JP2000247031A - 感熱記録材料 - Google Patents
感熱記録材料Info
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- JP2000247031A JP2000247031A JP11050379A JP5037999A JP2000247031A JP 2000247031 A JP2000247031 A JP 2000247031A JP 11050379 A JP11050379 A JP 11050379A JP 5037999 A JP5037999 A JP 5037999A JP 2000247031 A JP2000247031 A JP 2000247031A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】通常の感熱記録材料として用いる場合の汎用性
を維持しつつ、単位面積当たりの情報量を多くし、且
つ、識別性、ならびに偽造防止性を改良した感熱記録材
料を提供する。 【解決手段】不透明支持体の両面に、加熱により2種以
上の色相に発色する1層以上の感熱記録層を設ける。こ
の際、表裏の発色色相のうち1以上を異なった色相にす
る、さらに表裏の発色色相を凡て異なった色相にするこ
とにより、改良効果が高くなる。さらに、不透明支持体
の両面に、加熱により近赤外部に吸収をもつ発色画像と
吸収をもたない発色画像を形成する1層以上の感熱記録
層を設けることも可能であり、この際、片面のみ発色色
相を可視1種にする、または同2種にすることも可能で
ある。
を維持しつつ、単位面積当たりの情報量を多くし、且
つ、識別性、ならびに偽造防止性を改良した感熱記録材
料を提供する。 【解決手段】不透明支持体の両面に、加熱により2種以
上の色相に発色する1層以上の感熱記録層を設ける。こ
の際、表裏の発色色相のうち1以上を異なった色相にす
る、さらに表裏の発色色相を凡て異なった色相にするこ
とにより、改良効果が高くなる。さらに、不透明支持体
の両面に、加熱により近赤外部に吸収をもつ発色画像と
吸収をもたない発色画像を形成する1層以上の感熱記録
層を設けることも可能であり、この際、片面のみ発色色
相を可視1種にする、または同2種にすることも可能で
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感熱記録材料に関す
るものであり、情報の識別性、ならびに偽造防止性を改
良した感熱記録材料に関するものである。
るものであり、情報の識別性、ならびに偽造防止性を改
良した感熱記録材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】感熱記録材料は一般に支持体上に通常無
色ないし淡色の電子供与性染料前駆体と電子受容性顕色
剤とを主成分とする感熱記録層を設けたものであり、熱
ヘッド、熱ペン、レーザー光などで加熱することによ
り、電子供与性染料前駆体と電子受容性顕色剤とが瞬時
反応し画像が得られるもので特公昭43−4160号公
報、特公昭45−14039号公報などに開示されてい
る。
色ないし淡色の電子供与性染料前駆体と電子受容性顕色
剤とを主成分とする感熱記録層を設けたものであり、熱
ヘッド、熱ペン、レーザー光などで加熱することによ
り、電子供与性染料前駆体と電子受容性顕色剤とが瞬時
反応し画像が得られるもので特公昭43−4160号公
報、特公昭45−14039号公報などに開示されてい
る。
【0003】一般にこのような感熱記録材料は、比較的
簡単な装置で画像が得られ、保守が容易であること、騒
音の発生がないことなどの利点があり、計測用記録計、
ファクシミリ、プリンター、コンピューターの端末機、
ラベル印字機、乗車券など自動販売機などの広範囲な分
野に幅広く利用されている。特にチケット類、投票券
類、証券類、領収書類などの用途に感熱記録材料を応用
する際、発行した券の識別性、ならびに偽造防止性の改
良が望まれている。
簡単な装置で画像が得られ、保守が容易であること、騒
音の発生がないことなどの利点があり、計測用記録計、
ファクシミリ、プリンター、コンピューターの端末機、
ラベル印字機、乗車券など自動販売機などの広範囲な分
野に幅広く利用されている。特にチケット類、投票券
類、証券類、領収書類などの用途に感熱記録材料を応用
する際、発行した券の識別性、ならびに偽造防止性の改
良が望まれている。
【0004】これまでも、感熱記録材料に偽造防止技術
を持たせる提案がいくつかなされている。例えば、特開
昭62−278084号公報には感熱発色層の発色部分
と未発色の部分とを判別できないようにするため着色さ
れた隠蔽層を感熱発色層上に設ける方法。特開昭63−
126783号公報には感熱発色層上にトナーを定着さ
せ、その直下の感熱発色層を発色させる方法。特開平3
−193491号公報には磁気記録層上に常温では不透
明であるが、加熱により透明化する感熱記録層を設ける
方法。特開平4−129794号、同4−182188
号、同7−186554号、同7−266763号公報
などには記録部と非記録部の近赤外波長領域の吸収性の
違いを利用する方法。特開平5−278372号、同5
−249873号、同8−216515号、実開平4−
126877号、同6−29860号公報などには、可
逆性感熱発色層と該発色層の発色色相と同一のインキを
用いた印刷層を設けたり、可逆性感熱発色層とホログラ
ム層を組み合わせたり、可逆性感熱発色層と一般感熱発
色層を組み合わせるなど、可逆性感熱発色層を応用した
方法。特開平6−166264号公報には感熱記録層中
に蛍光染顔料を含有させその表面に紫外線吸収剤で文様
印刷する方法、など色々な方法が提案されている。しか
し、これらはいずれも、特殊な材料を必要としたり、さ
らに記録後、真贋判定に特殊な光源が必要であるなど、
実際の使用面での不便さがあった。
を持たせる提案がいくつかなされている。例えば、特開
昭62−278084号公報には感熱発色層の発色部分
と未発色の部分とを判別できないようにするため着色さ
れた隠蔽層を感熱発色層上に設ける方法。特開昭63−
126783号公報には感熱発色層上にトナーを定着さ
せ、その直下の感熱発色層を発色させる方法。特開平3
−193491号公報には磁気記録層上に常温では不透
明であるが、加熱により透明化する感熱記録層を設ける
方法。特開平4−129794号、同4−182188
号、同7−186554号、同7−266763号公報
などには記録部と非記録部の近赤外波長領域の吸収性の
違いを利用する方法。特開平5−278372号、同5
−249873号、同8−216515号、実開平4−
126877号、同6−29860号公報などには、可
逆性感熱発色層と該発色層の発色色相と同一のインキを
用いた印刷層を設けたり、可逆性感熱発色層とホログラ
ム層を組み合わせたり、可逆性感熱発色層と一般感熱発
色層を組み合わせるなど、可逆性感熱発色層を応用した
方法。特開平6−166264号公報には感熱記録層中
に蛍光染顔料を含有させその表面に紫外線吸収剤で文様
印刷する方法、など色々な方法が提案されている。しか
し、これらはいずれも、特殊な材料を必要としたり、さ
らに記録後、真贋判定に特殊な光源が必要であるなど、
実際の使用面での不便さがあった。
【0005】また実開昭54−194066号公報など
に支持体の両面に感熱発色層を設けるという方法が開示
されている。経済性、表裏を意識しないで使用できるな
どの有効性はあるものの、識別性、偽造防止性に付いて
はいまだ不充分であった。
に支持体の両面に感熱発色層を設けるという方法が開示
されている。経済性、表裏を意識しないで使用できるな
どの有効性はあるものの、識別性、偽造防止性に付いて
はいまだ不充分であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、通常
の感熱記録材料として用いる場合の汎用性を維持しつ
つ、情報の識別性、ならびにより高度な偽造防止性を保
持し、且つ、単位面積当たりの情報量を多くした感熱記
録材料を提供することである。
の感熱記録材料として用いる場合の汎用性を維持しつ
つ、情報の識別性、ならびにより高度な偽造防止性を保
持し、且つ、単位面積当たりの情報量を多くした感熱記
録材料を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、感熱記録
材料の構成を、不透明支持体の両面に、加熱により2種
以上の色相に発色する少なくとも1層以上の感熱記録層
をそれぞれ設けた構成にすることにより、また不透明支
持体の両面に、加熱により近赤外部に吸収をもつ発色画
像と近赤外部に実質的に吸収をもたない発色画像を形成
することができる少なくとも1層以上の感熱記録層をそ
れぞれ設けた構成にすることにより、そして不透明支持
体の一方の面に、加熱により2種以上の色相に発色する
少なくとも1層以上の感熱記録層を設け、他の一方の面
に加熱により近赤外部に吸収をもつ発色画像と近赤外部
に実質的に吸収をもたない発色画像を形成することがで
きる少なくとも1層以上の感熱記録層を設けた構成にす
ることにより目的の感熱記録材料を得る事ができた。
材料の構成を、不透明支持体の両面に、加熱により2種
以上の色相に発色する少なくとも1層以上の感熱記録層
をそれぞれ設けた構成にすることにより、また不透明支
持体の両面に、加熱により近赤外部に吸収をもつ発色画
像と近赤外部に実質的に吸収をもたない発色画像を形成
することができる少なくとも1層以上の感熱記録層をそ
れぞれ設けた構成にすることにより、そして不透明支持
体の一方の面に、加熱により2種以上の色相に発色する
少なくとも1層以上の感熱記録層を設け、他の一方の面
に加熱により近赤外部に吸収をもつ発色画像と近赤外部
に実質的に吸収をもたない発色画像を形成することがで
きる少なくとも1層以上の感熱記録層を設けた構成にす
ることにより目的の感熱記録材料を得る事ができた。
【0008】更に、不透明支持体の一方の面に、加熱に
より2種以上の色相に発色する少なくとも1層以上の感
熱記録層、あるいは加熱により近赤外部に吸収をもつ発
色画像と近赤外部に実質的に吸収をもたない発色画像を
形成することができる少なくとも1層以上の感熱記録層
を設け、他の一方の面に加熱により1種のみの色相に発
色する感熱記録層を設けた構成にすることにより、目的
の感熱記録材料を得る事ができた。また、該感熱記録層
に含まれる、少なくとも2種以上の発色成分の1種以上
が、その表面に不飽和炭素結合を有する化合物を重合し
て得られる発色調節層を設けた粒子の形態で該感熱記録
層に含まれることにより、より効果的に目的が達せられ
ることを見出した。
より2種以上の色相に発色する少なくとも1層以上の感
熱記録層、あるいは加熱により近赤外部に吸収をもつ発
色画像と近赤外部に実質的に吸収をもたない発色画像を
形成することができる少なくとも1層以上の感熱記録層
を設け、他の一方の面に加熱により1種のみの色相に発
色する感熱記録層を設けた構成にすることにより、目的
の感熱記録材料を得る事ができた。また、該感熱記録層
に含まれる、少なくとも2種以上の発色成分の1種以上
が、その表面に不飽和炭素結合を有する化合物を重合し
て得られる発色調節層を設けた粒子の形態で該感熱記録
層に含まれることにより、より効果的に目的が達せられ
ることを見出した。
【0009】この場合、不透明支持体の一方の面に設け
た2種以上の色相に発色する少なくとも1層以上の感熱
記録層の発色色相の内、少なくとも1種以上の発色色相
を、該支持体の他の一方の面に設けた2種以上の色相に
発色する少なくとも1層以上の感熱記録層の発色色相の
内、少なくとも1種以上の発色色相と同一色相とするこ
とにより、汎用性、情報の識別性、ならびに偽造防止性
に優れた感熱記録材料を得る事ができた。
た2種以上の色相に発色する少なくとも1層以上の感熱
記録層の発色色相の内、少なくとも1種以上の発色色相
を、該支持体の他の一方の面に設けた2種以上の色相に
発色する少なくとも1層以上の感熱記録層の発色色相の
内、少なくとも1種以上の発色色相と同一色相とするこ
とにより、汎用性、情報の識別性、ならびに偽造防止性
に優れた感熱記録材料を得る事ができた。
【0010】また、不透明支持体の一方の面に設けた2
種以上の色相に発色する少なくとも1層以上の感熱記録
層の発色色相の何れもが、該支持体の他方の面に設けた
2種以上の色相に発色する少なくとも1層以上の感熱記
録層の発色色相の何れとも異なる色相とすることによ
り、情報の識別性、ならびに偽造防止性に優れた感熱記
録材料を得る事ができた。
種以上の色相に発色する少なくとも1層以上の感熱記録
層の発色色相の何れもが、該支持体の他方の面に設けた
2種以上の色相に発色する少なくとも1層以上の感熱記
録層の発色色相の何れとも異なる色相とすることによ
り、情報の識別性、ならびに偽造防止性に優れた感熱記
録材料を得る事ができた。
【0011】さらに、不透明支持体の一方の面に設けた
2種以上の色相に発色する少なくとも1層以上の感熱記
録層の発色色相の内1種の発色色相を、黒色調にするこ
とにより、汎用性がより高くなる事を見出した。
2種以上の色相に発色する少なくとも1層以上の感熱記
録層の発色色相の内1種の発色色相を、黒色調にするこ
とにより、汎用性がより高くなる事を見出した。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の感熱記録材料は、サーマ
ルヘッド印字、あるいはレーザー光を照射することな
ど、熱的印字方法により、必要な情報を両面に設けた感
熱記録層上の任意の部分に可視的あるいは光学的に異な
った発色画像を記録することができる。すなわち、印加
するエネルギーを変化させることにより、両面に色相の
異なる2種以上の情報パターンを、また可視部に吸収を
持つ情報パターンと近赤外部に吸収を持つ情報パターン
をランダムな状態で任意の部分に形成することができ
る。これらの情報パターンを組み合わせることにより、
より高度な識別性、偽造防止を得ることができる。
ルヘッド印字、あるいはレーザー光を照射することな
ど、熱的印字方法により、必要な情報を両面に設けた感
熱記録層上の任意の部分に可視的あるいは光学的に異な
った発色画像を記録することができる。すなわち、印加
するエネルギーを変化させることにより、両面に色相の
異なる2種以上の情報パターンを、また可視部に吸収を
持つ情報パターンと近赤外部に吸収を持つ情報パターン
をランダムな状態で任意の部分に形成することができ
る。これらの情報パターンを組み合わせることにより、
より高度な識別性、偽造防止を得ることができる。
【0013】可視的に異なった情報記録パターンを形成
するためには、熱エネルギーの違いにより2種以上の色
相に発色する少なくとも1層以上の感熱記録層を設けれ
ばよく、光学的に異なった情報記録パターンを形成する
ためには、熱エネルギーの違いにより近赤外部に吸収を
もつ発色画像と近赤外部に実質的に吸収をもたない発色
画像を形成することができる少なくとも1層以上の感熱
記録層を設ければよい。これらを組み合わせることもで
き、より高度な情報の識別性、偽造防止を得ることがで
きる。
するためには、熱エネルギーの違いにより2種以上の色
相に発色する少なくとも1層以上の感熱記録層を設けれ
ばよく、光学的に異なった情報記録パターンを形成する
ためには、熱エネルギーの違いにより近赤外部に吸収を
もつ発色画像と近赤外部に実質的に吸収をもたない発色
画像を形成することができる少なくとも1層以上の感熱
記録層を設ければよい。これらを組み合わせることもで
き、より高度な情報の識別性、偽造防止を得ることがで
きる。
【0014】可視的に異なった発色画像による情報パタ
ーンを得る方法としては、発色画像の色相が異なればよ
く、特に限定されないが、例えば、低い印加エネルギー
を与えた場合には赤色調の発色画像を形成し、より高い
印加エネルギーを与えた場合には黒色調の発色画像が形
成さてもよい。このような設計を両面に施すことによ
り、より多くの色相を持った発色画像による情報パター
ンを得ることができる、一方の面は赤色調と黒色調、他
の一方の面も赤色調と黒色調、また一方の面には黄色
調、赤色調と青色調、他の一方の面も黄色調、赤色調と
青色調とするなど、両面の各々の色相を同じにしたり、
一方の面は赤色調と黒色調、他の一方の面は赤色調と青
色調、また一方の面には黄色調、赤色調と青色調、他の
一方の面は赤色調と黒色調とするなど、両面の各々の色
相の1種以上を同じにしたり、一方の面には赤色調と緑
色調、他の一方に面には青色調と黒色調とするなど、両
面の各々の色相をまったく異なった色相にすることもで
きる。このように用途、使用目的に応じて発色色相の種
類を任意に設計することができる。
ーンを得る方法としては、発色画像の色相が異なればよ
く、特に限定されないが、例えば、低い印加エネルギー
を与えた場合には赤色調の発色画像を形成し、より高い
印加エネルギーを与えた場合には黒色調の発色画像が形
成さてもよい。このような設計を両面に施すことによ
り、より多くの色相を持った発色画像による情報パター
ンを得ることができる、一方の面は赤色調と黒色調、他
の一方の面も赤色調と黒色調、また一方の面には黄色
調、赤色調と青色調、他の一方の面も黄色調、赤色調と
青色調とするなど、両面の各々の色相を同じにしたり、
一方の面は赤色調と黒色調、他の一方の面は赤色調と青
色調、また一方の面には黄色調、赤色調と青色調、他の
一方の面は赤色調と黒色調とするなど、両面の各々の色
相の1種以上を同じにしたり、一方の面には赤色調と緑
色調、他の一方に面には青色調と黒色調とするなど、両
面の各々の色相をまったく異なった色相にすることもで
きる。このように用途、使用目的に応じて発色色相の種
類を任意に設計することができる。
【0015】光学的に異なった発色画像による情報パタ
ーンを得る方法としては、特に限定されないが、例え
ば、低い印加エネルギーを与えた場合には近赤外部に実
質的に吸収をもたない発色画像を形成し、より高い印加
エネルギーを与えた場合には、赤外部に吸収をもつ発色
画像が形成される。その結果、可視情報としての認識と
共に近赤外部に吸収を持つ情報の発色画像も形成され
る。近赤外部とは650nm〜1300nmの波長領域
を示す。すなわち、より高い印加エネルギーで形成され
る近赤外部に吸収を持つ色素はこの波長領域に吸収を有
するため、この波長領域での機械的な読取りが可能であ
るが、低い印加エネルギーで形成される近赤外部に実質
的に吸収をもたない色素はこの波長領域にほとんど吸収
を有せず、この波長領域の機械的な読取りをなんら阻害
しないものである。発色画像の色相については特に制限
されるものではないが、偽造・改ざん防止の効果を高め
るためには可視情報の画像と近赤外部に吸収を持つ画像
との色相が同一、あるいは近赤外部に吸収を持つ画像の
色相がより浅い色相であることが識別を困難にするた
め、より好ましい。
ーンを得る方法としては、特に限定されないが、例え
ば、低い印加エネルギーを与えた場合には近赤外部に実
質的に吸収をもたない発色画像を形成し、より高い印加
エネルギーを与えた場合には、赤外部に吸収をもつ発色
画像が形成される。その結果、可視情報としての認識と
共に近赤外部に吸収を持つ情報の発色画像も形成され
る。近赤外部とは650nm〜1300nmの波長領域
を示す。すなわち、より高い印加エネルギーで形成され
る近赤外部に吸収を持つ色素はこの波長領域に吸収を有
するため、この波長領域での機械的な読取りが可能であ
るが、低い印加エネルギーで形成される近赤外部に実質
的に吸収をもたない色素はこの波長領域にほとんど吸収
を有せず、この波長領域の機械的な読取りをなんら阻害
しないものである。発色画像の色相については特に制限
されるものではないが、偽造・改ざん防止の効果を高め
るためには可視情報の画像と近赤外部に吸収を持つ画像
との色相が同一、あるいは近赤外部に吸収を持つ画像の
色相がより浅い色相であることが識別を困難にするた
め、より好ましい。
【0016】すなわち可視情報画像を与える低い印加エ
ネルギーで発色する感熱記録層の発色色相と、近赤外部
に吸収を持つ画像を与えるより高い印加エネルギーで発
色する感熱記録層の発色色相が同一であるか、または低
い印加エネルギーで発色する感熱記録層の発色色相が黒
色に発色することが好ましい。より高い印加エネルギー
で発色する感熱記録層の発色色相が特に黒色でなくて
も、低い印加エネルギーで発色する感熱記録層の黒色と
の混色で、視覚上、可視情報画像の黒色と識別がつかな
ければ良い。
ネルギーで発色する感熱記録層の発色色相と、近赤外部
に吸収を持つ画像を与えるより高い印加エネルギーで発
色する感熱記録層の発色色相が同一であるか、または低
い印加エネルギーで発色する感熱記録層の発色色相が黒
色に発色することが好ましい。より高い印加エネルギー
で発色する感熱記録層の発色色相が特に黒色でなくて
も、低い印加エネルギーで発色する感熱記録層の黒色と
の混色で、視覚上、可視情報画像の黒色と識別がつかな
ければ良い。
【0017】本発明による感熱記録層には加熱により発
色する2種以上の発色成分が含まれる。該発色成分と
は、通常無色ないし淡色の反応体、および該反応体と加
熱時反応して着色物質を形成する共反応体からなる。こ
の着色物質が発色画像として認識される。
色する2種以上の発色成分が含まれる。該発色成分と
は、通常無色ないし淡色の反応体、および該反応体と加
熱時反応して着色物質を形成する共反応体からなる。こ
の着色物質が発色画像として認識される。
【0018】本発明の感熱記録材料に用いられる反応体
と共反応体とは、互いの反応により着色体を形成する化
合物であればよく、従来より無機、有機金属化合物と多
価ヒドロキシ芳香族化合物の組合わせ、電子供与性染料
前駆体と電子受容性顕色剤の組合わせ、ジアゾ化合物と
ヒドロキシ芳香族化合物などのカプラーとの組合わせ、
イミノ化合物とイソシアナート化合物の組合わせ、また
電子供与性染料前駆体とイソシアナート化合物の組合わ
せなどが知られており、用途に応じてこれらの組合わせ
を単独、あるいは複数で用いることができるが、各種の
色相を得るためには電子供与性染料前駆体を用いること
が好ましい。
と共反応体とは、互いの反応により着色体を形成する化
合物であればよく、従来より無機、有機金属化合物と多
価ヒドロキシ芳香族化合物の組合わせ、電子供与性染料
前駆体と電子受容性顕色剤の組合わせ、ジアゾ化合物と
ヒドロキシ芳香族化合物などのカプラーとの組合わせ、
イミノ化合物とイソシアナート化合物の組合わせ、また
電子供与性染料前駆体とイソシアナート化合物の組合わ
せなどが知られており、用途に応じてこれらの組合わせ
を単独、あるいは複数で用いることができるが、各種の
色相を得るためには電子供与性染料前駆体を用いること
が好ましい。
【0019】本発明の感熱記録材料に用いられる無機、
有機金属化合物としては、硝酸銅、塩化第二鉄、ステア
リン酸鉄、ステアリン酸銅、ベヘン酸銀、オレイン酸
鉄、安息香酸鉄などが挙げられる。これらは、単独もし
くは2種以上混合して使用することができる。
有機金属化合物としては、硝酸銅、塩化第二鉄、ステア
リン酸鉄、ステアリン酸銅、ベヘン酸銀、オレイン酸
鉄、安息香酸鉄などが挙げられる。これらは、単独もし
くは2種以上混合して使用することができる。
【0020】本発明の感熱記録材料に用いられる無機、
有機金属化合物の使用量は0 .01〜3.0g/m2、
より好ましくは0.03〜2.0g/m2程度の範囲で
使用するのが好ましい。
有機金属化合物の使用量は0 .01〜3.0g/m2、
より好ましくは0.03〜2.0g/m2程度の範囲で
使用するのが好ましい。
【0021】本発明の感熱記録材料に用いられる多価ヒ
ドロキシ芳香族化合物としては、タンニン酸、カテコー
ル、没食子酸ステアリル、没食子酸プロピル、ピロガロ
ールなどが挙げられる。これらは、単独もしくは2種以
上混合して使用することができる。
ドロキシ芳香族化合物としては、タンニン酸、カテコー
ル、没食子酸ステアリル、没食子酸プロピル、ピロガロ
ールなどが挙げられる。これらは、単独もしくは2種以
上混合して使用することができる。
【0022】本発明の感熱記録材料に用いられる多価ヒ
ドロキシ芳香族化合物の使用量は0.01〜3.0g/
m2、より好ましくは0.03〜2.0g/m2程度の範
囲で使用するのが好ましい。
ドロキシ芳香族化合物の使用量は0.01〜3.0g/
m2、より好ましくは0.03〜2.0g/m2程度の範
囲で使用するのが好ましい。
【0023】本発明の感熱記録材料に用いられる近赤外
部に実質的に吸収を持たない着色物質を形成する通常無
色ないし淡色の電子供与性染料前駆体としては、一般に
感圧記録紙や感熱記録紙などに用いられるものに代表さ
れるが、特に制限されるものではない。具体的な例とし
ては、例えば下記に挙げるものなどがある。
部に実質的に吸収を持たない着色物質を形成する通常無
色ないし淡色の電子供与性染料前駆体としては、一般に
感圧記録紙や感熱記録紙などに用いられるものに代表さ
れるが、特に制限されるものではない。具体的な例とし
ては、例えば下記に挙げるものなどがある。
【0024】電子受容性顕色剤と熱時反応して黒色調を
呈する電子供与性染料前駆体としては、3−ジブチルア
ミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジブ
チルアミノ−7−(2−クロロアニリノ)フルオラン、
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−キシリジ
ノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(o−クロロ
