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JP2000351777A - 置換縮合イミダゾール誘導体 - Google Patents

置換縮合イミダゾール誘導体

Info

Publication number
JP2000351777A
JP2000351777A JP2000105985A JP2000105985A JP2000351777A JP 2000351777 A JP2000351777 A JP 2000351777A JP 2000105985 A JP2000105985 A JP 2000105985A JP 2000105985 A JP2000105985 A JP 2000105985A JP 2000351777 A JP2000351777 A JP 2000351777A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
substituted
compound
substituent
ylmethoxy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000105985A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Fujita
岳 藤田
Kunio Wada
邦雄 和田
Minoru Oguchi
実 小口
Hideto Honma
英仁 本間
Toshihiko Fujiwara
俊彦 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP2000105985A priority Critical patent/JP2000351777A/ja
Publication of JP2000351777A publication Critical patent/JP2000351777A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】優れたインスリン抵抗性改善作用等を有する、
新規な構造の置換縮合複素環化合物を見出すこと。 【解決手段】式(I) 【化1】 [上記式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6は水素原
子、C1−C6アルキル基等、Q、Yは、酸素原子又は硫
黄原子、XはCH2、CO等、Zは、−CH=又は窒素
原子、n、qは1〜5、Aは、下記式(II-a)、(II-b)、
(II-c)又は(II-d)で表される基。 【化2】 (式中、mは0〜8、Bは酸素原子、硫黄原子等、R7
は、水素原子、C1−C6アルキル基等)]の化合物、そ
の塩又はそのエステル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れたインスリン
抵抗性改善作用、血糖低下作用、抗炎症作用、免疫調節
作用、アルドース還元酵素阻害作用、5−リポキシゲナ
ーゼ阻害作用、過酸化脂質生成抑制作用、PPAR活性
化作用、抗骨粗鬆症作用、ロイコトリエン拮抗作用、脂
肪細胞化促進作用、ガン細胞増殖抑制作用、カルシウム
拮抗作用を有する置換縮合イミダゾール誘導体、その薬
理上許容される塩又はその薬理上許容されるエステル類
に関する。
【0002】更に、本発明は、当該置換縮合イミダゾー
ル誘導体、その薬理上許容される塩又はその薬理上許容
されるエステル類を有効成分として含有する、上記作用
により改善される疾病、例えば、糖尿病、高脂血症、肥
満症、耐糖能不全、高血圧症、脂肪肝、糖尿病合併症
(例えば、網膜症、腎症、神経症、白内障、冠動脈疾患
等である。)、動脈硬化症、妊娠糖尿病、多嚢胞卵巣症
候群、心血管性疾患(例えば、虚血性心疾患等であ
る。)、アテローム性動脈硬化症又は虚血性心疾患によ
り惹起される細胞損傷(例えば、脳卒中により惹起され
る脳損傷等である。)、痛風、炎症性疾患(例えば、骨
関節炎、疼痛、発熱、リウマチ性関節炎、炎症性腸炎、
アクネ、日焼け、乾癬、湿疹、アレルギー性疾患、喘
息、GI潰瘍、悪液質、自己免疫疾患、膵炎等であ
る。)、ガン、骨粗鬆症、白内障等の予防剤及び/又は
治療剤に関する。
【0003】更に、本発明は、上記置換縮合イミダゾー
ル誘導体、その薬理上許容される塩若しくはその薬理上
許容されるエステル類と、スルホニルウレア剤、α−グ
ルコシダーゼ阻害剤、アルドース還元酵素阻害剤、ビグ
アナイド剤、スタチン系化合物、スクアレン合成阻害
剤、フィブラート系化合物、LDL異化促進剤、アンジ
オテンシンII拮抗剤、アンジオテンシン変換酵素阻害
剤及び抗腫瘍剤の少なくとも1種を組み合わせてなる医
薬組成物(特に好適には、糖尿病又は糖尿病合併症の予
防剤及び/又は治療剤である。)に関する。
【0004】
【従来の技術】現在、チアゾリジン系化合物、オキサゾ
リジン系化合物等は、糖尿病、高脂血症のような様々な
疾病の予防剤又は治療剤として有用であることが報告さ
れている。
【0005】例えば、数多くの血糖低下作用を有するチ
アゾリジン系化合物が、Chem. Pharm. Bull., 30, 3580
-3600(1982)、Prog.Clin. Biol. Res., 265, 177-192(1
988)、Diabetes, 37(11), 1549-1558(1988)、Arzneim.-
Forsch., 40(1), 37-42(1990)、EP0441605A号に開示さ
れている。
【0006】高脂血症に対するチアゾリジン系化合物の
作用が、Diabetes, 40(12), 1669-1674(1991)、Am.J.Ph
ysiol., 267(1 Pt 1), E95-E101(1994)、Diabetes, 43
(10),1203-1210(1994)に報告されている。
【0007】耐糖能不全、インスリン抵抗性に対するチ
アゾリジン系化合物の作用が、Arzneim.-Forsch., 40(2
Pt 1), 156-162 (1990)、Metabolism, 40(10), 1025-1
230(1991)、Diabetes, 43(2), 204-211(1994)で報告さ
れている。
【0008】また、近年、耐糖能不全を伴わずに、イン
スリン抵抗性を有する正常人が糖尿病を発症すること及
びインスリン抵抗性を改善する医薬は上記のような正常
人の糖尿病発症の予防剤としても有用であることがN.En
gl.J.Med., 331(18), 1226-1227(1994)で報告されてい
る。
【0009】高血圧症に対するチアゾリジン系化合物の
作用が、Metabolism, 42(1), 75-80(1993)、Am.J.Physi
ol., 265(4 Pt 2), R726-R732(1993)、Diabetes, 43
(2), 204-211 (1994)で報告されている。
【0010】冠動脈疾患に対するチアゾリジン系化合物
の作用が、Am.J.Physiol., 265(4 Pt 2), R726-R732 (1
993)、Hypertension, 24(2), 170-175(1994)で報告され
ている。
【0011】動脈硬化症に対するチアゾリジン系化合物
の作用が、Am.J.Physiol., 265(4 Pt 2), R726-R732(19
93)で報告されている。
【0012】悪液質に対するチアゾリジン系化合物の作
用が、Endocrinology, 135(5), 2279-2282(1994)、Endr
ocrinology, 136(4), 1474-1481(1995)に報告されてい
る。
【0013】更に、血糖低下作用を有するチアゾリジン
系化合物の中でも、複素環基を有する化合物が、WO92/0
7839A号、WO92/07850A号、EP0745600A号及びEP0676398A
号に、血糖低下作用を有するオキサゾリジン−2,4−
ジオン化合物が、WO92/02520A号に開示されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、長年に
亘り、一連の置換縮合複素環化合物の合成とそれらの薬
理活性について検討してきた結果、新規な構造を有する
置換縮合複素環化合物が、優れた、インスリン抵抗性改
善作用、血糖低下作用、抗炎症作用、免疫調節作用、ア
ルドース還元酵素阻害作用、5−リポキシゲナーゼ阻害
作用、過酸化脂質生成抑制作用、PPAR活性化作用、
抗骨粗鬆症作用、ロイコトリエン拮抗作用、脂肪細胞化
促進作用、ガン細胞増殖抑制作用、カルシウム拮抗作用
を有しており、副作用も少なく、更に、脂溶性が高いと
いう特徴を有していることを見出し、本発明を完成する
に至った。
【0015】本発明の他の目的は、上記置換縮合複素環
化合物又はその薬理上許容される塩を有効成分として含
有する、上記作用により改善される疾病、例えば、糖尿
病、高脂血症、肥満症、耐糖能不全、高血圧症、脂肪
肝、糖尿病合併症(例えば、網膜症、腎症、神経症、白
内障、冠動脈疾患等である。)、動脈硬化症、妊娠糖尿
病、多嚢胞卵巣症候群、心血管性疾患(例えば、虚血性
心疾患等である。)、アテローム性動脈硬化症又は虚血
性心疾患により惹起される細胞損傷(例えば、脳卒中に
より惹起される脳損傷等である。)、痛風、炎症性疾患
(例えば、骨関節炎、疼痛、発熱、リウマチ性関節炎、
炎症性腸炎、アクネ、日焼け、乾癬、湿疹、アレルギー
性疾患、喘息、GI潰瘍、悪液質、自己免疫疾患、膵炎
等である。)、ガン、骨粗鬆症、白内障等の予防剤及び
/又は治療剤を提供することである。
【0016】更に、本発明の他の目的は、上記置換縮合
複素環化合物若しくはその薬理上許容される塩と、スル
ホニルウレア剤、α−グルコシダーゼ阻害剤、アルドー
ス還元酵素阻害剤、ビグアナイド剤、スタチン系化合
物、スクアレン合成阻害剤、フィブラート系化合物、L
DL異化促進剤、アンジオテンシンII拮抗剤、アンジ
オテンシン変換酵素阻害剤及び抗腫瘍剤の少なくとも1
種を組み合わせてなる医薬組成物(特に好適には、糖尿
病又は糖尿病合併症の予防剤及び/又は治療剤であ
る。)を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、 (1)下記一般式(I)
【0018】
【化5】 [上記式中、R1は水素原子、C1−C6アルキル基、置
換基群αから選択される基で1乃至3個置換されていて
もよいC6−C10アリール基、置換基群αから選択され
る基で1乃至3個置換されていてもよいC7−C16アラ
ルキル基、水酸基、アシルオキシ基(該アシルオキシ基
のアシル基は、C1−C7脂肪族アシル基、置換基群αか
ら選択される基で1乃至3個置換されていてもよいC7
−C11芳香族アシル基、置換基群αから選択される基で
1乃至3個置換されていてもよいC8−C12芳香脂肪族
アシル基、C4−C11シクロアルキルカルボニル基、又
は置換基群αから選択される基で1乃至5個置換されて
いてもよい酸素原子、窒素原子及び硫黄原子からなる群
から選択されるヘテロ原子を1乃至3個有する5乃至7
員複素芳香環カルボニル基を示す。)、C1−C6アルコ
キシ基、又は置換基群βから選択される基で1乃至2個
置換されていてもよいアミノ基(該アミノ基は、窒素原
子と一緒になって酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から
なる群から選択されるヘテロ原子を1乃至3個有する飽
和複素環基を形成していてもよい。)を示し、R2は水
素原子、C1−C6アルキル基、又は置換基群αから選択
される基で1乃至3個置換されていてもよいC7−C16
アラルキル基を示し、R3、R4及びR5は同一又は異な
って水素原子、C1−C6アルキル基、又はC1−C6アル
コキシ基を示し、R6は水素原子、C1−C6アルキル
基、置換基群αから選択される基で1乃至3個置換され
ていてもよいC6−C10アリール基、又は置換基群αか
ら選択される基で1乃至3個置換されていてもよいC7
−C16アラルキル基を示し、Qは、酸素原子又は硫黄原
子を示し、Xは結合手、CH2、CO、CHOR9又はC
=NOR10(式中、R9及びR10は、同一又は異なっ
て、水素原子、C1−C6アルキル基(該アルキル基は、
同一又は異なった1乃至3個のC1−C6アルコキシカル
ボニル基で置換されていてもよい)、C6−C10アリー
ル基(該アリール基は、置換基群αから選択される同一
又は異なった1乃至3個の置換基で置換されていてもよ
い)、C7−C16アラルキル基(該アラルキル基は、置
換基群αから選択される同一又は異なった1乃至3個の
置換基で置換されていてもよい)、又はアシル基(該ア
シル基は、C1−C7脂肪族アシル基、置換基群αから選
択される基で1乃至3個置換されていてもよいC7−C
11芳香族アシル基、置換基群αから選択される基で1乃
至3個置換されていてもよいC8−C12芳香脂肪族アシ
ル基、C4−C11シクロアルキルカルボニル基、置換基
群αから選択される基で1乃至5個置換されていてもよ
い酸素原子、窒素原子及び硫黄原子からなる群から選択
されるヘテロ原子を1乃至3個有する5乃至7員複素芳
香環カルボニル基、又は置換基群βから選択される基で
1乃至2個置換されてもよいカルバモイル基を示す。)
を示し、Aは、下記一般式(II-a)、(II-b)、(II-c)又は
(II-d)で表される基を示し、
【0019】
【化6】 (上記式中、mは同一又は異なって0乃至8の整数を示
し、Bは酸素原子、硫黄原子又はN−R8で表される基
を示し、R7は、水素原子、C1−C6アルキル基、C6
10アリール基(該アリール基は、置換基群αから選択
される同一又は異なった1乃至3個の置換基で置換され
ていてもよい)、C7−C16アラルキル基(該アラルキ
ル基は、置換基群αから選択される同一又は異なった1
乃至3個の置換基で置換されていてもよい)、又はハロ
ゲノC1−C6アルキル基を示し、R8は水素原子、C1
6アルキル基、置換基群αから選択される基で1乃至
3個置換されていてもよいC6−C10アリール基、C3
10シクロアルキル基、置換基群αから選択される基で
1乃至3個置換されていてもよいC7−C16アラルキル
基、アシル基(該アシル基は、C1−C7脂肪族アシル
基、置換基群αから選択される基で1乃至3個置換され
ていてもよいC7−C11芳香族アシル基、置換基群αか
ら選択される基で1乃至3個置換されていてもよいC8
−C12芳香脂肪族アシル基を示す。)、置換基群βから
選択される基で1乃至2個置換されていてもよいカルバ
モイル基、C1−C6アルキルスルホニル基、ハロゲノC
1−C6アルキルスルホニル基、置換基群αから選択され
る基で1乃至3個置換されていてもよいC6−C10アリ
ールスルホニル基、又は置換基群αから選択される基で
1乃至3個置換されていてもよいC7−C16アラルキル
スルホニル基を示し、あるいは、BがN(R8)を示す
場合は、窒素原子、R7及びR8が一緒になって飽和複素
環基を形成していてもよい。)、Yは酸素原子又は硫黄
原子を示し、Zは、−CH=又は窒素原子を示し、nは
1乃至5の整数を示し、qは0乃至5の整数を示し、置換
基群αは、ハロゲン原子、水酸基、C1−C6アルキル
基、ハロゲノC1−C6アルキル基、C1−C6アルコキシ
基、アミノ基(該アミノ基は、置換基群βから選択され
る同一又は異なった1乃至2個の置換基で置換されてい
てもよい。また、該アミノ基は、窒素原子と一緒になっ
て酸素原子、窒素原子及び硫黄原子からなる群から選択
されるヘテロ原子を1乃至3個有する飽和複素環基を形
成していてもよい。)、C6−C10アリール基、シアノ
基、及びニトロ基を示し、置換基群βは、C1−C10
ルキル基、置換基群γから選択される基で1乃至3個置
換されていてもよいC6−C10アリール基、置換基群γ
から選択される基で1乃至3個置換されていてもよいC
7−C16アラルキル基及びアシル基(該アシル基は、C1
−C7脂肪族アシル基、置換基群γから選択される基で
1乃至3個置換されていてもよいC7−C11芳香族アシ
ル基、置換基群γから選択される基で1乃至3個置換さ
れていてもよいC8−C12芳香脂肪族アシル基、C4−C
11シクロアルキルカルボニル基、及び置換基群γから選
択される基で1乃至5個置換されていてもよい酸素原
子、窒素原子及び硫黄原子からなる群から選択されるヘ
テロ原子を1乃至3個有する5乃至7員複素芳香環カル
ボニル基を示す。)を示し、置換基群γは、ハロゲン原
子、水酸基、C1−C6アルキル基、ハロゲノC1−C6
ルキル基、C1−C6アルコキシ基、C1−C6アルキルチ
オ基、アミノ基及びニトロ基を示す。]を有する置換縮
合イミダゾール誘導体、その薬理上許容される塩又はそ
の薬理学上許容されるエステル類である。
【0020】これらのうち、好適な化合物としては、以
下のものを挙げることができる。 (2)下記一般式(I’)
【0021】
【化7】 [上記式中、X’は、CH2、CO又はC=NOR
10(式中、R10は、水素原子、C1−C6アルキル基(該
アルキル基は、同一又は異なった1乃至3個のC1−C6
アルコキシカルボニル基で置換されていてもよい)又は
7−C16アラルキル基を示す。)を示し、A’は、下
記式(II-b')又は(II-d')で表される基を示す。
【0022】
【化8】 (上記式中、B’は酸素原子又は硫黄原子を示し、R7
は、水素原子、C1−C6アルキル基、C6−C10アリー
ル基(該アリール基は、置換基群αから選択される同一
又は異なった1乃至3個の置換基で置換されていてもよ
い)、C7−C16アラルキル基(該アラルキル基は、置
換基群αから選択される同一又は異なった1乃至3個の
置換基で置換されていてもよい)、又はハロゲノC1
6アルキル基を示す。)]を有する置換縮合イミダゾ
ール誘導体、その薬理上許容される塩又はその薬理学上
許容されるエステル類。(置換基群α)ハロゲン原子、
水酸基、C1−C6アルキル基、ハロゲノC1−C6アルキ
ル基、C1−C6アルコキシ基、アミノ基(該アミノ基
は、置換基群βから選択される同一又は異なった1乃至
2個の置換基で置換されていてもよい。また、該アミノ
基は、窒素原子と一緒になって酸素原子、窒素原子及び
硫黄原子からなる群から選択されるヘテロ原子を1乃至
3個有する飽和複素環基を形成していてもよい。)、C
6−C10アリール基、シアノ基及びニトロ基。 (3)上記(2)において、X’がCH2である、置換
縮合イミダゾール誘導体、その薬理上許容される塩又は
その薬理学上許容されるエステル類。 (4)上記(2)又は(3)において、A’が式(II-
b')で表される基である、置換縮合イミダゾール誘導
体、その薬理上許容される塩又はその薬理学上許容され
るエステル類。 (5)上記(2)又は(3)において、A’が式(II-
d')で表される基であり、B’が酸素原子である、置換
縮合イミダゾール誘導体、その薬理上許容される塩又は
その薬理学上許容されるエステル類。 (6)上記(2)又は(3)において、A’が式(II-
d')で表される基であり、B’が硫黄原子である、置換
縮合イミダゾール誘導体、その薬理上許容される塩又は
その薬理学上許容されるエステル類。 (7)上記(2)、(3)、(5)又は(6)におい
て、R7が水素原子、C1−C6アルキル基、フェニル基
(該フェニル基は、置換基群αから選択される同一又は
異なった1乃至3個の置換基で置換されていてもよ
い)、ベンジル基(該ベンジル基は、置換基群αから選
択される同一又は異なった1乃至3個の置換基で置換さ
れていてもよい)又はハロゲノC1−C6アルキル基であ
る、置換縮合イミダゾール誘導体、その薬理上許容され
る塩又はその薬理学上許容されるエステル類。 (8)上記(2)、(3)、(5)又は(6)におい
て、R7がフェニル基(該フェニル基の4位は、置換基
群αから選択される1個の置換基で置換されていてもよ
い)、ベンジル基(該ベンジル基の4位は、置換基群α
から選択される1個の置換基で置換されていてもよい)
又はハロゲノC1−C6アルキル基である、置換縮合イミ
ダゾール誘導体、その薬理上許容される塩又はその薬理
学上許容されるエステル類。 (9)上記(1)乃至(8)より選択されるいずれか1
つにおける、置換縮合イミダゾール誘導体。 (10)上記(1)乃至(8)より選択されるいずれか
1つにおける、置換縮合イミダゾール誘導体の薬理上許
容される塩。 (11)上記(1)乃至(8)より選択されるいずれか
1つにおける、置換縮合イミダゾール誘導体の薬理上許
容される塩酸塩。 (12)上記(1)乃至(8)より選択されるいずれか
1つにおける、置換縮合イミダゾール誘導体の薬理学上
許容されるエステル類。 (13)上記(1)乃至(8)より選択されるいずれか
1つにおける、置換縮合イミダゾール誘導体のメチルエ
ステル。 (14)上記(1)乃至(8)より選択されるいずれか
1つにおける、置換縮合イミダゾール誘導体のエチルエ
ステル。 (15)下記より選択されるいずれか1つの化合物、そ
の薬理上許容される塩又はその薬理上許容されるエステ
ル類。
【0023】5−{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,
5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメトキ
シ)−1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イ
ルメトキシ]ベンジル}チアゾリジン−2,4−ジオン 3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−
テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−1−メチ
ル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメトキシ]フ
ェニル}−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)
プロピオン酸 2−(4−フルオロベンジルチオ)―3−{4−[6−
(6−ヒドロキシー2,5,7,8−テトラメチルクロ
マンー2−イルメトキシ)−1−メチル−1H−ベンゾ
イミダゾール−2−イルメトキシ]フェニル}プロピオ
ン酸 3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−
テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−1−メチ
ル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメトキシ]フ
ェニル}−2−フェニルチオプロピオン酸 2−(4−フルオロベンジルオキシ)−3−{4−[6
−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチルク
ロマン−2−イルメトキシ)−1−メチル−1H−ベン
ゾイミダゾール−2−イルメトキシ]フェニル}プロピ
オン酸 また、本発明は、以下のものも包含する。 (16)上記(1)乃至(15)より選択されるいずれ
か1つに記載の化合物を有効成分として含有する医薬組
成物。 (17)上記(1)乃至(15)より選択されるいずれ
か1つに記載の化合物を有効成分として含有する、イン
スリン抵抗性改善剤、血糖低下剤、抗炎症剤、免疫調節
剤、アルドース還元酵素阻害剤、5−リポキシゲナーゼ
阻害剤、過酸化脂質生成抑制剤、PPAR活性化剤、抗
骨粗鬆症剤、ロイコトリエン拮抗剤、脂肪細胞化促進
剤、ガン細胞増殖抑制剤又はカルシウム拮抗剤。 (18)上記(1)乃至(15)より選択されるいずれ
か1つに記載の化合物を有効成分として含有する、イン
スリン抵抗性を改善するための医薬組成物。 (19)上記(1)乃至(15)より選択されるいずれ
か1つに記載の化合物を有効成分として含有する、血糖
を低下するための医薬組成物。 (20)上記(1)乃至(15)より選択されるいずれ
か1つに記載の化合物を有効成分として含有する、糖尿
病、高脂血症、肥満症、耐糖能不全、高血圧症、脂肪
肝、糖尿病合併症、動脈硬化症、妊娠糖尿病、多嚢胞卵
巣症候群、心血管性疾患、アテローム性動脈硬化症によ
り惹起される細胞損傷、虚血性心疾患により惹起される
細胞損傷、痛風、骨関節炎、リウマチ性関節炎、アレル
ギー性疾患、喘息疾患、GI潰瘍、悪液質、自己免疫疾
患、膵炎、ガン、骨粗鬆症又は白内障の、予防剤又は治
療剤。 (21)上記(1)乃至(15)より選択されるいずれ
か1つに記載の化合物を有効成分として含有する、糖尿
病の予防又は治療のための医薬組成物。 (22)インスリン抵抗性を改善するための医薬組成物
を製造するための、上記(1)乃至(15)より選択さ
れるいずれか1つに記載の化合物の使用。 (23)血糖を低下するための医薬組成物を製造するた
めの、上記(1)乃至(15)より選択されるいずれか
1つに記載の化合物の使用。 (24)糖尿病の予防又は治療のための医薬組成物を製
造するための、上記(1)乃至(15)より選択される
いずれか1つに記載の化合物の使用。
【0024】本発明において、「ハロゲン原子」は、弗
素原子、塩素原子、臭素原子又は沃素原子である。好適
には、弗素原子又は塩素原子であり、更に好適には弗素
原子である。
【0025】本発明において、「C1−C6アルキル基」
は、炭素数1乃至6個の直鎖又は分枝鎖アルキル基を示
し、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、イソブチル、s−ブチル、t−ブチル、ペ
ンチル、イソペンチル、2−メチルブチル、ネオペンチ
ル、1−エチルプロピル、ヘキシル、4−メチルペンチ
ル、3−メチルペンチル、2−メチルペンチル、1−メ
チルペンチル、3,3−ジメチルブチル、2,2−ジメ
チルブチル、1,1−ジメチルブチル、1,2−ジメチ
ルブチル、1,3−ジメチルブチル、2,3−ジメチル
ブチル及び2−エチルブチル基を挙げることができる。
好適にはC1−C4アルキル基であり、更に好適にはメチ
ル又はエチルである。
【0026】本発明において、「C1−C10アルキル基」
は、炭素数1乃至10個の直鎖又は分岐鎖アルキル基を
示し、例えば、前記C1−C6アルキル、ヘプチル、1−
メチルヘキシル、2−メチルヘキシル、3−メチルヘキ
シル、4−メチルヘキシル、5−メチルヘキシル、1−
プロピルブチル、4,4−ジメチルペンチル、オクチ
ル、1−メチルヘプチル、2−メチルヘプチル、3−メ
チルヘプチル、4−メチルヘプチル、5−メチルヘプチ
ル、6−メチルヘプチル、1−プロピルペンチル、2−
エチルヘキシル、5,5−ジメチルヘキシル、ノニル、
3−メチルオクチル、4−メチルオクチル、5−メチル
オクチル、6−メチルオクチル、1−プロピルヘキシ
ル、2−エチルヘプチル、6,6−ジメチルヘプチル、
デシル、1−メチルノニル、3−メチルノニル、8−メ
チルノニル、3−エチルオクチル、3,7−ジメチルオ
クチル及び7,7−ジメチルオクチル基を挙げることが
できる。好適には、C1−C6アルキル基であり、更に好
適にはC1−C4アルキル基であり、最も好適にはメチル
又はエチルである。
【0027】本発明において、「C3−C10シクロアル
キル」は、炭素数3乃至10個の縮環していてもよい飽
和環状炭化水素基を示し、例えば、シクロプロピル、シ
クロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロ
ヘプチル、ノルボルニル及びアダマンチルを挙げること
ができる。好適にはC3−C6シクロアルキルである。
【0028】本発明において、「ハロゲノC1−C6アル
キル基」は、前記C1−C6アルキル基に1乃至3個の前
記ハロゲン原子が結合した基を示し、例えば、トリフル
オロメチル、トリクロロメチル、トリブロモメチル、ジ
フルオロメチル、ジクロロメチル、ジブロモメチル、フ
ルオロメチル、2,2,2−トリクロロエチル、2,
2,2−トリフルオロエチル、2−ブロモエチル、2−
クロロエチル、2−フルオロエチル、2−ヨードエチ
ル、3−クロロプロピル、4−フルオロブチル、4,4
−ジフルオロブチル、6−ヨードヘキシル、2,2−ジ
フルオロエチル及び2,2−ジブロモエチル基を挙げる
ことができる。好適にはハロゲノC1−C4アルキル基で
あり、更に好適にはハロゲノC1−C2アルキル基であ
る。
【0029】本発明において、「C1−C6アルコキシ
基」は、前記C1−C6アルキル基が酸素原子に結合した
基を示し、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、
イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、s−ブトキ
シ、t−ブトキシ、ペントキシ、イソペントキシ、2−
メチルブトキシ、ネオペントキシ、1−エチルプロポキ
シ、ヘキシルオキシ、4−メチルペントキシ、3−メチ
ルペントキシ、2−メチルペントキシ、3,3−ジメチ
ルブトキシ、2,2−ジメチルブトキシ、1,1−ジメ
チルブトキシ、1,2−ジメチルブトキシ、1,3−ジ
メチルブトキシ、2,3−ジメチルブトキシ及び2−エ
チルブトキシ基を挙げることができる。好適にはC1
4アルコキシ基であり、更に好適にはC1−C2アルコ
キシ基である。
【0030】本発明において、「C1−C7脂肪族アシル
基」は、水素原子又は飽和若しくは不飽和のC1−C6
状炭化水素基がカルボニル基に結合した基を示し、例え
ば、ホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イ
ソブチリル、バレリル、イソバレリル、ピバロイル、ヘ
キサノイル、アクリロイル、メタクリロイル及びクロト
ノイル基を挙げることができる。好適にはC1−C7脂肪
族アシル基であり、更に好適にはC1−C4脂肪族アシル
基であり、最も好適にはC1−C2脂肪族アシル基であ
る。
【0031】本発明において、「C4−C11シクロアル
キルカルボニル」は、前述のC3−C 10シクロアルキル
基にカルボニル基が結合した基を示し、例えばシクロプ
ロピルカルボニル、シクロブチリルカルボニル、シクロ
ペンチルカルボニル、シクロヘキシルカルボニル、シク
ロヘプチルカルボニル、ノルボルニルカルボニル及びア
ダマンチルカルボニル基を挙げることができる。好適に
はC6−C11シクロアルキルカルボニルであり、更に好
適にはシクロヘキシルカルボニル又はアダマンチルカル
ボニル基である。
【0032】本発明において、「C1−C6アルキルチオ
基」は、前記C1−C6アルキル基が硫黄原子に結合した
基を示し、例えば、メチルチオ、エチルチオ、プロピル
チオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ、イソブチルチ
オ、s−ブチルチオ、t−ブチルチオ、ペンチルチオ、
イソペンチルチオ、2−メチルブチルチオ、ネオペンチ
ルチオ、1−エチルプロピルチオ、ヘキシルチオ、4−
メチルペンチルチオ、3−メチルペンチルチオ、2−メ
チルペンチルチオ、1−メチルペンチルチオ、3,3−
ジメチルブチルチオ、2,2−ジメチルブチルチオ、
1,1−ジメチルブチルチオ、1,2−ジメチルブチル
チオ、1,3−ジメチルブチルチオ、2,3−ジメチル
ブチルチオ及び2−エチルブチルチオ基を挙げることが
できる。好適にはC1−C4アルキルチオ基であり、更に
好適にはC1−C2アルキルチオ基である。
【0033】本発明において、「C1−C6アルキルスル
ホニル基」は、前記C1−C6アルキル基がスルホニルに
結合した基を示し、例えばメタンスルホニル、エタンス
ルホニル、プロパンスルホニル、イソプロパンスルホニ
ル、ブタンスルホニル、イソブタンスルホニル、s−ブ
タンスルホニル、t−ブタンスルホニル、ペンタンスル
ホニル、イソペンタンスルホニル、2−メチルブタンス
ルホニル、ネオペンタンスルホニル、1−エチルプロパ
ンスルホニル、ヘキサンスルホニル、4−メチルペンタ
ンスルホニル、3−メチルペンタンスルホニル、2−メ
チルペンタンスルホニル、3,3−ジメチルブタンスル
ホニル、2,2−ジメチルブタンスルホニル、1,1−
ジメチルブタンスルホニル、1,2−ジメチルブタンス
ルホニル、1,3−ジメチルブタンスルホニル、2,3
−ジメチルブタンスルホニル及び2−エチルブタンスル
ホニルを挙げることができる。好適にはC1−C4アルキ
ルスルホニル基であり、更に好適にはC1−C3アルキル
スルホニル基である。
【0034】本発明において、「ハロゲノC1−C6アル
キルスルホニル基」は、前記ハロゲノC1−C6アルキル
基がスルホニルに結合した基を示し、例えば、トリフル
オロメタンスルホニル、トリクロロメタンスルホニル、
ジフルオロメタンスルホニル、ジクロロメタンスルホニ
ル、ジブロモメタンスルホニル、フルオロメタンスルホ
ニル、2,2,2−トリフルオロエタンスルホニル、
2,2,2−トリクロロエタンスルホニル、2−ブロモ
エタンスルホニル、2−クロロエタンスルホニル、2−
フルオロエタンスルホニル、2−ヨードエタンスルホニ
ル、3−クロロプロパンスルホニル、4−フルオロブタ
ンスルホニル、4,4−ジフルオロブタンスルホニル、
6−ヨードヘキサンスルホニル、2,2−ジフルオロエ
タンスルホニル及び2,2−ジブロモエタンスルホニル
基をあげることができる。好適にはハロゲノC1−C4
ルキルスルホニル基であり、更に好適にはハロゲノC1
−C2アルキルスルホニル基である。
【0035】本発明において、「C6−C10アリール
基」は、炭素数6乃至10個の芳香族炭化水素基を示
し、例えば、フェニル、インデニル及びナフチル基を挙
げることができる。好適にはフェニル機である。
【0036】本発明において、「C7−C16アラルキル
基」は、前記C6−C10アリール基が前記C1−C6アル
キル基に結合した基を示し、例えば、ベンジル、ナフチ
ルメチル、インデニルメチル、ジフェニルメチル、1−
フェネチル、2−フェネチル、1−ナフチルエチル、2
−ナフチルエチル、1−フェニルプロピル、2−フェニ
ルプロピル、3−フェニルプロピル、1−ナフチルプロ
ピル、2−ナフチルプロピル、3−ナフチルプロピル、
1−フェニルブチル、2−フェニルブチル、3−フェニ
ルブチル、4−フェニルブチル、1−ナフチルブチル、
2−ナフチルブチル、3−ナフチルブチル、4−ナフチ
ルブチル、5−フェニルペンチル、5−ナフチルペンチ
ル、6−フェニルヘキシル及び6−ナフチルヘキシル基
を挙げることができる。好適にはベンジル基である。
【0037】本発明において、「C7−C11芳香族アシ
ル基」は、前記C6−C10アリール基がカルボニル基に
結合した基を示し、例えば、ベンゾイル、1−インダン
カルボニル、2−インダンカルボニル並びに1−及び2
−ナフトイル基を挙げることができる。好適にはベンゾ
イル基である。
【0038】本発明において、「C8−C12芳香脂肪族
アシル基」は、前記C6−C10アリール基がC2−C6
肪族アシル基(炭素数1乃至5個の直鎖又は分枝鎖アル
キル基がカルボニル基に結合した基を示す)に結合した
基を示し、例えば、フェニルアセチル、3−フェニルプ
ロピオニル、4−フェニルブチリル、5−フェニルペン
タノイル、6−フェニルヘキサノイル、ナフチルアセチ
ル、4−ナフチルブチリル及び6−ナフチルヘキサノイ
ル基を挙げることができる。
【0039】本発明において、「酸素原子、窒素原子及
び硫黄原子からなる群から選択されるヘテロ原子を1乃
至3個有する5乃至7員複素芳香環カルボニル」は、例
えば、フリルカルボニル、チエニルカルボニル、ピロリ
ルカルボニル、ピラゾリルカルボニル、イミダゾリルカ
ルボニル、オキサゾリルカルボニル、イソオキサゾリル
カルボニル、チアゾリルカルボニル、イソチアゾリルカ
ルボニル、1,2,3−オキサジアゾリルカルボニル、
トリアゾリルカルボニル及びチアジアゾリルカルボニル
のような5員複素芳香環カルボニル、ピラニルカルボニ
ル、ニコチノイル、イソニコチノイル、ピリダジニルカ
ルボニル、ピリミジニルカルボニル及びピラジニルカル
ボニルのような6員複素芳香環カルボニル及びアゼピニ
ルカルボニルのような7員複素芳香環カルボニルを挙げ
ることができる。
【0040】本発明において、「C6−C10アリールス
ルホニル基」は、前記C6−C10アリール基がスルホニ
ルに結合した基を示し、例えばフェニルスルホニル、ナ
フチルスルホニル及びインデニルスルホニル基を挙げる
ことができる。
【0041】本発明において、「C7−C16アラルキル
スルホニル基」は、前記アラルキル基がスルホニルに結
合した基を示し、例えばベンジルスルホニル、ナフチル
メチルスルホニル、インデニルメチルスルホニル、1−
フェネチルスルホニル、2−フェネチルスルホニル、1
−ナフチルエチルスルホニル、2−ナフチルエチルスル
ホニル、1−フェニルプロピルスルホニル、2−フェニ
ルプロピルスルホニル、3−フェニルプロピルスルホニ
ル、1−ナフチルプロピルスルホニル、2−ナフチルプ
ロピルスルホニル、3−ナフチルプロピルスルホニル、
1−フェニルブチルスルホニル、2−フェニルブチルス
ルホニル、3−フェニルブチルスルホニル、4−フェニ
ルブチルスルホニル、1−ナフチルブチルスルホニル、
2−ナフチルブチルスルホニル、3−ナフチルブチルス
ルホニル、4−ナフチルブチルスルホニル、5−フェニ
ルペンチルスルホニル、5−ナフチルペンチルスルホニ
ル、6−フェニルヘキシルスルホニル及び6−ナフチル
ヘキシルスルホニル基を挙げることができる。
【0042】本発明において、置換基群βの定義におけ
る「置換基群γから選択される基で1乃至3個置換され
ていてもよいC6−C10アリール基」とは、前述した置
換基を有しない基に加え、置換基を有する基として、例
えばメチルフェニル、トリフルオロメチルフェニル、ジ
フルオロメチルフェニル、ヒドロキシフェニル、4−ヒ
ドロキシ−2,3,5−トリメチルフェニル、3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル、アダマンチ
ルフェニル、4−アミノ−3,5−ジメチルフェニル、
アセチルフェニル、メトキシフェニル、ベンゾイルフェ
ニル、フルオロフェニル、ジフルオロフェニル、クロロ
フェニル、ジクロロフェニル、ブロモフェニル、ジブロ
モフェニル、ニトロフェニル、(ジメチルアミノ)フェ
ニル、ビフェニリル、メチルビフェニリル、メチルナフ
チル、トリフルオロナフチル、ヒドロキシナフチル、メ
トキシナフチル、フルオロナフチル及びクロロナフチル
を挙げることができる。好適には置換分γを1乃至3個
有していてもよいフェニル基であり、更に好適には置換
分γを1若しくは2個有していてもよいフェニル基であ
り、最も好適には置換分γを1個有していてもよいフェ
ニル基である。
【0043】本発明において、置換基群βの定義におけ
る「置換基群γから選択される基で1乃至3個置換され
ていてもよいC7−C16アラルキル基」とは、前述した
置換基を有しない基に加え、置換基を有する基として、
例えばメチルベンジル、トリフルオロメチルベンジル、
ヒドロキシベンジル、4−ヒドロキシ−2,3,5−ト
