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JP2000172000A - 電子写真用紙 - Google Patents

電子写真用紙

Info

Publication number
JP2000172000A
JP2000172000A JP10347715A JP34771598A JP2000172000A JP 2000172000 A JP2000172000 A JP 2000172000A JP 10347715 A JP10347715 A JP 10347715A JP 34771598 A JP34771598 A JP 34771598A JP 2000172000 A JP2000172000 A JP 2000172000A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
weight
thermoplastic resin
electrophotographic
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10347715A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Okawachi
一郎 大川内
Tomotsugu Takahashi
友嗣 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yupo Corp
Original Assignee
Yupo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yupo Corp filed Critical Yupo Corp
Priority to JP10347715A priority Critical patent/JP2000172000A/ja
Publication of JP2000172000A publication Critical patent/JP2000172000A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒートロール定着式よる印字後、用紙の帯電
による排紙時の紙詰まりや、通紙後に円筒状に丸まって
しまうことがなく、平積みが可能な電子写真用紙を提供
する。 【解決推断】 坪量が12〜35g/m2 の紙(A)
を、熱可塑性樹脂フィルムよりなる基材(B)の両面に
接着積層した積層体であって、基材(B)の130℃、
30分間における熱収縮率が2%以下であることを特徴
とする電子写真用紙。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高湿度、薬品暴
露、屋外等の環境下へ持参したり、貼付したりして使用
される書類、図面、写真、地図、マニュアル、タグ等の
用途に有用な筆記性、耐引裂性良好な電子写真用紙に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ヒートロール定着式電子写真用途
には上質紙であるPPC用紙およびポリエステルフィル
ムを表面処理したOHPシートが使用されている。しか
しPPC用紙は耐水性、耐薬品性や強度が要求されない
用途で屋内環境での使用に限定される。OHPシートは
耐水性や、耐薬品性はあるが、透明なため、OHP用途
に使用が限られている。一方オフセット印刷、スクリー
ン印刷等の印刷方式で、耐水性、耐薬品性や強度が要求
される用途には、従来からポリプロピレンを主体とした
合成紙が使用でき、高湿度、薬品暴露、屋外等の環境下
へ持参したり、貼付したりして使用される書類、図面、
写真、地図、マニュアル、ラベル、タグ等の用途に利用
されている。
【0003】ところが、ヒートロール定着式電子写真で
はトナー定着時のヒートロール表面温度が170〜20
0℃になり、合成紙の原料であるポリプロピレンの融点
である160℃付近を大きく越えている。そのため、ヒ
ートロール定着式電子写真プリンタにポリプロピレンを
主体とした合成紙(例えば、特公昭46−40794
号、特公昭49−1782号、特開昭56−11843
7号、特開昭57−12642号及び特開昭57−56
224号の各公報記載の合成紙)を通紙すると、熱によ
るカールが発生し、通紙不良を来すばかりか、極端な場
合、定着部にて溶融、付着を起こし、プリンタの破損に