フェニル)アミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7
−(2−カルボメトキシ−フェニルアミノ)フルオラ
ン、3−(N−シクロヘキシル−N−メチル)アミノ−
6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−シク
ロペンチル−N−エチル)アミノ−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン、3−(N−イソアミル−N−エチ
ル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3
−(N−エチル−p−トルイジノ)−6−メチル−7−
アニリノフルオラン、3−(N−エチル−N−イソアミ
ル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3
−(N−メチル−N−テトラヒドロフルフリル)アミノ
−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エ
チル−N−テトラヒドロフルフリル)アミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン、3−ピロリジノ−6−メ
チル−7−アニリノフルオラン、3−ピロリジノ−6−
メチル−7−p−ブチルフェニルアミノフルオラン、3
−ピペリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオランな
どが挙げられる。これらは、単独もしくは2種以上混合
して使用することができる。
呈する電子供与性染料前駆体としては、3−ジブチルア
ミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジブ
チルアミノ−7−(2−クロロアニリノ)フルオラン、
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−キシリジ
ノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(o−クロロ
フェニル)アミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7
−(2−カルボメトキシ−フェニルアミノ)フルオラ
ン、3−(N−シクロヘキシル−N−メチル)アミノ−
6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−シク
ロペンチル−N−エチル)アミノ−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン、3−(N−イソアミル−N−エチ
ル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3
−(N−エチル−p−トルイジノ)−6−メチル−7−
アニリノフルオラン、3−(N−エチル−N−イソアミ
ル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3
−(N−メチル−N−テトラヒドロフルフリル)アミノ
−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エ
チル−N−テトラヒドロフルフリル)アミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン、3−ピロリジノ−6−メ
チル−7−アニリノフルオラン、3−ピロリジノ−6−
メチル−7−p−ブチルフェニルアミノフルオラン、3
−ピペリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオランな
どが挙げられる。これらは、単独もしくは2種以上混合
して使用することができる。
【0025】電子受容性顕色剤と熱時反応して青色調を
呈する電子供与性染料前駆体としては、3−ビス(p−
ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリ
ド、3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イ
ル)−3−(4−ジエチルアミノフェニル)フタリド、
3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)
−3−(2−メチル−4−ジエチルアミノフェニル)−
4−アザフタリド、3−(1−エチル−2−メチルイン
ド−ル−3−イル)−3−(2−エトキシ−4−アミノ
フェニル)−4−アザフタリド、3−(1−エチル−2
−メチルインド−ル−3−イル)−3−(2−エトキシ
−4−メチルアミノフェニル)−4−アザフタリド、3
−(1−エチル−2−メチルインド−ル−3−イル)−
3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノフェニル)−
4−アザフタリド、3−(1−エチル−2−メチルイン
ドール−3−イル)−3−(2−エトキシ−4−ジヒド
ロキシアミノフェニル)−4−アザフタリド、3−(1
−エチル−2−メチルインド−ル−3−イル)−3−
(2−エトキシ−4−ジクロロアミノフェニル)−4−
アザフタリド、3−(1−エチル−2−メチルインド−
ル−3−イル)−3−(2−エトキシ−4−ジアリルア
ミノフェニル)−4−アザフタリド、3−(1−エチル
−2−メチルインド−ル−3−イル)−3−(2−エト
キシ−4−ジメトキシアミノフェニル)−4−アザフタ
リド、3−(1−エチル−2−メチルインド−ル−3−
イル)−3−(2−エトキシ−4−ジシクロヘキシルア
ミノフェニル)−4−アザフタリド、3,3−ビス(p
−ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタ
リド、 3−(1−エチル−2−エチルインド−ル−3
−イル)−3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノフ
ェニル)−4−アザフタリド、3−(1−エチル−2−
プロピルインド−ル−3−イル)−3−(2−エトキシ
−4−ジエチルアミノフェニル)−4−アザフタリド、
3−(1−エチル−2−メトキシインド−ル−3−イ
ル)−3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノフェニ
ル)−4−アザフタリド、3−(1−エチル−2−エト
キシインド−ル−3−イル)−3−(2−エトキシ−4
−ジエチルアミノフェニル)−4−アザフタリド、3−
(1−エチル−2−フェニルインド−ル−3−イル)−
3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノフェニル)−
4−アザフタリドなどが挙げられる。これらは、単独も
しくは2種以上混合して使用することができる。
呈する電子供与性染料前駆体としては、3−ビス(p−
ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリ
ド、3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イ
ル)−3−(4−ジエチルアミノフェニル)フタリド、
3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)
−3−(2−メチル−4−ジエチルアミノフェニル)−
4−アザフタリド、3−(1−エチル−2−メチルイン
ド−ル−3−イル)−3−(2−エトキシ−4−アミノ
フェニル)−4−アザフタリド、3−(1−エチル−2
−メチルインド−ル−3−イル)−3−(2−エトキシ
−4−メチルアミノフェニル)−4−アザフタリド、3
−(1−エチル−2−メチルインド−ル−3−イル)−
3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノフェニル)−
4−アザフタリド、3−(1−エチル−2−メチルイン
ドール−3−イル)−3−(2−エトキシ−4−ジヒド
ロキシアミノフェニル)−4−アザフタリド、3−(1
−エチル−2−メチルインド−ル−3−イル)−3−
(2−エトキシ−4−ジクロロアミノフェニル)−4−
アザフタリド、3−(1−エチル−2−メチルインド−
ル−3−イル)−3−(2−エトキシ−4−ジアリルア
ミノフェニル)−4−アザフタリド、3−(1−エチル
−2−メチルインド−ル−3−イル)−3−(2−エト
キシ−4−ジメトキシアミノフェニル)−4−アザフタ
リド、3−(1−エチル−2−メチルインド−ル−3−
イル)−3−(2−エトキシ−4−ジシクロヘキシルア
ミノフェニル)−4−アザフタリド、3,3−ビス(p
−ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタ
リド、 3−(1−エチル−2−エチルインド−ル−3
−イル)−3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノフ
ェニル)−4−アザフタリド、3−(1−エチル−2−
プロピルインド−ル−3−イル)−3−(2−エトキシ
−4−ジエチルアミノフェニル)−4−アザフタリド、
3−(1−エチル−2−メトキシインド−ル−3−イ
ル)−3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノフェニ
ル)−4−アザフタリド、3−(1−エチル−2−エト
キシインド−ル−3−イル)−3−(2−エトキシ−4
−ジエチルアミノフェニル)−4−アザフタリド、3−
(1−エチル−2−フェニルインド−ル−3−イル)−
3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノフェニル)−
4−アザフタリドなどが挙げられる。これらは、単独も
しくは2種以上混合して使用することができる。
【0026】電子受容性顕色剤と熱時反応して赤色調を
呈する電子供与性染料前駆体としては、3−ジエチルア
ミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、3−シクロ
ヘキシルアミノ−6−クロロフルオラン、3−ジエチル
アミノ−ベンゾ[a]フルオラン、3−ジエチルアミノ
−7−クロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−メ
チルフルオラン、3−N−エチル−N−イソアミルアミ
ノ−ベンゾ[a]フルオラン、3−N−エチル−N−p
−メチルフェニルアミノ−7−メチルフルオラン、3−
ジエチルアミノ−6,8−ジメチルフルオラン、3−ジ
ブチルアミノ−6−メチル−7−ブロモフルオラン、
3,6−ビス(ジエチルアミノフルオラン)−γ−
(4′−ニトロ)アニリノラクタム、ビス(1−n−ブ
チル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド、ビ
ス(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)フ
タリドなどが挙げられる。これらは、単独もしくは2種
以上混合して使用することができる。、特に、朱に近い
赤色発色の3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロ
ロフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオ
ラン、3−ジエチルアミノ−7−メチルフルオラン、3
−N−エチル−N−p−メチルフェニルアミノ−7−メ
チルフルオランが好ましい。
呈する電子供与性染料前駆体としては、3−ジエチルア
ミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、3−シクロ
ヘキシルアミノ−6−クロロフルオラン、3−ジエチル
アミノ−ベンゾ[a]フルオラン、3−ジエチルアミノ
−7−クロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−メ
チルフルオラン、3−N−エチル−N−イソアミルアミ
ノ−ベンゾ[a]フルオラン、3−N−エチル−N−p
−メチルフェニルアミノ−7−メチルフルオラン、3−
ジエチルアミノ−6,8−ジメチルフルオラン、3−ジ
ブチルアミノ−6−メチル−7−ブロモフルオラン、
3,6−ビス(ジエチルアミノフルオラン)−γ−
(4′−ニトロ)アニリノラクタム、ビス(1−n−ブ
チル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド、ビ
ス(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)フ
タリドなどが挙げられる。これらは、単独もしくは2種
以上混合して使用することができる。、特に、朱に近い
赤色発色の3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロ
ロフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオ
ラン、3−ジエチルアミノ−7−メチルフルオラン、3
−N−エチル−N−p−メチルフェニルアミノ−7−メ
チルフルオランが好ましい。
【0027】電子受容性顕色剤と熱時反応して黄色調を
呈する電子供与性染料前駆体としては、3,6−ジメト
キシフルオラン、3−シクロヘキシルアミノ−6−クロ
ルフルオラン、2,6−ジフェニル−4−(4−ジメチ
ルアミノフェニル)−ピリジン、2,2−ビス(4−
(2−(4−ジエチルアミノフェニル)キナゾリル)オ
キシフェニル)プロパン、4−クロロ−N−(4−(N
−(4−メチルベンジル)−N−メチルアミノ)ベンジ
リデン)アニリン、1−(2−キノリル)−2−(3−
メトキシ−4−ドデシルオキシフェニル)エテン、1−
(4−n−ドデシルオキシ−3−メトキシフェニル)−
2−(2−キノリル)エチレンなどが挙げられる。これ
らは、単独もしくは2種以上混合して使用することがで
きる。
呈する電子供与性染料前駆体としては、3,6−ジメト
キシフルオラン、3−シクロヘキシルアミノ−6−クロ
ルフルオラン、2,6−ジフェニル−4−(4−ジメチ
ルアミノフェニル)−ピリジン、2,2−ビス(4−
(2−(4−ジエチルアミノフェニル)キナゾリル)オ
キシフェニル)プロパン、4−クロロ−N−(4−(N
−(4−メチルベンジル)−N−メチルアミノ)ベンジ
リデン)アニリン、1−(2−キノリル)−2−(3−
メトキシ−4−ドデシルオキシフェニル)エテン、1−
(4−n−ドデシルオキシ−3−メトキシフェニル)−
2−(2−キノリル)エチレンなどが挙げられる。これ
らは、単独もしくは2種以上混合して使用することがで
きる。
【0028】電子受容性顕色剤と熱時反応して緑色調を
呈する電子供与性染料前駆体としては、3−アニリノ−
7−ジベンジルアミノフルオラン、3−アニリノ−6−
メチル−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ピロリ
ジノ−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ピロリジ
ノ−(7−シクロヘキシルアニリノ)フルオラン、3−
ジエチルアミノ−7−ジベンジルアミノフルオラン、3
−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−ジベンジルアミノ
フルオランなどが挙げられる。これらは、単独もしくは
2種以上混合して使用することができる。これらの電子
供与性染料前駆体は発色色相を調節するため、異なる色
相に発色する電子供与性染料前駆体を2種以上混合して
使用することができる。
呈する電子供与性染料前駆体としては、3−アニリノ−
7−ジベンジルアミノフルオラン、3−アニリノ−6−
メチル−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ピロリ
ジノ−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ピロリジ
ノ−(7−シクロヘキシルアニリノ)フルオラン、3−
ジエチルアミノ−7−ジベンジルアミノフルオラン、3
−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−ジベンジルアミノ
フルオランなどが挙げられる。これらは、単独もしくは
2種以上混合して使用することができる。これらの電子
供与性染料前駆体は発色色相を調節するため、異なる色
相に発色する電子供与性染料前駆体を2種以上混合して
使用することができる。
【0029】本発明の感熱記録材料に用いられる近赤外
部に吸収を持つ着色物質を形成する通常無色ないし淡色
の電子供与性染料前駆体としては、例えば下記に挙げる
ものなどがあるが、これらに限定されるものではない。
部に吸収を持つ着色物質を形成する通常無色ないし淡色
の電子供与性染料前駆体としては、例えば下記に挙げる
ものなどがあるが、これらに限定されるものではない。
【0030】3,6−ビス(ジメチルアミノ)フルオレ
ン−9−スピロ−3´−(6´−ジメチルアミノ)フタ
リド、3,6−ビス(ジエチルアミノ)フルオレン−9
−スピロ−3´−(6´−ジエチルアミノ)フタリドな
どのフルオレン系化合物、3,3−ビス[2´−(p−
ジメチルアミノフェニル)−2´−(p−メトキシフェ
ニル)ビニル]−4,5,6,7−テトラクロロフタリ
ド、3,3−ビス[2´−(p−ジメチルアミノフェニ
ル)−2´−(p−メトキシフェニル)ビニル]−4,
5,6,7−テトラブロモフタリド、3,3−ビス[2
´−(p−メトキシフェニル)−2´−(p−ピロリジ
ノフェニル)ビニル]−4,5,6,7−テトラクロロ
フタリド、ビス(p−ジメチルアミノスチリル)−p−
トルエンスルフォニルメタン、ビス(p−ジエチルアミ
ノスチリル)−p−トルエンスルフォニルメタン、ビス
(p−ジメチルアミノスチリル)−ベンゼンスルフォニ
ルメタン、1,1−ビス[2´,2´−(p−ジメチル
アミノフェニル)ビニル]−2,2−ジニトリルエタン
などのジビニル系化合物、
ン−9−スピロ−3´−(6´−ジメチルアミノ)フタ
リド、3,6−ビス(ジエチルアミノ)フルオレン−9
−スピロ−3´−(6´−ジエチルアミノ)フタリドな
どのフルオレン系化合物、3,3−ビス[2´−(p−
ジメチルアミノフェニル)−2´−(p−メトキシフェ
ニル)ビニル]−4,5,6,7−テトラクロロフタリ
ド、3,3−ビス[2´−(p−ジメチルアミノフェニ
ル)−2´−(p−メトキシフェニル)ビニル]−4,
5,6,7−テトラブロモフタリド、3,3−ビス[2
´−(p−メトキシフェニル)−2´−(p−ピロリジ
ノフェニル)ビニル]−4,5,6,7−テトラクロロ
フタリド、ビス(p−ジメチルアミノスチリル)−p−
トルエンスルフォニルメタン、ビス(p−ジエチルアミ
ノスチリル)−p−トルエンスルフォニルメタン、ビス
(p−ジメチルアミノスチリル)−ベンゼンスルフォニ
ルメタン、1,1−ビス[2´,2´−(p−ジメチル
アミノフェニル)ビニル]−2,2−ジニトリルエタン
などのジビニル系化合物、
【0031】2−メチル−6−p−(p−ジメチルアミ
ノフェニル)アミノアニリノフルオラン、2−メトキシ
−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)アミノアニ
リノフルオラン、2−クロロ−6−p−(p−ジメチル
アミノフェニル)アミノアニリノフルオラン、2−ジエ
チルアミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン、2−フェニル−6−p−
(p−フェニルアミノフェニル)アミノアニリノフルオ
ラン、2−ベンジル−6−p−(p−フェニルアミノフ
ェニル)アミノアニリノフルオラン、3−ジエチルアミ
ノ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)アミノア
ニリノフルオラン、2−クロロ−3−メチル−6−p−
(p−フェニルアミノフェニル)アミノアニリノフルオ
ランなどのフルオラン系化合物などが挙げられる。これ
らの電子供与性化合物は単独または2種以上混合して使
用される。
ノフェニル)アミノアニリノフルオラン、2−メトキシ
−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)アミノアニ
リノフルオラン、2−クロロ−6−p−(p−ジメチル
アミノフェニル)アミノアニリノフルオラン、2−ジエ
チルアミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン、2−フェニル−6−p−
(p−フェニルアミノフェニル)アミノアニリノフルオ
ラン、2−ベンジル−6−p−(p−フェニルアミノフ
ェニル)アミノアニリノフルオラン、3−ジエチルアミ
ノ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)アミノア
ニリノフルオラン、2−クロロ−3−メチル−6−p−
(p−フェニルアミノフェニル)アミノアニリノフルオ
ランなどのフルオラン系化合物などが挙げられる。これ
らの電子供与性化合物は単独または2種以上混合して使
用される。
【0032】本発明の感熱記録材料に用いられる電子供
与性染料前駆体の使用量は0.01〜3.0g/m2、
より好ましくは0.03〜2.0g/m2程度の範囲で
使用するのが好ましい。
与性染料前駆体の使用量は0.01〜3.0g/m2、
より好ましくは0.03〜2.0g/m2程度の範囲で
使用するのが好ましい。
【0033】本発明の感熱記録材料に用いられる電子受
容性顕色剤としては一般に感圧記録紙、感熱記録紙に用
いられる酸性物質に代表されるが、特に制限されるもの
ではない。例えば粘土物質、フェノール誘導体、芳香族
カルボン酸誘導体、N,N′−ジアリールチオ尿素誘導
体、有機化合物の亜鉛塩などの多価金属塩を用いること
ができる。
容性顕色剤としては一般に感圧記録紙、感熱記録紙に用
いられる酸性物質に代表されるが、特に制限されるもの
ではない。例えば粘土物質、フェノール誘導体、芳香族
カルボン酸誘導体、N,N′−ジアリールチオ尿素誘導
体、有機化合物の亜鉛塩などの多価金属塩を用いること
ができる。
【0034】具体的には、酸性白土、活性白土、ゼオラ
イト、ベントナイト、カオリンなどの粘土物質、p−フ
ェニルフェノール、p−ヒドロキシアセトフェノン、4
−ヒドロキシ−4′−メチルジフェニルスルホン、4−
ヒドロキシ−4′−イソプロポキシジフェニルスルホ
ン、4−ヒドロキシ−4′−ベンゼンスルホニルオキシ
ジフェニルスルホン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)ペンタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)ヘキサン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)シクロヘキサン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)シクロドデカン、2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)ヘキサン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)オクタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)−2−エチルヘキサン、2,2−ビス(3−クロ
ロ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、1,1−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエタン、
1,3−ジ−〔2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−
プロピル〕ベンゼン、1,3−ジ−〔2−(3,4−ジ
ヒドロキシフェニル)−2−プロピル〕ベンゼン、1,
4−ジ−〔2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−プロ
ピル〕ベンゼン、4,4′−ジヒドロキシジフェニルエ
ーテル、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホン、
2,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホン、3,3′
−ジクロロ−4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホ
ン、3,3′−ジアリル−4,4′−ジヒドロキシジフ
ェニルスルホン、3,3′−ジクロロ−4,4′−ジヒ
ドロキシジフェニルスルフィド、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)酢酸メチル、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)酢酸ブチル、4,4′−チオビス
(2−t−ブチル−5−メチルフェノール)、p−ヒド
ロキシ安息香酸ベンジル、p−ヒドロキシ安息香酸クロ
ロベンジル、4−ヒドロキシフタル酸ジメチル、没食子
酸ベンジル、没食子酸ステアリル、サリチルアニリド、
5−クロロサリチルアニリド、ノボラックフェノール樹
脂、変性テルペンフェノール樹脂、3,5−ジ−t−ブ