リメチルベンジル、3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシベンジル、アダマンチルベンジル、4−アミノ−
3,5−ジメチルベンジ、アセチルベンジル、メトキシ
ベンジル、ベンゾイルベンジル、フルオロベンジル、ジ
フルオロベンジル、クロロベンジル、ジクロロベンジ
ル、ブロモベンジル、ジブロモベンジル、ニトロベンジ
ル、アミノベンジル、(ジメチルアミノ)ベンジル、ビ
フェニリルメチル、メチルビフェニリルメチル、メチル
フェネチル、トリフルオロメチルフェネチル、ヒドロキ
シフェネチル、4−ヒドロキシ−2,3,5−トリメチ
ルフェネチル、3,5−ジt−ブチル−4−ヒドロキシ
フェネチル、アダマンチルフェネチル、4−アミノ−
3,5−ジメチルフェネチル、アセチルフェネチル、メ
トキシフェネチル、ベンゾイルフェネチル、フルオロフ
ェネチル、ジフルオロフェネチル、クロロフェネチル、
ニトロフェネチル、(ジメチルアミノ)フェネチル、ビ
フェニリルエチル、メチルビフェニリルエチル、メチル
フェニルブチル、トリフルオロメチルフェニルブチル、
ヒドロキシフェニルブチル、4−ヒドロキシ−2,3,
5−トリメチルフェニルブチル、3,5−ジt−ブチル
−4−ヒドロキシフェニルブチル、アダマンチルフェニ
ルブチル、4−アミノ−3,5−ジメチルフェニルブチ
ル、アセチルフェニルブチル、メトキシフェニルブチ
ル、フルオロフェニルブチル、クロロフェニルブチル、
ニトロフェニルブチル、(ジメチルアミノ)フェニルブ
チル、ビフェニリルブチル、メチルナフチルメチル、ト
リフルオロナフチルメチル、ヒドロキシナフチルメチ
ル、メトキシナフチルメチル、フルオロナフチルメチル
及びクロロナフチルメチルを挙げることができる。好適
には置換基群γから選択される基を1乃至3個有してい
てもよいフェニル及びC1−C6アルキルを有するフェニ
ルアルキル基であり、更に好適には置換基群γから選択
される基を1乃至3個有していてもよいフェニル及びC
1−C4アルキルを有するフェニルアルキル基であり、よ
り更に好適には置換基群γから選択される基を1乃至3
個有していてもよいフェニル及びC1−C2アルキルを有
するフェニルアルキル基であり、最も好適には置換分γ
を1個有していてもよいベンジル又はフェネチル基であ
る。
【0044】本発明において、置換基群βの定義におけ
る「置換基群γから選択される基で1乃至3個置換され
ていてもよいC7−C11芳香族アシル基」とは、前述し
た置換基を有しない基に加えて、置換基を有する基とし
て、例えばメチルベンゾイル、トリフルオロメチルベン
ゾイル、ヒドロキシベンゾイル、4−ヒドロキシ−2,
3,5−トリメチルベンゾイル、3,5−ジt−ブチル
−4−ヒドロキシベンゾイル、アダマンチルベンゾイ
ル、4−アミノ−3,5−ジメチルベンゾイル、アセチ
ルベンゾイル、メトキシベンゾイル、フルオロベンゾイ
ル、ジフルオロベンゾイル、クロロベンゾイル、ジクロ
ロベンゾイル、ニトロベンゾイル、アミノベンゾイル、
(ジメチルアミノ)ベンゾイル、フェニルベンゾイル、
メチルナフチルカルボニル、トリフルオロナフチルカル
ボニル、ヒドロキシナフチルカルボニル、メトキシナフ
チルカルボニル、フルオロナフチルカルボニル及びクロ
ロナフチルカルボニルを挙げることができる。好適には
置換分γを1乃至3個有していてもよいベンゾイルであ
り、更に好適には置換分γを1若しくは2個有していて
もよいベンゾイルであり、最も好適には置換分γを1個
有していてもよいベンゾイルである。
【0045】本発明において、置換基群βの定義におけ
る「置換基群γから選択される基で1乃至3個置換され
ていてもよいC8−C12芳香脂肪族アシル基」とは、前
述した置換基を有さない基に加え、置換基を有している
基として、例えばメチルフェニルアセチル、トリフルオ
ロメチルフェニルアセチル、ヒドロキシフェニルアセチ
ル、4−ヒドロキシ−2,3,5−トリメチルフェニル
アセチル、3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニルアセチル、アダマンチルフェニルアセチル、4−
アミノ−3,5−ジメチルフェニルアセチル、アセチル
フェニルアセチル、メトキシフェニルアセチル、ベンゾ
イルフェニルアセチル、フルオロフェニルアセチル、ジ
フルオロフェニルアセチル、クロロフェニルアセチル、
ジクロロフェニルアセチル、ニトロフェニルアセチル、
(ジメチルアミノ)フェニルアセチル、ビフェニリルア
セチル、4−(メチルフェニル)ブチリル、4−(トリ
フルオロメチルフェニル)ブチリル、4−(ヒドロキシ
フェニル)ブチリル、4−(4−ヒドロキシ−2,3,
5−トリメチルフェニル)ブチリル、4−(3,5−ジ
t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)ブチリル、4−
(アダマンチルフェニル)ブチリル、4−(4−アミノ
−3,5−ジメチルフェニル)ブチリル、4−(メトキ
シフェニル)ブチリル、4−(フルオロフェニル)ブチ
リル、4−(クロロフェニル)ブチリル、4−[(ジメ
チルアミノ)フェニル]ブチリル、メチルナフチルアセ
チル、トリフルオロナフチルアセチル、ヒドロキシナフ
チルアセチル、メトキシナフチルアセチル及びフルオロ
ナフチルアセチル又はクロロナフチルアセチルを挙げる
ことができる。好適には置換基群γから選択される基を
1乃至3個有していてもよいフェニルを有するフェニル
脂肪族アシルであり、更に好適には置換基群γから選択
される基を1個有していてもよいフェニルを有するフェ
ニル脂肪族アシルであり、最も好適には置換基群γから
選択される基を1個有していてもよいフェニルを有する
フェニルアセチルである。
【0046】本発明において、置換基群βの定義におけ
る「置換基群γから選択される基で1乃至5個置換され
ていてもよい酸素原子、窒素原子及び硫黄原子からなる
群から選択されるヘテロ原子を1乃至3個有する5乃至
7員複素芳香環カルボニル」の置換基を有する基として
は、前述の置換基を有さない基に加えて、例えばフルオ
ロフリルカルボニル、フルオロチエニルカルボニル、フ
ルオロピロリルカルボニル、フルオロオキサゾリルカル
ボニル、フルオロチアゾリルカルボニル、フルオロトリ
アゾリルカルボニル、フルオロピラニルカルボニル、フ
ルオロニコチノイル、フルオロピリダジニルカルボニ
ル、フルオロピリミジニルカルボニル、メチルフリルカ
ルボニル、メチルチエニルカルボニル、メチルピロリル
カルボニル、メチルオキサゾリルカルボニル、メチルチ
アゾリルカルボニル、メチルニコチノイル、メトキシフ
リルカルボニル、メトキシチエニルカルボニル、メトキ
シピロリルカルボニル、メトキシオキサゾリルカルボニ
ル、メトキシチアゾリルカルボニル、メトキシニコチノ
イル、ジメチルアミノフリルカルボニル、ジメチルアミ
ノチエニルカルボニル、ジメチルアミノピロリルカルボ
ニル、ジメチルアミノオキサゾリルカルボニル、ジメチ
ルアミノチアゾリルカルボニル及びジメチルアミノニコ
チノイルを挙げることができる。好適には置換分γを1
若しくは3個有していてもよい酸素原子、窒素原子及び
硫黄原子からなる群から選択されるヘテロ原子を1乃至
3個有する5乃至7員複素芳香環カルボニル基であり、
更に好適には置換分γを1個有していてもよい酸素原
子、窒素原子及び硫黄原子からなる群から選択されるヘ
テロ原子を1乃至3個有する5若しくは6員複素芳香環
カルボニル基であり、最も好適には置換分γを1個有し
ていてもよい窒素原子を1個有する5若しくは6員複素
芳香環カルボニル基である。
【0047】本発明において、R1及び置換基群αの定
義における「置換基群βから選択される基で1乃至2個
置換されていてもよいアミノ基(該アミノ基は、窒素原
子と一緒になって酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から
なる群から選択されるヘテロ原子を1乃至3個有する飽
和複素環基を形成していてもよい。)」及び「アミノ基
(該アミノ基は、置換基群βから選択される同一又は異
なった1乃至2個の置換基で置換されていてもよい。ま
た、該アミノ基は、窒素原子と一緒になって酸素原子、
窒素原子及び硫黄原子からなる群から選択されるヘテロ
原子を1乃至3個有する飽和複素環基を形成していても
よい。)」は、例えば、アミノ、メチルアミノ、N−メ
チル−N−ヘキシルアミノ、N−メチル−N−フェニル
アミノ、エチルアミノ、N−メチル−N−エチルアミ
ノ、N−エチル−N−ヘキシルアミノ、N−エチル−N
−フェニルアミノ、プロピルアミノ、N−プロピル−N
−ブチルアミノ、N−プロピル−N−ペンチルアミノ、
N−プロピル−N−ヘキシルアミノ、N−プロピル−N
−オクチルアミノ、N−プロピル−N−ノニルアミノ、
N−プロピル−N−デシルアミノ、イソプロピルアミ
ノ、ブチルアミノ、N−ブチル−N−ヘキシルアミノ、
s−ブチルアミノ、t−ブチルアミノ、ペンチルアミ
ノ、ヘキシルアミノ、ヘプチルアミノ、オクチルアミ
ノ、ノニルアミノ、デシルアミノ、ジメチルアミノ、ジ
エチルアミノ、ジプロピルアミノ、ジブチルアミノ、ジ
ペンチルアミノ、ジヘキシルアミノ、ジヘプチルアミ
ノ、ジオクチルアミノ、ジノニルアミノ、ジデシルアミ
ノ、フェニルアミノ、フルオロフェニルアミノ、クロロ
フェニルアミノ、ブロモフェニルアミノ、ジフルオロフ
ェニルアミノ、ジクロロフルオロフェニルアミノ、ジブ
ロモフェニルアミノ、インデニルアミノ、ナフチルアミ
ノ、ジフェニルアミノ、ベンジルアミノ、フルオロベン
ジルアミノ、クロロベンジルアミノ、ブロモベンジルア
ミノ、ジフルオロベンジルアミノ、ジフルオロベンジル
アミノ、ジクロロベンジルアミノ、ナフチルメチルアミ
ノ、インデニルメチルアミノ、フェネチルアミノ、フェ
ニルプロピルアミノ、フェニルブチルアミノ、フェニル
ブチルアミノ、フェニルペンチルアミノ、フェニルヘキ
シルアミノ、ジベンジルアミノ、ホルミルアミノ、アセ
チルアミノ、プロピオニルアミノ、ブチリルアミノ、イ
ソブチリルアミノ、バレリルアミノ、イソバレリルアミ
ノ、ピバロイルアミノ、ヘキサノイルアミノ、アクリロ
イルアミノ、メタクリロイルアミノ、クロトイルアミ
ノ、ベンゾイルアミノ、インダンカルボニルアミノ、ナ
フトイルアミノ、フルオロベンゾイルアミノ、クロロベ
ンゾイルアミノ、ブロモベンゾイルアミノ、ジフルオロ
ベンゾイルアミノ、ジフルオロベンゾイルアミノ、ジク
ロロベンゾイルアミノ、ジイソプロピルベンゾイルアミ
ノ、トリフルオロメチルベンゾイルアミノ、4−ヒドロ
キシー3,5−ジメチルベンゾイルアミノ、4−ヒドロ
キシー3,5−ジt−ブチルベンゾイルアミノ、インダ
ンカルボニルアミノ、ナフトイルアミノ、フェニルアセ
チルアミノ、フェニルプロピオニルアミノ、フェニルブ
チリルアミノ、フェニルペンタノイルアミノ、フェニル
ヘキサノイルアミノ、フルオロフェニルアセチルアミ
ノ、クロロフェニルアセチルアミノ、ブロモフェニルア
セチルアミノ、ジフルオロフェニルアセチルアミノ、ジ
フルオロフェニルアセチルアミノ、ジクロロフェニルア
セチルアミノ、シクロプロピオニルアミノ、シクロブチ
リルアミノ、シクロペンタノイルアミノ、シクロヘキサ
ノイルアミノ、ピロリルカルボニルアミノ、イミダゾリ
ルカルボニルアミノ、ピラゾリルカルボニルアミノ、ト
リアゾリルカルボニルアミノ、テトラゾリルカルボニル
アミノ、ニコチノイルアミノ、イソニコチノイルアミ
ノ、ピラジニルカルボニルアミノ、ピリミジニルカルボ
ニルアミノ、ピリダジニルカルボニルアミノ、チアゾリ
ルカルボニルアミノ、オキサゾリルカルボニルアミノ、
オキサジアゾリルカルボニルアミノ、チアジアゾリルカ
ルボニルアミノ、N,N−ジアセチルアミノ、N−ホル
ミル−N−ヘキシルアミノ、N−アセチル−N−メチル
アミノ、N−アセチル−N−エチルアミノ、N−アセチ
ル−N−プロピルアミノ、N−アセチル−N−ブチルア
ミノ、N−アセチル−N−ペンチルアミノ、N−アセチ
ル−N−ヘキシルアミノ、N−ベンゾイル−N−メチル
アミノ、N−ベンゾイル−N−エチルアミノ、N−ベン
ゾイル−N−プロピルアミノ、N−ベンゾイル−N−ブ
チルアミノ、N−ベンゾイル−N−ペンチルアミノ、N
−ベンゾイル−N−ヘキシルアミノ、N−ベンゾイル−
N−フェニルアミノ、N−ベンジル−N−ベンゾイルア
ミノ、N−トリフルオロメチルベンジル−N−ジフルオ
ロベンゾイルアミノ、N−ジフルオロベンジル−N−ニ
コチノイルアミノ、N−クロロベンゾイル−N−メチル
アミノ、N−クロロベンゾイル−N−ヘキシルアミノ、
N−クロロベンジル−N−アセチルアミノ、N−ジフル
オロベンゾイル−N−ヘキシルアミノ、N−ジフルオロ
ベンゾイル−N−フェニルアミノ、N−ジフルオロベン
ゾイル−N−フェニルアミノ、N−トリフルオロメチル
ベンゾイル−N−ブチルアミノ、N−ジt−ブチル−ヒ
ドロキシベンゾイル−N−ヘキシルアミノ、N−ヘキシ
ル−N−ナフトイルアミノ、N−ヘキシル−N−フェニ
ルアセチルアミノ、N−イソブチル−N−シクロヘプタ
ノイルアミノ、N−ブチル−N−ニコチノイルアミノ、
N−ヘキシル−N−ニコチノイルアミノ、N−イソニコ
チノイル−N−ヘキシルアミノ、N−メチル−N−トリ
フルオロメチルフェニルアミノ、N−エチル−N−メト
キシフェニルアミノ、N−メチル−N−ベンジルアミ
ノ、N−メチル−N−フルオロベンジルアミノ、N−エ
チル−N−ベンジルアミノ、N−エチル−N−メトキシ
フェニルアミノ、N−プロピル−N−フルオロベンジル
アミノ、N−フェニル−N−ベンジルアミノ、N−フェ
ニル−N−フルオロベンジルアミノ、ジメトキシベンジ
ルアミノ、N−メチル−N−アセチルアミノ、N−メチ
ル−N−プロピオニルアミノ、N−エチル−N−ホルミ
ルアミノ、N−エチル−N−アセチルアミノ、N−フェ
ニル−N−ホルミルアミノ、N−フェニル−N−アセチ
ルアミノ、N−フェニル−N−ブチリルアミノ、N−ヘ
キサノイル−N−メトキシフェニルアミノ、N−ブチリ
ル−N−フルオロベンジルアミノ、N−ヘキサノイル−
N−ブロモベンジルアミノ、N−フェニル−N−アセチ
ルアミノ、ニトロベンゾイルアミノ、アミノベンゾイル
アミノ、N−メチル−N−ベンゾイルアミノ、4−ヒド
ロキシ−3,5−ジt−ブチルベンジルアミノ、4−ヒ
ドロキシ−3,5−ジt−ブチルベンゾイルアミノ、N
−メチル−N−4−ヒドロキシ−3,5−ジt−ブチル
ベンゾイルアミノ、N−エチル−N−4−ヒドロキシ−
3,5−ジt−ブチルベンゾイルアミノ、N−プロピル
−N−4−ヒドロキシ−3,5−ジt−ブチルベンゾイ
ルアミノ、N−ブチル−N−4−ヒドロキシ−3,5−
ジt−ブチルベンゾイルアミノ、N−ヘキシル−N−4
−ヒドロキシ−3,5−ジt−ブチルベンゾイルアミ
ノ、N−フェニル−N−ベンゾイルアミノ、N−フルオ
ロフェニル−N−4−ヒドロキシ−3,5−ジt−ブチ
ルベンゾイルアミノ、N−ベンジル−N−フルオロベン
ゾイルアミノ、N−フルオロベンジル−N−4−ヒドロ
キシ−3,5−ジt−ブチルベンゾイルアミノ、N−ト
リフルオロメチルベンゾイルアミノ、N−メチル−N−
フルオロベンゾイルアミノ、N−メチル−N−トリフル
オロメチルベンゾイルアミノ、N−エチル−N−ベンゾ
イルアミノ、N−エチル−N−フルオロベンゾイルアミ
ノ、N−エチル−N−トリフルオロメチルベンゾイルア
ミノ、N−メチル−N−クロロベンゾイルアミノ、N−
ブチル−N−ベンジルアミノ、N−ル−N−ベンゾイル
アミノ、N−メチル−N−ジクロロベンゾイルアミノ、
N−エチル−N−ベンゾイルアミノ、ジフルオロベンゾ
イルアミノ、ジメトキシベンゾイルアミノ、トリメトキ
シベンゾイルアミノ、N−ヘキシル−N−ニトロベンゾ
イルアミノ及び4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルベン
ゾイルアミノ基を挙げることができる。好適には置換分
としてC1−C10アルキル又はC1−C7脂肪族アシルを
1乃至2個有していてもよいアミノ基であり、更に好適
にはC1−C6アルキル、又はC1−C2脂肪族アシルを1
乃至2個有していてもよいアミノ基である。
【0048】また、窒素原子と一緒になって酸素原子、
窒素原子及び硫黄原子からなる群から選択されるヘテロ
原子を1乃至3個有する飽和複素環基を形成する場合、
例えばアゼチジノ基、ピロリジノ基、ピペリジノ基、モ
ルホリノ基、チオモルホリノ基、オキサゾリジノ基、チ
アアゾリジノ基、イミダゾリジノ基、ピペラジノ基、ホ
モピペラジノ基、イソキサゾリジノ基及びイソチアゾリ
ジノ基を挙げることができる。
【0049】本発明において、R1及びR6乃至R10の定
義における「置換基群αから選択される基で1乃至3個
置換されていてもよいC6−C10アリール」及びR7の定
義における「C6−C10アリール基(該アリール基は、
置換基群αから選択される同一又は異なった1乃至3個
の置換基で置換されていてもよい)」とは、前述した置
換基を有しない基に加え、置換基を有する基としては、
例えばメチルフェニル、ジメチルフェニル、トリフルオ
ロメチルフェニル、ヒドロキシフェニル、4−ヒドロキ
シ−2,3,5−トリメチルフェニル、3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシフェニル、アダマンチルフェ
ニル、4−アミノ−3,5−ジメチルフェニル、アセチ
ルフェニル、メトキシフェニル、ジメトキシフェニル、
ベンゾイルフェニル、フルオロフェニル、ジフルオロフ
ェニル、クロロフェニル、ジクロロフェニル、ブロモフ
ェニル、ジブロモフェニル、ニトロフェニル、(ジメチ
ルアミノ)フェニル、ビフェニリル、メチルビフェニリ
ル、メチルナフチル、トリフルオロメチルナフチル、ヒ
ドロキシナフチル、メトキシナフチル、フルオロナフチ
ル、クロロナフチル及びブロモナフチル基を挙げること
ができる。好適には置換分αを1乃至3個有していても
よいフェニル基であり、更に好適には置換分αを1若し
くは2個有していてもよいフェニル基であり、最も好適
には置換分αを1個有していてもよいフェニル基であ
る。
【0050】本発明において、R1、R2及びR6乃至R
10の定義における「置換基群αから選択される基で1乃
至3個置換されていてもよいC7−C16アラルキル」及
びR7の定義における「C7−C16アラルキル基(該アラ
ルキル基は、置換基群αから選択される同一又は異なっ
た1乃至3個の置換基で置換されていてもよい)」と
は、前述した置換基を有しない基に加え、置換基を有す
る基としては、例えばメチルベンジル、トリフルオロメ
チルベンジル、ヒドロキシベンジル、3,4,5−トリ
メトキシベンジル、4−ヒドロキシ−3,5−ジメチル
ベンジル、4−ヒドロキシ−3,5−ジt−ブチルベン
ジル、アダマンチルベンジル、4−アミノ−3,5−ジ
メチルベンジル、アセチルベンジル、メトキシベンジ
ル、ベンゾイルベンジル、フルオロベンジル、ジフルオ
ロベンジル、クロロベンジル、ジクロロベンジル、ブロ
モベンジル、ジブロモベンジル、ニトロベンジル、(ジ
メチルアミノ)ベンジル、ビフェニリルメチル、メチル
ビフェニリルメチル、メチルフェネチル、トリフルオロ
メチルフェネチル、ヒドロキシフェネチル、4−ヒドロ
キシ−2,3,5−トリメチルフェネチル、3,5−ジ
t−ブチル−4−ヒドロキシフェネチル、アダマンチル
フェネチル、4−アミノ−3,5−ジメチルフェネチ
ル、アセチルフェネチル、メトキシフェネチル、ベンゾ
イルフェネチル、フルオロフェネチル、ジフルオロフェ
ネチル、クロロフェネチル、ニトロフェネチル、(ジメ
チルアミノ)フェネチル、ビフェニリルエチル、メチル
ビフェニリルエチル、メチルフェニルブチル、トリフル
オロメチルフェニルブチル、ヒドロキシフェニルブチ
ル、4−ヒドロキシ−2,3,5−トリメチルフェニル
ブチル、3,5−ジt−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ルブチル、アダマンチルフェニルブチル、4−アミノ−
3,5−ジメチルフェニルブチル、アセチルフェニルブ
チル、メトキシフェニルブチル、フルオロフェニルブチ
ル、クロロフェニルブチル、ニトロフェニルブチル、
(ジメチルアミノ)フェニルブチル、ビフェニリルブチ
ル、メチルナフチルメチル、トリフルオロナフチルメチ
ル、ヒドロキシナフチルメチル、メトキシナフチルメチ
ル、フルオロナフチルメチル及びクロロナフチルメチル
を挙げることができる。好適には置換分αを1乃至3個
有していてもよいフェニル及びC1−C6アルキルを有す
るフェニルアルキル基であり、更に好適には置換分αを
1個有していてもよいフェニル及びC1−C6アルキルを
有するフェニルアルキル基であり、より更に好適には置
換分αを1個有していてもよいフェニル及びC1−C4
ルキルを有するフェニルアルキル基であり、最も好適に
は置換分αを1個有していてもよいフェニル及びC1
2アルキルを有するフェニルアルキル基である。
【0051】本発明において、R1のアシルオキシ基及
びR8乃至R10の定義における「置換基群αから選択さ
れる基で1乃至3個置換されていてもよいC7−C11
香族アシル」とは、前述した置換基を有しない基に加
え、置換基を有する基としては、例えばメチルベンゾイ
ル、ジメチルベンゾイル、イソプロピルベンゾイル、t
−ブチルベンゾイル、トリフルオロメチルベンゾイル、
ヒドロキシベンゾイル、4−ヒドロキシ−3,5−ジt
−ブチルベンゾイル、4−ヒドロキシ−3,5−ジメチ
ルベンゾイル、アダマンチルベンゾイル、4−アミノ−
3,5−ジメチルベンゾイル、アセチルベンゾイル、メ
トキシベンゾイル、3,4,5−トリメトキシベンゾイ
ル、フルオロベンゾイル、ジフルオロベンゾイル、2−
フルオロ−4−トリフルオロメチルベンゾイル、クロロ
ベンゾイル、ジクロロベンゾイル、ブロモベンゾイル、
ジブロモベンゾイル、ニトロベンゾイル、アミノベンゾ
イル、(ジメチルアミノ)ベンゾイル、フェニルベンゾ
イル、メチルナフチルカルボニル、トリフルオロナフチ
ルカルボニル、ヒドロキシナフチルカルボニル、メトキ
シナフチルカルボニル、フルオロナフチルカルボニル及
びクロロナフチルカルボニルを挙げることができる。好
適には置換分αを1乃至3個有していてもよいベンゾイ
ルであり、更に好適には置換分αを1若しくは2個有し
ていてもよいベンゾイルであり、最も好適には置換分α
を1個有していてもよいベンゾイルである。
【0052】本発明において、R1のアシルオキシ基及
びR8乃至R10の定義における「置換基群αから選択さ
れる基で1乃至3個置換されていてもよいC8−C12
香脂肪族アシル」とは、前述した置換基を有しない基に
加え、置換基を有する基としては、例えばメチルフェニ
ルアセチル、トリフルオロメチルフェニルアセチル、ヒ
ドロキシフェニルアセチル、4−ヒドロキシ−3,5−
ジメチルフェニルアセチル、4−ヒドロキシ−3,5−
ジメトキシフェニルアセチル、4−ヒドロキシ−3,5
−ジt−ブチルフェニルアセチル、アダマンチルフェニ
ルアセチル、4−アミノ−3,5−ジメチルフェニルア
セチル、アセチルフェニルアセチル、メトキシフェニル
アセチル、ベンゾイルフェニルアセチル、フルオロフェ
ニルアセチル、ジフルオロフェニルアセチル、クロロフ
ェニルアセチル、ジクロロフェニルアセチル、ニトロフ
ェニルアセチル、(ジメチルアミノ)フェニルアセチ
ル、ビフェニリルアセチル、4−(メチルフェニル)ブ
チリル、4−(トリフルオロメチルフェニル)ブチリ
ル、4−(ヒドロキシフェニル)ブチリル、4−(4−
ヒドロキシ−2,3,5−トリメチルフェニル)ブチリ
ル、4−(3,5−ジt−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)ブチリル、4−(アダマンチルフェニル)ブチリ
ル、4−(4−アミノ−3,5−ジメチルフェニル)ブ
チリル、4−(メトキシフェニル)ブチリル、4−(フ
ルオロフェニル)ブチリル、4−(クロロフェニル)ブ
チリル、4−[(ジメチルアミノ)フェニル]ブチリ
ル、メチルナフチルアセチル、トリフルオロナフチルア
セチル、ヒドロキシナフチルアセチル、メトキシナフチ
ルアセチル、フルオロナフチルアセチル及びクロロナフ
チルアセチルを挙げることができる。好適には置換分α
を1乃至3個有していてもよいフェニルを有するC8
12フェニルアシル基であり、更に好適には置換分αを
1個有していてもよいフェニルを有するC8−C12フェ
ニルアシル基である。
【0053】本発明において、R1のアシルオキシ基及
びR9乃至R10の定義における「置換基群αから選択さ
れる基で1乃至5個置換されていてもよい酸素原子、窒
素原子及び硫黄原子からなる群から選択されるヘテロ原
子を1乃至3個有する5乃至7員複素芳香環カルボニ
ル」とは、前述した置換基を有しない基に加え、置換基
を有する基としては、例えばフルオロフリルカルボニ
ル、フルオロチエニルカルボニル、フルオロピロリルカ
ルボニル、フルオロオキサゾリルカルボニル、フルオロ
チアゾリルカルボニル、フルオロトリアゾリルカルボニ
ル、フルオロピラニルカルボニル、フルオロニコチノイ
ル、フルオロピリダジニルカルボニル、フルオロピリミ
ジニルカルボニル、メチルフリルカルボニル、メチルチ
エニルカルボニル、メチルピロリルカルボニル、メチル
オキサゾリルカルボニル、メチルチアゾリルカルボニ
ル、メチルニコチノイル、メトキシフリルカルボニル、
メトキシチエニルカルボニル、メトキシピロリルカルボ
ニル、メトキシオキサゾリルカルボニル、メトキシチア
ゾリルカルボニル、メトキシニコチノイル、ジメチルア
ミノフリルカルボニル、ジメチルアミノチエニルカルボ
ニル、ジメチルアミノピロリルカルボニル、ジメチルア
ミノオキサゾリルカルボニル、ジメチルアミノチアゾリ
ルカルボニル及びジメチルアミノニコチノイルを挙げる
ことができる。好適には置換分γを1若しくは3個有し
ていてもよい酸素原子、窒素原子及び硫黄原子からなる
群から選択されるヘテロ原子を1乃至3個有する5乃至
7員複素芳香環カルボニル基であり、更に好適には置換
分γを1個有していてもよい酸素原子、窒素原子及び硫
黄原子からなる群から選択されるヘテロ原子を1乃至3
個有する5若しくは6員複素芳香環カルボニル基であ
り、最も好適には置換分γを1個有していてもよい窒素
原子を1個有する5若しくは6員複素芳香環カルボニル
基である。
【0054】本発明において、R8における「置換基群
αから選択される基で1乃至3個置換されていてもよい
6−C10アリールスルホニル基」とは、前述した置換
基を有しない基に加え、置換基を有する基としては、例
えばメチルフェニルスルホニル、クロロフェニルスルホ
ニル、フルオロフェニルスルホニル、トリフルオロメチ
ルフェニルスルホニル、ニトロフェニルスルホニル、シ
アノフェニルスルホニル、アセチルフェニルスルホニ
ル、ベンゾイルフェニルスルホニル、ビフェニリルスル
ホニル、メチルビフェニリルスルホニル、メチルナフチ
ルスルホニル、アセチルナフチルスルホニル及びベンゾ
イルナフチルスルホニルを挙げることができる。好適に
は置換分αを1乃至3個有していてもよいフェニルスル
ホニル基であり、更に好適には置換分αを1個有してい
てもよいフェニルスルホニル基である。
【0055】本発明において、R8における「置換基群
αから選択される基で1乃至3個置換されていてもよい
7−C16アラルキルスルホニル基」とは、前述した置
換基を有しない基に加え、置換基を有する基としては、
例えばメチルベンジルスルホニル、クロロベンジルスル
ホニル、フルオロベンジルスルホニル、トリフルオロメ
チルベンジルスルホニル、ニトロフェニルスルホニル、
シアノフェニルスルホニル、アセチルベンジルスルホニ
ル、ベンゾイルベンジルスルホニル、ビフェニリルメチ
ルスルホニル、メチルビフェニリルメチルスルホニル、
メチルナフチルメチルスルホニル、アセチルナフチルメ
チルスルホニル、ベンゾイルナフチルメチルスルホニ
ル、メチルフェネチルスルホニル、クロロフェネチルス
ルホニル、フルオロフェネチルスルホニル、トリフルオ
ロメチルフェネチルスルホニル、ニトロフェネチルスル
ホニル、シアノフェネチルスルホニル、アセチルフェネ
チルスルホニル、メチルナフチルエチルスルホニル、ア
セチルナフチルエチルスルホニル、メチルフェニルブチ
ルスルホニル、アセチルフェニルブチルスルホニル、メ
チルナフチルブチルスルホニル及びアセチルナフチルブ
チルスルホニルを挙げることができる。好適には置換分
αを1乃至3個有していてもよいフェニル及びC1−C6
アルキルを有するフェニルアルキルスルホニル基であ
り、更に好適には置換分αを1個有していてもよいフェ
ニル及びC1−C4アルキルを有するフェニルアルキルス
ルホニル基であり、最も好適には置換分αを1個有して
いてもよいベンジルスルホニル基、又はフェネチルスル
ホニル基である。
【0056】R8乃至R10が「置換基群βから選択され
る基で1乃至2個置換されていてもよいカルバモイル
基」を示す場合、当該基としては、例えばカルバモイ
ル、メチルカルバモイル、エチルカルバモイル、プロピ
ルカルバモイル、イソプロピルカルバモイル、ブチルカ
ルバモイル、s−ブチルカルバモイル、t−ブチルカル
バモイル、ペンチルカルバモイル、ヘキシルカルバモイ
ル、ジメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイル、N
−エチル−N−メチルカルバモイル、ジプロピルカルバ
モイル、ジブチルカルバモイル、ジペンチルカルバモイ
ル、ジヘキシルカルバモイル、N−メチル−N−フェニ
ルカルバモイル、N−メチル−N−イソプロピルカルバ
モイル、N−メチル−N−プロピルカルバモイル、N−
メチル−N−エチルカルバモイル、N−エチル−N−イ
ソプロピルカルバモイル、N−エチル−N−プロピルカ
ルバモイル、トリフルオロメチルフェニルカルバモイ
ル、N−ヒドロキシ−N−フェニルカルバモイル、4−
ヒドロキシ−2,3,5−トリメチルフェニルカルバモ
イル、4−ヒドロキシ−3,5−ジt−ブチルフェニル
カルバモイル、N−フルオロフェニル−N−エチルカル
バモイル、アダマンチルフェニルカルバモイル、4−ア
ミノ−3,5−ジメチルフェニルカルバモイル、アセチ
ルフェニルカルバモイル、メトキシフェニルカルバモイ
ル、ベンゾイルフェニルカルバモイル、フルオロフェニ
ルカルバモイル、N−フルオロフェニル−N−エチルカ
ルバモイル、N−クロロフェニル−N−エチルカルバモ
イル、N−フルオロフェニル−N−メチルカルバモイ
ル、N−クロロフェニル−N−メチルカルバモイル、ク
ロロフェニルカルバモイル、ジフルオロフェニルカルバ
モイル、ジクロロフェニルカルバモイル、ジクロロフェ
ニルカルバモイル、ニトロフェニルカルバモイル、(ジ
メチルアミノ)フェニルカルバモイル、ビフェニリルカ
ルバモイル、メチルビフェニリルカルバモイル、メチル
ナフチルカルバモイル、トリフルオロナフチルカルバモ
イル、ヒドロキシナフチルカルバモイル、メトキシナフ
チルカルバモイル、フルオロナフチルカルバモイル、ク
ロロナフチルカルバモイル、フェニルカルバモイル、フ
ルオロフェニルカルバモイル、1−若しくは2−インデ
ニルカルバモイル、1−若しくは2−ナフチルカルバモ
イル、ジフェニルカルバモイル、ホルミルカルバモイ
ル、アセチルカルバモイル、プロピオニルカルバモイ
ル、ブチリルカルバモイル、イソブチリルカルバモイ
ル、バレリルカルバモイル、イソバレリルカルバモイ
ル、ピバロイルカルバモイル、ヘキサノイルカルバモイ
ル、アクリロイルカルバモイル、メタクリロイルカルバ
モイル、クロトイルカルバモイル、ベンゾイルカルバモ
イル、1−インダンカルボニルカルバモイル、1−若し
くは2−ナフトイルカルバモイル、2,6−ジイソプロ
ピルベンゾイルカルバモイル、1−インダンカルボニル
カルバモイル、1−若しくは2−ナフトイルカルバモイ
ル、ジフェニルカルバモイル、フェニルアセチルカルバ
モイル、3−フェニルプロピオニルカルバモイル、4−
フェニルブチリルカルバモイル、5−フェニルペンタノ
イルカルバモイル、6−フェニルヘキサノイルカルバモ
イル、シクロプロピオニルカルバモイル、シクロブチリ
ルカルバモイル、シクロペンタノイルカルバモイル、シ
クロヘキサノイルカルバモイル、ピロリルカルボニルカ
ルバモイル、イミダゾリルカルボニルカルバモイル、ピ
ラゾリルカルボニルカルバモイル、トリアゾリルカルボ
ニルカルバモイル、テトラゾリルカルボニルカルバモイ
ル、ニコチノイルカルバモイル、イソニコチノイルカル
バモイル、ピラジニルカルボニルカルバモイル、ピリミ
ジニルカルボニルカルバモイル、ピリダジニルカルボニ
ルカルバモイル、チアゾリルカルボニルカルバモイル、
オキサゾリルカルボニルカルバモイル、オキサジアゾリ
ルカルボニルカルバモイル、チアジアゾリルカルボニル
カルバモイル、4−トリフルオロメチルフェニルカルバ
モイルカルバモイル、N,N−ジアセチルカルバモイ
ル、N−ホルミル−N−ヘキシルカルバモイル、N−ア
セチル−N−メチルカルバモイル、N−アセチル−N−
エチルカルバモイル、N−アセチル−N−プロピルカル
バモイル、N−アセチル−N−ブチルカルバモイル、N
−アセチル−N−ペンチルカルバモイル、N−アセチル
−N−ヘキシルカルバモイル、ベンゾイルカルバモイ
ル、N−ベンゾイル−N−メチルカルバモイル、N−ベ
ンゾイル−N−エチルカルバモイル、N−ベンゾイル−
N−プロピルカルバモイル、N−ベンゾイル−N−ブチ
ルカルバモイル、N−ベンゾイル−N−ペンチルカルバ
モイル、N−ベンゾイル−N−ヘキシルカルバモイル、
N−ベンゾイル−N−フェニルカルバモイル、N−ベン
ジル−N−ベンゾイルカルバモイル、ベンジルカルバモ
イル、フルオロベンジルカルバモイル、クロロベンジル
カルバモイル、トリフルオロメチルベンジルカルバモイ
ル、N−ベンジル−N−メチルカルバモイル、N−ベン
ジル−N−エチルカルバモイル、N−ベンジル−N−プ
ロピルカルバモイル、N−ベンジル−N−イソプロピル
カルバモイル、N−ベンジル−N−フェニルカルバモイ
ル、4−ヒドロキシ−3,5−ジt−ブチルベンジルカ
ルバモイル、N−ヘキシル−N−1−ナフトイルカルバ
モイル、N−ヘキシル−N−2−ナフトイルカルバモイ
ル、N−ヘキシル−N−フェニルアセチルカルバモイ
ル、N−イソブチル−N−シクロヘプタノイルカルバモ
イル、N−ブチル−N−ニコチノイルカルバモイル、N
−ヘキシル−N−ニコチノイルカルバモイル及びN−イ
ソニコチノイル−N−ヘキシルカルバモイルを挙げるこ
とができる。好適には置換分としてC 1−C6アルキル、
置換分βを1乃至3個有していてもよいC6−C10アリ
ール、置換分βを1乃至3個有していてもよいC6−C
10アリール及びC1−C6アルキルを有するアラルキル、
置換分βを1乃至3個有していてもよいC7−C11芳香
族アシル基を1乃至2個有していてもよいカルバモイル
基であり、更に好適にはC1−C6アルキル、置換分βを
1個有していてもよいフェニル、置換分βを1個有して
いてもよいフェニル及びC1−C4アルキルを有するフェ
ニルアルキル、置換分βを1個有していてもよいフェニ
ルカルボニルを1乃至2個有していてもよいカルバモイ
ル基であり、最も好適には置換分としてC1−C6アルキ
ル、若しくは置換分βを1個有していてもよいフェニル
を1個有していてもよいカルバモイル基であり、更に好
適には置換分として置換分βを1個有していてもよいフ
ェニルを1個有していてもよいカルバモイル基である。
【0057】本発明において、R9及びR10の定義にお
ける「C1−C6アルキル基(該アルキル基は、同一又は
異なった1乃至3個のC1−C6アルコキシカルボニル基
で置換されていてもよい)」とは、無置換の前記C1
6アルキル基又は前記C1−C6アルキル基に同一又は
異なった1乃至3個のC1−C6アルコキシカルボニル基
(前記C1−C6アルコキシ基がカルボニル基と結合した
基を示す)が結合した基を示し、例えば、前記C1−C6
アルキル基、メトキシカルボニルメチル基、エトキシカ
ルボニルメチル基、プロポキシカルボニルメチル基、イ
ソプロポキシカルボニルメチル基、t−ブトキシカルボ
ニルメチル基、メトキシカルボニルエチル基、エトキシ
カルボニルエチル基、メトキシカルボニルプロピル基、
エトキシカルボニルプロピル基を挙げることができる。
好適には、メトキシカルボニルメチル基、メトキシカル
ボニルエチル基、エトキシカルボニルメチル基、エトキ
シカルボニルエチル基である。
【0058】本発明の化合物(I)は、常法に従って塩
にすることができる。それらの塩も本願発明に包含され
る。そのような塩としては、例えば、ナトリウム塩、カ
リウム塩、リチウム塩のようなアルカリ金属塩、カルシ
ウム塩、マグネシウム塩のようなアルカリ土類金属塩、
アルミニウム塩、鉄塩、亜鉛塩、銅塩、ニッケル塩、コ
バルト塩等の金属塩;アンモニウム塩のような無機塩、
t−オクチルアミン塩、ジベンジルアミン塩、モルホリ
ン塩、グルコサミン塩、フェニルグリシンアルキルエス
テル塩、エチレンジアミン塩、N−メチルグルカミン
塩、グアニジン塩、ジエチルアミン塩、トリエチルアミ
ン塩、ジシクロヘキシルアミン塩、N,N’−ジベンジ
ルエチレンジアミン塩、クロロプロカイン塩、プロカイ
ン塩、ジエタノールアミン塩、N−ベンジル−N−フェ
ネチルアミン塩、ピペラジン塩、テトラメチルアンモニ
ウム塩、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン塩の
ような有機塩等のアミン塩;弗化水素酸塩、塩酸塩、臭
化水素酸塩、沃化水素酸塩のようなハロゲン化水素酸
塩;硝酸塩、過塩素酸塩、硫酸塩、燐酸塩等の無機酸
塩;メタンスルホン酸塩、トリフルオロメタンスルホン
酸塩、エタンスルホン酸塩のような低級アルカンスルホ
ン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、p-トルエンスルホン酸
塩のようなアリ−ルスルホン酸塩、酢酸、りんご酸、フ
マ−ル酸塩、コハク酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、蓚酸
塩、マレイン酸塩等の有機酸塩;及び、オルニチン酸
塩、グルタミン酸塩、アスパラギン酸塩のようなアミノ
酸塩を挙げることができ、好適には、ハロゲン化水素酸
塩又は有機酸塩である。
【0059】本発明の前記一般式(I)を有する置換縮
合イミダゾール誘導体は、常法に従って薬理上許容され
るエステルにすることができる。それらのエステルも本
願発明に包含される。前記一般式(I)を有する置換縮
合イミダゾール誘導体の薬理上許容されるエステルは、
前記一般式(I)を有する置換縮合イミダゾール誘導体
に比べて医学的に使用され、薬理上受け入れられるもの
であれば特に限定はない。
【0060】本発明の前記一般式(I)の置換縮合イミ
ダゾール誘導体のエステルとしては、例えば炭素数1乃
至6個を有する直鎖状若しくは分枝鎖状のアルキル、炭
素数7乃至19個を有するアラルキル、炭素数1乃至6
個を有する直鎖状若しくは分枝鎖状のアルカノイルオキ
シが置換した炭素数1乃至5個を有する直鎖状若しくは
分枝鎖状のアルキル、炭素数1乃至6個を有する直鎖状