つながるおそれがあった。さらに、電子写真プリンタで
は、絶縁フィルムであるポリプロピレンを主体とした合
成紙は帯電し易く、それによる通紙不良をおこしやす
い。以上のことから、電子写真プリンタでのポリプロピ
レンを主体とした合成紙の記録は、連続紙対応であり、
また、定着温度の低いフラッシュ定着式の電子写真プリ
ンタのみにしか使用できなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ヒートロー
ル定着式による印字後、用紙の帯電による排紙時の紙詰
まりや、通紙後に円筒状に丸まってしまうことがなく、
平積みが可能な電子写真用紙の提供を目的とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明者らは、上記課題を解決す
るために鋭意検討を加えた結果、特定の熱収縮率を有す
る熱可塑性樹脂フィルムからなる基材の両表面に特定の
薄葉紙を接着積層した積層体が上記課題を解決し得るこ
とを見出し、本発明を完成した。即ち本発明は、坪量が
12〜35g/m2 の薄葉紙(A)を、熱可塑性樹脂フ
ィルムよりなる基材(B)の両面に接着積層した積層体
であって、基材(B)の130℃、30分間における熱
収縮率が2%以下である電子写真用紙を提供するもので
ある。
【0006】以下に詳細に説明する。 (A)紙 紙(A)は、坪量が12〜35g/m2 に抄造されたも
のであり、中でも薄葉紙が好ましい。薄葉紙は、肉厚の
薄い紙の総称で、グラシンペーパー、ライスペーパー
(シガレットペーパー)、インディアペーパー、電気絶
縁紙等が利用される〔紙パルプ技術協会昭和41年7月
25日発行の「紙パルプの種類とその試験法」の第93
頁参照〕。前記は用途による分類であるが、複写用薄葉
紙の維持組成により次の4種類に分類されることもある
〔JIS P4500−1962〕。 特号(マニラ麻またはジン皮繊維を主成分としたもの) 1号(マニラ麻またはジン皮繊維に化学パルプを配合し
たもの) 2号(化学パルプにマニラ麻またはジン皮繊維を配合し
たもの) 3号(化学パルプを主成分としたもの) また薄葉紙は、抄紙時に顔料を入れて抄紙し、カラー化
することもある。また、使用されるパルプはメカニカル
パルプ、サーモメカニカルパルプ、クラフトパルプ、亜
硫酸パルプ等の木材パルプや、離解パルプ、脱墨パルプ
等の古紙パルプ、わらパルプ、バガスパルプ、葦パル
プ、竹パルプ、麻パルプ、ケナフパルプ、綿リンターパ
ルプ、三椏じん皮のパルプ等の非木材パルプを単独また
は併用して使用できる。さらにこれら天然繊維由来のパ
ルプに加えて、ポリオレフィン、ポリエステル、ナイロ
ン(ポリアミド)等の合成繊維を紡糸したものを繊維長
1mm前後に断裁したものを強度や風合いのアクセント
を付けるために併用できる。増量、白色度や不透明度の
向上、各種インク吸収性(サイズ)の調整、湿潤強度の
向上のために、抄造時に使用する一般的な填料、サイズ
剤、その他薬品類を内添剤や外添剤として使用できる。
填料としては、炭カル、クレー、タルク、シリカ、硫酸
バリウム、酸化チタン、雲母、珪藻土、水酸化アルミ粉
末等の無機顔料や、尿素、アクリル、スチレン、ナイロ
ン等の樹脂微粒子が使用できる。サイズ剤としては、酸
性サイズではロジン、硫酸バンドが一般的に用いられ、
中性サイズではアルキルケチンダイマー、アルケニル無
水琥珀酸が一般的に用いられる。その他薬品としては、
染料、消泡剤、歩留向上剤、紙力増強剤、スライムコン
トロール剤等が用いられる。抄紙にあたっては一般的な
抄紙機が使用できるが、所望の紙(A)の坪量が低く薄
いため注意を要する。本紙(A)にさらに光沢感や高級
感を付与するため、オンマシンでの軽量塗工やオフマシ
ンでの塗工を施すことができる。
【0007】(B)熱可塑性樹脂フィルム基材 本発明の電子写真用紙に使用する基材は、熱可塑性樹脂
フィルムからなる。用いる熱可塑性樹脂フィルムの種類
は特に制限されない。例えば、高密度ポリエチレンや中
密度ポリエチレン等のエチレン系樹脂、プロピレン系樹
脂、ポリメチル−1−ペンテン、エチレン−環状オレフ
ィン共重合体等のポリオレフィン系樹脂;ナイロン−
6、ナイロン−6,6、ナイロン−6,T等のポリアミ
ド系樹脂;ポリエチレンテレフタレートやその共重合
体、ポリブチレンテレフタレートやその共重合体、脂肪
族ポリエステル等の熱可塑性ポリエステル系樹脂;ポリ
カーボネート、アタクティックポリスチレン、シンジオ
タクティックポリスチレン等を使用することができる。
