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JP2001058005A - 搾乳器 - Google Patents

搾乳器

Info

Publication number
JP2001058005A
JP2001058005A JP11235658A JP23565899A JP2001058005A JP 2001058005 A JP2001058005 A JP 2001058005A JP 11235658 A JP11235658 A JP 11235658A JP 23565899 A JP23565899 A JP 23565899A JP 2001058005 A JP2001058005 A JP 2001058005A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
negative pressure
breast
breast pump
infant
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11235658A
Other languages
English (en)
Inventor
Hikari Ishikawa
光 石川
Aki Ishimaru
あき 石丸
Yoichi Nakada
洋一 仲田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pigeon Corp
Original Assignee
Pigeon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pigeon Corp filed Critical Pigeon Corp
Priority to JP11235658A priority Critical patent/JP2001058005A/ja
Publication of JP2001058005A publication Critical patent/JP2001058005A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常に適切な負圧を設定して、乳首を損傷する
ことなく、かつ母乳を絞り出すために十分な負圧により
搾乳することができる搾乳器を提供すること。 【解決手段】 負圧により母乳を搾り出すための搾乳器
において、乳房に当てるための搾乳部11、12、13
と、前記搾乳部に接続配置され、前記搾乳部内に前記負
圧を発生させる負圧発生手段23、25、26、31、
32、33、34と、授乳対象の乳幼児の成長段階に対
応して、前記負圧に基づく吸啜圧を予め決められた値に
設定する負圧設定手段28とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、負圧により母乳
を搾り出すための搾乳器の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】母乳を搾り出すための搾乳器は、一般
に、乳房の上にはまるフード部と、このフード部内に負
圧を発生させるポンプと、搾り出された母乳を受けるた
めの容器とを有している。このような母乳用の搾乳器
は、たとえば特開平1−317448号公報に開示され
ている。従来の搾乳器においては、手動操作可能なポン
プをフード部及び容器から取り外して駆動ユニットに収
容・保持し、ポンプのピストンを駆動ユニットに備えら
れているモータ等を使った電動式のピストン駆動手段に
接続して往復運動させることにより、フード部内におい
て負圧を発生させて母乳を搾り出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の搾乳器では、母乳を絞り出すための負圧の設定方法に
関して、特に乳幼児の成長段階との関係が考慮されてお
らず、以下のような問題がある。発明者等の最近の研究
によると、乳幼児においては、その成長発達の段階によ
って、母親の乳首から母乳を吸い出す力が変化している
ことが確認されている。このような力を「吸啜力」と呼
び、その圧力,すなわち、乳幼児が母乳を摂取する際
に、その口腔内の蠕動様運動によって,口腔内につくり
出した陰圧を「吸啜圧」と呼ばれている。
【0004】そして、このような吸啜力もしくは吸啜圧
は、出産直後の新生児においては弱く、成長にともなっ
て次第に強くなって、母乳摂取能力の向上がなされてい
る。また、これに対応して、母親の母乳においても、乳
幼児の成長段階に対応して変化する吸啜圧に適合して、
次第に適切に授乳できる能力が向上する。つまり、授乳
の開始時期には、母親の乳首等においては、強い吸啜力
が作用すると、痛みを感じたり、損傷したりするが、乳
幼児の月齢が進んで、吸啜力が次第に強くなるにしたが
って、授乳する能力が向上する。
【0005】したがって、従来の搾乳器においては、使
用者の授乳対象である乳幼児の成長段階を考慮した設計
とはなっておらず、実際の乳幼児の吸啜圧とは異なる負
圧で母乳を絞り出す構成となっている。このため、使用
者が乳幼児に授乳を行う場合と、母乳を搾乳器にて絞る
場合とで吸啜圧が異なり、不具合が生じる。
【0006】例えば、まだ母親が授乳になれていない出
産当初の時期において、乳幼児の吸啜圧よりも強い負圧
で搾乳器を動作させると、母親の乳首等が必要以上に損
傷し、しばらく授乳が困難になったり、乳幼児の月齢が
経過して吸啜力が強くなっているのにそれに気づかず、
搾乳器を使うと、思ったように搾乳できなかったりす
る。この点、負圧を調整できる構成の搾乳器であって
も、負圧の強さは母親が客観的に認識できるものではな
く、その時々に変化している乳幼児の吸啜圧に対応させ