若しくは分枝鎖状のアルキルオキシカルボニルオキシが
置換した炭素数1乃至5個を有する直鎖状若しくは分枝
鎖状のアルキル、炭素数5乃至7個を有するシクロアル
キルカルボニルオキシが置換した炭素数1乃至5個を有
する直鎖状若しくは分枝鎖状のアルキル、炭素数5乃至
7個を有するシクロアルキルオキシカルボニルオキシが
置換した炭素数1乃至5個を有する直鎖状若しくは分枝
鎖状のアルキル、炭素数6乃至10個を有するアリール
カルボニルオキシが置換した炭素数1乃至5個を有する
直鎖状若しくは分枝鎖状のアルキル、炭素数6乃至10
個を有するアリールオキシカルボニルオキシが置換した
炭素数1乃至5個を有する直鎖状若しくは分枝鎖状のア
ルキル基及び5位に置換分として炭素数1乃至6個を有
する直鎖状若しくは分枝鎖状のアルキルを有する2−オ
キソ−1,3−ジオキソレン−4−イルメチル基を挙げ
ることができる。
【0061】ここに、炭素数1乃至4個を有する直鎖状
若しくは分枝鎖状のアルキル基及び炭素数1乃至6個を
有する直鎖状若しくは分枝鎖状のアルキル基は、例えば
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イ
ソブチル、s−ブチル、t−ブチル、ペンチル、メチル
ブチル、ジメチルプロピル、エチルプロピル、ヘキシ
ル、メチルペンチル、ジメチルブチル、エチルブチル、
又はトリメチルプロピルであり、好適には炭素数1乃至
4個を有する直鎖状若しくは分枝鎖状のアルキル基であ
り、更に好適にはメチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル又はイソブチルであり、最も好適にはメチ
ル又はエチルである。
【0062】炭素数7乃至19個を有するアラルキル基
は、例えばベンジル、フェネチル、フェニルプロピル、
フェニルブチル、ナフチルメチル又はジベンジルであり
得、好適にはベンジルである。
【0063】炭素数5乃至7個を有するシクロアルキル
基は、例えばシクロペンチル、シクロヘキシル、シクロ
ヘプチルであり、好適にはシクロヘキシルである。
【0064】炭素数6乃至10個を有するアリール基
は、例えばフェニル又はナフチルであり得、好適にはフ
ェニルである。
【0065】好適なエステル残基(−COOR)のRの
具体例は、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、t−ブチル、ベンジル、ア
セトキシメチル、1−(アセトキシ)エチル、プロピオ
ニルオキシメチル、プロピオニルオキシエチル、ブチリ
ルオキシメチル、ブチリルオキシエチル、イソブチリル
オキシエチル、バレリルオキシメチル、バレリルオキシ
エチル、イソバレリルオキシメチル、イソバレリルオキ
シエチル、ピバロイルオキシメチル、ピバロイルオキシ
エチル、メトキシカルボニルオキシメチル、メトキシカ
ルボニルオキシエチル、エトキシカルボニルオキシメチ
ル、エトキシカルボニルオキシエチル、プロポキシカル
ボニルオキシメチル、プロポキシカルボニルオキシエチ
ル、イソプロポキシカルボニルオキシメチル、イソプロ
ポキシカルボニルオキシエチル、ブトキシカルボニルオ
キシメチル、ブトキシカルボニルオキシエチル、イソブ
トキシカルボニルオキシメチル、イソブトキシカルボニ
ルオキシエチル、t−ブトキシカルボニルオキシメチ
ル、t−ブトキシカルボニルオキシエチル、シクロペン
タンカルボニルオキシメチル、シクロペンタンカルボニ
ルオキシエチル、シクロヘキサンカルボニルオキシメチ
ル、シクロヘキサンカルボニルオキシエチル、シクロペ
ンチルオキシカルボニルオキシメチル、シクロペンチル
オキシカルボニルオキシエチル、シクロヘキシルオキシ
カルボニルオキシメチル、シクロヘキシルオキシカルボ
ニルオキシエチル、ベンゾイルオキシメチル、ベンゾイ
ルオキシエチル、フェノキシカルボニルオキシメチル、
フェノキシカルボニルオキシエチル又は5−メチル−2
−オキソ−1、3−ジオキソレン−4−イルメチルであ
り、更に好適にはメチル、エチルである。
【0066】又、本発明の化合物(I)は、大気中に放
置しておいたり、再結晶することにより、水分を吸収
し、吸着水が付いたり、水和物となる場合があり、その
ような溶媒和物を形成する場合には、これら全て本発明
に包含される。
【0067】更に、本発明の化合物(I)は、他のある
種の溶媒を吸収し、溶媒和物となる場合があるが、その
ようなものも本発明に包含される。
【0068】更に、生体内において代謝されて本発明の
化合物(I)又はその薬理上許容される塩に変換される
化合物、いわゆるプロドラッグも全て含むものである。
【0069】なお、本発明の化合物(I)は、種々の異
性体を有する。
【0070】即ち、Aが、2,4−ジオキソチアゾリジ
ン−5−イル基又は2,4−ジオキソオキサゾリジン−
5−イル基を含む場合、該チアゾリジン環又はオキサゾ
リジン環の5位は不斉炭素原子を有し、R配位、S配位
である立体異性体が存在する。その各々、或はそれらの
任意の割合の化合物いずれも本発明に包含される。その
ような立体異性体は、光学分割された原料化合物を用い
て化合物(I)を合成するか又は合成した化合物(I)
を所望により通常の光学分割法若しくは分離法を用いて
光学分割することができる。また、本発明の化合物
(I)において、Aが、2,4−ジオキソチアゾリジン
−5−イル基又は2,4−ジオキソオキサゾリジン−5
−イル基を有する基である場合、種々の互変異性体の存
在が考えられ、その各々、あるいはそれらの任意の割合
の化合物いずれも本発明に含有される。
【0071】また、本発明の化合物(I)、その薬理上
許容される塩又はその薬理上許容されるエステル類と組
み合わせて医薬組成物をなす薬剤としては、スルホニル
ウレア剤、α−グルコシダーゼ阻害剤、アルドース還元
酵素阻害剤、ビグアナイド剤、スタチン系化合物、スク
アレン合成阻害剤、フィブラート系化合物、LDL異化
促進剤、アンジオテンシンII拮抗剤、アンジオテンシ
ン変換酵素阻害剤及び抗腫瘍剤を挙げることができる。
【0072】本発明において、スルホニルウレア剤と
は、インシュリンの分泌を促進させる薬剤であり、例え
ば、トルブタミド、アセトヘキサミド、トラザミド、ク
ロルプロパミド等を挙げることができる。
【0073】本発明において、α−グルコシダーゼ阻害
剤とは、アミラーゼ、マルターゼ、α−デキストリナー
ゼ、スクラーゼなどの消化酵素を阻害して、澱粉や蔗糖
の消化を遅延させる作用を有する薬剤であり、例えば、
アカルボース、N−(1,3−ジヒドロキシ−2−プロ
ピル)バリオールアミン(一般名:ボグリボース)、ミ
グリトール等を挙げることができる。
【0074】本発明において、アルドース還元酵素阻害
剤とは、ポリオール経路の最初のステップの律速酵素を
阻害することにより糖尿病性合併症を阻止する薬剤であ
り、例えば、トルレスタット、エパルレスタット、2,
7−ジフルオロ−スピロ(9H−フルオレン−9,4'−
イミダゾリジン)−2',5'−ジオン(一般名:イミレ
スタット)、3−〔(4−ブロモ−2−フルオロフェニ
ル)メチル〕−7−クロロ−3,4−ジヒドロ−2,4−
ジオキソ−1(2H)−キナゾリン酢酸(一般名:ゼナ
レスタット)、6−フルオロ−2,3−ジヒドロ−2',
5'−ジオキソ−スピロ〔4H−1−ベンゾピラン−4,
4'−イミダゾリジン〕−2−カルボキサミド (SN
K−860)、ゾポルレスタット、ソルビニル、1−
〔(3−ブロモ−2−ベンゾフラニル)スルフォニル〕
−2,4−イミダゾリジンジオン(M−16209)等
を挙げることができる。
【0075】本発明において、ビグアナイド剤とは、嫌
気性解糖促進作用、抹消でのインスリン作用増強、腸管
からのグルコース吸収抑制、肝糖新生の抑制、脂肪酸酸
化阻害などの作用を有する薬剤であり、例えば、フェン
ホルミン、メトホルミン、ブホルミン等を挙げることが
できる。本発明において、スタチン系化合物とは、ヒド
ロキシメチルグルタリルCoA(HMG−CoA)リダ
クターゼを阻害することにより、血中コレステロールを
低下させる薬剤であり、例えば、プラバスタチン及びそ
のナトリウム塩、シンバスタチン、ロバスタチン、アト
ルバスタチン、フルバスタチン等を挙げることができ
る。
【0076】本発明において、スクアレン合成阻害剤と
は、スクアレン合成を阻害することにより、血中コレス
テロールを低下させる薬剤であり、例えば、(S)−α
−〔ビス(2,2−ジメチル−1−オキソプロポキシ)
メトキシ〕ホスフィニル−3−フェノキシベンゼンブタ
ンスルホン酸モノカリウム塩(BMS−188494)
等を挙げることができる。
【0077】本発明において、フィブラート系化合物と
は、肝臓でのトリグリセリド合成及び分泌を抑制し、リ
ポタンパク質リパーゼを活性化することにより、血中ト
リグリセリドを低下させる薬剤であり、例えば、ベザフ
ィブラート、ベクロブラート、ビニフィブラート、シプ
ロフィブラート、クリノフィブラート、クロフィブラー
ト、クロフィブリン酸、エトフィブラート、フェノフィ
ブラート、ゲムフィブロジル、ニコフィブラート、ピリ
フィブラート、ロニフィブラート、シムフィブラート、
テオフィブラート等を挙げることができる。
【0078】本発明において、LDL異化促進剤とは、
LDL(低密度リポタンパク質)受容体を増加すること
により血中コレステロールを低下させる薬剤であり、例
えば、特開平7−316144に記載された化合物又は
その塩、具体的にはN−〔2−〔4−ビス(4−フルオ
ロフェニル)メチル−1−ピペラジニル〕エチル〕−
7,7−ジフェニル−2,4,6−ヘプタトリエン酸アミ
ド等を挙げることができる。
【0079】上記したスタチン系化合物、スクアレン合
成阻害剤、フィブラート系化合物及びLDL異化促進剤
は、血中のコレステロールやトリグリセリドを低下させ
る作用を有する他の薬剤と置き換えてもよい。このよう
な薬剤としては、例えばニコモールやニセリトロール等
のニコチン酸誘導体製剤;プロブコール等の抗酸化剤;
コレスチラミン等のイオン交換樹脂製剤などを挙げるこ
とができる。
【0080】上記においてアンジオテンシンII拮抗剤
とは、アンジオテンシンIIによる血圧上昇を強く抑制
し、血圧を降下させる薬剤である。この様な薬剤として
は、例えばロサルタンカリウム、カンデサルタンシレキ
セチル、イルベサルタン、バルサルタン、テルミサルタ
ン、オルメサルタン等を挙げることができる。
【0081】本発明において、アンジオテンシン変換酵
素阻害剤とは、アンジオテンシン変換酵素を阻害するこ
とにより、血圧を低下させると同時に糖尿病患者におい
て部分的に血糖を低下させる薬剤であり、例えば、カプ
トプリル、エナラプリル、アラセプリル、デラプリル、
ラミプリル、リジノプリル、イミダプリル、ベナゼプリ
ル、セロナプリル、シラザプリル、エナラプリラート、
フォシノプリル、モベルトプリル、ペリンドプリル、キ
ナプリル、スピラプリル、テモカプリル、トランドラプ
リル等を挙げることができる。一般式(I)で表される
化合物において、R1は、好適には水酸基又はアシルオ
キシ基であり、最も好適には水酸基である。R2は、好
適にはC1−C6アルキル基であり、最も好適にはメチル
基である。R3、R4、R5は、好適にはC1−C6アルキ
ル基であり、最も好適にはメチル基である。R6は、好
適にはC1−C6アルキル基であり、最も好適にはメチル
基である。Yは、好適には酸素原子である。Zは、好適
にはCHである。nは、好適には1である。qは、好適
には1である。Qは、好適には酸素原子である。Xは、
好適にはCH2、CO又はC=NOR10で表される基で
あり、最も好適にはCH2である。R10は、好適には、
水素原子、C1−C6アルキル基(該アルキル基は、同一
又は異なった1乃至3個のC1−C6アルコキシカルボニ
ル基で置換されていてもよい)又はC7−C16アラルキ
ル基であり、最も好適には水素原子又はメチル基であ
る。Aは、好適には一般式(II-b)又は(II-d)で表される
基である。mは、一般式(II-a)、(II-b)及び(II-c)にお
いては、好適には0であり、一般式(II-d)においては、
好適には1である。Bは、好適には酸素原子又は硫黄原
子である。R7は、好適には水素原子、C1−C6アルキ
ル基、C6−C10アリール基(該アリール基は、置換基
群αから選択される同一又は異なった1乃至3個の置換
基で置換されていてもよい)、C7−C16アラルキル基
(該アラルキル基は、置換基群αから選択される同一又
は異なった1乃至3個の置換基で置換されていてもよ
い)、又はハロゲノC1−C6アルキル基であり、更に好
適には水素原子、C1−C6アルキル基、フェニル基(該
フェニル基は、置換基群αから選択される同一又は異な
った1乃至3個の置換基で置換されていてもよい)、ベ
ンジル基(該ベンジル基は、置換基群αから選択される
同一又は異なった1乃至3個の置換基で置換されていて
もよい)又はハロゲノC1−C6アルキル基であり、より
更に好適にはフェニル基(該フェニル基の4位は、置換
基群αから選択される1個の置換基で置換されていても
よい)、ベンジル基(該ベンジル基の4位は、置換基群
αから選択される1個の置換基で置換されていてもよ
い)又はハロゲノC1−C6アルキル基である。置換基群
αは、好適にはハロゲン原子、水酸基、C1−C6アルキ
ル基、ハロゲノC1−C6アルキル基、C1−C6アルコキ
シ基、シアノ基及びニトロ基であり、更に好適にはハロ
ゲン原子、C1−C6アルキル基、C1−C6アルコキシ
基、シアノ基及びニトロ基である。
【0082】本発明の化合物としては、例えば、以下の
表に記載する化合物を挙げることができる。但し、本発
明はこれらの化合物に限定されるものではない。なお、
表中の略記の意味は以下の通りである。 Ac:アセチル基 Ada(1):1−アダマンチル基 Boz:ベンゾイル基 Bu:ブチル基 cBu :シクロブチル基 iBu :イソブチル基 tBu:3級ブチル基 Byr:ブチリル基 Bz:ベンジル基 Dc:デシル基 Et:エチル基 Hp:ヘプチル基 Hx:ヘキシル基 cHx:シクロヘキシル基 Hxn:ヘキサノイル基 Me:メチル基 Oc:オクチル基 Ph:フェニル基 Pn:ペンチル基 cPn:シクロペンチル基 iPn:イソペンチル基 Pnto:ペンタノイル基 Pr:プロピル基 cPr:シクロプロピル基 iPr :イソプロピル基 Prn:プロピオニル基 Nn:ノニル基
【0083】
【化9】
【0084】
【表1】
【0085】
【表2】
【0086】
【表3】
【0087】
【表4】
【0088】
【表5】
【0089】
【表6】
【0090】
【表7】
【0091】
【表8】
【0092】
【表9】
【0093】
【表10】
【0094】
【化10】
【0095】
【表11】
【0096】
【表12】
【0097】
【表13】
【0098】
【表14】
【0099】
【表15】
【0100】
【表16】
【0101】
【表17】
【0102】
【表18】
【0103】
【表19】
【0104】
【表20】
【0105】
【化11】
【0106】
【表21】
【0107】
【表22】
【0108】
【表23】
【0109】
【表24】
【0110】
【表25】
【0111】
【表26】
【0112】
【表27】
【0113】
【表28】
【0114】
【表29】
【0115】
【表30】
【0116】
【化12】
【0117】
【表31】
【0118】
【表32】
【0119】
【表33】
【0120】
【表34】
【0121】
【表35】
【0122】
【表36】
【0123】
【表37】
【0124】
【表38】
【0125】
【表39】
【0126】
【表40】
【0127】
【表41】
【0128】
【表42】
【0129】
【化13】
【0130】
【表43】
【0131】
【表44】
【0132】
【表45】
【0133】
【表46】
【0134】
【表47】
【0135】
【表48】
【0136】
【表49】
【0137】
【表50】
【0138】
【表51】
【0139】
【表52】
【0140】
【表53】
【0141】
【表54】
【0142】
【表55】
【0143】
【化14】
【0144】
【表56】
【0145】
【化15】
【0146】
【表57】
【0147】
【表58】
【0148】
【表59】
【0149】
【表60】
【0150】
【表61】
【0151】
【発明の実施の形態】本発明の一般式(I)を有する化
合物は、以下の方法に従って容易に製造することができ
る。 (A法)A法は、化合物(I)を製造する方法である。
【0152】
【化16】 上記式中、R1乃至R6、X,Y,Z,A、Q,n及びq
は、前述したものと同意義を示し、R1aは、R1の基の
定義に含まれるアミノ基及び/又は水酸基が、保護され
ていてもよいアミノ基及び/又は水酸基である他、R1
の基の定義における基と同様の基を示し、Xaは、Xの
基の定義に含まれるヒドロキシイミノ基及び/又は水酸
基が、保護されていてもよいヒドロキシイミノ基及び/
又は水酸基である他、Xの基の定義における基と同様の
基を示し、Aaは、式
【0153】
【化17】 (上記式中、Trは、トリフェニルメチル基を示し、m
は前述したものと同意義を示し、BおよびR7aは前述し
たBおよびR7が、後述する「保護されていてもよい水
酸基」、「保護されていてもよいチオール基」および
「保護されていてもよいアミノ基」であるほかBおよび
7基の定義における基と同意義を示し、R1 1は後述す
る「カルボキシル基の保護基」を示す。)を示す。
【0154】上記において、R1aならびにBおよびR7a
の定義における「保護されていてもよいアミノ基」の
「保護基」は、有機合成化学の分野で使用されるアミノ
基の保護基であれば特に限定はされないが、例えば、前
記C1−C7脂肪族アシル基、クロロアセチル、ジクロロ
アセチル、トリクロロアセチル、トリフルオロアセチル
のようなハロゲノC2−C7アルキルカルボニル基または
メトキシアセチルのようなC1−C6アルコキシで置換さ
れたC2−C7アルキルカルボニル基等の「脂肪族アシル
類」;前記C7−C11芳香族アシル基、2−ブロモベン
ゾイル、4−クロロベンゾイルのようなハロゲノC7
11芳香族アシル基、2,4,6−トリメチルベンゾイ
ル、4−トルオイルのようなC1−C6アルキルで置換さ
れたC7−C11芳香族アシル基、4−アニソイルのよう
なC1−C6アルコキシで置換されたC7−C11芳香族ア
シル基、4−ニトロベンゾイル、2−ニトロベンゾイル
のようなニトロで置換されたC7−C11芳香族アシル
基、2−(メトキシカルボニル)ベンゾイルのようなC
2−C7アルコキシカルボニルで置換されたC7−C11
香族アシル基または4−フェニルベンゾイルのようなC
6−C10アリ−ルで置換されたC7−C11芳香族アシル基
等の「芳香族アシル類」;前記C2−C7アルコキシカル
ボニル基、2,2,2−トリクロロエトキシカルボニ
ル、2−トリメチルシリルエトキシカルボニルのような
ハロゲンまたはトリC1−C6アルキルシリルで置換され
たC2−C7アルコキシカルボニル基等の「アルコキシカ
ルボニル類」;ビニルオキシカルボニルまたはアリルオ
キシカルボニルのような「アルケニルオキシカルボニル
類」;ベンジルオキシカルボニル、4−メトキシベンジ
ルオキシカルボニル、3,4−ジメトキシベンジルオキ
シカルボニル、2−ニトロベンジルオキシカルボニルま
たは4−ニトロベンジルオキシカルボニルのような、1
乃至2個のC1−C6アルコキシ又はニトロでアリ−ル環
が置換されていてもよい「アラルキルオキシカルボニル
類」;トリメチルシリル、トリエチルシリル、イソプロ
ピルジメチルシリル、t−ブチルジメチルシリル、メチ
ルジイソプロピルシリル、メチルジ−t−ブチルシリ
ル、トリイソプロピルシリルのようなトリC1−C6アル
キルシリル基、ジフェニルメチルシリル、ジフェニルブ
チルシリル、ジフェニルイソプロピルシリルまたはフェ
ニルジイソプロピルシリルのようなアリ−ル及びC1
6アルキルから選択された基で3個置換されたシリル
基等の「シリル類」;ベンジル、フェネチル、3−フェ
ニルプロピル、α−ナフチルメチル、β−ナフチルメチ
ル、ジフェニルメチル、トリフェニルメチル、α−ナフ
チルジフェニルメチル、9−アンスリルメチルのような
1乃至3個のアリ−ル基で置換されたC1−C6アルキル
基、4−メチルベンジル、2,4,6−トリメチルベン
ジル、3,4,5−トリメチルベンジル、4−メトキシ
ベンジル、4−メトキシフェニルジフェニルメチル、2
−ニトロベンジル、4−ニトロベンジル、4−クロロベ
ンジル、4−ブロモベンジル、4−シアノベンジル、4
−シアノベンジルジフェニルメチル、ビス(2−ニトロ
フェニル)メチルまたはピペロニルのようなC1−C6
ルキル、C1−C6アルコキシ、ニトロ、ハロゲン、シア
ノでアリ−ル環が置換された1乃至3個のアリ−ル基で
置換されたC1−C6アルキル基等の「アラルキル類」;
又はN,N−ジメチルアミノメチレン、ベンジリデン、
4−メトキシベンジリデン、4−ニトロベンジリデン、
サリシリデン、5−クロロサリシリデン、ジフェニルメ
チレンまたは(5−クロロ−2−ヒドロキシフェニル)
フェニルメチレンのような「シッフ塩基を形成する置換
されたメチレン基」;であり、好適には、C1−C7脂肪
族アシル基、C7−C11芳香族アシル基又はC2−C7
ルコキシカルボニル基であり、更に好適にはC2−C7
ルコキシカルボニル基であり、特に好適にはt−ブトキ
シカルボニル基である。
【0155】上記において、R1a、XaならびにBおよ
びR7aにおける「保護されていてもよいヒドロキシイミ
ノ基及び/または水酸基」の「保護基」は、有機合成化
学の分野で使用される水酸基の保護基であれば特に限定
はされないが、例えば、前記C1−C7脂肪族アシル基、
スクシノイル、グルタロイル、アジポイルのようなカル
ボキシで置換されたC2−C7アルキルカルボニル基、ク
ロロアセチル、ジクロロアセチル、トリクロロアセチ
ル、トリフルオロアセチルのようなハロゲノC2−C7
ルキルカルボニル基またはメトキシアセチルのようなC
1−C6アルコキシで置換されたC2−C7アルキルカルボ
ニル基等の「脂肪族アシル類」;前記C 7−C11芳香族
アシル基、2−ブロモベンゾイル、4−クロロベンゾイ
ルのようなハロゲノC7−C11芳香族アシル基、2,
4,6−トリメチルベンゾイル、4−トルオイルのよう
なC1−C6アルキルで置換されたC7−C11芳香族アシ
ル基、4−アニソイルのようなC1−C6アルコキシで置
換されたC7−C11芳香族アシル基、2−カルボキシベ
ンゾイル、3−カルボキシベンゾイル、4−カルボキシ
ベンゾイルのようなカルボキシで置換されたC7−C11
芳香族アシル基、4−ニトロベンゾイル、2−ニトロベ
ンゾイルのようなニトロで置換されたC7−C1 1芳香族
アシル基、2−(メトキシカルボニル) ベンゾイルのよ
うなC2−C7アルコキシカルボニルで置換されたC7
11芳香族アシル基または4−フェニルベンゾイルのよ
うなC6−C10アリ−ルで置換されたC7−C11芳香族ア
シル基等の「芳香族アシル類」;テトラヒドロピラン−
2−イル、3−ブロモテトラヒドロピラン−2−イル、
4−メトキシテトラヒドロピラン−4−イル、テトラヒ
ドロチオピラン−2−イル、4−メトキシテトラヒドロ
チオピラン−4−イルのような「テトラヒドロピラニル
又はテトラヒドロチオピラニル類」;テトラヒドロフラ
ン−2−イル、テトラヒドロチオフラン−2−イルのよ
うな「テトラヒドロフラニル又はテトラヒドロチオフラ
ニル類」;トリメチルシリル、トリエチルシリル、イソ
プロピルジメチルシリル、t−ブチルジメチルシリル、
メチルジイソプロピルシリル、メチルジ−t−ブチルシ
リル、トリイソプロピルシリルのようなトリC1−C6
ルキルシリル基またはジフェニルメチルシリル、ジフェ
ニルブチルシリル、ジフェニルイソプロピルシリル、フ
ェニルジイソプロピルシリルのようなアリ−ル及びC1
−C6アルキルから選択された基で3個置換されたシリ
ル基等の「シリル類」;メトキシメチル、1,1−ジメ
チル−1−メトキシメチル、エトキシメチル、プロポキ
シメチル、イソプロポキシメチル、ブトキシメチル、t
−ブトキシメチルのような(C1−C6アルコキシ)メチ
ル基、2−メトキシエトキシメチルのようなC1−C6
ルコキシで置換された(C1−C6アルコキシ)メチル基
または2,2,2−トリクロロエトキシメチル、ビス
(2−クロロエトキシ) メチルのようなハロゲノ(C1
−C6アルコキシ)メチル等の「アルコキシメチル
類」;1−エトキシエチル、1−( イソプロポキシ) エ
チルのような(C1−C6アルコキシ)エチル基または
2,2,2−トリクロロエチルのようなハロゲン化エチ
ル基等の「置換エチル類」;ベンジル、α−ナフチルメ
チル、β−ナフチルメチル、ジフェニルメチル、トリフ
ェニルメチル、α−ナフチルジフェニルメチル、9−ア
ンスリルメチルのような1乃至3個のアリ−ル基で置換
されたC1−C6アルキル基または4−メチルベンジル、
2,4,6−トリメチルベンジル、3,4,5−トリメ
チルベンジル、4−メトキシベンジル、4−メトキシフ
ェニルジフェニルメチル、2−ニトロベンジル、4−ニ
トロベンジル、4−クロロベンジル、4−ブロモベンジ
ル、4−シアノベンジル、メチル、ピペロニルのような
1−C6アルキル、C1−C6アルコキシ、ハロゲン、シ
アノでアリ−ル環が置換された1乃至3個のアリ−ル基
で置換されたC1−C6アルキル基等の「アラルキル
類」;前記C2−C7アルコキシカルボニル基、2,2,
2−トリクロロエトキシカルボニル、2−トリメチルシ
リルエトキシカルボニルのようなハロゲン又はトリC1
−C6アルキルシリル基で置換されたC2−C7アルコキ
シカルボニル基等の「アルコキシカルボニル類」;ビニ
ルオキシカルボニル、アリルオキシカルボニルのような
「アルケニルオキシカルボニル類」;ベンジルオキシカ
ルボニル、4−メトキシベンジルオキシカルボニル、
3,4−ジメトキシベンジルオキシカルボニル、2−ニ
トロベンジルオキシカルボニル、4−ニトロベンジルオ
キシカルボニルのような、1乃至2個のC1−C6アルコ
キシ又はニトロでアリ−ル環が置換されていてもよい
「アラルキルオキシカルボニル類」であり、好適には、
1−C7脂肪族アシル基、C7−C11芳香族アシル基、
2−C7アルコキシカルボニル基又は(C1−C6アルコ
キシ)メチル基であり、更に好適には、C 7−C11芳香
族アシル基又は(C1−C6アルコキシ)メチル基であ
り、特に好適にはベンゾイル基又はメトキシメチル基で
ある。
【0156】上記において、BおよびR7aにおける「保
護されていてもよいチオール基」の「保護基」は、有機
合成化学の分野で使用されるよいチオール基の保護基で
あれば特に限定はされないが、例えば、前記C1−C7
肪族アシル基、スクシノイル、グルタロイル、アジポイ
ルのようなカルボキシで置換されたC2−C7アルキルカ
ルボニル基またはメトキシアセチルのようなC1−C6
ルコキシで置換されたC2−C7アルキルカルボニル基等
の「脂肪族アシル類」;前記C7−C11芳香族アシル
基、2−ブロモベンゾイル、4−クロロベンゾイルのよ
うなハロゲノC7−C11芳香族アシル基、2,4,6−
トリメチルベンゾイル、4−トルオイルのようなC1
6アルキルで置換されたC7−C11芳香族アシル基、4
−アニソイルのようなC1−C6アルコキシで置換された
7−C11芳香族アシル基、2−カルボキシベンゾイ
ル、3−カルボキシベンゾイル、4−カルボキシベンゾ
イルのようなカルボキシで置換されたC7−C11芳香族
アシル基、4−ニトロベンゾイル、2−ニトロベンゾイ
ルのようなニトロで置換されたC7−C11芳香族アシル
基、2−(メトキシカルボニル) ベンゾイルのようなC
2−C7アルコキシカルボニルで置換されたC7−C11
香族アシル基または4−フェニルベンゾイルのようなC
6−C10アリ−ルで置換されたC7−C11芳香族アシル基
等の「芳香族アシル類」;テトラヒドロピラン−2−イ
ル、3−ブロモテトラヒドロピラン−2−イル、4−メ
トキシテトラヒドロピラン−4−イル、テトラヒドロチ
オピラン−2−イルまたは4−メトキシテトラヒドロチ
オピラン−4−イルのような「テトラヒドロピラニル又
はテトラヒドロチオピラニル類」;テトラヒドロフラン
−2−イルまたはテトラヒドロチオフラン−2−イルの
ような「テトラヒドロフラニル又はテトラヒドロチオフ
ラニル類」;トリメチルシリル、トリエチルシリル、イ
ソプロピルジメチルシリル、t−ブチルジメチルシリ
ル、メチルジイソプロピルシリル、メチルジ−t−ブチ
ルシリル、トリイソプロピルシリルのようなトリC1
6アルキルシリル基またはジフェニルメチルシリル、
ジフェニルブチルシリル、ジフェニルイソプロピルシリ
ル、フェニルジイソプロピルシリルのようなアリ−ル及
びC1−C6アルキルから選択された基で3個置換された
シリル基等の「シリル類」;メトキシメチル、1,1−
ジメチル−1−メトキシメチル、エトキシメチル、プロ
ポキシメチル、イソプロポキシメチル、ブトキシメチ
ル、t−ブトキシメチルのような(C1−C6アルコキ
シ)メチル基、2−メトキシエトキシメチルのようなC
1−C6アルコキシで置換された(C1−C6アルコキシ)
メチル基または2,2,2−トリクロロエトキシメチ
ル、ビス(2−クロロエトキシ) メチルのようなハロゲ
ノ(C1−C6アルコキシ)メチル等の「アルコキシメチ
ル類」;ベンジル、α−ナフチルメチル、β−ナフチル
メチル、ジフェニルメチル、トリフェニルメチル、α−
ナフチルジフェニルメチル、9−アンスリルメチルのよ
うな1乃至3個のアリ−ル基で置換されたC1−C6アル
キル基または4−メチルベンジル、2,4,6−トリメ
チルベンジル、3,4,5−トリメチルベンジル、4−
メトキシベンジル、4−メトキシフェニルジフェニルメ
チル、2−ニトロベンジル、4−ニトロベンジル、4−
クロロベンジル、4−ブロモベンジル、4−シアノベン
ジル、メチル、ピペロニルのようなC1−C6アルキル、
1−C6アルコキシ、ハロゲン、シアノでアリ−ル環が
置換された1乃至3個のアリ−ル基で置換されたC1
6アルキル基等の「アラルキル類」;前記C2−C7
ルコキシカルボニル基、2,2,2−トリクロロエトキ
シカルボニル、2−トリメチルシリルエトキシカルボニ
ルのようなハロゲン又はトリC1−C6アルキルシリル基
で置換されたC2−C7アルコキシカルボニル基等の「ア
ルコキシカルボニル類」;ビニルオキシカルボニルまた
はアリルオキシカルボニルのような「アルケニルオキシ
カルボニル類」;ベンジルオキシカルボニル、4−メト
キシベンジルオキシカルボニル、3,4−ジメトキシベ
ンジルオキシカルボニル、2−ニトロベンジルオキシカ
ルボニルまたは4−ニトロベンジルオキシカルボニルの
ような、1乃至2個のC1−C6アルコキシ又はニトロで
アリ−ル環が置換されていてもよい「アラルキルオキシ
カルボニル類」であり、好適には、C1−C7脂肪族アシ
ル基、C7−C11芳香族アシル基、C2−C7アルコキシ
カルボニル基、ジフェニルメチル、トリフェニルメチ
ル、のような1乃至3個のアリ−ル基で置換されたC1
−C6アルキル基、又は(C1−C6アルコキシ)メチル
基であり、更に好適には、C7−C11芳香族アシル基、
1乃至3個のアリ−ル基で置換されたC1−C6アルキル
基又は(C1−C6アルコキシ)メチル基であり、特に好
適にはベンゾイル基、ジフェニルメチル基、トリフェニ
ルメチル基又はメトキシメチル基である。
【0157】上記において、R11の定義における「カル
ボキシル基の保護基」とは、有機合成化学の分野で使用
されるカルボキシル基の保護基であれば特に限定はされ
ないが、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソ
プロピル、n−ブチル、イソブチル、s−ブチル、t−
ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、2−メチルブチ
ル、ネオペンチル、1−エチルプロピル、n−ヘキシ
ル、イソヘキシル、4−メチルペンチル、3−メチルペ
ンチル、2−メチルペンチル、1−メチルペンチル、
3,3−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル、
1,1−ジメチルブチル、1,2−ジメチルブチル、
1,3−ジメチルブチル、2,3−ジメチルブチル、2
−エチルブチルのような「アルキル基」;エテニル、1
−プロペニル、2−プロペニル、1−メチル−2−プロ
ペニル、1−メチル−1−プロペニル、2−メチル−1
−プロペニル、2−メチル−2−プロペニル、2−エチ
ル−2−プロペニル、1−ブテニル、2−ブテニル、1
−メチル−2−ブテニル、1−メチル−1−ブテニル、
3−メチル−2−ブテニル、1−エチル−2−ブテニ
ル、3−ブテニル、1−メチル−3−ブテニル、2−メ
チル−3−ブテニル、1−エチル−3−ブテニル、1−
ペンテニル、2−ペンテニル、1−メチル−2−ペンテ
ニル、2−メチル−2−ペンテニル、3−ペンテニル、
1−メチル−3−ペンテニル、2−メチル−3−ペンテ
ニル、4−ペンテニル、1−メチル−4−ペンテニル、
2−メチル−4−ペンテニル、1−ヘキセニル、2−ヘ
キセニル、3−ヘキセニル、4−ヘキセニル、5−ヘキ
セニルのような「アルケニル基」;エチニル、2−プロ
ピニル、1−メチル−2−プロピニル、2−メチル−2
−プロピニル、2−エチル−2−プロピニル、2−ブチ
ニル、1−メチル−2−ブチニル、2−メチル−2−ブ
チニル、1−エチル−2−ブチニル、3−ブチニル、1
−メチル−3−ブチニル、2−メチル−3−ブチニル、
1−エチル−3−ブチニル、2−ペンチニル、1−メチ
ル−2−ペンチニル、2−メチル−2−ペンチニル、3
−ペンチニル、1−メチル−3−ペンチニル、2−メチ
ル−3−ペンチニル、4−ペンチニル、1−メチル−4
−ペンチニル、2−メチル−4−ペンチニル、2−ヘキ
シニル、3−ヘキシニル、4−ヘキシニル、5−ヘキシ
ニルのようなアルキニル基;トリフルオロメチル、トリ
クロロメチル、ジフルオロメチル、ジクロロメチル、ジ
ブロモメチル、フルオロメチル、2,2,2−トリフル
オロエチル、2,2,2−トリクロロエチル、2−ブロ
モエチル、2−クロロエチル、2−フルオロエチル、2
−ヨードエチル、3−クロロプロピル、4−フルオロブ
チル、6−ヨードヘキシル、2,2−ジブロモエチルの
ような「ハロゲノアルキル基」;2−ヒドロキシエチ
ル、2,3−ジヒドロキシプロピル、3−ヒドロキシプ
ロピル、3,4−ジヒドロキシブチル、4−ヒドロキシ
ブチルのような「ヒドロキシアルキル基」;アセチルメ
チルのような「脂肪族アシルアルキル基」;ベンジル、
フェネチル、3−フェニルプロピル、α−ナフチルメチ
ル、β−ナフチルメチル、ジフェニルメチル、トリフェ
ニルメチル、6−フェニルヘキシル、α−ナフチルジフ
ェニルメチル、9−アンスリルメチルのような「1乃至
3個のアリ−ル基で置換されたアルキル基」、4−メチ
ルベンジル、2,4,6−トリメチルベンジル、3,
4,5−トリメチルベンジル、4−メトキシベンジル、
4−メトキシフェニルジフェニルメチル、2−ニトロベ
ンジル、4−ニトロベンジル、4−クロロベンジル、4
−ブロモベンジル、4−シアノベンジル、4−シアノベ
ンジルジフェニルメチル、ビス(2−ニトロフェニル)
メチル、ピペロニル、4−メトキシカルボニルベンジル
のようなアルキル、アルコキシ、ニトロ、ハロゲン、シ
アノ、アルコキシカルボニル基でアリ−ル環が置換され
た1乃至3個のアリ−ル基で置換されたアルキル基等の
「アラルキル基」;トリメチルシリル、トリエチルシリ
ル、イソプロピルジメチルシリル、t−ブチルジメチル
シリル、メチルジイソプロピルシリル、メチルジt−ブ
チルシリル、トリイソプロピルシリル、メチルジフェニ
ルシリル、イソプロピルジフェニルシリル、ブチルジフ
ェニルシリル、フェニルジイソプロピルシリルのような
「シリル基」を挙げることができ、好適には、C1−C6
アルキル基、またはC7−C10アラルキル基であり、更
に好適にはC1−C6アルキル基であり、特に好適にはC
1−C4アルキル基である。
【0158】なお、上述または後述の置換基群α及び/
又は置換基群γから選択される基で置換された基を持つ
化合物においては、所望により上述の保護基等で保護
し、後述する方法にて保護基を除去する。
【0159】第A1工程は、一般式(V)を有する化合
物を製造する工程であり、不活性溶媒中、ホスフィン類
(好適には、トリブチルホスフィン又はトリフェニルホ
スフィンである。)及びアゾジカルボン酸化合物類(好
適には、アゾジカルボン酸ジエチル又は1,1−アゾジ
カルボニルジピペリジンである。)の存在下、一般式
(III)を有する化合物と一般式(IV)を有する化
合物を反応させることにより行われる。
【0160】上記反応に使用される不活性溶媒は、本反
応に不活性なものであれば特に限定はされないが、例え
ば、ヘキサン、ヘプタン、リグロイン、石油エーテルの
ような脂肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレ
ンのような芳香族炭化水素類;クロロホルム、ジクロロ
メタン、1,2−ジクロロエタン、四塩化炭素のような
ハロゲン化炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロ
ピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメ
トキシエタン、ジエチレングリコールジメチルエーテル
のようなエーテル類;ジメチルホルムアミド、ジメチル
アセトアミド、ヘキサメチルリン酸トリアミドのような
アミド類;又は上記溶媒の混合溶媒;であり、好適に
は、脂肪族炭化水素類、芳香族炭化水素類、ハロゲン化
炭化水素類、エーテル類又は上記溶媒の混合溶媒(更に
好適には、芳香族炭化水素類又はエーテル類であり、特
に好適には、トルエン又はテトラヒドロフラン)であ
る。
【0161】反応温度は、原料化合物、溶媒等により異
なるが、通常、−20℃乃至150℃(好適には、0℃
乃至60℃)である。
【0162】反応時間は、原料化合物、溶媒、反応温度
等により異なるが、通常、30分間乃至5日間(好適に
は、5時間乃至72時間)である。
【0163】反応終了後、本反応の目的化合物(V)は
常法に従って、反応混合物から採取される。例えば、不
溶物が存在する場合には濾過により除去した後、水と酢
酸エチルのような混和しない有機溶媒を加え、目的化合
物を含む有機層を分離し、水等で洗浄後、無水硫酸マグ
ネシウム、無水硫酸ナトリウム、無水炭酸水素ナトリウ
ム等で乾燥後、溶剤を留去することによって得られる。
得られた目的化合物は必要ならば、常法、例えば再結
晶、再沈殿等の通常、有機化合物の分離精製に慣用され
ている方法を適宜組合せ、クロマトグラフィーを応用
し、適切な溶離剤で溶出することによって分離、精製す
ることができる。
【0164】第A2工程は、一般式(I)を有する化合
物を製造する工程であり、不活性溶媒の存在下又は非存
在下(好適には、存在下)、化合物(V)を酸と反応さ