中でも、非極性のポリオレフィン系樹脂を用いることが
好ましい。
【0008】さらにポリオレフィン系樹脂の中でも、耐
薬品性およびコスト等の面からプロピレン系樹脂を用い
ることが好ましい。プロピレン系樹脂としては、プロピ
レンを単独重合させたアイソタクティック重合体ないし
はシンジオタクティック重合体を例示することができ
る。また、エチレン、1−ブテン、1−ヘキセン、1−
ヘプテン、4−メチル−1−ペンテン等のα−オレフィ
ンとプロピレンとを共重合させた、様々な立体規則性を
有するポリプロピレンを主成分とする共重合体を使用す
ることもできる。共重合体は2元系でも3元系以上の多
元系でもよく、またランダム共重合体でもブロック共重
合体でもよい。プロピレン系樹脂には、プロピレン単独
重合体よりも融点が低い樹脂を2〜25重量%配合して
使用することが好ましい。そのような融点が低い樹脂と
して、高密度ないしは低密度のポリエチレンを例示する
ことができる。基材の熱可塑性樹脂としては、上記の熱
可塑性樹脂の中から1種を選択して単独で使用してもよ
いし、2種以上を選択して組み合わせて使用してもよ
い。
【0009】基材となす熱可塑性樹脂には、必要に応じ
て無機微細粉末、有機フィラー、安定剤、光安定剤、分
散剤、滑剤などを添加することができる。無機微細粉末
を添加する場合は、粒径が通常0.01〜15μm、好
ましくは0.01〜5μmのものを使用する。具体的に
は、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、焼成ク
レイ、シリカ、けいそう土、タルク、酸化チタン、硫酸
バリウム、アルミナなどを使用することができる。有機
フィラーを添加する場合は、主成分である熱可塑性樹脂
とは異なる種類の樹脂を選択することが好ましい。例え
ば、熱可塑性樹脂フィルムがポリオレフィン系樹脂フィ
ルムである場合には、有機フィラーとしてポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリカ
ーボネート、ナイロン−6,ナイロン−6,6、ナイロ
ン−6,T、環状オレフィン、ポリスチレン、ポリメタ
クリレート等の重合体であって、ポリオレフィン系樹脂
の融点よりも高い融点(例えば170〜300℃)ない
しはガラス転移温度(例えば170〜280℃)を有す
る重合体を使用することができる。無機微細粉末および
/または有機フィラーを添加する場合は、通常0.5〜
65重量%、好ましくは3〜50重量%の範囲内で添加
する。
【0010】安定剤を添加する場合は、通常0.001
〜1重量%の範囲内で添加する。具体的には、立体障害
フェノール系、リン系、アミン系の安定剤などを使用す
ることができる。光安定剤を添加する場合は、通常0.
001〜1重量%の範囲内で添加する。具体的には、立
体障害アミン系、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノ
ン系の光安定剤などを使用することができる。分散剤や
滑剤は、例えば無機微細粉末を分散させる目的で使用す
る。使用量は通常0.01〜4重量%の範囲内にする。
具体的には、シランカップリング剤、オレイン酸やステ
アリン酸等の高級脂肪酸、金属石鹸、ポリアクリル酸、
ポリメタクリル酸およびこれらの塩などを使用すること
ができる。
【0011】熱可塑性樹脂フィルムの成形方法は特に限
定されるものではなく、公知の方法の中から適宜選択し
て成形することができる。例えば、スクリュー型押出機
に接続された単層または多層のTダイやIダイを使用し
て溶融樹脂をシート状に押し出すキャスト成形、カレン
ダー成形、圧延成形、インフレーション成形、熱可塑性
樹脂と有機溶媒やオイルとの混合物をキャスト成形また
はカレンダー成形した後に溶媒やオイルを除去する方
法、熱可塑性樹脂の溶液で成形した後に溶媒を除去する
方法などを用いて成形することができる。
【0012】基材に用いる熱可塑性樹脂フィルムは、延
伸したものであってもよい。延伸は通常用いられている
種々の方法のいずれかによって行うことができる。延伸
の温度は、非結晶樹脂の場合は使用する熱可塑性樹脂の
ガラス転移点温度以上、結晶性樹脂の場合には非結晶部
分のガラス転移点温度以上から結晶部の融点以下の熱可
塑性樹脂に好適な公知の温度範囲内で行うことができ
る。具体的には、延伸温度は使用する熱可塑性樹脂の融
点より2〜60℃低い温度が好ましく、樹脂がプロピレ
