JP2000182046A - 印刷用紙欠陥検査装置 - Google Patents
印刷用紙欠陥検査装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 大版のどの小切れ紙幣領域が欠陥かを検出す
ることができる紙幣用紙検査装置を得る。 【解決手段】 ラインセンサカメラ13によって撮像さ
れた紙幣用紙の画像信号が画像入力部35で画像データ
に変換されると、フィルタ部37によって画像データの
変化量を水平方向及び垂直方向について求め、微細欠陥
データ及びムラ欠陥等の欠陥データを得る。そして、検
査データ蓄積部38がフィルタ部37からの各データを
所定走査線分蓄積する。欠陥判定処理部45は、検査デ
ータ蓄積部38からの各データを入力し、それぞれのデ
ータが各々の閾値を基準として判定され欠陥と認識す
る。この欠陥個所の小切れ紙幣領域の番号並びにこの小
切れ紙幣領域内のすき入れ領域又は無地領域等の各領域
番号を特定することができる。
ることができる紙幣用紙検査装置を得る。 【解決手段】 ラインセンサカメラ13によって撮像さ
れた紙幣用紙の画像信号が画像入力部35で画像データ
に変換されると、フィルタ部37によって画像データの
変化量を水平方向及び垂直方向について求め、微細欠陥
データ及びムラ欠陥等の欠陥データを得る。そして、検
査データ蓄積部38がフィルタ部37からの各データを
所定走査線分蓄積する。欠陥判定処理部45は、検査デ
ータ蓄積部38からの各データを入力し、それぞれのデ
ータが各々の閾値を基準として判定され欠陥と認識す
る。この欠陥個所の小切れ紙幣領域の番号並びにこの小
切れ紙幣領域内のすき入れ領域又は無地領域等の各領域
番号を特定することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙幣等の予め寸法
が特定されている対象を、大量に配列印刷するための用
紙の欠陥を検査する装置に関する。
が特定されている対象を、大量に配列印刷するための用
紙の欠陥を検査する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、紙幣にはその紙幣の種類に応じ
た識別マーク及び人物像等の絵柄のすき入れがいずれも
所定の位置に設けられており、更に紙幣の種類に応じた
印刷がなされている。このような紙幣は、ロール状の印
刷用紙に同一種類の紙幣を大量に配列された状態で印刷
形成される。ロール状の印刷用紙は、細部の印刷前に各
紙幣を形成する領域、即ち、小切れ紙幣領域毎に識別マ
ーク並びに絵柄のすき入れを挿入する抄造工程を経て原
反ロールとして形成される。また、原反ロールには後工
程の印刷時に位置決めとして機能するプリントマークが
付与されている。即ち、印刷前の原反ロールの用紙に
は、予め識別マーク、すき入れ並びにプリントマークが
作り込まれていることになる。
た識別マーク及び人物像等の絵柄のすき入れがいずれも
所定の位置に設けられており、更に紙幣の種類に応じた
印刷がなされている。このような紙幣は、ロール状の印
刷用紙に同一種類の紙幣を大量に配列された状態で印刷
形成される。ロール状の印刷用紙は、細部の印刷前に各
紙幣を形成する領域、即ち、小切れ紙幣領域毎に識別マ
ーク並びに絵柄のすき入れを挿入する抄造工程を経て原
反ロールとして形成される。また、原反ロールには後工
程の印刷時に位置決めとして機能するプリントマークが
付与されている。即ち、印刷前の原反ロールの用紙に
は、予め識別マーク、すき入れ並びにプリントマークが
作り込まれていることになる。
【0003】原反ロール1は、図12に示すように点線
で示した多数の小切れ紙幣領域2が設定された印刷用紙
3がロール状に巻かれている。また、小切れ紙幣領域2
は、可視状態にはないが、5列4行の単位でブロック化
されており、それぞれのブロックを大版と称する。従っ
て、各大版には20枚の紙幣となる小切れ紙幣領域が形
成されている。更に、印刷用紙3の側部には大版毎にプ
リントマーク4が設けられている。図12の例では、こ
の大版が印刷用紙3の幅方向に所定の間隔を保って3個
配列されており、各大版を大版A、大版B、大版Cと称
する。また、この大版は印刷用紙3の長手方向、即ち、
矢印で示した引き出し方向に所定間隔を保って配列され
ている。
で示した多数の小切れ紙幣領域2が設定された印刷用紙
3がロール状に巻かれている。また、小切れ紙幣領域2
は、可視状態にはないが、5列4行の単位でブロック化
されており、それぞれのブロックを大版と称する。従っ
て、各大版には20枚の紙幣となる小切れ紙幣領域が形
成されている。更に、印刷用紙3の側部には大版毎にプ
リントマーク4が設けられている。図12の例では、こ
の大版が印刷用紙3の幅方向に所定の間隔を保って3個
配列されており、各大版を大版A、大版B、大版Cと称
する。また、この大版は印刷用紙3の長手方向、即ち、
矢印で示した引き出し方向に所定間隔を保って配列され
ている。
【0004】このように、印刷用紙3は3版の大版単位
に区分され、各大版は千円、5千円、万円の紙幣となる
5列4行の小切れ紙幣領域に区分けされている。そし
て、紙幣の完成までには、前述した抄造工程を経た原反
ロールの表面の欠陥を検出する紙幣用紙検査工程と、大
版単位に断裁する大版断裁工程と、紙幣の種類に応じた
印刷を行う印刷工程と、紙幣用紙を小切れ単位に切り分
ける小切れ断裁工程を経由することになる。紙幣用紙検
査工程では、図12の原反ロール1から引き出された印
刷用紙3上の欠陥の有無を検査する。この欠陥検査を行
う場合には、CCDラインセンサカメラを利用して、引
き出し方向に垂直な方向、即ち、印刷用紙3の幅方向に
水平走査を行い、得られた大版領域の画像データから、
汚れ、ピンホール等の欠陥の有無を検査していた。
に区分され、各大版は千円、5千円、万円の紙幣となる
5列4行の小切れ紙幣領域に区分けされている。そし
て、紙幣の完成までには、前述した抄造工程を経た原反
ロールの表面の欠陥を検出する紙幣用紙検査工程と、大
版単位に断裁する大版断裁工程と、紙幣の種類に応じた
印刷を行う印刷工程と、紙幣用紙を小切れ単位に切り分
