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JP2000341677A - 画像監視装置 - Google Patents

画像監視装置

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JP2000341677A
JP2000341677A JP11152399A JP15239999A JP2000341677A JP 2000341677 A JP2000341677 A JP 2000341677A JP 11152399 A JP11152399 A JP 11152399A JP 15239999 A JP15239999 A JP 15239999A JP 2000341677 A JP2000341677 A JP 2000341677A
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Japan
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light
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luminance
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JP11152399A
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English (en)
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Yoshi Marukawa
佳 丸川
Koichi Oza
幸一 尾坐
Tetsuya Takahashi
哲也 高橋
Yoshiki Kobayashi
小林  芳樹
Chieko Konuma
小沼  知恵子
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Secom Co Ltd
Hitachi Ltd
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Secom Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視領域内の侵入者を検知する画像監視装置
において、光又は影による誤検知を除去し、正確に侵入
者を検知できるようにする。 【解決手段】 監視領域を撮影した画像において、非常
に高い輝度の領域を光領域24として検出する。基準画
像11と現画像16との差の変化領域19が、光領域を
含むとき又は含まれるときは、光が検出されたとしてそ
の影響を除去する。また、変化領域が光領域内で、光領
域に接していて、光領域より低い輝度の場合は、影が検
出されたとしてその影響を除去する。これにより、撮影
画像中の光又は影を侵入者として検出することがなくな
り、誤報を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視領域を撮影
し、撮影画像を処理することにより、監視領域における
侵入者を検知する画像監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、監視領域における侵入者を検
知する機能を有する画像監視装置がある。この画像監視
装置では、撮像手段により監視領域を連続的に撮影し、
画像処理手段により、最新の状況を撮影した現画像と、
予め記憶してある基準画像とを比較し、両画像間で変化
がある領域を抽出する。そして、この変化領域が所定以
上の大きさで、所定以上の距離を移動すると、この画像
間の変化領域は監視領域内の侵入者によるものと判定す
る。
【0003】画像監視装置は、侵入者を検知すると、警
備状態の情報として侵入異常が発生したことを記憶し、
異常発生時の画像(異常画像)を記憶する。コントロー
ラ又はコントロールセンタなどの外部からの呼出しがあ
ると、画像監視装置は、記憶していた状態情報と異常画
像を外部へ出力する。図1を用いて、上記の画像監視装
置における侵入者検知のロジックの具体例を説明する。
【0004】(A)は、予め撮像手段により監視領域を
撮影し、メモリに記憶してある基準画像11を示す。基
準画像11には、床面12、側面の壁13、正面の壁1
