JP2000278197A - 中継放送システム - Google Patents
中継放送システムInfo
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- JP2000278197A JP2000278197A JP8227699A JP8227699A JP2000278197A JP 2000278197 A JP2000278197 A JP 2000278197A JP 8227699 A JP8227699 A JP 8227699A JP 8227699 A JP8227699 A JP 8227699A JP 2000278197 A JP2000278197 A JP 2000278197A
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- transmission
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 送受信で同一の周波数を用いる中継放送所に
おいては、自局の送信電波が受信側に回り込み、この回
り込みの電力が親局からの受信電波の電力より大きくな
ると発振現象が発生し、良好な中継放送システムの構成
が困難になる。 【解決手段】 子局中継放送所50における受信電波5
2の電力を上げて、回込電波60の電力より高くするこ
とによって、回り込みによる発振現象を抑えるようにし
たものであり、受信電波52の電力を上げるために、親
局送信所10において、送信電波の一部を取り出し、中
継用送信電波21として主送信空中線14とは別に用意
した補助送信空中線18より、子局中継放送所50に向
けて送信するようにしている。
おいては、自局の送信電波が受信側に回り込み、この回
り込みの電力が親局からの受信電波の電力より大きくな
ると発振現象が発生し、良好な中継放送システムの構成
が困難になる。 【解決手段】 子局中継放送所50における受信電波5
2の電力を上げて、回込電波60の電力より高くするこ
とによって、回り込みによる発振現象を抑えるようにし
たものであり、受信電波52の電力を上げるために、親
局送信所10において、送信電波の一部を取り出し、中
継用送信電波21として主送信空中線14とは別に用意
した補助送信空中線18より、子局中継放送所50に向
けて送信するようにしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、中継放送所の受
信チャンネルと送信チャンネルに同一チャンネルを用い
た単一周波数ネットワーク(Sing1e Frequ
ency Network、以下SFNという)によっ
て放送中継網を構築可能な、TV、ラジオなどの中継放
送システムに関するものである。
信チャンネルと送信チャンネルに同一チャンネルを用い
た単一周波数ネットワーク(Sing1e Frequ
ency Network、以下SFNという)によっ
て放送中継網を構築可能な、TV、ラジオなどの中継放
送システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は例えば文献「テレビ放送波中継に
おける同一周波数送受信空中線間結合量測定〜SFNの
実現性〜」(電子情報通信学会技術報告資料 OSC9
6−128(1997−03) 社団法人 電子情報通
信学会)の図3に示された、従来の中継放送システムの
構成をモデル化して示したブロック図である。なお、一
般的にTV放送とFMラジオ放送とでは類似の中継放送
システム構成がとられるので、ここではTV放送の構成
について説明する。
おける同一周波数送受信空中線間結合量測定〜SFNの
実現性〜」(電子情報通信学会技術報告資料 OSC9
6−128(1997−03) 社団法人 電子情報通
信学会)の図3に示された、従来の中継放送システムの
構成をモデル化して示したブロック図である。なお、一
般的にTV放送とFMラジオ放送とでは類似の中継放送
システム構成がとられるので、ここではTV放送の構成
について説明する。
【0003】図において、10は親局となるTV送信
所、11はTV送信局舎であり、12はTV送信装置、
13は空中線鉄塔、14は送信空中線、15はTV送信
装置12と送信空中線14とを結ぶ送信給電線、16は
送信空中線14から発射される送信電波である。また、
50は親局のTV送信所10から送信電波16を受信し
て再送信する子局としてのTV中継放送所、51はTV
中継放送局舎であり、52は親局からの受信電波、53
は受信空中線、54はTV中継放送装置、55は受信空
中線53とTV中継放送装置54を結ぶ受信給電線、5
6は空中線鉄塔、57は送信空中線、58はTV中継放
送装置54と送信空中線57とを結ぶ送信給電線、59
は送信空中線57から送出された送信電波、60は送信
空中線57から送出された電波のうち受信空中線53に
回り込む回込電波である。
所、11はTV送信局舎であり、12はTV送信装置、
13は空中線鉄塔、14は送信空中線、15はTV送信
装置12と送信空中線14とを結ぶ送信給電線、16は
送信空中線14から発射される送信電波である。また、
50は親局のTV送信所10から送信電波16を受信し
て再送信する子局としてのTV中継放送所、51はTV
中継放送局舎であり、52は親局からの受信電波、53
は受信空中線、54はTV中継放送装置、55は受信空
中線53とTV中継放送装置54を結ぶ受信給電線、5
6は空中線鉄塔、57は送信空中線、58はTV中継放
送装置54と送信空中線57とを結ぶ送信給電線、59
は送信空中線57から送出された送信電波、60は送信
空中線57から送出された電波のうち受信空中線53に
回り込む回込電波である。
【0004】次に動作について説明する。TV放送の電
波はTV送信所10において、その送信空中線14から
発射される。すなわちTV送信所10では、TV送信局
舎11の中に設置されたTV送信装置12で放送される
送信信号を作り、作成された送信信号を送信給電線15
を通して空中線鉄塔13の上部に取り付けられた送信空
中線14へ送り、当該送信空中線14より送信電波16
として発射する。この送信空中線14から発射された電
波は広範囲な地域にTV放送をサービスするが、親局と
なるTV送信所10から発射された送信電波16だけで
は、山影とか遠隔地等でサービスエリアとしてカバーで
きない地域が残る場合が多い。そこで、この様なTV送
信所10からの送信電波16でサービスできない地域を
サービスするために、TV送信所10からの送信電波1
6を受信し、その受信信号を増幅して再送信する子局と
してのTV中継放送所50が設置されている。
波はTV送信所10において、その送信空中線14から
発射される。すなわちTV送信所10では、TV送信局
舎11の中に設置されたTV送信装置12で放送される
送信信号を作り、作成された送信信号を送信給電線15
を通して空中線鉄塔13の上部に取り付けられた送信空
中線14へ送り、当該送信空中線14より送信電波16
として発射する。この送信空中線14から発射された電
波は広範囲な地域にTV放送をサービスするが、親局と
なるTV送信所10から発射された送信電波16だけで
は、山影とか遠隔地等でサービスエリアとしてカバーで
きない地域が残る場合が多い。そこで、この様なTV送
信所10からの送信電波16でサービスできない地域を
サービスするために、TV送信所10からの送信電波1
6を受信し、その受信信号を増幅して再送信する子局と
してのTV中継放送所50が設置されている。
【0005】なお、このTV中継放送所50としては多
様な構成が実施されているが、図8に示したTV中継放
送所50は、上記文献「テレビ放送波中継における同一
周波数送受信空中線間結合量測定〜SFNの実現性〜」
(電子情報通信学会技術報告資料 OCS96−128
(1997−03))に示されるような代表的な構成を
示している。すなわち、TV中継放送所50にはTV中
継放送局舎51があり、その近くの親局となるTV送信
所10からの受信電波52を受信し易い個所に受信空中
線53を設置している。この受信空中線53とTV中継
放送装置54との間を受信給電線55で結び、受信電波
52をTV中継放送装置54へ導いている。TV中継放
送装置54では、受信したTV放送信号のチャンネル変
換および増幅を行ない、その出力を送信給電線58を通
して、空中線鉄塔56の上部に設置した送信空中線57
に導いている。
様な構成が実施されているが、図8に示したTV中継放
送所50は、上記文献「テレビ放送波中継における同一
周波数送受信空中線間結合量測定〜SFNの実現性〜」
(電子情報通信学会技術報告資料 OCS96−128
(1997−03))に示されるような代表的な構成を
示している。すなわち、TV中継放送所50にはTV中
継放送局舎51があり、その近くの親局となるTV送信
所10からの受信電波52を受信し易い個所に受信空中
線53を設置している。この受信空中線53とTV中継
放送装置54との間を受信給電線55で結び、受信電波
52をTV中継放送装置54へ導いている。TV中継放
送装置54では、受信したTV放送信号のチャンネル変
換および増幅を行ない、その出力を送信給電線58を通
して、空中線鉄塔56の上部に設置した送信空中線57
に導いている。
