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JP2001067872A - ダイナミック型半導体記憶装置およびその制御方法 - Google Patents

ダイナミック型半導体記憶装置およびその制御方法

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JP2001067872A
JP2001067872A JP2000205065A JP2000205065A JP2001067872A JP 2001067872 A JP2001067872 A JP 2001067872A JP 2000205065 A JP2000205065 A JP 2000205065A JP 2000205065 A JP2000205065 A JP 2000205065A JP 2001067872 A JP2001067872 A JP 2001067872A
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word line
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boosted
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Yukito Owaki
幸人 大脇
Daizaburo Takashima
大三郎 高島
Masako Ota
雅子 太田
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、選択されたワード線に昇圧電位を与
える第1及び第2のワード線昇圧電位発生回路を有する
ダイナミック型半導体装置の制御方法を提供する。 【解決手段】少なくとも第1のワード線昇圧電位発生回
路は外部電源電位(V )を降圧する降圧電位発生回
路(20)の出力電位を電源として動作し、降圧電位
発生回路は第1の基準電位発生回路(21)から出力
された電源電位に依存しない第1の基準電位出力を入力
とし、第1の基準電位出力を降圧電位発生回路の出力電
位と比較し、降圧電位を発生し、ワード線昇圧電位は、
降圧電源電位を基準電位として、この基準電位と比較
し、ワード線昇圧電位が所定の値以下になったときに、
ワード線昇圧電位を昇圧させる第2のワード線昇圧回路
を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイナミック型半
導体記憶装置(DRAM)に係り、特にそのワード線駆
動回路部の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】1トランジスタ/1キャパシタからなる
メモリセルを持つDRAMでは、セルキャパシタとビッ
ト線間の信号の授受を完全にするために、トランスファ
ゲートMOSトランジスタのゲートに接続されるワード
線にはビット線の“H”レベルより高い値に昇圧された
電位が与えられる。一方DRAMは、素子の微細化によ
りますます高集積化が進んでいる。この素子の微細化は
主としてスケーリング則にしたがってなされる。この結
果、トランスファゲートMOSトランジスタのゲート酸
化膜は、例えば1MDRAMでは25nm、16MDR
AMでは15nm、さらに64MDRAMでは10nm
と次第に薄膜化してくる。このゲート酸化膜の薄膜化に
よって、ゲート酸化膜にかかる電界による経時破壊(Ti
me Dependent Dioxide Breakdown,TDDB)が大きい
問題となってくる。この問題を具体的に図面を用いて次
に説明する。
【0003】第20図は、従来のDRAMのワード線駆
動回路部の構成を示す。MOSトランジスタQ 〜Q
およびキャパシタC はワード線昇圧回路を構成し
ている。この昇圧回路は、DRAMチップの周辺回路部
に設けられている。MOSトランジスタQ は、昇圧
用キャパシタC の第1に端子N1 に予備充電を行う
ためのEタイプ,nチャネルの充電用トランジスタであ
る。Eタイプ,pチャネルのMOSトランジスタQ2
と、Eタイプ,nチャネルのMOSトランジスタQ 3
は、昇圧用キャパシタCの第2の端子N2 の電位を制
御するための駆動回路を構成している。MOSトランジ
スタQ1 はチャージポンプ回路により昇圧されたクロッ
クφ1 により制御されて、昇圧用キャパシタC2 の第1
の端子N1 に電源電位Vccを予備充電する。アドレス
が確定する前は、クロックφ2 は“H”レベル、したが
って第1の端子N2 は“L”レベルに保たれている。ア
ドレスが確定してクロックφ2 が“H”レベルから
“L”レベルに変化すると、pチャネルMOSトランジ
スタCがオン、nチャネルMOSトランジスタQ3
オフになって、キャパシタCの第2の端子N2
“H”レベル電位が与えられ、容量結合によって第1の
端子N1 に昇圧電位が得られる。この昇圧電位は、ワー
ド線駆動線WDRVを介し、幾つかのデコーダ・トラン
ジスタ(図の場合二つのMOSトランジスタQ4 ,Q
5 )を介してメモリセルアレイの選択されたワード線W
Lに供給される。これにより、ワード線WLに沿う複数
のメモリセルM1 ,M2,…が選択されて、そのセルキ
ャパシタとビット線BL1,BL2との信号の授受が行わ
れる。
【0004】この様なワード線駆動回路において、昇圧
用キャパシタC2の第1の端子N1がVccに予備充電さ
れて、第2の端子N2 がVssからVccまで持ち上げられ
るとする。キャパシタC2 の容量をC2 で表し、また一
本のワード線WLの容量をC1 、キャパシタC2 の第1
の端子N1 からワード線WLまでのワード線駆動線WD
RVの容量とこれに付随するMOSトランジスタの容量
を全て含めてC3 とする。そうすると、昇圧電位がワー
ド線WLに与えられたとき、実際のワード線電位VWL
は、容量C2 の電荷が容量C1 およびC3 に分配され
て、 VWL=(2C2 +C3 )・Vcc/(C1 +C2 +C
3 ) となる。一般に昇圧用キャパシタの容量C2 はワード線
容量C1 より大きいから、ワード線の昇圧電位VWLの
電源電位Vcc依存性は、 (2C2 +C3 )/(C1 +C2 +C3 )>1 なる関係にある。一方、ビット線電位VBLの“H”レ
ベル側はVccである。したがってワード線昇圧電位の
cc依存性が、ビット線のそれより大きい。
【0005】第21図は、この様なワード線昇圧電位と
ビット線電位のVcc依存性を示している。ワード線電
位昇圧の本来の目的からすると、電源電位のチップ動作
保証範囲の下限であるVccmin において、ワード線昇圧
電位VWLはビット線の“H”レベル電位よりトランス
ファゲートMOSトランジスタ(セル・トランジスタ)
のしきい値電圧VT1分高くなければならない。第21
図では、Vccmin において、 VWL=VBL+VT1 である場合を示している。この様なワード線昇圧を行っ
た場合、第21図から明らかなようにチップの動作保証
範囲の上限の電源電位Vccmaxにおいては、ワード線昇
圧電位VWLはビット線“H”レベル電位VBLより
も、 (2C2+C3 )・Vccmax /(C1+C2+C3)−V
ccmax=(C2 −C1 )・Vccmax /(C1+C2+C3) だけ高くなる。これはワード線に必要な電位に対して、 ΔV=(C2 −C1)・(Vccmax −Vccmin)/
(C1+C2+C3) だけ余分に高くなっていることを意味する。この余分な
ワード線電位昇圧は、セル・トランジスタのゲート酸化
膜に大きいストレスを与え、前述したTDDBによるチ
ップ不良や信頼性低下の原因となる。
【0006】一方、電源電位の上限Vccmaxにおいて
ワード線昇圧電位が、ビット線電位よりしきい値分高い
という最適条件に設定されたとすると、第21図から明
らかなように、電源電位の下限Vccminにおいてはビ
ット線に対する“H”レベル電位書き込みが十分に行わ
れなくなる。TDDB限界が例えば5Vであるとすれ
ば、第21図において斜線で示した領域が書き込み動作
マージンが十分な領域であることになる。
【0007】さらに従来のワード線駆動回路方式には、