せ、Aaにおけるトリフェニルメチル基を除去した後、
所望によりR1a、XaならびにBおよびR7におけるアミ
ノ基、ヒドロキシイミノ基、水酸基及び/又はチオール
基の保護基及び/またはカルボキシル基の保護基である
11を除去することにより行われる。
【0165】上記前段の反応に使用される酸は、通常の
反応において酸触媒として使用されるものであれば特に
限定はないが、例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、過塩
素酸、燐酸のような無機酸;酢酸、蟻酸、蓚酸、メタン
スルホン酸、p−トルエンスルホン酸、カンファースル
ホン酸、トリフルオロ酢酸、トリフルオロメタンスルホ
ン酸のような有機酸等のブレンステッド酸;塩化亜鉛、
四塩化スズ、ボロントリクロリド、ボロントリフルオリ
ド、ボロントリブロミドのようなルイス酸;酸性イオン
交換樹脂;であり、好適には、無機酸又は有機酸(特に
好適には、塩酸、酢酸又はトリフルオロ酢酸)である。
【0166】上記前段の反応に使用される不活性溶媒
は、本反応に不活性なものであれば特に限定はされない
が、例えば、ヘキサン、ヘプタン、リグロイン、石油エ
ーテルのような脂肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエ
ン、キシレンのような芳香族炭化水素類;クロロホル
ム、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、四塩化
炭素のようなハロゲン化炭化水素類;酢酸メチル、酢酸
エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、炭酸ジエチルのよ
うなエステル類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシ
エタン、ジエチレングリコールジメチルエーテルのよう
なエーテル類;メタノ−ル、エタノ−ル、n−プロパノ
−ル、イソプロパノ−ル、n−ブタノ−ル、イソブタノ
−ル、t−ブタノ−ル、イソアミルアルコ−ル、ジエチ
レングリコール、グリセリン、オクタノール、シクロヘ
キサノール、メチルセロソルブのようなアルコ−ル類;
ホルムアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミド、ヘキサメチルリン酸トリアミドのようなアミド
類;水;或は水又は上記溶媒の混合溶媒;であり、好適
には、エーテル類、アルコ−ル類又は水(特に好適に
は、ジオキサン、テトラヒドロフラン、エタノール又は
水)である。
【0167】反応温度は、原料化合物、使用される酸、
溶媒等により異なるが、通常、−20℃乃至沸点温度
(好適には、0℃乃至100℃)である。
【0168】反応時間は、原料化合物、使用される酸、
溶媒、反応温度等により異なるが、通常、15分間乃至
48時間(好適には、30分間乃至20時間)である。
【0169】また、本工程は、不活性溶媒中、大気圧下
乃至加圧下(好適には、加圧下)化合物(V)に接触還
元反応を行い、Aaにおけるトリフェニルメチル基を除
去した後、所望によりR1a、XaならびにBおよびR7
おけるアミノ基、ヒドロキシイミノ基、水酸基及び/又
はチオール基の保護基及び/又はカルボキシル基の保護
基であるR11を除去することにより、目的化合物(I)
を製造することもできる。
【0170】上記接触還元反応に使用される触媒は、通
常の接触還元反応において使用されるものであれば特に
限定はされないが、例えば、パラジウム−炭素、ラネ−
ニッケル、ロジウム−酸化アルミニウム、トリフェニル
ホスフィン−酸化ロジウム、パラジウム−硫酸バリウ
ム、パラジウム黒、酸化白金、白金黒であり、好適に
は、パラジウム−炭素である。
【0171】上記接触還元反応に使用される不活性溶媒
は、本反応に不活性なものであれば特に限定はされない
が、例えば、ヘキサン、ヘプタン、リグロイン、石油エ
ーテルのような脂肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエ
ン、キシレンのような芳香族炭化水素類;クロロホル
ム、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、四塩化
炭素のようなハロゲン化炭化水素類;ジエチルエーテ
ル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン、ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジ
メチルエーテルのようなエーテル類;メタノ−ル、エタ
ノ−ル、n−プロパノ−ル、イソプロパノ−ル、n−ブ
タノ−ル、イソブタノ−ル、t−ブタノ−ル、イソアミ
ルアルコ−ル、ジエチレングリコール、グリセリン、オ
クタノール、シクロヘキサノール、メチルセロソルブの
ようなアルコ−ル類;ホルムアミド、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルリン酸トリ
アミドのようなアミド類;酢酸、トリフルオロ酢酸のよ
うな有機酸類;又は上記溶媒の混合溶媒;であり、好適
には、エーテル類、アルコ−ル類又は有機酸類(特に好
適には、アルコ−ル類)である。
【0172】反応温度は、原料化合物、使用される触
媒、溶媒等により異なるが、通常、0℃乃至100℃
(好適には、10℃乃至50℃)である。
【0173】反応時間は、原料化合物、使用される触
媒、溶媒、反応温度等により異なるが、通常、30分間
乃至48時間(好適には、1時間乃至24時間)であ
る。
【0174】アミノ基、水酸基及びチオール基の保護基
の除去はその種類によって異なるが、一般に有機合成化
学の技術において周知の方法、例えば、T.W.Green,(Pr
otective Groups in Organic Synthesis),John Wiley
& Sons:J.F.W.McOmis,(Protective Groups in Organic
Chemistry),Plenum Pressに記載の方法により以下のよ
うに行うことができる。
【0175】アミノ基の保護基が、シリル類である場合
には、通常、弗化テトラブチルアンモニウム、弗化水素
酸、弗化水素酸−ピリジン、弗化カリウムのような弗素
アニオンを生成する化合物で処理することにより除去さ
れる。
【0176】上記反応に使用される溶媒は、反応を阻害
しないものであれば特に限定はないが、例えば、ジエチ
ルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエチレングリ
コールジメチルエーテルのようなエ−テル類が好適であ
る。
【0177】反応温度及び反応時間は、特に限定はない
が、通常、0℃乃至50℃で10時間乃至18時間実施
される。
【0178】アミノ基の保護基が、脂肪族アシル類、芳
香族アシル類、アルコキシカルボニル類又はシッフ塩基
を形成する置換されたメチレン基である場合には、水性
溶媒の存在下に、酸又は塩基で処理することにより除去
することができる。
【0179】上記反応に使用される酸としては、通常酸
として使用されるもので反応を阻害しないものであれば
特に限定はないが、例えば、臭化水素酸、塩酸、硫酸、
過塩素酸、燐酸、硝酸のような無機酸であり、好適には
塩酸である。
【0180】上記反応に使用される塩基としては、化合
物の他の部分に影響を与えないものであれば特に限定は
ないが、好適には、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウムのようなアルカリ金属炭酸塩類;水酸化リチ
ウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムのようなアル
カリ金属水酸化物類;リチウムメトキシド、ナトリウム
メトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウム−t−ブ
トキシドのような金属アルコキシド類;アンモニア水、
濃アンモニア−メタノ−ルのようなアンモニア類;が用
いられる。
【0181】上記反応に使用される溶媒としては、通常
の加水分解反応に使用されるものであれば特に限定はな
いが、例えば、メタノ−ル、エタノ−ル、n−プロパノ
−ル、イソプロパノ−ル、n−ブタノ−ル、イソブタノ
−ル、t−ブタノ−ル、イソアミルアルコ−ル、ジエチ
レングリコール、グリセリン、オクタノール、シクロヘ
キサノール、メチルセロソルブのようなアルコ−ル類;
ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエチレ
ングリコールジメチルエーテルのようなエ−テル類;
水;水と上記有機溶媒との混合溶媒;であり、好適には
エーテル類(特に好適にはジオキサン)である。
【0182】反応温度及び反応時間は、原料化合物、溶
媒及び使用される酸または塩基等により異なり、特に限
定はないが、副反応を抑制するために、通常、0℃乃至
150℃で、1 時間乃至10時間反応させる。
【0183】アミノ基の保護基が、アラルキル類又はア
ラルキルオキシカルボニル類である場合には、通常、不
活性溶媒中、還元剤と接触させることにより(好適に
は、触媒下、常温にて接触還元)除去する方法又は酸化
剤を用いて除去する方法が好適である。
【0184】接触還元による除去に使用される溶媒とし
ては、本反応に不活性なものであれば特に限定はない
が、例えば、ヘキサン、ヘプタン、リグロイン、石油エ
ーテルのような脂肪族炭化水素類;トルエン、ベンゼ
ン、キシレンのような芳香族炭化水素類;酢酸メチル、
酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、炭酸ジエチル
のようなエステル類;ジエチルエーテル、ジイソプロピ
ルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメト
キシエタン、ジエチレングリコールジメチルエーテルの
ようなエ−テル類;メタノ−ル、エタノ−ル、n−プロ
パノ−ル、イソプロパノ−ル、n−ブタノ−ル、イソブ
タノ−ル、t−ブタノ−ル、イソアミルアルコ−ル、ジ
エチレングリコール、グリセリン、オクタノール、シク
ロヘキサノール、メチルセロソルブのようなアルコ−ル
類;酢酸のような有機酸類;水;上記溶媒と水との混合
溶媒;であり、好適には、アルコ−ル類、エーテル類、
有機酸類又は水(特に好適には、アルコール類又は有機
酸類)である。
【0185】接触還元による除去に使用される使用され
る触媒としては、通常、接触還元反応に使用されるもの
であれば、特に限定はないが、好適には、パラジウム−
炭素、ラネ−ニッケル、酸化白金、白金黒、ロジウム−
酸化アルミニウム、トリフェニルホスフィン−塩化ロジ
ウム、パラジウム−硫酸バリウムが用いられる。
【0186】圧力は、特に限定はないが、通常1乃至1
0気圧で行なわれる。
【0187】反応温度及び反応時間は、原料化合物、触
媒、溶媒等により異なるが、通常、0℃乃至100℃
で、5分間乃至24時間実施される。
【0188】酸化による除去において使用される溶媒と
しては、本反応に関与しないものであれば特に限定はな
いが、好適には、含水有機溶媒である。
【0189】このような有機溶媒としては、例えば、ク
ロロホルム、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタ
ン、四塩化炭素のようなハロゲン化炭化水素類;アセト
ニトリルのようなニトリル類、ジエチルエーテル、ジイ
ソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジメチル
エーテルのようなエ−テル類;アセトンのようなケトン
類;ホルムアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド、ヘキサメチルリン酸トリアミドのようなア
ミド類;及びジメチルスルホキシドのようなスルホキシ
ド類;スルホラン;であり、好適には、ハロゲン化炭化
水素類、エ−テル類又はスルホキシド類(特に好適に
は、ハロゲン化炭化水素類又はスルホキシド類)であ
る。
【0190】使用される酸化剤としては、酸化に使用さ
れる化合物であれば特に限定はないが、好適には、過硫
酸カリウム、過硫酸ナトリウム、アンモニウムセリウム
ナイトレイト(CAN)、2,3−ジクロロ−5,6−
ジシアノ−p−ベンゾキノン(DDQ)が用いられる。
【0191】反応温度及び反応時間は、原料化合物、触
媒、溶媒等により異なるが、通常、0℃乃至150℃
で、10分間乃至24時間実施される。
【0192】アミノ基の保護基がアルケニルオキシカル
ボニル類である場合は、通常、アミノ基の保護基が前記
の脂肪族アシル類、芳香族アシル類、アルコキシカルボ
ニル類又はシッフ塩基を形成する置換されたメチレン基
である場合の除去反応の条件と同様にして、塩基と処理
することにより行われる。
【0193】尚、アリルオキシカルボニル基の場合は、
特に、パラジウム、及びトリフェニルホスフィン若しく
はニッケルテトラカルボニルを使用して除去する方法が
簡便で、副反応が少なく実施することができる。
【0194】ヒドロキシイミノ基、水酸基及びチオール
基の保護基として、シリル類を使用した場合には、通
常、弗化テトラブチルアンモニウム、弗化水素酸、弗化
水素酸−ピリジン、弗化カリウムのような弗素アニオン
を生成する化合物で処理するか、又は、塩酸、臭化水素
酸、硫酸、過塩素酸、燐酸のような無機酸又は酢酸、蟻
酸、蓚酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン
酸、カンファースルホン酸、トリフルオロ酢酸、トリフ
ルオロメタンスルホン酸のような有機酸で処理すること
により除去できる。
【0195】尚、弗素アニオンにより除去する場合に、
蟻酸、酢酸、プロピオン酸のような有機酸を加えること
によって、反応が促進することがある。
【0196】上記反応に使用される不活性溶媒として
は、本反応に不活性なものであれば特に限定はされない
が、好適には、ジエチルエ−テル、ジイソプロピルエ−
テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエ
タン、ジエチレングリコールジメチルエーテルのような
エ−テル類;アセトニトリル、イソブチロニトリルのよ
うなニトリル類;酢酸のような有機酸;水;上記溶媒の
混合溶媒;である。
【0197】反応温度及び反応時間は、原料化合物、触
媒、溶媒等により異なるが、通常、0℃乃至100℃
(好適には、10℃乃至50℃)で、1時間乃至24時
間実施される。
【0198】ヒドロキシイミノ基、水酸基の保護基及び
チオール基が、アラルキル類又はアラルキルオキシカル
ボニル類である場合には、通常、不活性溶媒中、還元剤
と接触させることにより(好適には、触媒下、常温にて
接触還元)除去する方法又は水酸基の保護基の場合には
酸化剤を用いて除去する方法が好適である。
【0199】接触還元による除去に使用される溶媒とし
ては、本反応に関与しないものであれば特に限定はない
が、ヘキサン、ヘプタン、リグロイン、石油エーテルの
ような脂肪族炭化水素類;トルエン、ベンゼン、キシレ
ンのような芳香族炭化水素類;酢酸エチル、酢酸プロピ
ルのようなエステル類;ジエチルエ−テル、ジイソプロ
ピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメ
トキシエタン、ジエチレングリコールジメチルエーテル
のようなエ−テル類;メタノ−ル、エタノ−ル、n−プ
ロパノール、イソプロパノ−ル、n−ブタノ−ル、イソ
ブタノ−ル、t−ブタノ−ル、イソアミルアルコ−ル、
ジエチレングリコール、グリセリン、オクタノール、シ
クロヘキサノール、メチルセロソルブのようなアルコ−
ル類;ホルムアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチル
アセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン、ヘキサメ
チルリン酸トリアミドのようなアミド類;蟻酸、酢酸の
ような脂肪酸類;水;上記溶媒の混合溶媒;であり、好
適にはアルコ−ル類(特に好適にはメタノール)であ
る。
【0200】接触還元による除去に使用される触媒とし
ては、通常、接触還元反応に使用されるものであれば、
特に限定はないが、例えば、パラジウム−炭素、パラジ
ウム−黒、ラネ−ニッケル、酸化白金、白金黒、ロジウ
ム−酸化アルミニウム、トリフェニルホスフィン−塩化
ロジウム、パラジウム−硫酸バリウムであり、好適には
パラジウム−炭素である。
【0201】圧力は、特に限定はないが、通常1乃至1
0気圧で行なわれる。
【0202】反応温度及び反応時間は、原料化合物、触
媒、溶媒等により異なるが、通常、0℃乃至100℃
(好適には、20℃乃至70℃)、5分間乃至48時間
(好適には、1時間乃至24時間)である。
【0203】酸化による除去において使用される溶媒と
しては、本反応に関与しないものであれば特に限定はな
いが、好適には、含水有機溶媒である。
【0204】このような有機溶媒として好適には、アセ
トンのようなケトン類、メチレンクロリド、クロロホル
ム、四塩化炭素のようなハロゲン化炭化水素類、アセト
ニトリルのようなニトリル類、ジエチルエ−テル、テト
ラヒドロフラン、ジオキサンのようなエ−テル類、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチ
ルリン酸トリアミドのようなアミド類及びジメチルスル
ホキシドのようなスルホキシド類を挙げることができ
る。
【0205】使用される酸化剤としては、酸化に使用さ
れる化合物であれば特に限定はないが、好適には、過硫
酸カリウム、過硫酸ナトリウム、アンモニウムセリウム
ナイトレイト(CAN)、2,3−ジクロロ−5,6−
ジシアノ−p−ベンゾキノン(DDQ)が用いられる。
【0206】反応温度及び反応時間は、原料化合物、触
媒、溶媒等により異なるが、通常、0℃乃至150℃
で、10分間乃至24時間実施される。
【0207】また、液体アンモニア中若しくはメタノ−
ル、エタノ−ル、n−プロプアノール、イソプロパノ−
ル、n−ブタノ−ル、イソブタノ−ル、t−ブタノ−
ル、イソアミルアルコ−ル、ジエチレングリコール、グ
リセリン、オクタノール、シクロヘキサノール、メチル
セロソルブのようなアルコ−ル類中において、−78℃
乃至0℃で、金属リチウム、金属ナトリウムのようなア
ルカリ金属類を作用させることによっても除去できる。
【0208】更に、溶媒中、塩化アルミニウム−沃化ナ
トリウム又はトリメチルシリルイオダイドのようなアル
キルシリルハライド類を用いて除去することができる。
【0209】使用される溶媒としては、本反応に関与し
ないものであれば特に限定はないが、好適には、メチレ
ンクロリド、クロロホルム、四塩化炭素のようなハロゲ
ン化炭化水素類;アセトニトリルのようなニトリル類;
上記溶媒の混合溶媒;が挙げられる。
【0210】反応温度及び反応時間は、原料化合物、溶
媒等により異なるが、通常は0℃乃至50℃で、5分間
乃至72時間実施される。
【0211】尚、反応基質が硫黄原子を有する場合は、
好適には、塩化アルミニウム−沃化ナトリウムが用いら
れる。
【0212】ヒドロキシイミノ基、水酸基及びチオール
基の保護基が、脂肪族アシル類、芳香族アシル類又はア
ルコキシカルボニル基類である場合には、溶媒中、塩基
で処理することにより除去される。
【0213】上記反応において使用される塩基として
は、化合物の他の部分に影響を与えないものであれば特
に限定はないが、例えば、炭酸リチウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウムのようなアルカリ金属炭酸塩類;炭酸
水素リチウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム
のようなアルカリ金属重炭酸塩類;水酸化リチウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウムのようなアルカリ金属
水酸化物類;リチウムメトキシド、ナトリウムメトキシ
ド、ナトリウムエトキシド、カリウム−t−ブトキシド
のような金属アルコキシド類;アンモニア水、濃アンモ
ニア−メタノ−ルのようなアンモニア類;であり、好適
には、アルカリ金属水酸化物類、金属アルコキシド類又
はアンモニア類(特に好適には、アルカリ金属水酸化物
類又は金属アルコキシド類)である。
【0214】使用される溶媒としては、通常の加水分解
反応に使用されるものであれば特に限定はないが、例え
ば、ジエチルエ−テル、ジイソプロピルエーテル、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエ
チレングリコールジメチルエーテルのようなエ−テル
類;メタノ−ル、エタノ−ル、n−プロパノール、イソ
プロパノ−ル、n−ブタノ−ル、イソブタノ−ル、t−
ブタノ−ル、イソアミルアルコ−ル、ジエチレングリコ
ール、グリセリン、オクタノール、シクロヘキサノー
ル、メチルセロソルブのようなアルコ−ル類;水;上記
溶媒の混合溶媒が好適である。
【0215】反応温度及び反応時間は、原料化合物、使
用される塩基、溶媒等により異なり特に限定はないが、
副反応を抑制するために、通常、−20℃乃至150℃
で、1時間乃至10時間実施される。
【0216】ヒドロキシイミノ基、水酸基の保護基が、
アルコキシメチル類、テトラヒドロピラニル類、テトラ
ヒドロチオピラニル類、テトラヒドロフラニル類、テト
ラヒドロチオフラニル類又は置換されたエチル類である
場合には、通常、溶媒中、酸で処理することにより除去
される。
【0217】使用される酸としては、通常、ブレンステ
ッド酸又はルイス酸として使用されるものであれば特に
限定はなく、好適には、塩化水素;塩酸、硫酸、硝酸の
ような無機酸;又は酢酸、トリフルオロ酢酸、メタンス
ルホン酸、p−トルエンスルホン酸のような有機酸等の
ブレンステッド酸:三弗化ホウ素のようなルイス酸であ
るが、ダウエックス50Wのような強酸性の陽イオン交
換樹脂も使用することができる。
【0218】上記反応に使用される溶媒としては、本反
応に不活性なものであれば特に限定はないが、例えば、
ヘキサン、ヘプタン、リグロイン、石油エーテルのよう
な脂肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレンの
ような芳香族炭化水素類;メチレンクロリド、クロロホ
ルム、四塩化炭素、ジクロロエタン、クロロベンゼン、
ジクロロベンゼンのようなハロゲン化炭化水素類;蟻酸
エチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、炭酸
ジエチルのようなエステル類;ジエチルエ−テル、ジイ
ソプロピルエ−テル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジメチル
エーテルのようなエ−テル類;メタノ−ル、エタノ−
ル、n−プロパノ−ル、イソプロパノ−ル、n−ブタノ
−ル、イソブタノ−ル、t−ブタノ−ル、イソアミルア
ルコ−ル、ジエチレングリコール、グリセリン、オクタ
ノール、シクロヘキサノール、メチルセロソルブのよう
なアルコ−ル類;アセトン、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトン、イソホロン、シクロヘキサノンの
ようなケトン類;水;上記溶媒の混合溶媒;であり、好
適には、エ−テル類(特に好適には、テトラヒドロフラ
ン)又はアルコール類(特に好適には、メタノール)で
ある。
【0219】反応温度及び反応時間は、原料化合物、使
用される酸、溶媒等により異なるが、通常、−10℃乃
至200℃(好適には、0乃至150℃)で、5分間乃
至48時間(好適には、30分間乃至10時間)であ
る。
【0220】ヒドロキシイミノ基、水酸基の保護基が、
アルケニルオキシカルボニル類である場合は、通常、水
酸基の保護基が前記の脂肪族アシル類、芳香族アシル類
又はアルコキシカルボニル類である場合の除去反応の条
件と同様にして、塩基と処理することにより達成され
る。
【0221】尚、アリルオキシカルボニル基の場合は、
特にパラジウム、及びトリフェニルホスフィン、又はビ
ス(メチルジフェニルホスフィン)(1,5−シクロオ
クタジエン)イリジウム(I)・ヘキサフルオロホスフ
ェートを使用して除去する方法が簡便で、副反応が少な
く実施することができる。
【0222】なお、前述された、化合物(V)と酸を接
触させる反応または化合物(V)に接触還元反応を行う
ことにより、アミノ基、ヒドロキシイミノ基、水酸基及
び/又はチオール基の保護基が同時に除去されることも
ある。
【0223】また、アミノ基、ヒドロキシイミノ基、水
酸基及び/又はチオール基の保護基の除去は、順不同で
希望する除去反応を順次実施することができる。
【0224】カルボキシル基の保護基は、水性溶媒の存
在下に、酸又は塩基で処理することにより除去すること
ができる。上記反応に使用される酸としては、通常酸と
して使用されるもので反応を阻害しないものであれば特
に限定はないが、例えば、臭化水素酸、塩酸、硫酸、過
塩素酸、燐酸、硝酸のような無機酸であり、好適には塩
酸である。
【0225】上記反応に使用される塩基としては、化合
物の他の部分に影響を与えないものであれば特に限定は
ないが、好適には、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウムのようなアルカリ金属炭酸塩類;水酸化リチ
ウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムのようなアル
カリ金属水酸化物類;リチウムメトキシド、ナトリウム
メトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウム−t−ブ
トキシドのような金属アルコキシド類;アンモニア水、
濃アンモニア−メタノ−ルのようなアンモニア類;が用
いられる。
【0226】上記反応に使用される溶媒としては、通常
の加水分解反応に使用されるものであれば特に限定はな
いが、例えば、メタノ−ル、エタノ−ル、n−プロパノ
−ル、イソプロパノ−ル、n−ブタノ−ル、イソブタノ
−ル、t−ブタノ−ル、イソアミルアルコ−ル、ジエチ
レングリコール、グリセリン、オクタノール、シクロヘ
キサノール、メチルセロソルブのようなアルコ−ル類;
ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエチレ
ングリコールジメチルエーテルのようなエ−テル類;
水;水と上記有機溶媒との混合溶媒;であり、好適には
エーテル類(特に好適にはジオキサン)である。
【0227】反応温度及び反応時間は、原料化合物、溶
媒及び使用される酸若しくは塩基等により異なり、特に
限定はないが、副反応を抑制するために、通常、0℃乃
至150℃で、1 時間乃至10時間反応させる。反応終
了後、本反応の目的化合物(I)は常法に従って、反応
混合物から採取される。例えば、反応混合物を適宜中和
し、又、不溶物が存在する場合には濾過により除去した
後、水と酢酸エチルのような混和しない有機溶媒を加
え、目的化合物を含む有機層を分離し、水等で洗浄後、
無水硫酸マグネシウム、無水硫酸ナトリウム、無水炭酸
水素ナトリウム等で乾燥後、溶剤を留去することによっ
て得られる。得られた目的化合物は必要ならば、常法、
例えば再結晶、再沈殿等の通常、有機化合物の分離精製
に慣用されている方法を適宜組合せ、クロマトグラフィ
ーを応用し適切な溶離剤で溶出することによって分離、
精製することができる。 (B法)B法は、化合物(I)において、Aが、式(I
I−a)、(II−b)又は(II−c)を有する基で
ある化合物(XIII)、(XIV)または(XII)
を製造する工程である。
【0228】
【化18】 式中、R1乃至R6、R1a、X、Xa、Y、Z、Q、n、
q及びmは前述と同意義をしめし、Dはハロゲン原子を
示し、Eは酸素原子又は硫黄原子を示す。
【0229】第B1工程は、一般式(VIII)を有す
る化合物を製造する工程であり、不活性溶媒の存在下又
は非存在下(好適には存在下)、化合物(VI)と塩基
を反応させた後、一般式(VII)を有する化合物と反
応させることにより行われる。
【0230】上記反応に使用される塩基は、例えば、炭
酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムのようなア
ルカリ金属炭酸塩類;炭酸水素リチウム、炭酸水素ナト
リウム、炭酸水素カリウムのようなアルカリ金属重炭酸
塩類;水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリ
ウムのようなアルカリ金属水素化物類;水酸化リチウ
ム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムのようなアルカ
リ金属水酸化物類;リチウムメトキシド、ナトリウムメ
トキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムt−ブトキ
シドのようなアルカリ金属アルコキシド類;トリエチル
アミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルエチルアミ
ン、N−メチルモルホリン、ピリジン、4−(N,N−
ジメチルアミノ)ピリジン、N,N−ジメチルアニリ
ン、N,N−ジエチルアニリン、1,5−ジアザビシク
ロ[4.3.0]ノナ−5−エン、1,4−ジアザビシ
クロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8−
ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン(DB
U)のような有機アミン類;であり、好適にはアルカリ
金属水素化物類(特に好適には水素化ナトリウム)であ
る。
【0231】上記反応に使用される不活性溶媒は、本反
応に不活性なものであれば特に限定はされないが、例え
ば、ヘキサン、ヘプタン、リグロイン、石油エーテルの
ような脂肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレ
ンのような芳香族炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイ
ソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジメチル
エーテルのようなエーテル類;ジメチルホルムアミド、
ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルリン酸トリアミド
のようなアミド類;又は上記溶媒の混合溶媒;であり、
好適には、アミド類(特に好適にはジメチルホルムアミ
ド)である。
【0232】化合物(VI)と塩基を反応させる際の反
応温度は、原料化合物、使用される塩基、溶媒等により
異なるが、通常、−50℃乃至200℃(好適には、0
℃乃至120℃)である。
【0233】化合物(VI)と塩基を反応させる際の反
応時間は、原料化合物、使用される塩基、溶媒、反応温
度等により異なるが、通常、15分間乃至24時間(好
適には、1時間分乃至10時間)である。
【0234】化合物(VI)と化合物(VII)を反応
させる際の反応温度は、通常、−20℃乃至200℃
(好適には、0℃乃至150℃)である。
【0235】化合物(VI)と化合物(VII)を反応
させる際の反応時間は、通常、30分間乃至48時間
(好適には、1時間乃至24時間)である。
【0236】反応終了後、本反応の目的化合物(VII
I)は常法に従って、反応混合物から採取される。例え
ば、反応混合物を適宜中和し、又、不溶物が存在する場
合には濾過により除去した後、水と酢酸エチルのような
混和しない有機溶媒を加え、目的化合物を含む有機層を
分離し、水等で洗浄後、無水硫酸マグネシウム、無水硫
酸ナトリウム、無水炭酸水素ナトリウム等で乾燥後、溶
剤を留去することによって得られる。得られた目的化合
物は必要ならば、常法、例えば再結晶、再沈殿等の通
常、有機化合物の分離精製に慣用されている方法を適宜
組合せ、クロマトグラフィーを応用し、適切な溶離剤で
溶出することによって分離、精製することができる。
【0237】第B2工程は、一般式(X)を有する化合
物を製造する工程であり、不活性溶媒中、酢酸ナトリウ
ム、ピペリジニウムアセテート、ピペリジニウムベンゾ
エートのような触媒の存在下又は非存在下(好適には存
在下)、化合物(VIII)と一般式(IX)を有する
化合物を反応させることにより行われる。
【0238】上記反応に使用される不活性溶媒は、本反
応に不活性なものであれば特に限定はされないが、例え
ば、ヘキサン、ヘプタン、リグロイン、石油エーテルの
ような脂肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレ
ンのような芳香族炭化水素類;クロロホルム、ジクロロ
メタン、1,2−ジクロロエタン、四塩化炭素のような
ハロゲン化炭化水素類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸
プロピル、酢酸ブチル、炭酸ジエチルのようなエステル
類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエ
チレングリコールジメチルエーテルのようなエーテル
類;メタノ−ル、エタノ−ル、n−プロパノ−ル、イソ
プロパノ−ル、n−ブタノ−ル、イソブタノ−ル、t−
ブタノ−ル、イソアミルアルコ−ル、ジエチレングリコ
ール、グリセリン、オクタノール、シクロヘキサノー
ル、メチルセロソルブのようなアルコ−ル類;アセトニ
トリル、イソブチロニトリルのようなニトリル類;ホル
ムアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、ヘキサメチルリン酸トリアミドのようなアミド類;
又は上記溶媒の混合溶媒;であり、好適には、アミド類
(特に好適には、ジメチルホルムアミド又はジメチルア
セトアミド)である。
【0239】反応温度は、原料化合物、使用される触
媒、溶媒等により異なるが、通常、0℃乃至200℃
(好適には、10℃乃至150℃)である。
【0240】反応時間は、原料化合物、使用される触
媒、溶媒、反応温度等により異なるが、通常、1時間乃
至50時間(好適には、2時間乃至24時間)である。
【0241】反応終了後、本反応の目的化合物(X)は
常法に従って、反応混合物から採取される。例えば、反
応混合物を適宜中和し、又、不溶物が存在する場合には
濾過により除去した後、水と酢酸エチルのような混和し
ない有機溶媒を加え、目的化合物を含む有機層を分離
し、水等で洗浄後、無水硫酸マグネシウム、無水硫酸ナ
トリウム、無水炭酸水素ナトリウム等で乾燥後、溶剤を
留去することによって得られる。得られた目的化合物は
必要ならば、常法、例えば再結晶、再沈殿等の通常、有
機化合物の分離精製に慣用されている方法を適宜組合
せ、クロマトグラフィーを応用し、適切な溶離剤で溶出
することによって分離、精製することができる。
【0242】第B3工程は、一般式(XI)を有する化
合物を製造する工程であり、不活性溶媒中、化合物
(X)に接触還元反応を行うことにより行われる。接触
還元反応は、前記A法第A2工程と同様に行われる。
【0243】また、本工程は、化合物(X)と金属水素
化物を反応させることによっても行われる。化合物
(X)と金属水素化物を反応させる方法は、WO93/
1309Aに開示された方法に準じて行うことができ
る。
【0244】第B4工程は、一般式(XII)を有する
化合物を製造する工程であり、不活性溶媒中、アミノ
基、ヒドロキシイミノ基及び/又は水酸基の保護基を除
去する反応を行うことにより行われる。アミノ基、ヒド
ロキシイミノ基及び/又は水酸基の保護基を除去する反
応は前記A法第A2工程と同様に行われる。
【0245】第B5工程は、一般式(XIII)を有す
る化合物を製造する工程であり、化合物(X)におい
て、Eが硫黄原子である化合物(X)のR1a及びXa
おけるアミノ基、ヒドロキシイミノ基及び/又は水酸基
の保護基を除去することにより行われ、本工程は、前記
A法第A2工程のアミノ基、ヒドロキシイミノ基及び/
又は水酸基の保護基を除去する方法と同様に行われる。
【0246】第B6工程は、一般式(XIV)を有する
化合物を製造する工程であり、不活性溶媒中、化合物
(XIII)に接触還元反応を行うことにより行われ
る。接触還元反応は、前記A法第A2工程と同様に行わ
れる。
【0247】また、本工程は、化合物(XIII)と金
属水素化物を反応させることによっても行われる。化合
物(XIII)と金属水素化物を反応させる方法は、W
O93/1309Aに開示された方法に準じて行うこと
ができる。 (C法)C法は、化合物(I)を合成する別法である。
【0248】
【化19】 上記式中、R1乃至R6、R1a、X、Xa、Y、Z、A、
Aa、Q,n及びqは、前述したものと同意義を示し、
Bocはt−ブトキシカルボニル基を示し、Gは「保護
されていてもよいホルミル基」または「保護されていて
もよいカルボキシル基」を意味する。
【0249】上記Gにおいて、「保護されていてもよい
ホルミル基」の「保護基」は、有機合成化学の分野で使
用されるホルミル基の保護基であれば特に限定はされな
いが、例えば、ジメトキシメチル、ジエトキシメチル、
ジプロポキシメチル、ジブトキシメチルのような前記C
1−C6アルコキシで置換されたメチル基、1,3−ジオ
キサン−2−イル、1、3−ジオキソラン−2−イル、
1,3−ジチアン−2−イル、1,3−ジチオラン−2
−イルであり、好適には、ジメトキシメチル、ジエトキ
シメチル、1、3−ジオキソラン−2−イル又は1,3
−ジチアン−2−イルである。
【0250】上記Gにおいて、「保護されていてもよい
カルボキシル基」の「保護基」は、有機合成化学の分野
で使用されるカルボキシル基の保護基であれば特に限定
はされないが、例えば、メチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、s−ブチル、t−ブチルのような
1−C6アルキル基、ベンジル、フェネチル、3−フェ
ニルプロピル、1−ナフチルメチル、ジフェニルメチ
ル、トリフェニルメチル、4−メチルベンジル、4−メ
トキシベンジル、4−ニトロベンジル、4−フルオロベ
ンジル、4−シアノベンジルのようなC1−C6アルキ
ル、C1−C6アルコキシ、ニトロ、ハロゲン若しくはシ
アノで置換されていてもよい1乃至3個のC 6−C10
リールで置換されたC1−C6アルキル基であり、好適に
は、C1−C6アルキル基又はベンジル基である。
【0251】第C1工程は、一般式(V)を有する化合
物を製造する工程であり、一般式(XV)を有する化合