【0006】送信空中線57ではこのTV中継放送装置
54から送信給電線58を通して受け取った送信信号を
送信電波59として発射する。その時、この送信電波5
9の一部が回込電波60として受信側に回り込み、受信
空中線53で受信される。このような構成においては、
子局であるTV中継放送所50では、親局であるTV送
信所10と当該TV中継放送所50の両方からの電波が
受信され、これら両電波の干渉による画質劣化を生ずる
ので、子局のTV中継放送所50の送信チャンネルを受
信チャンネルから変更する必要がある。
54から送信給電線58を通して受け取った送信信号を
送信電波59として発射する。その時、この送信電波5
9の一部が回込電波60として受信側に回り込み、受信
空中線53で受信される。このような構成においては、
子局であるTV中継放送所50では、親局であるTV送
信所10と当該TV中継放送所50の両方からの電波が
受信され、これら両電波の干渉による画質劣化を生ずる
ので、子局のTV中継放送所50の送信チャンネルを受
信チャンネルから変更する必要がある。
【0007】ここで、OFDM(直交周波数分割多重)
変調方式を採用したデジタルTV放送等においては、一
般に親局のTV送信所10と子局のTV中継放送所50
の両方からの電波の干渉による画質劣化はないので、T
V中継放送所50の送信チャンネルを、その受信チャン
ネルと同一とするSFNによるシステムの構成が可能で
ある。なお、上記文献「テレビ放送波中継における同一
周波数送受信空中線間結合量測定〜SFNの実現性〜」
(電子情報通信学会技術報告資料 OCS96−128
(1997−03))によれば、図8のように構成され
たTV中継放送所50では、回込電波60の受信空中線
53への回り込み受信レベルは、送信空中線57より発
射される送信電波59の電力に比して70dB程度の減
衰であり、受信空中線53への回り込み信号の電力は、
親局のTV送信所10からの受信電波52の一般的な受
信入力電力60〜70dBμVに比べて、同等程度また
はそれ以上の電力となる。すなわち、TV中継放送所5
0では送信チャンネルを受信チャンネルと同一にする
と、自局の送信電波59の回り込みによって発振現象を
起こしてしまう。
変調方式を採用したデジタルTV放送等においては、一
般に親局のTV送信所10と子局のTV中継放送所50
の両方からの電波の干渉による画質劣化はないので、T
V中継放送所50の送信チャンネルを、その受信チャン
ネルと同一とするSFNによるシステムの構成が可能で
ある。なお、上記文献「テレビ放送波中継における同一
周波数送受信空中線間結合量測定〜SFNの実現性〜」
(電子情報通信学会技術報告資料 OCS96−128
(1997−03))によれば、図8のように構成され
たTV中継放送所50では、回込電波60の受信空中線
53への回り込み受信レベルは、送信空中線57より発
射される送信電波59の電力に比して70dB程度の減
衰であり、受信空中線53への回り込み信号の電力は、
親局のTV送信所10からの受信電波52の一般的な受
信入力電力60〜70dBμVに比べて、同等程度また
はそれ以上の電力となる。すなわち、TV中継放送所5
0では送信チャンネルを受信チャンネルと同一にする
と、自局の送信電波59の回り込みによって発振現象を
起こしてしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のTV中継放送シ
ステムは以上のように構成されているので、本来、SF
Nによるシステムの構築が可能な、OFDM変調方式を
採用したデジタルTV放送等でも、子局のTV中継放送
所50では自局の送信電波59による受信側への回込電
波60の電力が大きくなるため、子局のTV中継放送所
50自身で発振現象を生じてしまうことがあり、子局の
TV中継放送所50においては送信チャンネルを受信チ
ャンネルから変更することが必須の条件となって、SF
Nによる中継放送網の構築には実現上問題があり、ま
た、これを避けるためには、親局のTV送信所10から
の受信電波52の受信電力を上げて、自局の送信電波5
9による回込電波60の電力よりも大きな受信電力を得
るようにする必要があるが、子局のTV中継送信所50
の設置場所は、一般に、親局のTV送信所10からの電
波が弱いところに設置するものであるから、大きな受信
電力を得ることは困難であり、また受信空中線53の利
得を上げることも設置場所、設置コストの点から難し
く、回込電波60の電力よりも大きな受信電波52の電
力を得ることは困難になるなどの課題があった。
ステムは以上のように構成されているので、本来、SF
Nによるシステムの構築が可能な、OFDM変調方式を
採用したデジタルTV放送等でも、子局のTV中継放送
所50では自局の送信電波59による受信側への回込電
波60の電力が大きくなるため、子局のTV中継放送所
50自身で発振現象を生じてしまうことがあり、子局の
TV中継放送所50においては送信チャンネルを受信チ
ャンネルから変更することが必須の条件となって、SF
Nによる中継放送網の構築には実現上問題があり、ま
た、これを避けるためには、親局のTV送信所10から
の受信電波52の受信電力を上げて、自局の送信電波5
9による回込電波60の電力よりも大きな受信電力を得
るようにする必要があるが、子局のTV中継送信所50
の設置場所は、一般に、親局のTV送信所10からの電
波が弱いところに設置するものであるから、大きな受信
電力を得ることは困難であり、また受信空中線53の利
得を上げることも設置場所、設置コストの点から難し
く、回込電波60の電力よりも大きな受信電波52の電
力を得ることは困難になるなどの課題があった。
【0009】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、送受信に同一チャンネルを用いた
SFNによる中継放送網の構築が可能な中継放送システ
ムを得ることを目的とする。
めになされたもので、送受信に同一チャンネルを用いた
SFNによる中継放送網の構築が可能な中継放送システ
ムを得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る中継放送
システムは、親局送信所に、中継信号取出し手段を設け
るとともに、放送用送信電波を発射する主送信空中線と
は別の補助送信空中線を設け、送信装置の生成した送信
信号の一部を中継信号取出し手段で取り出し、それを中
継用送信電波として補助送信空中線より空間に発射する
ことにより、子局中継放送所において、自局の放送用送
信電波の受信空中線への回込電波の電力より高い電力
で、親局放送所からの電波の受信を可能としたものであ
る。
システムは、親局送信所に、中継信号取出し手段を設け
るとともに、放送用送信電波を発射する主送信空中線と
は別の補助送信空中線を設け、送信装置の生成した送信
信号の一部を中継信号取出し手段で取り出し、それを中
継用送信電波として補助送信空中線より空間に発射する
ことにより、子局中継放送所において、自局の放送用送
信電波の受信空中線への回込電波の電力より高い電力
で、親局放送所からの電波の受信を可能としたものであ
る。
【0011】この発明に係る中継放送システムは、送信
信号を、主送信空中線より放送用送信電波として発射さ
れる送信用出力信号と、補助送信空中線より中継用送信
電波として発射される中継用出力信号に分岐させる電力
分岐器によって、中継信号取出し手段を形成したもので
ある。
信号を、主送信空中線より放送用送信電波として発射さ
れる送信用出力信号と、補助送信空中線より中継用送信
電波として発射される中継用出力信号に分岐させる電力
分岐器によって、中継信号取出し手段を形成したもので
ある。
【0012】この発明に係る中継放送システムは、送信
信号の一部を取り出し、それを増幅して補助送信空中線
に中継用出力信号として供給する補助電力増幅部によっ
て、中継信号取出し手段を形成したものである。
信号の一部を取り出し、それを増幅して補助送信空中線
に中継用出力信号として供給する補助電力増幅部によっ
て、中継信号取出し手段を形成したものである。
【0013】この発明に係る中継放送システムは、補助
送信空中線を複数、親局送信所に持たせ、電力分岐器に
よる中継信号取出し手段により、主送信空中線より放送
用送信電波として発射される送信用出力信号と、各補助
送信空中線のそれぞれから中継用送信電波として発射さ
れる複数の中継用出力信号とに、送信信号を分岐させる
ようにしたものである。
送信空中線を複数、親局送信所に持たせ、電力分岐器に
よる中継信号取出し手段により、主送信空中線より放送
用送信電波として発射される送信用出力信号と、各補助
送信空中線のそれぞれから中継用送信電波として発射さ
れる複数の中継用出力信号とに、送信信号を分岐させる
ようにしたものである。
【0014】この発明に係る中継放送システムは、中継
信号取出し手段として、送信信号の一部を取り出して増
幅する補助電力増幅部と、その出力を複数の補助送信空
中線のそれぞれに供給される複数の中継用出力信号に分
配する電力分配器とで形成したものを用いるようにした
ものである。
信号取出し手段として、送信信号の一部を取り出して増
幅する補助電力増幅部と、その出力を複数の補助送信空
中線のそれぞれに供給される複数の中継用出力信号に分
