JP2000022231A - 圧電装置 - Google Patents
圧電装置Info
- Publication number
- JP2000022231A JP2000022231A JP10190414A JP19041498A JP2000022231A JP 2000022231 A JP2000022231 A JP 2000022231A JP 10190414 A JP10190414 A JP 10190414A JP 19041498 A JP19041498 A JP 19041498A JP 2000022231 A JP2000022231 A JP 2000022231A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- actuator
- movable body
- clutch
- actuators
- driving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 35
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 35
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 35
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 23
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 3
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 1
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 1
Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構造で可動体を多次元的に変位させる
ことができる小型の圧電装置を提供する。 【解決手段】 三本の柱状のアクチュエータ21a〜2
1cを、三つの結合部材22a〜22cにより三角形状
に結合する。三角形の底辺に位置するアクチュエータ2
1bは支持ベース23の上に配置されるとともに、三角
形の斜辺に位置する二つのアクチュエータ21a,21
cを結合している結合部材22aの上には可動体24が
配置されている。任意のアクチュエータ21a〜21c
に駆動電圧を印加することにより、可動体24は種々に
変位する。
ことができる小型の圧電装置を提供する。 【解決手段】 三本の柱状のアクチュエータ21a〜2
1cを、三つの結合部材22a〜22cにより三角形状
に結合する。三角形の底辺に位置するアクチュエータ2
1bは支持ベース23の上に配置されるとともに、三角
形の斜辺に位置する二つのアクチュエータ21a,21
cを結合している結合部材22aの上には可動体24が
配置されている。任意のアクチュエータ21a〜21c
に駆動電圧を印加することにより、可動体24は種々に
変位する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電装置、特に、
3次元テーブル等の位置決め装置や超音波モータ等のよ
うに可動体を変位させる圧電装置に関する。
3次元テーブル等の位置決め装置や超音波モータ等のよ
うに可動体を変位させる圧電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の圧電装置としては、
例えば図8に示すようなものが知られている。該圧電装
置1は、電圧を印加すると長手方向に伸縮する柱状のア
クチュエータ3と、該アクチュエータ3をその一端側に
て支持する支持ベース4と、アクチュエータ3の他端側
に載置された可動体5とからなっている。
例えば図8に示すようなものが知られている。該圧電装
置1は、電圧を印加すると長手方向に伸縮する柱状のア
クチュエータ3と、該アクチュエータ3をその一端側に
て支持する支持ベース4と、アクチュエータ3の他端側
に載置された可動体5とからなっている。
【0003】アクチュエータ3は電歪素子からなり、内
部電極11,12をそれぞれ表面に形成した圧電体セラ
ミックシート14を複数枚積み重ね、圧着して焼結した
ものである。この焼結積層体の両側部に外部電極8,9
が設けられている。外部電極8は内部電極11に電気的
に接続され、外部電極9は内部電極12に電気的に接続
されている。圧電体セラミックシート14は、外部電極
8,9間に所定の直流電圧を印加することにより、シー
ト14の積み重ね方向に、隣接するシート14の分極方
向が互いに逆方向になるように分極処理が行われてい
る。図8において、矢印の方向は分極の方向を表示して
いる。
部電極11,12をそれぞれ表面に形成した圧電体セラ
ミックシート14を複数枚積み重ね、圧着して焼結した
ものである。この焼結積層体の両側部に外部電極8,9
が設けられている。外部電極8は内部電極11に電気的
に接続され、外部電極9は内部電極12に電気的に接続
されている。圧電体セラミックシート14は、外部電極
8,9間に所定の直流電圧を印加することにより、シー
ト14の積み重ね方向に、隣接するシート14の分極方
向が互いに逆方向になるように分極処理が行われてい
る。図8において、矢印の方向は分極の方向を表示して
いる。
【0004】このアクチュエータ3の外部電極8,9の
間に、電源15から駆動電圧が印加されると、内部電極
11と12の間に電界が発生し、シート14は圧電的に
活性となる。つまり、互いに逆向きに分極したシート1
4に、互いに逆向きの電圧が印加されるため、アクチュ
エータ3全体が、図8において矢印A1で示すように長
手方向に変形(伸縮)する。
間に、電源15から駆動電圧が印加されると、内部電極
11と12の間に電界が発生し、シート14は圧電的に
活性となる。つまり、互いに逆向きに分極したシート1
4に、互いに逆向きの電圧が印加されるため、アクチュ
エータ3全体が、図8において矢印A1で示すように長
手方向に変形(伸縮)する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の圧電
装置1では、アクチュエータ3は一つの方向に伸縮する
ものであり、可動体5を一つの方向に、一次元的にしか
変位させることができない。このため、可動体5をX軸
方向及びY軸方向へ二次元的に変位させようとすると、
二つのアクチュエータを用意し、そのうちの一つのアク
チュエータで可動体5をX軸方向に変位させるユニット
を構成し、該ユニット全体を残るいま一つのアクチュエ
ータでY軸方向に変位させる機構が必要となる。また、
X軸方向及びY軸方向に加えて、可動体5をZ軸方向に
三次元的に変位させようとすると、可動体5を二次元的
に変位させる前記機構に加えて、全体をZ軸方向に変位
させる機構が必要となる。このため、従来の圧電装置1
では、可動体5の変位の次元が大きくなればなるほど、
機構が複雑で形状も大型化するという問題があった。
装置1では、アクチュエータ3は一つの方向に伸縮する