物と一般式(XVI)を有する化合物を反応させること
により行われる。
【0252】化合物(XV)においてGがホルミル基で
ある場合、不活性溶媒中、化合物(XV)と化合物(X
VI)を反応させた後、アミノ基の保護基であるt−ブ
トキシカルボニル基を酸を用いて除去して閉環させ、更
に酸化剤と反応させることにより行われる。
【0253】また、本工程は、化合物(XV)と化合物
(XVI)を反応させた後、アミノ基の保護基であるt
−ブトキシカルボニル基を酸を用いて除去して閉環させ
ることによって得られる中間体を単離精製した後、酸化
剤と接触させることによっても行うことができる。
【0254】化合物(XV)と化合物(XVI)を反応
させる際に使用される不活性溶媒は、本反応に不活性な
ものであれば特に限定はされないが、例えば、ヘキサ
ン、ヘプタン、リグロイン、石油エーテルのような脂肪
族炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレンのような
芳香族炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピル
エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキ
シエタン、ジエチレングリコールジメチルエーテルのよ
うなエーテル類;メタノ−ル、エタノ−ル、n−プロパ
ノ−ル、イソプロパノ−ル、n−ブタノ−ル、イソブタ
ノ−ル、t−ブタノ−ル、イソアミルアルコ−ル、ジエ
チレングリコール、グリセリン、オクタノール、シクロ
ヘキサノール、メチルセロソルブのようなアルコ−ル
類;ホルムアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド、ヘキサメチルリン酸トリアミドのようなア
ミド類;酢酸、プロピオン酸のような酸類;ジメチルス
ルホキシドのようなスルホキシド類;スルホラン;又は
上記溶媒の混合溶媒;であり、好適には、エーテル類
(特に好適にはテトラヒドロフラン)である。
【0255】化合物(XV)と化合物(XVI)を反応
させる際の反応温度は、原料化合物、使用される塩基、
溶媒等により異なるが、通常、0℃乃至200℃(好適
には、10℃乃至120℃)である。
【0256】化合物(XV)と化合物(XVI)を反応
させる際の反応時間は、原料化合物、使用される塩基、
溶媒、反応温度等により異なるが、通常、1時間乃至5
0時間(好適には、5時間乃至24時間)である。
【0257】酸を用いてアミノ基の保護基であるt−ブ
トキシカルボニル基を除去する方法は、前記A法第A2
工程のアミノ基の保護基がアルコキシカルボキシ類であ
る場合の酸を用いて除去する方法と同様に行われる。
【0258】上記反応に使用される酸化剤としては、通
常、酸化反応に使用されるものであれば特に限定はない
が、例えば、過マンガン酸カリウム、二酸化マンガンの
ような酸化マンガン類;四酸化ルテニウムのような酸化
ルテニウム類;二酸化ゼレンのようなゼレン化合物;塩
化鉄のような鉄化合物;四酸化オスミウム、オスミン酸
カリウム・二水和物(K2OsO4・2H2O) のようなオスミウム
化合物;酸化銀のような銀化合物;酢酸水銀のような水
銀化合物;酸化鉛、四酢酸鉛のような酸化鉛化合物;ク
ロム酸カリウム、クロム酸−硫酸錯体、クロム酸−ピリ
ジン錯体のようなクロム酸化合物、アンモニウムセリウ
ムナイトレイト(CAN)のようなセリウム化合物等の
無機金属酸化剤;塩素分子、臭素分子、沃素分子のよう
なハロゲン分子;過沃素酸ナトリウムのような過沃素酸
類;オゾン;過酸化水素水;亜硝酸のような亜硝酸化合
物;亜塩素酸カリウム、亜塩素酸ナトリウムのような亜
塩素酸化合物;過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウムのよ
うな過硫酸化合物等の無機酸化剤;DMSO酸化に使用
される試薬類(ジメチルスルホキシドとジシクロヘキシ
ルカルボジイミド、オキザリルクロリド、無水酢酸若し
くは五酸化燐との錯体又はピリジン−無水硫酸の錯
体);t−ブチルヒドロパーオキシドのようなパーオキ
シド類とバナジウム又はモリブデン錯体との組合せ;ト
リフェニルメチルカチオンのような安定なカチオン類;
N−ブロモコハク酸イミドのようなコハク酸イミド類と
アルカリの組合せ;ジメチルジオキシランのようなオキ
シラン類;次亜塩素酸t−ブチルのような次亜塩素酸化
合物;アゾジカルボン酸エステルのようなアゾジカルボ
ン酸化合物;m−クロロ過安息香酸、過フタル酸のよう
な過酸類;ジメチルジスルフィド、ジフェニルジスルフ
ィド、ジピリジルジスルフィドのようなジスルフィド類
とトリフェニルホスフィン;亜硝酸メチルのような亜硝
酸エステル類;四臭化メタンのようなテトラハロゲン化
炭素、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ−p−ベン
ゾキノン(DDQ)のようなキノン化合物等の有機酸化
剤;であり、好適には、ハロゲン分子(特に好適には沃
素分子)である。
【0259】酸化剤と接触させる際に使用される溶媒
は、本反応に不活性なものであれば特に限定はされない
が、好適には、化合物(XV)と化合物(XVI)を反
応させる際に使用される溶媒である。
【0260】酸化剤と接触させる際の反応温度及び反応
時間は、化合物(XV)と化合物(XVI)を反応させ
る際の反応温度及び反応時間と同様である。
【0261】化合物(XV)においてGがカルボキシル
基である場合、不活性溶媒中、一般式(XV)を有する
化合物またはその反応性誘導体(酸ハライド類、活性エ
ステル類または混合酸無水物類)と一般式(XVI)を
有する化合物またはその酸付加塩(例えば、塩酸塩、硝
酸塩、硫酸塩のような鉱酸塩)を反応させた後、アミノ
基の保護基であるt−ブトキシカルボニル基を酸を用い
て除去し、閉環させることにより行われる。
【0262】また、本工程において、中間体となるアミ
ド化合物を単離精製した後、上記反応と同様にアミノ基
の保護基であるt−ブトキシカルボニル基と酸を用いて
除去し、次いで閉環させることによっても行われる。
【0263】酸ハライド法は、不活性溶媒中、化合物
(XV)をハロゲン化剤(例えば、塩化チオニル、臭化
チオニル、シュウ酸クロリド、シュウ酸ジクロリド、オ
キシ塩化リン、三塩化リン、五塩化リン等)と反応さ
せ、酸ハライド類を製造し、その酸ハライド類と化合物
(XVI)またはその酸付加塩を、不活性溶媒中、塩基
の存在下又は非存在下(好適には存在下)、反応させる
ことにより行われる。
【0264】上記反応に使用される塩基は、例えば、炭
酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムのようなア
ルカリ金属炭酸塩類;炭酸水素リチウム、炭酸水素ナト
リウム、炭酸水素カリウムのようなアルカリ金属重炭酸
塩類;水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリ
ウムのようなアルカリ金属水素化物類;水酸化リチウ
ム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムのようなアルカ
リ金属水酸化物類;リチウムメトキシド、ナトリウムメ
トキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムt−ブトキ
シドのようなアルカリ金属アルコキシド類;トリエチル
アミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルエチルアミ
ン、N−メチルモルホリン、ピリジン、4−(N,N−
ジメチルアミノ)ピリジン、N,N−ジメチルアニリ
ン、N,N−ジエチルアニリン、1,5−ジアザビシク
ロ[4.3.0]ノナ−5−エン、1,4−ジアザビシ
クロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8−
ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン(DB
U)のような有機アミン類であり、好適には、有機アミ
ン類(特に好適には、トリエチルアミン)である。
【0265】上記反応に使用される不活性溶媒は、本反
応に不活性なものであれば特に限定はないが、例えば、
ヘキサン、ヘプタン、リグロインまたは石油エ−テルの
ような脂肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレ
ンのような芳香族炭化水素類;ジクロロメタン、クロロ
ホルム、1,2−ジクロロエタン、四塩化炭素のような
ハロゲン化炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロ
ピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメ
トキシエタン、ジエチレングリコールジメチルエーテル
のようなエーテル類;アセトンのようなケトン類;ホル
ムアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、ヘキサメチルリン酸トリアミドのようなアミド類;
ジメチルスルホキシドようなスルホキシド類;スルホラ
ン;であり、好適には、ハロゲン化炭化水素類、エーテ
ル類又はアミド類(特に好適には、ジクロロメタン、ク
ロロホルム、テトラヒドロフラン又はジメチルホルムア
ミド)である。
【0266】反応温度は、原料化合物、試薬等により異
なるが、ハロゲン化剤と化合物(XV)の反応および酸
ハライド類と化合物(XVI)またはその酸付加塩との
反応とも、通常、−20℃乃至150℃であり、好適に
は、ハロゲン化剤と化合物(XV)との反応は−10℃
乃至100℃であり、酸ハライド類と化合物(XVI)
またはその酸付加塩との反応は−20℃乃至100℃で
ある。
【0267】反応時間は、原料化合物、試薬、反応温度
等により異なるが、ハロゲン化剤と化合物(XV)の反
応および酸ハライド類と化合物(XVI)またはその酸
付加塩との反応とも、通常、30分間乃至80時間(好
適には、1時間乃至48時間)である。
【0268】活性エステル法は、不活性溶媒中、化合物
(XV)と活性エステル化剤を反応させ、活性エステル
類を製造した後、不活性溶媒中、塩基の存在下又は非存
在下(好適には存在下)、化合物(XVI)またはその
酸付加塩と反応させることによって行われる。
【0269】上記反応に使用される活性エステル化剤
は、例えば、N−ヒドロキシサクシンイミド、1−ヒド
ロキシベンゾトリアゾール、N−ヒドロキシ−5−ノル
ボルネン−2,3−ジカルボキシイミドのようなN−ヒ
ドロキシ化合物;ジピリジルジスルフィドのようなジス
ルフィド化合物;ジシクロヘキシルカルボジイミドのよ
うなカルボジイミド;カルボニルジイミダゾール;トリ
フェニルホスフィン;のような縮合剤の存在下に好適に
行われる。
【0270】上記反応に使用される不活性溶媒は、本反
応に不活性なものであれば特に限定はされないが、例え
ば、ヘキサン、ヘプタン、リグロインまたは石油エ−テ
ルのような脂肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キ
シレンのような芳香族炭化水素類;ジクロロメタン、
1,2−ジクロロエタン、四塩化炭素のようなハロゲン
化炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエー
テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエ
タン、ジエチレングリコールジメチルエーテルのような
エーテル類;アセトンのようなケトン類;ホルムアミ
ド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘ
キサメチルリン酸トリアミドのようなアミド類;ジメチ
ルスルホキシドのようなスルホキシド類;スルホラン;
であり、好適には、エーテル類又はアミド類(特に好適
には、ジオキサン、テトラヒドロフラン又はジメチルホ
ルムアミド)である。
【0271】上記反応に使用される塩基は、例えば、前
記酸ハライド法において使用されるものと同様の塩基を
挙げることができる。
【0272】反応温度は、原料化合物、試薬等により異
なるが、通常、活性エステル化反応では、−70℃乃至
150℃(好適には、−10℃乃至100℃)であり、
活性エステル類と化合物(XV)またはその酸付加塩と
の反応では、−20℃乃至100℃(好適には、0℃乃
至50℃)である。
【0273】反応時間は、原料化合物、試薬、反応温度
等により異なるが、活性エステル化反応及び活性エステ
ル類と化合物(XVI)またはその酸付加塩との反応と
もに、通常、30分間乃至80時間(好適には、1時間
乃至48時間)である。
【0274】混合酸無水物法は、不活性溶媒中、塩基存
在下または非存在下(好適には、存在下)、化合物(X
V)と混合酸無水物化剤を反応させ、混合酸無水物類を
製造した後、不活性溶媒中、混合酸無水物類と化合物
(XVI)またはその酸付加塩を反応させることにより
行われる。
【0275】上記反応に使用される塩基は、例えば、炭
酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムのようなア
ルカリ金属炭酸塩類;炭酸水素リチウム、炭酸水素ナト
リウム、炭酸水素カリウムのようなアルカリ金属重炭酸
塩類;水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリ
ウムのようなアルカリ金属水素化物類;水酸化リチウ
ム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムのようなアルカ
リ金属水酸化物類;リチウムメトキシド、ナトリウムメ
トキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムt−ブトキ
シドのようなアルカリ金属アルコキシド類;トリエチル
アミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルエチルアミ
ン、N−メチルモルホリン、ピリジン、4−(N,N−
ジメチルアミノ)ピリジン、N,N−ジメチルアニリ
ン、N,N−ジエチルアニリン、1,5−ジアザビシク
ロ[4.3.0]ノナ−5−エン、1,4−ジアザビシ
クロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8−
ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン(DB
U)のような有機アミン類であり、好適には有機アミン
類(特に好適には、トリエチルアミン)である。
【0276】上記反応に使用される混合酸無水物化剤
は、例えば、クロル炭酸エチル、クロル炭酸イソブチル
のような炭酸C1−C4アルキルハライド;ピバロイルク
ロリドのようなC1−C5アルカノイルハライド;シアノ
ホスホン酸ジエチル、シアノホスホン酸ジフェニルのよ
うなジC1−C4アルキル若しくはジC6−C14アリール
シアノリン酸であり、好適には、ジC1−C4アルキル若
しくはジC6−C14アリールシアノリン酸(特に好適に
は、シアノホスホン酸ジエチル)である。
【0277】混合酸無水物類を製造する際に使用される
不活性溶媒は、反応を阻害せず、出発物質をある程度溶
解する物であれば特に限定はないが、例えば、ヘキサ
ン、ヘプタン、リグロインまたは石油エ−テルのような
脂肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレンのよ
うな芳香族炭化水素類;ジクロロメタン、1,2−ジク
ロロエタン、四塩化炭素のようなハロゲン化炭化水素
類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエ
チレングリコールジメチルエーテルのようなエーテル
類;アセトンのようなケトン類;ホルムアミド、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチル
リン酸トリアミドのようなアミド類;ジメチルスルホキ
シドのようなスルホキシド類;スルホラン;であり、好
適には、エーテル類又はアミド類(特に好適には、テト
ラヒドロフラン又はジメチルホルムアミド)である。
【0278】混合酸無水物類を製造する反応に於ける反
応温度は、原料化合物、試薬等により異なるが、通常、
−50℃乃至100℃(好適には、0℃乃至60℃)で
ある。
【0279】混合酸無水物類を製造する反応に於ける反
応時間は、原料化合物、試薬、反応温度等により異なる
が、通常、30分間乃至72時間(好適には、1時間乃
至24時間)である。
【0280】混合酸無水物類と化合物(XVI)または
その酸付加塩との反応は、不活性溶媒中、塩基の存在下
または非存在下(好適には、存在下)で行われ、使用さ
れる塩基および不活性溶媒は、前述された混合酸無水物
類を製造する反応において使用されるものと同様であ
る。
【0281】混合酸無水物類と化合物(XVI)または
その酸付加塩の反応に於ける反応温度は、原料化合物、
試薬等により異なるが、通常、−30℃乃至100℃
(好適には、0℃乃至80℃)である。
【0282】混合酸無水物類と化合物(XVI)または
その酸付加塩の反応に於ける反応時間は、原料化合物、
試薬、反応温度等により異なるが、通常、5分間乃至2
4時間(好適には、30分間乃至16時間)である。
【0283】また、本反応において、ジC1−C4アルキ
ルシアノリン酸またはジC6−C14アリールシアノリン
酸を使用する場合には、塩基の存在下、化合物(XV)
と化合物(XVI)を直接反応させることもできる。酸
を用いてアミノ基の保護基であるt−ブトキシカルボニ
ル基を除去する方法は、前記A法第A2工程のアミノ基
の保護基がアルコキシカルボニル類である場合の酸を用
いて除去する方法と同様に行われる。
【0284】酸を用いてアミノ基の保護基であるt−ブ
トキシカルボニル基を除去し閉環させる方法は、前記A
法第A2工程のアミノ基の保護基がアルコキシカルボキ
シ類である場合の酸を用いて除去する方法と同様に行わ
れる。
【0285】化合物(XV)においてGがC2−C7アル
コキシカルボニル基である場合、不活性溶媒の存在下又
は非存在下(好適には非存在下)、塩基の存在下又は非
存在下、化合物(XV)と化合物(XVI)を反応させ
た後、酸を用いてアミノ基の保護基であるt−ブトキシ
カルボニル基を除去し、閉環させることにより行われ
る。
【0286】また、本工程において、中間体となるアミ
ド化合物を単離精製した後、上記反応と同様にアミノ基
の保護基であるt−ブトキシカルボニル基を酸を用いて
除去し、次いで閉環させることによっても行われる。
【0287】化合物(XV)と化合物(XVI)を反応
させる反応において使用される塩基は、例えば、炭酸リ
チウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムのようなアルカ
リ金属炭酸塩類;炭酸水素リチウム、炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸水素カリウムのようなアルカリ金属重炭酸塩
類;水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウ
ムのようなアルカリ金属水素化物類;水酸化リチウム、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウムのようなアルカリ金
属水酸化物類;リチウムメトキシド、ナトリウムメトキ
シド、ナトリウムエトキシド、カリウムt−ブトキシド
のようなアルカリ金属アルコキシド類;トリエチルアミ
ン、トリブチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、
N−メチルモルホリン、ピリジン、4−(N,N−ジメ
チルアミノ)ピリジン、N,N−ジメチルアニリン、
N,N−ジエチルアニリン、1,5−ジアザビシクロ
[4.3.0]ノナ−5−エン、1,4−ジアザビシク
ロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8−ジ
アザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン(DB
U)のような有機アミン類であり、好適には有機アミン
類(特に好適にはトリエチルアミン)である。
【0288】化合物(XV)と化合物(XVI)を反応
させる反応に使用される不活性溶媒は、本反応に不活性
なものであれば特に限定はされないが、例えば、ヘキサ
ン、ヘプタン、リグロイン、石油エーテルのような脂肪
族炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレンのような
芳香族炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピル
エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキ
シエタン、ジエチレングリコールジメチルエーテルのよ
うなエーテル類;メタノ−ル、エタノ−ル、n−プロパ
ノ−ル、イソプロパノ−ル、n−ブタノ−ル、イソブタ
ノ−ル、t−ブタノ−ル、イソアミルアルコ−ル、ジエ
チレングリコール、グリセリン、オクタノール、シクロ
ヘキサノール、メチルセロソルブのようなアルコ−ル
類;ホルムアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド、ヘキサメチルリン酸トリアミドのようなア
ミド類;又は上記溶媒の混合溶媒;であり、好適には、
エーテル類又はアミド類(特に好適には、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン又はジメチルホルムアミド)であ
る。
【0289】反応温度は、原料化合物、使用される塩
基、溶媒等により異なるが、通常、0℃乃至200℃
(好適には、50℃乃至150℃)である。
【0290】反応時間は、原料化合物、使用される塩
基、溶媒、反応温度等により異なるが、通常、1時間乃
至50時間(好適には、5時間乃至24時間)である。
【0291】酸を用いてアミノ基の保護基であるt−ブ
トキシカルボニル基を除去し閉環させる方法は、前記A
法第A2工程のアミノ基の保護基がアルコキシカルボキ
シ類である場合の酸を用いて除去する方法と同様に行わ
れる。
【0292】反応終了後、本反応の目的化合物(V)は
常法に従って、反応混合物から採取される。例えば、反
応混合物を適宜中和し、又、不溶物が存在する場合には
濾過により除去した後、水と酢酸エチルのような混和し
ない有機溶媒を加え、目的化合物を含む有機層を分離
し、水等で洗浄後、無水硫酸マグネシウム、無水硫酸ナ
トリウム、無水炭酸水素ナトリウム等で乾燥後、溶剤を
留去することによって得られる。得られた目的化合物は
必要ならば、常法、例えば再結晶、再沈殿等の通常、有
機化合物の分離精製に慣用されている方法を適宜組合
せ、クロマトグラフィーを応用し、適切な溶離剤で溶出
することによって分離、精製することができる。
【0293】第C2工程は、一般式(I)を有する化合
物を製造する工程であり、R1a及びXaにおけるアミノ
基、ヒドロキシイミノ基及び/又は水酸基の保護基及
び、Aaにおけるアミノ基、チオール基及び/又は水酸
基の保護基を除去する方法は、前記A法第A2工程のア
ミノ基、ヒドロキシイミノ基、チオール基及び/又は水
酸基の保護基を除去する方法と同様に行われる。
【0294】反応終了後、本反応の目的化合物(I)は
常法に従って、反応混合物から採取される。例えば、反
応混合物を適宜中和し、又、不溶物が存在する場合には
濾過により除去した後、水と酢酸エチルのような混和し
ない有機溶媒を加え、目的化合物を含む有機層を分離
し、水等で洗浄後、無水硫酸マグネシウム、無水硫酸ナ
トリウム、無水炭酸水素ナトリウム等で乾燥後、溶剤を
留去することによって得られる。得られた目的化合物は
必要ならば、常法、例えば再結晶、再沈殿等の通常、有
機化合物の分離精製に慣用されている方法を適宜組合
せ、クロマトグラフィーを応用し、適切な溶離剤で溶出
することによって分離、精製することができる。 (D法)D法は、化合物(I)において、Aが(II−
d)を有し、mが1である化合物(XXIII)および
Aが(II−b)を有し、mが0である化合物(XI
V)を製造する方法である。
【0295】
【化20】 上記式中、R1乃至R7、R11、R1a、R7a、Xa、X、
Y、Z、B、D、Q、nおよびqは前述したものと同意
義を示す。
【0296】第D1工程は、一般式(XVIII)を有
する化合物を製造する工程であり、不活性溶媒中、塩基
の存在下、一般式(VI)を有する化合物を一般式(X
VII)を有する化合物と反応させることにより行わ
れ、本工程は前記B法第B1工程と同様に行われる。
【0297】第D2工程は、一般式(XIX)を有する
化合物を製造する工程であり、化合物(XVIII)を
還元することにより行われる。本反応は、接触還元反応
又は一般的なニトロ基の還元法である亜鉛−酢酸法、錫
−アルコール法若しくは錫−塩酸法を用いることにより
行われる。
【0298】第D3工程は、一般式(XX)を有する化
合物を製造する工程であり、化合物(XIX)にMeerwe
in Arylation反応を行うことにより、達成される。Meer
weinArylation反応は、特開昭55−22657号公報
(USP4258193)及びS.Oae らの方法[Bull.
Chem. Soc. Jpn., 53, 1065 (1980)等。]に記載された
方法に準じて行われる。
【0299】第D4工程は、化合物(XXII)を製造
する工程であり、化合物(XX)と一般式(XXI)を
有する化合物とを反応させることにより行われる。本工
程は、不活性溶媒中、塩基の存在下、一般式(XX)を
有する化合物を一般式(XXI)を有する化合物と反応
させることにより行われ、本工程は前記B法第B1工程
と同様に行われる。
【0300】第D5工程は、化合物(XXIII)を製
造する工程であり、アミノ基、ヒドロキシイミノ基、水
酸基及び/又はチオール基の保護基ならびにカルボキシ
ル基の保護基を除去することにより行われる。
【0301】第D6工程は、化合物(XIV)を製造す
る工程であり、化合物(XX)とチオウレアとを反応さ
せた後、加水分解し、所望によりXa及びR1aの保護基
を除去することにより行われる。
【0302】化合物(XX)とチオウレアとを反応させ
る反応は、特開昭55−22636号公報に記載された
方法に準じて行われる。
【0303】反応終了後、本反応の目的化合物(XXI
II)および(XIV)は常法に従って、反応混合物か
ら採取される。例えば、反応混合物を適宜中和し、又、
不溶物が存在する場合には濾過により除去した後、水と
酢酸エチルのような混和しない有機溶媒を加え、目的化
合物を含む有機層を分離し、水等で洗浄後、無水硫酸マ
グネシウム、無水硫酸ナトリウム、無水炭酸水素ナトリ
ウム等で乾燥後、溶剤を留去することによって得られ
る。得られた目的化合物は必要ならば、常法、例えば再
結晶、再沈殿等の通常、有機化合物の分離精製に慣用さ
れている方法を適宜組合せ、クロマトグラフィーを応用
し、適切な溶離剤で溶出することによって分離、精製す
ることができる。
【0304】また、前記A法、B法、C法およびD法に
より得られた化合物(I)、(XII)、(XII
I)、(XIV)、及び(XXIII)がアミノ基を有
する場合、更に所望によりアミノ基に、アルキル化、ア
リール化、アラルキル化又はアシル化を行うことができ
る。これらの反応は、公知か、公知の方法又はそれに類
似した方法[The Chemistry of the Amino Group, chap
ter6, 1968,John Wiley &Sons、The Chemistry of the
Amino Group, chapter2, 1970,John Wiley & Sons
等。]に従って容易に製造される。即ち、アミノ基のア
ルキル化またはアラルキル化は、アミンの塩基性塩とハ
ロゲン化アルキルまたはハロゲン化アラルキルとを反応
させる合成法等、アリール化は、アミンとハロゲン化ア
リールとを塩基存在下に反応させる合成法等により行う
ことができる。
【0305】原料化合物(IV)、(VII)、(I
X)、(XVII)及び(XXI)は、公知か、公知の
方法又はそれに類似した方法に従って容易に製造され
る。
【0306】原料化合物(III)、(VI)、(X
V)、(XXXI)、(XXXIII)、(XVI)お
よび(XXXV)は、例えば、以下の方法によっても製
造できる。 (E法)E法は、化合物(VI)またはQが酸素原子で
ある時は化合物(III)を製造する工程である。
【0307】
【化21】 上記式中、R1a、R2乃至R6、Xa、Y,Z、G、Q、
n、q及びBocは前述したものと同意義を示す。
【0308】第E1工程は、化合物(VI)[(II
I);Q=Oの時]を製造する工程であり、一般式(X
XIV)を有する化合物と化合物(XVI)を反応さ
せ、酸を用いてアミノ基の保護基であるt−ブトキシカ
ルボニル基を除去し、閉環させることにより行われる。
本工程は、前記C法第C1工程において、化合物(X
V)と化合物(XVI)を反応させ、酸を用いてアミノ
基の保護基であるt−ブトキシカルボニル基を除去し、
閉環させる方法と同様に行われる。
【0309】特に、化合物(XVI)においてZが窒素
原子である場合、閉環させる方法において、好適には化
合物(XXIV)を大過剰に用いて溶媒の非存在下に行
われる。
【0310】反応終了後、本反応の目的化合物(VI)
[(III);Q=Oの時]は常法に従って、反応混合
物から採取される。例えば、反応混合物を適宜中和し、
又、不溶物が存在する場合には濾過により除去した後、
水と酢酸エチルのような混和しない有機溶媒を加え、目
的化合物を含む有機層を分離し、水等で洗浄後、無水硫
酸マグネシウム、無水硫酸ナトリウム、無水炭酸水素ナ
トリウム等で乾燥後、溶剤を留去することによって得ら
れる。得られた目的化合物は必要ならば、常法、例えば
再結晶、再沈殿等の通常、有機化合物の分離精製に慣用
されている方法を適宜組合せ、クロマトグラフィーを応
用し、適切な溶離剤で溶出することによって分離、精製
することができる。 (F法)F法は、化合物(XV)を製造する方法であ
る。
【0311】
【化22】 上記式中、Q、Aa、G、D及びqは前述したものと同
意義を示し、Gaは保護されたホルミル基又は保護され
たカルボキシル基(該「保護基」は、前記C法において
Gの説明として前述したものと同意義を示す。)を示
す。
【0312】第F1工程は、化合物(XV)を製造する
工程であり、不活性溶媒中、塩基の存在下、一般式(I
V)を有する化合物を一般式(XXV)を有する化合物
と反応させた後、Gにおけるホルミル基又はカルボキシ
ル基が保護されたホルミル基又は保護されたカルボキシ
ル基である場合、所望によりその保護基を除去すること
により行われる。
【0313】一般式(IV)を有する化合物を一般式
(XXV)を有する化合物と反応させる際に使用される
塩基は、前記B法第B1工程で使用されるものと同様で
あり、好適にはアルカリ金属水素化物(特に好適には水
素化ナトリウム)である。
【0314】一般式(IV)を有する化合物を一般式
(XXV)を有する化合物と反応させる際に使用される
溶媒は、前記B法第B1工程で使用されるものと同様で
あり、好適には、アミド類又はアミド類と他の混合溶媒
(特に好適にはジメチルホルムアミド)である。
【0315】一般式(IV)を有する化合物を一般式
(XXV)を有する化合物と反応させる際の反応温度
は、原料化合物、使用される塩基、溶媒等により異なる
が、通常、−50℃乃至200℃(好適には、0℃乃至
120℃)である。
【0316】一般式(IV)を有する化合物を一般式
(XXV)を有する化合物と反応させる際の反応時間
は、原料化合物、使用される塩基、溶媒、反応温度等に
より異なるが、通常、30分間乃至24時間(好適に
は、1時間乃至10時間)である。
【0317】所望によるホルミル基又はカルボキシ基の
保護基の除去はその種類によって異なるが、一般に有機
合成化学の技術において周知の方法、例えば、T.W.Gree
n,(Protective Groups in Organic Synthesis), John
Wiley & Sons; J.F.W.Mcomie,(Protective Groups in
Organic Synthesis), Plenum Pressに準じて行うこと
ができる。
【0318】また、化合物(XV)のG又は化合物(X
XV)のGaがカルボキシル基、保護されたカルボキシ
ル基である化合物は、G又はGaが、ホルミル基、保護
されたホルミル基である化合物から、常法に従って容易
に製造することができる。
【0319】反応終了後、本反応の目的化合物(XV)
は常法に従って、反応混合物から採取される。例えば、
反応混合物を適宜中和し、又、不溶物が存在する場合に
は濾過により除去した後、水と酢酸エチルのような混和
しない有機溶媒を加え、目的化合物を含む有機層を分離
し、水等で洗浄後、無水硫酸マグネシウム、無水硫酸ナ
トリウム、無水炭酸水素ナトリウム等で乾燥後、溶剤を
留去することによって得られる。得られた目的化合物は
必要ならば、常法、例えば再結晶、再沈殿等の通常、有
機化合物の分離精製に慣用されている方法を適宜組合
せ、クロマトグラフィーを応用し、適切な溶離剤で溶出
することによって分離、精製することができる。 (G法)G法は、化合物(XV)においてAaが(II
−b‘)を有し、mが0である化合物(XXXIII)
またはAaが(II−d’)を有し、mが1である化合
物(XXXI)を製造する方法である。
【0320】
【化23】 上記式中、R7、R11、R7a、Ga、G,D、B、Q及び
qは前述したものと同意義を示す。第G1工程は、一般
式(XXVII)を有する化合物を製造する工程であ
り、不活性溶媒中、塩基の存在下、一般式(XVII)
を有する化合物を一般式(XXVI)を有する化合物と
反応させることにより行われ、本工程は前記F法第F1
工程と同様に行われる。
【0321】第G2工程は、一般式(XXIII)を有
する化合物を製造する工程であり、化合物(XXVI
I)を還元することにより行われる。本反応は、接触還
元反応又は一般的なニトロ基の還元法である亜鉛−酢酸
法、錫−アルコール法若しくは錫−塩酸法を用いること
により行われる。
【0322】第G3工程は、一般式(XXIX)を有す
る化合物を製造する工程であり、化合物(XXIII)
にMeerwein Arylation反応を行うことにより、達成され
る。Meerwein Arylation反応は、特開昭55−2265
7号公報(USP4258193)及びS.Oae らの方法
[Bull. Chem. Soc. Jpn., 53, 1065 (1980)等。]に記
載された方法に準じて行われる。
【0323】第G4工程は、化合物(XXX)を製造す
る工程であり、化合物(XXIX)と一般式(XXI)
を有する化合物とを反応させることにより行われる。本
工程は、不活性溶媒中、塩基の存在下、一般式(XXI
X)を有する化合物を一般式(XXI)を有する化合物
と反応させることにより行われ、本工程は前記D法第D
4工程と同様に行われる。
【0324】第G5工程は、化合物(XXXI)を製造
する工程であり、保護されたホルミル基あるいは保護さ
れたカルボキシル基の保護基を除去することにより行わ
れる。Gaの基の定義におけるホルミル基又はカルボキ
シル基の保護基を除去する方法は、前記F法におけるホ
ルミル基又はカルボキシル基の保護基を除去する方法と
同様に行われる。
【0325】第G6工程は、化合物(XXXII)を製
造する工程であり、化合物(XXIX)とチオウレアを
反応させた後、加水分解する。
【0326】化合物(XXIX)とチオウレアとを反応
させた後、加水分解する反応は、特開昭55−2265
7号公報(USP4258193)に記載された方法に
準じて行われる。
【0327】第G7工程における、Gaの基の定義にお
けるホルミル基又はカルボキシル基の保護基を除去する
方法は、前記F法におけるホルミル基又はカルボキシル
基の保護基を除去する方法と同様に行われる。
【0328】反応終了後、本反応の目的化合物(XXX
I)及び(XXXIII)は常法に従って、反応混合物
から採取される。例えば、反応混合物を適宜中和し、
又、不溶物が存在する場合には濾過により除去した後、
水と酢酸エチルのような混和しない有機溶媒を加え、目
的化合物を含む有機層を分離し、水等で洗浄後、無水硫
酸マグネシウム、無水硫酸ナトリウム、無水炭酸水素ナ
トリウム等で乾燥後、溶剤を留去することによって得ら
れる。得られた目的化合物は必要ならば、常法、例えば
再結晶、再沈殿等の通常、有機化合物の分離精製に慣用
されている方法を適宜組合せ、クロマトグラフィーを応
用し、適切な溶離剤で溶出することによって分離、精製
することができる。 (H法)H法は、化合物(XVI)を製造する方法であ
る。
【0329】
【化24】 上記式中、R1a、R2乃至R6、Xa、Y、Z、D、Bo
c及びnは前述したものと同意義を示す。
【0330】第H1工程は、一般式(XXXVI)を製
造する工程であり、不活性溶媒中、塩基の存在下、一般
式(XXXIV)を有する化合物を一般式(XXXV)
を有する化合物と反応させることにより行われ、本工程
は前記D法第D1工程と同様に行われる。
【0331】第H2工程は、化合物(XVI)を製造す
る工程であり、化合物(XXXVI)を還元することに
より行われ、本工程は、前記D法第D2工程と同様に行
われる。
【0332】反応終了後、本反応の目的化合物(XV
I)は常法に従って、反応混合物から採取される。例え
ば、反応混合物を適宜中和し、又、不溶物が存在する場
合には濾過により除去した後、水と酢酸エチルのような
混和しない有機溶媒を加え、目的化合物を含む有機層を
分離し、水等で洗浄後、無水硫酸マグネシウム、無水硫
酸ナトリウム、無水炭酸水素ナトリウム等で乾燥後、溶
剤を留去することによって得られる。得られた目的化合
物は必要ならば、常法、例えば再結晶、再沈殿等の通
常、有機化合物の分離精製に慣用されている方法を適宜
組合せ、クロマトグラフィーを応用し、適切な溶離剤で
溶出することによって分離、精製することができる。 (I法)I法は、化合物(XXXV)製造する方法であ
る。
【0333】
【化25】 上記式中、R6、Z、D及びBocは前述したものと同
意義を示す。
【0334】第I1工程は、一般式(XXXVIII)
を有する化合物を製造する工程であり、一般式(XXX
VII)を有する化合物のアミノ基をt−ブトキシカル
ボニル基で保護することにより行われ、その方法は一般
に有機合成化学の技術において周知の方法、例えば、T.
