JP2001086971A - 粉末香味料及びその製造方法 - Google Patents
粉末香味料及びその製造方法Info
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Abstract
間口中にあっても持続して強い香味を発現させる粉末香
味料及びしの製造方法を提供する。 【解決手段】 液体原料から連続的に直接、球形状顆粒
を製造する噴霧乾燥式流動層造粒装置を用いて、流動層
レイヤリング造粒法により得られる粉末香味料であっ
て、該粉末香味料の嵩密度を0.40g/cm3〜0.
95g/cm3にしたことを特徴とする粉末香味料。ま
た、その製造方法は、加熱した空気によって流動化させ
た香味料核粒子の床の中へ香味料組成物を噴霧し、流動
層の温度を80℃〜140℃に保ち、嵩密度が0.40
g/cm3〜0.95g/cm3で、硬度が0.5gf/
mm2〜1.Ogf/mm2である粉末香味料を製造す
る。
Description
れる粉末香味料及びその製造方法に関する。
製造プロセスに用いられる乾燥方法としては噴霧乾燥法
がその代表例といえる。噴霧乾燥法は、非常に優れた方
法ではあるが、図5(a)に示すように、得られる粉末
が極めて微粒子であるため、流動性に欠けたり、吸湿し
てしまうことがあり、取り扱い上の不備を有していた。
更に、香味の発現性に関しても初発に偏るものであっ
た。
を目的とした手法として、噴霧乾燥などによって得られ
た微粒子を造粒することにより、顆粒化することが行わ
れており、最近では噴霧乾燥装置内に流動層造粒の機能
を設けた装置などが開発されている。これらの装置によ
り製造された顆粒状粉末香味料は、造粒機構が「流動層
凝集造粒」であり、図5(b)に示すように、ポーラス
な凝集構造を持った不定形状であるため、物性は改善さ
れるものの、食品に添加した場合に口中での香味の発現
は初発性に偏り、持続性に欠けるという課題を有してい
る。また、図5(c)に示すように、湿式撹拌造粒装置
により得られる湿式撹拌造粒香味料もポーラスな凝集構
造を持った不定形状であるため、上記と同様に、物性は
改善されるものの、食品に添加した場合に口中での香味
の発現は初発性に偏り、持続性に欠けるという課題を有
している。
形状顆粒を製造する場合は、押し出し造粒機などが用い
られているが、図5(d)に示すように、いったん円柱
状造粒物を作製し、これを転動式球形化装置などにかけ
て球形状顆粒に成形し、仕上げ乾燥を行うため、多数の
工程を経る必要性があり、また、得られる顆粒の粒子径
が大きすぎるといった課題を有している。そのため、粉
末香味料として食品中に使用することが不適当である場
合もあるものである。
課題等について、これを解消しようとするものであり、
口中において香味成分の溶出を遅らせ、長時間口中にあ
っても強い香味を発現させる、持続性に優れた粉末香味
料及びその製造方法を提供することを目的とする。
の課題等を解決するため、鋭意研究を行った結果、硬く
締まった、重質の顆粒状粉末香味料が香味の持続性に最
も適していることを見い出すと共に、その顆粒状粉末香
味料が液体原料から連続的に直接、球形状顆粒を製造す
る特定の装置を用いて造粒することにより製造されるこ
とを見い出すことにより、本発明を完成するに至ったの
である。すなわち本発明は、次の(1)〜(5)に存する。 (1) 液体原料から連続的に直接、球形状顆粒を製造する
噴霧乾燥式流動層造粒装置を用いて、流動層レイヤリン
グ造粒法により得られる粉末香味料であって、該粉末香
味料の嵩密度を0.40g/cm3〜0.95g/cm3
にしたことを特徴とする粉末香味料。 (2) 粉末香味料の硬度が0.5gf/mm2〜1.Og
f/mm2である上記(1)記載の粉末香味料。 (3) 粉末香味料の平均粒子径が50μm〜1000μm
である上記(1)又は(2)記載の粉末香味料。 (4) 加熱した空気によって流動化させた香味料核粒子の
床の中へ香味料組成物を噴霧し、流動層の温度を80℃
〜140℃に保持することにより粉末香味料を製造する
ことを特徴とする粉末香味料の製造方法。 (5) 香味料核粒子が、香味料組成物を流動層中に直接噴
霧することにより生成される上記(4)記載の粉末香味料
の製造方法。
を参照しながら詳しく説明する。図1は、本発明の粉末
香味料の部分断面図であり、図2は、本発明の粉末香味
料の成長メカニズムを説明する説明図である。本発明に
おける粉末香味料10は、液体原料から連続的に直接、
球形状顆粒を製造する噴霧乾燥式流動層造粒装置を用い
