JP2000316575A - アナフィラキシー抑制物質のスクリーニング方法 - Google Patents
アナフィラキシー抑制物質のスクリーニング方法Info
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- JP2000316575A JP2000316575A JP11124788A JP12478899A JP2000316575A JP 2000316575 A JP2000316575 A JP 2000316575A JP 11124788 A JP11124788 A JP 11124788A JP 12478899 A JP12478899 A JP 12478899A JP 2000316575 A JP2000316575 A JP 2000316575A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 能動感作結膜アナフィラキシーモデルである
Fcγレセプターノックアウトマウスとその野生型マウ
スを用いて、アナフィラキシー抑制物質をスクリーニン
グする方法を提供すること。 【解決手段】 免疫グロブリンFcγレセプター遺伝子
機能が染色体上で欠損したFcγレセプターノックアウ
トマウスとその野生型マウスとを能動感作し、所定の期
間後に、該能動感作に用いた抗原を前記ノックアウトマ
ウスと野生型マウスの結膜や皮膚等の局所にそれぞれ投
与して、該局所に能動アナフィラキシーを惹起し、能動
アナフィラキシーの惹起の前後に、被検物質をノックア
ウトマウスと野生型マウスの少なくとも一方に投与し、
前記ノックアウトマウスと野生型マウスとの局所に生じ
たアナフィラキシーの強さの程度を比較する。
Fcγレセプターノックアウトマウスとその野生型マウ
スを用いて、アナフィラキシー抑制物質をスクリーニン
グする方法を提供すること。 【解決手段】 免疫グロブリンFcγレセプター遺伝子
機能が染色体上で欠損したFcγレセプターノックアウ
トマウスとその野生型マウスとを能動感作し、所定の期
間後に、該能動感作に用いた抗原を前記ノックアウトマ
ウスと野生型マウスの結膜や皮膚等の局所にそれぞれ投
与して、該局所に能動アナフィラキシーを惹起し、能動
アナフィラキシーの惹起の前後に、被検物質をノックア
ウトマウスと野生型マウスの少なくとも一方に投与し、
前記ノックアウトマウスと野生型マウスとの局所に生じ
たアナフィラキシーの強さの程度を比較する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナフィラキシー
抑制物質のスクリーニング方法、より詳しくは、能動感
作したFcγレセプターIIBノックアウトマウス等のF
cγレセプター遺伝子機能が染色体上で欠損した非ヒト
動物と野生型マウス等の野生型の非ヒト動物に能動アナ
フィラキシーを引き起こし、その強さの比較によりにア
ナフィラキシー抑制物質をスクリーニングする方法に関
する。
抑制物質のスクリーニング方法、より詳しくは、能動感
作したFcγレセプターIIBノックアウトマウス等のF
cγレセプター遺伝子機能が染色体上で欠損した非ヒト
動物と野生型マウス等の野生型の非ヒト動物に能動アナ
フィラキシーを引き起こし、その強さの比較によりにア
ナフィラキシー抑制物質をスクリーニングする方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】免疫グロブリン(Ig)は、魚類から哺
乳類に至る全ての脊椎動物の体液中に存在し、リンパ系
細胞によって産生され、物理化学的性質や免疫学的性質
によって5つのクラス、すなわちIgG,IgM,Ig
A,IgD及びIgEに分類され、分子の基本構造は各
クラス共通で、分子量5〜7万のH鎖と分子量2.3万
のL鎖とから構成され、IgG,IgM,IgA,Ig
D,IgEに対応してγ,μ,α,δ,ε鎖と呼ばれる
構造のH鎖を有することが知られている。このIg分子
をパパインで分解して得られるヒンジ部からC末端まで
のH鎖2本がS−S結合で結ばれているものはFcフラ
グメントと呼ばれ、このFcフラグメントが結合する細
胞表面上の受容体はFcレセプターと呼ばれている。ま
た、Igと同様の構造を持つ分子(Igスーパーファミ
リー)には、Fcレセプター、Tリンパ球上の抗原に対
する受容体分子、主要組織適合性抗原、β2ミクログロ
ブリン、癌胎児性抗原及びリンパ球の細胞膜蛋白質等が
知られている。
乳類に至る全ての脊椎動物の体液中に存在し、リンパ系
細胞によって産生され、物理化学的性質や免疫学的性質
によって5つのクラス、すなわちIgG,IgM,Ig
A,IgD及びIgEに分類され、分子の基本構造は各
クラス共通で、分子量5〜7万のH鎖と分子量2.3万
のL鎖とから構成され、IgG,IgM,IgA,Ig
D,IgEに対応してγ,μ,α,δ,ε鎖と呼ばれる
構造のH鎖を有することが知られている。このIg分子
をパパインで分解して得られるヒンジ部からC末端まで
のH鎖2本がS−S結合で結ばれているものはFcフラ
グメントと呼ばれ、このFcフラグメントが結合する細
胞表面上の受容体はFcレセプターと呼ばれている。ま
た、Igと同様の構造を持つ分子(Igスーパーファミ
リー)には、Fcレセプター、Tリンパ球上の抗原に対
する受容体分子、主要組織適合性抗原、β2ミクログロ
ブリン、癌胎児性抗原及びリンパ球の細胞膜蛋白質等が
知られている。
【0003】IgGの生理活性は、補体結合能、皮膚感
作能、リンパ球、単球及び血小板等のFcレセプターに
対する結合能の他、胎盤透過性乳汁中のIgAと共に母
児免疫と重要な関係を持つことが知られており、IgA
は補体系の第2経路を活性化し、粘膜感染における局所
免疫反応に重要な役割を持つことが知られている。ま
た、IgEは、消化管の粘膜、気道の粘膜及びリンパ管
等で産生され、肥満細胞や好塩基性細胞のFcレセプタ
ーを介して結合し、自己組織親和性抗体としてアナフィ
ラキシー反応に関与することが知られている。
作能、リンパ球、単球及び血小板等のFcレセプターに
対する結合能の他、胎盤透過性乳汁中のIgAと共に母
児免疫と重要な関係を持つことが知られており、IgA
は補体系の第2経路を活性化し、粘膜感染における局所
免疫反応に重要な役割を持つことが知られている。ま
た、IgEは、消化管の粘膜、気道の粘膜及びリンパ管
等で産生され、肥満細胞や好塩基性細胞のFcレセプタ
ーを介して結合し、自己組織親和性抗体としてアナフィ
ラキシー反応に関与することが知られている。
【0004】上記Fcレセプターは、細胞内のシグナル
伝達を導出して、リガンドである抗原−抗体複合体によ
って、クロスリンクすることで数多くのエフェクターの
応答を誘発する造血幹細胞表面分子のファミリーを構成
