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JP2001011292A - 淡色系耐光性ポリエステル樹脂組成物およびそれから成形された照明器具部品 - Google Patents

淡色系耐光性ポリエステル樹脂組成物およびそれから成形された照明器具部品

Info

Publication number
JP2001011292A
JP2001011292A JP11185508A JP18550899A JP2001011292A JP 2001011292 A JP2001011292 A JP 2001011292A JP 11185508 A JP11185508 A JP 11185508A JP 18550899 A JP18550899 A JP 18550899A JP 2001011292 A JP2001011292 A JP 2001011292A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
parts
resin composition
acrylate
resistant polyester
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11185508A
Other languages
English (en)
Inventor
Misuzu Ueda
美鈴 上田
Kimihiko Nakano
公彦 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP11185508A priority Critical patent/JP2001011292A/ja
Publication of JP2001011292A publication Critical patent/JP2001011292A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 難燃性、耐熱性、機械強度、ベース色調、淡
色系への着色性、耐候性、耐光性 、成形加工性、コス
トパフォーマンスに優れた、淡色系耐光性ポリエステル
樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 (A)熱可塑性ポリエステル100重量
部、(B)メルトインデックスが3g/10分以上のア
クリル系樹脂10〜50重量部、(C)臭素系難燃剤5
〜80重量部、(D)アンチモン化合物3〜25重量
部、(E)酸化チタン含有着色剤3〜45重量部、
(F)強化充填剤5〜200重量部、さらに場合により
(G)ポリアルキレンテレフタレート−エーテルブロッ
ク共重合体および(H)結晶化促進剤の1種以上を配合
してなる組成物を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐光性、難燃性、
機械的強度、耐熱性、成形加工性、色調に優れ、各種用
途、とくに照明器具部品として好適な淡色系耐光性ポリ
エステル樹脂組成物およびそれを用いて成形された照明
器具部品に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、ポリテトラメチレンテレフタレート(PBT)な
どに代表される熱可塑性ポリエステルは、機械的特性、
電気的特性に優れるため、従来から繊維、フィルム、成
形材料などとして広く用いられている。これらの熱可塑
性ポリエステルにガラス繊維などの強化充填剤を配合す
ることで、機械的強度、耐熱性が大幅に向上した熱可塑
性ポリエステルの強化組成物が得られ、この強化組成物
は、いわゆる機能部品用素材として好適である。さら
に、前記強化組成物に難燃剤を配合することによって、
機械的強度や耐熱性を損うことなく、高い難燃性を有す
る樹脂組成物が得られ、この強化難燃性樹脂組成物は、
近年の火災に対するさらに高い安全性への要求が高まる
なか、各種分野において幅広く用いられている。
【0003】一方、電球ソケットや発光管ホルダーとい
った照明器具部品の材料として、以前は熱硬化性樹脂が
用いられていたが、加工性やコストの問題から熱可塑性
樹脂化が進められており、なかでも耐熱性の高さから、
PETやPBTなどの熱可塑性ポリエステルが使用され
るようになってきている。
【0004】前記照明器具部品の用途に使用されるに
は、樹脂として高い耐光性を有する必要があり、これを
満たすために酸化チタンを含む白色顔料を大量に添加し
た白色ポリエステル樹脂組成物などが開発されてきてい
る(特公平6−89229号公報)。
【0005】しかしながら、近年の照明器具部品のコン
パクト化、長寿命化、高機能化に伴い、照明器具部品用
樹脂の難燃化が必須となってきている。
【0006】熱可塑性樹脂に難燃性を付与する手段とし
て、臭素化ポリスチレンなどに代表される臭素系難燃剤
と、三酸化アンチモンなどに代表されるアンチモン系難
燃助剤を併用添加する方法が従来公知であるが、臭素系
難燃剤を樹脂に添加すると、耐光性試験の際、難燃剤中
の臭素の遊離による着色現象によって成形品が著しく変
色するため、非難燃系樹脂に比べて耐光性レベルが大幅
に低下するという問題が発生する。
【0007】樹脂組成物の耐光性を改良する方法として
は、酸化チタンなどの無機顔料を多く添加することで隠
蔽効果を向上させる方法や、紫外線吸収剤や光安定剤な
どの添加剤を加える方法が一般に知られている。
【0008】しかし、無機顔料を大量添加する方法は、
サンシャインカーボンアークなどで評価される耐候性の
改良にはかなり効果があるが、照明器具部品用途に要求
される高温下での紫外線ランプ照射試験における耐光性
に対しては、効果が不充分である。また、紫外線吸収剤
などを併用添加する方法もあるが、コストが大幅にアッ
プする割に耐光性の効果としては満足できるものが得ら
れない。逆に、紫外線吸収剤を添加することによって、
ベース樹脂が着色して色調が悪化するために淡色系色へ
の着色が難しくなり、とくに照明器具部品用途で要求さ
れる高い白色度を発現させることが困難となる。
【0009】一方、一般にアクリル樹脂は耐候性の良好
な樹脂であるが、ポリエステル系樹脂との相溶性がよく
ないため、ポリエステル系樹脂に配合する際には、適切
な相溶化剤を選択して配合しないと層剥離や物性低下が
起こるという問題を有している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高い耐熱性
および機械的強度を維持しつつ、優れた難燃性と非常に
高い耐光性を有し、かつ、ベース樹脂の色調がよいため
に、淡色系色への着色も可能で、成形加工性もよく、コ
