JP2000350739A - 歯科用スリーウェイ・シリンジ - Google Patents
歯科用スリーウェイ・シリンジInfo
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- JP2000350739A JP2000350739A JP11166855A JP16685599A JP2000350739A JP 2000350739 A JP2000350739 A JP 2000350739A JP 11166855 A JP11166855 A JP 11166855A JP 16685599 A JP16685599 A JP 16685599A JP 2000350739 A JP2000350739 A JP 2000350739A
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Landscapes
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水路汚染のおそれのない歯科用スリーウェイ
・シリンジを提供する。 【構成】 スリーウェイ・シリンジ(10)は、ノズル
(16)に通じる圧縮空気通路(46/76)および水通路(5
0/98)を夫々制御する圧縮空気制御弁(40)および水制
御弁(44)に加えて、追加的圧縮空気通路(48)と残留
水駆逐用圧縮空気制御弁(42)を有する。使用後に残留
水駆逐用ボタン(90)を押すことにより残留水駆逐用圧
縮空気制御弁(42)を開くと、圧縮空気は水制御弁(4
4)よりも下流の水通路(98)に噴射され、ノズル内の
残留水を駆逐する。
・シリンジを提供する。 【構成】 スリーウェイ・シリンジ(10)は、ノズル
(16)に通じる圧縮空気通路(46/76)および水通路(5
0/98)を夫々制御する圧縮空気制御弁(40)および水制
御弁(44)に加えて、追加的圧縮空気通路(48)と残留
水駆逐用圧縮空気制御弁(42)を有する。使用後に残留
水駆逐用ボタン(90)を押すことにより残留水駆逐用圧
縮空気制御弁(42)を開くと、圧縮空気は水制御弁(4
4)よりも下流の水通路(98)に噴射され、ノズル内の
残留水を駆逐する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科処置にあたり
歯牙に水やスプレーを吹き付けて歯牙を洗浄・清掃した
り歯牙に空気を吹き付けたりするために使用する歯科用
スリーウェイ・シリンジに関する。
歯牙に水やスプレーを吹き付けて歯牙を洗浄・清掃した
り歯牙に空気を吹き付けたりするために使用する歯科用
スリーウェイ・シリンジに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、歯科医療界においては、歯科器材
の管路汚染(水路汚染および空気路汚染)に起因する患
者間の交差感染や患者・術者間の感染が問題となってい
る。管路汚染は、特に、週末や連休などのように歯科器
材が長期間使用されないときに問題となるもので、休み
中に管路内で細菌が繁殖し、繁殖した細菌が休み明けの
最初の使用時に管路から流出することに起因するもので
ある。
の管路汚染(水路汚染および空気路汚染)に起因する患
者間の交差感染や患者・術者間の感染が問題となってい
る。管路汚染は、特に、週末や連休などのように歯科器
材が長期間使用されないときに問題となるもので、休み
中に管路内で細菌が繁殖し、繁殖した細菌が休み明けの
最初の使用時に管路から流出することに起因するもので
ある。
【0003】歯科用タービンハンドピースにおいては、
フットスイッチを切って圧縮空気の供給を停止しても、
超高速で回転していたタービンは惰性によりしばらくの
間は回転を続ける。その結果、圧縮空気管路に負圧が発
生し、細菌が浮遊する雰囲気の空気が管路に吸引され、
管路汚染を招くおそれがある。そこで、歯科用タービン
ハンドピースの分野においては、ハンドピースの圧縮空
気管路や排気管路に雰囲気の空気が取り込まれるのを防
止することにより管路汚染を防止することが提案されて
いる(例えば、実開平5-41512号や実開昭61-185408
号)。
フットスイッチを切って圧縮空気の供給を停止しても、
超高速で回転していたタービンは惰性によりしばらくの
間は回転を続ける。その結果、圧縮空気管路に負圧が発
生し、細菌が浮遊する雰囲気の空気が管路に吸引され、
管路汚染を招くおそれがある。そこで、歯科用タービン
ハンドピースの分野においては、ハンドピースの圧縮空
気管路や排気管路に雰囲気の空気が取り込まれるのを防
止することにより管路汚染を防止することが提案されて
いる(例えば、実開平5-41512号や実開昭61-185408
号)。
【0004】しかしながら、従来技術においては、歯科
用スリーウェイ・シリンジの分野においては管路汚染の
問題は取り上げられておらず、改良の余地がある。歯科
用スリーウェイ・シリンジは周知であり、その一例は例
えば特開平3-210253号および特開平4-89046に開示され
ている。歯科用スリーウェイ・シリンジは、一般に、水
通路と、圧縮空気通路と、これらの通路を夫々制御する
水制御弁および圧縮空気制御弁と、吐出ノズルを備えて
いる。スリーウェイ・シリンジにおいては、歯科処置に
応じて3種の歯科用流体が選択的にノズルから吐出或い
は噴射される。即ち、水制御弁のみが開かれると、ノズ
ルからは水が吐出される。水制御弁と圧縮空気制御弁と
を同時に開くと、加圧された水と圧縮空気とはノズルに
送られて混合され、圧縮空気と水との混合物であるスプ
レー又はミストがノズルから噴射される(スプレー噴射
モード)。また、圧縮空気制御弁のみが開かれると、ノ
ズルからは空気が噴射される(空気噴射モード)。虫歯
などの歯科的処置においては、う蝕部を除去し、欠損部
に接着剤を塗布した後、レジン(樹脂)を充填し硬化さ
せるが、接着剤の塗布に先立って接着剤塗布面を充分に
乾燥させなければならない。乾燥は歯面に乾燥空気を吹
き付けることにより行われ、これには通常スリーウェイ
・シリンジが使用される。
用スリーウェイ・シリンジの分野においては管路汚染の
問題は取り上げられておらず、改良の余地がある。歯科
用スリーウェイ・シリンジは周知であり、その一例は例
えば特開平3-210253号および特開平4-89046に開示され
ている。歯科用スリーウェイ・シリンジは、一般に、水
通路と、圧縮空気通路と、これらの通路を夫々制御する
水制御弁および圧縮空気制御弁と、吐出ノズルを備えて
いる。スリーウェイ・シリンジにおいては、歯科処置に
応じて3種の歯科用流体が選択的にノズルから吐出或い
は噴射される。即ち、水制御弁のみが開かれると、ノズ
ルからは水が吐出される。水制御弁と圧縮空気制御弁と
を同時に開くと、加圧された水と圧縮空気とはノズルに
送られて混合され、圧縮空気と水との混合物であるスプ
レー又はミストがノズルから噴射される(スプレー噴射
モード)。また、圧縮空気制御弁のみが開かれると、ノ
ズルからは空気が噴射される(空気噴射モード)。虫歯
などの歯科的処置においては、う蝕部を除去し、欠損部
に接着剤を塗布した後、レジン(樹脂)を充填し硬化さ
せるが、接着剤の塗布に先立って接着剤塗布面を充分に
乾燥させなければならない。乾燥は歯面に乾燥空気を吹
き付けることにより行われ、これには通常スリーウェイ
・シリンジが使用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】スリーウェイ・シリン
ジの使用後には、水制御弁および圧縮空気制御弁はいづ
れも閉じられる。しかし、水制御弁からノズルの先端ま
では若干の距離があり、この間の水路内には使用後も残
留水が滞留している。ノズルの先端は大気に開放されて
おり、ノズル内の残留水は常に雰囲気の空気に触れてい
るので、スリーウェイ・シリンジを長期間使用しないで
いると、水制御弁とノズルとの間の水路内に残留する水
の中で細菌が繁殖するおそれがある。また、非使用時に
ノズル内に水が残留していると、接着剤の塗布にあたり
歯面を乾燥させるべく空気のみを噴射した時にノズル内
の残留水が圧縮空気流に引かれて噴射されるおそれがあ
る。接着剤は水分を非常に嫌うので、空気噴射モードに
おいては水の流出は完全に遮断することが望ましい。