ける小切れ断裁工程を経由することになる。紙幣用紙検
査工程では、図12の原反ロール1から引き出された印
刷用紙3上の欠陥の有無を検査する。この欠陥検査を行
う場合には、CCDラインセンサカメラを利用して、引
き出し方向に垂直な方向、即ち、印刷用紙3の幅方向に
水平走査を行い、得られた大版領域の画像データから、
汚れ、ピンホール等の欠陥の有無を検査していた。
【0005】また、一般的に各種欠陥を光学的に検出す
る方法は種々知られている。例えば、微細欠陥検査技術
や色ムラ欠陥検査技術等に関しては、特願平5−109
280号、特願平5−268992号、特願平6−16
803号、特願平6−39283号等に開示されてい
る。
る方法は種々知られている。例えば、微細欠陥検査技術
や色ムラ欠陥検査技術等に関しては、特願平5−109
280号、特願平5−268992号、特願平6−16
803号、特願平6−39283号等に開示されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の紙幣用紙検査工
程では、印刷用紙3の大版単位で行っていた。即ち、大
版中の小切れ紙幣領域2単位での検査が行われていない
ため、大版単位の表面の欠陥を光学的に検査抽出できて
も、抽出された欠陥がどの小切れ紙幣領域2に存在して
いるものか確認できない問題点があった。従って、も
し、異なる大版領域内の同一位置の小切れ紙幣領域に欠
陥が存在していても、その欠陥位置が特定できないた
め、原反ロールを製造した抄造工程において、欠陥を修
復することができなかった。また、従来の紙幣用紙検査
工程では、用紙欠陥の検出を明暗のレベルにより抽出し
たデータを所定の閾値により識別する方法によってお
り、微小欠陥や周囲との境界が不明確ないわゆるムラの
検査はなされていなかった。
程では、印刷用紙3の大版単位で行っていた。即ち、大
版中の小切れ紙幣領域2単位での検査が行われていない
ため、大版単位の表面の欠陥を光学的に検査抽出できて
も、抽出された欠陥がどの小切れ紙幣領域2に存在して
いるものか確認できない問題点があった。従って、も
し、異なる大版領域内の同一位置の小切れ紙幣領域に欠
陥が存在していても、その欠陥位置が特定できないた
め、原反ロールを製造した抄造工程において、欠陥を修
復することができなかった。また、従来の紙幣用紙検査
工程では、用紙欠陥の検出を明暗のレベルにより抽出し
たデータを所定の閾値により識別する方法によってお
り、微小欠陥や周囲との境界が不明確ないわゆるムラの
検査はなされていなかった。
【0007】本発明は、以上の問題点を解決するために
なされたもので、抽出された欠陥の所在を、用紙の中に
設定されている最小単位、即ち、上述の場合には大版中
の小切れ紙幣領域を特定して検出することができ、併せ
て、微小欠陥やムラ欠陥を検出することができる紙検査
装置を提供することを目的とする。
なされたもので、抽出された欠陥の所在を、用紙の中に
設定されている最小単位、即ち、上述の場合には大版中
の小切れ紙幣領域を特定して検出することができ、併せ
て、微小欠陥やムラ欠陥を検出することができる紙検査
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、配列されて印
刷される複数の印刷対象領域の予定位置が予め設定され
ている印刷用紙の欠陥を検査する印刷用紙欠陥検査装置
において、印刷用紙を搬送する手段と、前記搬送手段の
近傍に設けられた前記印刷用紙を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段の近傍に設けられた照明手段と、前記印刷
用紙には印刷対象の位置に対応してプリントマークが設
けられており、このプリントマークを前記撮像手段によ
る撮像が行われる前に検出可能な如く設けられたプリン
トマーク検出手段と、前記搬送手段による前記印刷用紙
の移動量を計数する手段と、この計数手段からの計数デ
ータを前記プリントマーク検出手段からの出力データに
よってトリガーするパルスコントロール手段と、前記撮
像手段から得られた画像データを前記パルスコントロー
ル手段の出力信号に同期させて記憶する画像データ記憶
手段と、前記撮像手段から得られた画像データから前記
印刷用紙の欠陥を検出する欠陥検出手段と、前記欠陥検
出手段からの欠陥データと前記画像データ記憶手段に記
憶されている画像データから、前記予め設定されている
印刷対象領域における欠陥位置を抽出する欠陥位置判定
手段とを備えたことを要旨とする。
刷される複数の印刷対象領域の予定位置が予め設定され
ている印刷用紙の欠陥を検査する印刷用紙欠陥検査装置
において、印刷用紙を搬送する手段と、前記搬送手段の
近傍に設けられた前記印刷用紙を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段の近傍に設けられた照明手段と、前記印刷
用紙には印刷対象の位置に対応してプリントマークが設
けられており、このプリントマークを前記撮像手段によ
る撮像が行われる前に検出可能な如く設けられたプリン
トマーク検出手段と、前記搬送手段による前記印刷用紙
の移動量を計数する手段と、この計数手段からの計数デ
ータを前記プリントマーク検出手段からの出力データに
よってトリガーするパルスコントロール手段と、前記撮
像手段から得られた画像データを前記パルスコントロー
ル手段の出力信号に同期させて記憶する画像データ記憶
手段と、前記撮像手段から得られた画像データから前記
印刷用紙の欠陥を検出する欠陥検出手段と、前記欠陥検
出手段からの欠陥データと前記画像データ記憶手段に記
憶されている画像データから、前記予め設定されている
印刷対象領域における欠陥位置を抽出する欠陥位置判定
手段とを備えたことを要旨とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例である
紙幣用紙検査装置の概略構成図である。紙幣用紙検査装
置10は、原反ロール1から引き出された印刷用紙3を
搬送する搬送機構12と、搬送機構12上の印刷用紙3
を撮像するCCDを用いたラインセンサカメラ13及び
撮像箇所を照明する照明器14からなる撮像部15と、