配する電力分配器とで形成したものを用いるようにした
ものである。
【0015】この発明に係る中継放送システムは、中継
信号取出し手段として、送信装置の生成した送信信号の
一部を取り出して複数の信号に分配する分配器と、分配
された各信号をそれぞれ増幅して、中継用出力信号とし
て複数の補助送信空中線のそれぞれに供給する複数の補
助電力増幅部とで形成したものを用いるようにしたもの
である。
信号取出し手段として、送信装置の生成した送信信号の
一部を取り出して複数の信号に分配する分配器と、分配
された各信号をそれぞれ増幅して、中継用出力信号とし
て複数の補助送信空中線のそれぞれに供給する複数の補
助電力増幅部とで形成したものを用いるようにしたもの
である。
【0016】この発明に係る中継放送システムは、子局
中継放送所に、中継信号取出し手段としての送信信号分
岐器と中継送信空中線とを持たせ、その送信信号分岐器
にて送信信号を、送信空中線より放送用送信電波として
発射される送信用出力信号と、中継送信空中線より中継
用送信電波として発射される中継用出力信号とに分岐さ
せるようにしたものである。
中継放送所に、中継信号取出し手段としての送信信号分
岐器と中継送信空中線とを持たせ、その送信信号分岐器
にて送信信号を、送信空中線より放送用送信電波として
発射される送信用出力信号と、中継送信空中線より中継
用送信電波として発射される中継用出力信号とに分岐さ
せるようにしたものである。
【0017】この発明に係る中継放送システムは、子局
中継放送所の中継信号取出し手段として、送信信号の一
部を取り出して増幅し、中継用出力信号として中継送信
空中線に供給する補助電力増幅部を用いるようにしたも
のである。
中継放送所の中継信号取出し手段として、送信信号の一
部を取り出して増幅し、中継用出力信号として中継送信
空中線に供給する補助電力増幅部を用いるようにしたも
のである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による中
継放送システムの構成をモデル化して示したブロック図
である。図1において、10は親局送信所としてのTV
送信所であり、11は当該TV送信所10のTV送信局
舎である。12はこのTV送信局舎11内に配置され
て、放送される送信信号を生成する送信装置としてのT
V送信装置である。13はTV送信局舎11に設置され
た空中線鉄塔であり、14はこの空中線鉄塔13の上部
に取り付けられて、TV送信装置12からの送信信号に
基づく送信用出力信号を放送用送信電波16として空間
に発射する主送信空中線である。15はTV送信装置1
2と主送信空中線14とを結び、送信用出力信号を主送
信空中線14に伝送する送信給電線であり、16はこの
主送信空中線14から発射される前述の放送用送信電波
である。なお、これら各部は図8に同一符号を付して示
した従来のそれらに相当する部分である。
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による中
継放送システムの構成をモデル化して示したブロック図
である。図1において、10は親局送信所としてのTV
送信所であり、11は当該TV送信所10のTV送信局
舎である。12はこのTV送信局舎11内に配置され
て、放送される送信信号を生成する送信装置としてのT
V送信装置である。13はTV送信局舎11に設置され
た空中線鉄塔であり、14はこの空中線鉄塔13の上部
に取り付けられて、TV送信装置12からの送信信号に
基づく送信用出力信号を放送用送信電波16として空間
に発射する主送信空中線である。15はTV送信装置1
2と主送信空中線14とを結び、送信用出力信号を主送
信空中線14に伝送する送信給電線であり、16はこの
主送信空中線14から発射される前述の放送用送信電波
である。なお、これら各部は図8に同一符号を付して示
した従来のそれらに相当する部分である。
【0019】また、17はTV送信装置12の生成した
送信信号の一部を中継用出力信号として取り出す中継信
号取出し手段であり、この実施の形態1においては、T
V送信装置12の生成した送信信号を、主送信空中線1
4より放送用送信電波16として発射される送信用出力
信号と、後述する補助送信空中線より中継用送信電波と
して発射される中継用出力信号とに分岐させる電力分岐
器が用いられている。18はこの中継信号取出し手段と
しての電力分岐器17によって送信用出力信号と分岐さ
れた中継用出力信号を、中継用送信電波として空間に発
射する補助送信空中線である。19はTV送信装置12
と電力分岐器17とを接続する接続ケーブル、20は電
力分岐器17で分岐された中継用出力信号を補助送信空
中線18に給電する給電線であり、21は補助送信空中
線18より子局に向けて発射される前述の中継用送信電
波である。なお、電力分岐器17の主出力(送信用出力
信号)が送信給電線15を通して主送信空中線14に給
電されるのは、図8に示した従来の方式と同様である。
送信信号の一部を中継用出力信号として取り出す中継信
号取出し手段であり、この実施の形態1においては、T
V送信装置12の生成した送信信号を、主送信空中線1
4より放送用送信電波16として発射される送信用出力
信号と、後述する補助送信空中線より中継用送信電波と
して発射される中継用出力信号とに分岐させる電力分岐
器が用いられている。18はこの中継信号取出し手段と
しての電力分岐器17によって送信用出力信号と分岐さ
れた中継用出力信号を、中継用送信電波として空間に発
射する補助送信空中線である。19はTV送信装置12
と電力分岐器17とを接続する接続ケーブル、20は電
力分岐器17で分岐された中継用出力信号を補助送信空
中線18に給電する給電線であり、21は補助送信空中
線18より子局に向けて発射される前述の中継用送信電
波である。なお、電力分岐器17の主出力(送信用出力
信号)が送信給電線15を通して主送信空中線14に給
電されるのは、図8に示した従来の方式と同様である。
【0020】さらに、50はTV送信所10からの電波
を受信して再送信する子局中継放送所としてのTV中継
放送所であり、51は当該TV中継放送所50のTV中
継放送局舎である。52は親局のTV送信所10の主送
信空中線14および補助送信空中線18からの受信電波
であり、53はこの受信電波52を受信する受信空中線
である。54はこの受信空中線53で受信された受信電
波52を増幅して送信信号を生成する中継放送装置とし
てのTV中継放送装置であり、55は受信空中線53と
このTV中継放送装置54を結ぶ受信給電線である。5
6はTV中継放送局舎51に設置された空中線鉄塔であ
り、57は空中線鉄塔56の上部に取り付けられた送信
空中線、58はTV中継放送装置54とこの送信空中線
57を結ぶ送信給電線である。59は送信空中線57か
ら発射された放送用送信電波であり、60は送信空中線
57から発射された電波のうち、受信空中線53に回り
込む回込電波である。なお、これら各部も図8に同一符
号を付して示した従来のそれらに相当する部分である。
を受信して再送信する子局中継放送所としてのTV中継
放送所であり、51は当該TV中継放送所50のTV中
継放送局舎である。52は親局のTV送信所10の主送
信空中線14および補助送信空中線18からの受信電波
であり、53はこの受信電波52を受信する受信空中線
である。54はこの受信空中線53で受信された受信電
波52を増幅して送信信号を生成する中継放送装置とし
てのTV中継放送装置であり、55は受信空中線53と
このTV中継放送装置54を結ぶ受信給電線である。5
6はTV中継放送局舎51に設置された空中線鉄塔であ
り、57は空中線鉄塔56の上部に取り付けられた送信
空中線、58はTV中継放送装置54とこの送信空中線
57を結ぶ送信給電線である。59は送信空中線57か
ら発射された放送用送信電波であり、60は送信空中線
57から発射された電波のうち、受信空中線53に回り
込む回込電波である。なお、これら各部も図8に同一符
号を付して示した従来のそれらに相当する部分である。
【0021】次に動作について説明する。前述のよう
に、子局のTV中継放送所50において送信チャンネル
を受信チャンネルと同一とした場合、自局の放送用送信
電波59が回込電波60として受信空中線53に回り込
むことによって発振現象を起こしてしまう。これを避け
るため、この実施の形態1では、TV中継放送所50に
おけるTV送信所10からの受信電波52の受信電力
を、自局の回込電波60のレベルより大きくして、受信
チャンネルと同一の送信チャンネルをもつTV中継放送
所50においても、回込電波60による発振を押さえて
再送信を可能なものとしている。
に、子局のTV中継放送所50において送信チャンネル
を受信チャンネルと同一とした場合、自局の放送用送信
電波59が回込電波60として受信空中線53に回り込
むことによって発振現象を起こしてしまう。これを避け
るため、この実施の形態1では、TV中継放送所50に
おけるTV送信所10からの受信電波52の受信電力
を、自局の回込電波60のレベルより大きくして、受信
チャンネルと同一の送信チャンネルをもつTV中継放送
所50においても、回込電波60による発振を押さえて
再送信を可能なものとしている。
【0022】そのため、親局であるTV送信所10のT