ストパフォーマンスも高い淡色系耐光性ポリエステル樹
脂組成物を提供せんとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記問題
を解決するために鋭意検討を重ねた結果、熱可塑性ポリ
エステル、臭素系難燃剤、アンチモン化合物、酸化チタ
ンを含有する着色剤からなる淡色系樹脂組成物に、特定
のアクリル系樹脂を添加することによって、相溶化剤を
用いなくても、高い難燃性と機械的強度を発現すること
が可能で、かつ、これまでの難燃樹脂組成物では到達困
難であった、優れたベース樹脂の色調を保持しつつ、非
常に高い耐光性を発現させ得ることを見出し、本発明を
完成するに至った。
【0012】すなわち本発明は、(A)熱可塑性ポリエ
ステル100重量部(以下、部という)、(B)メルト
インデックスが3g/10分以上のアクリル系樹脂10
〜50部、(C)臭素系難燃剤5〜80部、(D)アン
チモン化合物3〜25部(E)酸化チタンを含有する着
色剤3〜45部および(F)強化充填剤5〜200部を
配合してなる淡色系耐光性ポリエステル樹脂組成物(請
求項1)、(B)成分のアクリル系樹脂が、ポリアルキ
ル(メタ)アクリレート、メタクリル酸アルキル系樹脂
と架橋アクリル酸エステル系弾性体とからなるメタクリ
ル酸アルキル系樹脂組成物およびエチレン−(メタ)ア
クリル酸エステル共重合体から選ばれた1種以上である
請求項1記載の淡色系耐光性ポリエステル樹脂組成物
(請求項2)、(C)成分の臭素系難燃剤が、臭素化ポ
リスチレンおよび臭素化アクリル樹脂から選ばれた1種
以上である請求項1または2記載の淡色系耐光性ポリエ
ステル樹脂組成物(請求項3)、(D)成分のアンチモ
ン化合物が、アンチモン酸ナトリウムおよび五酸化アン
チモンと酸化ナトリウムとの混合物から選ばれた1種以
上である請求項1、2または3記載の淡色系耐光性ポリ
エステル樹脂組成物(請求項4)、さらに、(G)ポリ
アルキレンテレフタレート単位と、一般式(1):
【0013】
【化2】
【0014】(式中、R1は炭素数2〜5のアルキレン
基、Xは2価の結合基または直接結合、mおよびnはそ
れぞれ1以上の整数で、かつm+nは3以上の整数、m
+n個のR1はそれぞれ異なっていてもよい)で示され
る単位とからなるブロック共重合体を含有する請求項
1、2、3または4記載の淡色系耐光性ポリエステル樹
脂組成物(請求項5)、さらに、(H)結晶化促進剤を
添加してなる請求項1、2、3、4または5記載の淡色
系耐光性ポリエステル樹脂組成物(請求項6)、および
請求項1、2、3、4、5または6記載の淡色系耐光性
ポリエステル樹脂組成物を用いて成形された照明器具部
品(請求項7)に関する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる(A)成分の
熱可塑性ポリエステル(以下、熱可塑性ポリエステル
(A)ともいう)は、ベース樹脂として使用される成分
であり、2価以上のカルボン酸またはそのエステル形成
性誘導体と2価以上の水酸基含有化合物またはそのエス
テル形成性誘導体とからなる熱可塑性を有するポリエス
テルである。
【0016】前記熱可塑性を有するとは、加熱による軟
化溶融と冷却固化が可逆的に繰返し行なえる特性を有
し、一般に熱可塑性樹脂の成形法とされている押出成
形、射出成形、圧縮成形、ブロー成形などの方法で成形
できることを意味する。
【0017】前記熱可塑性ポリエステルの固有粘度は
0.35dl/g以上、さらには0.4〜2.0dl/
g、とくには0.45〜1.5dl/gであるのが好ま
しい。固有粘度が0.35dl/g未満では機械的強度
が低下する傾向がある。なお、固有粘度は、フェノー
ル:1,1,2,2−テトラクロロエタン=1:1(重
量比)の混合溶媒を用い、25℃で測定して求められ
る。
【0018】前記2価以上のカルボン酸またはそのエス
テル成形性誘導体としては、たとえば炭素数8〜22の
2価以上の芳香族カルボン酸、炭素数4〜12の2価以
上の脂肪族カルボン酸、炭素数8〜15の2価以上の脂
環式カルボン酸などのカルボン酸、これらのエステル形
成性誘導体があげられる。
【0019】前記カルボン酸の具体例としては、たとえ
ばテレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン
酸、ビス(p−カルボキシフェニル)メタンアントラセ
ンジカルボン酸、4,4′−ジフェニルジカルボン酸、
1,2−ビス(フェノキシ)エタン−4、4′−ジカル
ボン酸などの2価の芳香族カルボン酸、アジピン酸、セ
バシン酸、アゼライン酸、ドデカンジオン酸、マレイン
酸などの2価の脂肪族カルボン酸、1,3−シクロヘキ
サンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン
酸、デカヒドロナフタレンジカルボン酸などの2価の脂
環式カルボン酸、トリメシン酸、トリメリット酸、ピロ
メリット酸などの3価以上の芳香族カルボン酸、これら
のエステル形成能を有する誘導体などがあげられる。
【0020】前記2価以上の水酸基含有化合物またはそ
のエステル形成性誘導体としては、たとえば炭素数2〜
15の2価以上の脂肪族水酸基含有化合物、炭素数6〜
20の2価以上の脂環式水酸基含有化合物、炭素数6〜
40の2価以上の芳香族水酸基含有化合物、これらのエ
ステル形成性誘導体などがあげられる。
【0021】前記水酸基含有化合物の具体例としては、
たとえばエチレングリコール、プロピレングリコール、
ブタンジオール、ヘキサンジオール、デカンジオール、
ネオペンチルグリコールなどの2価の脂肪族水酸基含有
化合物、シクロヘキサンジメタノール、シクロヘキサン
ジオールなどの2価の脂環式水酸基含有化合物、2,
2′−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,
2′−ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)プロパ
ン、ハイドロキノンなどの2価の芳香族水酸基含有化合
物、グリセリン、ペンタエリスリトールなど3価以上の
脂肪族水酸基含有化合物、これらのエステル形成性誘導
体などがあげられる。
【0022】前記2価以上のカルボン酸、2価以上の水
酸基含有化合物などとともに、p−オキシ安息香酸、p
−ヒドロキシエトキシ安息香酸などのオキシ酸、これら
のエステル形成性誘導体、ε−カプロラクトンのような
環状エステルなども用いることができる。
【0023】前記熱可塑性ポリエステルの好ましい例と
しては、たとえば酸成分としてテレフタル酸またはその
エステル形成性誘導体を用い、水酸基含有化合物として
