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JP2001084599A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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Publication number
JP2001084599A
JP2001084599A JP26028799A JP26028799A JP2001084599A JP 2001084599 A JP2001084599 A JP 2001084599A JP 26028799 A JP26028799 A JP 26028799A JP 26028799 A JP26028799 A JP 26028799A JP 2001084599 A JP2001084599 A JP 2001084599A
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JP
Japan
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acceleration
focus
focus error
deceleration pulse
pulse
Prior art date
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Application number
JP26028799A
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JP3843656B2 (ja
Inventor
Eiji Yokoyama
英二 横山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JP2001084599A publication Critical patent/JP2001084599A/ja
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Publication of JP3843656B2 publication Critical patent/JP3843656B2/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現在の記録層から指定された記録層に安定的
にフォーカスジャンプを行う。 【解決手段】 複数の記録層を有する光ディスク1の任
意の記録層にスポットを形成する対物レンズ2、スポッ
トからの反射光に基づきフォーカスエラー信号を検出
し、フォーカスエラー制御信号を生成するフォーカスエ
ラー検出手段6、フォーカスエラー制御信号に基づいて
対物レンズを駆動する駆動手段3、フォーカスエラー制
御信号をホールドするホールド手段12、光ディスクの
第一の記録層から第二の記録層へフォーカスジャンプす
るための加減速パルスを発生する加減速パルス発生手段
14を備え、フォーカスジャンプ指令を受けた場合に、
ホールド手段の出力と加減速パルス発生手段の出力の和
に基づき駆動手段を駆動し、フォーカスジャンプ中のフ
ォーカスエラー信号に基づいて加速パルス及び減速パル
スの印加タイミングを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の記録層が
積層されてなる光ディスク、例えばDVDにおけるフォ
ーカスジャンプ機能を備えた光ディスク装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】DVD等の多層の記録層を有する光ディ
スクにおいて、任意の記録層を再生するために、多数の
考案が出願されている。例えば特開平10−12488
3号公報などでは、現在フォーカス制御がかかっている
記録層から任意の記録層にジャンプ(以下、フォーカス
ジャンプという)する方法が記載されている。図23
に、フォーカスジャンプ装置のブロック図を示す。一般
的なフォーカス制御ループにフォーカスジャンプに必要
な機能ブロックを付加した構成である。フォーカスジャ
ンプ中には位相補償ブロック8後段に設けたフォーカス
ジャンプ選択のための切り替えスイッチ9によって、フ
ォーカス制御ループを切り,フォーカス制御信号の替わ
りに、現在層から目標層に光スポット合焦位置を移動さ
せるフォーカスアクチュエータの加減速信号を印加して
いる。加減速信号は、フォーカスアクチュエータに現在
層から脱出するための加速パルスと目標層の合焦可能な
位置にするための減速パルスから構成されている。
【0003】図において0は半導体LDを含む発光光学
系、1は例えばDVD2層(以下DVD−DLと略称す
る)ディスク、2は対物レンズ、3は対物レンズ2に剛
体接続され磁気回路中に設置されたフォーカスアクチュ
エータ駆動コイル、4はハーフミラー、5は光電変換素
子、6はフォーカスエラー検出ブロック、8は位相補償
ブロック、9は切り替えスイッチ、10はドライバアン
プ、11はローパスフィルタブロック(以下LPFブロ
ックと略称する)、13は加算ブロック、14は加減速
パルス発生ブロックである。機能ブロック番号1〜6、
ならびに8、10は、一般的なフォーカス制御ループの
構成であり、フォーカスジャンプを実現するために機能
ブロック9、11、13、14を付加した構成となって
いる。
【0004】以下に、一般的なフォーカス制御について
簡単な説明を行う。ディスク1の情報記録層に記録され
た情報を再生するためには、発光光学系0から出射され
たレーザ光を、対物レンズ2にてディスク1の情報記録
層に常に集光させなくてはならない。これを実現するた
めには、対物レンズ2をディスク1に対して所定の相対
位置に位置制御する必要がある。ディスク1は反りを有
しており、その絶対量はDVDの規格を例とすれば±3
00μm以下で規格化されている。ディスク1は回転す
るため、上記ディスク1の反りによってディスク1は上
下動する(以下面振れと言う)ので、対物レンズ2の追
従制御が必須となる。この場合制御対象は対物レンズ2
であり、追従目標はディスク1の情報記録層、制御種類
はディスク1との相対位置制御となる。対物レンズ2を
位置制御するには、対物レンズ2とディスク1との相対
位置誤差信号に基づく信号を対物レンズ2の駆動手段に
フィードバックすることで実現される。上記に必要な構
成は、ディスク1との相対位置を検出する手段(機能ブ
ロック番号1、2、4,5)と、この相対位置と所定の
相対位置との誤差(以下Focus Error Si