次のような問題もある。すなわち、実際のTDDBに効
く最大電界は、ワード線電位VWLとセル・トランジス
タのゲート酸化膜厚TOXとの関係で、VWL/TOX
の関数である。このため、ゲート酸化膜厚のプロセス条
件によるばらつきにより、TDDBが変動するにも拘ら
ず、ワード線駆動回路ではそれに対する補償を行ってい
ない。またセル・トランジスタのしきい値がやはりプロ
セス条件のばらつきにより変動した場合、特に高い方に
変動した場合にメモリセルへの“H”レベル書き込みが
十分に行われなくなる。この様なしきい値変動に対する
補償も行われていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のD
RAMにおいては、ワード線昇圧電位のVcc依存性が
大きいために、Vccmin での十分な“H”レベル書き
込みとVccmax での信頼性確保を両立させる事ができ
ず、また、ゲート酸化膜厚やしきい値のプロセス条件の
ばらつきに対するワード線昇圧電位の補償が行われてい
ない、といった問題があった。
【0009】本発明は、ゲート酸化膜に不必要に高い電
界をかけることなく、しかも十分な“H”レベル書き込
みを可能としたワード線駆動回路を有するDRAMを提
供することを目的とする。
【0010】本発明はまた、プロセス条件のばらつきに
対するTDDB変動および“H”レベル書き込みマージ
ンの変動を補償するワード線駆動回路を有するDRAM
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、選択されたワ
ード線に昇圧電位を与える第1及び第2のワード線昇圧
電位発生回路を有するダイナミック型半導体装置の制御
方法において、少なくとも前記第1のワード線昇圧電位
発生回路は外部電源電位を降圧する降圧電位発生回路の
出力電位を電源として動作し、前記降圧電位発生回路は
第1の基準電位発生回路から出力された電源電位に依存
しない第1の基準電位出力を入力とし、前記第1の基準
電位出力を前記降圧電位発生回路の出力電位と比較し、
降圧電源電位を発生し、前記ワード線昇圧電位は、前記
降圧電源電位を基準電位として、この基準電位と比較
し、ワード線昇圧電位が所定の値以下になったときに、
ワード線昇圧電位を昇圧させる前記第2のワード線昇圧
回路を持つことを特徴とするダイナミック型半導体記憶
装置の制御方法を提供する。
【0012】本発明は、選択されたワード線に昇圧電位
を与えるワード線昇圧電位発生回路を有する半導体装置
において、前記ワード線昇圧電位発生回路は、選択され
たワード線に接続される第1の端子と駆動端子としての
第2の端子を持つ昇圧用キャパシタと、前記第2の端子
が“L”レベルに保持された状態で、前記第1の端子を
第1の電位(V)に予備充電する手段であって充電時
には容量結合により第1の電位にしきい値を加えた値以
上に昇圧された電位がゲートに入力し、ドレインが外部
電源電位(VCC)と接続され、ソースが前記第1の端
子に接続されるNMOSトランジスタ(Q)を有する
充電回路と、前記第2の電位(V)として所定の電源
電圧範囲において外部電源電位(VCC)の変動に対す
る依存性の小さい電位を発生する降圧電位発生回路(2
)と、前記第2の端子を“L”レベル状態から第2
の電位(V)に持ち上げることにより前記第1の端子
に昇圧電位を得るキャパシタ駆動回路とを備えることを
特徴とするダイナミック型半導体記憶装置を提供する。
【0013】本発明は、選択されたワード線に昇圧電位
を与えるワード線昇圧電位発生回路を有する半導体装置
において、前記ワード線昇圧電位発生回路は、選択され
たワード線に接続される第1の端子と駆動端子としての
第2の端子を持つ昇圧用キャパシタと、前記第2の端子
が“L”レベルに保持された状態で、前記第1の端子を
第1の電位に予備充電するNMOSトランジスタを有
し、前記第2の端子を“L”レベル状態から第2の電位
である外部電源電位(VCC)に持ち上げることにより
前記第1の端子に昇圧電位を得るキャパシタ駆動回路
と、前記第1の電位を発生する電位発生回路は、所定の
動作状態において外部電源電位に依存しない平坦な第1
の基準電位を発生する第1の基準電位発生回路からの出
力基準電位と前記第1の電位から発生される参照電位を
比較しそれらを一致させて発生する外部電源電位に依存
しない第1の電位を発生し、前記第1の基準電位は該半
導体記憶装置上のMOSトランジスタのしきい値を基準
として発生し、前記MOSトランジスタはゲート絶縁膜
厚に比例したしきい値部分の絶対値がゲート絶縁膜厚に
比例しないしきい値部分の絶対値より大きなしきい値を
持つことを特徴とするダイナミック型半導体記憶装置を
提供する。
【0014】本発明は、選択されたワード線に昇圧電位
を与えるワード線昇圧電位発生回路を有する半導体記憶
装置において、前記ワード線昇圧電位発生回路は、前記
ワード線のリークによる電位変動を補償すべく、昇圧電
位の電位変動を検出してチャージポンプ回路を駆動する
リングオシレータの動作を制御する電位補償回路を備
え、前記ワード線昇圧電位の電位検知は所定の動作時に
外部電源電位によらない電位と前記昇圧電位とを比較し
て検知し、前記基準電位は該半導体記憶装置上のMOS
トランジスタのしきい値を基準として発生することによ
り電源電圧によらず、前記MOSトランジスタはゲート
絶縁膜厚に比例したしきい値部分の絶対値がゲート絶縁
膜厚に比例しないしきい値部分の絶対値より大きなしき
い値を持つことを特徴とするダイナミック型半導体記憶
装置を提供する。
【0015】本発明は、選択されたワード線に昇圧電位
を与えるワード線昇圧電位発生回路を有する半導体記憶
装置において、前記ワード線昇圧電位発生回路は、前記
ワード線のリークによる電位変動を補償すべく、昇圧電
位の電位変動を検出してチャージポンプ回路を駆動する
リングオシレータの動作を制御する電位補償回路を備
え、前記ワード線昇圧電位の電位検知は所定の動作時に
外部電源電位によらない電位と前記昇圧電位とを比較し
て検知し、前記ワード線昇圧電位の電位検知はチャージ
ポンプ動作時とチャージポンプ停止時とで検知電位レベ
ルを変えることを特徴とする半導体記憶装置を提供す
る。
【0016】本発明は、オンチップ上に形成されたMO
Sトランジスタのしきい値に応じた電位を第1の基準電
位として発生し、前記第1の基準電位を差動増幅器の入
力とし、前記オペアンプ出力電位を外部電源電位をソー
スとするPMOSトランジスタのゲートに入力し、前記
PMOSのドレインよりの出力に応じた参照電位と前記
第1の基準電位と比較し等しくなるよう帰還をかけ増幅
することにより、第2の基準電位(V)を発生し、前
記第2の基準電位(V)に応じた電位と、内部電源電
位(VWL)に応じた電位とをカレントミラー型差動増
幅器に入力しそれらが等しくなるよう帰還をかけること
により内部電源電位を発生させることを特徴とする半導
体記憶装置を提供する。
【0017】本発明によれば、ワード線昇圧回路にVcc
依存性の小さい電位、好ましくはVcc依存性のない電位
を用いることによって、Vccが高い場合のTDDBに対
する保証を確実にすることができ、またVccが低い場合
の“H”レベル書き込みを十分に行うことができる。
【0018】また、本発明によれば、トランスファゲー
トMOSトランジスタのゲート酸化膜厚の変動に追従し
てワード線昇圧電位が変動する結果、ゲート酸化膜厚が
変化しても常にTDDB限界までのワード線の昇圧がで
きるという作用が得られる。これにより、DRAMの読
出し速度の上昇が可能となり、また常に最大の動作マー
ジンが得られる。またトランスファゲートMOSトラン
ジスタのしきい値がプロセス条件のばらつきにより変動
しても、その変動に応じてワード線昇圧電位が変動する
ため、“H”レベル書き込み不足が生じることはない。
更にまた、TDDB限界以上の高電源電位では、電源電
位に依存するワード線昇圧電位が得られるから、DRA
Mの加速試験にも有効に利用することができる。
【0019】更に、本発明によれば、ワード線のリーク
補償が行われて、常に最適のワード線昇圧電位を得るこ
とができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を説明す
る。
【0021】第1図は一実施例のDRAMのワード線駆
動回路部の要部構成を示す。第2図は第1図のワード線
昇圧回路に用いられる電位発生回路であり、第3図は同
じくチャージポンプ回路である。第3図は、DRAMの
全体構成を示すブロック図である。
【0022】第3図に示すようにこの実施例のDRAM
は、外部アドレスを取り込むロウ・アドレス・バッファ
1,カラム・アドレス・バッファ2、これらのアドレス
・バッファ1,2を制御駆動する制御回路3,4、取り
込まれたアドレスをデコードするカラム・デコーダ5,
ロウ・デコーダ6、これらのデコーダ出力により駆動さ
れる1トランジスタ/1キャパシタのメモリセルが配列
されたメモリセルアレイ8、選択されたワード線に昇圧
電位を与えるワード線昇圧回路7、メモリセルアレイ8
とデータのやり取りを行うセンスアンプおよびI/Oゲ
ート9、入出力データをラッチする入力バッファ10,
出力バッファ11を含む。図には示さないがこの他に、
基板バイアス発生回路やメモリセルアレイのセルフ・リ
フレッシュのためのリフレッシュ・カウンタを有する。
これら主要な構成は従来のDRAMと変わらない。更に
必要なら、シリアル・アクセスを行うために、カラム方
向のシリアル・アドレスを発生させるシリアル・アドレ
ス・カウンタを内蔵してもよい。
【0023】ワード線昇圧回路7を含むワード線駆動回
路部は、第1図に示すように構成されている。その基本
的な構成は、第20図に示した従来のものと同様であ
り、したがって第20図と対応する部分には第20図と
同一符号を付してある。ワード線昇圧回路7は、昇圧用
キャパシタC2と、この昇圧用キャパシタC2の第1の端
子N1 に予備充電するための充電回路を構成するnチャ
ネルMOSトランジスタQ1 、および第2の端子N2
駆動するキャパシタ駆動回路を構成するpチャネルMO
SトランジスタQ2とnチャネルMOSトランジスタQ3
を有する。従来のものと異なるのは、電源電位依存性の
ない内部電位を発生する第1の電位発生回路20
よび第2の電位発生回路20を用意し、それぞれから
昇圧用キャパシタの第1の端子N1 に予備充電するため
の第1の電位V1 、および第2の端子N2に与える
“H”レベルの第2の電位V2を発生させている点であ
る。これらの電位発生回路20,20は、制御信号
φ1,φ2の発生回路と共に、第4図のRAS系制御回路
3内に含まれる。
【0024】第1図における第1の電位V1を発生する
ための第1の電位発生回路20 は、例えば第2図の
ように構成される。すなわち3個のダイオード接続され
たnチャネルMOSトランジスタQ11〜Q13と負荷抵抗
1の直列接続回路により、基準電位発生回路が構成さ
れている。この基準電位発生回路の出力は演算増幅器O
Pの反転入力端子に入力される。増幅器OPの出力をゲ
ート入力とするpチャネルMOSトランジスタQ14と分
圧用抵抗Ra,Rbが電源電位Vccと接地電位間に直列接
続されている。抵抗RとRbの接続点は演算増幅器O
Pの非反転入力端子に接続されている。
【0025】この第1の電位発生回路20の基準電位
発生回路からは、電源電位Vccに依存しない、主として
MOSトランジスタQ11〜Q13のしきい値電圧で決まる
基準電位Vcが得られる。この基準電位Vcと、抵抗
a,Rbの分圧点電位の差が増幅されて、第1の電位V
1 として、 V1 =Vc ・(Ra +Rb )/Rb なる電位が得られることになる。
【0026】第2の電位V2を得る第2の電位発生回路
20についても、第2図と同様の回路構成を用いる。
この場合、第1の電位V1と第2の電位V2として等しい
ものを用いる場合には、一つの電位発生回路を共用する
ことができる。
【0027】ワード線昇圧回路7の充電用MOSトラン
ジスタQ1のゲートに与えられる制御信号φ1は、第1の
電位V1が電源電位VccよりトランジスタQ1のしきい値
より低い場合にはVccを用いてよい。第1の電位V1
これより高い場合には、制御信号φ1 として例えばチャ
ージポンプ回路により電源電位Vccより昇圧された信号
が用いられる。第3図はそのチャージポンプ回路の構成
例である。このチャージポンプ回路は、電荷蓄積用キャ
パシタC11、C12と、キャパシタC11に充電するための
nチャネルMOSトランジスタQ15と、電荷転送用のダ
イオード接続されたnチャネルMOSトランジスタ
16,Q17により構成される。キャパシタC11とC12
一端には、例えばリングオシレータから得られる相補ク
ロック信号φ,φが与えられる。
【0028】このチャージポンプ回路により昇圧された
制御信号φ1 が第1図の充電用MOSトランジスタQ1
のゲートに入力される事により、充電用MOSトランジ
スタQでのしきい値電圧の降下がなく、したがって昇圧
用キャパシタC2の第1の端子N1には第1の電位V1
予備充電される。
【0029】この実施例でのワード線昇圧の動作を説明
する。第5図はそのタイミング図である。アドレスが確
定する前は、制御信号φ2は“H”レベル、したがって
キャパシタC2の第2の端子N2は“L”レベルである。
このとき充電用MOSトランジスタQ1は前述のように
昇圧された制御信号クロックφ1により制御されて、昇
圧用キャパシタC2の第1の端子N1に第1の電位V1
予備充電する。アドレスが確定して制御信号φ2
“H”レベルから“L”レベルに変化すると、pチャネ
ルMOSトランジスタQ2がオン、nチャネルMOSト
ランジスタQ3がオフになって、キャパシタC2の第2の
端子N2に第2の電位V2が与えられ、容量結合によって
第1の端子N1に昇圧電位が得られる。この昇圧電位
は、ワード線駆動線WDRVを介し、クロックφ3,φ4
で制御されるデコーダ・トランジスタQ4,Q5等を介し
てメモリセルアレイ8の選択されたワード線WLに供給
される。これにより、ワード線WLに沿う複数のメモリ
セルM1,M2,…が選択されて、そのセルキャパシタと
ビット線との信号の授受が行われる。
【0030】従来と同様、ワード線の容量をC1、ワー
ド線昇圧回路7の出力端子から選択ワード線までの間に
付随する容量をC3とすると、この実施例の場合ワード
線昇圧電位VWLは、 VWL=V1・(C2+C3)/(C1+C2+C3)+V2
2 /(C1+C2+C3) となる。第1の電位V1と第2の電位V2が等しい場合に
は、昇圧ワード線電位V WLは、 VWL=V1・(2C2+C3 )/(C1+C2+C3) となる。
【0031】第6図は、この実施例による昇圧ワード線
電位VWLの電源電位依存性を示す。上述の式から明ら
かなようにこの実施例においては、ワード線昇圧電位V
WLは電源電位Vccに依存しない第1の電位V1および
第2の電位V2により決まり、電源電位の動作保証範囲
ccmin 〜Vccmaxで一定値を示す。したがって電
源電位の下限Vccminで十分な“H”レベル書き込み
が可能であり、また上限Vccmaxでセル・トランジス
タのゲート酸化膜に不必要に高い電界がかかるのが防止
される。
【0032】なお、上記実施例ではワード線昇圧回路に
用いられる第1の電位V1と第2の電位V2共に電源電位
に依存しない電位を用いたが、いずれか一方は電源電位
ccであっても良い。例えば第7図は、第1図のワー
ド線昇圧回路7の第2の電位V2の代りに電源電位V
ccを用いた場合であり、第8図は同じく第1の電位V
1 の代りに電源電位Vccを用いた場合である。第7図
の昇圧回路を用いた場合、ワード線昇圧電位VWLは、 VWL=V1・(C2+C3)/(C1+C2+C3)+Vcc
・C2 /(C1+C2+C3) で表される。第8図の昇圧回路の場合、ワード線昇圧電
位VWLは、 VWL=Vcc・(C2+C3)/(C1+C2+C3)+V2
・C2 /(C1+C2+C3) で表される。
【0033】いずれの場合も、ワード線昇圧電位VWL
は、電源電位依存性は零ではないが、傾きは1より小さ
い。これらのワード線昇圧電位の電源電位依存性を、第
6図と対応させて図に示すと、第9図のようになる。こ
れらの場合にも、ワード線昇圧電位が第21図に示した
