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JP2001093849A - 液相成長法、エピタキシャル基体の製造方法、および太陽電池の製造方法 - Google Patents

液相成長法、エピタキシャル基体の製造方法、および太陽電池の製造方法

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Publication number
JP2001093849A
JP2001093849A JP26918799A JP26918799A JP2001093849A JP 2001093849 A JP2001093849 A JP 2001093849A JP 26918799 A JP26918799 A JP 26918799A JP 26918799 A JP26918799 A JP 26918799A JP 2001093849 A JP2001093849 A JP 2001093849A
Authority
JP
Japan
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substrate
layer
cover layer
liquid phase
region
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP26918799A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Nakagawa
克己 中川
Akiyuki Nishida
彰志 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP26918799A priority Critical patent/JP2001093849A/ja
Publication of JP2001093849A publication Critical patent/JP2001093849A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Bipolar Transistors (AREA)
  • Liquid Deposition Of Substances Of Which Semiconductor Devices Are Composed (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液相成長法で所望の領域にエピタキシャル成
長を行うのが難しい。 【解決手段】 基体100の側面と裏面、又は基体10
0の側面と裏面及び表面の一部に、半導体層104が成
長しない性質を持つカバー層101を形成する工程と、
カバー層を形成した基体を半導体材料で過飽和となった
メルトに接触させ、基体のカバー層形成領域B以外の領
域Aに半導体層104を成長させる工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液相成長法、エピタ
キシャル基体の製造方法、および太陽電池の製造方法に
係わり、特に液相成長法、及びそれを用いた高品質で低
コストな太陽電池やエピタキシャル基体の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】単結晶半導体基板、特にエピタキシャル
基板に応用する場合では、LSIの製造プロセス、特に
フォトリソグラフィー工程で、マスクとのコンタクトや
パターン焼き付けの焦点深度の必要性から、基板の上の
所定の領域にのみ一様な厚さの半導体層を成長すること
が求められ、逆に基板の裏面への成長は防止するが求め
られる。
【0003】ところで、ジクロルシランやトリクロルシ
ラン等のシリコンを含む原料ガスを熱分解するCVD
(Chemical Vapor Deposition)法では、1バッチ当り
の投入可能枚数が限られる、あるいは1バッチ毎に装置
のメンテナンスが必要となる等、製造上のスループット
が低いので、製造上のスループット向上のために、液相
成長法によるシリコン層の成長が検討されている。例え
ば特開平10−189244号公報には、液相成長法に
よる太陽電池の製造について詳細な開示がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】基板の上の所定の領域
にのみ一様な厚さの半導体層を成長する場合に、所定の
直径に整形されたウェハの縁辺部に結晶が成長すると、
基板の位置だし等の取り扱い上の不都合が多い。上記の
ような液相成長法を用いた場合、所定の領域のみに結晶
を成長させるには、例えば基板上の成長を行いたくない
領域にマスク板を掛けるのが簡単であるが、基板と共に
高温のメルトに浸漬されることからマスク板の材質の選
択が難しく、マスク板に付着したシリコンの処理が厄介
で、さらにマスク板が厚いと却って一様な成長の妨げと
もなる。また高温にさらされてもマスク板と基板の間に
隙間が形成されない様保持するのも困難である。
【0005】本発明は、基体への半導体層の液相成長に
おいて、所定の領域(半導体層を成長させる領域)以外
の領域での半導体の成長や半導体のメルトへの溶出を防
止することにより、複雑なマスク治具等を用いずに、半
導体を形成すべき領域に半導体層を均一に成長させ、ま
