JP2000295202A - 限定受信システム - Google Patents
限定受信システムInfo
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- JP2000295202A JP2000295202A JP9575699A JP9575699A JP2000295202A JP 2000295202 A JP2000295202 A JP 2000295202A JP 9575699 A JP9575699 A JP 9575699A JP 9575699 A JP9575699 A JP 9575699A JP 2000295202 A JP2000295202 A JP 2000295202A
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- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のスクランブルされたチャンネルの選択
を切り替える時に選択したチャンネルのストリームを短
時間でデスクランブルする限定受信システムを提供す
る。 【解決手段】 送信装置は各チャンネル共通のスクラン
ブル鍵を用いて共通情報を送信し、受信装置は、汎用鍵
復号モジュール116と特殊鍵復号モジュール115との2種
類の復号手段を持つ。特殊鍵復号モジュールは現在受信
中のチャンネルを直接検知する手段113を持ち、また、
チャンネルを変更しても前回受信したスクランブル鍵を
保持する。受信装置では、特殊鍵復号モジュールを用い
て復号する場合、チャンネルを変更しても、そのチャン
ネルの視聴権がある場合には新たな共通情報の受信を待
たずに、チャンネル変更前から保持されたスクランブル
鍵を用いてコンテンツストリームをデスクランブルす
る。
を切り替える時に選択したチャンネルのストリームを短
時間でデスクランブルする限定受信システムを提供す
る。 【解決手段】 送信装置は各チャンネル共通のスクラン
ブル鍵を用いて共通情報を送信し、受信装置は、汎用鍵
復号モジュール116と特殊鍵復号モジュール115との2種
類の復号手段を持つ。特殊鍵復号モジュールは現在受信
中のチャンネルを直接検知する手段113を持ち、また、
チャンネルを変更しても前回受信したスクランブル鍵を
保持する。受信装置では、特殊鍵復号モジュールを用い
て復号する場合、チャンネルを変更しても、そのチャン
ネルの視聴権がある場合には新たな共通情報の受信を待
たずに、チャンネル変更前から保持されたスクランブル
鍵を用いてコンテンツストリームをデスクランブルす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブルテレビ、
衛星放送、地上放送等において、番組をスクランブルし
て放送し、視聴権を持つ場合にのみデスクランブルを可
能にする限定受信システムに関し、特に、チャンネルを
切り替えたときに、迅速にデスクランブルが開始できる
ようにしたものである。
衛星放送、地上放送等において、番組をスクランブルし
て放送し、視聴権を持つ場合にのみデスクランブルを可
能にする限定受信システムに関し、特に、チャンネルを
切り替えたときに、迅速にデスクランブルが開始できる
ようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来の標準的な限定受信方法であるMP
EG2SYSTEMS(ISO/IEC13818-1)では、送出側
は、映像、データ等のコンテンツをスクランブル鍵Ks
でスクランブルして送信し、また、このスクランブル鍵
KsをECM(Entitlement Control Messages:共通情
報)に格納した後、この共通情報ECMをワーク鍵Kw
で暗号化して送信する。また、このワーク鍵Kwは、事
前に、EMM(Entitlement Management Messages:個
別情報)に格納した後、Kmiで暗号化して送信され
る。
EG2SYSTEMS(ISO/IEC13818-1)では、送出側
は、映像、データ等のコンテンツをスクランブル鍵Ks
でスクランブルして送信し、また、このスクランブル鍵
KsをECM(Entitlement Control Messages:共通情
報)に格納した後、この共通情報ECMをワーク鍵Kw
で暗号化して送信する。また、このワーク鍵Kwは、事
前に、EMM(Entitlement Management Messages:個
別情報)に格納した後、Kmiで暗号化して送信され
る。
【0003】一方、受信側では、暗号化された個別情報
EMMを受信すると、あらかじめ持っている個別鍵Km
iで復号化し、EMMからワーク鍵Kwを取り出して保
持する。また、暗号化された共通情報ECMと、スクラ
ンブルされたコンテンツストリームとを受信すると、E
CMをワーク鍵Kwで復号化してECMからスクランブ
ル鍵Ksを取り出し、スクランブルされているコンテン
ツストリームを、取り出したKsを用いてデスクランブ
ルする。デスクランブルされた映像は、AVデコーダに
よって視聴可能なアナログ信号に変換される。
EMMを受信すると、あらかじめ持っている個別鍵Km
iで復号化し、EMMからワーク鍵Kwを取り出して保
持する。また、暗号化された共通情報ECMと、スクラ
ンブルされたコンテンツストリームとを受信すると、E
CMをワーク鍵Kwで復号化してECMからスクランブ
ル鍵Ksを取り出し、スクランブルされているコンテン
ツストリームを、取り出したKsを用いてデスクランブ
ルする。デスクランブルされた映像は、AVデコーダに
よって視聴可能なアナログ信号に変換される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の標準的な限定受
信方式では、チャンネルを切り替えた場合に、その都
度、新たにECMからスクランブラ鍵Ksを取得してい
るため、デスクランブルが再開されるまでに時間が掛か
るという問題があった。
信方式では、チャンネルを切り替えた場合に、その都
度、新たにECMからスクランブラ鍵Ksを取得してい
るため、デスクランブルが再開されるまでに時間が掛か
るという問題があった。
【0005】また、この問題を避けるために、送信側で
ECMを用いる標準的な方法では無く、チャンネル視聴
可否を直接制御する独自の方式を採ると、受信側では、
送信側の方式に合わせた独自方式の受信装置でしか対応
することができなくなり、ECMを用いる標準的な限定
受信方式の受信装置では限定受信ができなくなるという
問題が生じる。
ECMを用いる標準的な方法では無く、チャンネル視聴
可否を直接制御する独自の方式を採ると、受信側では、
送信側の方式に合わせた独自方式の受信装置でしか対応
することができなくなり、ECMを用いる標準的な限定
受信方式の受信装置では限定受信ができなくなるという
問題が生じる。
【0006】本発明は、こうした問題点を解決するもの
であり、チャンネルを切り替えた場合のデスクランブル
を迅速に行うことができ、また、ECMを用いる標準的
な限定受信方式の受信装置でも限定受信処理自体は支障
なく行うことができる限定受信システムを提供すること
を目的としている。
であり、チャンネルを切り替えた場合のデスクランブル
を迅速に行うことができ、また、ECMを用いる標準的
な限定受信方式の受信装置でも限定受信処理自体は支障
なく行うことができる限定受信システムを提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の限定受
信システムでは、送信装置が、複数のチャンネルを共通
の鍵データを用いてスクランブルし、受信装置は、この
共通の鍵データを保持する鍵保持手段を具備し、いずれ
のチャンネルが選局された場合でも鍵保持手段に保持さ
れた共通の鍵データを用いてデスクンランブルする。
信システムでは、送信装置が、複数のチャンネルを共通
の鍵データを用いてスクランブルし、受信装置は、この
共通の鍵データを保持する鍵保持手段を具備し、いずれ
のチャンネルが選局された場合でも鍵保持手段に保持さ
れた共通の鍵データを用いてデスクンランブルする。
【0008】そのため、受信装置では、受信中のチャン
ネルが、別の視聴権のあるチャンネルに切り替えられた
場合でも、共通情報ECMの受信を待たずに、保持して
いるスクランブル鍵を用いて、切り替えたチャンネルの
データをデスクランブルすることができる。
ネルが、別の視聴権のあるチャンネルに切り替えられた
場合でも、共通情報ECMの受信を待たずに、保持して
いるスクランブル鍵を用いて、切り替えたチャンネルの
データをデスクランブルすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、複数のチャンネルデータをスクランブルするための
鍵データを生成する鍵生成手段と、鍵データを用いてチ
ャンネルデータをスクランブルするスクランブル手段と
を具備する送信装置と、複数のチャンネルの中から選択
した任意のチャンネルをこの鍵データを用いてデスクラ
ンブルするデスクランブル手段を具備する受信装置とか
ら成る限定受信システムにおいて、送信装置が、複数の
チャンネルを共通の鍵データを用いてスクランブルし、
受信装置が、この共通の鍵データを保持する鍵保持手段
を備え、いずれのチャンネルを選局した場合でも鍵保持
手段に保持された共通の鍵データを用いてデスクンラン
