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JP2000290584A - 被覆用樹脂組成物 - Google Patents

被覆用樹脂組成物

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Publication number
JP2000290584A
JP2000290584A JP2000017011A JP2000017011A JP2000290584A JP 2000290584 A JP2000290584 A JP 2000290584A JP 2000017011 A JP2000017011 A JP 2000017011A JP 2000017011 A JP2000017011 A JP 2000017011A JP 2000290584 A JP2000290584 A JP 2000290584A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
resin
modified epoxy
composition according
epoxy resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000017011A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kamikado
神門  孝司
Reijiro Nishida
礼二郎 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Paint Co Ltd filed Critical Kansai Paint Co Ltd
Priority to JP2000017011A priority Critical patent/JP2000290584A/ja
Publication of JP2000290584A publication Critical patent/JP2000290584A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有機溶剤の含有量が少なく且つ鉛化合物を含
まないにも拘わらず、電着塗装性、塗面平滑性、防食性
に優れた塗膜を形成しうる被覆用樹脂組成物を提供する
こと。 【解決手段】 アルキレンオキシドが特定量導入されて
いるジエポキシド化合物(a)及びエポキシ当量が17
0〜500のビスフェノールA型エポキシ樹脂をビスフ
ェノール類(b)と反応させ、得られるエポキシ樹脂
(c)に、環状エステル(d)を反応させて得られる変
性エポキシ樹脂(e)にさらに、活性水素を有するアミ
ン化合物を反応させることにより得られる変性エポキシ
−ポリアミン樹脂(f)を含んでなる被覆用樹脂組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被覆用樹脂組成物に
関し、さらに詳しくは、有機溶剤の含有量が少なく且つ
鉛化合物を含まないにも拘らず、電着塗装性、塗面平滑
性、防食性に優れた塗膜を形成しうるカチオン電着塗料
用樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】電着塗料は自動車下塗り塗
料をはじめ幅広い用途に使用されており、従来種々の特
性を有するものが開発されている。特に、可溶化基とし
てアミン基を含有するエポキシ樹脂及び第4級アンモニ
ウム塩基によって可溶化されたエポキシ樹脂等を基体樹
脂として含有するカチオン電着塗料は、耐食性やつきま
わり性等が優れていることから、従来のアニオン電着塗
料に代わって広く使用されるに至っている。
【0003】これらのカチオン電着塗料は、一般的に水
性塗料であるが、通常、電着塗装性、塗面平滑性を確保
するため有機溶剤を併用し、また、防食性を確保するた
めに鉛化合物が配合されている。有機溶剤は電着析出膜
形成時に重要な役目を果たしているが、VOC(揮発性
有機物質)の見地からは、極力減らすことが望ましく、
また、鉛化合物は非常に有害な物質であり、公害対策上
その使用には問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主なる目的
は、上記のごとき欠点がなく、低有機溶剤量で且つ鉛化
合物を含まない、防食性や塗面平滑等の塗膜特性に優れ
たカチオン電着塗料用樹脂組成物を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、カチオン
電着塗料がもつ上記の如き問題点を解消するために鋭意
研究を重ねた結果、今回、アルキレンオキシドを特定量
導入したエポキシ樹脂に環状エステルを反応させて得ら
れる樹脂を基体樹脂として使用することによって上記目
的を達成することができることを見出し、本発明を完成
するに至った。
【0006】しかして、本発明によれば、下記一般式
(I)及び(II)
【0007】
【化4】
【0008】式中、R1は水素原子または炭素数1〜6
のアルキル基を表し、m及びnはそれぞれ0以上の数で
あり且つmとnの合計は1〜20の範囲内にあり、xは
1〜9の整数であり、yは1〜50の数である、で示さ
れる化合物よりなる群から選ばれるジエポキシド化合物
