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JP2001076960A - 金属化フイルムおよびそれを用いたコンデンサ - Google Patents

金属化フイルムおよびそれを用いたコンデンサ

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JP2001076960A
JP2001076960A JP25391699A JP25391699A JP2001076960A JP 2001076960 A JP2001076960 A JP 2001076960A JP 25391699 A JP25391699 A JP 25391699A JP 25391699 A JP25391699 A JP 25391699A JP 2001076960 A JP2001076960 A JP 2001076960A
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JP
Japan
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film
capacitor
metallized
margin
thickness
Prior art date
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Pending
Application number
JP25391699A
Other languages
English (en)
Inventor
Megumi Tanaka
恵 田中
Kazuichi Yuuki
万市 結城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】耐圧検査での不良率を少なくするとともに、さ
らに小型で高電圧課電に対する絶縁性能が高い安全規格
用コンデンサ用好適に用いられる金属蒸着した金属化ポ
リプロピレンフィルムとその金属化フィルムを用いてな
るコンデンサを提供する。 【解決手段】アイソタクチックペンダット分率が98%
以上で、かつ少なくとも片面の平均表面粗さRaが0.
03μm〜0.3μmで、かつフイルムの厚みが5μm
〜8μmの2軸延伸ポリプロピレンフイルムの少なくと
も片面に、金属蒸着部からマージン部にかけ金属蒸着膜
厚が連続的に低減する金属蒸着層を有する金属化フイル
ムであり、金属蒸着膜厚が連続的に減少する金属蒸着層
の幅は0.05mm〜1mmである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属蒸着した金属
化フイルムからなる電気、電子回路等に好適に用いられ
る金属化フイルム、およびその金属化フイルムを用いて
なるコンデンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種家庭用電気機器や電子回路機器に
は、ラインから入るノズルを除去し、あるいは機器生す
るノイズが電源ラインに入るのを防ぐために、フィルタ
ーコンデンサが使用されている。これらのフィルターコ
ンデンサは、落雷時等に生じる大きな突入電流によって
破壊されあるいは発火する等の危険がある。これらの危
険を回避するため、例えば、UL1414、CAS C
22.2 VDE0565−1 JIS C5151等
の厳しい試験を課す規格が各国で規定されている。
【0003】従来、フィルターコンデンサとしては、こ
れらの規格に適合するため、11〜12μmの厚いポリ
エステルフイルムを用い、且つ幅の広いマージンを有す
る金属化フイルムが用いられていた。一方、コンデンサ
の小型化に対する強い要求があるが、この要求に応える
ためフイルム厚みを薄くすると安全規格に適合できない
問題があった。この問題の解決策として、特開平9−1
09376公報に厚さ#8のポリプロピレンフイルムを
用いた安全規格に適合する金属化フイルムが提案されて
いる。
【0004】しかしながら、この提案には、コンデンサ
製造工程のDC耐電圧検査で不良率が高いという問題が
あり、小型化要求には必ずしも十分満足するものではな
かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、耐圧
検査での不良率を少なくするとともに、さらに小型で安
全規格に適合したコンデンサ用に好適に用いられる金属
蒸着した金属化フィルム、およびその金属化フィルムを
用いてなるコンデンサを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の金属化フイルムは、アイソタクチックペン
ダット分率が98%以上で、かつ少なくとも片面の平均
表面粗さ Raが0.03μm〜0.3μmで、かつ厚み
が5μm〜8μmの2軸延伸ポリプロピレンフイルムの
少なくとも片面に、金属蒸着部からマージン部にかけ金
属蒸着膜厚が連続的に低減する金属蒸着層を有する2軸
延伸ポリプロピレンフイルムよりなる金属化フイルムで
ある。
【0007】本発明の金属化フイルムにおいては、電極
となる金属蒸着部の表面抵抗が2Ω/□〜15Ω/□、
マージン部の表面抵抗が1×1010Ω/□以上であり、
金属蒸着膜厚が連続的に減少する金属蒸着層の幅が0.
05〜1mm、好ましくは0.1〜0.5mmであるこ
と、2軸延伸ポリプロピレンフイルムの厚みが6μm〜
7μmであること、及びマージン部にマージンオイルが
存在し、そのマージンオイルがシリコーンオイルおよび
フッ素オイルであることが、好ましい態様として含まれ
ている。
【0008】また、本発明のコンデンサは、上記の金属
化フイルムを巻回または積層し使用してなるもので、こ
れには安全規格用コンデンサも含まれている。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の金属化フイルムには、ア
イソタクチックペンダット分率が98%以上で、かつ少
なくとも片面の平均表面粗さ Raが0.03μm〜0.
