JP2000200193A - デ―タ処理装置 - Google Patents
デ―タ処理装置Info
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- JP2000200193A JP2000200193A JP11000944A JP94499A JP2000200193A JP 2000200193 A JP2000200193 A JP 2000200193A JP 11000944 A JP11000944 A JP 11000944A JP 94499 A JP94499 A JP 94499A JP 2000200193 A JP2000200193 A JP 2000200193A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 イニシャルロードプログラムの起動を保障し
つつイニシャルロードプログラムの書換えを確実に行え
るようにする。 【解決手段】 イニシャルロードプログラム部を2系列
に構成し、外部から書換要求があった場合に書換プログ
ラムを起動して、第2のイニシャルロードプログラム部
に格納されたイニシャルロードプログラムを書換可能か
つ当該イニシャルロードプログラムの完全書換終了後に
書換完了フラグIPL2Fに書換完了1を記憶保持可能
で、電源投入時に書換完了フラグIPL2Fに書換完了
1が記憶保持されていれば第2のイニシャルロードプロ
グラム部に格納されたイニシャルロードプログラムを起
動可能で、書換完了フラグIPL2Fに書換完了1が記
憶保持されていない場合には第1のイニシャルロードプ
ログラム部に格納されたイニシャルロードプログラムを
起動可能に形成されている。
つつイニシャルロードプログラムの書換えを確実に行え
るようにする。 【解決手段】 イニシャルロードプログラム部を2系列
に構成し、外部から書換要求があった場合に書換プログ
ラムを起動して、第2のイニシャルロードプログラム部
に格納されたイニシャルロードプログラムを書換可能か
つ当該イニシャルロードプログラムの完全書換終了後に
書換完了フラグIPL2Fに書換完了1を記憶保持可能
で、電源投入時に書換完了フラグIPL2Fに書換完了
1が記憶保持されていれば第2のイニシャルロードプロ
グラム部に格納されたイニシャルロードプログラムを起
動可能で、書換完了フラグIPL2Fに書換完了1が記
憶保持されていない場合には第1のイニシャルロードプ
ログラム部に格納されたイニシャルロードプログラムを
起動可能に形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イニシャルロード
プログラム部とアプリケーションプログラム部とを有
し、外部からのイニシャルロードプログラムの書換要求
に応えてイニシャルロードプログラム部に格納されたイ
ニシャルロードプログラムを書換可能に形成されたデー
タ処理装置に関する。
プログラム部とアプリケーションプログラム部とを有
し、外部からのイニシャルロードプログラムの書換要求
に応えてイニシャルロードプログラム部に格納されたイ
ニシャルロードプログラムを書換可能に形成されたデー
タ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、プリンタ,複写機,画像形成装
置,POSシステムの端末(例えば、電子キャッシュレ
ジスタ)等として利用されるデータ処理装置の中には、
外部から各種プログラムを書換え可能に形成する場合が
ある。
置,POSシステムの端末(例えば、電子キャッシュレ
ジスタ)等として利用されるデータ処理装置の中には、
外部から各種プログラムを書換え可能に形成する場合が
ある。
【0003】例えば、図5に示すデータ処理装置20
(駆動制御部30,動作ユニット50)は、駆動制御部
30内のアプリケーションプログラム部(APL部)に
アプリケーションプログラムを格納し、このアプリケー
ションプログラムを起動するためのイニシャルロードプ
ログラムをイニシャルロードプログラム部(IPL部)
に格納し、外部(制御系ホストコンピュータ10)から
の書換要求(ダウンロードコマンド等)に応えて書換プ
ログラムを起動しイニシャルロードプログラムを書換可
能に形成されている。
(駆動制御部30,動作ユニット50)は、駆動制御部
30内のアプリケーションプログラム部(APL部)に
アプリケーションプログラムを格納し、このアプリケー
ションプログラムを起動するためのイニシャルロードプ
ログラムをイニシャルロードプログラム部(IPL部)
に格納し、外部(制御系ホストコンピュータ10)から
の書換要求(ダウンロードコマンド等)に応えて書換プ
ログラムを起動しイニシャルロードプログラムを書換可
能に形成されている。
【0004】すなわち、かかるデータ処理装置20で
は、最初にイニシャルロードプログラムが起動し、しか
る後にアプリケーションプログラムを起動して、データ
処理(動作ユニットを制御)する。ここで、外部(1
0)からイニシャルロードプログラムの書換要求をダウ
ンロードすると、駆動制御部30は、ダウンロードプロ
グラム(書換え実行プログラム)を起動して、当該イニ
シャルロードプログラムの一部を書き換える。例えば、
イニシャルロードプログラム中のルーチンAとルーチン
Bとの実行順序を逆転させる書換えである。
は、最初にイニシャルロードプログラムが起動し、しか
る後にアプリケーションプログラムを起動して、データ
処理(動作ユニットを制御)する。ここで、外部(1
0)からイニシャルロードプログラムの書換要求をダウ
ンロードすると、駆動制御部30は、ダウンロードプロ
グラム(書換え実行プログラム)を起動して、当該イニ
シャルロードプログラムの一部を書き換える。例えば、
イニシャルロードプログラム中のルーチンAとルーチン
Bとの実行順序を逆転させる書換えである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、起動時に何
らかの原因でイニシャルロードプログラムに暴走やハン
グアップが発生すると、アプリケーションプログラムを