gnal:FESと略称する)を生成する手段(機能ブ
ロック番号6:フォーカスエラー検出ブロック6)と、
位置制御ループを安定化させる位相補償手段(機能ブロ
ック番号8:位相補償ブロック8)と、制御対象である
対物レンズ2の位置を変化させる駆動手段(機能ブロッ
ク番号3:駆動コイル3)である。なお位相補償ブロッ
ク8は、一般的には1KHz付近の帯域の位相を進ませる
位相進みフィルタにて構成される。駆動コイル3は、対
物レンズ2に剛体接続され、上記駆動コイル3に駆動電
流を通電することにより対物レンズ2をディスク1に対
して垂直方向に移動する機能をもつ。位相補償ブロック
8出力であるフォーカス制御信号によって上記駆動電流
を制御し、上記レーザ光がディスク1の情報記録層へ集
光する制御系が実現される。
【0005】つぎに従来例のフォーカスジャンプの方法
について説明する。フォーカスジャンプ時に駆動コイル
3に印加される信号は、LPFブロック11出力である
面振れ補償信号と加減速パルス発生ブロック14出力と
の和で定義される。上記2つの信号の加算は、加算ブロ
ック13にて行われる。選択スイッチ9にて位相補償ブ
ロック8の出力であるフォーカス制御信号とフォーカス
ジャンプ信号を選択することで、フォーカス制御状態と
フォーカスジャンプ状態との状態遷移を制御している。
【0006】LPFブロック11は、カットオフ周波数
がディスク回転周波数より高く設定されており、フォー
カス制御信号のディスク面振れ成分のみを抜き取る機能
を持つ。さらに加減速パルス発生ブロック14は、加速
用の矩形波である加速パルスと、減速用矩形波である減
速パルスを発生し、フォーカスジャンプ中のFESのゼ
ロクロスタイミングにより加速パルスから減速パルスへ
の切り替えタイミングを行う。また、減速パルス終了タ
イミングはFESが合焦時であり、同時に切り替えスイ
ッチ9がフォーカス制御に切り替わり、フォーカス引き
込み動作が完了すれば、フォーカスジャンプは終了す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】安定で確実なフォーカ
スジャンプを実現するための必要条件は、フォーカスジ
ャンプ動作直後のフォーカス制御ループの引き込みが正
常に行われるか否かで定義できる。フォーカス制御ルー
プを安定に引き込むための条件は、引き込み動作時の目
標層に対するFESが零付近であることと、ディスク1
と対物レンズ2との相対速度が零に近いことである。逆
に言えば、 条件1.ジャンプ動作後のFESが零。 条件2.ジャンプ動作後の対物レンズ2とディスク1と
の相対速度が零(以下ジャンプ後相対速度と略称す
る)。に設定可能であれば、安定で確実なフォーカスジ
ャンプが実現することになる。
【0008】図10はフォーカスジャンプを実現するた
めの、克服すべき記述課題をまとめたものである。同図
内容を列挙すると、以下となる。 フォーカスジャンプ中は位置検出信号が欠落するの
で、オープンループ制御となる。 理由:FES検出範囲(通常7μm程度)が層間距離
(通常40μm程度)に対して狭いため、ジャンプ中は
フォーカスエラー不感帯がある。ジャンプ中の不感帯時
はオープンループ制御となる。 追従目標であるディスクが面振れを有するため、その
対策。 理由:フォーカスジャンプ中も面振れにより、ディスク
1と対物レンズ2との相対位置ならびに相対速度は変化
するので、ディスク面振れを考慮せずにジャンプする
と、条件1、特に条件2を満足することが難しい。
【0009】例えば上記従来のフォーカスジャンプ方式
は、の不感帯がないピックアップに限定されるもので
あり、一般的なピックアップと異なるため、そのまま適
用することは問題がある。さらに従来例ではの面振れ
対策はされているが、ジャンプ中の非線型なFESがL
PFブロック11に外乱として入力されるため完全とは
言えず、その結果、面振れ補間信号が影響を受ける問題
があった。さらに従来では、加減速パルス発生ブロッ
ク出力である加減速パルスが、FES位置のみに注目し
て設定されているため、条件2の速度零を保証できな
い。したがって、フォーカスジャンプ後のフォーカス引
込時、オーバシュートして信号読出しに時間がかかった
り、最悪の場合、フォーカス引込に失敗するといった問
題があった。
【0010】この発明は以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、面振れが大きい光ディスクにお
いても安定なフォーカスジャンプが実現可能な光ディス
ク装置を得ることを目的とする。さらに本発明は、再生
速度の変化に対する影響を緩和し、安定なフォーカスジ
ャンプを実現し得る光ディスク装置を得ることを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる光ディ
スク装置は、複数の記録層を有する光ディスクに記録さ
れた情報を光学的に再生、又は前記光ディスクに情報を
光学的に記録する光ディスク装置において、前記光ディ
スクの任意の記録層に集光スポットを形成し得る対物レ
ンズと、前記集光スポットからの反射光に基づいてフォ
ーカスエラー信号を検出し、フォーカスエラー制御信号
を生成するフォーカスエラー検出手段と、前記フォーカ
スエラー制御信号に基づいて前記対物レンズを駆動する
駆動手段と、前記フォーカスエラー制御信号をホールド
するホールド手段と、前記光ディスクの第一の記録層か
ら第二の記録層へフォーカスジャンプするための加減速
パルスを発生する加減速パルス発生手段とを備え、フォ
ーカスジャンプ指令を受けた場合に、前記ホールド手段
の出力と前記加減速パルス発生手段の出力の和に基づい
て前記駆動手段を駆動するとともに、フォーカスジャン
プ中のフォーカスエラー信号に基づいて加速パルス及び
減速パルスの印加タイミングを決定するように構成した
ことを特徴とする。
【0012】この発明にかかる光ディスク装置は、前記
ホールド手段が、前記フォーカスエラー制御信号のホー
ルド時の値を保持する零次ホールドであることを特徴と
する。
【0013】この発明にかかる光ディスク装置は、前記
ホールド手段が、前記フォーカスエラー制御信号のホー
ルド時の値と傾きを保持する1次ホールドであることを
特徴とする。
【0014】この発明にかかる光ディスク装置は、前記
ホールド手段の前段に低域通過フィルタを配置したこと
を特徴とする。
【0015】この発明にかかる光ディスク装置は、前記
加減速パルス発生手段が発生する加速パルスと減速パル
スを、その力積が零となるように与えることを特徴とす
る。
【0016】この発明にかかる光ディスク装置は、前記