ものであり、可動体5を一つの方向に、一次元的にしか
変位させることができない。このため、可動体5をX軸
方向及びY軸方向へ二次元的に変位させようとすると、
二つのアクチュエータを用意し、そのうちの一つのアク
チュエータで可動体5をX軸方向に変位させるユニット
を構成し、該ユニット全体を残るいま一つのアクチュエ
ータでY軸方向に変位させる機構が必要となる。また、
X軸方向及びY軸方向に加えて、可動体5をZ軸方向に
三次元的に変位させようとすると、可動体5を二次元的
に変位させる前記機構に加えて、全体をZ軸方向に変位
させる機構が必要となる。このため、従来の圧電装置1
では、可動体5の変位の次元が大きくなればなるほど、
機構が複雑で形状も大型化するという問題があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、簡単な構造で可
動体を多次元的に変位させることができる小型の圧電装
置を提供することにある。
動体を多次元的に変位させることができる小型の圧電装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】前記目的を達成
するため、本発明に係る圧電装置は、(a)各々が電歪
素子からなり、駆動電圧が印加されるとそれぞれ変形す
る複数のアクチュエータと、(b)前記アクチュエータ
相互間で変形の方向が異なるように、前記アクチュエー
タを結合させる結合部材とを備え、(c)前記アクチュ
エータを個別に変形させて前記可動体の変位量及び変位
方向を制御すること、を特徴とする
するため、本発明に係る圧電装置は、(a)各々が電歪
素子からなり、駆動電圧が印加されるとそれぞれ変形す
る複数のアクチュエータと、(b)前記アクチュエータ
相互間で変形の方向が異なるように、前記アクチュエー
タを結合させる結合部材とを備え、(c)前記アクチュ
エータを個別に変形させて前記可動体の変位量及び変位
方向を制御すること、を特徴とする
【0008】以上の構成により、アクチュエータの各々
が変形すると、各アクチュエータの変形の方向及び変形
量が結合部材を介して合成される。この合成されたアク
チュエータの変形の方向及び変形量が、可動体の変位方
向及び変位量となる。従って、各アクチュエータを個別
に変形させることにより、可動体の変位量及び変位方向
を任意に制御することができる。
が変形すると、各アクチュエータの変形の方向及び変形
量が結合部材を介して合成される。この合成されたアク
チュエータの変形の方向及び変形量が、可動体の変位方
向及び変位量となる。従って、各アクチュエータを個別
に変形させることにより、可動体の変位量及び変位方向
を任意に制御することができる。
【0009】また、本発明に係る圧電装置は、一端が所
定位置に固定されると共に他端の自由端が可動体の変位
方向に変形する柱状の駆動用アクチュエータと、前記駆
動用アクチュエータの自由端に結合部材を介して結合さ
れると共に先端が前記可動体に離接する方向に変形する
クラッチ用アクチュエータとを備え、少なくとも前記ク
ラッチ用アクチュエータの先端が前記可動体に接してい
る期間に前記駆動用アクチュエータを前記可動体の変位
方向に変形させるようにしたことを特徴とする。ここ
に、「可動体に離接する方向」とは、クラッチ用アクチ
ュエータの先端が可動体に接したり離れたりする際の、
クラッチ用アクチュエータの先端の移動方向を意味す
る。
定位置に固定されると共に他端の自由端が可動体の変位
方向に変形する柱状の駆動用アクチュエータと、前記駆
動用アクチュエータの自由端に結合部材を介して結合さ
れると共に先端が前記可動体に離接する方向に変形する
クラッチ用アクチュエータとを備え、少なくとも前記ク
ラッチ用アクチュエータの先端が前記可動体に接してい
る期間に前記駆動用アクチュエータを前記可動体の変位
方向に変形させるようにしたことを特徴とする。ここ
に、「可動体に離接する方向」とは、クラッチ用アクチ
ュエータの先端が可動体に接したり離れたりする際の、
クラッチ用アクチュエータの先端の移動方向を意味す
る。
【0010】以上の構成により、駆動用アクチュエータ
が可動体の変位方向に変形すると、結合部材を介してク
ラッチ用アクチュエータに駆動用アクチュエータの変形
が伝達される。このとき、クラッチ用アクチュエータの
先端が可動体に接していると、駆動用アクチュエータの
変形が可動体に伝達され、可動体が変位する。従って、
可動体にクラッチ用アクチュエータが接しているとき
に、駆動用アクチュエータを変形すると、可動体には、
結合部材及びクラッチ用アクチュエータを介して、駆動
用アクチュエータの変形が伝達され、可動体が所定の方
向に変位する。この後、クラッチ用アクチュエータの先
端を可動体から離し、駆動用アクチュエータを逆方向に
変形させて元に戻す。前記操作を繰り返すことにより、
可動体を所定の方向に駆動することができる。
が可動体の変位方向に変形すると、結合部材を介してク
ラッチ用アクチュエータに駆動用アクチュエータの変形
が伝達される。このとき、クラッチ用アクチュエータの
先端が可動体に接していると、駆動用アクチュエータの
変形が可動体に伝達され、可動体が変位する。従って、
可動体にクラッチ用アクチュエータが接しているとき
に、駆動用アクチュエータを変形すると、可動体には、
結合部材及びクラッチ用アクチュエータを介して、駆動
用アクチュエータの変形が伝達され、可動体が所定の方
向に変位する。この後、クラッチ用アクチュエータの先
端を可動体から離し、駆動用アクチュエータを逆方向に
変形させて元に戻す。前記操作を繰り返すことにより、
可動体を所定の方向に駆動することができる。
【0011】さらに、本発明に係る圧電装置は、可動体
の変位方向に変形する柱状の駆動用アクチュエータと、
前記駆動用アクチュエータの一端側に前記結合部材を介
して結合されると共に先端が前記可動体の変位方向に配
設された案内部材に離接する第1クラッチ用アクチュエ
ータと、前記駆動用アクチュエータの他端側に前記結合
部材を介して結合されると共に先端が前記案内部材に離
接する第2クラッチ用アクチュエータとからなり、前記
第1クラッチ用アクチュエータ及び第2クラッチ用アク
チュエータの先端を交互に前記案内部材に接触させ、少
なくともその接触の期間に前記駆動用アクチュエータを
可動体の変位方向に変形させるようにしたことを特徴と
する。
の変位方向に変形する柱状の駆動用アクチュエータと、
前記駆動用アクチュエータの一端側に前記結合部材を介
して結合されると共に先端が前記可動体の変位方向に配
設された案内部材に離接する第1クラッチ用アクチュエ
ータと、前記駆動用アクチュエータの他端側に前記結合
部材を介して結合されると共に先端が前記案内部材に離
接する第2クラッチ用アクチュエータとからなり、前記
第1クラッチ用アクチュエータ及び第2クラッチ用アク
チュエータの先端を交互に前記案内部材に接触させ、少
なくともその接触の期間に前記駆動用アクチュエータを
可動体の変位方向に変形させるようにしたことを特徴と
する。
【0012】以上の構成により、案内部材には、第1ク
ラッチ用アクチュエータ及び第2クラッチ用アクチュエ