ブルするようにしたものであり、受信装置では、受信中
のチャンネルを別の視聴権のあるチャンネルに切り替え
る場合に、共通情報ECMの受信を待たずに、そのチャ
ンネルのデータをデスクランブルし、視聴が可能にな
る。
は、複数のチャンネルデータをスクランブルするための
鍵データを生成する鍵生成手段と、鍵データを用いてチ
ャンネルデータをスクランブルするスクランブル手段と
を具備する送信装置と、複数のチャンネルの中から選択
した任意のチャンネルをこの鍵データを用いてデスクラ
ンブルするデスクランブル手段を具備する受信装置とか
ら成る限定受信システムにおいて、送信装置が、複数の
チャンネルを共通の鍵データを用いてスクランブルし、
受信装置が、この共通の鍵データを保持する鍵保持手段
を備え、いずれのチャンネルを選局した場合でも鍵保持
手段に保持された共通の鍵データを用いてデスクンラン
ブルするようにしたものであり、受信装置では、受信中
のチャンネルを別の視聴権のあるチャンネルに切り替え
る場合に、共通情報ECMの受信を待たずに、そのチャ
ンネルのデータをデスクランブルし、視聴が可能にな
る。
【0010】請求項2に記載の発明は、送信装置が、鍵
データを格納する関連情報の中に共通の鍵データを含め
て送信し、受信装置は、関連情報から取得した共通の鍵
データを鍵保持手段で保持するようにしたものであり、
送信装置は、各チャンネルデータを共通の鍵データを用
いてスクランブルする場合には、その鍵データを関連情
報(即ち、個別情報EMM及び共通情報ECM)で送信
し、受信装置は、関連情報から取得した共通の鍵データ
を保持して各チャンネルのデスクランブルに使用する。
データを格納する関連情報の中に共通の鍵データを含め
て送信し、受信装置は、関連情報から取得した共通の鍵
データを鍵保持手段で保持するようにしたものであり、
送信装置は、各チャンネルデータを共通の鍵データを用
いてスクランブルする場合には、その鍵データを関連情
報(即ち、個別情報EMM及び共通情報ECM)で送信
し、受信装置は、関連情報から取得した共通の鍵データ
を保持して各チャンネルのデスクランブルに使用する。
【0011】請求項3に記載の発明は、送信装置が、鍵
データを格納した関連情報に鍵データが共通の鍵データ
であるか否かを示す識別情報を含めて送信し、受信装置
は、共通の鍵データを示す識別情報が含まれた関連情報
から鍵保持手段で保持される共通の鍵データを取得する
特殊鍵復号モジュールと、受信チャンネルが変わるごと
に関連情報から鍵データを取得する汎用鍵復号モジュー
ルとを具備し、関連情報に共通の鍵データを示す識別情
報が含まれているときは、特殊鍵復号モジュールによっ
て取得され、鍵保持手段で保持された共通の鍵データを
用いてデスクランブルし、関連情報に共通の鍵データを
示す識別情報が含まれていないときは、汎用鍵復号モジ
ュールによって取得された鍵データを用いてデスクラン
ブルするようにしたものであり、一台の受信装置で、請
求項1の限定受信方式と従来の一般的な限定受信方式の
二通りの方式に対応することができる。
データを格納した関連情報に鍵データが共通の鍵データ
であるか否かを示す識別情報を含めて送信し、受信装置
は、共通の鍵データを示す識別情報が含まれた関連情報
から鍵保持手段で保持される共通の鍵データを取得する
特殊鍵復号モジュールと、受信チャンネルが変わるごと
に関連情報から鍵データを取得する汎用鍵復号モジュー
ルとを具備し、関連情報に共通の鍵データを示す識別情
報が含まれているときは、特殊鍵復号モジュールによっ
て取得され、鍵保持手段で保持された共通の鍵データを
用いてデスクランブルし、関連情報に共通の鍵データを
示す識別情報が含まれていないときは、汎用鍵復号モジ
ュールによって取得された鍵データを用いてデスクラン
ブルするようにしたものであり、一台の受信装置で、請
求項1の限定受信方式と従来の一般的な限定受信方式の
二通りの方式に対応することができる。
【0012】請求項4に記載の発明は、送信装置が、鍵
データを格納した関連情報を送信し、受信装置は、関連
情報から鍵保持手段で保持される共通の鍵データを取得
する特殊鍵復号モジュールと、受信チャンネルが変わる
ごとに関連情報から鍵データを取得する、実装可能な汎
用鍵復号モジュールと、汎用鍵復号モジュールの実装の
有無を検出する検出手段とを具備し、検出手段が、汎用
鍵復号モジュールの実装を検出していないときは、特殊
鍵復号モジュールによって取得され、鍵保持手段で保持
された共通の鍵データを用いてデスクランブルし、検出
手段が、汎用鍵復号モジュールの実装を検出していると
きは、汎用鍵復号モジュールによって取得された鍵デー
タを用いてデスクランブルするようにしたものであり、
一台の受信装置で、請求項1の限定受信方式と従来の一
般的な限定受信方式の二通りの方式に対応することがで
きる。
データを格納した関連情報を送信し、受信装置は、関連
情報から鍵保持手段で保持される共通の鍵データを取得
する特殊鍵復号モジュールと、受信チャンネルが変わる
ごとに関連情報から鍵データを取得する、実装可能な汎
用鍵復号モジュールと、汎用鍵復号モジュールの実装の
有無を検出する検出手段とを具備し、検出手段が、汎用
鍵復号モジュールの実装を検出していないときは、特殊
鍵復号モジュールによって取得され、鍵保持手段で保持
された共通の鍵データを用いてデスクランブルし、検出
手段が、汎用鍵復号モジュールの実装を検出していると
きは、汎用鍵復号モジュールによって取得された鍵デー
タを用いてデスクランブルするようにしたものであり、
一台の受信装置で、請求項1の限定受信方式と従来の一
般的な限定受信方式の二通りの方式に対応することがで
きる。
【0013】請求項5に記載の発明は、受信装置の受信
チャンネルが変更された場合に、特殊鍵復号モジュール
は、現在受信中のチャンネルに関する情報を受けて、視
聴の可否を判断するようにしたものであり、切り替えた
チャンネルが視聴権を有するチャンネルであるかどうか
を判断し、視聴権を有するチャンネルである場合に、共
通の鍵データによるデスクランブルが開始される。
チャンネルが変更された場合に、特殊鍵復号モジュール
は、現在受信中のチャンネルに関する情報を受けて、視
聴の可否を判断するようにしたものであり、切り替えた
チャンネルが視聴権を有するチャンネルであるかどうか
を判断し、視聴権を有するチャンネルである場合に、共
通の鍵データによるデスクランブルが開始される。
【0014】請求項6に記載の発明は、受信装置が、受
信チャンネルの変更後に受信した関連情報に基づいて、
視聴の可否を確認し、視聴権が無ければデスクランブル
を停止するようにしたものであり、関連情報の番組情報
を照合して、視聴権が無い場合にはデスクランブルを停
止することにより、限定受信のセキュリティを向上する
ことが可能となる。
信チャンネルの変更後に受信した関連情報に基づいて、
視聴の可否を確認し、視聴権が無ければデスクランブル
を停止するようにしたものであり、関連情報の番組情報
を照合して、視聴権が無い場合にはデスクランブルを停
止することにより、限定受信のセキュリティを向上する
ことが可能となる。
【0015】請求項7に記載の発明は、送信装置が、関
連情報に番組識別情報を含めて送信し、特殊鍵復号モジ
ュールを持たずに、汎用鍵復号モジュールのみを具備す
る受信装置は、番組識別情報から視聴の可否を判断する
ようにしたものであり、請求項1の限定受信方式を採り
ながら、従来の限定受信方式の受信装置でも、限定受信
処理を行うことができる。
連情報に番組識別情報を含めて送信し、特殊鍵復号モジ
ュールを持たずに、汎用鍵復号モジュールのみを具備す
る受信装置は、番組識別情報から視聴の可否を判断する
ようにしたものであり、請求項1の限定受信方式を採り
ながら、従来の限定受信方式の受信装置でも、限定受信
処理を行うことができる。
【0016】請求項8に記載の発明は、汎用鍵復号モジ
ュールが、ICカードで構成され、受信装置は、このI
Cカードを挿入するスロットを具備するようにしたもの
であり、一般的な限定受信モジュールを汎用鍵復号モジ
ュールとして用いることが可能になる。
ュールが、ICカードで構成され、受信装置は、このI
Cカードを挿入するスロットを具備するようにしたもの
であり、一般的な限定受信モジュールを汎用鍵復号モジ
ュールとして用いることが可能になる。
【0017】請求項9に記載の発明は、受信装置が、プ
ログラムダウンロード手段を備え、送信装置からのダウ
ンロードにより特殊鍵復号モジュールを置き換えるよう
にしたものであり、特殊鍵限定受信方式のアルゴリズム
を必要に応じて変更することが可能となる。
ログラムダウンロード手段を備え、送信装置からのダウ
ンロードにより特殊鍵復号モジュールを置き換えるよう
にしたものであり、特殊鍵限定受信方式のアルゴリズム
を必要に応じて変更することが可能となる。
【0018】請求項10に記載の発明は、特殊鍵復号モ
ジュールと受信装置のデスクランブラとがPCMCIA
カードに実装され、受信装置は、このPCMCIAカー
ドのスロットを具備するようにしたものであり、特殊鍵
限定受信方式のアルゴリズムを必要に応じて変更するこ
とが可能となる。
ジュールと受信装置のデスクランブラとがPCMCIA
カードに実装され、受信装置は、このPCMCIAカー
ドのスロットを具備するようにしたものであり、特殊鍵
限定受信方式のアルゴリズムを必要に応じて変更するこ
とが可能となる。