V送信装置12が生成した放送すべき送信信号を、図1
に示すように、接続ケーブル19によって電力分岐器1
7に導き、この電力分岐器17で上記送信信号を、主送
信空中線14への放送用出力信号と、補助送信空中線1
8への中継用出力信号とに分岐する。すなわち、電力分
岐器17の主出力は放送用出力信号として、送信給電線
15を経由して主送信空中線14に導かれ、電力分岐器
17で一部分岐された分岐出力は中継用出力信号とし
て、給電線20を経由して補助送信空中線18に導かれ
る。
V送信装置12が生成した放送すべき送信信号を、図1
に示すように、接続ケーブル19によって電力分岐器1
7に導き、この電力分岐器17で上記送信信号を、主送
信空中線14への放送用出力信号と、補助送信空中線1
8への中継用出力信号とに分岐する。すなわち、電力分
岐器17の主出力は放送用出力信号として、送信給電線
15を経由して主送信空中線14に導かれ、電力分岐器
17で一部分岐された分岐出力は中継用出力信号とし
て、給電線20を経由して補助送信空中線18に導かれ
る。
【0023】補助送信空中線18はこの電力分岐器17
からの中継用出力信号を、中継用送信電波21として子
局のTV中継放送所50に向けて発射する。一般に、主
送信空中線14の空中線指向性パターンは広帯域ビーム
のものが使われているが、補助送信空中線18にはTV
中継放送所50の方向に送信ビームを絞った、空中線利
得の大きな空中線指向性パターンの空中線が使用されて
いる。
からの中継用出力信号を、中継用送信電波21として子
局のTV中継放送所50に向けて発射する。一般に、主
送信空中線14の空中線指向性パターンは広帯域ビーム
のものが使われているが、補助送信空中線18にはTV
中継放送所50の方向に送信ビームを絞った、空中線利
得の大きな空中線指向性パターンの空中線が使用されて
いる。
【0024】ここで、図8に示した従来の中継放送シス
テムにおいて、子局であるTV中継放送所50におけ
る、親局であるTV送信所10からの受信電波の受信電
力レベルPr1は、次に示す式(1)にて与えられる。 Pr1=Pt1+Gt1+Gr−Ld (1) ここで、Pt1;TV送信所10の送信電力 Gt1;主送信空中線14の空中線利得 Gr;受信空中線53の空中線利得 Ld;主送信空中線14と受信空中線53の間の伝搬損
失
テムにおいて、子局であるTV中継放送所50におけ
る、親局であるTV送信所10からの受信電波の受信電
力レベルPr1は、次に示す式(1)にて与えられる。 Pr1=Pt1+Gt1+Gr−Ld (1) ここで、Pt1;TV送信所10の送信電力 Gt1;主送信空中線14の空中線利得 Gr;受信空中線53の空中線利得 Ld;主送信空中線14と受信空中線53の間の伝搬損
失
【0025】一方、図1に示したこの実施の形態1によ
る中継放送システムにおいて、子局であるTV中継放送
所50における、親局であるTV放送所10の補助送信
空中線18から発射された電波の受信電力レベルPr2
は、次に示す式(2)にて与えられる。 Pr2=Pt2+Gt2+Gr−Ld (2) ここで、Pt2;補助送信空中線18から発射された電
波の送信電力 Gt2;補助送信空中線18の空中線利得 Gr;受信空中線53の空中線利得 Ld;補助送信空中線18と受信空中線53の間の伝搬
損失
る中継放送システムにおいて、子局であるTV中継放送
所50における、親局であるTV放送所10の補助送信
空中線18から発射された電波の受信電力レベルPr2
は、次に示す式(2)にて与えられる。 Pr2=Pt2+Gt2+Gr−Ld (2) ここで、Pt2;補助送信空中線18から発射された電
波の送信電力 Gt2;補助送信空中線18の空中線利得 Gr;受信空中線53の空中線利得 Ld;補助送信空中線18と受信空中線53の間の伝搬
損失
【0026】ここで、この図1に示したこの実施の形態
1における中継放送システムにおいて、TV中継放送所
50における受信電力を、図8に示した従来の中継放送
システムより、例えばA(dB)だけ高くするために
は、次に示す式(3)が成立する。 Pt1−Pt2=Gt2−Gt1−A(dB) (3)
1における中継放送システムにおいて、TV中継放送所
50における受信電力を、図8に示した従来の中継放送
システムより、例えばA(dB)だけ高くするために
は、次に示す式(3)が成立する。 Pt1−Pt2=Gt2−Gt1−A(dB) (3)
【0027】前述の文献「テレビ放送波中継における同
一周波数送受信空中線間結合量測定〜SFNの実現性
〜」(電子情報通信学会技術報告資料 OCS96−1
28(1997−03))によれば、TV中継放送所5
0における自局から発射される放送用送信電波59によ
る回込電波60の回り込み電力は、送信電力に比して−
70dB程度となっている。従って、送信電力10Wの
局(TV中継放送所50)においては、77dBμV程
度の回り込み電力となり、通常の親局のTV送信所10
からの受信電波52の電力(70dBμV)より大きく
なるため、発振現象を生ずることは避けられないことを
示している。
一周波数送受信空中線間結合量測定〜SFNの実現性
〜」(電子情報通信学会技術報告資料 OCS96−1
28(1997−03))によれば、TV中継放送所5
0における自局から発射される放送用送信電波59によ
る回込電波60の回り込み電力は、送信電力に比して−
70dB程度となっている。従って、送信電力10Wの
局(TV中継放送所50)においては、77dBμV程
度の回り込み電力となり、通常の親局のTV送信所10
からの受信電波52の電力(70dBμV)より大きく
なるため、発振現象を生ずることは避けられないことを
示している。
【0028】ここで一例として、TV送信所10の補助
送信空中線18と主送信空中線14との、TV中継放送
所50の受信空中線53方向の空中線利得差(Gt2−
Gt1)が30dBで、補助送信空中線18の送信電力
を主送信空中線14の送信電力に比して10dB低い電
力(Pt1−Pt2=−10dB)で送出した場合、A
=20dBとなり、上記の10W構成のTV中継放送所
50の場合には、受信電波52の受信電力は90dBμ
Vとなって回込電波60の電力より大きくなり、発振現
象を抑えることができる。このことは、電力分岐器17
の分岐出力(中継用出力信号)を主出力(放送用出力信
号)に比して10dB分岐すれば、回込電波60による
発振現象を避けて、正常な放送中継システムを実現する
ことができることを示している。
送信空中線18と主送信空中線14との、TV中継放送
所50の受信空中線53方向の空中線利得差(Gt2−
Gt1)が30dBで、補助送信空中線18の送信電力
を主送信空中線14の送信電力に比して10dB低い電
力(Pt1−Pt2=−10dB)で送出した場合、A
=20dBとなり、上記の10W構成のTV中継放送所
50の場合には、受信電波52の受信電力は90dBμ
Vとなって回込電波60の電力より大きくなり、発振現
象を抑えることができる。このことは、電力分岐器17
の分岐出力(中継用出力信号)を主出力(放送用出力信
号)に比して10dB分岐すれば、回込電波60による
発振現象を避けて、正常な放送中継システムを実現する
ことができることを示している。
【0029】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は、中継信号取出し手段として、送信信号を放送用出力
信号と中継用出力信号とに分岐させる電力分岐器を用い
たものについて示したが、送信信号の一部を取出して増
幅し、中継用出力信号を生成する補助電力増幅部を用い
てもよい。図2はそのようなこの発明の実施の形態2に
よる中継放送システムの構成をモデル化して示したブロ
ック図であり、相当部分には図1と同一符号を付してそ
の説明を省略する。図において、22は親局としてのT
V送信所10のTV送信局舎11内に配置されたTV送
信装置12が生成する送信信号の一部を増幅して中継用
出力信号を生成し、それを給電線20を通して補助送信
空中線18に給電する、中継信号取出し手段としての補
助電力増幅部である。23は上記TV送信装置12の生
成した送信信号の一部を取り出し、それを補助電力増幅
部22に導く接続ケーブルである。
は、中継信号取出し手段として、送信信号を放送用出力
信号と中継用出力信号とに分岐させる電力分岐器を用い
たものについて示したが、送信信号の一部を取出して増
幅し、中継用出力信号を生成する補助電力増幅部を用い
てもよい。図2はそのようなこの発明の実施の形態2に
よる中継放送システムの構成をモデル化して示したブロ
ック図であり、相当部分には図1と同一符号を付してそ
の説明を省略する。図において、22は親局としてのT
V送信所10のTV送信局舎11内に配置されたTV送
信装置12が生成する送信信号の一部を増幅して中継用
出力信号を生成し、それを給電線20を通して補助送信
空中線18に給電する、中継信号取出し手段としての補
助電力増幅部である。23は上記TV送信装置12の生
成した送信信号の一部を取り出し、それを補助電力増幅
部22に導く接続ケーブルである。
【0030】次に動作について説明する。TV送信装置
12の生成した放送される送信信号はその一部が取り出
され、接続ケーブル23を通して補助電力増幅部22へ
