)
補助器具) 2 …内視鏡 8 …処置具挿入口(鉗子チャンネル入口) 9 …鉗子チャンネル 9a …処置具導出口 11 …突刺針 12 …コイルシース 13 …補助器具本体 21 …固定筒 21a …固定部 22 …第1スライド部 23 …調整筒 25 …第2スライド部 28 …第3スライド部 32 …第1固定ネジ 34 …スイッチ部 37 …コイルばね(付勢部材) 44 …第2固定ネジ 63 …安全リング(安全装置) 64 …ボタン(スイッチ機構) 65 …ロック指標 71 …スイッチ溝 72 …掛け金(係止機構) 113 …安全ボルト(安全装置)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月23日(2000.3.2
3)
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 内視鏡用穿刺針操作補助器具
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡の鉗子チャ
ンネルに挿通されて、体腔内の被検体部を穿刺するため
の穿刺針を有した内視鏡用穿刺針操作補助器具に関す
る。
ンネルに挿通されて、体腔内の被検体部を穿刺するため
の穿刺針を有した内視鏡用穿刺針操作補助器具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、超音波内視鏡による超音波断層像
観察下において、超音波断層像をガイドにして鉗子チャ
ンネルを介して長尺の穿刺針を被検体部まで誘導して病
変組織を穿刺し、細胞や組織を採取して病理確定診断を
行うという手技が行われるようになった。このような診
断を行うために、例えば特開平9−103433号公報
に記載されているように、超音波内視鏡の鉗子チャンネ
ル入口に固定できる内視鏡用穿刺針操作補助器具が提案
されている。
観察下において、超音波断層像をガイドにして鉗子チャ
ンネルを介して長尺の穿刺針を被検体部まで誘導して病
変組織を穿刺し、細胞や組織を採取して病理確定診断を
行うという手技が行われるようになった。このような診
断を行うために、例えば特開平9−103433号公報
に記載されているように、超音波内視鏡の鉗子チャンネ
ル入口に固定できる内視鏡用穿刺針操作補助器具が提案
されている。
【0003】この内視鏡用穿刺針操作補助器具は、穿刺
針の刺入動作(針の前後運動)を手動で行っているが、
被検体部が比較的硬い(刺しにくい)ものでは、手動で
の刺入が容易でない場合がある。すなわち硬い被検体部
に対して穿刺針の先端が刺さりにくく、穿刺針を押し込
んでいっても被検体部が奥の方へ逃げてしまうだけとい
う状態に陥り易い。このように硬く刺しにくい被検体部
に穿刺を行う場合には、穿刺針を高速に突出させること
で刺し易くすることが知られている。一般に穿刺針の切
れ味は、穿刺針の突出速度が大きいほど向上するもので
あるが、手動では穿刺針をさほど高速に突出させること
が困難である。
針の刺入動作(針の前後運動)を手動で行っているが、
被検体部が比較的硬い(刺しにくい)ものでは、手動で
の刺入が容易でない場合がある。すなわち硬い被検体部
に対して穿刺針の先端が刺さりにくく、穿刺針を押し込
んでいっても被検体部が奥の方へ逃げてしまうだけとい
う状態に陥り易い。このように硬く刺しにくい被検体部
に穿刺を行う場合には、穿刺針を高速に突出させること
で刺し易くすることが知られている。一般に穿刺針の切
れ味は、穿刺針の突出速度が大きいほど向上するもので
あるが、手動では穿刺針をさほど高速に突出させること
が困難である。
【0004】この問題点を改善するために、内視鏡用穿
刺針操作補助器具に付勢部材として例えばばねを組み込
み、穿刺針の刺入動作をばねの付勢力で行うものも提案
されているが、硬い被検体部に穿刺針を正確に刺入させ
るためには、非常に高速に穿刺針を突出させる必要があ
る。そのためには、強力なばねを内視鏡用穿刺針操作補
助器具に組み込む必要がある。
刺針操作補助器具に付勢部材として例えばばねを組み込
み、穿刺針の刺入動作をばねの付勢力で行うものも提案
されているが、硬い被検体部に穿刺針を正確に刺入させ
るためには、非常に高速に穿刺針を突出させる必要があ
る。そのためには、強力なばねを内視鏡用穿刺針操作補
助器具に組み込む必要がある。
【0005】しかしながら、このような付勢部材を組み
込んだ内視鏡用穿刺針操作補助器具を用いる際には、そ
の誤った操作によって意図しないタイミングで穿刺針を
突出させてしまう虞れが生じる。例えば、生体の予定し
ない部位に誤って穿刺針を突出させてしまうと、穿刺す
る必要のない部位に穿孔してしまうことになる。また、
内視鏡用穿刺針操作補助器具を例えば超音波内視鏡に装
着する際に、誤つて穿刺針を突出させてしまうと超音波
内視鏡の鉗子チャンネルに穿孔してしまう可能性があ
る。さらに、洗浄時に器具の全面を洗浄するための突出
準備状態にした際に、洗浄作業によって誤って突出させ
てしまうと、洗浄者が指を挟む等の可能性もある。
込んだ内視鏡用穿刺針操作補助器具を用いる際には、そ
の誤った操作によって意図しないタイミングで穿刺針を
突出させてしまう虞れが生じる。例えば、生体の予定し
ない部位に誤って穿刺針を突出させてしまうと、穿刺す
る必要のない部位に穿孔してしまうことになる。また、
内視鏡用穿刺針操作補助器具を例えば超音波内視鏡に装
着する際に、誤つて穿刺針を突出させてしまうと超音波
内視鏡の鉗子チャンネルに穿孔してしまう可能性があ
る。さらに、洗浄時に器具の全面を洗浄するための突出
準備状態にした際に、洗浄作業によって誤って突出させ
てしまうと、洗浄者が指を挟む等の可能性もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記超音波断層像観察
下で用いられる内視鏡用穿刺針操作補助器具は、硬い被
検体部に穿刺針を正確に刺入させるために、非常に高速
に穿刺針を突出させる必要があり、そのためには強力な
付勢部材を組み込み、穿刺針の刺入動作を付勢部材の付
勢力で行うものが提案されている。しかしながら、この
ように強力な付勢部材を組み込んだ内視鏡用穿刺針操作
補助器具は、誤った操作によって意図しないタイミング
で穿刺針を突出させてしまう虞れが生じる。
下で用いられる内視鏡用穿刺針操作補助器具は、硬い被
検体部に穿刺針を正確に刺入させるために、非常に高速
に穿刺針を突出させる必要があり、そのためには強力な
付勢部材を組み込み、穿刺針の刺入動作を付勢部材の付
勢力で行うものが提案されている。しかしながら、この
ように強力な付勢部材を組み込んだ内視鏡用穿刺針操作
補助器具は、誤った操作によって意図しないタイミング
で穿刺針を突出させてしまう虞れが生じる。
【0007】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
ものであり、内視鏡の鉗子チャンネル入口に設けられ
て、内蔵した付勢部材によって穿刺針を突出させる機能
を備える補助器具であって、意図しない穿刺針の突出を
防止する機能を有した内視鏡用穿刺針操作補助器具を提
供することを目的とする。
ものであり、内視鏡の鉗子チャンネル入口に設けられ
て、内蔵した付勢部材によって穿刺針を突出させる機能
を備える補助器具であって、意図しない穿刺針の突出を
防止する機能を有した内視鏡用穿刺針操作補助器具を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、内視鏡の鉗子チャンネル入口に設けられ、こ
の鉗子チャンネルに挿通して用いるものであって、体腔
内の被検体部を穿刺するための長尺な穿刺針と、前記穿
刺針を収容する長尺のシースと、前記穿刺針を進退自由
に保持するスライド部と、前記穿刺針を付勢部材の付勢
力によって突出させる付勢機構と、前記付勢機構の付勢
部材の付勢力を一時的に係止する係止機構と、前記係止
機構の係止状態を解除するスイッチ機構と、を具備し、
前記穿刺針を突出不可能とする規制状態及び前記穿刺針
を突出可能とする規制解除状態を選択可能で、前記規制
状態のときには前記スイッチ機構を機能させないように
する安全装置を設けたことを特徴としている。この構成
により、誤った操作によりスイッチ機構を機能させて
も、穿刺針の突出を防止する。即ち、意図しない穿刺針
の突出を防止する。
本発明は、内視鏡の鉗子チャンネル入口に設けられ、こ
の鉗子チャンネルに挿通して用いるものであって、体腔
内の被検体部を穿刺するための長尺な穿刺針と、前記穿
刺針を収容する長尺のシースと、前記穿刺針を進退自由
に保持するスライド部と、前記穿刺針を付勢部材の付勢
力によって突出させる付勢機構と、前記付勢機構の付勢
部材の付勢力を一時的に係止する係止機構と、前記係止
機構の係止状態を解除するスイッチ機構と、を具備し、
前記穿刺針を突出不可能とする規制状態及び前記穿刺針
を突出可能とする規制解除状態を選択可能で、前記規制
状態のときには前記スイッチ機構を機能させないように