チルサリチル酸、3,5−ジ−t−ノニルサリチル酸、
3,5−ジドデシルサリチル酸、3−メチル−5−t−
ドデシルサリチル酸、5−シクロヘキシルサリチル酸、
3,5−ビス(α,α−ジメチルベンジル)サリチル
酸、3−メチル−5−(α−メチルベンジル)サリチル
酸など、およびこれらの亜鉛、ニッケル、アルミニウ
ム、カルシウムなどの金属塩などが挙げられる。特にア
ルキル基を分子内に含有する化合物が好ましく用いられ
る。これらは、単独もしくは2種以上混合して使用する
ことができる。
イト、ベントナイト、カオリンなどの粘土物質、p−フ
ェニルフェノール、p−ヒドロキシアセトフェノン、4
−ヒドロキシ−4′−メチルジフェニルスルホン、4−
ヒドロキシ−4′−イソプロポキシジフェニルスルホ
ン、4−ヒドロキシ−4′−ベンゼンスルホニルオキシ
ジフェニルスルホン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)ペンタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)ヘキサン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)シクロヘキサン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)シクロドデカン、2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)ヘキサン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)オクタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)−2−エチルヘキサン、2,2−ビス(3−クロ
ロ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、1,1−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエタン、
1,3−ジ−〔2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−
プロピル〕ベンゼン、1,3−ジ−〔2−(3,4−ジ
ヒドロキシフェニル)−2−プロピル〕ベンゼン、1,
4−ジ−〔2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−プロ
ピル〕ベンゼン、4,4′−ジヒドロキシジフェニルエ
ーテル、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホン、
2,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホン、3,3′
−ジクロロ−4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホ
ン、3,3′−ジアリル−4,4′−ジヒドロキシジフ
ェニルスルホン、3,3′−ジクロロ−4,4′−ジヒ
ドロキシジフェニルスルフィド、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)酢酸メチル、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)酢酸ブチル、4,4′−チオビス
(2−t−ブチル−5−メチルフェノール)、p−ヒド
ロキシ安息香酸ベンジル、p−ヒドロキシ安息香酸クロ
ロベンジル、4−ヒドロキシフタル酸ジメチル、没食子
酸ベンジル、没食子酸ステアリル、サリチルアニリド、
5−クロロサリチルアニリド、ノボラックフェノール樹
脂、変性テルペンフェノール樹脂、3,5−ジ−t−ブ
チルサリチル酸、3,5−ジ−t−ノニルサリチル酸、
3,5−ジドデシルサリチル酸、3−メチル−5−t−
ドデシルサリチル酸、5−シクロヘキシルサリチル酸、
3,5−ビス(α,α−ジメチルベンジル)サリチル
酸、3−メチル−5−(α−メチルベンジル)サリチル
酸など、およびこれらの亜鉛、ニッケル、アルミニウ
ム、カルシウムなどの金属塩などが挙げられる。特にア
ルキル基を分子内に含有する化合物が好ましく用いられ
る。これらは、単独もしくは2種以上混合して使用する
ことができる。
【0035】本発明の感熱記録材料に用いられる電子受
容性顕色剤の使用量は、使用する電子受容性顕色剤の種
類に応じて選択されるが、電子供与性染料前駆体に対
し、50〜2000重量%、より好ましくは80〜15
00重量%程度の範囲で使用するのが好ましい。
容性顕色剤の使用量は、使用する電子受容性顕色剤の種
類に応じて選択されるが、電子供与性染料前駆体に対
し、50〜2000重量%、より好ましくは80〜15
00重量%程度の範囲で使用するのが好ましい。
【0036】本発明の感熱記録材料に用いられるジアゾ
化合物としては、特に光分解性の芳香族系ジアゾニウム
化合物が好ましく、具体的には芳香族ジアゾニウム塩、
ジアゾスルホネート化合物などである。4−ジエチルア
ミノベンゼンジアゾニウム、2,5−ジブトキシ−4−
モルホリノベンゼンジアゾニウム、2,5−ジエトキシ
−4−トリルチオベンゼンジアゾニウム、4−N−エチ
ル−N−ヒドロキシエチルベンゼンジアゾニウム、3−
メチル−4−ピロリジノベンゼンジアゾニウムなどを挙
げることができる。これらのテトラフルオロボレート
塩、ヘキサフルオロフォスフェート塩などが疎水性が大
きく、好ましい塩である。これらは、単独もしくは2種
以上混合して使用することができる。
化合物としては、特に光分解性の芳香族系ジアゾニウム
化合物が好ましく、具体的には芳香族ジアゾニウム塩、
ジアゾスルホネート化合物などである。4−ジエチルア
ミノベンゼンジアゾニウム、2,5−ジブトキシ−4−
モルホリノベンゼンジアゾニウム、2,5−ジエトキシ
−4−トリルチオベンゼンジアゾニウム、4−N−エチ
ル−N−ヒドロキシエチルベンゼンジアゾニウム、3−
メチル−4−ピロリジノベンゼンジアゾニウムなどを挙
げることができる。これらのテトラフルオロボレート
塩、ヘキサフルオロフォスフェート塩などが疎水性が大
きく、好ましい塩である。これらは、単独もしくは2種
以上混合して使用することができる。
【0037】本発明の感熱記録材料に用いられるジアゾ
化合物の使用量は0.01〜2.0g/m2、より好ま
しくは0.03〜1.0g/m2程度の範囲で使用する
のが好ましい。
化合物の使用量は0.01〜2.0g/m2、より好ま
しくは0.03〜1.0g/m2程度の範囲で使用する
のが好ましい。
【0038】本発明の感熱記録材料に用いられるジアゾ
化合物と反応して着色体を形成するカプラーとしてはヒ
ドロキシ芳香族化合物、活性メチレン化合物が好まし
く、具体的にはレゾルシン、フロログリシン、1−ヒド
ロキシナフタレン、2,3−ジヒドロキシナフタレン、
2,3−ジヒドロキシ−6−スルファニルナフタレン、
1,5−ジヒドロキシナフタレン、ジヒドロキシビフェ
ニル、2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸アニリド、2−
ヒドロキシ−3−ナフトエ酸テトラデシルアミド、ベン
ゾイルアセトアニリド、1−フェニル−3−フェニルア
セトアミド−5−ピラゾロンなどが挙げられる。これら
は、単独もしくは2種以上混合して使用することができ
る。
化合物と反応して着色体を形成するカプラーとしてはヒ
ドロキシ芳香族化合物、活性メチレン化合物が好まし
く、具体的にはレゾルシン、フロログリシン、1−ヒド
ロキシナフタレン、2,3−ジヒドロキシナフタレン、
2,3−ジヒドロキシ−6−スルファニルナフタレン、
1,5−ジヒドロキシナフタレン、ジヒドロキシビフェ
ニル、2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸アニリド、2−
ヒドロキシ−3−ナフトエ酸テトラデシルアミド、ベン
ゾイルアセトアニリド、1−フェニル−3−フェニルア
セトアミド−5−ピラゾロンなどが挙げられる。これら
は、単独もしくは2種以上混合して使用することができ
る。
【0039】本発明の感熱記録材料に用いられるジアゾ
化合物と反応して着色体を形成するカプラーの使用量は
0.01〜3.0g/m2、より好ましくは0.04〜
1.5g/m2程度の範囲で使用するのが好ましい。
化合物と反応して着色体を形成するカプラーの使用量は
0.01〜3.0g/m2、より好ましくは0.04〜
1.5g/m2程度の範囲で使用するのが好ましい。
【0040】ジアゾ化合物を使用する場合、反応性を向
上させるために塩基性化合物を添加することが好まし
い。具体的にはトリシクロヘキシルアミンなどの有機ア
ミン類、1,2−ジシクロヘキシル−3−フェニルグア
ニジンなどのグアニジン類、アリル尿素、エチレンチオ
尿素などの尿素類、4−フェニルイミダゾールなどのイ
ミダゾール類、ジベンジルピペラジンなどのピペラジン
類、他にピペリジン類、アミジン類、ピロール類、モル
ホリン類などが挙げられる。これらは、単独もしくは2
種以上混合して使用することができる。
上させるために塩基性化合物を添加することが好まし
い。具体的にはトリシクロヘキシルアミンなどの有機ア
ミン類、1,2−ジシクロヘキシル−3−フェニルグア
ニジンなどのグアニジン類、アリル尿素、エチレンチオ
尿素などの尿素類、4−フェニルイミダゾールなどのイ
ミダゾール類、ジベンジルピペラジンなどのピペラジン
類、他にピペリジン類、アミジン類、ピロール類、モル
ホリン類などが挙げられる。これらは、単独もしくは2
種以上混合して使用することができる。
【0041】本発明の感熱記録材料に用いられるイソシ
アナート化合物は、分子中にイソシアナート基を1個以
上有し、少なくとも加熱条件により上記失活剤および後
述する発色成分に付加可能な化合物であり、常温で固体
の無色または淡色の芳香族イソシアナート化合物または
複素環イソシアナート化合物が好ましい。
アナート化合物は、分子中にイソシアナート基を1個以
上有し、少なくとも加熱条件により上記失活剤および後
述する発色成分に付加可能な化合物であり、常温で固体
の無色または淡色の芳香族イソシアナート化合物または
複素環イソシアナート化合物が好ましい。
【0042】具体的には、イソシアナート化合物の例と
しては、2,6−ジクロロフェニルイソシアナート、p
−クロロフェニルイソシアナート、1,3−フェニレン
ジイソシアナート、1,4−フェニレンジイソシアナー
ト、1,3−ジメチルベンゼン−4,6−ジイソシアナ
ート、1,4−ジメチルベンゼン−2,5−ジイソシア
ナート、1−メトキシベンゼン−2,4−ジイソシアナ
ート、1−メトキシベンゼン−2,5−ジイソシアナー
ト、1−エトキシベンゼン−2,4−ジイソシアナー
ト、2,5−ジメトキシベンゼン−1,4−ジイソシア
ナート、2,5−ジエトキシベンゼン−1,4−ジイソ
シアナート、2,5−ジブトキシベンゼン−1,4−ジ
イソシアナート、アゾベンゼン−4,4′−ジイソシア
ナート、ジフェニルエーテル−4,4′−ジイソシアナ
ート、ナフタリン−1,4−ジイソシアナート、ナフタ
リン−1,5−ジイソシアナート、ナフタリン−2,6
−ジイソシアナート、ナフタリン−2,7−ジイソシア
ナート、
しては、2,6−ジクロロフェニルイソシアナート、p
−クロロフェニルイソシアナート、1,3−フェニレン
ジイソシアナート、1,4−フェニレンジイソシアナー
ト、1,3−ジメチルベンゼン−4,6−ジイソシアナ
ート、1,4−ジメチルベンゼン−2,5−ジイソシア
ナート、1−メトキシベンゼン−2,4−ジイソシアナ
ート、1−メトキシベンゼン−2,5−ジイソシアナー
ト、1−エトキシベンゼン−2,4−ジイソシアナー
ト、2,5−ジメトキシベンゼン−1,4−ジイソシア
ナート、2,5−ジエトキシベンゼン−1,4−ジイソ
シアナート、2,5−ジブトキシベンゼン−1,4−ジ
イソシアナート、アゾベンゼン−4,4′−ジイソシア
ナート、ジフェニルエーテル−4,4′−ジイソシアナ
ート、ナフタリン−1,4−ジイソシアナート、ナフタ
リン−1,5−ジイソシアナート、ナフタリン−2,6
−ジイソシアナート、ナフタリン−2,7−ジイソシア
ナート、
【0043】3,3′−ジメチルビフェニル−4,4′
−ジイソシアナート、3,3′−ジメトキシビフェニル
−4,4′−ジイソシアナート、3,3′−ジクロロビ
フェニル−4,4′−ジイソシアナート、3,3′,
6,6′−テトラクロロビフェニル−4,4′−ジイソ
シアナート、ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシア
ナート、ジフェニルジメチルメタン−4,4′−ジイソ
シアナート、ベンゾフェノン−3,3′−ジイソシアナ
ート、フルオレン−2,7−ジイソシアナート、アンス
ラキノン−2,6−ジイソシアナート、9−エチルカル
バゾール−3,6−ジイソシアナート、ピレン−3,8
−ジイソシアナート、ナフタレン−1,3,7−トリイ
ソシアナート、ビフェニル−2,4,4′−トリイソシ
アナート、4,4′,4″−トリイソシアナートトリフ
ェニルアミン、4,4′,4″−トリイソシアナート−
2,5−ジメトキシトリフェニルアミン、p−N,N−
ジメチルアミノフェニルイソシアナート、5,7−ジイ
ソシアナート−1,1−ジメチル−6−n−プロピルイ
ンダン、5,7−ジイソシアナート−1,1,4,6−
テトラメチルインダン、およびトリス(4−フェニルイ
ソシアナート)チオフォスフェートなどが挙げられる。
−ジイソシアナート、3,3′−ジメトキシビフェニル
−4,4′−ジイソシアナート、3,3′−ジクロロビ
フェニル−4,4′−ジイソシアナート、3,3′,
6,6′−テトラクロロビフェニル−4,4′−ジイソ
シアナート、ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシア
ナート、ジフェニルジメチルメタン−4,4′−ジイソ
シアナート、ベンゾフェノン−3,3′−ジイソシアナ
ート、フルオレン−2,7−ジイソシアナート、アンス
ラキノン−2,6−ジイソシアナート、9−エチルカル
バゾール−3,6−ジイソシアナート、ピレン−3,8
−ジイソシアナート、ナフタレン−1,3,7−トリイ
ソシアナート、ビフェニル−2,4,4′−トリイソシ
アナート、4,4′,4″−トリイソシアナートトリフ
ェニルアミン、4,4′,4″−トリイソシアナート−
2,5−ジメトキシトリフェニルアミン、p−N,N−
ジメチルアミノフェニルイソシアナート、5,7−ジイ
ソシアナート−1,1−ジメチル−6−n−プロピルイ
ンダン、5,7−ジイソシアナート−1,1,4,6−
テトラメチルインダン、およびトリス(4−フェニルイ
ソシアナート)チオフォスフェートなどが挙げられる。
【0044】これらのイソシアナート化合物は、必要に
応じて、フェノール類、ラクタム類、およびオキシム類
などとの付加化合物である、いわゆるブロックイソシア
ナートにして用いても良く、ジイソシアナートの2量
体、例えば1−メチルベンゼン−2,4−ジイソシアナ
ートの2量体、および3量体であるイソシアヌレートに
して用いても良い。さらに、各種のポリオールなどに反
応させた、例えばトリレンジイソシアナートとトリメチ
ロールプロパンとを反応させた、ポリイソシアナートと
して用いることも可能である。またイソシアナート化合
物は、ブロックイソシアナート、ジイソシアナートの2
量体、および3量体、ならびにポリイソシアナートを含
めてそれぞれ単独で1種で用いても良いし、2種類以上
を組み合わせて用いても良い。
応じて、フェノール類、ラクタム類、およびオキシム類
などとの付加化合物である、いわゆるブロックイソシア
ナートにして用いても良く、ジイソシアナートの2量
体、例えば1−メチルベンゼン−2,4−ジイソシアナ
ートの2量体、および3量体であるイソシアヌレートに
して用いても良い。さらに、各種のポリオールなどに反
応させた、例えばトリレンジイソシアナートとトリメチ
ロールプロパンとを反応させた、ポリイソシアナートと
して用いることも可能である。またイソシアナート化合
物は、ブロックイソシアナート、ジイソシアナートの2
量体、および3量体、ならびにポリイソシアナートを含
めてそれぞれ単独で1種で用いても良いし、2種類以上
を組み合わせて用いても良い。
【0045】本発明の感熱記録材料に用いられる、イソ
シアナート化合物と加熱時反応して着色体を生じるイミ
ノ化合物は、分子内にイミノ基を1つ以上含有するもの
で、具体的には、次のような化合物が挙げられる。
シアナート化合物と加熱時反応して着色体を生じるイミ
ノ化合物は、分子内にイミノ基を1つ以上含有するもの
で、具体的には、次のような化合物が挙げられる。
【0046】3−イミノイソインドリン−1−オン、3
−イミノ−4,5,6,7−テトラクロロイソインドリ
ン−1−オン、3−イミノ−5,6−ジクロロイソイン
ドリン−1−オン、3−イミノ−4,5,7−トリクロ
ロ−6−メトキシイソインドリン−1−オン、1−エト
キシ−3−イミノイソインドリン、1,3−ジイミノイ
ソインドリン、1,3−ジイミノ−4,5,6,7−テ
トラクロロイソインドリン、1,3−ジイミノ−6−メ
トキシイソインドリン、1,3−ジイミノ−6−シアノ
イソインドリン、7−アミノ−2,3−ジメチル−5−
オキソピロロ〔3,4b〕ピラジン、1−(2′−シア
ノ−4′−ニトロフェニルイミノ)−3−イミノイソイ
ンドリン、1−(2′−クロロ−5′−シアノフェニル
イミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(2′,
5′−ジエトキシフェニルイミノ)−3−イミノイソイ
ンドリン、1−(4′−N,N−ジメチルアミノフェニ
ルイミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(2′−
メトキシ−5′−N−フェニルカルバモイルフェニルイ
ミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(3′−ジメ
チルアミノ−4′−メトキシフェニルイミノ)−3−イ
ミノイソインドリン、1−(4′−フェニルアミノフェ
ニルイミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(p−
フェニルアゾフェニルイミノ)−3−イミノイソインド
リン、1−(N−エチルカルバゾリル−3′−イミノ)
−3−イミノイソインドリン、1−(ナフトキノン−
1′−イミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(ピ
リジル−4′−イミノ)−3−イミノイソインドリン、
1−(ベンズイミダゾリル−2′−イミノ)−3−イミ
ノ−4,7−ジチオテトラヒドロイソインドリン、1−
〔(シアノベンズイミダゾリル−2′)−メチレン〕−
3−イミノ−6−クロロイソインドリン、3−イミノ−
1−スルホ安息香酸イミド、3−イミノ−1−スルホ−
6−クロロ安息香酸イミド、3−イミノ−1−スルホ−
6−ニトロ安息香酸イミド、3−イミノ−1−スルホナ
フトエ酸イミド、3−イミノ−1−スルホ−5−ブロモ
ナフトエ酸イミド、および3−イミノ−2−メチル−
4,5,6,7−テトラクロロイソインドリン−1−オ
ンなどが挙げられる。
−イミノ−4,5,6,7−テトラクロロイソインドリ
ン−1−オン、3−イミノ−5,6−ジクロロイソイン
ドリン−1−オン、3−イミノ−4,5,7−トリクロ
ロ−6−メトキシイソインドリン−1−オン、1−エト
キシ−3−イミノイソインドリン、1,3−ジイミノイ
ソインドリン、1,3−ジイミノ−4,5,6,7−テ
トラクロロイソインドリン、1,3−ジイミノ−6−メ
トキシイソインドリン、1,3−ジイミノ−6−シアノ
イソインドリン、7−アミノ−2,3−ジメチル−5−
オキソピロロ〔3,4b〕ピラジン、1−(2′−シア
ノ−4′−ニトロフェニルイミノ)−3−イミノイソイ
ンドリン、1−(2′−クロロ−5′−シアノフェニル
イミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(2′,
5′−ジエトキシフェニルイミノ)−3−イミノイソイ
ンドリン、1−(4′−N,N−ジメチルアミノフェニ
ルイミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(2′−
メトキシ−5′−N−フェニルカルバモイルフェニルイ
ミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(3′−ジメ
チルアミノ−4′−メトキシフェニルイミノ)−3−イ
ミノイソインドリン、1−(4′−フェニルアミノフェ
ニルイミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(p−
フェニルアゾフェニルイミノ)−3−イミノイソインド
リン、1−(N−エチルカルバゾリル−3′−イミノ)
−3−イミノイソインドリン、1−(ナフトキノン−
1′−イミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(ピ
リジル−4′−イミノ)−3−イミノイソインドリン、
1−(ベンズイミダゾリル−2′−イミノ)−3−イミ
ノ−4,7−ジチオテトラヒドロイソインドリン、1−
〔(シアノベンズイミダゾリル−2′)−メチレン〕−
3−イミノ−6−クロロイソインドリン、3−イミノ−
1−スルホ安息香酸イミド、3−イミノ−1−スルホ−
6−クロロ安息香酸イミド、3−イミノ−1−スルホ−
6−ニトロ安息香酸イミド、3−イミノ−1−スルホナ
フトエ酸イミド、3−イミノ−1−スルホ−5−ブロモ
ナフトエ酸イミド、および3−イミノ−2−メチル−
4,5,6,7−テトラクロロイソインドリン−1−オ
ンなどが挙げられる。
【0047】本発明の感熱記録材料に用いるイソシアナ
ート化合物の使用量は、通常、イソシアナート化合物と
しては0.1〜2.0g/m2が適当であるが、特に
0.2〜1.5g/m2が高い発色濃度を得るため好ま
しい。また、電子供与性染料前駆体あるいはイミノ化合
物の量はイソシアナート化合物に対し、10〜300重
量%が適当であるが、特に20〜250重量%が好まし
い。
ート化合物の使用量は、通常、イソシアナート化合物と
しては0.1〜2.0g/m2が適当であるが、特に
0.2〜1.5g/m2が高い発色濃度を得るため好ま
しい。また、電子供与性染料前駆体あるいはイミノ化合
物の量はイソシアナート化合物に対し、10〜300重
量%が適当であるが、特に20〜250重量%が好まし
い。
【0048】本発明の感熱記録材料を構成する感熱記録
層は、特開平8−282115号公報に示される如く、
発色成分、例えば電子供与性染料前駆体の少なくとも1
種をマイクロカプセルに内包させること、また発色成分
の1種以上の化合物の表面に発色調節層が設けられた粒
子の形態で感熱記録層中に含有されてもよい。さらに発
色成分の1種以上を樹脂中に含有させることなどにより
発色のための温度を調整することで、1層構造で2種以
上の色相に発色する感熱記録層とすることが好ましい
が、2層以上の感熱記録層を積層し、それぞれの層に例
えば発色色相の異なる電子供与性染料前駆体、ジアゾ化
合物などの発色成分を使用することにより、2種以上の
色相に発色する感熱記録層としてもよい。この場合、各
感熱発色層に隣接する消色層を設けてもよい。
層は、特開平8−282115号公報に示される如く、
発色成分、例えば電子供与性染料前駆体の少なくとも1
種をマイクロカプセルに内包させること、また発色成分
の1種以上の化合物の表面に発色調節層が設けられた粒
子の形態で感熱記録層中に含有されてもよい。さらに発
色成分の1種以上を樹脂中に含有させることなどにより
発色のための温度を調整することで、1層構造で2種以
上の色相に発色する感熱記録層とすることが好ましい
が、2層以上の感熱記録層を積層し、それぞれの層に例
えば発色色相の異なる電子供与性染料前駆体、ジアゾ化
合物などの発色成分を使用することにより、2種以上の
色相に発色する感熱記録層としてもよい。この場合、各
感熱発色層に隣接する消色層を設けてもよい。
【0049】消色層とは、消色層の上層に積層される感
熱記録層で熱時形成される着色物質を消色、あるいは発
色画像のキレ、鮮やかさを得る機能を持つ層である。消
色層に含まれる消色剤は、発色成分の種類によって異な
る。例えば、発色成分が電子供与性染料前駆体からなる
場合、石油樹脂、芳香族系樹脂、エステル系樹脂などの
オリゴマー、ポリマー、グアニジン系、ピペリジン系な
どの1級および2級、3級アミン類、アミド類、エステ
ル類などが使用される。
熱記録層で熱時形成される着色物質を消色、あるいは発
色画像のキレ、鮮やかさを得る機能を持つ層である。消
色層に含まれる消色剤は、発色成分の種類によって異な
る。例えば、発色成分が電子供与性染料前駆体からなる
場合、石油樹脂、芳香族系樹脂、エステル系樹脂などの
オリゴマー、ポリマー、グアニジン系、ピペリジン系な
どの1級および2級、3級アミン類、アミド類、エステ
ル類などが使用される。
【0050】本発明の感熱記録材料に用いる発色成分
を、発色成分の少なくとも1種以上の表面に発色調節層
を設けた粒子の形態で感熱記録層中に含有する場合、発
色調節層を粒子の表面に設けることにより、発色温度を
より高くしたり、より低くしたりし、発色エネルギーを
調節することが可能となる。
を、発色成分の少なくとも1種以上の表面に発色調節層
を設けた粒子の形態で感熱記録層中に含有する場合、発
色調節層を粒子の表面に設けることにより、発色温度を