【0019】請求項11に記載の発明は、送信装置が、
共通の鍵データを格納した関連情報にバージョン情報を
含めて送信し、受信装置は、バージョン番号が更新され
るまで、鍵保持手段で保持された同一の共通の鍵データ
を用いてデスクランブルを続けるようにしたものであ
り、共通情報ECMの内容が変更されるまで関連情報を
復号する必要が無くなり、受信装置の処理負荷を低減す
ることが可能となる。
共通の鍵データを格納した関連情報にバージョン情報を
含めて送信し、受信装置は、バージョン番号が更新され
るまで、鍵保持手段で保持された同一の共通の鍵データ
を用いてデスクランブルを続けるようにしたものであ
り、共通情報ECMの内容が変更されるまで関連情報を
復号する必要が無くなり、受信装置の処理負荷を低減す
ることが可能となる。
【0020】請求項12に記載の発明は、送信装置が、
共通の鍵データを格納した関連情報に複数種類のスクラ
ンブル鍵を含めて送信し、受信装置は、複数種類のスク
ランブル鍵を鍵保持手段で保持し、コンテンツデータパ
ケットの非スクランブル部の情報からどのスクランブル
鍵が用いられているかを識別して、デスクランブルに用
いるスクランブル鍵を選択するようにしたものであり、
スクランブル鍵の更新と、共通情報の更新のタイミング
とを厳密に同期を取る必要が無くなる。
共通の鍵データを格納した関連情報に複数種類のスクラ
ンブル鍵を含めて送信し、受信装置は、複数種類のスク
ランブル鍵を鍵保持手段で保持し、コンテンツデータパ
ケットの非スクランブル部の情報からどのスクランブル
鍵が用いられているかを識別して、デスクランブルに用
いるスクランブル鍵を選択するようにしたものであり、
スクランブル鍵の更新と、共通情報の更新のタイミング
とを厳密に同期を取る必要が無くなる。
【0021】請求項13に記載の発明は、受信装置が、
番組多重情報を保持する番組多重情報保持手段を備え、
番組多重情報が更新された時以外は、番組多重情報保持
手段に保持された番組多重情報を基に選局するようにし
たものであり、PSIの受信を待たずに選局及び関連情
報の受信が可能となりチャンネル変更時のレスポンスが
さらに向上する。
番組多重情報を保持する番組多重情報保持手段を備え、
番組多重情報が更新された時以外は、番組多重情報保持
手段に保持された番組多重情報を基に選局するようにし
たものであり、PSIの受信を待たずに選局及び関連情
報の受信が可能となりチャンネル変更時のレスポンスが
さらに向上する。
【0022】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図6を用いて説明する。
〜図6を用いて説明する。
【0023】実施形態のシステムにおいて、送信装置12
8は、スクランブル鍵Ks、ワーク鍵Kw及び個別鍵K
miを生成管理する鍵管理装置11と、ワーク鍵Kwを格
納した個別情報EMMをKmiで暗号化するKw暗号化
部12と、スクランブル鍵Ksを格納した共通情報ECM
をKwで暗号化するKs暗号化部14と、映像、データ等
のコンテンツを生成するコンテンツ生成部16と、コンテ
ンツをMPEG2SYSTEMS(ISO/IEC13818-1)の
TSパケット(Transport Stream Packet)のデータフ
ォーマットに変換するTSエンコーダ17と、MPEG2
SYSTEMSのPSI(Program Specific Informati
on)をチャンネル、番組の情報に合わせて生成する多重
情報生成部125と、個別情報EMM、共通情報ECM、
トランスポートストリーム及びPSIをMPEG2SY
STEMS(18O/IEC13818-1)の規定通りに多重化する
TS多重化部13と、TS多重化部13で多重化されたデー
タの中からコンテンツストリームのみをスクランブル鍵
Ksでスクランブルするスクランブラ15と、送信データ
を64Q変調する64Q変調部18と、変調した信号を周
波数多重する周波数多重部126とを備えている。
8は、スクランブル鍵Ks、ワーク鍵Kw及び個別鍵K
miを生成管理する鍵管理装置11と、ワーク鍵Kwを格
納した個別情報EMMをKmiで暗号化するKw暗号化
部12と、スクランブル鍵Ksを格納した共通情報ECM
をKwで暗号化するKs暗号化部14と、映像、データ等
のコンテンツを生成するコンテンツ生成部16と、コンテ
ンツをMPEG2SYSTEMS(ISO/IEC13818-1)の
TSパケット(Transport Stream Packet)のデータフ
ォーマットに変換するTSエンコーダ17と、MPEG2
SYSTEMSのPSI(Program Specific Informati
on)をチャンネル、番組の情報に合わせて生成する多重
情報生成部125と、個別情報EMM、共通情報ECM、
トランスポートストリーム及びPSIをMPEG2SY
STEMS(18O/IEC13818-1)の規定通りに多重化する
TS多重化部13と、TS多重化部13で多重化されたデー
タの中からコンテンツストリームのみをスクランブル鍵
Ksでスクランブルするスクランブラ15と、送信データ
を64Q変調する64Q変調部18と、変調した信号を周
波数多重する周波数多重部126とを備えている。
【0024】一方、受信装置110は、伝送路19より受信
した信号を周波数分離する周波数分離部127と、受信信
号を64QAM復調する64QAM復調部111と、受信
信号からPSI、映像ストリーム、共通情報ECM、個
別情報EMM等を分離するTS分離部112と、選局され
たチャンネルの映像ストリームをKsを用いてデスクラ
ンブルするデスクランブラ114と、デスクランブルされ
たストリームをコンテンツストリームの形式に変換する
TSデコーダ123と、コンテンツストリームを視聴可能
なアナログ信号に変換するAVデコーダ124と、PSI
情報に基づいてフィルタリングすべきProgram−
IDをTS分離部112やデスクランブラ114等に伝える制
御CPU113と、Ksを復号化する特殊鍵復号モジュー
ル115と、ICカードで構成される、Ksを復号化する
汎用鍵復号モジュール116とを備えている。
した信号を周波数分離する周波数分離部127と、受信信
号を64QAM復調する64QAM復調部111と、受信
信号からPSI、映像ストリーム、共通情報ECM、個
別情報EMM等を分離するTS分離部112と、選局され
たチャンネルの映像ストリームをKsを用いてデスクラ
ンブルするデスクランブラ114と、デスクランブルされ
たストリームをコンテンツストリームの形式に変換する
TSデコーダ123と、コンテンツストリームを視聴可能
なアナログ信号に変換するAVデコーダ124と、PSI
情報に基づいてフィルタリングすべきProgram−
IDをTS分離部112やデスクランブラ114等に伝える制
御CPU113と、Ksを復号化する特殊鍵復号モジュー
ル115と、ICカードで構成される、Ksを復号化する
汎用鍵復号モジュール116とを備えている。
【0025】特殊鍵復号モジュール115は、送信側が複
数のチャンネルに共通のKsを用いる場合に、そのKs
の復号化を行うものであり、EMMを、あらかじめ持っ
ている個別鍵Kmi117で復号化してKwを取り出すK
w復号化部118と、ECMをKwで復号化してKsを取
り出すKs復号化部119とを備えており、このKs復号
化部119には制御CPU113から選局したチャンネルが伝
えられる。
数のチャンネルに共通のKsを用いる場合に、そのKs
の復号化を行うものであり、EMMを、あらかじめ持っ
ている個別鍵Kmi117で復号化してKwを取り出すK
w復号化部118と、ECMをKwで復号化してKsを取
り出すKs復号化部119とを備えており、このKs復号
化部119には制御CPU113から選局したチャンネルが伝
えられる。
【0026】また、ICカードで構成される汎用鍵復号
モジュール116は、送信側が複数のチャンネルに共通の
Ksを用いない場合に、そのKsの復号化を行うもので
あり、特殊鍵復号モジュール115と同様に、EMMを個
別鍵Kmi120で復号化してKwを取り出すKw復号化
部121と、ECMをKwで復号化してKsを取り出すK
s復号化部122とを備えている。この汎用鍵復号モジュ
ール116は、ICカードを取り替えることによって交換
可能である。
モジュール116は、送信側が複数のチャンネルに共通の
Ksを用いない場合に、そのKsの復号化を行うもので
あり、特殊鍵復号モジュール115と同様に、EMMを個
別鍵Kmi120で復号化してKwを取り出すKw復号化
部121と、ECMをKwで復号化してKsを取り出すK
s復号化部122とを備えている。この汎用鍵復号モジュ
ール116は、ICカードを取り替えることによって交換
可能である。
【0027】まず、このシステムでの送受信の概要に関
して説明する。
して説明する。
【0028】送出側では、鍵管理装置11がワーク鍵Kw
を生成し、これを個別情報EMMに格納した後に、Kw
暗号化部12が、個別情報EMMをあらかじめ鍵管理装置
11から受け取っているKmiを用いて暗号化し、暗号化
された個別情報としてTS多重化部13に送出する。TS
とはMPEG2SYSTEMS(ISO/IEC13818-1)にお
けるTransport Stream Packetのことである。
を生成し、これを個別情報EMMに格納した後に、Kw
暗号化部12が、個別情報EMMをあらかじめ鍵管理装置