する安全装置を設けたことを特徴としている。この構成
により、誤った操作によりスイッチ機構を機能させて
も、穿刺針の突出を防止する。即ち、意図しない穿刺針
の突出を防止する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図9は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は内視鏡の鉗子チャンネル入口
に設けられている状態の内視鏡用穿刺針操作補助器具を
示す説明斜視図、図2は図1の内視鏡用穿刺針操作補助
器具の外観図、図3は図2の縦断面図、図4は図3のコ
イルシースを示す外観図、図5は図3の穿刺針を示す説
明図、図6は図3のスイッチ部を説明する説明図であ
り、図6(a)はボタンの押下操作が不可能な規制状態
を示す断面図、図6(b)はボタンの押下操作が可能な
規制解除状態を示す断面図、図6(c)はボタンを押下
操作して、コイルばねの係止状態を解除している際を示
す断面図、図7及び図8は内視鏡用穿刺針操作補助器具
の動作を説明図であり、図7(a)は穿刺針の先端がコ
イルシースに収容されている穿刺準備状態を示す縦断面
図、図7(b)は第3スライド部を最大限に前進させ
て、穿刺針の先端がコイルシース先端より突出している
状態を示す縦断面図、図7(c)は調整筒を回転させて
突出長を設定している状態を示す縦断面図、図8(a)
は穿刺針の先端を設定した突出長の長さだけ高速に突出
している状態を示す縦断面図、図8(b)穿刺針操作補
助器具を内視鏡の鉗子チャンネルから抜去する際に第3
スライド部を最大限に基端側に引いている状態を示す縦
断面図、図9は穿刺針の先端の動作を説明する説明図で
あり、図9(a)は穿刺針の先端がコイルシースに収容
されている穿刺準備状態を示す説明図、図9(b)は穿
刺針の先端がコイルシース先端より突出している状態を
示す説明図、図9(c)は穿刺針の先端を前進させて突
出長を設定している状態を示す説明図、図9(d)は穿
刺針を突出させて体腔内の病変部に穿刺ている状態を示
す説明図、図9(e)は吸引生検を行う際に穿刺針を抜
去している状態を示す説明図である。
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図9は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は内視鏡の鉗子チャンネル入口
に設けられている状態の内視鏡用穿刺針操作補助器具を
示す説明斜視図、図2は図1の内視鏡用穿刺針操作補助
器具の外観図、図3は図2の縦断面図、図4は図3のコ
イルシースを示す外観図、図5は図3の穿刺針を示す説
明図、図6は図3のスイッチ部を説明する説明図であ
り、図6(a)はボタンの押下操作が不可能な規制状態
を示す断面図、図6(b)はボタンの押下操作が可能な
規制解除状態を示す断面図、図6(c)はボタンを押下
操作して、コイルばねの係止状態を解除している際を示
す断面図、図7及び図8は内視鏡用穿刺針操作補助器具
の動作を説明図であり、図7(a)は穿刺針の先端がコ
イルシースに収容されている穿刺準備状態を示す縦断面
図、図7(b)は第3スライド部を最大限に前進させ
て、穿刺針の先端がコイルシース先端より突出している
状態を示す縦断面図、図7(c)は調整筒を回転させて
突出長を設定している状態を示す縦断面図、図8(a)
は穿刺針の先端を設定した突出長の長さだけ高速に突出
している状態を示す縦断面図、図8(b)穿刺針操作補
助器具を内視鏡の鉗子チャンネルから抜去する際に第3
スライド部を最大限に基端側に引いている状態を示す縦
断面図、図9は穿刺針の先端の動作を説明する説明図で
あり、図9(a)は穿刺針の先端がコイルシースに収容
されている穿刺準備状態を示す説明図、図9(b)は穿
刺針の先端がコイルシース先端より突出している状態を
示す説明図、図9(c)は穿刺針の先端を前進させて突
出長を設定している状態を示す説明図、図9(d)は穿
刺針を突出させて体腔内の病変部に穿刺ている状態を示
す説明図、図9(e)は吸引生検を行う際に穿刺針を抜
去している状態を示す説明図である。
【0010】図1に示すように内視鏡用穿刺針操作補助
器具(以下、単に穿刺針操作補助器具という)1は、超
音波内視鏡或いは内視鏡2の図示しない鉗子チャンネル
を介して体腔内に導かれるようになっている。前記内視
鏡2は、体腔内に挿入される細長の挿入部3と、この挿
入部3の後端に設けられた操作部4と、この操作部4の
後端に配置された接眼部5と、前記操作部4から延出す
るユニバーサルコード6と、このユニバーサルコード6
の末端に設けられたコネクタ7とで主に構成され、前記
操作部4の前端側には例えば前記穿刺針操作補助器具1
などの処置具を挿入する処置具挿入口8が設けられてい
る。この処置具挿入口8は、挿入部先端部3aに形成さ
れている処置具導出口9aに、挿入部3内に配置されて
いる鉗子チャンネル9を介して連通している(図9参
照)。このため、処置具挿入口8から穿刺針操作補助器
具1を挿入することによって、処置具導出口9aから穿
刺針操作補助器具1の先端に配置されている穿刺針11
が突出するようになっている。
器具(以下、単に穿刺針操作補助器具という)1は、超
音波内視鏡或いは内視鏡2の図示しない鉗子チャンネル
を介して体腔内に導かれるようになっている。前記内視
鏡2は、体腔内に挿入される細長の挿入部3と、この挿
入部3の後端に設けられた操作部4と、この操作部4の
後端に配置された接眼部5と、前記操作部4から延出す
るユニバーサルコード6と、このユニバーサルコード6
の末端に設けられたコネクタ7とで主に構成され、前記
操作部4の前端側には例えば前記穿刺針操作補助器具1
などの処置具を挿入する処置具挿入口8が設けられてい
る。この処置具挿入口8は、挿入部先端部3aに形成さ
れている処置具導出口9aに、挿入部3内に配置されて
いる鉗子チャンネル9を介して連通している(図9参
照)。このため、処置具挿入口8から穿刺針操作補助器
具1を挿入することによって、処置具導出口9aから穿
刺針操作補助器具1の先端に配置されている穿刺針11
が突出するようになっている。
【0011】図2に示すように穿刺針操作補助器具1
は、体腔内の被検体部を穿刺する穿刺針11(図4参
照)と、この穿刺針11を挿通して体腔内に挿入するコ
イルシース12(図5参照)と、このコイルシース12
を内部に配設して、後端側から挿入した前記穿刺針11
を前記コイルシース12と共に先端側から突出させる補
助器具本体13とで主に構成されている。
は、体腔内の被検体部を穿刺する穿刺針11(図4参
照)と、この穿刺針11を挿通して体腔内に挿入するコ
イルシース12(図5参照)と、このコイルシース12
を内部に配設して、後端側から挿入した前記穿刺針11
を前記コイルシース12と共に先端側から突出させる補
助器具本体13とで主に構成されている。
【0012】前記補助器具本体13は、前記内視鏡2の
鉗子チャンネル入口である前記処置具挿入口8に着脱自
在な固定部21aを備えた中空構造の固定筒21と、こ
の固定筒21の内側で長手方向に移動可能に挿入される
中空構造の第1スライド部22と、前記穿刺針11の突
出長を調整するための調整筒23と、前記第1スライド
部22に進退可能に内設されて後端側に指掛け部24を
備えた中空構造の第2スライド部25(図3参照)と、
この第2スライド部25に進退可能に挿入される後述の
パイプ部26及びこのパイプ部26の基端側に固定され
たパイプ口金27を備えた中空構造の第3スライド部2
8とで主に構成されている。
鉗子チャンネル入口である前記処置具挿入口8に着脱自
在な固定部21aを備えた中空構造の固定筒21と、こ
の固定筒21の内側で長手方向に移動可能に挿入される
中空構造の第1スライド部22と、前記穿刺針11の突
出長を調整するための調整筒23と、前記第1スライド
部22に進退可能に内設されて後端側に指掛け部24を
備えた中空構造の第2スライド部25(図3参照)と、
この第2スライド部25に進退可能に挿入される後述の
パイプ部26及びこのパイプ部26の基端側に固定され
たパイプ口金27を備えた中空構造の第3スライド部2
8とで主に構成されている。
【0013】次に、図3を用いて、この補助器具本体1
3の内部構造を説明する。前記固定筒21の一側面に
は、長手方向に溝31が設けられており、第1固定ネジ
32がこの溝31を通して第1スライド部22の先端付
近に螺合している。この第1スライド部22の基端側外
周には、雄ねじ部33が設けられていて、この雄ねじ部
33に対応した雌ねじを有する前記調整筒23が、雄ね
じ部33に螺合している。前記第1スライド部22の中
央付近には、前記穿刺針11を突出させるための後述す
るスイッチ機構を備えたスイッチ部34が設けられてい
る。
3の内部構造を説明する。前記固定筒21の一側面に
は、長手方向に溝31が設けられており、第1固定ネジ
32がこの溝31を通して第1スライド部22の先端付
近に螺合している。この第1スライド部22の基端側外