て自ら負圧を設定することはきわめて困難である。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れものであり、常に適切な負圧を設定して、乳首を損傷
することなく、かつ母乳を絞り出すために十分な負圧に
より搾乳することができる搾乳器を提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1の
発明にあっては、負圧により母乳を搾り出すための搾乳
器において、乳房に当てるための搾乳部と、前記搾乳部
に接続配置され、前記搾乳部内に前記負圧を発生させる
負圧発生手段と、授乳対象の乳幼児の成長段階に対応し
て、前記負圧に基づく吸啜圧を予め決められた値に設定
する負圧設定手段とを備える搾乳器により、達成され
る。
【0009】請求項1の構成によれば、授乳対象の乳幼
児の成長段階に応じて、負圧を決定することができ、適
切な負圧で搾乳することができる。この場合、負圧は乳
幼児の成長段階に応じて予め決められた値を利用するよ
うになっている。これにより、使用者は自分で負圧を決
める必要はなく、負圧設定手段を乳幼児の成長段階に対
応させて、適切な負圧に設定する。したがって、乳幼児
の成長段階の吸啜圧と、搾乳器の負圧とをほぼ一致させ
ることができ、各成長段階において、母親に負担を与え
るほど強くなく、しかも、必要とされる十分な負圧によ
り、その成長段階の乳幼児に必要な量の母乳を適切に搾
乳することができる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の構成におい
て、前記吸啜圧に対応して、吸啜タイミングを決定する
手段を備えることを特徴とする。
【0011】請求項2の構成によれば、乳幼児の成長段
階に応じて、負圧だけでなく、吸啜タミングも決定する
ことができる。
【0012】請求項3の発明は、請求項1または2の構
成において、前記負圧設定手段は、乳幼児の成長段階を
表示したダイヤル式の切替え手段を手動で操作すること
により、前記吸啜圧を変更して設定する構成としたこと
を特徴とする。
【0013】請求項3の構成によれば、ダイヤル式の切
り替え手段に表示された乳幼児の成長段階を選択するだ
けで、その成長段階に対応した適切な負圧を容易に設定
することができる。
【0014】請求項4の発明は、請求項1ないし3のい
ずれかの構成において、前記負圧設定手段が接続される
制御部と、この制御部に接続され、少なくとも設定すべ
き負圧に対応した吸啜回数に関するデータを格納した記
憶手段と、前記制御部が前記吸啜回数を設定するための
吸啜タイミングを得るための時間情報を付与する計時手
段と、設定された負圧及び吸啜タイミングに基づいて、
前記制御部の制御によって負圧を発生させるための駆動
手段とを備えることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施の形
態を添付図面を参照して詳細に説明する。尚、以下に述
べる実施の形態は、この発明の好適な具体例であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、こ
の発明の範囲は、以下の説明において特にこの発明を限
定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるも
のではない。
【0016】図1は、この発明の搾乳器1の好ましい実
施形態形態を表す斜視図であり、図2及び図3はその主
要部の断面側面図及び断面背面図である。この搾乳器1
は、母乳を搾る働きをするフード部10と、母乳を搾る
際の駆動源となる駆動部20と、搾った母乳を貯留する
貯留部40とを備えている。この搾乳器は、フード部1
0の上部に駆動部20が接続配置され、フード部10の
下部に貯留部40が接続配置されている。
【0017】まず、フード部10について説明する。フ
ード部10は、ラッパ状部分11と、このラッパ状部分
11と一体成形された筒状部分12と、この筒状部分1
2と一体成形された蓋部13とで成る搾乳部を備え、さ
らに、筒状部分12と蓋部13との接続部に設けられた
排乳口121に接続され、かつボトル状の貯留部40側
に延びるチューブ122を覆うように設けられた一時保
存部14を備えている。
【0018】ラッパ状部分11は、乳房と乳首を囲むよ
うな形状をなし、ラッパ状部分11と筒状部分12は、
排乳口121に続く母乳通路111を画成している。筒
状部分12の周側面には、後で詳述する負圧設定手段2
8が配設され、筒状部分12の後端には、チューブ12
2に接続され、かつ駆動部20側に延びるチューブ12
3が一体成形されている。蓋部13のメネジ131は、
ボトル状の貯留部40の首部401の回りに形成されて
いるオネジ402と着脱可能にかみ合わされている。
【0019】このフード部10のラッパ状部分11と、
筒状部分12と、蓋部13とは、好ましくは透明の材料
により成形されており、例えばポリカーボネート(P
C)、ポリプロピレン(PP)、アクリル、ABS(ア
クリルニトリルブタジエンスチレン共重合樹脂)等によ
り成形されている。一時保存部14は、好ましくは不透
明の材料により成形されており、例えば上述したAB
S、PP、PC等により成形されている。
【0020】次に、駆動部20について説明する。駆動
部20は、第1のカバー21と、第2のカバー22を備
えている。第1のカバー21は、第2のカバー22に対
して着脱可能に取り付けられている。そして、第1のカ
バー21をはずすことにより、電源23を交換すること
ができる。第1のカバー21と第2のカバー22は、好
ましくは不透明の材料により成形されており、例えば上
述したABS、PP、PC等により成形されている。