導かれる。補助電力増幅部22はこの接続ケーブル23
を通して送られてきた信号を所要の電力まで増幅し、そ
れを中継用出力信号として給電線20を通して補助送信
空中線18に給電する。補助送信空中線18はこの中継
用出力信号を中継用送信電波21としてTV中継放送所
50に向けて発射する。一方、TV送信装置12より出
力される送信信号は放送用出力信号として送信給電線1
5を通して主送信空中線14に送られ、放送用送信電波
16として発射される。以下の動作は、上記実施の形態
1の場合と同様であるため、その説明は省略する。
12の生成した放送される送信信号はその一部が取り出
され、接続ケーブル23を通して補助電力増幅部22へ
導かれる。補助電力増幅部22はこの接続ケーブル23
を通して送られてきた信号を所要の電力まで増幅し、そ
れを中継用出力信号として給電線20を通して補助送信
空中線18に給電する。補助送信空中線18はこの中継
用出力信号を中継用送信電波21としてTV中継放送所
50に向けて発射する。一方、TV送信装置12より出
力される送信信号は放送用出力信号として送信給電線1
5を通して主送信空中線14に送られ、放送用送信電波
16として発射される。以下の動作は、上記実施の形態
1の場合と同様であるため、その説明は省略する。
【0031】このように、図1に示した実施の形態1の
中継放送システムでは、送信電力の分岐のために大電力
を扱う電力分岐器17が必要であったのに対して、この
実施の形態2による中継放送システムでは、図2に示す
ような構成をとることによって低電力で信号を分岐する
ことが可能となるため、比較的小電力の補助電力増幅部
22の増幅で実現可能となる。先の実施の形態1におけ
る説明例に従えば、この実施の形態2の中継放送システ
ムでは、補助電力増幅部22の送信出力(Pt2)は、
主送信出力(Pt1)に比して10dB低い出力でよい
ことになる。
中継放送システムでは、送信電力の分岐のために大電力
を扱う電力分岐器17が必要であったのに対して、この
実施の形態2による中継放送システムでは、図2に示す
ような構成をとることによって低電力で信号を分岐する
ことが可能となるため、比較的小電力の補助電力増幅部
22の増幅で実現可能となる。先の実施の形態1におけ
る説明例に従えば、この実施の形態2の中継放送システ
ムでは、補助電力増幅部22の送信出力(Pt2)は、
主送信出力(Pt1)に比して10dB低い出力でよい
ことになる。
【0032】実施の形態3.また、上記各実施の形態に
おいては、親局となるTV放送所が1つの補助送信空中
線を備えている場合について説明したが、複数の補助送
信空中線を備えるようにすることも可能である。図3は
そのようなこの発明の実施の形態3による中継放送シス
テムの構成をモデル化して示したブロック図であり、こ
こでは2つの補助送信空中線を備えている場合について
示している。なお、この場合も相当部分には図1と同一
符号を付してその説明を省略する。
おいては、親局となるTV放送所が1つの補助送信空中
線を備えている場合について説明したが、複数の補助送
信空中線を備えるようにすることも可能である。図3は
そのようなこの発明の実施の形態3による中継放送シス
テムの構成をモデル化して示したブロック図であり、こ
こでは2つの補助送信空中線を備えている場合について
示している。なお、この場合も相当部分には図1と同一
符号を付してその説明を省略する。
【0033】図において、24は新たに空中線鉄塔13
に設置された、補助送信空中線18と同様の補助送信空
中線である。25は電力分岐器17にて分離された中継
用出力信号を補助送信空中線24に導く給電線であり、
26はこの中継用出力信号に基づいて補助送信空中線2
4より発射された中継用送信電波である。70はこの補
助送信空中線24からの中継用送信電波26を受信して
再送信する子局中継放送所としてのTV中継放送所で、
TV中継放送所50と同様に構成されている。なお、電
力分岐器17はTV送信装置12の生成した送信信号
を、1つの放送用出力信号と2つの中継用出力信号とに
分岐させている点で、図1に同一符号を付して示した実
施の形態1のそれとは異なっている。
に設置された、補助送信空中線18と同様の補助送信空
中線である。25は電力分岐器17にて分離された中継
用出力信号を補助送信空中線24に導く給電線であり、
26はこの中継用出力信号に基づいて補助送信空中線2
4より発射された中継用送信電波である。70はこの補
助送信空中線24からの中継用送信電波26を受信して
再送信する子局中継放送所としてのTV中継放送所で、
TV中継放送所50と同様に構成されている。なお、電
力分岐器17はTV送信装置12の生成した送信信号
を、1つの放送用出力信号と2つの中継用出力信号とに
分岐させている点で、図1に同一符号を付して示した実
施の形態1のそれとは異なっている。
【0034】次に動作について説明する。TV放送のサ
ービスエリアを十分に確保するためには、子局としての
TV中継放送所が複数個所必要となる場合が多い。図3
にはTV中継放送所50と70の2個所を必要とする場
合の構成例を示している。このTV中継放送所70に向
けてTV送信所10から中継用送信電波26を送出する
ために、親局のTV送信所10内では電力分岐器17に
より、TV送信装置12の生成した送信信号を、主送信
空中線14への放送用出力信号、補助送信空中線18へ
の中継用出力信号、および補助送信空中線24への中継
用出力信号に分岐する。すなわち、電力分岐器17の主
出力は放送用出力信号として、送信給電線15を経由し
て主送信空中線14に導かれ、電力分岐器17で一部分
岐された分岐出力、一方は給電線20を経由して補助送
信空中線18に、他方は給電線25を経由して補助送信
空中線24に、それぞれ中継用出力信号として導かれ
る。補助送信空中線18は給電線20からの中継用出力
信号を中継用送信電波としてTV中継放送所50に向け
て発射し、補助送信空中線24は給電線25からの中継
用出力信号を中継用送信電波としてTV中継放送所70
に向けて発射する。なお、以下の動作は実施の形態1の
場合と同様であるため、その説明は省略する。
ービスエリアを十分に確保するためには、子局としての
TV中継放送所が複数個所必要となる場合が多い。図3
にはTV中継放送所50と70の2個所を必要とする場
合の構成例を示している。このTV中継放送所70に向
けてTV送信所10から中継用送信電波26を送出する
ために、親局のTV送信所10内では電力分岐器17に
より、TV送信装置12の生成した送信信号を、主送信
空中線14への放送用出力信号、補助送信空中線18へ
の中継用出力信号、および補助送信空中線24への中継
用出力信号に分岐する。すなわち、電力分岐器17の主
出力は放送用出力信号として、送信給電線15を経由し
て主送信空中線14に導かれ、電力分岐器17で一部分
岐された分岐出力、一方は給電線20を経由して補助送
信空中線18に、他方は給電線25を経由して補助送信
空中線24に、それぞれ中継用出力信号として導かれ
る。補助送信空中線18は給電線20からの中継用出力
信号を中継用送信電波としてTV中継放送所50に向け
て発射し、補助送信空中線24は給電線25からの中継
用出力信号を中継用送信電波としてTV中継放送所70
に向けて発射する。なお、以下の動作は実施の形態1の
場合と同様であるため、その説明は省略する。
【0035】ここで、上記説明では中継信号取出し手段
として電力分岐器17を用い、補助送信空中線18およ
び24に中継用出力信号を給電するための電力を得るも
のを示したが、この発明はこれにのみ限定されるもので
はない。補助送信空中線18および24に給電する電力
を得るために、電力分岐器17に代えて、例えば、図4
あるいは図5に示すような構成も考えられる。
として電力分岐器17を用い、補助送信空中線18およ
び24に中継用出力信号を給電するための電力を得るも
のを示したが、この発明はこれにのみ限定されるもので
はない。補助送信空中線18および24に給電する電力
を得るために、電力分岐器17に代えて、例えば、図4
あるいは図5に示すような構成も考えられる。
【0036】図4はこの実施の形態3における中継放送
システムの要部である中継信号取出し手段の他の構成例
を示したブロック図であり、この場合も補助送信空中線
が2つの場合を想定している。図において、27はTV
送信装置12が生成する送信信号の一部を増幅する補助
電力増幅部(中継信号取出し手段)であり、28はTV
送信装置12の生成した送信信号の一部を取り出して補
助電力増幅部27に導く接続ケーブルである。29は補
助電力増幅部27が増幅した信号を分配して2つの中継
用出力信号を生成し、それらを給電線20もしくは25
に出力する電力分配器(中継信号取出し手段)である。
システムの要部である中継信号取出し手段の他の構成例
を示したブロック図であり、この場合も補助送信空中線
が2つの場合を想定している。図において、27はTV
送信装置12が生成する送信信号の一部を増幅する補助
電力増幅部(中継信号取出し手段)であり、28はTV
送信装置12の生成した送信信号の一部を取り出して補
助電力増幅部27に導く接続ケーブルである。29は補
助電力増幅部27が増幅した信号を分配して2つの中継
用出力信号を生成し、それらを給電線20もしくは25