周には、雄ねじ部33が設けられていて、この雄ねじ部
33に対応した雌ねじを有する前記調整筒23が、雄ね
じ部33に螺合している。前記第1スライド部22の中
央付近には、前記穿刺針11を突出させるための後述す
るスイッチ機構を備えたスイッチ部34が設けられてい
る。
【0014】本実施の形態では、このスイッチ部34に
前記穿刺針11を突出不可能とする規制状態及び前記穿
刺針11を突出可能とする規制解除状態を選択可能で、
前記規制状態のときには前記スイッチ機構を機能させな
いようにする安全装置を設けた構成としている。
前記穿刺針11を突出不可能とする規制状態及び前記穿
刺針11を突出可能とする規制解除状態を選択可能で、
前記規制状態のときには前記スイッチ機構を機能させな
いようにする安全装置を設けた構成としている。
【0015】前記調整筒23は、先端側が雄ねじ部33
と螺合可能に開口し、後端側には前記第2スライド部2
5を構成する細径部35が貫通する穴を形成した平坦な
調整筒底部36を有していて、内部に第2スライド部2
5を第1スライド部22に対して先端側に付勢する付勢
部材としてのコイルばね37を設けている。前記調整筒
23は、第1スライド部22に対して回転させることに
より前後し、基端側へは調整筒底部36が前記指掛け部
24のダンパ38に接するまで移動可能であり、これら
調整筒底部36とダンパ38との間の距離で突出長39
を定義している。(前記コイルばね37の付勢力で穿刺
針11が突出する長さ)である。尚、後述する図7
(a)の状態では、調整筒23が最も先端側に位置して
いるので、突出長39が最大突出長40である。
と螺合可能に開口し、後端側には前記第2スライド部2
5を構成する細径部35が貫通する穴を形成した平坦な
調整筒底部36を有していて、内部に第2スライド部2
5を第1スライド部22に対して先端側に付勢する付勢
部材としてのコイルばね37を設けている。前記調整筒
23は、第1スライド部22に対して回転させることに
より前後し、基端側へは調整筒底部36が前記指掛け部
24のダンパ38に接するまで移動可能であり、これら
調整筒底部36とダンパ38との間の距離で突出長39
を定義している。(前記コイルばね37の付勢力で穿刺
針11が突出する長さ)である。尚、後述する図7
(a)の状態では、調整筒23が最も先端側に位置して
いるので、突出長39が最大突出長40である。
【0016】前記第2スライド部25は、先端側から順
に太径部41と、前記細径部35と、前記指掛け部24
とで構成されており、これら太径部41と細径部35と
は第1スライド部22内に挿入されている。前記太径部
41は、第1スライド部22の内径よりやや小さい程度
の外径を有している。前記細径部35は、前記コイルば
ね37の内径より細い外径のパイプ状の部材であり、前
記第3スライド部28のパイプ部26を挿入している。
前記第2スライド部25の細径部35の外側で第1スラ
イド部22の内側には、前記コイルばね37が挿入され
ている。このコイルばね37の基端側は、第1スライド
部22の基端側に固定されて、先端側は第2スライド部
25の太径部41の基端側に固定されている。このコイ
ルばね37は、圧縮ばねであり、前記したように第2ス
ライド部25を第1スライド部22に対して常に先端側
に付勢している。
に太径部41と、前記細径部35と、前記指掛け部24
とで構成されており、これら太径部41と細径部35と
は第1スライド部22内に挿入されている。前記太径部
41は、第1スライド部22の内径よりやや小さい程度
の外径を有している。前記細径部35は、前記コイルば
ね37の内径より細い外径のパイプ状の部材であり、前
記第3スライド部28のパイプ部26を挿入している。
前記第2スライド部25の細径部35の外側で第1スラ
イド部22の内側には、前記コイルばね37が挿入され
ている。このコイルばね37の基端側は、第1スライド
部22の基端側に固定されて、先端側は第2スライド部
25の太径部41の基端側に固定されている。このコイ
ルばね37は、圧縮ばねであり、前記したように第2ス
ライド部25を第1スライド部22に対して常に先端側
に付勢している。
【0017】前記指掛け部24には、先端側に円盤状の
ダンパ固定板42と基端側に円盤状の指掛け板43が備
えられており、指掛け部24の中心付近には長手軸と垂
直に第2固定ネジ44が螺合している。前記ダンパ固定
板42の先端側には、ゴム等の衝撃吸収性のある材料で
形成されたリング状のダンパ38が固定されている。前
記指掛け部24の内径の一部には、円環状の溝部45が
設けられており、ゴム等の材料で形成された弾性リング
46がはめ込まれている。この弾性リング46の内径
は、前記第3スライド部28のパイプ部26の外径より
やや小さくなっている。
ダンパ固定板42と基端側に円盤状の指掛け板43が備
えられており、指掛け部24の中心付近には長手軸と垂
直に第2固定ネジ44が螺合している。前記ダンパ固定
板42の先端側には、ゴム等の衝撃吸収性のある材料で
形成されたリング状のダンパ38が固定されている。前
記指掛け部24の内径の一部には、円環状の溝部45が
設けられており、ゴム等の材料で形成された弾性リング
46がはめ込まれている。この弾性リング46の内径
は、前記第3スライド部28のパイプ部26の外径より
やや小さくなっている。
【0018】前記第2スライド部25の細径部35の外
周には、前記ダンパ38の先端側の面をゼロとして先端
側に向けて目盛り47(図2参照)が形成されている。
この目盛り47は、前記ダンパ38と前記調整筒底部3
6の間によって定義される前記突出長39を示してい
る。また、第3スライド部28の前記パイプ部26の外
面には、円環状の溝である二つのクリック溝が形成され
ており、それぞれ基端側の溝が第1クリック溝48、先
端側の溝が第2クリック溝49となっている。これら第
1クリック溝48、第2クリック溝49は、前記弾性リ
ング46がはまった時に、軽い係止力を発生させ、さら
に操作者にクリック感を感じさせる程度の溝である。前
記第2クリック溝49は、第1クリック溝48の先端側
に形成されており、第1クリック溝48と第2クリック
溝49との距離は最大突出長40以上になっている。ま
た、前記第3スライド部28のパイプ口金27の基端
は、雄ねじのルアー口金50になっている。尚、第3ス
ライド部28のパイプ部26表面には、彩色されたリン
グで構成される穿刺針退避指標(不図示)を設けること
が可能であり、第3スライド部28が完全に基端側に引
っ張られ、第2クリック溝49にてクリック状態になっ
た時にのみ視認可能になる位置に設けられている。(図
2では、第3スライド部28がより先端側に位置してい
るため、第2スライド部25の内部にパイプ部26が位
置して視認できないようになっている。)この穿刺針退
避指標によって、操作者は間接的に穿刺針11がコイル
シース12内に収容されていることが認識できて、この
穿刺針退避指標を確認してから内視鏡2から抜去するこ
とで、抜去の際に穿刺針11で内視鏡の鉗子チャンネル
9を穿孔することが防止できるようになっている。
周には、前記ダンパ38の先端側の面をゼロとして先端
側に向けて目盛り47(図2参照)が形成されている。
この目盛り47は、前記ダンパ38と前記調整筒底部3
6の間によって定義される前記突出長39を示してい
る。また、第3スライド部28の前記パイプ部26の外
面には、円環状の溝である二つのクリック溝が形成され
ており、それぞれ基端側の溝が第1クリック溝48、先
端側の溝が第2クリック溝49となっている。これら第
1クリック溝48、第2クリック溝49は、前記弾性リ
ング46がはまった時に、軽い係止力を発生させ、さら
に操作者にクリック感を感じさせる程度の溝である。前
記第2クリック溝49は、第1クリック溝48の先端側
に形成されており、第1クリック溝48と第2クリック
溝49との距離は最大突出長40以上になっている。ま
た、前記第3スライド部28のパイプ口金27の基端
は、雄ねじのルアー口金50になっている。尚、第3ス
ライド部28のパイプ部26表面には、彩色されたリン
グで構成される穿刺針退避指標(不図示)を設けること
が可能であり、第3スライド部28が完全に基端側に引
っ張られ、第2クリック溝49にてクリック状態になっ
た時にのみ視認可能になる位置に設けられている。(図
2では、第3スライド部28がより先端側に位置してい
るため、第2スライド部25の内部にパイプ部26が位
置して視認できないようになっている。)この穿刺針退
避指標によって、操作者は間接的に穿刺針11がコイル
シース12内に収容されていることが認識できて、この
穿刺針退避指標を確認してから内視鏡2から抜去するこ
とで、抜去の際に穿刺針11で内視鏡の鉗子チャンネル
9を穿孔することが防止できるようになっている。
【0019】次に、図4を用いて、補助器具本体13の
第1スライド部22に着脱可能に固定されているコイル
シース12を説明する。前記コイルシース12は、コイ