4と窓15が写っている。(B)は、撮像手段が撮影し
た最新の画像(現画像)16を示し、侵入者17が写っ
ている。また、(B)の現画像16が初めて監視領域に
侵入者17が出現(初回出現)したときの画像とする。
(C)は、基準画像11と現画像16との間で各画素ご
とに差分をとることにより取得した差分画像18で、侵
入者17が変化領域19として取り出される。この変化
領域19の位置を初回出現位置20とする。
【0005】画像監視装置は、例えば0.5秒間隔で監
視領域を撮影して、現画像を取得していく。(D)は、
(B)の現画像16より時間が経過した後に撮影された
現画像16であり、侵入者17が移動した状態にある。
(E)は、基準画像11と現画像16との間の差分画像
18を示す。今回の変化領域19の現在位置22と初回
出現位置20との差が移動距離23となる。
【0006】(E)の差分画像18において、侵入者1
7が監視領域内にいると、変化領域19は所定以上の大
きさで現画像16中に写り、かつ、侵入者17の移動に
伴い変化領域19も移動をする。したがって、画像監視
装置の画像処理手段は、変化領域19の大きさが所定範
囲内の大きさにあり、移動距離23が所定値以上になる
と、監視領域内に侵入者17がいると判定する。
【0007】上記の侵入者検知ロジックでは、監視領域
内に光が入射されると、光が差し込んだ部分は撮影画像
上で高い輝度の領域(以下、「光領域」という。)とな
る。この光領域が発生すると、又は、消滅すると、変化
領域19が検出され、それを侵入者として検知すること
となる。図2は、光領域を侵入者と誤判定する理由を説
明する図である。
【0008】図2(A)は、基準画像11を表し、
(B)は現画像16を表し、(C)は基準画像11と現
画像16の差分画像18である。現画像16には、窓5
から太陽光が差し込んで発生した光領域24がある。基
準画像11と現画像16を比較すると、差分画像18に
光領域24が変化領域19として検出される。また、太
陽光が差し込んでいた状態から消滅した場合も、同様に
変化領域19が検出される。従来の画像監視装置におい
ては、太陽の移動に伴って変化領域19が移動すれば、
これを侵入者として検知することとなる。
【0009】また、監視領域外を人が通過して、光領域
24に投影され、光領域24内を影が移動すると、この
影も移動する変化領域として検出される。したがって、
この場合も、影を侵入者と検知する。以上説明したよう
に、光又は影を侵入者として検知すると、光の差し込
み、又は、監視領域外を人が通過する度に、画像監視装
置がコントローラ又はコントロールセンタへ誤報をする
こととなる。これに対し、従来の画像監視装置において
も、これらの光又は影と侵入者とを識別し、誤報を防止
することが行われていた。
【0010】入射した光が淡い光であれば、図2の現画
像16に示すように、光領域24に床面の模様が表れ
る。したがって、基準画像11と現画像16の間の変化
領域19における相関性が高い、或いは、エッジ情報が
保存されていることとなる。したがって、従来技術にお
いては、変化領域19の相関値又はエッジ情報の保存状
態により、侵入者と光又は影を識別して、誤判定を防止
している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像監視装置に
おいて、上記のように変化領域の相関値又はエッジ情報
の保存状態により、光による影響を除去(光除去)、又
は影による影響を除去(影除去)しようとしても、監視
領域に太陽光のような強い光が入射すると、誤報をする
こととなる。
【0012】図3は、変化領域の相関値又はエッジ情報
の保存状態により光除去及び影除去をしようとしても、
太陽光のように強い光が入射すると、光又は影を侵入者
と誤判定する理由を説明する図である。図3(A)は基
準画像11、(B)は現画像16、(C)は差分画像1
8を表す。監視領域に太陽光が入射すると、現画像16
上に輝度の高い光領域24が発生する。また、光領域2
4の輝度は、その他の通常の輝度の領域に比べて非常に
高いため、基準画像11で床面12にあった模様が検出
できなくなる。したがって、基準画像11と現画像16
の間の変化領域19の相関値は低くなり、エッジ情報も
保存されない。したがって、光領域24が移動すると、
侵入者として検知されることとなる。
【0013】また、窓の外を人が通ったり、雲の移動が