ジの使用後には、水制御弁および圧縮空気制御弁はいづ
れも閉じられる。しかし、水制御弁からノズルの先端ま
では若干の距離があり、この間の水路内には使用後も残
留水が滞留している。ノズルの先端は大気に開放されて
おり、ノズル内の残留水は常に雰囲気の空気に触れてい
るので、スリーウェイ・シリンジを長期間使用しないで
いると、水制御弁とノズルとの間の水路内に残留する水
の中で細菌が繁殖するおそれがある。また、非使用時に
ノズル内に水が残留していると、接着剤の塗布にあたり
歯面を乾燥させるべく空気のみを噴射した時にノズル内
の残留水が圧縮空気流に引かれて噴射されるおそれがあ
る。接着剤は水分を非常に嫌うので、空気噴射モードに
おいては水の流出は完全に遮断することが望ましい。
【0006】本発明の目的は、歯科用スリーウェイ・シ
リンジにおいて水路汚染の問題を解消することにある。
本発明の他の目的は、使用後にノズル内に水が残留する
ことのない歯科用スリーウェイ・シリンジを提供するこ
とにある。本発明の他の目的は、使用後に簡単な操作で
ノズル内の残留水を駆逐することの可能なスリーウェイ
・シリンジを提供することにある。本発明の他の目的
は、使用後には自動的にノズル内の残留水が駆逐される
ようになったスリーウェイ・シリンジを提供することに
ある。
リンジにおいて水路汚染の問題を解消することにある。
本発明の他の目的は、使用後にノズル内に水が残留する
ことのない歯科用スリーウェイ・シリンジを提供するこ
とにある。本発明の他の目的は、使用後に簡単な操作で
ノズル内の残留水を駆逐することの可能なスリーウェイ
・シリンジを提供することにある。本発明の他の目的
は、使用後には自動的にノズル内の残留水が駆逐される
ようになったスリーウェイ・シリンジを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧縮空気通路
および水通路の流れを夫々制御する圧縮空気制御弁およ
び水制御弁を備えた歯科用スリーウェイ・シリンジにお
いて、水通路のうち水制御弁よりも下流の区間に圧縮空
気を供給することにより使用後にノズル内の残留水を駆
逐する手段を設けたことを特徴とするものである。この
ように、使用後にはノズル内の残留水は圧縮空気の噴射
によってノズルから駆逐され、ノズルは空になるので、
スリーウェイ・シリンジを長期間使用しないでも水路内
で細菌が増殖するおそれがない。従って、水路汚染に起
因する感染の危険を防止することができる。また、予め
ノズル内の残留水を駆逐しておけば、歯面乾燥にあたり
空気のみを噴射した時に圧縮空気流に水が混入するのを
防止することができる。
および水通路の流れを夫々制御する圧縮空気制御弁およ
び水制御弁を備えた歯科用スリーウェイ・シリンジにお
いて、水通路のうち水制御弁よりも下流の区間に圧縮空
気を供給することにより使用後にノズル内の残留水を駆
逐する手段を設けたことを特徴とするものである。この
ように、使用後にはノズル内の残留水は圧縮空気の噴射
によってノズルから駆逐され、ノズルは空になるので、
スリーウェイ・シリンジを長期間使用しないでも水路内
で細菌が増殖するおそれがない。従って、水路汚染に起
因する感染の危険を防止することができる。また、予め
ノズル内の残留水を駆逐しておけば、歯面乾燥にあたり
空気のみを噴射した時に圧縮空気流に水が混入するのを
防止することができる。
【0008】本発明の好ましい実施態様においては、残
留水駆逐手段は、制御弁よりも下流の水通路区間と圧縮
空気入口とを連通する補助圧縮空気通路と、この補助圧
縮空気通路の流れを制御する手動操作の開閉弁とを備え
ている。この実施態様にあっては、この開閉弁を操作す
るための操作ボタン(残留水駆逐用ボタン)を操作する
だけで残留水を排除することができるので、スリーウェ
イ・シリンジの操作が簡単であり、使い勝手が良い。
留水駆逐手段は、制御弁よりも下流の水通路区間と圧縮
空気入口とを連通する補助圧縮空気通路と、この補助圧
縮空気通路の流れを制御する手動操作の開閉弁とを備え
ている。この実施態様にあっては、この開閉弁を操作す
るための操作ボタン(残留水駆逐用ボタン)を操作する
だけで残留水を排除することができるので、スリーウェ
イ・シリンジの操作が簡単であり、使い勝手が良い。
【0009】他の具体的実施態様においては、残留水駆
逐手段は、圧縮空気制御弁よりも下流の圧縮空気通路区
間と水制御弁よりも下流の水通路区間とを連通する補助
圧縮空気通路と、この補助圧縮空気通路の流れを制御す
る手動操作の開閉弁とを備えている。この実施態様にあ
っては、圧縮空気制御弁を操作するためのエア制御ボタ
ンと残留水駆逐用ボタンとを同時に押すことにより残留
水が駆逐される。
逐手段は、圧縮空気制御弁よりも下流の圧縮空気通路区
間と水制御弁よりも下流の水通路区間とを連通する補助
圧縮空気通路と、この補助圧縮空気通路の流れを制御す
る手動操作の開閉弁とを備えている。この実施態様にあ
っては、圧縮空気制御弁を操作するためのエア制御ボタ
ンと残留水駆逐用ボタンとを同時に押すことにより残留
水が駆逐される。
【0010】他の好ましい実施態様においては、残留水
駆逐手段は水制御弁の操作後に自動的に作動するように
なっている。この実施態様では、使用の都度自動的にノ
ズルから残留水が駆逐されるので、使い勝手が良くなる
と共に、水路汚染の防止を確実に行うことができる。
駆逐手段は水制御弁の操作後に自動的に作動するように
なっている。この実施態様では、使用の都度自動的にノ
ズルから残留水が駆逐されるので、使い勝手が良くなる
と共に、水路汚染の防止を確実に行うことができる。
【0011】残留水の駆逐を自動的に行う実施態様にお
いては、好ましくは、残留水駆逐手段は圧縮空気入口に
連通した圧縮空気溜りを備え、この圧縮空気溜りには、
水制御弁と連動して水制御弁が開いた時に開き閉じた時
に閉じる第1圧縮空気補助制御弁を介して圧縮空気が供
給され貯蔵される。圧縮空気溜り内の圧縮空気は、水制
御弁と連動する第2圧縮空気補助制御により、水制御弁
が閉じた時に水制御弁下流の水通路区間に放出される。
いては、好ましくは、残留水駆逐手段は圧縮空気入口に
連通した圧縮空気溜りを備え、この圧縮空気溜りには、
水制御弁と連動して水制御弁が開いた時に開き閉じた時
に閉じる第1圧縮空気補助制御弁を介して圧縮空気が供
給され貯蔵される。圧縮空気溜り内の圧縮空気は、水制
御弁と連動する第2圧縮空気補助制御により、水制御弁
が閉じた時に水制御弁下流の水通路区間に放出される。
【0012】他の好ましい実施態様においては、ハンド
ピースは、ノズルを担持し水制御弁と圧縮空気制御弁が
組み込まれた第1部分と、圧力水入口および圧縮空気入
口を備えた第2部分と、前記第1部分と第2部分との間
に接続される中間アダプタとを備え、残留水駆逐手段は
この中間アダプタに組み込まれている。このように残留
水駆逐手段を中間アダプタに組み込んだ場合には、既存
のスリーウェイ・シリンジの第1部分と第2部分との間
に中間アダプタを接続するだけで残留水を駆逐すること
が可能になるので、既存のスリーウェイ・シリンジの感
染防止機能を簡単かつ安価に改善することができる。
ピースは、ノズルを担持し水制御弁と圧縮空気制御弁が
組み込まれた第1部分と、圧力水入口および圧縮空気入
口を備えた第2部分と、前記第1部分と第2部分との間
に接続される中間アダプタとを備え、残留水駆逐手段は
この中間アダプタに組み込まれている。このように残留
水駆逐手段を中間アダプタに組み込んだ場合には、既存
のスリーウェイ・シリンジの第1部分と第2部分との間
に中間アダプタを接続するだけで残留水を駆逐すること
が可能になるので、既存のスリーウェイ・シリンジの感
染防止機能を簡単かつ安価に改善することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1から図5を参照しながら本発
明の第1実施例を説明する。図1および図2を参照する
に、本発明の歯科用スリーウェイ・シリンジ10は手で
把持するようになった細長いハンドピース12と、この
ハンドピース12の先端に螺合した保持ナット14によ
り周知の態様でハンドピース12に締結されたノズル1
6を有する。ハンドピース12は、筒状の外ケース18
と、この外ケース18の後端に螺合により連結された端