することが知られている。また、Fcレセプターは、抗
体依存性細胞傷害反応、過敏性反応及びアナフィラキシ
ー反応に関与することが知られており、IgのFc領域
に対して親和性を持ち細胞表面上に存在していることが
知られている。Fcレセプターには、体液中のIgGの
γ鎖に特異的に結合するFcγレセプター、IgEのε
鎖に特異的に結合するFcεレセプター及びIgAのα
鎖に特異的に結合するFcαレセプター等の種類が知ら
れている。これらのレセプターは抗体産生の調節因子の
一つとして知られているが、その機能は不明な点が多
く、また、これら免疫担当細胞のFcレセプターは細胞
機能と重要な関係があり、大部分のリンパ球、T細胞リ
ンパ球の一部、単核球、好中球、好塩基球、マクロファ
ージ、マスト細胞及び血小板等に多く存在していること
が知られている。
伝達を導出して、リガンドである抗原−抗体複合体によ
って、クロスリンクすることで数多くのエフェクターの
応答を誘発する造血幹細胞表面分子のファミリーを構成
することが知られている。また、Fcレセプターは、抗
体依存性細胞傷害反応、過敏性反応及びアナフィラキシ
ー反応に関与することが知られており、IgのFc領域
に対して親和性を持ち細胞表面上に存在していることが
知られている。Fcレセプターには、体液中のIgGの
γ鎖に特異的に結合するFcγレセプター、IgEのε
鎖に特異的に結合するFcεレセプター及びIgAのα
鎖に特異的に結合するFcαレセプター等の種類が知ら
れている。これらのレセプターは抗体産生の調節因子の
一つとして知られているが、その機能は不明な点が多
く、また、これら免疫担当細胞のFcレセプターは細胞
機能と重要な関係があり、大部分のリンパ球、T細胞リ
ンパ球の一部、単核球、好中球、好塩基球、マクロファ
ージ、マスト細胞及び血小板等に多く存在していること
が知られている。
【0005】また、Fcγレセプターには、Fcγレセ
プターI(CD64抗原)、FcγレセプターII(CD
32抗原)及びFcγレセプターIII(CD16抗原)
の3種類が存在し、FcγレセプターIは、分子量72
kDaの糖タンパク質であり、免疫グロブリンG単量体
と高い親和性で結合し、単球とマクロファージに発現
し、FcγレセプターIIは、免疫グロブリンG単量体に
対して低い親和性を有する受容体であり、単球、マクロ
ファージ、多形核白血球(PMN)、マスト細胞、血小
板、いくつかのT細胞リンパ球及びいくつかのB細胞リ
ンパ球を含む造血幹細胞に広く発現し、また、Fcγレ
セプターIIには遺伝子配列が異なるFcγレセプターII
A、FcγレセプターIIB及びFcγレセプターIICの
3種類の受容体が存在し、またFcγレセプターIII
は、低親和性のFcγレセプターで、ナチュラルキラー
細胞、マクロファージ、PMN及びマスト細胞に発現さ
れることが、それぞれ知られている。
プターI(CD64抗原)、FcγレセプターII(CD
32抗原)及びFcγレセプターIII(CD16抗原)
の3種類が存在し、FcγレセプターIは、分子量72
kDaの糖タンパク質であり、免疫グロブリンG単量体
と高い親和性で結合し、単球とマクロファージに発現
し、FcγレセプターIIは、免疫グロブリンG単量体に
対して低い親和性を有する受容体であり、単球、マクロ
ファージ、多形核白血球(PMN)、マスト細胞、血小
板、いくつかのT細胞リンパ球及びいくつかのB細胞リ
ンパ球を含む造血幹細胞に広く発現し、また、Fcγレ
セプターIIには遺伝子配列が異なるFcγレセプターII
A、FcγレセプターIIB及びFcγレセプターIICの
3種類の受容体が存在し、またFcγレセプターIII
は、低親和性のFcγレセプターで、ナチュラルキラー
細胞、マクロファージ、PMN及びマスト細胞に発現さ
れることが、それぞれ知られている。
【0006】従来より、上記Fcレセプターの詳細な機
能やかかるレセプターの機能と密接に関係するアナフィ
ラキシー反応機構を解明するために多くの研究が行われ
ており、例えば、FcεレセプターIのノックアウトマ
ウスを用いた抗体による全身及び皮膚局所の受動感作ア
ナフィラキシー反応についての報告(Nature 370, 367-
370, 1994)、IgEノックアウトマウスを用いた受動
感作アナフィラキシー反応についての報告(Cell 76, 5
19-529, 1994)及び本発明者らによるFcγレセプター
IIノックアウトマウスを用いた受動感作アナフィラキシ
ー反応についての報告(Nature 379, 346-349, 1996)
等、受動感作アナフィラキシー反応によるFcレセプタ
ーの機能解明に関する研究は行われていたが、能動感作
アナフィラキシー反応によるFcγレセプターの機能解
明に関する研究は行われていなかった。
能やかかるレセプターの機能と密接に関係するアナフィ
ラキシー反応機構を解明するために多くの研究が行われ
ており、例えば、FcεレセプターIのノックアウトマ
ウスを用いた抗体による全身及び皮膚局所の受動感作ア
ナフィラキシー反応についての報告(Nature 370, 367-
370, 1994)、IgEノックアウトマウスを用いた受動
感作アナフィラキシー反応についての報告(Cell 76, 5
19-529, 1994)及び本発明者らによるFcγレセプター
IIノックアウトマウスを用いた受動感作アナフィラキシ
ー反応についての報告(Nature 379, 346-349, 1996)
等、受動感作アナフィラキシー反応によるFcレセプタ
ーの機能解明に関する研究は行われていたが、能動感作
アナフィラキシー反応によるFcγレセプターの機能解
明に関する研究は行われていなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、能動
感作結膜アナフィラキシーモデルであるFcγレセプタ
ーIIBノックアウトマウス等のFcγレセプター遺伝子
機能が染色体上で欠損した非ヒト動物、すなわちFcγ
レセプターをコードする非ヒト動物の内在性遺伝子が不
活性化された非ヒト動物とその野生型非ヒト動物を用い
て、アナフィラキシー抑制物質をスクリーニングする方
法を提供することにある。
感作結膜アナフィラキシーモデルであるFcγレセプタ
ーIIBノックアウトマウス等のFcγレセプター遺伝子
機能が染色体上で欠損した非ヒト動物、すなわちFcγ
レセプターをコードする非ヒト動物の内在性遺伝子が不
活性化された非ヒト動物とその野生型非ヒト動物を用い
て、アナフィラキシー抑制物質をスクリーニングする方
法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意研究した結果、Fcγレセプター
IIBノックアウトマウスとその野生型マウスを能動感作
し、結膜と皮膚に能動感作アナフィラキシーを惹起した