加減速パルス発生手段が発生する加速パルスを、前記フ
ォーカスエラー信号が第1の閾値に達した時を終端タイ
ミングとして与えるものとし、減速パルスを、前記フォ
ーカスエラー信号の零クロス点通過後、第2の閾値に達
した時を始端タイミングとして与えるものとしたことを
特徴とする。
【0017】この発明にかかる光ディスク装置は、前記
第1、第2の閾値を、前記駆動手段の感度特性に基づき
定めたことを特徴とする。
【0018】この発明にかかる光ディスク装置は、前記
ホールド手段を、前記フォーカスエラー制御信号のホー
ルド時の値を保持する零次ホールドと、前記フォーカス
エラー制御信号のホールド時の値と傾きを保持する1次
ホールドとを有するものとし、前記光ディスクの再生速
度に応じてこれらを切り替えるようにしたことを特徴と
する。
【0019】この発明にかかる光ディスク装置は、前記
加減速パルス発生手段が、加減速パルスに続いて補正加
減速パルスを発生するようにしたことを特徴とする。
【0020】この発明にかかる光ディスク装置は、前記
補正加速パルスを、加減速パルス印加後のフォーカスエ
ラー信号である残留フォーカスエラー信号が所定値にな
るまでの期間印加し、前記補正減速パルスを、前記補正
加速パルスの印加後、前記期間と同期間印加するように
したことを特徴とする。
【0021】この発明にかかる光ディスク装置は、前記
フォーカスエラー信号のSカーブの形状に基づき加減速
パルスの印加タイミング、印加時間、印加振幅を設定す
ることを特徴とする。
【0022】この発明にかかる光ディスク装置は、前記
フォーカスエラー信号の正極性期間と負極性期間の比に
基づき減速パルスの印加振幅及び印加時間を設定するこ
とを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】フォーカスジャンプは、現在フォ
ーカス制御がかかっている現在層から、目標層にジャン
プして、目標層に瞬時にフォーカス制御をかける機能が
要求される。これはフォーカス制御ループから見れば、
フォーカスジャンプ中はフォーカス制御ループを完全に
切り、ジャンプ後、いきなりフォーカス制御ループを閉
じるという特殊なモードである。すなわちジャンプ中
は、FES信号が欠落することと等価であるため、ジャ
ンプ後の安定したフォーカス引込を保証するためには、
ジャンプ期間中にもディスク面振れに対して追従動作す
るようにFES信号に代わる面振れ補間信号が必要であ
ることが理解できる。
【0024】したがって、ジャンプ時に駆動コイル3に
通電されるフォーカスジャンプ信号は、ジャンプ期間中
の面振れに対して追従・補間する面振れ補間信号と、現
在層から目標層までの層間距離を停止速度零で移動させ
る加減速パルスとの和で定義すればよい。以下に面振れ
補間信号と加減速パルスについて詳しく述べる。
【0025】1.面振れ補間信号 フォーカスジャンプ中にFES信号によらず面振れに追
従する機能をもつ面振れ補間信号について、理論的に記
述してみよう。追従目標である面振れは、前述のように
反りをもったディスクが回転することによって生じるの
で周期関数となる。ここでは論議を簡単にするため、面
振れをつぎに示す式の正弦波で定義する。
【数1】
【0026】ここでtは時間、X(t)は面振れ、Aは
面振れ振幅(m)、Bは面振れの角速度(rad/se
c)を表す。制御対象である駆動コイル3を含むフォー
カスアクチュエータの機械的動特性を2次系と仮定し、
さらにフォーカスジャンプ中のX(t)を2階微分した
関数(すなわち駆動コイル3印加信号と等価)のホール
ド期間をΔ(sec)と定義する。ホールド値と、ホー
ルド期間Δ後のX(t)真値との誤差を、各時間で算出
した結果で定義された関数をホールド誤差関数として定
義する。X(t)を2階微分した関数、すなわち駆動コ
イル3印加信号のホールドには、ホールド時に信号の値
を保持する零次ホールドと、ホールド時の信号の値と傾
き(時間経過に対する信号の変化)を保持する1次ホー
ルドがある。零次ホールドの場合の誤差関数をE0、1
次ホールドの場合の誤差関数をE1と定義すると、それ
ぞれ次式で表すことができる。
【数2】
【数3】
【0027】上記2つの式から、誤差関数は、面振れ振
幅A、面振れ角速度B、ホールド期間Δをパラメータと
した時間関数で定義されることが明らかとなる。したが
ってホールド誤差について論議するには、システムの使
用条件によって上記パラメータがどのような値になり、
その結果誤差がどのくらいになるかといった具体的な数
値抜きでは無意味であることが解かる。例えば再生ディ
スクをDVD−DL、再生速度を4倍速CLV再生の最
内周、ジャンプ期間(=ホールド期間)を1msec、
ディスク面振れ振幅を規格限界である300μm(半波
振幅)と設定した場合のディスク面振れX(t)とホー
ルド誤差関数との関係を図7に示す。図中、波形AはX
(t)であり振幅は1/10スケールで表示、波形Bは
E0、波形CはE1である。本条件の場合、面振れ30
0μmに対し、ホールド誤差最大値は零次ホールドで約
13μm、1次ホールドで約2μmとなる。
【0028】前述のように誤差関数は、面振れ振幅A、
面振れ角速度B、ホールド期間Δをパラメータとした時
間関数で定義されるので、図7で解析した条件に対し
て、ΔならびにBを小さく変化させたときの結果を図
8、図9に示す。
【0029】図8(a)は、図7と同条件の解析結果、
同図(b)はジャンプ期間を1msecから0.8ms
ecに小さく設定した解析結果である。Δを小さくすれ
ば、誤差関数EO、E1ともに振幅が小さくなってい
る。このことから、ジャンプ期間を短くすれば、ホール
ド誤差を小さくすることが可能であることが解かる。
【0030】図9(a)は、図7と同条件の解析結果、
同図(b)は再生速度を4倍速から3倍速に小さく設定
した解析結果である。Bを小さくすれば、誤差関数E
O、E1ともに振幅が小さくなっている。このことか
ら、再生速度を遅くすれば、ホールド誤差を小さくする
ことが可能であることが解かる。
【0031】上記から、ホールド誤差は、面振れ振幅が
一定であっても、ジャンプ期間や再生速度によって値を
大きく変え、再生速度が速いほど、かつジャンプ期間が
長いほど誤差が大きくなる特性をしている。より定性的
に論議するため、面振れ振幅をDVD−DL規格限界で
ある300μm(半波振幅)、再生速度を4倍速(CL
V:最内周)としたときの、ジャンプ期間(=Δ)をパ
ラメータとしたときの誤差関数振幅最大値(半波振幅)
を解析した結果を示す。図11が上記条件で解析した結
果である。図中実線が零次ホールドの最大位置誤差、小