部部材20とで構成することができ、この端部部材20
から延長する歯科用ホース22は歯科用ユニット(図示
せず)に接続されるようになっている。歯科用ホース2
2内を延長する圧縮空気チューブ24と水チューブ26
は端部部材20の端板28に螺合などにより取付けた圧
縮空気用継手金具30および水用継手金具32に夫々接
続されている。
明の第1実施例を説明する。図1および図2を参照する
に、本発明の歯科用スリーウェイ・シリンジ10は手で
把持するようになった細長いハンドピース12と、この
ハンドピース12の先端に螺合した保持ナット14によ
り周知の態様でハンドピース12に締結されたノズル1
6を有する。ハンドピース12は、筒状の外ケース18
と、この外ケース18の後端に螺合により連結された端
部部材20とで構成することができ、この端部部材20
から延長する歯科用ホース22は歯科用ユニット(図示
せず)に接続されるようになっている。歯科用ホース2
2内を延長する圧縮空気チューブ24と水チューブ26
は端部部材20の端板28に螺合などにより取付けた圧
縮空気用継手金具30および水用継手金具32に夫々接
続されている。
【0014】外ケース18内には内側部材又はコア34
が配置してあり、この内側部材34の後部には圧縮空気
用継手金具30および水用継手金具32をぴったりと受
け入れる入口ソケット孔36および38が夫々形成して
ある。圧縮空気用入口ソケット孔36および水用入口ソ
ケット孔38とは反対側において、内側部材34には主
圧縮空気制御弁40と残留水駆逐用圧縮空気制御弁42
と水制御弁44が配置してある。圧縮空気用入口ソケッ
ト孔36と主圧縮空気制御弁40は内側部材34内を延
長する圧縮空気通路46で接続されており、圧縮空気用
入口ソケット孔36と残留水駆逐用圧縮空気制御弁42
とは残留水駆逐用圧縮空気通路48で接続されており、
水用入口ソケット孔38孔と水制御弁44とは水通路5
0で接続されている。
が配置してあり、この内側部材34の後部には圧縮空気
用継手金具30および水用継手金具32をぴったりと受
け入れる入口ソケット孔36および38が夫々形成して
ある。圧縮空気用入口ソケット孔36および水用入口ソ
ケット孔38とは反対側において、内側部材34には主
圧縮空気制御弁40と残留水駆逐用圧縮空気制御弁42
と水制御弁44が配置してある。圧縮空気用入口ソケッ
ト孔36と主圧縮空気制御弁40は内側部材34内を延
長する圧縮空気通路46で接続されており、圧縮空気用
入口ソケット孔36と残留水駆逐用圧縮空気制御弁42
とは残留水駆逐用圧縮空気通路48で接続されており、
水用入口ソケット孔38孔と水制御弁44とは水通路5
0で接続されている。
【0015】主圧縮空気制御弁40と残留水駆逐用圧縮
空気制御弁42と水制御弁44とはいづれもほぼ同じ構
造を有するので、主圧縮空気制御弁40のみについて説
明する。図4の拡大図を参照するに、主圧縮空気制御弁
40は可動スプール弁体52を備え、この可動スプール
弁体52は内側部材34に装着した筒状の弁座インサー
ト54の軸方向段付き孔内に摺動自在に嵌合されてい
る。弁座インサート54は内側部材34に螺合した閉鎖
リング56によって位置決めされており、可動スプール
弁体52の一端は閉鎖リング56を貫通して前方に延長
している。
空気制御弁42と水制御弁44とはいづれもほぼ同じ構
造を有するので、主圧縮空気制御弁40のみについて説
明する。図4の拡大図を参照するに、主圧縮空気制御弁
40は可動スプール弁体52を備え、この可動スプール
弁体52は内側部材34に装着した筒状の弁座インサー
ト54の軸方向段付き孔内に摺動自在に嵌合されてい
る。弁座インサート54は内側部材34に螺合した閉鎖
リング56によって位置決めされており、可動スプール
弁体52の一端は閉鎖リング56を貫通して前方に延長
している。
【0016】弁座インサート54の軸方向段付き孔は、
圧縮空気通路46に連通した大径部58と、可動スプー
ル弁体52を摺動自在に収容する小径部60とを有す
る。軸方向孔の大径部58には可動スプール弁体52を
閉弁位置に向けて付勢する復帰ばね62が配置してあ
る。可動スプール弁体52は軸方向に離間された2つの
ランド部64、66を備え、夫々のランド部に形成した
環状溝にはOリング68、70が夫々嵌合してあり軸方
向孔に対する摺動シールを保証している。弁座インサー
ト54の軸方向ほぼ中央部には半径方向出口ポート72
と環状溝74が形成してあり、この環状溝74は圧縮空
気供給管路76に連通している。この圧縮空気供給管路
76は図3に示したようにハンドピース12の他の中子
77内を延長し、ノズル16に接続されている。
圧縮空気通路46に連通した大径部58と、可動スプー
ル弁体52を摺動自在に収容する小径部60とを有す
る。軸方向孔の大径部58には可動スプール弁体52を
閉弁位置に向けて付勢する復帰ばね62が配置してあ
る。可動スプール弁体52は軸方向に離間された2つの
ランド部64、66を備え、夫々のランド部に形成した
環状溝にはOリング68、70が夫々嵌合してあり軸方
向孔に対する摺動シールを保証している。弁座インサー
ト54の軸方向ほぼ中央部には半径方向出口ポート72
と環状溝74が形成してあり、この環状溝74は圧縮空
気供給管路76に連通している。この圧縮空気供給管路
76は図3に示したようにハンドピース12の他の中子
77内を延長し、ノズル16に接続されている。
【0017】主圧縮空気制御弁40はその可動スプール
弁体52を操作するための操作ボタン78(図1および
図2)を有する。図3を参照するに、操作ボタン78は
ピボット軸80によって外ケース18に枢着してあり、
トーションばね82によって図3において時計回りに付
勢されている。この操作ボタン78はピボット軸84に
よって外ケース18に揺動可能に支持されたクランクレ
バー86の前アームに係合するようになっている。クラ
ンクレバー86の後アーム88は可動スプール弁体52
の前端に係合するように構成されている。
弁体52を操作するための操作ボタン78(図1および
図2)を有する。図3を参照するに、操作ボタン78は
ピボット軸80によって外ケース18に枢着してあり、
トーションばね82によって図3において時計回りに付
勢されている。この操作ボタン78はピボット軸84に
よって外ケース18に揺動可能に支持されたクランクレ
バー86の前アームに係合するようになっている。クラ
ンクレバー86の後アーム88は可動スプール弁体52
の前端に係合するように構成されている。
【0018】このような構成であるから、操作ボタン7
8を押し下げると、クランクレバー86の後アーム88
は可動スプール弁体52に当接して、可動スプール弁体
52を復帰ばね62の作用に抗して図4において右に移
動させるであろう。これに伴い、可動スプール弁体52
の右側ランド部66は段付き孔の大径部58内に変位す
るので、圧縮空気通路46は圧縮空気供給管路76に連
通せられるであろう。操作ボタン78を釈放すると、可
動スプール弁体52は復帰ばね62の作用により図4に
おいて左に移動し、可動スプール弁体52の右側ランド
部66が段付き孔の小径部60に係合することにより圧
縮空気供給管路76は圧縮空気通路46から遮断される
であろう。図4には、主圧縮空気制御弁40と残留水駆
逐用圧縮空気制御弁42が閉位置にあり、水制御弁44
が開位置にあるところが示してある。
8を押し下げると、クランクレバー86の後アーム88
は可動スプール弁体52に当接して、可動スプール弁体
52を復帰ばね62の作用に抗して図4において右に移
動させるであろう。これに伴い、可動スプール弁体52
の右側ランド部66は段付き孔の大径部58内に変位す
るので、圧縮空気通路46は圧縮空気供給管路76に連
通せられるであろう。操作ボタン78を釈放すると、可
動スプール弁体52は復帰ばね62の作用により図4に
おいて左に移動し、可動スプール弁体52の右側ランド
部66が段付き孔の小径部60に係合することにより圧
縮空気供給管路76は圧縮空気通路46から遮断される
であろう。図4には、主圧縮空気制御弁40と残留水駆
逐用圧縮空気制御弁42が閉位置にあり、水制御弁44
が開位置にあるところが示してある。
【0019】残留水駆逐用圧縮空気制御弁42および水