W.Green,(Protective Groups in Organic Synthesi
s), John Wiley & Sons; J.F.W.Mcomie,(Protective
Groups in Organic Synthesis), Plenum Pressに準じ
て行うことができる。
【0335】第I2工程は、化合物(XXXV)を製造
する工程であり、不活性溶媒中、塩基の存在下、化合物
(XXXVIII)を一般式(XXXIX)を有する化
合物と反応させることにより行われる。
【0336】上記反応において使用される塩基は、前記
B法第B1工程で使用されるものと同様であり、好適に
はアルカリ金属水素化物(特に好適には水素化ナトリウ
ム)である。
【0337】上記反応において使用される不活性溶媒
は、前記B法第B1工程で使用されるものと同様であ
り、好適には、エ−テル類又はアミド類(特に好適に
は、テトラヒドロフラン、ジオキサン又はジメチルホル
ムアミド)である。
【0338】反応温度は、原料化合物、使用される塩
基、溶媒等により異なるが、通常、−50℃乃至200
℃(好適には、0℃乃至120℃)である。
【0339】反応時間は、原料化合物、使用される塩
基、溶媒、反応温度等により異なるが、通常、30分間
乃至24時間(好適には、1時間乃至10時間)であ
る。
【0340】反応終了後、本反応の目的化合物(XXX
V)は常法に従って、反応混合物から採取される。例え
ば、反応混合物を適宜中和し、又、不溶物が存在する場
合には濾過により除去した後、水と酢酸エチルのような
混和しない有機溶媒を加え、目的化合物を含む有機層を
分離し、水等で洗浄後、無水硫酸マグネシウム、無水硫
酸ナトリウム、無水炭酸水素ナトリウム等で乾燥後、溶
剤を留去することによって得られる。得られた目的化合
物は必要ならば、常法、例えば再結晶、再沈殿等の通
常、有機化合物の分離精製に慣用されている方法を適宜
組合せ、クロマトグラフィーを応用し、適切な溶離剤で
溶出することによって分離、精製することができる。 (J法)J法は、化合物(XLVI;化合物(XXXV
I)のうちXaがカルボニル基であるもの)を製造する
別途合成方法である。
【0341】
【化26】 上記式中、R1a、R2乃至R6、Y、Z、D、n及びB
ocは前述したものと同意義を示しHaloは塩素原
子、臭素原子、ヨウ素原子のようなハロゲン原子を示
す。
【0342】第J1工程は、一般式(XLI)を製造す
る工程であり、不活性溶媒中、塩基の存在下、一般式
(XL)を有する化合物を一般式(XXXV)を有する
化合物と反応させることにより行われ、本工程は前記D
法第D1工程と同様に行われる。
【0343】第J2工程は、化合物(XLII)を製造
する工程であり、化合物(XLI)の脱ベンジル化を施
すことにより行われ、Yが酸素原子である場合には酸化
的に行われ、Yが硫黄原子である場合には酸触媒により
行われる。
【0344】酸化による除去において使用される溶媒と
しては、本反応に関与しないものであれば特に限定はな
い。このような有機溶媒として好適には、アセトンのよ
うなケトン類、メチレンクロリド、クロロホルム、四塩
化炭素のようなハロゲン化炭化水素類、アセトニトリル
のようなニトリル類、ジエチルエ−テル、テトラヒドロ
フラン、ジオキサンのようなエ−テル類、ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルリン酸
トリアミドのようなアミド類及びジメチルスルホキシド
のようなスルホキシド類を挙げることができる。
【0345】使用される酸化剤としては、酸化に使用さ
れる化合物であれば特に限定はないが、好適には、過硫
酸カリウム、過硫酸ナトリウム、アンモニウムセリウム
ナイトレイト(CAN)、2,3−ジクロロ−5,6−
ジシアノ−p−ベンゾキノン(DDQ)が用いられる。
【0346】反応温度及び反応時間は、原料化合物、触
媒、溶媒等により異なるが、通常、0℃乃至150℃
で、10分間乃至24時間実施される。
【0347】酸触媒による除去において使用される溶媒
としては、本反応に関与しないものであれば特に限定は
ない。このような有機溶媒として好適には、アセトンの
ようなケトン類、メチレンクロリド、クロロホルム、四
塩化炭素のようなハロゲン化炭化水素類、アセトニトリ
ルのようなニトリル類、ジエチルエ−テル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサンのようなエ−テル類、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルリン
酸トリアミドのようなアミド類及びジメチルスルホキシ
ドのようなスルホキシド類、ベンゼン、トルエンのよう
な芳香族炭化水素類を挙げることができる。
【0348】使用される酸としては、特に限定はない
が、好適には、硫酸、塩酸、臭素酸、トリフロロ酢酸、
トリフロロメタンスルフォン酸が用いられる。
【0349】反応温度及び反応時間は、原料化合物、酸
触媒、溶媒等により異なるが、通常、0℃乃至150℃
で、10分間乃至24時間実施される。
【0350】第J3工程は、一般式(XLIV)を製造
する工程であり、不活性溶媒中、塩基の存在下、一般式
(XLII)を有する化合物を一般式(XLIII)を
有する化合物と反応させることにより行われ、本工程は
前記D法第D1工程に準じて行われる。
【0351】第J4工程は、一般式(XLVI)を製造
する工程であり、不活性溶媒中、塩基の存在下、一般式
(XLIV)を有する化合物を一般式(XLV)を有す
る化合物と反応させることにより行われ、本工程は特開
昭60-51189号公報に記載されたクロマノン誘導体の合成
法と同様に行われる。
【0352】反応終了後、本反応の目的化合物(XLV
I)は常法に従って、反応混合物から採取される。例え
ば、反応混合物を適宜中和し、又、不溶物が存在する場
合には濾過により除去した後、水と酢酸エチルのような
混和しない有機溶媒を加え、目的化合物を含む有機層を
分離し、水等で洗浄後、無水硫酸マグネシウム、無水硫
酸ナトリウム、無水炭酸水素ナトリウム等で乾燥後、溶
剤を留去することによって得られる。得られた目的化合
物は必要ならば、常法、例えば再結晶、再沈殿等の通
常、有機化合物の分離精製に慣用されている方法を適宜
組合せ、クロマトグラフィーを応用し、適切な溶離剤で
溶出することによって分離、精製することができる。 (K法)K法は、化合物(XLVIII;化合物(I)
のうちXが結合及びカルボニル(>CO)であるものを
除いたもの)を製造する別途合成方法である。
【0353】
【化27】 上記式中、R1a、R2乃至R6、A、Q、Y、Z及びnは
前述したものと同意義を示しXbは前述したXの定義の
うちXが結合及びカルボニル(>CO)であるものを除
いた基を示す。
【0354】第K1工程は、一般式(XLVIII)を
製造する工程であり、不活性溶媒中、一般式(XLVI
I)を有する化合物に通常行われるケトンのオキシム化
反応或いはケトンの還元反応さらに得られたオキシム体
又はアルコール体は所望により通常行われるエーテル化
反応カルバモイル化反応或いはアシル化反応を施すこと
により行われる。又、還元により得られたアルコール体
は酸触媒脱水反応によりクロメン体とすることが出来、
次いで通常の接触水素添加反応によりクロマン体とする
ことができる。
【0355】反応終了後、本反応の目的化合物(XLV
III)は常法に従って、反応混合物から採取される。
例えば、反応混合物を適宜中和し、又、不溶物が存在す
る場合には濾過により除去した後、水と酢酸エチルのよ
うな混和しない有機溶媒を加え、目的化合物を含む有機
層を分離し、水等で洗浄後、無水硫酸マグネシウム、無
水硫酸ナトリウム、無水炭酸水素ナトリウム等で乾燥
後、溶剤を留去することによって得られる。得られた目
的化合物は必要ならば、常法、例えば再結晶、再沈殿等
の通常、有機化合物の分離精製に慣用されている方法を
適宜組合せ、クロマトグラフィーを応用し、適切な溶離
剤で溶出することによって分離、精製することができ
る。
【0356】本発明の前記一般式(I)を有する化合
物、その薬理上許容される塩及びその薬理上許容される
エステル類を、上記治療剤又は予防剤として使用する場
合には、それ自体或は適宜の薬理学的に許容される、賦
形剤、希釈剤等と混合し、例えば、錠剤、カプセル剤、
顆粒剤、散剤若しくはシロップ剤等による経口的又は注
射剤若しくは坐剤等による非経口的に投与することがで
きる。
【0357】これらの製剤は、賦形剤(例えば、乳糖、
白糖、葡萄糖、マンニトール、ソルビトールのような糖
誘導体;トウモロコシデンプン、バレイショデンプン、
α澱粉、デキストリンのような澱粉誘導体;結晶セルロ
ースのようなセルロース誘導体;アラビアゴム;デキス
トラン;プルランのような有機系賦形剤:及び、軽質無
水珪酸、合成珪酸アルミニウム、珪酸カルシウム、メタ
珪酸アルミン酸マグネシウムのような珪酸塩誘導体;燐
酸水素カルシウムのような燐酸塩;炭酸カルシウムのよ
うな炭酸塩;硫酸カルシウムのような硫酸塩等の無機系
賦形剤を挙げることができる。)、滑沢剤(例えば、ス
テアリン酸、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マ
グネシウムのようなステアリン酸金属塩;タルク;コロ
イドシリカ;ビーガム、ゲイ蝋のようなワックス類;硼
酸;アジピン酸;硫酸ナトリウムのような硫酸塩;グリ
コール;フマル酸;安息香酸ナトリウム;DLロイシ
ン;脂肪酸ナトリウム塩;ラウリル硫酸ナトリウム、ラ
ウリル硫酸マグネシウムのようなラウリル硫酸塩;無水
珪酸、珪酸水和物のような珪酸類;及び、上記澱粉誘導
体を挙げることができる。)、結合剤(例えば、ヒドロ
キシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロース、ポリビニルピロリドン、マクロゴール、及
び、前記賦形剤と同様の化合物を挙げることができ
る。)、崩壊剤(例えば、低置換度ヒドロキシプロピル
セルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロースカルシウム、内部架橋カルボキシメチ
ルセルロースナトリウムのようなセルロース誘導体;カ
ルボキシメチルスターチ、カルボキシメチルスターチナ
トリウム、架橋ポリビニルピロリドンのような化学修飾
されたデンプン・セルロース類を挙げることができ
る。)、安定剤(メチルパラベン、プロピルパラベンの
ようなパラオキシ安息香酸エステル類;クロロブタノー
ル、ベンジルアルコール、フェニルエチルアルコールの
ようなアルコール類;塩化ベンザルコニウム;フェノー
ル、クレゾールのようなフェノール類;チメロサール;
デヒドロ酢酸;及び、ソルビン酸を挙げることができ
る。)、矯味矯臭剤(例えば、通常使用される、甘味
料、酸味料、香料等を挙げることができる。)、希釈剤
等の添加剤を用いて周知の方法で製造される。
【0358】その使用量は症状、年齢、投与方法等によ
り異なるが、例えば、経口投与の場合には、1回当り、
下限として0.001mg/kg 体重(好ましくは、0.0
1mg/kg 体重)、上限として、500mg/kg 体重(好ま
しくは、50mg/kg 体重)を、静脈内投与の場合には、
1回当り、下限として0.005mg/kg 体重(好ましく
は、0.05mg/kg 体重)、上限として、50mg/kg 体
重(好ましくは、5mg/kg 体重)を1日当り1乃至数回
症状に応じて投与することが望ましい。以下に、実施
例、参考例および試験例を示し、本発明を更に詳細に説
明するが、本発明の範囲はこれらに限定するものではな
い。
【0359】
【実施例】実施例及び参考例の反応式を以下に示す。な
お、反応式中、「Ex.」は実施例を、「Ref.Ex.」は参考
例をそれぞれ示し、「t-Bu」はt-ブチル基を、「Ph」は
フェニル基をそれぞれ示し、化合物の隣に「HCl」また
は「HCl salt」とあるのは当該化合物の塩酸塩であるこ
とを示す。また、メチル基においては「CH3」を省略し
ている場合がある。
【0360】
【化28】
【0361】
【化29】
【0362】
【化30】
【0363】
【化31】
【0364】
【化32】
【0365】
【化33】
【0366】
【化34】
【0367】
【化35】
【0368】
【化36】
【0369】
【化37】
【0370】
【化38】
【0371】
【化39】
【0372】
【化40】
【0373】
【化41】
【0374】
【実施例1】5−{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,
5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメトキ
シ)−1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イ
ルメトキシ]ベンジル}チアゾリジン−2,4−ジオン
・塩酸塩(例示化合物No.2−1) N−{2−[4−(2,4−ジオキソチアゾリジン−5
−イルメチル)フェノキシアセチルアミノ]−5−(6
−メトキシメトキシ−2,5,7,8−テトラメチルク
ロマン−2−イルメトキシ)フェニル}−N−メチルカ
ルバミン酸t−ブチルエステル(参考例3の化合物)
0.70gに4規定塩酸−ジオキサン15mlを加え、
室温で5時間攪拌した。反応終了後、反応混合物よりジ
オキサンを留去し、得られた残渣に酢酸エチルを加え、
結晶化すると、融点160℃〜162℃を有する目的化
合物0.32gが得られた。
【0375】
【実施例2】3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,
5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメトキ
シ)−1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イ
ルメトキシ]フェニル}−2−(2,2,2−トリフル
オロエトキシ)プロピオン酸メチルエステル(例示化合
物No.7−34) N−{2−[4−[2−(2,2,2−トリフルオロエ
トキシ)−2−メトキシカルボニルエチル]フェノキシ
アセチルアミノ]−5−(6−メトキシメトキシ−2,
5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメトキ
シ)フェニル}−N−メチルカルバミン酸t−ブチルエ
ステル(参考例6の化合物)1.0g、4規定塩酸−
1,4−ジオキサン10mlおよび1,4−ジオキサン
10mlを用い、実施例1に準じて、室温下7時間反応
させた。溶媒を留去し、残渣に水を加え、飽和炭酸水素
ナトリウムで中和した後、酢酸エチルで抽出した。抽出
液を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。溶媒を留去し残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィ−(酢酸エチル:n−へキサン=1:1)に付し、
Rf値=0.28(シリカゲル薄層クロマトグラフィ
−;n−へキサン:酢酸エチル1:1)を有する目的化
合物0.72gが得られた。
【0376】
【実施例3】3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,
5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメトキ
シ)−1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イ
ルメトキシ]フェニル}−2−(2,2,2−トリフル
オロエトキシ)プロピオン酸(例示化合物No.4−
7) 3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−
テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−1−メチ
ル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメトキシ]フ
ェニル}−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)
−プロピオン酸メチルエステル(実施例2の化合物)
0.70g、無水テトラヒドロフラン7mlの混合物中
に、室温下水酸化リチウム1水和物0.13gの水溶液
7mlを加え、2時間攪拌した。反応終了後、反応混合
物に水を加え、2規定塩酸で酸性とした後、飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液で中和し、酢酸エチルで抽出した。
抽出液を飽和水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で
乾燥した。抽出液より溶剤を留去し、得られた残渣を液
体クロマトグラフィ−[DIOL(充填剤商品名;メル
ク社製);酢酸エチル]に付して精製すると、Rf値=
0.51(“HPTLC:DIOL F254S”(MERCK);酢酸エ
チル)を有する目的化合物0.34gが得られた。
【0377】
【実施例4】2−(4−フルオロベンジルチオ)―3−
{4−[6−(6−ヒドロキシー2,5,7,8−テト
ラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−1−メチル−
1H−ベンゾイミダゾールー2−イルメトキシ]フェニ
ル}プロピオン酸メチル(例示化合物No.7−54) N−{2−[4−[2−(4−フルオロベンジルチオ)
−2−メトキシカルボニルエチル]フェノキシメチルカ
ルボニルアミノ]−5−(6−メトキシメトキシ−2,
5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメトキ
シ)フェニル}―N−メチルカルバミン酸t−ブチルエ
ステル(参考例11の化合物)0.67g、1,4−ジ
オキサン5ml及び4規定塩酸1,4−ジオキサン2m
lを用い、実施例1に準じて反応を行った。反応混合物
より減圧下で溶媒を留去し、残査をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィ−(酢酸エチル:n−ヘキサン=1:
1、2:1、3:1)に付すと、Rf=0.32(酢酸
エチル:n−ヘキサン=1:1)を有する黄色油状の目
的化合物0.18gが得られた。
【0378】
【実施例5】2−(4−フルオロベンジルチオ)―3−
{4−[6−(6−ヒドロキシー2,5,7,8−テト
ラメチルクロマンー2−イルメトキシ)−1−メチル−
1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメトキシ]フェニ
ル}プロピオン酸(例示化合物No.4−27) 2−(4−フルオロベンジルチオ)―3−{4−[6−
(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチルクロ
マン−2−イルメトキシ)−1−メチル−1H−ベンゾ
イミダゾール−2−イルメトキシ]フェニル}プロピオ
ン酸メチル(実施例4の化合物)0.15g、1,4−
ジオキサン2ml及び1規定水酸化ナトリウム水溶液
2.6mlを用い、実施例3に準じて反応を行った。反
応混合物より減圧下で溶媒を留去し、残査に水を加え、
酢酸エチルで抽出した。抽出液を2規定塩酸及び飽和食
塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。抽出
液より酢酸エチルを留去し、残査を逆相系分取高速液体
クロマトグラフィ−(アセトニトリル:水=1:1、
3:2、11:7)に付した。溶離液より減圧下で溶媒
を濃縮し、析出した粉末を濾取すると、融点97−10
0℃を有する黄色粉末の目的化合物45mgが得られ
た。
【0379】
【実施例6】2−[ビス(4−フルオロフェニル)メト
キシ]−3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,5,
7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−
1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメト
キシ]フェニル}プロピオン酸メチル(例示化合物N
o.7−57) N−{2−[4−[2−[ビス(4−フルオロフェニ
ル)メトキシ]−2−メトキシカルボニルエチル]フェ
ノキシアセチルアミノ]−5−(6−メトキシメトキシ
−2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメ
トキシ)フェニル}−N−メチルカルバミン酸t−ブチ
ル(参考例33の化合物)0.98g、1,4−ジオキ
サン15ml及び4規定塩酸1,4−ジオキサン溶液5
mlを用いて実施例1に準じて反応及び後処理を行い、
Rf値=0.15(シリカゲル薄層クロマトグラフィ
ー、酢酸エチル:n−ヘキサン=1:1)を有する黄褐
色油状の目的化合物0.23gが得られた。
【0380】
【実施例7】2−[ビス(4−フルオロフェニル)メト
キシ]−3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,5,
7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−
1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメト
キシ]フェニル}プロピオン酸(例示化合物No.7−
2) 2−[ビス(4−フルオロフェニル)メトキシ]−3−
{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テト
ラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−1−メチル−
1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメトキシ]フェニ
ル}プロピオン酸メチル(実施例6の化合物)0.21
g、水酸化リチウム・1水和物0.034g、蒸留水2
ml及びテトラヒドロフラン2mlを用いて実施例3に
準じて反応及び後処理を行った後、液体クロマトグラフ
ィー(“LiChroprepDIOL”(MERCK社、登録商標)、酢
酸エチル:n−ヘキサン=2:1)に付し、更に酢酸エ
チル、n−ヘキサン及びジイソプロピルエーテルを用い
て再結晶すると、融点116℃〜126℃を有する褐色
粉末状の目的化合物0.104gが得られた。
【0381】
【実施例8】3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,
5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメトキ
シ)−1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イ
ルメトキシ]フェニル}−2−フェニルチオプロピオン
酸エチル(例示化合物No.7−106) N−{2−[4−(2−エトキシカルボニル−2−フェ
ニルチオエチル)フェノキシアセチルアミノ]−5−
(6−メトキシメトキシ−2,5,7,8−テトラメチ
ルクロマン−2−イルメトキシ)フェニル}−N−メチ
ルカルバミン酸t−ブチル(参考例16の化合物)0.
73g、エタノール1ml及び4規定塩酸1,4−ジオ
キサン溶液5mlを用いて実施例1に準じて反応及び後
処理を行い、Rf値=0.36(シリカゲル薄層クロマ
トグラフィー、酢酸エチル:n−ヘキサン=1:1)を
有する白色ガラス状の目的化合物0.48gが得られ
た。
【0382】
【実施例9】3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,
5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメトキ
シ)−1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イ
ルメトキシ]フェニル}−2−フェニルチオプロピオン
酸・塩酸塩(例示化合物No.4−24の塩酸塩) 3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−
テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−1−メチ
ル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメトキシ]フ
ェニル}−2−フェニルチオプロピオン酸エチル(実施
例8の化合物)0.46g、水酸化リチウム・1水和物
0.12g、蒸留水4ml、テトラヒドロフラン5ml
及びN,N−ジメチルホルムアミド3mlを用いて実施
例3に準じて反応及び後処理を行った後、液体クロマト
グラフィー(”LiChroprepDIOL”(MERCK社、登録商
標)、酢酸エチル:n−ヘキサン=2:1)に付し、得
られたガラス状の生成物0.25gをジエチルエーテル
10mlに溶解し4規定塩酸1,4−ジオキサン溶液3
mlを室温で加え30分間攪拌し、生じた析出物を濾取
すると融点116℃〜124℃(軟化点)を有する乳白
色粉末状の目的化合物0.17gが得られた。
【0383】
【実施例10】2−ヒドロキシ−3−{4−[6−(6
−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン
−2−イルメトキシ)−1−メチル−1H−ベンゾイミ
ダゾール−2−イルメトキシ]フェニル}プロピオン酸
エチル(例示化合物No.7−83) N−{2−[4−(2−ヒドロキシ−2−エトキシカル
ボニルエチル)フェノキシアセチルアミノ]−5−(6
−メトキシメトキシ−2,5,7,8−テトラメチルク
ロマン−2−イルメトキシ)フェニル}−N−メチルカ
ルバミン酸t−ブチル(参考例15の化合物)0.7
g、エタノール2ml及び4規定塩酸1,4−ジオキサ
ン溶液5mlを用いて実施例1に準じて反応及び後処理
を行い、Rf値=0.04(シリカゲル薄層クロマトグ
ラフィー、酢酸エチル:n−ヘキサン=1:1)を有す
る白色ガラス状の目的化合物0.43gが得られた。
【0384】
【実施例11】2−ヒドロキシ−3−{4−[6−(6
−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン
−2−イルメトキシ)−1−メチル−1H−ベンゾイミ
ダゾール−2−イルメトキシ]フェニル}プロピオン酸
・塩酸塩(例示化合物No.4−1の塩酸塩) 2−ヒドロキシ−3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−
2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメト
キシ)−1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−
イルメトキシ]フェニル}プロピオン酸エチル(実施例
10の化合物)0.4g、水酸化リチウム・1水和物
0.12g、蒸留水4ml及びN,N−ジメチルホルム
アミド10mlを用いて実施例3に準じて反応及び後処
理を行い得られた粉末状の粗生成物0.14gを1,4
−ジオキサン5mlに懸濁し、4規定塩酸1,4−ジオ
キサン溶液5mlを室温で加え30分間攪拌した。溶剤
を留去し得られた残渣をアセトニトリルで結晶化する
と、融点200℃以上(分解点)を有する淡黄色粉末状
の目的化合物0.13gが得られた。
【0385】
【実施例12】2−エトキシ−3−{4−[6−(6−
ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン−
2−イルメトキシ)−1−メチル−1H−ベンゾイミダ
ゾール−2−イルメトキシ]フェニル}プロピオン酸エ
チル(例示化合物No.7−85) N−{2−[4−(2−エトキシ−2−エトキシカルボ
ニルエチル)フェノキシアセチルアミノ]−5−(6−
メトキシメトキシ−2,5,7,8−テトラメチルクロ
マン−2−イルメトキシ)フェニル}−N−メチルカル
バミン酸t−ブチル(参考例23の化合物)0.65
g、エタノール2ml及び4規定塩酸1,4−ジオキサ
ン溶液5mlを用いて実施例1に準じて反応及び後処理
を行い、Rf値=0.28(シリカゲル薄層クロマトグ
ラフィー、酢酸エチル:n−ヘキサン=1:1)を有す
る淡黄色油状の目的化合物0.37gが得られた。
【0386】
【実施例13】2−エトキシ−3−{4−[6−(6−
ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン−
2−イルメトキシ)−1−メチル−1H−ベンゾイミダ
ゾール−2−イルメトキシ]フェニル}プロピオン酸・
塩酸塩(例示化合物No.4−3の塩酸塩) 2−エトキシ−3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−
2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメト
キシ)−1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−
イルメトキシ]フェニル}プロピオン酸エチル0.35
g、水酸化リチウム・1水和物0.076g、蒸留水5
ml及びN,N−ジメチルホルムアミド10mlを用い
て実施例3に準じて反応及び後処理を行った後、液体ク
ロマトグラフィー(“LiChroprepDIOL”(MERCK)、酢
酸エチル:n−ヘキサン=3:1)に付し、得られたガ
ラス状の生成物0.14gを4規定塩酸1,4−ジオキ
サン溶液5mlに溶解し、室温で10分間放置した。溶
剤を留去し得られた残渣をジエチルエーテルで結晶化す
ると、融点122℃〜132℃(軟化点)を有する淡紅
色粉末状の目的化合物0.15gが得られた。
【0387】
【実施例14】2−(4−フルオロベンジルオキシ)−
3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−
テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−1−メチ
ル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメトキシ]フ
ェニル}プロピオン酸エチル(例示化合物No.7−4
0) N−{2−[4−[2−(4−フルオロベンジルオキ
シ)−2−エトキシカルボニルエチル]フェノキシアセ
チルアミノ]−5−(6−メトキシメトキシ−2,5,
7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)フ
ェニル}−N−メチルカルバミン酸t−ブチル(参考例
24の化合物)0.6g、エタノール2ml及び4規定
塩酸1,4−ジオキサン溶液5mlを用いて実施例1に
準じて反応及び後処理を行い、Rf値=0.31(シリ
カゲル薄層クロマトグラフィー、酢酸エチル:n−ヘキ
サン=1:1)を有する淡黄色ガラス状の目的化合物
0.35gが得られた。
【0388】
【実施例15】2−(4−フルオロベンジルオキシ)−
3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−
テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−1−メチ
ル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメトキシ]フ
ェニル}プロピオン酸・塩酸塩(例示化合物No.4−
13の塩酸塩) 2−(4−フルオロベンジルオキシ)−3−{4−[6
−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチルク
ロマン−2−イルメトキシ)−1−メチル−1H−ベン
ゾイミダゾール−2−イルメトキシ]フェニル}プロピ
オン酸エチル(実施例14の化合物)0.33g、水酸
化リチウム・1水和物0.063g、蒸留水5ml及び
N,N−ジメチルホルムアミド10mlを用いて実施例
3に準じて反応及び後処理を行った後、液体クロマトグ
ラフィー(“LiChroprepDIOL”(MERCK社、登録商
標)、酢酸エチル:n−ヘキサン=3:1)に付し、得
られたガラス状の生成物0.2gを4規定塩酸1,4−
ジオキサン溶液5mlに溶解し、室温で10分間放置し
た。溶剤を留去し得られた残渣をジエチルエーテルで結
晶化すると、融点110℃〜120℃(軟化点)を有す
る灰白色粉末状の目的化合物0.16gが得られた。
【0389】
【実施例16】2−エチルチオ−3−{4−[6−(6
−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン
−2−イルメトキシ)−1−メチル−1H−ベンゾイミ
ダゾール−2−イルメトキシ]フェニル}プロピオン酸
メチル(例示化合物No.7−44) N−[2−アミノ−5−(6−メトキシメトキシ−2,
5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメトキ
シ)フェニル]−N−メチルカルバミン酸t−ブチル
(参考例2の化合物)1.45g、3−(4−カルボキ
シメトキシフェニル)−2−エチルチオプロピオン酸メ
チル(参考例35の化合物)0.86g、無水トリエチ
ルアミン0.35g、シアノリン酸ジエチル0.57g
及び無水テトラヒドロフラン50mlを用い、参考例3
に準じて反応及び後処理を行い得られた粗生成物をメタ
ノール30mlに溶解し、4規定塩酸1,4−ジオキサ
ン溶液30mlを室温で加え18時間放置した。溶剤を
留去し、水で希釈した後に炭酸水素ナトリウムで中和し
て酢酸エチルで抽出した。抽出液は飽和食塩水で洗浄
し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。溶剤を留去後、
残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エ
チル:n−ヘキサン=2:1)に付し、Rf値=0.4
7(シリカゲル薄層クロマトグラフィー、酢酸エチル:
n−ヘキサン=2:1)を有する無色ガラス状の目的化
合物0.53gが得られた。
【0390】
【実施例17】2−エチルチオ−3−{4−[6−(6
−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン
−2−イルメトキシ)−1−メチル−1H−ベンゾイミ
ダゾール−2−イルメトキシ]フェニル}プロピオン酸
・塩酸塩(例示化合物No.4−17の塩酸塩) 2−エチルチオ−3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−
2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメト
キシ)−1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−
イルメトキシ]フェニル}プロピオン酸メチル(実施例
17の化合物)0.52g、水酸化リチウム・1水和物
0.106g、蒸留水2ml及びN,N−ジメチルホル
ムアミド10mlを用いて実施例3に準じて反応及び後
処理を行った後、逆相系分取高速液体クロマトグラフィ
ー(ODS、アセトニトリル:水=2:1)に付し、得
られたガラス状の生成物を4規定塩酸酢酸エチル溶液に
溶解した後、溶剤を留去し、残渣にn−ヘキサンを加え
て不溶物を濾取すると、融点173℃〜177℃を有す
る白色粉末状の目的化合物0.14gが得られた。
【0391】
【実施例18】3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−
2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメト
キシ)−1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−
イルメトキシ]フェニル}−2−(4−ニトロフェノキ
シ)プロピオン酸エチル(例示化合物No.7−11
9) N−{2−[4−(2−[4−ニトロフェノキシ]−2
−エトキシカルボニルエチル)フェノキシアセチルアミ
ノ]−5−(6−メトキシメトキシ−2,5,7,8−
テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)フェニル}
−N−メチルカルバミン酸t−ブチル(参考例30の化
合物)2.64g、1,4−ジオキサン25ml及び4
規定塩酸1,4−ジオキサン溶液25mlを用いて実施
例1に準じて反応及び後処理を行い、Rf値=0.19
(シリカゲル薄層クロマトグラフィー、酢酸エチル:n
−ヘキサン=1:1)を有する黄色ガラス状の目的化合
物1.58gが得られた。
【0392】
【実施例19】3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−
2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメト
キシ)−1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−
イルメトキシ]フェニル}−2−(4−ニトロフェノキ
シ)プロピオン酸(例示化合物No.7−9) 3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−
テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−1−メチ
ル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメトキシ]フ
ェニル}−2−(4−ニトロフェノキシ)プロピオン酸
エチル(実施例18の化合物)1.55g、水酸化リチ
ウム・1水和物0.27g、蒸留水25ml及びテトラ
ヒドロフラン25mlを用いて実施例3に準じて反応及
び後処理を行った後、カラムクロマトグラフィー(”Li
ChroprepDIOL”(MERCK社、登録商標)、酢酸エチル:
n−ヘキサン=4:1)に付し、融点135℃以上(軟
化点)を有する黄色ガラス状の目的化合物0.25gが
得られた。
【0393】
【実施例20】3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−
2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメト
キシ)−1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−
イルメトキシ]フェニル}−2−(4−ニトロフェニル
チオ)プロピオン酸エチル(例示化合物No.7−12
1) N−{5−(6−メトキシメトキシ−2,5,7,8−
テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−2−[4
−[2−(4−ニトロフェニルチオ)−2−エトキシカ
ルボニルエチル]フェノキシアセチルアミノ]フェニ
ル}−N−メチルカルバミン酸t−ブチル(参考例17
の化合物)1g、エタノール5ml及び4規定塩酸1,
4−ジオキサン溶液10mlを用いて実施例1に準じて
反応及び後処理を行い、Rf値=0.20(シリカゲル
薄層クロマトグラフィー、酢酸エチル:n−ヘキサン=
2:3)を有する黄色ガラス状の目的化合物0.6gが
得られた。
【0394】
【実施例21】3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−
2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメト
キシ)−1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−
イルメトキシ]フェニル}−2−(4−ニトロフェニル
チオ)プロピオン酸・塩酸塩(例示化合物No.7−1
1の塩酸塩) 3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−
テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−1−メチ
ル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメトキシ]フ
ェニル}−2−(4−ニトロフェニルチオ)プロピオン
酸エチル(実施例20の化合物)0.58g、水酸化リ
チウム・1水和物0.11g、蒸留水8ml及びN,N
−ジメチルホルムアミド15mlを用いて実施例3に準
じて反応及び後処理を行った後、液体クロマトグラフィ
ー(”LiChroprepDIOL”(MERCK社、登録商標)、酢酸
エチル:n−ヘキサン=10:1)に付し、得られたガ
ラス状の生成物0.38gをテトラヒドロフラン5ml
に溶解し、4規定塩酸1,4−ジオキサン溶液5mlを
加えて室温で10分間放置した。溶剤を留去し得られた
残渣をジエチルエーテルで結晶化すると、融点130℃
〜138℃(軟化点)を有する黄色粉末状の目的化合物
0.35gが得られた。
【0395】
【実施例22】3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−
2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメト
キシ)−1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−
イルメトキシ]フェニル}−2−フェノキシプロピオン
酸エチル(例示化合物No.7−92) N−{2−[4−(2−エトキシカルボニル−2−フェ
ノキシエチル)フェノキシアセチルアミノ]−5−(6
−メトキシメトキシ−2,5,7,8−テトラメチルク
ロマン−2−イルメトキシ)フェニル}−N−メチルカ
ルバミン酸t−ブチル(参考例29の化合物)0.58
g、エタノール5ml及び4規定塩酸1,4−ジオキサ
ン溶液10mlを用いて実施例1に準じて反応及び後処
理を行い、Rf値=0.13(シリカゲル薄層クロマト