起動できない。つまり、装置が立ち上らない。起動後の
イニシャルロードプログラムの書換え中に電源が落とさ
れたり停電した場合にもイニシャルロードプログラムが
未完成になるので、再起動できなくなる。稀にはバグが
発見される場合がある。いずれの場合も、例えばアプリ
ケーションプログラム部に格納されたダウンロードプロ
グラム(書換プログラム)を起動できなくなってしま
う。したがって、外部(10)から当該イニシャルロー
ドプログラムの書換え要求をしても、当該イニシャルロ
ードプログラムの書換えができないから、永遠に最新バ
ージョンでのデータ処理が出来なくなってしまう問題が
ある。
らかの原因でイニシャルロードプログラムに暴走やハン
グアップが発生すると、アプリケーションプログラムを
起動できない。つまり、装置が立ち上らない。起動後の
イニシャルロードプログラムの書換え中に電源が落とさ
れたり停電した場合にもイニシャルロードプログラムが
未完成になるので、再起動できなくなる。稀にはバグが
発見される場合がある。いずれの場合も、例えばアプリ
ケーションプログラム部に格納されたダウンロードプロ
グラム(書換プログラム)を起動できなくなってしま
う。したがって、外部(10)から当該イニシャルロー
ドプログラムの書換え要求をしても、当該イニシャルロ
ードプログラムの書換えができないから、永遠に最新バ
ージョンでのデータ処理が出来なくなってしまう問題が
ある。
【0006】本発明の目的は、イニシャルロードプログ
ラムの起動を保障しつつイニシャルロードプログラムの
書換えを確実に行えるデータ処理装置を提供することに
ある。
ラムの起動を保障しつつイニシャルロードプログラムの
書換えを確実に行えるデータ処理装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、イニ
シャルロードプログラム部とアプリケーションプログラ
ム部とを有し、外部からのイニシャルロードプログラム
の書換要求に応えて書換プログラムを起動してイニシャ
ルロードプログラム部に格納されたイニシャルロードプ
ログラムを書換可能に形成されたデータ処理装置におい
て、前記イニシャルロードプログラム部を2系列に構成
し、前記外部から書換要求があった場合に前記書換プロ
グラムを起動しかつ第1のイニシャルロードプログラム
部に格納されたイニシャルロードプログラムはそのまま
として、第2のイニシャルロードプログラム部に格納さ
れたイニシャルロードプログラムを書換可能かつ第2の
イニシャルロードプログラム部に格納されたイニシャル
ロードプログラムの完全書換終了後に書換完了フラグを
記憶保持可能であるとともに、電源投入時に書換完了フ
ラグが記憶保持されていると判別した場合には第2のイ
ニシャルロードプログラム部に格納されたイニシャルロ
ードプログラムを起動可能で、記憶保持されていないと
判別した場合には第1のイニシャルロードプログラム部
に格納されたイニシャルロードプログラムを起動可能に
形成したデータ処理装置である。
シャルロードプログラム部とアプリケーションプログラ
ム部とを有し、外部からのイニシャルロードプログラム
の書換要求に応えて書換プログラムを起動してイニシャ
ルロードプログラム部に格納されたイニシャルロードプ
ログラムを書換可能に形成されたデータ処理装置におい
て、前記イニシャルロードプログラム部を2系列に構成
し、前記外部から書換要求があった場合に前記書換プロ
グラムを起動しかつ第1のイニシャルロードプログラム
部に格納されたイニシャルロードプログラムはそのまま
として、第2のイニシャルロードプログラム部に格納さ
れたイニシャルロードプログラムを書換可能かつ第2の
イニシャルロードプログラム部に格納されたイニシャル
ロードプログラムの完全書換終了後に書換完了フラグを
記憶保持可能であるとともに、電源投入時に書換完了フ
ラグが記憶保持されていると判別した場合には第2のイ
ニシャルロードプログラム部に格納されたイニシャルロ
ードプログラムを起動可能で、記憶保持されていないと
判別した場合には第1のイニシャルロードプログラム部
に格納されたイニシャルロードプログラムを起動可能に
形成したデータ処理装置である。
【0008】かかる発明では、第1のイニシャルロード
プログラム部および第2のイニシャルロードプログラム
部に例えば同一のイニシャルロードプログラムを格納さ
せておく。第1回目の電源投入をすると、第1のイニシ
ャルロードプログラム部に格納されたイニシャルロード
プログラムを起動して、アプリケーションプログラムを
起動する。これにより、データ処理を行う。
プログラム部および第2のイニシャルロードプログラム
部に例えば同一のイニシャルロードプログラムを格納さ
せておく。第1回目の電源投入をすると、第1のイニシ
ャルロードプログラム部に格納されたイニシャルロード
プログラムを起動して、アプリケーションプログラムを
起動する。これにより、データ処理を行う。
【0009】ここに、外部から書換要求があると、書換
プログラムを起動しかつ第1のイニシャルロードプログ
ラム部に格納されたイニシャルロードプログラムはその
ままとして、第2のイニシャルロードプログラム部に格
納されたイニシャルロードプログラムを書換える。そし
て、第2のイニシャルロードプログラム部に格納された
イニシャルロードプログラムの完全書換終了したら、書
換完了フラグを記憶保持する。データ処理終了で、電源
を落とす。
プログラムを起動しかつ第1のイニシャルロードプログ
ラム部に格納されたイニシャルロードプログラムはその
ままとして、第2のイニシャルロードプログラム部に格
納されたイニシャルロードプログラムを書換える。そし
て、第2のイニシャルロードプログラム部に格納された
イニシャルロードプログラムの完全書換終了したら、書
換完了フラグを記憶保持する。データ処理終了で、電源
を落とす。
【0010】第2回目の電源投入をすると、書換完了フ
ラグが記憶保持されているか否かを判別する。今度は、
書換完了フラグが記憶保持されているので、第2のイニ
シャルロードプログラム部に格納されたイニシャルロー