ータの先端が交互に接触し、少なくともその接触の期間
に駆動用アクチュエータが可動体の変位方向に変形す
る。第1クラッチ用アクチュエータ、第2クラッチ用ア
クチュエータ及び駆動用アクチュエータが前記動作を繰
り返すことにより、可動体は案内部材に沿って駆動され
る。
ラッチ用アクチュエータ及び第2クラッチ用アクチュエ
ータの先端が交互に接触し、少なくともその接触の期間
に駆動用アクチュエータが可動体の変位方向に変形す
る。第1クラッチ用アクチュエータ、第2クラッチ用ア
クチュエータ及び駆動用アクチュエータが前記動作を繰
り返すことにより、可動体は案内部材に沿って駆動され
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る圧電装置の実
施の形態について添付の図面を参照して説明する。
施の形態について添付の図面を参照して説明する。
【0014】[第1実施形態、図1]本発明に係る圧電
装置の第1実施形態の構成を図1に示す。該圧電装置2
0は、三本の柱状のアクチュエータ21a,21b,2
1cを、接着剤等を利用して三つの結合部材22a,2
2b,22cに接合し、三角形状に連結したものであ
る。三角形の底辺に位置するアクチュエータ21bは支
持ベース23の上に配置されるとともに、三角形の斜辺
に位置する二つのアクチュエータ21a,21cを結合
している結合部材22aの上には可動体24が配置され
ている。この可動体24は、例えば3次元テーブルとし
て用いられる。
装置の第1実施形態の構成を図1に示す。該圧電装置2
0は、三本の柱状のアクチュエータ21a,21b,2
1cを、接着剤等を利用して三つの結合部材22a,2
2b,22cに接合し、三角形状に連結したものであ
る。三角形の底辺に位置するアクチュエータ21bは支
持ベース23の上に配置されるとともに、三角形の斜辺
に位置する二つのアクチュエータ21a,21cを結合
している結合部材22aの上には可動体24が配置され
ている。この可動体24は、例えば3次元テーブルとし
て用いられる。
【0015】アクチュエータ21a〜21cの各々は電
歪素子からなり、図8にて構成を説明したアクチュエー
タ3と全く同じ構成を有している。従って、その具体的
な構成については図8の対応する説明を参照するものと
し、詳細な説明は省略する。結合部材22a〜22cの
材質は任意である。第1実施形態の場合、アクチュエー
タ21a〜21cの圧電変形(伸縮)により、アクチュ
エータ21a〜21cと結合部材22a〜22cの接合
部分に機械的ストレスが加わり易いので、この機械的ス
トレスを緩衝するべく、結合部材22a〜22cの材質
にはシリコンゴム等の弾性材を使用した。
歪素子からなり、図8にて構成を説明したアクチュエー
タ3と全く同じ構成を有している。従って、その具体的
な構成については図8の対応する説明を参照するものと
し、詳細な説明は省略する。結合部材22a〜22cの
材質は任意である。第1実施形態の場合、アクチュエー
タ21a〜21cの圧電変形(伸縮)により、アクチュ
エータ21a〜21cと結合部材22a〜22cの接合
部分に機械的ストレスが加わり易いので、この機械的ス
トレスを緩衝するべく、結合部材22a〜22cの材質
にはシリコンゴム等の弾性材を使用した。
【0016】以上に説明した図1の構成を有する圧電装
置20において、前記三角形の底辺に位置するアクチュ
エータ21bに駆動電圧を印加すると、アクチュエータ
21bの内部電極11と12(図8参照)の間に電界が
発生し、アクチュエータ21bは、図1において矢印A
11で示すように長手方向に圧電変形して、例えば伸び
る。アクチュエータ21bが長くなると、前記三角形の
高さhが低くなり、可動体24は下降する。駆動電圧の
印加を遮断すると、アクチュエータ21bの長さは元に
戻り、可動体24は上昇して元の位置に戻る。
置20において、前記三角形の底辺に位置するアクチュ
エータ21bに駆動電圧を印加すると、アクチュエータ
21bの内部電極11と12(図8参照)の間に電界が
発生し、アクチュエータ21bは、図1において矢印A
11で示すように長手方向に圧電変形して、例えば伸び
る。アクチュエータ21bが長くなると、前記三角形の
高さhが低くなり、可動体24は下降する。駆動電圧の
印加を遮断すると、アクチュエータ21bの長さは元に
戻り、可動体24は上昇して元の位置に戻る。
【0017】一方、前記三角形の一つの斜辺を構成して
いるアクチュエータ21aに駆動電圧を印加すると、該
アクチュエータ21aはその長さが図1において矢印A
12で示す方向に伸びる。アクチュエータ21aが長く
なると、可動体24はほぼ結合部材22aを中心として
図1に矢印A15で示すように回動する。前記駆動電圧
の印加を遮断すると、アクチュエータ21aの長さは元
に戻り、可動体24は元の位置に戻る。同様に、前記三
角形のいま一つの斜辺を構成しているアクチュエータ2
1cに駆動電圧を印加した場合は、該アクチュエータ2
1cは図1において矢印A13で示す方向に伸び、可動
体24は矢印A16で示すように回動する。
いるアクチュエータ21aに駆動電圧を印加すると、該
アクチュエータ21aはその長さが図1において矢印A
12で示す方向に伸びる。アクチュエータ21aが長く
なると、可動体24はほぼ結合部材22aを中心として
図1に矢印A15で示すように回動する。前記駆動電圧
の印加を遮断すると、アクチュエータ21aの長さは元
に戻り、可動体24は元の位置に戻る。同様に、前記三
角形のいま一つの斜辺を構成しているアクチュエータ2
1cに駆動電圧を印加した場合は、該アクチュエータ2
1cは図1において矢印A13で示す方向に伸び、可動
体24は矢印A16で示すように回動する。
【0018】また、二つのアクチュエータ21a,21
cに同時に駆動電圧を印加すると、アクチュエータ21
a,21cが同時に長くなり、可動体24を上昇させる
ことができる。
cに同時に駆動電圧を印加すると、アクチュエータ21
a,21cが同時に長くなり、可動体24を上昇させる
ことができる。
【0019】このように、駆動電圧を印加するアクチュ
エータを任意に選択することにより、可動体24の位置
を種々に変位させることができる。なお、本第1実施形
態において、アクチュエータ21a〜21cが構成する
三角形に加えて、図1に一点鎖線で示すように該三角形
に直交する三角形を形成するように、さらに他のアクチ
ュエータを配するようにしてもよい。このようにすれ
ば、可動体24をさらに多様に変位させることができ
る。
エータを任意に選択することにより、可動体24の位置
を種々に変位させることができる。なお、本第1実施形
態において、アクチュエータ21a〜21cが構成する
三角形に加えて、図1に一点鎖線で示すように該三角形
に直交する三角形を形成するように、さらに他のアクチ
ュエータを配するようにしてもよい。このようにすれ
ば、可動体24をさらに多様に変位させることができ
る。
【0020】[第2実施形態、図2及び図3]本発明に
係る圧電装置の第2実施形態の構成を図2に示す。該圧