炭素数2〜10のグリコールまたはそのエステル形成性
誘導体を用いて得られるポリアルキレンテレフタレート
があげられ、その具体例としては、たとえばポリエチレ
ンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、
ポリテトラメチレンテレフタレート、ポリヘキサメチレ
ンテレフタレートなどがあげられる。これらは、本発明
の淡色系耐光性ポリエステル系樹脂組成物の難燃性や耐
光性、機械的特性が良好になる点から好ましい。
【0024】本発明における熱可塑性ポリエステルとし
て好ましい前記ポリアルキレンテレフタレートには、他
の酸成分、水酸基含有化合物を一部共重合させてもよ
い。前記共重合させることができる他の酸成分、水酸基
含有化合物の量は概ね20重量%(以下、%という)以
下であり、好ましくは15%以下、さらに好ましくは1
0%以下である。20%をこえると機械的強度や耐熱性
などの物性バランスが低下する傾向が生じる。
【0025】前記熱可塑性ポリエステルのうちでは、機
械的特性と成形性のバランスの点から、エチレンテレフ
タレート単位、トリメチレンテレフタレート単位および
(または)テトラメチレンテレフタレート単位を主たる
成分とする熱可塑性ポリエステルが好ましい。
【0026】前記熱可塑性ポリエステルは、単独で用い
てもよく2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0027】本発明に用いられる(B)成分であるアク
リル系樹脂(以下、アクリル系樹脂(B)ともいう)
は、組成物の耐光性を向上させる目的のために用いられ
る成分である。
【0028】アクリル系樹脂(B)のメルトインデック
ス(MI)値は、230℃、3.8kg荷重条件におい
て、3g/10分以上のものであり、4〜250g/1
0分のものが好ましい。MI値が3g/10分より小さ
いと、高い耐光性を得ることができにくくなる。
【0029】アクリル系樹脂(B)の例としては、ポリ
アルキル(メタ)アクリルレート、メタクリル酸アルキ
ル系樹脂(たとえばメタクリル酸アルキルとアクリル酸
アルキルとの共重合体)と架橋アクリル酸エステル系弾
性体とからなるメタクリル酸アルキル系樹脂組成物、エ
チレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体があげら
れる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合
わせて用いてもよい。アクリル系樹脂(B)として前記
のものを使用するため、熱可塑性ポリエステル(A)と
の相溶性が良好となり、成形加工時の層剥離や機械的強
度の低下を防止することができる。
【0030】前記ポリアルキル(メタ)アクリレートを
構成するアルキル(メタ)アクリレートのアルキル基と
しては、炭素数1〜12の直鎖状または分岐鎖状のもの
があげられ、前記アルキル(メタ)アクリレートの例と
しては、たとえばメチルアクリレート、エチルアクリレ
ート、ブチルアクリレート、プロピルアクリレート、2
−エチルヘキシルアクリレート、メチルメタクリレー
ト、エチルメタクリレート、ブチルメタクリレート、ラ
ウリルアクリレートなどがあげられる。これらは1種で
用いてもよく2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0031】また、前記ポリアルキル(メタ)アクリレ
ートを製造する際に、必要により、アルキル(メタ)ア
クリレートとともに他の共重合性単量体を少量(通常2
0%以下)共重合させてもよい。
【0032】前記他の共重合性単量体としては、たとえ
ばスチレン、α−メチルスチレン、アクリロニトリル、
酢酸ビニルなどがあげられる。これらは1種で用いても
よく2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0033】前記ポリアルキル(メタ)アクリレートの
具体例としては、ポリメチル(メタ)アクリレート、ポ
リプロピル(メタ)アクリレート、ポリ2−エチルヘキ
シル(メタ)アクリレートなどがあげられるが、なかで
もポリメチルメタクリレート、メチルメタクリレートを
50%以上含むメチルアクリレートまたはエチルアクリ
レートとの共重合体が、耐光性と機械的強度とのバラン
スの点から好ましい。
【0034】前記ポリアルキル(メタ)アクリレートの
MI値以外の特性値としては、通常、比重≧1.15、
曇価(Haze)≦1.0程度のものが好適に使用され
る。
【0035】前記ポリアルキル(メタ)アクリレートの
製造方法にはとくに制限はなく、懸濁重合法、乳化重合
法、塊状重合法あるいは溶液重合法などの従来公知の方
法のいずれの方法により製造してもよい。
【0036】前記メタクリル酸アルキル系樹脂組成物
は、前述のごとく、たとえばメタクリル酸アルキルとア
クリル酸アルキルを重合させて得られるメタクリル酸ア
ルキル系樹脂と、アクリル酸アルキル、メタクリル酸ア
ルキルおよびこれら単量体と共重合し得る多官能性単量
体からなる架橋重合体であって二層構造を有する架橋ア
クリル酸エステル系弾性体とから構成されている。
【0037】前記メタクリル酸アルキル系樹脂は、メタ
クリル酸アルキル70%以上、さらには80%以上で好
ましくは99%以下、およびアクリル酸アルキル30%
以下、さらには20%以下で好ましくは1%以上を共重
合させたものであるのが耐光性改良の点から好ましい。
【0038】前記メタクリル酸アルキル系樹脂を構成す
るメタクリル酸アルキルは、炭素数1〜4の直鎖状また
は分岐鎖状アルキル基を有するものであり、メタクリル
酸アルキルの具体例としては、たとえばメタクリル酸メ
チル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸ブチルなど
があげられる。これらは単独で用いてもよく2種以上を
組み合わせて用いてもよい。
【0039】前記メタクリル酸アルキル系樹脂を構成す
るアクリル酸アルキルは、炭素数1〜8の直鎖状または
分岐鎖状アルキル基を有するものであり、アクリル酸ア
ルキルの具体例としては、たとえばアクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブ
チル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸n−
オクチルなどがあげられる。これらは単独で用いてもよ
く2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0040】前記メタクリル酸アルキル系樹脂の具体例
としては、たとえばメタクリル酸メチルとアクリル酸ブ
