JP2000021639A - インダクター、これを用いた共振回路、整合回路、アンテナ回路及び発振回路 - Google Patents
インダクター、これを用いた共振回路、整合回路、アンテナ回路及び発振回路Info
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- JP2000021639A JP2000021639A JP10187942A JP18794298A JP2000021639A JP 2000021639 A JP2000021639 A JP 2000021639A JP 10187942 A JP10187942 A JP 10187942A JP 18794298 A JP18794298 A JP 18794298A JP 2000021639 A JP2000021639 A JP 2000021639A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、小型軽量でありながら、多様な機能
を実現することが可能なインダクター、該インダクター
を用いた共振回路、整合回路及びアクティブアンテナ回
路を提供する。 【解決手段】高透磁率の閉磁気回路1−1において、複
数個のコイル1−2,1−3,1−4,1−5を巻き付
け、そのひとつの第1コイル1−2に直流のバイアス電
流を流すと、他の第2コイル1−3のインダクタンス
は、バイアス電流量に応じて変化する。この第2コイル
1−3のインダクタンスの変化量は、第1コイル1−2
に流す電流量、透磁率の変化量に依存する。また、イン
ダクタンスの範囲は、巻線数、電流量、リングサイズを
適宜に設定すれば、適宜に設定することができる。
を実現することが可能なインダクター、該インダクター
を用いた共振回路、整合回路及びアクティブアンテナ回
路を提供する。 【解決手段】高透磁率の閉磁気回路1−1において、複
数個のコイル1−2,1−3,1−4,1−5を巻き付
け、そのひとつの第1コイル1−2に直流のバイアス電
流を流すと、他の第2コイル1−3のインダクタンス
は、バイアス電流量に応じて変化する。この第2コイル
1−3のインダクタンスの変化量は、第1コイル1−2
に流す電流量、透磁率の変化量に依存する。また、イン
ダクタンスの範囲は、巻線数、電流量、リングサイズを
適宜に設定すれば、適宜に設定することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波無線機や衛
星放送受信機、無線LAN等の高周波回路に用いられる
インダクターに関し、更に、該インダクターを用いた共
振回路、整合回路、アンテナ回路及び発振回路に関す
る。
星放送受信機、無線LAN等の高周波回路に用いられる
インダクターに関し、更に、該インダクターを用いた共
振回路、整合回路、アンテナ回路及び発振回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近の携帯機器の進展は眼を見張るばか
りであり、特に、携帯機器の高性能化、高機能化は勿論
のこと、小形薄型化についても著るしいものがある。あ
るいは、携帯機器の形状については、携帯機器を人が持
ち歩くことから、アンテナ等の出っ張りは嫌われる。
りであり、特に、携帯機器の高性能化、高機能化は勿論
のこと、小形薄型化についても著るしいものがある。あ
るいは、携帯機器の形状については、携帯機器を人が持
ち歩くことから、アンテナ等の出っ張りは嫌われる。
【0003】携帯機器の小形化を進めるためには、高周
波回路部分に用いられる電子部品の小形薄型化は勿論の
こと、部品点数の削減のために、各種の部品に対して一
つ二役的な機能化が求められている。
波回路部分に用いられる電子部品の小形薄型化は勿論の
こと、部品点数の削減のために、各種の部品に対して一
つ二役的な機能化が求められている。
【0004】高周波部品の業界においては、昨今、この
種の課題を解決するために、誘電体小形ブロック状のア
ンテナも出現している。しかしながら、この種のアンテ
ナは、感度帯域が狭く、人が耳に近づけて使用すると、
人体の影響により、高周波回路のインピーダンスが微妙
に変化して通信に支障をきたす。
種の課題を解決するために、誘電体小形ブロック状のア
ンテナも出現している。しかしながら、この種のアンテ
ナは、感度帯域が狭く、人が耳に近づけて使用すると、