制御弁44も前述した主圧縮空気制御弁40とほぼ同様
に構成されており、図1および図2に示したように、そ
れらの可動スプール弁体を操作するための操作ボタン9
0および92を夫々有する。操作ボタン90および92
の動きは、夫々、前記クランクレバー86と同様のクラ
ンクレバー94および96(図4にはその後部のみが現
れている)を介して対応する可動スプール弁体に伝達さ
れる。
制御弁44も前述した主圧縮空気制御弁40とほぼ同様
に構成されており、図1および図2に示したように、そ
れらの可動スプール弁体を操作するための操作ボタン9
0および92を夫々有する。操作ボタン90および92
の動きは、夫々、前記クランクレバー86と同様のクラ
ンクレバー94および96(図4にはその後部のみが現
れている)を介して対応する可動スプール弁体に伝達さ
れる。
【0020】図1および図2から良く分かるように、図
示した実施例では、歯科医の操作を容易にするため、主
圧縮空気制御弁40の操作ボタン(エア用ボタン)78
と水制御弁44の操作ボタン(水用ボタン)92は横に
並べて配置してあり、残留水駆逐用圧縮空気制御弁42
の操作ボタン(パージ用ボタン)90はエア用ボタン7
8および水用ボタン92の前方に配置してある。パージ
用ボタン90をエア用ボタン78および水用ボタン92
と共通のピボット軸80に軸支するため、図面には示さ
ないが、パージ用ボタン90の一部はエア用ボタン78
と水用ボタン92の間をピボット軸80まで後方に延長
させてある。歯科医が夫々のボタンの機能を識別するの
を容易にするため、図1および図2に示したように、エ
ア用ボタン78、パージ用ボタン90、および水用ボタ
ン92には、夫々、エア、残留水駆逐(パージ)、およ
び水を表す“A”、“P”および“W”の文字その他の
マークを付しておくことができる。
示した実施例では、歯科医の操作を容易にするため、主
圧縮空気制御弁40の操作ボタン(エア用ボタン)78
と水制御弁44の操作ボタン(水用ボタン)92は横に
並べて配置してあり、残留水駆逐用圧縮空気制御弁42
の操作ボタン(パージ用ボタン)90はエア用ボタン7
8および水用ボタン92の前方に配置してある。パージ
用ボタン90をエア用ボタン78および水用ボタン92
と共通のピボット軸80に軸支するため、図面には示さ
ないが、パージ用ボタン90の一部はエア用ボタン78
と水用ボタン92の間をピボット軸80まで後方に延長
させてある。歯科医が夫々のボタンの機能を識別するの
を容易にするため、図1および図2に示したように、エ
ア用ボタン78、パージ用ボタン90、および水用ボタ
ン92には、夫々、エア、残留水駆逐(パージ)、およ
び水を表す“A”、“P”および“W”の文字その他の
マークを付しておくことができる。
【0021】図3を参照するに、ノズル16は従来型の
もので、例えば外管100と内管102からなる二重管
構造を有し、内管102から水が吐出され、外管100
と内管102との間の環状通路104から圧縮空気が噴
射されるようになっている。主圧縮空気制御弁40から
延長する圧縮空気供給管路76はノズル16の環状通路
104に接続されている。水制御弁44の出口ポート1
06は水供給管路98(図4)に連通しており、この水
供給管路98はノズル16の内管102に接続されてい
る。更に、残留水駆逐用圧縮空気制御弁42の出口ポー
ト108は、図4に示したように、短い通路110を介
して水供給管路98に接続してある。
もので、例えば外管100と内管102からなる二重管
構造を有し、内管102から水が吐出され、外管100
と内管102との間の環状通路104から圧縮空気が噴
射されるようになっている。主圧縮空気制御弁40から
延長する圧縮空気供給管路76はノズル16の環状通路
104に接続されている。水制御弁44の出口ポート1
06は水供給管路98(図4)に連通しており、この水
供給管路98はノズル16の内管102に接続されてい
る。更に、残留水駆逐用圧縮空気制御弁42の出口ポー
ト108は、図4に示したように、短い通路110を介
して水供給管路98に接続してある。
【0022】次に、この歯科用スリーウェイ・シリンジ
10の使用の態様と作動を説明するに、歯科処理に際し
てはこの歯科用スリーウェイ・シリンジ10は従来のス
リーウェイ・シリンジと同様に3モードのいづれかで作
動させることができる。即ち、エア用ボタン78のみを
押せばノズル16からはエアのみが噴射され、水用ボタ
ン92のみを押せばノズル16からは水のみが噴射さ
れ、エア用ボタン78と水用ボタン92を同時に押せば
ノズル16からはスプレー又はミストが噴射される。
10の使用の態様と作動を説明するに、歯科処理に際し
てはこの歯科用スリーウェイ・シリンジ10は従来のス
リーウェイ・シリンジと同様に3モードのいづれかで作
動させることができる。即ち、エア用ボタン78のみを
押せばノズル16からはエアのみが噴射され、水用ボタ
ン92のみを押せばノズル16からは水のみが噴射さ
れ、エア用ボタン78と水用ボタン92を同時に押せば
ノズル16からはスプレー又はミストが噴射される。
【0023】スリーウェイ・シリンジ10をスプレー供
給モード若しくは水供給モードで使用した後には、水制
御弁44から延長する水供給管路98およびノズル16
の内管102は水で満たされているであろう。内管10
2内に存在する水は内管102の先端のところで空気に
触れているので、このまゝ放置した場合には、スリーウ
ェイ・シリンジ10の非使用時には空気中に浮遊する細
菌が内管102および水供給管路98内に残留する水に
進入し、繁殖するおそれがある。
給モード若しくは水供給モードで使用した後には、水制
御弁44から延長する水供給管路98およびノズル16
の内管102は水で満たされているであろう。内管10
2内に存在する水は内管102の先端のところで空気に
触れているので、このまゝ放置した場合には、スリーウ
ェイ・シリンジ10の非使用時には空気中に浮遊する細
菌が内管102および水供給管路98内に残留する水に
進入し、繁殖するおそれがある。
【0024】そこで、スリーウェイ・シリンジ10の使
用後は、歯科医はパージ用ボタン90を例えば約1秒間
操作することにより水供給管路98および内管102内
の残留水を駆逐することができる。即ち、パージ用ボタ
ン90が押されると、図5に示したように残留水駆逐用
圧縮空気制御弁42が開弁し、残留水駆逐用圧縮空気通
路48からの圧縮空気は制御弁42の出口ポート108
と通路110を介して水供給管路98に噴射される。そ
の結果、通路110との合流部よりも下流の水供給管路
98内の残留水ならびにノズル16の内管102内の残
留水は圧縮空気によって吹き飛ばされ、駆逐される。こ
うしてスリーウェイ・シリンジ10の非使用時にはノズ
ル16の内管102内に残留水が存在しないので、内管
102および水供給管路98が細菌によって汚染される
ことがない。また、スリーウェイ・シリンジを使用して
歯面の乾燥を行う時に、予めパージ用ボタン90を操作
し、ノズル16の内管102内の残留水を駆逐しておけ
ば、圧縮空気に水が混入するのを防止することができ
る。
用後は、歯科医はパージ用ボタン90を例えば約1秒間
操作することにより水供給管路98および内管102内
の残留水を駆逐することができる。即ち、パージ用ボタ
ン90が押されると、図5に示したように残留水駆逐用
圧縮空気制御弁42が開弁し、残留水駆逐用圧縮空気通
路48からの圧縮空気は制御弁42の出口ポート108
と通路110を介して水供給管路98に噴射される。そ
の結果、通路110との合流部よりも下流の水供給管路
98内の残留水ならびにノズル16の内管102内の残
留水は圧縮空気によって吹き飛ばされ、駆逐される。こ
うしてスリーウェイ・シリンジ10の非使用時にはノズ
ル16の内管102内に残留水が存在しないので、内管
102および水供給管路98が細菌によって汚染される
ことがない。また、スリーウェイ・シリンジを使用して
歯面の乾燥を行う時に、予めパージ用ボタン90を操作
し、ノズル16の内管102内の残留水を駆逐しておけ
ば、圧縮空気に水が混入するのを防止することができ
る。
【0025】前述した第1実施例はパージ用ボタン90
のみの操作によりノズルの残留水を駆逐できるように構
成したが、本発明の第2実施例においては、残留水駆逐