【0021】第1のカバー21と第2のカバー22の中
には、バッテリ等の電源23と、この電源23に接続さ
れたサーボモータ等の駆動手段24、25及びこれらの
駆動手段24、25を駆動制御する制御基板26と、駆
動手段24に接続され、一時保存部14の開閉弁143
を開閉する開閉手段30と、筒状部分12の後端に設け
られたチューブ123に接続可能であって、ラッパ状部
分11及び筒状部分12の内部と外部をつなぐ吸排気管
31と、この吸排気管31の途中に接続され、かつ駆動
手段25に接続された吸引ポンプ等の吸排気手段32
と、吸排気管31の途中に設けられている負圧開放口3
12aを開閉する開閉手段33と、電源23と駆動手段
24、25及び制御基板26の間に配置されたスイッチ
34とを内蔵している。
【0022】電源23は、例えば単3の電池が2本であ
り、第1のカバー21の中に着脱自在に配置されてい
る。そして、使用者がスイッチ34をオン操作すること
により、電源23から駆動手段24、25及び制御基板
26に対して直流電流が供給されるようになっている。
【0023】電源23、駆動手段24、制御基板26、
開閉手段30、スイッチ34及び一時保存部14によ
り、一時的に溜めた母乳を貯留部40に移し替える第1
貯留部を構成しており、電源23、駆動手段24、制御
基板26及びスイッチ34が、この第1貯留部の駆動手
段を構成している。
【0024】一時保存部14は、図4に示すように、チ
ューブ122に接続されるチューブ141と、このチュ
ーブ141の径より小さい径であって、チューブ141
に接続されたチューブ142と、このチューブ142の
開口部を開閉する平板状の開閉弁143とを備えてい
る。開閉弁143は、てこの形態でチューブ142近傍
に取り付けられており、開閉弁143の一端側に取り付
けられたバネ材144の復元力及びチューブ142近傍
にスライド可能に取り付けられたピン145に挿入され
ている圧縮バネ146の復元力によりチューブ142の
開口部を閉じ、ピン145の押下力によりチューブ14
2の開口部を開けるようになっている。チューブ141
及びチューブ142により母乳を一時的に溜める容器を
構成し、開閉弁143、バネ材144及びピン145に
より開閉口を構成している。
【0025】開閉手段30は、駆動手段24の駆動軸2
41に取り付けられたカム301と、このカム301に
より一方向の動作を規制されるカム受け材302と、こ
のカム受け材302が固定され、カム受け材302の動
作により一時保存部14のピン145を押し下げるピン
303と、このピン303を押し上げる働きをする圧縮
バネ304とを備えている。
【0026】電源23、駆動手段25、制御基板26、
吸排気管31、吸排気手段32、開閉手段33及びスイ
ッチ34により、ラッパ状部分11及び筒状部分12の
内部に負圧を発生させる負圧発生手段を構成しており、
電源23、駆動手段25、制御基板26及びスイッチ3
4が、この負圧発生手段の駆動手段を構成している。
【0027】吸排気管31は、図5の分解斜視図に示す
ように、空気通路が設けられたプレート311と、この
プレート311に張り合わせられるプレート312と、
このプレート312上に固定されるチューブ313、3
14とにより構成される。プレート311表面には、溝
形状の第1空気通路311a及び第3空気通路311c
と、円形状の第2空気通路311bとが設けられてお
り、各空気通路311a、311b、311cはプレー
ト311内部で互いに連結されている。プレート312
には、第1空気通路311a、第2空気通路311b及
び第3空気通路311cにそれぞれ対応した第1貫通穴
312a、第2貫通穴312b及び第3貫通穴312c
が設けられている。チューブ313は、L字形状をな
し、その一端はチューブ123に接続され、その他端は
塞がれている。L字の曲がり部には開口が設けられてお
り、この開口が第1貫通穴312aに連結されている。
また、塞がれた他端に向かう途中の周側面には負圧開放
口313aが設けられている。チューブ314は、その
一端は第3貫通穴311cに連結され、その他端は開放
されている。
【0028】吸排気手段32は、図5の分解斜視図に示
すように、駆動手段25が固定され、かつその駆動軸2
51が突き出されているプレート321と、駆動手段2
5の駆動軸251に接続されている吸引ポンプ322と
を備えている。プレート321は、プレート311に対
して直角に一体成形されている。吸引ポンプ322は、
ダイヤフラム322aと、フランジ部322bと、ボス
部322cと、スリーブ322dと、吸気弁322e
と、排気弁322fと、偏心部材322gとを有してい
る。
【0029】図6及び図7に示すようにダイヤフラム3
22aとフランジ部322bは、ポンプ室322hを画
成している。フランジ部322bには、吸気弁322e
と排気弁322fが形成されている。排気弁322fの
上面は、フランジ部322bの上面より低い位置に形成
されている。これに対して、吸気弁322eの上面は、
フランジ部322bの上面と面一となるように形成され
ている。排気弁322fの下面は、フランジ部322b
の下面と面一となるように形成されている。これに対し
て、吸気弁322eの下面は、フランジ部322bの下
面より低い位置に形成されている。ボス部322cは、
ダイヤフラム322aの中央部に一体に形成されてい
る。スリーブ322dは、ボス部322cに取り付けら
れている。
【0030】この吸引ポンプ322は、プレート311
とプレート312に挟み込まれて配置される。即ち、フ
ランジ部322bがプレート311の第2空気通路31
1bに位置するように、かつ吸気弁322eと排気弁3
22fがプレート311の第1空気通路311aと第3