ところ、ノックアウトマウスと野生型マウス間における
血管透過性亢進の程度が、結膜では差が認められず、皮
膚では差が認められることを見い出し、本発明を完成す
るに至った。
を解決するために鋭意研究した結果、Fcγレセプター
IIBノックアウトマウスとその野生型マウスを能動感作
し、結膜と皮膚に能動感作アナフィラキシーを惹起した
ところ、ノックアウトマウスと野生型マウス間における
血管透過性亢進の程度が、結膜では差が認められず、皮
膚では差が認められることを見い出し、本発明を完成す
るに至った。
【0009】すなわち本発明は、免疫グロブリンFcγ
レセプター遺伝子機能が染色体上で欠損した非ヒト動物
と野生型の非ヒト動物とを能動感作し、所定の期間後
に、該能動感作に用いた抗原を前記非ヒト動物の局所に
それぞれ投与して、該局所に能動アナフィラキシーをひ
き起こし、該能動アナフィラキシーをひき起こす前後
に、被検物質を少なくとも非ヒト動物の一方に投与し、
前記免疫グロブリンFcγレセプター遺伝子機能が染色
体上で欠損した非ヒト動物と野生型の非ヒト動物との局
所に生じたアナフィラキシーの強さの程度を比較するこ
とを特徴とするアナフィラキシー抑制物質のスクリーニ
ング方法(請求項1)や、免疫グロブリンFcγレセプ
ター遺伝子が、FcγレセプターIIB遺伝子であること
を特徴とする請求項1記載のアナフィラキシー抑制物質
のスクリーニング方法(請求項2)や、野生型の非ヒト
動物が、免疫グロブリンFcγレセプター遺伝子機能が
染色体上で欠損した非ヒト動物の野生型非ヒト動物であ
ることを特徴とする請求項1又は2記載のアナフィラキ
シー抑制物質のスクリーニング方法(請求項3)や、能
動感作が、全身又は眼局所感作であることを特徴とする
請求項1〜3のいずれか記載のアナフィラキシー抑制物
質のスクリーニング方法(請求項4)や、能動アナフィ
ラキシーをひき起こす局所が、結膜であることを特徴と
する請求項1〜4のいずれか記載のアナフィラキシー抑
制物質のスクリーニング方法(請求項5)や、能動アナ
フィラキシーをひき起こす局所が、皮膚であることを特
徴とする請求項1〜4のいずれか記載のアナフィラキシ
ー抑制物質のスクリーニング方法(請求項6)や、アナ
フィラキシーの強さの程度が、血管透過性亢進の程度で
あることを特徴とする請求項1〜6のいずれか記載のア
ナフィラキシー抑制物質のスクリーニング方法(請求項
7)や、血管透過性亢進が、能動アナフィラキシーをひ
き起こすとほぼ同時に色素を静脈内投与し、所定時間後
の局所に漏出した色素を測定することにより求められる
ことを特徴とする請求項7記載のアナフィラキシー抑制
物質のスクリーニング方法(請求項8)や、非ヒト動物
が、齧歯目動物であることを特徴とする請求項1〜8の
いずれか記載のアナフィラキシー抑制物質のスクリーニ
ング方法(請求項9)や、齧歯目動物が、マウスである
ことを特徴とする請求項9記載のアナフィラキシー抑制
物質のスクリーニング方法(請求項10)や、抗原が、
水酸化アルミニウムに混合されたオボアルブミンである
ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか記載のアナ
フィラキシー抑制物質のスクリーニング方法(請求項1
1)に関する。
レセプター遺伝子機能が染色体上で欠損した非ヒト動物
と野生型の非ヒト動物とを能動感作し、所定の期間後
に、該能動感作に用いた抗原を前記非ヒト動物の局所に
それぞれ投与して、該局所に能動アナフィラキシーをひ
き起こし、該能動アナフィラキシーをひき起こす前後
に、被検物質を少なくとも非ヒト動物の一方に投与し、
前記免疫グロブリンFcγレセプター遺伝子機能が染色
体上で欠損した非ヒト動物と野生型の非ヒト動物との局
所に生じたアナフィラキシーの強さの程度を比較するこ
とを特徴とするアナフィラキシー抑制物質のスクリーニ
ング方法(請求項1)や、免疫グロブリンFcγレセプ
ター遺伝子が、FcγレセプターIIB遺伝子であること
を特徴とする請求項1記載のアナフィラキシー抑制物質
のスクリーニング方法(請求項2)や、野生型の非ヒト
動物が、免疫グロブリンFcγレセプター遺伝子機能が
染色体上で欠損した非ヒト動物の野生型非ヒト動物であ
ることを特徴とする請求項1又は2記載のアナフィラキ
シー抑制物質のスクリーニング方法(請求項3)や、能
動感作が、全身又は眼局所感作であることを特徴とする
請求項1〜3のいずれか記載のアナフィラキシー抑制物
質のスクリーニング方法(請求項4)や、能動アナフィ
ラキシーをひき起こす局所が、結膜であることを特徴と
する請求項1〜4のいずれか記載のアナフィラキシー抑
制物質のスクリーニング方法(請求項5)や、能動アナ
フィラキシーをひき起こす局所が、皮膚であることを特
徴とする請求項1〜4のいずれか記載のアナフィラキシ
ー抑制物質のスクリーニング方法(請求項6)や、アナ
フィラキシーの強さの程度が、血管透過性亢進の程度で
あることを特徴とする請求項1〜6のいずれか記載のア
ナフィラキシー抑制物質のスクリーニング方法(請求項
7)や、血管透過性亢進が、能動アナフィラキシーをひ
き起こすとほぼ同時に色素を静脈内投与し、所定時間後
の局所に漏出した色素を測定することにより求められる
ことを特徴とする請求項7記載のアナフィラキシー抑制
物質のスクリーニング方法(請求項8)や、非ヒト動物
が、齧歯目動物であることを特徴とする請求項1〜8の
いずれか記載のアナフィラキシー抑制物質のスクリーニ
ング方法(請求項9)や、齧歯目動物が、マウスである
ことを特徴とする請求項9記載のアナフィラキシー抑制
物質のスクリーニング方法(請求項10)や、抗原が、
水酸化アルミニウムに混合されたオボアルブミンである
ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか記載のアナ
フィラキシー抑制物質のスクリーニング方法(請求項1
1)に関する。
【0010】また本発明は、FcγレセプターIIBノッ
クアウトマウスとその野生型マウスとを能動感作し、所
定の期間後に、該能動感作に用いた抗原を前記マウスに
それぞれ点眼して、結膜にアレルギー性結膜炎を惹起
し、アレルギー性結膜炎の惹起とほぼ同時に被検物質を
野生型マウスに投与し、野生型マウスの結膜における血
管透過性亢進の程度が前記ノックアウトマウスのそれと
比較して弱い場合の被検物質を選択することを特徴とす
るアレルギー性結膜炎抑制物質のスクリーニング方法
(請求項12)や、FcγレセプターIIBノックアウト
マウスと該ノックアウトマウスとその野生型マウスとを
能動感作し、所定の期間後に、該能動感作に用いた抗原
を前記マウスにそれぞれ皮内注射して、皮膚にアナフィ
ラキシーを惹起し、皮膚アナフィラキシーの惹起とほぼ
同時に被検物質を前記ノックアウトマウスに投与し、該