11から受け取っているKmiを用いて暗号化し、暗号化
された個別情報としてTS多重化部13に送出する。TS
とはMPEG2SYSTEMS(ISO/IEC13818-1)にお
けるTransport Stream Packetのことである。
【0029】また、スクランブル鍵Ksは、鍵管理装置
11が生成し共通情報ECMに格納した後に、Ks暗号化
部14が、共通情報ECMをあらかじめ鍵管理装置11から
受け取っているKwを用いて暗号化し、暗号化された共
通情報としてTS多重化部13に送出する。
11が生成し共通情報ECMに格納した後に、Ks暗号化
部14が、共通情報ECMをあらかじめ鍵管理装置11から
受け取っているKwを用いて暗号化し、暗号化された共
通情報としてTS多重化部13に送出する。
【0030】また、映像、データ等のコンテンツは、コ
ンテンツ生成部16よりTSエンコーダ17に送られ、MP
EG2SYSTEMS(ISO/IEC13818-1)におけるTS
パケット(Transport Stream Packet)のデータフォー
マットに変換される。TS化された映像情報等のコンテ
ンツデータはTS多重化部13に送られる。
ンテンツ生成部16よりTSエンコーダ17に送られ、MP
EG2SYSTEMS(ISO/IEC13818-1)におけるTS
パケット(Transport Stream Packet)のデータフォー
マットに変換される。TS化された映像情報等のコンテ
ンツデータはTS多重化部13に送られる。
【0031】また、マルチプログラム構成の場合は、コ
ンテンツデータは複数のコンテンツ生成部からそれぞれ
のTSエンコーダに送られ、TSエンコーダ17はコンテ
ンツデータをTSパケット化しTS多重化部13に送る。
ンテンツデータは複数のコンテンツ生成部からそれぞれ
のTSエンコーダに送られ、TSエンコーダ17はコンテ
ンツデータをTSパケット化しTS多重化部13に送る。
【0032】また、多重情報生成部125では、MPEG
2SYSTEMSのPSIをチャンネル、番組の情報に
合わせて生成し、TS多重化部13に送る。
2SYSTEMSのPSIをチャンネル、番組の情報に
合わせて生成し、TS多重化部13に送る。
【0033】TS多重化部13に送られた個別情報EM
M、共通情報ECM、コンテンツストリーム及びPSI
は、MPEG2SYSTEMS(18O/IEC13818-1)での
規定通り多重化され、スクランブラ15に送られる。スク
ランブラ15では、Ks暗号化部14から渡されたスクラン
ブル鍵Ksを用いてコンテンツストリームのみをスクラ
ンブルし、スクランブルされたトランスポートストリー
ムを64Q変調部18に送り64QAM変調する。さらに
他に64QAM変調された信号とともに周波数多重部12
6において周波数多重を行い、伝送路19に送出する。
M、共通情報ECM、コンテンツストリーム及びPSI
は、MPEG2SYSTEMS(18O/IEC13818-1)での
規定通り多重化され、スクランブラ15に送られる。スク
ランブラ15では、Ks暗号化部14から渡されたスクラン
ブル鍵Ksを用いてコンテンツストリームのみをスクラ
ンブルし、スクランブルされたトランスポートストリー
ムを64Q変調部18に送り64QAM変調する。さらに
他に64QAM変調された信号とともに周波数多重部12
6において周波数多重を行い、伝送路19に送出する。
【0034】一方、受信装置110では、伝送路19より受
信した信号を周波数分離部127で周波数分離し、64Q
AM復調部111で復調し、復調された信号がTS分離部1
12で分離される。
信した信号を周波数分離部127で周波数分離し、64Q
AM復調部111で復調し、復調された信号がTS分離部1
12で分離される。
【0035】制御CPU113は、受信装置操作部で選局
したチャンネルのPSI情報を基にフィルタリングすべ
きProgram−IDを取得してTS分離部112に伝
達し、それによって、TS分離部112では、該当チャン
ネルの復調されたトランスポートストリームを関連情報
(以下、共通情報ECM、個別情報EMMの総称とす
る)と、映像ストリーム等とに分離することが可能にな
る。また、制御CPU113は、デスクランブルするPr
ogram−IDをデスクランブラ114に設定し、選局
したチャンネルをKs復号化部119に設定する。
したチャンネルのPSI情報を基にフィルタリングすべ
きProgram−IDを取得してTS分離部112に伝
達し、それによって、TS分離部112では、該当チャン
ネルの復調されたトランスポートストリームを関連情報
(以下、共通情報ECM、個別情報EMMの総称とす
る)と、映像ストリーム等とに分離することが可能にな
る。また、制御CPU113は、デスクランブルするPr
ogram−IDをデスクランブラ114に設定し、選局
したチャンネルをKs復号化部119に設定する。
【0036】また、受信装置110は、受信装置内回路基
板に実装された特殊鍵復号モジュール115と、ICカー
ドで構成される汎用鍵復号モジュール116とを持ち、T
S分離部112により分離された関連情報は、特殊鍵復号
モジュール115または汎用鍵復号モジュール116のいずれ
かに送られ、そこで、コンテンツをデスクランブルする
ためのスクランブル鍵Ksが取り出される。
板に実装された特殊鍵復号モジュール115と、ICカー
ドで構成される汎用鍵復号モジュール116とを持ち、T
S分離部112により分離された関連情報は、特殊鍵復号
モジュール115または汎用鍵復号モジュール116のいずれ
かに送られ、そこで、コンテンツをデスクランブルする
ためのスクランブル鍵Ksが取り出される。
【0037】例えば、特殊鍵復号モジュール115を用い
た場合では、TS分離部112により分離された個別情報
EMMは、Kw復号部118で、あらかじめ持っている個
別鍵Kmi117を使って復号され、個別情報EMM内に
格納されたワーク鍵Kwが取り出されてKs復号部119
に設定される。また、TS分離部112により分離された
共通情報ECMは、Ks復号部119で、先に取り出され
たワーク鍵Kwを使って復号され、共通情相ECM内に
格納されたKsが取り出されてデスクランブラ114に設
定される。
た場合では、TS分離部112により分離された個別情報
EMMは、Kw復号部118で、あらかじめ持っている個
別鍵Kmi117を使って復号され、個別情報EMM内に
格納されたワーク鍵Kwが取り出されてKs復号部119
に設定される。また、TS分離部112により分離された
共通情報ECMは、Ks復号部119で、先に取り出され
たワーク鍵Kwを使って復号され、共通情相ECM内に
格納されたKsが取り出されてデスクランブラ114に設
定される。
【0038】TS分離部112で分離された映像などのコ
ンテンツストリームは、デスクランブラ114において、
セットされたスクランブル鍵Ksを使ってデスクランブ
ルされ、TSデコーダ123に送られてコンテンツストリ
ームの形式に変換され、さらに映像はAVデコーダ124
により視聴可能なアナログ信号に変換される。
ンテンツストリームは、デスクランブラ114において、
セットされたスクランブル鍵Ksを使ってデスクランブ
ルされ、TSデコーダ123に送られてコンテンツストリ
ームの形式に変換され、さらに映像はAVデコーダ124
により視聴可能なアナログ信号に変換される。
【0039】以上が送受信方法の概略であるが、次に共
通情報ECM及び個別情報EMMの具体内容を示しなが
ら、より詳細な送受信方法について述べる。
通情報ECM及び個別情報EMMの具体内容を示しなが
ら、より詳細な送受信方法について述べる。
【0040】送信側の処理として、まず、鍵管埋装置11
は、図3に示すデータフォーマットの個別情報EMMを
各受信装置毎に生成する。また、Kw暗号化部12は、図
3に示すデータフォーマットの暗号部のみを個別鍵Km
iで暗号化し、TSパケット化してTS多重化部13を通
して、番組の送信に先立ってあらかじめ送信する。
は、図3に示すデータフォーマットの個別情報EMMを
各受信装置毎に生成する。また、Kw暗号化部12は、図
3に示すデータフォーマットの暗号部のみを個別鍵Km
iで暗号化し、TSパケット化してTS多重化部13を通
して、番組の送信に先立ってあらかじめ送信する。
【0041】個別情報EMMの各フィールドの意味は次
のとおりである。非暗号部のモジュ−ル識別フラグには
特殊鍵復号モジュール115または汎用鍵復号モジュール1
16のどちらを用いるかを識別する情報が入る。ここでは
特殊鍵復号モジュール115を示す識別情報を入れる。受
信装置IDには受信装置を識別するIDを入れる。バー
ジョン情報には受信装置ID毎に個別情報のバージョン
情報を入れる。すなわち送出側では、受信装置に個別情
報を送る際に、受信装置ID毎の個別情報を更新する毎
にバージョン情報の値をインクリメントして送出する。
暗号化されるフィールドには、ワーク鍵と、該当する受
信装置IDに対して付与する個別オーソライズ情報とを
入れる。
のとおりである。非暗号部のモジュ−ル識別フラグには
特殊鍵復号モジュール115または汎用鍵復号モジュール1
16のどちらを用いるかを識別する情報が入る。ここでは
特殊鍵復号モジュール115を示す識別情報を入れる。受
信装置IDには受信装置を識別するIDを入れる。バー
ジョン情報には受信装置ID毎に個別情報のバージョン
情報を入れる。すなわち送出側では、受信装置に個別情
