JP2001047032A - 竪型多段フラッシュ造水装置 - Google Patents
竪型多段フラッシュ造水装置Info
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Landscapes
- Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 竪型多段フラッシュ造水装置に関し、独立モ
ジュールを垂直多段に配置することにより設置面積を小
さくし、コンパクトな構造とする。 【解決手段】 シェル1内にはプレート式熱交換器3、
デミスタ4を配設し、冷却海水入口管5より海水をプレ
ート式熱交換器3に流入し、熱交換器3で蒸気と熱交換
させ復水させて冷却海水出口管6から流出する。海水は
フラッシュ海水入口管7よりシェル1内底部の蒸発室1
0に流入し、スプレーノズル9より噴霧する。噴霧した
海水の一部は蒸発してデミスタ4で塩分を除去し、プレ
ート式熱交換器3で凝縮して復水し、製造水滞留部11
に溜まり、製造水出口管12から取り出される。一方蒸
発しなかった海水はフラッシュ海水出口管8より流出す
る。このようなシェル1を垂直多段に配置し、接続して
造水装置を構成する。
ジュールを垂直多段に配置することにより設置面積を小
さくし、コンパクトな構造とする。 【解決手段】 シェル1内にはプレート式熱交換器3、
デミスタ4を配設し、冷却海水入口管5より海水をプレ
ート式熱交換器3に流入し、熱交換器3で蒸気と熱交換
させ復水させて冷却海水出口管6から流出する。海水は
フラッシュ海水入口管7よりシェル1内底部の蒸発室1
0に流入し、スプレーノズル9より噴霧する。噴霧した
海水の一部は蒸発してデミスタ4で塩分を除去し、プレ
ート式熱交換器3で凝縮して復水し、製造水滞留部11
に溜まり、製造水出口管12から取り出される。一方蒸
発しなかった海水はフラッシュ海水出口管8より流出す
る。このようなシェル1を垂直多段に配置し、接続して
造水装置を構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は竪型多段フラッシュ
造水装置に関し、海水を蒸発させて造水するモジュール
を竪型に多段配置し、設置スペースを小さくし、モジュ
ールの耐圧も向上させると共に効率の良い造水を可能と
する造水装置としたものである。
造水装置に関し、海水を蒸発させて造水するモジュール
を竪型に多段配置し、設置スペースを小さくし、モジュ
ールの耐圧も向上させると共に効率の良い造水を可能と
する造水装置としたものである。
【0002】
【従来の技術】従来の海水の淡水化(脱塩)装置は、海
水の蒸発室と復水コンデンサとが立方体のケーシングの
中に組み込まれ、1個のステージを構成し、複数のステ
ージが直列に平面上に連なって構成されている。図4は
従来の代表的な多段フラッシュ造水装置の構成図であ
る。
水の蒸発室と復水コンデンサとが立方体のケーシングの
中に組み込まれ、1個のステージを構成し、複数のステ
ージが直列に平面上に連なって構成されている。図4は
従来の代表的な多段フラッシュ造水装置の構成図であ
る。
【0003】図において、多段フラッシュ造水装置のエ
バポレータ本体60は熱回収部(Heat Recovery Sectio
n )(A)と熱放出部(Heat Rejection Section)
(B)とから構成され、各部にはボックス61が横に多
段に連接して構成されている。50は海水(ブライン)
ポンプであり、伝熱チューブ51内に海水を送り、熱放
出部(B)の最終段のボックス61間で循環させる。5
2は海水ポンプで、海水をチューブ58から熱放出部
(B)の各ボックス61内に送り、内部の蒸気を凝縮さ
せる。53は脱気器であり、海水中の空気を除去するも
の、54は配管で脱気器53からのガスをエジェクタ5
6に送る。55も配管で、各ボックス61からでるガス
をエジェクタ56に送る。57は配管であり、海水を補
給する流路である。
バポレータ本体60は熱回収部(Heat Recovery Sectio
n )(A)と熱放出部(Heat Rejection Section)
(B)とから構成され、各部にはボックス61が横に多
段に連接して構成されている。50は海水(ブライン)
ポンプであり、伝熱チューブ51内に海水を送り、熱放
出部(B)の最終段のボックス61間で循環させる。5
2は海水ポンプで、海水をチューブ58から熱放出部
(B)の各ボックス61内に送り、内部の蒸気を凝縮さ
せる。53は脱気器であり、海水中の空気を除去するも
の、54は配管で脱気器53からのガスをエジェクタ5
6に送る。55も配管で、各ボックス61からでるガス
をエジェクタ56に送る。57は配管であり、海水を補
給する流路である。
【0004】62はブラインヒータであり、加熱蒸気源
63で循環するブライン(海水)を加熱するもの、64
はフラッシュボックスで海水(ブライン)が流入するも
の、65は蒸発室、66は復水した水の滞留部である。
67はデミスタで、蒸気中の塩分を除去するものであ
る。68は配管であり、復水した水を取出すもの、69
はポンプで製造水を外部へ取出すもの、70はブローダ
ウンポンプであり、ブライン(海水)の量を調節するも
のである。
63で循環するブライン(海水)を加熱するもの、64
はフラッシュボックスで海水(ブライン)が流入するも
の、65は蒸発室、66は復水した水の滞留部である。
67はデミスタで、蒸気中の塩分を除去するものであ
る。68は配管であり、復水した水を取出すもの、69
はポンプで製造水を外部へ取出すもの、70はブローダ
ウンポンプであり、ブライン(海水)の量を調節するも
のである。