空気通路311cに位置するように配設された後、ダイ
ヤフラム322aがプレート311の第2空気通路31
1bから突き出すように配設される。偏心部材322g
は、駆動手段25の駆動軸251に接続されており、偏
心部材322gの偏心部322hがスリーブ322dに
回転可能に挿入される。
【0031】開閉手段33は、図8の分解斜視図に示す
ように、リング状の部材331aと円盤状の部材331
bで円錐台形を形成するように構成され、偏心部材32
2gが内部に挿入されると共に偏心部材322gを貫通
する駆動軸251が円盤状の部材331bの中心穴に貫
通される押付け部331と、この押付け部331と偏心
部材322gの間に等配置(この例では2等配)された
重り332と、押付け部331によりチューブ313の
負圧開放口313aを開閉する負圧開放口開閉部333
とを備えている。
【0032】重り332はバネ材で成る2本の足を有し
ており、一方の足332aは押付け部331を構成する
円盤状の部材331bの外周に固定され、他方の足33
2bは偏心部材322gの一端のフランジ部322iの
外周に固定される。負圧開放口開閉部333は、プレー
ト312に対して直角に一体成形されているプレート3
34上にてこの形態で固定されている。負圧開放口開閉
部333の一端が押付け部331の押圧力により押され
ると、負圧開放口開閉部333の他端が負圧開放口31
3aを閉じ、負圧開放口開閉部333の一端が押付け部
331の押圧力から開放されると、この一端に固定され
ている圧縮バネ333aの復元力により負圧開放口開閉
部333の他端が負圧開放口313aを開けるようにな
っている。
【0033】負圧設定手段28は、図9(a)の断面側
面図と図9(b)の正面図及び図10の分解斜視図に示
すように、略円筒状のボディ281の端面側に開口した
凹陥部281aに、通気路281bが連通されている。
凹陥部281aの底面の中央には軸受穴281cが設け
られ、この軸受穴281cの外側には通気路281bに
連通し、かつ周方向に延びる円弧状の連通溝281dが
設けられ、この連通溝281dが途切れた部分には位置
決め用の突起281eが設けられている。そして、凹陥
部281aの開口端の内側にはV字状に切り欠いたノッ
チ281fが周方向に等間隔に複数個設けられていると
共に、開口端の外側にはツマミ282の抜けを防止する
ためのフランジ281gが形成されている。
【0034】凹陥部281a内には、ノズル板283、
通路体284及び回転部材285が底面側から逐次的に
収納されている。ノズル板283は、円形の薄板材から
成り、その中心には軸受穴281cと同径の中心穴28
3aが設けられていると共に、その外側には突起281
eが貫通する貫通穴283bと、連通溝281dに連通
されるよう同心上に配置された互いに径の異なる複数個
のノズル孔283cとが設けられている。通路体284
は、円盤形を成し、その一面の中央には中心穴283a
を貫通して軸受穴281cに嵌合される軸284aが突
出形成されていると共に、その他面の貫通穴283bと
ノズル孔283cとに対応する位置には突部284bが
突出形成されている。この突部284bには、突起28
1eを挿入できる通気孔284cが貫装されており、挿
入された突起281eにより通路体284の回動を防止
している。通気孔284cの開口端は回転部材285の
背面により閉鎖可能となっている。
【0035】回転部材285は、凹陥部281aに緩く
はまり合う円盤部285aと、その円盤部285aの上
面中央に立設された角柱部285bと、円盤部285a
の上面周縁に立設され、かつ上端部を円弧状に湾曲させ
たアーム部285cとを有している。アーム部285c
の先端には、外側に突出するノッチ突起285dが設け
られている。円盤部285aの下面には、通路体284
の複数個の通気孔284cのうちの1個とのみ連通可能
な扇形を成す切り欠き通路285eが設けられている。
ツマミ282は、互いに同心を成すように設けられた内
筒部282a及び外筒部282bを有している。内筒部
282aの中央には回転部材285の角柱部285bが
はまり合う角柱穴282cが設けられ、これによりツマ
ミ282と回転部材285を回転方向に一体としてい
る。外筒部282bの内側にはボディ281からの抜け
を防止するためフランジ281gに係合される爪部28
2dが設けられている。
【0036】ここで、ツマミ282を回転すると、回転
部材285も同方向に回転するので、回転部材285の
裏面に設けた切り欠き通路285dが周方向に回転変位
して、通路体284の通気孔284cに連通する。通路
体284の通気孔284cは、ノズル板283に設けた
互いに径の異なるノズル孔283cを介して通気路28
1bと連通しているので、ノズル孔283cの径の大き
さに応じた外気が通気路281bに流れ込む。従って、
ノズル孔283cを選択して通気路281bに流れ込む
空気量を調節することにより、フード部10の筒状部分
12内の負圧の大きさを変更して設定することができ
る。
【0037】尚、ツマミ282を回転すると、回転部材
285のアーム部285cの先端に設けたノッチ突起2
85dがアーム部285cの弾性による押圧力に抗して
ボディ281の凹陥部281a内に設けたノッチ281
f間を移動するため、その移動時における抵抗力の変化
によりツマミ282を回転させる際の節度感を与えるこ
とができると共に、ノッチ281fによって回転部材2
85の位置決めを行うことができる。
【0038】すなわち、図9(b)に示すように、ツマ
ミ282の表面には、乳幼児の成長段階に応じた目盛り
286が形成されている。この目盛り286は、この実
施形態では、例えば乳幼児の成長段階を出産後の経過期