て、流動層レイヤリング造粒法により得られる粉末香味
料であり、図1に示すように、香味料核粒子11を有
し、該香味料核粒子11は流動層レイヤリング造粒によ
り香味粉末粒子を有する香味粉末粒子層12、12……
が多層コーティングされた単一粒子構造となっている。
的に直接、球形状顆粒を製造する装置、例えば、図2に
示される噴霧乾燥式流動層造粒装置20を用いて、流動
層レイヤリング造粒法により得られるものである。この
粉末香味料10は、下記による成長メカニズムにより得
られる。図2(I)における噴霧乾燥式流動層造粒装置
20において、高温空気流の流入する空塔内(スプレー
ゾーン)21にスプレーノズル(図示せず)により供給
された香味料組成物からなる液体原料は、その上昇過程
で微粒化され瞬時に乾燥されて微細粒子(数μm〜数十
μm)22となって上部のバクフィルタ部23に捕捉さ
れる。このバクフィルタ部23ではその内部への定期的
な圧縮空気の吹き込み(パルスジェット逆洗方式)によ
って粒子の払い落としがなされる。微細な粒子群は、そ
の慣性力により下部のスプレーゾーン21に落下し、こ
こで香味料核粒子となって液体原料にレイヤリングされ
る。香味料核粒子はレイヤリングされた溶出固形分のみ
の粒子成長を伴いながら上部のバクフィルタ部23に再
捕捉される。
は、噴霧乾燥による微細な香味料核粒子(図1における
図示符号11)の生成と共に、いったん生成された香味
料核粒子のレイヤリングに消費される。これらの現象の
継続によって粒子は成長を遂げ、やがてその粒子径が高
温空気流の上昇速度に対して相対的に終末速度以下に成
長すると、粒子は装置下部で流動層を形成するようにな
る〔図2(II)〕。次いで、スプレーノズルより高圧で
噴霧供給されている香味料組成物からなる液体原料は成
長した流動層粒子をレイヤリングする一方、その一部は
これらの粒子層を吹き抜けて微細な香味料核粒子として
生成する〔図2(III)〕。このように噴霧乾燥原理と
流動層レイヤリング原理が複合された造粒機構に基づい
て成長した粉末香味料(顆粒製品)10は、図1に示す
ような構造となるものである。なお、顆粒製品の排出
は、バッチ運転の場合には通気板中央部の排出口24に
より一括して行われる。また、連続運転では流動層が所
定の顆粒ホールド量に到達した時点〔図2(III)〕か
ら、固形分供給速度に等しい排出口よりシール付排出機
(ロータリバルブ等)を介して連続・定量的に抜き出さ
れる。
動層レイヤリング造粒法として確立された噴霧乾燥式流
動層造粒装置であれば、その構造については特に限定さ
れるものではないが、例えば、アグロマスタAGM−S
D型(ホソカワミクロン社製)が挙げられる。この噴霧
乾燥式流動層造粒装置では、従来における乾燥(噴霧乾
燥又は真空乾燥)、液添(造粒用水分調整)、造粒(流
動層又は押出造粒機)、球形化(転動球形化機)、仕上
げ乾燥(流動乾燥機)を一つ装置(1プロセス)で実現
できるので、効率的、かつ、経済的な造粒乾燥システム
で粉末香味料が得られることとなる。
造粒法により得られる粉末香味料の嵩密度は、0.40
g/cm3〜0.95g/cm3、好ましくは0.50g
/cm3〜0.90g/cm3、更に好ましくは0.50
g/cm3〜0.80g/cm3とする必要がある。な
お、この粉末香味料の嵩密度の調整は、主に後述する流
動層の温度を80℃〜140℃に保持することにより行
うことができる。この粉末香味料の嵩密度を上記0.4
0g/cm3〜0.95g/cm3に調整することは、主
に上述の香味粉末粒子を有する香味粉末粒子層12、1
2……の多層コーティング層の厚みに反映されることと
なる。この粉末香味料の嵩密度を0.40g/cm3〜
0.95g/cm3とすることにより、初めて口中にお
いて香味成分の溶出を遅らせ、長時間口中にあっても強
い香味を発現させる、持続性に優れた目的の粉末香味料
となる。粉末香味料の嵩密度が0.40g/cm3未満
であれば、目的の持続性に優れた粉末香味料が得られ
ず、しかも、従来の技術による顆粒との間に有意の効果
は認められ難く、また、0.95g/cm3を越えるも
のは、口中で異物として感じられる可能性が高くなり、
好ましくない。なお、本発明における嵩密度の測定は、
ABD−粉体特性測定器(筒井理化学会社製)にて行っ
た。
は、特に限定されるものではないが、好ましくは、硬度
測定器(島津製作所製、微小圧縮試験機MCTM−50
0形)の測定値において、0.5gf/mm2〜1.0
gf/mm2、更に好ましくは0.5gf/mm2〜0.