ルシース挿入部51と、コイルシース基端部52と、コ
イルシース口金部53とから構成されている。前記コイ
ルシース挿入部51は、内視鏡2の鉗子チャンネル9と
同程度の長さを有し、可撓性を有する金属製のコイルで
構成されている。このコイルシース挿入部51は、前記
穿刺針11の外径よりも大きな内径及び前記内視鏡2の
鉗子チャンネル9より小さな外径を有しており、コイル
シース口金部53に取り付けて組み合わせた状態では前
記固定筒21を貫通して先端側に突出するようになって
いる。前記コイルシース口金部53は、前記補助器具本
体13の第1スライド部22の先端に対して着脱可能に
螺合するようになっている。前記コイルシース基端部5
2は、前記コイルシース口金部53の基端側に接続され
ており、前記コイルシース挿入部51と同様のコイルで
構成されていて、前記補助器具本体13の第3スライド
部28の途中まで挿入されるようになっている。
第1スライド部22に着脱可能に固定されているコイル
シース12を説明する。前記コイルシース12は、コイ
ルシース挿入部51と、コイルシース基端部52と、コ
イルシース口金部53とから構成されている。前記コイ
ルシース挿入部51は、内視鏡2の鉗子チャンネル9と
同程度の長さを有し、可撓性を有する金属製のコイルで
構成されている。このコイルシース挿入部51は、前記
穿刺針11の外径よりも大きな内径及び前記内視鏡2の
鉗子チャンネル9より小さな外径を有しており、コイル
シース口金部53に取り付けて組み合わせた状態では前
記固定筒21を貫通して先端側に突出するようになって
いる。前記コイルシース口金部53は、前記補助器具本
体13の第1スライド部22の先端に対して着脱可能に
螺合するようになっている。前記コイルシース基端部5
2は、前記コイルシース口金部53の基端側に接続され
ており、前記コイルシース挿入部51と同様のコイルで
構成されていて、前記補助器具本体13の第3スライド
部28の途中まで挿入されるようになっている。
【0020】次に図5を用いて、体腔内の被検体部を穿
刺する穿刺針11を説明する。前記穿刺針11は、前記
補助器具本体13のパイプ口金27に設けられたルアー
口金50に着脱可能に装着されるようになっている。前
記穿刺針11は、外針55と、この外針55に固定され
た外針口金56と、内針57と、この内針57に固定さ
れた内針口金58とから構成されている。前記外針口金
56と内針口金58とは、着脱可能に組み合わされてい
て、この状態で内針57先端は外針55先端より先端側
に突出するようになっている。
刺する穿刺針11を説明する。前記穿刺針11は、前記
補助器具本体13のパイプ口金27に設けられたルアー
口金50に着脱可能に装着されるようになっている。前
記穿刺針11は、外針55と、この外針55に固定され
た外針口金56と、内針57と、この内針57に固定さ
れた内針口金58とから構成されている。前記外針口金
56と内針口金58とは、着脱可能に組み合わされてい
て、この状態で内針57先端は外針55先端より先端側
に突出するようになっている。
【0021】次に図6を用いて、前記補助器具本体13
の第1スライド部22に設けられているスイッチ部34
の構造を説明する。図6に示すようにスイッチ部34の
スイッチ座61は、第1スライド部22の中心付近に形
成された切り欠き部62の上に設けられており、このス
イッチ座61に安全装置としての安全リング63とスイ
ッチ機構としてのボタン64とが組み付いている。
の第1スライド部22に設けられているスイッチ部34
の構造を説明する。図6に示すようにスイッチ部34の
スイッチ座61は、第1スライド部22の中心付近に形
成された切り欠き部62の上に設けられており、このス
イッチ座61に安全装置としての安全リング63とスイ
ッチ機構としてのボタン64とが組み付いている。
【0022】前記安全リング63は、リング状の部材で
あり、前記スイッチ座61に対して長手軸に垂直な軸回
りに回動可能に組み付けられている。この安全リング6
3の円筒面には、ピン状の部材であるロック指標65が
放射状に貫通して固定されていて、安全リング63の内
面及び外面に突出している。
あり、前記スイッチ座61に対して長手軸に垂直な軸回
りに回動可能に組み付けられている。この安全リング6
3の円筒面には、ピン状の部材であるロック指標65が
放射状に貫通して固定されていて、安全リング63の内
面及び外面に突出している。
【0023】前記ボタン64は、安全リング63の内側
に組み込まれており、ボタンヘッド66と軸67とプッ
シャ68とから構成されている。前記ボタンヘッド66
は、前記安全リング63の内径と同程度の円筒状部材で
ある。前記軸67は、前記ボタンヘッド66と同軸の棒
状部材であり、前記スイッチ座61に進退自由に貫通し
ている。前記プッシャ68は、前記軸67の他端に固定
されており、前記切り欠き部62に挿入可能な大きさを
有している。
に組み込まれており、ボタンヘッド66と軸67とプッ
シャ68とから構成されている。前記ボタンヘッド66
は、前記安全リング63の内径と同程度の円筒状部材で
ある。前記軸67は、前記ボタンヘッド66と同軸の棒
状部材であり、前記スイッチ座61に進退自由に貫通し
ている。前記プッシャ68は、前記軸67の他端に固定
されており、前記切り欠き部62に挿入可能な大きさを
有している。
【0024】前記軸67の前記スイッチ座61と前記ボ
タンヘッド66との間には、スイッチばね69が組み込
まれており、このスイッチばね69により前記ボタン6
4は常に図の上方に付勢されている。前記ボタンヘッド
66の下面には、前記ロック指標65が入り込むことの
できる凹みとしてスイッチ溝71が形成されている。こ
のことによって、図6(a)に示すように前記ロック指
標65と前記スイッチ溝71とは略180度ずれた位置
関係にあって、前記安全リング63を前記軸67回りに
回転操作して前記ロック指標65を前記スイッチ溝71
に一致させない限り、前記ボタンヘッド66の底部と前
記ロック指標65とが当接することで、前記ボタン64
の押下操作を行うことができない規制状態となってい
る。そして、この状態から安全リング63を回動操作し
て、ロック指標65がスイッチ溝71と同じ位置になる
まで回導すると、図6(b)に示すようにロック指標6
5とスイッチ溝71との位置が一致して、ボタン64を
押し下げ可能となる。即ち、穿刺針11を突出可能とす
る規制解除状態とすることができる。
タンヘッド66との間には、スイッチばね69が組み込
まれており、このスイッチばね69により前記ボタン6
4は常に図の上方に付勢されている。前記ボタンヘッド
66の下面には、前記ロック指標65が入り込むことの
できる凹みとしてスイッチ溝71が形成されている。こ
のことによって、図6(a)に示すように前記ロック指
標65と前記スイッチ溝71とは略180度ずれた位置
関係にあって、前記安全リング63を前記軸67回りに
回転操作して前記ロック指標65を前記スイッチ溝71
に一致させない限り、前記ボタンヘッド66の底部と前
記ロック指標65とが当接することで、前記ボタン64
の押下操作を行うことができない規制状態となってい
る。そして、この状態から安全リング63を回動操作し
て、ロック指標65がスイッチ溝71と同じ位置になる
まで回導すると、図6(b)に示すようにロック指標6
5とスイッチ溝71との位置が一致して、ボタン64を
押し下げ可能となる。即ち、穿刺針11を突出可能とす
る規制解除状態とすることができる。
【0025】前記第2スライド部25の太径部41は、
一部が切り欠かれており、コイルばね37の付勢力を一
時的に係止する係止機構としての掛け金72が組み込ま
れている。この掛け金72の基端側には、長手軸に垂直
な揺動軸73が貫通しており、前記掛け金72はこの揺
動軸73を中心に揺動可能に支持されている。この揺動
軸73の揺動により、前記掛け金72の先端側は前記第
2スライド部25の太径部41外径に収納された状態と
太径部41から突出した状態とを取り得るようになって
いる。前記掛け金72の先端側には、板ばね74が取り
付けられており、その一端は掛け金72の先端側を太径
部41から突出させるように付勢している。
一部が切り欠かれており、コイルばね37の付勢力を一
時的に係止する係止機構としての掛け金72が組み込ま
れている。この掛け金72の基端側には、長手軸に垂直
な揺動軸73が貫通しており、前記掛け金72はこの揺
動軸73を中心に揺動可能に支持されている。この揺動
軸73の揺動により、前記掛け金72の先端側は前記第
2スライド部25の太径部41外径に収納された状態と
太径部41から突出した状態とを取り得るようになって
いる。前記掛け金72の先端側には、板ばね74が取り
付けられており、その一端は掛け金72の先端側を太径
部41から突出させるように付勢している。
【0026】図6(a)では、前記掛け金72の先端側
が前記第1スライド部22の切り欠き部62に係止して
おり、前記コイルばね37によって先端側に付勢されて