用圧縮空気制御弁42および残留水駆逐用水制御弁44
とそれらに関連する通路はエア用ボタン78とパージ用
ボタン90とを同時に押したときに残留水が駆逐される
ように構成することができる。
のみの操作によりノズルの残留水を駆逐できるように構
成したが、本発明の第2実施例においては、残留水駆逐
用圧縮空気制御弁42および残留水駆逐用水制御弁44
とそれらに関連する通路はエア用ボタン78とパージ用
ボタン90とを同時に押したときに残留水が駆逐される
ように構成することができる。
【0026】第2実施例の一部を示す図6を参照しなが
らこの第2実施例を説明するに、図6には図4および図
5に示した構成要素と共通する構成要素は同じ参照番号
で示す。この第2実施例の構成は次に述べる相違点を除
いては第1実施例の構成と同様である。第1実施例との
相違点を説明するに、この第2実施例においては、残留
水駆逐用圧縮空気制御弁118の弁座インサート120
には軸方向に離間して半径方向入口ポート122および
半径方向出口ポート124並びにそれらに夫々整合した
環状溝126および128が形成してある。主圧縮空気
制御弁40の出口ポート72は圧縮空気通路130を介
して残留水駆逐用圧縮空気制御弁118の入口ポート1
22に接続されている。残留水駆逐用圧縮空気制御弁1
18の出口ポート124にはノズル16まで延長する圧
縮空気供給管路76が接続されている。また、残留水駆
逐用圧縮空気制御弁118の弁座インサート120の段
付き孔の大径部132は通路134を介して水供給管路
98に接続されている。
らこの第2実施例を説明するに、図6には図4および図
5に示した構成要素と共通する構成要素は同じ参照番号
で示す。この第2実施例の構成は次に述べる相違点を除
いては第1実施例の構成と同様である。第1実施例との
相違点を説明するに、この第2実施例においては、残留
水駆逐用圧縮空気制御弁118の弁座インサート120
には軸方向に離間して半径方向入口ポート122および
半径方向出口ポート124並びにそれらに夫々整合した
環状溝126および128が形成してある。主圧縮空気
制御弁40の出口ポート72は圧縮空気通路130を介
して残留水駆逐用圧縮空気制御弁118の入口ポート1
22に接続されている。残留水駆逐用圧縮空気制御弁1
18の出口ポート124にはノズル16まで延長する圧
縮空気供給管路76が接続されている。また、残留水駆
逐用圧縮空気制御弁118の弁座インサート120の段
付き孔の大径部132は通路134を介して水供給管路
98に接続されている。
【0027】残留水駆逐用圧縮空気制御弁118のポー
ト122、124および環状溝126、128と可動ス
プール弁体136のランド部138、140との位置関
係は、可動スプール弁体136が図6(A)に示した静
止位置にあるときに入口ポート122が弁座インサート
120の段付き孔の小径部を介して出口ポート124の
みに連通し、可動スプール弁体136が図6(B)に示
した作動位置にあるときに入口ポート122が弁座イン
サート120の段付き孔の大径部132のみに連通する
ようになっている。操作ボタン78、90、92とそれ
らに対応するクランクレバーの配置は第1実施例と相違
ない。
ト122、124および環状溝126、128と可動ス
プール弁体136のランド部138、140との位置関
係は、可動スプール弁体136が図6(A)に示した静
止位置にあるときに入口ポート122が弁座インサート
120の段付き孔の小径部を介して出口ポート124の
みに連通し、可動スプール弁体136が図6(B)に示
した作動位置にあるときに入口ポート122が弁座イン
サート120の段付き孔の大径部132のみに連通する
ようになっている。操作ボタン78、90、92とそれ
らに対応するクランクレバーの配置は第1実施例と相違
ない。
【0028】第2実施例はこのような構成であるから、
残留水駆逐用圧縮空気制御弁118の操作ボタン90を
押していない時には、残留水駆逐用圧縮空気制御弁11
8の可動スプール弁体136は図6(A)に示した静止
位置にあり、通路134は圧縮空気供給管路76から遮
断されている。従って、歯科処置に当たり水を噴射させ
るべく水用ボタン92を押して図6(A)に示したよう
に水制御弁44を開けても、圧力水は通路134に進入
することなく、水供給管路98を介してノズル16から
噴射される。スプレーの噴射のために同時にエア用ボタ
ン78を押したときには、圧縮空気通路46からの圧縮
空気は通路130、残留水駆逐用圧縮空気制御弁118
の入口ポート122、弁座インサート120の段付き孔
の小径部、および出口ポート124を介して圧縮空気供
給管路76に送られ、ノズル16から噴射される。
残留水駆逐用圧縮空気制御弁118の操作ボタン90を
押していない時には、残留水駆逐用圧縮空気制御弁11
8の可動スプール弁体136は図6(A)に示した静止
位置にあり、通路134は圧縮空気供給管路76から遮
断されている。従って、歯科処置に当たり水を噴射させ
るべく水用ボタン92を押して図6(A)に示したよう
に水制御弁44を開けても、圧力水は通路134に進入
することなく、水供給管路98を介してノズル16から
噴射される。スプレーの噴射のために同時にエア用ボタ
ン78を押したときには、圧縮空気通路46からの圧縮
空気は通路130、残留水駆逐用圧縮空気制御弁118
の入口ポート122、弁座インサート120の段付き孔
の小径部、および出口ポート124を介して圧縮空気供
給管路76に送られ、ノズル16から噴射される。
【0029】スリーウェイ・シリンジの使用後にエア用
ボタン78を押すと同時にパージ用ボタン90を押せ
ば、残留水駆逐用圧縮空気制御弁118の可動スプール
弁体136は図6(B)に示した作動位置に切り換わ
り、その出口ポート124は可動スプール弁体の左側ラ
ンド部138によって入口ポート122から遮断され、
入口ポート122は通路134に接続される。その結
果、圧縮空気通路46および130からの圧縮空気は通
路134を介して水供給管路98に送られ、通路134
との合流部よりも下流の水供給管路98内の残留水なら
びにノズル16の内管102内の残留水を駆逐する。
ボタン78を押すと同時にパージ用ボタン90を押せ
ば、残留水駆逐用圧縮空気制御弁118の可動スプール
弁体136は図6(B)に示した作動位置に切り換わ
り、その出口ポート124は可動スプール弁体の左側ラ
ンド部138によって入口ポート122から遮断され、
入口ポート122は通路134に接続される。その結
果、圧縮空気通路46および130からの圧縮空気は通
路134を介して水供給管路98に送られ、通路134
との合流部よりも下流の水供給管路98内の残留水なら
びにノズル16の内管102内の残留水を駆逐する。
【0030】図7から図9は本発明の歯科用スリーウェ
イ・シリンジの第3実施例を示す。これらの図におい
て、前述した第1実施例の構成要素と共通する構成要素
は同じ参照番号で示し、重複する説明は省略する。第1
実施例との主な相違は、この第3実施例は、水制御弁4
4の操作後にはパージ用ボタンを操作しなくてもノズル
16および水供給管路98内の残留水が自動的に駆逐さ
れるように構成されていることである。
イ・シリンジの第3実施例を示す。これらの図におい
て、前述した第1実施例の構成要素と共通する構成要素
は同じ参照番号で示し、重複する説明は省略する。第1
実施例との主な相違は、この第3実施例は、水制御弁4
4の操作後にはパージ用ボタンを操作しなくてもノズル
16および水供給管路98内の残留水が自動的に駆逐さ
れるように構成されていることである。
【0031】より詳しくは、図7および図8を参照する
に、この実施例のスリーウェイ・シリンジは従来型のス
リーウェイ・シリンジと同様にエア用ボタン78と水用
ボタン92との2つの操作ボタンだけを備えている。ハ
ンドピースの内側部材34には、主圧縮空気制御弁40
と残留水駆逐用圧縮空気制御弁42と水制御弁44の外
に、第2の残留水駆逐用圧縮空気制御弁150が設けて
ある。水用ボタン92に連動するクランクレバー96は
幅広に形成してあり、第1残留水駆逐用圧縮空気制御弁
42と水制御弁44と第2残留水駆逐用圧縮空気制御弁
150とを同時に作動させるようになっている。主圧縮