8gf/mm2とすることが望ましい。硬度が0.5g
f/mm2未満であれば、従来の技術による顆粒との効
果の差が小さくなる傾向にあり、1.0gf/mm2を
越えるものは、口中で異物として感じられる可能性が高
くなり、好ましくない。
子径は、好ましくは、50μm〜1000μm、更に好
ましくは100μm〜700μmとすることが望まし
い。平均粒子径が50μm未満であれば、香味発現の強
さが弱くなる傾向があり、また、1000μmを越える
ものは、口中で異物として感じられる可能性が高くな
り、好ましくない。なお、本発明における平均粒子径
は、JIS規格篩を使用した篩分法に基づいて測定した
ものをいう。また、上記粉末香味料の硬度及び/又は平
均粒子径の調整は、後述する流動層の温度、送風量、噴
霧溶液の流量、噴霧空気の流量と圧力などの調整により
行うことができる。
組成物は、香料及び/又は香味料を含むものであれば特
に限定されるものではないが、好ましくは、香料及び/
又は香味料、水(精製水、イオン交換水)、乳化剤、糖
類から構成されるものが望ましい。香料としては、例え
ば、ペパーミント油、スペアミント油、オレンジ油、レ
モン油、グレープフルーツ油、ライム油、ラベンダー
油、ジャスミン油、セージ油、ローレル油、カモミール
油、バジル油、キヤラウェイ油、カルダモン油、シンナ
モン油、ショウガ油、コリアンダー油、ゼラニウム油、
ヒソップ油、オリス油、ダバナ油、エレミ油、オスマン
タス油などの精油類、パプリカオレオレジン、バニラエ
キストラクトなどの香辛料抽出物類、l−メントール、
カルボン、オイゲノール、イソオイゲノール、エステル
類、ケイ皮酸及びその誘導体、イオノン、バニリン、エ
チルバニリン、マルトールなどの合成香料が例示され、
これらは単独で又は2種以上を組み合わせて使用するこ
とができる。香味料としては、例えば、動植物原料を加
工調理した風味をうつしとった香味油が例示される。乳
化剤としては、例えば、アラビアガム、ショ糖脂肪酸エ
ステル、レシチン、ポリグリセリン脂肪酸エステル、キ
ラヤサポニンなどが例示され、これらは単独で又は2種
以上を組み合わせて使用することができる。糖類として
は、例えば、グルコース、フラクトース、ガラクトース
などの単糖類、ショ糖、マルトースなどの二糖類、澱粉
を液化し得られる澱粉部分分解物などが例示され、これ
らは単独で又は2種以上を組み合わせて使用することが
できる。
ム、キサンタンガム、カルボキシメチルセルロースなど
の天然及び合成糊料類、ゼラチン、カゼインなどの蛋白
質類、乳酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸などの有機酸
類を必要に応じて適宜添加することができる。
料となる香味料組成物から連続的に直接、球形状顆粒を
製造する噴霧乾燥式流動層造粒装置を用いて、流動層レ
イヤリング造粒法を行うものであり、加熱した空気によ
って流動化させた香味料核粒子の床の中へ香味料組成物
となる液体原料を噴霧し、流動層の温度を80℃〜14
0℃に保持することにより目的の粉末香味料を製造する
ことができることとなる。流動層の温度は、好ましく
は、90℃〜120℃、更に好ましくは95℃〜115
℃とすること望ましい。流動層の温度が80℃未満であ
ると、水分の乾燥が遅く製造時間が長くなり、また、1
40℃を越えると、香味成分の揮散、熱劣化が起こるた
め、目的の品質の優れた粉末香味料を得ることが難しく
なる傾向があり、好ましくない。
述の如く、香味料組成物を乳化して噴霧乾燥することに
より得られるが、香味料組成物の乳化物を流動層中に噴
霧することにより、流動層中に直接生成させることもで
きる。
は、液体原料(香味料組成物)から連続的に直接、球形
状顆粒を製造する噴霧乾燥式流動層造粒装置を用いて、
流動層レイヤリング造粒法により得られ、かつ、該粉末
香味料の嵩密度を0.40g/cm3〜0.95g/c
m3とすることにより、初めて口中において香味成分の
溶出を遅らせ、長時間口中にあっても強い香味を発現さ
せる、持続性に優れたものとなる。なお、上記流動層レ
イヤリング造粒法により得られた粉末香味料であって
も、嵩密度が0.40g/cm3〜0.95g/cm3の
範囲から外れるものでは、本発明の効果を達成すること
ができないものとなる。また、従来の噴霧乾燥法、若し