点線が1次ホールドの最大位置誤差、点線がFES検出
限界である。FESは検出ダイナミックレンジが物理的
に限られており、一般的なピックアップでは10μm以
下となっている。ここではFES検出限界を10μmと
する。したがってホールドによる最大位置誤差がFES
検出限界を超えると、ホールド後のフォーカス引込の
際、FES検出が不可能となり、フォーカス引込に失敗
するため避けなくてはならない。
【0032】既に明らかになっているが、同図よりホー
ルドによる最大位置誤差は、ジャンプ期間が長いほど大
きくなり、その量は1次ホールドが零次ホールドより小
さいことがわかる。
【0033】図12に可変パラメータをジャンプ期間だ
けでなく、再生速度を1〜4倍まで変化させた場合の、
零次ホールドにおける最大位置誤差の解析結果を示す。
本図から、最大位置誤差をFES検出限界未満にするた
め、以下が導き出される。 ・再生速度が2倍を超えると、ジャンプ期間を1.8m
sec未満にする必要がある。 ・再生速度が速くなればなるほどジャンプ期間を短くす
る必要がある。
【0034】図13に可変パラメータをジャンプ期間だ
けでなく、再生速度を1〜4倍まで変化させた場合の、
1次ホールドにおける最大位置誤差の解析結果を示す。
本図から、最大位置誤差をFES検出限界未満にするた
め、以下が導き出される。 ・再生速度が3倍を超えても、ジャンプ期間を2mse
c未満にする必要がない。 ・再生速度が4倍になっても、ジャンプ期間を1mse
c以下に設定すれば問題ない。
【0035】上記の結果から、フォーカスジャンプ期間
における面振れ対策として、駆動コイル3の駆動信号を
ホールドすることで解決することがわかる。ホールドの
種類は、プレイヤ用途のように再生速度が遅い場合、零
次ホールドで充分であり、コンピュータ用のROM用途
のように再生速度が速い場合は1次ホールドを用いれば
よいことが解かる。
【0036】2.加減速パルス 制御対象である駆動コイル3を含むフォーカスアクチュ
エータの機械的動特性を2次系と仮定する。対物レンズ
2の位置をx(t)とすれば、対物レンズ2の速度は位
置の時間微分、加速度は位置の2階時間微分で表され、
以下となる。
【数4】
【0037】駆動コイル3は、印加信号(印加電流)を
アクチュエータ駆動力(加速度)に変換する機能があ
る。力/電流特性は比例関係であるから、印加信号は加
速度の次元で述べることができる。
【0038】図14に駆動コイル3(=対物レンズ2)
の印加信号(加速度)に対する速度、位置の関係を示
す。図中(A)は加速度、(B)は速度、(C)は位置
を示す。印加信号の加速パルスを同図(A)のように矩
形波にすると、速度は1次関数となり、位置は2次関数
となる。そして、加速パルスと減速パルスとを極性が逆
で力積(加速度*時間)を等しくすれば、減速パルス印
加後の速度が零となることを保証できる。
【0039】つぎに、上記について証明する。駆動コイ
ル3の初速度零とする。このとき、矩形波の加速パルス
を印加したときの挙動は以下となる。加速度を高さA、
期間Bすると、速度は傾きAの1次関数となり、期間B
後はABとなる。すなわちこの場合、速度は加速度の大
きさAと加速時間Bとの積(力積)で表される。加速パ
ルス後の零期間は加速度零となり、速度ABが保持され
る。この速度ABを零とする減速パルスの条件は、方向
が逆で力積を等しくすれば、必ず減速パルス印加後の速
度は零となることがわかる。
【0040】上記の解析結果を基に、様々な場合に対応
した実施例を以下に説明する。
【0041】実施の形態1.本実施例は、再生速度が速
くないプレイヤ用途における適用例を述べる。図1に本
実施例のブロック図を示す。図1において、7は位相補
償ブロック8の前段に設けられたフォーカス制御ループ
スイッチ、12はホールドブロック、14は加減速パル
ス発生ブロックである。同図中、他の構成要素は従来例
で説明したブロックと同等であるから、その説明を省略
し、新規機能ブロック7、12ならびに14について動
作概要説明を行う。
【0042】図23に示す従来例では、フォーカスジャ
ンプ中のFESを位相補償ブロック8に入力、さらに位
相補償ブロック8出力をLPF11に入力、LPF11
出力を面振れ補正信号としていた。ところがフォーカス
ジャンプ中のFESは非線型であり、またピックアップ
の光学系によってはFES不感帯が発生する場合があ
る。例えば、Sカーブの上下振幅が非対称であったり、
不要な瘤があったりすると、これが外乱となってLPF
11の出力結果が乱される結果となる。図1に示す本発
明はこれを解消するもので、フォーカスジャンプ期間中
は、加減速パルス発生ブロック14に位相補償ブロック
8の前段に設けられたフォーカス制御ループスイッチ7
を切り、フォーカスジャンプ中の非線型なFESが後段
の面振れ補正信号生成段(11,12)に伝達しない構
成とした。
【0043】さらにジャンプ期間中の面振れ補正信号
を、ホールドブロック12により生成するようにしたの
で、上記の解析で示したように面振れによる誤差を小さ
く抑えることが可能な構成とした。なお、ホールドブロ
ック12は、特に限定はないが、ここでは構成が簡単な
零次ホールドとする。この場合、上記解析から再生速度
が遅いアプリケーション、例えばDVDプレイヤ等に限
定されることになる。
【0044】フォーカスジャンプにおける、上記フォー
カス制御ループスイッチ7のON/OFFならびにホー
ルドブロック12のホールドを制御するのは、加減速パ
ルス発生ブロック14にて行う。同ブロックは、上位装
置からフォーカスジャンプ指令を受けると、FESに基
づいて加減速パルス切り替えタイミングを作成する。加
減速パルスは、出力モードとして加速パルス、零期間、
減速パルスの3つを持ち、各パルスは矩形波であり、加
速パルス、零期間、減速パルスの順に状態遷移する。さ
らに加速パルスと減速パルスは極性が反対で力積を等し
く設定する(図14参照)。以下に加減速パルス切り替え
タイミング生成について説明する。
【0045】図15は加減速パルス切り替えタイミング
を固定値にした場合に生じる不具合を示したものであ
る。図中Aは印加パルスとしての加減速パルスであり、
電流感度が平均値のフォーカスアクチュエータを層間距
離40μm移動させる設定となっている。Cはフォーカ
スアクチュエータ位置を示す。Cの実線はフォーカスア
クチュエータの電流感度平均値での波形である。実際の
フォーカスアクチュエータの電流感度は、多少のばらつ
きが必ずあり、一般的には平均値に対して±3dB程度
である。この場合、Aの加減速パルスで駆動によるアク