より高くしたり、より低くしたりし、発色エネルギーを
調節することが可能となる。
【0051】本発明の感熱記録材料に用いる少なくとも
1種以上の発色成分の粒子表面に設けられる発色調節層
は、不飽和炭素結合を有する化合物を重合して得ること
が好ましい。従来のマイクロカプセルの作製方法を用い
て発色調節層を設けることもできるが、不飽和炭素結合
を有する化合物を重合して得られる発色調節層を設けた
ほうが、発色調節層の特性を自在に制御することができ
るためより好ましい。
1種以上の発色成分の粒子表面に設けられる発色調節層
は、不飽和炭素結合を有する化合物を重合して得ること
が好ましい。従来のマイクロカプセルの作製方法を用い
て発色調節層を設けることもできるが、不飽和炭素結合
を有する化合物を重合して得られる発色調節層を設けた
ほうが、発色調節層の特性を自在に制御することができ
るためより好ましい。
【0052】該発色調節層を粒子の表面に形成させる方
法としては、例えば、発色成分を構成する化合物粒子の
分散液に不飽和炭素結合を有する化合物を加え、重合開
始剤を添加した後、必要に応じ加熱することにより、不
飽和炭素結合を有する化合物における不飽和炭素結合が
活性点となって付加重合し、発色成分を構成する化合物
の粒子の表面を被覆して形成することができる。
法としては、例えば、発色成分を構成する化合物粒子の
分散液に不飽和炭素結合を有する化合物を加え、重合開
始剤を添加した後、必要に応じ加熱することにより、不
飽和炭素結合を有する化合物における不飽和炭素結合が
活性点となって付加重合し、発色成分を構成する化合物
の粒子の表面を被覆して形成することができる。
【0053】本発明に用いる発色成分を構成する化合物
の分散液は、発色成分を構成する化合物を乾式粉砕して
分散媒中に分散する方法、または発色成分を構成する化
合物を分散媒に混入し湿式粉砕する方法などにより得ら
れる。粉砕する方法としては、任意の方法を用いること
ができる。発色成分を構成する化合物の分散液中の発色
成分を構成する化合物粒子の粒径は、0.1μm以上2
0μm以下が好ましい。本発明において粒径がこの範囲
である場合、効率よく発色調節層を設けることができ、
また、該分散液の製造のしやすさ、感熱記録材料の印字
性の面からも有利である。
の分散液は、発色成分を構成する化合物を乾式粉砕して
分散媒中に分散する方法、または発色成分を構成する化
合物を分散媒に混入し湿式粉砕する方法などにより得ら
れる。粉砕する方法としては、任意の方法を用いること
ができる。発色成分を構成する化合物の分散液中の発色
成分を構成する化合物粒子の粒径は、0.1μm以上2
0μm以下が好ましい。本発明において粒径がこの範囲
である場合、効率よく発色調節層を設けることができ、
また、該分散液の製造のしやすさ、感熱記録材料の印字
性の面からも有利である。
【0054】本発明において、発色成分を構成する化合
物の粒子を分散する分散媒としては、水、または、水に
相溶性のある有機溶媒と水との混合溶液が好ましく用い
られる。水に相溶性のある有機溶媒の具体例としては、
メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルア
ルコール、アセトン、メチルエチルケトン、エチレング
リコールなどが挙げられるが、水に相溶性のある有機溶
媒であれば特に限定はされない。さらに、本発明におい
ては、発色成分を構成する化合物粒子を分散する分散媒
の全重量の50重量%以上は水により構成されているこ
とが好ましい。分散媒の全重量の50重量%以上が水に
より構成されている場合は、不飽和炭素結合を有する化
合物を付加重合して発色成分を構成する化合物粒子の表
面に発色調節層を形成する際、発色成分を構成する化合
物粒子の分散安定性が良好であり、発色成分を構成する
化合物粒子間の凝集が発生しにくく、凝集による発色調
節層の形成の妨害が起きにくい。
物の粒子を分散する分散媒としては、水、または、水に
相溶性のある有機溶媒と水との混合溶液が好ましく用い
られる。水に相溶性のある有機溶媒の具体例としては、
メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルア
ルコール、アセトン、メチルエチルケトン、エチレング
リコールなどが挙げられるが、水に相溶性のある有機溶
媒であれば特に限定はされない。さらに、本発明におい
ては、発色成分を構成する化合物粒子を分散する分散媒
の全重量の50重量%以上は水により構成されているこ
とが好ましい。分散媒の全重量の50重量%以上が水に
より構成されている場合は、不飽和炭素結合を有する化
合物を付加重合して発色成分を構成する化合物粒子の表
面に発色調節層を形成する際、発色成分を構成する化合
物粒子の分散安定性が良好であり、発色成分を構成する
化合物粒子間の凝集が発生しにくく、凝集による発色調
節層の形成の妨害が起きにくい。
【0055】また、本発明において、表面に発色調節層
を設けられる発色成分を構成する化合物粒子の分散液
に、不飽和炭素結合を有する化合物を加える際、該化合
物を懸濁液の状態で加えることが好ましい。不飽和炭素
結合を有する化合物を感熱記録成分を構成する化合物粒
子の分散液に加える際、不飽和炭素結合を有する化合物
を分散媒に懸濁分散させて加えることで、少量の不飽和
炭素結合を有する化合物で効率良く発色成分を構成する
化合物粒子の表面に発色調節層を設けることができ、発
色成分の発色温度などの発色特性が調節できる。
を設けられる発色成分を構成する化合物粒子の分散液
に、不飽和炭素結合を有する化合物を加える際、該化合
物を懸濁液の状態で加えることが好ましい。不飽和炭素
結合を有する化合物を感熱記録成分を構成する化合物粒
子の分散液に加える際、不飽和炭素結合を有する化合物
を分散媒に懸濁分散させて加えることで、少量の不飽和
炭素結合を有する化合物で効率良く発色成分を構成する
化合物粒子の表面に発色調節層を設けることができ、発
色成分の発色温度などの発色特性が調節できる。
【0056】本発明において、発色調節層の特性を変化
させることにより、発色調節層を設けた発色成分を含有
する感熱記録材料の発色温度、耐溶剤性、保存性などの
特性も大きく変化させることができる。発色調節層の特
性を変化させる方法としては、不飽和炭素結合を有する
化合物の種類、ならびに量を変化させることで容易に実
現できる。
させることにより、発色調節層を設けた発色成分を含有
する感熱記録材料の発色温度、耐溶剤性、保存性などの
特性も大きく変化させることができる。発色調節層の特
性を変化させる方法としては、不飽和炭素結合を有する
化合物の種類、ならびに量を変化させることで容易に実
現できる。
【0057】本発明に係わる不飽和炭素結合を有する化
合物は、不飽和炭素結合を1つ以上有する化合物である
が、不飽和炭素結合を2つ以上有する化合物を含有さ
せ、その含有量を変化させることにより、発色調節層の
特性を自由に変化させることができる。不飽和炭素結合
を1つ有する化合物と不飽和炭素結合を2つ以上有する
化合物とを混合して重合して形成した発色調節層は、発
色調節層を形成する重合体の架橋構造により、不飽和炭
素結合を2つ以上有する化合物を含有させずに重合して
形成した発色調節層と比較して、熱や有機溶剤といった
外部からの刺激に対する耐性が向上する。
合物は、不飽和炭素結合を1つ以上有する化合物である
が、不飽和炭素結合を2つ以上有する化合物を含有さ
せ、その含有量を変化させることにより、発色調節層の
特性を自由に変化させることができる。不飽和炭素結合
を1つ有する化合物と不飽和炭素結合を2つ以上有する
化合物とを混合して重合して形成した発色調節層は、発
色調節層を形成する重合体の架橋構造により、不飽和炭
素結合を2つ以上有する化合物を含有させずに重合して
形成した発色調節層と比較して、熱や有機溶剤といった
外部からの刺激に対する耐性が向上する。
【0058】さらに、発色調節層は、不飽和炭素結合を
2つ以上の有する化合物の含有量の増加に伴い、より高
密度な架橋構造になり、耐熱特性、耐溶剤性が向上す
る。不飽和炭素結合を2つ以上有する化合物の含有量
は、不飽和炭素結合を有する化合物の全重量に対して1
重量%以上70重量%以下が好ましく、この範囲内で
は、感熱記録材料中の発色成分の発色温度などの発色特
性を広い範囲にわたって自由に調節することができる。
さらにまた、感熱記録材料を発色させる物質、例えば、
有機溶剤などが未印字部に付着しても発色しにくく、印
字部の発色濃度が高く均一な印字が可能な感熱記録材料
を得ることが可能となる。
2つ以上の有する化合物の含有量の増加に伴い、より高
密度な架橋構造になり、耐熱特性、耐溶剤性が向上す
る。不飽和炭素結合を2つ以上有する化合物の含有量
は、不飽和炭素結合を有する化合物の全重量に対して1
重量%以上70重量%以下が好ましく、この範囲内で
は、感熱記録材料中の発色成分の発色温度などの発色特
性を広い範囲にわたって自由に調節することができる。
さらにまた、感熱記録材料を発色させる物質、例えば、
有機溶剤などが未印字部に付着しても発色しにくく、印
字部の発色濃度が高く均一な印字が可能な感熱記録材料
を得ることが可能となる。
【0059】不飽和炭素結合を有する化合物の使用量
は、発色調節層を設ける発色成分を構成する化合物粒子
に対して、0.5重量%以上1000重量%以下である
ことが好ましい。発色調節層を設ける発色成分を構成す
る化合物粒子に対して0.5重量%以上1000重量%
以下である場合は、発色調節層としての機能が充分な被
覆が可能であり、また重合が進行しやすく、重合時に凝
集が生じにくく、また感熱記録材料の発色濃度も充分な
ものが得られる。
は、発色調節層を設ける発色成分を構成する化合物粒子
に対して、0.5重量%以上1000重量%以下である
ことが好ましい。発色調節層を設ける発色成分を構成す
る化合物粒子に対して0.5重量%以上1000重量%
以下である場合は、発色調節層としての機能が充分な被
覆が可能であり、また重合が進行しやすく、重合時に凝
集が生じにくく、また感熱記録材料の発色濃度も充分な
ものが得られる。
【0060】本発明に係わる不飽和炭素結合を1つのみ
有する化合物の具体例としては、スチレン、α−メチル
スチレン、α−メトキシスチレン、m−ブロモスチレ
ン、m−クロロスチレン、o−ブロモスチレン、o−ク
ロロスチレン、p−ブロモスチレン、p−クロロスチレ
ン、p−メチルスチレン、p−メトキシスチレン、2−
ビニルピリジン、イソブテン、3−メチル−1−ブテ
ン、ブチルビニルエーテル、メチルビニルケトン、ニト
ロエチレン、ビニリデンシアニド、エチレン、プロピレ
ン、塩化ビニル、酢酸ビニル、アクロレイン、メチルア
クロレイン、アクリルアミド、N−メチロールアクリル
アミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、ジアセトン
アクリルアミド、N−オクタデシルアクリルアミド、α
−アセトキシアクリル酸エチル、α−クロロアクリル酸
エチル、α−クロロアクリル酸メチル、α−シアノアク
リル酸メチル、α−フェニルアクリル酸メチル、アクリ
ル酸ベンジル、アクリル酸ブチル、アクリル酸エチル、
アクリル酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸ステアリ
ル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸トリデシル、アク
リル酸−2−ヒドロキシエチル、アクリル酸−2−ヒド
ロキシプロピル、
有する化合物の具体例としては、スチレン、α−メチル
スチレン、α−メトキシスチレン、m−ブロモスチレ
ン、m−クロロスチレン、o−ブロモスチレン、o−ク
ロロスチレン、p−ブロモスチレン、p−クロロスチレ
ン、p−メチルスチレン、p−メトキシスチレン、2−
ビニルピリジン、イソブテン、3−メチル−1−ブテ
ン、ブチルビニルエーテル、メチルビニルケトン、ニト
ロエチレン、ビニリデンシアニド、エチレン、プロピレ
ン、塩化ビニル、酢酸ビニル、アクロレイン、メチルア
クロレイン、アクリルアミド、N−メチロールアクリル
アミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、ジアセトン
アクリルアミド、N−オクタデシルアクリルアミド、α
−アセトキシアクリル酸エチル、α−クロロアクリル酸
エチル、α−クロロアクリル酸メチル、α−シアノアク
リル酸メチル、α−フェニルアクリル酸メチル、アクリ
ル酸ベンジル、アクリル酸ブチル、アクリル酸エチル、
アクリル酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸ステアリ
ル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸トリデシル、アク
リル酸−2−ヒドロキシエチル、アクリル酸−2−ヒド
ロキシプロピル、
【0061】アクリル酸−2−メトキシエチル、アクリ
ル酸−2−ブトキシエチル、アクリル酸エトキシエチ
ル、アクリル酸メチルトリグリコール、アクリル酸シク
ロヘキシル、アクリル酸テトラヒドロフルフリル、アク
リル酸シアノエチル、アクリル酸フェロセニルメチル、
アクリル酸グリシジル、アクリル酸ヘプタフルオロブチ
ル、アクリル酸メチル、アクリル酸オクチル、トリフル
オロアクリル酸メチル、アクリル酸−2−クロロエチ
ル、アクリル酸−2−ニトロブチル、アクリル酸、α−
ブロモアクリル酸、2−ヒドロキシエチルアクリロイル
ホスフェート、アクリロニトリル、アリルグリシジルエ
ーテル、アリル酢酸、アリルアルコール、アリルベンゼ
ン、N−アリルステアリルアミド、1−ブテン、2−ブ
テン、N−ビニルカプロラクタム、N−ビニルカルバミ
ン酸エチル、N−ビニルカルバゾール、クロトンアルデ
ヒド、クロトン酸、1,1−ジフェニルエチレン、テト
ラフルオロエチレン、フマル酸ジエチル、1−ヘキセ
ン、1−ビニルイミダゾール、1−ビニル−2−メチル
イミダゾール、インデン、マレイン酸ジエチル、無水マ
レイン酸、マレイミド、メタクリルアミド、メタクリル
酸ベンジル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸フェロ
セニルメチル、メタクリル酸グリシジル、メタクリル酸
イソプロピル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸−
n−ブチル、
ル酸−2−ブトキシエチル、アクリル酸エトキシエチ
ル、アクリル酸メチルトリグリコール、アクリル酸シク
ロヘキシル、アクリル酸テトラヒドロフルフリル、アク
リル酸シアノエチル、アクリル酸フェロセニルメチル、
アクリル酸グリシジル、アクリル酸ヘプタフルオロブチ
ル、アクリル酸メチル、アクリル酸オクチル、トリフル
オロアクリル酸メチル、アクリル酸−2−クロロエチ
ル、アクリル酸−2−ニトロブチル、アクリル酸、α−
ブロモアクリル酸、2−ヒドロキシエチルアクリロイル
ホスフェート、アクリロニトリル、アリルグリシジルエ
ーテル、アリル酢酸、アリルアルコール、アリルベンゼ
ン、N−アリルステアリルアミド、1−ブテン、2−ブ
テン、N−ビニルカプロラクタム、N−ビニルカルバミ
ン酸エチル、N−ビニルカルバゾール、クロトンアルデ
ヒド、クロトン酸、1,1−ジフェニルエチレン、テト
ラフルオロエチレン、フマル酸ジエチル、1−ヘキセ
ン、1−ビニルイミダゾール、1−ビニル−2−メチル
イミダゾール、インデン、マレイン酸ジエチル、無水マ
レイン酸、マレイミド、メタクリルアミド、メタクリル
酸ベンジル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸フェロ
セニルメチル、メタクリル酸グリシジル、メタクリル酸
イソプロピル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸−
n−ブチル、
【0062】メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸−
sec−ブチル、メタクリル酸−t−ブチル、メタクリ
ル酸−2−エチルヘキシル、メタクリル酸シクロヘキシ
ル、メタクリル酸イソデシル、メタクリル酸ラウリル、
メタクリル酸トリデシル、メタクリル酸ステアリル、メ
タクリル酸メチル、メタクリル酸フェニル、メタクリル
酸−2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸−2−ヒドロ
キシプロピル、メタクリル酸−2−エトキシエチル、メ
タクリル酸テトラヒドロフルフリル、メタクリル酸ジメ
チルアミノエチル、メタクリル酸ジエチルアミノエチ
ル、メタクリル酸−3−クロロ−2−ヒドロキシプロピ
ル、メタクリル酸、メタアクリロキシエチルホスフェー
ト、ポリエチレングリコールモノメタクリレート、ポリ
プロピレングリコールモノメタクリレート、N−メチロ
ールメタクリルアミド、メタクリロニトリル、メタクリ
ロイルアセトン、2−イソプロペニル−2−オキサゾリ
ン、2−ビニルキノリン、安息香酸ビニル、ビニルドデ
シルエーテル、ビニルエチルスルホキシド、ギ酸ビニ
ル、ビニルイソブチルエーテル、ラウリン酸ビニル、ビ
ニルフェニルエーテル、アセチレン、フェニルアセチレ
ンなどが挙げられるが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。
sec−ブチル、メタクリル酸−t−ブチル、メタクリ
ル酸−2−エチルヘキシル、メタクリル酸シクロヘキシ
ル、メタクリル酸イソデシル、メタクリル酸ラウリル、
メタクリル酸トリデシル、メタクリル酸ステアリル、メ
タクリル酸メチル、メタクリル酸フェニル、メタクリル
酸−2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸−2−ヒドロ
キシプロピル、メタクリル酸−2−エトキシエチル、メ
タクリル酸テトラヒドロフルフリル、メタクリル酸ジメ
チルアミノエチル、メタクリル酸ジエチルアミノエチ
ル、メタクリル酸−3−クロロ−2−ヒドロキシプロピ
ル、メタクリル酸、メタアクリロキシエチルホスフェー
ト、ポリエチレングリコールモノメタクリレート、ポリ
プロピレングリコールモノメタクリレート、N−メチロ
ールメタクリルアミド、メタクリロニトリル、メタクリ
ロイルアセトン、2−イソプロペニル−2−オキサゾリ
ン、2−ビニルキノリン、安息香酸ビニル、ビニルドデ
シルエーテル、ビニルエチルスルホキシド、ギ酸ビニ
ル、ビニルイソブチルエーテル、ラウリン酸ビニル、ビ
ニルフェニルエーテル、アセチレン、フェニルアセチレ
ンなどが挙げられるが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。
【0063】また、不飽和炭素結合を2つ以上有する化
合物とは、一分子内に不飽和炭素結合が開いて付加重合
し得る炭素−炭素二重結合、および/または炭素−炭素
三重結合を2つ以上有するものが好ましく用いられる。
合物とは、一分子内に不飽和炭素結合が開いて付加重合
し得る炭素−炭素二重結合、および/または炭素−炭素
三重結合を2つ以上有するものが好ましく用いられる。
【0064】具体例としては、エチレングリコールジア
クリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、ト
リエチレングリコールジアクリレート、テトラエチレン
グリコールジアクリレート、オクタエチレングリコール
ジアクリレートなどのポリエチレングリコールジアクリ
レート類、エチレングリコールジメタクリレート、ジエ
チレングリコールジメタクリレート、トリエチレングリ
コールジメタクリレート、テトラエチレングリコールジ
メタクリレートなどのポリエチレングリコールジメタク
リレート類、2,2−ビス(4−アクリロキシエトキシ
フェニル)プロパン、2,2−ビス(4−アクリロキシ
ジエトキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ア
クリロキシトリエトキシフェニル)プロパンなどの2,
2−ビス(4−アクリロキシポリエトキシフェニル)プ
ロパン類、2,2−ビス(4−メタクリロキシエトキシ
フェニル)プロパン、2,2−ビス(4−メタクリロキ
シジエトキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−
メタクリロキシトリエトキシフェニル)プロパンなどの
2,2−ビス(4−メタクリロキシポリエトキシフェニ
ル)プロパン類、
クリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、ト
リエチレングリコールジアクリレート、テトラエチレン
グリコールジアクリレート、オクタエチレングリコール
ジアクリレートなどのポリエチレングリコールジアクリ
レート類、エチレングリコールジメタクリレート、ジエ
チレングリコールジメタクリレート、トリエチレングリ
コールジメタクリレート、テトラエチレングリコールジ
メタクリレートなどのポリエチレングリコールジメタク
リレート類、2,2−ビス(4−アクリロキシエトキシ
フェニル)プロパン、2,2−ビス(4−アクリロキシ
ジエトキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ア
クリロキシトリエトキシフェニル)プロパンなどの2,
2−ビス(4−アクリロキシポリエトキシフェニル)プ
ロパン類、2,2−ビス(4−メタクリロキシエトキシ
フェニル)プロパン、2,2−ビス(4−メタクリロキ
シジエトキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−
メタクリロキシトリエトキシフェニル)プロパンなどの
2,2−ビス(4−メタクリロキシポリエトキシフェニ
ル)プロパン類、
【0065】アリルアクリレート、1,3−ブタンジオ
ールジアクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリ
レート、1,5−ペンタンジオールジアクリレート、ネ
オペンチルグリコールジアクリレート、1,6−ヘキサ
ンジオールジアクリレート、ポリプロピレングリコール
ジアクリレート、N,N′−メチレンビスアクリルアミ
ド、アリルメタクリレート、1,3−ブタンジオールジ
メタクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレ
ート、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート、ジ
プロピレングリコールジメタクリレート、ジアリルフタ
レート、ジアリルクロレンデート、ブタジエン、ブタジ
エン−1−カルボン酸エチル、ブタジエン−1,4−ジ
カルボン酸ジエチル、ジアリルメラミン、フタル酸ジア
リル、N,N−ジビニルアニリン、ジビニルエーテル、
ジビニルベンゼン、ジビニルナフタレン、1,3−ブタ
ンジオールジメタクリレート、イソプレンなど、ペンタ
エリスリトールトリアクリレート、トリメチロールプロ
パントリアクリレート、トリメチロールエタントリメタ
クリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレー
ト、トリアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレ
ート、トリアリルトリメリテートなど、テトラメチロー
ルメタンテトラアクリレート、テトラメチロールメタン
テトラメタクリレートなどが挙げられるが、本発明はこ
れに限定されるものではない。
ールジアクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリ
レート、1,5−ペンタンジオールジアクリレート、ネ
オペンチルグリコールジアクリレート、1,6−ヘキサ
ンジオールジアクリレート、ポリプロピレングリコール
ジアクリレート、N,N′−メチレンビスアクリルアミ
ド、アリルメタクリレート、1,3−ブタンジオールジ
メタクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレ
ート、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート、ジ
プロピレングリコールジメタクリレート、ジアリルフタ
レート、ジアリルクロレンデート、ブタジエン、ブタジ
エン−1−カルボン酸エチル、ブタジエン−1,4−ジ
カルボン酸ジエチル、ジアリルメラミン、フタル酸ジア
リル、N,N−ジビニルアニリン、ジビニルエーテル、
ジビニルベンゼン、ジビニルナフタレン、1,3−ブタ
ンジオールジメタクリレート、イソプレンなど、ペンタ
エリスリトールトリアクリレート、トリメチロールプロ
パントリアクリレート、トリメチロールエタントリメタ
クリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレー
ト、トリアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレ
ート、トリアリルトリメリテートなど、テトラメチロー
ルメタンテトラアクリレート、テトラメチロールメタン
テトラメタクリレートなどが挙げられるが、本発明はこ
れに限定されるものではない。
【0066】これらの本発明に係わる不飽和炭素結合を
1つ以上有する化合物は、それぞれ単独もしくは2種以
上混合して用いることができる。2種以上混合して用い
る場合は、上述したように、不飽和炭素結合を1つ有す
る化合物と不飽和炭素結合を2つ以上有する化合物との
特定比率での組み合わせが好ましいが、不飽和炭素結合