映り込むことにより、光領域24内で影が移動すると、
この影の移動を侵入者として検知し、誤報をすることと
なる。本発明は、監視領域を撮影した画像を処理するこ
とにより、監視領域内における侵入者を検知する画像監
視装置において、監視領域内における光又は影による誤
検知を除去し、正確に侵入者を検知できるようにするこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものである。本発明の画像監視装
置は、監視領域を撮影する撮像手段と、撮影した画像を
処理することにより前記監視領域内における侵入者の検
知を行う画像処理手段を有し、前記画像処理手段は、撮
影画像から高い輝度の光領域を抽出し、この光領域にお
ける侵入者を検知するロジックと、その他の通常の輝度
の領域における侵入者の検知ロジックとで、異なるロジ
ックを使用する。
【0015】本発明の画像監視装置は、従来技術と同様
に、画像処理手段により、基準画像と現画像とを比較し
て、変化領域を抽出することにより、侵入者の検知を行
う。ここで、監視領域に太陽光のような強い光が差し込
んだ場合、この光が差し込んだ部分に対応する光領域
は、撮影画像において、通常の領域より格段に輝度が高
くなる。
【0016】本発明の画像監視装置は、撮影画像中の輝
度の差を利用して、所定の輝度以上にある光領域を予め
抽出する。そして、光領域における侵入者検知ロジック
を、他の通常の輝度の領域の侵入者検知ロジックと異な
らせる。これにより、窓から入射する太陽光のような強
い光、又は、この光によって生ずる影を侵入者とは識別
して、光又は影を侵入者として検知することを防止す
る。また、侵入者については、通常の検知ロジックによ
り確実に検知をする。
【0017】本発明の画像監視装置においては、光領域
における検知ロジックとして、光領域を侵入者と検知し
ないために、光除去の処理を行う。画像処理手段は、撮
影画像同士の比較から輝度が変化する領域を抽出し、こ
の変化領域が、前記光領域内で発生した場合、又は、光
領域を含む場合は、侵入者検知のための感度を通常の輝
度の領域における感度より低いものとする。例えば、変
化領域が設定された距離だけ移動したときに侵入者とし
て検知するが、光領域における設定移動距離を、通常の
輝度領域の設定移動距離よりも長く設定する。
【0018】本発明においては、光領域における検知ロ
ジックとして、光領域内の影を侵入者と誤検知しないた
めに、影除去の処理を行う。画像処理手段は、撮影画像
同士の比較から輝度が変化する領域を抽出し、この変化
領域が、前記光領域内にあり、前記光領域より低い輝度
であり、光領域の外延に接している場合は、侵入者を検
知する感度を通常の輝度の領域における感度より低いも
のとする。
【0019】本発明によれば、撮影した画像を処理する
ことにより、監視領域内における侵入者を検知する画像
監視装置において、監視領域内における光又は影による
誤検知を排除し、正確に侵入者を検知することができ
る。なお、実際には侵入者が存在するのに、それを光又
は影であると判定すると、侵入異常があるにもかかわら
ず警備状態を正常状態とし外部に出力をすることとなる
ので、失報が生じることとなる。このような事態を防ぐ
ため、更に、光領域における検知ロジックの変更に制限
をつけることができる。また、光領域があまりに大きい
場合は、光除去と影除去のロジックが動作しないように
することもできる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について図を用
いて説明する。図4は、本発明を画像センサに適用した
場合の構成を示す。画像センサ31は、CPUなどから
構成される制御手段32により制御される。撮像手段3
3は、光学系とCCDなどから構成される。赤外線投光
手段34は、夜間などに監視領域が暗くなったときに、
制御手段32の制御により監視領域に赤外線を投光す
る。画像処理手段35は、CPUなどにより構成され、
撮像手段33から獲得した画像を処理して、侵入者の有
無を判定する。この判定ロジックについては後述する。
記憶手段36の内容についても後述する。
【0021】操作手段37は、画像センサ31の設定又
は設定変更をするために設けられる。出力手段38、画
像出力手段39は、有線又は無線により図示しないコン
トローラに接続され、コントローラは、通信回線を介し
て図示しないコントロールセンタと接続される。画像セ