ような電源電位依存性を有する場合に比べると、Vccma
x でのゲート酸化膜の電界緩和とVccmin での十分な
“H”レベル書き込みを両立させることができる。
【0034】次に、製造プロセス条件の変動に対するワ
ード線昇圧電位の補償を行うようにした実施例を説明す
る。ワード線駆動回路の要部構成は、先の実施例で示し
た第1図と変らない。この実施例においては、ワード線
昇圧回路7に与える第1の電位V1を発生する電位発生
回路が第10図のように構成される。図示のように、第
1,第2の二つの基準電位発生回路21,21が用
いられる。第1の基準電位発生回路211は、あるレベ
ル以上の電源電位において電源電位に依存せず、セル・
トランジスタのゲート酸化膜に比例する第1の基準電位
c1を発生するためのものである。第2の基準電位発生
回路21 は、電源電位とセル・トランジスタのしき
い値変動に対応した第2の基準電位Vc2を発生するもの
である。これらの具体的な構成例は後述する。第1の基
準電位発生回路211 の出力は、第1の増幅回路221
に入力される。第1の増幅回路221 は、演算増幅器O
1と、この増幅器OP1の出力をゲート入力とするpチ
ャネルMOSトランジスタQ211および分圧用抵抗R
a1,Rb1の直列接続回路により構成されている。これに
より第1の増幅回路221 からは第1の基準電位Vc1
比例した出力電位が得られる。第2の基準電位発生回路
21の出力は、第2の増幅回路22に入力される。
この第2の増幅回路22は、演算増幅器OP2と、こ
の増幅器OP2の出力をゲート入力とするpチャネルM
OSトランジスタQ212 および分圧用抵抗Ra2,R
b2の直列接続回路により構成されている。抵抗Ra2とR
b2の接続点は演算増幅器OP2 の非反転入力端子に帰還
接続されている。これら第1,第2の増幅回路22
よび22の出力端子はワイヤードOR結線23に接続
されて、二つの増幅回路22,22 の出力電位の
高い方の電位が取り出されるようになっている。
【0035】第11図(a) 〜(f) は、第1の基準電位発
生回路21の構成例である。第11図(a) では、負荷
抵抗R2と3個のダイオード接続されたnチャネルMO
SトランジスタQ31〜Q33が電源電位Vccと接地電位間
に直列接続されている。ここで3段のMOSトランジス
タQ31〜Q33は、n型多結晶シリコン・ゲート電極を
用いたチャネルイオン注入のないnチャネルMOSトラ
ンジスタ、またはチャネルイオン注入を行うことによ
ってそのしきい値がゲート酸化膜厚にほぼ比例するよう
にしたnチャネルMOSトランジスタを用いる。負荷抵
抗R2の抵抗値はMOSトランジスタQ31〜Q33のそれ
に比べて十分大きいものとする。このとき出力端子に
は、電源電位Vccがあるレベルすなわち3段のMOSト
ランジスタQ31〜Q33のしきい値の合計値を越える範囲
では、そのしきい値の合計値が第1の基準電位Vc1とし
て得られる。その詳細を説明すると次の通りである。
【0036】通常、n型ゲート電極のチャネルイオン注
入のないnチャネルMOSトランジスタのしきい値電圧
は、 V=−VFB+2φ+γ(φ+VSUB)1/2
・TOX で表される。ここで、VFBはフラットバンド電圧、φ
はフェルミレベル、γは比例定数、VSUBは基板バ
イアス電圧、TOXはゲート酸化膜厚である。そしてn
型ゲート電極のチャネルイオン注入のないnチャネルM
OSトランジスタでは、 |−VFB+2φ|・γ(φ+VSUB)1/2・
OX であるから、しきい値電圧Vは、ゲート酸化膜厚T
OXにほぼ比例する。これが第13図に示すV(T
OX)の直線である。したがって第11図(a) の基準電
位発生回路により、電源電位Vccがある値以上では、電
源電位によらずゲート酸化膜厚TOXに比例した第1の
基準電位Vc1を得ることができる。
【0037】第11図(b) は、第11図(a) に対してM
OSトランジスタの基板バイアス条件が異なるのみであ
る。基板バイアスが異なっても、上述のしきい値電圧の
式において、(φ+VSUB)1/2の値が異なるの
みであり、ゲート酸化膜厚に対する比例関係は変わらな
い。したがって例えばこの第11図(b)の構成によれ
ば、第13図のV′(TOX)なる関係が得られる。
こうして負荷抵抗R2が大きい場合には、第11図(a)
(b) に示す基準電位発生回路によって、第1の基準電位
c1として、ゲート酸化膜厚TOXに比例する電位 Vc1=K・TOX (Kは比例定数) …(1) が得られる。この関係は、MOSトランジスタの段数に
は直接関係なく、したがって第11図(c) に示すように
一つのMOSトランジスタQ31を用いても、同様の機
能を持つ基準電位発生回路が得られる。以上の基準電位
発生回路では、nチャネルMOSトランジスタがチャネ
ルイオン注入を行わないものであるから、ゲート酸化膜
厚以外のプロセス条件(イオン注入条件や温度)に対す
る変動が少なく、ゲート酸化膜厚TOXに比例した安定
な基準電位を発生する事ができる。好ましくは Vc1=K・TOX において、比例定数Kが0.6以上となるようにする。
【0038】一方第11図(a) 〜(c) において、チャネ
ルイオン注入を行ったnチャネルMOSトランジスタを
用いてもよい。その場合には、イオン注入によるフラッ
トバンドのずれΔVFBが、 −VFB+ΔVFB+2φ〜0 を満たすように、イオン注入条件を選ぶ。これによっ
て、チャネルイオン注入を行ったMOSトランジスタを
用いても、ほぼゲート酸化膜厚に比例した基準電位を発
生させることができる。またp型ゲート電極のnチャネ
ルMOSトランジスタでは、しきい値電圧が V=VFB+2φ+γ(φ+VSUB)1/2・
OX で表されるから、やはりチャネルイオン注入を行って、 VFB−ΔVFB+2φ〜0 とする。この様なMOSトランジスタを用いても、ゲー
ト酸化膜厚に比例した基準電位を得ることができる。
【0039】第11図(d) は、p型ゲート電極のチャネ
ルイオン注入を行わないpチャネルMOSトランジスタ
34を用いた例である。この場合、MOSトランジスタ
Q34のしきい値電圧は、 V=−VFB+2φ−γ(φ+VSUB)1/2
・TOX となる。TOXが十分大きい場合は、 |−VFB+2φ|・γ(φ+VSUB)1/2・
OX となるので、やはりゲート酸化膜厚に比例した基準電位
が得られる。そしてn型ゲート電極のチャネルイオン注
入を行わないnチャネルMOSトランジスタを用いた場
合と同様、p型ゲート電極のチャネルイオン注入を行わ
ないpチャネルMOSトランジスタは、プロセス条件が
決まればゲート酸化膜厚以外のパラメータの変動が少な
いので、安定したゲート酸化膜厚依存性を持つ基準電位
が発生できる。
【0040】一方、n型ゲート電極のpチャネルMOS
トランジスタの場合、チャネルイオン注入を行わない
と、しきい値電圧は V=VFB+2φ−γ(φ+VSUB)1/2・
OX となる。これはゲート酸化膜厚に対して、第13図に示
す直線−VT2のように示され、ゲート酸化膜厚に比例
しない。この場合でも、例えばボロンをチャネルイオン
注入する事によりフラットバンド電圧のずれΔVFB
発生させ、 |VFB+2φ−ΔVFB|〜0 を満たすようにすれば、ゲート酸化膜厚に比例した基準
電位を得ることができる。また、pチャネルMOSトラ
ンジスタを用いる場合にも、nチャネルMOSトランジ
スタの場合と同様、複数段直列接続して基準電位発生回
路を構成することができる。
【0041】第11図(e) (f) は、第11図(c) の構成
において、負荷抵抗R2 の部分にそれぞれnチャネルM
OSトランジスタQ35,pチャネルMOSトランジスタ
36を用いたものである。これら負荷抵抗用MOSトラ
ンジスタQ35,Q36は、十分高抵抗とするため、チャネ
ル幅/チャネル長 ≪ 1なる条件を満たすものを用い
る。これによって、第11図(c) の場合と同様にゲート
酸化膜厚に比例する第1の基準電位Vc1を得ることでで
きる。
【0042】第12図(a) 〜(d) は、第10図の第2の
基準電位発生回路212の構成例である。第12図(a)
においてnチャネルMOSトランジスタQ41は、セル・