撮像部15と原反ロール1の間に設けられ、印刷用紙3
の端部のプリントマーク4を検出するプリントマーク検
出センサ18と、撮像部15のカメラ13からの映像信
号をデジタルの画像データに変換し、所定数の走査ライ
ン毎の欠陥を強調したデータを得て、その欠陥データの
種類及び欠陥が存在する小切れ紙幣領域を特定する紙幣
用紙検査制御装置20とを備えている。
紙幣用紙検査装置の概略構成図である。紙幣用紙検査装
置10は、原反ロール1から引き出された印刷用紙3を
搬送する搬送機構12と、搬送機構12上の印刷用紙3
を撮像するCCDを用いたラインセンサカメラ13及び
撮像箇所を照明する照明器14からなる撮像部15と、
撮像部15と原反ロール1の間に設けられ、印刷用紙3
の端部のプリントマーク4を検出するプリントマーク検
出センサ18と、撮像部15のカメラ13からの映像信
号をデジタルの画像データに変換し、所定数の走査ライ
ン毎の欠陥を強調したデータを得て、その欠陥データの
種類及び欠陥が存在する小切れ紙幣領域を特定する紙幣
用紙検査制御装置20とを備えている。
【0010】また、紙幣用紙検査制御装置20には、ラ
インセンサカメラ13が撮像した印刷用紙3の画像を表
示するモニタ21と、紙幣用紙検査制御装置20の検査
結果を後述する表示形式で表示すると共に、検査結果を
プリンタ22に印字させるパソコン23とが接続されて
いる。更に、搬送機構12の後端には、紙幣用紙検査制
御装置20からの検査結果に基づいて良品の大版と不良
品の大版に分別する分別機24が接続されている。
インセンサカメラ13が撮像した印刷用紙3の画像を表
示するモニタ21と、紙幣用紙検査制御装置20の検査
結果を後述する表示形式で表示すると共に、検査結果を
プリンタ22に印字させるパソコン23とが接続されて
いる。更に、搬送機構12の後端には、紙幣用紙検査制
御装置20からの検査結果に基づいて良品の大版と不良
品の大版に分別する分別機24が接続されている。
【0011】搬送機構12には、図1に示すように、原
反ロール1から引き出された印刷用紙3が、撮像部15
に対向するように、検査ローラ16が設けられている。
従って、印刷用紙3は検査ローラ16の位置にて撮像部
15により撮像される。また、検査ローラ16と分別機
24との間には、スリッタ25並びに断裁カッタ27が
設けられている。このスリッタ25は、図12に示した
印刷用紙3の大版間を一点鎖線で示すように、用紙の走
行方向に平行に断裁するためのもので、断裁カッタ27
は、同じく大版間を二点鎖線で示すように、用紙の走行
方向に直交する方向、即ち幅方向に断裁するためのもの
である。
反ロール1から引き出された印刷用紙3が、撮像部15
に対向するように、検査ローラ16が設けられている。
従って、印刷用紙3は検査ローラ16の位置にて撮像部
15により撮像される。また、検査ローラ16と分別機
24との間には、スリッタ25並びに断裁カッタ27が
設けられている。このスリッタ25は、図12に示した
印刷用紙3の大版間を一点鎖線で示すように、用紙の走
行方向に平行に断裁するためのもので、断裁カッタ27
は、同じく大版間を二点鎖線で示すように、用紙の走行
方向に直交する方向、即ち幅方向に断裁するためのもの
である。
【0012】原反ロール1と検査ローラ16の間には、
プリントマーク検出センサ18が設けられている。プリ
ントマーク4は、紙幣の印刷を行う際の位置決めのため
に利用されるもので、印刷用紙3の側部、即ち、紙幣印
刷が行われる大版領域外に設けられている。プリントマ
ーク検出センサ18は、このプリントマーク4を検出す
る毎にマーク検出信号を出力し、パルスコントローラ3
4へ入力される。また、検査ローラ16の近傍には、検
査ローラ16の回転に同期した一定間隔のパルス信号を
発生するエンコーダ33が設けられている。エンコーダ
33からのパルス信号は、撮像部15からの画像データ
を所定の検査領域に対応させて取り込むための検査領域
座標等の情報を作成するために利用される。即ち、プリ
ントマーク4は紙幣印刷領域の位置と正確に対応してい
ることから、エンコーダ33からのパルス信号を、プリ
ントマーク検出センサ18から出力されるマーク検出信
号によりトリガーすることにより検査領域を特定するこ
とができる。
プリントマーク検出センサ18が設けられている。プリ
ントマーク4は、紙幣の印刷を行う際の位置決めのため
に利用されるもので、印刷用紙3の側部、即ち、紙幣印
刷が行われる大版領域外に設けられている。プリントマ
ーク検出センサ18は、このプリントマーク4を検出す
る毎にマーク検出信号を出力し、パルスコントローラ3
4へ入力される。また、検査ローラ16の近傍には、検
査ローラ16の回転に同期した一定間隔のパルス信号を
発生するエンコーダ33が設けられている。エンコーダ
33からのパルス信号は、撮像部15からの画像データ
を所定の検査領域に対応させて取り込むための検査領域
座標等の情報を作成するために利用される。即ち、プリ
ントマーク4は紙幣印刷領域の位置と正確に対応してい
ることから、エンコーダ33からのパルス信号を、プリ
ントマーク検出センサ18から出力されるマーク検出信
号によりトリガーすることにより検査領域を特定するこ
とができる。
【0013】紙幣用紙検査制御装置20は、撮像部15
並びにエンコーダ33からの出力信号が入力される。こ
の制御装置20は、図1に示すように構成されている。
即ち、プリントマーク検出センサ18からのマーク検出
信号は、パルスコントローラ34に入力され、撮像部1
5からの映像信号は、画像入力部35にそれぞれ入力さ
れる。画像入力部35へ入力された映像信号は、パルス
コントローラ34からのパルス信号と同期をとり、画素
濃度を256階調に表現されるデジタル画像データとし
て出力される。
並びにエンコーダ33からの出力信号が入力される。こ
の制御装置20は、図1に示すように構成されている。
即ち、プリントマーク検出センサ18からのマーク検出
信号は、パルスコントローラ34に入力され、撮像部1
5からの映像信号は、画像入力部35にそれぞれ入力さ
れる。画像入力部35へ入力された映像信号は、パルス
コントローラ34からのパルス信号と同期をとり、画素