3μmで、かつ厚みが5μm〜8μmの2軸延伸ポリプ
ロピレンフイルムが用いられる。
【0010】本発明で用いられる2軸延伸ポリプロピレ
ンフイルムのアイソタクチックペンダット分率は、98
%以上であることが好ましく、より好ましくは99%以
上である。アイソタクチックペンダット分率が低いと、
ポリプロピレンの立体規則性が低く、2軸延伸されたフ
イルムの結晶化度が小さくなる。すなわち、絶縁欠陥部
分の割合が多くなり、絶縁耐力の低下につながる場合が
ある。
【0011】ポリプロピレンのペンダット分率は、後述
するが、例えば、T.Hayashiらの報告[Pol
ymer、29、138〜143(1988)]等にあ
るように、上記各位の立体配置を有するセグメントの比
率を 13C−NMRから求めることができる。これらの
内、全メチル基の吸収強度に対するmmmmの立体配置
の割合、すなわちアイソタクチックペンダット分率(以
下mmmmと省略する場合がある)は、m(mmmm)
m、m(mmmm)r、およびr(mmmm)rの3つ
のヘプタッド分率の和として定義される。
【0012】本発明の2軸延伸ポリプロピレンフイルム
の場合、ポリプロピレンのホモポリマーでもコポリマー
でもかまわないが、ホモポリマーが好ましい。コポリマ
ーの場合は、ホモポリマーに比べ結晶性が低下しベース
フィルムとしての耐圧性か劣る。 また、ポリマー中に
塩素捕獲性能を有する化合物、およびまたは公知の各種
添加剤、例えば熱安定剤、酸化防止剤、結晶角核剤等を
添加することができる。
【0013】フイルム表面の粗さは、0.03〜0.3
μmであり、好ましくは0.06〜0.15μmであ
る。粗さが0.03μmより小さいとフイルムのすべり
性が悪く皺が生じやすくなる。また、0.3μmを超え
ると表面が粗くなりフイルムの実質厚みが減少し、絶縁
破壊電圧が低下したり、容量減少が大きくなる。
【0014】本発明で用いられる2軸延伸ポリプロピレ
ンフイルムのフイルム厚みは、5μm〜8μmであり、
好ましくは6μm〜7μmである。
【0015】フイルム厚みが8μmを超える目標の設計
容量を得るには、素子の巻長さを多く巻かなければなら
ず大きな形状のコンデンサとなる。また、フイルム厚み
が4μm未満の薄いフイルムでは、安全規格用コンデン
サの規格を満足できない。
【0016】次に、本発明の金属蒸着した金属化フイル
ムの一実施態様を図1の概略断面図に示す。なお、本発
明の金属化フイルムは本実施態様に限定されるものでは
ない。図1において、本発明の金属蒸着した金属化フイ
ルム1は、2軸延伸ポリプロピレンフイルム2をベース
に、その上に金属蒸着を施した金属蒸着部4および非常
金属蒸着部分であるマージン部3とともに、金属蒸着部
4とマージン部3の境界部に位置する、金属蒸着膜厚が
連続的に低減する金属蒸着層5を設けたものである。図
1においては、金属蒸着膜厚が連続的に低減する金属蒸
着層5の幅Lが表示されている。
【0017】金属蒸着部4の金属は、Al、Zn、C
u、Ag、Au、Sn、Su等あるいはこれらの合金な
ど、導電性を有するものでは特に限定されるものではな
いが、Al、Zn、Cu等が耐コロナ劣化性が小さく好
ましい。なかでも、Al−Znの合金が、耐湿性および
耐コロナ性の点でより好ましく用いられる。本発明で
は、Al−Zn合金のなかでも、耐湿性と容量減少を両
立するためには、合金蒸着のAl含有比率が[(Al含
有量×100)/Al含有量+Zn含有量〕0.5〜1
5wt%である合金が好ましく、より好ましくは6〜1
2wt%の合金である。
【0018】金属蒸着部4の表面抵抗は、1Ω/□〜1
5Ω/□であることが好ましく、より好ましくは3〜1
0Ω/□であり、さらに好ましくは2〜8Ω/□であ
る。表面抵抗が1Ω/□より小さいと、蒸着膜厚が厚く
金属の自己回復性が劣ったり、蒸着時の熱負けによる皺
が生じる。また、表面抵抗が15Ω/□より大きくなる
と、課電時にクリアリングによる膜変化のため容量減少
が大きくなったり、耐電流性が悪くなる傾向を示す。
【0019】また、マージン部3の表面抵抗は、1×1
10Ω/□以上であることが好ましい。
【0020】また、金属蒸着膜厚が連続的に減少する金