トランジスタと同様のプロセス条件,同様の形状をもっ
て形成されたMOSトランジスタであり、これがダイオ
ード接続されて抵抗R3,R4と共に電源電位Vccと接
地電位間に直列接続されている。抵抗R3,R4の抵抗値
は、MOSトランジスタQ41のそれより十分大きいもの
とする。
【0043】このとき得られる出力電位すなわち第2の
基準電位Vc2は、MOSトランジスタQ41のしきい値
電圧をVTCとすると、 Vc2=(Vcc−VTC)R3 /(R3 +R4)+VTC ={R3 /(R3 +R)}(Vcc+VTC /R)…(2) となる。
【0044】この(2)式から、第2の基準電位Vc2
は、電源電位Vccに依存し、かつMOSトランジスタの
ゲートしきい値電圧VTCの変動に応じて変動する値と
なる。
【0045】第12図(b) は、第12図(a) のMOSト
ランジスタQ41の基板バイアス条件を異ならせたもので
ある。これは、MOSトランジスタのしきい値電圧が異
なるだけで、(2)式の関係は変わらない。第12図
(c) は、抵抗R4 とMOSトランジスタQ12の配置を第
12図(a) と逆にしたもので、得られる基準電位は変わ
らない。第12図(d) は、複数のMOSトランジスタを
並列接続して、第12図(a) と同じ基準電位を得る例で
ある。メモリセルに用いられるMOSトランジスタは極
めて微細であるため、プロセス条件はセル・トランジス
タと同様として、それより大きいMOSトランジスタを
複数個形成してこのように並列接続することにより、や
はり(2)式で表される第2の基準電位Vc2を得ること
ができる。
【0046】次に第10図に戻って、その動作を詳細に
説明する。上述したような第1の基準電位発生回路21
1および第2の基準電位発生回路21から得られる第
1の基準電位Vc1および第2の基準電位Vc2は、そ
れぞれ増幅回路22,22 により増幅される。すな
わち第1の増幅回路22の出力電位Va1は、(1)
式の値に増幅率をかけて、 Va1={(Ra1+Rb1)/Rb1}KTOX …(3) となる。一方第2の増幅回路22 の出力電位Va2
は、(2)式の値に増幅率をかけて、 Va2={(Ra2+Rb2)/Rb2}{R /(R +R)} (Vcc+VTC /R) …(4) となる。
【0047】第14図(a) は、これらの出力電位
a1,Va2の電源電位依存性を示す。出力電位V
a1は、電源電位Vccがあるレベル以上では電源電位
ccによらず、ゲート酸化膜厚TOXのみに依存する
一定値を示す。出力電位Va2は、電源電位VccとM
OSトランジスタのしきい値に依存する値を示す。これ
ら二つの出力電位は、ワイヤードOR結線23により、
高い方の値が優先的に出力されることになり、結局第1
4図(b) のような電位V1 出力が得られる事になる。
【0048】そしてこの様に得られる電位V1 を第1図
のワード線昇圧回路7に与えることにより得られるワー
ド線昇圧電位VWLは次のようになる。まず(3)式に
よる電位Va1が単独で昇圧用キャパシタに充電されて
これがワード線に与えられた場合を考えると、ワード線
駆動線WDRVの容量C3 を無視したとき、 VWL={2C1/(C1+C2)}{(Ra1+Rb1)/Rb1}KTOX …(5) となる。同様に(4)式による電位Va2のみを考える
と、 VWL={2C1 /(C1 +C2 )}{(Ra2+Rb2)/Rb2} {R /(R +R)}(Vcc+VTC/R) …(6) となる。したがって全体としては、(5)式と(6)式
の大きい方がワード線昇圧電位として与えられる。
【0049】以上のようにして得られるワード線昇圧電
位の電源電位依存性を示すと、第15図のように表され
る。図の折れ線V1 は第14図(b) のそれであり、これ
により得られるワード線昇圧電位VWLがやはり図のよ
うな折れ線で表される。最大は、V1 =Vcc,C
・Cのときで、VWL=2Vccである。折れ線で表
されたワード線昇圧電位VWLのうち電源電位Vcc
小さい範囲の直線部分L1 がこれであり、第14図(a)
の電位Va1のうちしきい値により制限されず電源電位
Vccに比例して増大する部分に対応する。平坦部L2
は、第14図(a)の電位Vaの平坦部すなわちMOSトラ
ンジスタのゲート酸化膜厚TOXのみに依存する部分に
対応する。さらに電源電位Vccが高い領域での直線L
は、第14図(a) の電位Va2すなわち電源電位とM
OSトランジスタのしきい値に依存する部分に対応す
る。
【0050】この実施例による効果を次に説明する。い
ま、TDDBの最大電界をEmax として、 {2C1/(C1 +C2)}{(Ra1+Rb1)/Rb1}K
=Emax とすれば、(5)式から、 VWL=Emax ・TOX となる。すなわち、第15図のワード線昇圧電位VWL
の平坦部Lは、電源電位Vccの変動にもかかわらず
TDDB限界で一定となり、かつゲート酸化膜厚TOX
の変動に対してこれに比例して変動する値になる。した
がって先の実施例の効果に加えて、ワード線昇圧電位は
プロセス変動によるゲート酸化膜厚の変動の影響が自動
的に補償される。また、C・C 、かつ 2Vcc<Emax ・TOX であるときは、ワード線昇圧電位は昇圧回路の限界2V
ccまで上昇させる事ができる。以上をまとめると、ゲ
ート酸化膜厚TOXの変動が生じても、ワード線昇圧電
位VWLは、2Vcc>Emax ・TOXのとき、VWL
=2Vccまで、2Vcc≦Emax ・TOXのとき、V
WL=Emax ・TOX一定となる。これにより、TDD
Bによる信頼性の劣化を生じることなく、メモリセルへ
の“H”レベル書き込みマージン、および電源電位の動
作マージンが十分なものとなり、ワード線電位の十分な
上昇による読出し速度の上昇がはかられ、しかもプロセ
ス条件のばらつきに対しては自動的にワード線昇圧電位
をTDDB限界に保つ補償がなされる。
【0051】一方、(6)式において、 {2C/(C +C)}{(Ra2+Rb2)/
b2} {R3 /(R3 +R4 )} =1 とすると、(6)式は、 VWL=Vcc+VCR3 /R4 …(7) となる。R3 /R4 の値を変えた場合にも、(Ra2+R
b2)/Rb2を変えることによって上記式(7)の条件を
設定する事ができる。ここで実際にメモリセルの“H”
レベル書き込みに必要とされるワード線電位は、セル・
トランジスタのしきい値をVT1として、 VWL=Vcc+VT1 …(8) である。ワード線昇圧回路内の基準電位発生回路に用い
られる例えば第12図(a) に示したMOSトランジスタ
41とセル・トランジスタとは、前述のようにプロセス
条件や形状は同じであり、基板バイアスのみが異なる。
いまセル・トランジスタの基板バイアスは、セルアレイ
のウェル電位をVBBとしてVSUB1=Vcc+V
BBである。ワード線昇圧回路の基準電位発生回路内の
MOSトランジスタQ41の基板バイアスは、第12図
(a) の回路構成の場合、 VSUB2=(Vcc−VTC)R3 /(R3 +R4) である。したがって、VSUB1>VSUB2であり、
この結果 VTC<VT1 となる。このしきい値の差をR3 /R4 により補償し
て、 VT1〜VTC3 /R4 とすれば、“H”レベル書き込みに最低限必要なワード
線電位として、 VWL=Vcc+VTC3 /R4〜Vcc+VT1 を得ることができる。第12図(b) (c) の場合にも基板
バイアスが変わるだけであるから、同様の関係を設定す
ることができる。
【0052】以上のような関係を満たすことによって、
メモリセルへの“H”レベル書き込みが保証され、しか
もプロセス条件によりセル・トランジスタのしきい値が
変動した場合にも自動的にワード線昇圧電位が補償され
る。
【0053】さらにまた、電源電位Vccを強制的に上
げてDRAMの加速試験を行う場合、この実施例のワー
ド線駆動回路を用いて、第15図のワード線昇圧電位V
WLの直線部L3を利用することができる。
【0054】以上のようにこの実施例によるワード線昇
圧電位は、第15図に示すように電源電位の上昇に対し
て、L1 →L2 →L3なる軌跡をたどる。そしてこの軌
跡と、“H”レベル書き込みの最低限レベルVcc+V