を1つ有する化合物同士、不飽和炭素結合を2つ以上有
する化合物同士の組み合わせで用いることもできる。
1つ以上有する化合物は、それぞれ単独もしくは2種以
上混合して用いることができる。2種以上混合して用い
る場合は、上述したように、不飽和炭素結合を1つ有す
る化合物と不飽和炭素結合を2つ以上有する化合物との
特定比率での組み合わせが好ましいが、不飽和炭素結合
を1つ有する化合物同士、不飽和炭素結合を2つ以上有
する化合物同士の組み合わせで用いることもできる。
【0067】また、発色成分を構成する化合物粒子を分
散する分散媒の全重量の50重量%以上が水により構成
されている場合、不飽和炭素結合を有する化合物は、メ
タクリル酸ベンジル、メタクリル酸エチル、メタクリル
酸フェロセニルメチル、メタクリル酸グリシジル、メタ
クリル酸イソプロピル、メタクリル酸プロピル、メタク
リル酸−n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタク
リル酸−sec−ブチル、メタクリル酸−t−ブチル、
メタクリル酸−2−エチルヘキシル、メタクリル酸シク
ロヘキシル、メタクリル酸イソデシル、メタクリル酸ラ
ウリル、メタクリル酸トリデシル、メタクリル酸ステア
リル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸フェニル、メ
タクリル酸−2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸−2
−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸−2−エトキシエ
チル、メタクリル酸テトラヒドロフルフリル、メタクリ
ル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸ジエチルアミ
ノエチル、メタクリル酸−3−クロロ−2−ヒドロキシ
プロピル、メタアクリロキシエチルホスフェート、ポリ
エチレングリコールモノメタクリレート、ポリプロピレ
ングリコールモノメタクリレート、エチレングリコール
ジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレ
ート、トリエチレングリコールジメタクリレート、テト
ラエチレングリコールジメタクリレート、アリルメタク
リレート、1,3−ブタンジオールジメタクリレート、
ネオペンチルグリコールジメタクリレート、1,6−ヘ
キサンジオールジメタクリレート、ジプロピレングリコ
ールジメタクリレート、1,3−ブタンジオールジメタ
クリレート、トリメチロールエタントリメタクリレー
ト、トリメチロールプロパントリメタクリレート、テト
ラメチロールメタンテトラメタクリレートなどのメタク
リル酸エステルを不飽和炭素結合を有する化合物の一部
または全部に用いるのが特に好ましい。
散する分散媒の全重量の50重量%以上が水により構成
されている場合、不飽和炭素結合を有する化合物は、メ
タクリル酸ベンジル、メタクリル酸エチル、メタクリル
酸フェロセニルメチル、メタクリル酸グリシジル、メタ
クリル酸イソプロピル、メタクリル酸プロピル、メタク
リル酸−n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタク
リル酸−sec−ブチル、メタクリル酸−t−ブチル、
メタクリル酸−2−エチルヘキシル、メタクリル酸シク
ロヘキシル、メタクリル酸イソデシル、メタクリル酸ラ
ウリル、メタクリル酸トリデシル、メタクリル酸ステア
リル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸フェニル、メ
タクリル酸−2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸−2
−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸−2−エトキシエ
チル、メタクリル酸テトラヒドロフルフリル、メタクリ
ル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸ジエチルアミ
ノエチル、メタクリル酸−3−クロロ−2−ヒドロキシ
プロピル、メタアクリロキシエチルホスフェート、ポリ
エチレングリコールモノメタクリレート、ポリプロピレ
ングリコールモノメタクリレート、エチレングリコール
ジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレ
ート、トリエチレングリコールジメタクリレート、テト
ラエチレングリコールジメタクリレート、アリルメタク
リレート、1,3−ブタンジオールジメタクリレート、
ネオペンチルグリコールジメタクリレート、1,6−ヘ
キサンジオールジメタクリレート、ジプロピレングリコ
ールジメタクリレート、1,3−ブタンジオールジメタ
クリレート、トリメチロールエタントリメタクリレー
ト、トリメチロールプロパントリメタクリレート、テト
ラメチロールメタンテトラメタクリレートなどのメタク
リル酸エステルを不飽和炭素結合を有する化合物の一部
または全部に用いるのが特に好ましい。
【0068】不飽和炭素結合を有する化合物を付加重合
させるために加える重合開始剤は、公知のものを用いる
ことができ、重合反応の様式もラジカル重合、アニオン
重合、カチオン重合など特に限定されないが、ラジカル
重合が特に好ましく用いられる。またその重合の際、必
要に応じ系を加熱しても良い。ラジカル重合の重合開始
剤の具体例を以下に示す。過酸化水素、クメンヒドロペ
ルオキシド、t−ブチルヒドロペルオキシド、ジクロル
ペルオキシド、ジ−t−ブチルペルオキシド、過酸化ベ
ンゾイル、過酸化ラウロイルなどの過酸化物、過硫酸カ
リウム、過硫酸アンモニウムなどの過硫酸塩、2,2′
−アゾビスイソブチロニトリル、2,2′−アゾビス
(2,4−ジメチルバレロニトリル)、2,2′−アゾ
ビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリ
ル)、2,2′−アゾビス(2−メチルプロピオンアミ
ジン)ジヒドロクロリド、4,4′−アゾビス(4−シ
アノ吉草酸)などのアゾ化合物、過酸化水素と第一鉄塩
の組み合わせ、過硫酸塩と酸性亜硫酸ナトリウムの組み
合わせ、クメンヒドロキシペルオキシドと第一鉄塩の組
み合わせ、過酸化ベンゾイルとジエチルアニリンの組み
合わせ、過酸化物と金属アルキルの組み合わせ、酸素と
有機金属アルキルの組み合わせなどのレドックス開始剤
などが挙げられる。
させるために加える重合開始剤は、公知のものを用いる
ことができ、重合反応の様式もラジカル重合、アニオン
重合、カチオン重合など特に限定されないが、ラジカル
重合が特に好ましく用いられる。またその重合の際、必
要に応じ系を加熱しても良い。ラジカル重合の重合開始
剤の具体例を以下に示す。過酸化水素、クメンヒドロペ
ルオキシド、t−ブチルヒドロペルオキシド、ジクロル
ペルオキシド、ジ−t−ブチルペルオキシド、過酸化ベ
ンゾイル、過酸化ラウロイルなどの過酸化物、過硫酸カ
リウム、過硫酸アンモニウムなどの過硫酸塩、2,2′
−アゾビスイソブチロニトリル、2,2′−アゾビス
(2,4−ジメチルバレロニトリル)、2,2′−アゾ
ビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリ
ル)、2,2′−アゾビス(2−メチルプロピオンアミ
ジン)ジヒドロクロリド、4,4′−アゾビス(4−シ
アノ吉草酸)などのアゾ化合物、過酸化水素と第一鉄塩
の組み合わせ、過硫酸塩と酸性亜硫酸ナトリウムの組み
合わせ、クメンヒドロキシペルオキシドと第一鉄塩の組
み合わせ、過酸化ベンゾイルとジエチルアニリンの組み
合わせ、過酸化物と金属アルキルの組み合わせ、酸素と
有機金属アルキルの組み合わせなどのレドックス開始剤
などが挙げられる。
【0069】これらは単独での使用に限らず、混合して
使用しても良い。また、発色成分を構成する化合物粒子
表面に発色調節層を2回以上に分けて設けるのであれ
ば、2回以上不飽和炭素結合を有する化合物を付加重合
させるのに加える重合開始剤は、1回もしくは2回以上
に分けて添加する。また、重合開始剤を2回以上に分け
て添加する場合、それぞれの添加に単独または混合した
重合開始剤を使用しても良いし、添加ごとに異なった単
独または混合した重合開始剤を使用しても良い。
使用しても良い。また、発色成分を構成する化合物粒子
表面に発色調節層を2回以上に分けて設けるのであれ
ば、2回以上不飽和炭素結合を有する化合物を付加重合
させるのに加える重合開始剤は、1回もしくは2回以上
に分けて添加する。また、重合開始剤を2回以上に分け
て添加する場合、それぞれの添加に単独または混合した
重合開始剤を使用しても良いし、添加ごとに異なった単
独または混合した重合開始剤を使用しても良い。
【0070】ラジカル重合の重合開始剤は、上記に示す
以外でも熱や光のエネルギーにより活性ラジカルを発生
させるものであれば、特に限定はされないが、発色成分
を構成する化合物粒子を分散する分散媒の全重量の50
重量%以上が水で構成されている場合、過硫酸カリウ
ム、過硫酸アンモニウム、2,2′−アゾビス(2−メ
チルプロピオンアミジン)ジヒドロクロリドなどの水溶
性重合開始剤を用いるのが特に好ましい。
以外でも熱や光のエネルギーにより活性ラジカルを発生
させるものであれば、特に限定はされないが、発色成分
を構成する化合物粒子を分散する分散媒の全重量の50
重量%以上が水で構成されている場合、過硫酸カリウ
ム、過硫酸アンモニウム、2,2′−アゾビス(2−メ
チルプロピオンアミジン)ジヒドロクロリドなどの水溶
性重合開始剤を用いるのが特に好ましい。
【0071】重合開始剤の添加量については、不飽和炭
素結合を有する化合物が付加重合を開始する量であれ
ば、特に限定はされないが、付加重合を効率よく開始さ
せるためには、不飽和炭素結合を有する化合物に対して
0.001以上10重量%以下が好ましい。また、2回
以上不飽和炭素結合を有する化合物を付加重合させる場
合は、重合開始剤の不飽和炭素結合を有する化合物に対
する添加量の比は同一であっても、また異なっていても
良い。
素結合を有する化合物が付加重合を開始する量であれ
ば、特に限定はされないが、付加重合を効率よく開始さ
せるためには、不飽和炭素結合を有する化合物に対して
0.001以上10重量%以下が好ましい。また、2回
以上不飽和炭素結合を有する化合物を付加重合させる場
合は、重合開始剤の不飽和炭素結合を有する化合物に対
する添加量の比は同一であっても、また異なっていても
良い。
【0072】本発明の感熱記録材料は、発色成分を構成
する化合物の内、発色体の吸収波長を決定する化合物に
発色調節層を設けた場合、複数の発色成分を同一の層に
含有させることができるので特に好ましい。電子供与性
染料前駆体と電子受容性顕色剤による発色体の吸収波長
は概ね電子供与性染料前駆体の種類によって左右され
る。従って、2種類の電子供与性染料前駆体を用いる場
合は、電子受容性顕色剤を両発色成分で共通とし、一方
の電子供与性染料前駆体の粒子の表面に発色調節層を設
け、他方の電子供与性染料前駆体、および電子受容性顕
色剤と共に同一の層に含有させることにより、加熱温度
の違いにより2種の異なる吸収波長を持つ発色画像を得
ることができる感熱記録材料が得られる。
する化合物の内、発色体の吸収波長を決定する化合物に
発色調節層を設けた場合、複数の発色成分を同一の層に
含有させることができるので特に好ましい。電子供与性
染料前駆体と電子受容性顕色剤による発色体の吸収波長
は概ね電子供与性染料前駆体の種類によって左右され
る。従って、2種類の電子供与性染料前駆体を用いる場
合は、電子受容性顕色剤を両発色成分で共通とし、一方
の電子供与性染料前駆体の粒子の表面に発色調節層を設
け、他方の電子供与性染料前駆体、および電子受容性顕
色剤と共に同一の層に含有させることにより、加熱温度
の違いにより2種の異なる吸収波長を持つ発色画像を得
ることができる感熱記録材料が得られる。
【0073】すなわち、より低い温度の加熱では、表面
に発色調節層が設けられていない電子供与性染料前駆体
と電子受容性顕色剤より構成される近赤外部に実質的に
吸収を持たない発色画像が得られ、より高い温度の加熱
では、表面に発色調節層が設けられていない電子供与性
染料前駆体と共に、表面に発色調節層を設けた電子供与
性染料前駆体が電子受容性顕色剤と反応することによ
り、近赤外部に吸収を持つ発色画像を得ることができ
る。
に発色調節層が設けられていない電子供与性染料前駆体
と電子受容性顕色剤より構成される近赤外部に実質的に
吸収を持たない発色画像が得られ、より高い温度の加熱
では、表面に発色調節層が設けられていない電子供与性
染料前駆体と共に、表面に発色調節層を設けた電子供与
性染料前駆体が電子受容性顕色剤と反応することによ
り、近赤外部に吸収を持つ発色画像を得ることができ
る。
【0074】本発明の感熱記録材料を構成する感熱記録
層の厚さは一方の面で0.5μmから30μmの範囲に
あることが好ましく、特に1μから20μの範囲が好ま
しい。この範囲であれば、感熱記録層を積層した場合で
も、より下層に設けられた感熱記録層を発色させて得ら
れる記録を明瞭に確認することが可能である。また感熱
記録層自体は光学的に不透明であっても良いが、特に積
層させた場合には、透明あるいは半透明であることがよ
り好ましく、該感熱記録層のヘーズ値は80%以下が好
ましい。特に好ましくは60%以下である。
層の厚さは一方の面で0.5μmから30μmの範囲に
あることが好ましく、特に1μから20μの範囲が好ま
しい。この範囲であれば、感熱記録層を積層した場合で
も、より下層に設けられた感熱記録層を発色させて得ら
れる記録を明瞭に確認することが可能である。また感熱
記録層自体は光学的に不透明であっても良いが、特に積
層させた場合には、透明あるいは半透明であることがよ
り好ましく、該感熱記録層のヘーズ値は80%以下が好
ましい。特に好ましくは60%以下である。
【0075】本発明の感熱記録材料は不透明支持体の両
面に感熱記録層を設けることにより形成される。感熱記
録層は発色成分、すなわち反応体および共反応体の各化
合物をを含む感熱記録層用の塗工液、あるいはインクを
支持体上に設けることにより形成される。塗工液、ある
いはインクに含有させる方法としては、各々の化合物を
単独で溶媒に溶解、もしくは分散媒に分散してから混合
する方法、各々の化合物を混ぜ合わせてから溶媒に溶
解、もしくは分散媒に分散する方法、各々の化合物を加
熱溶解し均一化した後冷却し、溶媒に溶解もしくは分散
媒に分散する方法などがあるが、特に限定されない。ま
た、分散の際に必要ならば分散助剤を使用してもよい。
分散媒として水を使用する場合の分散助剤としては、ポ
リビニルアルコールなどの水溶性高分子や各種の界面活
性剤が挙げられる。また、エタノールなどの水溶性有機
溶媒を混合してもよい。また、炭化水素類に代表される
有機溶媒を分散媒として使用する場合は、レシチンや燐
酸エステル類などを分散助剤に用いてもよい。また、感
熱記録層には、必要に応じてバインダーを併用してもよ
い。感熱記録層に含有させるバインダーは特に限定され
ないが、発色成分の発色特性に与える影響がより少ない
ものが特に好ましく用いられる。
面に感熱記録層を設けることにより形成される。感熱記
録層は発色成分、すなわち反応体および共反応体の各化
合物をを含む感熱記録層用の塗工液、あるいはインクを
支持体上に設けることにより形成される。塗工液、ある
いはインクに含有させる方法としては、各々の化合物を
単独で溶媒に溶解、もしくは分散媒に分散してから混合
する方法、各々の化合物を混ぜ合わせてから溶媒に溶
解、もしくは分散媒に分散する方法、各々の化合物を加
熱溶解し均一化した後冷却し、溶媒に溶解もしくは分散
媒に分散する方法などがあるが、特に限定されない。ま
た、分散の際に必要ならば分散助剤を使用してもよい。
分散媒として水を使用する場合の分散助剤としては、ポ
リビニルアルコールなどの水溶性高分子や各種の界面活
性剤が挙げられる。また、エタノールなどの水溶性有機
溶媒を混合してもよい。また、炭化水素類に代表される
有機溶媒を分散媒として使用する場合は、レシチンや燐
酸エステル類などを分散助剤に用いてもよい。また、感
熱記録層には、必要に応じてバインダーを併用してもよ
い。感熱記録層に含有させるバインダーは特に限定され
ないが、発色成分の発色特性に与える影響がより少ない
ものが特に好ましく用いられる。
【0076】本発明の感熱記録材料を構成する感熱記録
層に含まれる発色成分の平均粒子径は通常7μm以下で
あり、0.1〜5μmが好ましく、特に0.1〜2μm
の範囲が好ましい。平均粒子径が7μmを超える場合に
は、光散乱が起こりやすく、感熱記録層の透明度が損な
われると共に、発色画像を得るためのエネルギーがより
多く必要となる。
層に含まれる発色成分の平均粒子径は通常7μm以下で
あり、0.1〜5μmが好ましく、特に0.1〜2μm
の範囲が好ましい。平均粒子径が7μmを超える場合に
は、光散乱が起こりやすく、感熱記録層の透明度が損な
われると共に、発色画像を得るためのエネルギーがより
多く必要となる。
【0077】また、先述の如く感熱記録層の強度を向上
するなどの目的でバインダーを感熱記録層中に添加する
事も可能である。バインダーの具体例としては、例えば
水溶性バインダーでは完全鹸化または部分鹸化のポリビ
ニルアルコール、カチオン変性、シラノール変性などの
ポリビニルアルコールの変性物、カルボキシ変性ポリビ
ニルアルコール、澱粉および酸化澱粉、カルボキシメチ
ルセルローズ、ヒドロキシメチルセルローズ、ヒドロキ
シエチルセルローズ、セルロースサルフェートなどのセ
ルロース変性物、ゼラチン、カゼイン、プルラン、アラ
ビアゴム、カラヤゴム、アルブミンなどの天然高分子ま
たはこれらの誘導体、ポリアクリルアミド、ポリビニル
ピロリドン、ポリプロピレングリコール、ポリエチレン
グリコール、ポリアクリル酸ナトリウム、アクリル酸ア
ミド/アクリル酸エステル共重合体、アクリル酸アミド
/アクリル酸エステル/メタクリル酸3元共重合体、ス
チレン−無水マレイン酸共重合体ナトリウム塩、ポリス
チレンスルフォン酸ナトリウムなどの合成高分子が用い
られ、疎水性バインダーではポリ酢酸ビニル、ポリウレ
タン、ポリアクリル酸エステル、スチレン/ブタジエン
共重合体、アクリロニトリル/ブタジエン共重合体、ア
クリル酸メチル/ブタジエン共重合体、エチレン/酢酸
ビニル共重合体、エチレン/塩化ビニル共重合体、ポリ
塩化ビニル、エチレン/塩化ビニリデン共重合体、ポリ
塩化ビニリデンなどのラテックスなどがあげられるが、
特にこれらに限定されるものではなく、またこれらは単
独、あるいは複数組み合わせて用いることができる。
するなどの目的でバインダーを感熱記録層中に添加する
事も可能である。バインダーの具体例としては、例えば
水溶性バインダーでは完全鹸化または部分鹸化のポリビ
ニルアルコール、カチオン変性、シラノール変性などの
ポリビニルアルコールの変性物、カルボキシ変性ポリビ
ニルアルコール、澱粉および酸化澱粉、カルボキシメチ
ルセルローズ、ヒドロキシメチルセルローズ、ヒドロキ
シエチルセルローズ、セルロースサルフェートなどのセ
ルロース変性物、ゼラチン、カゼイン、プルラン、アラ
ビアゴム、カラヤゴム、アルブミンなどの天然高分子ま
たはこれらの誘導体、ポリアクリルアミド、ポリビニル
ピロリドン、ポリプロピレングリコール、ポリエチレン
グリコール、ポリアクリル酸ナトリウム、アクリル酸ア
ミド/アクリル酸エステル共重合体、アクリル酸アミド
/アクリル酸エステル/メタクリル酸3元共重合体、ス
チレン−無水マレイン酸共重合体ナトリウム塩、ポリス
チレンスルフォン酸ナトリウムなどの合成高分子が用い
られ、疎水性バインダーではポリ酢酸ビニル、ポリウレ
タン、ポリアクリル酸エステル、スチレン/ブタジエン
共重合体、アクリロニトリル/ブタジエン共重合体、ア
クリル酸メチル/ブタジエン共重合体、エチレン/酢酸
ビニル共重合体、エチレン/塩化ビニル共重合体、ポリ
塩化ビニル、エチレン/塩化ビニリデン共重合体、ポリ
塩化ビニリデンなどのラテックスなどがあげられるが、
特にこれらに限定されるものではなく、またこれらは単
独、あるいは複数組み合わせて用いることができる。
【0078】また、感熱記録層の発色感度を調節するた
めの添加剤として、増感剤を感熱記録層中に含有させる
こともできる。これらの化合物は60℃〜200℃の融
点を有するものが好ましく、特に80℃〜180℃の融
点を有する化合物が好ましい。この他に一般の感熱記録
紙に用いられている増感剤を使用することもできる。こ
れらの化合物としては、N−ヒドロキシメチルステアリ
ン酸アミド、ベヘン酸アミド、ステアリン酸アミド、パ
ルミチン酸アミド、オレイン酸アミド、エチレンビスス
テアリン酸アミド、リシノール酸アミド、パラフィンワ
ックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレン
ワックス、カルナウバワックスなどのワックス類、2−
ベンジルオキシナフタレンなどのナフトール誘導体、p
−ベンジルビフェニル、4−アリルオキシビフェニルな
どのビフェニル誘導体、m−ターフェニル、1,2−ビ
ス(3−メチルフェノキシ)エタン、2,2′−ビス
(4−メトキシフェノキシ)ジエチルエーテル、ビス
(4−メトキシフェニル)エーテルなどのポリエーテル
化合物、炭酸ジフェニル、シュウ酸ジベンジル、シュウ
酸ビス(p−メチルベンジル)エステルなどの炭酸また
はシュウ酸ジエステル誘導体などがあげられ、2種以上
併用して添加することもできる。
めの添加剤として、増感剤を感熱記録層中に含有させる
こともできる。これらの化合物は60℃〜200℃の融
点を有するものが好ましく、特に80℃〜180℃の融
点を有する化合物が好ましい。この他に一般の感熱記録
紙に用いられている増感剤を使用することもできる。こ
れらの化合物としては、N−ヒドロキシメチルステアリ
ン酸アミド、ベヘン酸アミド、ステアリン酸アミド、パ
ルミチン酸アミド、オレイン酸アミド、エチレンビスス
テアリン酸アミド、リシノール酸アミド、パラフィンワ
ックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレン
ワックス、カルナウバワックスなどのワックス類、2−
ベンジルオキシナフタレンなどのナフトール誘導体、p
−ベンジルビフェニル、4−アリルオキシビフェニルな
どのビフェニル誘導体、m−ターフェニル、1,2−ビ
ス(3−メチルフェノキシ)エタン、2,2′−ビス
(4−メトキシフェノキシ)ジエチルエーテル、ビス
(4−メトキシフェニル)エーテルなどのポリエーテル
化合物、炭酸ジフェニル、シュウ酸ジベンジル、シュウ
酸ビス(p−メチルベンジル)エステルなどの炭酸また
はシュウ酸ジエステル誘導体などがあげられ、2種以上
併用して添加することもできる。
【0079】増感剤の添加量は、発色成分として電子供
与性染料前駆体、芳香族イソシアナート化合物、ジアゾ
化合物を主成分とする感熱記録層に添加する場合には、
該発色成分に対して10〜400重量%用いることが好
ましく、更に、30〜350重量%用いることがより好
ましい。
与性染料前駆体、芳香族イソシアナート化合物、ジアゾ
化合物を主成分とする感熱記録層に添加する場合には、
該発色成分に対して10〜400重量%用いることが好
ましく、更に、30〜350重量%用いることがより好
ましい。
【0080】本発明の感熱記録材料の両面に設けられる
感熱記録層の少なくとも一方に保護層を設けることがで
きる。保護層は水溶性高分子およびラテックス類などの
素材を主成分として形成される。その場合、エポキシ基
を持つ化合物やジルコニウム塩類などの硬膜剤、架橋剤
を添加することもできる。この他、光および電子線硬化
性樹脂や熱硬化性樹脂を塗工し硬化させて保護層として
も良い。また、プラスチックフィルムをラミネートして
保護層としても良い。さらに、筆記性や走行性をより向
上させるため、顔料などを添加しても良い。保護層に用
いる顔料の平均粒径は、2.0μm以下が画像濃度を高
めるため好ましい。保護層の塗工量は、0.2〜10g
/m2、好ましくは1〜5g/m2であり、必要に応じて
2層以上の多層構造にしても良い。
感熱記録層の少なくとも一方に保護層を設けることがで
きる。保護層は水溶性高分子およびラテックス類などの
素材を主成分として形成される。その場合、エポキシ基
を持つ化合物やジルコニウム塩類などの硬膜剤、架橋剤
を添加することもできる。この他、光および電子線硬化
性樹脂や熱硬化性樹脂を塗工し硬化させて保護層として
も良い。また、プラスチックフィルムをラミネートして
保護層としても良い。さらに、筆記性や走行性をより向
上させるため、顔料などを添加しても良い。保護層に用
いる顔料の平均粒径は、2.0μm以下が画像濃度を高
めるため好ましい。保護層の塗工量は、0.2〜10g
/m2、好ましくは1〜5g/m2であり、必要に応じて
2層以上の多層構造にしても良い。
【0081】保護層の形成に用いられる樹脂の具体例と
しては、澱粉類、ヒドロキシエチルセルロース、メチル
セルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセル
ロース、ゼラチン、カゼイン、ポリビニルアルコール、
変性ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリメタ
クリル酸、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸
エステル、ポリアクリル酸ソーダ、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート、塩素化ポリエ
ーテル、アリル樹脂、フラン樹脂、ケトン樹脂、オキシ
ベンゾイルポリエステル、ポリアセタール、ポリエーテ
ルケトン、ポリエーテルスルホン、ポリイミド、ポリア
ミド、ポリアミドイミド、ポリアミノビスマレイミド、
ポリメチルペンテン、ポリフェニレンオキシド、ポリフ
ェニレンスルフィド、ポリフェニレンスルホン、ポリス
ルホン、ポリアリレート、ポリアリルスルホン、ポリブ
タジエン、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニ
リデン、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、フェノール樹
脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、メラミンホルマリン樹
脂、ベンゾグアナミン樹脂、ビスマレイミドトリアジン
樹脂、アルキド樹脂、アミノ樹脂、エポキシ樹脂、不飽
和ポリエステル樹脂、スチレン/ブタジエン共重合体、
アクリロニトリル/ブタジエン共重合体、アクリル酸メ
チル/ブタジエン共重合体、エチレン/酢酸ビニル共重
合体、アクリル酸アミド/アクリル酸エステル共重合
体、アクリル酸アミド/アクリル酸エステル/メタクリ
ル酸3元共重合体、スチレン/無水マレイン酸共重合体
のアルカリ塩、エチレン/無水マレイン酸共重合体のア
ルカリ塩またはアンモニウム塩、その他各種ポリオレフ
ィン系樹脂などが挙げられ、これらは、単独もしくは2
種以上混合して用いることができる。
しては、澱粉類、ヒドロキシエチルセルロース、メチル
セルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセル
ロース、ゼラチン、カゼイン、ポリビニルアルコール、
変性ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリメタ
クリル酸、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸
エステル、ポリアクリル酸ソーダ、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート、塩素化ポリエ
ーテル、アリル樹脂、フラン樹脂、ケトン樹脂、オキシ
ベンゾイルポリエステル、ポリアセタール、ポリエーテ
ルケトン、ポリエーテルスルホン、ポリイミド、ポリア
ミド、ポリアミドイミド、ポリアミノビスマレイミド、
ポリメチルペンテン、ポリフェニレンオキシド、ポリフ
ェニレンスルフィド、ポリフェニレンスルホン、ポリス
ルホン、ポリアリレート、ポリアリルスルホン、ポリブ
タジエン、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニ
リデン、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、フェノール樹
脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、メラミンホルマリン樹
脂、ベンゾグアナミン樹脂、ビスマレイミドトリアジン
樹脂、アルキド樹脂、アミノ樹脂、エポキシ樹脂、不飽
和ポリエステル樹脂、スチレン/ブタジエン共重合体、
アクリロニトリル/ブタジエン共重合体、アクリル酸メ
チル/ブタジエン共重合体、エチレン/酢酸ビニル共重
合体、アクリル酸アミド/アクリル酸エステル共重合
体、アクリル酸アミド/アクリル酸エステル/メタクリ
ル酸3元共重合体、スチレン/無水マレイン酸共重合体
のアルカリ塩、エチレン/無水マレイン酸共重合体のア
ルカリ塩またはアンモニウム塩、その他各種ポリオレフ
ィン系樹脂などが挙げられ、これらは、単独もしくは2
種以上混合して用いることができる。
【0082】また、感熱記録層および/または保護層に
用いられる顔料としては、ケイソウ土、タルク、カオリ
ン、焼成カオリン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ケイ素、水酸化アルミ
ニウム、尿素−ホルマリン樹脂などの顔料を挙げること
ができる。その他の添加物としては、ヘッド摩耗防止、
スティッキング防止などの目的でステアリン酸亜鉛、ス
テアリン酸カルシウムなどの高級脂肪酸金属塩、パラフ
ィン、酸化パラフィン、ポリエチレン、酸化ポリエチレ
ン、ステアリン酸アミド、カスタードワックスなどのワ
ックス類を、また、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウ
ムなどの分散剤、さらに界面活性剤、蛍光染料などを用
いることもできる。
用いられる顔料としては、ケイソウ土、タルク、カオリ
ン、焼成カオリン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ケイ素、水酸化アルミ
ニウム、尿素−ホルマリン樹脂などの顔料を挙げること
ができる。その他の添加物としては、ヘッド摩耗防止、
スティッキング防止などの目的でステアリン酸亜鉛、ス
テアリン酸カルシウムなどの高級脂肪酸金属塩、パラフ
ィン、酸化パラフィン、ポリエチレン、酸化ポリエチレ
ン、ステアリン酸アミド、カスタードワックスなどのワ
ックス類を、また、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウ
ムなどの分散剤、さらに界面活性剤、蛍光染料などを用
いることもできる。
【0083】さらに、本発明の感熱記録材料では平滑
性、伝熱、断熱などの熱的調整および色相調整を得るた
め、必要に応じて感熱記録層と保護層の間、感熱記録層
と感熱記録層の間、または感熱記録層と支持体の間に、
水溶性高分子、白色ないし有色染顔料、中空粒子、消色
剤のいずれか一つ以上を含む中間層を設けることもでき
る。この場合、保護層および/または中間層は2層ない
しは3層以上の複数の層で構成されていてもよい。この
中間層を設ける場合の塗工量は、0.1〜30g/m2
が好ましく、より好ましくは0.5〜15g/m2の範
囲である。感熱記録層も各成分を一層ずつに含有させた
り層別に配合比率を変化させたりして2層以上の多層に
してもよい。更に、感熱記録層中および/または他の
層、最上層に、電気的、光学的、磁気的に情報が記録可
能な材料を含んでも良い。また、表面の塗層にはブロッ
キング防止剤、帯電防止剤を添加することもできる。
性、伝熱、断熱などの熱的調整および色相調整を得るた
め、必要に応じて感熱記録層と保護層の間、感熱記録層
と感熱記録層の間、または感熱記録層と支持体の間に、
水溶性高分子、白色ないし有色染顔料、中空粒子、消色
剤のいずれか一つ以上を含む中間層を設けることもでき
る。この場合、保護層および/または中間層は2層ない
しは3層以上の複数の層で構成されていてもよい。この
中間層を設ける場合の塗工量は、0.1〜30g/m2
が好ましく、より好ましくは0.5〜15g/m2の範
囲である。感熱記録層も各成分を一層ずつに含有させた
り層別に配合比率を変化させたりして2層以上の多層に
してもよい。更に、感熱記録層中および/または他の
層、最上層に、電気的、光学的、磁気的に情報が記録可
能な材料を含んでも良い。また、表面の塗層にはブロッ
キング防止剤、帯電防止剤を添加することもできる。
【0084】中間層に用いる顔料としては、焼成カオリ
ン、カオリン、タルク、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、ケ
イソウ土、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、
シリカ、およびアルミナなどの無機顔料、スチレン/ア
クリル樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、ポリエ
チレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、および尿素/ホルマ
リン樹脂などの有機顔料を用いることができる。また、
断熱性を得るためには、その中でも多くの細孔を持つ無
機および有機顔料、中空粒子、発泡性中空粒子、および
内部に空気を内包させたエアーカプセルなどを用いるこ
ともできる。
ン、カオリン、タルク、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、ケ
イソウ土、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、
シリカ、およびアルミナなどの無機顔料、スチレン/ア
クリル樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、ポリエ
チレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、および尿素/ホルマ
リン樹脂などの有機顔料を用いることができる。また、
断熱性を得るためには、その中でも多くの細孔を持つ無
機および有機顔料、中空粒子、発泡性中空粒子、および
内部に空気を内包させたエアーカプセルなどを用いるこ
ともできる。
【0085】中間層に用いる消色剤は、特に2層以上の
感熱記録層を積層した場合に、必要に応じて使用され
る。具体的には、石油樹脂、芳香族系樹脂、エステル系
樹脂などのオリゴマー、ポリマー、1級、2級、ならび
に3級アミン類、アミド類、エステル類などが使用され
る。
感熱記録層を積層した場合に、必要に応じて使用され
る。具体的には、石油樹脂、芳香族系樹脂、エステル系
樹脂などのオリゴマー、ポリマー、1級、2級、ならび
に3級アミン類、アミド類、エステル類などが使用され
る。
【0086】中間層に用いるバインダーとしては、従来
公知のラテックス類や水溶性高分子を用いることができ
る。すなわち、ラテックス類としては、スチレン/ブタ
ジエンラテックス、アクリロニトリル/ブタジエン/ス
チレンラテックス、酢酸ビニル樹脂、酢酸ビニル/アク
リル酸エステル共重合体、スチレン/アクリル酸エステ
ル共重合体、アクリル酸エステル樹脂、およびポリウレ
タン樹脂などを用いることができる。また、水溶性高分
子としては、ポリビニルアルコール、澱粉およびその誘
導体、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチル
セルロース、メチルセルロース、エチルセルロースなど
のセルロース誘導体、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリ
ビニルピロリドン、アクリルアミド/アクリル酸エステ
ル共重合体、アクリルアミド/アクリル酸エステル/メ
タクリル酸共重合体、スチレン/無水マレイン酸共重合
体アルカリ塩、ポリアクリルアミド、アルギン酸ナトリ
ウム、ゼラチン、およびカゼインなどを用いることがで
きる。
公知のラテックス類や水溶性高分子を用いることができ
る。すなわち、ラテックス類としては、スチレン/ブタ
ジエンラテックス、アクリロニトリル/ブタジエン/ス
チレンラテックス、酢酸ビニル樹脂、酢酸ビニル/アク
リル酸エステル共重合体、スチレン/アクリル酸エステ
ル共重合体、アクリル酸エステル樹脂、およびポリウレ
タン樹脂などを用いることができる。また、水溶性高分
子としては、ポリビニルアルコール、澱粉およびその誘
導体、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチル
セルロース、メチルセルロース、エチルセルロースなど
のセルロース誘導体、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリ
ビニルピロリドン、アクリルアミド/アクリル酸エステ
ル共重合体、アクリルアミド/アクリル酸エステル/メ
タクリル酸共重合体、スチレン/無水マレイン酸共重合
体アルカリ塩、ポリアクリルアミド、アルギン酸ナトリ
ウム、ゼラチン、およびカゼインなどを用いることがで
きる。
【0087】本発明に用いられる不透明支持体とは、該
支持体の一方の面に設けた感熱記録層による発色画像
が、他の一方の面から確認できない程度の不透明性を保
持した支持体を言う。不透明支持体としては、ポリエス
テル系やポリオレフィン系などの合成樹脂フィルム、
紙、各種不織布、織布、および合成紙などが挙げられ
る。また、これらの支持体にポリエチレン、ポリプロピ
レンなどの合成樹脂をラミネートした支持体、金属など
を蒸着した支持体、あるいはこれらの各種支持体を張り
合わせなどにより組み合わせた複合シートも目的に応じ
て任意に用いることができる。
支持体の一方の面に設けた感熱記録層による発色画像
が、他の一方の面から確認できない程度の不透明性を保
持した支持体を言う。不透明支持体としては、ポリエス
テル系やポリオレフィン系などの合成樹脂フィルム、
紙、各種不織布、織布、および合成紙などが挙げられ
る。また、これらの支持体にポリエチレン、ポリプロピ
レンなどの合成樹脂をラミネートした支持体、金属など
を蒸着した支持体、あるいはこれらの各種支持体を張り
合わせなどにより組み合わせた複合シートも目的に応じ
て任意に用いることができる。
【0088】本発明における不透明支持体には、感熱記
録層と支持体との接着性向上などの目的でアンカー層を
設けてもよい。アンカー層にはゼラチン、PVAなどの
親水性バインダー、ブチラール樹脂などの溶剤可溶性バ
インダー、ラテックス、硬化剤、顔料、界面活性剤など
を適宜組み合わせて添加することができる。
録層と支持体との接着性向上などの目的でアンカー層を
設けてもよい。アンカー層にはゼラチン、PVAなどの
親水性バインダー、ブチラール樹脂などの溶剤可溶性バ
インダー、ラテックス、硬化剤、顔料、界面活性剤など
を適宜組み合わせて添加することができる。
【0089】本発明に用いられる不透明支持体の厚さは
特に制限する必要はないが、用途によって10〜300
μmの範囲で選択され、ハンドリング性、およびプリン
ターの通紙適性などから20〜200μm程度のものが
好ましい。また、クッション性や隠蔽性を付与する為
に、フィルム内部に多数の空洞を含有する空洞含有フィ
ルムも用いることができる。
特に制限する必要はないが、用途によって10〜300
μmの範囲で選択され、ハンドリング性、およびプリン
ターの通紙適性などから20〜200μm程度のものが
好ましい。また、クッション性や隠蔽性を付与する為
に、フィルム内部に多数の空洞を含有する空洞含有フィ
ルムも用いることができる。
【0090】合成紙とはポリオレフィン類、ポリスチレ
ン類、ポリエステル類、ポリアミド類などに代表される
高分子化合物を内部紙化あるいは表面紙化法などで紙化
したものであれば特に限定されない。紙支持体には特に
制限はなく、一般に用いられている紙が使用できるが、
好ましくは、平滑な原紙が好ましい。原紙を構成するパ
ルプとしては、天然パルプ、再生パルプ、合成パルプな
どを1種もしくは2種以上混合して用いることが出来
る。表面平滑性の良いものが好ましく、JIS−P−8
119で測定したベックの平滑度が50秒以上のものが
特に好ましい。
ン類、ポリエステル類、ポリアミド類などに代表される
高分子化合物を内部紙化あるいは表面紙化法などで紙化
したものであれば特に限定されない。紙支持体には特に
制限はなく、一般に用いられている紙が使用できるが、
好ましくは、平滑な原紙が好ましい。原紙を構成するパ
ルプとしては、天然パルプ、再生パルプ、合成パルプな
どを1種もしくは2種以上混合して用いることが出来
る。表面平滑性の良いものが好ましく、JIS−P−8
119で測定したベックの平滑度が50秒以上のものが
特に好ましい。
【0091】本発明における、不透明支持体上に感熱記
録層、保護層、中間層を設ける方法は特に制限されるも
のではなく、従来の方法により形成することができる。
例えば、エアーナイフコーター、ブレードコーター、バ
ーコーター、カーテンコーターなどの塗工装置、平版、
凸版、凹版、フレキソ、グラビア、スクリーン、ホット
メルトなどの方式による各種印刷機などを用いる事も出
来る。前記各層の乾燥には、エアードライヤー、ならび
に赤外線方式などの通常の乾燥工程の他、用いたバイン
ダーの種類に応じてUV照射・EB照射により各層を乾
燥させる事も出来る。
録層、保護層、中間層を設ける方法は特に制限されるも
のではなく、従来の方法により形成することができる。
例えば、エアーナイフコーター、ブレードコーター、バ
ーコーター、カーテンコーターなどの塗工装置、平版、
凸版、凹版、フレキソ、グラビア、スクリーン、ホット
メルトなどの方式による各種印刷機などを用いる事も出
来る。前記各層の乾燥には、エアードライヤー、ならび
に赤外線方式などの通常の乾燥工程の他、用いたバイン
ダーの種類に応じてUV照射・EB照射により各層を乾
燥させる事も出来る。
【0092】
【実施例】以下実施例によって本発明を更に詳しく説明
する。しかし本発明はこれら実施例に限定されるもので
はない。なお以下に示す%、部はいずれも重量%、重量
部である。また、塗工量は絶乾塗工量である。
する。しかし本発明はこれら実施例に限定されるもので
はない。なお以下に示す%、部はいずれも重量%、重量
部である。また、塗工量は絶乾塗工量である。
【0093】実施例1 (1)不透明支持体の作製 広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)と針葉樹晒クラフ
トパルプ(NBKP)の1:1混合物を、濃度4%で水
に分散し、ダブルディスクリファイナ−を用いて、濾水
度がカナディアン・スタンダ−ド・フリ−ネス・テスタ
−で300mlになるように叩解した。このパルプスラ
リ−にサイズ剤としてアルキルケテンダイマ−を対パル
プ0.3重量%、強度増強剤としてポリアクリルアミド
を対パルプ1.0重量%、カチオン化澱粉を対パルプ
2.0重量%添加し、水で希釈して1%スラリ−とし
た。このスラリ−を、長網抄紙機により坪量70g/m
2になるように抄造し、サイズプレス装置でポリビニル
アルコール4%、ジメチルアミン・エピクロルヒドリン
重縮合物であるポリフィックスP601(昭和高分子
製)0.5%濃度のサイズプレス液を塗工して、本発明
の感熱記録材料に用いる紙支持体を製造した。
トパルプ(NBKP)の1:1混合物を、濃度4%で水
に分散し、ダブルディスクリファイナ−を用いて、濾水
度がカナディアン・スタンダ−ド・フリ−ネス・テスタ
−で300mlになるように叩解した。このパルプスラ
リ−にサイズ剤としてアルキルケテンダイマ−を対パル
プ0.3重量%、強度増強剤としてポリアクリルアミド
を対パルプ1.0重量%、カチオン化澱粉を対パルプ
2.0重量%添加し、水で希釈して1%スラリ−とし
た。このスラリ−を、長網抄紙機により坪量70g/m
2になるように抄造し、サイズプレス装置でポリビニル
アルコール4%、ジメチルアミン・エピクロルヒドリン
重縮合物であるポリフィックスP601(昭和高分子
製)0.5%濃度のサイズプレス液を塗工して、本発明
の感熱記録材料に用いる紙支持体を製造した。
【0094】(2)加熱により、支持体の両面が黒、赤
2色に発色する感熱記録材料の作製 A.電子供与性染料前駆体含有マイクロカプセル液の調
製 発色体が黒色系である電子供与性染料前駆体として、3
−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(3−トリフルオ
ロメチルアニリノ)フルオラン32部を、1−(3,4
−ジメチルフェニル)−1−フェニルエタン128部に
溶解した後、ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシア
ネートと1,2−ビス{p−(p−イソシアネートベン
ジル)フェニルアミノカルボニルオキシ}エタンの1:
1混合物40部と補助溶剤として酢酸エチル20部を添
加し均一に溶解した。この溶液を5%ポリビニルアルコ
ール水溶液160部に混合し、ホモミキサーを用いて2
5℃で乳化分散し、平均粒径2μmの乳化液を得た。ジ
エチレントリアミン16部を蒸留水84部に溶解した水
溶液を、得られた乳化液に添加し、攪拌しながら80℃
加熱を3時間行い、マイクロカプセル液を得た。
2色に発色する感熱記録材料の作製 A.電子供与性染料前駆体含有マイクロカプセル液の調
製 発色体が黒色系である電子供与性染料前駆体として、3
−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(3−トリフルオ
ロメチルアニリノ)フルオラン32部を、1−(3,4
−ジメチルフェニル)−1−フェニルエタン128部に
溶解した後、ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシア
ネートと1,2−ビス{p−(p−イソシアネートベン
ジル)フェニルアミノカルボニルオキシ}エタンの1:
1混合物40部と補助溶剤として酢酸エチル20部を添
加し均一に溶解した。この溶液を5%ポリビニルアルコ
ール水溶液160部に混合し、ホモミキサーを用いて2
5℃で乳化分散し、平均粒径2μmの乳化液を得た。ジ
エチレントリアミン16部を蒸留水84部に溶解した水
溶液を、得られた乳化液に添加し、攪拌しながら80℃
加熱を3時間行い、マイクロカプセル液を得た。
【0095】B.感熱記録材料の作製 発色体が赤色系である電子供与性染料前駆体として3−
ジエチルアミノ−6−クロロ−7−メチルフルオラン1
5部を2%ポリビニルアルコール水溶液35部と共にペ
イントコンディショナーで粉砕し、染料前駆体分散液を
得た。次に電子受容性顕色剤である1,1−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン150部を2%ポ
リビニルアルコール水溶液350部と共にペイントコン
ディショナーで粉砕して得た顕色剤分散液、および増感
剤であるm−ターフェニル150部を2%ポリビニルア
ルコール水溶液350部と共にペイントコンディショナ
ーで粉砕して得た増感剤分散液、炭酸カルシウム5部を
2%ヘキサメタリン酸ナトリウム水溶液10部と共にホ
モジナイザーで分散して得られた体積平均粒径1μmの
炭酸カルシウム分散液、さらに前記A.で得たマイクロ
カプセル液、ならびに10%ポリビニルアルコール水溶
液500部、水620部を加えた後、充分撹拌し、2色
に発色する感熱記録層形成用塗工液を得た。この塗工液
を(1)で得た紙支持体の両面にエアナイフコーターを
用いてそれぞれ固形分塗工量が8.0g/m2となるよ
うに塗工し、60℃のオーブンで乾燥して本発明の感熱
記録材料を得た。
ジエチルアミノ−6−クロロ−7−メチルフルオラン1
5部を2%ポリビニルアルコール水溶液35部と共にペ
イントコンディショナーで粉砕し、染料前駆体分散液を
得た。次に電子受容性顕色剤である1,1−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン150部を2%ポ
リビニルアルコール水溶液350部と共にペイントコン
ディショナーで粉砕して得た顕色剤分散液、および増感
剤であるm−ターフェニル150部を2%ポリビニルア
ルコール水溶液350部と共にペイントコンディショナ
ーで粉砕して得た増感剤分散液、炭酸カルシウム5部を
2%ヘキサメタリン酸ナトリウム水溶液10部と共にホ
モジナイザーで分散して得られた体積平均粒径1μmの
炭酸カルシウム分散液、さらに前記A.で得たマイクロ
カプセル液、ならびに10%ポリビニルアルコール水溶
液500部、水620部を加えた後、充分撹拌し、2色
に発色する感熱記録層形成用塗工液を得た。この塗工液
を(1)で得た紙支持体の両面にエアナイフコーターを
用いてそれぞれ固形分塗工量が8.0g/m2となるよ
うに塗工し、60℃のオーブンで乾燥して本発明の感熱
記録材料を得た。
【0096】実施例2 加熱により、不透明支持体の両面に近赤外に吸収のある
発色画像と実質的に近赤外に吸収をもたない発色画像が
得られる感熱記録材料の作製 A.発色調節層を設けた電子供与性染料前駆体粒子の作
製 発色体が近赤外部に吸収を持つ電子供与性染料前駆体と
して3,6−ビス(ジメチルアミノ)フルオレン−9−
スピロ−3´−(6´−ジメチルアミノ)フタリド25
部を2.5%ポリビニルアルコール水溶液450部と共
にボールミルで粉砕し、体積平均粒径1μmの分散液を
得た。次いで、この分散液を重合容器に移し、不飽和炭
素結合を有する化合物であるメタクリル酸メチル20部
を加え、撹拌しながら70℃に昇温させた。これに、重
合開始剤である過硫酸カリウム0.2部を加え、撹拌を
続けながら6時間重合させた。次いで、これを室温まで
冷却し、表面に発色調節層を設けた電子供与性染料前駆
体粒子の分散液を得た。
発色画像と実質的に近赤外に吸収をもたない発色画像が
得られる感熱記録材料の作製 A.発色調節層を設けた電子供与性染料前駆体粒子の作
製 発色体が近赤外部に吸収を持つ電子供与性染料前駆体と
して3,6−ビス(ジメチルアミノ)フルオレン−9−
スピロ−3´−(6´−ジメチルアミノ)フタリド25
部を2.5%ポリビニルアルコール水溶液450部と共
にボールミルで粉砕し、体積平均粒径1μmの分散液を
得た。次いで、この分散液を重合容器に移し、不飽和炭
素結合を有する化合物であるメタクリル酸メチル20部
を加え、撹拌しながら70℃に昇温させた。これに、重
合開始剤である過硫酸カリウム0.2部を加え、撹拌を
続けながら6時間重合させた。次いで、これを室温まで
冷却し、表面に発色調節層を設けた電子供与性染料前駆
体粒子の分散液を得た。
【0097】B.感熱記録材料の作製 発色体が可視光域に吸収を持ち、近赤外部に吸収を持た