たメルトへの不純物の蓄積を低減し特性の優れたエピタ
キシャル基板を低コストで製造できる製造方法を提供す
ることを目的とする。また特開平10−189244号
公報に記載された方法のスループットを殆ど損なうこと
なく、一層特性の優れた太陽電池を製造できる製造方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の液相成長法は、
少なくとも、以下の工程1)と工程2)とを含むことを
特徴とする液相成長法である。
【0007】1) 基体の側面と裏面、又は基体の側面
と裏面及び表面の一部に、半導体層が成長しない性質を
持つカバー層を形成する工程 2) 前記カバー層を形成した前記基体を半導体材料で
過飽和となったメルトに接触させ、前記基体のカバー層
形成領域以外の領域に半導体層を成長させる工程 なお、基体は特に平板である必要はなく、平面が湾曲し
た板、円筒形体、球形体等であってもよい。また、必ず
しも成長させる半導体層は単結晶である必要はなく、多
結晶、微結晶等であってもよい。形成すべき半導体層が
多結晶、微結晶等である場合は基体は単結晶である必要
がないことは勿論である。
【0008】また本発明のエピタキシャル基体の製造方
法、および太陽電池の製造方法は上記本発明の液相成長
法を用いたものである。
【0009】本発明者等は、前記課題を解決するため、
同じ状態のメルトからでも、基体の材質や表面の性質に
よって、半導体層が成長する場合としない場合があるこ
とに注目した。半導体、たとえばシリコンが過飽和まで
溶けているメルトから、表面が清浄なシリコンの基体に
は平滑なシリコン層が成長するが、過飽和が極端に大き
くなければ同じ状態のメルトからでも、酸化シリコンの
表面にはシリコン層は成長しないか、シリコン粒が弱く
付着するだけである。この観察結果にもとづき、基体の
全表面の内、半導体層を成長させたくない裏面や縁辺部
(領域Bとする。)に酸化シリコン層をカバー層として
形成し、太陽電池やデバイスの形成を行う主たる表面
(領域A)は、清浄なシリコンを露出させて置くことに
より、領域Aのみにシリコン層を成長できる。また成長
に先立って基板表面をメルトに溶出する場合にも、基板
の裏面がメルトに溶け出すのを防止し、高濃度でドープ
された基板を用いてもメルトへの不純物の蓄積を低減で
きる。この様な現象は、半導体層と基板の界面の自由エ
ネルギーの違いに起因すると思われ、酸化シリコン−シ
リコンの組み合わせ以外にも同様の性質を持つカバー層
と半導体層の組み合わせがありうる。例えばカバー層と
して、熱酸化膜等の酸化シリコン層の他に、窒化シリコ
ン層、カーボン層、シリコンカーバイド層等を用いるこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1及び図2に示すエピタキシャ
ル基体の製造方法例で、本発明の実施形態の概要を説明
する。
【0011】図1(a)にシリコン基板100を用意す
る。シリコン基板100としては、必要に応じp型でも
n型でも使用できる。特に高濃度にドープされた低抵抗
な基板でも使用できる。
【0012】次に図1(b)に示すように、シリコン基
板100を熱酸化し、その表面全体にカバー層101と
して酸化シリコン層を形成する。
【0013】次に図1(c)に示すように、基板の裏面
と縁辺部(領域B)102を残し、主たる表面の主要部
(領域A)103のカバー層を選択的にエッチングして
除去し、領域Aのみシリコン表面を露出させる。もちろ
ん領域Aにカバー板を掛けて熱酸化する、あるいは2枚
の基板の主たる表面同士を密着させて熱酸化する、等の
方法で、初めから領域Bのみに選択的に酸化シリコン層
を形成することもできる。または酸化シリコンを形成す
るための塗布液を、スクリーン印刷等の方法により領域
Bに塗布した後、焼成して酸化シリコン層を選択的に形
成することもできる。また酸化シリコン以外にも窒化シ
リコンやカーボンもカバー層として使用可能である。な
お図1(c)においては、領域Bは、基板の裏面と側面
の他に基板表面の縁近傍を含んでいるが(すなわち、カ
バー層が基板の裏面と側面だけでなく基板表面の縁近傍
にも設けられている)、領域Bは基板の裏面と側面だけ
であってもよい(すなわち、カバー層が基板の裏面と側
面のみに設けられていてもよい)。
【0014】この後、基板をシリコンで過飽和となった
メルトに接触させる。また、基板表面の重金属汚染や、
その他表面に存在する欠陥を除去するために、必要に応
じて予め基板をシリコンで飽和になっていないメルトに
接触させ、基板の表面をメルトに溶出してから、過飽和
のメルトに接触させ成長を開始することも、エピタキシ
ャル膜の特性改善のため有効である。
【0015】こうすると図1(d)に示すように、液相
成長において領域Aのみにシリコン層104が成長す
る。カバー層101の厚さは通常0.01〜1μmで良
い。そのため領域Aの領域B近傍も、カバー層101が
影響して半導体層の成長速度が低下することがない。逆
に領域Bでは成長が起こらないため領域B近傍のメルト
中の半導体原料の濃度が高くなり、その影響を受けて領
域B近傍では成長速度が大きくなり易いので、メルトの
撹拌を十分行うことが望ましい。また、特に液相成長で
は、基板の縁辺部で著しい成長が起こり、基板の直径が
大きくなり易い。これを防止するため、縁辺部ではカバ