チュエータ位置ばらつきは、同図Cの破線で示す範囲と
なる。この電流感度ばらつきによる位置変動は±16μ
mとなり、突入層FES検出限界±10μmより広くな
るため、ジャンプ後のフォーカス引き込みに失敗する恐
れがある。
【0046】本発明では、この問題を解消するため、ジ
ャンプ動作中のFESに基づいて加減速パルスの状態遷
移タイミングを決定する構成とした。図16に、本発明
の加減速パルスの状態遷移タイミングを示す。図中Aは
フォーカスアクチュエータ位置、BはFES、Cは加減
速パルスを示す。Bに示すように、FES零点からヒス
テリシスを持たせた値を加速パルス終端閾値、さらに同
様に加速パルス終端閾値とは逆極性のヒステリシスを持
たせた値を減速パルス始端閾値と定義する。加速パルス
は、ジャンプ指令後、直ちに印加されるが、その終端タ
イミングは、FESが上記加速パルス終端閾値以下にな
った時点とする。加速パルスが終わると零出力である零
期間となり、さらにFESが減速パルス始端閾値以下に
なれば、減速パルスを印加開始、減速パルスの終了は加
速パルスと力積絶対値が等しくなるタイミングに設定す
る。このようにすれば、アクチュエータ電流感度によら
ず、加速パルスによって現在層からの脱出が保証され、
さらに減速パルスの印加タイミングが目的層近傍となる
ことが保証される。同図に示すようにアクチュエータ電
流感度がばらついても、所定の目標位置に位置誤差なく
移動し、さらに移動後の速度を零にすることが可能とな
る。
【0047】ここでFESの正極性と負極性の波形特性
が等しいと仮定する。この場合は、加速パルス終端閾値
と減速パルス始端閾値の絶対値を等しく設定し、かつ、
加速パルスと減速パルスのパルス高さ絶対値を等しく設
定すれば、移動後の位置誤差をも零にすることが可能と
なる。
【0048】上記条件のもとでは、前述したフォーカス
ジャンプが安定に実現する2つの条件を満たしているた
め、確実なフォーカスジャンプが実現できる。
【0049】実施の形態2.実施の形態1では、ディス
ク面振れ補間に零時ホールドを用いた例について述べた
が、ディスク再生速度が1倍速程度のプレイヤ用途に有
効な事例であった。実施の形態2では、コンピュータの
ROMドライブ用途に対応し、ディスク面振れが規格限
界程度に大きく、かつ再生速度が3倍以上という条件で
も安定なフォーカスジャンプが可能なシステムについて
述べる。
【0050】図2に、本実施例のブロック図を示す。図
中、12Aは1次ホールドブロックであり、他の構成は
図1で示した実施の形態1と同様である。既に前述して
明らかになっている通り、このようにディスク面振れ補
間信号を生成するホールドブロックを1次ホールドにし
たので、ディスク面振れが規格限界であっても、再生速
度が3倍速以上においても面振れ補間信号に基づく位置
誤差をほぼ零にすることが可能となる。
【0051】再生速度が高速になっても、層間距離自体
は変化がないため、加減速パルスは実施の形態1と同様
でよい。
【0052】以上から、高速再生時においても、安定な
フォーカスジャンプが実現できる。
【0053】実施の形態3.実施の形態2では、高速再
生に対応したフォーカスジャンプの方法について述べ
た。システム構成によっては、制御信号に重畳されるノ
イズが大きい場合があり、この場合においては、ノイズ
成分を1次ホールドすると誤差が拡大する問題が発生す
る。実施の形態3では、この問題を解決するシステムに
ついて述べる。
【0054】図3に、本実施例のブロック図を示す。上
記実施の形態2に、12Bで示す零次ホールドブロッ
ク、12Cで示すホールド選択スイッチを付加した構成
である。零次ホールド12Bと1次ホールド12Aには
LPF11から信号が同様に供給され、ホールド結果
は、ホールド選択スイッチ12Cにそれぞれ出力され
る。ホールド選択スイッチ12Cは、再生速度対応切り
替え指令に基づいて、1倍速などの低速再生時は零次ホ
ールド12B出力結果を、3倍速などの高速再生時は1
次ホールド12A出力結果を選択し加算器13に出力す
る。
【0055】このような構成にすることにより、低速再
生時はノイズに強い零次ホールドを、高速再生時には補
間誤差の小さな1次ホールドを選択することが可能とな
るので、高速再生に対応し、かつ、制御信号に重畳する
ノイズにも強いフォーカスジャンプシステムが実現す
る。
【0056】実施の形態4.実施の形態1〜3では、F
ESの正極性と負極性の波形特性が等しい場合に有効な
システムについて述べたが、実施の形態4では、FES
検出特性がアンバランスな場合についても対応できるシ
ステムについて述べる。
【0057】図17に等速でフォーカスサーチをした場
合のFESを示す。同図の場合、FESの正極性と負極
性との検出特性がアンバランスになっている。このよう
にFESの検出特性がアンバランスな場合、以下のよう
な問題が発生する。実施の形態1〜3の方法では、減速
パルスの始端タイミングを図17中のaもしくはbの領
域内波形に基づき作成するので、減速パルスの開始タイ
ミングがFES検出特性アンバランスによって影響を受
けてしまう。したがって減速パルス印加後、速度零は保
証されるが、FES零は保証できなくなる。
【0058】上記減速パルス印加後に発生するFESア
ンバランスに起因する残留FESを補正するため、一般
的な加減速パルス印加後、さらに補正パルスを印加して
FESを零にした後、フォーカス引込を行うことが目標
となる。
【0059】本発明実施の形態4のブロック図を図4に
示す。15は加減速パルス印加結果判定ブロックであ
る。他の構成は前記実施例で既に説明済なブロックと同
等なので説明を省略する。
【0060】加減速パルス印加結果判定ブロック15
は、入力としてFES、ならびに加減速パルス発生ブロ
ック14からの減速パルス印加終了タイミングをもら
う。出力は加減速パルス発生ブロック14に対して、加
減速パルス印加後に発生する補正加減速パルス生成指令
を発生させる。
【0061】加減速パルス印加結果判定ブロック15な
らびに加減速パルス発生ブロック14の動作を図18、
図19を用いて説明する。
【0062】図18は、本実施の形態の動作を説明する
図である。図中Aは、フォーカスアクチュエータ位置、
BはFES、Cは加減速パルスであり、それぞれフォー
カスジャンプ中の時間変化を示す。同図Bからわかるよ
うに、本図はFES負極側が大きい事例である。フォー
カスジャンプ指令を上位装置から受けると、加減速パル
ス発生ブロック14は、加速パルスを発生させる。加速
パルスの終端は、FESが加速パルス終端タイミング生
成閾値を横切る時点とする。さらに加速パルス印加時間