に出力する電力分配器(中継信号取出し手段)である。
【0037】このように構成された中継放送システムで
は、TV送信装置12より送信信号の一部を取り出し
て、その信号を接続ケーブル28で補助電力増幅部27
に導き、補助電力増幅部27において所要の電力まで増
幅する。電力分配器29はこの補助電力増幅部27の出
力を分配して、TV中継放送所50向けとTV中継放送
所70向けの2つの中継用出力信号を生成する。生成さ
れたTV中継放送所50向けの中継用出力信号は給電線
20を通して補助送信空中線18に、TV中継放送所7
0向けの中継用出力信号は給電線25を通して補助送信
空中線24にそれぞれ給電される。なお、以下の動作は
上記説明の場合と同様である。
は、TV送信装置12より送信信号の一部を取り出し
て、その信号を接続ケーブル28で補助電力増幅部27
に導き、補助電力増幅部27において所要の電力まで増
幅する。電力分配器29はこの補助電力増幅部27の出
力を分配して、TV中継放送所50向けとTV中継放送
所70向けの2つの中継用出力信号を生成する。生成さ
れたTV中継放送所50向けの中継用出力信号は給電線
20を通して補助送信空中線18に、TV中継放送所7
0向けの中継用出力信号は給電線25を通して補助送信
空中線24にそれぞれ給電される。なお、以下の動作は
上記説明の場合と同様である。
【0038】図5はこの実施の形態3における中継信号
取出し手段のさらに他の構成例を示したブロック図であ
り、この場合も補助送信空中線が2つの場合を想定して
いる。図において、30はTV送信装置12が生成する
送信信号の一部を2つの信号に分配する分配器(中継信
号取出し手段)であり、31はTV送信装置12の生成
した送信信号の一部を取り出して分配器30に導く接続
ケーブルである。32および33は分配器30によって
分配された2つの信号のそれぞれを増幅して2つの中継
用出力信号を生成し、それらを給電線20もしくは25
に出力する補助電力増幅部(中継信号取出し手段)であ
る。
取出し手段のさらに他の構成例を示したブロック図であ
り、この場合も補助送信空中線が2つの場合を想定して
いる。図において、30はTV送信装置12が生成する
送信信号の一部を2つの信号に分配する分配器(中継信
号取出し手段)であり、31はTV送信装置12の生成
した送信信号の一部を取り出して分配器30に導く接続
ケーブルである。32および33は分配器30によって
分配された2つの信号のそれぞれを増幅して2つの中継
用出力信号を生成し、それらを給電線20もしくは25
に出力する補助電力増幅部(中継信号取出し手段)であ
る。
【0039】このように構成された中継放送システムで
は、TV送信装置12より送信信号の一部を取り出し
て、その信号を接続ケーブル31で分配器30に導き、
2つの信号に分配する。この分配器30で分配された信
号の一方は、補助電力増幅部32に入力されて所要の電
力まで増幅され、TV中継放送所50向けの中継用出力
信号として給電線20を通して補助送信空中線18に給
電される。また、分配器30で分配された信号の他方
は、補助電力増幅部33に入力されて所要の電力まで増
幅され、TV中継放送所70向けの中継用出力信号とし
て給電線25を通して補助送信空中線24に給電され
る。なお、以下の動作は上記説明の場合と同様である。
は、TV送信装置12より送信信号の一部を取り出し
て、その信号を接続ケーブル31で分配器30に導き、
2つの信号に分配する。この分配器30で分配された信
号の一方は、補助電力増幅部32に入力されて所要の電
力まで増幅され、TV中継放送所50向けの中継用出力
信号として給電線20を通して補助送信空中線18に給
電される。また、分配器30で分配された信号の他方
は、補助電力増幅部33に入力されて所要の電力まで増
幅され、TV中継放送所70向けの中継用出力信号とし
て給電線25を通して補助送信空中線24に給電され
る。なお、以下の動作は上記説明の場合と同様である。
【0040】実施の形態4.なお、上記各実施の形態に
おいては、親局となるTV放送所からのみ中継用送信電
波を発射し、子局となるTV中継放送所からは中継送信
電波の送信を行わないものについて説明したが、TV中
継放送所から中継送信電波を発射するようにすることも
可能である。図6はそのようなこの発明の実施の形態4
による中継放送システムの構成をモデル化して示したブ
ロック図である。なお、この場合も相当部分には図1と
同一符号を付してその説明は省略する。図において、9
0はTV送信所10からの中継用送信電波21を受信し
て再送信するとともに、中継送信電波を発射する機能を
も備えた子局中継放送所としてのTV中継放送所であ
る。50はこのTV中継放送所90からの中継用送信電
波を受信して再送信する、図1に同一符号を付して示し
たものと同様に構成されたTV中継放送所で、この場合
には孫局として機能している。
おいては、親局となるTV放送所からのみ中継用送信電
波を発射し、子局となるTV中継放送所からは中継送信
電波の送信を行わないものについて説明したが、TV中
継放送所から中継送信電波を発射するようにすることも
可能である。図6はそのようなこの発明の実施の形態4
による中継放送システムの構成をモデル化して示したブ
ロック図である。なお、この場合も相当部分には図1と
同一符号を付してその説明は省略する。図において、9
0はTV送信所10からの中継用送信電波21を受信し
て再送信するとともに、中継送信電波を発射する機能を
も備えた子局中継放送所としてのTV中継放送所であ
る。50はこのTV中継放送所90からの中継用送信電
波を受信して再送信する、図1に同一符号を付して示し
たものと同様に構成されたTV中継放送所で、この場合
には孫局として機能している。
【0041】また、子局のTV中継放送所90内におい
て、61はTV中継放送装置54の生成した送信信号
を、送信空中線57より放送用送信電波59として発射
される送信用出力信号と、後述する補助送信空中線より
中継用送信電波として発射される中継用出力信号とに分
岐させる送信信号分岐器である。62はこの送信信号分
岐器61によって送信用出力信号と分岐された中継用出
力信号を、後述する中継用送信電波として空間に発射す
る中継送信空中線である。63は送信信号分岐器61で
分岐された中継用出力信号を中継送信空中線62に給電
する給電線であり、64は中継送信空中線62より孫局
に向けて発射されるされる前述の中継用送信電波であ
る。
て、61はTV中継放送装置54の生成した送信信号
を、送信空中線57より放送用送信電波59として発射
される送信用出力信号と、後述する補助送信空中線より
中継用送信電波として発射される中継用出力信号とに分
岐させる送信信号分岐器である。62はこの送信信号分
岐器61によって送信用出力信号と分岐された中継用出
力信号を、後述する中継用送信電波として空間に発射す
る中継送信空中線である。63は送信信号分岐器61で
分岐された中継用出力信号を中継送信空中線62に給電
する給電線であり、64は中継送信空中線62より孫局
に向けて発射されるされる前述の中継用送信電波であ
る。
【0042】次に動作について説明する。TV中継放送
システムによっては、子局のTV中継放送所において受
信した中継送信電波を増幅して、別のTV中継放送所
(孫局のTV中継放送所)に再送信することにより、放
送サービスエリアを確保する場合がある。図6に示した
中継放送システムでは、子局のTV中継放送所90にお
いて、TV中継放送装置54がTV送信所10からの受
信電波52より生成した送信信号を送信信号分岐器61
へ導き、ここで送信空中線57より放送用送信電波59
として発射される送信用出力信号と、中継送信空中線6
2より中継用送信電波64として発射される中継用出力
信号とに分岐する。送信信号分岐器61で分岐された中
継用出力信号は給電線63を通して中継送信空中線62
に導かれ、中継送信空中線62より中継用送信電波64
として孫局のTV中継放送所50に向けて発射される。
なお、TV中継放送所50内での、TV中継放送所90
からの受信電波52を増幅し、放送用送信電波59とし
て再送信する動作、およびTV中継放送所90内でのT
V送信所10からの受信電波52を増幅し、放送用送信
電波59として再送信する動作は、実施の形態1におけ
るTV中継放送所50の場合と同様である。
システムによっては、子局のTV中継放送所において受
信した中継送信電波を増幅して、別のTV中継放送所
(孫局のTV中継放送所)に再送信することにより、放
送サービスエリアを確保する場合がある。図6に示した
中継放送システムでは、子局のTV中継放送所90にお
いて、TV中継放送装置54がTV送信所10からの受
信電波52より生成した送信信号を送信信号分岐器61
へ導き、ここで送信空中線57より放送用送信電波59
として発射される送信用出力信号と、中継送信空中線6
2より中継用送信電波64として発射される中継用出力
信号とに分岐する。送信信号分岐器61で分岐された中
継用出力信号は給電線63を通して中継送信空中線62
に導かれ、中継送信空中線62より中継用送信電波64
として孫局のTV中継放送所50に向けて発射される。
なお、TV中継放送所50内での、TV中継放送所90
からの受信電波52を増幅し、放送用送信電波59とし