(a)及びエポキシ当量が170〜500のビスフェノ
ールA型エポキシ樹脂を、ビスフェノール類(b)と反
応させ、得られるエポキシ樹脂(c)に、下記一般式
(III)
【0009】
【化5】
【0010】式中、R2は水素原子またはメチル基を表
し、pは3〜6の整数である、で示される環状エステル
(d)を反応させ、そして得られる変性エポキシ樹脂
(e)にさらに、活性水素を有するアミン化合物を反応
させることにより得られる変性エポキシ−ポリアミン樹
脂(f)を含んでなる被覆用樹脂組成物が提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の被覆用樹脂組成物
について更に詳細に説明する。
【0012】本発明において(a)成分として使用され
る前記式(I)のジエポキシド化合物は、例えば、それ
自体既知の方法に従い、ビスフェノールAに下記式(I
V)
【0013】
【化6】
【0014】式中、R1は前記の意味を有する、で示さ
れるアルキレンオキシドを付加させ、得られるヒドロキ
シル末端のポリエーテル化合物にさらにエピハロヒドリ
ンと反応させジエポキシ化することにより製造すること
ができる。ここで使用される上記式(IV)のアルキレ
ンオキシドとしては、例えば、エチレンオキシド、プロ
ピレンオキシド、ブチレンオキシド等の炭素数2〜8の
アルキレンオキシドが挙げられ、中でも、プロピレンオ
キシド(R1がメチルである式(IV)の化合物)が好
適である。
【0015】式(I)におけるアルキレンオキシドの付
加モル数、すなわち、アルキレンオキシド構造部分の繰
り返し単位の数m及びnはそれぞれ0以上、好ましくは
1〜10の範囲内の数であり、且つmとnの合計(m+
n)は1〜20、好ましくは2〜10の範囲の数である
ことができる。
【0016】また、(a)成分としての前記式(II)
のジエポキシド化合物は、例えば、それ自体既知方法に
従い、(i)下記の如にアルキレングリコールを開始剤
として前記式(IV)のアルキレンオキシドを開環重合
させることにより得られるヒドロキシル末端のポリアル
キレンオキシドにエピハロヒドリンを反応させてジエポ
キシ化するか;或いは(ii)下記式(V)
【0017】
【化7】
【0018】式中、R1及びxは前記の意味を有する、
で示されるアルキレングリコール又は該アルキレングリ
コール分子2個以上を脱水縮合させることにより得られ
るポリエーテルジオールにエピハロヒドリンを反応させ
てジエポキシ化することにより製造することができる。
ここで使用される上記式(V)のアルキレングリコール
としては、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、トリメチレングリコール、1,4−ブタンジオー
ル、1,3−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、1,8−オクタンジオー
ル等の炭素数2〜10のアルキレングリコールが挙げら
れる。
【0019】上記式(V)において、xは1〜9、好ま
しくは1〜6の範囲内の整数であることができる。ま
た、前記式(II)におけるアルキレンオキシドまたは
アルキレングリコール構造部分の繰り返し単位の数yは
1〜50、好ましくは5〜20の範囲内の数であること
ができる。
【0020】本発明に従えば、以上に述べたジエポキシ
ド化合物(a)は、先ず、エポキシ当量が150〜50
0のビスフェノールA型エポキシ樹脂と組み合わせてビ
スフェノール類(b)と反応させることにより、エポキ
シ樹脂(c)が製造される。
【0021】ここで、ジエポキシド化合物(a)と組み
合わせてビスフェノール類(b)と反応せしめられる
「エポキシ当量が170〜500のビスフェノールA型
エポキシ樹脂」には、ビスフェノールAとエピハロヒド
リンとの反応により得られる、代表的には下記式(V
I)
【0022】
【化8】
【0023】式中、qは0〜5、好ましくは0〜3の範
囲内の数である、で示される1分子中に2個以上のエポ
キシ基を有する比較的低分子量の物質が包含される。
【0024】該ビスフェノールA型エポキシ樹脂は、1
70〜500、好ましくは200〜400の範囲内のエ
ポキシ当量及び340〜1500、好ましくは400〜
1000の範囲内の数平均分子量を有することができ
る。
【0025】一方、上記のジエポキシド化合物(a)及
びビスフェノールA型エポキシ樹脂と反応せしめられる
ビスフェノール類(b)には、下記一般式(VII)
【0026】
【化9】
【0027】式中、R3及びR4はそれぞれ水素原子、炭
素数1〜6のアルキル基またはトリフルオロメチル基を
表し、R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12及びR13
はそれぞれ水素原子または炭素数1〜6のアルキル基を
表す、で示される化合物が包含され、具体的には、例え
ば、ビス(4−ヒドロキシフェニル)−2,2−プロパ
ン(ビスフェノールA)、ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)−1,1−エタン、ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)メタン(ビスフェノールF)等が挙げられる。これ
らの中、特にビスフェノールAが好適である。