人体の影響により、高周波回路のインピーダンスが微妙
に変化して通信に支障をきたす。
【0005】また、通常の高周波回路においては、総合
的な性能に合うように、構成部品を選別しているにもか
かわらず、これらの電子部品の特性のばらつきのため
に、最終製造工程で、製品としての性能が発揮できるよ
うに、特定の実装部品に対してはトリミング等の調整を
行い、特性を合わせ込んでいるのが実態である。現状で
は、この調整に要する時間のコストが製品コストに対し
て占める割合を無視できないレベルにある。更に、携帯
器機の使用環境雰囲気において、携帯機器内の各素子の
温度特性のばらつき等の累積により、最悪の場合、通信
できない状況もある。
的な性能に合うように、構成部品を選別しているにもか
かわらず、これらの電子部品の特性のばらつきのため
に、最終製造工程で、製品としての性能が発揮できるよ
うに、特定の実装部品に対してはトリミング等の調整を
行い、特性を合わせ込んでいるのが実態である。現状で
は、この調整に要する時間のコストが製品コストに対し
て占める割合を無視できないレベルにある。更に、携帯
器機の使用環境雰囲気において、携帯機器内の各素子の
温度特性のばらつき等の累積により、最悪の場合、通信
できない状況もある。
【0006】具体的には、携帯機器として、携帯電話機
やPDA等が挙げられる。携帯電話機やPDAには、8
00MHz帯、1.5GHz帯、1.9GHz帯等の周
波数が与えられている。この様な周波数帯域を用いる機
器は、一般に、高周波機器と呼ばれる。
やPDA等が挙げられる。携帯電話機やPDAには、8
00MHz帯、1.5GHz帯、1.9GHz帯等の周
波数が与えられている。この様な周波数帯域を用いる機
器は、一般に、高周波機器と呼ばれる。
【0007】携帯電話機は、小形軽量低価格がうけて、
爆発的な伸長を示している。これら機器の内部には、コ
ンデンサー、抵抗、更にはコイル等が配置されており、
特定周波数帯域の透過フィルター、インピーダンス整合
回路、共振回路、発振器回路等が備えられる。高信頼度
を維持しつつ、更なる小形化、高機能化の要求を満足す
るためには、一つで二つ以上の機能を発揮するとか(P
HS/PDCの複合化や800MHzアナログ巻き取り
等)、あるいはアンテナをブロックチップ化するなど、
各パーツの軽薄短小化の要求が高まっている。
爆発的な伸長を示している。これら機器の内部には、コ
ンデンサー、抵抗、更にはコイル等が配置されており、
特定周波数帯域の透過フィルター、インピーダンス整合
回路、共振回路、発振器回路等が備えられる。高信頼度
を維持しつつ、更なる小形化、高機能化の要求を満足す
るためには、一つで二つ以上の機能を発揮するとか(P
HS/PDCの複合化や800MHzアナログ巻き取り
等)、あるいはアンテナをブロックチップ化するなど、
各パーツの軽薄短小化の要求が高まっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この様に携帯機器の進
展に伴い、携帯機器を構成する電子部品に対しても、高
機能化が要求されており、その電子部品の1つであるイ
ンダクターについても、同様である。
展に伴い、携帯機器を構成する電子部品に対しても、高
機能化が要求されており、その電子部品の1つであるイ
ンダクターについても、同様である。
【0009】そこで、本発明の課題は、上記従来の問題
に鑑みなれたものであり、小型軽量でありながら、多様
な機能を実現することが可能なインダクター、該インダ
クターを用いた共振回路、整合回路、アンテナ回路及び
発振回路を提供することにある。
に鑑みなれたものであり、小型軽量でありながら、多様
な機能を実現することが可能なインダクター、該インダ
クターを用いた共振回路、整合回路、アンテナ回路及び
発振回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために、本発明のインダクターは、磁性体材料からな
る磁気回路と、前記磁気回路に巻き付けられた複数の巻
線コイルとを備える。
るために、本発明のインダクターは、磁性体材料からな
る磁気回路と、前記磁気回路に巻き付けられた複数の巻
線コイルとを備える。
【0011】1実施形態では、前記磁気回路は、厚膜磁
性体、薄膜磁性体及びバルク材料のうちの少なくとも1
つを用いて形成される。
性体、薄膜磁性体及びバルク材料のうちの少なくとも1
つを用いて形成される。