電装置31は、平板状の固定プレート32上に、駆動用
アクチュエータ33と、結合部材34と、可動プレート
35と、クラッチ用アクチュエータ36とを備えてい
る。柱状の駆動用アクチュエータ33は、その長手方向
が固定プレート32に対して平行な状態で、一端が固定
プレート32に設けた係止突起32aに固定されてい
る。駆動用アクチュエータ33の自由端33aには、結
合部材34を介してクラッチ用アクチュエータ36が結
合されている。クラッチ用アクチュエータ36は、その
先端が可動プレート35に離接する方向に変形するよう
に、駆動用アクチュエータ33と直交して配置されてい
る。「可動プレート35に離接する方向」とは、クラッ
チ用アクチュエータ36の先端が可動プレート35に接
したり離れたりする際の、クラッチ用アクチュエータ3
6の先端の移動方向を意味する。可動プレート35は、
支持ローラ37により固定プレート32に対して平行に
移動可能に支持されている。
係る圧電装置の第2実施形態の構成を図2に示す。該圧
電装置31は、平板状の固定プレート32上に、駆動用
アクチュエータ33と、結合部材34と、可動プレート
35と、クラッチ用アクチュエータ36とを備えてい
る。柱状の駆動用アクチュエータ33は、その長手方向
が固定プレート32に対して平行な状態で、一端が固定
プレート32に設けた係止突起32aに固定されてい
る。駆動用アクチュエータ33の自由端33aには、結
合部材34を介してクラッチ用アクチュエータ36が結
合されている。クラッチ用アクチュエータ36は、その
先端が可動プレート35に離接する方向に変形するよう
に、駆動用アクチュエータ33と直交して配置されてい
る。「可動プレート35に離接する方向」とは、クラッ
チ用アクチュエータ36の先端が可動プレート35に接
したり離れたりする際の、クラッチ用アクチュエータ3
6の先端の移動方向を意味する。可動プレート35は、
支持ローラ37により固定プレート32に対して平行に
移動可能に支持されている。
【0021】駆動用アクチュエータ33及びクラッチ用
アクチュエータ36はいずれも、図8にて構成を説明し
たアクチュエータ3と全く同じ構成を有するものであ
り、その具体的な構成については図8の対応する説明を
参照するものとし、詳細な説明は省略する。
アクチュエータ36はいずれも、図8にて構成を説明し
たアクチュエータ3と全く同じ構成を有するものであ
り、その具体的な構成については図8の対応する説明を
参照するものとし、詳細な説明は省略する。
【0022】クラッチ用アクチュエータ36には、図3
の(A)に示すように、矩形状の駆動電圧Va(t)が
印加される。駆動用アクチュエータ33には、図3の
(B)に示すように、駆動電圧Va(t)よりもTdだ
け遅れて矩形状の駆動電圧Vb(t)が印加される。ク
ラッチ用アクチュエータ36に時刻t1で図3の(A)
の駆動電圧Va(t1)=Vaが印加されると、クラッ
チ用アクチュエータ36が伸びてその先端が可動プレー
ト35に圧接する。該圧接のタイミングからTd遅れ
て、駆動用アクチュエータ33に図3の(B)の駆動電
圧Vb(t1+Td)=Vbが印加されると、駆動用ア
クチュエータ33が伸びる。これにより可動プレート3
5は、図2において矢印A21で示す方向に駆動され
る。その後、時刻t2でクラッチ用アクチュエータ36
の駆動電圧がVa(t2)=0となり、クラッチ用アク
チュエータ36が縮んで元の長さに戻り、その先端が可
動プレート35から離れる。
の(A)に示すように、矩形状の駆動電圧Va(t)が
印加される。駆動用アクチュエータ33には、図3の
(B)に示すように、駆動電圧Va(t)よりもTdだ
け遅れて矩形状の駆動電圧Vb(t)が印加される。ク
ラッチ用アクチュエータ36に時刻t1で図3の(A)
の駆動電圧Va(t1)=Vaが印加されると、クラッ
チ用アクチュエータ36が伸びてその先端が可動プレー
ト35に圧接する。該圧接のタイミングからTd遅れ
て、駆動用アクチュエータ33に図3の(B)の駆動電
圧Vb(t1+Td)=Vbが印加されると、駆動用ア
クチュエータ33が伸びる。これにより可動プレート3
5は、図2において矢印A21で示す方向に駆動され
る。その後、時刻t2でクラッチ用アクチュエータ36
の駆動電圧がVa(t2)=0となり、クラッチ用アク
チュエータ36が縮んで元の長さに戻り、その先端が可
動プレート35から離れる。
【0023】次に、時刻t2+Tdで駆動用アクチュエ
ータ33の駆動電圧がVb(t2+Td)=0となり、
駆動用アクチュエータ33は縮んで元の長さに戻る。以
下、クラッチ用アクチュエータ36及び駆動用アクチュ
エータ33が同様の動作を繰り返すことにより、可動プ
レート35を、図2において矢印A21で示す方向に、
スムーズに連続して駆動させることができる。つまり、
リニアモータを構成することができる。このとき、駆動
電圧Va(t),Vb(t)の周波数を、それぞれアク
チュエータ36,33の共振周波数に必ずしも一致させ
る必要はないが、一致させれば効率良く可動プレート3
5を高速で駆動できる。
ータ33の駆動電圧がVb(t2+Td)=0となり、
駆動用アクチュエータ33は縮んで元の長さに戻る。以
下、クラッチ用アクチュエータ36及び駆動用アクチュ
エータ33が同様の動作を繰り返すことにより、可動プ
レート35を、図2において矢印A21で示す方向に、
スムーズに連続して駆動させることができる。つまり、
リニアモータを構成することができる。このとき、駆動
電圧Va(t),Vb(t)の周波数を、それぞれアク
チュエータ36,33の共振周波数に必ずしも一致させ
る必要はないが、一致させれば効率良く可動プレート3
5を高速で駆動できる。
【0024】更に、アクチュエータ33,36と結合部
材34とで構成された駆動ユニットを増設することによ
り、容易に可動プレート35のトルクをアップさせるこ
とができる。そして、固定プレート32と可動プレート
35を円板形状にし、その固定プレート32の外周縁部
にアクチュエータ33,36と結合部材34とで構成さ
れた駆動ユニットを複数個配置することにより、回転モ
ータを構成することもできる。また、駆動電圧Va
(t)とVb(t)の遅延時間Tdを変えることによ
り、可動プレート35の移動方向を矢印A21で示す方
向とは逆の方向にしたり、あるいは、駆動している可動
プレート35にブレーキをかけて瞬時のうちに可動プレ
ート35の移動を停止させることもできる。駆動電圧V
a(t),Vb(t)は、矩形のパルス波の他に、交流
電圧であってもよいし、駆動ユニットが複数の場合には
多相の駆動電圧を印加してもよい。
材34とで構成された駆動ユニットを増設することによ
り、容易に可動プレート35のトルクをアップさせるこ
とができる。そして、固定プレート32と可動プレート
35を円板形状にし、その固定プレート32の外周縁部
にアクチュエータ33,36と結合部材34とで構成さ
れた駆動ユニットを複数個配置することにより、回転モ
ータを構成することもできる。また、駆動電圧Va
(t)とVb(t)の遅延時間Tdを変えることによ
り、可動プレート35の移動方向を矢印A21で示す方