ドプログラムを起動する。これにより、アプリケーショ
ンプログラムを起動して、データ処理を行う。
ラグが記憶保持されているか否かを判別する。今度は、
書換完了フラグが記憶保持されているので、第2のイニ
シャルロードプログラム部に格納されたイニシャルロー
ドプログラムを起動する。これにより、アプリケーショ
ンプログラムを起動して、データ処理を行う。
【0011】この起動中に、外部から書換要求がある
と、書換プログラムを起動しかつ第1のイニシャルロー
ドプログラム部に格納されたイニシャルロードプログラ
ムはそのままとして、第2のイニシャルロードプログラ
ム部に格納されたイニシャルロードプログラムを書換え
る。そして、第2のイニシャルロードプログラム部に格
納されたイニシャルロードプログラムの完全書換終了し
たら、改めて書換完了フラグを記憶保持する。データ処
理終了で、電源を落とす。
と、書換プログラムを起動しかつ第1のイニシャルロー
ドプログラム部に格納されたイニシャルロードプログラ
ムはそのままとして、第2のイニシャルロードプログラ
ム部に格納されたイニシャルロードプログラムを書換え
る。そして、第2のイニシャルロードプログラム部に格
納されたイニシャルロードプログラムの完全書換終了し
たら、改めて書換完了フラグを記憶保持する。データ処
理終了で、電源を落とす。
【0012】第1回目および第2(〜N)回目のいずれ
の場合も、第2のイニシャルロードプログラム部に格納
されたイニシャルロードプログラムの書換え中に停電等
があると、当該イニシャルロードプログラムの完全書換
が終了できないので、書換完了フラグが記憶保持される
ことがない。
の場合も、第2のイニシャルロードプログラム部に格納
されたイニシャルロードプログラムの書換え中に停電等
があると、当該イニシャルロードプログラムの完全書換
が終了できないので、書換完了フラグが記憶保持される
ことがない。
【0013】したがって、その後の電源投入時は、書換
完了フラグが記憶保持されていないと判別されるから、
第1のイニシャルロードプログラム部に格納されたイニ
シャルロードプログラムを起動して、データ処理する。
第1のイニシャルロードプログラム部に格納されたイニ
シャルロードプログラムは、当初のままであるからその
後の書換えは行われていないが、起動そのものは確実に
行える。かくして、第1のイニシャルロードプログラム
部に格納されたイニシャルロードプログラムを起動して
装置を立ち上げ、第2のイニシャルロードプログラム部
に格納されたイニシャルロードプログラムを最新のバー
ジョンに書換えることができる。
完了フラグが記憶保持されていないと判別されるから、
第1のイニシャルロードプログラム部に格納されたイニ
シャルロードプログラムを起動して、データ処理する。
第1のイニシャルロードプログラム部に格納されたイニ
シャルロードプログラムは、当初のままであるからその
後の書換えは行われていないが、起動そのものは確実に
行える。かくして、第1のイニシャルロードプログラム
部に格納されたイニシャルロードプログラムを起動して
装置を立ち上げ、第2のイニシャルロードプログラム部
に格納されたイニシャルロードプログラムを最新のバー
ジョンに書換えることができる。
【0014】よって、イニシャルロードプログラムの起
動を保障しつつイニシャルロードプログラムの書換えを
確実に行える。
動を保障しつつイニシャルロードプログラムの書換えを
確実に行える。
【0015】また、請求項2の発明は、前記書換プログ
ラムが前記アプリケーションプログラム部に格納されて
いるデータ処理装置である。
ラムが前記アプリケーションプログラム部に格納されて
いるデータ処理装置である。
【0016】かかる発明では、書換プログラムが、第1
のイニシャルロードプログラム部に格納されたイニシャ
ルロードプログラムおよび第2のイニシャルロードプロ
グラム部に格納されたイニシャルロードプログラムに共
通なアプリケーションプログラム部に格納されているの
で、請求項1の発明の場合と同様な作用効果を奏するこ
とができることに加え、さらに各イニシャルロードプロ
グラム部のそれぞれに書換プログラムを格納する場合に
比較してメモリ容量を半減することができる。
のイニシャルロードプログラム部に格納されたイニシャ
ルロードプログラムおよび第2のイニシャルロードプロ
グラム部に格納されたイニシャルロードプログラムに共
通なアプリケーションプログラム部に格納されているの
で、請求項1の発明の場合と同様な作用効果を奏するこ
とができることに加え、さらに各イニシャルロードプロ
グラム部のそれぞれに書換プログラムを格納する場合に
比較してメモリ容量を半減することができる。
【0017】また、請求項3の発明は、前記外部がホス
トコンピュータとされかつ前記書換要求がデータ通信回
線を介して入力されるデータ処理装置である。
トコンピュータとされかつ前記書換要求がデータ通信回
線を介して入力されるデータ処理装置である。
【0018】かかる発明では、書換要求およびデータが
データ通信回線を介してホストコンピュータ側から入力
される。したがって、請求項1および請求項2の各発明
の場合と同様な作用効果を奏することができることに加
え、さらに何時でも簡単にイニシャルロードプログラム
の書換えを行える。
データ通信回線を介してホストコンピュータ側から入力
される。したがって、請求項1および請求項2の各発明
の場合と同様な作用効果を奏することができることに加
え、さらに何時でも簡単にイニシャルロードプログラム
の書換えを行える。
【0019】さらに、請求項4の発明は、前記外部が記
憶媒体とされかつ前記書換要求が記憶媒体からデータを
読取可能なデータ読取装置を介して入力されるデータ処
理装置である。
憶媒体とされかつ前記書換要求が記憶媒体からデータを
読取可能なデータ読取装置を介して入力されるデータ処
理装置である。
【0020】かかる発明では、記憶媒体(例えば、フロ
ッピーディスク)を用いて書換要求およびデータを入力
できる。したがって、請求項1および請求項2の各発明
の場合と同様な作用効果を奏することができることに加