空気制御弁40と残留水駆逐用圧縮空気制御弁42と水
制御弁44とは第1実施例のものと同様に構成されてい
る。主圧縮空気制御弁40の出口ポート72がノズル1
6の環状通路104に連通する圧縮空気供給管路76に
接続され、水制御弁44の出口ポート106がノズル1
6の内管102に連通する水供給管路98に接続されて
いる点は、第1実施例と相違ない。
に、この実施例のスリーウェイ・シリンジは従来型のス
リーウェイ・シリンジと同様にエア用ボタン78と水用
ボタン92との2つの操作ボタンだけを備えている。ハ
ンドピースの内側部材34には、主圧縮空気制御弁40
と残留水駆逐用圧縮空気制御弁42と水制御弁44の外
に、第2の残留水駆逐用圧縮空気制御弁150が設けて
ある。水用ボタン92に連動するクランクレバー96は
幅広に形成してあり、第1残留水駆逐用圧縮空気制御弁
42と水制御弁44と第2残留水駆逐用圧縮空気制御弁
150とを同時に作動させるようになっている。主圧縮
空気制御弁40と残留水駆逐用圧縮空気制御弁42と水
制御弁44とは第1実施例のものと同様に構成されてい
る。主圧縮空気制御弁40の出口ポート72がノズル1
6の環状通路104に連通する圧縮空気供給管路76に
接続され、水制御弁44の出口ポート106がノズル1
6の内管102に連通する水供給管路98に接続されて
いる点は、第1実施例と相違ない。
【0032】第1残留水駆逐用圧縮空気制御弁42の出
口ポート108は圧縮空気通路152により第2残留水
駆逐用圧縮空気制御弁150の環状溝154および入口
ポート156に接続してある。ハンドピースの内側部材
34には圧縮空気溜まり158が形成してあり、この圧
縮空気溜まり158は通路160を介して圧縮空気通路
152に接続してある。
口ポート108は圧縮空気通路152により第2残留水
駆逐用圧縮空気制御弁150の環状溝154および入口
ポート156に接続してある。ハンドピースの内側部材
34には圧縮空気溜まり158が形成してあり、この圧
縮空気溜まり158は通路160を介して圧縮空気通路
152に接続してある。
【0033】第1残留水駆逐用圧縮空気制御弁42とは
異なり、第2残留水駆逐用圧縮空気制御弁150は常開
弁として構成してあり、その可動スプール弁体162は
復帰ばね164によってクランクレバー96に向かって
付勢されている。第2残留水駆逐用圧縮空気制御弁15
0の可動スプール弁体162はOリングを備えた単一の
ランド部166を有する。第2残留水駆逐用圧縮空気制
御弁150の弁座インサートの段付き孔の小径部は圧縮
空気通路168を介して水供給管路98に接続されてい
る。第2残留水駆逐用圧縮空気制御弁150の休止位置
においてはその入口ポート156は圧縮空気通路168
に連通され、作動位置においては圧縮空気通路168は
入口ポート156から遮断される。
異なり、第2残留水駆逐用圧縮空気制御弁150は常開
弁として構成してあり、その可動スプール弁体162は
復帰ばね164によってクランクレバー96に向かって
付勢されている。第2残留水駆逐用圧縮空気制御弁15
0の可動スプール弁体162はOリングを備えた単一の
ランド部166を有する。第2残留水駆逐用圧縮空気制
御弁150の弁座インサートの段付き孔の小径部は圧縮
空気通路168を介して水供給管路98に接続されてい
る。第2残留水駆逐用圧縮空気制御弁150の休止位置
においてはその入口ポート156は圧縮空気通路168
に連通され、作動位置においては圧縮空気通路168は
入口ポート156から遮断される。
【0034】次に、図9も併せて参照しながらこの第3
実施例の作動と使用の態様を説明するに、水噴射モード
又はスプレー噴射モードにおいて水用ボタン92を押し
たときには、図9に示したように、水制御弁44が開弁
すると同時に第1残留水駆逐用圧縮空気制御弁42が開
弁するが、第2残留水駆逐用圧縮空気制御弁150は閉
鎖位置に持ち来される。第1残留水駆逐用圧縮空気制御
弁42が開弁する結果、残留水駆逐用圧縮空気通路48
からの圧縮空気は通路152および通路160を介して
圧縮空気溜まり158に供給される。この時には第2残
留水駆逐用圧縮空気制御弁150は閉じているので、圧
縮空気は圧縮空気溜まり158内に貯蔵される。
実施例の作動と使用の態様を説明するに、水噴射モード
又はスプレー噴射モードにおいて水用ボタン92を押し
たときには、図9に示したように、水制御弁44が開弁
すると同時に第1残留水駆逐用圧縮空気制御弁42が開
弁するが、第2残留水駆逐用圧縮空気制御弁150は閉
鎖位置に持ち来される。第1残留水駆逐用圧縮空気制御
弁42が開弁する結果、残留水駆逐用圧縮空気通路48
からの圧縮空気は通路152および通路160を介して
圧縮空気溜まり158に供給される。この時には第2残
留水駆逐用圧縮空気制御弁150は閉じているので、圧
縮空気は圧縮空気溜まり158内に貯蔵される。
【0035】水又はスプレーの噴射が終わり、使用者が
水用ボタン92を釈放すると、図8に示したように、水
制御弁44と第1残留水駆逐用圧縮空気制御弁42が閉
じるが、第2残留水駆逐用圧縮空気制御弁150が開弁
する。第2残留水駆逐用圧縮空気制御弁150が開弁
し、第1残留水駆逐用圧縮空気制御弁42が閉弁する結
果、圧縮空気溜まり158内の圧縮空気は通路160、
通路152、第2残留水駆逐用圧縮空気制御弁150の
入口ポート156、第2残留水駆逐用圧縮空気制御弁1
50の内部通路、および通路168を介して水供給管路
98に送られ、水供給管路98とノズルの内管102内
に存在する残留水を駆逐する。このように、この第3実
施例では、水制御弁44を使用する都度自動的にノズル
16および水供給管路98内の残留水が駆逐されるの
で、従来のスリーウェイ・シリンジと同様に操作が簡単
であり、使い勝手がよい。
水用ボタン92を釈放すると、図8に示したように、水
制御弁44と第1残留水駆逐用圧縮空気制御弁42が閉
じるが、第2残留水駆逐用圧縮空気制御弁150が開弁
する。第2残留水駆逐用圧縮空気制御弁150が開弁
し、第1残留水駆逐用圧縮空気制御弁42が閉弁する結
果、圧縮空気溜まり158内の圧縮空気は通路160、
通路152、第2残留水駆逐用圧縮空気制御弁150の
入口ポート156、第2残留水駆逐用圧縮空気制御弁1
50の内部通路、および通路168を介して水供給管路
98に送られ、水供給管路98とノズルの内管102内
に存在する残留水を駆逐する。このように、この第3実
施例では、水制御弁44を使用する都度自動的にノズル
16および水供給管路98内の残留水が駆逐されるの
で、従来のスリーウェイ・シリンジと同様に操作が簡単
であり、使い勝手がよい。
【0036】図10および図11は本発明の歯科用スリ
ーウェイ・シリンジの第4実施例を示す。これらの図を
参照するに、このスリーウェイ・シリンジ180は、ハ
ンドピース本体182と、端部部材184と、両者の間
に螺合などにより連結された中間アダプタ186とで構
成されている。ハンドピース本体182と端部部材18
4はいづれも従来型のもので、中間アダプタ186を介
在させることなくハンドピース本体182と端部部材1
84とを螺合などにより直接に連結した場合には1つの
完結した従来型の歯科用スリーウェイ・シリンジが組立
られるように構成されている。
ーウェイ・シリンジの第4実施例を示す。これらの図を
参照するに、このスリーウェイ・シリンジ180は、ハ
ンドピース本体182と、端部部材184と、両者の間
に螺合などにより連結された中間アダプタ186とで構
成されている。ハンドピース本体182と端部部材18
4はいづれも従来型のもので、中間アダプタ186を介
在させることなくハンドピース本体182と端部部材1
84とを螺合などにより直接に連結した場合には1つの
完結した従来型の歯科用スリーウェイ・シリンジが組立
られるように構成されている。
【0037】従来のスリーウェイ・シリンジと同様に、
ハンドピース本体182には保持ナット188によりノ
ズル190が固定してあり、このノズル190は第1実
施例のノズル16と同様の二重管構造を有する。図示し
ないが、ハンドピース本体182には第1実施例の主圧
縮空気制御弁40および水制御弁44と同様の主圧縮空
気制御弁および水制御弁が組み込んであり、夫々エア用
ボタン192と水用ボタン194によって操作されるよ