ー層を確実に形成することが望ましい。
【0016】領域B102のカバー膜101は一般には
最終的に除去する。ただし、必要に応じて残しておいて
もよい。カバー層の除去は、図1(e)に示すように、
半導体層104の形成直後に行ってもよいが、このまま
残してLSIや太陽電池のデバイス機能をエピタキシャ
ル基板に作り込んだ後で行ってもよい、カバー層の除去
にあたっては、半導体層104に対する作用が少ないエ
ッチャント液を使用するのが好ましく、酸化シリコン−
シリコンの組み合わせに対しては、硝酸等の酸化剤を含
まないフッ酸溶液などが好適に使用できる。しかし、半
導体層104の上にさらに異種の材料を積層した場合に
は、その材料の特性に応じたエッチャントを使用すべき
である。
【0017】なお、カバー層を適宜設けることで基板表
面上の所望の領域に半導体層を形成することができる。
図2は半導体層を分離して形成する例を示す図であり、
図2(c)に示すように、基板100の表面に領域A1
03が分離されるように領域B(カバー層が設けられた
領域)102を設ければ、図2(d)、(e)に示すよ
うに、領域Aに分離した半導体層を形成することができ
る。図2(a),(b)は図1(a),(b)と同じ工
程である。
【0018】以上説明したように、本発明の方法によれ
ば、表面の平滑性が高く不純物濃度の管理された半導体
層を高いスループットで成長することが可能となり、低
コストで高品質な太陽電池やエピタキシャル基体を製造
することが可能となる。また、本発明の方法を応用すれ
ば、素子分離の容易なエピタキシャル基体や、結晶系太
陽電池でありながら集積型直列接続の容易な太陽電池モ
ジュールが、容易に製造出来るようになる。
【0019】以下、さらに具体的な実施形態の例につい
て説明する。
【0020】[実施形態例1]本実施形態例において
は、薄膜単結晶シリコン太陽電池の製造に本発明を適用
する例を説明する。
【0021】まず図3(a)に示すように直径5インチ
(125mm)φの単結晶のシリコン基板200を用意
し、図3(b)に示すようにシリコン基板200の表面
に、分離層を形成する。ここでは分離層として多孔質層
201を形成する。多孔質層201を制御性良く形成す
るには、比抵抗0.005〜0.1Ωcm程度の低抵抗
なp型(p+ )の基板の使用が好適であるが、より高抵
抗な基板であっても表面に予めCVD、LPE、熱拡散
等の方法でp+ の層を数〜数十μm形成しておいても同
様に使用できる。また結晶の面方位としては、(10
0)や(111)などの一般に流通しているものが好適
に用いられる。
【0022】まず、フッ酸の溶液の中にシリコン基板2
00と、これに対向する電極(不図示)を漬け、基板2
00が正となるように通電する(陽極化成処理)。こう
すると基板200の表面でシリコンが電気化学反応によ
り溶解するが、フッ酸の濃度が高く、かつ流れる電流を
適正に保つと、シリコンの溶解が局所的に進み、太さ数
百オングストローム程度の微細な孔が複雑に絡みながら
成長し、多孔質層201が形成される。多孔質層201
の内孔の占める体積の割合は、通電する電流を増すほど
大きくなり、通電中に電流値を変えると、孔の大きさの
異なる複数の層が形成できる。
【0023】次に、図3(c)に示すように、多孔質層
201の形成された面の領域Aに直径120mmの円形
のマスクを密着しつつ、領域Bにカバー層202となる
カーボンの保護膜を形成する。カーボンの膜は、カーボ
ンのターゲットを還元雰囲気でスパッタする、メタノー
ル、エタノール、メタン、エタンなどの有機ガスの蒸気
と酸素を流しながら高周波プラズマをたく、レジストな
どの有機塗布液をコーティングして酸素雰囲気でベーク
する、等の方法で形成することができる。
【0024】次に、図3(d)に示すように、800〜
1000℃のインジウムにp型の多結晶シリコンを溶か
し込んで調整したメルトを−0.1〜−2℃/分程度の
割合で徐冷して、10〜30℃降温したところで基板を
メルトに漬け込み、単結晶シリコン膜203をエピタキ
シャル成長する。単結晶シリコン膜203は厚さ5〜1
00μm、標準的には10〜50μm、典型的には20
〜40μm程度成長する。カバー層202の効果によ
り、単結晶シリコン膜203はカバー層の開口部(領域
A)のみに成長する。その後、図3(e)に示すよう
に、カバー層202となるカーボンの保護膜を除去す
る。カーボンの保護膜はアルコールやアセトン等の溶液
中で超音波を印加する、酸素雰囲気中でベークする、酸
素雰囲気のプラズマに曝す、などの方法で除去できる。
【0025】この後、図3(f)に示すように、シリコ
ン層203の表面にドープ層(n+)204を形成す
る。ドープ層の形成法としては、リン等のn型の不純物
を含んだ塗布液をスピナーで均一な厚さに塗布、焼成し
てリンガラス層を形成した後、深さ0.1〜0.5μm
の深さまで熱拡散すると良い。あるいはカバー層202
を除去する前にシリコンの他にリンを含むメルトからn
+ のシリコン層を厚さ0.1〜0.5μm成長すること
もできる。またはプラズマCVD法で、シラン(SiH
4 )とフォスフィン(PH3 )を水素で希釈しつつ流
し、n+ のシリコン膜を堆積しても良い。この場合は、
堆積するシリコン膜は多結晶または微結晶で良いが、厚
さは薄めとし0.01〜0.1μm程度が良い。