T0を計測しておく。減速パルス始端タイミング生成閾
値を横切るまで、加減速パルスは零期間とする。FES
が減速パルス始端タイミング生成閾値を横切る時点から
T0の期間、減速パルスを印加する。なお、このとき、
加速パルスと減速パルスの振幅は等しく設定する。つぎ
に減速パルス印加直後のFESを観測、その値を残留F
ESと定義し、(図中、該当値FES=X0)、残留F
ESが所定値、例えば1/2になるまで、残留FESが
減少する方向に補正加速パルスを印加する。このとき、
補正加速パルスの印加時間T1を計測しておく。補正加
速パルス印加直後、補正加速パルスと逆方向に補正加速
パルスと等しい振幅の減速パルスをT1の期間印加す
る。
【0063】上記のように構成すれば、加減速パルスな
らびに補正加減速パルスの総力積は零となるため、速度
零が保証され、また、FESについても略零が保証され
る。したがって、フォーカスジャンプを安定に実現する
2つの条件を満たすため、確実なフォーカスジャンプが
実現する。
【0064】図19は、図18とFESアンバランス特
性が逆、すなわち正極性が負極性より相対的に大きい事
例の動作を説明する図である。図18の説明と全く同様
の動作で、図18と同様に、速度零、FESも略零が保
証され、安定なフォーカスジャンプが実現できる。
【0065】実施の形態5.実施の形態4に引き続き、
FES検出特性がアンバランスな場合にも対応可能なシ
ステムについて述べる。
【0066】本実施例では、FESのSカーブアンバラ
ンスをあらかじめ計測しておき、フォーカスジャンプの
際の、加減速パルスをSカーブアンバランス特性に対応
させて出力する構成としている。以下に上記を実現する
構成について説明する。
【0067】本発明実施の形態5のブロック図を図5に
示す。16はフォーカスサーチブロック、17はフォー
カスループスイッチ制御ブロック、18はSカーブアン
バランス検出ブロックである。他の構成は前記実施例で
既に説明済であるブロックと同等なので説明を省略す
る。
【0068】Sカーブアンバランス検出時の、動作につ
いて説明する。フォーカスサーチブロック16は、FE
SのSカーブアンバランスを検出するため、対物レンズ
2を等速で移動させるためのサーチ信号を出力する。フ
ォーカスループスイッチ制御ブロック17は、フォーカ
スジャンプ選択スイッチ9においてフォーカスサーチブ
ロック出力側を選択、さらにフォーカス制御ループスイ
ッチ7においてはOFFする制御信号を出力する。Sカ
ーブアンバランス検出ブロック18は、フォーカスサー
チ中のSカーブを取りこみ、Sカーブの正極性期間と負
極性期間を計測し、さらに正極性期間と負極性期間の比
を演算する。
【0069】図20は、Sカーブアンバランス検出ブロ
ック18の検出要素について説明する図である。図中の
波形は、フォーカスサーチ中のSカーブである。Sカー
ブの正極性期間ならびに負極性期間は、FES零レベル
に対して所定値aのヒステリシスをもったFESアンバ
ランス検出閾値によって検出される。すなわち、Sカー
ブ正極性期間TpはSカーブがaより大きい期間、Sカ
ーブ負極性期間TnはSカーブが−aより小さい期間で
定義される。なお、aの絶対値は、SカーブのS/N等
により決定されるが、できるだけ小さく選択することが
望ましい。さらにSカーブアンバランス検出ブロック1
8では、測定したTpならびにTnの比、すなわちTp
/TnならびにTn/Tpを演算し記憶する。
【0070】つぎにフォーカスジャンプ中の加減速パル
ス発生ブロック14の動作について説明する。図21
は、本実施の形態の動作を説明する図である。図中A
は、フォーカスアクチュエータ位置、BはFES、Cは
加減速パルスであり、それぞれフォーカスジャンプ中の
時間変化を示す。同図Bからわかるように、本図はFE
S負極側が大きい事例である。
【0071】フォーカスジャンプ指令を上位装置から受
けると、加減速パルス発生ブロック14は、加速パルス
を発生させる。加速パルスの終端は、FESが加速パル
ス終端タイミング生成閾値を横切る時点とする。さらに
加速パルス印加時間T0を計測しておく。なお、この
時、加速パルスの振幅は、任意の値X2と定義する。さ
らに加速パルス終端タイミング生成閾値はFESアンバ
ランス検出閾値aに設定する。
【0072】減速パルス始端タイミング生成閾値を横切
るまで、加減速パルスは零期間とする。
【0073】FESが減速パルス始端タイミング生成閾
値を横切る時点からT0*(Tn/Tp)の期間、減速
パルスを印加する。なお、このとき、減速パルスの振幅
は、X2*(Tp/Tn)に設定する。
【0074】上記のように構成すれば、加減速パルスな
らびに補正加減速パルスの総力積は零となるため、加減
速パルス印加後の速度零が保証され、また、FESにつ
いてもあらかじめ測定したSカーブアンバランス特性に
基づいて加減速パルスの印加タイミング、印加時間なら
びに印加振幅を決定し出力するので略零が保証される。
したがって、フォーカスジャンプを安定に実現する2つ
の条件を満たすため、確実なフォーカスジャンプが実現
する。
【0075】FESアンバランス特性が逆、すなわち正
極性が負極性より相対的に大きい事例についても、上記
説明と同様の動作で、同様に、速度零、FESも略零が
保証され、安定なフォーカスジャンプが実現できること
は自明であるので、その説明を省略する。
【0076】実施の形態6.実施の形態6では、実施の
形態5をより確実にするため、実施の形態5に実施の形
態4を応用した事例を示す。
【0077】本発明実施の形態6のブロック図を図6に
示す。本図を構成する機能ブロックは前記実施例で既に
説明済であるブロックと同等なので説明を省略する。
【0078】つぎにフォーカスジャンプ中の加減速パル
ス発生ブロック14の動作について説明する。図22
は、本実施の形態の動作を説明する図である。図中A
は、フォーカスアクチュエータ位置、BはFES、Cは
加減速パルスであり、それぞれフォーカスジャンプ中の
時間変化を示す。同図Bからわかるように、本図はFE
S負極側が大きい事例である。
【0079】前記実施例である、実施の形態5と同様な
方法で、加減速パルスを印加する。本図では、加減速パ
ルス印加後のFESに残留エラーX0が生じている。こ
の原因として、Sカーブ検出ブロック18の検出精度が
悪い、例えばフォーカスサーチスピードが一定ではなか
ったり、面振れが大きいためにサーチ時の対物レンズ2
とディスク1との相対速度が変化したりする事例が挙げ
られる。上記のような理由によって残留エラーX0が生
じると、本実施例では実施の形態4の機能を有するの