向とは逆の方向にしたり、あるいは、駆動している可動
プレート35にブレーキをかけて瞬時のうちに可動プレ
ート35の移動を停止させることもできる。駆動電圧V
a(t),Vb(t)は、矩形のパルス波の他に、交流
電圧であってもよいし、駆動ユニットが複数の場合には
多相の駆動電圧を印加してもよい。
【0025】[第3実施形態、図4及び図5]本発明に
係る圧電装置の第3実施形態の構成を図4及び図5に示
す。該圧電装置41は、回転ディスク44と、該回転デ
ィスク44を回転自在に支持する固定軸43と、駆動用
アクチュエータ45と、結合部材46と、クラッチ用ア
クチュエータ47とを備えている。柱状の駆動用アクチ
ュエータ45は、その長手方向が回転ディスク44に対
して平行な状態で、一端が固定軸43に固定されてい
る。駆動用アクチュエータ45の自由端45aには、結
合部材46を介してクラッチ用アクチュエータ47が結
合されている。クラッチ用アクチュエータ47は、その
先端が回転ディスク44に離接する方向に変形するよう
に、駆動用アクチュエータ45と直交して配置されてい
る。
係る圧電装置の第3実施形態の構成を図4及び図5に示
す。該圧電装置41は、回転ディスク44と、該回転デ
ィスク44を回転自在に支持する固定軸43と、駆動用
アクチュエータ45と、結合部材46と、クラッチ用ア
クチュエータ47とを備えている。柱状の駆動用アクチ
ュエータ45は、その長手方向が回転ディスク44に対
して平行な状態で、一端が固定軸43に固定されてい
る。駆動用アクチュエータ45の自由端45aには、結
合部材46を介してクラッチ用アクチュエータ47が結
合されている。クラッチ用アクチュエータ47は、その
先端が回転ディスク44に離接する方向に変形するよう
に、駆動用アクチュエータ45と直交して配置されてい
る。
【0026】駆動用アクチュエータ45はいわゆるバイ
モルフと称されるもので、2枚の圧電セラミック板49
a,49bを金属板48の両面にそれぞれ接着し、3層
構造としている。駆動用アクチュエータ45に駆動電圧
が印加されると、圧電セラミック板49bの長さが伸び
ると共に圧電セラミック板49aの長さが縮むように構
成されている。従って、駆動用アクチュエータ45は、
駆動電圧の印加により図4において矢印A31で示す方
向に撓む。一方、クラッチ用アクチュエータ47は、図
8にて構成を説明したアクチュエータ3と全く同じ構成
を有するものであり、その具体的な構成については図8
の対応する説明を参照するものとし、詳細な説明は省略
する。
モルフと称されるもので、2枚の圧電セラミック板49
a,49bを金属板48の両面にそれぞれ接着し、3層
構造としている。駆動用アクチュエータ45に駆動電圧
が印加されると、圧電セラミック板49bの長さが伸び
ると共に圧電セラミック板49aの長さが縮むように構
成されている。従って、駆動用アクチュエータ45は、
駆動電圧の印加により図4において矢印A31で示す方
向に撓む。一方、クラッチ用アクチュエータ47は、図
8にて構成を説明したアクチュエータ3と全く同じ構成
を有するものであり、その具体的な構成については図8
の対応する説明を参照するものとし、詳細な説明は省略
する。
【0027】クラッチ用アクチュエータ47及び駆動用
アクチュエータ45にも、図3の(A)及び(B)で説
明したものと同様の矩形状の駆動電圧が印加される。こ
れにより、クラッチ用アクチュエータ47に駆動電圧が
印加され、クラッチ用アクチュエータ47が伸びてその
先端が回転ディスク44に接触すると、該接触のタイミ
ングから少し遅れて駆動用アクチュエータ45に駆動電
圧が印加され、駆動用アクチュエータ45が図4で矢印
A31で示すように撓む。この撓みにより回転ディスク
44は、矢印A31の方向に回転駆動される。その後、
クラッチ用アクチュエータ47の駆動電圧が零となり、
クラッチ用アクチュエータ47が縮んで元の長さに戻
り、その先端が回転ディスク44から離れる。次に、駆
動用アクチュエータ45の駆動電圧が零となり、該駆動
用アクチュエータ45は縮んで元の長さに戻る。以下、
クラッチ用アクチュエータ47及び駆動用アクチュエー
タ45が同様の動作を繰り返す。これにより、回転ディ
スク44を、図4において矢印A31で示す方向にスム
ーズに連続して回転駆動させることができる。
アクチュエータ45にも、図3の(A)及び(B)で説
明したものと同様の矩形状の駆動電圧が印加される。こ
れにより、クラッチ用アクチュエータ47に駆動電圧が
印加され、クラッチ用アクチュエータ47が伸びてその
先端が回転ディスク44に接触すると、該接触のタイミ
ングから少し遅れて駆動用アクチュエータ45に駆動電
圧が印加され、駆動用アクチュエータ45が図4で矢印
A31で示すように撓む。この撓みにより回転ディスク
44は、矢印A31の方向に回転駆動される。その後、
クラッチ用アクチュエータ47の駆動電圧が零となり、
クラッチ用アクチュエータ47が縮んで元の長さに戻
り、その先端が回転ディスク44から離れる。次に、駆
動用アクチュエータ45の駆動電圧が零となり、該駆動
用アクチュエータ45は縮んで元の長さに戻る。以下、
クラッチ用アクチュエータ47及び駆動用アクチュエー
タ45が同様の動作を繰り返す。これにより、回転ディ
スク44を、図4において矢印A31で示す方向にスム
ーズに連続して回転駆動させることができる。
【0028】[第4実施形態、図6]本発明に係る圧電
装置の第4実施形態の構成を図6に示す。該圧電装置5
1は、一本の柱状の駆動用アクチュエータ52と、該駆
動用アクチュエータ52の一端側にて結合部材53によ
り結合されてなる一対の柱状の第1クラッチ用アクチュ
エータ54,54と、前記駆動用アクチュエータ52の
他端側に結合部材55により結合されてなる一対の柱状
の第2クラッチ用アクチュエータ56,56とを備えて
いる。第1クラッチ用アクチュエータ54,54及び第
2クラッチ用アクチュエータ56,56はいずれも、そ
の軸方向が駆動用アクチュエータ52の軸方向と直角を
なすように駆動用アクチュエータ52に結合されてい
る。
装置の第4実施形態の構成を図6に示す。該圧電装置5
1は、一本の柱状の駆動用アクチュエータ52と、該駆
動用アクチュエータ52の一端側にて結合部材53によ
り結合されてなる一対の柱状の第1クラッチ用アクチュ
エータ54,54と、前記駆動用アクチュエータ52の
他端側に結合部材55により結合されてなる一対の柱状
の第2クラッチ用アクチュエータ56,56とを備えて
いる。第1クラッチ用アクチュエータ54,54及び第
2クラッチ用アクチュエータ56,56はいずれも、そ
の軸方向が駆動用アクチュエータ52の軸方向と直角を
なすように駆動用アクチュエータ52に結合されてい
る。
【0029】駆動用アクチュエータ52は、筒状の案内
部材57に収容され、結合部材53には可動体58が結
合されている。案内部材57には、第1クラッチ用アク
チュエータ54,54及び第2クラッチ用アクチュエー
タ56,56の各先端が交互に離接するようにしてい
る。駆動用アクチュエータ52、第1クラッチ用アクチ