ノックアウトマウスの皮膚における血管透過性亢進の程
度が野生型マウスのそれと比較してほぼ同じ場合の被検
物質を選択することを特徴とする皮膚アナフィラキシー
抑制物質のスクリーニング方法(請求項13)や、能動
感作したFcγレセプターIIBノックアウトマウス(請
求項14)に関する。
クアウトマウスとその野生型マウスとを能動感作し、所
定の期間後に、該能動感作に用いた抗原を前記マウスに
それぞれ点眼して、結膜にアレルギー性結膜炎を惹起
し、アレルギー性結膜炎の惹起とほぼ同時に被検物質を
野生型マウスに投与し、野生型マウスの結膜における血
管透過性亢進の程度が前記ノックアウトマウスのそれと
比較して弱い場合の被検物質を選択することを特徴とす
るアレルギー性結膜炎抑制物質のスクリーニング方法
(請求項12)や、FcγレセプターIIBノックアウト
マウスと該ノックアウトマウスとその野生型マウスとを
能動感作し、所定の期間後に、該能動感作に用いた抗原
を前記マウスにそれぞれ皮内注射して、皮膚にアナフィ
ラキシーを惹起し、皮膚アナフィラキシーの惹起とほぼ
同時に被検物質を前記ノックアウトマウスに投与し、該
ノックアウトマウスの皮膚における血管透過性亢進の程
度が野生型マウスのそれと比較してほぼ同じ場合の被検
物質を選択することを特徴とする皮膚アナフィラキシー
抑制物質のスクリーニング方法(請求項13)や、能動
感作したFcγレセプターIIBノックアウトマウス(請
求項14)に関する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のアナフィラキシー抑制物
質のスクリーニング方法において、免疫グロブリンFc
γレセプター遺伝子機能が欠損した非ヒト動物とは、F
cγレセプターをコードする非ヒト動物の内在性遺伝子
が破壊・欠損・置換等により不活性化され、免疫グロブ
リンFcγレセプターを発現する機能を失なった非ヒト
動物をいい、Fcγレセプターとは、IgGのFcフラ
グメントをリガンドとするレセプターであればどのよう
なものでもよく、上記FcγレセプターI、Fcγレセ
プターII及びFcγレセプターIIIを具体的に例示する
ことができ、また非ヒト動物とは、マウス、ラット等の
齧歯目動物を具体的に挙げることができるが、これに限
定されるものではない。
質のスクリーニング方法において、免疫グロブリンFc
γレセプター遺伝子機能が欠損した非ヒト動物とは、F
cγレセプターをコードする非ヒト動物の内在性遺伝子
が破壊・欠損・置換等により不活性化され、免疫グロブ
リンFcγレセプターを発現する機能を失なった非ヒト
動物をいい、Fcγレセプターとは、IgGのFcフラ
グメントをリガンドとするレセプターであればどのよう
なものでもよく、上記FcγレセプターI、Fcγレセ
プターII及びFcγレセプターIIIを具体的に例示する
ことができ、また非ヒト動物とは、マウス、ラット等の
齧歯目動物を具体的に挙げることができるが、これに限
定されるものではない。
【0012】本発明における野生型の非ヒト動物とは、
上記免疫グロブリンFcγレセプター遺伝子機能が欠損
した非ヒト動物と同種の動物を意味し、免疫グロブリン
Fcγレセプター遺伝子機能が欠損した非ヒト動物の野
生型非ヒト動物が好ましい。そして、免疫グロブリンF
cγレセプター遺伝子機能が欠損した非ヒト動物として
はFcγレセプターIIBノックアウトマウスを、野生型
マウスとしては該ノックアウトマウスとその野生型マウ
スを、それぞれ具体的に挙げることができる。以下、非
ヒト動物がマウスの場合を例にとって説明する。
上記免疫グロブリンFcγレセプター遺伝子機能が欠損
した非ヒト動物と同種の動物を意味し、免疫グロブリン
Fcγレセプター遺伝子機能が欠損した非ヒト動物の野
生型非ヒト動物が好ましい。そして、免疫グロブリンF
cγレセプター遺伝子機能が欠損した非ヒト動物として
はFcγレセプターIIBノックアウトマウスを、野生型
マウスとしては該ノックアウトマウスとその野生型マウ
スを、それぞれ具体的に挙げることができる。以下、非
ヒト動物がマウスの場合を例にとって説明する。
【0013】免疫グロブリンFcγレセプターノックア
ウトマウス及びその野生型マウスは、本発明者らの前掲
の公知文献(Nature 379, 346-349, 1996)に記載する
方法等によって作製することができる。例えば、マウス
遺伝子ライブラリーからPCR等の方法により得られた
遺伝子断片を用いて、免疫グロブリンFcγレセプター
遺伝子をスクリーニングし、スクリーニングされた免疫
グロブリンFcγレセプター遺伝子をウイルスベクター
等を用いてサブクローンし、DNAシーケンシングによ
り特定する。このクローンのS2エキソン及びEC1エキ
ソンを含むフラグメントをpMC1ネオ遺伝子カセット
等に置換することによって、ターゲットベクターを作製
することができる。
ウトマウス及びその野生型マウスは、本発明者らの前掲
の公知文献(Nature 379, 346-349, 1996)に記載する
方法等によって作製することができる。例えば、マウス
遺伝子ライブラリーからPCR等の方法により得られた
遺伝子断片を用いて、免疫グロブリンFcγレセプター
遺伝子をスクリーニングし、スクリーニングされた免疫
グロブリンFcγレセプター遺伝子をウイルスベクター
等を用いてサブクローンし、DNAシーケンシングによ
り特定する。このクローンのS2エキソン及びEC1エキ
ソンを含むフラグメントをpMC1ネオ遺伝子カセット
等に置換することによって、ターゲットベクターを作製
することができる。
【0014】この線状化されたベクターをエレクトロポ
レーション(電気穿孔)法等によってES細胞に導入
し、相同的組換えを行い、その相同的組換え体の中か
ら、G418等に抵抗性を示すES細胞を選択し、その
細胞のクローンをマウスの胚盤胞中にマイクロインジェ
クションし、かかる胚盤胞を仮親のマウスに戻し、キメ
ラマウスを作製する。このキメラマウスを野生型のマウ
スとインタークロスさせると、ヘテロ接合体マウスを得
ることができ、また、このヘテロ接合体マウスをインタ
ークロスさせることによって、本発明のアレルギー性結
膜炎等の評価方法に用いる免疫グロブリンFcγレセプ
ターノックアウトマウス及び野生型マウスを得ることが
できる。
レーション(電気穿孔)法等によってES細胞に導入
し、相同的組換えを行い、その相同的組換え体の中か
ら、G418等に抵抗性を示すES細胞を選択し、その
細胞のクローンをマウスの胚盤胞中にマイクロインジェ
クションし、かかる胚盤胞を仮親のマウスに戻し、キメ
ラマウスを作製する。このキメラマウスを野生型のマウ
スとインタークロスさせると、ヘテロ接合体マウスを得
ることができ、また、このヘテロ接合体マウスをインタ
ークロスさせることによって、本発明のアレルギー性結