【0026】引き続いて、図3(g)に示すように、表
面側の電極として、グリッド電極205を形成しドープ
層204のシート抵抗を実質的に下げオーミックな電力
損失を防ぐ。グリッド電極205は銀を主成分とするイ
ンクをスクリーン印刷で、所望のパターンに印刷し焼成
して形成できる。あるいは、グリッド状の開口をもつマ
スクをかけて、Niなどを蒸着しこの上に電気メッキで
銅を堆積しても良い。
【0027】その後、図3(h)に示すように、表面に
PET、ポリカーボネイトなどの透明な樹脂フィルム
や、ガラスの透明支持部材206を、エポキシ樹脂、E
VAなどの透明接着剤207で強固に貼りつける。
【0028】さらに、図4(i)に示すように、基板2
00の裏面を真空や電磁力で保持しつつ、支持部材20
6に力を加えて微細孔が形成され脆くなっている多孔質
層201の部分で破壊して、シリコン層203を剥離す
る。剥離するには、多孔質層の部分にクサビを挿入した
り、高圧の水ジェットを注入してこじ開ける様な力を加
える、支持部材206に急冷、急加熱等の熱衝撃を加え
熱膨張率の違いによるせん断力を加える、支持部材の端
を加えてローラーで巻き上げる、等の方法が可能であ
る。この場合に、シリコン層が形成されている領域Aが
多孔質層201が形成されている領域より狭くなる様に
しておくと、シリコン層203の縁辺部から剥離を開始
するきっかけが作りやすく剥離がスムーズに行える。
【0029】剥離されたシリコン層203の裏面には、
一般に多孔質層201の残さ208が残るので、アルカ
リや、過酸化水素水を加えたフッ酸溶液で選択的にエッ
チングして除去できるが必須ではない。
【0030】その後、図4(j)に示すように、シリコ
ン層203の裏面にステンレスやアルミ等の導電性のシ
ートからなる裏面電極板209をアルミや銀のペースト
等の導電性の接着剤210で貼りつける。こうして薄膜
単結晶シリコン太陽電池が形成できる。
【0031】一方、図4(k)に示すように、シリコン
基板200の表面に残った多孔質層残さ208を、同様
のエッチャントやフッ酸溶液中で電解研磨で除去し、表
面が平滑な基板211として再生することにより、図3
(a)のシリコン基板200として投入でき、基板を繰
り返し使用して複数の薄膜単結晶シリコン太陽電池を形
成できるので、太陽電池の製造コストを大幅に下げるこ
とができる。
【0032】[実施形態例2]本実施形態例において
は、エピタキシャル基体の製造に本発明の方法を適用す
る例を図1を用いて説明する。
【0033】図1(a)に示すように、単結晶のシリコ
ン基板100を用意する。単結晶のシリコン基板100
としては、エピタキシャル基板の用途に応じて様々な物
が使えるが、p+ やn+ 等の低抵抗の基板は前述したよ
うに、CMOS−LSIのラッチアップの防止や、ボロ
ンによるゲッタリング効果などの点から需要が多い。ま
た基板100の平滑性は、エピタキシャル層の平面性に
影響が大きいが、本発明の方法ではCVD法の場合より
平滑性が低くても使用が可能である。従って、通常ウェ
ハ表面はインゴットからスライスしてから、ラッピン
グ、エッチングした後、ポリッシングを複数回繰り返し
て仕上げるが、ラッピングや、エッチングまでで終了と
したり、またはポリッシングを1回行った所で終了した
基板も使用可能である。また結晶面の方位は(100)
や(111)等半導体プロセスにおいて、通常使用され
ているものが好適に使用できる。
【0034】次に、図1(b)に示すように、カバー層
101として、酸化シリコン層を形成した。酸化シリコ
ン層の形成法としては、前述したように様々な方法が利
用できるが、エピタキシャル基板への応用にあたって
は、熱酸化法によるのが最も確実と思われる。カバー層
101としての酸化シリコン層は、厚さ0.01〜1μ
mで十分カバー層としての機能を果たすので、パイロジ
ェニック(水素燃焼)酸化の場合、1時間以内で形成可
能であり、その後、図1(c)に示すように、領域Aの
カバー層101となる酸化シリコン層を選択的にエッチ
ング除去すれば良い。
【0035】カバー層を選択的に除去するには、例えば
図5(a)に示すように、第1のカバー層として酸化シ
リコン層301が全面に形成された基板300を、領域
Aと同じ大きさのチャッキングステージ303にチャッ
キングする。チャッキングには例えば真空チャックや電
磁チャック等の方法が利用できる。この状態で、例えば
第2のカバー層となるレジスト層302を形成するため
のレジスト液をシャワー304で噴霧する。レジストが
乾燥した後、基板300をステージ303から取り外し
ベークする。こうして領域Aに開口のあるレジスト層3
02が形成された所で、図5(b)に示すように、基板
300を硝酸等の酸化剤を含まないフッ酸等のエッチン
グ液305に漬ける。こうすると領域Aの酸化シリコン
層がエッチングされ、領域Aのシリコン表面が露出す
る。その後、図5(c)に示すようにレジスト層302
をレジスト剥離液で除去すると、領域Bのみ酸化シリコ
ンで覆われた状態となる。
【0036】あるいは、図6(a)に示すように、全面
に酸化シリコン層401が形成された基板400を、先
端に液漏れ防止用のOリング403が取り付けられたエ
ッチング液保持筒402を基板の領域Aに押し当て内部
にエッチング液を満たすと、図6(b)に示すように、
Oリングの内部(領域A)のみを選択的にエッチングす