濃度を256階調に表現されるデジタル画像データとし
て出力される。
【0014】画像入力部35からの画像データはフレー
ムメモリ36に入力される。フレームメモリ36は、所
定数の走査線、例えば10数本分の走査線による画像デ
ータを蓄積するものである。蓄積された画像データは、
モニタ21に画像を表示するために利用されるととも
に、後述する小切れ内領域位置決定処理部42に入力す
る。また、画像入力部35からの画像データは、フィル
タ部37へ入力される。フィルタ部37では、入力され
た画像データから微小な異物、ピンホール等の輪郭を強
調したデータを抽出するミクロフィルタ、大きな汚れや
ピンホール等の欠陥を明暗により2値化する2値化フィ
ルタ並びに周囲との境界が明確でない色ムラを強調した
データを抽出する色ムラフィルタから構成されている。
ムメモリ36に入力される。フレームメモリ36は、所
定数の走査線、例えば10数本分の走査線による画像デ
ータを蓄積するものである。蓄積された画像データは、
モニタ21に画像を表示するために利用されるととも
に、後述する小切れ内領域位置決定処理部42に入力す
る。また、画像入力部35からの画像データは、フィル
タ部37へ入力される。フィルタ部37では、入力され
た画像データから微小な異物、ピンホール等の輪郭を強
調したデータを抽出するミクロフィルタ、大きな汚れや
ピンホール等の欠陥を明暗により2値化する2値化フィ
ルタ並びに周囲との境界が明確でない色ムラを強調した
データを抽出する色ムラフィルタから構成されている。
【0015】検査データ蓄積部38は欠陥判定処理部4
5に接続されており、この欠陥判定処理部45では、各
種の欠陥が判定される。また、欠陥判定処理部45は小
切れ位置決定処理部43に接続され、フレームメモリ3
6には小切れ内領域位置決定処理部42がそれぞれ接続
されている。小切れ内領域位置決定処理部42には小切
れ領域メモリ40が接続され、小切れ内領域位置決定処
理部42と小切れ位置決定処理部43には大版領域メモ
リ41が接続されている。
5に接続されており、この欠陥判定処理部45では、各
種の欠陥が判定される。また、欠陥判定処理部45は小
切れ位置決定処理部43に接続され、フレームメモリ3
6には小切れ内領域位置決定処理部42がそれぞれ接続
されている。小切れ内領域位置決定処理部42には小切
れ領域メモリ40が接続され、小切れ内領域位置決定処
理部42と小切れ位置決定処理部43には大版領域メモ
リ41が接続されている。
【0016】図2には、一つの小切れ紙幣領域2を拡大
して示してある。即ち、いずれも点線で示してあるが、
左上には識別マーク5が、中央部にはすき入れ領域6が
形成されている。そして、識別マーク並びにすき入れ領
域の周囲は無地領域7となっている。図3には、一つの
大版Aを取り出して示してあるが、この大版Aには5列
4行の20の小切れ紙幣領域が包含されている。各小切
れ紙幣領域は図2に示した構造となっている。
して示してある。即ち、いずれも点線で示してあるが、
左上には識別マーク5が、中央部にはすき入れ領域6が
形成されている。そして、識別マーク並びにすき入れ領
域の周囲は無地領域7となっている。図3には、一つの
大版Aを取り出して示してあるが、この大版Aには5列
4行の20の小切れ紙幣領域が包含されている。各小切
れ紙幣領域は図2に示した構造となっている。
【0017】さて、図1において、フィルタ部37、欠
陥判定処理部45において処理を行っている対象部分の
座標、即ち印刷用紙3における処理部分の位置座標は完
全に同期するように構成されている。画像入力部35か
らの同一の画像データがフィルタ部37とフレームメモ
リ36に提供されており、欠陥判定を行っている対象の
大版に関する情報、例えば大版Aの情報は大版領域メモ
リ41に保有しており、欠陥判定を行っている対象の小
切れに関する情報は小切れ領域メモリ40に保有してい
る。小切れ領域メモリ40には、大版領域メモリに保持
されている大版の中において欠陥判定を行っている対象
の小切れ情報が保持されていることになる。更に、小切
れ領域メモリ40には、単に対象となっている小切れ情
報のみならず、小切れ紙幣領域内の領域、即ち、図2に
示した識別マーク5、すき入れ領域6、無地領域7の位
置を示す座標情報が保持されている。
陥判定処理部45において処理を行っている対象部分の
座標、即ち印刷用紙3における処理部分の位置座標は完
全に同期するように構成されている。画像入力部35か
らの同一の画像データがフィルタ部37とフレームメモ
リ36に提供されており、欠陥判定を行っている対象の
大版に関する情報、例えば大版Aの情報は大版領域メモ
リ41に保有しており、欠陥判定を行っている対象の小
切れに関する情報は小切れ領域メモリ40に保有してい
る。小切れ領域メモリ40には、大版領域メモリに保持
されている大版の中において欠陥判定を行っている対象
の小切れ情報が保持されていることになる。更に、小切
れ領域メモリ40には、単に対象となっている小切れ情
報のみならず、小切れ紙幣領域内の領域、即ち、図2に
示した識別マーク5、すき入れ領域6、無地領域7の位
置を示す座標情報が保持されている。
【0018】小切れ領域メモリ40には、図4に示すよ
うに、現在欠陥判別処理中の小切れ領域のX、Y方向の
座標データが格納されている。X方向はラインセンサカ
メラ13の走査方向を示すもので、Y方向は搬送方向を
示すものである。各格子は1画素を表しており、Wa
1、Wa2、・・・、Waiは検査ウインドウ番号であ
って、m1、m2、・・・、miは現在欠陥判別処理中
の小切れ紙幣領域番号を表し、このm1、・・・によ
り、図2に示した識別マーク5、すき入れ領域6、無地
領域7が指定される。
うに、現在欠陥判別処理中の小切れ領域のX、Y方向の
座標データが格納されている。X方向はラインセンサカ
メラ13の走査方向を示すもので、Y方向は搬送方向を
示すものである。各格子は1画素を表しており、Wa
1、Wa2、・・・、Waiは検査ウインドウ番号であ
って、m1、m2、・・・、miは現在欠陥判別処理中
の小切れ紙幣領域番号を表し、このm1、・・・によ