て再送信する動作、およびTV中継放送所90内でのT
V送信所10からの受信電波52を増幅し、放送用送信
電波59として再送信する動作は、実施の形態1におけ
るTV中継放送所50の場合と同様である。
【0043】ここで、上記説明では送信信号分岐器61
を用いて、中継送信空中線62に中継用出力信号を給電
するものを示したが、この発明はこれにのみ限定される
ものではなく、この送信信号分岐器61の代わりに、例
えば、送信信号の一部を取り出して増幅し、中継用出力
信号を生成する補助電力増幅部を用いるようにしてもよ
い。図7はこの実施の形態4における中継放送システム
の要部の他の構成例を示したブロック図であり、子局の
TV中継放送所90におけるTV中継放送局舎51の内
部構成について示している。図において、65はTV中
継放送装置54が生成する送信信号の一部を増幅して中
継用出力信号を生成し、それを給電線63に供給する補
助電力増幅部である。66は上記TV中継放送装置54
の生成した送信信号の一部を取り出し、それを補助電力
増幅部65に導く接続ケーブルである。
を用いて、中継送信空中線62に中継用出力信号を給電
するものを示したが、この発明はこれにのみ限定される
ものではなく、この送信信号分岐器61の代わりに、例
えば、送信信号の一部を取り出して増幅し、中継用出力
信号を生成する補助電力増幅部を用いるようにしてもよ
い。図7はこの実施の形態4における中継放送システム
の要部の他の構成例を示したブロック図であり、子局の
TV中継放送所90におけるTV中継放送局舎51の内
部構成について示している。図において、65はTV中
継放送装置54が生成する送信信号の一部を増幅して中
継用出力信号を生成し、それを給電線63に供給する補
助電力増幅部である。66は上記TV中継放送装置54
の生成した送信信号の一部を取り出し、それを補助電力
増幅部65に導く接続ケーブルである。
【0044】このように構成された中継放送システムで
は、子局のTV中継放送所90において、TV中継放送
装置54より送信信号の一部を取り出して、その信号を
接続ケーブル66で補助電力増幅部65に導き、補助電
力増幅部65において所要の電力まで増幅する。補助電
力増幅部65で増幅された信号は中継用出力信号として
給電線63を通して中継送信空中線62に給電される。
なお、以下の動作は上記説明の場合と同様である。
は、子局のTV中継放送所90において、TV中継放送
装置54より送信信号の一部を取り出して、その信号を
接続ケーブル66で補助電力増幅部65に導き、補助電
力増幅部65において所要の電力まで増幅する。補助電
力増幅部65で増幅された信号は中継用出力信号として
給電線63を通して中継送信空中線62に給電される。
なお、以下の動作は上記説明の場合と同様である。
【0045】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、中継
信号取出し手段と補助送信空中線を親局送信所に設け、
送信装置の生成した送信信号の一部を中継信号取出し手
段で取り出して、それを補助送信空中線より中継用送信
電波として空間に発射するように構成したので、子局中
継放送所において、自局の放送用送信電波の受信空中線
への回込電波の電力より高い電力で、親局放送所からの
電波の受信が可能となるため、子局中継放送所における
自局の送信信号の回り込みによる発振現象を回避するこ
とができ、SFNによって構築可能な中継放送システム
を得ることができるという効果がある。
信号取出し手段と補助送信空中線を親局送信所に設け、
送信装置の生成した送信信号の一部を中継信号取出し手
段で取り出して、それを補助送信空中線より中継用送信
電波として空間に発射するように構成したので、子局中
継放送所において、自局の放送用送信電波の受信空中線
への回込電波の電力より高い電力で、親局放送所からの
電波の受信が可能となるため、子局中継放送所における
自局の送信信号の回り込みによる発振現象を回避するこ
とができ、SFNによって構築可能な中継放送システム
を得ることができるという効果がある。
【0046】この発明によれば、送信信号を主送信空中
線より放送用送信電波として発射される送信用出力信号
と、補助送信空中線より中継用送信電波として発射され
る中継用出力信号とに分岐させる電力分岐器によって、
中継信号取出し手段を形成したので、簡単な装置構成に
より、回込電波による発振現象を抑えることが可能にな
るという効果がある。
線より放送用送信電波として発射される送信用出力信号
と、補助送信空中線より中継用送信電波として発射され
る中継用出力信号とに分岐させる電力分岐器によって、
中継信号取出し手段を形成したので、簡単な装置構成に
より、回込電波による発振現象を抑えることが可能にな
るという効果がある。
【0047】この発明によれば、中継信号取出し手段
を、送信信号の一部を取り出して増幅し、補助送信空中
線に中継用出力信号として供給する補助電力増幅部によ
って形成したので、信号の分岐を低電力で行うことが可
能となり、小電力の電力増幅部によって実現可能になる
という効果がある。
を、送信信号の一部を取り出して増幅し、補助送信空中
線に中継用出力信号として供給する補助電力増幅部によ
って形成したので、信号の分岐を低電力で行うことが可
能となり、小電力の電力増幅部によって実現可能になる
という効果がある。
【0048】この発明によれば、親局送信所に複数の補
助送信空中線を持たせ、それら各補助送信空中線より中
継用送信電波として発射される複数の中継用出力信号を
生成する中継信号取出し手段として、送信信号を放送用
出力信号と複数の中継用出力信号とに分岐する電力分岐
器、あるいは送信信号より取り出した当該信号の一部を
増幅する補助電力増幅部と、当該補助電力増幅部の出力
を複数の中継用出力信号に分配する電力分配器、あるい
は送信信号の一部を取り出して複数の信号に分配する分
配器と、分配された各信号をそれぞれ増幅して中継用出
力信号を生成する複数の補助電力増幅部を用いるように
構成したので、複数の子局中継放送所で親局送信所から
の電波を再送信することが可能となり、より広いサービ
スエリアを十分に確保できるという効果がある。
助送信空中線を持たせ、それら各補助送信空中線より中
継用送信電波として発射される複数の中継用出力信号を
生成する中継信号取出し手段として、送信信号を放送用
出力信号と複数の中継用出力信号とに分岐する電力分岐
器、あるいは送信信号より取り出した当該信号の一部を
増幅する補助電力増幅部と、当該補助電力増幅部の出力
を複数の中継用出力信号に分配する電力分配器、あるい
は送信信号の一部を取り出して複数の信号に分配する分
配器と、分配された各信号をそれぞれ増幅して中継用出
力信号を生成する複数の補助電力増幅部を用いるように
構成したので、複数の子局中継放送所で親局送信所から
の電波を再送信することが可能となり、より広いサービ
スエリアを十分に確保できるという効果がある。
【0049】この発明によれば、子局中継放送所に中継
信号取出し手段と中継送信空中線とを持たせ、その中継
信号取出し手段として、中継放送装置からの送信信号を
放送用出力信号と中継用出力信号とに分岐する電力分岐
器、あるいは上記送信信号の一部を取り出して増幅し、
中継用出力信号を生成する補助電力増幅部を用いるよう
に構成したので、親局送信所からは中継用送信電波が直
接届かない孫局中継放送所に対しても、子局中継放送所
を経由して親局送信所からの電波を届けることが可能と
なり、より柔軟なシステムを構築することが可能になる
という効果がある。
信号取出し手段と中継送信空中線とを持たせ、その中継
信号取出し手段として、中継放送装置からの送信信号を
放送用出力信号と中継用出力信号とに分岐する電力分岐
器、あるいは上記送信信号の一部を取り出して増幅し、
中継用出力信号を生成する補助電力増幅部を用いるよう
に構成したので、親局送信所からは中継用送信電波が直
接届かない孫局中継放送所に対しても、子局中継放送所
を経由して親局送信所からの電波を届けることが可能と
なり、より柔軟なシステムを構築することが可能になる
という効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1による中継放送シス
テムを示すブロック図である。
テムを示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による中継放送シス
テムを示すブロック図である。
テムを示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態3による中継放送シス
テムを示すブロック図である。
テムを示すブロック図である。
【図4】 実施の形態3における中継放送システムの要
部の他の構成例を示すブロック図である。
部の他の構成例を示すブロック図である。
【図5】 実施の形態3における中継放送システムの要
部のさらに他の構成例を示すブロック図である。
部のさらに他の構成例を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態4による中継放送シス
テムを示すブロック図である。
テムを示すブロック図である。
【図7】 実施の形態4における中継放送システムの要