【0028】ジエポキシド化合物(a)及びビスフェノ
ールA型エポキシ樹脂とビスフェノール類(b)との反
応は、通常、溶媒を用いることなく、窒素ガスなどの不
活性ガス雰囲気中で、適宜、ジメチルベンジルアミンや
トリブチルアミンのような第3級アミン;テトラエチル
アンモニウムブロマイドのような第4級アンモニウム塩
等の触媒の存在下に、約100〜約200℃、好ましく
は約120〜約170℃の温度に加熱することにより行
なうことができる。該反応は、一般に、生成するエポキ
シ樹脂(c)のエポキシ当量が400〜5000、特に
500〜2000の範囲内となるまで行なわれる。
【0029】上記反応におけるジエポキシド化合物
(a)、ビスフェノールA型エポキシ樹脂及びビスフェ
ノール類(b)の使用割合は、厳密に制限されるもので
はなく、使用するこれらの成分の種類等に応じて変える
ことができるが、ジエポキシド化合物(a)は、一般に
は、これを含む上記3成分の合計固形分量を基準にし
て、5〜50重量%、特に10〜40重量%の範囲内が
好ましい。また、ビスフェノールA型エポキシ樹脂とビ
スフェノール類(b)との使用比率は、一般には、これ
ら両成分の合計固形分量を基準にして、ビスフェノール
A型エポキシ樹脂は50〜95重量%、特に60〜80
重量%の範囲内、そしてビスフェノール類(b)は50
〜5重量%、特に40〜20重量%の範囲内とすること
ができる。
【0030】かくして得られるエポキシ樹脂(c)は、
通常、800〜10000、特に1000〜4000の
範囲内の数平均分子量を有するものであることができ
る。
【0031】該エポキシ樹脂(c)は次いで前記式(I
II)の環状エステル(d)と反応せしめられる。ここ
で使用する環状エステル(d)としては、例えば、δ−
バレロラクトン、ε−カプロラクトン、ξ−エナラクト
ン、η−カプロラクトン、γ−バレロラクトン、δ−カ
プロラクトン、ε−エナラクトン、ξ−カプリロラクト
ン等が挙げられ、特に、炭素原子数6〜8個で、すなわ
ちpが4〜6の整数で且つR2が水素原子である環状エ
ステル化合物が好適である。
【0032】上記エポキシ樹脂(c)と環状エステル
(d)との反応において、環状エステル(d)は開環し
てエポキシ樹脂(c)中の2級水酸基と反応し、活性の
高い1級水酸基を生成すると共に、ラクトンに基因する
メチレン鎖部分はエポキシ樹脂(c)に可とう性と官能
性を付与するものと推測される。
【0033】エポキシ樹脂(c)と反応させるべき環状
エステル(d)の量は、厳密に制限されるものではない
が、一般的には、この反応によって得られる変性エポキ
シ樹脂(e)中の該環状エステルに由来する製造単位の
含有量(固形分)が1〜50重量%、特に5〜20重量
%の範囲内となるような量とすることが好ましい。
【0034】エポキシ樹脂(c)と環状エステル(d)
との反応は、通常溶媒を用いることなく、場合により窒
素のような不活性雰囲気中で、適宜、ジブチルスズオキ
サイド、ジオクチルスズオキサイド、テトラブチルチタ
ネート等の触媒の存在下に、約120〜約200℃、好
ましくは約150〜約180℃の温度において行なうこ
とができる。該反応は、経時的に反応混合物をサンプリ
ングし、その赤外吸収スペクトル測定未反応環状エステ
ル(d)の量を追跡し、環状エステル(d)の反応率が
90%以上、好ましくは95%以上となった時点で終了
させることができる。
【0035】本発明に従えば、かくして得られるラクト
ン変性エポキシ樹脂(e)は、さらに、活性水素を有す
るアミン化合物と反応せしめられる。
【0036】該活性水素を有するアミン化合物として
は、例えば、メチルアミン、エチルアミン、n−プロピ
ルアミン、イソプロピルアミン等のアルキルアミンやエ
タノールアミン、n−プロパノールアミン、イソプロパ
ノールアミン等のアルカノールアミンのような第1級モ
ノアミン化合物;ジエチルアミン、ジ−n−ブチルアミ
ン、ジ−n−プロピルアミン等のジアルキルアミンやジ
エタノールアミン、ジ−n−プロパノールアミン、ジイ
ソプロパノールアミン等のジアルカノールアミンやN−
メチルエタノールアミン、N−エチルエタノールアミン
等のN−アルキルアルカノールアミンのような第2級モ
ノアミン化合物;エチレンジアミンのようなアルキレン
ジアミン、ジエチレントリアミンのようなポリアルキレ
ンポリアミン、ヒドロキシエチルアミノエチルアミンの
ようなヒドロキシアルキルアミノアルキルアミン、エチ
ルアミノエチルアミン、メチルアミノプロピルアミン、
ジメチルアミノエチルアミン、ジメチルアミノプロピル
アミンのようなモノ−もしくはジ−アルキルアミノアル
キルアミン等の第1級及び/または第2級ポリアミン化
合物などが挙げられる。これらの中、特に、ジエタノー
ルアミン、N−メチルエタノールアミンが好適である。
【0037】これらのアミン化合物はそのまま前記のラ
クトン変性エポキシ樹脂(e)と、好ましくは例えば、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ブチル
セロソルブ、ブタノールなどのケトン系、エステル系、
アルコール系等の有機溶媒中で、約30〜約150℃、
特に約80〜約120℃の温度で1〜5時間程度反応さ
れることにより、目的とする変性エポキシ−ポリアミン
樹脂(f)に変えることができるが、アミン化合物とし