いる前記第2スライド部25が前進するのを係止してい
る。図6(b)で説明したように前記安全リング63を
軸67回りに回転操作して規制解除状態にして、ボタン
ヘッド66を押し下げることにより、図6(c)に示す
ようにプッシャ68が切り欠き部62に進入し、切り欠
き部62に係止している掛け金72を押し下げると、切
り欠き部62と掛け金72との係止が解消される。これ
によって、前記第2スライド部25を先端側に付勢して
いる前記コイルばね37の付勢力が解放されるようにな
っている。
が前記第1スライド部22の切り欠き部62に係止して
おり、前記コイルばね37によって先端側に付勢されて
いる前記第2スライド部25が前進するのを係止してい
る。図6(b)で説明したように前記安全リング63を
軸67回りに回転操作して規制解除状態にして、ボタン
ヘッド66を押し下げることにより、図6(c)に示す
ようにプッシャ68が切り欠き部62に進入し、切り欠
き部62に係止している掛け金72を押し下げると、切
り欠き部62と掛け金72との係止が解消される。これ
によって、前記第2スライド部25を先端側に付勢して
いる前記コイルばね37の付勢力が解放されるようにな
っている。
【0027】このように構成された穿刺針操作補助器具
1の動作を図7〜図9を用いて説明する。先ず、前記内
視鏡挿入部の先端部3aを目的部位付近に挿入して位置
させる。次に、図9(a)に示すように穿刺針11の先
端がコイルシース12に収容されている状態で、内視鏡
の処置具挿入口8に穿刺針操作補助器具1の固定部21
aを固定して挿入すると、穿刺針11の先端が内視鏡挿
入部の先端部3a内に挿入しているコイルシース12の
先端よりわずかに基端側に位置してコイルシース12内
に収容される。このとき、図7(a)に示すように第1
固定ネジ32は締め込んだ状態であり、前記したように
調整筒23が最も先端側に位置しているので、穿刺針1
1の突出長39が最大突出長40となる。また、第1ク
リック溝48が弾性リング46にはまっている状態であ
り、掛け金72の先端側が第1スライド部22の切り欠
き部62に係止して、コイルばね37の付勢力によって
先端側に付勢されている第2スライド部25が前進する
のを係止している。
1の動作を図7〜図9を用いて説明する。先ず、前記内
視鏡挿入部の先端部3aを目的部位付近に挿入して位置
させる。次に、図9(a)に示すように穿刺針11の先
端がコイルシース12に収容されている状態で、内視鏡
の処置具挿入口8に穿刺針操作補助器具1の固定部21
aを固定して挿入すると、穿刺針11の先端が内視鏡挿
入部の先端部3a内に挿入しているコイルシース12の
先端よりわずかに基端側に位置してコイルシース12内
に収容される。このとき、図7(a)に示すように第1
固定ネジ32は締め込んだ状態であり、前記したように
調整筒23が最も先端側に位置しているので、穿刺針1
1の突出長39が最大突出長40となる。また、第1ク
リック溝48が弾性リング46にはまっている状態であ
り、掛け金72の先端側が第1スライド部22の切り欠
き部62に係止して、コイルばね37の付勢力によって
先端側に付勢されている第2スライド部25が前進する
のを係止している。
【0028】次に第1固定ネジ32をゆるめ、第1スラ
イド部22を先端側に前進させる。第1固定ネジ32
は、固定筒21の溝31に案内されて、第1スライド部
22が前方に移動する。図9(b)に示すように、この
ときの内視鏡挿入部の先端部3aでは、内視鏡2の光学
視野もしくは超音波画像の観察下においてのコイルシー
ス12先端を目標病変部75付近まで前進させる。再び
第1固定ネジ32を締め込んで第1スライド部22を固
定する。
イド部22を先端側に前進させる。第1固定ネジ32
は、固定筒21の溝31に案内されて、第1スライド部
22が前方に移動する。図9(b)に示すように、この
ときの内視鏡挿入部の先端部3aでは、内視鏡2の光学
視野もしくは超音波画像の観察下においてのコイルシー
ス12先端を目標病変部75付近まで前進させる。再び
第1固定ネジ32を締め込んで第1スライド部22を固
定する。
【0029】次に第2固定ネジ44をゆるめ、第3スラ
イド部28を第2スライド部25に対して進退可能にす
る。そして第3スライド部28のパイプ口金27を把持
して前進させる。第3スライド部28は、弾性リング4
6と第1クリック溝48によって軽い係止力で係止され
ているが、手動により容易に係止を解除でき、前進させ
ることができる。すると図7(b)に示すように穿刺針
11が前進し、穿刺針11先端がコイルシース12先端
より突出する。この操作により、図9(c)に示すよう
に超音波画像の観察下において目標病変部75の手前ま
で刺入する。図7(b)では、第3スライド部28を最
大限に前進させた状態を示している。
イド部28を第2スライド部25に対して進退可能にす
る。そして第3スライド部28のパイプ口金27を把持
して前進させる。第3スライド部28は、弾性リング4
6と第1クリック溝48によって軽い係止力で係止され
ているが、手動により容易に係止を解除でき、前進させ
ることができる。すると図7(b)に示すように穿刺針
11が前進し、穿刺針11先端がコイルシース12先端
より突出する。この操作により、図9(c)に示すよう
に超音波画像の観察下において目標病変部75の手前ま
で刺入する。図7(b)では、第3スライド部28を最
大限に前進させた状態を示している。
【0030】次に図示しない超音波観測装置を用いて、
現在の穿刺針11先端から目標病変部75内までの距
離、すなわちコイルばね37によって突出させたい距離
を測定する。測定した距離に応じて、図7(c)に示す
ように目盛り47を読みながら調整筒23を回転させて
第3スライド部28を所望の位置まで移動させて突出長
39を設定する次に第2固定ネジ44を締め込み、第3
スライド部28を第2スライド部25に対して進退不能
にしておく。これはコイルばね37による突出時に第3
スライド部28が後退してしまうのを防止するためであ
る。そして、スイッチ部34を図6(a)で説明した規
制状態からスイッチ部34の安全リング63を回動操作
して、図6(b)で説明したようにロック指標65がス
イッチ溝71と同じ位置になるまで回す。ロック指標6
5は、安全リング63の外面にも突出しているので、ロ
ック指標65の位置は操作者に視覚的にも触覚的にも把
握可能である。そして、ロック指標65とスイッチ溝7
1との位置が一致するとボタン64を押し下げ可能とな
る。
現在の穿刺針11先端から目標病変部75内までの距
離、すなわちコイルばね37によって突出させたい距離
を測定する。測定した距離に応じて、図7(c)に示す
ように目盛り47を読みながら調整筒23を回転させて
第3スライド部28を所望の位置まで移動させて突出長
39を設定する次に第2固定ネジ44を締め込み、第3
スライド部28を第2スライド部25に対して進退不能
にしておく。これはコイルばね37による突出時に第3
スライド部28が後退してしまうのを防止するためであ
る。そして、スイッチ部34を図6(a)で説明した規
制状態からスイッチ部34の安全リング63を回動操作
して、図6(b)で説明したようにロック指標65がス
イッチ溝71と同じ位置になるまで回す。ロック指標6
5は、安全リング63の外面にも突出しているので、ロ
ック指標65の位置は操作者に視覚的にも触覚的にも把
握可能である。そして、ロック指標65とスイッチ溝7
1との位置が一致するとボタン64を押し下げ可能とな
る。
【0031】ここで図6(c)で説明したようにボタン
ヘッド66を押し下げると、切り欠き部62と掛け金7
2との係止が解消される。そして、図8(a)に示すよ
うにコイルばね37の付勢力で先端側に付勢されている
第2スライド部25が、突出長39だけ高速に前進す
る。このとき、ダンパ38は第3スライド部28が調整
筒23に衝突する際の衝撃を吸収するようになってい
る。
ヘッド66を押し下げると、切り欠き部62と掛け金7
2との係止が解消される。そして、図8(a)に示すよ
うにコイルばね37の付勢力で先端側に付勢されている
第2スライド部25が、突出長39だけ高速に前進す
る。このとき、ダンパ38は第3スライド部28が調整
筒23に衝突する際の衝撃を吸収するようになってい
る。
【0032】このとき第3スライド部28は、第2固定
ネジ44によって第2スライド部25に固定されてお
り、さらに穿刺針11が第3スライド部28に固定され
ている。このため、第2スライド部25が突出長39だ
け高速に前進すると共に、第3スライド部28も突出長
39だけ高速に前進するのに伴って、穿刺針11も同時
に高速に前進する。すなわちボタン64のボタンヘッド
66を押下操作することにより、穿刺針11の先端は設
定した突出長39の長さだけ高速に突出し、図9(d)
に示すように目標病変部75に刺入する。
ネジ44によって第2スライド部25に固定されてお
り、さらに穿刺針11が第3スライド部28に固定され