え、さらに書換途中に停電があったとしても直ちに再書
換を行える。
ッピーディスク)を用いて書換要求およびデータを入力
できる。したがって、請求項1および請求項2の各発明
の場合と同様な作用効果を奏することができることに加
え、さらに書換途中に停電があったとしても直ちに再書
換を行える。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。本データ処理装置20は、図
1に示す如く基本的構成が従来例(図5)の場合と同様
とされているが、図2に示すようにさらにイニシャルロ
ードプログラム部を2系列(34B,34C)に構成
し、外部(10)から書換要求があった場合に書換プロ
グラムを起動しかつ第1のイニシャルロードプログラム
部(34B)に格納されたイニシャルロードプログラム
はそのままとして、第2のイニシャルロードプログラム
部(34C)に格納されたイニシャルロードプログラム
を書換可能かつ第2のイニシャルロードプログラム部
(34C)に格納されたイニシャルロードプログラムの
完全書換終了後に書換完了フラグを記憶保持可能である
とともに、電源投入時に書換完了フラグが記憶保持され
ていると判別した場合には第2のイニシャルロードプロ
グラム部(34C)に格納されたイニシャルロードプロ
グラムを起動可能で、記憶保持されていないと判別した
場合には第1のイニシャルロードプログラム部(34
B)に格納されたイニシャルロードプログラムを起動可
能に形成されている。
図面を参照して説明する。本データ処理装置20は、図
1に示す如く基本的構成が従来例(図5)の場合と同様
とされているが、図2に示すようにさらにイニシャルロ
ードプログラム部を2系列(34B,34C)に構成
し、外部(10)から書換要求があった場合に書換プロ
グラムを起動しかつ第1のイニシャルロードプログラム
部(34B)に格納されたイニシャルロードプログラム
はそのままとして、第2のイニシャルロードプログラム
部(34C)に格納されたイニシャルロードプログラム
を書換可能かつ第2のイニシャルロードプログラム部
(34C)に格納されたイニシャルロードプログラムの
完全書換終了後に書換完了フラグを記憶保持可能である
とともに、電源投入時に書換完了フラグが記憶保持され
ていると判別した場合には第2のイニシャルロードプロ
グラム部(34C)に格納されたイニシャルロードプロ
グラムを起動可能で、記憶保持されていないと判別した
場合には第1のイニシャルロードプログラム部(34
B)に格納されたイニシャルロードプログラムを起動可
能に形成されている。
【0022】なお、従来例(図5)の場合と共通する部
分については同一の符号を付し、それらの説明について
は簡略化または省略する。
分については同一の符号を付し、それらの説明について
は簡略化または省略する。
【0023】図1において、駆動制御部30は、制御部
31と、これにバス接続されたキースイッチ36,グラ
フィカルディスプレイ37,ブザー38,HDD39,
FDD40,制御系ホストコンピュータ用インターフェ
イス45および動作ユニット用インターフェイス55等
を含み、装置(20)全体を駆動制御することができ
る。
31と、これにバス接続されたキースイッチ36,グラ
フィカルディスプレイ37,ブザー38,HDD39,
FDD40,制御系ホストコンピュータ用インターフェ
イス45および動作ユニット用インターフェイス55等
を含み、装置(20)全体を駆動制御することができ
る。
【0024】駆動制御部30は、CPU32,RAM3
3,Flash ROM34およびEEP ROM35
を含み、Flash ROM34に図2に示す各部34
A〜34Eが設けられている。
3,Flash ROM34およびEEP ROM35
を含み、Flash ROM34に図2に示す各部34
A〜34Eが設けられている。
【0025】図2に示す起動共通部34Aは、図3に示
す電源(PWR)の投入(ON)時に、ST10〜ST
12を実行するためのプログラムを格納する。IPL1
エリア34Bが第1のイニシャルロードプログラム部を
形成し、IPL2エリア34Cが第2のイニシャルロー
ドプログラム部を形成する。各エリア34B,34Cに
は、当初、例えばFDD40(フロッピー(登録商標)
ディスクFD)を用いて例えば同一のイニシャルロード
プログラム(IPL)がインストールされる。
す電源(PWR)の投入(ON)時に、ST10〜ST
12を実行するためのプログラムを格納する。IPL1
エリア34Bが第1のイニシャルロードプログラム部を
形成し、IPL2エリア34Cが第2のイニシャルロー
ドプログラム部を形成する。各エリア34B,34Cに
は、当初、例えばFDD40(フロッピー(登録商標)
ディスクFD)を用いて例えば同一のイニシャルロード
プログラム(IPL)がインストールされる。
【0026】アプリケーションプログラム部を形成する
図2のAPLエリア34Dには、各動作ユニット50を
制御(データ処理)するためのアプリケーションプログ
ラム(APL)が格納されている。また、このAPLエ
リア34Dの一部には、書換プログラムを格納する書換
プログラムエリア34Eが設けられている。各イニシャ
ルロードプログラム部(34B,34C)のそれぞれに
書換プログラムを格納する場合に比較してメモリ容量を
半減することができる。
図2のAPLエリア34Dには、各動作ユニット50を
制御(データ処理)するためのアプリケーションプログ
ラム(APL)が格納されている。また、このAPLエ
リア34Dの一部には、書換プログラムを格納する書換
プログラムエリア34Eが設けられている。各イニシャ
ルロードプログラム部(34B,34C)のそれぞれに
書換プログラムを格納する場合に比較してメモリ容量を
半減することができる。
【0027】図1のEEP ROM35に、書換完了フ
ラグIPL2Fの状態(“1”…書換完了,“0”…書
換未了)を記憶保持するものとされている。
ラグIPL2Fの状態(“1”…書換完了,“0”…書
換未了)を記憶保持するものとされている。
【0028】イニシャルロードプログラムの書換要求を