ない電子供与性染料前駆体として、発色体が黒色系であ
る3−ジ−n−ブチルアミノ−6−メチル−7−アニリ
ノフルオラン25部を2.5%ポリビニルアルコール水
溶液80部と共にボールミルで24時間粉砕し、電子供
与性化合物分散液を得た。次いで電子受容性顕色剤とし
て3,3′−ジアリル−4,4′−ジヒドロキシジフェ
ニルスルホン40部を2.5%ポリビニルアルコール水
溶液60部と共にボールミルで24時間粉砕し、電子受
容性化合物分散液を得た。増感剤として2−ベンジルオ
キシナフタレン55部を2.5%ポリビニルアルコール
水溶液120部と共にボールミルで24時間粉砕し、増
感剤分散液を得た。これら3種の分散液、および炭酸カ
ルシウム5部を2%ヘキサメタリン酸ナトリウム水溶液
10部と共にホモジナイザーで分散して得られた、体積
平均粒径1μmの炭酸カルシウム分散液と、更に上記発
色調節層を設けた電子供与性染料前駆体粒子の分散液を
混合し、近赤外に吸収のある発色画像と実質的に近赤外
に吸収をもたない発色画像が得られる感熱記録層形成用
塗工液を得た。この塗工液を厚さ55μmの不透明支持
体である一般上質紙の両面にエアナイフコーターを用い
て、それぞれ固形分塗工量5g/m2となるように塗工
し、60℃のオーブンで乾燥して本発明の感熱記録材料
を得た。
ない電子供与性染料前駆体として、発色体が黒色系であ
る3−ジ−n−ブチルアミノ−6−メチル−7−アニリ
ノフルオラン25部を2.5%ポリビニルアルコール水
溶液80部と共にボールミルで24時間粉砕し、電子供
与性化合物分散液を得た。次いで電子受容性顕色剤とし
て3,3′−ジアリル−4,4′−ジヒドロキシジフェ
ニルスルホン40部を2.5%ポリビニルアルコール水
溶液60部と共にボールミルで24時間粉砕し、電子受
容性化合物分散液を得た。増感剤として2−ベンジルオ
キシナフタレン55部を2.5%ポリビニルアルコール
水溶液120部と共にボールミルで24時間粉砕し、増
感剤分散液を得た。これら3種の分散液、および炭酸カ
ルシウム5部を2%ヘキサメタリン酸ナトリウム水溶液
10部と共にホモジナイザーで分散して得られた、体積
平均粒径1μmの炭酸カルシウム分散液と、更に上記発
色調節層を設けた電子供与性染料前駆体粒子の分散液を
混合し、近赤外に吸収のある発色画像と実質的に近赤外
に吸収をもたない発色画像が得られる感熱記録層形成用
塗工液を得た。この塗工液を厚さ55μmの不透明支持
体である一般上質紙の両面にエアナイフコーターを用い
て、それぞれ固形分塗工量5g/m2となるように塗工
し、60℃のオーブンで乾燥して本発明の感熱記録材料
を得た。
【0098】実施例3 加熱により、不透明支持体の一方の面が黒、赤2色に発
色し、該支持体の他の一方の面が黒色に発色する感熱記
録材料の作製。 A.発色調節層を設けた電子供与性染料前駆体粒子の作
製 発色体が黒色系である電子供与性染料前駆体として3−
ジ−n−ブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフル
オラン25部を2.5%ポリビニルアルコール水溶液4
50部と共にボールミルで粉砕し、体積平均粒径1μm
の分散液を得た。次いで、この分散液を重合容器に移
し、不飽和炭素結合を有する化合物であるメタクリル酸
メチル20部を加え、撹拌しながら70℃に昇温させ
た。これに、重合開始剤である過硫酸カリウム0.2部
を加え、撹拌を続けながら6時間重合させた。次いで、
これを室温まで冷却し、表面に発色調節層を設けた電子
供与性染料前駆体粒子の分散液を得た。
色し、該支持体の他の一方の面が黒色に発色する感熱記
録材料の作製。 A.発色調節層を設けた電子供与性染料前駆体粒子の作
製 発色体が黒色系である電子供与性染料前駆体として3−
ジ−n−ブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフル
オラン25部を2.5%ポリビニルアルコール水溶液4
50部と共にボールミルで粉砕し、体積平均粒径1μm
の分散液を得た。次いで、この分散液を重合容器に移
し、不飽和炭素結合を有する化合物であるメタクリル酸
メチル20部を加え、撹拌しながら70℃に昇温させ
た。これに、重合開始剤である過硫酸カリウム0.2部
を加え、撹拌を続けながら6時間重合させた。次いで、
これを室温まで冷却し、表面に発色調節層を設けた電子
供与性染料前駆体粒子の分散液を得た。
【0099】B.感熱記録材料の作製 発色体が赤色系である電子供与性染料前駆体として3
−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−メチルフルオラン
25部を2.5%ポリビニルアルコール水溶液80部と
共にボールミルで24時間粉砕し、電子供与性染料前駆
体分散液を得た。次いで電子受容性顕色剤として3,
3′−ジアリル−4,4′−ジヒドロキシジフェニルス
ルホン40部を2.5%ポリビ ニルアルコール水溶液
60部と共にボールミルで24時間粉砕し、電子受容性
顕色剤分散液を得た。増感剤として2−ベンジルオキシ
ナフタレン55部を2. 5%ポリビニルアルコール水溶
液120部と共にボールミルで24時間粉砕し、増感剤
分散液を得た。これら3種の分散液、および炭酸カルシ
ウム5部を2%ヘキサメタリン酸ナトリウム水溶液10
部と共にホモジナイザーで分散して得られた、体積平均
粒径1μmの炭酸カルシウム分散液と、更に上記発色調
節層を設けた電子供与性染料前駆体粒子の分散液を混合
し、2色に発色する感熱記録層形成用塗工液を得た。こ
の塗工液を厚さ55μmの不透明支持体である一般上質
紙の一方の面にエアナイフコーターを用いて、固形分塗
工量が5g/m2となるように塗工し、60℃のオーブ
ンで乾燥した。
−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−メチルフルオラン
25部を2.5%ポリビニルアルコール水溶液80部と
共にボールミルで24時間粉砕し、電子供与性染料前駆
体分散液を得た。次いで電子受容性顕色剤として3,
3′−ジアリル−4,4′−ジヒドロキシジフェニルス
ルホン40部を2.5%ポリビ ニルアルコール水溶液
60部と共にボールミルで24時間粉砕し、電子受容性
顕色剤分散液を得た。増感剤として2−ベンジルオキシ
ナフタレン55部を2. 5%ポリビニルアルコール水溶
液120部と共にボールミルで24時間粉砕し、増感剤
分散液を得た。これら3種の分散液、および炭酸カルシ
ウム5部を2%ヘキサメタリン酸ナトリウム水溶液10
部と共にホモジナイザーで分散して得られた、体積平均
粒径1μmの炭酸カルシウム分散液と、更に上記発色調
節層を設けた電子供与性染料前駆体粒子の分散液を混合
し、2色に発色する感熱記録層形成用塗工液を得た。こ
の塗工液を厚さ55μmの不透明支持体である一般上質
紙の一方の面にエアナイフコーターを用いて、固形分塗
工量が5g/m2となるように塗工し、60℃のオーブ
ンで乾燥した。
【0100】次に、発色体が黒色系である電子供与性
染料前駆体として3−ジ−n−ブチルアミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン25部を2.5%ポリビニ
ルアルコール水溶液80部と共にボールミルで24時間
粉砕して得られた電子供与性染料前駆体分散液と、電子
受容性顕色剤として3,3′−ジアリル−4,4′−ジ
ヒドロキシジフェニルスルホン40部を2.5%ポリビ
ニルアルコール水溶液60部と共にボールミルで24時
間粉砕して得られた電子受容性顕色剤分散液、増感剤と
して2−ベンジルオキシナフタレン55部を2. 5%ポ
リビニルアルコール水溶液120部と共にボールミルで
24時間粉砕して得られた増感剤分散液、および炭酸カ
ルシウム5部を2%ヘキサメタリン酸ナトリウム水溶液
10部と共にホモジナイザーで分散して得られた炭酸カ
ルシウム分散液とを混合した後充分撹拌し、黒色系に発
色する感熱記録層形成用塗工液を得た。この塗工液を
で得られた片面が塗工された不透明支持体である上質紙
の他の一方の面にエアナイフコーターを用いて、固形分
塗工量5g/m2となるように塗工し、60℃のオーブ
ンで乾燥して本発明の感熱記録材料を得た。
染料前駆体として3−ジ−n−ブチルアミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン25部を2.5%ポリビニ
ルアルコール水溶液80部と共にボールミルで24時間
粉砕して得られた電子供与性染料前駆体分散液と、電子
受容性顕色剤として3,3′−ジアリル−4,4′−ジ
ヒドロキシジフェニルスルホン40部を2.5%ポリビ
ニルアルコール水溶液60部と共にボールミルで24時
間粉砕して得られた電子受容性顕色剤分散液、増感剤と
して2−ベンジルオキシナフタレン55部を2. 5%ポ
リビニルアルコール水溶液120部と共にボールミルで
24時間粉砕して得られた増感剤分散液、および炭酸カ
ルシウム5部を2%ヘキサメタリン酸ナトリウム水溶液
10部と共にホモジナイザーで分散して得られた炭酸カ
ルシウム分散液とを混合した後充分撹拌し、黒色系に発
色する感熱記録層形成用塗工液を得た。この塗工液を
で得られた片面が塗工された不透明支持体である上質紙
の他の一方の面にエアナイフコーターを用いて、固形分
塗工量5g/m2となるように塗工し、60℃のオーブ
ンで乾燥して本発明の感熱記録材料を得た。
【0101】実施例4 加熱により、支持体の一方の面が黄、黒2色に発色し、
他の一方の面が赤、紫の2色に発色する感熱記録材料の
作製。 発色体が黒色系である電子供与性染料前駆体として、
3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン15部を2%ポリビニルアルコール水溶液40部と
共にペイントコンディショナーで粉砕して得た染料前駆
体分散液、電子受容性顕色剤として1、1ービス(4−
ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン25部を2%ポリ
ビニルアルコール水溶液60部と共にペイントコンディ
ショナーで粉砕して得た電子受容性顕色剤分散液、熱可
融性化合物として2ーベンジルオキシナフタレン40部
を2%ポリビニルアルコール水溶液100部と共にペイ
ントコンディショナーで粉砕して得た熱可融性化合物分
散液、そして炭酸カルシウム70部を0.5%ポリビニ
ルアルコール水溶液100部と共にホモジナイザーを用
いてよく分散して得られた、体積平均粒径1μmの炭酸
カルシウム分散液を混合した後充分撹拌し、黒色に発色
する感熱記録層形成用塗工液を得た。 発色体が黄色系である電子供与性染料前駆体として、
3,6−ジメトキシフルオラン15部を2%ポリビニル
アルコール水溶液40部と共にペイントコンディショナ
ーで粉砕して得た染料前駆体分散液、電子受容性顕色剤
として1、1ービス(4−ヒドロキシフェニル)シクロ
ヘキサン25部を2%ポリビニルアルコール水溶液60
部と共にペイントコンディショナーで粉砕して得た電子
受容性顕色剤分散液、熱可融性化合物として2ーベンジ
ルオキシナフタレン40部を2%ポリビニルアルコール
水溶液100部と共にペイントコンディショナーで粉砕
して得た熱可融性化合物分散液、そして炭酸カルシウム
70部を0.5%ポリビニルアルコール水溶液100部
と共にホモジナイザーを用いてよく分散して得られた、
体積平均粒径1μmの炭酸カルシウム分散液を混合した
後充分攪拌し、黄色に発色する感熱記録層形成用塗工液
を得た。
他の一方の面が赤、紫の2色に発色する感熱記録材料の
作製。 発色体が黒色系である電子供与性染料前駆体として、
3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン15部を2%ポリビニルアルコール水溶液40部と
共にペイントコンディショナーで粉砕して得た染料前駆
体分散液、電子受容性顕色剤として1、1ービス(4−
ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン25部を2%ポリ
ビニルアルコール水溶液60部と共にペイントコンディ
ショナーで粉砕して得た電子受容性顕色剤分散液、熱可
融性化合物として2ーベンジルオキシナフタレン40部
を2%ポリビニルアルコール水溶液100部と共にペイ
ントコンディショナーで粉砕して得た熱可融性化合物分
散液、そして炭酸カルシウム70部を0.5%ポリビニ
ルアルコール水溶液100部と共にホモジナイザーを用
いてよく分散して得られた、体積平均粒径1μmの炭酸
カルシウム分散液を混合した後充分撹拌し、黒色に発色
する感熱記録層形成用塗工液を得た。 発色体が黄色系である電子供与性染料前駆体として、
3,6−ジメトキシフルオラン15部を2%ポリビニル
アルコール水溶液40部と共にペイントコンディショナ
ーで粉砕して得た染料前駆体分散液、電子受容性顕色剤
として1、1ービス(4−ヒドロキシフェニル)シクロ
ヘキサン25部を2%ポリビニルアルコール水溶液60
部と共にペイントコンディショナーで粉砕して得た電子
受容性顕色剤分散液、熱可融性化合物として2ーベンジ
ルオキシナフタレン40部を2%ポリビニルアルコール
水溶液100部と共にペイントコンディショナーで粉砕
して得た熱可融性化合物分散液、そして炭酸カルシウム
70部を0.5%ポリビニルアルコール水溶液100部
と共にホモジナイザーを用いてよく分散して得られた、
体積平均粒径1μmの炭酸カルシウム分散液を混合した
後充分攪拌し、黄色に発色する感熱記録層形成用塗工液
を得た。
【0102】発色体が青色系である電子供与性染料前
駆体として、3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシ
フェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール
−3−イル)−7−アザフタリド15部を2%ポリビニ
ルアルコール水溶液40部と共にペイントコンディショ
ナーで粉砕して得た染料前駆体分散液、電子受容性顕色
剤として1、1ービス(4−ヒドロキシフェニル)シク
ロヘキサン25部を2%ポリビニルアルコール水溶液6
0部と共にペイントコンディショナーで粉砕して得た電
子受容性顕色剤分散液、熱可融性化合物として2ーベン
ジルオキシナフタレン40部を2%ポリビニルアルコー
ル水溶液100部と共にペイントコンディショナーで粉
砕して得た熱可融性化合物分散液、そして炭酸カルシウ
ム70部を0.5%ポリビニルアルコール水溶液100
部と共にホモジナイザーを用いてよく分散して得られ
た、体積平均粒径1μmの炭酸カルシウム分散液を混合
した後充分撹拌し、青色に発色する感熱記録層形成用塗
工液を得た。
駆体として、3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシ
フェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール
−3−イル)−7−アザフタリド15部を2%ポリビニ
ルアルコール水溶液40部と共にペイントコンディショ
ナーで粉砕して得た染料前駆体分散液、電子受容性顕色
剤として1、1ービス(4−ヒドロキシフェニル)シク
ロヘキサン25部を2%ポリビニルアルコール水溶液6
0部と共にペイントコンディショナーで粉砕して得た電
子受容性顕色剤分散液、熱可融性化合物として2ーベン
ジルオキシナフタレン40部を2%ポリビニルアルコー
ル水溶液100部と共にペイントコンディショナーで粉
砕して得た熱可融性化合物分散液、そして炭酸カルシウ
ム70部を0.5%ポリビニルアルコール水溶液100
部と共にホモジナイザーを用いてよく分散して得られ
た、体積平均粒径1μmの炭酸カルシウム分散液を混合
した後充分撹拌し、青色に発色する感熱記録層形成用塗
工液を得た。
【0103】発色体が赤色系である電子供与性染料前
駆体として、3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−メ
チルフルオラン15部を2%ポリビニルアルコール水溶
液40部と共にペイントコンディショナーで粉砕して得
た染料前駆体分散液、電子受容性顕色剤として1、1ー
ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン25部
を2%ポリビニルアルコール水溶液60部と共にペイン
トコンディショナーで粉砕して得た電子受容性顕色剤分
散液、熱可融性化合物として2ーベンジルオキシナフタ
レン40部を2%ポリビニルアルコール水溶液100部
と共にペイントコンディショナーで粉砕して得た熱可融
性化合物分散液、そして炭酸カルシウム70部を0.5
%ポリビニルアルコール水溶液100部と共にホモジナ
イザーを用いてよく分散して得られた、体積平均粒径1
μmの炭酸カルシウム分散液を混合した後充分撹拌し、
赤色に発色する感熱記録層形成用塗工液を得た。 、で得られた塗工液を厚さ55μmの不透明支持
体である一般上質紙の一方の面にエアナイフコーターを
用いて、それぞれの固形分塗工量が5g/m2となるよ
うに積層塗工後、60℃のオーブンで乾燥し感熱記録材
料を得た。更に該上質紙の他の一方の面にエアナイフコ
ーターを用いて、、で得られた塗工液を、それぞれ
の固形分塗工量が5g/m2となるように積層塗工した
後、60℃のオーブンで乾燥して本発明の感熱記録材料
を得た。
駆体として、3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−メ
チルフルオラン15部を2%ポリビニルアルコール水溶
液40部と共にペイントコンディショナーで粉砕して得
た染料前駆体分散液、電子受容性顕色剤として1、1ー
ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン25部
を2%ポリビニルアルコール水溶液60部と共にペイン
トコンディショナーで粉砕して得た電子受容性顕色剤分
散液、熱可融性化合物として2ーベンジルオキシナフタ
レン40部を2%ポリビニルアルコール水溶液100部
と共にペイントコンディショナーで粉砕して得た熱可融
性化合物分散液、そして炭酸カルシウム70部を0.5
%ポリビニルアルコール水溶液100部と共にホモジナ
イザーを用いてよく分散して得られた、体積平均粒径1
μmの炭酸カルシウム分散液を混合した後充分撹拌し、
赤色に発色する感熱記録層形成用塗工液を得た。 、で得られた塗工液を厚さ55μmの不透明支持
体である一般上質紙の一方の面にエアナイフコーターを
用いて、それぞれの固形分塗工量が5g/m2となるよ
うに積層塗工後、60℃のオーブンで乾燥し感熱記録材
料を得た。更に該上質紙の他の一方の面にエアナイフコ
ーターを用いて、、で得られた塗工液を、それぞれ
の固形分塗工量が5g/m2となるように積層塗工した
後、60℃のオーブンで乾燥して本発明の感熱記録材料
を得た。
【0104】実施例5 加熱により、不透明支持体の一方の面に近赤外に吸収の
ある発色画像と実質的に近赤外に吸収をもたない発色画
像が得られ、該支持体の他の一方の面に黒色発色画像が
得られる感熱記録材料の作製。 A.発色調節層を設けた電子供与性染料前駆体粒子の作
製 発色体が近赤外部に吸収を持つ電子供与性染料前駆体と
して3,6−ビス(ジメチルアミノ)フルオレン−9−
スピロ−3´−(6´−ジメチルアミノ)フタリド25
部を2.5%ポリビニルアルコール水溶液450部と共
にボールミルで粉砕し、体積平均粒径1μmの分散液を
得た。次いで、この分散液を重合容器に移し、不飽和炭
素結合を有する化合物であるメタクリル酸メチル20部
を加え、撹拌しながら70℃に昇温させた。これに、重
合開始剤である過硫酸カリウム0.2部を加え、撹拌を
続けながら6時間重合させた。次いで、これを室温まで
冷却し、表面に発色調節層を設けた電子供与性染料前駆
体粒子の分散液を得た。
ある発色画像と実質的に近赤外に吸収をもたない発色画
像が得られ、該支持体の他の一方の面に黒色発色画像が
得られる感熱記録材料の作製。 A.発色調節層を設けた電子供与性染料前駆体粒子の作
製 発色体が近赤外部に吸収を持つ電子供与性染料前駆体と
して3,6−ビス(ジメチルアミノ)フルオレン−9−
スピロ−3´−(6´−ジメチルアミノ)フタリド25
部を2.5%ポリビニルアルコール水溶液450部と共
にボールミルで粉砕し、体積平均粒径1μmの分散液を
得た。次いで、この分散液を重合容器に移し、不飽和炭
素結合を有する化合物であるメタクリル酸メチル20部
を加え、撹拌しながら70℃に昇温させた。これに、重
合開始剤である過硫酸カリウム0.2部を加え、撹拌を
続けながら6時間重合させた。次いで、これを室温まで
冷却し、表面に発色調節層を設けた電子供与性染料前駆
体粒子の分散液を得た。
【0105】B.感熱記録材料の作製 発色体が可視光域に吸収を持ち、近赤外部に吸収を持
たない電子供与性染料前駆体として、発色体が黒色系で
ある3−ジ−n−ブチルアミノ−6−メチル−7−アニ
リノフルオラン25部を2.5%ポリビニルアルコール
水溶液80部と共にボールミルで24時間粉砕し、電子
供与性化合物分散液を得た。次いで電子受容性顕色剤と
して3,3′−ジアリル−4,4′−ジヒドロキシジフ
ェニルスルホン40部を2.5%ポリビニルアルコール
水溶液60部と共にボールミルで24時間粉砕し、電子
受容性化合物分散液を得た。増感剤として2−ベンジル
オキシナフタレン55部を2.5%ポリビニルアルコー
ル水溶液120部と共にボールミルで24時間粉砕し、
増感剤分散液を得た。これら3種の分散液、および炭酸
カルシウム5部を2%ヘキサメタリン酸ナトリウム水溶
液10部と共にホモジナイザーで分散して得られた、体
積平均粒径1μmの炭酸カルシウム分散液と、更に上記
A.で得た発色調節層を設けた電子供与性染料前駆体粒
子の分散液を混合し、近赤外に吸収のある発色画像と、
実質的に近赤外に吸収をもたない黒色系発色画像が得ら
れる感熱記録層形成用塗工液を得た。この塗工液を厚さ
55μmの不透明支持体である一般上質紙の一方の面に
エアナイフコーターを用いて、固形分塗工量が5g/m
2となるように塗工し、60℃のオーブンで乾燥した。
たない電子供与性染料前駆体として、発色体が黒色系で
ある3−ジ−n−ブチルアミノ−6−メチル−7−アニ
リノフルオラン25部を2.5%ポリビニルアルコール
水溶液80部と共にボールミルで24時間粉砕し、電子
供与性化合物分散液を得た。次いで電子受容性顕色剤と
して3,3′−ジアリル−4,4′−ジヒドロキシジフ
ェニルスルホン40部を2.5%ポリビニルアルコール
水溶液60部と共にボールミルで24時間粉砕し、電子
受容性化合物分散液を得た。増感剤として2−ベンジル
オキシナフタレン55部を2.5%ポリビニルアルコー
ル水溶液120部と共にボールミルで24時間粉砕し、
増感剤分散液を得た。これら3種の分散液、および炭酸
カルシウム5部を2%ヘキサメタリン酸ナトリウム水溶
液10部と共にホモジナイザーで分散して得られた、体
積平均粒径1μmの炭酸カルシウム分散液と、更に上記
A.で得た発色調節層を設けた電子供与性染料前駆体粒
子の分散液を混合し、近赤外に吸収のある発色画像と、
実質的に近赤外に吸収をもたない黒色系発色画像が得ら
れる感熱記録層形成用塗工液を得た。この塗工液を厚さ
55μmの不透明支持体である一般上質紙の一方の面に
エアナイフコーターを用いて、固形分塗工量が5g/m
2となるように塗工し、60℃のオーブンで乾燥した。
【0106】次に、発色体が黒色系である電子供与性
染料前駆体として3−ジ−n−ブチルアミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン25部を2.5%ポリビニ
ルアルコール水溶液80部と共にボールミルで24時間
粉砕して得られた電子供与性染料前駆体分散液と、電子
受容性顕色剤として3,3′−ジアリル−4,4′−ジ
ヒドロキシジフェニルスルホン40部を2.5%ポリビ
ニルアルコール水溶液60部と共にボールミルで24時
間粉砕して得られた電子受容性顕色剤分散液、増感剤と
して2−ベンジルオキシナフタレン55部を2. 5%ポ
リビニルアルコール水溶液120部と共にボールミルで
24時間粉砕して得られた増感剤分散液、および炭酸カ
ルシウム5部を2%ヘキサメタリン酸ナトリウム水溶液
10部と共にホモジナイザーで分散して得られた、体積
平均粒径1μmの炭酸カルシウム分散液とを混合した後
充分撹拌し、黒色系に発色する感熱記録層形成用塗工液
を得た。この塗工液をで得られた片面が塗工された上
質紙の他の一方の面にエアナイフコーターを用いて、固
形分塗工量が5g/m2となるように塗工し、60℃の
オーブンで乾燥して本発明の感熱記録材料を得た。
染料前駆体として3−ジ−n−ブチルアミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン25部を2.5%ポリビニ
ルアルコール水溶液80部と共にボールミルで24時間
粉砕して得られた電子供与性染料前駆体分散液と、電子
受容性顕色剤として3,3′−ジアリル−4,4′−ジ
ヒドロキシジフェニルスルホン40部を2.5%ポリビ
ニルアルコール水溶液60部と共にボールミルで24時
間粉砕して得られた電子受容性顕色剤分散液、増感剤と
して2−ベンジルオキシナフタレン55部を2. 5%ポ
リビニルアルコール水溶液120部と共にボールミルで
24時間粉砕して得られた増感剤分散液、および炭酸カ
ルシウム5部を2%ヘキサメタリン酸ナトリウム水溶液
10部と共にホモジナイザーで分散して得られた、体積
平均粒径1μmの炭酸カルシウム分散液とを混合した後
充分撹拌し、黒色系に発色する感熱記録層形成用塗工液
を得た。この塗工液をで得られた片面が塗工された上