ている。このため、第2スライド部25が突出長39だ
け高速に前進すると共に、第3スライド部28も突出長
39だけ高速に前進するのに伴って、穿刺針11も同時
に高速に前進する。すなわちボタン64のボタンヘッド
66を押下操作することにより、穿刺針11の先端は設
定した突出長39の長さだけ高速に突出し、図9(d)
に示すように目標病変部75に刺入する。
【0033】吸引生検を行うには、この状態から内針口
金58を外針口金34から外して、図9(e)に示すよ
うに内針57を引き抜き、外針口金56に図示しないシ
リンジ等を接続して吸引を行う。吸引生検が完了した後
は以下のようにして、穿刺針操作補助器具1を内視鏡の
鉗子チャンネル9から抜去する作業を行う。先ず、第2
固定ネジ44をゆるめ、図8(b)に示すように第3ス
ライド部28を基端側に最大限に引く。第3スライド部
28を最大限に基端側に引くと弾性リング46が第2ク
リック溝49にはまる状態となる。
金58を外針口金34から外して、図9(e)に示すよ
うに内針57を引き抜き、外針口金56に図示しないシ
リンジ等を接続して吸引を行う。吸引生検が完了した後
は以下のようにして、穿刺針操作補助器具1を内視鏡の
鉗子チャンネル9から抜去する作業を行う。先ず、第2
固定ネジ44をゆるめ、図8(b)に示すように第3ス
ライド部28を基端側に最大限に引く。第3スライド部
28を最大限に基端側に引くと弾性リング46が第2ク
リック溝49にはまる状態となる。
【0034】検査終了後に器具を洗浄する場合は、パイ
プ部26外周も洗浄するために、ロック指標65をずら
し、指掛け部24を引いて準備状態とする。尚、穿刺針
11、固定筒21、コイルシース12は着脱可能である
ため、洗浄時には取り外しておく。すると外表面として
露出し汚染する可能性のある面は全てブラッシング可能
となる。
プ部26外周も洗浄するために、ロック指標65をずら
し、指掛け部24を引いて準備状態とする。尚、穿刺針
11、固定筒21、コイルシース12は着脱可能である
ため、洗浄時には取り外しておく。すると外表面として
露出し汚染する可能性のある面は全てブラッシング可能
となる。
【0035】第2クリック溝49と第1クリック溝48
は、最大突出長40以上の距離を取って形成されている
ので、突出長39を最大に設定して突出させた場合で
も、第2クリック溝49と弾性リング46がはまった状
態ならば必ず穿刺針11の先端はコイルシース12内に
収容されるようになっている。この状態で固定部21a
の係合を解除して内視鏡の鉗子チャンネル9から穿刺針
操作補助器具1を抜去する。図示しない試験管等を用意
し、コイルシース12先端部を試験管に挿入した後、第
3スライド部28を前進させて穿刺針11の先端を露出
させ、外針口金56に接続したシリンジを操作して外針
55内に吸引された目標病変部75の細胞を試験管等へ
回収する。
は、最大突出長40以上の距離を取って形成されている
ので、突出長39を最大に設定して突出させた場合で
も、第2クリック溝49と弾性リング46がはまった状
態ならば必ず穿刺針11の先端はコイルシース12内に
収容されるようになっている。この状態で固定部21a
の係合を解除して内視鏡の鉗子チャンネル9から穿刺針
操作補助器具1を抜去する。図示しない試験管等を用意
し、コイルシース12先端部を試験管に挿入した後、第
3スライド部28を前進させて穿刺針11の先端を露出
させ、外針口金56に接続したシリンジを操作して外針
55内に吸引された目標病変部75の細胞を試験管等へ
回収する。
【0036】引き続き穿刺を行う場合には、以下のよう
な作業を行う。使用済みの外針55を第3スライド部2
8のパイプ口金27より抜去する。安全リング63を回
して、ロック指標65とスイッチ溝71とをずらしてお
く。次に第2スライド部25を持ちながら、指掛け板4
3を持って基端側に十分引っ張ると、板ばね74によっ
て外側に付勢された掛け金72の先端が切り欠き部62
に係止する。第3スライド部28を前進させ、第1クリ
ック溝48と弾性リング46がはまる位置までスライド
させる。そして、新たな穿刺針11を用意し、パイプ口
金27より挿入して、ルアー口金50に装着する。する
と図7(b)と同じ状態になるので、前述と同様の穿刺
作業が可能になる。
な作業を行う。使用済みの外針55を第3スライド部2
8のパイプ口金27より抜去する。安全リング63を回
して、ロック指標65とスイッチ溝71とをずらしてお
く。次に第2スライド部25を持ちながら、指掛け板4
3を持って基端側に十分引っ張ると、板ばね74によっ
て外側に付勢された掛け金72の先端が切り欠き部62
に係止する。第3スライド部28を前進させ、第1クリ
ック溝48と弾性リング46がはまる位置までスライド
させる。そして、新たな穿刺針11を用意し、パイプ口
金27より挿入して、ルアー口金50に装着する。する
と図7(b)と同じ状態になるので、前述と同様の穿刺
作業が可能になる。
【0037】検査終了後に穿刺針操作補助器具1を洗浄
する場合は、第3スライド部28のパイプ部26外周も
洗浄するために、ロック指標65をずらし、指掛け部2
4を引いて準備状態とする。尚、穿刺針11、固定筒2
1、コイルシース12は着脱可能であるため、洗浄時に
は取り外しておく。すると外表面として露出し汚染する
可能性のある面は全てブラッシング可能となる。
する場合は、第3スライド部28のパイプ部26外周も
洗浄するために、ロック指標65をずらし、指掛け部2
4を引いて準備状態とする。尚、穿刺針11、固定筒2
1、コイルシース12は着脱可能であるため、洗浄時に
は取り外しておく。すると外表面として露出し汚染する
可能性のある面は全てブラッシング可能となる。
【0038】この結果、穿刺針11をコイルばね37で
突出させようとする直前まで、安全リング63のロック
指標65をスイッチ溝71からずらしておくことによ
り、仮に途中の操作で誤つてスイッチ部34を押下操作
しても、ロック指標65とスイッチ部34とが当接して
いるためにスイッチ部34を押し下げられない。従っ
て、意図しない穿刺針11の突出が起きない。これは洗
浄時においても同様であり、ロック指標65をずらして
おけばブラッシング等により誤ってコイルばね37が働
いてしまうことが無い。
突出させようとする直前まで、安全リング63のロック
指標65をスイッチ溝71からずらしておくことによ
り、仮に途中の操作で誤つてスイッチ部34を押下操作
しても、ロック指標65とスイッチ部34とが当接して
いるためにスイッチ部34を押し下げられない。従っ
て、意図しない穿刺針11の突出が起きない。これは洗
浄時においても同様であり、ロック指標65をずらして
おけばブラッシング等により誤ってコイルばね37が働
いてしまうことが無い。
【0039】また、第3スライド部28を突出準備状態
よりも更に基端側に、最大突出長40以上に引くことが
でき、かつ第2クリック溝49によって係止しているた
め、コイルばね37の付勢力により穿刺針11を突出さ
せたあとでも、穿刺針11を必ずコイルシース12内に
収容することができ、穿刺針操作補助器具1を抜去する
際に内視鏡2の鉗子チャンネル9内面を傷つけることが
ない。さらに、穿刺針11の先端がコイルシース12に
収納されたことを、クリックの感触によって知ることが
できる。また、吸引生検した内容物を回収する際も、穿
刺針11先端を直接持たずにコイルシース12を持つこ
とができるのでより安全である。
よりも更に基端側に、最大突出長40以上に引くことが
でき、かつ第2クリック溝49によって係止しているた
め、コイルばね37の付勢力により穿刺針11を突出さ
せたあとでも、穿刺針11を必ずコイルシース12内に
収容することができ、穿刺針操作補助器具1を抜去する
際に内視鏡2の鉗子チャンネル9内面を傷つけることが
ない。さらに、穿刺針11の先端がコイルシース12に
収納されたことを、クリックの感触によって知ることが
できる。また、吸引生検した内容物を回収する際も、穿
刺針11先端を直接持たずにコイルシース12を持つこ
とができるのでより安全である。
【0040】尚、本発明は、以上述べた実施形態のみに
限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能である。
限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能である。
【0041】(第2の実施の形態)図10は本発明の第
2の実施の形態に係る穿刺針操作補助器具の中心付近を
示す縦断面である。第1の実施の形態では、スイッチ部
34に軸67回りに回動可能な安全リング63及びこの
安全リング63の円筒面に放射状に貫通して固定したロ
ック指標65を設け、ボタン64のボタンヘッド66の
下面の一箇所に前記ロック指標65を入れ込み可能なス
イッチ溝71を形成することにより、前記安全リング6
3を軸67回りに回転操作して、前記ロック指標65を
前記スイッチ溝71に一致させない限り、前記ボタンヘ