ンサ31が侵入者を検知したときは、警備状態として異
常状態を記憶手段36に記憶し、異常発生時の異常画像
を記憶する。出力手段38と画像出力手段39は、コン
トローラ又はコントロールセンタから図示しない入力手
段を介して状態の呼出しがあったときは、記憶してある
異常状態と異常画像を出力する。電源40は、交流電力
を直流電力に変換して画像センサ31内の各部に供給す
る。
【0022】図5は、記憶手段36の内容を示す。記憶
手段36には、制御手段32と画像処理手段35の動作
プログラムを記憶するプログラム領域51、各種パラメ
ータを記憶するパラメータ領域52、撮像手段33が撮
影した基準画像と現画像を記憶する基準画像記憶領域5
3、現画像記憶領域54、侵入者を検知したときの画像
を記憶する異常画像記憶領域55、制御手段32と画像
処理手段35の処理に使用するワークエリア56、警備
状態(正常、異常)を記憶する状態記憶領域57、画像
センサの警備モード(警戒モード、解除モード、保守巡
回モード)を記憶するモード記憶領域58、撮影画面中
の光領域を記憶する光領域記憶領域59を含む。
【0023】次に、画像処理手段35における、侵入者
を検知するロジック、光除去、影除去のロジックの概略
(原理)について説明する。侵入者検知のロジックは、
既に図1を用いて説明したように、変化領域19の大き
さと移動距離23による。図6を用いて、光除去ロジッ
クについて説明する。
【0024】図6(A)は基準画像11、(B)は現画
像16、(C)は基準画像11と現画像16の差分をと
った差分画像18、(D)は基準画像11から光領域2
4を抽出した光領域画像25を表す。図示の例では、基
準画像11に比較すると、現画像16は、光領域24が
小さくなり、輝度が減少しているとする。画像処理手段
35は、基準画像11の輝度情報から、非常に高い輝度
にある光領域24を抽出し、(D)に示す光領域画像2
5を取得する。また、この光領域画像25は、記憶部3
6の光領域記憶領域59に記憶される。次に、基準画像
11と現画像16とを比較して輝度の変化領域19を求
める。この変化領域19が、光領域24内で発生したも
の又は光領域24を含むものである場合は、侵入者検知
のための感度を下げる。感度を下げる例としては、変化
領域19が設定された距離だけ移動すると侵入者と判定
するが、光領域24を含むか光領域24に含まれる場合
には、その設定移動距離を通常の輝度領域の場合よりも
長く設定する。これは、太陽光の日周運動などによって
現れる輝度変化は、侵入者に比べて、一定時間内におけ
る移動距離が短かいことを利用している。
【0025】図6に示す例では、変化領域19として検
出されたものは光領域24に含まれるので、上記の手順
で判定をすれば、光領域24を侵入者として検知するこ
とはない。なお、光領域24が非常に大きい場合は、本
ロジックは動作させないなどの措置をとっても良い。図
7を用いて、影除去のロジックについて説明をする。
【0026】図7(A)は基準画像11、(B)は現画
像16、(C)は差分画像18、(D)は基準画像11
から光領域24を抽出した光領域画像25を表す。図示
の例では、監視領域外を人が通り、その影26が、光領
域24内に投影されているだけで、監視領域内に侵入者
はいない。この例では、基準画像11と現画像16とを
比較すると、差分画像18に影26が表れ、かつ、影2
6は移動する。
【0027】影除去ロジックとして、基準画像11の輝
度情報から、光領域24を抽出し、(D)に示す光領域
画像25を取得する。この光領域画像25は、記憶部3
6の光領域記憶領域59に記憶される。次に、基準画像
11と現画像16とを比較して変化領域19を求める。
この変化領域19が、光領域24内で発生したもの
で、光領域24よりも輝度が低く、かつ、光領域2
4の境界に接する場合は、侵入者検知のための感度を下
げる。感度を下げる例としては、前述の光除去の例と同
様なものがある。また、〜の条件を満たす場合は、
当該変化領域を非侵入者として判断してもよい。
【0028】図7に示す例では、変化領域19は影除去
の〜の条件を満たす、また、影26は光領域24内
のみで移動をするので移動距離は短い。したがって、影
26を侵入者として検知することはない。なお、光領域
24が非常に大きい場合は、本ロジックは動作させない
などの措置をとっても良い。次に、画像処理手段35の
侵入者検知の処理を詳細に説明する。