て第1級アミンやN−ヒドロキシアルキル基を有する第
2級アミンを使用する場合には、一般に、これらのアミ
ン類を予めケトン、アルデヒドまたはカルボン酸と常法
に従い、例えば、約100〜約230℃の温度に加熱す
ることにより反応させてアルジミン、ケチミン、オキサ
ゾリンまたはイミダゾリンに変えた後、ラクトン変性エ
ポキシ樹脂(e)と、例えば、好ましくは前述の如き有
機溶媒中で、約80〜約200℃、特に約80〜約12
0℃の温度で1〜5時間程度反応させることによって、
目的とする変性エポキシ−ポリアミン樹脂(f)を製造
することが望ましい。
【0038】上記反応におけるラクトン変性エポキシ樹
脂(e)に対するアミン化合物の使用量は、厳密に制限
されるものではなく、該ラクトン変性エポキシ樹脂の種
類や目的生成物である変性エポキシ−ポリアミン樹脂に
望まれる物性等に応じて変えることができるが、一般に
は、最終生成物たる変性エポキシ−ポリアミン樹脂
(f)のアミン価が15〜100、特に20〜70の範
囲内となるような量とするのが望ましい。変性エポキシ
−ポリアミン樹脂(f)のアミン価が15より小さい
と、該樹脂の水分散性が低下し、また逆に100より大
きいと、該樹脂を用いて形成される被膜の耐水性が悪く
なる、という傾向がみられる。
【0039】以上の如くして製造される変性エポキシ−
ポリアミン樹脂(f)は、一般に、前記式(I)または
(II)のジエポキシド化合物(a)に由来するアルキ
レンオキシドまたはアルキレングリコール構造単位を3
〜40重量%、好ましくは5〜20重量%の範囲内で含
有することができる。
【0040】また、本発明に従う変性エポキシ−ポリア
ミン樹脂(f)は、前記環状エステル(d)に由来する
構造単位を一般に5〜30重量%、好ましくは5〜20
重量%の範囲内で含有することができる。
【0041】さらに、変性エポキシ−ポリアミン樹脂
(f)は、通常、1000〜20000、好ましくは1
500〜10000の範囲内の数平均分子量を有するこ
とができ、また前述したとおり、15〜100、特に2
0〜70の範囲内のアミン価を有することが好ましい。
【0042】本発明の別の態様によれば、前述の如くし
て、ジエポキシド化合物(a)及びビスフェノールA型
エポキシ樹脂にビスフェノール類(b)を反応させ、得
られるエポキシ樹脂(c)に環状エステル(d)を反応
させてラクトン変性エポキシ樹脂(e)とした後、活性
水素を有するアミン化合物と反応させる前に、該ラクト
ン変性エポキシ樹脂(e)に部分ブロックイソシアネー
ト化合物(h)を反応させ、次いで活性水素を有するア
ミン化合物と反応させることによって、目的とする変性
エポキシ−ポリアミン樹脂(f)に変えることができ
る。
【0043】上記態様において使用される部分ブロック
イソシアネート化合物(h)は、ブロック化率が20〜
80%、好ましくは40〜70%の範囲内にあるもので
あり、そのような部分ブロックポリイソシアネート化合
物は、例えば、ポリイソシアネート化合物をイソシアネ
ートブロック剤と、ポリイソシアネート化合物中のイソ
シアネート基の数/イソシアネートブロック剤中の活性
水素の数の比が1/0.5〜1/0.95、好ましいは1
/0.6〜1/0.9の範囲内となるような割合で反応さ
せることにより得ることができる。
【0044】ここで「ブロック化率」とは、ポリイソシ
アネート化合物中のイソシアネート基をブロック剤の活
性水素と反応させた場合、ポリイソシアネート化合物中
の反応前の全イソシアネート基の数に対する反応後のブ
ロックされたイソシアネート基の数の割合をいう。
【0045】ポリイソシアネート化合物は1分子中に少
なくとも2個のイソシアネート基を有する化合物であ
り、その具体例としては、例えば、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート、イソホロンジイソシアネート、水素化ジ
フェニルメタンジイソシアネートのような脂肪族もしく
は脂環式ポリイソシアネート化合物;トリレンジイソシ
アネート、ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアネ
ートなどの芳香族ポリイソシアネート等が挙げられ、中
でもイソホロンジイソシアネート、ジフェニルメタン−
4,4′−ジイソシアネートが好適である。これらは単
独でまたは2種以上組み合わせて使用することができ
る。
【0046】一方、イソシアネートブロック剤は、ポリ
イソシアネート化合物のイソシアネート基に一時的に付
加してブロックする機能を有する活性水素含有化合物で
あり、そして該付加によって生成する部分ブロックイソ
シアネート化合物(h)は、常温においては安定であり
且つ約140℃〜約250℃に加熱すると、ブロック剤
を解離して遊離のイソシアネート基を再生しうるもので
あることができる。
【0047】このような条件を満たすブロック剤として
は、例えば、ε−カプロラクタム、γ−ブチロラクタム
などのラクタム系化合物;メチルエチルケトオキシム、
シクロヘキサノンオキシムなどのオキシム系化合物;フ
ェノール、パラ−t−ブチルフェノール、クレゾールな
どのフェノール系化合物;n−ブタノール、2−エチル
ヘキサノールなどの脂肪族アルコール類;フェニルカル
ビノール、メチルフェニルカルビノールなどの芳香族ア
ルキルアルコール類;エチレングリコールモノブチルエ