【0012】1実施形態では、前記各巻線コイルのうち
の少なくとも1つにバイアス電流を流すバイアス手段を
備える。
の少なくとも1つにバイアス電流を流すバイアス手段を
備える。
【0013】本発明のインダクターは、インダクタンス
成分を持つ第1素子と、磁性体層を取り巻くバイアスコ
イルを構成する第2素子とを備え、前記第2素子のバイ
アスコイルヘ通電したときに発生する電磁界がインダク
タンス成分を持つ前記第1素子に届く様に配置されてい
る。
成分を持つ第1素子と、磁性体層を取り巻くバイアスコ
イルを構成する第2素子とを備え、前記第2素子のバイ
アスコイルヘ通電したときに発生する電磁界がインダク
タンス成分を持つ前記第1素子に届く様に配置されてい
る。
【0014】本発明の共振回路は、インダクタンス成分
とキャパシタンス成分を並列及び直列のいずれかに接続
した共振回路であって、前記インダクタンス成分とし
て、本発明のインダクターを適用し、前記インダクタタ
ーの各巻線コイルのうちの少なくとも1つにバイアス電
流を流す。
とキャパシタンス成分を並列及び直列のいずれかに接続
した共振回路であって、前記インダクタンス成分とし
て、本発明のインダクターを適用し、前記インダクタタ
ーの各巻線コイルのうちの少なくとも1つにバイアス電
流を流す。
【0015】1実施形態では、前記バイアス電流による
前記インダクタンス成分の可変と、前記キャパシタンス
成分への電圧印可による該キャパシタンス成分の可変を
併用して、共振周波数を任意に変える。
前記インダクタンス成分の可変と、前記キャパシタンス
成分への電圧印可による該キャパシタンス成分の可変を
併用して、共振周波数を任意に変える。
【0016】1実施形態では、前記バイアス電流の変更
により、複数の共振周波数を選択的に設定する。
により、複数の共振周波数を選択的に設定する。
【0017】本発明の整合回路は、入力側インピーダン
スと出力側インピーダンスを整合させるため、該各イン
ピーダンスのうちの少なくとも一方に、本発明のインダ
クターを組み入れている。
スと出力側インピーダンスを整合させるため、該各イン
ピーダンスのうちの少なくとも一方に、本発明のインダ
クターを組み入れている。
【0018】本発明のアンテナ回路は、複数のアンテナ
素子を配列したアレイアンテナであって、前記各アンテ
ナ素子に対するそれぞれの入出力回路に、本発明のイン
ダクターをそれぞれ組み込んでいる。
素子を配列したアレイアンテナであって、前記各アンテ
ナ素子に対するそれぞれの入出力回路に、本発明のイン
ダクターをそれぞれ組み込んでいる。
【0019】本発明の発振回路は、並列及び直列のいず
れかに接続されたインダクタンス成分とキャパシタンス
成分を含む発振回路であって、前記インダクタンス成分
として、本発明のインダクターを適用し、前記インダク
タターの各巻線コイルのうちの少なくとも1つにバイア
ス電流を流している。
れかに接続されたインダクタンス成分とキャパシタンス
成分を含む発振回路であって、前記インダクタンス成分
として、本発明のインダクターを適用し、前記インダク
タターの各巻線コイルのうちの少なくとも1つにバイア
ス電流を流している。
【0020】
【発明の実施の形態】まず、本発明のインダクターの基
本原理を説明する。
本原理を説明する。
【0021】軟磁性体などからなる磁気回路の一辺に導
体線を巻き付け、これに電流を流すとアンペールの法則
に従って磁界が発生する。この磁界が軟磁性体磁気回路
を一方向に磁化する。
体線を巻き付け、これに電流を流すとアンペールの法則
に従って磁界が発生する。この磁界が軟磁性体磁気回路
を一方向に磁化する。
【0022】H=N・I/2πR ・・・(1) ただし、N:導体線の巻線数 I:導体線の電流 R:閉磁気回路の半径 印加された磁界Hと磁化率Mの関係は、透磁率μで結び
つけられている。
つけられている。
【0023】M=Xmμ0H ・・・(2) μ=(1+Xm)μ0 ・・・(3) ただし、Xm:磁化率 μ0:真空の透磁率 このことは、磁気回路の一辺に巻き付けたコイルに流す
電流で軟磁性体の透磁率を変化させていることを示唆し
ている。
電流で軟磁性体の透磁率を変化させていることを示唆し
ている。
【0024】透磁率は、一般に非線形性を持っているた
め、流す電流(バイアス電流)の関数と考えられる。閉
磁気回路にもう一つの導体線が巻き付けてあると、その
コイルの持つインダクタンスもバイアス電流の関数とし