グラフィー、酢酸エチル:n−ヘキサン=1:2)を有
する白色ガラス状の目的化合物0.39gが得られた。
【0396】
【実施例23】3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−
2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメト
キシ)−1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−
イルメトキシ]フェニル}−2−フェノキシプロピオン
酸・塩酸塩(例示化合物No.4−10の塩酸塩) 3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−
テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−1−メチ
ル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメトキシ]フ
ェニル}−2−フェノキシプロピオン酸エチル(実施例
22の化合物)0.37g、水酸化リチウム・1水和物
0.076g、蒸留水5ml及びN,N−ジメチルホル
ムアミド10mlを用いて実施例3に準じて反応及び後
処理を行った後、液体クロマトグラフィー(”LiChropr
epDIOL”(MERCK社、登録商標)、酢酸エチル:n−ヘ
キサン=3:1)に付し、得られたガラス状の生成物を
4規定塩酸1,4−ジオキサン溶液5mlに溶解し、室
温で15分間放置した。溶剤を留去し得られた残渣をテ
トラヒドロフラン5mlに溶解し、ジエチルエーテル2
50ml中に攪拌しながら滴下した。更に20分間攪拌
し、生じた析出物を濾取すると融点128℃〜135℃
(軟化点)を有する灰白色粉末状の目的化合物0.22
gが得られた。
【0397】
【実施例24】2−(4−シアノフェノキシ)−3−
{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テト
ラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−1−メチル−
1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメトキシ]フェニ
ル}プロピオン酸エチル(例示化合物No.7−12
2) N−{2−[4−[2−(4−シアノフェノキシ)−2
−エトキシカルボニルエチル]フェノキシアセチルアミ
ノ]−5−(6−メトキシメトキシ−2,5,7,8−
テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)フェニル}
−N−メチルカルバミン酸t−ブチル(参考例18の化
合物)0.57g、1,4−ジオキサン3ml及び4規
定塩酸1,4−ジオキサン溶液3mlを用いて実施例1
に準じて反応及び後処理を行い、Rf値=0.38("H
PTLC NH2 F254S"(MERCK)、酢酸エチル:n−ヘキサン
=3:2)を有する白色ガラス状の目的化合物0.27
gが得られた。
【0398】
【実施例25】2−(4−シアノフェノキシ)−3−
{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テト
ラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−1−メチル−
1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメトキシ]フェニ
ル}プロピオン酸・塩酸塩(例示化合物No.7−12
の塩酸塩) 2−(4−シアノフェノキシ)−3−{4−[6−(6
−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン
−2−イルメトキシ)−1−メチル−1H−ベンゾイミ
ダゾール−2−イルメトキシ]フェニル}プロピオン酸
エチル(実施例24の化合物)0.48g、水酸化リチ
ウム・1水和物0.09g、蒸留水5ml及びN,N−
ジメチルホルムアミド10mlを用いて実施例3に準じ
て反応及び後処理を行った後、液体クロマトグラフィー
(”LiChroprepDIOL”(MERCK社、登録商標)、酢酸エ
チル:n−ヘキサン=5:1)に付し、得られたガラス
状の生成物を1,4−ジオキサン5mlに溶解し、4規
定塩酸1,4−ジオキサン溶液2mlを室温で加え、1
0分間放置した。この溶液をジエチルエーテル100m
l中に攪拌しながら滴下した。更に15分間攪拌し、生
じた析出物を濾取すると融点142℃〜146℃(軟化
点)を有する淡紅色粉末状の目的化合物0.33gが得
られた。
【0399】
【実施例26】3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−
2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメト
キシ)−1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−
イルメトキシ]フェニル}−2−(4−メチルフェニル
チオ)プロピオン酸エチル(例示化合物No.7−12
7) N−{2−[4−[2−エトキシカルボニル−2−(4
−メチルフェニルチオ)エチル]フェノキシアセチルア
ミノ]−5−(6−メトキシメトキシ−2,5,7,8
−テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)フェニ
ル}−N−メチルカルバミン酸t−ブチル(参考例19
の化合物)0.92g、エタノール4ml及び4規定塩
酸1,4−ジオキサン溶液10mlを用いて実施例1に
準じて反応及び後処理を行い、Rf値=0.31("HPT
LC NH2 F254S"(MERCK)、酢酸エチル:n−ヘキサン=
1:1)を有する白色ガラス状の目的化合物0.57g
が得られた。
【0400】
【実施例27】2−(4−メチルフェニルチオ)−3−
{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テト
ラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−1−メチル−
1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメトキシ]フェニ
ル}プロピオン酸・塩酸塩(例示化合物No.7−1
7) 3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−
テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−1−メチ
ル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメトキシ]フ
ェニル}−2−(4−メチルフェニルチオ)プロピオン
酸エチル(実施例26の化合物)0.55g、水酸化リ
チウム・1水和物0.1g、蒸留水5ml及びN,N−
ジメチルホルムアミド10mlを用いて実施例3に準じ
て反応及び後処理を行った後、液体クロマトグラフィー
(”LiChroprepDIOL”(MERCK社、登録商標)、酢酸エ
チル:n−ヘキサン=2:1)に付し、得られたガラス
状の生成物0.3gを1,4−ジオキサン5mlに溶解
し、4規定塩酸1,4−ジオキサン溶液2mlを室温で
加え、30分間放置した。溶剤を留去し得られた残渣を
1,4−ジオキサン5mlに溶解し、ジエチルエーテル
200ml中に攪拌しながら滴下した。更に30分間攪
拌し、生じた析出物を濾取すると融点118℃〜122
℃(軟化点)を有する灰白色粉末状の目的化合物0.2
6gが得られた。
【0401】
【実施例28】2−(4−クロロフェニルチオ)−3−
{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テト
ラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−1−メチル−
1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメトキシ]フェニ
ル}プロピオン酸エチル(例示化合物No.7−13
0) N−{2−[4−[2−(4−クロロフェニルチオ)−
2−エトキシカルボニルエチル]フェノキシアセチルア
ミノ]−5−(6−メトキシメトキシ−2,5,7,8
−テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)フェニ
ル}−N−メチルカルバミン酸t−ブチル(参考例20
の化合物)0.75g、エタノール4ml及び4規定塩
酸1,4−ジオキサン溶液10mlを用いて実施例1に
準じて反応及び後処理を行い、Rf値=0.33("HPT
LC NH2 F254S"(MERCK)、酢酸エチル:n−ヘキサン=
1:1)を有する白色ガラス状の目的化合物0.51g
が得られた。
【0402】
【実施例29】2−(4−クロロフェニルチオ)−3−
{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テト
ラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−1−メチル−
1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメトキシ]フェニ
ル}プロピオン酸・塩酸塩(例示化合物No.7−20
の塩酸塩) 2−(4−クロロフェニルチオ)−3−{4−[6−
(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチルクロ
マン−2−イルメトキシ)−1−メチル−1H−ベンゾ
イミダゾール−2−イルメトキシ]フェニル}プロピオ
ン酸エチル(実施例28の化合物)0.49g、水酸化
リチウム・1水和物0.09g、蒸留水5ml及びN,
N−ジメチルホルムアミド10mlを用いて実施例3に
準じて反応及び後処理を行った後、液体クロマトグラフ
ィー(”LiChroprepDIOL”(MERCK社、登録商標)、酢
酸エチル:n−ヘキサン=2:1)に付し、得られたガ
ラス状の生成物0.23gを1,4−ジオキサン5ml
に溶解し、4規定塩酸1,4−ジオキサン溶液2mlを
室温で加え、30分間放置した。溶剤を留去し得られた
残渣を1,4−ジオキサン5mlに溶解し、ジエチルエ
ーテル200ml中に攪拌しながら滴下した。更に30
分間攪拌し、生じた析出物を濾取すると融点120℃〜
124℃(軟化点)を有する淡黄色粉末状の目的化合物
0.2gが得られた。
【0403】
【実施例30】2−(4−t−ブチルフェニルチオ)−
3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−
テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−1−メチ
ル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメトキシ]フ
ェニル}プロピオン酸エチル(例示化合物No.7−1
33) N−{2−[4−[2−(4−t−ブチルフェニルチ
オ)−2−エトキシカルボニルエチル]フェノキシアセ
チルアミノ]−5−(6−メトキシメトキシ−2,5,
7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)フ
ェニル}−N−メチルカルバミン酸t−ブチル(参考例
21の化合物)0.75g、エタノール8ml及び4規
定塩酸1,4−ジオキサン溶液8mlを用いて実施例1
に準じて反応及び後処理を行い、Rf値=0.42("H
PTLC NH2 F254S"(MERCK)、酢酸エチル:n−ヘキサン
=1:1)を有する白色ガラス状の目的化合物0.55
gが得られた。
【0404】
【実施例31】2−(4−t−ブチルフェニルチオ)−
3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−
テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−1−メチ
ル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメトキシ]フ
ェニル}プロピオン酸・塩酸塩(例示化合物No.7−
23の塩酸塩) 2−(4−t−ブチルフェニルチオ)−3−{4−[6
−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチルク
ロマン−2−イルメトキシ)−1−メチル−1H−ベン
ゾイミダゾール−2−イルメトキシ]フェニル}プロピ
オン酸エチル0.53g、水酸化リチウム・1水和物
0.1g、蒸留水5ml及びN,N−ジメチルホルムア
ミド15mlを用いて実施例3に準じて反応及び後処理
を行った後、液体クロマトグラフィー(”LiChroprepDI
OL”(MERCK社、登録商標)、酢酸エチル:n−ヘキサ
ン=2:1)に付し、得られたガラス状の生成物を1,
4−ジオキサン5mlに溶解し、4規定塩酸1,4ジオ
キサン溶液2mlを室温で加え、15分間放置した。溶
剤を留去し得られた残渣を1,4−ジオキサン5mlに
溶解し、ジエチルエーテル200ml中に攪拌しながら
滴下した。更に15分間攪拌し、生じた析出物を濾取す
ると融点134℃〜138℃(軟化点)を有する淡黄色
粉末状の目的化合物0.24gが得られた。
【0405】
【実施例32】3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−
2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメト
キシ)−1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−
イルメトキシ]フェニル}−2−(4−メトキシフェニ
ルチオ)プロピオン酸エチル(例示化合物No.7−1
36) N−{5−(6−メトキシメトキシ−2,5,7,8−
テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−2−[4
−[2−(4−メトキシフェニルチオ)−2−エトキシ
カルボニルエチル]フェノキシアセチルアミノ]フェニ
ル}−N−メチルカルバミン酸t−ブチル(参考例22
の化合物)0.7g、エタノール8ml及び4規定塩酸
1,4−ジオキサン溶液8mlを用いて実施例1に準じ
て反応及び後処理を行い、Rf値=0.26("HPTLC N
H2 F254S"(MERCK)、酢酸エチル:n−ヘキサン=1:
1)を有する白色ガラス状の目的化合物0.5gが得ら
れた。
【0406】
【実施例33】3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−
2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメト
キシ)−1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−
イルメトキシ]フェニル}−2−(4−メトキシフェニ
ルチオ)プロピオン酸・塩酸塩(例示化合物No.7−
26の塩酸塩) 3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−
テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−1−メチ
ル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメトキシ]フ
ェニル}−2−(4−メトキシフェニルチオ)プロピオ
ン酸エチル(実施例32の化合物)0.48g、水酸化
リチウム・1水和物0.1g、蒸留水5ml及びN,N
−ジメチルホルムアミド15mlを用いて実施例3に準
じて反応及び後処理を行った後、液体クロマトグラフィ
ー(”LiChroprepDIOL”(MERCK社、登録商標)、酢酸
エチル:n−ヘキサン=2:1)に付し、得られたガラ
ス状の生成物を1,4−ジオキサン5mlに溶解し、4
規定塩酸1,4−ジオキサン溶液2mlを室温で加え、
15分間放置した。溶剤を留去し得られた残渣を1,4
−ジオキサン5mlに溶解し、ジエチルエーテル200
ml中に攪拌しながら滴下した。更に15分間攪拌し、
生じた析出物を濾取すると融点122℃〜125℃(軟
化点)を有する淡紅色粉末状の目的化合物0.22gが
得られた。
【0407】
【実施例34】5−{4−[6−(6−ヒドロキシ−4
−オキソ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2
−イルメトキシ)−1−メチル−1H−ベンゾイミダゾ
ール−2−イルメトキシ]ベンジル}チアゾリジン−
2,4−ジオン(例示化合物No.2−20) N−{5−(6−アセトキシ−4−オキソ−2,5,
7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−
2−[4−(2,4−ジオキソチアゾリジン−5−イル
メチル)フェノキシアセチルアミノ]フェニル}−N−
メチルカルバミン酸t−ブチル(参考例41の化合物)
0.25g、蒸留水5ml及び4規定塩酸1,4−ジオ
キサン溶液30mlの混合物を室温で5日間放置し、次
いで1時間加熱還流した。反応混合物より溶剤を留去
し、残渣に水を加え、炭酸水素ナトリウムで中和した
後、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄
後無水硫酸マグネシウム上で乾燥した。溶剤を留去し、
得られた残渣を逆相系分取高速液体クロマトグラフィー
(ODS、アセトニトリル:(0.2%酢酸+0.2%
トリエチルアミン)水溶液=1:1)に付し、Rf値=
0.32(“HPTLC DIOL F 254S”(MERK)、酢酸エチ
ル:n-ヘキサン=3:1)を有する淡黄色ガラス状の目
的化合物0.18gが得られた。
【0408】
【実施例35】5−{4−[6−(6−ヒドロキシ−4
−オキソ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2
−イルメトキシ)−1−メチル−1H−ベンゾイミダゾ
ール−2−イルメトキシ]ベンジル}チアゾリジン−
2,4−ジオン・塩酸塩(例示化合物No.2−20の
塩酸塩) 5−{4−[6−(6−ヒドロキシ−4−オキソ−2,
5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメトキ
シ)−1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イ
ルメトキシ]ベンジル}チアゾリジン−2,4−ジオン
(実施例34の化合物)0.17g、酢酸エチル3ml
及び4規定塩酸酢酸エチル溶液2mlの混合物を室温で
10分間攪拌した。反応混合物にn-ヘキサン50mlを
加え、30分間攪拌し、生じた析出物を濾取すると、融
点150℃〜154℃を有する淡黄色粉末状の目的化合
物0.14gが得られた。
【0409】
【実施例36】5−{4−[6−(6−ヒドロキシ−4
−メトキシイミノ−2,5,7,8−テトラメチルクロ
マン−2−イルメトキシ)−1−メチル−1H−ベンゾ
イミダゾール−2−イルメトキシ]ベンジル}チアゾリ
ジン−2,4−ジオン(例示化合物No.2−24) 5−{4−[6−(6−ヒドロキシ−4−オキソ−2,
5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメトキ
シ)−1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イ
ルメトキシ]ベンジル}チアゾリジン−2,4−ジオン
(実施例34の化合物)0.3g、O−メチルヒドロキ
シルアミン 塩酸塩0.13g、ピリジン0.12g及
び無水メタノール15mlの混合物を室温で1時間攪拌
後、2日間放置した。更に4時間加熱還流し、一晩放置
した。溶剤を留去し、残渣を逆相系分取高速液体クロマ
トグラフィー(ODS、アセトニトリル:(0.2%酢
酸+0.2%トリエチルアミン)水溶液=6:4)に付
し、Rf値=0.56(“HPTLC DIOL F254S”(MER
K)、酢酸エチル:n-ヘキサン=3:1)を有する淡紅
色ガラス状の目的化合物0.22gが得られた。
【0410】
【実施例37】5−{4−[6−(6−ヒドロキシ−4
−メトキシイミノ−2,5,7,8−テトラメチルクロ
マン−2−イルメトキシ)−1−メチル−1H−ベンゾ
イミダゾール−2−イルメトキシ]ベンジル}チアゾリ
ジン−2,4−ジオン・塩酸塩(例示化合物No.2−
24の塩酸塩) 5−{4−[6−(6−ヒドロキシ−4−メトキシイミ
ノ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イル
メトキシ)−1−メチル−1−H−ベンゾイミダゾール
−2−イルメトキシ]ベンジル}チアゾリジン−2,4
−ジオン(実施例36の化合物)0.21g、酢酸エチ
ル5ml及び4規定塩酸酢酸エチル溶液10mlの混合
物に超音波を10分間照射した。溶剤を留去し、得られ
た残渣をジエチルエーテルで結晶化し、融点140℃〜
146℃(軟化点)を有する淡黄色粉末状の目的化合物
0.2gが得られた。
【0411】
【実施例38】5−{4−[6−(4−ベンジルオキシ
イミノ−6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチ
ルクロマン−2−イルメトキシ)−1−メチル−1H−
ベンゾイミダゾール−2−イルメトキシ]ベンジル}チ
アゾリジン−2,4−ジオン(例示化合物No.2−2
5) 5−{4−[6−(6−ヒドロキシ−4−オキソ−2,
5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメトキ
シ)−1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イ
ルメトキシ]ベンジル}チアゾリジン−2,4−ジオン
(実施例34の化合物)0.3g、O−ベンジルヒドロ
キシルアミン 塩酸塩0.24g、ピリジン0.12g
及び無水メタノール15mlを用いて実施例36に準じ
て反応及び後処理を行い、Rf値=0.58(“HPTLC
DIOL F254S”(MERK)、酢酸エチル:n-ヘキサン=3:
1)を有する淡黄色ガラス状の目的化合物0.24gが
得られた。
【0412】
【実施例39】5−{4−[6−(4−ベンジルオキシ
イミノ−6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチ
ルクロマン−2−イルメトキシ)−1−メチル−1H−
ベンゾイミダゾール−2−イルメトキシ]ベンジル}チ
アゾリジン−2,4−ジオン・塩酸塩(例示化合物N
o.2−25の塩酸塩) 5−{4−[6−(4−ベンジルオキシイミノ−6−ヒ
ドロキシ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2
−イルメトキシ)−1−メチル−1H−ベンゾイミダゾ
ール−2−イルメトキシ]ベンジル}チアゾリジン−
2,4−ジオン(実施例38の化合物)0.23g、酢
酸エチル5ml及び4規定塩酸酢酸エチル溶液10ml
を用いて実施例37に準じて反応及び後処理を行い、融
点135℃〜142℃(軟化点)を有する淡黄色粉末状
の目的化合物0.2gが得られた。
【0413】
【実施例40】5−{4−[6−(6−ヒドロキシ−4
−ヒドロキシイミノ−2,5,7,8−テトラメチルク
ロマン−2−イルメトキシ)−1−メチル−1H−ベン
ゾイミダゾール−2−イルメトキシ]ベンジル}チアゾ
リジン−2,4−ジオン(例示化合物No.2−23) 5−{4−[6−(6−ヒドロキシ−4−オキソ−2,
5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメトキ
シ)−1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イ
ルメトキシ]ベンジル}チアゾリジン−2,4−ジオン
(実施例34の化合物)0.6g、ヒドロキシルアミン
塩酸塩0.21g、ピリジン0.24g及び無水メタ
ノール30mlの混合物を室温で1時間攪拌後、1.5
日間放置した。更に1日間加熱還流した後、ヒドロキシ
ルアミン 塩酸塩0.21g及びピリジン0.24gを
加え、室温で2時間攪拌後、2日間放置した。溶剤を留
去し、残渣を逆相系分取高速液体クロマトグラフィー
(ODS、アセトニトリル:(0.2%酢酸+0.2%
トリエチルアミン)水溶液=1:1)に付し、Rf値=
0.36(“HPTLC DIOL F254S”(MERK)、酢酸エチ
ル:n-ヘキサン=3:1)を有する淡黄色ガラス状の目
的化合物0.33gが得られた。
【0414】
【実施例41】5−{4−[6−(6−ヒドロキシ−4
−ヒドロキシイミノ−2,5,7,8−テトラメチルク
ロマン−2−イルメトキシ)−1−メチル−1H−ベン
ゾイミダゾール−2−イルメトキシ]ベンジル}チアゾ
リジン−2,4−ジオン・塩酸塩(例示化合物No.2
−23の塩酸塩) 5−{4−[6−(6−ヒドロキシ−4−ヒドロキシイ
ミノ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イ
ルメトキシ)−1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール
−2−イルメトキシ]ベンジル}チアゾリジン−2,4
−ジオン(実施例40の化合物)0.32g、酢酸エチ
ル10ml及び4規定塩酸酢酸エチル溶液15mlを用
いて実施例37に準じて反応及び後処理を行い、融点1
58℃〜162℃(軟化点)を有する黄色粉末状の目的
化合物0.32gが得られた。
【0415】
【実施例42】5−{4−[6−(4−エトキシカルボ
ニルメトキシイミノ−6−ヒドロキシ−2,5,7,8
−テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−1−メ
チル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメトキシ]
ベンジル}チアゾリジン−2,4−ジオン(例示化合物
No.6−2) 5−{4−[6−(6−ヒドロキシ−4−オキソ−2,
5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメトキ
シ)−1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イ
ルメトキシ]ベンジル}チアゾリジン−2,4−ジオン
(実施例34の化合物)0.3g、アミノオキシ酢酸t
−ブチル p−トルエンスルホン酸塩0.48g、ピリ
ジン0.12g及び無水メタノール15mlの混合物を
室温で1時間攪拌後、1.5日間放置した。更に3.5
時間加熱還流した後、一晩放置した。溶剤を留去し、残
渣をエタノール5ml及び4規定塩酸1,4−ジオキサ
ン溶液10mlに溶解し2日間放置した。溶剤を留去
し、残渣を逆相系分取高速液体クロマトグラフィー(O
DS、アセトニトリル:(0.2%酢酸+0.2%トリ
エチルアミン)水溶液=3:2)に付し、Rf値=0.
32(“HPTLC DIOL F25 4S”(MERK)、酢酸エチル:n-
ヘキサン=3:1)を有する淡黄色ガラス状の目的化合
物0.25gが得られた。
【0416】
【実施例43】5−{4−[6−(4−エトキシカルボ
ニルメトキシイミノ−6−ヒドロキシ−2,5,7,8
−テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−1−メ
チル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメトキシ]
ベンジル}チアゾリジン−2,4−ジオン・塩酸塩(例
示化合物No.6−2の塩酸塩) 5−{4−[6−(4−エトキシカルボニルメトキシイ
ミノ−6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチル
クロマン−2−イルメトキシ)−1−メチル−1H−ベ
ンゾイミダゾール−2−イルメトキシ]ベンジル}チア
ゾリジン−2,4−ジオン(実施例42の化合物)0.
24g、酢酸エチル5ml及び4規定塩酸酢酸エチル溶
液10mlを用いて実施例37に準じて反応及び後処理
を行い、融点127℃〜133℃(軟化点)を有する淡
黄色粉末状の目的化合物0.19gが得られた。
【0417】
【参考例】
【0418】
【参考例1】N−[5−(6−メトキシメトキシ−2,
5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメトキ
シ)−2−ニトロフェニル]−N−メチルカルバミン酸
t−ブチルエステル(参考例2の原料) 6−メトキシメトキシ−2,5,7,8−テトラメチル
クロマン−2−イルメタノール5.00g、N−(5−
クロロ−2−ニトロフェニル)−N−メチルカルバミン
酸t−ブチルエステル5.11gおよびジメチルホルム
アミド100mlの混合物中に、氷冷下、水素化ナトリ
ウム(55重量%)0.78gを加え、室温で3時間攪
拌した。反応混合物を一晩放置した後、反応混合物より
ジメチルホルムアミドを留去し、得られた残渣に水を加
え2N塩酸で中和し、酢酸エチルで抽出した。抽出液を
食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。抽
出液より溶剤を留去し、シリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(へキサン:酢酸エチル=4:1)に付して精製
すると、Rf値=0.30(シリカゲル薄層クロマトグ
ラフィー;へキサン:酢酸エチル=3:1)を有する目
的化合物8.18gが得られた。
【0419】
【参考例2】N−[2−アミノ−5−(6−メトキシメ
トキシ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−
イルメトキシ)フェニル]−N−メチルカルバミン酸t
−ブチルエステル(参考例3の原料) N−[5−(6−メトキシメトキシ−2,5,7,8−
テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−2−ニト
ロフェニル]−N−メチルカルバミン酸t−ブチルエス
テル(参考例1の化合物)4.00g、10%パラジウ
ム−炭素0.40gおよびメタノール80mlの混合物
を水素雰囲気下、室温で3時間攪拌した。反応終了後、
反応混合物より触媒をろ別し、ろ液を濃縮すると、Rf
値=0.12(シリカゲル薄層クロマトグラフィー;へ
キサン:酢酸エチル=3:1)を有する目的化合物3.
77gが得られた。
【0420】
【参考例3】N−{2−[4−(2,4−ジオキソチア
ゾリジン−5−イルメチル)フェノキシアセチルアミ
ノ]−5−(6−メトキシメトキシ−2,5,7,8−
テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)フェニル}
−N−メチルカルバミン酸t−ブチルエステル(実施例
1の原料) N−[2−アミノ−5−(6−メトキシメトキシ−2,
5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメトキ
シ)フェニル]−N−メチルカルバミン酸t−ブチルエ
ステル(参考例2の化合物)0.60g、4−(2,4
−ジオキソチアゾリジン−5−イルメチル)フェノキシ
酢酸0.34gおよび無水テトラヒドロフラン10ml
の混合物中に、氷冷下、トリエチルアミン0.20ml
およびジエチルシアノフォスフォネート0.22mlを
滴下し、室温で30分攪拌した。反応混合物を一晩放置
した後、反応混合物よりテトラヒドロフランを留去し、
得られた残渣に水を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出
液を食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し
た。抽出液より溶剤を留去し、シリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:1)に付し
て精製すると、Rf値=0.30(シリカゲル薄層クロ
マトグラフィー;ヘキサン:酢酸エチル=1:1)を有
する目的化合物0.84gが得られた。
【0421】
【参考例4】3−[4−(t−ブトキシカルボニルメト
キシ)フェニル]−2−(2,2,2−トリフルオロエ
トキシ)プロピオン酸メチルエステル(参考例5の原
料) 3−(4−ヒドロキシフェニル)−2−(2,2,2−
トリフルオロエトキシ)プロピオン酸メチルエステル
3.40g、アセトン60mlの混合物中に、室温下、
炭酸セシウム5.97gを加え、ブロモ酢酸t−ブチル
エステル3.58gを滴下し、室温で1時間30分攪拌
した。反応終了後、反応混合物よりアセトンを留去し、
得られた残渣に水を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出
液に飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥
した。抽出液より溶剤を留去し、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=1
0:1)に付して精製すると、Rf値=0.50(シリ
カゲル薄層クロマトグラフィー;n−ヘキサン・酢酸エ
チル=3:1)を有する目的化合物4.12gが得られ
た。
【0422】
【参考例5】3−(4−カルボキシメトキシフェニル)
−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)プロピオ
ン酸メチルエステル(参考例6の原料) 3−[4−(t−ブトキシカルボニルメトキシ)フェニ
ル]−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)プロ
ピオン酸メチルエステル(参考例4の化合物)4.05
g、1,4−ジオキサン40mlの混合物中に、室温
下、4規定塩酸ジオキサン40mlを加え、室温で5日
間攪拌した。反応終了後、反応混合物より4規定塩酸−
1,4−ジオキサンを留去し、結晶化すると、融点75
℃〜81℃を有する目的化合物3.63gが得られた。
【0423】
【参考例6】N−{2−[4−[2−メトキシカルボニ
ル−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチ
ル]フェノキシアセチルアミノ]−5−(6−メトキシ
メトキシ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2
−イルメトキシ)フェニル}−N−メチルカルバミン酸
t−ブチルエステル(実施例2の原料) N−[2−アミノ−5−(6−メトキシメトキシ−2,
5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメトキ
シ)フェニル]−N−メチルカルバミン酸t−ブチルエ
ステル(参考例2の化合物)0.80g、3−(4−カ
ルボキシメトキシフェニル)−2−(2,2,2−トリ
フルオロエトキシ)プロピオン酸メチルエステル(参考
例5の化合物)0.59g、トリエチルアミン0.18
g、ジエチルシアノフォスフォネート0.29gおよび
無水テトラヒドロフラン20mlを用い、参考例3に準
じて反応および後処理を行なうと、Rf値=0.56
(シリカゲル薄層クロマトグラフィー;n−ヘキサン:
酢酸エチル=1:1)を有する目的化合物1.09gが
得られた。
【0424】
【参考例7】3−(4−ヒドロキシフェニル)−2−メ
ルカプトプロピオン酸メチル(参考例8の原料) 5−(4−アセトキシベンジル)−3−トリフェニルメ
チルチアゾリジン−2,4−ジオン879gのトルエン
1.5l溶液に、28%ナトリウムメトキシドメタノー
ル溶液368gを氷冷下で滴下した。室温で2時間撹拌
後、反応溶液にテトラヒドロフラン1l、氷水.0.8
l及び10%塩酸を加え、pH=2に調整した。この反
応溶液の有機層の不要物を濾去し、母液を5%クエン酸
水溶液と飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で
乾燥した。濾液より溶媒を留去し、残査にイソプロピル
エーテルを加え、析出した不溶物を濾去した。濾液より
溶媒を留去し、残査をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィ−(1回目;酢酸エチル:n−ヘキサン=1:6、
1:5、1:4、2回目;酢酸エチル:n−ヘキサン=
1:6、1:5)に付すと、Rf=0.35(酢酸エチ
ル:n−ヘキサン=1:4)を有する橙色油状の目的化
合物0.33gが得られた。
【0425】
【参考例8】2−(4−フルオロベンジルチオ)−3−
(4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸メチル(参考
例9の原料) 3−(4−ヒドロキシフェニル)−2−メルカプトプロ
ピオン酸メチル(参考例7の化合物)200mgの無水
テトラヒドロフラン4ml溶液にトリエチルアミン0.
14ml及び4−フルオロベンジルブロミド0.12m
lを加え、室温で1時間撹拌した。4日間室温で放置
後、反応混合物より減圧下で溶媒を留去し、残査に水を
加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗
浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。抽出液より酢
酸エチルを留去し、残査をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィ−(酢酸エチル:n−ヘキサン=1:2、1:
1)に付すと、Rf=0.44(酢酸エチル:n−ヘキ
サン=1:2)を有する無色油状のの目的化合物0.2
6gが得られた。
【0426】
【参考例9】3−(4−t−ブトキシカルボニルメトキ
シフェニル)−2−(4−フルオロベンジルチオ)プロ
ピオン酸メチル(参考例10の原料) 2−(4−フルオロベンジルチオ)−3−(4−ヒドロ
キシフェニル)プロピオン酸メチル(参考例8の化合
物)0.20g、ブロモ酢酸t−ブチル0.13ml、
無水N,N−ジメチルホルムアミド4ml及び水素化ナ
トリウム(55%以上、油性)31mgを用い、参考例
4に準じて反応を行った。反応混合物より減圧下で溶媒
を留去し、残査に水を加え、酢酸エチルで抽出した。抽
出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾
燥した。抽出液より酢酸エチルを留去し、残査をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィ−(酢酸エチル:n−ヘキ
サン=1:9、1:4)に付すと、Rf=0.21(酢
酸エチル:n−ヘキサン=1:9)を有する無色油状の
目的化合物0.25gが得られた。
【0427】
【参考例10】3−(4−カルボキシメトキシフェニ
ル)−2−(4−フルオロベンジルチオ)プロピオン酸
メチル(参考例11の原料) 3−(4−t−ブトキシカルボニルメトキシフェニル)
−2−(4−フルオロベンジルチオ)プロピオン酸メチ
ル(参考例9の化合物)4.00g、1,4―ジオキサ
ン10ml及び4規定塩酸1,4−ジオキサン40ml
を用い、参考例5に準じて反応を行った。反応混合物よ
り減圧下で溶媒を留去すると、Rf=0.12(酢酸エ
チル:n−ヘキサン=1:2)を有する淡橙色油状の目
的化合物4.53g(1,4−ジオキサン混合物)が得
られた。
【0428】
【参考例11】N−{2−[4−[2−(4−フルオロ
ベンジルチオ)−2−メトキシカルボニルエチル]フェ
ノキシメチルカルボニルアミノ]−5−(6−メトキシ
メトキシ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2
−イルメトキシ)フェニル}―N−メチルカルバミン酸
t−ブチルエステル(実施例4の原料) 3−(4−カルボキシメトキシフェニル)−2−(4−
フルオロベンジルチオ)プロピオン酸メチル(参考例1
0の化合物)586mg、N−[2−アミノ−5−(6
−メトキシメトキシー2,5,7,8−テトラメチルク
ロマン−2−イルメトキシ)フェニル]―N−メチルカ
ルバミン酸t−ブチルエステル(参考例2の化合物)5
00mg、トリエチルアミン0.42ml、無水テトラ
ヒドロフラン10ml及びシアノリン酸ジエチル0.2
3mlを用い、参考例6に準じて反応を行った。反応混
合物より減圧下で溶媒を留去し、残査に水を加え、酢酸
エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水
硫酸ナトリウム上で乾燥した。抽出液より酢酸エチルを
留去し、残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(酢酸エチル:n−ヘキサン=1:3、1:2、1:
1)に付すと、Rf=0.63(酢酸エチル:n−ヘキ
サン=1:1)を有する黄色油状の目的化合物0.69
gが得られた。
【0429】
【参考例12】4−ヒドロキシフェニル乳酸エチル(参
考例13の原料) 4−ヒドロキシフェニル乳酸30g、無水エタノール5
0ml及び4規定塩酸1,4−ジオキサン溶液100m
lの混合物を室温で一晩放置した。溶剤を留去後、水で
希釈し、炭酸水素ナトリウムで中和した。酢酸エチルで
抽出後、抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウム上で乾燥した。溶剤を留去し、Rf値=0.78
(シリカゲル薄層クロマトグラフィー、酢酸エチル)を
有する淡黄色油状の目的化合物35.7gが得られた。
【0430】
【参考例13】3−(4−t−ブトキシカルボニルメト
キシフェニル)−2−ヒドロキシプロピオン酸エチル
(参考例14、25の原料) 4−ヒドロキシフェニル乳酸エチル(参考例12の化合
物)35.6g、ブロモ酢酸t−ブチルエステル58.