ン単独重合体(融点155〜167℃)の場合は152
〜164℃、高密度ポリエチレン(融点121〜134
℃)の場合は110〜120℃、ポリエチレンテレフタ
レート(融点246〜252℃)の場合は104〜11
5℃に設定するのが好ましい。また、延伸速度は20〜
350m/分にするのが好ましい。延伸方法としては、
ロール群の周速差を利用した縦延伸、テンターオーブン
を使用した横延伸、圧延、テンターオーブンとリニアモ
ーターの組み合わせによる同時二軸延伸などを用いるこ
とができる。
【0013】延伸倍率は特に限定されず、用いる熱可塑
性樹脂の特性等を考慮して適宜決定する。例えば、熱可
塑性樹脂としてプロピレン単独重合体ないしはその共重
合体を使用するときには、一方向に延伸する場合は約
1.2〜12倍、好ましくは2〜10倍であり、二軸延
伸の場合は面積倍率で1.5〜60倍、好ましくは10
〜50倍である。その他の熱可塑性樹脂を使用するとき
には、一方向に延伸する場合は1.2〜10倍、好まし
くは2〜5倍であり、二軸延伸の場合には面積倍率で
1.5〜20倍、好ましくは4〜12倍である。
【0014】無機微細粉末や有機フィラーを含有する熱
可塑性樹脂を延伸すれば、内部に微細な空孔を有する多
孔性樹脂延伸フィルムを得ることができる。このとき、
次式で計算される空孔率は、5〜60%の範囲内である
のが好ましい。
【式2】
【0015】また、延伸した熱可塑性樹脂フィルムの物
性は、密度が0.650〜1.20g/cm3 、不透明
度が70%以上、ベック平滑度が50〜25,000秒
であるのが好ましい。このように延伸して空孔を形成さ
せた多孔性樹脂延伸フィルムを基材として用いれば、本
発明の所期の効果を有効に奏する電子写真用紙を形成す
ることができる。本発明の電子写真用紙の基材は、単層
からなるものであってもよいし、多層構造を有するもの
であってもよい。
【0016】例えば、ポリオレフィン系樹脂フィルムか
らなる単層の基材は、ポリオレフィン系樹脂35〜9
9.5重量%および無機微細粉末65〜0.5重量%を
含有する樹脂組成物からなる樹脂フィルムを、該ポリオ
レフィン系樹脂の融点より低い温度(好ましくは3〜6
0℃低い温度)で一軸または二軸方向に延伸することに
より調製することができる。また、多層構造を有する基
材は、ポリオレフィン系樹脂35〜100重量%および
無機微細粉末65〜0重量%(好ましくは50〜3重量
%)を含有する樹脂組成物からなる樹脂フィルムを該ポ
リオレフィン系樹脂の融点より低い温度(好ましくは3
〜60℃低い温度)で縦方向に延伸し、その延伸フィル
ムの少なくとも片面に、ポリオレフィン系樹脂25〜1
00重量%および無機微細粉末75〜0重量%を含有す
る樹脂組成物からなる樹脂フィルムを積層することによ
って調製することができる。延伸フィルムの上に積層す
る表面層は、延伸されていない樹脂層であってもよい。
【0017】特に好ましい基材として、焼成クレイ、重
質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、酸化チタン、
タルク等の微細粉末を8〜65重量%含有するポリオレ
フィン樹脂フィルムを一軸延伸することによって、フィ
ルム内に該微細無機粉末粒子を中心とする多数の亀裂を
形成させて半透明あるいは不透明フィルムを形成し、さ
らにその表面に無機微細粉末含有量が8重量%以下、好
ましくは5重量%以下である樹脂組成物を積層形成した
フィルムを挙げることができる。具体的には、特公平1
−60411号公報および特開昭61−3748号公報
に記載されているような、無機微細粉末を実質的に含ま
ないポリオレフィン樹脂フィルムを表面層とする合成紙
等を挙げることができる。本発明の基材の厚さは、通常
20〜350μmの範囲内、好ましくは35〜300μ
mの範囲内に設定する。
【0018】本発明の基材の130℃、30分間加熱後
の熱収縮率は、縦と横の両方向の平均値が2%以内、好
ましくは1.5%以内である。2%を越えると、電子写
真プリンタ通紙後のカールが大きく、湾曲したり、円筒
状になったりして、排紙時の積み重ね性に劣る。この熱
収縮率は、該基材を一定の大きさ、たとえば縦横ともに
100mmの正方形に断裁し、気温23℃、相対湿度5
0%の恒温恒湿室内でその寸法を測定した後、130℃
の通風オーブン中に30分間熱処理し、取り出した後同
様の恒温恒湿室内で1時間放冷し、寸法を測定してオー
ブン熱処理前と比較して算出することにより求めること