て取り扱える。
め、流す電流(バイアス電流)の関数と考えられる。閉
磁気回路にもう一つの導体線が巻き付けてあると、その
コイルの持つインダクタンスもバイアス電流の関数とし
て取り扱える。
【0025】図19の様に、磁気回路に2つの導線が巻
き付けられている場合を考える。
き付けられている場合を考える。
【0026】コイル101-2に直流バイアス電流Iを流
すと、軟磁性体による閉磁気回路の透磁率μが変化し、
コイル101-3の相互インダクタンスL2は、(4)式
のように表現される。
すと、軟磁性体による閉磁気回路の透磁率μが変化し、
コイル101-3の相互インダクタンスL2は、(4)式
のように表現される。
【0027】 L2=N1N2μ(I)S/2πR ・・・(4) ただし、R:磁気回路の半径 S:磁気回路の断面積 N1,N2:コイルの巻線数 I:コイル101-2に流すバイアス電流 μ:透磁率 ここで述べたことは、高透磁率を持つ磁性体リング(閉
磁気回路)を用いて、電気的調整だけでインダクタンス
を変えることが出来ることを示唆している。
磁気回路)を用いて、電気的調整だけでインダクタンス
を変えることが出来ることを示唆している。
【0028】この作用を上手く利用することで、従来、
機械的にコイルの間隔や配線パターンを切ったり削った
りして調整していた作業を大きく改善できる事となる。
機械的にコイルの間隔や配線パターンを切ったり削った
りして調整していた作業を大きく改善できる事となる。
【0029】また、多少特性のばらつきのあった素子を
も特に多大な困難もなく使いこなすことが可能になる。
も特に多大な困難もなく使いこなすことが可能になる。
【0030】すなわち、本発明のインダクターは、高透
磁率材料からなる閉磁気回路、導体線からなるコイルを
備えており、閉磁気回路を薄膜磁性体や、厚膜磁性体、
又は、バルク材料等を混在して形成したり、バルク材の
みを用いて形成する等の形態が考えられるが、いずれに
しろ、磁気回路とコイルの組み合わせであり、これを達
成する方法として、導体印刷手法を含めて、誘電体セラ
ミックグリーンシートや磁性体セラミックグリーンシー
トによる多層積層技術等が必要となる。
磁率材料からなる閉磁気回路、導体線からなるコイルを
備えており、閉磁気回路を薄膜磁性体や、厚膜磁性体、
又は、バルク材料等を混在して形成したり、バルク材の
みを用いて形成する等の形態が考えられるが、いずれに
しろ、磁気回路とコイルの組み合わせであり、これを達
成する方法として、導体印刷手法を含めて、誘電体セラ
ミックグリーンシートや磁性体セラミックグリーンシー
トによる多層積層技術等が必要となる。
【0031】(第1実施形態)図1は、本発明の第1実
施形態のインダクターを示している。図1において、1
−1は、断面積Sを持ち、半径Rのドーナツ状(リング
状)閉磁気回路であり、高透磁率磁性材料で構成される
ものとする。1−2は、銅配線等からなるN1ターンの
巻線であり、第1コイルを形成している。1−3,1−
4,1−5は、第1コイル1−2と同様に、銅配線等か
らなるN1ターンの巻線である。一つの閉磁気回路1−
1に巻き付けるコイルの数は、本実施形態に限定される
ものではない。
施形態のインダクターを示している。図1において、1
−1は、断面積Sを持ち、半径Rのドーナツ状(リング
状)閉磁気回路であり、高透磁率磁性材料で構成される
ものとする。1−2は、銅配線等からなるN1ターンの
巻線であり、第1コイルを形成している。1−3,1−
4,1−5は、第1コイル1−2と同様に、銅配線等か
らなるN1ターンの巻線である。一つの閉磁気回路1−
1に巻き付けるコイルの数は、本実施形態に限定される
ものではない。
【0032】本実施形態のインダクター1の動作原理
は、図19を参照して述べた本発明の原理と同様であ
る。第1コイル1−2に、直流のバイアス電流Ibiasを
通電すると、この起磁力により、閉磁気回路1−1が誘
起されて、1軸方向に向く磁束Φが発生する。この磁束
Φは、バイアス電流Ibiasに応じて発生しているため
に、この磁気回路1−1全体にわたり、磁気バイアスを
掛けている状態となる。
は、図19を参照して述べた本発明の原理と同様であ
る。第1コイル1−2に、直流のバイアス電流Ibiasを
通電すると、この起磁力により、閉磁気回路1−1が誘
起されて、1軸方向に向く磁束Φが発生する。この磁束