ーテルなどのエーテルアルコール系化合物等が挙げられ
る。
【0048】上記部分ブロックイソシアネート化合物
(h)と変性エポキシ樹脂(e)との反応比率は、化合
物(h)/樹脂(e)の固形分重量比で、一般に1/2
0〜1/1、好ましくは1/10〜1/2.5の範囲内
とすることができる。
【0049】部分ブロックイソシアネート化合物(h)
と変性エポキシ樹脂(e)との反応は、例えば、これら
両成分を、好ましくはメチルエチルケトンやメチルイソ
ブチルケトンのようなケトン系;キシレンやトルエンの
ような炭化水素系等の有機溶媒中で、約50〜約120
℃の温度において、実質的に遊離イソシアネート基が検
出されなくなるまで反応させることにより行なうことが
できる。
【0050】本発明のさらに別の態様によれば、前述の
如く、ジエポキシド化合物(a)及びビスフェノールA
型エポキシ樹脂にビスフェノール類(b)を反応させ、
得られるエポキシ樹脂(c)に環状エステル(d)を反
応させた後、得られるラクトン変性エポキシ樹脂(e)
に活性水素を有するアミン化合物を反応させることによ
り得られる変性エポキシ−ポリアミン樹脂(f)に、さ
らに、前記の如き部分ブロックイソシアネート化合物
(h)を反応させて、ウレタン変性エポキシ−ポリアミ
ン樹脂(g)とすることもできる。
【0051】部分ブロックイソシアネート化合物(h)
と変性エポキシ−ポリアミン樹脂(f)との反応比率
は、化合物(h)/樹脂(f)の固形分重量比で、一般
に1/20〜1/1、好ましくは1/10〜1/2.5
の範囲内とすることができる。
【0052】部分ブロックイソシアネート化合物(h)
と変性エポキシ−ポリアミン樹脂(f)との反応は、例
えば、部分ブロックイソシアネート化合物(h)と変性
エポキシ樹脂(e)との反応について前述したと同様の
条件下で実施することができる。
【0053】以上に述べた如くして得られる変性エポキ
シ−ポリアミン樹脂(f)及びウレタン変性エポキシ−
ポリアミン樹脂(g)は、分子中に可塑性成分であるア
ルキレンオキシド(またはアルキレングリコール)構造
単位と硬質のビスフェノール構造単位とが比較的短い間
隔で繰り返す構造を有しているため、低有機溶剤ないし
無有機溶剤下においても電着特性の低下なく電着塗装す
ることができ、また、側鎖に環状エステルに由来する活
性の高い第1級水酸基を有しているため、鉛化合物を配
合しなくても十分な防食性を有する塗膜を形成すること
ができる等の利点があり、したがって、変性エポキシ−
ポリアミン樹脂(f)及びウレタン変性エポキシ−ポリ
アミン樹脂(g)は、被覆用樹脂組成物、特にカチオン
電着塗料用樹脂組成物における基体樹脂成分として有利
に使用することができる。
【0054】変性エポキシ−ポリアミン樹脂(f)また
はウレタン変性エポキシ−ポリアミン樹脂(g)を被覆
用樹脂組成物において使用する場合、これらの樹脂は外
部架橋剤と併用することができる。併用しうる外部架橋
剤としては、上記樹脂中の反応性官能基(例えば、1級
もしくは2級水酸基)と反応しうる架橋性官能基(例え
ば、ブロックイソシアネート基)を1分子中に少なくと
も2個有する化合物、例えば、ブロックポリイソシアネ
ート化合物、ポリアミンのβ−ヒドロキシカルバミン酸
エステル、マロン酸エステル誘導体、メチロール化メラ
ミン、メチロール化尿素等を挙げることができる。
【0055】変性エポキシ−ポリアミン樹脂(f)また
はウレタン変性エポキシ−ポリアミン樹脂(g)とこれ
らの外部架橋剤との配合比率(固形分比)は、通常、1
00/0〜60/40、特に90/10〜60/40の
範囲内であることが好ましい。
【0056】本発明に従う変性エポキシ−ポリアミン樹
脂(f)またはウレタン変性エポキシ−ポリアミン樹脂
(g)を含んでなる樹脂組成物は、特に、カチオン電着
塗料用樹脂としてカチオン電着塗料浴の調製のために有
利に使用することができる。その調製はそれ自体既知の
方法で行なうことができ、例えば、かかる樹脂を適宜の
酸、例えば硼酸、リン酸、硫酸、塩酸等の無機酸;ある
いは乳酸、酢酸、ギ酸等の有機酸を単独でまたは2種以
上併用して中和し、十分に撹拌、混合しながら水を添加
することにより、水中に安定に溶解もしくは分散せし
め、次いで必要に応じて、カーボンブラック、チタン
白、ベンガラのような着色顔料;クレー、タルクのよう
な体質顔料;クロム酸ストロンチウムなどの防錆顔料;
あるいは更に他の添加剤を混練することによって行なう
ことができる。配合し得る他の添加剤としては、例え
ば、分散剤又は塗面のハジキ防止剤としての少量の非イ
オン系界面活性剤;硬化促進剤(例えば、ビスマス、ス
ズ、亜鉛、鉄、アルミニウムなどの金属の塩及び/又は
イミダゾリン化合物、イミダゾール類、ホスフィン類、
4級ホスホニウム塩)等が挙げられる。
【0057】このようにして調製されるカチオン電着塗
料浴を用い、電導性被塗物を陰極として、通常のカチオ
ン電着塗装におけるのと同様の方法で電着塗装を行な
い、水洗後、約150〜約200℃の温度で約10分〜
約40分間焼き付けることにより、優れた塗膜性能を持
つ硬化塗膜を得ることができる。
【0058】かくして、本発明により提供される被覆用
樹脂組成物は、例えば、自動車ボデーの下塗、工業用部
品、家電製品の塗装等の分野で広範囲に使用することが
できる。
【0059】