T1により囲まれた、第15図の斜線領域が、十分な書
き込み動作マージンが得られる範囲である。これは従来
の第21図に示した斜線で示した動作マージン領域と比
較して明らかなように、大幅にマージンが向上してい
る。
【0055】本発明は以上に説明したように、DRAM
のワード線昇圧電位として電源電位に依存しない一定値
を用いることが基本である。しかしながらこの場合、実
際にはワード線電位がリークにより変動する。このリー
クは主として、ワード線につながるMOSトランジスタ
の拡散層から生じる。したがって本発明においては、ワ
ード線のリーク補償を行うことが望ましい。以下にその
様なリーク補償回路を設けたDRAMの実施例を説明す
る。ワード線駆動回路については、先に説明した実施例
のいずれかを用いればよく、以下ではリーク補償回路部
の説明に限る。
【0056】第16図は、ワード線リーク補償回路部の
構成を示すブロック図である。図に示すようにこのリー
ク補償回路部には、ワード線電位VWLと参照電位V
REFを比較して検知する比較検知回路31が設けられ
る。この検出回路31の出力によりリングオシレータ3
2がON/OFF制御され、このリングオシレータ32
の出力によってワード線昇圧回路に用いられるチャージ
ポンプ回路33が制御されるようになっている。
【0057】第17図は比較検知回路31の具体的な構
成例である。この比較検知回路は、ソースが共通接続さ
れたnチャネルMOSトランジスタQ53,Q54、これら
に電流を供給するpチャネルMOSトランジスタQ55
56、およびMOSトランジスタQ53,Q54の共通ソー
スに直列接続されたスイッチング用nチャネルMOSト
ランジスタQ57,Q58により構成されたカレントミラー
型CMOS差動増幅回路を主体とする。MOSトランジ
スタQ57は制御信号VSWにより制御され、MOSトラ
ンジスタQ58は別の制御信号VMにより制御される。こ
の差動増幅回路の信号入力端子すなわちMOSトランジ
スタQ53のゲートには、ワード線電位VWLが抵抗
,rにより分圧されて入力され、参照電位入力端
子すなわちMOSトランジスタQ54のゲートには、参照
電位VREFが抵抗r,rにより分圧されて入力さ
れるようになっている。これら分圧抵抗r,rおよ
びr,rにはそれぞれ、入力をON/OFFする制
御信号VSWにより制御されるスイッチング用nチャネ
ルMOSトランジスタQ51,Q52が直列に介挿されてい
る。CMOS差動増幅回路の出力は、pチャネルMOS
トランジスタQ59を介し、出力バッファを介してリング
オシレータ制御信号VROとして取り出される。MOS
トランジスタQ59のドレインは電源Vccに接続され、
ソースは制御信号Vにより制御されるスイッチング用
nチャネルMOSトランジスタQ61を介して接地されて
いる。pチャネルMOSトランジスタQ59のゲート・ド
レイン間には、制御信号VSWにより制御されるpチャ
ネルMOSトランジスタQ60が設けられている。
【0058】この様なリーク補償回路において、ワード
線電位VWLは、実際にセルアレイ内で選択されるワー
ド線の電位または、セルアレイ内のワード線と同様の負
荷条件に設定された疑似ワード線を用いてこれから得ら
れる電位を利用する。参照電位VREFには例えば、第
1図の実施例で昇圧回路部に用いられる第1の電位発生
回路20から得られる内部電位Vを利用する。そし
てワード線電位VWLがある値以下になったときに、リ
ングオシレータ制御信号VROが“H”レベルになるよ
うに、分圧抵抗r〜rの値が設定される。
【0059】第18図は、第17図の比較検知回路から
得られる制御信号VROにより制御されるリングオシレ
ータの構成例である。すなわちCMOSインバータを複
数段リング状に接続して構成されるリングオシレータの
内部に、図示のような回路が設けられる。
【0060】この実施例によるワード線リーク補償の動
作は次の通りである。第17図の比較検知回路31は、
制御信号VSWおよびVが“L”レベルの間、不活性
状態に保たれる。このとき、出力段は、pチャネルMO
SトランジスタQ60がオンでり、これによりpチャネル
MOSトランジスタQ59はゲート・ドレインが短絡され
てオフに保たれる。またnチャネルMOSトランジスタ
61がオフである。したがってリングオシレータ制御信
号VROは“L”レベルである。このとき第18図のリ
ングオシレータ32は、pチャネルMOSトランジスタ
74,nチャネルMOSトランジスタQ73が共にオフで
あり、発振しない。
【0061】制御信号VSWおよびVが“H”レベル
になると、比較検知回路31が活性化される。そしてワ
ード線電位VWLがある設定された値より高い状態で
は、差動増幅回路の出力は“H”レベルであり、したが
って出力段のpチャネルMOSトランジスタQ59がオフ
に保たれる。このときnチャネルMOSFETQ61がオ
ンであるから、制御信号VROは相変わらず“L”レベ
ルに保たれる。ワード線電位VWLが設定された値以下
になると、差動増幅回路の出力が“L”レベルになる。
この結果、出力段のpチャネルMOSトランジスタQ59
がオンとなる。pチャネルMOSトランジスタQ59のオ
ン抵抗とnチャネルMOSトランジスタQ 61のオン抵抗
をある関係に予め設定しておけば、pチャネルMOSト
ランジスタQ59がオンすることにより、出力制御信号V
ROが“H”レベルになる。この制御信号VRO
“H”レベルへの遷移によって、第18図のリングオシ
レータ32が活性化されて発振を開始し、所定のクロッ
ク信号φR,/φRが得られる。これによりチャージポ
ンプ回路33が駆動されて、ワード線昇圧回路が働き、
低下したワード線の昇圧が行われる。
【0062】以上のようにしてこの実施例によれば、ワ
ード線のリークによる低下を補償して常にワード線を所
望の値に設定することができる。したがって、前述した
ように電源電位に依存しない一定のワード線昇圧電位を
用いる本発明のDRAMの信頼性が向上する。またビッ
ト線実施例のように、ワード線昇圧のためのリングオシ
レータを常時動作させるのではなく、オン,オフ動作さ
せることによって、無駄な消費電力を少なくすることが
できる。
【0063】第19図は、第17図の比較検知回路を僅
かに変形した実施例の比較検知回路である。すなわち第
17図における分圧抵抗rの部分を、さらに抵抗r
21,r22に分け、それらの接続点と接地電位間にn
チャネルMOSトランジスタQ 62を設けて、これを出力
制御信号VROにより制御するようにしている。
【0064】この実施例によれば、リーク補償の動作に
一定の不感帯が形成される。すなわち、ワード線電位V
WLが所定の値より高く、出力制御信号VROが“L”
レベルの間、MOSトランジスタQ62はオフであり、こ
のときワード線電位VWL側の分圧比は、r/(r
21+r22)である。つまり差動増幅回路に入力され
る電位は、 VWL・(r21+r22)/(r+r21
22) となる。これがある値以下に低下したときに比較検知回
路が働いて制御信号V =“H”レベルとなり、リン
グオシレータが働く。そして制御信号VROが“H”レ
ベルのとき、MOSトランジスタQ62はオンとなるた
め、ワード線電位V WLの入力側の分圧比は、r/r
21となる。このとき差動増幅回路に入力される電位
は、 VWL・r21/(r+r21+r22) である。したがってリングオシレータが働いて低下した
ワード線電位VWLがある程度回復しても、差動増幅回
路には十分な“H”レベル入力とならないため、しばら
くはリングオシレータが動作しつづける。
【0065】こうしてこの実施例によれば、ワード線電
位が低下するときと上昇するときのリーク補償回路のし
きい値が異なり、リーク補償回路に不感帯が生じる。し
たがってワード線電位がリーク補償によって発振すると
いう事態が防止される。
【0066】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、電源電位Vccが高い場合のTDDBに対する保証
を確実にすることができ、またVccが低い場合の
“H”レベル書き込みを十分に行うことができるワード