Φは、バイアス電流Ibiasに応じて発生しているため
に、この磁気回路1−1全体にわたり、磁気バイアスを
掛けている状態となる。
【0033】このバイアス電流Ibiasの変化に伴う磁束
Φの変化によって、断面積Sの磁気回路1−1が未飽和
状態、飽和状態、未飽和と飽和の中間状態のいずれかと
なり、透磁率が変化する、第2コイル1−3側からみる
と、磁気回路1−1の磁束Φが変化したことになり、こ
の為に第2コイル1−3のインダクタンスが変わること
となる。
Φの変化によって、断面積Sの磁気回路1−1が未飽和
状態、飽和状態、未飽和と飽和の中間状態のいずれかと
なり、透磁率が変化する、第2コイル1−3側からみる
と、磁気回路1−1の磁束Φが変化したことになり、こ
の為に第2コイル1−3のインダクタンスが変わること
となる。
【0034】本実施形態のインダクター1においては、
次の様なことが言える。
次の様なことが言える。
【0035】1.第1コイル1−2に流すバイアス電流
Ibiasの量に応じて、第2コイル1−3のインダクタン
スが変えられる。
Ibiasの量に応じて、第2コイル1−3のインダクタン
スが変えられる。
【0036】2.第1コイル1−2と第2コイル1−3
の巻線数の積がインダクタンスの容量を決定づけてい
る。
の巻線数の積がインダクタンスの容量を決定づけてい
る。
【0037】3.透磁率μは、一般に、印加される磁界
強度に依存している。
強度に依存している。
【0038】つまり、非線形性特性を示すため、磁界に
依存した取り扱いができるが、この磁界の発生源は、第
1コイル1−2に流すバイアス電流Ibiasの量に依存し
ているために、この透磁率μを電流の関数と見なせる。
依存した取り扱いができるが、この磁界の発生源は、第
1コイル1−2に流すバイアス電流Ibiasの量に依存し
ているために、この透磁率μを電流の関数と見なせる。
【0039】従って、第2コイル1−3のインダクタン
スL2は次式(5)で表される。
スL2は次式(5)で表される。
【0040】 L2=μ(I)N1N2S/2πR ・・・(5) 以上のことにより、高透磁率の閉磁気回路において、複
数個のコイルを巻き付け、そのひとつの第1コイルに直
流のバイアス電流を流すと、他の第2コイルのインダク
タンスは、バイアス電流量に応じて変化する。この第2
コイルのインダクタンスの変化量は、第1コイルに流す
電流量、透磁率の変化量に依存し、上記式(4)に基づ
いて予測することができる。また、インダクタンスの範
囲は、巻線数、電流量、リングサイズを選択することに
より、適宜に設定することができる。本実施形態では、
バイアス電流量と巻線数を考慮することによって、設計
にかなりの余裕度が出るものと期待される。
数個のコイルを巻き付け、そのひとつの第1コイルに直
流のバイアス電流を流すと、他の第2コイルのインダク
タンスは、バイアス電流量に応じて変化する。この第2
コイルのインダクタンスの変化量は、第1コイルに流す
電流量、透磁率の変化量に依存し、上記式(4)に基づ
いて予測することができる。また、インダクタンスの範
囲は、巻線数、電流量、リングサイズを選択することに
より、適宜に設定することができる。本実施形態では、
バイアス電流量と巻線数を考慮することによって、設計
にかなりの余裕度が出るものと期待される。
【0041】(第2実施形態)図2は、本発明の第2実
施形態のインダクターを示している。
施形態のインダクターを示している。
【0042】第2実施形態のインダクター2は、高透磁
率材料からなる閉磁気回路2−1と、1つのコイル2−
2を備えている。本実施形態では、バイアス電流をコイ
ル2−2に流して、磁束を発生させ、このコイル2−2
自体のインダクタンスを変化させている。従って、図1
に示した実施形態と比較して、コイル2−2自体にバイ
アス電流が流れるものの、よりシンプルなデバイス構造
が取れると言う利点もある。
率材料からなる閉磁気回路2−1と、1つのコイル2−
2を備えている。本実施形態では、バイアス電流をコイ
ル2−2に流して、磁束を発生させ、このコイル2−2
自体のインダクタンスを変化させている。従って、図1
に示した実施形態と比較して、コイル2−2自体にバイ
アス電流が流れるものの、よりシンプルなデバイス構造
が取れると言う利点もある。
【0043】図3は、図2に示したインダクター2のコ
イル2−2とコンデンサー2−3の並列共振回を例示し