チルとの共重合体、メタクリル酸プロピルとアクリル酸
メチルとの共重合体、メタクリル酸ブチルとアクリル酸
プロピルとの共重合体などがあげられる。
【0041】前記メタクリル酸アルキル系樹脂の製造方
法にはとくに制限はなく、懸濁重合法、乳化重合法、塊
状重合法あるいは溶液重合法などの従来公知の方法のい
ずれの方法により製造してもよい。この際、メタクリル
酸アルキルおよびアクリル酸アルキルを含む単量体10
0部に対して、0.01〜10部の連鎖移動剤を加えて
もよい。
【0042】前記架橋アクリル酸エステル系弾性体は、
(a)アクリル酸アルキル50〜80%とメタクリル酸
アルキル50〜20%とを含む単量体100部に対し
て、1分子あたり2個以上の非共役ニ重結合を有する多
官能性単量体0.1〜20部、さらには0.5〜10部
を含む単量体を重合させて得られたガラス転移温度(T
g)が−30〜10℃の架橋重合体成分20〜80%、
さらには30〜60%と、(b)アクリル酸アルキル8
0%以上とメタクリル酸アルキル20%以下とを含む単
量体100部に対して、1分子あたり2個以上の非共役
ニ重結合を有する多官能性単量体0.1〜20部、さら
には0.5〜10部を含む単量体を重合させて得られた
ガラス転移温度が−30℃未満の架橋重合体成分20〜
80%、さらには40〜70%とからなり、内側に
(a)、外側に(b)、または内側に(b)、外側に
(a)からなるニ重構造を有している。
【0043】前記Tgが−30〜10℃の架橋重合体成
分を形成するアクリル酸アルキルの割合が50%未満の
場合には、機械的強度が低下し、80%をこえる場合に
は、耐光性が低下する傾向が生じ、また、該架橋重合体
成分において、アクリル酸アルキルおよびメタクリル酸
アルキル100部に対する前記多官能性単量体の割合が
0.1部未満の場合には、機械的強度が低下し、20部
をこえる場合には、成形加工性、耐光性が低下する傾向
が生じる。
【0044】また、前記重合させた場合にTgが−30
℃未満の架橋重合体となる単量体混合物におけるアクリ
ル酸アルキルの割合が80%未満の場合には、機械的強
度が低下する傾向が生じ、また、該単量体混合物100
部に対する前記多官能性単量体の割合が0.1部未満の
場合には、機械的強度が低下し、20部をこえる場合に
は、成形加工性、耐光性が低下する傾向が生じる。
【0045】さらに、前記架橋アクリル酸エステル系弾
性体において、Tgが−30〜10℃の架橋重合体成分
の割合が20%未満の場合には、耐光性が低下する傾向
が生じ、80%をこえる場合には、機械的強度が低下す
る傾向が生じる。
【0046】そして、前記Tgが−30〜10℃の架橋
重合体成分におけるTgが−30℃未満の場合には、耐
光性が低下する傾向が生じ、また10℃をこえる場合に
は、機械的強度が低下する傾向が生ずる。また、前記重
合させた場合にTgが−30℃未満の架橋重合体となる
単量体混合物において、重合させた場合にTgが−30
℃以上の場合には、機械的強度が低下する傾向が生ず
る。
【0047】前記架橋アクリル酸エステル系弾性体に用
いられるアクリル酸アルキルおよびメタクリル酸アルキ
ルとしては、前記メタクリル酸アルキル系樹脂の製造に
使用したものと同じものを使用することができる。
【0048】前記架橋アクリル酸エステル系弾性体に用
いられる多官能性単量体としては、たとえばエチレング
リコールジメタクリレート、ジビニルベンゼンなどのビ
ニル基含有多官能性単量体、ジアリルフタレート、トリ
アリルシアヌレートなどのアリル基含有多官能性単量体
などがあげられる。
【0049】前記架橋アクリル酸エステル系弾性体は、
通常、MEK可溶分50%以下、重量平均粒径0.03
〜0.3μm程度、グラフト率65〜120%のもので
あるのが好ましい。
【0050】前記架橋アクリル酸エステル系弾性体の具
体例としては、たとえばメタクリル酸メチルとアクリル
酸ブチル架橋重合体(Tg=−22℃)をコア層、メタ
クリル酸メチルとアクリル酸ブチル架橋重合体(Tg=
−44℃)をシェル層とする2層構造物、メタクリル酸
メチルとアクリル酸ブチル架橋重合体(Tg=−10
℃)をコア層、ブチルアクリレート架橋重合体(Tg=
−54℃)をシェル層とする2層構造物などがあげられ
る。
【0051】前記メタクリル酸アルキル系樹脂組成物に
おける前記メタクリル酸アルキル系樹脂および架橋アク
リル酸エステル系弾性体の含有割合は、合計量が100
部となるように、メタクリル酸アルキル系樹脂50〜9
5部、さらには60〜90部であるのが、機械的強度、
成形加工性の点から好ましい。
【0052】前記エチレン−(メタ)アクリル酸エステ
ル共重合体は、エチレン30〜90%、さらには35〜
85%、(メタ)アクリル酸アルキル5〜50%、さら
には5〜40%、および必要に応じ一酸化炭素0〜40
%、さらには0〜30%、および他の共重合可能なビニ
ル系単量体0〜10%、さらには0〜7%を、ラジカル
開始剤の存在下にラジカル重合する方法など、一般的に
知られている公知の種々の重合方法を用いて得ることが
できる。前記共重合体は、ランダム共重合体、ブロック
共重合体、グラフト共重合体などの任意の形態の共重合
体であってよい。
【0053】前記エチレン−(メタ)アクリル酸エステ
ル共重合体におけるエチレンの割合が30%未満の場合
には、成形加工性が低下し、90%をこえる場合には、
耐熱性が低下する傾向が生じ、また、(メタ)アクリル
酸アルキルの割合が5%未満および50%をこえる場合
には、機械的強度が低下し、さらに、一酸化炭素の割合
が40%をこえたり、共重合可能なビニル系単量体の割
合が10%をこえたりする場合には、機械的強度が低下
する傾向が生じる。
【0054】前記(メタ)アクリル酸アルキルとして
は、炭素数1〜8の直鎖状または分岐鎖状のアルキル基
を有するものが使用される。その具体例としては、たと
えばメチルアクリレート、エチルアクリレート、n−プ
ロピルアクリレート、i−プロピルアクリレート、n−
ブチルアクリレート、t−ブチルアクリレート、メチル
メタクリレート、エチルメタクリレート、n−プロピル
メタクリレート、i−プロピルメタクリレート、n−ブ
チルメタクリレート、t−ブチルメタクレリートなどが
あげられる。これらのうちでは、エチルアクリレート
が、機械的強度、成形加工性、耐光性の点から好まし
い。
【0055】また、前記共重合可能なビニル系単量体の
具体例としては、たとえばプロピレン、1−ブテン、ブ
タジエン、フェニルプロパジエン、1,3−シクロオク
タジエン、スチレン、2−メチルスチレン、ビニルトル
エン、マレイン酸、N−メチルマレイミド、アクリロニ
トリル、メタクリロニトリル、ビニルメチルエーテル、