ることができる。
【0037】図1(d)に示すようにシリコン層104
を成長するには、800〜1000℃のインジウムに多
結晶シリコンを溶かし込んで調整したメルトを−0.1
〜−2℃/分程度の割合で徐冷して、10〜30℃降温
したところで基板100をメルトに漬け込む。ただしカ
バー層101の形成されている領域Bにはシリコン層が
形成されない。また溶かし込む多結晶シリコンの導電型
をp型やn型にすることで、成長するシリコン層の導電
型を調整することができる。また、使用している基板の
平滑性を改善するため、または基板表面の重金属汚染
や、積層欠陥を生じる原因になりうる基板表面の欠陥を
除去するため、予め基板をシリコンで飽和となっていな
いメルトに漬けて表面を若干溶かし出し、その後過飽和
のメルトに漬けて成長を始めることも効果がある。
【0038】図1(e)に示すように、シリコン層10
4の成長後、カバー層101は直ちに酸化剤を含まない
フッ酸等のエッチャントで除去しても良いが、このまま
残しデバイス製造工程を終了した後で除去しても良い。
また液相成長によって表面にメルトの汚染が残る可能性
もあるので、念のため塩酸に5〜10分漬け込んで残存
インジウムをエッチングして除去しても良い。ただし必
須ではない。
【0039】[実施形態例3]本実施形態例において
は、1枚の単結晶シリコン基板上に、独立した複数の薄
膜単結晶層を形成し、個々の素子間を電気的に完全に分
離することのできるエピタキシャル基体を製造する例を
図8により説明する。
【0040】はじめに図7を用いて本実施形態例に用い
る液相成長装置について説明する。ここで、石英ガラス
製の反応管506とロードロック室508の間はゲート
バルブ510で完全に仕切ることができるが、またゲー
トバルブ510を開けると、基板保持手段502を反応
管506の中に下降させることができる。基板交換は基
板保持手段502をロードロック室508内に上昇さ
せ、ゲートバルブ510を閉める。そしてゲートバルブ
内の雰囲気を窒素に置換し、基板交換扉509を開け、
シリコン基板503を基板保持手段502に保持する。
但し、基板保持手段502の一番下の位置には図示した
ように溶かし込み用基板504が保持されている。この
状態でロードロック室508内を窒素に置換し、次いで
水素に置換する。一方、坩堝内には予め飽和となるまで
シリコンを溶かし込んだインジウム(メルト)501が
電気炉による加熱で所定の温度に保持されている。また
メルトや基板が酸化されるのを防止するため、反応管5
06内にもガス導入管511より水素ガスが導入され反
応管内をフローし、ガス排気管512により排気され所
定の圧力が保たれている。ゲートバルブ510を開き、
基板上下機構505を作動させ、一旦基板を坩堝の直上
の位置まで下降してそのまま保持し、メルトと同じ温度
になるのを待つ。その後基板をすべてメルト501に漬
ける。所定の時間放置しシリコン層を成長させる。その
後基板保持手段502をロードロック室508に上昇さ
せ、ゲートバルブ510を閉じ、冷却し、水素のフロー
を窒素のフローに置換してから、基板交換扉509を開
けて、基板を取り出す。
【0041】以下、上記液相成長装置を用いたエピタキ
シャル基板の製造方法について説明する。
【0042】図8(a)に示すように、6インチφの面
方位(100)のp型シリコン基板600を用意した。
次に図8(b)に示すように、これに熱酸化炉で厚さ
1.2μmの酸化シリコン膜601を成長させた。
【0043】次に図8(c)に示すように、この酸化シ
リコン膜601にレジストを塗布し所望のパターンを焼
き付け、フッ酸溶液でエッチングし独立した複数の開口
602を形成した。次に図8(d)に示すように、図7
に示した装置でn+ 埋め込み層603を形成した。n+
埋め込み層603は形成しておくと、完成したエピタキ
シャル基板を用いてバイポーラトランジスタを製造した
際、キャリアのベース伝達率を向上させることができ
る。
【0044】まず、基板保持手段502の最下段にはド
ープされていない高抵抗な溶かし込み用基板504を、
その上に酸化シリコン層のパターンが形成されたシリコ
ン基板600を保持し、メルト501の上部でメルトの
温度とは独立に680℃に保った。一方予め650℃の
インジウムにPドープのn+ 型多結晶シリコンを飽和と
なるまで溶かし込んで調整したメルトを、−0.1℃/
分の割合で徐冷し630℃になった所で、基板を5分間
メルト501にメルトに漬け込み、n+ 埋め込み層60
3を成長した。基板をメルトに漬けた瞬間には、基板近
傍のメルトは未飽和となっており、基板表面のシリコン
が若干メルトに溶け出したと考えられる。
【0045】次いで図8(e)に示すように、n+ 埋め
込み層603の上にn- 型のエピタキシャル層604を
成長させる。まず、メルトを撹拌しながら、ドープされ
ていない溶かし込み用基板504だけを、950℃のメ
ルトに飽和となるまで漬け込んだ。メルトにはもともと
Pを高濃度にドープしたn+ 型の低抵抗なシリコンが溶
かし込んであるが、メルトの温度を大幅に高めて、95
0℃のインジウムにドープされていない高抵抗の溶かし
込み用基板504を溶かし込んだため、メルト中のPの
濃度が大幅に低下した。その後すべての基板をメルトか
ら引き上げた後970℃に保持し、一方メルトを−0.