属蒸着層5(境界部または傾斜部)の幅Lは、0.05
〜1mmであることが好ましい。本発明の金属化フイル
ム1においては、金属蒸着部4とマージン部3の間に境
界部5を有することが重要である。ここで境界部5と
は、図1に示すとおり、金属蒸着部4からマージン部3
にかけ金属蒸着部の蒸着膜の厚みが連続的に低減してい
く状態にある部分(幅L)を指している。境界部5のよ
り好ましい幅Lは0.06〜0.5mmであり、さらに
好ましくは0.1〜0.15mmである。境界部5の幅
Lが0.05mmより小さければ、マージン部3におけ
る電界緩和効果がなく、課電時のコロナ放電により素子
破壊が生じる。境界部5の幅Lが1mmより大きくなれ
ば、素子をプレスする際のプレス性が悪くなり、コンデ
ンサ素子に電圧を課電したとき、うなり音を生じるよう
になる。
【0021】本発明では、この境界部5を設けることに
よって、安全規格コンデンサのテストにある高い電圧を
印加しても破壊せず、特にマージン部と蒸着金属部の境
界における絶縁破壊を防止することができる。
【0022】以下に、本発明の一例であるコンデンサ用
の金属蒸着された2軸延伸ポリプロピレンの製造方法に
ついて説明する。ただし、本発明は次に記載の製造方法
に限定されるものではない。
【0023】アイソタクチックペンダット分率が98%
〜99.5%であるポリプロピレン樹脂を押出機に供給
し、220〜290℃の温度で溶融し、Tダイからシー
ト状に押出し、30〜95℃の冷却ロールで冷却固化し
た後、125〜150℃の温度で3〜6倍に長手方向に
延伸し、次いで155〜175℃の温度で幅方向に6〜
12倍に延伸し、150〜160℃の温度で数%弛緩さ
せながら熱処理を施し、7μm厚みなるコンデンサ用2
軸延伸ポリプロピレンフイルムを得る。
【0024】その後、5〜50W/m2/minで2軸
延伸ポリプロピレンフイルム表面に、空気や各種ガス中
でコロナ放電処理を施す。表面にコロナ放電処理した前
述の630mm×32000mの製品のコロナ放電処理
面に、次のように金属蒸着する。真空蒸着機内におい
て、前記2軸延伸ポリプロピレンフイルムを送り出しな
がら、所定のオイル蒸気圧に制御された蒸発ノズルのマ
ージン部に設けられた開口部を通じ、所定のオイルを蒸
発、付着させる。傾斜した境界部マージンを形成させる
ためには、マージン幅より小さく加工された金属パイプ
にオイルを入れ、金属パイプを加熱させ、蒸発圧力を測
定しながらマージンオイルの温度を制御し、オイルを蒸
発させてマージン境界部の幅を制御する。このようにし
て、マージン部にはマージンオイルが残存する。ここで
用いられるオイルとしては、シリコーンオイルやフッ素
オイルなどが挙げられる。
【0025】次に、本発明で使用した用語をおよび測定
法について説明する。
【0026】(1) アイソタクチックペンダット分率 試料をO−ジクロロベンゼン/ベンゼン−D6に溶解さ
せ、JEOL製JNM−GX270装置を用いて、共鳴
周波数67.93MHzで13C−NMRを測定した。得
られたスペクトルの帰属およびペンダット分率の計算に
ついては、T.Hayashiらの報告[Polyme
r、29、138〜143(1988)]に基づき、メ
チル基由来のスペクトルについてmmmmmピークを2
1.855ppmとして各ピークの帰属を行ない、ピー
ピーク面積を求めてメチル基由来全ピーク面積に対する
比率を百分率で表示する。詳細な測定条件は以下のとお
りである。
【0027】 測定濃度 : 15〜20wt% 測定溶媒 : O−ジクロロベンゼン(90wt%)
/ベンゼン−D6(10wt%) 測定温度 : 120〜130℃ 共鳴周波数 : 67.93MHz パルス幅 : 10μsec(45°パルス) パルス繰り返し時間 : 7.091sec 積算回数 : 32K 測定モード : ノイズデカップリング。
【0028】(2)表面粗さ JIS B0601−1976に準ずる。但しそのカッ
トオフは0.25mmとした。
【0029】(3)DC耐圧検査 容量1μFになるように蒸着品を巻回し、50個のコン
デサ素子を作成する。その素子を100v/secの昇
圧速度で電圧を課電し、破壊する電圧を求める。判定