うになっている。これらの主圧縮空気制御弁および水制
御弁にはハンドピース本体182内に形成された圧縮空
気供給通路196および水供給通路198を介して圧縮
空気と圧力水が夫々供給される。第1実施例と同様に、
端部部材184の端板200に取付けた圧縮空気用継手
金具202および水用継手金具204には歯科用ホース
の圧縮空気チューブ206および水チューブ208が夫
々接続されている。
ハンドピース本体182には保持ナット188によりノ
ズル190が固定してあり、このノズル190は第1実
施例のノズル16と同様の二重管構造を有する。図示し
ないが、ハンドピース本体182には第1実施例の主圧
縮空気制御弁40および水制御弁44と同様の主圧縮空
気制御弁および水制御弁が組み込んであり、夫々エア用
ボタン192と水用ボタン194によって操作されるよ
うになっている。これらの主圧縮空気制御弁および水制
御弁にはハンドピース本体182内に形成された圧縮空
気供給通路196および水供給通路198を介して圧縮
空気と圧力水が夫々供給される。第1実施例と同様に、
端部部材184の端板200に取付けた圧縮空気用継手
金具202および水用継手金具204には歯科用ホース
の圧縮空気チューブ206および水チューブ208が夫
々接続されている。
【0038】中間アダプタ186には、圧縮空気チュー
ブ206からの圧縮空気の一部を必要に応じてハンドピ
ース本体182の水供給通路198に切り換えるための
切換え弁210が組み込んである。より詳しくは、中間
アダプタ186は、筒状の外ケース211を備え、この
外ケース211の両端は螺合によりハンドピース本体1
82と端部部材184に夫々連結されている。中間アダ
プタ186の外ケース211には、弁座部材212と端
部部材214が嵌合してある。弁座部材212は段付き
円柱形状を有し、外ケース211に嵌合された大径部2
16と、より小径のガイド部218と、更に小径の弁座
部220とを有する。弁座部材212のガイド部218
と弁座部220の周りには可動スプール弁体222が軸
方向摺動自在に嵌合してある。この可動スプール弁体2
22と弁座部材212とで切換え弁210が構成され
る。
ブ206からの圧縮空気の一部を必要に応じてハンドピ
ース本体182の水供給通路198に切り換えるための
切換え弁210が組み込んである。より詳しくは、中間
アダプタ186は、筒状の外ケース211を備え、この
外ケース211の両端は螺合によりハンドピース本体1
82と端部部材184に夫々連結されている。中間アダ
プタ186の外ケース211には、弁座部材212と端
部部材214が嵌合してある。弁座部材212は段付き
円柱形状を有し、外ケース211に嵌合された大径部2
16と、より小径のガイド部218と、更に小径の弁座
部220とを有する。弁座部材212のガイド部218
と弁座部220の周りには可動スプール弁体222が軸
方向摺動自在に嵌合してある。この可動スプール弁体2
22と弁座部材212とで切換え弁210が構成され
る。
【0039】可動スプール弁体222は外ケース211
の周りに摺動可能に嵌合した摺動リング224によって
軸方向に変位せられる。このため、この摺動リング22
4はネジ226によって可動スプール弁体222に連結
されており、このネジ226は外ケース211に形成し
た軸方向スロット228に沿って変位するようになって
いる。可動スプール弁体222の右端面と弁座部材21
2の大径部216との間には第1環状室230が画成さ
れ、スプール弁体222の左端面と端部部材214との
間には第2環状室232が画成されている。第1環状室
230と第2環状室232とはスプール弁体222を貫
通する軸方向通路234によって互いに連通されてい
る。従って、圧縮空気チューブ206からの圧縮空気
は、圧縮空気用継手金具202、弁座部材212の軸方
向通路236、第1環状室230、軸方向通路234、
第2環状室232、端部部材214の軸方向通路23
8、端部部材214の継手金具240を介してハンドピ
ース本体182の圧縮空気供給通路196に供給され
る。
の周りに摺動可能に嵌合した摺動リング224によって
軸方向に変位せられる。このため、この摺動リング22
4はネジ226によって可動スプール弁体222に連結
されており、このネジ226は外ケース211に形成し
た軸方向スロット228に沿って変位するようになって
いる。可動スプール弁体222の右端面と弁座部材21
2の大径部216との間には第1環状室230が画成さ
れ、スプール弁体222の左端面と端部部材214との
間には第2環状室232が画成されている。第1環状室
230と第2環状室232とはスプール弁体222を貫
通する軸方向通路234によって互いに連通されてい
る。従って、圧縮空気チューブ206からの圧縮空気
は、圧縮空気用継手金具202、弁座部材212の軸方
向通路236、第1環状室230、軸方向通路234、
第2環状室232、端部部材214の軸方向通路23
8、端部部材214の継手金具240を介してハンドピ
ース本体182の圧縮空気供給通路196に供給され
る。
【0040】弁座部材212の小径弁座部220と可動
スプール弁体222との間には環状室242が形成され
ており、この環状室242は弁座部材212に形成した
水供給通路244を介して水用継手金具204に接続さ
れている。弁座部材212の小径弁座部220には半径
方向出口ポート246(図11(B)参照)が形成して
あり、これらの出口ポート246は小径弁座部220の
軸方向中央通路248、端部部材214の軸方向中央通
路250および半径方向通路、端部部材214の継手金
具252を介して水供給通路198に接続されている。
スプール弁体222との間には環状室242が形成され
ており、この環状室242は弁座部材212に形成した
水供給通路244を介して水用継手金具204に接続さ
れている。弁座部材212の小径弁座部220には半径
方向出口ポート246(図11(B)参照)が形成して
あり、これらの出口ポート246は小径弁座部220の
軸方向中央通路248、端部部材214の軸方向中央通
路250および半径方向通路、端部部材214の継手金
具252を介して水供給通路198に接続されている。
【0041】この第4実施例のスリーウェイ・シリンジ
180は、切換え弁210の可動スプール弁体222を
図11(A)に示した位置に位置決めした状態で使用さ
れる。この状態では、圧縮空気チューブ206からの圧
縮空気はハンドピース本体182の圧縮空気供給通路1
96に供給されると共に、水チューブ208からの圧力
水はハンドピース本体182の水供給通路198に供給
されている。従って、エア用ボタン192と水用ボタン
194を操作することにより従来のスリーウェイ・シリ
ンジと同様に3モードで使用することができる。
180は、切換え弁210の可動スプール弁体222を
図11(A)に示した位置に位置決めした状態で使用さ
れる。この状態では、圧縮空気チューブ206からの圧
縮空気はハンドピース本体182の圧縮空気供給通路1
96に供給されると共に、水チューブ208からの圧力
水はハンドピース本体182の水供給通路198に供給
されている。従って、エア用ボタン192と水用ボタン
194を操作することにより従来のスリーウェイ・シリ
ンジと同様に3モードで使用することができる。
【0042】使用後は、使用者は摺動リング224を操
作することにより切換え弁210の可動スプール弁体2
22を図11(B)に示した位置に切り換える。この位
置では、弁座部材212の出口ポート246は水供給通
路244から遮断されると共に、出口ポート246はス
プール弁体222の左端面と端部部材214との間の第
2環状室232に開口する。その結果、第2環状室23
2内の圧縮空気の圧力は出口ポート246に印加され
る。この状態で使用者が水用ボタン194を押すことに
よりハンドピース本体182内の水制御弁を開くと、第
2環状室232内の圧縮空気は、出口ポート246、小
径弁座部220の軸方向中央通路248、端部部材21
4の軸方向中央通路250および半径方向通路、端部部
材214の継手金具252を介して水供給通路198に
送られ、そこから更にノズル190に送られ、ノズル1
90から噴射される。これにより、水供給通路198お