2g、炭酸セシウム83g及びアセトン700mlを用
いて参考例4に準じて反応及び後処理を行い、Rf値=
0.3(シリカゲル薄層クロマトグラフィー、酢酸エチ
ル:n−ヘキサン=1:4)を有する淡黄色油状の目的
化合物28gが得られた。
【0431】
【参考例14】3−(4−カルボキシメトキシフェニ
ル)−2−ヒドロキシプロピオン酸エチル(参考例15
の原料) 3−(4−t−ブトキシカルボニルメトキシフェニル)
−2−ヒドロキシプロピオン酸エチル(参考例13の化
合物)18g及び4規定塩酸1,4−ジオキサン溶液1
50mlを用いて参考例5に準じて反応及び後処理を行
い、Rf値=0.35(“HPTLC DIOL F254S”(MER
K)、酢酸エチル:n-ヘキサン=1:2)を有する褐色
油状の目的化合物17.5gが得られた。
【0432】
【参考例15】N−{2−[4−(2−エトキシカルボ
ニル−2−ヒドロキシエチル)フェノキシアセチルアミ
ノ]−5−(6−メトキシメトキシ−2,5,7,8−
テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)フェニル}
−N−メチルカルバミン酸t−ブチル(実施例10、参
考例16〜24の原料) N−[2−アミノ−5−(6−メトキシメトキシ−2,
5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメトキ
シ)フェニル]−N−メチルカルバミン酸t−ブチル
(参考例2の化合物)16g、3−(4−カルボキシメ
トキシフェニル)−2−ヒドロキシプロピオン酸エチル
(参考例14の化合物)17.4g、無水トリエチルア
ミン4.86g、シアノリン酸ジエチル7.82g及び
無水テトラヒドロフラン250mlを用い、参考例3に
準じて反応及び後処理を行うと、Rf値=0.1(シリ
カゲル薄層クロマトグラフィー、酢酸エチル:n−ヘキ
サン=2:1)を有する黄色ガラス状の目的化合物2
0.6gが得られた。
【0433】
【参考例16】N−{2−[4−(2−エトキシカルボ
ニル−2−フェニルチオエチル)フェノキシアセチルア
ミノ]−5−(6−メトキシメトキシ−2,5,7,8
−テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)フェニ
ル}−N−メチルカルバミン酸t−ブチル(実施例8の
原料) N−{2−[4−(2−エトキシカルボニル−2−ヒド
ロキシエチル)フェノキシアセチルアミノ]−5−(6
−メトキシメトキシ−2,5,7,8−テトラメチルク
ロマン−2−イルメトキシ)フェニル}−N−メチルカ
ルバミン酸t−ブチル(参考例15の化合物)1g、チ
オフェノール0.22g、1,1’−(アゾジカルボニ
ル)ジピペリジン0.53g、トリ−n−ブチルホスフ
ィン0.42g及び無水トルエン20mlの混合物を室
温で3時間攪拌後、一晩放置した。不溶物を濾去した
後、溶剤を留去し、得られた残渣を液体クロマトグラフ
ィー(シリカゲル、酢酸エチル:n−ヘキサン=1:
2)に付し、Rf値=0.75(シリカゲル薄層クロマ
トグラフィー、酢酸エチル:n-ヘキサン=1:1)を有
する白色ガラス状の目的化合物0.75gが得られた。
【0434】
【参考例17】N−{2−[4−[2−エトキシカルボ
ニル−2−(4−ニトロフェニルチオ)エチル]フェノ
キシアセチルアミノ]−5−(6−メトキシメトキシ−
2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメト
キシ)フェニル}−N−メチルカルバミン酸t−ブチル
(実施例20の原料) N−{2−[4−(2−エトキシカルボニル−2−ヒド
ロキシエチル)フェノキシアセチルアミノ]−5−(6
−メトキシメトキシ−2,5,7,8−テトラメチルク
ロマン−2−イルメトキシ)フェニル}−N−メチルカ
ルバミン酸t−ブチル(参考例15の化合物)1.5
g、4−ニトロチオフェノール0.78g、1,1’−
(アゾジカルボニル)ジピペリジン1.5g、トリ−n
−ブチルホスフィン1.4g及び無水トルエン30ml
を用いて参考例16に準じて反応及び後処理を行い、R
f値=0.47(シリカゲル薄層クロマトグラフィー、
酢酸エチル:n−ヘキサン=1:2)を有する淡黄色油
状の目的化合物0.44gが得られた。
【0435】
【参考例18】N−{2−[4−[2−(4−シアノフ
ェノキシ)−2−エトキシカルボニルエチル]フェノキ
シアセチルアミノ]−5−(6−メトキシメトキシ−
2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメト
キシ)フェニル}−N−メチルカルバミン酸t−ブチル
(実施例24の原料) N−{2−[4−(2−エトキシカルボニル−2−ヒド
ロキシエチル)フェノキシアセチルアミノ]−5−(6
−メトキシメトキシ−2,5,7,8−テトラメチルク
ロマン−2−イルメトキシ)フェニル}−N−メチルカ
ルバミン酸t−ブチル(参考例15の化合物)1g、4
−シアノフェノール0.36g、1,1’−(アゾジカ
ルボニル)ジピペリジン0.76g、トリ−n−ブチル
ホスフィン0.61g及び無水トルエン20mlを用い
て参考例16に準じて反応及び後処理を行い、Rf値=
0.29(シリカゲル薄層クロマトグラフィー、酢酸エ
チル:n−ヘキサン=1:2)を有する白色ガラス状の
目的化合物0.57gが得られた。
【0436】
【参考例19】N−{2−[4−[2−エトキシカルボ
ニル−2−(4−メチルフェニルチオ)−エチル]フェ
ノキシアセチルアミノ]−5−(6−メトキシメトキシ
−2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメ
トキシ)フェニル}−N−メチルカルバミン酸t−ブチ
ル(実施例26の原料) N−{2−[4−(2−エトキシカルボニル−2−ヒド
ロキシエチル)フェノキシアセチルアミノ]−5−(6
−メトキシメトキシ−2,5,7,8−テトラメチルク
ロマン−2−イルメトキシ)フェニル}−N−メチルカ
ルバミン酸t−ブチル(参考例15の化合物)1.2
g、4−メチルチオフェノール0.37g、1,1’−
(アゾジカルボニル)ジピペリジン0.81g、トリ−
n−ブチルホスフィン0.65g及び無水トルエン25
mlを用いて参考例16に準じて反応及び後処理を行
い、Rf値=0.61(シリカゲル薄層クロマトグラフ
ィー、酢酸エチル:n−ヘキサン=1:2)を有する白
色ガラス状の目的化合物0.94gが得られた。
【0437】
【参考例20】N−{2−[4−[2−(4−クロロフ
ェニルチオ)−2−エトキシカルボニルエチル]フェノ
キシアセチルアミノ]−5−(6−メトキシメトキシ−
2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメト
キシ)フェニル}−N−メチルカルバミン酸t−ブチル
(実施例28の原料) N−{2−[4−(2−エトキシカルボニル−2−ヒド
ロキシエチル)フェノキシアセチルアミノ]−5−(6
−メトキシメトキシ−2,5,7,8−テトラメチルク
ロマン−2−イルメトキシ)フェニル}−N−メチルカ
ルバミン酸t−ブチル(参考例15の化合物)1.2
g、4−クロロチオフェノール0.43g、1,1’−
(アゾジカルボニル)ジピペリジン0.81g、トリ−
n−ブチルホスフィン0.65g及び無水トルエン25
mlを用いて参考例16に準じて反応及び後処理を行
い、Rf値=0.54(シリカゲル薄層クロマトグラフ
ィー、酢酸エチル:n−ヘキサン=1:2)を有する白
色ガラス状の目的化合物0.77gが得られた。
【0438】
【参考例21】N−{2−[4−[2−(4−t−ブチ
ルフェニルチオ)−2−エトキシカルボニルエチル]フ
ェノキシアセチルアミノ]−5−(6−メトキシメトキ
シ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イル
メトキシ)フェニル}−N−メチルカルバミン酸t−ブ
チル(実施例30の原料) N−{2−[4−(2−エトキシカルボニル−2−ヒド
ロキシエチル)フェノキシアセチルアミノ]−5−(6
−メトキシメトキシ−2,5,7,8−テトラメチルク
ロマン−2−イルメトキシ)フェニル}−N−メチルカ
ルバミン酸t−ブチル(参考例15の化合物)1.2
g、4−t−ブチルチオフェノール0.5g、1,1’
−(アゾジカルボニル)ジピペリジン0.81g、トリ
−n−ブチルホスフィン0.65g及び無水トルエン2
5mlを用いて参考例16に準じて反応及び後処理を行
い、Rf値=0.61(シリカゲル薄層クロマトグラフ
ィー、酢酸エチル:n−ヘキサン=1:2)を有する白
色ガラス状の目的化合物0.78gが得られた。
【0439】
【参考例22】N−{2−[4−[2−エトキシカルボ
ニル−2−(4−メトキシフェニルチオ)エチル]フェ
ノキシアセチルアミノ]−5−(6−メトキシメトキシ
−2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメ
トキシ)フェニル}−N−メチルカルバミン酸t−ブチ
ル(実施例32の原料) N−{2−[4−(2−エトキシカルボニル−2−ヒド
ロキシエチル)フェノキシアセチルアミノ]−5−(6
−メトキシメトキシ−2,5,7,8−テトラメチルク
ロマン−2−イルメトキシ)フェニル}−N−メチルカ
ルバミン酸t−ブチル(参考例15の化合物)1.2
g、4−メトキシチオフェノール0.42g、1,1’
−(アゾジカルボニル)ジピペリジン0.81g、トリ
−n−ブチルホスフィン0.65g及び無水トルエン2
5mlを用いて参考例16に準じて反応及び後処理を行
い、Rf値=0.42(シリカゲル薄層クロマトグラフ
ィー、酢酸エチル:n−ヘキサン=1:2)を有する白
色ガラス状の目的化合物0.72gが得られた。
【0440】
【参考例23】N−{2−[4−(2−エトキシ−2−
エトキシカルボニルエチル)フェノキシアセチルアミ
ノ]−5−(6−メトキシメトキシ−2,5,7,8−
テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)フェニル}
−N−メチルカルバミン酸t−ブチル(実施例12の原
料) N−{2−[4−(2−エトキシカルボニル−2−ヒド
ロキシエチル)フェノキシアセチルアミノ]−5−(6
−メトキシメトキシ−2,5,7,8−テトラメチルク
ロマン−2−イルメトキシ)フェニル}−N−メチルカ
ルバミン酸t−ブチル(参考例15の化合物)1g、沃
化エチル1.2g、酸化第一銀1.1g及び無水トルエ
ン15mlの混合物を2時間加熱還流した。室温で一晩
放置後、更に7時間加熱還流した。不溶物を慮去し、溶
剤を留去し、残渣を液体クロマトグラフィー(シリカゲ
ル、酢酸エチル:n−ヘキサン=2:5)に付し、Rf
値=0.51(シリカゲル薄層クロマトグラフィー、酢
酸エチル:n−ヘキサン=1:2)を有する淡黄色油状
の目的化合物0.46gが得られた。
【0441】
【参考例24】N−{2−[4−[2−エトキシカルボ
ニル−2−(4−フルオロベンジルオキシ)エチル]フ
ェノキシアセチルアミノ]−5−(6−メトキシメトキ
シ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イル
メトキシ)フェニル}−N−メチルカルバミン酸t−ブ
チル(実施例14の原料) N−{2−[4−(2−エトキシカルボニル−2−ヒド
ロキシエチル)フェノキシアセチルアミノ]−5−(6
−メトキシメトキシ−2,5,7,8−テトラメチルク
ロマン−2−イルメトキシ)フェニル}−N−メチルカ
ルバミン酸t−ブチル(参考例15の化合物)1.5
g、4−フルオロベンジルブロミド2.26g、酸化第
一銀1.63g及び無水トルエン20mlを用いて参考
例23に準じて反応及び後処理を行い、Rf値=0.8
0(シリカゲル薄層クロマトグラフィー、酢酸エチル:
n−ヘキサン=1:2)を有する淡黄色油状の目的化合
物0.62gが得られた。
【0442】
【参考例25】3−(4−t−ブトキシカルボニルメト
キシフェニル)−2−フェノキシプロピオン酸エチル
(参考例27の原料) 3−(4−t−ブトキシカルボニルメトキシフェニル)
−2−ヒドロキシプロピオン酸エチル(参考例13の化
合物)2g、無水トリエチルアミン0.69g及び無水
テトラヒドロフラン20mlの混合物に氷冷下クロロメ
タンスルホン酸クロリド1gを加え1時間攪拌した。溶
剤を留去後、水で希釈して酢酸エチルで抽出した。抽出
液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾
燥した。溶剤を留去後、得られた残渣を10mlの無水
テトラヒドロフランに溶解した。この無水テトラヒドロ
フラン溶液にフェノール0.58g、水素化ナトリウム
(55%、油状)0.28g及び無水N,N−ジメチル
ホルムアミド10mlの混合物を室温で30分攪拌した
ものを室温で滴下し、更に7時間攪拌した。一晩放置
後、溶剤を留去し、水で希釈して酢酸エチルで抽出し
た。抽出液を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウ
ム上で乾燥した。溶剤を留去し、残渣を液体クロマトグ
ラフィー(゛LiChroprepNH2"(MERCK)、酢酸エチル:
n−ヘキサン=1:6)に付し、Rf値=0.84(゛
HPTLC NH2 F254S"(MERCK)、酢酸エチル:n−ヘキサ
ン=1:5)を有する無色油状の目的化合物0.46g
が得られた。
【0443】
【参考例26】3−(4−t−ブトキシカルボニルメト
キシフェニル)−2−(4−ニトロフェノキシ)プロピ
オン酸エチル(参考例28の原料) 3−(4−t−ブトキシカルボニルメトキシフェニル)
−2−ヒドロキシプロピオン酸エチル1.8g、クロロ
メタンスルホン酸クロリド0.91g、無水トリエチル
アミン0.62g、無水テトラヒドロフラン40ml、
4−ニトロフェノール0.77g、水素化ナトリウム
(55%、油状)0.24g及び無水N,N−ジメチル
ホルムアミド55mlを用いて参考例25に準じて反応
及び後処理を行い、得られた粗生成物をカラムクロマト
グラフィー(シリカゲル、酢酸エチル:n−ヘキサン=
1:4)に付し、Rf値=0.50(シリカゲル薄層ク
ロマトグラフィー、酢酸エチル:n−ヘキサン=1:
3)を有する淡黄色油状の目的化合物2.15gが得ら
れた。
【0444】
【参考例27】3−(4−カルボキシメトキシフェニ
ル)−2−フェノキシプロピオン酸エチル(参考例29
の原料) 3−(4−t−ブトキシカルボニルメトキシフェニル)
−2−フェノキシプロピオン酸エチル(参考例25の化
合物)0.43g及び4規定塩酸1,4−ジオキサン溶
液10mlを用いて参考例5に準じて反応及び後処理を
行い、Rf値=0.43(“HPTLC DIOL F254S”(MER
K)、酢酸エチル:n-ヘキサン=1:3)を有する淡黄
色油状の目的化合物0.38gが得られた。
【0445】
【参考例28】3−(4−カルボキシメトキシフェニ
ル)−2−(4−ニトロフェノキシ)プロピオン酸エチ
ル(参考例30の原料) 3−(4−t−ブトキシカルボニルメトキシフェニル)
−2−(4−ニトロフェノキシ)プロピオン酸エチル
(参考例26の化合物)1.86g、1,4−ジオキサ
ン20ml及び4規定塩酸1,4−ジオキサン溶液60
mlを用いて参考例5に準じて反応及び後処理を行い、
赤褐色油状の目的化合物1.44gが得られた。
【0446】
【参考例29】N−{2−[4−(2−エトキシカルボ
ニル−2−フェノキシエチル)フェノキシアセチルアミ
ノ]−5−(6−メトキシメトキシ−2,5,7,8−
テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)フェニル}
−N−メチルカルバミン酸t−ブチル(実施例22の原
料) N−[2−アミノ−5−(6−メトキシメトキシ−2,
5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメトキ
シ)フェニル]−N−メチルカルバミン酸t−ブチル
(参考例2の化合物)0.45g、3−(4−カルボキ
シメトキシフェニル)−2−フェノキシプロピオン酸エ
チル(参考例27の化合物)0.37g、無水トリエチ
ルアミン0.15g、シアノリン酸ジエチル0.24g
及び無水テトラヒドロフラン10mlを用い、参考例3
に準じて反応及び後処理を行うと、Rf値=0.53
(シリカゲル薄層クロマトグラフィー、酢酸エチル:n
−ヘキサン=1:2)を有する白色ガラス状の目的化合
物0.6gが得られた。
【0447】
【参考例30】N−{2−[4−(2−[4−ニトロフ
ェノキシ]−2−エトキシカルボニルエチル)フェノキ
シアセチルアミノ]−5−(6−メトキシメトキシ−
2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメト
キシ)フェニル}−N−メチルカルバミン酸t−ブチル
(実施例18の原料) N−[2−アミノ−5−(6−メトキシメトキシ−2,
5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメトキ
シ)フェニル]−N−メチルカルバミン酸t−ブチル
(参考例2の化合物)1.72g、3−(4−カルボキ
シメトキシフェニル)−2−(4−ニトロフェノキシ)
プロピオン酸エチル(参考例28の化合物)1.34
g、無水トリエチルアミン0.38g、シアノリン酸ジ
エチル0.62g及び無水テトラヒドロフラン50ml
を用い、参考例3に準じて反応及び後処理を行うと、R
f値=0.61(シリカゲル薄層クロマトグラフィー、
酢酸エチル:n−ヘキサン=1:1)を有する黄色ガラ
ス状の目的化合物2.74gが得られた。
【0448】
【参考例31】2−[ビス(4−フルオロフェニル)メ
トキシ]−3−(4−t−ブトキシカルボニルメトキシ
フェニル)プロピオン酸メチル(参考例32の原料) 3−(4−t−ブトキシカルボニルメトキシフェニル)
−2−ヒドロキシプロピオン酸メチル3g、4,4’−
ジフルオロベンズヒドリルクロリド4.61g、酸化第
一銀8.96g及び無水トルエン60mlを用いて参考
例23に準じて反応及び後処理を行い得られた粗生成物
をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチ
ル:n−ヘキサン=1:9)次いで逆相系分取高速液体
クロマトグラフィー(ODS、アセトニトリル:水=
3:1)に付し、Rf値=0.39(シリカゲル薄層ク
ロマトグラフィー、酢酸エチル:n−ヘキサン=1:
5)を有する無色油状の目的化合物2.41gが得られ
た。
【0449】
【参考例32】2−[ビス(4−フルオロフェニル)メ
トキシ]−3−(4−カルボキシメトキシフェニル)プ
ロピオン酸メチル(参考例33の原料) 2−[ビス(4−フルオロフェニル)メトキシ]−3−
(4−t−ブトキシカルボニルメトキシフェニル)プロ
ピオン酸メチル(参考例31の化合物)1.46g、
1,4−ジオキサン20ml及び4規定塩酸1,4−ジ
オキサン溶液20mlを用いて参考例5に準じて反応及
び後処理を行い、無色油状の目的化合物1.69gが得
られた。
【0450】
【参考例33】N−{2−[4−[2−[ビス(4−フ
ルオロフェニル)メトキシ]−2−メトキシカルボニル
エチル]フェノキシアセチルアミノ]−5−(6−メト
キシメトキシ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン
−2−イルメトキシ)フェニル}−N−メチルカルバミ
ン酸t−ブチル(実施例6の原料) N−[2−アミノ−5−(6−メトキシメトキシ−2,
5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメトキ
シ)フェニル]−N−メチルカルバミン酸t−ブチル
(参考例2の化合物)1.3g、2−[ビス(4−フル
オロフェニル)メトキシ]−3−(4−カルボキシメト
キシフェニル)プロピオン酸メチル1.3g、無水トリ
エチルアミン0.29g、シアノリン酸ジエチル0.4
6g及び無水テトラヒドロフラン20mlを用い、参考
例3に準じて反応及び後処理を行うと、Rf値=0.3
1(シリカゲル薄層クロマトグラフィー、酢酸エチル:
n−ヘキサン=1:2)を有する黄色油状の目的化合物
1.04gが得られた。
【0451】
【参考例34】3−(4−t−ブトキシカルボニルメト
キシフェニル)−2−エチルチオプロピオン酸メチル
(参考例35の原料) 3−(4−ヒドロキシフェニル)−2−メルカプトプロ
ピオン酸メチル1.29g、沃化エチル1.9g、トリ
エチルアミン1.23g及び無水テトラヒドロフラン3
0mlの混合物を室温で20時間攪拌した。溶剤を留去
し、水で希釈して酢酸エチルで抽出した。抽出液は飽和
食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。溶
剤を留去し得られた残渣を無水アセトン20mlに溶解
し、炭酸セシウム2.97g及びブロモ酢酸t−ブチル
1.78gを室温で加えた後、参考例4準じて反応及び
後処理を行い、Rf値=0.21(シリカゲル薄層クロ
マトグラフィー、酢酸エチル:n−ヘキサン=1:5)
を有する無色油状の目的化合物1.53gが得られた。
【0452】
【参考例35】3−(4−カルボキシメトキシフェニ
ル)−2−エチルチオプロピオン酸メチル(実施例16
の原料) 3−(4−t−ブトキシカルボニルメトキシフェニル)
−2−エチルチオプロピオン酸メチル(参考例35の化
合物)1.49g、濃塩酸水溶液2ml及び酢酸10m
lの混合物を80℃で3.5時間攪拌した。溶剤を留去
し、残渣をn−ヘキサンで洗浄し、目的化合物0.86
gが粗生成物として得られた。本粗生成物は直ちに実施
例16で用いられた。
【0453】
【参考例36】N−[5−(3,4−ジメトキシベンジ
ルオキシ)−2−ニトロフェニル]−N−メチルカルバ
ミン酸t−ブチル(参考例37の原料) 水素化ナトリウム(55%、油性)2.6gの無水トル
エン100ml懸濁液に3,4−ジメトキシベンジルア
ルコール10gの無水N,N−ジメチルホルムアミド1
00ml溶液を室温で滴下し、40分間攪拌した。次い
で、N−(5−クロロ−2−ニトロフェニル)−N−メ
チルカルバミン酸t−ブチル11.5gの無水N,N−
ジメチルホルムアミド100ml溶液を氷冷下で滴下し
た。室温で1時間攪拌後、溶剤を留去し、水で希釈して
酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄後無
水硫酸マグネシウム上で乾燥した。溶剤を留去し、得ら
れた残渣にジイソプロピルエーテル250mlとn−ヘ
キサン500mlを加え、1時間超音波を照射した。析
出物を濾取すると、融点94℃〜97℃を有する黄色粉
末状の目的化合物11.6gが得られた。
【0454】
【参考例37】N−(5−ヒドロキシ−2−ニトロフェ
ニル)−N−メチルカルバミン酸t−ブチル(参考例3
8の原料) N−[5−(3,4−ジメトキシベンジルオキシ)−2
−ニトロフェニル]−N−メチルカルバミン酸t−ブチ
ル(参考例36の化合物)11g、2,3−ジシアノ−
5,6−ジクロロ−1,4−ベンゾキノン9.1g、蒸
留水5ml及び1,2−ジクロロエタン150mlの混
合物を室温で7時間攪拌した。更に2,3−ジシアノ−
5,6−ジクロロ−1,4−ベンゾキノン5gを加え、
室温で2.5時間攪拌した。一晩放置後、反応混合物に
酢酸エチル300mlと5%炭酸水素ナトリウム水溶液
500mlを加え、10分間攪拌した。不溶物を濾去
し、有機層を分取した。更に水層を酢酸エチルで抽出し
た後、抽出液を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
マグネシウム上で乾燥した。溶剤を留去し、得られた残
渣を液体クロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチ
ル:n−ヘキサン=1:2)に付し、融点153℃〜1
54℃を有する黄色粉末状の目的化合物3.85gが得
られた。
【0455】
【参考例38】N−メチル−N−[2−ニトロ−5−
(2−オキソプロポキシ)フェニル]カルバミン酸t−
ブチル(参考例39の原料) N−(5−ヒドロキシ−2−ニトロフェニル)−N−メ
チルカルバミン酸t−ブチル(参考例37の化合物)
3.8g、ブロモアセトン3.2g、炭酸セシウム7g
及びアセトン100mlの混合物を室温で1.5時間攪
拌した。溶剤を留去後、水で希釈して酢酸エチルで抽出
した。抽出液を5%炭酸水素ナトリウム水溶液、次いで
飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し
た。溶剤を留去し、Rf値=0.17(シリカゲル薄層
クロマトグラフィー、酢酸エチル:n−ヘキサン=1:
3)を有する褐色油状の目的化合物4.65gが得られ
た。
【0456】
【参考例39】N−[5−(6−アセトキシ−4−オキ
ソ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イル
メトキシ)−2−ニトロフェニル]−N−メチルカルバ
ミン酸t−ブチル(参考例40の原料) N−メチル−N−[2−ニトロ−5−(2−オキソプロ
ポキシ)フェニル]カルバミン酸t−ブチル(参考例3
8の化合物)4.1g、酢酸(3−アセチル−4−ヒド
ロキシ−2,5,6−トリメチル)フェニルエステル3
g、ピロリジン0.9g及び無水メタノール50mlの
混合物を氷冷下7時間攪拌した。一晩放置後、溶剤を留
去し、残渣に酢酸エチル200mlと2規定塩酸水溶液
100mlを加え、30分間攪拌した。有機層を分取
し、水層をさらに酢酸エチルで抽出した。抽出液を合わ
せ、飽和食塩水で2回洗浄した後に無水硫酸マグネシウ
ム上で乾燥した。溶剤を留去し、得られた残渣を液体ク
ロマトグラフィー(゛LiChroprepNH2"(MERCK)、酢酸
エチル:n−ヘキサン=2:5)次いで逆相系分取高速
液体クロマトグラフィー(ODS、アセトニトリル:
(0.2%酢酸+0.2%トリエチルアミン)水溶液=
13:7)に付し、Rf値=0.71(シリカゲル薄層
クロマトグラフィー、酢酸エチル:n−ヘキサン=2:
5)を有する褐色ガラス状の目的化合物1.62gが得
られた。
【0457】
【参考例40】N−[5−(6−アセトキシ−4−オキ
ソ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イル
メトキシ)−2−アミノフェニル]−N−メチルカルバ
ミン酸t−ブチル(参考例41の原料) N−[5−(6−アセトキシ−4−オキソ−2,5,
7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−
2−ニトロフェニル]−N−メチルカルバミン酸t−ブ
チル(参考例39の化合物)1.6g、10%パラジウ
ム炭素触媒0.2g及びメタノール150mlを用いて
参考例2に準じて反応及び後処理を行い、Rf値=0.
21(シリカゲル薄層クロマトグラフィー、酢酸エチ
ル:n−ヘキサン=2:3)を有する褐色ガラス状の目
的化合物1.55gが得られた。
【0458】
【参考例41】N−{5−(6−アセトキシ−4−オキ
ソ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−イル
メトキシ)−2−[4−(2,4−ジオキソチアゾリジ
ン−5−イルメチル)フェノキシアセチルアミノ]フェ
ニル}−N−メチルカルバミン酸t−ブチル(実施例3
4の原料) N−[5−(6−アセトキシ−4−オキソ−2,5,
7,8−テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−
2−アミノフェニル]−N−メチルカルバミン酸t−ブ
チル(参考例40の化合物)1.53g、4−(2,4
−ジオキソチアゾリジン−5−イルメチル)フェノキシ
酢酸1.3g、1−エチル−3−(3’−ジメチルアミ
ノプロピル)カルボジイミド・塩酸塩(WSC・HC
l)0.9g、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール・1
水和物0.7g、無水テトラヒドロフラン50ml及び
無水N,N−ジメチルホルムアミド20mlの混合物を
室温で1.5時間攪拌した。一晩放置後、溶剤を留去
し、水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。抽出液を1規
定塩酸水溶液、5%炭酸水素ナトリウム水溶液(2
回)、次いで飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウ
ム上で乾燥した。溶剤を留去し、得られた残渣を液体ク
ロマトグラフィー(”LiChroprepDIOL”(MERCK社、登
録商標)、酢酸エチル:n−ヘキサン=1:1)に付
し、Rf値=0.35(シリカゲル薄層クロマトグラフ
ィー、酢酸エチル:n−ヘキサン=3:2)を有する白
色ガラス状の目的化合物1.94gが得られた。
【0459】
【試験例】血糖降下作用 糖尿病を発症したKKマウス(4-5か月齢)の尾静脈よ
り血液を採取し、その血糖値を測定した。次に、各群の
マウスの血糖値の平均が同じになるようにマウスを群分
け(1群4匹)した後、試験化合物を0.01%含むよう
に調整したマウス用粉末飼料(F-1,船橋農場)をマウ
スに3日間与えた。試験化合物を与えたマウス群を薬物
投与群とした。なお、試験化合物を含まない粉末飼料を
与えた群を対照群とした。3日後にマウスの尾静脈より
血液を採取し、遠心分離により得られた血漿中のグルコ
ース濃度を、グルコースアナライザー(グルコローダ
ー,A&T社)にて測定した。下記の式より、血糖低下
率を求めた。 血糖低下率(%)= (対照群の平均血糖値-薬物投与群の平均血糖値)×100/対照群の血糖値 ───────────────────── 試験化合物 血糖低下率(% ) 実施例番号 1の化合物 66.7 実施例番号 3の化合物 35.7 実施例番号 5の化合物 34.9 実施例番号 9の化合物 36.7 実施例番号15の化合物 54.1 ───────────────────── 上記の結果から、本願発明の化合物は、優れた血糖低下
作用を示すことが明らかとなった。
【0460】
【発明の効果】本発明の前記一般式(I)を有する化合
物、その薬理上許容される塩及びその薬理上許容される
エステル類は、優れた、インスリン抵抗性改善作用、血
糖低下作用、抗炎症作用、免疫調節作用、アルドース還
元酵素阻害作用、5−リポキシゲナーゼ阻害作用、過酸
化脂質生成抑制作用、PPAR活性化作用、抗骨粗鬆症
作用、ロイコトリエン拮抗作用、脂肪細胞化促進作用、
ガン細胞増殖抑制作用、カルシウム拮抗作用を有し、糖
尿病、高脂血症、肥満症、耐糖能不全、高血圧症、脂肪
肝、糖尿病合併症(例えば、網膜症、腎症、神経症、白
内障、冠動脈疾患等である。)、動脈硬化症、妊娠糖尿
病、多嚢胞卵巣症候群、心血管性疾患(例えば、虚血性
心疾患等である。)、非アテローム性動脈硬化症又は虚
血性心疾患により惹起される細胞損傷(例えば、脳卒中
により惹起される脳損傷等である。)、痛風、炎症性疾
患(例えば、骨関節炎、疼痛、発熱、リウマチ性関節
炎、炎症性腸炎、アクネ、日焼け、乾癬、湿疹、アレル
ギー性疾患、喘息、GI潰瘍、悪液質、自己免疫疾患、
膵炎である。)、ガン、骨粗鬆症、白内障等;の予防剤
及び/又は治療剤として有用である。
【0461】更に、本発明の前記一般式(I)を有する
化合物、その薬理上許容される塩及びその薬理上許容さ
れるエステル類と、α−グルコシダーゼ阻害剤、アルド
ース還元酵素阻害剤、ビグアナイド剤、スタチン系化合
物、スクアレン合成阻害剤、フィブラート系化合物、L
DL異化促進剤及びアンジオテンシン変換酵素阻害剤の
少なくとも1種を組み合わせてなる医薬組成物(特に好
適には、糖尿病又は糖尿病合併症の予防剤及び/又は治
療剤である。)も有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 3/04 A61P 3/04 3/06 3/06 3/08 3/08 3/10 3/10 3/14 3/14 5/50 5/50 9/10 9/10 101 101 9/12 9/12 11/06 11/06 15/00 15/00 19/02 19/02 19/06 19/06 19/10 19/10 27/12 27/12 29/00 29/00 101 101 35/00 35/00 37/00 37/00 37/02 37/02 37/08 37/08 39/06 39/06 43/00 111 43/00 111 C07D 417/14 C07D 417/14 (72)発明者 小口 実 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 本間 英仁 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 藤原 俊彦 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 Fターム(参考) 4C063 AA01 AA03 BB08 CC79 DD26 EE01 4C086 AA01 AA02 AA03 BC39 BC82 GA02 GA07 GA10 MA01 MA04 NA14 ZA33 ZA39 ZA40 ZA42 ZA45 ZA70 ZA81 ZA89 ZA97 ZB07 ZB11 ZB13 ZB15 ZB26 ZC20 ZC33 ZC35 ZC50

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(I) 【化1】 [上記式中、 R1は水素原子、C1−C6アルキル基、置換基群αから
    選択される基で1乃至3個置換されていてもよいC6
    10アリール基、置換基群αから選択される基で1乃至
    3個置換されていてもよいC7−C16アラルキル基、水
    酸基、アシルオキシ基(該アシルオキシ基のアシル基
    は、C1−C7脂肪族アシル基、置換基群αから選択され
    る基で1乃至3個置換されていてもよいC7−C11芳香
    族アシル基、置換基群αから選択される基で1乃至3個
    置換されていてもよいC8−C12芳香脂肪族アシル基、
    4−C11シクロアルキルカルボニル基、又は置換基群
    αから選択される基で1乃至5個置換されていてもよい
    酸素原子、窒素原子及び硫黄原子からなる群から選択さ
    れるヘテロ原子を1乃至3個有する5乃至7員複素芳香
    環カルボニル基を示す。)、C1−C6アルコキシ基、又
    は置換基群βから選択される基で1乃至2個置換されて
    いてもよいアミノ基(該アミノ基は、窒素原子と一緒に
    なって酸素原子、窒素原子及び硫黄原子からなる群から
    選択されるヘテロ原子を1乃至3個有する飽和複素環基
    を形成していてもよい。)を示し、 R2は水素原子、C1−C6アルキル基、又は置換基群α
    から選択される基で1乃至3個置換されていてもよいC
    7−C16アラルキル基を示し、 R3、R4及びR5は同一又は異なって水素原子、C1−C
    6アルキル基、又はC1−C6アルコキシ基を示し、 R6は水素原子、C1−C6アルキル基、置換基群αから
    選択される基で1乃至3個置換されていてもよいC6
    10アリール基、又は置換基群αから選択される基で1
    乃至3個置換されていてもよいC7−C16アラルキル基
    を示し、 Qは、酸素原子又は硫黄原子を示し、 Xは結合手、CH2、CO、CHOR9又はC=NOR10
    (式中、R9及びR10は、水素原子、C1−C6アルキル
    基(該アルキル基は、同一又は異なった1乃至3個のC
    1−C6アルコキシカルボニル基で置換されていてもよ
    い)、C6−C10アリール基(該アリール基は、置換基
    群αから選択される同一又は異なった1乃至3個の置換
    基で置換されていてもよい)、C7−C16アラルキル基
    (該アラルキル基は、置換基群αから選択される同一又
    は異なった1乃至3個の置換基で置換されていてもよ
    い)、又はアシル基(該アシル基は、C1−C7脂肪族ア
    シル基、置換基群αから選択される基で1乃至3個置換
    されていてもよいC7−C11芳香族アシル基、置換基群
    αから選択される基で1乃至3個置換されていてもよい
    8−C12芳香脂肪族アシル基、C4−C11シクロアルキ
    ルカルボニル基、置換基群αから選択される基で1乃至
    5個置換されていてもよい酸素原子、窒素原子及び硫黄
    原子からなる群から選択されるヘテロ原子を1乃至3個
    有する5乃至7員複素芳香環カルボニル基、又は置換基
    群βから選択される基で1乃至2個置換されてもよいカ
    ルバモイル基を示す。)を示し、Aは、下記一般式(II-
    a)、(II-b)、(II-c)又は(II-d)で表される基を示し、 【化2】 (上記式中、mは同一又は異なって0乃至8の整数を示
    し、 Bは酸素原子、硫黄原子又はN−R8で表される基を示
    し、 R7は、水素原子、C1−C6アルキル基、C6−C10アリ
    ール基(該アリール基は、置換基群αから選択される同
    一又は異なった1乃至3個の置換基で置換されていても
    よい)、C7−C16アラルキル基(該アラルキル基は、
    置換基群αから選択される同一又は異なった1乃至3個
    の置換基で置換されていてもよい)、又はハロゲノC1
    −C6アルキル基を示し、 R8は水素原子、C1−C6アルキル基、置換基群αから
    選択される基で1乃至3個置換されていてもよいC6
    10アリール基、C3−C10シクロアルキル基、置換基
    群αから選択される基で1乃至3個置換されていてもよ
    いC7−C16アラルキル基、アシル基(該アシル基は、
    1−C7脂肪族アシル基、置換基群αから選択される基
    で1乃至3個置換されていてもよいC7−C11芳香族ア
    シル基、置換基群αから選択される基で1乃至3個置換
    されていてもよいC8−C12芳香脂肪族アシル基を示
    す。)、置換基群βから選択される基で1乃至2個置換
    されていてもよいカルバモイル基、C1−C6アルキルス
    ルホニル基、ハロゲノC1−C6アルキルスルホニル基、
    置換基群αから選択される基で1乃至3個置換されてい
    てもよいC6−C10アリールスルホニル基、又は置換基
    群αから選択される基で1乃至3個置換されていてもよ
    いC7−C16アラルキルスルホニル基を示し、 あるいは、BがN(R8)を示す場合は、窒素原子、R7
    及びR8が一緒になって飽和複素環基を形成していても
    よい。)、 Yは酸素原子又は硫黄原子を示し、 Zは、−CH=又は窒素原子を示し、 nは1乃至5の整数を示し、 qは0乃至5の整数を示し、 置換基群αは、ハロゲン原子、水酸基、C1−C6アルキ
    ル基、ハロゲノC1−C6アルキル基、C1−C6アルコキ
    シ基、アミノ基(該アミノ基は、置換基群βから選択さ
    れる同一又は異なった1乃至2個の置換基で置換されて
    いてもよい。また、該アミノ基は、窒素原子と一緒にな
    って酸素原子、窒素原子及び硫黄原子からなる群から選
    択されるヘテロ原子を1乃至3個有する飽和複素環基を
    形成していてもよい。)、C6−C10アリール基、シア
    ノ基、及びニトロ基を示し、 置換基群βは、C1−C10アルキル基、置換基群γから
    選択される基で1乃至3個置換されていてもよいC6
    10アリール基、置換基群γから選択される基で1乃至
    3個置換されていてもよいC7−C16アラルキル基及び
    アシル基(該アシル基は、C1−C7脂肪族アシル基、置
    換基群γから選択される基で1乃至3個置換されていて
    もよいC7−C11芳香族アシル基、置換基群γから選択
    される基で1乃至3個置換されていてもよいC8−C12
    芳香脂肪族アシル基、C4−C11シクロアルキルカルボ
    ニル基、及び置換基群γから選択される基で1乃至5個
    置換されていてもよい酸素原子、窒素原子及び硫黄原子
    からなる群から選択されるヘテロ原子を1乃至3個有す
    る5乃至7員複素芳香環カルボニル基を示す。)を示
    し、 置換基群γは、ハロゲン原子、水酸基、C1−C6アルキ
    ル基、ハロゲノC1−C6アルキル基、C1−C6アルコキ
    シ基、C1−C6アルキルチオ基、アミノ基及びニトロ基
    を示す。]を有する置換縮合イミダゾール誘導体、その
    薬理上許容される塩又はその薬理学上許容されるエステ
    ル類。
  2. 【請求項2】下記一般式(I’) 【化3】 [上記式中、 X’は、CH2、CO又はC=NOR10(式中、R
    10は、水素原子、C1−C6アルキル基(該アルキル基
    は、同一又は異なった1乃至3個のC1−C6アルコキシ
    カルボニル基で置換されていてもよい)又はC7−C16
    アラルキル基を示す。)を示し、 A’は、下記式(II-b')又は(II-d')で表される基を示
    す。 【化4】 (上記式中、 B’は酸素原子又は硫黄原子を示し、 R7は、水素原子、C1−C6アルキル基、C6−C10アリ
    ール基(該アリール基は、置換基群αから選択される同
    一又は異なった1乃至3個の置換基で置換されていても
    よい)、C7−C16アラルキル基(該アラルキル基は、
    置換基群αから選択される同一又は異なった1乃至3個
    の置換基で置換されていてもよい)、又はハロゲノC1
    −C6アルキル基を示す。)]を有する置換縮合イミダ
    ゾール誘導体、その薬理上許容される塩又はその薬理学
    上許容されるエステル類。(置換基群α)ハロゲン原
    子、水酸基、C1−C6アルキル基、ハロゲノC1−C6
    ルキル基、C1−C6アルコキシ基、アミノ基(該アミノ
    基は、置換基群βから選択される同一又は異なった1乃
    至2個の置換基で置換されていてもよい。また、該アミ
    ノ基は、窒素原子と一緒になって酸素原子、窒素原子及
    び硫黄原子からなる群から選択されるヘテロ原子を1乃
    至3個有する飽和複素環基を形成していてもよい。)、
    6−C10アリール基、シアノ基及びニトロ基。
  3. 【請求項3】請求項2において、X’がCH2である、
    置換縮合イミダゾール誘導体、その薬理上許容される塩
    又はその薬理学上許容されるエステル類。
  4. 【請求項4】請求項2又は3において、A’が式(II-b')
    で表される基である、置換縮合イミダゾール誘導体、そ
    の薬理上許容される塩又はその薬理学上許容されるエス
    テル類。
  5. 【請求項5】請求項2又は3において、A’が式(II-d')
    で表される基であり、B’が酸素原子である、置換縮合
    イミダゾール誘導体、その薬理上許容される塩又はその
    薬理学上許容されるエステル類。
  6. 【請求項6】請求項2又は3において、A’が式(II-d')
    で表される基であり、B’が硫黄原子である、置換縮合
    イミダゾール誘導体、その薬理上許容される塩又はその
    薬理学上許容されるエステル類。
  7. 【請求項7】請求項2、3、5又は6において、R7
    水素原子、C1−C6アルキル基、フェニル基(該フェニ
    ル基は、置換基群αから選択される同一又は異なった1
    乃至3個の置換基で置換されていてもよい)、ベンジル
    基(該ベンジル基は、置換基群αから選択される同一又
    は異なった1乃至3個の置換基で置換されていてもよ
    い)又はハロゲノC1−C6アルキル基である、置換縮合
    イミダゾール誘導体、その薬理上許容される塩又はその
    薬理学上許容されるエステル類。
  8. 【請求項8】請求項2、3、5又は6において、R7
    フェニル基(該フェニル基の4位は、置換基群αから選
    択される1個の置換基で置換されていてもよい)、ベン
    ジル基(該ベンジル基の4位は、置換基群αから選択さ
    れる1個の置換基で置換されていてもよい)又はハロゲ
    ノC1−C6アルキル基である、置換縮合イミダゾール誘
    導体、その薬理上許容される塩又はその薬理学上許容さ
    れるエステル類。
  9. 【請求項9】請求項1乃至8より選択されるいずれか1
    項における、置換縮合イミダゾール誘導体。
  10. 【請求項10】請求項1乃至8より選択されるいずれか
    1項における、置換縮合イミダゾール誘導体の薬理上許
    容される塩。
  11. 【請求項11】請求項1乃至8より選択されるいずれか
    1項における、置換縮合イミダゾール誘導体の薬理上許
    容される塩酸塩。
  12. 【請求項12】請求項1乃至8より選択されるいずれか
    1項における、置換縮合イミダゾール誘導体の薬理学上
    許容されるエステル類。
  13. 【請求項13】請求項1乃至8より選択されるいずれか
    1項における、置換縮合イミダゾール誘導体のメチルエ
    ステル。
  14. 【請求項14】請求項1乃至8より選択されるいずれか
    1項における、置換縮合イミダゾール誘導体のエチルエ
    ステル。
  15. 【請求項15】請求項1において、下記より選択される
    いずれか1つの化合物、その薬理上許容される塩又はそ
    の薬理上許容されるエステル類。 5−{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−
    テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−1−メチ
    ル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメトキシ]ベ
    ンジル}チアゾリジン−2,4−ジオン 3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−
    テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−1−メチ
    ル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメトキシ]フ
    ェニル}−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)
    プロピオン酸 2−(4−フルオロベンジルチオ)―3−{4−[6−
    (6−ヒドロキシー2,5,7,8−テトラメチルクロ
    マンー2−イルメトキシ)−1−メチル−1H−ベンゾ
    イミダゾール−2−イルメトキシ]フェニル}プロピオ
    ン酸 3−{4−[6−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−
    テトラメチルクロマン−2−イルメトキシ)−1−メチ
    ル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメトキシ]フ
    ェニル}−2−フェニルチオプロピオン酸 2−(4−フルオロベンジルオキシ)−3−{4−[6
    −(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチルク
    ロマン−2−イルメトキシ)−1−メチル−1H−ベン
    ゾイミダゾール−2−イルメトキシ]フェニル}プロピ
    オン酸
  16. 【請求項16】請求項1乃至15より選択されるいずれ
    か1項に記載の化合物を有効成分として含有する医薬組
    成物。
  17. 【請求項17】請求項1乃至15より選択されるいずれ
    か1項に記載の化合物を有効成分として含有する、イン
    スリン抵抗性改善剤、血糖低下剤、抗炎症剤、免疫調節
    剤、アルドース還元酵素阻害剤、5−リポキシゲナーゼ
    阻害剤、過酸化脂質生成抑制剤、PPAR活性化剤、抗
    骨粗鬆症剤、ロイコトリエン拮抗剤、脂肪細胞化促進
    剤、ガン細胞増殖抑制剤又はカルシウム拮抗剤。
  18. 【請求項18】請求項1乃至15より選択されるいずれ
    か1項に記載の化合物を有効成分として含有する、イン
    スリン抵抗性を改善するための医薬組成物。
  19. 【請求項19】請求項1乃至15より選択されるいずれ
    か1項に記載の化合物を有効成分として含有する、血糖
    を低下するための医薬組成物。
  20. 【請求項20】請求項1乃至15より選択されるいずれ
    か1項に記載の化合物を有効成分として含有する、糖尿
    病、高脂血症、肥満症、耐糖能不全、高血圧症、脂肪
    肝、糖尿病合併症、動脈硬化症、妊娠糖尿病、多嚢胞卵
    巣症候群、心血管性疾患、アテローム性動脈硬化症によ
    り惹起される細胞損傷、虚血性心疾患により惹起される
    細胞損傷、痛風、骨関節炎、リウマチ性関節炎、アレル
    ギー性疾患、喘息疾患、GI潰瘍、悪液質、自己免疫疾
    患、膵炎、ガン、骨粗鬆症又は白内障の、予防剤又は治
    療剤。
  21. 【請求項21】請求項1乃至15より選択されるいずれ
    か1項に記載の化合物を有効成分として含有する、糖尿
    病の予防又は治療のための医薬組成物。
  22. 【請求項22】インスリン抵抗性を改善するための医薬
    組成物を製造するための、請求項1乃至15より選択さ
    れるいずれか1項に記載の化合物の使用。
  23. 【請求項23】血糖を低下するための医薬組成物を製造
    するための、請求項1乃至15より選択されるいずれか
    1項に記載の化合物の使用。
  24. 【請求項24】糖尿病の予防又は治療のための医薬組成
    物を製造するための、請求項1乃至15より選択される
    いずれか1項に記載の化合物の使用。
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WO2011065420A1 (ja) 2009-11-26 2011-06-03 第一三共株式会社 6-置換-1-メチル-1h-ベンズイミダゾール誘導体の製造法及びその製造中間体

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