は、次の基準にて行なった。測定に用いた耐電圧測定機
のカットオフは10mAとした。
【0030】◎ (合格) : 3.5kv以上の割合
が 95%以上。
【0031】○ (合格) : 3.5kv以上の割合
が 90%以上。
【0032】△ (不合格): 3.5kv以上の割合
が 80%以上90%未満。
【0033】× (不合格): 3.5kv以上の割合
が 80%以下。
【0034】(4)AC耐圧検査 UL1414に準ずる。 素子の容量は1μFで150
0vのAC電圧を1分間課電した。
【0035】◎ (合格) : 破壊素子の割合が 95
%以上。
【0036】○ (合格) : 破壊素子の割合が 90
%以上。
【0037】△ (不合格): 破壊素子の割合が 80
%以上90%未満。
【0038】× (不合格): 破壊素子の割合が 80
%以下。
【0039】(5)蒸着膜厚の境界幅 蒸着膜とマージン部の境界を光学顕微鏡にて50〜10
0倍で観察する。金属蒸着フイルムのマージン界面の厚
みは超薄切片された断面を超高分解能電界放射型走査電
子顕微鏡(日立製A−900H型)を用い、加速電圧5
kvで観測する。
【0040】
【実施例】(実施例1)アイソタクチックペンダット分
率が99.3%なるポリプロピレン樹脂で製膜された、
表面粗さが0.08μm、厚さ7μmの2軸延伸ポリピ
レンフイルムを用意し、真空蒸着機の巻出し側からくり
出されたフイルムにマージンを形成するオイルを入れた
金属パイプ(マージンノズル)を加熱し、該パイプの表
面に形成されたマージン幅より、幅方向熱膨張分だけ短
い幅で設けられた矩形の穴よりフェニル・メチル・ポリ
シロキサン(シリコーンオイル)を蒸発させ、上記に用
意された2軸延伸ポリピレンフイルムの表面にマージン
部となる部分にオイルを付着させた。ついで、Alを蒸
着し、すぐにZnを連続して蒸着した。蒸着膜全体のA
l含有比が6〜8wt%で表面抵抗が6Ω/□になるよ
うに蒸発源の温度を制御した。
【0041】マージンノズルと温度制御を調整して得ら
れた境界部の幅は 0.2〜0.5mmであった。な
お、境界部の金属蒸着厚みは連続的に低減していた。マ
ージン部の表面抵抗値は5X1017Ω/□であった。
【0042】このようにして得られた金属化フイルムを
用いて、1μFの素子を100個作成し、DCおよびA
C課電による素子の破壊を行なった。
【0043】結果は表1に示すとおり、DC耐圧は50
個すべてが3.5kv以上でAC破壊においても破壊は
なく、優れた耐圧性を有していた。
【0044】(実施例2)2軸延伸ポリピレンフイルム
の表面粗さを 0.12μ、金属蒸着部の表面抵抗を4
Ω/□以外は、実施例1に準じて行なった。結果は表1
に示したとおり、実施例1と同様に優れたものであっ
た。
【0045】(比較例1)ペンダット分率が97.5%
なるポリプロピレン樹脂で製膜された2軸延伸ポリピレ
ンフイルムを用いたこと以外は、実施例1に準じて行な
った。
【0046】結果は表1に示したとおり、DC耐圧値は
低下し、AC破壊も生じた。
【0047】(比較例2)フイルム厚みが12μmの2
軸延伸ポリピレンフイルムを用いたこと以外は、実施例
1に準じて行なった。素子の厚みが21mmとなり、素
子形状が大きくなった。
【0048】(比較例3)フイルム厚みが3μmの2軸
延伸ポリピレンフイルムを用いたこと以外は、実施例1
に準じて行なった。結果は表1に示したとおり、DC耐
圧、AC耐圧で破壊が生じ耐圧性を満足するものは得ら
れなかった。
【0049】(比較例4)マージンの形成をカプトンフ
イルムを用いたテープ法にて行なった以外は、実施例1
に準じて行なった。このテープ法は、シャープな段差状
のマージン形成であり、金属蒸着膜厚が連続的に低減す
る金属蒸着層は形成されなかった。結果は表1に示すと
おり、マージン際のコロナによりAC課電による破壊が
生じ、耐圧の低下が著しかった。
【0050】(比較例5)表面粗さが 0.35μの2
軸延伸ポリピレンフイルムを用いたこと以外は、実施例
1に準じて行なった。結果は表1に示すとおり、DC、
AC破壊が生じ、耐圧性が低下した。
【0051】(比較例6)表面粗さが 0.01μの2