膜炎等の評価方法に用いる免疫グロブリンFcγレセプ
ターノックアウトマウス及び野生型マウスを得ることが
できる。
【0015】本発明のアナフィラキシー抑制物質のスク
リーニング方法において、能動感作とは、例えば免疫グ
ロブリンFcγレセプターノックアウトマウス及び該ノ
ックアウトマウスとその野生型マウスの全身又は局所に
抗原を投与することによって、マウスの全身又は局所を
一次免疫化させることをいい、例えば全身を免疫化する
には抗原を腹腔内に注射すればよく、また、局所を免疫
化するには結膜、皮膚、鼻粘膜、気管、小腸等の特定の
臓器・組織で、かつ、アレルギー又は炎症を引き起こす
部分に適宜方法で抗原を投与すればよい。抗原として
は、水酸化アルミニウムに混合したオボアルブミン等の
アレルギー又は炎症を惹起させるものであればどんなも
のでもよく、特に制限されるものではない。
リーニング方法において、能動感作とは、例えば免疫グ
ロブリンFcγレセプターノックアウトマウス及び該ノ
ックアウトマウスとその野生型マウスの全身又は局所に
抗原を投与することによって、マウスの全身又は局所を
一次免疫化させることをいい、例えば全身を免疫化する
には抗原を腹腔内に注射すればよく、また、局所を免疫
化するには結膜、皮膚、鼻粘膜、気管、小腸等の特定の
臓器・組織で、かつ、アレルギー又は炎症を引き起こす
部分に適宜方法で抗原を投与すればよい。抗原として
は、水酸化アルミニウムに混合したオボアルブミン等の
アレルギー又は炎症を惹起させるものであればどんなも
のでもよく、特に制限されるものではない。
【0016】マウスを能動感作した後、所定期間、例え
ば1〜3週間後、好ましくは2週間後に、能動感作に使
用した抗原を前記ノックアウトマウス及び該ノックアウ
トマウスとその野生型マウスの結膜や皮膚等の局所に投
与して、当該局所に能動アナフィラキシーを惹起させ
る。アナフィラキシー抑制物質の候補となる被検物質
は、通常、能動アナフィラキシーが惹起する前後にノッ
クアウトマウスと野生型マウスの少なくとも一方に投与
され、投与方法としては静脈注射、塗布、点滴等適宜採
用することができる。そして、ノックアウトマウスと野
生型マウスの結膜や皮膚等の局所に生じたアナフィラキ
シーの強さの程度を比較・評価することによりアナフィ
ラキシー抑制物質をスクリーニングする。
ば1〜3週間後、好ましくは2週間後に、能動感作に使
用した抗原を前記ノックアウトマウス及び該ノックアウ
トマウスとその野生型マウスの結膜や皮膚等の局所に投
与して、当該局所に能動アナフィラキシーを惹起させ
る。アナフィラキシー抑制物質の候補となる被検物質
は、通常、能動アナフィラキシーが惹起する前後にノッ
クアウトマウスと野生型マウスの少なくとも一方に投与
され、投与方法としては静脈注射、塗布、点滴等適宜採
用することができる。そして、ノックアウトマウスと野
生型マウスの結膜や皮膚等の局所に生じたアナフィラキ
シーの強さの程度を比較・評価することによりアナフィ
ラキシー抑制物質をスクリーニングする。
【0017】そして、アナフィラキシーの強さの程度
は、どのような方法により測定してもよいが、例えば、
能動アナフィラキシーをひき起こすとほぼ同時に色素を
静脈内投与し、所定時間後の局所に漏出した色素を測る
ことにより求められる血管透過性亢進の程度として測定
することができる。この場合の色素としては、エバンス
ブルー、ニュートラルレッド、ヤヌスグリーン等の超生
体染色物質を例示することができる。
は、どのような方法により測定してもよいが、例えば、
能動アナフィラキシーをひき起こすとほぼ同時に色素を
静脈内投与し、所定時間後の局所に漏出した色素を測る
ことにより求められる血管透過性亢進の程度として測定
することができる。この場合の色素としては、エバンス
ブルー、ニュートラルレッド、ヤヌスグリーン等の超生
体染色物質を例示することができる。
【0018】本発明のアナフィラキシー抑制物質のスク
リーニング方法として、FcγレセプターIIBノックア
ウトマウスと該ノックアウトマウスとその野生型マウス
とを能動感作し、所定の期間後に、該能動感作に用いた
抗原を前記マウスにそれぞれ点眼して、結膜にアレルギ
ー性結膜炎を惹起し、アレルギー性結膜炎の惹起とほぼ
同時に被検物質を野生型マウスに投与し、野生型マウス
の結膜における血管透過性亢進の程度が前記ノックアウ
トマウスのそれと比較して弱い場合の被検物質を選択す
るアレルギー性結膜炎抑制物質のスクリーニング方法
や、FcγレセプターIIBノックアウトマウスと該ノッ
クアウトマウスとその野生型マウスとを能動感作し、所
定の期間後に、該能動感作に用いた抗原を前記マウスに
それぞれ皮内注射して、皮膚にアナフィラキシーを惹起
し、皮膚アナフィラキシーの惹起とほぼ同時に被検物質
を前記ノックアウトマウスに投与し、該ノックアウトマ
ウスの皮膚における血管透過性亢進の程度が野生型マウ
スのそれと比較してほぼ同じ場合の被検物質を選択する
皮膚アナフィラキシー抑制物質のスクリーニング方法を
具体的に挙げることができる。
リーニング方法として、FcγレセプターIIBノックア
ウトマウスと該ノックアウトマウスとその野生型マウス
とを能動感作し、所定の期間後に、該能動感作に用いた
抗原を前記マウスにそれぞれ点眼して、結膜にアレルギ
ー性結膜炎を惹起し、アレルギー性結膜炎の惹起とほぼ
同時に被検物質を野生型マウスに投与し、野生型マウス
の結膜における血管透過性亢進の程度が前記ノックアウ
トマウスのそれと比較して弱い場合の被検物質を選択す
るアレルギー性結膜炎抑制物質のスクリーニング方法
や、FcγレセプターIIBノックアウトマウスと該ノッ
クアウトマウスとその野生型マウスとを能動感作し、所
定の期間後に、該能動感作に用いた抗原を前記マウスに
それぞれ皮内注射して、皮膚にアナフィラキシーを惹起
し、皮膚アナフィラキシーの惹起とほぼ同時に被検物質
を前記ノックアウトマウスに投与し、該ノックアウトマ
ウスの皮膚における血管透過性亢進の程度が野生型マウ
スのそれと比較してほぼ同じ場合の被検物質を選択する
皮膚アナフィラキシー抑制物質のスクリーニング方法を
具体的に挙げることができる。
【0019】以下に、実施例を挙げてこの発明を更に具
体的に説明するが、この発明の技術的範囲はこれらの実
施例に限定されるものではない。 実施例1(FcγレセプターIIBノックアウトマウスの
作製) 本発明のアナフィラキシー抑制物質のスクリーニング方
法に用いたFcγレセプターIIBノックアウトマウス及
び該ノックアウトマウスとその野生型マウスは、以下の
ように作製した。
体的に説明するが、この発明の技術的範囲はこれらの実
施例に限定されるものではない。 実施例1(FcγレセプターIIBノックアウトマウスの
作製) 本発明のアナフィラキシー抑制物質のスクリーニング方