【0005】上記構成において、海水はポンプにより海
水から取込まれ、海水ポンプ50により伝熱チューブ5
1に送られ、熱回収部(A)の最終段のボックス61内
の伝熱管を通り、順次連接するボックス内の伝熱チュー
ブ51内を流れ、1段目のボックス61から流出する。
熱回収部(A)は数10段のボックス61が水平に連接
して構成され、海水(ブライン)は各ボックス61内を
通過する過程においてボックス61内の蒸気の熱を吸収
して温度が上昇し、順次次段へ流入する。熱回収部
(A)の1段目のボックス61を出た海水(ブライン)
はブラインヒータ62に流れ、ブラインヒータ62にお
いて加熱蒸気源63からの蒸気により加熱されて再び熱
回収部(A)の1段目ボックス61内のフラッシュボッ
クス64へ戻される。
水から取込まれ、海水ポンプ50により伝熱チューブ5
1に送られ、熱回収部(A)の最終段のボックス61内
の伝熱管を通り、順次連接するボックス内の伝熱チュー
ブ51内を流れ、1段目のボックス61から流出する。
熱回収部(A)は数10段のボックス61が水平に連接
して構成され、海水(ブライン)は各ボックス61内を
通過する過程においてボックス61内の蒸気の熱を吸収
して温度が上昇し、順次次段へ流入する。熱回収部
(A)の1段目のボックス61を出た海水(ブライン)
はブラインヒータ62に流れ、ブラインヒータ62にお
いて加熱蒸気源63からの蒸気により加熱されて再び熱
回収部(A)の1段目ボックス61内のフラッシュボッ
クス64へ戻される。
【0006】ブラインヒータ62で加熱された海水は、
熱回収部(A)の1段目のフラッシュボックス64内で
フラッシュし、一部が蒸気となってボックス61内で蒸
発し、次のステージのフラッシュボックス64へ流入
し、順次各段のボックス61内において蒸発していく。
各ステージのボックス61はフラッシュボックス64
と、蒸発室65と、水滞留部66と、デミスタ67から
なり、内部に伝熱管51が通っている。流入する海水は
フラッシュボックス64に入り、一部が蒸発し、残りは
隣接するボックス61のフラッシュボックス64に流れ
る。蒸発した蒸気はデミスタ67により塩分が分離さ
れ、伝熱チューブ51の表面でチューブ51内の海水に
潜熱を与え、復水して水となり水滞留部66へ溜まる。
各段では同様に流入した海水が蒸発して復水し、水滞留
部66に水が溜まり、この水を配管68で集め、ポンプ
69で取り出し、脱塩された水を得ることができる。
熱回収部(A)の1段目のフラッシュボックス64内で
フラッシュし、一部が蒸気となってボックス61内で蒸
発し、次のステージのフラッシュボックス64へ流入
し、順次各段のボックス61内において蒸発していく。
各ステージのボックス61はフラッシュボックス64
と、蒸発室65と、水滞留部66と、デミスタ67から
なり、内部に伝熱管51が通っている。流入する海水は
フラッシュボックス64に入り、一部が蒸発し、残りは
隣接するボックス61のフラッシュボックス64に流れ
る。蒸発した蒸気はデミスタ67により塩分が分離さ
れ、伝熱チューブ51の表面でチューブ51内の海水に
潜熱を与え、復水して水となり水滞留部66へ溜まる。
各段では同様に流入した海水が蒸発して復水し、水滞留
部66に水が溜まり、この水を配管68で集め、ポンプ
69で取り出し、脱塩された水を得ることができる。
【0007】海水ポンプ52からは海水をチューブ58
で熱除却部(B)の最終段のボックス61へ送り、ボッ
クス内の蒸気の一部を復水させた後、スケール発生防止
用の薬剤を加え、脱気器53に導かれ、脱気された海水
は配管57から熱除却部(B)の最終段のボックス61
内へ補給され、ポンプ50で循環される。脱気器53か
らの気体は配管54からエジェクタ56に導かれ、外部
へ放出される。
で熱除却部(B)の最終段のボックス61へ送り、ボッ
クス内の蒸気の一部を復水させた後、スケール発生防止
用の薬剤を加え、脱気器53に導かれ、脱気された海水
は配管57から熱除却部(B)の最終段のボックス61
内へ補給され、ポンプ50で循環される。脱気器53か
らの気体は配管54からエジェクタ56に導かれ、外部
へ放出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の海水淡水
化装置においては、熱回収部(A)及び熱放出部(B)
の各ボックス61は平面に直列に連接して配置されてい
るので、装置が平坦で広大な設置面積を必要としてい
る。又、ボックス61は箱型であって耐圧設計上多くの
補強材を必要とし、重量が増大し改善の余地がある。
又、伝熱チューブを使用しているため熱交換の効率が悪
く必要伝熱面積が多くなり、装置本体が大きく、又、製
作工数が多くなり、何らかの改善が望まれていた。
化装置においては、熱回収部(A)及び熱放出部(B)
の各ボックス61は平面に直列に連接して配置されてい
るので、装置が平坦で広大な設置面積を必要としてい
る。又、ボックス61は箱型であって耐圧設計上多くの
補強材を必要とし、重量が増大し改善の余地がある。
又、伝熱チューブを使用しているため熱交換の効率が悪
く必要伝熱面積が多くなり、装置本体が大きく、又、製
作工数が多くなり、何らかの改善が望まれていた。
【0009】そこで本発明は、1個の共通した独立構造
のモジュールを採用し、このモジュールを高さ方向に多
段に重ねて設置するようにして必要設置面積を小さく
し、かつプレート式の熱交換器を採用し、伝熱効率を高
め装置をコンパクトに構成した竪型多段フラッシュ造水
装置を提供することを課題としてなされたものである。
のモジュールを採用し、このモジュールを高さ方向に多
段に重ねて設置するようにして必要設置面積を小さく
し、かつプレート式の熱交換器を採用し、伝熱効率を高