で、さらに残留エラーX0を零に補正するための補正加
速パルス、補正減速パルスを印加する。この補正加減速
パルスの設定は、実施の形態4と同様であり、既に説明
済なので、その説明を省略する。
【0080】図22では、残留エラーX0が負極性の場
合について説明したが、正極性の場合も実施の形態4の
説明から同様に補正可能であることは明白である。さら
に図22では、FESアンバランス特性が正極性より負
極性が大きい事例について説明したが、逆の場合におい
ても同様の動作で速度零、FESも略零が保証され、安
定なフォーカスジャンプが実現できることは自明である
ので、その説明を省略する。
【0081】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0082】この発明にかかる光ディスク装置によれ
ば、複数の記録層を有する光ディスクに記録された情報
を光学的に再生、又は前記光ディスクに情報を光学的に
記録する光ディスク装置において、前記光ディスクの任
意の記録層に集光スポットを形成し得る対物レンズと、
前記集光スポットからの反射光に基づいてフォーカスエ
ラー信号を検出し、フォーカスエラー制御信号を生成す
るフォーカスエラー検出手段と、前記フォーカスエラー
制御信号に基づいて前記対物レンズを駆動する駆動手段
と、前記フォーカスエラー制御信号をホールドするホー
ルド手段と、前記光ディスクの第一の記録層から第二の
記録層へフォーカスジャンプするための加減速パルスを
発生する加減速パルス発生手段とを備え、フォーカスジ
ャンプ指令を受けた場合に、前記ホールド手段の出力と
前記加減速パルス発生手段の出力の和に基づいて前記駆
動手段を駆動するとともに、フォーカスジャンプ中のフ
ォーカスエラー信号に基づいて加速パルス及び減速パル
スの印加タイミングを決定するように構成しているの
で、面ぶれが大きい光ディスクにおいても安定したフォ
ーカスジャンプが実現できる。
【0083】この発明にかかる光ディスク装置によれ
ば、前記ホールド手段を、前記フォーカスエラー制御信
号のホールド時の値を保持する零次ホールドとしている
ので、簡単な構成で安定的なフォーカスジャンプが実現
できる。
【0084】この発明にかかる光ディスク装置によれ
ば、前記ホールド手段を、前記フォーカスエラー制御信
号のホールド時の値と傾きを保持する1次ホールドとし
ているので、3倍速、4倍速といった再生速度が高速化
した場合においても安定的なフォーカスジャンプが実現
できる。
【0085】この発明にかかる光ディスク装置によれ
ば、前記ホールド手段の前段に低域通過フィルタを配置
しているので、フォーカスエラー制御信号に重畳された
ノイズに対する影響を緩和し、安定的なフォーカスジャ
ンプが実現できる。
【0086】この発明にかかる光ディスク装置によれ
ば、前記加減速パルス発生手段が発生する加速パルスと
減速パルスを、その力積が零となるように与えているの
でフォーカスジャンプ後の相対速度を零とすることがで
き、安定的なフォーカスジャンプが可能になる。
【0087】この発明にかかる光ディスク装置によれ
ば、前記加減速パルス発生手段が発生する加速パルス
を、前記フォーカスエラー信号が第1の閾値に達した時
を終端タイミングとして与えるものとし、減速パルス
を、前記フォーカスエラー信号の零クロス点通過後、第
2の閾値に達した時を始端タイミングとして与えるもの
としたているので、駆動手段の電流感度のばらつきを抑
制し、安定的なフォーカスジャンプを実現できる。
【0088】この発明にかかる光ディスク装置によれ
ば、前記第1、第2の閾値を、前記駆動手段の感度特性
に基づき定めているので、駆動手段個々の特性に影響さ
れることなく安定的なフォーカスジャンプを実現でき
る。
【0089】この発明にかかる光ディスク装置によれ
ば、前記ホールド手段を、前記フォーカスエラー制御信
号のホールド時の値を保持する零次ホールドと、前記フ
ォーカスエラー制御信号のホールド時の値と傾きを保持
する1次ホールドとを有するものとし、前記光ディスク
の再生速度に応じてこれらを切り替えるようにしている
ので、再生速度の影響を抑制した安定的なフォーカスジ
ャンプが実現できる。
【0090】この発明にかかる光ディスク装置によれ
ば、前記加減速パルス発生手段が、加減速パルスに続い
て補正加減速パルスを発生するようにしているので、フ
ォーカスエラー信号波形がアンバランスであっても安定
的なフォーカスジャンプが可能になる。
【0091】この発明にかかる光ディスク装置によれ
ば、前記補正加速パルスを、加減速パルス印加後のフォ
ーカスエラー信号である残留フォーカスエラー信号が所
定値になるまでの期間印加し、前記補正減速パルスを、
前記補正加速パルスの印加後、前記期間と同期間印加す
るようにしているので、安定的かつ確実なフォーカスジ
ャンプが可能になる。
【0092】この発明にかかる光ディスク装置によれ
ば、前記フォーカスエラー信号のSカーブの形状に基づ
き加減速パルスの印加タイミング、印加時間、印加振幅
を設定するようにしているので、フォーカスエラー信号
特性がアンバランスであっても安定的なフォーカスジャ
ンプが可能になる。
【0093】この発明にかかる光ディスク装置によれ
ば、前記フォーカスエラー信号の正極性期間と負極性期
間の比に基づき減速パルスの印加振幅及び印加時間を設
定するようにしているので、フォーカスエラー信号波形
がアンバランスであっても安定的なフォーカスジャンプ
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1におけるフォーカスジ
ャンプ方式を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態2におけるフォーカスジ
ャンプ方式を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態3におけるフォーカスジ
ャンプ方式を示すブロック図である。
【図4】 本発明の実施の形態4におけるフォーカスジ
ャンプ方式を示すブロック図である。
【図5】 本発明の実施の形態5におけるフォーカスジ
ャンプ方式を示すブロック図である。
【図6】 本発明の実施の形態6におけるフォーカスジ
ャンプ方式を示すブロック図である。
【図7】 面振れを有するディスクに対し、フォーカス
制御信号をホールドした時に生じる位置誤差を示す図で
ある。
【図8】 面振れを有するディスクに対し、フォーカス
制御信号をホールドした時に生じる位置誤差を示す図で
ある。
【図9】 面振れを有するディスクに対し、フォーカス
制御信号をホールドした時に生じる位置誤差を示す図で
ある。