報を送る際に、受信装置ID毎の個別情報を更新する毎
にバージョン情報の値をインクリメントして送出する。
暗号化されるフィールドには、ワーク鍵と、該当する受
信装置IDに対して付与する個別オーソライズ情報とを
入れる。
【0042】また、鍵管理装置11は、図2に示すデータ
フォーマットの共通情報ECMを各チャンネル毎に生成
する。Ks暗号化部14は、ワーク鍵Kwを使って図2に
示すデータフォーマットの暗号部のみを暗号化し、TS
パケット化してTS多重化部13を通して送信する。
フォーマットの共通情報ECMを各チャンネル毎に生成
する。Ks暗号化部14は、ワーク鍵Kwを使って図2に
示すデータフォーマットの暗号部のみを暗号化し、TS
パケット化してTS多重化部13を通して送信する。
【0043】共通情報ECMの各フィールドの意味は次
のとおりである。前述の個別情報EMMと同様に、非暗
号化部にモジュール識別フラグとバージョン情報とを付
与する。ただし、バージョン情報は、暗号部の番組識別
情報などスクランブル鍵以外が更新された場合にのみ、
全チャンネルの共通情報のバージョン情報が一斉に更新
される。通常はバージョン情報には番号を設定し、更新
毎にインクリメントして設定する。
のとおりである。前述の個別情報EMMと同様に、非暗
号化部にモジュール識別フラグとバージョン情報とを付
与する。ただし、バージョン情報は、暗号部の番組識別
情報などスクランブル鍵以外が更新された場合にのみ、
全チャンネルの共通情報のバージョン情報が一斉に更新
される。通常はバージョン情報には番号を設定し、更新
毎にインクリメントして設定する。
【0044】また、暗号部には、スクランブル鍵と番組
識別情報等とを入れる。スクランブル鍵は、各チャンネ
ル共通の鍵を2種類スクランブル鍵1、スクランブル鍵
2として設定する。ある一時点で使われているスクラン
ブル鍵がいずれであるかという情報はコンテンツストリ
ームのTSパケットヘッダにおけるtransport
_scramb1ing−controlにて設定す
る。例えば、スクランブル鍵Ksの更新は、スクランブ
ル鍵1と、スクランブル鍵2とを互いに交代に1分ごと
に行う。
識別情報等とを入れる。スクランブル鍵は、各チャンネ
ル共通の鍵を2種類スクランブル鍵1、スクランブル鍵
2として設定する。ある一時点で使われているスクラン
ブル鍵がいずれであるかという情報はコンテンツストリ
ームのTSパケットヘッダにおけるtransport
_scramb1ing−controlにて設定す
る。例えば、スクランブル鍵Ksの更新は、スクランブ
ル鍵1と、スクランブル鍵2とを互いに交代に1分ごと
に行う。
【0045】Ks暗号化部14は、スクランブラ15に対
し、スクランブル対象のコンテンツストリーム全てに共
通にKsを設定する。また、Ks暗号化部14は、それぞ
れのチャンネル毎に共通のスクランブル鍵をセットした
共通情報ECMを生成し送出する。
し、スクランブル対象のコンテンツストリーム全てに共
通にKsを設定する。また、Ks暗号化部14は、それぞ
れのチャンネル毎に共通のスクランブル鍵をセットした
共通情報ECMを生成し送出する。
【0046】一方、受信装置110では、関連情報を受信
した場合に、TS分離部112において関連情報のモジュ
ール識別フラグの情報を参照し、そのフラグに応じて、
特殊鍵復号モジュール115または汎用鍵復号モジュール1
16のいずれかに、その関連情報を振り分けて送る。
した場合に、TS分離部112において関連情報のモジュ
ール識別フラグの情報を参照し、そのフラグに応じて、
特殊鍵復号モジュール115または汎用鍵復号モジュール1
16のいずれかに、その関連情報を振り分けて送る。
【0047】特殊鍵復号モジュール115に送られた個別
情報EMMは、Kw復号化部118において、受信装置I
Dが該当受信装置と一致し、さらにバージョン情報より
前回受信した個別情報から更新されていると判断された
場合にのみ、個別鍵Kmi117で復号され、Kwと個別
オーソライズ情報とが取り出されてKs復号化部119に
設定される。なお、受信装置IDによるフィルタリング
はTS分離部112であらかじめ行っても良い。
情報EMMは、Kw復号化部118において、受信装置I
Dが該当受信装置と一致し、さらにバージョン情報より
前回受信した個別情報から更新されていると判断された
場合にのみ、個別鍵Kmi117で復号され、Kwと個別
オーソライズ情報とが取り出されてKs復号化部119に
設定される。なお、受信装置IDによるフィルタリング
はTS分離部112であらかじめ行っても良い。
【0048】また、TS分離部112において、共通情報
ECMを受信し、モジュール識別フラグに基づいて特殊
鍵復号モジュール115に振り分ける場合には、まず、現
在受信中の共通情報ECMが特殊鍵復号モジュール115
で復号処理されていることを制御CPU113に通知す
る。次に、共通情報ECMが入力したKs復号化部119
では、バージョン情報が前回受信した共通情報から更新
されていると判断した場合にのみ、そのECMを先にセ
ットされたワーク鍵Kwを用いて復号する。そして、復
号したデータから個別オーソライズ情報と番組識別情報
とを比較し、チャンネル視聴権がある場合にのみ、スク
ランブル鍵1とスクランブル鍵2とを取り出し、両方の
鍵をデスクランブラ114に設定する。
ECMを受信し、モジュール識別フラグに基づいて特殊
鍵復号モジュール115に振り分ける場合には、まず、現
在受信中の共通情報ECMが特殊鍵復号モジュール115
で復号処理されていることを制御CPU113に通知す
る。次に、共通情報ECMが入力したKs復号化部119
では、バージョン情報が前回受信した共通情報から更新
されていると判断した場合にのみ、そのECMを先にセ
ットされたワーク鍵Kwを用いて復号する。そして、復
号したデータから個別オーソライズ情報と番組識別情報
とを比較し、チャンネル視聴権がある場合にのみ、スク
ランブル鍵1とスクランブル鍵2とを取り出し、両方の
鍵をデスクランブラ114に設定する。
【0049】デスクランブラ114は、コンテンツストリ
ームのTSパケットヘッダにおけるtransport
−scramb1ing−controlを参照して、
スクランブル鍵1またはスクランブル鍵2のいずれを用
いてデスクランブルするかをTSパケット毎に選択す
る。また、これらの鍵は、後述するチャンネル変更時の
処理のためにKs復号化部119で保持される。
ームのTSパケットヘッダにおけるtransport
−scramb1ing−controlを参照して、
スクランブル鍵1またはスクランブル鍵2のいずれを用
いてデスクランブルするかをTSパケット毎に選択す
る。また、これらの鍵は、後述するチャンネル変更時の
処理のためにKs復号化部119で保持される。
【0050】次に、受信装置操作部でチャンネルを変更
した時の処理について説明する。
した時の処理について説明する。
【0051】チャンネルが変更されると、制御CPU11
3は、現在使われている復号モジュールが特殊鍵復号モ
ジュール115または汎用鍵復号モジュール116のいずれで
あるかを前述の通知情報から判断し、特殊鍵復号モジュ
ール115を使用している場合には、制御CPU113からK
s復号化部119に直接、変更されたチャンネル情報を通
知する。
3は、現在使われている復号モジュールが特殊鍵復号モ
ジュール115または汎用鍵復号モジュール116のいずれで
あるかを前述の通知情報から判断し、特殊鍵復号モジュ
ール115を使用している場合には、制御CPU113からK
s復号化部119に直接、変更されたチャンネル情報を通
知する。
【0052】Ks復号化部119は、通知されたチャンネ
ルが視聴権のあるチャンネルであるかどうかを個別オー
ソライズ情報から判断し、視聴権がある場合には、既に
保持しているスクランブル鍵Ksをデスクランブラ114
に設定する。スクランブル鍵がKs復号化部119に設定
されていない場合には、新たな共通情報ECMを受信
し、復号化してスクランブル鍵Ksを取り出す。チャン
ネルを変更後も共通情報ECMを受信して番組識別情報
を取り出し、個別オーソライズ情報と比較参照した結
果、視聴権が無ければデスクランブラ114ヘのKsへの
供給を停止する。
ルが視聴権のあるチャンネルであるかどうかを個別オー
ソライズ情報から判断し、視聴権がある場合には、既に
保持しているスクランブル鍵Ksをデスクランブラ114
に設定する。スクランブル鍵がKs復号化部119に設定
されていない場合には、新たな共通情報ECMを受信
し、復号化してスクランブル鍵Ksを取り出す。チャン
ネルを変更後も共通情報ECMを受信して番組識別情報
を取り出し、個別オーソライズ情報と比較参照した結
果、視聴権が無ければデスクランブラ114ヘのKsへの
供給を停止する。
【0053】なお、受信装置110において、チャンネル
変更後に新たに共通情報から受信チャンネルの確認検証
を行わない場合には、共通情報内に番組識別情報は不要
である。この場合は共通情報自体も各チャンネルで共通
にすることが可能である。
変更後に新たに共通情報から受信チャンネルの確認検証
を行わない場合には、共通情報内に番組識別情報は不要
である。この場合は共通情報自体も各チャンネルで共通
にすることが可能である。
【0054】また、受信装置110において、特殊鍵復号
モジュール115とデスクランブラ114とをフラッシュRO
