JP2001093742A - トランスおよびトランスの製造方法 - Google Patents
トランスおよびトランスの製造方法Info
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Abstract
いため、ギャップ量に偏りが生じてうなりや振動を十分
に抑制することができなかった。 【解決手段】 腕22,32の間に形成されるエアギャ
ップに不織布50を配設させつつ、略E型コア20,3
0を互いに組み付け、ワニスを含浸させてから恒温槽に
浸してゆっくりと加熱することで、ワニスを十分かつ略
均一に不織布50へ含浸させた状態で硬化させ、エアギ
ャップにおけるギャップ量を一様とするため、磁歪現象
によるうなりや振動を十分に抑制させることが可能とな
る。
Description
ランスの製造方法に関し、特に、エアギャップを有する
とともにワニス含浸させて製造されるトランスおよびト
ランスの製造方法に関する。
0918号公報に開示されたトランスが知られており、
このトランスでは、エアギャップにマスチックとベーク
ライト部品とを充填することで、磁歪現象によって生じ
るうなりや振動を抑制させている。
スにおいては、エアギャップを一様に充填することがで
きないため、ギャップ量に偏りが生じてうなりや振動を
十分に抑制することができなかった。本発明は、上記課
題にかんがみてなされたもので、磁歪現象によるうなり
や振動を十分に抑制することの可能なトランスおよびト
ランスの製造方法の提供を目的とする。
め、請求項1にかかる発明は、エアギャップを有すると
ともにワニス含浸させて製造されるトランスであって、
上記エアギャップに含浸性素材を配設し、ワニスを含浸
させて硬化させた構成としてある。上記のように構成し
た請求項1にかかる発明においては、エアギャップに含
浸性素材を配設し、ワニスを含浸させてから加熱処理を
施すことで、このワニスを硬化させる。ここにいう加熱
処理としては、例えば、恒温槽に浸してゆっくりと加熱
するものであっても良いし、温度制御可能な装置を用い
て所望の速度で加熱するものなどであっても良い。する
と、上記含浸性素材では、十分かつ略均一にワニスが含
浸された状態で、このワニスが硬化されるため、上記エ
アギャップにおけるギャップ量が一様となる。
にワニスを含浸させることの可能な素材であれば良いと
の観点から、構成の一例として、請求項2にかかる発明
は、上記請求項1に記載のトランスにおいて、上記含浸
性素材は、不織布で構成してある。上記のように構成し
た請求項2にかかる発明においては、エアギャップに不
織布を配設し、この不織布に対してワニスを十分かつ略
均一に含浸させてから加熱処理を施すことで、このワニ
スを硬化させる。
プへの配設が容易となるように付加構成を設けることも
可能である。かかる構成の一例として、請求項3にかか
る発明は、上記請求項1に記載のトランスにおいて、上
記含浸性素材は、クッション性を有する構成としてあ
る。上記のように構成した請求項3にかかる発明におい
ては、エアギャップにクッション性を有する含浸性素材
を配設すると、この含浸性素材は、同エアギャップの幅
に合わせて厚みを自ら調整する。そして、この含浸性素
材に対してワニスを十分かつ略均一に含浸させてから加
熱処理を施すことで、このワニスを硬化させる。
成例として、請求項4にかかる発明は、上記請求項3に
記載のトランスにおいて、上記含浸性素材は、スポンジ
材で構成してある。上記のように構成した請求項4にか
かる発明においては、エアギャップにスポンジ材を配設
すると、このスポンジ材は、同エアギャップの幅に合わ
せて厚みを自ら調整する。
十分かつ略均一に含浸させてから加熱処理を施すと、こ
のワニスが硬化してギャップ量が一様となるようにトラ
ンスが形成される。なお、ここにいうスポンジ材は、少
なくともクッション性を有するとともに、ワニスを含浸
することができれば良いため、弾性の程度や内部構造な
どを特に限定するものではないが、例えば、内部に形成
された空洞を互いに略連結させることで、ワニスの含浸
を促進させるなどしても良い。
ャップ量が一様となるように形成されるトランスは、こ
のトランスの製造方法としても有効である。その一例と
して、請求項5にかかる発明は、エアギャップを有する
とともにワニス含浸させて製造するトランスの製造方法
であって、上記エアギャップに含浸性素材を配設し、ワ
ニスを浸潤させて加熱処理を施すことで同含浸性素材を
硬化させる構成としてある。
明においては、エアギャップに含浸性素材を配設し、ワ
ニスを含浸させてから加熱処理を施すことで、このワニ
スを硬化させる。すると、上記含浸性素材では、略均一
に、かつ、十分にワニスが含浸された状態で、このワニ
スが硬化されるため、上記エアギャップにおけるギャッ
プ量が一様となるようにトランスが製造される。
化させることができれば良く、恒温槽に浸してゆっくり
と加熱するものであっても良いし、温度制御可能な装置
を用いて所望の速度で加熱するものなどであっても良
い。
ップにおけるギャップ量が一様となるようにトランスを
形成することで、磁歪現象によるうなりや振動を十分に
抑制することの可能なトランスを提供することができ
る。また、請求項2にかかる発明によれば、安価な素材
をエアギャップに配設するだけで、ギャップ量を一様に
することができる。
エアギャップへの配設が容易な含浸性素材を用い、ギャ
ップ量を一様にすることができる。さらに、請求項4に
かかる発明によれば、安価な素材をエアギャップに配設
するだけで、含浸性素材をエアギャップへ容易に配設す
ることが可能となる。さらに、請求項5にかかる発明に
よれば、エアギャップにおけるギャップ量が一様となる
ようにトランスを製造することで、磁歪現象によるうな
りや振動を十分に抑制することの可能なトランスの製造
方法を提供することができる。
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かるトランスの概略構成を分解斜視図により示してい
る。
0,30が備えられており、各略E型コア20,30か
ら突設された三本の腕21〜23(31〜33)のうち
の中央に設けられた腕22,32の先端を、略円筒形状