り、図2に示した識別マーク5、すき入れ領域6、無地
領域7が指定される。
【0019】大版領域メモリ41には、図5に示すよう
に、現在欠陥判別処理中の大版AのX、Y方向の座標デ
ータが格納されている。X方向はラインセンサカメラ1
3の走査方向を示すもので、Y方向は搬送方向を示すも
のである。各格子は小切れ紙幣領域2を表している。W
b1、Wb2、・・・、Wbiは検査ウインドウ番号で
あって、h1、h2、・・・、hiは現在欠陥判別処理
中の小切れ紙幣領域番号を表している。
に、現在欠陥判別処理中の大版AのX、Y方向の座標デ
ータが格納されている。X方向はラインセンサカメラ1
3の走査方向を示すもので、Y方向は搬送方向を示すも
のである。各格子は小切れ紙幣領域2を表している。W
b1、Wb2、・・・、Wbiは検査ウインドウ番号で
あって、h1、h2、・・・、hiは現在欠陥判別処理
中の小切れ紙幣領域番号を表している。
【0020】次に本実施の形態の動作を説明する。図3
に示すように4行5列に区分けした大版Aを含む用紙3
が図1に示すラインセンサカメラ13によって撮像さ
れ、且つ、プリントマーク検出センサ18がプリントマ
ーク4を検出すると、画像入力部35がカメラ13から
のカラー映像信号をデジタル変換した後に光学的誤差に
基づく補正を行った画像データをフレームメモリ36と
フィルタ部37に出力する。フィルタ部37は、画像入
力部35からの画像データをミクロフィルタ処理して微
細欠陥の輪郭を強調したデータと、画像入力部35から
の画像データを2値化フィルタ処理したデータと、色ム
ラを強調したデータを出力する。特に、紙幣のすき入れ
領域6(図2)においては、用紙の無地領域7の厚さに
対し、すき入れとなる模様あるいは絵に応じた密度の小
さい部分を形成することによりすき入れ領域6が形成さ
れる。従って、凹凸の検査も重要となる。
に示すように4行5列に区分けした大版Aを含む用紙3
が図1に示すラインセンサカメラ13によって撮像さ
れ、且つ、プリントマーク検出センサ18がプリントマ
ーク4を検出すると、画像入力部35がカメラ13から
のカラー映像信号をデジタル変換した後に光学的誤差に
基づく補正を行った画像データをフレームメモリ36と
フィルタ部37に出力する。フィルタ部37は、画像入
力部35からの画像データをミクロフィルタ処理して微
細欠陥の輪郭を強調したデータと、画像入力部35から
の画像データを2値化フィルタ処理したデータと、色ム
ラを強調したデータを出力する。特に、紙幣のすき入れ
領域6(図2)においては、用紙の無地領域7の厚さに
対し、すき入れとなる模様あるいは絵に応じた密度の小
さい部分を形成することによりすき入れ領域6が形成さ
れる。従って、凹凸の検査も重要となる。
【0021】この2値化フィルタ処理後のデータは、例
えば欠陥がピンホールの場合は2値化フィルタ処理後の
データ(明)として、また、欠陥が汚れの場合は2値化
フィルタ処理後のデータ(暗)として出力する。また、
画像データの高周波成分の縦の色ムラを強調した第1の
ムラデータと、画像データの高周波成分の横の色ムラを
強調した第2のムラ画像データと、画像データの低周波
成分の縦の色ムラを強調した第3のデータと、画像デー
タの低周波成分の横の色ムラを強調した第4のムラデー
タとを出力する。
えば欠陥がピンホールの場合は2値化フィルタ処理後の
データ(明)として、また、欠陥が汚れの場合は2値化
フィルタ処理後のデータ(暗)として出力する。また、
画像データの高周波成分の縦の色ムラを強調した第1の
ムラデータと、画像データの高周波成分の横の色ムラを
強調した第2のムラ画像データと、画像データの低周波
成分の縦の色ムラを強調した第3のデータと、画像デー
タの低周波成分の横の色ムラを強調した第4のムラデー
タとを出力する。
【0022】一方、小切れ内領域位置決定処理部42で
は、小切れ領域メモリ40に格納されている検査対象領
域となっている領域miが特定されている。小切れ位置
決定処理部43では、大版領域メモリ41に格納されて
いる検査対象の小切れ位置を表すhiが特定されてい
る。このようにして、フィルタ処理を実行中の領域と同
期した、大版領域中の対象となる小切れ紙幣領域並びに
この小切れ紙幣領域における識別マーク5、すき入れ領
域6、無地領域7が特定され、フィルタ処理に続く欠陥
判別処理により得られる欠陥の有無が、対応する小切れ
紙幣領域を特定して出力することができる。このように
して、予め用紙の大版領域並びに各々の大版領域内の小
切れ紙幣領域の位置座標が、フィルタ処理並びに欠陥判
別処理を行っている位置と同期して把握できる。この結
果、用紙には大版領域、小切れ紙幣領域とも可視状態に
なっていない無地な状態であっても、検出された欠陥が
存在する特定の大版領域、その大版領域内の特定の小切
れ紙幣領域、並びにその小切れ紙幣領域内の特定の領
域、即ち、すき入れ領域、無地領域まで位置を確認する
ことができるようになった。
は、小切れ領域メモリ40に格納されている検査対象領
域となっている領域miが特定されている。小切れ位置
決定処理部43では、大版領域メモリ41に格納されて
いる検査対象の小切れ位置を表すhiが特定されてい
る。このようにして、フィルタ処理を実行中の領域と同
期した、大版領域中の対象となる小切れ紙幣領域並びに
この小切れ紙幣領域における識別マーク5、すき入れ領
域6、無地領域7が特定され、フィルタ処理に続く欠陥
判別処理により得られる欠陥の有無が、対応する小切れ
紙幣領域を特定して出力することができる。このように
して、予め用紙の大版領域並びに各々の大版領域内の小
切れ紙幣領域の位置座標が、フィルタ処理並びに欠陥判
別処理を行っている位置と同期して把握できる。この結
果、用紙には大版領域、小切れ紙幣領域とも可視状態に
なっていない無地な状態であっても、検出された欠陥が
存在する特定の大版領域、その大版領域内の特定の小切
れ紙幣領域、並びにその小切れ紙幣領域内の特定の領
域、即ち、すき入れ領域、無地領域まで位置を確認する
ことができるようになった。
【0023】このようにして検査した結果、例えば、図
3に示す大版AのA行2列の小切れ紙幣領域2の無地領