部の他の構成例を示すブロック図である。
部の他の構成例を示すブロック図である。
【図8】 従来の中継放送システムを示すブロック図で
ある。
ある。
10 TV送信所(親局送信所)、12 TV送信装置
(送信装置)、14主送信空中線、16,59 放送用
送信電波、17 電力分岐器(中継信号取出し手段)、
18,24 補助送信空中線、21,26,64 中継
用送信電波、22,27,32,33 補助電力増幅部
(中継信号取出し手段)、29 電力分配器(中継信号
取出し手段)、30 分配器(中継信号取出し手段)、
50,70,90 TV中継放送所(子局中継放送
所)、52 受信電波、53 受信空中線、54 TV
中継放送装置(中継放送装置)、57 送信空中線、6
1送信信号分岐器、62 中継送信空中線、65 補助
電力増幅部。
(送信装置)、14主送信空中線、16,59 放送用
送信電波、17 電力分岐器(中継信号取出し手段)、
18,24 補助送信空中線、21,26,64 中継
用送信電波、22,27,32,33 補助電力増幅部
(中継信号取出し手段)、29 電力分配器(中継信号
取出し手段)、30 分配器(中継信号取出し手段)、
50,70,90 TV中継放送所(子局中継放送
所)、52 受信電波、53 受信空中線、54 TV
中継放送装置(中継放送装置)、57 送信空中線、6
1送信信号分岐器、62 中継送信空中線、65 補助
電力増幅部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 児山 淳弥 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 阿部 昌則 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5K022 DD01 DD12 DD21 5K072 AA04 BB14 BB25 BB27 CC33 DD16 DD17 EE19 GG02 GG12 GG21 GG22
Claims (8)
- 【請求項1】 放送される送信信号を生成する送信装
置、 前記送信装置の生成した送信信号に基づく送信用出力信
号を、放送用送信電波として空間に発射するための主送
信空中線、 前記送信装置の生成した送信信号の一部を中継用出力信
号として取り出す中継信号取出し手段、 および、前記中継信号取出し手段によって前記送信信号
より取り出された中継用出力信号を、中継用送信電波と
して空間に発射するための補助送信空中線とを有する親
局送信所と、 前記親局送信所から送信された電波を受信する受信空中
線、 前記受信空中線で受信された受信電波を増幅して送信信
号を生成する中継放送装置、 および、前記中継放送装置の生成した送信信号を放送用
送信電波として発射する送信空中線を有する子局中継放
送所とを備えた中継放送システム。 - 【請求項2】 親局送信所内の中継信号取出し手段が、 送信装置の生成した送信信号を、主送信空中線より放送
用送信電波として発射される送信用出力信号と、補助送
信空中線より中継用送信電波として発射される中継用出
力信号とに分岐させる電力分岐器であることを特徴とす
る請求項1記載の中継放送システム。 - 【請求項3】 親局送信所内の中継信号取出し手段が、 送信装置の生成した送信信号の一部を取り出して増幅
し、中継用出力信号として補助送信空中線に供給する補
助電力増幅部であることを特徴とする請求項1記載の中
継放送システム。 - 【請求項4】 親局送信所が、複数の補助送信空中線を
備えるとともに、 中継信号取出し手段は、送信装置の生成した送信信号
を、主送信空中線より放送用送信電波として発射される
送信用出力信号と、前記補助送信空中線のそれぞれから
中継用送信電波として発射される複数の中継用出力信号
とに分岐させる電力分岐器であることを特徴とする請求
項1記載の中継放送システム。 - 【請求項5】 親局送信所が、複数の補助送信空中線を
備えるとともに、 中継信号取出し手段は、送信装置の生成した送信信号の
一部を取り出して補助電力増幅部で増幅し、前記補助電
力増幅部の出力を電力分配器で複数の中継用出力信号に
分配して、前記補助送信空中線のそれぞれに供給するも
のであることを特徴とする請求項1記載の中継放送シス
テム。 - 【請求項6】 親局送信所が、複数の補助送信空中線を
備えるとともに、 中継信号取出し手段は、送信装置の生成した送信信号の
一部を取り出してそれを分配器で複数の信号に分配し、
前記分配器で分配された信号をそれぞれ補助電力増幅部
で増幅し、中継用出力信号として前記各補助送信空中線
のそれぞれに供給するものであることを特徴とする請求
項1記載の中継放送システム。 - 【請求項7】 子局中継放送所が、 中継放送装置の生成した送信信号に基づく中継用出力信
号を、中継用送信電波として空間に発射するための中継
送信空中線と、 前記中継放送装置の生成した送信信号を、送信空中線よ
り放送用送信電波として発射される送信用出力信号と、
前記中継送信空中線より中継用送信電波として発射され
る中継用出力信号とに分岐させる送信信号分岐器とを備
えたことを特徴とする請求項1記載の中継放送システ
ム。 - 【請求項8】 子局中継放送所が、 中継放送装置の生成した送信信号に基づく中継用出力信
号を、中継用送信電波として空間に発射するための中継
送信空中線と、 前記中継放送装置の生成した送信信号の一部を取り出し
て増幅し、中継用出力信号として前記中継送信空中線に
供給する補助電力増幅部とを備えたことを特徴とする請
求項1記載の中継放送システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8227699A JP2000278197A (ja) | 1999-03-25 | 1999-03-25 | 中継放送システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8227699A JP2000278197A (ja) | 1999-03-25 | 1999-03-25 | 中継放送システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000278197A true JP2000278197A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=13769985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8227699A Pending JP2000278197A (ja) | 1999-03-25 | 1999-03-25 | 中継放送システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000278197A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007142528A (ja) * | 2005-11-15 | 2007-06-07 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 局舎ボックス付テレビ中継送信機およびその設置方法 |
| WO2013005643A1 (ja) * | 2011-07-01 | 2013-01-10 | 株式会社日立国際電気 | 放送波の中継機 |
| JP2014011563A (ja) * | 2012-06-28 | 2014-01-20 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 中継放送システム |
-
1999
- 1999-03-25 JP JP8227699A patent/JP2000278197A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007142528A (ja) * | 2005-11-15 | 2007-06-07 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 局舎ボックス付テレビ中継送信機およびその設置方法 |
| WO2013005643A1 (ja) * | 2011-07-01 | 2013-01-10 | 株式会社日立国際電気 | 放送波の中継機 |
| JP2013034191A (ja) * | 2011-07-01 | 2013-02-14 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 放送波の中継機 |
| US9118382B2 (en) | 2011-07-01 | 2015-08-25 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | Relay apparatus for broadcast waves |
| JP2014011563A (ja) * | 2012-06-28 | 2014-01-20 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 中継放送システム |
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