法に用いたFcγレセプターIIBノックアウトマウス及
び該ノックアウトマウスとその野生型マウスは、以下の
ように作製した。
【0020】129/Sv/J系統由来のマウスのゲノ
ムDNAライブラリーをスクリーニングすることによっ
て、FcγレセプターIIB遺伝子のゲノムDNAのクロ
ーンを単離した。このクローンのS2及びEC1の2つの
独立したエキソンを含む2.65Kbのフラグメントを
pMC1ネオ遺伝子カセット(東洋紡社製)に、置換す
ることによってターゲットベクターを作製した。この線
状化したベクターをエレクトロポレーションによってE
S細胞(J1)に導入し、相同的組換えを行った。
ムDNAライブラリーをスクリーニングすることによっ
て、FcγレセプターIIB遺伝子のゲノムDNAのクロ
ーンを単離した。このクローンのS2及びEC1の2つの
独立したエキソンを含む2.65Kbのフラグメントを
pMC1ネオ遺伝子カセット(東洋紡社製)に、置換す
ることによってターゲットベクターを作製した。この線
状化したベクターをエレクトロポレーションによってE
S細胞(J1)に導入し、相同的組換えを行った。
【0021】上記の相同的組換えを起こしたES細胞か
らESクローンを単離し、G418及びGANC(ガン
シクロビア)に対してネオマイシン耐性ESクローンを
スクリーニングし、サザンブロット法によって相同的組
換え体を同定した。その同定された相同的組換え体から
ゲノムDNAを単離して、HindIIIでダイジェスト
し、pMC1ネオ遺伝子カセットを含むターゲティング
された対立遺伝子を含んでいることを確認した。かかる
確認されたESクローンを胚盤胞中にマイクロインジェ
クションし、キメラマウスを作製し、作製されたマウス
を野生型のC57BL/6Jマウスとインタークロスさ
せることによってヘテロ接合体マウスを得て、また、ホ
モ接合体マウスを得るために、このヘテロ接合体マウス
をインタークロスさせて、FcγレセプターIIB遺伝子
が染色体上で欠損したノックアウトマウス及びその野生
型マウスを作製した。
らESクローンを単離し、G418及びGANC(ガン
シクロビア)に対してネオマイシン耐性ESクローンを
スクリーニングし、サザンブロット法によって相同的組
換え体を同定した。その同定された相同的組換え体から
ゲノムDNAを単離して、HindIIIでダイジェスト
し、pMC1ネオ遺伝子カセットを含むターゲティング
された対立遺伝子を含んでいることを確認した。かかる
確認されたESクローンを胚盤胞中にマイクロインジェ
クションし、キメラマウスを作製し、作製されたマウス
を野生型のC57BL/6Jマウスとインタークロスさ
せることによってヘテロ接合体マウスを得て、また、ホ
モ接合体マウスを得るために、このヘテロ接合体マウス
をインタークロスさせて、FcγレセプターIIB遺伝子
が染色体上で欠損したノックアウトマウス及びその野生
型マウスを作製した。
【0022】実施例2(全身能動感作によるマウスのア
レルギー性結膜炎) 文献(Int. Arch. Allergy 39, 156-171, 1970)記載の
方法により水酸化アルミニウムゲル(alum)を調製し、
20mg/mlの水酸化アルミニウムゲルに200μg
/mlのオボアルブミン(生化学工業(株)社製)を吸
着させ、抗原溶液を調製した。この抗原溶液1mlを上
記実施例1により作製された野生型マウス及びFcγレ
セプターIIBノックアウトマウスの腹腔内に注射するこ
とにより全身能動感作し、能動感作野生型マウス及び能
動感作FcγレセプターIIBノックアウトマウスを作製
した。
レルギー性結膜炎) 文献(Int. Arch. Allergy 39, 156-171, 1970)記載の
方法により水酸化アルミニウムゲル(alum)を調製し、
20mg/mlの水酸化アルミニウムゲルに200μg
/mlのオボアルブミン(生化学工業(株)社製)を吸
着させ、抗原溶液を調製した。この抗原溶液1mlを上
記実施例1により作製された野生型マウス及びFcγレ
セプターIIBノックアウトマウスの腹腔内に注射するこ
とにより全身能動感作し、能動感作野生型マウス及び能
動感作FcγレセプターIIBノックアウトマウスを作製
した。
【0023】これら全身能動感作マウスの感作後14日
目に、野生型マウス及びFcγレセプターIIBノックア
ウトマウスの眼に、0、0.01、0.1、1及び10
%の前記抗原溶液を点眼することによりアレルギー性結
膜炎を惹起させた。また、惹起と同時に、マウスの体重
1kg当たり、0.1%のエバンスブルー(青色アゾ色
素)10mlを静脈内に投与した。結膜炎を惹起させて
から30分後、それらのマウスを頸椎脱臼により安楽死
させて、結膜組織から漏出した部位を切り出し、その漏
出部位の色素を、アセトンと0.5%の硫酸ナトリウム
との混合液(7:3)に48時間以上浸して抽出した。
それら抽出溶液の620nmにおける吸光度を分光光度
計により、血管透過性亢進の程度を測定した。結果を図
1に示す。図1からわかるように、全身能動感作による
FcγレセプターIIBノックアウトマウスの結膜におけ
るアナフィラキシーの影響は、野生型マウスのそれと比
較して有意な差は認められなかった。
目に、野生型マウス及びFcγレセプターIIBノックア
ウトマウスの眼に、0、0.01、0.1、1及び10
%の前記抗原溶液を点眼することによりアレルギー性結
膜炎を惹起させた。また、惹起と同時に、マウスの体重
1kg当たり、0.1%のエバンスブルー(青色アゾ色
素)10mlを静脈内に投与した。結膜炎を惹起させて
から30分後、それらのマウスを頸椎脱臼により安楽死
させて、結膜組織から漏出した部位を切り出し、その漏
出部位の色素を、アセトンと0.5%の硫酸ナトリウム
との混合液(7:3)に48時間以上浸して抽出した。
それら抽出溶液の620nmにおける吸光度を分光光度
計により、血管透過性亢進の程度を測定した。結果を図
1に示す。図1からわかるように、全身能動感作による
FcγレセプターIIBノックアウトマウスの結膜におけ
るアナフィラキシーの影響は、野生型マウスのそれと比
較して有意な差は認められなかった。
【0024】実施例3(眼局所能動感作によるマウスの
アレルギー性結膜炎) 抗原溶液を眼球結膜下に注射(25μl/eye)し眼
局所を能動感作する以外は実施例2と同様に行った。結
果を図2に示す。図2からわかるように、眼局所能動感
作によるFcγレセプターIIBノックアウトマウスの結
膜におけるアナフィラキシーの影響は、野生型マウスの
それと比較して有意な差は認められなかった。
アレルギー性結膜炎) 抗原溶液を眼球結膜下に注射(25μl/eye)し眼
局所を能動感作する以外は実施例2と同様に行った。結
果を図2に示す。図2からわかるように、眼局所能動感