ている。この並列共振回路の共振周波数は、コイル2−
2のインダクタンスLの変化分に応じて変化する。先に
述べた様に、インダクター2のコイル2−2のバイアス
電流Ibiasの大きさを変えると、コイル2−2のインダ
クタンスが変わる。このため、従来のコイル間隔の調整
や機械的トリミング等に替わり、バイアス電流Ibiasの
調整だけによって、共振周波数の合わせ込みが可能とな
る。
イル2−2とコンデンサー2−3の並列共振回を例示し
ている。この並列共振回路の共振周波数は、コイル2−
2のインダクタンスLの変化分に応じて変化する。先に
述べた様に、インダクター2のコイル2−2のバイアス
電流Ibiasの大きさを変えると、コイル2−2のインダ
クタンスが変わる。このため、従来のコイル間隔の調整
や機械的トリミング等に替わり、バイアス電流Ibiasの
調整だけによって、共振周波数の合わせ込みが可能とな
る。
【0044】図4は、高透磁率材料からなる磁気回路の
磁界と磁束密度の関係を示すグラフである。
磁界と磁束密度の関係を示すグラフである。
【0045】磁気回路に1軸異方性を付与しておくと、
印加磁界に対して極めてヒステリシスの小さい特性を得
ることができる。このときの印加磁界は、バイアス電流
Ibi asにより発生するものであり、次式(6)の関係に
ある。
印加磁界に対して極めてヒステリシスの小さい特性を得
ることができる。このときの印加磁界は、バイアス電流
Ibi asにより発生するものであり、次式(6)の関係に
ある。
【0046】H=NIbias/2πR …(6) 図5は、図4に示す磁気回路の特性曲線の接線の傾き
(微分系)を示すグラフであり、印加磁界に対する透磁
率の変化を示している。このグラフから明らかな様に、
磁界ゼロの近辺で、最大の透磁率を示し、磁界の絶対値
が大きくなるに従って、透磁率は小さくなる。
(微分系)を示すグラフであり、印加磁界に対する透磁
率の変化を示している。このグラフから明らかな様に、
磁界ゼロの近辺で、最大の透磁率を示し、磁界の絶対値
が大きくなるに従って、透磁率は小さくなる。
【0047】(第3実施形態)図6は、本発明の第3実
施形態のインダクターの断面構造を示している。第3実
施形態のインダクター7においては、誘電体セラミック
基板7−4上に、第1コイル7−2と、第2コイル7−
3と、高透磁率の閉磁気回路7−1を形成し、第1及び
第2コイル7−2,7−3によって閉磁気回路7−1を
取り巻いている。
施形態のインダクターの断面構造を示している。第3実
施形態のインダクター7においては、誘電体セラミック
基板7−4上に、第1コイル7−2と、第2コイル7−
3と、高透磁率の閉磁気回路7−1を形成し、第1及び
第2コイル7−2,7−3によって閉磁気回路7−1を
取り巻いている。
【0048】閉磁気回路7−1の磁力線の漏れを防止す
るため、5μm以上の厚みを持つSiO2等の誘電体材
料7−6によって、第1及び第2コイル7−2,7−3
の分離を図っている。更に、誘電体層7−5によって、
第1及び第2コイル7−2,7−3を保護しておく。
るため、5μm以上の厚みを持つSiO2等の誘電体材
料7−6によって、第1及び第2コイル7−2,7−3
の分離を図っている。更に、誘電体層7−5によって、
第1及び第2コイル7−2,7−3を保護しておく。
【0049】本実施形態のインダクター7の構造は、セ
ラミックグリーンプロセス、若しくは該プロセスにフォ
トエッチング技術を併用して実現することができる。イ
ンダクター7の製造工程のほとんどが印刷技術によって
対応できるために、設備投資が比較的安価である。ま
た、基板サイズも大型化が容易であるので、バッチ処理
にも優れている。
ラミックグリーンプロセス、若しくは該プロセスにフォ
トエッチング技術を併用して実現することができる。イ
ンダクター7の製造工程のほとんどが印刷技術によって
対応できるために、設備投資が比較的安価である。ま
た、基板サイズも大型化が容易であるので、バッチ処理
にも優れている。
【0050】図7図は、図6のインダクター7の等価回
路を示している。ここでは、閉磁気回路7−1と、磁界
発生用の第1コイル7−2と、可変インダクターとして
利用される第2コイル7−3を示している。
路を示している。ここでは、閉磁気回路7−1と、磁界
発生用の第1コイル7−2と、可変インダクターとして
利用される第2コイル7−3を示している。
【0051】(第4実施形態)図8は、本発明の第4実