ができる。
【0019】(積層体)本発明の電子写真用紙は、前述
の薄葉紙(A)と熱可塑性樹脂フィルム基材(B)を接
着剤(S)で貼合した構造となっており、一例として第
1図に示すものは、白色薄葉紙(2)を接着剤(4)を
用いて熱可塑性樹脂フィルム(3)の両面に貼合した電
子写真用紙(1)である。接着剤(S)としては、液状
の接着剤、例えばポリウレタン系接着剤としては東洋モ
ートン(株)のEL−150(商品名)またはBLS−
2080A(商品名)とBLS2080B(商品名)の
混合物が、ポリエステル系接着剤としては、同社のAD
−503(商品名)が挙げられる。接着剤は0.5〜2
5g/m2となるように塗布される。また、エチレン・
酢酸ビニル共重合体、低密度ポリエチレン、エチレン・
アクリル酸共重合体、エチレン・メチクリル酸共重合体
の金属塩(Na,Li,K,Alなど)等のホットメル
ト接着剤も使用できる。 (用途)本発明の電子写真用紙は、ヒートロール定着
式、あるいはフラシュ定着式の電子写真プリンタに用い
られ、高湿度、薬品暴露、屋外等の環境下へ持参した
り、貼付したりして使用される書類、図面、写真、地
図、マニュアル、タグ等の用途として有用である。
【0020】
【実施例】合成紙の製造例 例1 (1) メルトフローレート(MFR)1g/10分の
プロピレン単独重合体に、平均粒径1.5μmの重質炭
酸カルシウム15重量%、チタンホワイト0.7重量
%、高密度ポリエチレン5重量%を配合した組成物
(A)を、250℃に設定した押し出し機にて混練した
後、240℃に設定した押し出し機に接続したTダイよ
りシート状に押し出し、冷却装置にて冷却して無延伸シ
ートを得た。このシートを155℃の温度に加熱して、
周速の異なるロール群からなる縦延伸機で縦方向に5倍
延伸した。
【0021】(2) MFRが4.0g/10分のプロ
ピレン単独重合体56重量%に平均粒径1.5μmの重
質炭酸カルシウム40重量%と平均粒径0.8μmのア
ナターゼ型酸化チタン0.5重量%と高密度ポリエチレ
ン3.5重量%を混合した組成物(B)を二台の別々の
押出機で溶融混練し、(1)の5倍延伸シートの両面に
(B)が外側になるようにダイ内で共押出して積層し、
ついでこの積層物を165℃に加熱したのち横方向に
7.5倍の延伸を行なって、三層積層フイルムを得た。
【0022】(3) この三層積層フイルムの表面をコ
ロナ放電処理し、(B)/(A)/(B)の各フイルム
の肉厚が25/70/25μmの三層構造の積層物を得
た。この肉厚が120μmの三層積層フィルムの物性は
不透明度が83%、白色度が93%、またこのフィルム
を縦横ともに100mmの正方形に断裁し、温度23
℃、相対湿度50%の恒温恒湿室内でその寸法を測定し
た後、130℃の通風オーブン中に30分間熱処理し、
取り出した後同様の恒温恒湿室内で1時間放冷し、寸法
を測定し、縦と横の収縮率の差を算出したところ1.6
%であった。
【0023】例2 (1) MFR1g/10分のプロピレン単独共重合体
95重量%と高密度ポリエチレン5重量%を配合した組
成物(A)を、250℃に設定した押し出し機にて混練
した後、240℃に設定した押し出し機に接続したTダ
イよりシート状に押し出し、冷却装置にて冷却して無延
伸シートを得た。このシートを155℃の温度に加熱し
て、周速の異なるロール群からなる縦延伸機で縦方向に
5倍延伸した。
【0024】(2) MFR4g/10分のプロピレン
単独共重合体56重量%に平均粒径1.5μmの炭酸カ
ルシウム40重量%と平均粒径0.8μmのアナターゼ
型酸化チタン0.5重量%と高密度ポリエチレン3.5
重量%を混合した組成物(B)とを別々の押出機で溶融
混練し、(1)の5倍延伸シートの両面に(B)が外側
になるようにダイ内で共押出して積層し、ついでこの積
層物を185℃に加熱したのち横方向に7.5倍の延伸
を行なって、三層積層フィルムを得た。 (3) この三層積層フィルムの表面をコロナ放電処理
し、(B)/(A)/(B)の各フィルムの肉厚が20
/50/20μmの三層構造の積層物を得た。この肉厚
が90μmの三層積層フィルムの物性は不透明度が37
%、白色度が91%、130℃、30分における熱収縮
率は1.4%であった。
【0025】例3 例1と同様にして、各層の肉厚を変更した(B)/
(A)/(B)の各フイルムの肉厚が15/50/15
μmの三層構造の積層物を得た。この肉厚が80μmの
三層積層フィルムの物性は不透明度が71%、白色度が