Mに実装し、送信装置からのデータダウンロードにより
特殊鍵復号モジュール115の復号方式、アルゴリズム、
デスクランブル方式を置き換えるようにしても良い。
モジュール115とデスクランブラ114とをフラッシュRO
Mに実装し、送信装置からのデータダウンロードにより
特殊鍵復号モジュール115の復号方式、アルゴリズム、
デスクランブル方式を置き換えるようにしても良い。
【0055】また、特殊鍵復号モジュール115とデスク
ランブラ114とをPCMCIAカードに実装し、受信装
置110にはPCMCIAスロットを設け、PCMCIA
カードを入れ替えることにより特殊鍵復号モジュール11
5の復号方式、アルゴリズム、デスクランブル方式を置
き換えるようにしても良い。
ランブラ114とをPCMCIAカードに実装し、受信装
置110にはPCMCIAスロットを設け、PCMCIA
カードを入れ替えることにより特殊鍵復号モジュール11
5の復号方式、アルゴリズム、デスクランブル方式を置
き換えるようにしても良い。
【0056】次に、特殊鍵復号モジュールを持たず、汎
用鍵復号モジュール116のみを持つ受信装置において、
特殊鍵復号モジュール用の関連情報を用いて受信する場
合について述べる。これは送信側は本方式のシステムを
用い、受信側はICカードなどによってCA方式を変更
することができる機能のみ持った従来の汎用的な受信装
置である場合を想定しており、本限定受信方式は、こう
した受信装置においても、チャンネル変更時の高速化の
効果は得られないものの、限定受信処理自体は問題なく
行われることを説明する。
用鍵復号モジュール116のみを持つ受信装置において、
特殊鍵復号モジュール用の関連情報を用いて受信する場
合について述べる。これは送信側は本方式のシステムを
用い、受信側はICカードなどによってCA方式を変更
することができる機能のみ持った従来の汎用的な受信装
置である場合を想定しており、本限定受信方式は、こう
した受信装置においても、チャンネル変更時の高速化の
効果は得られないものの、限定受信処理自体は問題なく
行われることを説明する。
【0057】この受信装置の構成図を図6に示す。図1
の受信装置に比べて、特殊鍵復号モジュール115が無い
点だけが相違している。
の受信装置に比べて、特殊鍵復号モジュール115が無い
点だけが相違している。
【0058】この従来の汎用的な受信装置では、特に関
連情報のモジュール識別フラグの情報を参照する仕組み
は無いので、TS分離部112は、個別情報EMMに含ま
れる受信装置IDが該当受信装置と一致し、さらに、そ
のバージョン情報より前回受信した個別情報から更新さ
れていると判断した場合には、全ての個別情報EMMを
汎用鍵復号モジュール116に送る。
連情報のモジュール識別フラグの情報を参照する仕組み
は無いので、TS分離部112は、個別情報EMMに含ま
れる受信装置IDが該当受信装置と一致し、さらに、そ
のバージョン情報より前回受信した個別情報から更新さ
れていると判断した場合には、全ての個別情報EMMを
汎用鍵復号モジュール116に送る。
【0059】汎用鍵復号モジュール116では、Kw復号
化部121が、あらかじめ持っている個別鍵Kmi120を用
いてEMMを復号し、Kwと個別オーソライズ情報とを
取り出してKs復号化部122に設定する。また、共通情
報ECMに関しては、Ks復号化部122が、先に設定さ
れたワーク鍵Kwを用いて復号し、復号したデータから
個別オーソライズ情報と番組識別情報とを比較してチャ
ンネル視聴権がある場合にのみ、スクランブル鍵1とス
クランブル鍵2とを取り出し、Ks復号化部121に保持
し、また両方の鍵をデスクランブラ114に設定する。
化部121が、あらかじめ持っている個別鍵Kmi120を用
いてEMMを復号し、Kwと個別オーソライズ情報とを
取り出してKs復号化部122に設定する。また、共通情
報ECMに関しては、Ks復号化部122が、先に設定さ
れたワーク鍵Kwを用いて復号し、復号したデータから
個別オーソライズ情報と番組識別情報とを比較してチャ
ンネル視聴権がある場合にのみ、スクランブル鍵1とス
クランブル鍵2とを取り出し、Ks復号化部121に保持
し、また両方の鍵をデスクランブラ114に設定する。
【0060】デスクランブラ114は、コンテンツストリ
ームのTSパケットヘッダにおけるtransport
_scramb1ing_controlを参照して、
スクランブル鍵1またはスクランブル鍵2のいずれを用
いてデスクランブルするかをTSパケット毎に選択す
る。
ームのTSパケットヘッダにおけるtransport
_scramb1ing_controlを参照して、
スクランブル鍵1またはスクランブル鍵2のいずれを用
いてデスクランブルするかをTSパケット毎に選択す
る。
【0061】また、受信装置操作部によりチャンネルが
変更された時には、該当するチャンネルで新たな共通情
報の受信を待ち、それを受信すると復号化してスクラン
ブル鍵Ksを取り出し、コンテンツストリームをデスク
ランブルする。すなわち、特殊鍵復号モジュール115を
有する本システム用の受信装置のように、蓄積されたス
クランブル鍵を用いることは、行われない。
変更された時には、該当するチャンネルで新たな共通情
報の受信を待ち、それを受信すると復号化してスクラン
ブル鍵Ksを取り出し、コンテンツストリームをデスク
ランブルする。すなわち、特殊鍵復号モジュール115を
有する本システム用の受信装置のように、蓄積されたス
クランブル鍵を用いることは、行われない。
【0062】次に、図1の受信装置110において、汎用
鍵復号モジュール116を用いて処理する場合について述
べる。これは、本発明の受信装置が、従来の一般的なC
A方式による受信を行う場合を想定している。
鍵復号モジュール116を用いて処理する場合について述
べる。これは、本発明の受信装置が、従来の一般的なC
A方式による受信を行う場合を想定している。
【0063】この場合、送信側は、図5に示すデータフ
ォーマットの個別情報EMMを送信し、また、図4に示
すデータフォーマットの共通情報ECMを送信する。こ
れらの非暗号部のモジュ−ル識別フラグには、汎用鍵復
号モジュールの使用を指定する情報が入る。また、EM
Mの暗号化されるフィールドには、ワーク鍵と、該当す
る受信装置IDに対応する個別ティア情報とが入り、E
CMの暗号化されるデータフィールドにはスクランブラ
鍵と番組ティア情報とが入る。
ォーマットの個別情報EMMを送信し、また、図4に示
すデータフォーマットの共通情報ECMを送信する。こ
れらの非暗号部のモジュ−ル識別フラグには、汎用鍵復
号モジュールの使用を指定する情報が入る。また、EM
Mの暗号化されるフィールドには、ワーク鍵と、該当す
る受信装置IDに対応する個別ティア情報とが入り、E
CMの暗号化されるデータフィールドにはスクランブラ
鍵と番組ティア情報とが入る。
【0064】受信装置は、ICカードスロットを備え、
汎用鍵復号モジュール116を組み込んだICカードを挿
入できる構成を備えている。
汎用鍵復号モジュール116を組み込んだICカードを挿
入できる構成を備えている。
【0065】受信装置が図5に示す個別情報EMMを受
信した場合に、TS分離部112は、関連情報のモジュー
ル識別フラグの情報を参照し、そこに汎用鍵復号モジュ
ール116の利用を求す情報が付加されているために、そ
の個別情報をICカードの汎用鍵復号モジュール116に
振り分けて送る。その後の処理は、特殊鍵復号モジュー
ル115における処理と同じであり、Kw復号化部121は、
Kwと個別ティア情報とを取り出してKs復号化部122
に設定する。
信した場合に、TS分離部112は、関連情報のモジュー
ル識別フラグの情報を参照し、そこに汎用鍵復号モジュ
ール116の利用を求す情報が付加されているために、そ
の個別情報をICカードの汎用鍵復号モジュール116に
振り分けて送る。その後の処理は、特殊鍵復号モジュー
ル115における処理と同じであり、Kw復号化部121は、
Kwと個別ティア情報とを取り出してKs復号化部122
に設定する。
【0066】また、TS分離部112が図4に示す共通情
報ECMを受信した場合には、モジュール識別フラグに
基づいて汎用鍵復号モジュール116に振り分ける前に、
現在受信中の共通情報ECMが汎用鍵復号モジュール11
6で復号処理されていることを制御CPU113に通知す
る。また、共通情報ECMが入力したKs復号化部122
は、特殊鍵復号モジュール115での処理と同様に、バー
ジョン情報が前回受信した共通情報から更新されている
場合に、そのECMをワーク鍵Kwで復号し、復号した
データから個別ティア情報と番組ティア情報とを比較
し、チャンネル視聴権がある場合にスクランブル鍵を取
り出す。ただし、取り出したスクランブル鍵は、Ks復
号化部121に保持せずに、デスクランブラ114に設定す
る。
報ECMを受信した場合には、モジュール識別フラグに
基づいて汎用鍵復号モジュール116に振り分ける前に、
現在受信中の共通情報ECMが汎用鍵復号モジュール11
6で復号処理されていることを制御CPU113に通知す
る。また、共通情報ECMが入力したKs復号化部122
は、特殊鍵復号モジュール115での処理と同様に、バー
ジョン情報が前回受信した共通情報から更新されている
場合に、そのECMをワーク鍵Kwで復号し、復号した
データから個別ティア情報と番組ティア情報とを比較