施形態のインダクターを示している。第4実施形態のイ
ンダクター8は、特に、高周波で使用される場合を想定
したものである。高周波領域では、周知の如く配線は、
インダクタンス、キャパシタンス、並列コンダクタンス
及び直流抵抗で表現される。
施形態のインダクターを示している。第4実施形態のイ
ンダクター8は、特に、高周波で使用される場合を想定
したものである。高周波領域では、周知の如く配線は、
インダクタンス、キャパシタンス、並列コンダクタンス
及び直流抵抗で表現される。
【0052】本実施形態のインダクター8においては、
セラミック基板8−4上に、スパイラル状の第1コイル
8−2をプリントする。高透磁率磁性体材料基板8−1
上に、同じくミアンダ状に第2コイル8−3をパターニ
ングして形成する。これらの基板8−4,8−1を図の
如く張り合わせる。
セラミック基板8−4上に、スパイラル状の第1コイル
8−2をプリントする。高透磁率磁性体材料基板8−1
上に、同じくミアンダ状に第2コイル8−3をパターニ
ングして形成する。これらの基板8−4,8−1を図の
如く張り合わせる。
【0053】このインダクター8の製造プロセスも、セ
ラミックグリーンプロセスは勿論のこと、フォトエッチ
プロセスが使われる。
ラミックグリーンプロセスは勿論のこと、フォトエッチ
プロセスが使われる。
【0054】この様に各基板8−4,8−1を張り合わ
せた構成において、第1コイル8−2にバイアス電流を
流すと、磁界が発生して、磁性体基板8−1に磁束が誘
起され、この磁束により第2コイル8−3のインダクタ
ンスが変化する。
せた構成において、第1コイル8−2にバイアス電流を
流すと、磁界が発生して、磁性体基板8−1に磁束が誘
起され、この磁束により第2コイル8−3のインダクタ
ンスが変化する。
【0055】図9は、図8のインダクター8を適用した
並列共振回路を示している。この並列共振回路において
は、第2コイル8−3にコンデンサー8−5を並列接続
している。
並列共振回路を示している。この並列共振回路において
は、第2コイル8−3にコンデンサー8−5を並列接続
している。
【0056】第1コイル8−2に直流バイアス電流I
biasを流すと、このバイアス電流Ibi asに応じて、高透
磁率磁性体材料基板8−1の磁束、さらには透磁率μが
変化し、これに伴って第2コイル8−3のインダクタン
スが変化し、共振周波数が変化する。
biasを流すと、このバイアス電流Ibi asに応じて、高透
磁率磁性体材料基板8−1の磁束、さらには透磁率μが
変化し、これに伴って第2コイル8−3のインダクタン
スが変化し、共振周波数が変化する。
【0057】この様な並列共振回路の幾つかを並列に配
置することで、各種のフィルターを構成することがで
き、各並列共振回路の共振周波数をそれぞれのバイアス
電流によって調整することによって、希望するフィルタ
ー特性を得ることが可能となる。
置することで、各種のフィルターを構成することがで
き、各並列共振回路の共振周波数をそれぞれのバイアス
電流によって調整することによって、希望するフィルタ
ー特性を得ることが可能となる。
【0058】図10は、図8のインダクター8を適用し
た直列共振回路を示している。この直列共振回路におい
ては、第2コイル8−3にコンデンサー8−5を直列接
続している。ここでも、第1コイル8−2に流れる直流
バイアス電流Ibiasを適宜に変更すると、第2コイル8
−3のインダクタンスが変化し、共振周波数が変化す
る。
た直列共振回路を示している。この直列共振回路におい
ては、第2コイル8−3にコンデンサー8−5を直列接
続している。ここでも、第1コイル8−2に流れる直流
バイアス電流Ibiasを適宜に変更すると、第2コイル8
−3のインダクタンスが変化し、共振周波数が変化す
る。
【0059】図11は、図8のインダクター8を適用し
た整合回路を示している。この整合回路は、信号を伝送
するストリップライン11−1のインピーダンスを整合
させるためのものである。
た整合回路を示している。この整合回路は、信号を伝送
するストリップライン11−1のインピーダンスを整合
させるためのものである。
【0060】図11において、ストリップライン11−
1には、インダクター8の第2コイル8−3が挿入され
ている。また、第2コイル8−3の入力側をコンデンサ
ー11−2を介して接地している。