93%、130℃、30分における熱収縮率は1.7%
であった。
【0026】
【実施例1】坪量が20g/m2 の薄葉紙3号を、例1
で得た肉厚が120μmの3層積層フィルムの表裏面
に、東洋モートン(株)製のAD−503(ポリエステ
ル系接着剤)を用い、塗布量3g/m2 で接着積層して
電子写真用紙を得た。 [評価]得られた電子写真用紙をA−4(210mm幅
×297mm流)に断裁し、23℃、相対湿度50%の
恒温恒湿室内で1日間放置後、市販のヒートロール定着
式電子写真プリンタ、レーザーショットA404GII
(キャノン(株)製、商品名)で印字面を上に向けた通
紙方法(フェースアップ通紙)で印字を行った。
【0027】1)プリントカール:プリンター通紙後、
ラベルを室温下平らな台の上に放置し、通紙2分後の四
隅のカール高さの平均値を測定した。 ・平均高さが25mm以内のものを○とした。 ・これを越えるものを×とした。 2)排紙時帯電積重ね性:排紙トレイ上に1枚目が排紙
された後、2枚目に排紙されたものが、真上から見て、
1枚目の真上からの前後左右へのズレを評価した。 ・前後左右へのズレ最大値が10mm以内に収まるもの
を○とした。 ・前後左右へのズレ最大値が10mmを越えるものを×
とした。 3)1晩浸せき後引き裂き:プリンター記録したサンプ
ルを1晩水道水に浸漬けし、引き上げた後、 ・両手で引き裂いても破れないものを○とした。 ・両手で引き裂いて、容易に破れるものを×とした。 実施例1の評価結果を表1に示した。
【0028】
【実施例2、3】電子写真用紙として表1に示すものを
用いる他は実施例1と同様にしてヒートロール定着式電
子写真プリンタによる評価を行った。物性を同表に示
す。
【0029】
【比較例1〜6】電子写真用紙として表1に示すものを
用いる他は実施例1と同様にしてヒートロール定着式電
子写真プリンタによる評価を行った。物性を同表に示
す。
【0030】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真用紙の断面図である。
【符号の説明】
1 電子写真用紙 2 薄葉紙 3 熱可塑性樹脂フィルム 4 接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AA01B AA01H AA05H AA21H AK01B AK01H AK03B AK05 AK07B AK41G AL05 BA03 BA05 BA06 BA13 CA13 CA23B CB01 DE01B DE01H DG10A DG10C DJ06B EH20 EH23 EJ38 GB90 JA03B JA13A JA13C JB16B JK03 JL01 YY00A YY00B YY00C YY00H

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 坪量が12〜35g/m2 の紙(A)
    を、熱可塑性樹脂フィルムよりなる基材(B)の両面に
    接着積層した積層体であって、基材(B)の130℃、
    30分間における熱収縮率が2%以下であることを特徴
    とする電子写真用紙。
  2. 【請求項2】 基材(B)が、熱可塑性樹脂35〜9
    9.5重量%、無機微細粉末および/または有機フィラ
    ー65〜0.5重量%からなることを特徴とする請求項
    1に記載の電子写真用紙。
  3. 【請求項3】 基材(B)が、次式で示される空孔率が
    5〜60%のものであることを特徴とする請求項1また
    は2記載の電子写真用紙。 【式1】
  4. 【請求項4】 熱可塑性樹脂が、ポリオレフィン系樹脂
    であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
    の電子写真用紙。
  5. 【請求項5】 ポリオレフィン系樹脂が、プロピレン系
    樹脂であることを特徴とする請求項4に記載の電子写真
    用紙。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005148139A (ja) * 2003-11-11 2005-06-09 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成方法
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