し、チャンネル視聴権がある場合にスクランブル鍵を取
り出す。ただし、取り出したスクランブル鍵は、Ks復
号化部121に保持せずに、デスクランブラ114に設定す
る。
【0067】次に、チャンネルが変更されると、制御C
PU113は、現在使われている復号モジュールが特殊鍵
復号モジュール115または汎用鍵復号モジュール116のい
ずれであるかを前述の通知情報から判断し、汎用鍵復号
モジュール116の場合には、何も行わない。
PU113は、現在使われている復号モジュールが特殊鍵
復号モジュール115または汎用鍵復号モジュール116のい
ずれであるかを前述の通知情報から判断し、汎用鍵復号
モジュール116の場合には、何も行わない。
【0068】受信装置110は、新たな共通情報ECMの
受信を待ち、受信すると、汎用鍵復号モジュール116の
Ks復号化部122がワーク鍵で復号化した後、番組ティ
ア情報と個別ティア情報との組み合わせによって視聴権
の可否を判断し、視聴権がある場合には共通情報内のス
クランブル鍵Ksをスクランブラ114に設定する。
受信を待ち、受信すると、汎用鍵復号モジュール116の
Ks復号化部122がワーク鍵で復号化した後、番組ティ
ア情報と個別ティア情報との組み合わせによって視聴権
の可否を判断し、視聴権がある場合には共通情報内のス
クランブル鍵Ksをスクランブラ114に設定する。
【0069】なお、チャンネル選択時に多重情報から該
当のチャンネルのコンテンツストリームを取り出すため
に、チャンネル選局の都度、PSI情報を取得して取り
出すが、チャンネル選局から実際にコンテンツストリー
ムを得るまでの時間をさらに短縮するために、受信装置
にPSI情報をあらかじめ蓄積し、そのPSI情報を基
に該当チャンネルのコンテンツストリーム及び関連情報
の分離を行うようにしても良い。
当のチャンネルのコンテンツストリームを取り出すため
に、チャンネル選局の都度、PSI情報を取得して取り
出すが、チャンネル選局から実際にコンテンツストリー
ムを得るまでの時間をさらに短縮するために、受信装置
にPSI情報をあらかじめ蓄積し、そのPSI情報を基
に該当チャンネルのコンテンツストリーム及び関連情報
の分離を行うようにしても良い。
【0070】また、本実施の形態では、受信装置は関連
情報のモジュール識別フラグを参照することにより、関
連情報を特殊鍵復号モジュール115に送るか汎用鍵復号
モジュール116に送るかを判断しているが、例えば、汎
用鍵復号モジュール115をICカードに実装している場
合には、受信装置のICカードスロットに物理的なIC
カード挿入検出手段を設け、ICカードが挿入されてい
る場合は、ICカード中の汎用鍵復号モジュールに関連
情報を送り、ICカードが挿入されていない場合には、
受信装置内の特殊鍵復号モジュール115に関連情報を送
付することによって関連情報の振り分けを行っても同様
の効果が得られる。その場合には、関連情報にモジュー
ル識別フラグは必要ない。
情報のモジュール識別フラグを参照することにより、関
連情報を特殊鍵復号モジュール115に送るか汎用鍵復号
モジュール116に送るかを判断しているが、例えば、汎
用鍵復号モジュール115をICカードに実装している場
合には、受信装置のICカードスロットに物理的なIC
カード挿入検出手段を設け、ICカードが挿入されてい
る場合は、ICカード中の汎用鍵復号モジュールに関連
情報を送り、ICカードが挿入されていない場合には、
受信装置内の特殊鍵復号モジュール115に関連情報を送
付することによって関連情報の振り分けを行っても同様
の効果が得られる。その場合には、関連情報にモジュー
ル識別フラグは必要ない。
【0071】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の限定受信システムでは、受信装置で受信しているチャ
ンネルを、別の視聴権のあるチャンネルに切り替えた場
合に、そのチャンネルのデータを迅速にデスクランブル
することができる。
の限定受信システムでは、受信装置で受信しているチャ
ンネルを、別の視聴権のあるチャンネルに切り替えた場
合に、そのチャンネルのデータを迅速にデスクランブル
することができる。
【0072】また、一台の受信装置で、本発明の限定受
信方式にも、従来の一般的な限定受信方式にも対応する
ことができる。
信方式にも、従来の一般的な限定受信方式にも対応する
ことができる。
【0073】また、従来の限定受信方式の受信装置であ
っても、チャンネル切り替え時の高速デスクランブルの
効果は得られないが、限定受信処理自体は支障なく行う
ことができる。
っても、チャンネル切り替え時の高速デスクランブルの
効果は得られないが、限定受信処理自体は支障なく行う
ことができる。
【0074】また、プログラムダウンロード手段を設け
た受信装置や、特殊鍵復号モジュールとデスクランブラ
とをPCMCIAカードに実装した受信装置では、共通
の鍵データを用いる特殊鍵限定受信方式のアルゴリズム
を必要に応じて変更することが可能である。
た受信装置や、特殊鍵復号モジュールとデスクランブラ
とをPCMCIAカードに実装した受信装置では、共通
の鍵データを用いる特殊鍵限定受信方式のアルゴリズム
を必要に応じて変更することが可能である。
【0075】また、共通の鍵データを送信する関連情報
にバージョン番号を含めることにより、受信装置では、
バージョン番号が更新されるまでは関連情報の復号が不
要になり、受信装置の処理負荷を低減することができ
る。
にバージョン番号を含めることにより、受信装置では、
バージョン番号が更新されるまでは関連情報の復号が不
要になり、受信装置の処理負荷を低減することができ
る。
【0076】また、受信装置で複数の共通の鍵データを
保持し、コンテンツデータパケットの非スクランブル部
の情報を基に、デスクランブルに用いるスクランブル鍵
を選択する場合には、スクランブル鍵の更新と、共通情
報の更新のタイミングとを厳密に同期を取る必要が無く
なる。
保持し、コンテンツデータパケットの非スクランブル部
の情報を基に、デスクランブルに用いるスクランブル鍵
を選択する場合には、スクランブル鍵の更新と、共通情
報の更新のタイミングとを厳密に同期を取る必要が無く
なる。
【0077】また、受信装置で番組多重情報を保持し、
この番組多重情報を基に選局するようにしたものでは、
PSIの受信を待たずに選局及び関連情報の受信が可能
となりチャンネル変更時のレスポンスをさらに向上する
ことができる。
この番組多重情報を基に選局するようにしたものでは、
PSIの受信を待たずに選局及び関連情報の受信が可能
となりチャンネル変更時のレスポンスをさらに向上する
ことができる。
【図1】本発明の実施形態における限定受信システムの
送信装置及び受信装置の構成を示すブロック図、
送信装置及び受信装置の構成を示すブロック図、
【図2】本発明の実施形態の特殊鍵モジュール用共通情
報のデータフォーマットを示す図、
報のデータフォーマットを示す図、
【図3】本発明の実施形態の特殊鍵モジュール用個別情
報のデータフォーマットを示す図、
報のデータフォーマットを示す図、
【図4】本発明の実施形態の汎用鍵モジュール用共通情
報のデータフォーマットを示す図、
報のデータフォーマットを示す図、
【図5】本発明の実施形態の汎用鍵モジュール用個別情
報のデータフォーマットを示す図、
報のデータフォーマットを示す図、
【図6】本発明の実施形態の限定受信システムに適用可
能な従来の汎用的な受信装置の構成を示すブロック図で
ある。
能な従来の汎用的な受信装置の構成を示すブロック図で
ある。
11 鍵管理装置 12 Kw暗号化部 13 TS多重化部 14 Ks暗号化部 15 スクランブラ 16 コンテンツ生成部 17 TSエンコーダ 18 64Q変調部 19 伝送路 110 受信装置 111 64QAM復調部 112 TS分離部 113 制御CPU 114 デスクランブラ 115 特殊鍵復号モジュール 116 汎用鍵復号モジュール 117、120 個別鍵Kmi 118、121 Kw復号化部 119、122 Ks復号化部 123 TSデコーダ 124 AVデコーダ 125 多重情報生成部 126 周波数多重部 127 周波数分離部 128 送信装置
Claims (13)
- 【請求項1】 複数のチャンネルデータをスクランブル
するための鍵データを生成する鍵生成手段と、前記鍵デ
ータを用いてチャンネルデータをスクランブルするスク
ランブル手段とを具備する送信装置と、複数のチャンネ
ルの中から選択した任意のチャンネルを前記鍵データを
用いてデスクランブルするデスクランブル手段を具備す
る受信装置とから成る限定受信システムにおいて、 送信装置が、複数のチャンネルを共通の鍵データを用い
てスクランブルし、受信装置が、前記共通の鍵データを
保持する鍵保持手段を備え、いずれのチャンネルを選局
した場合でも前記鍵保持手段に保持された共通の鍵デー
タを用いてデスクンランブルすることを特徴とする限定
受信システム。 - 【請求項2】 前記送信装置は、鍵データを格納する関
連情報の中に前記共通の鍵データを含めて送信し、前記
受信装置は、前記関連情報から取得した前記共通の鍵デ
ータを前記鍵保持手段で保持することを特徴とする請求
項1に記載の限定受信システム。 - 【請求項3】 前記送信装置は、鍵データを格納した関
連情報に前記鍵データが共通の鍵データであるか否かを