め装置をコンパクトに構成した竪型多段フラッシュ造水
装置を提供することを課題としてなされたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題を解
決するために次の(1)〜(6)の手段を提供する。
決するために次の(1)〜(6)の手段を提供する。
【0011】(1)海水を導き蒸発させる蒸発部及び冷
却用海水により前記蒸発室で蒸発した蒸気を凝縮させて
復水させる熱交換器を有する造水部を複数連接して構成
し、前記各造水部では蒸発しない残りの海水を順次次段
の造水部へ流入させる多段フラッシュ造水装置におい
て、前記造水部は独立したモジュールからなり、同モジ
ュールを複数個順次配管で接続したことを特徴とする竪
型多段フラッシュ造水装置。
却用海水により前記蒸発室で蒸発した蒸気を凝縮させて
復水させる熱交換器を有する造水部を複数連接して構成
し、前記各造水部では蒸発しない残りの海水を順次次段
の造水部へ流入させる多段フラッシュ造水装置におい
て、前記造水部は独立したモジュールからなり、同モジ
ュールを複数個順次配管で接続したことを特徴とする竪
型多段フラッシュ造水装置。
【0012】(2)前記複数のモジュールは垂直方向に
配列していることを特徴とする(1)記載の竪型多段フ
ラッシュ造水装置。
配列していることを特徴とする(1)記載の竪型多段フ
ラッシュ造水装置。
【0013】(3)前記熱交換器はプレート式熱交換器
であることを特徴とする(1)記載の竪型多段フラッシ
ュ造水装置。
であることを特徴とする(1)記載の竪型多段フラッシ
ュ造水装置。
【0014】(4)前記モジュールは円筒形状であるこ
とを特徴とする(1)記載の竪型多段フラッシュ造水装
置。
とを特徴とする(1)記載の竪型多段フラッシュ造水装
置。
【0015】(5)前記蒸発部に導かれる海水は、スプ
レーノズルより噴霧されることを特徴とする(1)記載
の竪型多段フラッシュ造水装置。
レーノズルより噴霧されることを特徴とする(1)記載
の竪型多段フラッシュ造水装置。
【0016】(6)前記冷却用海水は、最下段のモジュ
ールより流入し、順次上段へ送られ最上段のモジュール
より流出させ、同最上段のモジュールより流出した海水
は下段のモジュールに流して同モジュール内部に噴霧さ
せ蒸発させると共に、蒸発しない海水は順次下段へ送り
噴霧させ蒸発させることを特徴とする(1)から(6)
のいずれかに記載の竪型多段フラッシュ造水装置。
ールより流入し、順次上段へ送られ最上段のモジュール
より流出させ、同最上段のモジュールより流出した海水
は下段のモジュールに流して同モジュール内部に噴霧さ
せ蒸発させると共に、蒸発しない海水は順次下段へ送り
噴霧させ蒸発させることを特徴とする(1)から(6)
のいずれかに記載の竪型多段フラッシュ造水装置。
【0017】本発明の竪型多段フラッシュ造水装置は
(1)の発明を基本構成としており、造水部は独立した
モジュールであり、同モジュールには蒸発室と熱交換器
を備え、このモジュールを複数個それぞれ独立に配列
し、各モジュール間は配管により接続され、多段の造水
部を構成する。従って、従来のように多段に横方向に連
続して一体化するような構成を取る必要はなく、空間部
に架台等を組んで配置できるので設置面積を小さくする
ことができる。
(1)の発明を基本構成としており、造水部は独立した
モジュールであり、同モジュールには蒸発室と熱交換器
を備え、このモジュールを複数個それぞれ独立に配列
し、各モジュール間は配管により接続され、多段の造水
部を構成する。従って、従来のように多段に横方向に連
続して一体化するような構成を取る必要はなく、空間部
に架台等を組んで配置できるので設置面積を小さくする
ことができる。
【0018】又、本発明の(2)では、モジュールを垂
直配置するので、設置面積がより省スペースとなり、又
本発明の(3)では、熱交換器を従来のチューブ伝熱方
式からプレート式熱交換器としたので、熱交換器の伝熱
効率が良好となり、又、(4)の発明ではモジュールを
円筒形状としたので従来のボックス形と比べて耐圧構造
の補強も少くて良い。更に、(5)の発明においては、
蒸発部において、海水はスプレーノズルでスプレーされ
るので海水の蒸発が良好となり造水効率が向上する。
直配置するので、設置面積がより省スペースとなり、又
本発明の(3)では、熱交換器を従来のチューブ伝熱方
式からプレート式熱交換器としたので、熱交換器の伝熱
効率が良好となり、又、(4)の発明ではモジュールを
円筒形状としたので従来のボックス形と比べて耐圧構造
の補強も少くて良い。更に、(5)の発明においては、
蒸発部において、海水はスプレーノズルでスプレーされ
るので海水の蒸発が良好となり造水効率が向上する。
【0019】又、本発明の(6)では、冷却海水が最下
段から流入し、最上段に流れ、最上段からの海水をフラ
シュ用の海水として順次下段のモジュールへ重力により
落下させ、それぞれのモジュールにおいて蒸発させ、蒸
発しなかった海水は下段へ流すので、スプレーポンプが
不要になり、設備が簡素化される。
段から流入し、最上段に流れ、最上段からの海水をフラ
シュ用の海水として順次下段のモジュールへ重力により
落下させ、それぞれのモジュールにおいて蒸発させ、蒸
発しなかった海水は下段へ流すので、スプレーポンプが
不要になり、設備が簡素化される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の実
施の第1、第2形態に係る竪型多段フラッシュ造水装置
の基本となるモジュールを示す斜視図である。図におい
て、1は円筒形状のシェルであり、2はその補強材であ
る。3はシェル1内部に配設されたプレート式熱交換