【図10】 フォーカスジャンプの主要な技術課題を示
す図である。
【図11】 零次ホールド時の、ジャンプ期間対最大位
置誤差を示す図である。
【図12】 ホールド種類による、ジャンプ期間対最大
位置誤差の比較を示す図である。
【図13】 1次ホールド時の、ジャンプ期間対最大位
置誤差を示す図である。
【図14】 フォーカスアクチュエータの印加パルスに
対する挙動を示す図である。
【図15】 固定加減速パルス印加時の、アクチュエー
タ感度ばらつきによる位置誤差を示す図である。
【図16】 加減速パルス印加タイミングをFES振幅
基準に設定した場合のアクチュエータの挙動を示す図で
ある。
【図17】 FES検出特性がアンバランスな事例を示
す図である。
【図18】 本発明実施の形態4の挙動を示す図であ
る。
【図19】 本発明実施の形態4の挙動を示す図であ
る。
【図20】 FES検出特性がアンバランスな事例を示
す図である。
【図21】 本発明実施の形態5の挙動を示す図であ
る。
【図22】 本発明実施の形態6の挙動を示す図であ
る。
【図23】 従来のフォーカスジャンプ方式を示す図で
ある。
【符号の説明】 0 LD、1 光ディスク、2 対物レンズ、3 フォ
ーカスアクチュエータ駆動コイル、4 ハーフミラー、
5 光電変換素子、6 フォーカスエラー検出ブロッ
ク、7 フォーカス制御ループスイッチ、8 位相補償
ブロック、9 切り替えスイッチ、10 ドライバアン
プ、11 ローパスフィルタブロック、12 ホールド
ブロック、13 加算ブロック、14 加減速パルス発
生ブロック、15 加減速パルス印加結果判定ブロッ
ク、16 フォーカスサーチブロック、17 フォーカ
スループスイッチ制御ブロック、18 Sカーブアンバ
ランス検出ブロック。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録層を有する光ディスクに記録
    された情報を光学的に再生、又は前記光ディスクに情報
    を光学的に記録する光ディスク装置において、前記光デ
    ィスクの任意の記録層に集光スポットを形成し得る対物
    レンズと、前記集光スポットからの反射光に基づいてフ
    ォーカスエラー信号を検出し、フォーカスエラー制御信
    号を生成するフォーカスエラー検出手段と、前記フォー
    カスエラー制御信号に基づいて前記対物レンズを駆動す
    る駆動手段と、前記フォーカスエラー制御信号をホール
    ドするホールド手段と、前記光ディスクの第一の記録層
    から第二の記録層へフォーカスジャンプするための加減
    速パルスを発生する加減速パルス発生手段とを備え、フ
    ォーカスジャンプ指令を受けた場合に、前記ホールド手
    段の出力と前記加減速パルス発生手段の出力の和に基づ
    いて前記駆動手段を駆動するとともに、フォーカスジャ
    ンプ中のフォーカスエラー信号に基づいて加速パルス及
    び減速パルスの印加タイミングを決定するように構成し
    たことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記ホールド手段は、前記フォーカスエ
    ラー制御信号のホールド時の値を保持する零次ホールド
    であることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ホールド手段は、前記フォーカスエ
    ラー制御信号のホールド時の値と傾きを保持する1次ホ
    ールドであることを特徴とする請求項1記載の光ディス
    ク装置。
  4. 【請求項4】 前記ホールド手段の前段に低域通過フィ
    ルタを配置したことを特徴とする請求項1記載の光ディ
    スク装置。
  5. 【請求項5】 前記加減速パルス発生手段が発生する加
    速パルスと減速パルスは、その力積が零となるように与
    えられることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装
    置。
  6. 【請求項6】 前記加減速パルス発生手段が発生する加
    速パルスは、前記フォーカスエラー信号が第1の閾値に
    達した時を終端タイミングとして与えられるものであ
    り、減速パルスは、前記フォーカスエラー信号の零クロ
    ス点通過後、第2の閾値に達した時を始端タイミングと
    して与えられるものであることを特徴とする請求項1記
    載の光ディスク装置。
  7. 【請求項7】 前記前記第1、第2の閾値は、前記駆動
    手段の感度特性に基づき定められることを特徴とする請
    求項6記載の光ディスク装置。
  8. 【請求項8】 前記ホールド手段は、前記フォーカスエ
    ラー制御信号のホールド時の値を保持する零次ホールド
    と、前記フォーカスエラー制御信号のホールド時の値と
    傾きを保持する1次ホールドとを有し、前記光ディスク
    の再生速度に応じて切り替えられることを特徴とする請
    求項1記載の光ディスク装置。
  9. 【請求項9】 前記加減速パルス発生手段は、加減速パ
    ルスに続いて補正加減速パルスを発生することを特徴と
    する請求項1記載の光ディスク装置。
  10. 【請求項10】 前記補正加速パルスは、加減速パルス
    印加後のフォーカスエラー信号である残留フォーカスエ
    ラー信号が所定値になるまでの期間印加され、前記補正
    減速パルスは、前記補正加速パルスの印加後、前記期間
    と同期間印加されることを特徴とする請求項9記載の光
    ディスク装置。
  11. 【請求項11】 前記フォーカスエラー信号のSカーブ
    の形状に基づき加減速パルスの印加タイミング、印加時
    間、印加振幅を設定したことを特徴とする請求項1また
    は9記載の光ディスク装置。
  12. 【請求項12】 前記フォーカスエラー信号の正極性期
    間と負極性期間の比に基づき減速パルスの印加振幅及び
    印加時間を設定するようにしたことを特徴とする請求項
    1または9記載の光ディスク装置。
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WO2007088843A1 (ja) * 2006-01-31 2007-08-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 光ディスク装置
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