【0029】図8、図9は、侵入者検知ロジックを示
す。このロジックには、光除去及び影除去ロジックが含
まれる。侵入者検知ロジックの開始前に、撮像手段33
により予め監視領域を撮影しておき、これを基準画像1
1として基準画像記憶領域53に記憶しておく。また、
この基準画像11から、光領域24を抽出した光領域画
像25を得ておく。この取得方法については、図10を
用いて後で説明する。
【0030】本ロジックは、例えば、0.5秒間隔で繰
り返し実行される。ステップS11で、撮像手段33に
より現在の監視領域を撮影して現画像16を取得し、現
画像記憶領域54に記憶する。ステップS12で、基準
画像11と現画像16について、各ピクセルごとに差分
を取り、2値化する。所定の輝度差分がない場合は、ピ
クセル値を0とし、所定の輝度差分がある場合はピクセ
ル値を1とする。このピクセル値1のピクセルを集合し
た領域、即ち、差分2値化領域の集合が、変化領域19
となる。
【0031】ステップS13で、動体追跡処理を行う。
この処理は、画像上の同一物体の追跡を行う。例えば、
変化領域19が複数ある場合、過去の変化領域19と現
在の変化領域19の内、移動した距離の短いもの同士を
関連付けることにより、同一物体として追跡する。な
お、過去の変化領域19と関連付けられない新規な変化
領域19は、初回出現動体とする。また、過去に検出さ
れた変化領域19が、例えば3秒間追跡されなかった場
合は、消失したものとみなして、追跡処理を打ち切る。
【0032】ステップS14で、変化領域19が存在す
るか否かを判定する。ここでNOであれば、基準画像1
1と現画像16との間に変化はないか又は微小であるか
ら、侵入者を検知する可能性は低いので、処理を終了す
るためのステップS15へ進む。YESであれば、侵入
者を検知した可能性があるので、影除去の処理をするた
めにステップS21へ進む。
【0033】ステップS15では、現画像16を基準画
像11として基準画像記憶領域53に記憶する。これに
より基準画像11が更新される。ステップS16で状態
記憶領域57に「正常状態」を記憶し、ステップS17
で光領域24の更新をして処理を終了する。なお、ステ
ップS17の光領域24の更新については後で詳細に説
明するが、1回の処理ごとに、光領域記憶領域59に記
憶された光領域24は現画像16の光領域に更新されて
いく。
【0034】ステップS21では、変化領域19が存在
するので、それが影条件を満たすか否かを判定する。影
の識別の原理については、前述の図7の説明を参照され
たい。ここで、NOであれば、侵入者を検知している可
能性があるので、ステップS31へ進み、光領域の検知
であるか否かの判定をする。ステップS21でYESで
あれば、変化領域19は影である可能性が高く、侵入者
である可能性は低いので、失報を防止するための処理の
ステップS22へ進む。
【0035】ステップS31では、変化領域19が影で
はないので、これが光領域24であるか否かを判定す
る。光の識別の原理については、前述の図6の説明を参
照されたい。ここでNOであれば、侵入者を検知してい
る可能性があるので、侵入者検知の処理のためのステッ
プ41へ進む。ステップS31でYESであれば、変化
領域19は光領域24である可能性が高く、侵入者であ
る可能性は低いので、失報を防止するための処理のステ
ップS32へ進む。
【0036】ステップS41では、変化領域19が侵入
者であるか否かの判定のため、変化領域19が初回出現
位置から1.5m以上移動したか否かを判定する。つま
り、基準画像11における初回出現位置20と現画像1
6における変化領域19の現在位置22との間の移動距
離23(図1参照)が1.5m以上であるか否かを判定
する。
【0037】前述のステップS14で変化領域19の存
在が検出されると、基準画像11の更新(ステップS1
7)はされないので、変化領域19の初回出現位置20
は基準画像11に記憶されたままである。変化領域19
が侵入者17を検知したものであれば、本フローチャー
トの処理を繰り返すことにより、侵入者17の移動に伴
い変化領域19の現在位置22が移動する。初回出現位
置20と現在位置22との間の移動距離23が1.5m
以上となったときに、侵入者17を検知したとしてステ
ップS42へ進み、移動距離23が1.5m未満であれ
ばまだ正常状態にあると判定して、ステップS43へ進
む。