器、4はデミスタで発生した蒸気を海水に分離するため
のものである。5は冷却海水入口管であり、プレート式
熱交換器3に流入し、プレート式熱交換器3内の複数の
プレートを海水で冷却して蒸気を復水させるためのもの
である。6は冷却海水出口管であり、プレート式熱交換
器3で各プレートを冷却し、蒸気を凝縮させ、吸収した
熱により加熱されて出てくる海水の出口である。
て図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の実
施の第1、第2形態に係る竪型多段フラッシュ造水装置
の基本となるモジュールを示す斜視図である。図におい
て、1は円筒形状のシェルであり、2はその補強材であ
る。3はシェル1内部に配設されたプレート式熱交換
器、4はデミスタで発生した蒸気を海水に分離するため
のものである。5は冷却海水入口管であり、プレート式
熱交換器3に流入し、プレート式熱交換器3内の複数の
プレートを海水で冷却して蒸気を復水させるためのもの
である。6は冷却海水出口管であり、プレート式熱交換
器3で各プレートを冷却し、蒸気を凝縮させ、吸収した
熱により加熱されて出てくる海水の出口である。
【0021】7はフラッシュ海水入口管であり、シェル
1の底部の蒸発室10に2本配置されており、多数のノ
ズル9が設けられ、フラッシュ用の海水はノズル9より
蒸発室10内に噴霧される。8はフラッシュ海水出口管
であり、同様に2本設けられ、ノズル9より噴霧された
海水のうち、蒸発しないで蒸発室10の底面に溜まった
海水を流出させる。
1の底部の蒸発室10に2本配置されており、多数のノ
ズル9が設けられ、フラッシュ用の海水はノズル9より
蒸発室10内に噴霧される。8はフラッシュ海水出口管
であり、同様に2本設けられ、ノズル9より噴霧された
海水のうち、蒸発しないで蒸発室10の底面に溜まった
海水を流出させる。
【0022】上記構成のモジュールにおいては、シェル
1内に冷却海水を冷却海水入口管5より導き、プレート
式熱交換器3内で多数のプレートを冷却して冷却海水出
口管6よりシェル1外へ流出する。この冷却海水出口管
6より流出した海水は次に接続されるシェルの冷却海水
として利用される。一方、蒸発用の海水は、2本のフラ
ッシュ海水入口管7へ流れ多数のノズル9よりシェル1
の底部の蒸発室10内へ噴霧される。
1内に冷却海水を冷却海水入口管5より導き、プレート
式熱交換器3内で多数のプレートを冷却して冷却海水出
口管6よりシェル1外へ流出する。この冷却海水出口管
6より流出した海水は次に接続されるシェルの冷却海水
として利用される。一方、蒸発用の海水は、2本のフラ
ッシュ海水入口管7へ流れ多数のノズル9よりシェル1
の底部の蒸発室10内へ噴霧される。
【0023】噴霧された海水は蒸発室10内で一部が蒸
発し、残りは蒸発室10の底部に溜まる。蒸発した蒸気
はデミスタ4で塩分が除去され、デミスタ4を通過して
上方へ流れ、プレート式熱交換器3の表面により冷却さ
れて凝縮して復水し、復水した水はプレート式熱交換器
3の直下の製造水滞留部11に落下して溜まる。一方、
蒸発せず、蒸発室10の底面に溜まった海水は、2本の
フラッシュ海水出口管8よりシェル1の外部に流出し、
次のモジュールのフラッシュ用海水として利用される。
製造水滞留部11に溜まった水は脱塩された水となって
製造水出口管12よりシェル1外部へ取出される。
発し、残りは蒸発室10の底部に溜まる。蒸発した蒸気
はデミスタ4で塩分が除去され、デミスタ4を通過して
上方へ流れ、プレート式熱交換器3の表面により冷却さ
れて凝縮して復水し、復水した水はプレート式熱交換器
3の直下の製造水滞留部11に落下して溜まる。一方、
蒸発せず、蒸発室10の底面に溜まった海水は、2本の
フラッシュ海水出口管8よりシェル1の外部に流出し、
次のモジュールのフラッシュ用海水として利用される。
製造水滞留部11に溜まった水は脱塩された水となって
製造水出口管12よりシェル1外部へ取出される。
【0024】図2は本発明の実施の第2形態に係る竪型
多段フラッシュ造水装置の全体構成を示す斜視図であ
る。図において、図中右側の上からの3段目までが従来
の図3に示す熱除却部(B)に相当し、その下段と左側
の5段のシェルが熱回収部(A)に相当する。本図で示
すように本実施の形態においては、シェル1からなるモ
ジュールを垂直に多段に接続して構成したものである。
多段フラッシュ造水装置の全体構成を示す斜視図であ
る。図において、図中右側の上からの3段目までが従来
の図3に示す熱除却部(B)に相当し、その下段と左側
の5段のシェルが熱回収部(A)に相当する。本図で示
すように本実施の形態においては、シェル1からなるモ
ジュールを垂直に多段に接続して構成したものである。
【0025】図2において、図中左側の上部のライン
(2)からは冷却海水が最上段のシェル1aの冷却海水
入口管5から流入し、プレート式熱交換器3に入り、熱
交換後の海水は冷却海水出口管6よりシェル1aの外へ
流出し、下段のシェル1bの冷却海水入口管5へ流入
し、シェル1bの出口管6より流出し、以降同様にシェ
ル1c,1dへ流入して各シェル間のプレート式熱交換
器3と順次熱交換する。シェル1dの冷却海水出口管6
より流出した海水は、シェル1eの冷却海水入口管5へ
流入する。
(2)からは冷却海水が最上段のシェル1aの冷却海水
入口管5から流入し、プレート式熱交換器3に入り、熱
交換後の海水は冷却海水出口管6よりシェル1aの外へ
流出し、下段のシェル1bの冷却海水入口管5へ流入
し、シェル1bの出口管6より流出し、以降同様にシェ
ル1c,1dへ流入して各シェル間のプレート式熱交換
器3と順次熱交換する。シェル1dの冷却海水出口管6