間により表した記号が用いられている。例えば、ツマミ
282の周方向に等角度(約90度)間隔で、5D(生
後6日程度)、1M(生後1月程度)、3M(生後3月
程度)、A(自動)の4つの記号が表されている。そし
て、使用者は、授乳対象である乳幼児の成長時期に応じ
て、これらの目盛り286から対応する記号の位置をツ
マミ282を回転して、本体側の目盛り287と合わせ
ることにより、負圧の大きさを選択して設定するように
なっている。
【0039】また、図9(a)に示されているように、
例えば、ボディ281の本体側目盛り287と対向する
側面には、前述した制御基板26まで延びる導通手段2
88を有しており、その上端付近には、複数の接点を備
えている(図示せず)。これに対して、ツマミ282の
上記した各目盛り286の位置には、例えば、導通金属
等で形成され、各目盛り286毎に形状等を異ならせた
導通手段289が形成されており、例えば各目盛り位置
において、上記複数の接点のうち異なる組み合わせの端
子を導通させるようになっている。これにより、制御基
板26に目盛り286の選択結果が伝えられるようにな
っている。
【0040】貯留部40は、全体がボトル状であり、蓋
部13のメネジ131と着脱可能にかみ合うオネジ40
2及び開口部403を有する首部401と、この首部4
01と一体成形され、母乳を溜めるための容器404と
を備えている。そして、この容器404は、搾乳器1を
安定しておくために底部が比較的広い面積となってい
る。貯留部40は、好ましくは透明の材料により成形さ
れており、例えば上述したPC、PP、ポリエチレン等
により成形されている。尚、搾乳器1の機械的構成は、
上述の形態に限定されるものではない。例えばバッテリ
等の電源23を貯留部40の側部に配置してもよい。こ
のようにするこにより、搾乳器1の安定性を上げること
ができる。また、電源23はバッテリの代わりに、AC
アダプタを介して、家庭用商用電源を利用するようにし
ても良い。
【0041】図11は、負圧・タイミング制御手段26
0の電気的構成の一例を示すブロック図である。この負
圧・タイミング制御手段260は、例えば、上述した負
圧設定手段28により設定した負圧に対応した吸啜タイ
ミングを決定して、駆動手段24,25の駆動を制御す
るものである。電源23は、制御基板26内の制御部2
61に接続され、制御基板26内の各部に駆動電流を供
給するとともに、制御部261を介して、もしくは直接
に駆動手段24、25にそれぞれ接続されて、電力を供
給するようになっている。
【0042】制御部261は、例えば、コンピュータの
中央処理装置(CPU)等で構成され、この搾乳器1が
搾乳動作を行うための動作制御に必要な処理を行うよう
になっている。制御部261には、さらに、メモリ26
2と計時手段263が接続されているとともに、負圧設
定手段28が接続されており、その目盛り286の選択
結果が信号S1によって入力されるようになっている。
尚、制御部261は、CPUに限らず、これと同等な機
能を備えるシーケンス回路その他の手段により構成して
もよい。また、負圧・タイミング制御手段260の各構
成は、これと同等の機能を備えるものであれば、その全
部または一部をソフトウエアにて構成してもよい。
【0043】上記メモリ262は、記憶手段であり、例
えば、制御部261の必要な作業領域となるRAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)や、制御プロセスに必要なデー
タを予め格納したROM(リードオンリーメモリ)等を
有している。特に、メモリ262は、図12(b)に示
すデータに対応したデータが予め格納されている。すな
わち、本発明者等の研究によれば、乳幼児の吸啜圧と、
吸啜回数(単位時間当たりの吸啜動作)は、乳幼児の成
長段階により変化していることが判明している。
【0044】出産直後にあっては、乳幼児は、授乳を開
始したばかりであり、母親の乳首を吸う力が弱く、一度
の授乳において、摂取する母乳の量も少ない。また、こ
の時期は、母親にあっては、授乳に馴れておらず、強い
吸啜圧で吸われると、乳首等を損傷してしまう。このた
め、準備ができていない母親に対して、搾乳を行う場合
には、搾乳器1においても適切な負圧を設定して、母親
の乳首を必要以上に損傷しないようにする必要がある。
【0045】したがって、搾乳器1の負圧を適切に設定
するため、本実施形態では、図12(b)に示すような
データに基づいて、予め設定すべき負圧を決めている。
このデータは、実際の乳幼児に関して、その出産後か
ら、所定期間の経過による各成長段階における母乳の吸
啜圧及び吸啜タイミングを調べて作成したものである。
そして、搾乳器1では、図9(b)で説明したツマミ2
82における目盛り286に対応して、図12(b)の
データとほぼ一致する負圧となるように、負圧設定手段
28における設定負圧が予め決められている。また、目
盛り286の選択結果に対応して、単位時間当たりの吸
啜回数が図12(b)のデータとほぼ一致するようにさ
れている。
【0046】したがって、メモリ262は、図12
(b)のデータに対応したデータを有しており、この場
合、負圧設定手段28からの目盛り286の選択結果が
制御部261に伝えられると、制御部261は、メモリ
262に格納されているデータを参照して、これに対応
した、吸啜回数データを読み出すようになっている。
【0047】計時手段263は、所定の発振回路やタイ
マーを有しており、制御部261から支持された吸啜回
数データに対応してタイミングを決めるための時間計測
を行うようになっている。
【0048】そして、制御部261は、各駆動手段2
4、25に対して、計時手段263から取得した所定の