くは、噴霧乾燥装置内に流動層造粒の機能を設けた装置
(流動層凝集造粒装置)、または、湿式撹拌造粒装置な
どにより得られた粉末香味料の嵩密度が0.40g/c
m3〜0.95g/cm3であっても、本発明の効果を達
成することができないものとなる(これらの点について
は、更に後述する実施例、比較例等で更に詳しく説明す
る)。
動層レイヤリング原理が複合された造粒機構を備えた噴
霧乾燥式流動層造粒装置を用いて、加熱した空気によっ
て流動化させた香味料核粒子の床の中へ香味料組成物と
なる液体原料を噴霧し、流動層の温度を80℃〜140
℃に保持することにより目的の粉末香味料を1プロセス
で製造することができることとなる。
成分の溶出を遅らせ、長時間口中にあっても強い香味を
発現させる、持続性に優れたものであり、食品用に好適
に用いることができ、例えば、チューインガム、チュー
イングキャンディー、グミ等の口中で長時間咀嚼をうけ
るものが挙げられる。
に具体的に説明するが、本発明は下記実施例に限定され
るものではない。
ビアガム30g、デキストリン(DE10)35g、ゼ
ラチン(分子量150000前後)10gからなる混合
物を80℃まで加熱することにより溶解殺菌を行い、4
0℃まで冷却した。これにフルーツミックス香料(小川
香料社製)25gを加え、クレアミックス(エム・テク
ニック社製)を用い、18000rpmにて乳化を行っ
た。得られた乳化液を、アグロマスタAGM−SD(ホ
ソカワミクロン社製)を用いて、送風温度105℃にて
流動層レイヤリング造粒を行い、篩過後、フルーツミッ
クス粉末顆粒86gを得た。この粉末顆粒の平均粒子径
は、100μm〜800μmで、嵩密度は0.75g/
cm3で、硬度は0.69gf/mm2であった。
ビアガム30g、デキストリン(DE10)35g、ゼ
ラチン(分子量150000前後)10gからなる混合
物を80℃まで加熱することにより溶解殺菌を行い、4
0℃まで冷却した。これにフルーツミックス香料(小川
香料社製)25gを加え、クレアミックス(エム・テク
ニック社製)を用い、18000rpmにて乳化を行っ
た。得られた乳化液を、スプレードライヤー(大川原化
工機社製)を用いて、送風温度150℃、排風温度80
℃にて噴霧乾燥を行い、篩過後、フルーツミックス粉末
91gを得た。この粉末の平均粒子径は、50μm〜1
50μmで、嵩密度は0.40g/cm3で、硬度は
0.32gf/mm2であった。
ミックス粉末300gを、0.5重量%に調製したグァ
ーガム水溶液100gにより、フローコーター(ユニグ
ラット社製)を用いて、送風温度70℃にて流動層造粒
を行い、フルーツミックス粉末顆粒275gを得た。こ
の粉末顆粒の平均粒子径は、100μm〜800μm
で、嵩密度は0.25g/cm3で、硬度は0.15g
f/mm2であった。
ミックス粉末300gを、水50g、アラビアガム10
g、デキストリン(DE10)10gからなる水溶液に
より、ハイスピード・ミキサー(深江工業社製)を用い
て、撹拌転動造粒を行った後、フローコーター(ユニグ
ラット社製)を用いて、送風温度70℃にて乾燥を行
い、フルーツミックス粉末顆粒238gを得た。この粉
末顆粒の平均粒子径は、100μm〜800μmで、嵩
密度は0.30g/cm3で、硬度は0.43gf/m
m2であった。
1及び比較例1〜3の香味評価を下記方法により行っ
た。まず、ガムベース、砂糖、ブドウ糖、コーンシロッ
プを混合し、これに本発明の実施例1、比較例1〜3を
各々を添加し、常法に従って高剪断型ミキサーを用いて
約50℃で混和し、冷却後ローラーにより圧展成形し、
1枚3gの板ガムA〜Dを調製した。この板ガムA〜D
を、専門パネラー10名にて香気香味の官能評価を行っ
た。評価は、かみ始めて15秒後と、120秒後におけ
る香味の強さの評価を、7段階法にて行った。その結果
を下記表2に示す。
に、本発明となる実施例1を用いた板ガムAは、従来の
技術となる比較例1〜3を用いた板ガムB〜Dによる顆
粒状粉末香味料に較べて、香味の持続性においてきわめ
て優れていることが判明した。
ムA〜Dを専門パネラー10名にて以下のように、香気
香味の官能評価を行った。評価は、噛み始めて0秒後、
15秒後、30秒後、60秒後、90秒後、120秒
後、150秒後及び150秒後における香味の強さの評