ッド66の底部と前記ロック指標65とが当接すること
によって、前記ボタン64の押下操作を行うことができ
ない規制状態にする構成としているが、本実施の形態で
は、穿刺針を突出する直前までスライド部の突出動作を
抑える安全装置としてのボルトを設けた構成としてい
る。それ以外の構成は、図3と同様なので説明を省略
し、同一構成には同じ符号を付して説明する。
2の実施の形態に係る穿刺針操作補助器具の中心付近を
示す縦断面である。第1の実施の形態では、スイッチ部
34に軸67回りに回動可能な安全リング63及びこの
安全リング63の円筒面に放射状に貫通して固定したロ
ック指標65を設け、ボタン64のボタンヘッド66の
下面の一箇所に前記ロック指標65を入れ込み可能なス
イッチ溝71を形成することにより、前記安全リング6
3を軸67回りに回転操作して、前記ロック指標65を
前記スイッチ溝71に一致させない限り、前記ボタンヘ
ッド66の底部と前記ロック指標65とが当接すること
によって、前記ボタン64の押下操作を行うことができ
ない規制状態にする構成としているが、本実施の形態で
は、穿刺針を突出する直前までスライド部の突出動作を
抑える安全装置としてのボルトを設けた構成としてい
る。それ以外の構成は、図3と同様なので説明を省略
し、同一構成には同じ符号を付して説明する。
【0042】図10に示すように穿刺準備状態におい
て、穿刺針操作補助器具101の第1スライド部22に
はボルト穴111が設けられており、第2スライド部2
5に形成された雌ネジ112と位置が一致している。こ
のボルト穴111を貫通して、安全装置としての安全ボ
ルト113が第2スライド部25の雌ネジ112に螺合
している。この安全ボルト113は、雄ネジを備えた部
材であり、鎖114によって第1スライド部22に連結
されている。スイッチ部34には、ボタン64を囲んで
いる円環状の部材である安全リング115が設けられて
おり、その上端面116がボタン上端面117よりも上
方に位置するようになっている。
て、穿刺針操作補助器具101の第1スライド部22に
はボルト穴111が設けられており、第2スライド部2
5に形成された雌ネジ112と位置が一致している。こ
のボルト穴111を貫通して、安全装置としての安全ボ
ルト113が第2スライド部25の雌ネジ112に螺合
している。この安全ボルト113は、雄ネジを備えた部
材であり、鎖114によって第1スライド部22に連結
されている。スイッチ部34には、ボタン64を囲んで
いる円環状の部材である安全リング115が設けられて
おり、その上端面116がボタン上端面117よりも上
方に位置するようになっている。
【0043】このように構成された穿刺針操作補助器具
101を用いて体腔内の被検体部を穿刺する。この穿刺
針操作補助器具101を使用する前に、指掛け部24を
引いて穿刺準備状態にした後、安全ボルト113を雌ネ
ジ112に螺合しておく。そして、穿刺針操作補助器具
101を使用する際に、コイルばね37の付勢力による
突出を行う直前に安全ボルト113を抜き去る。その
後、ボタン64を押し下げて、穿刺針11を突出させ
る。
101を用いて体腔内の被検体部を穿刺する。この穿刺
針操作補助器具101を使用する前に、指掛け部24を
引いて穿刺準備状態にした後、安全ボルト113を雌ネ
ジ112に螺合しておく。そして、穿刺針操作補助器具
101を使用する際に、コイルばね37の付勢力による
突出を行う直前に安全ボルト113を抜き去る。その
後、ボタン64を押し下げて、穿刺針11を突出させ
る。
【0044】この結果、安全ボルト113を第2スライ
ド部25の雌ネジ112に螺合することにより、誤って
ボタン64を押しても穿刺針11が突出することが無
い。また、安全リング115の上端面がボタン64の上
端面117よりも上方にあるため、ボタン64に触れに
くくなっており、故意にボタン64を押し下げようとす
る動作以外ではボタン64を押下操作してしまう可能性
が非常に小さくなる。
ド部25の雌ネジ112に螺合することにより、誤って
ボタン64を押しても穿刺針11が突出することが無
い。また、安全リング115の上端面がボタン64の上
端面117よりも上方にあるため、ボタン64に触れに
くくなっており、故意にボタン64を押し下げようとす
る動作以外ではボタン64を押下操作してしまう可能性
が非常に小さくなる。
【0045】尚、本発明は、以上述べた実施形態のみに
限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能である。
限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能である。
【0046】[付記] (付記項1) 内視鏡の鉗子チャンネル入口に設けら
れ、この鉗子チャンネルに挿通して用いるものであっ
て、体腔内の被検体部を穿刺するための長尺な穿刺針
と、前記穿刺針を収容する長尺のシースと、前記穿刺針
を進退自由に保持するスライド部と、前記穿刺針を付勢
部材の付勢力によって突出させる付勢機構と、前記付勢
機構の付勢部材の付勢力を一時的に係止する係止機構
と、前記係止機構の係止状態を解除するスイッチ機構
と、を具備し、前記穿刺針を突出不可能とする規制状態
及び前記穿刺針を突出可能とする規制解除状態を選択可
能で、前記規制状態のときには前記スイッチ機構を機能
させないようにする安全装置を設けたことを特徴とする
内視鏡用穿刺針操作補助器具。
れ、この鉗子チャンネルに挿通して用いるものであっ
て、体腔内の被検体部を穿刺するための長尺な穿刺針
と、前記穿刺針を収容する長尺のシースと、前記穿刺針
を進退自由に保持するスライド部と、前記穿刺針を付勢
部材の付勢力によって突出させる付勢機構と、前記付勢
機構の付勢部材の付勢力を一時的に係止する係止機構
と、前記係止機構の係止状態を解除するスイッチ機構
と、を具備し、前記穿刺針を突出不可能とする規制状態
及び前記穿刺針を突出可能とする規制解除状態を選択可
能で、前記規制状態のときには前記スイッチ機構を機能
させないようにする安全装置を設けたことを特徴とする
内視鏡用穿刺針操作補助器具。
【0047】(付記項2) 前記スライド部が前記係止
機構によって前記付勢機構の付勢部材の付勢力を係止さ
れた際に、前記穿刺針先端と前記シース先端との位置が
略一致した状態でクリックを発生させる第1クリック機
構と、この第1クリック機構のクリック状態からさらに
前記穿刺針を基端側に引いた状態でクリックを発生させ
る第2クリック機構とを有して、これら第1クリック機
構と第2クリック機構との距離を前記付勢機構により前
記穿刺針を突出させることのできる最大長さ以上である
ことを特徴とする付記項1に記載の内視鏡用穿刺針操作
補助器具。
機構によって前記付勢機構の付勢部材の付勢力を係止さ
れた際に、前記穿刺針先端と前記シース先端との位置が
略一致した状態でクリックを発生させる第1クリック機
構と、この第1クリック機構のクリック状態からさらに
前記穿刺針を基端側に引いた状態でクリックを発生させ
る第2クリック機構とを有して、これら第1クリック機
構と第2クリック機構との距離を前記付勢機構により前
記穿刺針を突出させることのできる最大長さ以上である
ことを特徴とする付記項1に記載の内視鏡用穿刺針操作
補助器具。
【0048】(付記項3) 前記スライド部が前記第2
クリック機構のクリック状態にあることを視覚的に表示
する手段を有することを特徴とする付記項2に記載の内
視鏡用穿刺針操作補助器具。
クリック機構のクリック状態にあることを視覚的に表示
する手段を有することを特徴とする付記項2に記載の内
視鏡用穿刺針操作補助器具。
【0049】[付記の効果] (付記項1)内視鏡用穿刺針操作補助器具は、付勢部材
の付勢力によって穿刺針の突出を行うスイッチ機構を安
全装置によって機能させなくすることができる。そのた
め、検査の準備中、検査中、器具の洗滌中において、意
図しない穿刺針(穿刺針が取り外されている場合は突出
機構)の突出を防ぐことができて、内視鏡の鉗子チャン
ネルの穿孔や、意図しない患者の穿孔や、洗浄時の負傷
などを防止することができる。
の付勢力によって穿刺針の突出を行うスイッチ機構を安
全装置によって機能させなくすることができる。そのた
め、検査の準備中、検査中、器具の洗滌中において、意
図しない穿刺針(穿刺針が取り外されている場合は突出
機構)の突出を防ぐことができて、内視鏡の鉗子チャン
ネルの穿孔や、意図しない患者の穿孔や、洗浄時の負傷
などを防止することができる。
【0050】(付記項2)内視鏡の鉗子チャンネルから
穿刺針操作補助器具を抜去する際に、付勢部材のの付勢
力による穿刺針の突出の長さ如何に関わらず、スライド
部を引くことで穿刺針先端をシース内に収容可能にな
る。従って、内視鏡の鉗子チャンネルを穿孔することを
防止できる。
穿刺針操作補助器具を抜去する際に、付勢部材のの付勢
力による穿刺針の突出の長さ如何に関わらず、スライド
部を引くことで穿刺針先端をシース内に収容可能にな