域7がミクロフィルタ処理後に欠陥と認識され、大版A
のB行4列のすき入れ領域6が第2のムラデータと認識
され、更に、大版AのB行4列の透かし領域6第4のム
ラデータと認識された場合には、図6に示す検査結果が
得られる。
3に示す大版AのA行2列の小切れ紙幣領域2の無地領
域7がミクロフィルタ処理後に欠陥と認識され、大版A
のB行4列のすき入れ領域6が第2のムラデータと認識
され、更に、大版AのB行4列の透かし領域6第4のム
ラデータと認識された場合には、図6に示す検査結果が
得られる。
【0024】また、上記実施の形態1では、大版Aのみ
の欠陥の検出方法について説明したが、原反ロール1は
図12に示すように大版A、大版B、大版Cから構成さ
れている。このような3列の大版を同時に検査する場合
には、ラインセンサカメラ13を3台備え、且つ、欠陥
種別判定手段51も対応して3系統備える。従って、こ
のように3系統の欠陥種別判定手段51を備えた場合に
は、パソコン23における表示は、図7に示すように大
版A、B、C毎の小切れ紙幣領域の欠陥を表示すること
が可能であって、図の例では、大版A及びBが不良0で
Cの1枚の小切れ紙幣領域に欠陥があったことを示して
いる。
の欠陥の検出方法について説明したが、原反ロール1は
図12に示すように大版A、大版B、大版Cから構成さ
れている。このような3列の大版を同時に検査する場合
には、ラインセンサカメラ13を3台備え、且つ、欠陥
種別判定手段51も対応して3系統備える。従って、こ
のように3系統の欠陥種別判定手段51を備えた場合に
は、パソコン23における表示は、図7に示すように大
版A、B、C毎の小切れ紙幣領域の欠陥を表示すること
が可能であって、図の例では、大版A及びBが不良0で
Cの1枚の小切れ紙幣領域に欠陥があったことを示して
いる。
【0025】図8は、実施の形態2の紙幣用紙検査装置
の概略構成図である。図8の紙幣用紙検査装置60は、
スリッタ25の位置を検出するスリッタ位置検出センサ
61を備えている。図9に示すように、用紙を断裁する
スリッタ25の位置は、可動となっており、連続した工
程中において適正な断裁位置からずれてきたときにオペ
レータが例えば図の点線で示した適正基準位置へ補正す
るように作動する。スリッタ位置検出センサ61は、ス
リッタ25の位置補正により変位量並びに変位方位を出
力する。
の概略構成図である。図8の紙幣用紙検査装置60は、
スリッタ25の位置を検出するスリッタ位置検出センサ
61を備えている。図9に示すように、用紙を断裁する
スリッタ25の位置は、可動となっており、連続した工
程中において適正な断裁位置からずれてきたときにオペ
レータが例えば図の点線で示した適正基準位置へ補正す
るように作動する。スリッタ位置検出センサ61は、ス
リッタ25の位置補正により変位量並びに変位方位を出
力する。
【0026】スリッタ位置が変位した情報は、紙幣検査
制御装置65に位置情報として入力される。その後、小
切れ内領域位置決定処理部66及び小切れ位置決定処理
部67がスリッタ位置検出センサ61からの今回の変位
の前の前回のスリッタ位置検出信号と今回のスリッタ位
置検出信号との変化量から、それぞれの検査ウインドウ
を補正する。即ち、スリッタ位置検出信号を画像入力部
35にフィードバック入力し、基準スリッタ位置と今回
の検出されたスリッタ位置検出信号との変位量からX方
向の入力画像位置を補正する。これにより、用紙の搬送
途中における小切れ領域番号、小切れ位置番号の位置が
補正され、より正確な欠陥検査が可能となる。
制御装置65に位置情報として入力される。その後、小
切れ内領域位置決定処理部66及び小切れ位置決定処理
部67がスリッタ位置検出センサ61からの今回の変位
の前の前回のスリッタ位置検出信号と今回のスリッタ位
置検出信号との変化量から、それぞれの検査ウインドウ
を補正する。即ち、スリッタ位置検出信号を画像入力部
35にフィードバック入力し、基準スリッタ位置と今回
の検出されたスリッタ位置検出信号との変位量からX方
向の入力画像位置を補正する。これにより、用紙の搬送
途中における小切れ領域番号、小切れ位置番号の位置が
補正され、より正確な欠陥検査が可能となる。
【0027】また、前述したように小切れ紙幣領域内の
すき入れ領域は、用紙の密度を変化させることにより所
定の模様をすき込むことにより形成しているが、このす
き入れ領域も光学的には無地領域とは区別して識別され
るため、本来正常にもかかわらず、すき入れ領域を欠陥
検査によりムラ欠陥として認識してしまうことがある。
そこで、このすき入れ領域を意図的に周囲の無地領域と
同様の例えば白地とみなすようにすることにより、誤っ
てムラ欠陥として識別されないようにすることもでき
る。即ち、図1の検査ローラ16の表面を用紙と同色の
例えば白色にすることにより、この検査ローラ16の表
面を通過する用紙に検査用の照明を照射した場合、すき
入れ領域からの反射光は検査ローラ16の表面からの反
射光に支配されるため、ムラ欠陥と誤認することを回避
することができる。検査表面の色は、検査対象の紙の無
地領域の色によって選択することになる。
すき入れ領域は、用紙の密度を変化させることにより所
定の模様をすき込むことにより形成しているが、このす
き入れ領域も光学的には無地領域とは区別して識別され
るため、本来正常にもかかわらず、すき入れ領域を欠陥
検査によりムラ欠陥として認識してしまうことがある。
そこで、このすき入れ領域を意図的に周囲の無地領域と
同様の例えば白地とみなすようにすることにより、誤っ
てムラ欠陥として識別されないようにすることもでき
る。即ち、図1の検査ローラ16の表面を用紙と同色の
例えば白色にすることにより、この検査ローラ16の表
面を通過する用紙に検査用の照明を照射した場合、すき
入れ領域からの反射光は検査ローラ16の表面からの反
射光に支配されるため、ムラ欠陥と誤認することを回避
することができる。検査表面の色は、検査対象の紙の無
地領域の色によって選択することになる。
【0028】更に、本来正常なすき入れ領域にも係わら
ず、ムラ欠陥として誤認識してしまう原因として、照明
とカメラとの位置関係がある。図10並びに図11に示