のコイル40の両開口からそれぞれに挿入させ、図2に
示すように、略E型コア20,30を互いに組み付けて
いる。なお、各略E型コア20,30は、略E型に打ち
抜かれた鉄心を複数枚重ね合わせて構成されており、コ
イル40は、略筒円筒形状の基材41に銅線42を複数
回巻き付けることで構成されている。
わせて組み付ける際、図3に示すように、各腕22,3
2の先端間に形成されるエアギャップに不織布50が配
設される。そして、互いに組み付けられた各略E型コア
20,30、コイル40および不織布50にワニスを含
浸させ、恒温槽に浸してゆっくりと加熱すると、この含
浸されたワニスが硬化する。
かつ略均一に含浸されるため、恒温槽に浸してゆっくり
と加熱した際、ワニスが不織布50の内部で略均一に硬
化し、エアギャップにおけるギャップ量を一様とする。
従って、例えば、当該トランス10をスイッチングトラ
ンスとして、間欠発振や負荷変動の激しい回路内で使用
した場合であっても、磁歪現象によって生じるうなりや
振動が低減される。
0を配設しているが、少なくともこのエアギャップにお
けるギャップ量を一様とすることの可能な素材を配設す
ることができれば良いとの観点から、クッション性を有
するスポンジ材を配設しても良い。例えば、図4に示す
ように、内部に略連続した空洞61を有するスポンジ材
60を用いることができる。すると、略E型コア20,
30を互いに組み付けた際、スポンジ材60の柔軟性を
利用することで、エアギャップの幅に合わせて適切な厚
みに自ら調整させることができ、また、ワニスを十分に
かつ略均一に空洞内へ含浸させることが可能となる。
組み付ける際の動作について説明する。作業者は、略E
型コア30に設けられた腕32の先端に不織布50を取
り付けるとともに、腕22,32をコイル40における
両開口からそれぞれに挿入させ、略E型コア20,30
を互いに組み付ける。そして、この組み付けられたトラ
ンス10にワニスを含浸させ、恒温槽に浸してゆっくり
と加熱し、このワニスを硬化させる。
50では、ワニスが十分かつ略均一に含浸された状態で
硬化するため、エアギャップにおけるギャップ量が一様
となる。このように、腕22,32の間に形成されるエ
アギャップに不織布50を配設させつつ、略E型コア2
0,30を互いに組み付け、ワニスを含浸させてから恒
温槽に浸してゆっくりと加熱することで、ワニスを十分
かつ略均一に不織布50へ含浸させた状態で硬化させ、
エアギャップにおけるギャップ量を一様とするため、磁
歪現象によるうなりや振動を十分に抑制させることが可
能となる。
分解斜視図である。
ある。
す部分破断図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 エアギャップを有するとともにワニス含
浸させて製造されるトランスであって、上記エアギャッ
プに含浸性素材を配設し、ワニスを含浸させて硬化させ
た構成としたことを特徴とするトランス。 - 【請求項2】 上記請求項1に記載のトランスにおい
て、 上記含浸性素材は、不織布であることを特徴とするトラ
ンス。 - 【請求項3】 上記請求項1に記載のトランスにおい
て、 上記含浸性素材は、クッション性を有することを特徴と
するトランス。 - 【請求項4】 上記請求項3に記載のトランスにおい
て、 上記含浸性素材は、スポンジ材であることを特徴とする
トランス。 - 【請求項5】 エアギャップを有するとともにワニス含
浸させて製造するトランスの製造方法であって、上記エ
アギャップに含浸性素材を配設し、ワニスを浸潤させて
加熱処理を施すことで同含浸性素材を硬化させることを
特徴とするトランスの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26519599A JP2001093742A (ja) | 1999-09-20 | 1999-09-20 | トランスおよびトランスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26519599A JP2001093742A (ja) | 1999-09-20 | 1999-09-20 | トランスおよびトランスの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001093742A true JP2001093742A (ja) | 2001-04-06 |
Family
ID=17413874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26519599A Pending JP2001093742A (ja) | 1999-09-20 | 1999-09-20 | トランスおよびトランスの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001093742A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010258477A (ja) * | 2002-11-01 | 2010-11-11 | Metglas Inc | バルク非晶質金属製の誘導デバイス |
| CN103021631A (zh) * | 2011-09-21 | 2013-04-03 | Lg伊诺特有限公司 | 变压器 |
-
1999
- 1999-09-20 JP JP26519599A patent/JP2001093742A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010258477A (ja) * | 2002-11-01 | 2010-11-11 | Metglas Inc | バルク非晶質金属製の誘導デバイス |
| CN103021631A (zh) * | 2011-09-21 | 2013-04-03 | Lg伊诺特有限公司 | 变压器 |
| CN103021631B (zh) * | 2011-09-21 | 2016-01-27 | Lg伊诺特有限公司 | 变压器 |
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