より流出した海水は、シェル1eの冷却海水入口管5へ
流入する。
【0026】シェル1eの冷却海水出口管6から流出し
た海水は、各プレート式熱交換器3で蒸気で加熱されて
温度が上昇しており、スプレーポンプ20で加圧されて
上段のシェル1dのフラッシュ海水入口管7からシェル
1dの蒸発室10内へ流入し、ノズル9より噴霧され
る。シェル1dの蒸発室10では一部が蒸発してデミス
タ4で塩分が除去され、プレート式熱交換器3で冷却さ
れて復水し、製造水出口管12より、水が取出される。
又、蒸発しなかった海水はフラッシュ海水出口管8より
シェル1dから流出し、次の1d用のスプレーポンプ2
0により上段のシェル1cのフラッシュ用海水として利
用される。
た海水は、各プレート式熱交換器3で蒸気で加熱されて
温度が上昇しており、スプレーポンプ20で加圧されて
上段のシェル1dのフラッシュ海水入口管7からシェル
1dの蒸発室10内へ流入し、ノズル9より噴霧され
る。シェル1dの蒸発室10では一部が蒸発してデミス
タ4で塩分が除去され、プレート式熱交換器3で冷却さ
れて復水し、製造水出口管12より、水が取出される。
又、蒸発しなかった海水はフラッシュ海水出口管8より
シェル1dから流出し、次の1d用のスプレーポンプ2
0により上段のシェル1cのフラッシュ用海水として利
用される。
【0027】同様に、シェル1dのスプレーポンプ20
からのフラッシュ用海水は、シェル1cのフラッシュ海
水入口管7よりシェル1cに流入し、ここで水が製造さ
れ、残りの海水はフラッシュ海水出口管8より流出し、
以下同様にシェル1cから1bへ流入し、更に1aと流
入し、シェル1aのフラッシュ海水出口管8から流出し
た残ったフラッシュ用海水はシェル1aのスプレーポン
プ20により次段のシェル1iのフラッシュ海水入口管
7へ流入する。以下同様に熱放出部(B)のシェル1i
から1h,1gを通りシェル1fへ流入し、シェル1f
の冷却海水出口管8よりシェル1fから流出し、一部の
海水はシェル1iの冷却海水入口管5へ供給され、ブロ
ダウンの海水となる。
からのフラッシュ用海水は、シェル1cのフラッシュ海
水入口管7よりシェル1cに流入し、ここで水が製造さ
れ、残りの海水はフラッシュ海水出口管8より流出し、
以下同様にシェル1cから1bへ流入し、更に1aと流
入し、シェル1aのフラッシュ海水出口管8から流出し
た残ったフラッシュ用海水はシェル1aのスプレーポン
プ20により次段のシェル1iのフラッシュ海水入口管
7へ流入する。以下同様に熱放出部(B)のシェル1i
から1h,1gを通りシェル1fへ流入し、シェル1f
の冷却海水出口管8よりシェル1fから流出し、一部の
海水はシェル1iの冷却海水入口管5へ供給され、ブロ
ダウンの海水となる。
【0028】又、熱放出部(B)においては、シェル1
fの冷却海水入口管5より海水が流入し、プレート式熱
交換器3で熱交換されて蒸気を復水させ、冷却海水出口
管6より流出して次のシェル1gの冷却海水入口管5か
らシェル1gに流入し、以下同様にシェル1gからシェ
ル1hに流入し、シェル1hの冷却海水出口管6より流
出する。
fの冷却海水入口管5より海水が流入し、プレート式熱
交換器3で熱交換されて蒸気を復水させ、冷却海水出口
管6より流出して次のシェル1gの冷却海水入口管5か
らシェル1gに流入し、以下同様にシェル1gからシェ
ル1hに流入し、シェル1hの冷却海水出口管6より流
出する。
【0029】上記のように、本発明の実施の第1形態に
おいては、シェル1を垂直に多段配置することにより、
各シェルから得られた製造水は、図示の例では、シェル
1a,1b,1cから得られた水はシェル1dの水と合
流して取出され、又、シェル1f,1g,1hから得ら
れた水はシェル1iと合流して取出される。このような
実施の第1形態の造水装置によれば、独立モジュールの
シェル1を垂直多段に配置し、それぞれ配管で接続する
ことにより、設置面積が大幅に小さくなり、又プレート
式熱交換器3をシェル1内に組込んでコンパクトな独立
モジュールとすることができ、更にシェル1を従来のボ
ックス型から円筒状としたので耐圧設計上の補強も少な
くすることができる利点がある。
おいては、シェル1を垂直に多段配置することにより、
各シェルから得られた製造水は、図示の例では、シェル
1a,1b,1cから得られた水はシェル1dの水と合
流して取出され、又、シェル1f,1g,1hから得ら
れた水はシェル1iと合流して取出される。このような
実施の第1形態の造水装置によれば、独立モジュールの
シェル1を垂直多段に配置し、それぞれ配管で接続する
ことにより、設置面積が大幅に小さくなり、又プレート
式熱交換器3をシェル1内に組込んでコンパクトな独立
モジュールとすることができ、更にシェル1を従来のボ
ックス型から円筒状としたので耐圧設計上の補強も少な
くすることができる利点がある。
【0030】図3は本発明の実施の第2形態に係る竪型
多段フラシュ造水装置の全体構成を示す斜視図である。
本実施の第2形態の特徴は、図2に示す実施の第1形態
と比べ、冷却海水の流れを上下逆にし、多段配置したシ
ェル1の最下段より流入させ、順次上段へ流すような構
成とし、又、最上段のシェルから流出した冷却海水は重
力により下段へ流出させて蒸発させ、蒸発しない海水を
順次下段へ落下させ、蒸発させる構成としている。以
下、図3のシェル1の詳細図を参照しながら、図3に基
いて本実施の第2形態について説明する。
多段フラシュ造水装置の全体構成を示す斜視図である。
本実施の第2形態の特徴は、図2に示す実施の第1形態
と比べ、冷却海水の流れを上下逆にし、多段配置したシ
ェル1の最下段より流入させ、順次上段へ流すような構