タイミングにより、この駆動手段24、25の駆動を制
御し、第1貯留部を構成する開閉手段30及び一時保存
部14や、負圧発生手段を構成する吸排気手段32及び
開閉手段33を動作させる。
【0049】ここで、例えば図12(a)に示すよう
に、駆動手段24、25の相互の動作タイミングは、駆
動手段25を時点t1でオンし、時点t2でオフし、ま
た時点t3でオンするというサイクルを繰り返した場
合、駆動手段24は駆動手段25がオンのときはオフに
し、オフのときはオンにするサイクルを繰り返すように
設定されている。1サイクルの時間は、上述したよう
に、図12(b)のデータに対応する必要な吸啜回数と
なるように制御部261で設定され、上述のように計時
手段263から所定の駆動タイミングとして与えられ
る。
【0050】本実施形態の搾乳器1は以上のように構成
されており、次に、上述した搾乳器1により、母乳を搾
り出す動作を図13のフローチャート及び図14から図
17の動作状態を示す図を用いて説明する。尚、矢印M
Aは、母乳の流れを示ている。母親等の使用者は、使用
に先立って、負圧設定手段28のツマミ282を回し
て、授乳対象の乳幼児の成長段階に適合する目盛り28
6を選択する。この場合、目盛り5Dは出産直後から生
後の月齢1月未満程度まで、目盛り1Mは、月齢1月か
ら月齢3月未満程度まで、目盛り3Mは、月齢3月以
降、目盛りAはオートモードであって、搾乳器1にて予
め設定した負圧となる。
【0051】次に、使用者が乳房にラッパ状部分11を
押し当ててスイッチ34をオン操作すると(STP
1)、駆動源23から制御部26を介して、駆動手段2
5に対して電力が供給されて、駆動軸251及び偏心部
材322gが回転する(STP2)。これにより、図1
4及び図15に示すように、ダイヤフラム322aがス
リーブ322d及びボス部322cに押されたり引っ張
られる動作を繰り返す(STP3)。
【0052】ほぼ同時に、押付け部333と共に重り3
32が回転し、遠心力により重り332が図15に示す
ように外方へ張り出す。すると、フランジ部322iに
固定されている足332bはそのままの位置で曲がる
が、円盤状の部材331bに固定されている足332a
は円盤状の部材331b、即ち押付け部331を駆動軸
251に沿って押し下げる(STP4)。そして、円盤
状の部材331bは負圧開放口開閉部333の一端を押
し下げ、負圧開放口開閉部333の他端は負圧開放口3
13aを閉じる(STP5)。
【0053】その後、ダイヤフラム322aがスリーブ
322d及びボス部322cに引っ張られると、吸気弁
322eが開いて排気弁322fが閉じるので、ラッパ
状部分11及び筒状部分12の内部の空気は、チューブ
313から第1貫通穴312aを通り、吸気弁322e
から第1空気通路311a及び第2空気通路311bを
通ってポンプ室322h内に導かれる。そして、ダイヤ
フラム322aがスリーブ322d及びボス部322c
に押されると吸気弁322eが閉じて排気弁322fが
開くので、ポンプ室322h内の空気は、第2空気通路
311b及び第3空気通路311cを通り、排気弁32
2fから第3貫通穴312cを通ってチューブ314か
ら外へ排気される(STP6)。
【0054】この吸排気動作を繰り返すことにより、負
圧設定手段28から若干の空気が筒状部分12内に流入
するので、ラッパ状部分11及び筒状部分12の内部
に、ツマミ282にて選択された目盛りに対応して、図
12(b)に示す負圧と略一致する負圧を発生させるこ
とができ、搾乳することができる(STP7、8)。乳
房から搾り出された母乳は、母乳通路111を通過して
排乳口123へ向かって流れる(STP9)。母乳通路
111を通過してきた母乳は排乳口123から流れ落
ち、一時保存部14内に貯留される(STP10)。
【0055】そして、制御部261は、所定時間、即ち
図12(a)に示す時点t1から時点t2までの時間が
経過したか否かを判断し(STP11)、所定時間が経
過していないときはSTP8に戻って上述した動作を繰
り返す。ここで、図12(a)に示すt1からt3まで
の時間は、一回の搾乳動作に対応しており、上述したよ
うに、図12(b)の各吸啜回数データに適合するよう
に、制御部26が、計時手段263からの計時情報に基
づいて、各t1,t2,t3の時間を設定する。すなわ
ち、各t1,t2,t3の時間は、ツマミ282の選択
された目盛りに応じて、図12(b)の各吸啜回数デー
タに適合するように,目盛り毎に異なる時間が設定され
る。そして、時点t1から時点t2までの時間が経過し
たならば、制御部261は、駆動源23から駆動手段2
5に対する電力の供給を停止して、駆動軸251及び偏
心部材322gの回転を停止する(STP12)。これ
により、ダイヤフラム322aがスリーブ322d及び
ボス部322cに押されたり引っ張られる動作も停止す
る(STP13)。
【0056】ほぼ同時に、押付け部331と共に重り3
32の回転も停止し、重り332が図14に示すように
フランジ部322iに固定されている足332bの復元
力により元の状態に戻る(STP14)。すると、円盤
状の部材331bに固定されている足332aは円盤状
の部材331b、即ち押付け部331を駆動軸251に
沿って押し上げる。そして、圧縮バネ333aの復元力
により負圧開放口開閉部333の一端が押し上げられ、
負圧開放口開閉部333の他端は負圧開放口313aを
開く(STP15)。制御部261は、所定時間、即ち
図12に示す時点t2から時点t3までの時間が経過し
たか否かを判断し(STP16)、所定時間が経過して
いないときはSTP15に戻って上述した動作を繰り返
す。
【0057】また、STP11において、所定時間が経