する外部は、ホストコンピュータ10とされ、かつデー
タ通信回線15を介して制御部31に書換要求およびデ
ータを入力(ダウンロード)する。したがって、何時で
も簡単にイニシャルロードプログラムの書換えを行え
る。
する外部は、ホストコンピュータ10とされ、かつデー
タ通信回線15を介して制御部31に書換要求およびデ
ータを入力(ダウンロード)する。したがって、何時で
も簡単にイニシャルロードプログラムの書換えを行え
る。
【0029】ただし、外部を記憶媒体(例えば、フロッ
ピーディスクFD)とし、この記憶媒体からデータを読
取可能なデータ読取装置(FDD40)を介して入力す
るように形成してもよい。かくすれば、イニシャルロー
ドプログラムの書換途中に停電があったとしても、その
復電後に、直ちに再書換を行える。以下では、外部をホ
ストコンピュータ10とした場合について説明する。
ピーディスクFD)とし、この記憶媒体からデータを読
取可能なデータ読取装置(FDD40)を介して入力す
るように形成してもよい。かくすれば、イニシャルロー
ドプログラムの書換途中に停電があったとしても、その
復電後に、直ちに再書換を行える。以下では、外部をホ
ストコンピュータ10とした場合について説明する。
【0030】ここにおいて、第1回目の電源を投入(図
3)すると、起動制御手段(CPU32,Flash
ROM34内の起動共通部34A)は、EEP ROM
35を参照し書換完了フラグIPL2Fに(“1”)が
記憶保持されているか否かを判別(ST10)し、記憶
保持されていない(“0”)と判別(ST10のNO)
する。この場合には、第1のイニシャルロードプログラ
ム部(34B)に格納されたイニシャルロードプログラ
ムIPL1を起動(ST12)して、アプリケーション
プログラムAPLを起動する(ST13)。これによ
り、データ処理を行う。
3)すると、起動制御手段(CPU32,Flash
ROM34内の起動共通部34A)は、EEP ROM
35を参照し書換完了フラグIPL2Fに(“1”)が
記憶保持されているか否かを判別(ST10)し、記憶
保持されていない(“0”)と判別(ST10のNO)
する。この場合には、第1のイニシャルロードプログラ
ム部(34B)に格納されたイニシャルロードプログラ
ムIPL1を起動(ST12)して、アプリケーション
プログラムAPLを起動する(ST13)。これによ
り、データ処理を行う。
【0031】アプリケーションプログラムAPLの起動
中(図4)に、入力(ST131のYES)されたコマ
ンドが通常コマンドの場合(ST132のNO)には、
通常の当該処理(ST138)を実行する。
中(図4)に、入力(ST131のYES)されたコマ
ンドが通常コマンドの場合(ST132のNO)には、
通常の当該処理(ST138)を実行する。
【0032】しかし、外部(10)からの書換要求コマ
ンドである場合(ST132のYES)には、書換プロ
グラムエリア34Eに格納された書換プログラムを起動
して、EEP ROM35に記憶されたた書換完了フラ
グIPL2Fを(“1”→“0”)とする(ST13
3)。なお、初期値は、“0”である。この段階では、
“0”である。
ンドである場合(ST132のYES)には、書換プロ
グラムエリア34Eに格納された書換プログラムを起動
して、EEP ROM35に記憶されたた書換完了フラ
グIPL2Fを(“1”→“0”)とする(ST13
3)。なお、初期値は、“0”である。この段階では、
“0”である。
【0033】しかる後に、外部(10)からの書換要求
データを受信(ST134)し、かつ第1のイニシャル
ロードプログラム部(34B)に格納されたイニシャル
ロードプログラムIPL1はそのままとして、第2のイ
ニシャルロードプログラム部(34C)に格納されたイ
ニシャルロードプログラムIPL2を書換える(ST1
35)。
データを受信(ST134)し、かつ第1のイニシャル
ロードプログラム部(34B)に格納されたイニシャル
ロードプログラムIPL1はそのままとして、第2のイ
ニシャルロードプログラム部(34C)に格納されたイ
ニシャルロードプログラムIPL2を書換える(ST1
35)。
【0034】そして、第2のイニシャルロードプログラ
ム部(34C)に格納されたイニシャルロードプログラ
ムIPL2の書換が完全に終了(ST136のYES)
したら、書換完了フラグ(“1”)を記憶保持する(S
T137)。再びデータ処理に戻る(ST139のN
O)。データ処理終了(ST139のYES)で、電源
を落とす。
ム部(34C)に格納されたイニシャルロードプログラ
ムIPL2の書換が完全に終了(ST136のYES)
したら、書換完了フラグ(“1”)を記憶保持する(S
T137)。再びデータ処理に戻る(ST139のN
O)。データ処理終了(ST139のYES)で、電源
を落とす。
【0035】第2回目の電源投入(図3)をすると、起
動制御手段(31,34A)が、書換完了フラグIPL
2Fに(“1”)を記憶保持しているか否かを判別する
(ST10)。今度は、書換完了フラグIPL2Fに
(“1”)を記憶保持しているので、第2のイニシャル
ロードプログラム部(34C)に格納されたイニシャル
ロードプログラムIPL2を起動する(ST11)。こ
れにより、アプリケーションプログラムAPLを起動
(ST13)して、データ処理(図4)を行う。
動制御手段(31,34A)が、書換完了フラグIPL
2Fに(“1”)を記憶保持しているか否かを判別する
(ST10)。今度は、書換完了フラグIPL2Fに
(“1”)を記憶保持しているので、第2のイニシャル
ロードプログラム部(34C)に格納されたイニシャル
ロードプログラムIPL2を起動する(ST11)。こ
れにより、アプリケーションプログラムAPLを起動
(ST13)して、データ処理(図4)を行う。
【0036】この起動中に、外部(10)から書換要求
がある(ST131のYES,ST132のYES)
と、書換プログラムを起動しかつ第1のイニシャルロー
ドプログラム部(34B)に格納されたイニシャルロー