価を、5段階法にて行った。この試験例で得られた結果
〔咀嚼時間(秒)と香味の強さ〕を図3に示す。図3に
示すように、本発明となる実施例1の粉末香味料を用い
た板ガムAは、比較例1のスプレードライ品を用いた板
ガムB、比較例2の流動層造粒品を用いた板ガムC、比
較例3の湿式造粒品を用いた板ガムDに較べ、香味の持
続性に優れていることが判明した。
ムA〜Dを10mm角になるように12等分し、その2
4片をフィルターに各々重らないように固定し、40℃
の温水中で5分間、15分間、30分間、60分間及び
120分間振とうして溶出を行った。溶出液は水蒸気蒸
留法で香気成分を再抽出し、ガスクロマトグラフィー
(ヒューレドパッカード社製)で定量分析を行った。得
られた溶出量から溶出時間と溶出率との関係を求めた。
この試験例で得られた結果〔溶出時間(分)と溶出率
(%)〕を図4に示す。図4に示すように、本発明とな
る実施例1の粉末香味料を用いた板ガムAは、比較例1
のスプレードライ品を用いた板ガムB、比較例3の湿式
造粒品を用いた板ガムDに較べ、香味の持続性に優れて
いることが判明した。
の溶出を遅らせ、長時間口中にあっても持続して強い香
味を発現させることができる香味の持続性に優れた粉末
香味料及びその製造方法が提供される。
る説明図である。
性図である。
特性図である。
末香味料の説明図であり、(b)は、従来の流動層凝集
造粒装置により得られた粉末香味料の説明図であり、
(c)は、湿式撹拌造粒装置により得られた粉末香味料
の説明図であり、(d)は、従来の押し出し造粒機を用
いて得られる円柱状造粒物の説明図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 液体原料から連続的に直接、球形状顆粒
を製造する噴霧乾燥式流動層造粒装置を用いて、流動層
レイヤリング造粒法により得られる粉末香味料であっ
て、該粉末香味料の嵩密度を0.40g/cm3〜0.
95g/cm3にしたことを特徴とする粉末香味料。 - 【請求項2】 粉末香味料の硬度が0.5gf/mm2
〜1.0gf/mm2である請求項1記載の粉末香味
料。 - 【請求項3】 粉末香味料の平均粒子径が50μm〜1
000μmである請求項1又は2記載の粉末香味料。 - 【請求項4】 加熱した空気によって流動化させた香味
料核粒子の床の中へ香味料組成物を噴霧し、流動層の温
度を80℃〜140℃に保持することにより粉末香味料
を製造することを特徴とする粉末香味料の製造方法。 - 【請求項5】 香味料核粒子が、香味料組成物を流動層
中に直接噴霧することにより生成される請求項4記載の
粉末香味料の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26422099A JP4188512B2 (ja) | 1999-09-17 | 1999-09-17 | 粉末香味料組成物及びその製造方法 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26422099A JP4188512B2 (ja) | 1999-09-17 | 1999-09-17 | 粉末香味料組成物及びその製造方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001086971A true JP2001086971A (ja) | 2001-04-03 |
| JP4188512B2 JP4188512B2 (ja) | 2008-11-26 |
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ID=17400175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26422099A Expired - Lifetime JP4188512B2 (ja) | 1999-09-17 | 1999-09-17 | 粉末香味料組成物及びその製造方法 |
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| JP (1) | JP4188512B2 (ja) |
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