アリルエチルエーテル、酢酸ビニル、アクリル酸などが
あげられる。
【0056】前記エチレン−(メタ)アクリル酸エステ
ル共重合体の具体例としては、たとえばエチレン−エチ
ルアクリレート共重合体、エチレン−ブチルアクリレー
ト共重合体、エチレン−プロピルアクリレート共重合
体、エチレン−ブチルメタクリレート共重合体などがあ
げられる。なかでも、エチレン−エチルアクリレート共
重合体が成形加工性、機械的強度の点から好ましい。
【0057】アクリル系樹脂(B)の配合量は、熱可塑
性ポリエステル(A)100部に対して10〜50部、
好ましくは15〜40部である。配合量が10部より少
ない場合には、成形品表面の被覆が不充分となり、高い
耐光性を得ることができず、一方、50部より多くなる
と、機械的強度や難燃性、耐熱性が低下する。
【0058】本発明に用いられる(C)成分である臭素
系難燃剤(以下、臭素系難燃剤(C))としては、いわ
ゆる臭素系難燃剤として市販されているもの、たとえば
臭素化ポリスチレン、臭素化エポキシ樹脂、臭素化フェ
ノキシ樹脂、臭素化イミド、臭素化ポリカーボネート、
臭素化ポリベンジルアクリレート、臭素化ジフェニルア
ルカンなどを使用することができる。これらは1種で用
いてもよく2種以上を組み合わせて用いてもよい。なか
でも、耐光性の点から、臭素化ポリスチレンや臭素化ポ
リベンジルアクリレートが好ましい。
【0059】臭素系難燃剤(C)中のハロゲン含有率
は、20%以上、さらには25%以上であるのが好まし
い。ハロゲン含有率が20%未満の場合、難燃性が不充
分になりやすい。
【0060】臭素系難燃剤(C)の配合量は、難燃剤の
種類により異なるが、熱可塑性ポリエステル(A)10
0部に対して5〜80部、好ましくは10〜70部、さ
らに好ましくは15〜65部である。配合量が5部未満
の場合、難燃性が充分でなく、一方、80部をこえると
機械的強度、耐光性が低下する。
【0061】本発明に用いられる(D)成分であるアン
チモン化合物(以下、アンチモン化合物(D)ともい
う)は難燃助剤として用いられるものであり、臭素系難
燃剤(C)と併用添加することにより難燃効果が著しく
高められる。
【0062】アンチモン化合物(D)としては、市販の
もの、たとえば三酸化アンチモン、四酸化アンチモン、
五酸化アンチモン、アンチモン酸ソーダ、酒石酸アンチ
モン、五酸化アンチモン100部に対して酸化ナトリウ
ム5〜25部を混合した混合物などを使用することがで
きる。これらは1種で用いてもよく、2種以上を組み合
わせて用いてもよい。なかでも、アンチモン酸ソーダお
よび(または)五酸化アンチモンと酸化ナトリウムとの
混合物が押出コンパウンドや射出成形といった溶融加工
時の樹脂の熱分解抑制と燃焼性のバランスの点から好ま
しい。
【0063】アンチモン化合物(D)の配合量は熱可塑
性ポリエステル(A)100部に対して3〜25部、好
ましくは5〜20部である。配合量が3部未満の場合、
難燃性が充分でなく、一方、25部をこえると、樹脂の
劣化が進み、機械的強度が低下しやすくなる。
【0064】本発明に用いられる(E)成分である酸化
チタンを含有する着色剤(以下、着色剤(E)ともい
う)は、本発明の組成物を淡色系にするために使用され
る成分である。
【0065】前記淡色系とは、測色色差計を用い、C光
源にて測色した際の明度(L値)が50以上を示すもの
をいう。
【0066】着色剤(E)としては、酸化チタンを80
%以上含有した白色顔料として一般に市販されているも
のが使用される。製造条件により、ルチル型およびアナ
ターゼ型の2種の結晶型のものが得られるが、いずれも
使用できる。酸化チタンを80%以上含有するものが、
白色度と隠蔽性の点から好ましい。また、該酸化チタン
を含有する着色剤を、高濃度でPET、PE、PP、ポ
リスチレンなどに配合して得られるマスターバッチタイ
プのものを使用してもよい。その他、たとえば分散性を
改良するために、着色剤に表面処理を施したものであっ
てもかまわない。
【0067】着色剤(E)の配合量は、熱可塑性ポリエ
ステル(A)100部に対して3〜45部、好ましくは
5〜43部、さらに好ましくは8〜40部である。配合
量が3部未満の場合、隠蔽効果が不充分なため、ベース
樹脂の色調や耐光性、耐候性が低下し、一方、45部を
こえると、機械的強度や難燃性が低下する。
【0068】本発明の組成物に用いられる(F)成分で
ある強化充填剤(以下、強化充填剤(F)ともいう)
は、機械的強度、耐熱性を高めるために使用される成分
である。
【0069】強化充填剤(F)としては、従来から使用
されているものをとくに限定なく使用することができ
る。たとえばガラス繊維、炭素繊維、チタン酸カリウム
繊維、セラミックビーズ、ガラスビーズ、ガラスバルー
ン、セラミックバルーン、ガラスフレーク、珪酸カルシ
ウム、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、珪酸マグネシ
ウム、硫酸バリウム、雲母、タルク、カオリン、マイ
カ、クレーなどがあげられる。ガラス繊維、カーボン繊
維などの繊維状の強化剤を使用する場合には、経済性、
作業性の面から、集束剤で処理したものを用いるのが好
ましい。とくに強化充填剤(F)としてガラス繊維を用
いる場合、直径1〜20μm、長さ0.01〜50mm
程度のものが好ましい。繊維長が短すぎると強化の効果
が充分でなく、逆に長すぎると成形品の表面性や成形加
工性が低下する傾向にある。樹脂と繊維状強化剤との密
着性を高めるために、繊維状強化剤の表面をカップリン
グ剤で処理したものや、バインダーを用いたものが好適
に用いられる。
【0070】前記繊維状強化剤の表面を処理するカップ
リング剤としては、たとえばγ−アミノプロピルトリエ
トキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシ
シランなどのアルコキシシラン化合物が好ましく用いら
れる。また、バインダーとしては、たとえばエポキシ樹
脂、ウレタン樹脂などが好ましく用いられる。これらは
それぞれ単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて
用いてもよい。
【0071】強化充填剤(F)は1種で用いてもよく、
2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0072】強化充填剤(F)の配合量は、熱可塑性ポ
リエステル(A)100部に対して5〜200部、さら
には10〜180部が好ましい。強化充填剤(F)の使
用量が5部未満の場合、機械的強度、耐熱性を高める効
果が不足し、200部をこえると、組成物の流動性が大