線駆動回路を有するDRAMを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のDRAMにおけるワード線
駆動回路部の構成を示す図
【図2】第1図における第1の電位発生回路の構成を示
す図
【図3】同じく第1図のワード線昇圧回路を駆動するチ
ャージポンプ回路の構成を示す図
【図4】実施例のDRAMの全体構成を示すブロック図
【図5】第1図のワード線駆動回路の動作を説明するた
めのタイミング図
【図6】実施例により得られるワード線昇圧電位の電源
電位依存性を示す図
【図7】他の実施例のワード線昇圧回路を示す図
【図8】さらに他の実施例のワード線昇圧回路を示す図
【図9】第7図および第8図の実施例により得られるワ
ード線昇圧電位の電源電位依存性を示す図
【図10】別の実施例のDRAMにおける第1の電位発
生回路の構成を示す図
【図11】第10図における第1の基準電位発生回路の
構成例を示す図
【図12】第10図における第2の基準電位発生回路の
構成例を示す図
【図13】MOSトランジスタのしきい値電圧のゲート
酸化膜厚依存性を示す図
【図14】第10図の電位発生回路の出力電位特性を示
す図
【図15】第10図の電位発生回路を用いた実施例での
ワード線電位の電源電位依存性を示す図
【図16】さらに別の実施例のDRAMにおけるワード
線リーク補償回路を示す図
【図17】第16図における比較検知回路の構成例を示
す図
【図18】同じくリングオシレータの構成例を示す図
【図19】第17図の構成を変形した比較検知回路を示
す図
【図20】従来のDRAMのワード線駆動回路を示す図
【図21】同じくそのワード線昇圧電位の電源電位依存
性を示す図
【符号の説明】
1…ロウ・アドレス・バッファ、 2…カラム・アドレス・バッファ、 3…RAS系制御回路、 4…CAS系制御回路、 5…カラム・デコーダ、 6…ロウ・デコーダ、 7…ワード線昇圧回路、 8…メモリセルアレイ、 9…センスアンプ、 10…入力バッファ、 11…出力バッファ、 201 …第1の電位発生回路、 202 …第2の電位発生回路、 211 …第1の基準電位発生回路、 212 …第2の基準電位発生回路、 221 …第1の増幅回路、 222 …第2の増幅回路、 23…ワイヤードOR結線、 31…比較検知回路、 32…リングオシレータ、 33…チャージポンプ回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月18日(2000.12.
18)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、選択されたワ
ード線に昇圧電位を与える第1及び第2のワード線昇圧
電位発生回路を有するダイナミック型半導体装置の制御
方法において、少なくとも前記第1のワード線昇圧電位
発生回路は外部電源電位を降圧する降圧電位発生回路の
出力電位を電源として動作し、前記降圧電位発生回路は
第1の基準電位発生回路から出力された電源電位に依存
しない第1の基準電位出力を入力とし、前記第1の基準
電位出力を前記降圧電位発生回路の出力電位と比較し、
前記降圧電位を発生し、前記ワード線昇圧電位は、前記
降圧電源電位を基準電位として、この基準電位と比較
し、ワード線昇圧電位が所定の値以下になったときに、
ワード線昇圧電位を昇圧させる前記第2のワード線昇圧
回路を持ち、前記第1の基準電位発生回路は同一チップ
上のMOSトランジスタのしきい値を用いることによ
り、電源電圧に依存せずゲート絶縁膜厚に比例した部分
を持つ基準電位を発生し、前記MOSトランジスタはゲ
ート絶縁膜厚に比例したしきい値部分の絶対値がゲート
絶縁膜厚に比例しないしきい値部分の絶対値より大きな
しきい値を持ことを特徴とするダイナミック型半導体記
憶装置の制御方法を提供する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】本発明は、選択されたワード線に昇圧電位
を与えるワード線昇圧電位発生回路を有する半導体装置
において、前記ワード線昇圧電位発生回路は、選択され
たワード線に接続される第1の端子と駆動端子としての
第2の端子を持つ昇圧用キャパシタ(C)と、前記第
2の端子が“L”レベルに保持された状態で、前記第1
の端子を第1の電位(V)に予備充電する手段であっ
て充電時には容量結合により第1の電位にしきい値を加
えた値以上に昇圧された電位がゲートに入力し、ドレイ
ンが外部電源電位(VCC)と接続され、ソースが前記
第1の端子に接続されるNMOSトランジスタ(Q
を有する充電回路と、前記第2の電位(V)として所
定の電源電圧範囲において外部電源電位(VCC)の変
動に対する依存性の小さい電位を発生する降圧電位発生
回路(20)と、前記第2の端子を“L”レベル状態
から第2の電位(V)に持ち上げることにより前記第
1の端子に昇圧電位を得るキャパシタ駆動回路とを備
え、前記第2の電位を発生する電位発生回路は、所定の
動作状態において外部電源電位に依存しない平坦な第1
の基準電位を発生する第1の基準電位発生回路からの出
力基準電位と外部電源電位を電源とする前記第2の電位
発生回路から発生される参照電位を比較しそれらを一致
させて発生する外部電源電位に依存しない第2の電位を
発生し、前記第1の基準電位は該半導体記憶装置上のM
OSトランジスタのしきい値を基準として発生し、前記
MOSトランジスタはゲート絶縁膜厚に比例したしきい
値部分の絶対値がゲート絶縁膜厚に比例しないしきい値
部分の絶対値より大きなしきい値を持つことを特徴とす
るダイナミック型半導体記憶装置を提供する。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選択されたワード線に昇圧電位を与える
    第1及び第2のワード線昇圧電位発生回路を有するダイ
    ナミック型半導体装置の制御方法において、 少なくとも前記第1のワード線昇圧電位発生回路は外部
    電源電位を降圧する降圧電位発生回路の出力電位を電源
    として動作し、 前記降圧電位発生回路回路は第1の基準電位発生回路か
    ら出力された電源電位に依存しない第1の基準電位出力
    を入力とし、 前記第1の基準電位出力を前記降圧電位発生回路の出力
    電位と比較し、降圧電源電位を発生し、 前記ワード線昇圧電位は、前記降圧電源電位を基準電位
    として、この基準電位と比較し、ワード線昇圧電位が所
    定の値以下になったときに、ワード線昇圧電位を昇圧さ
    せる前記第2のワード線昇圧回路を持つことを特徴とす
    るダイナミック型半導体記憶装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の基準電位発生回路は同一チッ
    プ上のMOSトランジスタのしきい値を用いることによ
    り、電源電圧に依存せずゲート酸化膜厚に比例した部分
    を持つ基準電位を発生し、また前記MOSトランジスタ
    はゲート絶縁膜に比例したしきい値部分の絶対値がゲー
    ト絶縁膜に比例しないしきい値部分の絶対値より大きな
    しきい値を持つことを特徴とする請求項1記載のダイナ
    ミック型半導体記憶装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記第2のワード線昇圧回路はチャージ
    ポンプからなりワード線昇圧電位の電位検知はチャージ
    ポンプ動作時とチャージポンプ停止時とで検知電位を変
    えることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置の
    制御方法。
  4. 【請求項4】 選択されたワード線に昇圧電位を与える
    ワード線昇圧電位発生回路を有する半導体装置におい
    て、 前記ワード線昇圧電位発生回路は、 選択されたワード線に接続される第1の端子と駆動端子
    としての第2の端子を持つ昇圧用キャパシタと、 前記第2の端子が“L“レベルに保持された状態で、前
    記第1の端子を第1の電位(V)に予備充電する手段
    であって充電時には容量結合により第1の電位にしきい