作によるFcγレセプターIIBノックアウトマウスの結
膜におけるアナフィラキシーの影響は、野生型マウスの
それと比較して有意な差は認められなかった。
【0025】比較例1(眼局所受動感作によるマウスの
アレルギー性結膜炎) 抗ジニトロフェニルIgG1を用いて眼局所受動感作を
行い、2時間後に10%ジニトロフェニル−ウシ血清ア
ルブミンを点眼する以外は実施例2と同様に行った。結
果を図3に示す。図3からわかるように、眼局所受動感
作によるFcγレセプターIIBノックアウトマウスの結
膜におけるアナフィラキシーの影響は、野生型マウスの
それと比較して有意に増強していた。
アレルギー性結膜炎) 抗ジニトロフェニルIgG1を用いて眼局所受動感作を
行い、2時間後に10%ジニトロフェニル−ウシ血清ア
ルブミンを点眼する以外は実施例2と同様に行った。結
果を図3に示す。図3からわかるように、眼局所受動感
作によるFcγレセプターIIBノックアウトマウスの結
膜におけるアナフィラキシーの影響は、野生型マウスの
それと比較して有意に増強していた。
【0026】実施例2及び実施例3の能動感作によるマ
ウスのアレルギー性結膜炎に関する結果は、比較例1の
受動感作の場合の結果と異なり、野生型マウスの結膜ア
レルギー反応においてはFcγレセプターIIBを介する
抑制的な制御機構が機能していないことを示している。
したがって、被検物質を野生型マウスに投与し、野生型
マウスの結膜における血管透過性亢進の程度がノックア
ウトマウスのそれと比較して有意に弱い場合の被検物質
を選択することにより、アレルギー性結膜炎抑制物質を
スクリーニングすることができる。
ウスのアレルギー性結膜炎に関する結果は、比較例1の
受動感作の場合の結果と異なり、野生型マウスの結膜ア
レルギー反応においてはFcγレセプターIIBを介する
抑制的な制御機構が機能していないことを示している。
したがって、被検物質を野生型マウスに投与し、野生型
マウスの結膜における血管透過性亢進の程度がノックア
ウトマウスのそれと比較して有意に弱い場合の被検物質
を選択することにより、アレルギー性結膜炎抑制物質を
スクリーニングすることができる。
【0027】実施例4(全身能動感作によるマウスの皮
膚アナフィラキシー反応) 全身能動感作マウスの皮内に、0、1、10、100、
1000、10000(ng/site)の前記抗原溶
液を注射する以外は実施例2と同様に行った。結果を図
4に示す。図4からわかるように、全身能動感作による
FcγレセプターIIBノックアウトマウスの皮膚アナフ
ィラキシー反応は、野生型マウスのそれと比較して有意
に増強していた。
膚アナフィラキシー反応) 全身能動感作マウスの皮内に、0、1、10、100、
1000、10000(ng/site)の前記抗原溶
液を注射する以外は実施例2と同様に行った。結果を図
4に示す。図4からわかるように、全身能動感作による
FcγレセプターIIBノックアウトマウスの皮膚アナフ
ィラキシー反応は、野生型マウスのそれと比較して有意
に増強していた。
【0028】実施例5(眼局所能動感作によるマウスの
皮膚アナフィラキシー反応) 眼局所能動感作マウスの皮内に、0、1、10、10
0、1000、10000(ng/site)の前記抗
原溶液を注射する以外は実施例3と同様に行った。結果
を図5に示す。図5からわかるように、全身能動感作に
よるFcγレセプターIIBノックアウトマウスの皮膚ア
ナフィラキシー反応は、野生型マウスのそれと比較して
有意に増強していた。
皮膚アナフィラキシー反応) 眼局所能動感作マウスの皮内に、0、1、10、10
0、1000、10000(ng/site)の前記抗
原溶液を注射する以外は実施例3と同様に行った。結果
を図5に示す。図5からわかるように、全身能動感作に
よるFcγレセプターIIBノックアウトマウスの皮膚ア
ナフィラキシー反応は、野生型マウスのそれと比較して
有意に増強していた。
【0029】実施例4及び実施例5の能動感作によるマ
ウスの皮膚アナフィラキシー反応に関する結果は、野生
型マウスの皮膚アナフィラキシー反応においてはFcγ
レセプターIIBを介する抑制的な制御機構が機能してい
ることを示している。したがって、被検物質をノックア
ウトマウスに投与し、ノックアウトマウスの皮膚におけ
る血管透過性亢進の程度が野生型マウスのそれと比較し
て同程度の被検物質を選択することにより、皮膚アナフ
ィラキシー抑制物質をスクリーニングすることができ
る。
ウスの皮膚アナフィラキシー反応に関する結果は、野生
型マウスの皮膚アナフィラキシー反応においてはFcγ
レセプターIIBを介する抑制的な制御機構が機能してい
ることを示している。したがって、被検物質をノックア
ウトマウスに投与し、ノックアウトマウスの皮膚におけ
る血管透過性亢進の程度が野生型マウスのそれと比較し
て同程度の被検物質を選択することにより、皮膚アナフ
ィラキシー抑制物質をスクリーニングすることができ
る。
【0030】
【発明の効果】本発明によると、局所に生じたアナフィ
ラキシーの強さの程度を評価することにより、アレルギ
ー性結膜炎抑制物質や皮膚アナフィラキシー抑制物質等
のアナフィラキシー抑制物質をスクリーニングすること
ができるばかりか、免疫グロブリンFcγレセプターの
生物学的役割に有用な情報を得ることができ、さらにア
レルギー疾患及び自己免疫疾患治療に対して有用な情報
を得ることができる。
ラキシーの強さの程度を評価することにより、アレルギ
ー性結膜炎抑制物質や皮膚アナフィラキシー抑制物質等
のアナフィラキシー抑制物質をスクリーニングすること
ができるばかりか、免疫グロブリンFcγレセプターの
生物学的役割に有用な情報を得ることができ、さらにア
レルギー疾患及び自己免疫疾患治療に対して有用な情報
を得ることができる。
【図1】全身能動感作によるマウスのアレルギー性結膜
炎の結果を示す図である。
炎の結果を示す図である。
【図2】眼局所能動感作によるマウスのアレルギー性結
膜炎の結果を示す図である。
膜炎の結果を示す図である。
【図3】眼局所受動感作によるマウスのアレルギー性結
膜炎の結果を示す図である。
膜炎の結果を示す図である。
【図4】全身能動感作によるマウスの皮膚アナフィラキ
シー反応の結果を示す図である。
シー反応の結果を示す図である。
【図5】眼局所能動感作によるマウスの皮膚アナフィラ
キシー反応の結果を示す図である。