【実施例】以下、実施例により本発明をより具体的に説
明する。以下、単に「部」及び「%」とあるのは、それ
ぞれ「重量部」及び「重量%」を表わす。
【0060】製造例1 撹拌機、温度計、窒素導入管及び還流冷却器を取り付け
たフラスコに、エポキシ当量が約340で且つプロピレ
ンオキシドの合計付加モル数が2〜3のプロピレンオキ
シド変性ビスフェノールAジグリシジルエーテル340
部、ビスフェノールA342部、エポキシ当量が約19
0のビスフェノールAジグリシジルエーテル570部及
びジメチルベンジルアミン0.35部を仕込み、160
℃でエポキシ当量が1,252になるまで反応を行なっ
た。ついで、ε−カプロラクトン125部及びテトラブ
トキシチタン0.025部を加え、170℃に昇温し、
この温度を保ちながら経時でサンプリングを行い、赤外
吸収スペクトル測定にて未反応ε−カプロラクトン量を
追跡し、反応率が98%以上になった時点で、メチルイ
ソブチルケトン241.2部、ジエタノールアミン84
部及び純度80%のジエチレントリアミンのメチルイソ
ブチルケトンジケチミンのメチルイソブチルケトン溶液
53.4部を加え、80℃で4時間反応後、メチルイソ
ブチルケトン250部で希釈し、樹脂固形分75%及び
アミン価44.4の変性エポキシ−ポリアミン樹脂を得
た。
【0061】製造例2 撹拌機、温度計、窒素導入管及び還流冷却器を取り付け
たフラスコに、エポキシ当量が約300のポリプロピレ
ンオキシドジグリシジルエーテルを300部、ビスフェ
ノールA285部、エポキシ当量が約190のビスフェ
ノールAジグリシジルエーテル570部及びジメチルベ
ンジルアミン0.3部を仕込み、160℃でエポキシ当
量が955.3になるまで反応を行なった。ついで、ε
−カプロラクトン100部及びテトラブトキシチタン
0.02部を加え、170℃に昇温し、この温度を保ち
ながら経時でサンプリングを行い、赤外吸収スペクトル
測定にて未反応ε−カプロラクトン量を追跡し、反応率
が98%以上になった時点で、メチルイソブチルケトン
200部、ジエタノールアミン84部及び純度80%の
ジエチレントリアミンのメチルイソブチルケトンジケチ
ミンのメチルイソブチルケトン溶液53.4部を加え、
80℃で4時間反応後、メチルイソブチルケトン200
部で希釈し、樹脂固形分75%及びアミン価54.2の
変性エポキシ−ポリアミン樹脂を得た。
【0062】製造例3 撹拌機、温度計、窒素導入管及び還流冷却器を取り付け
たフラスコにトリレンジイソシアネート200部を仕込
み、これに2−エチルヘキサノール149.4部を、反
応温度が80〜100℃になるように、冷却しながら、
徐々に滴下してブロックイソシアネートを合成した。
【0063】製造例4 撹拌機、温度計、窒素導入管及び還流冷却器を取り付け
たフラスコに、エポキシ当量が約340で且つプロピレ
ンオキシドの合計付加モル数が2〜3のプロピレンオキ
シド変性ビスフェノールAジグリシジルエーテル340
部、ビスフェノールA228部、エポキシ当量が約19
0のビスフェノールAジグリシジルエーテル390部及
びジメチルベンジルアミン0.3部を仕込み、160℃
でエポキシ当量が958になるまで反応を行なった。つ
いで、ε−カプロラクトン100部及びテトラブトキシ
チタン0.02部を加え、170℃に昇温し、この温度
を保ちながら経時でサンプリングを行い、赤外吸収スペ
クトル測定にて未反応ε−カプロラクトン量を追跡し、
反応率が98%以上になった時点で、メチルイソブチル
ケトン241.1部を仕込み、ついで製造例3で得たブ
ロックイソシアネート152部を加え、窒素気流下に1
00℃で赤外吸収スペクトル測定にてイソシアネート基
の吸収がなくなるまで反応させた後、ジエタノールアミ
ン84部及び純度80%のジエチレントリアミンのメチ
ルイソブチルケトンジケチミンのメチルイソブチルケト
ン溶液53.4部を加え、80℃で4時間反応後、メチ
ルイソブチルケトン194.2部で希釈し、樹脂固形分
75%及びアミン価50.0のウレタン変性エポキシ−
ポリアミン樹脂を得た。
【0064】製造例5 撹拌機、温度計、窒素導入管及び還流冷却器を取り付け
たフラスコに、ビスフェノールA285部、エポキシ当
量が約190のビスフェノールAジグリシジルエーテル
665部及びジメチルベンジルアミン0.35部を仕込
み、160℃でエポキシ当量が950になるまで反応を
行なった。ついで、ε−カプロラクトン100部及びテ
トラブトキシチタン0.02部を加え、170℃に昇温
し、この温度を保ちながら経時でサンプリングを行い、
赤外吸収スペクトル測定にて未反応ε−カプロラクトン
量を追跡し、反応率が98%以上になった時点で、メチ
ルイソブチルケトン241.2部、ジエタノールアミン
84部及び純度80%のジエチレントリアミンのメチル
イソブチルケトンジケチミンのメチルイソブチルケトン
溶液53.4部を加え、80℃で4時間反応後、メチル
イソブチルケトン140.9部で希釈し、樹脂固形分7
5%、アミン価56.7の変性エポキシ−ポリアミン樹
脂を得た。
【0065】製造例6 撹拌機、温度計、窒素導入管及び還流冷却器を取り付け
たフラスコに、エポキシ当量が約340で且つプロピレ
ンオキシドの合計付加モル数が2〜3のプロピレンオキ
シド変性ビスフェノールAジグリシジルエーテル340
部、ビスフェノールA342部、エポキシ当量約190