質紙の他の一方の面にエアナイフコーターを用いて、固
形分塗工量が5g/m2となるように塗工し、60℃の
オーブンで乾燥して本発明の感熱記録材料を得た。
【0107】実施例6 加熱により、不透明支持体の一方の面に近赤外に吸収の
ある発色画像と実質的に近赤外に吸収をもたない発色画
像が得られ、該支持体の他の一方の面に赤、黒2色の発
色画像が得られる感熱記録材料の作製。 A.発色調節層を設けた電子供与性染料前駆体粒子の作
製 発色体が近赤外部に吸収を持つ電子供与性染料前駆体と
して3,6−ビス(ジメチルアミノ)フルオレン−9−
スピロ−3´−(6´−ジメチルアミノ)フタリド25
部を2.5%ポリビニルアルコール水溶液450部と共
にボールミルで粉砕し、体積平均粒径1μmの分散液を
得た。次いで、この分散液を重合容器に移し、不飽和炭
素結合を有する化合物であるメタクリル酸メチル20部
を加え、撹拌しながら70℃に昇温させた。これに、重
合開始剤である過硫酸カリウム0.2部を加え、撹拌を
続けながら6時間重合させた。次いで、これを室温まで
冷却し、表面に発色調節層を設けた電子供与性染料前駆
体粒子の分散液を得た。
ある発色画像と実質的に近赤外に吸収をもたない発色画
像が得られ、該支持体の他の一方の面に赤、黒2色の発
色画像が得られる感熱記録材料の作製。 A.発色調節層を設けた電子供与性染料前駆体粒子の作
製 発色体が近赤外部に吸収を持つ電子供与性染料前駆体と
して3,6−ビス(ジメチルアミノ)フルオレン−9−
スピロ−3´−(6´−ジメチルアミノ)フタリド25
部を2.5%ポリビニルアルコール水溶液450部と共
にボールミルで粉砕し、体積平均粒径1μmの分散液を
得た。次いで、この分散液を重合容器に移し、不飽和炭
素結合を有する化合物であるメタクリル酸メチル20部
を加え、撹拌しながら70℃に昇温させた。これに、重
合開始剤である過硫酸カリウム0.2部を加え、撹拌を
続けながら6時間重合させた。次いで、これを室温まで
冷却し、表面に発色調節層を設けた電子供与性染料前駆
体粒子の分散液を得た。
【0108】B.感熱記録材料の作製 発色体が可視光域に吸収を持ち、近赤外部に吸収を持た
ない電子供与性染料前駆体として、発色体が黒色系であ
る3−ジ−n−ブチルアミノ−6−メチル−7−アニリ
ノフルオラン25部を2.5%ポリビニルアルコール水
溶液80部と共にボールミルで24時間粉砕し、電子供
与性化合物分散液を得た。次いで電子受容性顕色剤とし
て3,3′−ジアリル−4,4′−ジヒドロキシジフェ
ニルスルホン40部を2.5%ポリビニルアルコール水
溶液60部と共にボールミルで24時間粉砕し、電子受
容性化合物分散液を得た。増感剤として2−ベンジルオ
キシナフタレン55部を2.5%ポリビニルアルコール
水溶液120部と共にボールミルで24時間粉砕し、増
感剤分散液を得た。これら3種の分散液、および炭酸カ
ルシウム5部を2%ヘキサメタリン酸ナトリウム水溶液
10部と共にホモジナイザーで分散して得られた、体積
平均粒径1μmの炭酸カルシウム分散液と、更に上記
A.で得た発色調節層を設けた電子供与性染料前駆体粒
子の分散液を混合し、近赤外に吸収のある発色画像と実
質的に近赤外に吸収をもたない黒色系の発色画像が得ら
れる感熱記録層形成用塗工液を得た。この塗工液を厚さ
55μmの不透明支持体である一般上質紙の一方の面に
エアナイフコーターを用いて、固形分塗工量が5g/m
2となるように塗工し、60℃のオーブンで乾燥した。
ない電子供与性染料前駆体として、発色体が黒色系であ
る3−ジ−n−ブチルアミノ−6−メチル−7−アニリ
ノフルオラン25部を2.5%ポリビニルアルコール水
溶液80部と共にボールミルで24時間粉砕し、電子供
与性化合物分散液を得た。次いで電子受容性顕色剤とし
て3,3′−ジアリル−4,4′−ジヒドロキシジフェ
ニルスルホン40部を2.5%ポリビニルアルコール水
溶液60部と共にボールミルで24時間粉砕し、電子受
容性化合物分散液を得た。増感剤として2−ベンジルオ
キシナフタレン55部を2.5%ポリビニルアルコール
水溶液120部と共にボールミルで24時間粉砕し、増
感剤分散液を得た。これら3種の分散液、および炭酸カ
ルシウム5部を2%ヘキサメタリン酸ナトリウム水溶液
10部と共にホモジナイザーで分散して得られた、体積
平均粒径1μmの炭酸カルシウム分散液と、更に上記
A.で得た発色調節層を設けた電子供与性染料前駆体粒
子の分散液を混合し、近赤外に吸収のある発色画像と実
質的に近赤外に吸収をもたない黒色系の発色画像が得ら
れる感熱記録層形成用塗工液を得た。この塗工液を厚さ
55μmの不透明支持体である一般上質紙の一方の面に
エアナイフコーターを用いて、固形分塗工量が5g/m
2となるように塗工し、60℃のオーブンで乾燥した。
【0109】C.発色調節層を設けた電子供与性染料前
駆体粒子の作製 発色体が黒色系である電子供与性染料前駆体として3−
ジ−n−ブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフル
オラン25部を2.5%ポリビニルアルコール水溶液4
50部と共にボールミルで粉砕し、体積平均粒径1μm
の分散液を得た。次いで、この分散液を重合容器に移
し、不飽和炭素結合を有する化合物であるメタクリル酸
メチル20部を加え、撹拌しながら70℃に昇温させ
た。これに、重合開始剤である過硫酸カリウム0.2部
を加え、撹拌を続けながら6時間重合させた。次いで、
これを室温まで冷却し、表面に発色調節層を設けた電子
供与性染料前駆体粒子の分散液を得た。
駆体粒子の作製 発色体が黒色系である電子供与性染料前駆体として3−
ジ−n−ブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフル
オラン25部を2.5%ポリビニルアルコール水溶液4
50部と共にボールミルで粉砕し、体積平均粒径1μm
の分散液を得た。次いで、この分散液を重合容器に移
し、不飽和炭素結合を有する化合物であるメタクリル酸
メチル20部を加え、撹拌しながら70℃に昇温させ
た。これに、重合開始剤である過硫酸カリウム0.2部
を加え、撹拌を続けながら6時間重合させた。次いで、
これを室温まで冷却し、表面に発色調節層を設けた電子
供与性染料前駆体粒子の分散液を得た。
【0110】D.感熱記録材料の作製 発色体が赤色系である電子供与性染料前駆体として3−
ジエチルアミノ−6−クロロ−7−メチルフルオラン2
5部を2.5%ポリビニルアルコール水溶液80部と共
にボールミルで24時間粉砕し、電子供与性染料前駆体
分散液を得た。次いで電子受容性顕色剤として3,3′
−ジアリル−4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホ
ン40部を2.5%ポリビ ニルアルコール水溶液 60
部と共にボールミルで24時間粉砕し、電子受容性顕色
剤分散液を得た。増感剤として2−ベンジルオキシナフ
タレン55部を2. 5%ポリビニルアルコール水溶液1
20部と共にボールミルで24時間粉砕し、増感剤分散
液を得た。これら3種の分散液、および炭酸カルシウム
5部を2%ヘキサメタリン酸ナトリウム水溶液10部と
共にホモジナイザーで分散して得られた、体積平均粒径
1μmの炭酸カルシウム分散液と、更に上記C.で得た
発色調節層を設けた電子供与性染料前駆体粒子の分散液
を混合し、2色に発色する感熱記録層形成用塗工液を得
た。この塗工液を、B.で得られた片面が塗工された上
質紙の他の一方の面にエアナイフコーターを用いて、固
形分塗工量が5g/m2となるように塗工し、60℃の
オーブンで乾燥して本発明の感熱記録材料を得た。
ジエチルアミノ−6−クロロ−7−メチルフルオラン2
5部を2.5%ポリビニルアルコール水溶液80部と共
にボールミルで24時間粉砕し、電子供与性染料前駆体
分散液を得た。次いで電子受容性顕色剤として3,3′
−ジアリル−4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホ
ン40部を2.5%ポリビ ニルアルコール水溶液 60
部と共にボールミルで24時間粉砕し、電子受容性顕色
剤分散液を得た。増感剤として2−ベンジルオキシナフ
タレン55部を2. 5%ポリビニルアルコール水溶液1
20部と共にボールミルで24時間粉砕し、増感剤分散
液を得た。これら3種の分散液、および炭酸カルシウム
5部を2%ヘキサメタリン酸ナトリウム水溶液10部と
共にホモジナイザーで分散して得られた、体積平均粒径
1μmの炭酸カルシウム分散液と、更に上記C.で得た
発色調節層を設けた電子供与性染料前駆体粒子の分散液
を混合し、2色に発色する感熱記録層形成用塗工液を得
た。この塗工液を、B.で得られた片面が塗工された上
質紙の他の一方の面にエアナイフコーターを用いて、固
形分塗工量が5g/m2となるように塗工し、60℃の
オーブンで乾燥して本発明の感熱記録材料を得た。
【0111】比較例1 実施例1に於いて、(1)不透明支持体の作製、で得た
紙支持体を用いる代わりに、厚さ75μmの2軸延伸さ
れた透明なポリエチレンテレフタレートフィルムを用い
た以外は実施例1と全く同様にして、感熱記録材料を得
た。
紙支持体を用いる代わりに、厚さ75μmの2軸延伸さ
れた透明なポリエチレンテレフタレートフィルムを用い
た以外は実施例1と全く同様にして、感熱記録材料を得
た。
【0112】比較例2 発色体が黒色系である電子供与性染料前駆体として、3
−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン15部を2%ポリビニルアルコール水溶液40部と共
にペイントコンディショナーで粉砕して得た染料前駆体
分散液、電子受容性顕色剤として1、1ービス(4−ヒ
ドロキシフェニル)シクロヘキサン25部を2%ポリビ
ニルアルコール水溶液60部と共にペイントコンディシ
ョナーで粉砕して得た電子受容性顕色剤分散液、熱可融
性化合物として2−ベンジルオキシナフタレン40部を
2%ポリビニルアルコール水溶液100部と共にペイン
トコンディショナーで粉砕して得た熱可融性化合物分散
液、そして炭酸カルシウム70部を0.5%ポリビニル
アルコール水溶液100部と共にホモジナイザーを用い
てよく分散して得た、体積平均粒径1μmの炭酸カルシ
ウム分散液を混合した後充分撹拌し、黒色に発色する感
熱記録層形成用塗工液を得た。得られた塗工液を厚さ5
5μmの不透明支持体である一般上質紙の両面にエアナ
イフコーターを用いて、それぞれの固形分塗工量が5g
/m2となるように塗工し、60℃のオーブンで乾燥し
て感熱記録材料を得た。
−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン15部を2%ポリビニルアルコール水溶液40部と共
にペイントコンディショナーで粉砕して得た染料前駆体
分散液、電子受容性顕色剤として1、1ービス(4−ヒ
ドロキシフェニル)シクロヘキサン25部を2%ポリビ
ニルアルコール水溶液60部と共にペイントコンディシ
ョナーで粉砕して得た電子受容性顕色剤分散液、熱可融
性化合物として2−ベンジルオキシナフタレン40部を
2%ポリビニルアルコール水溶液100部と共にペイン
トコンディショナーで粉砕して得た熱可融性化合物分散
液、そして炭酸カルシウム70部を0.5%ポリビニル
アルコール水溶液100部と共にホモジナイザーを用い
てよく分散して得た、体積平均粒径1μmの炭酸カルシ
ウム分散液を混合した後充分撹拌し、黒色に発色する感
熱記録層形成用塗工液を得た。得られた塗工液を厚さ5
5μmの不透明支持体である一般上質紙の両面にエアナ
イフコーターを用いて、それぞれの固形分塗工量が5g
/m2となるように塗工し、60℃のオーブンで乾燥し
て感熱記録材料を得た。
【0113】試験、および評価 実施例1〜6、ならびに比較例1、および2により得ら
れた感熱記録材料の両面を、G3ファクシミリ印字試験
機を用いて印加電圧26V、通電時間0.6ミリ秒の低
エネルギー条件で印字し、次に別の部分に印加電圧26
V、通電時間0.9ミリ秒の高エネルギー条件で印字し
た。得られた各々の画像は、各色相を肉眼で観察した。
結果を表1に示す。また、得られた各々の画像は、近赤
外光域である780nmにおける吸光度も測定した。吸
光度0.8以上の極めて強い吸光度が認められた画像に
ついては表中画像の色相欄に“近”と記した。一方、吸
光度0.1以下であり、780nmにおける吸収がほと
んど認められない場合は無表示とした。
れた感熱記録材料の両面を、G3ファクシミリ印字試験
機を用いて印加電圧26V、通電時間0.6ミリ秒の低
エネルギー条件で印字し、次に別の部分に印加電圧26
V、通電時間0.9ミリ秒の高エネルギー条件で印字し
た。得られた各々の画像は、各色相を肉眼で観察した。
結果を表1に示す。また、得られた各々の画像は、近赤
外光域である780nmにおける吸光度も測定した。吸
光度0.8以上の極めて強い吸光度が認められた画像に
ついては表中画像の色相欄に“近”と記した。一方、吸
光度0.1以下であり、780nmにおける吸収がほと
んど認められない場合は無表示とした。
【0114】情報の識別性に関しては、得られた画像の
色相の違いによって、あるいは光学的な違いによって情
報を識別することが可能であることから、表裏それぞれ
について識別可能な画像の数を識別性ポイントとして表
1に示した。識別性ポイントが大きいほど情報の識別性
が優れている。
色相の違いによって、あるいは光学的な違いによって情
報を識別することが可能であることから、表裏それぞれ
について識別可能な画像の数を識別性ポイントとして表
1に示した。識別性ポイントが大きいほど情報の識別性
が優れている。
【0115】偽造防止性に関しては、得られた画像の色
相が違うことによっても偽造防止効果が得られるが、光
学的に異なる画像は、視覚的には全く区別できないにも
拘わらず、光学読取装置などの光学的手段を用いれば区
別が可能である結果、秘密情報を事前に視覚的には区別
できない画像として印字しておくことが可能となる。す
なわち、光学的に異なる画像を用いた場合には、著しく
高い偽造防止効果が得られる。よって、色相が異なる画
像の数と光学的に異なる画像の数を合算し、さらに、光
学的に異なる画像が得られる場合には1ポイント加算し
た数値を、偽造防止性ポイントとして表1に示した。偽
造防止性ポイントが大きいほど偽造防止性が優れてい
る。
相が違うことによっても偽造防止効果が得られるが、光
学的に異なる画像は、視覚的には全く区別できないにも
拘わらず、光学読取装置などの光学的手段を用いれば区
別が可能である結果、秘密情報を事前に視覚的には区別
できない画像として印字しておくことが可能となる。す
なわち、光学的に異なる画像を用いた場合には、著しく
高い偽造防止効果が得られる。よって、色相が異なる画
像の数と光学的に異なる画像の数を合算し、さらに、光
学的に異なる画像が得られる場合には1ポイント加算し
た数値を、偽造防止性ポイントとして表1に示した。偽
造防止性ポイントが大きいほど偽造防止性が優れてい
る。
【0116】
【表1】
【0117】表1より明らかな如く、表裏両面に情報を
印字することにより、情報量をより多くすることが可能
になると同時に情報の識別性も改良される。また、得ら
れる画像の色相の数を増加させることによって偽造防止
性も改良される。さらに、近赤外領域に吸収をもつ画像
を用いることにより、偽造防止性が著しく改善されるこ
とがわかる。なお、比較例1は支持体が透明であるため
に、裏面の情報が表からも見えてしまう。従って、表裏
に独立した情報を印字した場合には、表面より見ると表
面の画像と裏面の画像とが重なり合い、個々の情報の判
読が困難となるので、両面を同時に使用することは実用
的には困難であった。
印字することにより、情報量をより多くすることが可能
になると同時に情報の識別性も改良される。また、得ら
れる画像の色相の数を増加させることによって偽造防止
性も改良される。さらに、近赤外領域に吸収をもつ画像
を用いることにより、偽造防止性が著しく改善されるこ
とがわかる。なお、比較例1は支持体が透明であるため
に、裏面の情報が表からも見えてしまう。従って、表裏
に独立した情報を印字した場合には、表面より見ると表
面の画像と裏面の画像とが重なり合い、個々の情報の判
読が困難となるので、両面を同時に使用することは実用
的には困難であった。
【0118】
【発明の効果】不透明支持体の一方の面に、それぞれ通
常無色であり、加熱により2種以上の色相に発色する少
なくとも1層以上の感熱記録層を設け、他の一方の面
に、それぞれ通常無色であり、加熱により1種以上の色
相に発色する少なくとも1層以上の感熱記録層を設ける
ことにより、単位面積当たりの情報量が多く、しかも表
裏共単色で同一の色相に発色する感熱記録材料と比較し
て、識別性、ならびに偽造防止が改良された感熱記録材
料を得ることが可能となる。また、発色色相のうち少な
くとも1種を黒色色相にすることにより、汎用性が改良
される。また、近赤外に吸収のある発色画像と実質的に
近赤外に吸収をもたない発色画像が得られる構造の感熱
記録層を採用することにより、偽造防止性が一段と改良
される。
常無色であり、加熱により2種以上の色相に発色する少
なくとも1層以上の感熱記録層を設け、他の一方の面
に、それぞれ通常無色であり、加熱により1種以上の色
相に発色する少なくとも1層以上の感熱記録層を設ける
ことにより、単位面積当たりの情報量が多く、しかも表
裏共単色で同一の色相に発色する感熱記録材料と比較し
て、識別性、ならびに偽造防止が改良された感熱記録材
料を得ることが可能となる。また、発色色相のうち少な
くとも1種を黒色色相にすることにより、汎用性が改良
される。また、近赤外に吸収のある発色画像と実質的に
近赤外に吸収をもたない発色画像が得られる構造の感熱
記録層を採用することにより、偽造防止性が一段と改良
される。
Claims (9)
- 【請求項1】 不透明支持体の両面に、加熱により2種
以上の色相に発色する少なくとも1層以上の感熱記録層
をそれぞれ設けたことを特徴とする感熱記録材料。 - 【請求項2】 不透明支持体の一方の面に設けた2種以
上の色相に発色する少なくとも1層以上の感熱記録層の
発色色相の内、少なくとも1種以上の発色色相が、該支
持体の他方の面に設けた2種以上の色相に発色する少な
くとも1種以上の感熱記録層の発色色相の内、少なくと
も1種以上の発色色相と同一色相であることを特徴とす
る請求項1記載の感熱記録材料。 - 【請求項3】 不透明支持体の一方の面に設けた2種以
上の色相に発色する少なくとも1層以上の感熱記録層の
発色色相の何れもが、該支持体の他方の面に設けた2種
以上の色相に発色する少なくとも1層以上感熱記録層の
発色色相の何れとも異なることを特徴とする請求項1記
載の感熱記録材料。 - 【請求項4】 不透明支持体の一方の面に設けた2種以
上の色相に発色する少なくとも1層以上の感熱記録層の
発色色相の内、1種の発色色相が黒色調であることを特
徴とする請求項1、および2記載の感熱記録材料。 - 【請求項5】 不透明支持体の一方の面に、2種以上の
色相に発色する少なくとも1層以上の感熱記録層を設
け、該支持体の他方の面には1種のみの色相に発色する
感熱記録層を設けたことを特徴とする感熱記録材料。 - 【請求項6】 不透明支持体の両面に、加熱により近赤
外部に吸収をもつ発色画像と近赤外部に実質的に吸収を
もたない発色画像を形成することができる少なくとも1
層以上の感熱記録層をそれぞれ設けたことを特徴とする
感熱記録材料。 - 【請求項7】 不透明支持体の一方の面に、加熱により
近赤外部に吸収をもつ発色画像と近赤外部に実質的に吸
収をもたない発色画像を形成することができる少なくと
も1層以上の感熱記録層を設け、該支持体の他方の面に
は1種のみの色相に発色する感熱記録層を設けたことを
特徴とする感熱記録材料。 - 【請求項8】 不透明支持体の一方の面に、加熱により
2種以上の色相に発色する少なくとも1層以上の感熱記
録層を設け、他の一方の面に加熱により近赤外部に吸収
をもつ発色画像と近赤外部に実質的に吸収をもたない発
色画像を形成することができる少なくとも1層以上の感
熱記録層を設けたことを特徴とする感熱記録材料。 - 【請求項9】 該感熱記録層に含まれる少なくとも2種
以上の発色成分の1種以上が、その表面に不飽和炭素結
合を有する化合物を重合して得られる発色調節層を設け
た粒子の形態で該感熱記録層に含まれることを特徴とす
る請求項1、5、6、7、および8記載の感熱記録材
料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11050379A JP2000247031A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 感熱記録材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11050379A JP2000247031A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 感熱記録材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000247031A true JP2000247031A (ja) | 2000-09-12 |
Family
ID=12857255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11050379A Pending JP2000247031A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 感熱記録材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000247031A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002042088A1 (fr) * | 2000-11-21 | 2002-05-30 | Mitsubishi Paper Mills Limited | Support d'enregistrement thermique polychrome |
| JP2009517255A (ja) * | 2005-11-30 | 2009-04-30 | エヌ・シー・アール・コーポレイション | 両面2色熱印刷 |
| US20130095435A1 (en) * | 2010-06-30 | 2013-04-18 | 3M Innovative Properties Company | Multi-layer articles capable of forming color images and methods of forming color images |
| US20130095434A1 (en) * | 2010-06-30 | 2013-04-18 | 3M Innovative Properties Company | Multi-layer articles capable of forming color images and method of forming color images |
-
1999
- 1999-02-26 JP JP11050379A patent/JP2000247031A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002042088A1 (fr) * | 2000-11-21 | 2002-05-30 | Mitsubishi Paper Mills Limited | Support d'enregistrement thermique polychrome |
| JP2009517255A (ja) * | 2005-11-30 | 2009-04-30 | エヌ・シー・アール・コーポレイション | 両面2色熱印刷 |
| US20130095435A1 (en) * | 2010-06-30 | 2013-04-18 | 3M Innovative Properties Company | Multi-layer articles capable of forming color images and methods of forming color images |
| US20130095434A1 (en) * | 2010-06-30 | 2013-04-18 | 3M Innovative Properties Company | Multi-layer articles capable of forming color images and method of forming color images |
| US8975011B2 (en) * | 2010-06-30 | 2015-03-10 | 3M Innovative Properties Company | Multi-layer articles capable of forming color images and method of forming color images |
| US8975012B2 (en) * | 2010-06-30 | 2015-03-10 | 3M Innovative Properties Company | Multi-layer articles capable of forming color images and methods of forming color images |
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