成とし、又、最上段のシェルから流出した冷却海水は重
力により下段へ流出させて蒸発させ、蒸発しない海水を
順次下段へ落下させ、蒸発させる構成としている。以
下、図3のシェル1の詳細図を参照しながら、図3に基
いて本実施の第2形態について説明する。
【0031】図3において、まず、熱回収部において、
冷却海水供給ポンプ30から送られる海水は最下段のシ
ェルSTG19の冷却海水入口管5へ流入してプレート
式熱交換器3に入り、内部を冷却して冷却海水出口管6
より流出し、上段のシェルSTG18のの冷却海水出口
管5へ流入し、ここで同様に、プレート式熱交換器3に
入り、内部を冷却する。
冷却海水供給ポンプ30から送られる海水は最下段のシ
ェルSTG19の冷却海水入口管5へ流入してプレート
式熱交換器3に入り、内部を冷却して冷却海水出口管6
より流出し、上段のシェルSTG18のの冷却海水出口
管5へ流入し、ここで同様に、プレート式熱交換器3に
入り、内部を冷却する。
【0032】STG18の出口管6より流出した海水は
上部のSTG17の冷却海水入口管6へ入り、同様にプ
レート式熱交換器3を冷却して冷却海水出口管6よりデ
アレータ32へ流出する。デアレータ32で加熱された
海水はブラインサーキュレーションポンプ31により熱
回収部のシェルSTG16の冷却海水入口管6に送ら
れ、以下同様に、熱回収部において、順次上段のSTG
17〜STG10〜STG1まで流れ、それぞれのシェ
ル内部のプレート式熱交換器3を冷却する。
上部のSTG17の冷却海水入口管6へ入り、同様にプ
レート式熱交換器3を冷却して冷却海水出口管6よりデ
アレータ32へ流出する。デアレータ32で加熱された
海水はブラインサーキュレーションポンプ31により熱
回収部のシェルSTG16の冷却海水入口管6に送ら
れ、以下同様に、熱回収部において、順次上段のSTG
17〜STG10〜STG1まで流れ、それぞれのシェ
ル内部のプレート式熱交換器3を冷却する。
【0033】シェルSTG1の冷却海水出口管6より流
出した海水は、上部のブラインヒータ34に流入し、こ
こで蒸気により加熱され、ブラインヒータ34の冷却海
水出口管6より流出した海水は、下段のSTG1の2本
のフラシュ海水入口管7へ流入し、ノズル9より噴霧さ
れる。シェルSTG1の蒸発室10では、一部が蒸発し
てデミスタ4で塩分が除去され、プレート式熱交換器3
で冷却されて復水し、製造水出口管12より水として取
り出される。
出した海水は、上部のブラインヒータ34に流入し、こ
こで蒸気により加熱され、ブラインヒータ34の冷却海
水出口管6より流出した海水は、下段のSTG1の2本
のフラシュ海水入口管7へ流入し、ノズル9より噴霧さ
れる。シェルSTG1の蒸発室10では、一部が蒸発し
てデミスタ4で塩分が除去され、プレート式熱交換器3
で冷却されて復水し、製造水出口管12より水として取
り出される。
【0034】又、蒸発しなかった海水は、フラシュ海水
出口管8よりシェルSTG1より流出し、下段のシェル
STG2の2本のフラシュ海水入口管7へ重力により落
下して流入し、同様にノズル9より噴霧される。以下同
様に、蒸発しなかった海水は順次下段のシェルSTG3
〜STG9、STG10、〜STG19と流れて海水を
順次蒸発させ、各STGのシェルの製造水出口管12よ
り流出する。
出口管8よりシェルSTG1より流出し、下段のシェル
STG2の2本のフラシュ海水入口管7へ重力により落
下して流入し、同様にノズル9より噴霧される。以下同
様に、蒸発しなかった海水は順次下段のシェルSTG3
〜STG9、STG10、〜STG19と流れて海水を
順次蒸発させ、各STGのシェルの製造水出口管12よ
り流出する。
【0035】最下段のシェルSTG19のフラシュ海水
出口管8より流出した蒸発しなかった残りの海水は、ブ
ラインサーキュレーションポンプ31より、前述したよ
うにシェルSTG16の冷却海水入口管6へ流入し、冷
却海水として順次上段へ流れて循環する。
出口管8より流出した蒸発しなかった残りの海水は、ブ
ラインサーキュレーションポンプ31より、前述したよ
うにシェルSTG16の冷却海水入口管6へ流入し、冷
却海水として順次上段へ流れて循環する。
【0036】各シェルSTG1〜STG19の製造水出
口管12から流出する製造水はブローダウンウオータポ
ンプ33により集められて図示省略の製造水出口部へ導
かれる。
口管12から流出する製造水はブローダウンウオータポ
ンプ33により集められて図示省略の製造水出口部へ導
かれる。
【0037】以上、説明の実施の第2形態によれば、熱
放出部にはSTG1〜STG3を、熱回収部にはSTG
4〜STG19を、それぞれ多段に上下に配置し、冷却
海水を最下段のシェルSTG19から流入させ、順次上
段へ流してSTG1の最上段から流出する海水をブライ
ンヒータ34で加熱し、順次下段のフラシュ海水入口管
7へ流入させてノズル9より噴霧して蒸発させ、蒸発し
ない海水を重力により順次下段へ落下させ、蒸発させる
ような構成とする。このような構成により、図2に示す
実施の第1形態で必要としていた各段における複数台の
スプレーポンプ20が不要となり、設備の大幅なコスト
ダウンが可能となる。
放出部にはSTG1〜STG3を、熱回収部にはSTG
4〜STG19を、それぞれ多段に上下に配置し、冷却
海水を最下段のシェルSTG19から流入させ、順次上
段へ流してSTG1の最上段から流出する海水をブライ
ンヒータ34で加熱し、順次下段のフラシュ海水入口管
7へ流入させてノズル9より噴霧して蒸発させ、蒸発し
ない海水を重力により順次下段へ落下させ、蒸発させる
ような構成とする。このような構成により、図2に示す
実施の第1形態で必要としていた各段における複数台の