ドプログラムIPL1はそのままとして、かつ書換完了
フラグを“1”→“0”にリセット(ST133)して
から、第2のイニシャルロードプログラム部(34C)
に格納されたイニシャルロードプログラムIPL2を書
換える(ST134,ST135)。
がある(ST131のYES,ST132のYES)
と、書換プログラムを起動しかつ第1のイニシャルロー
ドプログラム部(34B)に格納されたイニシャルロー
ドプログラムIPL1はそのままとして、かつ書換完了
フラグを“1”→“0”にリセット(ST133)して
から、第2のイニシャルロードプログラム部(34C)
に格納されたイニシャルロードプログラムIPL2を書
換える(ST134,ST135)。
【0037】そして、第2のイニシャルロードプログラ
ム部(34C)に格納されたイニシャルロードプログラ
ムIPL2の完全書換が終了(ST136のYES)し
たら、改めて書換完了フラグIPL2Fに(“1”)を
記憶保持(“0”→“1”)する(ST137)。デー
タ処理終了(ST139のYES)で、電源を落とす。
ム部(34C)に格納されたイニシャルロードプログラ
ムIPL2の完全書換が終了(ST136のYES)し
たら、改めて書換完了フラグIPL2Fに(“1”)を
記憶保持(“0”→“1”)する(ST137)。デー
タ処理終了(ST139のYES)で、電源を落とす。
【0038】第1回目および第2(〜N)回目のいずれ
の場合も、第2のイニシャルロードプログラム部(34
C)に格納されたイニシャルロードプログラムIPL2
の書換え中(ST134〜ST136のNO)に停電等
があると、当該イニシャルロードプログラムIPL2の
完全書換が終了できないので、書換完了フラグ
(“1”)が記憶保持されることがない。つまり、ST
137に進めないから、フラグは書換未了(不完全)を
意味する“0”のままである。
の場合も、第2のイニシャルロードプログラム部(34
C)に格納されたイニシャルロードプログラムIPL2
の書換え中(ST134〜ST136のNO)に停電等
があると、当該イニシャルロードプログラムIPL2の
完全書換が終了できないので、書換完了フラグ
(“1”)が記憶保持されることがない。つまり、ST
137に進めないから、フラグは書換未了(不完全)を
意味する“0”のままである。
【0039】したがって、その後の電源投入時には、書
換完了フラグが記憶保持されていないと判別(図3のS
T10でNO)されるから、第1のイニシャルロードプ
ログラム部(34B)に格納されたイニシャルロードプ
ログラムIPL1を起動(ST12)して、データ処理
する(ST13,図4)。
換完了フラグが記憶保持されていないと判別(図3のS
T10でNO)されるから、第1のイニシャルロードプ
ログラム部(34B)に格納されたイニシャルロードプ
ログラムIPL1を起動(ST12)して、データ処理
する(ST13,図4)。
【0040】すなわち、第1のイニシャルロードプログ
ラム部(34B)に格納されたイニシャルロードプログ
ラムIPL1は、当初のままである。つまり、その後の
書換え(バージョンアップ)は行われていないが、それ
ゆえに起動(ST12)そのものは確実に行える。
ラム部(34B)に格納されたイニシャルロードプログ
ラムIPL1は、当初のままである。つまり、その後の
書換え(バージョンアップ)は行われていないが、それ
ゆえに起動(ST12)そのものは確実に行える。
【0041】かくして、第1のイニシャルロードプログ
ラム部(34B)に格納されたイニシャルロードプログ
ラムIPL1を起動して立ち上げ、第2のイニシャルロ
ードプログラム部(34C)に格納されたイニシャルロ
ードプログラムIPL2を、その後の外部(10)から
の書換要求により最新のバージョンに書換えることがで
きる(図4のST134からST136のYES)。よ
って、イニシャルロードプログラム(IPL2,IPL
1)の起動を保障しつつイニシャルロードプログラム
(IPL2)の書換えを確実に行える。
ラム部(34B)に格納されたイニシャルロードプログ
ラムIPL1を起動して立ち上げ、第2のイニシャルロ
ードプログラム部(34C)に格納されたイニシャルロ
ードプログラムIPL2を、その後の外部(10)から
の書換要求により最新のバージョンに書換えることがで
きる(図4のST134からST136のYES)。よ
って、イニシャルロードプログラム(IPL2,IPL
1)の起動を保障しつつイニシャルロードプログラム
(IPL2)の書換えを確実に行える。
【0042】また、書換完了フラグIPL2Fの初期値
を“0”としているので、書換要求コマンド以前では無
条件にIPL1が選択される。つまり、初めから第2の
イニシャルロードプログラムエリア(IPL2エリア3
4C)にイニシャルロードプログラムをインストールし
ておかなくてもよい。したがって、一方のイニシャルロ
ードプログラム部(34B)に従来例通りに初期のイニ
シャルロードプログラムをインストールするだけでよい
から、格別の手間・時間を必要としないで機能拡大でき
る。
を“0”としているので、書換要求コマンド以前では無
条件にIPL1が選択される。つまり、初めから第2の
イニシャルロードプログラムエリア(IPL2エリア3
4C)にイニシャルロードプログラムをインストールし
ておかなくてもよい。したがって、一方のイニシャルロ
ードプログラム部(34B)に従来例通りに初期のイニ
シャルロードプログラムをインストールするだけでよい
から、格別の手間・時間を必要としないで機能拡大でき
る。
【0043】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、イニシャルロ
ードプログラム部を2系列に構成し、外部から書換要求
があった場合に書換プログラムを起動しかつ第1のイニ
シャルロードプログラム部に格納されたイニシャルロー
ドプログラムはそのままとして、第2のイニシャルロー
ドプログラム部に格納されたイニシャルロードプログラ
ムを書換可能かつ当該イニシャルロードプログラムの完
全書換終了後に書換完了フラグを記憶保持可能で、電源