る。従って、内視鏡の鉗子チャンネルを穿孔することを
防止できる。
【0051】(付記項3)穿刺針がシースに収容された
ことを操作者がより認識することができる。
ことを操作者がより認識することができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、意
図しない穿刺針の突出を防止する機能を有した内視鏡用
穿刺針操作補助器具を実現することができる。
図しない穿刺針の突出を防止する機能を有した内視鏡用
穿刺針操作補助器具を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図9は本発明の第1の実施の形態に
係り、図1は内視鏡の鉗子チャンネル入口に設けられて
いる状態の内視鏡用穿刺針操作補助器具を示す説明斜視
図。
係り、図1は内視鏡の鉗子チャンネル入口に設けられて
いる状態の内視鏡用穿刺針操作補助器具を示す説明斜視
図。
【図2】図1における内視鏡用穿刺針操作補助器具の外
観図。
観図。
【図3】図2における縦断面図。
【図4】図3におけるコイルシースを示す外観図。
【図5】図3における穿刺針を示す説明図。
【図6】図3におけるスイッチ部を説明する説明図であ
り、図6(a)はボタンの押下操作が不可能な規制状態
を示す断面図、図6(b)はボタンの押下操作が可能な
規制解除状態を示す断面図、図6(c)はボタンを押下
操作して、コイルばねの係止状態を解除している際を示
す断面図。
り、図6(a)はボタンの押下操作が不可能な規制状態
を示す断面図、図6(b)はボタンの押下操作が可能な
規制解除状態を示す断面図、図6(c)はボタンを押下
操作して、コイルばねの係止状態を解除している際を示
す断面図。
【図7】図7及び図8は内視鏡用穿刺針操作補助器具の
動作を説明図であり、図7(a)は穿刺針の先端がコイ
ルシースに収容されている穿刺準備状態を示す縦断面
図、図7(b)は第3スライド部を最大限に前進させ
て、穿刺針の先端がコイルシース先端より突出している
状態を示す縦断面図、図7(c)は調整筒を回転させて
突出長を設定している状態を示す縦断面図。
動作を説明図であり、図7(a)は穿刺針の先端がコイ
ルシースに収容されている穿刺準備状態を示す縦断面
図、図7(b)は第3スライド部を最大限に前進させ
て、穿刺針の先端がコイルシース先端より突出している
状態を示す縦断面図、図7(c)は調整筒を回転させて
突出長を設定している状態を示す縦断面図。
【図8】図8(a)は穿刺針の先端を設定した突出長の
長さだけ高速に突出している状態を示す縦断面図、図8
(b)穿刺針操作補助器具を内視鏡の鉗子チャンネルか
ら抜去する際に第3スライド部を最大限に基端側に引い
ている状態を示す縦断面図。
長さだけ高速に突出している状態を示す縦断面図、図8
(b)穿刺針操作補助器具を内視鏡の鉗子チャンネルか
ら抜去する際に第3スライド部を最大限に基端側に引い
ている状態を示す縦断面図。
【図9】穿刺針の先端の動作を説明する説明図であり、
図9(a)は穿刺針の先端がコイルシースに収容されて
いる穿刺準備状態を示す説明図、図9(b)は穿刺針の
先端がコイルシース先端より突出している状態を示す説
明図、図9(c)は穿刺針の先端を前進させて突出長を
設定している状態を示す説明図、図9(d)は穿刺針を
突出させて体腔内の病変部に抜去している状態を示す説
明図、図9(e)は吸引生検を行う際に穿刺針を引き抜
いている状態を示す説明図。
図9(a)は穿刺針の先端がコイルシースに収容されて
いる穿刺準備状態を示す説明図、図9(b)は穿刺針の
先端がコイルシース先端より突出している状態を示す説
明図、図9(c)は穿刺針の先端を前進させて突出長を
設定している状態を示す説明図、図9(d)は穿刺針を
突出させて体腔内の病変部に抜去している状態を示す説
明図、図9(e)は吸引生検を行う際に穿刺針を引き抜
いている状態を示す説明図。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る穿刺針操作
補助器具の中心付近を示す縦断面。
補助器具の中心付近を示す縦断面。
【符号の説明】 1,101…穿刺針操作補助器具(内視鏡用穿刺針操作
補助器具) 2 …内視鏡 8 …処置具挿入口(鉗子チャンネル入口) 9 …鉗子チャンネル 9a …処置具導出口 11 …穿刺針 12 …コイルシース 13 …補助器具本体 21 …固定筒 21a …固定部 22 …第1スライド部 23 …調整筒 25 …第2スライド部 28 …第3スライド部 32 …第1固定ネジ 34 …スイッチ部 37 …コイルばね(付勢部材) 44 …第2固定ネジ 63 …安全リング(安全装置) 64 …ボタン(スイッチ機構) 65 …ロック指標 71 …スイッチ溝 72 …掛け金(係止機構) 113 …安全ボルト(安全装置)
補助器具) 2 …内視鏡 8 …処置具挿入口(鉗子チャンネル入口) 9 …鉗子チャンネル 9a …処置具導出口 11 …穿刺針 12 …コイルシース 13 …補助器具本体 21 …固定筒 21a …固定部 22 …第1スライド部 23 …調整筒 25 …第2スライド部 28 …第3スライド部 32 …第1固定ネジ 34 …スイッチ部 37 …コイルばね(付勢部材) 44 …第2固定ネジ 63 …安全リング(安全装置) 64 …ボタン(スイッチ機構) 65 …ロック指標 71 …スイッチ溝 72 …掛け金(係止機構) 113 …安全ボルト(安全装置)
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
Claims (1)
- 【請求項1】 内視鏡の鉗子チャンネル入口に設けら
れ、この鉗子チャンネルに挿通して用いるものであっ
て、 体腔内の被検体部を突き刺すための長尺な穿刺針と、 前記穿刺針を収容する長尺のシースと、 前記穿刺針を進退自由に保持するスライド部と、 前記穿刺針を付勢部材の付勢力によって突出させる付勢
機構と、 前記付勢機構の付勢部材の付勢力を一時的に係止する係
止機構と、 前記係止機構の係止状態を解除するスイッチ機構と、 を具備し、前記穿刺針を突出不可能とする規制状態及び
前記穿刺針を突出可能とする規制解除状態を選択可能
で、前記規制状態のときには前記スイッチ機構を機能さ
せないようにする安全装置を設けたことを特徴とする内
視鏡用穿刺針操作補助器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11220438A JP2001037765A (ja) | 1999-08-03 | 1999-08-03 | 内視鏡用穿刺針操作補助器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11220438A JP2001037765A (ja) | 1999-08-03 | 1999-08-03 | 内視鏡用穿刺針操作補助器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001037765A true JP2001037765A (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=16751121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11220438A Pending JP2001037765A (ja) | 1999-08-03 | 1999-08-03 | 内視鏡用穿刺針操作補助器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001037765A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2021030088A (ja) * | 2019-08-27 | 2021-03-01 | ジャイラス・エーシーエムアイ・インコーポレーテッド | リアルタイムサンプリングシステム |
-
1999
- 1999-08-03 JP JP11220438A patent/JP2001037765A/ja active Pending
Cited By (23)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN109069137A (zh) * | 2016-04-04 | 2018-12-21 | 奥林巴斯株式会社 | 内窥镜用处置器具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051003 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051129 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060130 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060711 |