すように、本来検査対象領域には、照明器14からは最
大照度となるよう照射し、カメラ13の位置は、この最
大照度の位置に向けて配置される。即ち、通常カメラ1
3は図10の実線の位置に配置することにより、図11
の最大照度部分aの位置に向けることが要求される。し
かしながら、この結果用紙のすき入れ領域に形成された
正常なすき入れ模様をムラ欠陥として識別してしまうこ
とがある。このことは、すき入れ領域の種類によって異
なるが、前述した検査ローラ16の表面を白色としても
起きることが判明した。
ず、ムラ欠陥として誤認識してしまう原因として、照明
とカメラとの位置関係がある。図10並びに図11に示
すように、本来検査対象領域には、照明器14からは最
大照度となるよう照射し、カメラ13の位置は、この最
大照度の位置に向けて配置される。即ち、通常カメラ1
3は図10の実線の位置に配置することにより、図11
の最大照度部分aの位置に向けることが要求される。し
かしながら、この結果用紙のすき入れ領域に形成された
正常なすき入れ模様をムラ欠陥として識別してしまうこ
とがある。このことは、すき入れ領域の種類によって異
なるが、前述した検査ローラ16の表面を白色としても
起きることが判明した。
【0029】このような誤認識は、カメラ13の位置を
図10の点線のように平行移動させることにより改善で
きる。カメラ13の平行移動は、図10の点線のように
カメラの光軸を最大照度の位置から若干照度の低下した
位置へ平行移動することにより達成される。即ち、カメ
ラの光軸を図11の最大照度aの位置から若干照度の低
下した位置bへ移動させることにより正常なすき入れ領
域をムラ欠陥と識別することなく、用紙の下の検査ロー
ラ表面の均一な白色として認識することにより欠陥と誤
認識することが回避できる。この現象は、最大照度の位
置では正反射により検査ローラ表面を白色にしても、す
き入れ領域の模様を光学的に検出してしまうが、若干照
度の低下した位置に移動させることにより、カメラは拡
散光領域を撮像することとなり、すき入れ領域に影響さ
れることなく検査ローラ表面の色を撮像することができ
ることによると考えられる。
図10の点線のように平行移動させることにより改善で
きる。カメラ13の平行移動は、図10の点線のように
カメラの光軸を最大照度の位置から若干照度の低下した
位置へ平行移動することにより達成される。即ち、カメ
ラの光軸を図11の最大照度aの位置から若干照度の低
下した位置bへ移動させることにより正常なすき入れ領
域をムラ欠陥と識別することなく、用紙の下の検査ロー
ラ表面の均一な白色として認識することにより欠陥と誤
認識することが回避できる。この現象は、最大照度の位
置では正反射により検査ローラ表面を白色にしても、す
き入れ領域の模様を光学的に検出してしまうが、若干照
度の低下した位置に移動させることにより、カメラは拡
散光領域を撮像することとなり、すき入れ領域に影響さ
れることなく検査ローラ表面の色を撮像することができ
ることによると考えられる。
【0030】勿論、すき入れ領域の種別、用紙の材質等
によっては、このような敢えて照度の低下した位置を撮
像する必要はなく、また、照度の低下した位置を撮像す
る場合であっても、他の欠陥検査に支障が出るような照
度低下位置にすることは好ましくない。
によっては、このような敢えて照度の低下した位置を撮
像する必要はなく、また、照度の低下した位置を撮像す
る場合であっても、他の欠陥検査に支障が出るような照
度低下位置にすることは好ましくない。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明により印刷用紙の
欠陥検査工程において、印刷工程前の用紙の欠陥個所を
正確に特定することができるようになり、また、紙幣等
に設けられるすき入れ領域のように用紙の密度の異なる
模様等が予め形成されている用紙の欠陥検査も可能とな
った。
欠陥検査工程において、印刷工程前の用紙の欠陥個所を
正確に特定することができるようになり、また、紙幣等
に設けられるすき入れ領域のように用紙の密度の異なる
模様等が予め形成されている用紙の欠陥検査も可能とな
った。
【図1】本発明の一実施例の概略構成図である。
【図2】本発明の検査対象となる紙幣の構成図である。
【図3】本発明の検査対象となる小切れ紙幣領域が集合
した大版の構成図である。
した大版の構成図である。
【図4】本発明の検査対象となる小切れ紙幣領域の検査
ウインドウ説明図である。
ウインドウ説明図である。
【図5】本発明の検査対象となる大版の検査ウインドウ
説明図である。
説明図である。
【図6】本発明における検査結果説明図である。
【図7】本発明における検査結果表示例を示す図であ
る。
る。
【図8】本発明の他の実施例の概略構成図である。
【図9】本発明のスリッタの動作説明図である。
【図10】本発明の更に他の実施例の一部拡大概略図で
ある。
ある。
【図11】図10の動作説明図である。
【図12】本発明の検査対象となる紙幣印刷用原反ロー
ル構成図である。
ル構成図である。
1 原反ロール 2 小切れ紙幣領域 3 印刷用紙 4 プリントマーク 5 識別マーク 6 すき入れ領域 7 無地領域 10 紙幣用紙検査装置 12 搬送機構 13 ラインセンサカメラ 14 照明器 15 撮像部 16 検査ローラ 18 プリントマーク検出センサ 20 紙幣用紙検査制御装置 21 モニタ 22 プリンタ 23 パソコン 24 分別機 25 スリッタ 27 断裁カッタ 33 エンコーダ 34 パルスコントローラ 35 画像入力部 36 フレームメモリ 37 フィルタ部 38 検査データ蓄積部 40 小切れ領域メモリ 41 大版領域メモリ 42 小切れ内領域位置決定処理部 43 小切れ位置決定処理部 45 欠陥判定処理部 60 紙幣用紙検査装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新井 規之 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 杉山 則順 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5B057 AA04 BA19 CA08 CA12 CA16 CB06 CB12 CB16 CE06 CE12 CH09 DA03 DA08 DB02 DB09