5℃/分の割合で徐冷し930℃となったところで全基
板を3分間メルトに漬け込み、n- 型のエピタキシャル
層604を成長した。基板をメルトに漬けた瞬間には、
基板近傍のメルトは未飽和となっており、n+ 埋め込み
層603の表面が若干メルトに溶け出したと考えられ
る。こうしてn- 型のエピタキシャル層604用のメル
トの調整の為、待機している間にn+ 埋め込み層603
の表面に付着したかもしれない重金属汚染を取り除くた
め完璧を期した。n+ 埋め込み層603とn- 型のエピ
タキシャル層604が積層された厚さを約1.2μmと
し、酸化シリコン膜601の厚さとほぼそろえた。この
事は必須ではないが、LSIの製造を行う場合に基板の
表面に段差を生じない様にするのが望ましい。その後、
図8(f)に示すように、酸化シリコン膜601の不要
な部分を除去した。
【0046】この様にして得られたエピタキシャル基体
を用いて標準的なプロセスにより製造されたバイポーラ
LSIのユニットトランジスタの構成の例を図9に示
す。エピタキシャル層604は、酸化シリコン層601
と、基板(p)とn+ 埋め込み層603の接合によっ
て、個々のユニットトランジスタが電気的に完全に分離
できる。本実施例では、n+ 埋め込み層603を十分低
温で成長したため、欠陥の影響を抑える事ができる。ま
たその後の成長は高温で行ったため、成長速度を高める
事が出来ただけでなく、メルトの交換無しに低抵抗な高
ドープ層、高抵抗な低ドープ層の順で成長する事がで
き、製造のスループットを高める事ができた。
【0047】[実施形態例4]本実施形態においては、
1枚の単結晶シリコン基板上に、独立した複数の薄膜単
結晶層を形成し、これらの薄膜単結晶層に独立した太陽
電池を作り込んで直列接続してから、基板から剥離し太
陽電池モジュールを製造する例を説明する。
【0048】図10(a)に示す様に、例えば120×
60mmの面方位(111)のp+型シリコン基板70
0に、分離層として多孔質層701を形成する。なお分
離層とは後の剥離工程において分離されて露出する面を
提供する為の層であり、この分離層の内部又はその上下
界面において分割されることになる。
【0049】多孔質層701を制御性良く形成するに
は、比抵抗0.005〜0.1Ωcm程度の低抵抗なp
型(p+ )の基板の使用が好適であるが、より高抵抗な
基板であっても表面に予めCVD、LPE、熱拡散等の
方法でp+ の層を数〜数十μm形成しておいても同様に
使用できる。また結晶の面方位としては、(100)や
(111)などの一般に流通している物が好適に用いら
れる。
【0050】まず、フッ酸を含むの溶液の中にシリコン
基板700と、これに対向する電極(不図示)を漬け、
基板700が正となるように通電する(陽極化成処
理)。こうすると基板700の表面でシリコンが電気化
学反応により溶解するが、フッ酸の濃度が高く、かつ流
れる電流を適正に保つと、シリコンの溶解が局所的に進
み、大きさ数百オングストローム程度の微細な孔が複雑
に絡みながら成長し、多孔質層701が形成される。多
孔質層701の孔の容積の割合は、通電する電流を増す
ほど大きくなり、通電中に電流値を変えると、孔の大き
さの異なる複数の多孔質層が形成できる。
【0051】その後、図10(b)に示すように、カバ
ー層として、例えば厚さ約1μmの熱酸化シリコン層7
02を形成する。
【0052】さらに、図10(c)に示すように、熱酸
化シリコン層702に56×27.5mmの開口4個を
領域Aとして形成する。
【0053】領域Aにマスク板を付けて熱酸化する等の
方法で、初めから半導体層を形成する領域Aを除く部分
のみに選択的にカバー層を形成することもできる。また
は酸化シリコンのようなカバー層を形成するための塗布
液を、スクリーン印刷等の方法により領域Aを除く部分
に塗布した後、焼成して酸化シリコン層を領域Aを除く
部分に選択的に形成することもできる。
【0054】次に図10(d)に示すように、カバー層
で覆われていない領域Aに、液相成長法によって厚さ3
0μmの互いに独立した複数のシリコン層704を形成
する。例えば、800〜1000℃のインジウムにp型
の多結晶シリコンを溶かし込んで調整したメルトを−
0.1〜−2℃/分程度の割合で徐冷して、10〜30
℃降温したところで(シリコン材料で過飽和となる)基
板をメルトに漬け込み、単結晶シリコン層704をエピ
タキシャル成長する。カバー層702の効果により、単
結晶シリコン層704はカバー層の開口部(領域A)の
みに成長する。
【0055】また、基板表面の重金属汚染や、その他表
面に存在する欠陥を除去するために、必要に応じて予め
基板をシリコンで飽和になっていないメルトに接触さ
せ、基板の表面をメルトに溶出してから、過飽和のメル
トに接触させ成長を開始することも、エピタキシャル膜
の特性改善のため有効である。すなわち、上記p型の多
結晶シリコンが溶けきらない内に多結晶シリコンを引き
上げるか、十分融けきった後でメルトの温度を高めるこ
とで、メルトをシリコンに対し未飽和とし(例えば、液
相成長装置の坩堝中の900℃のインジウムに多結晶シ
リコンを溶し込んだ後温度を1000℃にあげて、未飽
和のメルトとする)、この未飽和のメルトの中に、基板
700を漬け込むと、未飽和のメルトに対して、基板か
らメルトへの溶け出しが起こり、基板700の領域Aの
表面が平滑化され、基板表面の重金属汚染や、その他表
面に存在する欠陥が除去される。その後に、上記の単結
晶シリコン層704のエピタキシャル成長を行えば、平
滑化された面に単結晶シリコンを成長させることができ
る。
【0056】カバー層702の除去は、本実施形態では