【0038】ステップS42では、侵入者17を検知し
たので、状態記憶領域57に「侵入異常」を記憶し、現
画像16を異常画像として異常画像記憶領域55に記憶
する。一方、ステップS43では、状態記憶領域57に
「正常状態」を記憶する。その後、ステップS17で光
領域24の更新をして処理を終了する。ステップS31
でYESであれば、変化領域19は光領域24である可
能性が高いが、侵入者である可能性もあるので、ステッ
プS32で、変化領域19が初回出現位置20から3m
以上移動したか否かを判定する。このように、光除去の
処理では、判定感度を決める移動距離23のしきい値
は、侵入者検知用の1.5mより長く設定されている。
これにより、光領域24を侵入者17と誤検知しにくく
している。ただ、変化領域19が侵入者17であれば、
初回出現位置20から3m以上移動したときに、侵入者
として検知して、ステップS33へ進み、3m未満であ
れば正常状態にあると判定してステップS34へ進む。
【0039】ステップS33の処理はステップS42と
同様であり、ステップS34の処理はステップS43と
同様である。その後、ステップS17で光領域24の更
新をして処理を終了する。ステップS21でYESであ
れば、変化領域19は影26である可能性が高いが、侵
入者17である可能性もあるので、ステップS22で、
変化領域19が初回出現位置20から4m以上移動した
か否かを判定する。このように、影除去の処理では、判
定感度を決める移動距離23のしきい値は、光領域検知
用の3mより更に長く設定されている。これにより、影
26を侵入者17と誤検知しにくくしている。ただ、変
化領域19が侵入者17であれば、初回出現位置20か
ら4m以上移動したときに、侵入者として検知して、ス
テップS23へ進み、4m未満であれば正常状態にある
と判定してステップS24へ進む。
【0040】ステップS23の処理はステップS42と
同様であり、ステップS24の処理はステップS43と
同様である。その後、ステップS17で光領域24の更
新をして処理を終了する。図10は、侵入者検知ロジッ
ク中のステップS17の光領域24を更新する処理の詳
細を示す。
【0041】光領域の更新は、現画像16の各ピクセル
ごとに高輝度のピクセルを検出し、この結果により光領
域画像25を更新していく。ステップS51で、現画像
16の1つのピクセルに対して、その輝度値とカメラ露
光制御値(絞り、シャッター速度)から、絶対輝度(監
視領域における実際の輝度)を求める。
【0042】ステップS52で、絶対輝度が10000
ルクスより大きいか否かを判定する。通常の太陽光が直
射していない場所の絶対輝度は、数百ないし1000ル
クス程度であるが、太陽光が直射する場所の絶対輝度は
10000ルクスを超える。したがって、現画像16に
おけるピクセルの輝度情報から得た絶対輝度が1000
0ルクスより大きければ、光領域24のピクセルである
と判定する。
【0043】絶対輝度が10000ルクスを超えれば、
ステップS53で、光領域画像25の該当ピクセルの値
に数値32をセットする。なお、この数値には任意の値
を使用できる。絶対輝度が10000ルクス以下であれ
ば、ステップS54で、光領域画像25の該当ピクセル
の値が0であるか否かを判定する。ここで、ピクセル値
が0であれば、処理を終了し、ピクセル値が0を超えて
いれば、ステップS55で、ピクセル値から1を引いて
処理を終了する。
【0044】以上のステップS51〜55は、光領域画
像25の全てのピクセルについて実行する。これによ
り、光領域画像25では、光領域24に含まれるピクセ
ルの値は1以上となり、光領域24以外のピクセルの値
は0となる。なお、光領域画像25で光領域24に含ま
れるピクセルの値を32とするのは、一瞬の輝度の変化
で光領域画像25における光領域24が変化するのを防
止するものである。一旦光領域24のピクセルと判定さ
れるとピクセル値に32が設定されるので、以後は、3
2回連続して光領域ではないと判定されるまでは、光領
域24であることを継続する。すなわち、ヒステリシス
を持たせている。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、監視領域を撮影した画
像を処理することにより、監視領域内における侵入者を
検知する画像監視装置において、監視領域内における光