Claims (6)
- 【請求項1】 配列印刷される複数の印刷対象領域の予
定位置が予め設定されている印刷用紙の欠陥を検査する
印刷用紙欠陥検査装置において、 印刷用紙を搬送する手段と、 この搬送手段の近傍に設けられた前記印刷用紙を撮像す
る撮像手段と、 この撮像手段の近傍に設けられた照明手段と、 前記印刷用紙には印刷対象領域の位置に対応してプリン
トマークが設けられており、このプリントマークを前記
撮像手段による撮像が行われる前に検出可能な如く設け
られたプリントマーク検出手段と、 前記搬送手段による印刷用紙の移動量を計数する手段
と、 この計数手段からの計数データを前記プリントマーク検
出手段からの出力データによってトリガーするパルスコ
ントロール手段と、 前記撮像手段から得られた画像データを前記パルスコン
トロール手段の出力信号に同期させて記憶する画像デー
タ記憶手段と、 前記撮像手段から得られた画像データから前記印刷用紙
の欠陥を検出する欠陥検出手段と、 この欠陥検出手段からの欠陥データと前記画像データ記
憶手段に記憶されている画像データから、前記予め設定
されている印刷対象領域における欠陥位置を抽出する欠
陥位置判定手段とを具備することを特徴とする印刷用紙
欠陥検査装置。 - 【請求項2】 前記印刷用紙が紙幣印刷用紙であること
を特徴とする請求項1記載の印刷用紙欠陥検査装置。 - 【請求項3】 前記印刷対象領域は、紙幣券種に応じた
小切れ紙幣領域であって、この小切れ紙幣領域内には、
少なくともすき入れ領域及び無地領域が設定されている
ことを特徴とする請求項2記載の印刷用紙欠陥検査装
置。 - 【請求項4】 前記撮像手段近傍の前記搬送手段にはロ
ーラが設けられていることを特徴とする請求項1乃至3
記載の印刷用紙欠陥検査装置。 - 【請求項5】 前記ローラの表面色は、前記印刷用紙の
前記無地領域の色と同様の色にされていることを特徴と
する請求項4記載の印刷用紙欠陥検査装置。 - 【請求項6】 前記撮像手段は、印刷用紙における前記
照明手段から照射される照明光の最高照度位置からずれ
た位置を撮像する如く設定されていることを特徴とする
請求項4及び5記載の印刷用紙欠陥検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10361165A JP2000182046A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 印刷用紙欠陥検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10361165A JP2000182046A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 印刷用紙欠陥検査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000182046A true JP2000182046A (ja) | 2000-06-30 |
Family
ID=18472463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10361165A Pending JP2000182046A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 印刷用紙欠陥検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000182046A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014516318A (ja) * | 2011-03-30 | 2014-07-10 | カーベーアー−ノタシ ソシエテ アノニム | 紙幣などの印刷されたセキュリティ文書を製造するために印刷シートをオフライン検査および色測定する装置 |
| CN111678922A (zh) * | 2020-05-26 | 2020-09-18 | 纽聚技术有限公司 | 连续物料检测系统、物料缺陷检测系统 |
| CN111781217A (zh) * | 2020-08-12 | 2020-10-16 | 山东金泰恒盛新材料科技有限公司 | 一种石头纸质量检测装置及其检测方法 |
| CN114486937A (zh) * | 2022-02-15 | 2022-05-13 | 凌云光技术股份有限公司 | 一种模切机在线缺陷检测装置及方法 |
-
1998
- 1998-12-18 JP JP10361165A patent/JP2000182046A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014516318A (ja) * | 2011-03-30 | 2014-07-10 | カーベーアー−ノタシ ソシエテ アノニム | 紙幣などの印刷されたセキュリティ文書を製造するために印刷シートをオフライン検査および色測定する装置 |
| CN111678922A (zh) * | 2020-05-26 | 2020-09-18 | 纽聚技术有限公司 | 连续物料检测系统、物料缺陷检测系统 |
| CN111781217A (zh) * | 2020-08-12 | 2020-10-16 | 山东金泰恒盛新材料科技有限公司 | 一种石头纸质量检测装置及其检测方法 |
| CN114486937A (zh) * | 2022-02-15 | 2022-05-13 | 凌云光技术股份有限公司 | 一种模切机在线缺陷检测装置及方法 |
| CN114486937B (zh) * | 2022-02-15 | 2023-10-20 | 凌云光技术股份有限公司 | 一种模切机在线缺陷检测装置及方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030114 |