幅に低下して成形加工性が低化し、表面外観も低下す
る。
【0073】本発明に用いられる(G)成分であるブロ
ック共重合体(以下、ブロック共重合体(G)ともい
う)は、機械的強度の向上と成形加工性向上のために使
用される成分であり、アルキレンテレフタレート単位を
主たる構成成分とするポリエステル単位と特定構造のポ
リエーテル単位とからなるポリエステル・エーテルブロ
ック共重合体である。
【0074】ブロック共重合体(G)中のポリエステル
単位としては、好適には、テレフタル酸またはそのエス
テル形成性誘導体と、炭素数2〜10のグリコールまた
はそのエステル形成性誘導体を用いて得られるテレフタ
ル酸系のものであり、なかでも、エチレンテレフタレー
ト単位、トリメチレンテレフタレート単位、テトラメチ
レンテレフタレート単位を主たる構成成分とするものが
好ましい。
【0075】ブロック共重合体(G)中のポリエーテル
単位は、一般式(1):
【0076】
【化3】
【0077】(式中、R1は炭素数2〜5のアルキレン
基、Xは2価の結合基または直接結合、mおよびnはそ
れぞれ1以上の整数で、かつm+nは3以上の整数、m
+n個のR1はそれぞれ異なっていてもよい)で表わさ
れる単位である。
【0078】一般式(1)中のR1の具体例としては、
たとえばエチレン、プロピレン、イソプロピレン、ブチ
レンなどの基があげられる。これらは単独で含まれてい
てもよく、2種以上を組み合わせて含まれていてもよ
い。
【0079】また、一般式(1)中のXの具体例として
は、たとえば−C(CH32−、−CH2−、−S−、
−SO2−、−S(CH32−、−CO−などの2価の
結合基または直接結合があげられる。
【0080】さらに、一般式(1)中のmおよびnは、
それぞれ1以上の整数であり、かつm+nは3以上の整
数である。ポリエーテル単位の分子量は400以上であ
り、好ましくは600〜6000、さらに好ましくは8
00〜3000である。分子量が400未満では、得ら
れた共重合体の融点が低下する傾向があり、分子量が6
000をこえると、相溶性が低下し、均一な共重合体が
得られにくくなる。
【0081】ブロック共重合体(G)は、たとえば特公
平5−8941号公報に示された方法などで製造するこ
とができる。
【0082】ブロック共重合体(G)は、通常0.35
〜1.20dl/gの固有粘度を有するが、成形加工性
と機械的強度とのバランスの点から、固有粘度が0.4
0〜1.00dl/gのものが好ましく、0.50〜
1.00dl/gのものがさらに好ましい。固有粘度が
0.35dl/g未満では、組成物の機械的強度や耐熱
性が低下し、1.20dl/gをこえると、組成物の流
動性が低下して成形加工性が低下する傾向が生ずる。
【0083】ブロック共重合体(G)中のポリエーテル
単位とアルキレンテレフタレート単位を主たる構成成分
とするポリエステル単位との比率は、ブロック共重合体
(G)中に、ポリエーテル単位が3〜60%、さらには
25〜60%、とくには25〜50%、アルキレンテレ
フタレート単位を主たる構成成分とするポリエステル単
位が40〜97%、さらには40〜75%、とくには5
0〜75%であるのが好ましい。ポリエーテル単位が3
%未満では、得られる組成物の表面性改善効果が不充分
であり、60%をこえると成形品の機械的強度、耐熱性
などが低下する傾向がある。
【0084】ブロック共重合体(G)の配合量は、熱可
塑性ポリエステル(A)100部に対して20〜300
部、さらには40〜250部であるのが好ましい。配合
量が20部未満の場合には、組成物の流動性改善効果が
充分でなく、成形加工性が充分改善されず、300部を
こえると、得られる成形体の耐熱性が低下する。
【0085】本発明の組成物には、さらに、(H)成分
である結晶化促進剤(以下、結晶化促進剤(H)ともい
う)を配合し、耐熱性や成形加工性を改良することがで
きる。たとえば、p−t−ブチル安息香酸ナトリウム、
モンタン酸ナトリウム、モンタン酸カルシウム、パルミ
チン酸ナトリウム、ステアリン酸カルシウムなどの有機
酸塩類;炭酸カルシウム、珪酸カルシウム、珪酸マグネ
シウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、タルクなどの
無機塩類;酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化チタンな
どの金属酸化物などがあげられる。これらの結晶化促進
剤は、1種で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用
いてもよい。これらのうちでは、p−t−ブチル安息香
酸ナトリウムやタルクが耐熱性の改良や成形加工性の改
良の点から好ましい。
【0086】結晶化促進剤(H)の配合量は、本発明の
組成物の特性を損わない範囲で使用されるが、熱可塑性
ポリエステル(A)100部に対して、有機酸塩類の場
合には0.01〜5部、無機塩類の場合には0.1〜1
0部、金属酸化物の場合には0.1〜10部が好まし
い。
【0087】本発明の淡色系耐光性ポリエステル系樹脂
組成物には、さらに必要に応じて、酸化防止剤を添加
し、熱安定性を改良することができる。
【0088】前記酸化防止剤としては、ペンタエリスリ
チル−テトラキス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、オクタデシ
ル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオネート、1,3,5−トリメチル−
2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシベンジル)ベンゼン、n−オクタデシル−3−
(3′,5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネート、N,N′−ビス−3−(3′,
5′−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロ
ピオニルヘキサメチレンジアミン、トリス−(3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌ
レートなどのフェノール系抗酸化剤、トリス(2,4−
ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト、ジステアリル
ペンタエリスリトールジホスファイト、ビス(2,6−
ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリ
トール−ジ−ホスファイトなどのホスファイト系酸化防