軸延伸ポリピレンフイルムを用いたこと以外は、実施例
1に準じて行なった。結果は表1に示すとおり、,表面
が平滑であり、フイルムの滑りが劣り皺が生じやすく、
蒸着製品で大量のロスが生じた。
【0052】
【表1】
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、耐圧検査での不良率を
少なくするとともに、さらに小型で安全規格に適合した
コンデンサ用に好適に用いられる金属化フィルムが得ら
れる。そして、かかる金属化フィルムを用いることによ
って、DC耐電圧特性に優れ、また安全規格用コンデン
サの規格に適合した極めて高い安全性を有するコンデン
サを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の金属化フイルムの一実施態様を示す
概略断面図である。
【符号の説明】
1・・・金属化フイルム 2・・・2軸延伸ポリプロピレンフイルム 3・・・マージン部 4・・・金属蒸着部 5・・・金属蒸着膜厚が連続的に低減する金属蒸着層
(境界部) L・・・境界部の幅
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 27/12 C08L 27/12 83/04 83/04 H01G 4/30 301 H01G 4/30 301K 4/32 301 4/32 301C // C08J 5/18 CES C08J 5/18 CES H01G 4/24 301C 301F 331Z Fターム(参考) 4F006 AA12 AB73 BA07 CA08 DA01 EA01 4F071 AA20 AA26 AA67 AB09 AB10 AF37 AF39 AH15 BA01 BB06 BB08 BC01 BC16 BC17 4F100 AB01B AB10 AB18 AK07A AK17A AK52A BA02 BA44 EH66B EJ38A EJ94 GB41 JA11A JG04 JG04B JK14A YY00A YY00B 4J002 BB121 BB141 BD123 CP032 DA076 DA096 DA106 DA116 DC006 FD116 GQ00 5E082 AB03 AB04 BC09 BC35 BC38 EE07 EE12 EE24 EE25 EE38 FG06 FG35 FG48 MM23 MM24 MM37 PP02 PP04 PP09 PP10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アイソタクチックペンダット分率が98
    %以上で、かつ少なくとも片面の平均表面粗さRaが
    0.03μm〜0.3μmで、かつ厚みが5μm〜8μm
    の2軸延伸ポリプロピレンフイルムの少なくとも片面
    に、金属蒸着部からマージン部にかけ金属蒸着膜厚が連
    続的に低減する金属蒸着層を有する金属化フイルム。
  2. 【請求項2】 電極となる金属蒸着部の表面抵抗が2Ω
    /□〜15Ω/□、マージン部の表面抵抗が1×1010
    Ω/□以上であり、金属蒸着膜厚が連続的に減少する金
    属蒸着層の幅が0.05〜1mmである請求項1記載の
    金属化フイルム。
  3. 【請求項3】 2軸延伸ポリプロピレンフイルムの厚み
    が6μm〜7μmであり、かつ金属蒸着膜厚が連続的に
    低減する金属蒸着層の幅が0.1〜0.5μmである請
    求項1または2に記載の金属化フイルム。
  4. 【請求項4】 マージン部にマージンオイルが存在し、
    そのマージンオイルがシリコーンオイルおよびフッ素オ
    イルである請求項1〜3のいずれかに記載の金属化フイ
    ルムの製法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の金属化
    フイルムを巻回または積層し使用してなるコンデンサ。
  6. 【請求項6】 コンデンサが安全規格用コンデンサであ
    る請求項5記載のコンデンサ。
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