ュエータ54,54及び第2クラッチ用アクチュエータ
56,56はいずれも、図8にて構成を説明したアクチ
ュエータ3と全く同じ構成を有するものであり、その具
体的な構成については図8の対応する説明を参照するも
のとし、詳細な説明は省略する。
部材57に収容され、結合部材53には可動体58が結
合されている。案内部材57には、第1クラッチ用アク
チュエータ54,54及び第2クラッチ用アクチュエー
タ56,56の各先端が交互に離接するようにしてい
る。駆動用アクチュエータ52、第1クラッチ用アクチ
ュエータ54,54及び第2クラッチ用アクチュエータ
56,56はいずれも、図8にて構成を説明したアクチ
ュエータ3と全く同じ構成を有するものであり、その具
体的な構成については図8の対応する説明を参照するも
のとし、詳細な説明は省略する。
【0030】このような構成において、図6に示すよう
に、第1クラッチ用アクチュエータ54,54に印加さ
れる駆動電圧が零で、第1クラッチ用アクチュエータ5
4,54の先端が案内部材57から離れているときに
は、第2クラッチ用アクチュエータ56,56は所定の
大きさを有する駆動電圧が印加されて伸びており、その
先端は案内部材57の内壁面に当接している。この状態
で、駆動用アクチュエータ52に駆動電圧が印加される
と、駆動用アクチュエータ52が図6において矢印A4
1で示す方向に伸びる。これにより、第1クラッチ用ア
クチュエータ54,54が矢印A41の方向に移動す
る。
に、第1クラッチ用アクチュエータ54,54に印加さ
れる駆動電圧が零で、第1クラッチ用アクチュエータ5
4,54の先端が案内部材57から離れているときに
は、第2クラッチ用アクチュエータ56,56は所定の
大きさを有する駆動電圧が印加されて伸びており、その
先端は案内部材57の内壁面に当接している。この状態
で、駆動用アクチュエータ52に駆動電圧が印加される
と、駆動用アクチュエータ52が図6において矢印A4
1で示す方向に伸びる。これにより、第1クラッチ用ア
クチュエータ54,54が矢印A41の方向に移動す
る。
【0031】次いで、第1クラッチ用アクチュエータ5
4,54に所定の大きさの駆動電圧が印加され、第2ク
ラッチ用アクチュエータ56,56の駆動電圧が零とな
ると、第1クラッチ用アクチュエータ54,54が伸び
てその先端が案内部材57の内壁面に当接し、第2クラ
ッチ用アクチュエータ56,56が縮んで元の長さに戻
り、その先端が案内部材57から離れる。この状態で、
駆動用アクチュエータ52に印加される駆動電圧の大き
さが零となると、駆動用アクチュエータ52は縮んで元
の長さに戻る。これにより、第2クラッチ用アクチュエ
ータ56,56が矢印A41の方向に移動する。以下、
第1クラッチ用アクチュエータ54,54、第2クラッ
チ用アクチュエータ56,56及び駆動用アクチュエー
タ52が同様の動作を繰り返す。これにより、可動体5
8を、矢印A41の方向にスムーズに連続して移動させ
ることができる。
4,54に所定の大きさの駆動電圧が印加され、第2ク
ラッチ用アクチュエータ56,56の駆動電圧が零とな
ると、第1クラッチ用アクチュエータ54,54が伸び
てその先端が案内部材57の内壁面に当接し、第2クラ
ッチ用アクチュエータ56,56が縮んで元の長さに戻
り、その先端が案内部材57から離れる。この状態で、
駆動用アクチュエータ52に印加される駆動電圧の大き
さが零となると、駆動用アクチュエータ52は縮んで元
の長さに戻る。これにより、第2クラッチ用アクチュエ
ータ56,56が矢印A41の方向に移動する。以下、
第1クラッチ用アクチュエータ54,54、第2クラッ
チ用アクチュエータ56,56及び駆動用アクチュエー
タ52が同様の動作を繰り返す。これにより、可動体5
8を、矢印A41の方向にスムーズに連続して移動させ
ることができる。
【0032】[第5実施形態、図7]本発明に係る圧電
装置の第5実施形態の構成を図7に示す。該圧電装置6
1は、二本の柱状の駆動用アクチュエータ62,62
と、これら駆動用アクチュエータ62,62の各一端側
にて結合部材63によりそれぞれ結合されてなる一対の
柱状の第1クラッチ用アクチュエータ64,64と、駆
動用アクチュエータ62,62の各他端側にて結合部材
65によりそれぞれ結合されてなる一対の柱状の第2ク
ラッチ用アクチュエータ66,66とを備えている。
装置の第5実施形態の構成を図7に示す。該圧電装置6
1は、二本の柱状の駆動用アクチュエータ62,62
と、これら駆動用アクチュエータ62,62の各一端側
にて結合部材63によりそれぞれ結合されてなる一対の
柱状の第1クラッチ用アクチュエータ64,64と、駆
動用アクチュエータ62,62の各他端側にて結合部材
65によりそれぞれ結合されてなる一対の柱状の第2ク
ラッチ用アクチュエータ66,66とを備えている。
【0033】結合部材63はリング形状を有しており、
第1クラッチ用アクチュエータ64,64は結合部材6
3の内周面の互いに対向する位置に配置されている。同
様に、結合部材65もリング形状を有しており、第2ク
ラッチ用アクチュエータ66,66も結合部材65の内
周面の互いに対向する位置に配置されている。結合部材
63,65と、駆動用アクチュエータ62,62等から
なる駆動ユニットには、その軸芯部を貫通して案内部材
67が配設されている。さらに、結合部材63,65に
は可動体68,68が結合されている。
第1クラッチ用アクチュエータ64,64は結合部材6
3の内周面の互いに対向する位置に配置されている。同
様に、結合部材65もリング形状を有しており、第2ク
ラッチ用アクチュエータ66,66も結合部材65の内
周面の互いに対向する位置に配置されている。結合部材
63,65と、駆動用アクチュエータ62,62等から
なる駆動ユニットには、その軸芯部を貫通して案内部材
67が配設されている。さらに、結合部材63,65に
は可動体68,68が結合されている。
【0034】第1クラッチ用アクチュエータ64,64
の各先端及び第2クラッチ用アクチュエータ66,66
の各先端は、リング状の結合部材63,65の中心部を
貫通するように配置された案内部材67に交互に離接す
る。駆動用アクチュエータ62、第1クラッチ用アクチ
ュエータ64及び第2クラッチ用アクチュエータ66は
いずれも、図8にて構成を説明したアクチュエータ3と
全く同じ構成を有するものであり、その具体的な構成に
ついては図8の対応する説明を参照するものとし、詳細
な説明は省略する。
の各先端及び第2クラッチ用アクチュエータ66,66
の各先端は、リング状の結合部材63,65の中心部を
貫通するように配置された案内部材67に交互に離接す
る。駆動用アクチュエータ62、第1クラッチ用アクチ
ュエータ64及び第2クラッチ用アクチュエータ66は
いずれも、図8にて構成を説明したアクチュエータ3と
全く同じ構成を有するものであり、その具体的な構成に
ついては図8の対応する説明を参照するものとし、詳細
な説明は省略する。
【0035】このような構成において、図7に示すよう
に、第1クラッチ用アクチュエータ64,64に印加さ