止剤、ジステアリル−3,3′−チオジプロピオネー
ト、ペンタエリスリトール−テトラキス−(β−ラウリ
ル−チオプロピオネート)などのチオエーテル系酸化防
止剤などがあげられる。これらの酸化防止剤は1種で用
いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。な
かでもホスファイト系酸化防止剤が、耐候性改良の点か
ら好ましい。
【0089】本発明の淡色系耐光性ポリエステル系樹脂
組成物には、さらに公知慣用されている紫外線吸収剤、
光安定剤、滑剤、離型剤、可塑剤、顔料、染料、分散
剤、相溶化剤、抗菌剤、蛍光増白剤、アイオノマー樹脂
などの添加剤を単独でまたは2種以上を組み合わせて用
いることができる。
【0090】本発明の組成物には、本発明の効果を損わ
ない範囲でさらに他の任意の熱可塑性あるいは熱硬化性
の樹脂、たとえば不飽和ポリエステル系樹脂、液晶ポリ
エステル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン
系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、
ゴム質重合体強化スチレン系樹脂、ポリフェニレンスル
フィド系樹脂、ポリフェニレンエーテル系樹脂、ポリア
セタール系樹脂、ポリサルホン系樹脂、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、ポリ(エチレン
オキサイド、プロピレンオキサイド)ブロックおよび
(または)ランダム共重合体、ポリテトラメチレングリ
コールなどのポリアルキレングリコール単位を高分子鎖
中に含む熱可塑性ポリエステルを単独であるいは2種以
上を組み合わせて添加してもよい。
【0091】本発明の組成物の製造方法にはとくに限定
はない。たとえば、前記(A)〜(E)成分、さらに場
合により(F)、(G)、(H)成分の1種以上および
(または)他の添加剤、樹脂などを乾燥後、単軸、2軸
などの押出機のような溶融混練機により溶融混練するこ
とにより、製造することができる。
【0092】本発明の組成物の成形加工方法にはとくに
限定はなく、熱可塑性樹脂組成物について一般的に用い
られている成形法、たとえば射出成形、中空成形、押出
成形、シート成形、ロール成形、プレス成形、積層成
形、溶融キャスト法によるフィルム成形、紡糸などの成
形方法により成形することができ、たとえばソケット、
発光管ホルダー、口金などの照明器具部品を製造するこ
とができる。
【0093】このようにして製造された照明器具部品
は、高い耐熱性および機械的強度を維持しつつ、優れた
難燃性と非常に高い耐光性を有し、かつ、ベース樹脂の
色調がよいために、淡色系色への着色も可能で、成形加
工性もよく、コストパフォーマンスも高いものとなる。
【0094】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳しく説
明するが、本発明にはこれらに限定されるものではな
い。
【0095】なお、実施例などで使用する主要原料の略
号およびその内容を以下にまとめて示す。
【0096】熱可塑性ポリエステル(A) (A−1):ポリエチレンテレフタレート、固有粘度
0.6dl/g (A−2):ポリトリメチレンテレフタレート、固有粘
度0.8dl/g (A−3):ポリテトラメチレンテレフタレート、固有
粘度0.9dl/g
【0097】アクリル系樹脂(B) (B−1):メチルメタクリレート−エチルアクリレー
ト共重合体、住友化学工業(株)製、商品名スミペック
スLG35、MI 36(230℃、3.8kg) (B−2):メチルメタクリレート・ブチルアクリレー
ト架橋重合体−メチルメタクリレート−ブチルアクリレ
ート共重合体、鐘淵化学工業(株)製、商品名サンデュ
レンパウダー、MI 4.8(230℃、3.8kg) (B−3):エチレン−エチルアクリレート共重合体樹
脂、三井・デュポンポリケミカル(株)製、商品名EV
AFLEX−EEA A−704、MI 214(23
0℃、3.8kg) (B−4):エチレン−エチルアクリレート共重合体、
三井・デュポンポリケミカル(株)製、商品名EVAF
LEX−EEA A−703、MI2.1(230℃、
3.8kg)
【0098】臭素系難燃剤(C) (C−1):臭素化ポリベンジルアクリレート、ブロモ
ケム・ファーイースト(株)製、商品名FR−1025
M、Br含有率72% (C−2):臭素化フェノキシ樹脂、東都化成(株)
製、商品名YPB−43M、Br含有率52〜54% (C−3):臭素化ポリスチレン、日産フェロ有機化学
(株)製、商品名パイロチェック68PB、Br含有率
68% (C−4):臭素化ジフェニルエタン、アルベマール
(株)製、商品名Saytex8010、臭素含有率8
2%
【0099】アンチモン化合物(D) (D−1):三酸化アンチモン、住友金属鉱山(株)
製、商品名アンチモンC (D−2):アンチモン酸ソーダ、日産化学工業(株)
製、商品名サンエポックNA1070L (D−3):五酸化アンチモンと酸化ナトリウムの混合
物:日産化学工業(株)製、商品名サンエポックNA1
030
【0100】着色剤(E) (E−1):酸化チタン、石原産業(株)製、商品名タ
イペークCR−60
【0101】強化充填剤(F) (F−1):ガラス繊維(繊維径10μm、カット長3
mm)、日本電気硝子(株)製、商品名T−195H (F−2):マイカ粉、(株)山口雲母工業所製、商品
名A−41S (F−3):ウォラストナイト、巴工業(株)製、商品
名NYAD325
【0102】ブロック共重合体(G) (G−1):参考例1で得られたエチレンテレフタレー
ト系共重合体 (G−2):参考例2で得られたテトラメチレンテレフ
タレート系共重合体
【0103】結晶化促進剤(H) (H−1):p−t−ブチル安息香酸ナトリウム、日本
油脂(株)製、商品名ノンサールTBAN (H−2):タルク、日本タルク(株)製、商品名ミク
ロエースK−1
【0104】その他 アデカスタブAO−60:フェノール系酸化防止剤、旭
電化工業(株)製、商品名 アデカスタブHP−10:ホスファイト系酸化防止剤、
旭電化工業(株)製、商品名
【0105】また、実施例などで使用する評価方法を以
下にまとめて示す。
【0106】(試料の作成)得られた樹脂組成物を14
0℃で4時間乾燥したののち、35t射出成形機を用い
てシリンダー温度280℃、金型温度120℃で射出成
形を行ない、127mm×12.7mm×1.6mm厚
バーおよび80mm×40mm×3mm平板プレートを
作成した。また、80t射出成形機を用いて、シリンダ
ー温度280℃、金型温度90℃で127mm×12.