過したならば、制御部261は、駆動源23から駆動手
段24に対して電力を供給し、駆動軸241及びカム3
01を回転させる(STP17)。すると、図16及び
図17に示すように、カム301によりカム受け材30
2及びピン303が押し下げられ、さらにピン303に
よりピン145が押し下げられる。そして、ピン145
により開閉弁143が開けられ、チューブ142内に溜
められた母乳をボトル状の貯留部40内へ落とし込む
(STP18)。さらに、カム301が回転してカム受
け材302から外れると、圧縮バネ304の復元力によ
りピン303が押し上げられ、ピン303とピン145
が離れるので圧縮バネ146の復元力によりピン145
が押し上げられる。そして、バネ材144の復元力によ
り開閉弁143が閉じる(STP19)。
【0058】制御部261は、所定時間、即ち図12に
示す時点t2から時点t3までの時間が経過したか否か
を判断し(STP20)、所定時間が経過していないと
きはSTP18に戻って上述した動作を繰り返す。一
方、所定時間が経過したときは、制御部261は、駆動
源23から駆動手段24に対して電力の供給を停止し、
駆動軸241及びカム301の回転を停止させる(ST
P21)。以上のSTP12からSTP16までの動作
と、STP17からSTP21までの動作は並行処理さ
れる。
【0059】そして、使用者は、搾乳を止めるか否かを
判断し、搾乳を続行するときはそのままの状態でSTP
2に戻って上述した動作を繰り返す。一方、搾乳を止め
るときは、スイッチ34をオフ操作して終了する(ST
P22)。
【0060】図18ないし図20は、この実施形態の搾
乳器1における吸引圧と吸引タイミングの例を示してい
る。つまり、図18は、ツマミ282の目盛りを5Dに
合わせた場合、図19は目盛りを1Mに合わせた場合、
図20は目盛りを3Mに合わせた場合を示している。こ
のように、本実施形態の搾乳器1では、授乳対象の乳幼
児の成長段階に応じて、吸引圧を決定することができ、
適切な負圧で搾乳することができる。また、搾乳器1の
吸引圧は、図12(b)に示すような乳幼児の成長段階
に応じて予め決められた値を利用するようになってい
る。これにより、使用者は自分で負圧を決める必要はな
く、ツマミ282を回転させて、乳幼児の成長段階に対
応させて、目盛りを選択するだでけで負圧と、吸啜回数
を設定することができる。
【0061】したがって、目盛り5Dを選択した場合に
は、負圧は比較的弱いので、授乳になれていない母親の
乳首等を損傷することなく、この時期の乳幼児による吸
啜圧と吸啜回数に対応した搾乳をする行うことができ
る。また、目盛り1Mを選択した場合には、月齢1月の
乳幼児にほぼ適合した負圧と吸啜回数にて搾乳でき、成
長により次第に多く授乳するようになった乳幼児の必要
量に見合った搾乳を無理なく行うことができる。さら
に、目盛り3Mを選択した場合には、成長が進んだ乳幼
児に対応して、より強い負圧と、増加した吸啜回数によ
り、力強い負圧で、迅速に搾乳を行うことができ、十分
な量の母乳を迅速に絞ることができる。
【0062】図20においては、図1に示した搾乳器の
実施の形態に、さらに乳頭アダプタ50を追加してい
る。この乳頭アダプタ50は、フード部10における吸
引動作の際に、乳房が吸い込まれて痛い思いをするのを
防止するための部材である。図21から図23に示すよ
うに、この乳頭アダプタ50は、乳房を受ける受け部5
1と、部分52を有している。この受け部51はラッパ
状であり、受け部51の小径部分53は部分52に接続
されている。部分52は円筒状であり、母乳の通路を有
している。受け部51と部分52は、フード部10の内
壁に接触することにより、乳頭アダプタ50を位置決め
するようになっている。受け部51には、複数の突起5
4が形成されている。フード部10における吸引動作に
より、乳房がこれらの突起54に対して押しつけられ
て、指の腹部等で刺激やマッサージをする(もむ動作)
ような効果が得られる。そして、乳頭アダプタ50の作
用と、上述した搾乳時の脈動の吸収との相乗効果によ
り、よりリアルに指の腹部等で刺激やマッサージをする
状態に近づき、あるいは乳児の母乳を吸う動作にも近づ
けることができる。
【0063】以上述べた搾乳器を使用する前や使用した
後は、殺菌のために搾乳器を煮沸消毒する必要がある。
そのため、搾乳器のフード部10、駆動部20及び貯留
部40は、図24に示すように分解することができる。
即ち、フード部10の上部に載置されている駆動部20
は、筒状部分12に設けられているチューブ123とチ
ューブ313とがOリングを介して接続されているの
で、フード部10を抑えて駆動部20を引き上げれば取
り外すことができる。また、フード部10の下部に配置
されている貯留部40は、蓋部13のメネジ131と首
部401のオネジ402がはめ合わされて接続されてい
るので、フード部10を抑えて貯留部40を回せば取り
外すことができる。尚、駆動部20を防水仕様にすれ
ば、駆動部20も煮沸消毒することが可能となるので、
フード部10と駆動部20を一体化することも可能であ
る。
【0064】本発明は、上述の実施形態に限定されな
い。例えば、上述した形態の搾乳器の貯留部40に、例
えば図25や図26に示すようなフード部10の反対側
に位置する把手61やフード部10の両側に位置する把
手62を設ければ、搾乳時の取扱いがさらに楽になり、
また搾乳器の安定性を向上させることがきる。
【0065】また、本実施形態では、ダイヤル式の負圧
設定手段を操作して、乳幼児の成長段階に応じた負圧を
選択するようにしているが、これに限らず、負圧及び吸
啜回数を全て自動で設定するようにしてもよい。例え
ば、図11において、計時手段263に複数のタイマー