れる駆動電圧が零で、第1クラッチ用アクチュエータ6
4,64の先端が案内部材67から離れているときに
は、第2クラッチ用アクチュエータ66,66は所定の
大きさを有する駆動電圧が印加されて伸びており、その
各先端が前記案内部材67に当接している。この状態
で、駆動用アクチュエータ62,62に所定の大きさの
駆動電圧が印加されると、駆動用アクチュエータ62,
62が図7において矢印A51で示す方向に伸びる。こ
れにより、第1クラッチ用アクチュエータ64,64が
移動する。
に、第1クラッチ用アクチュエータ64,64に印加さ
れる駆動電圧が零で、第1クラッチ用アクチュエータ6
4,64の先端が案内部材67から離れているときに
は、第2クラッチ用アクチュエータ66,66は所定の
大きさを有する駆動電圧が印加されて伸びており、その
各先端が前記案内部材67に当接している。この状態
で、駆動用アクチュエータ62,62に所定の大きさの
駆動電圧が印加されると、駆動用アクチュエータ62,
62が図7において矢印A51で示す方向に伸びる。こ
れにより、第1クラッチ用アクチュエータ64,64が
移動する。
【0036】次いで、第1クラッチ用アクチュエータ6
4,64に所定の大きさの駆動電圧が印加され、第2ク
ラッチ用アクチュエータ66,66の駆動電圧が零とな
ると、第1クラッチ用アクチュエータ64,64が伸び
てその各先端が案内部材67に当接し、第2クラッチ用
アクチュエータ66,66が縮んで元の長さに戻り、そ
の各先端が案内部材67から離れる。この状態で、駆動
用アクチュエータ62,62に印加される駆動電圧の大
きさが零となると、駆動用アクチュエータ62,62は
縮んで元の長さに戻る。これにより、第2クラッチ用ア
クチュエータ66,66が矢印A51の方向に移動す
る。以下、第1クラッチ用アクチュエータ64,64、
第2クラッチ用アクチュエータ66,66及び駆動用ア
クチュエータ62,62が同様の動作を繰り返す。これ
により、可動体68,68を、矢印A51の方向にスム
ーズに連続して移動させることができる。
4,64に所定の大きさの駆動電圧が印加され、第2ク
ラッチ用アクチュエータ66,66の駆動電圧が零とな
ると、第1クラッチ用アクチュエータ64,64が伸び
てその各先端が案内部材67に当接し、第2クラッチ用
アクチュエータ66,66が縮んで元の長さに戻り、そ
の各先端が案内部材67から離れる。この状態で、駆動
用アクチュエータ62,62に印加される駆動電圧の大
きさが零となると、駆動用アクチュエータ62,62は
縮んで元の長さに戻る。これにより、第2クラッチ用ア
クチュエータ66,66が矢印A51の方向に移動す
る。以下、第1クラッチ用アクチュエータ64,64、
第2クラッチ用アクチュエータ66,66及び駆動用ア
クチュエータ62,62が同様の動作を繰り返す。これ
により、可動体68,68を、矢印A51の方向にスム
ーズに連続して移動させることができる。
【0037】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、複数のアクチュエータが、変形の方向が異
なるように結合部材で結合されているので、各アクチュ
エータの変形を制御することにより、簡単な構成で可動
体の変位量及び変位の方向を任意に制御することができ
る小型の圧電装置を得ることができる。
明によれば、複数のアクチュエータが、変形の方向が異
なるように結合部材で結合されているので、各アクチュ
エータの変形を制御することにより、簡単な構成で可動
体の変位量及び変位の方向を任意に制御することができ
る小型の圧電装置を得ることができる。
【0038】また、可動体にクラッチ用アクチュエータ
が接しているときに、駆動用アクチュエータを可動体の
変位方向に変形させて可動体を変位させ、クラッチ用ア
クチュエータが可動体から離れたときに、駆動用アクチ
ュエータを逆方向に変形させて元の形に戻す動作を繰り
返すことにより、可動体を所定の方向に駆動させること
ができる。
が接しているときに、駆動用アクチュエータを可動体の
変位方向に変形させて可動体を変位させ、クラッチ用ア
クチュエータが可動体から離れたときに、駆動用アクチ
ュエータを逆方向に変形させて元の形に戻す動作を繰り
返すことにより、可動体を所定の方向に駆動させること
ができる。
【0039】さらに、第1クラッチ用アクチュエータ及
び第2クラッチ用アクチュエータの先端が案内部材に交
互に接触し、少なくともその接触の期間に駆動用アクチ
ュエータが可動体の変位方向に変形する動作を繰り返す
ことにより、可動体を案内部材に沿ってスムーズに連続
して駆動させることができる。
び第2クラッチ用アクチュエータの先端が案内部材に交
互に接触し、少なくともその接触の期間に駆動用アクチ
ュエータが可動体の変位方向に変形する動作を繰り返す
ことにより、可動体を案内部材に沿ってスムーズに連続
して駆動させることができる。
【図1】本発明に係る圧電装置の第1実施形態を示す概
略構成図。
略構成図。
【図2】本発明に係る圧電装置の第2実施形態を示す概
略構成図。
略構成図。
【図3】(A)はクラッチ用アクチュエータに印加され
る駆動電圧を示すグラフ、(B)は駆動用アクチュエー
タに印加される駆動電圧を示すグラフ。
る駆動電圧を示すグラフ、(B)は駆動用アクチュエー
タに印加される駆動電圧を示すグラフ。
【図4】本発明に係る圧電装置の第3実施形態を示す平
面図。
面図。
【図5】図4に示した圧電装置の正面図。
【図6】本発明に係る圧電装置の第4実施形態を示す概
略構成図。
略構成図。
【図7】本発明に係る圧電装置の第5実施形態を示す概
略構成図。
略構成図。
【図8】従来の圧電装置の断面図。
20…圧電装置 21a,21b,21c…アクチュエータ 22a,22b,22c…結合部材 24…可動体 31…圧電装置 32…固定プレート 33…駆動用アクチュエータ 33a…自由端 34…結合部材 35…可動プレート 36…クラッチ用アクチュエータ 41…圧電装置 44…回転ディスク 45…駆動用アクチュエータ 45a…自由端 47…クラッチ用アクチュエータ 51…圧電装置 52…駆動用アクチュエータ 53…結合部材 54…第1クラッチ用アクチュエータ 55…結合部材 56…第2クラッチ用アクチュエータ 57…案内部材 58…可動体 61…圧電装置 62…駆動用アクチュエータ 63…結合部材 64…第1クラッチ用アクチュエータ 65…結合部材 66…第2クラッチ用アクチュエータ 67…案内部材
Claims (3)
- 【請求項1】 可動体を変位させる圧電装置において、 各々が電歪素子からなり、駆動電圧が印加されるとそれ
ぞれ変形する複数のアクチュエータと、 前記アクチュエータ相互間で変形の方向が異なるよう
に、前記アクチュエータを結合させる結合部材とを備
え、 前記アクチュエータを個別に変形させて前記可動体の変
位量及び変位方向を制御すること、 を特徴とする圧電装置。 - 【請求項2】 前記複数のアクチュエータが、一端が所
定位置に固定されると共に他端の自由端が前記可動体の
変位方向に変形する柱状の駆動用アクチュエータと、前