又は影による誤検知を除去し、正確に侵入者を検知する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像監視装置による侵入者検知のロジックを示
す図。
【図2】従来技術において、光領域を侵入者と誤判定す
る理由を説明する図。
【図3】従来技術により光を侵入者として検知する理由
を示す図(その1)。
【図4】本発明を適用した画像センサの構成を示す図。
【図5】図5の画像センサにおける記憶手段の内容を示
す図。
【図6】図5の画像センサにおける光除去の原理を示す
図。
【図7】図5の画像センサにおける影除去の原理を示す
図。
【図8】図5の画像処理手段の処理を示すフローチャー
ト(その1)。
【図9】図5の画像処理手段の処理を示すフローチャー
ト(その2)。
【図10】図7,8の動作における光領域更新の動作を
示すフローチャート。
【符号の説明】
11…基準画像 15…窓 16…現画像 17…侵入者 18…差分画像 19…変化領域 20…初回出現位置 22…現在位置 23…移動距離 24…光領域 25…光領域画像 26…影 31…画像センサ 32…制御手段 33…撮像手段 34…赤外線投光手段 35…画像処理手段 36…記憶手段 37…操作手段 38…出力手段 39…画像出力手段 40…電源 51…プログラム領域 52…パラメータ領域 53…基準画像記憶領域 54…現画像記憶領域 55…異常画像記憶領域 56…ワークエリア 57…状態記憶領域 58…モード記憶領域 59…光領域記憶領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾坐 幸一 東京都三鷹市下連雀八丁目10番16号 セコ ム株式会社内 (72)発明者 高橋 哲也 東京都三鷹市下連雀六丁目11番23号 セコ ム株式会社内 (72)発明者 小林 芳樹 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 小沼 知恵子 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 Fターム(参考) 5C054 AA01 FC04 HA18 5C084 AA02 AA07 BB06 BB32 BB40 CC19 DD12 GG56 GG57 GG78 5C087 AA02 AA03 AA08 AA19 DD05 DD24 EE08 GG02 GG06 GG18 GG19

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視領域を撮影する撮像手段と、撮影し
    た画像を処理することにより前記監視領域内における侵
    入者の検知を行う画像処理手段を有する画像監視装置に
    おいて、 前記画像処理手段は、撮影画像から高い輝度の領域を抽
    出し、この高輝度領域における侵入者を検知するロジッ
    クと、その他の通常の輝度の領域における侵入者を検知
    するロジックとで、異なるロジックを使用することを特
    徴とする画像監視装置。
  2. 【請求項2】 前記画像処理手段は、撮影画像同士の比
    較から輝度の変化を抽出し、この輝度変化が前記高輝度
    領域内で発生した場合、又は、前記輝度変化が前記高輝
    度領域を含む場合は、前記侵入者を検知する感度を前記
    通常の輝度の領域における感度より低いものとする請求
    項1に記載の画像監視装置。
  3. 【請求項3】 前記画像処理手段は、撮影画像同士の比
    較から輝度の変化を抽出し、この輝度変化が、前記高輝
    度領域内にあり、前記高輝度領域の輝度より低い輝度で
    あり、前記高輝度領域の外延に接している場合は、前記
    侵入者を検知する感度を前記通常の輝度の領域における
    感度より低いものとする請求項1に記載の画像監視装
    置。
  4. 【請求項4】 前記画像処理手段は、撮影画像同士の比
    較から輝度変化を抽出し、この輝度変化が、前記高輝度
    領域内にあり、前記高輝度領域の輝度より低い輝度であ
    り、前記高輝度領域の外延に接している場合は、非侵入
    者とする請求項1記載の画像監視装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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