    値を加えた値以上に昇圧された電位がゲートに入力し、
    ドレインが外部電源電位(VCC)と接続され、ソース
    が前記第1の端子に接続されるNMOSトランジスタ
    (Q)を有する充電回路と、 前記第2の電位(V)として所定の電源電圧範囲にお
    いて外部電源電位(V CC)の変動に対する依存性の小
    さい電位を発生する降圧電位発生回路(20)と、 前記第2の端子を“L”レベル状態から第2の電位(V
    )に持ち上げることにより前記第1の端子に昇圧電位
    を得るキャパシタ駆動回路と、 を備えることを特徴とするダイナミック型半導体記憶装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第2の電位を発生する電位発生回路
    は、所定の動作状態において外部電源電位に依存しない
    平坦な第1の基準電位を発生する第1の基準電位発生回
    路からの出力基準電位と外部電源電位を電源とする前記
    第2の電位発生回路から発生される参照電位を比較しそ
    れらを一致させて発生する、前記外部電源電位に依存し
    ない第2の電位を発生し、 前記第1の基準電位は該半導体記憶装置上のMOSトラ
    ンジスタのしきい値を基準として発生し、また前記MO
    Sトランジスタはゲート絶縁膜に比例したしきい値部分
    の絶対値がゲート絶縁膜に比例しないしきい値部分の絶
    対値より大きなしきい値を持つことを特徴とする請求項
    4記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 選択されたワード線に昇圧電位を与える
    ワード線昇圧電位発生回路を有する半導体装置におい
    て、 前記ワード線昇圧電位発生回路は、 選択されたワード線に接続される第1の端子と駆動端子
    としての第2の端子を持つ昇圧用キャパシタと、 前記第2の端子が“L“レベルに保持された状態で、前
    記第1の端子を第1の電位に予備充電するNMOSトラ
    ンジスタを有し、 前記第2の端子を“L“レベル状態から第2の電位であ
    る外部電源電位(V )に持ち上げることにより前記
    第1の端子に昇圧電位を得るキャパシタ駆動回路と、 前記第1の電位を発生する電位発生回路は、所定の動作
    状態において外部電源電位に依存しない平坦な第1の基
    準電位を発生する第1の基準電位発生回路からの出力基
    準電位と前記第1の電位から発生される参照電位を比較
    しそれらを一致させて発生する、前記外部電源電位に依
    存しない第1の電位を発生し、前記第1の基準電位は該
    半導体記憶装置上のMOSトランジスタのしきい値を基
    準として発生し、 また前記MOSトランジスタはゲート絶縁膜に比例した
    しきい値部分の絶対値がゲート絶縁膜に比例しないしき
    い値部分の絶対値より大きなしきい値を持つことを特徴
    とするダイナミック型半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記ワード線のリークによる電位変動を
    補償すべく、昇圧電位の電位変動を検出してチャージポ
    ンプ回路を駆動するリングオシレータの動作を制御する
    電位補償回路を備えたことを特徴とする請求項4乃至6
    のいずれか1記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記ワード線昇圧電位の電位検知は所定
    の動作時に外部電源電位によらない電位と前記昇圧電位
    とを比較して検知することを特徴とする請求項4乃至7
    のいずれか1記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記ワード線昇圧電位の電位検知は前記
    ワード線昇圧回路の電源たる降圧電源電位と前記昇圧電
    位とを比較して検知することを特徴とする請求項4乃至
    8のいずれか1記載の半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記ワード線昇圧電位の電位検知はチ
    ャージポンプ動作時とチャージポンプ停止時とで検知電
    位を変えることを特徴とする請求項7項記載の半導体記
    憶装置。
  11. 【請求項11】 選択されたワード線に昇圧電位を与え
    るワード線昇圧電位発生回路を有する半導体記憶装置に
    おいて、 前記ワード線昇圧電位発生回路は、前記ワード線のリー
    クによる電位変動を補償すべく、昇圧電位の電位変動を
    検出してチャージポンプ回路を駆動するリングオシレー
    タの動作を制御する電位補償回路を備え、 前記ワード線昇圧電位の電位検知は所定の動作時に外部
    電源電位によらない電位と前記昇圧電位とを比較して検
    知し、前記基準電位は該半導体記憶装置上のMOSトラ
    ンジスタのしきい値を基準として発生することにより電
    源電圧によらず、 また前記MOSトランジスタはゲート絶縁膜に比例した
    しきい値部分の絶対値がゲート絶縁膜に比例しないしき
    い値部分の絶対値より大きなしきい値を持つことを特徴
    とするダイナミック型半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】 選択されたワード線に昇圧電位を与え
    るワード線昇圧電位発生回路を有する半導体記憶装置に
    おいて、 前記ワード線昇圧電位発生回路は、前記ワード線のリー
    クによる電位変動を補償すべく、昇圧電位の電位変動を
    検出してチャージポンプ回路を駆動するリングオシレー
    タの動作を制御する電位補償回路を備え、 前記ワード線昇圧電位の電位検知は所定の動作時に外部
    電源電位によらない電位と前記昇圧電位とを比較して検
    知し、前記ワード線昇圧電位の電位検知はチャージポン
    プ動作時とチャージポンプ停止時とで検知電位レベルを
    変えることを特徴とする半導体記憶装置。
  13. 【請求項13】 前記基準電位は該半導体記憶装置上の
    MOSトランジスタのしきい値を基準として発生するこ
    とにより電源電圧によらず、また前記MOSトランジス
    タはゲート絶縁膜に比例したしきい値部分の絶対値がゲ
    ート絶縁膜に比例しないしきい値部分の絶対値より大き
    なしきい値を持つことを特徴とする請求項12記載のダ
    イナミック型半導体記憶装置。
  14. 【請求項14】 オンチップ上に形成されたMOSトラ
    ンジスタのしきい値に応じた電位を第1の基準電位とし
    て発生し、前記第1の基準電位をオペアンプの入力と
    し、前記オペアンプ出力電位を外部電源電位をソースと
    するPMOSトランジスタのゲートに入力し、前記PM
    OSのドレインよりの出力に応じた参照電位と前記第1
    の基準電位と比較し等しくなるよう帰還をかけ増幅する
    ことにより、第2の基準電位(V)を発生し、 前記第2の基準電位(V)に応じた電位と、内部電源
    電位(VWL)に応じた電位とをカレントミラー型オペ
    アンプに入力しそれらが等しくなるよう帰還をかけるこ
    とにより内部電源電位を発生させることを特徴とする半
    導体記憶装置。
  15. 【請求項15】 前記第2の基準電位は、前記第1の基
    準電位(Vc1)に応じた基準電位出力(Va1)と外
    部電源電位に応じて変化する第3の基準電位出力(V
    a2)を直接接続して得られることを特徴とする請求項
    14記載の半導体記憶装置。
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JP2023501636A (ja) * 2019-12-09 2023-01-18 北京集創北方科技股▲ふん▼有限公司 バッファ装置、チップ及び電子機器

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