後述するように、分離層となる多孔質層701での分離
後に行っているが、単結晶シリコン層704の形成直後
に行ってもよい。また太陽電池のデバイス機能を作り込
んだ後で行ってもよい。カバー層の除去にあたっては、
単結晶シリコン層704に対するエッチング作用が少な
いエッチャント液を使用するのが好ましく、酸化シリコ
ン−シリコンの組み合わせに対しては、フッ硝酸等の酸
化剤を含まないフッ酸溶液などが好適に使用できる。し
かし、半導体層704の上にさらに異種の材料を積層し
た場合には、その材料の特性に応じたエッチャントを使
用すべきである。
【0057】その後、図10(e)に示すように、各々
の単結晶シリコン層704の表面に、櫛の歯状のn電極
705とp電極706を形成する。n電極705は銀ペ
ーストにリンを含ませたペーストをスクリーン印刷で所
望のパターンに塗布した後、ベークとリンの熱拡散を行
って電極としたものである。熱拡散によりn電極705
に接する単結晶シリコン層704の内部には、リンが拡
散したドープ領域707が形成される。一方p電極70
6はアルミペーストをスクリーン印刷で所望のパターン
に塗布した後、ベークとリンの熱拡散を行って電極とし
たものである。熱拡散によりp電極706に接する単結
晶シリコン層704の内部には、アルミが拡散したドー
プ領域(不図示)が形成される。p電極706として
は、n電極705の様に銀ペーストにp型のドーパント
を含ませたペーストを使用することもできる。n電極7
05とp電極706は数十〜数百μmの間隔を保つよう
に形成され、両電極間に形成される接合により、半導体
層704中に発生したキャリアを収集することができ
る。n電極705とp電極706は、同時にベーク・熱
拡散すると製造プロセスを簡略化でき好都合である。ま
た、n電極705は銀ペーストに砒素、アンチモン等、
周期律表第3族の元素を含ませたペーストを印刷して形
成しもよい。またp電極706は銀ペーストにホウ素、
アルミニウム、ガリウム等、周期律表第5族の元素を含
ませたペーストを印刷して形成しても良い。
【0058】その後、図11(f)に示すように、隣り
合うユニットセルのn電極705とp電極706の間を
接続体としてのタブ708で電気的に接続する。接続タ
ブ708としては、ニッケルメッキされた銅シートなど
を用いてもよいが、直接半導体層704や熱酸化シリコ
ン層702の上に、銀ペーストなどで印刷し焼成して形
成してもよいし、金属をスパッタ等で被着してもよい。
【0059】次に、図11(g)に示すように、この表
面に、絶縁性の支持部材709を絶縁性接着剤で貼りつ
ける。絶縁性の支持部材709は、少なくとも表面が絶
縁性であればよい。また太陽光の反射率が高いことが望
ましい。例えばアルミニウムシートの両面をラミネート
したテドラーフィルムなどを用いると、単結晶シリコン
層704に吸収されきらずに透過してきた太陽光を、反
射させて単結晶シリコン層704に再吸収させることが
でき、太陽電池の効率向上に効果がある。絶縁性接着剤
710は、絶縁性の支持部材709の太陽光の反射効果
を期待するためには透明なことが望ましい。EVAなど
の一般に太陽電池のラミネーションに使用される接着剤
が好適に使用できるが、黄色、茶褐色など短波長の光を
吸収するものであっても、単結晶シリコン層704を透
過してきた光は十分に透過するので使用可能である。
【0060】次に図11(h)に示すように、この状態
で基板700をステージに真空吸着し、絶縁性の支持部
材709の端部に引き剥がす様に力を加えた所、多孔質
層701の部分が破壊されて、単結晶シリコン層704
と酸化シリコン層702が基板700から剥がれた。剥
離するには、多孔質層の部分にクサビを挿入したり、高
圧の流体を噴き付けて基板700と支持部材709とが
離れるような方向の力を加えてもよい。また、仮にこの
剥離工程後に加熱工程や真空処理工程を行うとすると、
接着剤や支持部材の変形や破損、脱ガス等が生ずる恐れ
がある。剥離された単結晶シリコン層704やカバー層
となる酸化シリコン層702の裏面には多孔質層の残さ
711が残っているので必要に応じてこれをエッチング
して除去するのが望ましい。アルカリや、過酸化水素水
を加えたフッ酸溶液で選択的にエッチングして除去でき
る。
【0061】その後、図11(i)に示すように、裏面
にガラスやエポキシ樹脂等の透明支持部材712を透明
接着剤713で貼りつける。この構造の太陽電池モジュ
ールでは、太陽光が入射する面に電極が無いので外観が
スマートなばかりでなく、電極の陰により生じる入射光
のロスが無い。
【0062】また図11(j)に示すように、剥離の終
わった基板は、多孔質層の残さ711や、酸化シリコン
層702をエッチングや研磨や水素アニール等の方法で
除去することにより平滑な面を有する再生基板714と
なり、この再生基板714を基板700として再使用可
能となり、図10、図11を用いて説明した各工程を繰
り返し行うことができ、太陽電池モジュールの低コスト
化に寄与する所が大きい。
【0063】
【発明の効果】本発明の方法によれば、表面の平滑性が
高く不純物濃度の管理された半導体層を高いスループッ
トで成長することが可能となり、低コストで高品質な太
陽電池やエピタキシャル基体を製造することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法によりエピタキシャル基板を製造
する工程を説明する断面図である。
【図2】本発明の方法によりエピタキシャル基板を製造
する工程を説明する断面図である。
【図3】本発明の方法により薄膜結晶太陽電池を製造す