投入時に書換完了フラグが記憶保持されていれば第2の
イニシャルロードプログラム部に格納されたイニシャル
ロードプログラムを起動可能で、記憶保持されていない
場合には第1のイニシャルロードプログラム部に格納さ
れたイニシャルロードプログラムを起動可能に形成され
たデータ処理装置であるから、第2のイニシャルロード
プログラム部に格納されたイニシャルロードプログラム
を最新のバージョンに書換えることができ、かつ第2の
イニシャルロードプログラム部に格納されたイニシャル
ロードプログラムに書換不完全を含む異常が発生したと
しても第1のイニシャルロードプログラム部に格納され
たイニシャルロードプログラムでバックアップすること
ができる。よって、イニシャルロードプログラムの起動
を保障しつつイニシャルロードプログラムの書換えを確
実に行える。
ードプログラム部を2系列に構成し、外部から書換要求
があった場合に書換プログラムを起動しかつ第1のイニ
シャルロードプログラム部に格納されたイニシャルロー
ドプログラムはそのままとして、第2のイニシャルロー
ドプログラム部に格納されたイニシャルロードプログラ
ムを書換可能かつ当該イニシャルロードプログラムの完
全書換終了後に書換完了フラグを記憶保持可能で、電源
投入時に書換完了フラグが記憶保持されていれば第2の
イニシャルロードプログラム部に格納されたイニシャル
ロードプログラムを起動可能で、記憶保持されていない
場合には第1のイニシャルロードプログラム部に格納さ
れたイニシャルロードプログラムを起動可能に形成され
たデータ処理装置であるから、第2のイニシャルロード
プログラム部に格納されたイニシャルロードプログラム
を最新のバージョンに書換えることができ、かつ第2の
イニシャルロードプログラム部に格納されたイニシャル
ロードプログラムに書換不完全を含む異常が発生したと
しても第1のイニシャルロードプログラム部に格納され
たイニシャルロードプログラムでバックアップすること
ができる。よって、イニシャルロードプログラムの起動
を保障しつつイニシャルロードプログラムの書換えを確
実に行える。
【0044】また、請求項2の発明によれば、書換プロ
グラムがアプリケーションプログラム部に格納されてい
るので、請求項1の発明の場合と同様な効果を奏するこ
とができることに加え、さらに各イニシャルロードプロ
グラム部のそれぞれに書換プログラムを格納する場合に
比較してメモリ容量を半減することができる。
グラムがアプリケーションプログラム部に格納されてい
るので、請求項1の発明の場合と同様な効果を奏するこ
とができることに加え、さらに各イニシャルロードプロ
グラム部のそれぞれに書換プログラムを格納する場合に
比較してメモリ容量を半減することができる。
【0045】また、請求項3の発明によれば、外部がホ
ストコンピュータとされかつ書換要求がデータ通信回線
を介して入力可能に形成されているので、請求項1およ
び請求項2の各発明の場合と同様な効果を奏することが
できることに加え、さらに何時でも簡単にイニシャルロ
ードプログラムの書換えを行える。
ストコンピュータとされかつ書換要求がデータ通信回線
を介して入力可能に形成されているので、請求項1およ
び請求項2の各発明の場合と同様な効果を奏することが
できることに加え、さらに何時でも簡単にイニシャルロ
ードプログラムの書換えを行える。
【0046】さらに、請求項4の発明によれば、外部が
記憶媒体とされかつ書換要求が記憶媒体からデータを読
取可能なデータ読取装置を介して入力可能に形成されて
いるので、請求項1および請求項2の各発明の場合と同
様な効果を奏することができることに加え、さらに書換
途中に停電があったとしても、復電後に、直ちに再書換
を行える。
記憶媒体とされかつ書換要求が記憶媒体からデータを読
取可能なデータ読取装置を介して入力可能に形成されて
いるので、請求項1および請求項2の各発明の場合と同
様な効果を奏することができることに加え、さらに書換
途中に停電があったとしても、復電後に、直ちに再書換
を行える。
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】同じく、第1および第2のイニシャルロードプ
ログラム部等を説明するための図である。
ログラム部等を説明するための図である。
【図3】同じく、電源投入時の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図4】同じく、イニシャルロードプログラムの書換動
作等を説明するためのフローチャートである。
作等を説明するためのフローチャートである。
【図5】従来例を説明するための図である。
10 ホストコンピュータ(外部) 20 データ処理装置 30 駆動制御部 31 制御部 32 CPU 33 RAM 34 Flash ROM 34A 起動共通部 34B IPL1エリア(第1のイニシャルロードプロ
グラム部) 34C IPL2エリア(第2のイニシャルロードプロ
グラム部) 34D APLエリア(アプリケーションプログラム
部) 34E 書換プログラムエリア 39 HDD 40 FDD(データ読取装置) FD フロッピーディスク(記憶媒体…外部) 50 動作ユニット
グラム部) 34C IPL2エリア(第2のイニシャルロードプロ
グラム部) 34D APLエリア(アプリケーションプログラム
部) 34E 書換プログラムエリア 39 HDD 40 FDD(データ読取装置) FD フロッピーディスク(記憶媒体…外部) 50 動作ユニット
Claims (4)
- 【請求項1】 イニシャルロードプログラム部とアプリ
ケーションプログラム部とを有し、外部からのイニシャ
ルロードプログラムの書換要求に応えて書換プログラム
を起動してイニシャルロードプログラム部に格納された
イニシャルロードプログラムを書換可能に形成されたデ
ータ処理装置において、 前記イニシャルロードプログラム部を2系列に構成し、
前記外部から書換要求があった場合に前記書換プログラ
ムを起動しかつ第1のイニシャルロードプログラム部に
格納されたイニシャルロードプログラムはそのままとし