記駆動用アクチュエータの自由端に前記結合部材を介し
て結合されると共に先端が前記可動体に離接する方向に
変形するクラッチ用アクチュエータとからなり、少なく
とも前記クラッチ用アクチュエータの先端が前記可動体
に接している期間に前記駆動用アクチュエータを前記可
動体の変位方向に変形させるようにしたことを特徴とす
る請求項1記載の圧電装置。 - 【請求項3】 前記複数のアクチュエータが、前記可動
体の変位方向に変形する柱状の駆動用アクチュエータ
と、前記駆動用アクチュエータの一端側に前記結合部材
を介して結合されると共に先端が前記可動体の変位方向
に配設された案内部材に離接する第1クラッチ用アクチ
ュエータと、前記駆動用アクチュエータの他端側に前記
結合部材を介して結合されると共に先端が前記案内部材
に離接する第2クラッチ用アクチュエータとからなり、
前記第1クラッチ用アクチュエータ及び第2クラッチ用
アクチュエータの先端を交互に前記案内部材に接触さ
せ、少なくともその接触の期間に前記駆動用アクチュエ
ータを可動体の変位方向に変形させるようにしたことを
特徴とする請求項1記載の圧電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10190414A JP2000022231A (ja) | 1998-07-06 | 1998-07-06 | 圧電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10190414A JP2000022231A (ja) | 1998-07-06 | 1998-07-06 | 圧電装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000022231A true JP2000022231A (ja) | 2000-01-21 |
Family
ID=16257751
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10190414A Pending JP2000022231A (ja) | 1998-07-06 | 1998-07-06 | 圧電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000022231A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005333735A (ja) * | 2004-05-20 | 2005-12-02 | Japan Science & Technology Agency | 複合ピエゾ素子を用いた精密高速移動方法および装置 |
| WO2010016548A1 (ja) * | 2008-08-06 | 2010-02-11 | シャープ株式会社 | 駆動装置およびこれを備える撮像装置ならびに電子機器 |
| CN110752768A (zh) * | 2019-04-08 | 2020-02-04 | 浙江师范大学 | 一种基于非对称三角形圆弧式柔性铰链机构的压电精密驱动装置 |
| CN110855179A (zh) * | 2019-04-08 | 2020-02-28 | 浙江师范大学 | 一种基于非对称三角形柔性铰链机构的爬行式压电精密驱动装置 |
-
1998
- 1998-07-06 JP JP10190414A patent/JP2000022231A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005333735A (ja) * | 2004-05-20 | 2005-12-02 | Japan Science & Technology Agency | 複合ピエゾ素子を用いた精密高速移動方法および装置 |
| WO2010016548A1 (ja) * | 2008-08-06 | 2010-02-11 | シャープ株式会社 | 駆動装置およびこれを備える撮像装置ならびに電子機器 |
| JP2010063349A (ja) * | 2008-08-06 | 2010-03-18 | Sharp Corp | 駆動装置およびこれを備える撮像装置ならびに電子機器 |
| CN110752768A (zh) * | 2019-04-08 | 2020-02-04 | 浙江师范大学 | 一种基于非对称三角形圆弧式柔性铰链机构的压电精密驱动装置 |
| CN110855179A (zh) * | 2019-04-08 | 2020-02-28 | 浙江师范大学 | 一种基于非对称三角形柔性铰链机构的爬行式压电精密驱动装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3792864B2 (ja) | 超音波モータおよび超音波モータ付電子機器 | |
| CN105048861B (zh) | 压电驱动器以及机器臂 | |
| JPH06164007A (ja) | 圧電アクチェーター | |
| JP2009044932A (ja) | 超音波モータの駆動方法及び超音波モータ | |
| JP2005168281A (ja) | 積層圧電素子及び振動波駆動装置 | |
| JP4245096B2 (ja) | 積層圧電素子およびこれを用いた圧電アクチュエータ、超音波モータ | |
| JPWO2002015378A1 (ja) | 折り重なり式圧電ステータ、折り重なり式圧電アクチュエータ及びそれらの応用 | |
| JP2000022231A (ja) | 圧電装置 | |
| JP6269223B2 (ja) | 圧電モーター | |
| JP4681679B2 (ja) | 振動体部、超音波モータ及び超音波モータ付電子機器 | |
| US8912708B2 (en) | Electromechanical motor | |
| JP4673420B2 (ja) | 積層圧電振動子、超音波モータおよび超音波モータ付電子機器 | |
| JPS61150287A (ja) | 圧電体変位装置 | |
| JP2015144557A (ja) | 超音波モータの駆動制御方法及び超音波モータの駆動制御装置 | |
| JP5144097B2 (ja) | 超音波モータ装置 | |
| JP2015144558A (ja) | 超音波モータの駆動制御方法 | |
| US8299683B2 (en) | Ultrasonic motor | |
| JP4550620B2 (ja) | 圧電アクチュエータおよびそれを用いた電子機器 | |
| JP6269224B2 (ja) | 圧電モーター | |
| JP2003046159A (ja) | アクチュエータ | |
| JPH0438152B2 (ja) | ||
| JPH06106029B2 (ja) | 超音波モータ | |
| JP2002272149A (ja) | 送り装置および回転装置 | |
| JPS61269683A (ja) | 圧電駆動機構 | |
| JP2007274791A (ja) | 駆動装置 |