のビスフェノールAジグリシジルエーテル570部及び
ジメチルベンジルアミン0.35部を仕込み、160℃
でエポキシ当量が1,252になるまで反応を行なっ
た。ついで、メチルイソブチルケトン241.2部、ジ
エタノールアミン84部及び純度80%のジエチレント
リアミンのメチルイソブチルケトンジケチミンのメチル
イソブチルケトン溶液53.4部を加え、80℃で4時
間反応後、メチルイソブチルケトン208.2部で希釈
し、樹脂固形分75%及びアミン価48.5の変性エポ
キシ−ポリアミン樹脂を得た。
【0066】実施例1〜3及び比較例1、2 上記の製造例1〜6で得られた5種の基体樹脂溶液のそ
れぞれに、メチルエチルケトオキシムブロックイソホロ
ンジイソシアネートをブロックイソシアネート基が変性
エポキシ−ポリアミン樹脂中の1級水酸基及び1級アミ
ノ基の合計量とほぼ等当量になるように配合した。
【0067】また、上記のように配合した樹脂組成物の
固形分100重量部に対してポリプロピレングリコール
SANYO CHEMICAL INDUSTRIES,LTD.SANNIX(三洋化成
(株)社製、サンニックスPP4000)1部及び酢酸
1.6部を加え、60℃まで加温し撹拌しながら脱イオ
ン水を徐々に加えて水分散化させ、樹脂固形分30%の
安定性良好なエマルションを得た。
【0068】このエマルションを減圧操作のできるフラ
スコに仕込み、50℃で実質的にメチルイソブチルケト
ンがなくなるまで減圧蒸発処理し、その後脱イオン水に
より樹脂固形分30%に再調整した。
【0069】このようにして得た水性エマルションの樹
脂固形分100重量部に対し、チタン白13部、カーボ
ン黒0.3部、クレー3部、ジブチル錫オキサイド2部
及びノニオン界面活性剤(商品名:ノイゲン(NOIGEN)
142B、第一工業製薬(株)社製(DAI-ICHI KOGYO S
EIYAKU CO.,LTD.))1部を加え、ボールミルで粒度1
0μm以下になるまで顔料分散を行った後、さらに脱イ
オン水で固形分20%となるよう希釈した。
【0070】上記のようにして得た5種の希釈塗料を用
い、無処理鋼板に、固形分濃度20%、浴温28℃、電
圧250Vで3分間通電することによりカチオン電着塗
装を行なった。これらの電着板を160℃で20分間焼
き付けた後、塗面評価及び防食性試験を行った。樹脂配
合及び試験結果を下記表1に示す。
【0071】表1における(注)の意味は下記のとおり
である。 (注1) 250Vで3分間通電した時の電着塗膜厚 (注2) 素地に達するように電着塗膜にナイフでクロ
スカット傷を入れ、これについてJIS Z2371の
記載に従い480時間塩水噴霧試験を行ない、ナイフ傷
からの錆、フクレ巾(mm)を測定した。
【0072】
【表1】

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)及び(II) 【化1】 式中、 R1は水素原子または炭素数1〜6のアルキル基を表
    し、 m及びnはそれぞれ0以上の数であり且つmとnの合計
    は1〜20の範囲内にあり、 xは1〜9の整数であり、 yは1〜50の数である、で示される化合物よりなる群
    から選ばれるジエポキシド化合物(a)及びエポキシ当
    量が170〜500のビスフェノールA型エポキシ樹脂
    を、ビスフェノール類(b)と反応させ、得られるエポ
    キシ樹脂(c)に、下記一般式(III) 【化2】 式中、 R2は水素原子またはメチル基を表し、 pは3〜6の整数である、で示される環状エステル
    (d)を反応させ、そして得られる変性エポキシ樹脂
    (e)にさらに、活性水素を有するアミン化合物を反応
    させることにより得られる変性エポキシ−ポリアミン樹
    脂(f)を含んでなる被覆用樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 ジエポキシド化合物(a)がR1がメチ
    ルである式(I)または(II)の化合物である請求項
    1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 ジエポキシド化合物(a)がmとnの合
    計が2〜10の範囲内にある式(I)の化合物またはx
    が1〜6の範囲内の整数であり且つyが5〜20の範囲
    内の数である式(II)の化合物である請求項1に記載
    の組成物。
  4. 【請求項4】 ビスフェノールA型エポキシ樹脂が20
    0〜400の範囲内のエポキシ当量を有するものである
    請求項1に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 ビスフェノールA型エポキシ樹脂が34
    0〜1500の範囲内の数平均分子量を有するものであ
    る請求項1に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 ビスフェノールA型エポキシ樹脂が下記
    式(VI) 【化3】 式中、qは0〜5の範囲内の数である、で示されるもの
    である請求項1に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 ビスフェノール類(b)がビス(4−ヒ