を内蔵して、搾乳器1の使用開始時から、スイッチ34
をオフしても作動を続けて、乳幼児の成長段階を継続し
て計時するようにし、その計時情報を制御部261に与
えるようにする。メモリ262は、図12(b)に示し
たデータをテーブルデータとして保持しており、制御部
261は、上記計時情報に基づいて、テーブルデータを
参照し、負圧制御手段28と駆動手段24,25をテー
ブルデータに従って制御するようにしてもよい。このよ
うにすれば、搾乳器1の使用を開始してから(例えば、
スイッチ34をオンしてから)、授乳対象となる乳幼児
に成長段階に対応して、負圧及び吸啜回数(吸啜タイミ
ング)が、常に最適に設定された状態で使用することが
できる。さらにまた、負圧設定手段28は、上記形態よ
りも多くの負圧設定段階(目盛り等)を有するようにし
てもよい。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、常に適切な負圧を設定して、乳首を損傷することな
く、かつ母乳を絞り出すために十分な負圧により搾乳す
ることができる搾乳器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の搾乳器の一実施形態を示す概略斜視
図。
【図2】図1に示す搾乳器の主要部の断面側面を示す第
1の図。
【図3】図1に示す搾乳器の主要部の断面側面を示す第
2の図。
【図4】図1に示す搾乳器の第1貯留部の詳細例を示す
斜視図。
【図5】図1に示す搾乳器の負圧発生手段の詳細例を示
す第1の斜視図。
【図6】図5に示す負圧発生手段の主要部の詳細例を示
す第1の図。
【図7】図5に示す負圧発生手段の主要部の詳細例を示
す第2の図。
【図8】図1に示す搾乳器の負圧発生手段の詳細例を示
す概略分解斜視図。
【図9】図1に示す搾乳器の負圧設定手段の構成例を示
しており、(a)はその断面側面図、(b)はその概略
正面図。
【図10】図9に示す負圧設定手段の一例を示す分解斜
視図。
【図11】図1に示す搾乳器の負圧・タイミング制御手
段の電気的構成を示すブロック図。
【図12】図11に示す負圧・タイミング制御を説明す
る図であり、(a)はタイミングチャート、(b)は制
御使用データの説明図。
【図13】図1に示す搾乳器の動作例を示すフローチャ
ート。
【図14】図1に示す搾乳器の動作例を示す第1の断面
側面図。
【図15】図1に示す搾乳器の動作例を示す第2の断面
側面図。
【図16】図1に示す搾乳器の動作例を示す第3の断面
側面図。
【図17】図1に示す搾乳器の動作例を示す第4の断面
側面図。
【図18】図1に示す搾乳器における吸引圧曲線の一例
を示す図。
【図19】図1に示す搾乳器における吸引圧曲線の一例
を示す図。
【図20】図1に示す搾乳器における吸引圧曲線の一例
を示す図。
【図21】乳頭アダプタを備えるこの発明の他の実施の
形態を示す平面図。
【図22】乳頭アダプタの正面図。
【図23】図22における乳頭アダプタのA−A線断面
図。
【図24】乳頭アダプタの背面図。
【図25】図1に示す搾乳器の分解平面図。
【図26】この発明の搾乳器の別の実施の形態を示す平
面図。
【図27】この発明の搾乳器のさらに別の実施の形態を
示す平面図。
【符号の説明】
10 フード部 11 ラッパ状部分 12 筒状部分 13 蓋部 14 一時保存部 20 駆動部 21 第1のカバー 22 第2のカバー 23 電源 24 駆動手段 25 駆動手段 26 制御基板 28 負圧設定手段 30 開閉手段 31 吸排気管 32 吸排気手段 33 開閉手段 34 スイッチ 40 貯留部 261 制御部 262 記憶手段 263 計時手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仲田 洋一 東京都千代田区神田富山町5番地1 ピジ ョン株式会社内 Fターム(参考) 4C077 AA09 AA22 BB10 CC09 DD01 DD19 JJ07 KK25

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負圧により母乳を搾り出すための搾乳器
    において、 乳房に当てるための搾乳部と、 前記搾乳部に接続配置され、前記搾乳部内に前記負圧を
    発生させる負圧発生手段と、 授乳対象の乳幼児の成長段階に対応して、前記負圧に基
    づく吸啜圧を予め決められた値に設定する負圧設定手段
    とを備えることを特徴とする搾乳器。
  2. 【請求項2】 前記吸啜圧に対応して、吸啜タイミング
    を決定する手段を備える請求項1に記載の搾乳器。
  3. 【請求項3】 前記負圧設定手段は、乳幼児の成長段階
    を表示したダイヤル式の切替え手段を手動で操作するこ
    とにより、前記吸啜圧を変更して設定する構成としたこ
    とを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の
    搾乳器。
  4. 【請求項4】 前記負圧設定手段が接続される制御部
    と、 この制御部接続され、少なくとも設定すべき負圧に対応
    した吸啜回数に関するデータを格納した記憶手段と、 前記制御部が前記吸啜回数を設定するための吸啜タイミ
    ングを得るための時間情報を付与する計時手段と、 設定された負圧及び吸啜タイミングに基づいて、前記制
    御部の制御によって負圧を発生させるための駆動手段と
    を備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    に記載の搾乳器。
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