る工程を説明する断面図である。
【図4】本発明の方法により薄膜結晶太陽電池を製造す
る工程を説明する断面図である。
【図5】本発明の方法において領域Aのカバー層を除去
する工程の一例の説明図である。
【図6】本発明の方法において領域Aのカバー層を除去
する工程の別の例の説明図である。
【図7】本発明の方法を好適に実施するための液相成長
装置の説明図である。
【図8】本発明の方法による、高濃度ドープ埋め込み層
を持つエピタキシャル基体の製造工程を説明する断面図
である。
【図9】上記エピタキシャル基体を用いたバイポーラL
SIのユニットトランジスタの構成を示す断面図であ
る。
【図10】本発明の方法により、1枚の基板上で集積型
直列接続太陽電池モジュールを製造する工程を説明する
断面図及び平面図である。
【図11】本発明の方法により、1枚の基板上で集積型
直列接続太陽電池モジュールを製造する工程の説明図で
ある。
【符号の説明】
100,200,300,400, 基板 200 多孔質層 101,202,301,401 カバー層 102 領域B 103 流域A 104,203 半導体(シリコン)層 204 ドープ層 205 グリッド電極 206 透明支持部材 209 裏面電極板 600 基板 601 酸化シリコン膜 603 n+ 埋め込み層 604 n- エピタキシャル層 606 エミッタ 607 ベース 608 コレクタ 700 基板 701 多孔質層 702 カバー層 703 領域A 704 半導体(シリコン)層 705 n電極 706 p電極 707 nドープ層 708 タブ 709 絶縁性支持部材 710 絶縁性接着材 711 多孔質残さ 712 透明支持部材 713 透明接着剤 714 再生された基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F003 BA27 BA96 BP31 BP33 5F051 BA14 CB01 DA03 GA04 5F053 AA03 BB04 BB38 DD01 FF01 GG01 GG02 HH01 HH04 JJ01 JJ03 LL05 PP02 PP04 PP20

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、以下の工程1)と工程2)
    とを含むことを特徴とする液相成長法。 1) 基体の側面と裏面、又は基体の側面と裏面及び表
    面の一部に、半導体層が成長しない性質を持つカバー層
    を形成する工程 2) 前記カバー層を形成した前記基体を半導体材料で
    過飽和となったメルトに接触させ、前記基体のカバー層
    形成領域以外の領域に半導体層を成長させる工程
  2. 【請求項2】 前記基体のカバー層形成領域以外の領域
    は、互いに分離された複数の領域からなることを特徴と
    する請求項1に記載の液相成長法。
  3. 【請求項3】 前記半導体層を形成した後に、前記基体
    のカバー層を除去する工程を有する請求項1又は請求項
    2に記載の液相成長法。
  4. 【請求項4】 前記カバー層を形成した前記基体を半導
    体材料で過飽和となったメルトに接触させる前に、半導
    体材料で未飽和のメルトに接触させる、請求項1〜3の
    いずれかの請求項に記載の液相成長法。
  5. 【請求項5】 前記基体がシリコンウェハである請求項
    1〜4のいずれかの請求項に記載の液相成長法。
  6. 【請求項6】 前記基体が高濃度にドープされたシリコ
    ンウェハである請求項5に記載の液相成長法。
  7. 【請求項7】 前記工程1)のカバー層を有する基体
    は、以下の工程3)、4)により作製されることを特徴
    とする請求項1〜6のいずれかの請求項に記載の液相成
    長法。 3) 基体の表面全面に第1のカバー層を形成し、前記
    基体の半導体層を形成すべき領域に対応する前記第1の
    カバー層上を保持手段で密着して、前記基体を保持し、
    前記半導体層を形成すべき領域以外の領域の第1のカバ
    ー層上に第2のカバー層を形成する工程 4) 前記第2のカバー層で覆われた領域以外の露出す
    る前記第1のカバー層をエッチングして、前記基体の表
    面を露出させた後、第2のカバー層を除去する工程
  8. 【請求項8】 前記カバー層は、前記基体の表面全面に
    カバー層を形成し、全面に形成された該カバー層の除去
    すべき領域のみをエッチャントに接触させることによっ
    て形成される、請求項1〜6のいずれかの請求項に記載
    の液相成長法。
  9. 【請求項9】 前記カバー層がシリコン酸化膜である請
    求項1〜8のいずれかの請求項に記載の液相成長法。
  10. 【請求項10】 前記カバー層がカーボン膜である請求
    項1〜8のいずかの請求項に記載の液相成長法。
  11. 【請求項11】 前記メルトがインジウムの溶液である
    請求項1〜10のいずれかの請求項に記載の液相成長
    法。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかの液相成長
    方法で成長した半導体層を活性層として使用する太陽電
    池の製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜11のいずれかの液相成長
    方法で成長した半導体層をエピタキシャル層として使用
    するエピタキシャル基体の製造方法。
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