7mm×6.4mm厚のバーおよびASTM1号ダンベ
ル(3.2mm厚)試験片を作成した。
【0107】(難燃性)1.6mm厚バーを用いて、U
L94に記載された垂直燃焼試験法にしたがって難燃性
を評価した。
【0108】(白色度)80mm×40mm×3mm平
板プレートを用いて色差測定を行ない、明度(L値)を
以下の基準にしたがって判定した。 ◎:90≦L ○:80≦L<90 △:50≦L<80 ×:L<50
【0109】(耐光性)80mm×40mm×3mm平
板プレートを用いて、120℃雰囲気下で紫外線ランプ
を100hr照射後、ブランクとの変色度(ΔE)を測
定し、以下の基準にしたがって判定した。 ◎:ΔE≦10 ○:10<ΔE≦15 △:15<ΔE≦20 ×:20<ΔE
【0110】(耐候性)80mm×40mm×3mm平
板プレートを用いて、サンシャインウェザオメーターを
用い、63℃、雨ナシの条件下で100hr試験を行な
い、ブランクとの変色度(ΔE)を測定し、以下の基準
にしたがって判定した。 ◎:ΔE≦10 ○:10<ΔE≦15 △:15<ΔE≦20 ×:20<ΔE
【0111】(曲げ強度)6.4mm厚バーを用いて、
ASTM D−790にしたがって曲げ試験を行ない、
最大強度を求めた。
【0112】(衝撃強度)6.4mm厚バーを用いてA
STM D−256にしたがってアイゾット衝撃試験を
行ない、衝撃強度を求めた。
【0113】(耐熱性(HDT))6.4mm厚バーを
用いて、ASTM D−648にしたがって1.82M
Pa荷重での荷重たわみ温度(HDT)を評価した。
【0114】(溶融粘度)得られたペレットを、140
℃で4時間乾燥したのち、高化式フローテスターを用い
てシリンダー温度280℃、荷重100kgf/c
2、予熱時間5分の条件で流動性を測定した。
【0115】参考例1 三酸化アンチモンを触媒として用いて合成されたポリエ
チレンテレフタレート(固有粘度0.6dl/g)を3
500g、平均分子量約1000のビスフェノールAの
エチレンオキシド付加重合体を1500gおよびアデカ
スタブAO−60の25gを10リットル容積のオート
クレーブ(日本耐圧ガラス(株)製)に投入して、チッ
素気流下で撹拌しながら290℃まで昇温したのち1T
orr以下まで減圧した。1Torr以下に達してから
3時間撹拌したのち、チッ素で常圧までもどし、重合を
終了し、ブロック共重合体(G−1)を得た。得られた
共重合体の固有粘度は0.8dl/gであった。
【0116】参考例2 参考例1のポリエチレンテレフタレートのかわりに、ポ
リテトラメチレンテレフタレート(固有粘度0.8dl
/g)を用いた以外は、参考例1と同様にしてブロック
共重合体(G−2)を得た。得られた共重合体の固有粘
度は1.0dl/gであった。
【0117】実施例1〜8 表1記載の成分のうち(F)成分を除く成分を表1記載
の量加えて混合したのち、バレル温度280℃に設定し
た日本製鋼所(株)製TEX44ベント付二軸押出機に
ホッパーから投入した。さらに、同押出機のサイドフィ
ーダーから(F)成分を投入して溶融押出することによ
り、樹脂組成物を得た。
【0118】得られた組成物を用いて試料を作成し、評
価した。結果を表1に示す。
【0119】比較例1〜7 表2記載の成分を表2記載の量用いた他は実施例1〜8
と同様にして樹脂組成物を得、試料を作成し、評価し
た。結果を表2に示す。
【0120】
【表1】
【0121】
【表2】
【0122】表1の実施例の結果と表2の比較例の結果
から明らかなように、本発明の組成物はいずれも高い難
燃性、機械強度、耐熱性を維持しながら、優れたベース
色調を有し、かつ、耐光性・耐候性試験を行なったのち
の変色性も大幅に改善されている。さらに、流動性も向
上しているため、成形時のシリンダー温度を低下させる
ことが可能であり、成形性(生産性)も改善される。さ
らに、実施例1と実施例6、7および実施例5と実施例
8との比較から明らかなように、共重合体(G)および
結晶化促進剤(H)を添加することによって、難燃性・
色調・耐光性・耐候性を損うことなく、機械的強度や耐
熱性を向上させることができる。
【0123】
【発明の効果】本発明の淡色系耐光性ポリエステル系樹
脂組成物は、難燃性、機械特性、耐熱性に優れており、
かつ、非常に優れたベース色調を有しているため、淡色
系色に着色後の色調もよく、耐候性もさることながら、
さらに条件の厳しい、高温紫外線照射における耐光性も
大幅に向上させることができる。また、流動性も向上す
るため、成形加工性(生産性)も良好であり、工業的に
も非常に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 33/08 C08L 33/08 33/10 33/10 33/16 33/16 F21V 19/00 320 F21V 19/00 320A // F21V 3/04 3/04 A Fターム(参考) 3K013 AA00 BA01 BA02 BA03 BA04 CA09 4J002 BB072 BC113 BG042 BG052 BG073 BN122 CD123 CF011 CF031 CF041 CF051 CF081 CF104 CF114 CF181 CF191 CF221 CG033 CH083 DA018 DE126 DE137 DE188 DE238 DG058 DJ008 DJ038 DJ048 DJ058 DL008 EB136 EB138 EU026 FA048 FA088 FA108 FB007 FB148 FD018 FD070 FD097 FD136 FD209 GQ00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)熱可塑性ポリエステル100重量
    部 (B)メルトインデックスが3g/10分以上のアクリ
    ル系樹脂10〜50重量部 (C)臭素系難燃剤5〜80重量部 (D)アンチモン化合物3〜25重量部 (E)酸化チタンを含有する着色剤3〜45重量部およ
    び (F)強化充填剤5〜200重量部 を配合してなる淡色系耐光性ポリエステル樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 (B)成分のアクリル系樹脂が、ポリア
    ルキル(メタ)アクリレート、メタクリル酸アルキル系
    樹脂と架橋アクリル酸エステル系弾性体とからなるメタ
    クリル酸アルキル系樹脂組成物およびエチレン−(メ
    タ)アクリル酸エステル共重合体から選ばれた1種以上
    である請求項1記載の淡色系耐光性ポリエステル樹脂組
    成物。
  3. 【請求項3】 (C)成分の臭素系難燃剤が、臭素化ポ
    リスチレンおよび臭素化アクリル樹脂から選ばれた1種
    以上である請求項1または2記載の淡色系耐光性ポリエ
    ステル樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 (D)成分のアンチモン化合物が、アン
    チモン酸ナトリウムおよび五酸化アンチモンと酸化ナト
    リウムとの混合物から選ばれた1種以上である請求項
    1、2または3記載の淡色系耐光性ポリエステル樹脂組
    成物。
  5. 【請求項5】 さらに、(G)(ポリ)アルキレンテレ
    フタレート単位と、一般式(1): 【化1】 (式中、R1は炭素数2〜5のアルキレン基、Xは2価
    の結合基または直接結合、mおよびnはそれぞれ1以上
    の整数で、かつm+nは3以上の整数、m+n個のR1
    はそれぞれ異なっていてもよい)で示される単位とから
    なるブロック共重合体を含有する請求項1、2、3また
    は4記載の淡色系耐光性ポリエステル樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 さらに、(H)結晶化促進剤を添加して
    なる請求項1、2、3、4または5記載の淡色系耐光性
    ポリエステル樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3、4、5または6記載
    の淡色系耐光性ポリエステル樹脂組成物を用いて成形さ
    れた照明器具部品。
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