て、第2のイニシャルロードプログラム部に格納された
イニシャルロードプログラムを書換可能かつ第2のイニ
シャルロードプログラム部に格納されたイニシャルロー
ドプログラムの完全書換終了後に書換完了フラグを記憶
保持可能であるとともに、電源投入時に書換完了フラグ
が記憶保持されていると判別した場合には第2のイニシ
ャルロードプログラム部に格納されたイニシャルロード
プログラムを起動可能で、記憶保持されていないと判別
した場合には第1のイニシャルロードプログラム部に格
納されたイニシャルロードプログラムを起動可能に形成
したデータ処理装置。 - 【請求項2】 前記書換プログラムが前記アプリケーシ
ョンプログラム部に格納されている請求項1記載のデー
タ処理装置。 - 【請求項3】 前記外部がホストコンピュータとされか
つ前記書換要求がデータ通信回線を介して入力される請
求項1または請求項2記載のデータ処理装置。 - 【請求項4】 前記外部が記憶媒体とされかつ前記書換
要求が記憶媒体からデータを読取可能なデータ読取装置
を介して入力される請求項1または請求項2記載のデー
タ処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11000944A JP2000200193A (ja) | 1999-01-06 | 1999-01-06 | デ―タ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11000944A JP2000200193A (ja) | 1999-01-06 | 1999-01-06 | デ―タ処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000200193A true JP2000200193A (ja) | 2000-07-18 |
Family
ID=11487797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11000944A Abandoned JP2000200193A (ja) | 1999-01-06 | 1999-01-06 | デ―タ処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000200193A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003019374A1 (fr) * | 2001-08-23 | 2003-03-06 | Sony Corporation | Dispositif et procede pour le traitement de l'information |
| US7190336B2 (en) | 2002-09-10 | 2007-03-13 | Sony Corporation | Information processing apparatus and method, recording medium and program |
| JP2007184753A (ja) * | 2006-01-06 | 2007-07-19 | Sony Corp | 受信表示システム、受信装置および表示端末 |
| JP2007233963A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Funai Electric Co Ltd | プリンタ及び電気機器 |
| JP2017091057A (ja) * | 2015-11-05 | 2017-05-25 | 株式会社デンソー | 電子制御装置及びデータ書換システム |
-
1999
- 1999-01-06 JP JP11000944A patent/JP2000200193A/ja not_active Abandoned
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003019374A1 (fr) * | 2001-08-23 | 2003-03-06 | Sony Corporation | Dispositif et procede pour le traitement de l'information |
| US7600224B2 (en) | 2001-08-23 | 2009-10-06 | Sony Corporation | Information processing apparatus including storage |
| CN100565461C (zh) * | 2001-08-23 | 2009-12-02 | 索尼公司 | 信息处理设备和方法 |
| US7190336B2 (en) | 2002-09-10 | 2007-03-13 | Sony Corporation | Information processing apparatus and method, recording medium and program |
| JP2007184753A (ja) * | 2006-01-06 | 2007-07-19 | Sony Corp | 受信表示システム、受信装置および表示端末 |
| JP2007233963A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Funai Electric Co Ltd | プリンタ及び電気機器 |
| JP2017091057A (ja) * | 2015-11-05 | 2017-05-25 | 株式会社デンソー | 電子制御装置及びデータ書換システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040315 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051122 |
|
| A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20060123 |