スプレーポンプ20が不要となり、設備の大幅なコスト
ダウンが可能となる。
【0038】
【発明の効果】本発明の竪型多段フラッシュ造水装置
は、(1)海水を導き蒸発させる蒸発部及び冷却用海水
により前記蒸発室で蒸発した蒸気を凝縮させて復水させ
る熱交換器を有する造水部を複数連接して構成し、前記
各造水部では蒸発しない残りの海水を順次次段の造水部
へ流入させる多段フラッシュ造水装置において、前記造
水部は独立した共通のモジュールからなり、同モジュー
ルを複数個順次配管で接続したことを特徴としている。
このような構成により、従来のように多段に横方向に連
続して一体化するような構成を取る必要はなく、空間部
に架台等を組んで配置できるので設置面積を小さくする
ことができる。
は、(1)海水を導き蒸発させる蒸発部及び冷却用海水
により前記蒸発室で蒸発した蒸気を凝縮させて復水させ
る熱交換器を有する造水部を複数連接して構成し、前記
各造水部では蒸発しない残りの海水を順次次段の造水部
へ流入させる多段フラッシュ造水装置において、前記造
水部は独立した共通のモジュールからなり、同モジュー
ルを複数個順次配管で接続したことを特徴としている。
このような構成により、従来のように多段に横方向に連
続して一体化するような構成を取る必要はなく、空間部
に架台等を組んで配置できるので設置面積を小さくする
ことができる。
【0039】又、本発明の(2)では、モジュールを垂
直配置するので、設置面積がより省スペースとなり、又
本発明の(3)では、熱交換器を従来のチューブ伝熱方
式からプレート式熱交換器としたので、熱交換器の伝熱
効率が良好となり、又、(4)の発明ではモジュールを
円筒形状としたので従来のボックス形と比べて耐圧構造
の補強も少くて良い。又、(5)の発明においては、蒸
発部において、海水はスプレーノズルでスプレーされる
ので海水の蒸発が良好となり造水効率が向上する。
直配置するので、設置面積がより省スペースとなり、又
本発明の(3)では、熱交換器を従来のチューブ伝熱方
式からプレート式熱交換器としたので、熱交換器の伝熱
効率が良好となり、又、(4)の発明ではモジュールを
円筒形状としたので従来のボックス形と比べて耐圧構造
の補強も少くて良い。又、(5)の発明においては、蒸
発部において、海水はスプレーノズルでスプレーされる
ので海水の蒸発が良好となり造水効率が向上する。
【0040】更に、本発明の(6)では、冷却海水が最
下段から流入し、最上段に流れ、最上段からの海水をフ
ラシュ用の海水として順次下段のモジュールへ重力によ
り落下させ、それぞれのモジュールにおいて蒸発させ、
蒸発しなかった海水は下段へ流すので、スプレイポンプ
が不要になり、設備が簡素化される。
下段から流入し、最上段に流れ、最上段からの海水をフ
ラシュ用の海水として順次下段のモジュールへ重力によ
り落下させ、それぞれのモジュールにおいて蒸発させ、
蒸発しなかった海水は下段へ流すので、スプレイポンプ
が不要になり、設備が簡素化される。
【図1】本発明の実施の一形態に係る竪型多段フラッシ
ュ造水装置に用いられるシェルの斜視図である。
ュ造水装置に用いられるシェルの斜視図である。
【図2】本発明の実施の第1形態に係る竪型多段フラッ
シュ造水装置の全体配置を示す斜視図である。
シュ造水装置の全体配置を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の第2形態に係る竪型多段フラッ
シュ造水装置の全体配置を示す斜視図である。
シュ造水装置の全体配置を示す斜視図である。
【図4】従来の多段造水装置の構成図である。
1 シェル 2 補強材 3 プレート式熱交換器 4 デミスタ 5 冷却海水入口管 6 冷却海水出口管 7 フラッシュ海水入口管 8 フラッシュ海水出口管 9 スプレーノズル 10 蒸発室 11 製造水滞留部 12 製造水出口管 20 スプレーポンプ 30 冷却海水供給ポンプ 31 ブラインサーキュレーションポンプ 32 ディアレータ 33 ブローダウンポンプ 34 ブラインヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 賢次 長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工業株式 会社長崎造船所内 Fターム(参考) 4D034 AA01 BA03 CA13 4D076 BB19 BB20 CD21 CD25 DA12 FA34 HA02 JA03
Claims (6)
- 【請求項1】 海水を導き蒸発させる蒸発部及び冷却用
海水により前記蒸発室で蒸発した蒸気を凝縮させて復水
させる熱交換器を有する造水部を複数連接して構成し、
前記各造水部では蒸発しない残りの海水を順次次段の造
水部へ流入させる多段フラッシュ造水装置において、前
記造水部は独立したモジュールからなり、同モジュール
を複数個順次配管で接続したことを特徴とする竪型多段
フラッシュ造水装置。 - 【請求項2】 前記複数のモジュールは垂直方向に配列
していることを特徴とする請求項1記載の竪型多段フラ
ッシュ造水装置。 - 【請求項3】 前記熱交換器はプレート式熱交換器であ
ることを特徴とする請求項1記載の竪型多段フラッシュ
造水装置。 - 【請求項4】 前記モジュールは円筒形状であることを
特徴とする請求項1記載の竪型多段フラッシュ造水装
置。 - 【請求項5】 前記蒸発部に導かれる海水は、スプレー
ノズルより噴霧されることを特徴とする請求項1記載の
竪型多段フラッシュ造水装置。 - 【請求項6】 前記冷却用海水は、最下段のモジュール
より流入し、順次上段へ送られ最上段のモジュールより