よびノズル190内の残留水は放逐される。
作することにより切換え弁210の可動スプール弁体2
22を図11(B)に示した位置に切り換える。この位
置では、弁座部材212の出口ポート246は水供給通
路244から遮断されると共に、出口ポート246はス
プール弁体222の左端面と端部部材214との間の第
2環状室232に開口する。その結果、第2環状室23
2内の圧縮空気の圧力は出口ポート246に印加され
る。この状態で使用者が水用ボタン194を押すことに
よりハンドピース本体182内の水制御弁を開くと、第
2環状室232内の圧縮空気は、出口ポート246、小
径弁座部220の軸方向中央通路248、端部部材21
4の軸方向中央通路250および半径方向通路、端部部
材214の継手金具252を介して水供給通路198に
送られ、そこから更にノズル190に送られ、ノズル1
90から噴射される。これにより、水供給通路198お
よびノズル190内の残留水は放逐される。
【0043】この第4実施例のスリーウェイ・シリンジ
は、切換え弁210が組み込まれた中間アダプタ186
を従来型のハンドピース本体182と端部部材184と
の間に接続するだけで実現することができる。
は、切換え弁210が組み込まれた中間アダプタ186
を従来型のハンドピース本体182と端部部材184と
の間に接続するだけで実現することができる。
【0044】以上には本発明の特定の実施例を記載した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の修
正や変更を施すことができる。
が、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の修
正や変更を施すことができる。
【図1】本発明の第1実施例に係る歯科用スリーウェイ
・シリンジの斜視図である。
・シリンジの斜視図である。
【図2】図1に示した歯科用スリーウェイ・シリンジの
一部切欠き平面図である。
一部切欠き平面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿った断面図である。
【図4】図2の一部の拡大図で、残留水駆逐用圧縮空気
制御弁が閉位置にあり、水制御弁が開位置にあるところ
を示す。
制御弁が閉位置にあり、水制御弁が開位置にあるところ
を示す。
【図5】図2の一部の拡大図で、残留水駆逐用圧縮空気
制御弁が開位置にあり、水制御弁が閉位置にあるところ
を示す。
制御弁が開位置にあり、水制御弁が閉位置にあるところ
を示す。
【図6】図6(A)および(B)は夫々図4および図5
と同様の図で、本発明の歯科用スリーウェイ・シリンジ
の第2実施例を示す。
と同様の図で、本発明の歯科用スリーウェイ・シリンジ
の第2実施例を示す。
【図7】本発明の第3実施例の歯科用スリーウェイ・シ
リンジの一部切欠き平面図である。
リンジの一部切欠き平面図である。
【図8】図7の一部の拡大図である。
【図9】図8と同様の図で、残留水駆逐用圧縮空気補助
制御弁が圧縮空気供給位置にあるところを示す。
制御弁が圧縮空気供給位置にあるところを示す。
【図10】本発明の第4実施例に係る歯科用スリーウェ
イ・シリンジの斜視図である。
イ・シリンジの斜視図である。
【図11】図10に示したスリーウェイ・シリンジの一
部の水平断面図で、(A)はアダプタの切換え弁が休止
位置にあるところを示し、(B)は作動位置にあるとこ
ろを示す。
部の水平断面図で、(A)はアダプタの切換え弁が休止
位置にあるところを示し、(B)は作動位置にあるとこ
ろを示す。
10、180: 歯科用スリーウェイ・シリンジ 16: ノズル 40: 圧縮空気制御弁 42: 圧縮空気補助制御弁 42/48: 残留水駆逐手段 44: 水制御弁 48: 補助圧縮空気通路 150: 第2圧縮空気補助制御弁 158: 圧縮空気溜り 186: 中間アダプタ 210: 切り換え弁
Claims (7)
- 【請求項1】 圧縮空気入口(24/36)および圧力水入
口(26/38)と、前記圧縮空気入口および圧力水入口を
夫々ノズル(16)に連通する圧縮空気通路(46/76)お
よび水通路(50/98)と、前記圧縮空気通路および水通
路の流れを夫々制御する圧縮空気制御弁(40)および水
制御弁(44)とをハンドピースに設けた歯科用スリーウ
ェイ・シリンジにおいて、 前記水通路のうち水制御弁よりも下流の区間(98)に圧
縮空気を供給して使用後にノズル内の残留水を駆逐する
手段(48/42)を設けたことを特徴とする歯科用スリー
ウェイ・シリンジ。 - 【請求項2】 前記残留水駆逐手段は、水通路の前記区
間と圧縮空気入口とを連通する補助圧縮空気通路(48)
と、前記補助圧縮空気通路の流れを制御する手動操作の
開閉弁(42/90)とを備えていることを特徴とする請求
項1に基づく歯科用スリーウェイ・シリンジ。 - 【請求項3】 前記残留水駆逐手段は、前記圧縮空気通
路のうち圧縮空気制御弁よりも下流の区間(130/76)
と水通路のうち水制御弁よりも下流の区間(98)とを連
通する補助圧縮空気通路(134)と、前記補助圧縮空気
通路の流れを制御する手動操作の開閉弁(118)とを備
えていることを特徴とする請求項1に基づく歯科用スリ
ーウェイ・シリンジ。 - 【請求項4】 前記残留水駆逐手段は水制御弁の操作後
に自動的に作動することを特徴とする請求項1に基づく
歯科用スリーウェイ・シリンジ。 - 【請求項5】 前記残留水駆逐手段は、圧縮空気溜り
(158)と、前記圧縮空気溜りを圧縮空気入口に連通す
る第1圧縮空気補助通路(48/160)と、前記第1圧縮
空気補助通路に配置され前記水制御弁と連動して水制御
弁が開いた時に開き閉じた時に閉じる第1圧縮空気補助
制御弁(42)と、圧縮空気溜りと水通路の前記区間とを
連通する第2圧縮空気補助通路(168)と、前記第2圧
縮空気補助通路に配置され前記水制御弁と連動して水制
御弁が開いた時に閉じ閉じた時に開く第2圧縮空気補助
制御弁(150)とを備えていることを特徴とする請求項
4に基づく歯科用スリーウェイ・シリンジ。 - 【請求項6】 前記残留水駆逐手段(210)は、前記水
通路のうち水制御弁よりも上流の区間(198)に圧縮空
気を供給することを特徴とする請求項1に基づく歯科用
スリーウェイ・シリンジ。 - 【請求項7】 前記ハンドピースは、ノズルを担持し水
制御弁と圧縮空気制御弁が組み込まれた第1部分(18
2)と、圧力水入口および圧縮空気入口を備えた第2部
分(184)と、前記第1部分と第2部分との間に接続さ
れる中間アダプタ(186)とを備え、前記残留水駆逐手
段(210)は中間アダプタに組み込まれていることを特
徴とする請求項6に基づく歯科用スリーウェイ・シリン
ジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11166855A JP2000350739A (ja) | 1999-06-14 | 1999-06-14 | 歯科用スリーウェイ・シリンジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11166855A JP2000350739A (ja) | 1999-06-14 | 1999-06-14 | 歯科用スリーウェイ・シリンジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000350739A true JP2000350739A (ja) | 2000-12-19 |
Family
ID=15838906
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11166855A Pending JP2000350739A (ja) | 1999-06-14 | 1999-06-14 | 歯科用スリーウェイ・シリンジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000350739A (ja) |
-
1999
- 1999-06-14 JP JP11166855A patent/JP2000350739A/ja active Pending
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