    ドロキシフェニル)−2,2−プロパン、ビス(4−ヒ
    ドロキシフェニル)−1,1−エタン及びビス(4−ヒ
    ドロキシフェニル)メタンよりなる群から選ばれるもの
    である請求項1に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 ビスフェノール類(b)がビス(4−ヒ
    ドロキシフェニル)−2,2−プロパンである請求項1
    に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 エポキシ樹脂(c)が400〜5000
    の範囲内のエポキシ当量を有する請求項1に記載の組成
    物。
  10. 【請求項10】 エポキシ樹脂(c)が800〜100
    00の範囲内の数平均分子量を有する請求項1に記載の
    組成物。
  11. 【請求項11】 環状エステル(d)がδ−バレロラク
    トン、ε−カプロラクトン、ξ−エナラクトン、η−カ
    プロラクトン、γ−バレロラクトン、δ−カプロラクト
    ン、ε−エナラクトン及びξ−カプリロラクトンよりな
    る群から選ばれる請求項1に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 環状エステル(d)がR2が水素原子
    であり且つpが4〜6の整数である式(III)の化合
    物である請求項1に記載の組成物。
  13. 【請求項13】 変性エポキシ樹脂(e)が環状エステ
    ル(d)に由来する構造単位を1〜50重量%含有する
    請求項1に記載の組成物。
  14. 【請求項14】 活性水素を有するアミン化合物が第1
    級モノアミン化合物、第2級モノアミン化合物、並びに
    第1級及び/又は第2級ポリアミン化合物よりなる群か
    ら選ばれる請求項1に記載の組成物。
  15. 【請求項15】 活性水素を有するアミン化合物がジエ
    タノールアミンまたはN−メチルエタノールアミンであ
    る請求項1に記載の組成物。
  16. 【請求項16】 変性エポキシ−ポリアミン樹脂(f)
    が15〜100の範囲内のアミン価を有する請求項1に
    記載の組成物。
  17. 【請求項17】 変性エポキシ−ポリアミン樹脂(f)
    がジエポキシド化合物(a)に由来するアルキレンオキ
    シドまたはアルキレングリコール構造単位を3〜40重
    量%含有する請求項1に記載の組成物。
  18. 【請求項18】 変性エポキシ−ポリアミン樹脂(f)
    が環状エステル(d)に由来する構造単位を5〜30重
    量%含有する請求項1に記載の組成物。
  19. 【請求項19】 変性エポキシ−ポリアミン樹脂(f)
    が1000〜20000の範囲内の数平均分子量を有す
    る請求項1に記載の組成物。
  20. 【請求項20】 ジエポキシド化合物(a)及びビスフ
    ェノールA型エポキシ樹脂にビスフェノール類(b)を
    反応させ、得られるエポキシ樹脂(c)に環状エステル
    (d)を反応させてラクトン変性エポキシ樹脂(e)と
    した後、活性水素を有するアミン化合物と反応させる前
    に、該ラクトン変性エポキシ樹脂(e)に部分ブロック
    イソシアネート化合物(h)を反応させる請求項1に記
    載の組成物。
  21. 【請求項21】 部分ブロックイソシアネート化合物
    (h)がブロック化率が20〜80%の範囲内にあるも
    のである請求項20に記載の組成物。
  22. 【請求項22】 部分ブロックイソシアネート化合物
    (h)がイソホロンジイソシアネートまたはジフェニル
    メタン−4,4′−ジイソシアネートを部分ブロック化
    したものである請求項20に記載の組成物。
  23. 【請求項23】 部分ブロックイソシアネート化合物
    (h)をラクトン変性エポキシ樹脂(e)と、化合物
    (h)/樹脂(e)の固形分重量比が1/20〜1/1
    の範囲内となる割合で反応させる請求項20に記載の組
    成物。
  24. 【請求項24】 請求項1に記載の変性エポキシ−ポリ
    アミン樹脂(f)にさらに部分ブロックイソシアネート
    化合物(h)を反応させることにより得られるウレタン
    変性エポキシ−ポリアミン樹脂(g)を含んでなる被覆
    用樹脂組成物。
  25. 【請求項25】 部分ブロックイソシアネート化合物
    (h)を変性エポキシ−ポリアミン樹脂(f)と、化合
    物(h)/樹脂(f)の固形分重量比が1/20〜1/
    1の範囲内となる割合で反応させる請求項24に記載の
    組成物。
  26. 【請求項26】 外部架橋剤をさらに含有する請求項1
    または24に記載の組成物。
  27. 【請求項27】 請求項1または24に記載の組成物を
    含んでなるカチオン電着塗料用樹脂組成物。
  28. 【請求項28】 請求項1または24に記載の組成物を
    含んでなるカチオン電着塗料浴。
  29. 【請求項29】 請求項1または24に記載の組成物を
    用いて被覆された物品。
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