キシー反応の結果を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 33/50 C12N 5/00 B (72)発明者 中田 勝彦 奈良県櫻井市箸中531−1 (72)発明者 高井 俊行 宮城県仙台市青葉区中山4−18−1−506 Fターム(参考) 2G045 AA25 AA29 BA13 BB24 BB60 CB09 CB26 DA80 FA11 FA29 GC10 4B024 AA11 BA80 CA04 DA02 EA04 GA12 GA14 GA18 4B063 QA07 QA18 QQ96 QR48 QR66 QR72 QR80 QS14 QS36 QS38 QX01 4B065 AA91X AA91Y AB01 BA02 BA03 BA04 CA46
Claims (14)
- 【請求項1】 免疫グロブリンFcγレセプター遺伝子
機能が染色体上で欠損した非ヒト動物と野生型の非ヒト
動物とを能動感作し、所定の期間後に、該能動感作に用
いた抗原を前記非ヒト動物の局所にそれぞれ投与して、
該局所に能動アナフィラキシーを惹起し、該能動アナフ
ィラキシーの惹起の前後に、被検物質を少なくとも非ヒ
ト動物の一方に投与し、前記免疫グロブリンFcγレセ
プター遺伝子機能が染色体上で欠損した非ヒト動物と野
生型の非ヒト動物との局所に生じたアナフィラキシーの
強さの程度を比較することを特徴とするアナフィラキシ
ー抑制物質のスクリーニング方法。 - 【請求項2】 免疫グロブリンFcγレセプター遺伝子
が、FcγレセプターIIB遺伝子であることを特徴とす
る請求項1記載のアナフィラキシー抑制物質のスクリー
ニング方法。 - 【請求項3】 野生型の非ヒト動物が、免疫グロブリン
Fcγレセプター遺伝子機能が染色体上で欠損した非ヒ
ト動物の野生型非ヒト動物であることを特徴とする請求
項1又は2記載のアナフィラキシー抑制物質のスクリー
ニング方法。 - 【請求項4】 能動感作が、全身又は眼局所感作である
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載のアナフ
ィラキシー抑制物質のスクリーニング方法。 - 【請求項5】 能動アナフィラキシーをひき起こす局所
が、結膜であることを特徴とする請求項1〜4のいずれ
か記載のアナフィラキシー抑制物質のスクリーニング方
法。 - 【請求項6】 能動アナフィラキシーをひき起こす局所
が、皮膚であることを特徴とする請求項1〜4のいずれ
か記載のアナフィラキシー抑制物質のスクリーニング方
法。 - 【請求項7】 アナフィラキシーの強さの程度が、血管
透過性亢進の程度であることを特徴とする請求項1〜6
のいずれか記載のアナフィラキシー抑制物質のスクリー
ニング方法。 - 【請求項8】 血管透過性亢進が、能動アナフィラキシ
ーをひき起こすとほぼ同時に色素を静脈内投与し、所定
時間後の局所に漏出した色素を測定することにより求め
られることを特徴とする請求項7記載のアナフィラキシ
ー抑制物質のスクリーニング方法。 - 【請求項9】 非ヒト動物が、齧歯目動物であることを
特徴とする請求項1〜8のいずれか記載のアナフィラキ
シー抑制物質のスクリーニング方法。 - 【請求項10】 齧歯目動物が、マウスであることを特
徴とする請求項9記載のアナフィラキシー抑制物質のス
クリーニング方法。 - 【請求項11】 抗原が、水酸化アルミニウムに混合さ
れたオボアルブミンであることを特徴とする請求項1〜
10のいずれか記載のアナフィラキシー抑制物質のスク
リーニング方法。 - 【請求項12】 FcγレセプターIIBノックアウトマ
ウスとその野生型マウスとを能動感作し、所定の期間後
に、該能動感作に用いた抗原を前記マウスにそれぞれ点
眼して、結膜にアレルギー性結膜炎を惹起し、アレルギ
ー性結膜炎の惹起とほぼ同時に被検物質を野生型マウス
に投与し、野生型マウスの結膜における血管透過性亢進
の程度が前記ノックアウトマウスのそれと比較して弱い
場合の被検物質を選択することを特徴とするアレルギー
性結膜炎抑制物質のスクリーニング方法。 - 【請求項13】 FcγレセプターIIBノックアウトマ
ウスとその野生型マウスとを能動感作し、所定の期間後
に、該能動感作に用いた抗原を前記マウスにそれぞれ皮
内注射して、皮膚にアナフィラキシーを惹起し、皮膚ア
ナフィラキシーの惹起とほぼ同時に被検物質を前記ノッ
クアウトマウスに投与し、該ノックアウトマウスの皮膚
における血管透過性亢進の程度が野生型マウスのそれと
比較してほぼ同じ場合の被検物質を選択することを特徴
とする皮膚アナフィラキシー抑制物質のスクリーニング
方法。 - 【請求項14】 能動感作したFcγレセプターIIBノ
ックアウトマウス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11124788A JP2000316575A (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | アナフィラキシー抑制物質のスクリーニング方法 |
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|---|---|---|---|
| JP11124788A JP2000316575A (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | アナフィラキシー抑制物質のスクリーニング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000316575A true JP2000316575A (ja) | 2000-11-21 |
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|---|---|---|---|
| JP11124788A Pending JP2000316575A (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | アナフィラキシー抑制物質のスクリーニング方法 |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006227000A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-31 | National Food Research Institute | アレルギー重症度のインデックス化方法 |
-
1999
- 1999-04-30 JP JP11124788A patent/JP2000316575A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006227000A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-31 | National Food Research Institute | アレルギー重症度のインデックス化方法 |
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