示す識別情報を含めて送信し、前記受信装置は、共通の
鍵データを示す識別情報が含まれた関連情報から前記鍵
保持手段で保持される共通の鍵データを取得する特殊鍵
復号モジュールと、受信チャンネルが変わるごとに前記
関連情報から鍵データを取得する汎用鍵復号モジュール
とを具備し、前記関連情報に共通の鍵データを示す識別
情報が含まれているときは、前記特殊鍵復号モジュール
によって取得され、前記鍵保持手段で保持された共通の
鍵データを用いてデスクランブルし、前記関連情報に共
通の鍵データを示す識別情報が含まれていないときは、
前記汎用鍵復号モジュールによって取得された鍵データ
を用いてデスクランブルすることを特徴とする請求項2
に記載の限定受信システム。 - 【請求項4】 前記送信装置は、鍵データを格納した関
連情報を送信し、前記受信装置は、前記関連情報から前
記鍵保持手段で保持される共通の鍵データを取得する特
殊鍵復号モジュールと、受信チャンネルが変わるごとに
前記関連情報から鍵データを取得する、実装可能な汎用
鍵復号モジュールと、前記汎用鍵復号モジュールの実装
の有無を検出する検出手段とを具備し、前記検出手段
が、前記汎用鍵復号モジュールの実装を検出していない
ときは、前記特殊鍵復号モジュールによって取得され、
前記鍵保持手段で保持された共通の鍵データを用いてデ
スクランブルし、前記検出手段が、前記汎用鍵復号モジ
ュールの実装を検出しているときは、前記汎用鍵復号モ
ジュールによって取得された鍵データを用いてデスクラ
ンブルすることを特徴とする請求項2に記載の限定受信
システム。 - 【請求項5】 前記受信装置の受信チャンネルが変更さ
れた場合に、前記特殊鍵復号モジュールは、現在受信中
のチャンネルに関する情報を受けて、視聴の可否を判断
することを特徴とする請求項3または4に記載の限定受
信システム。 - 【請求項6】 前記受信装置は、受信チャンネルの変更
後に受信した前記関連情報に基づいて、視聴の可否を確
認し、視聴権が無ければデスクランブルを停止すること
を特徴とする請求項5に記載の限定受信システム。 - 【請求項7】 前記送信装置は、前記関連情報に番組識
別情報を含めて送信し、前記特殊鍵復号モジュールを持
たずに、前記汎用鍵復号モジュールのみを具備する受信
装置は、前記番組識別情報から視聴の可否を判断するこ
とを特徴とする請求項3または4に記載の限定受信シス
テム。 - 【請求項8】 前記汎用鍵復号モジュールが、ICカー
ドで構成され、前記受信装置は、前記ICカードを挿入
するスロットを具備することを特徴とする請求項3、4
または7に記載の限定受信システム。 - 【請求項9】 前記受信装置は、プログラムダウンロー
ド手段を備え、前記送信装置からのダウンロードにより
前記特殊鍵復号モジュールを置き換えることを特徴とす
る請求項3、4、5または7に記載の限定受信システ
ム。 - 【請求項10】 前記特殊鍵復号モジュールと受信装置
のデスクランブラとがPCMCIAカードに実装され、
前記受信装置は、前記PCMCIAカードのスロットを
具備することを特徴とする請求項3または4に記載の限
定受信システム。 - 【請求項11】 前記送信装置は、前記共通の鍵データ
を格納した関連情報にバージョン情報を含めて送信し、
前記受信装置は、前記バージョン番号が更新されるま
で、前記鍵保持手段で保持された同一の共通の鍵データ
を用いてデスクランブルを続けることを特徴とする請求
項2に記載の限定受信システム。 - 【請求項12】 前記送信装置は、前記共通の鍵データ
を格納した関連情報に複数種類のスクランブル鍵を含め
て送信し、前記受信装置は、前記複数種類のスクランブ
ル鍵を前記鍵保持手段で保持し、コンテンツデータパケ
ットの非スクランブル部の情報からどのスクランブル鍵
が用いられているかを識別して、デスクランブルに用い
るスクランブル鍵を選択することを特徴とする請求項2
に記載の限定受信システム。 - 【請求項13】 前記受信装置は、番組多重情報を保持
する番組多重情報保持手段を備え、番組多重情報が更新
された時以外は、前記番組多重情報保持手段に保持され
た番組多重情報を基に選局することを特徴とする請求項
2に記載の限定受信システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9575699A JP2000295202A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 限定受信システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9575699A JP2000295202A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 限定受信システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000295202A true JP2000295202A (ja) | 2000-10-20 |
Family
ID=14146349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9575699A Pending JP2000295202A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 限定受信システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000295202A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002247543A (ja) * | 2001-02-21 | 2002-08-30 | Sony Corp | 送信装置および方法、受信装置および方法、記録媒体、並びにプログラム |
| JP2003087233A (ja) * | 2001-09-10 | 2003-03-20 | Toshiba Corp | デジタル放送システム、装置及びプログラム |
| WO2003043263A1 (en) * | 2001-11-15 | 2003-05-22 | Nippon Hoso Kyokai | Control of usage of contents in digital broadcasts |
| JP2006217645A (ja) * | 2006-03-13 | 2006-08-17 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | コンテンツ利用制御送信方法、コンテンツ利用制御送信装置およびコンテンツ利用制御送信プログラム |
| JP2007502575A (ja) * | 2003-08-13 | 2007-02-08 | トムソン ライセンシング | チャンネル変更時間を削減する、スクランブル解除データの前処理 |
| JP2007513540A (ja) * | 2003-11-13 | 2007-05-24 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 限定アクセス方法及び限定アクセス装置 |
| US7286669B2 (en) | 2001-05-18 | 2007-10-23 | Nec Corporation | Circuits for scrambling and descrambling packets of various lengths, and methods of doing the same |
| JP2008517536A (ja) * | 2004-10-15 | 2008-05-22 | オープンティーヴィー,インク. | チャンネル間変更の高速化 |
| JP2013520885A (ja) * | 2010-07-06 | 2013-06-06 | 中興通訊股▲ふん▼有限公司 | Ecmパケットを処理する方法及び装置 |
| CN104469407A (zh) * | 2014-12-25 | 2015-03-25 | 山东泰信电子股份有限公司 | 一种保证数字电视节目内容安全的方法、系统及加扰设备 |
| US9210464B2 (en) | 2012-03-27 | 2015-12-08 | Mitsubishi Electric Corporation | Digital broadcast receiver device and digital broadcast receiving method |
-
1999
- 1999-04-02 JP JP9575699A patent/JP2000295202A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2011139501A (ja) * | 2004-10-15 | 2011-07-14 | Opentv Inc | チャンネル間変更の高速化 |
| JP2006217645A (ja) * | 2006-03-13 | 2006-08-17 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | コンテンツ利用制御送信方法、コンテンツ利用制御送信装置およびコンテンツ利用制御送信プログラム |
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