流出させ、同最上段のモジュールより流出した海水は下
段のモジュールに流して同モジュール内部に噴霧させ蒸
発させると共に、蒸発しない海水は順次下段へ送り噴霧
させ蒸発させることを特徴とする請求項1から5のいず
れかに記載の竪型多段フラッシュ造水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22752999A JP3546155B2 (ja) | 1999-08-11 | 1999-08-11 | 竪型多段フラッシュ造水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22752999A JP3546155B2 (ja) | 1999-08-11 | 1999-08-11 | 竪型多段フラッシュ造水装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001047032A true JP2001047032A (ja) | 2001-02-20 |
| JP3546155B2 JP3546155B2 (ja) | 2004-07-21 |
Family
ID=16862343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22752999A Expired - Fee Related JP3546155B2 (ja) | 1999-08-11 | 1999-08-11 | 竪型多段フラッシュ造水装置 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP3546155B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100937447B1 (ko) * | 2007-12-21 | 2010-01-19 | 두산중공업 주식회사 | 롱 튜브 다단 증발법 담수화설비용 증발기 |
| JP2014210252A (ja) * | 2013-04-05 | 2014-11-13 | 株式会社ササクラ | 水溶液の蒸発処理方法 |
| JP2015013268A (ja) * | 2013-07-08 | 2015-01-22 | 株式会社ササクラ | 水溶液の蒸発処理方法 |
| CN110386631A (zh) * | 2019-07-23 | 2019-10-29 | 中国科学院广州能源研究所 | 一种高效蒸发结晶处理系统及其处理方法 |
| CN110697816A (zh) * | 2019-10-24 | 2020-01-17 | 上海发电设备成套设计研究院有限责任公司 | 一种紧凑型蒸馏装置和系统及其应用 |
| CN113149112A (zh) * | 2021-04-25 | 2021-07-23 | 清华大学 | 一种立式多级闪蒸实现水热同产的方法 |
| CN115745053A (zh) * | 2021-09-02 | 2023-03-07 | 北京北科欧远科技有限公司 | 三效闪蒸脱硫废水处理方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102519808B1 (ko) * | 2020-10-30 | 2023-04-11 | (주)동양화학 | 증발부가 구비된 해수담수화 장치 |
-
1999
- 1999-08-11 JP JP22752999A patent/JP3546155B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100937447B1 (ko) * | 2007-12-21 | 2010-01-19 | 두산중공업 주식회사 | 롱 튜브 다단 증발법 담수화설비용 증발기 |
| JP2014210252A (ja) * | 2013-04-05 | 2014-11-13 | 株式会社ササクラ | 水溶液の蒸発処理方法 |
| US10329166B2 (en) | 2013-04-05 | 2019-06-25 | Sasakura Engineering Co., Ltd. | Evaporative treatment method for aqueous solution |
| JP2015013268A (ja) * | 2013-07-08 | 2015-01-22 | 株式会社ササクラ | 水溶液の蒸発処理方法 |
| CN110386631A (zh) * | 2019-07-23 | 2019-10-29 | 中国科学院广州能源研究所 | 一种高效蒸发结晶处理系统及其处理方法 |
| CN110386631B (zh) * | 2019-07-23 | 2022-02-18 | 中国科学院广州能源研究所 | 一种高效蒸发结晶处理系统及其处理方法 |
| CN110697816A (zh) * | 2019-10-24 | 2020-01-17 | 上海发电设备成套设计研究院有限责任公司 | 一种紧凑型蒸馏装置和系统及其应用 |
| CN113149112A (zh) * | 2021-04-25 | 2021-07-23 | 清华大学 | 一种立式多级闪蒸实现水热同产的方法 |
| CN115745053A (zh) * | 2021-09-02 | 2023-03-07 | 北京北科欧远科技有限公司 | 三效闪蒸脱硫废水处理方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3546155B2 (ja) | 2004-07-21 |
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