1には、インダクター8の第2コイル8−3が挿入され
ている。また、第2コイル8−3の入力側をコンデンサ
ー11−2を介して接地している。
【0061】この様な構成の整合回路において、第2コ
イル8−3の出力側に、抵抗Rの負荷11−3を接続し
たときには、出力インピーダンスに対する入力インピー
ダンスZinの整合が崩れ、反射電力が増えてロス電力が
増大すると言う問題が発生する。特に、高周波器機にお
いては、携帯器機を使用する人の影響により、出力イン
ピーダンスに対する入力インピーダンスZinの整合が崩
れ、ひどいときには通信不能に陥ると言う問題が発生す
る。
イル8−3の出力側に、抵抗Rの負荷11−3を接続し
たときには、出力インピーダンスに対する入力インピー
ダンスZinの整合が崩れ、反射電力が増えてロス電力が
増大すると言う問題が発生する。特に、高周波器機にお
いては、携帯器機を使用する人の影響により、出力イン
ピーダンスに対する入力インピーダンスZinの整合が崩
れ、ひどいときには通信不能に陥ると言う問題が発生す
る。
【0062】この様に入出力インピーダンスの整合が崩
れたときには、第1コイル8−2に直流バイアス電流I
biasを流して、高透磁率磁性体材料基板8−1の磁束、
更には透磁率μを変化させ、第2コイル8−3のインダ
クタンスを変化させ、入力インピーダンスZinを変化さ
せて、入出力インピーダンスを整合させる。
れたときには、第1コイル8−2に直流バイアス電流I
biasを流して、高透磁率磁性体材料基板8−1の磁束、
更には透磁率μを変化させ、第2コイル8−3のインダ
クタンスを変化させ、入力インピーダンスZinを変化さ
せて、入出力インピーダンスを整合させる。
【0063】図12は、図8のインダクター8を適用し
た他の整合回路を示している。この整合回路は、第2コ
イル8−3の出力側をコンデンサー11−2を介して接
地している点が図11の整合回路と異なり、図11の整
合回路と同様の動作によって、入出力インピーダンスを
整合させる。
た他の整合回路を示している。この整合回路は、第2コ
イル8−3の出力側をコンデンサー11−2を介して接
地している点が図11の整合回路と異なり、図11の整
合回路と同様の動作によって、入出力インピーダンスを
整合させる。
【0064】(第5実施形態)図13は、本発明の第5
実施形態のインダクターを示している。
実施形態のインダクターを示している。
【0065】第5実施形態のインダクター13は、セラ
ミック基板13−6上に、図8と同様のスパイラル状の
第1コイル13−2を形成し、その上に、透磁率の高い
磁性体セラミック層13−10を成膜して焼結し、更に
ミアンダ状の第2コイル13−3を形成してなる。セラ
ミック基板13−6上に、信号入力端子13−1及び信
号出力端子13−4を形成し、信号入力端子13−1と
信号出力端子13−4間に、第2コイル13−3を挿入
している。信号出力端子13−4と導電層13−9間に
誘電体薄膜13−7を挟み込んで、コンデンサー13−
5を形成し、このコンデンサ13−5の一方の電極をス
ルーホールを介してセラミック基板13−6裏面の接地
金属板13−8に接続している。第2コイル13−3の
出力側は、信号出力端子13−4及びコンデンサー13
−5を介して接地される。13−11は、SiO2,A
l2O3等誘電率の低い材料で構成された絶縁膜である。
ミック基板13−6上に、図8と同様のスパイラル状の
第1コイル13−2を形成し、その上に、透磁率の高い
磁性体セラミック層13−10を成膜して焼結し、更に
ミアンダ状の第2コイル13−3を形成してなる。セラ
ミック基板13−6上に、信号入力端子13−1及び信
号出力端子13−4を形成し、信号入力端子13−1と
信号出力端子13−4間に、第2コイル13−3を挿入
している。信号出力端子13−4と導電層13−9間に
誘電体薄膜13−7を挟み込んで、コンデンサー13−
5を形成し、このコンデンサ13−5の一方の電極をス
ルーホールを介してセラミック基板13−6裏面の接地
金属板13−8に接続している。第2コイル13−3の
出力側は、信号出力端子13−4及びコンデンサー13
−5を介して接地される。13−11は、SiO2,A
l2O3等誘電率の低い材料で構成された絶縁膜である。
【0066】第5実施形態のインダクター13は、図8
のインダクター8の代わりに、図12の回路に適用する
ことができ、図12のコンデンサー11−2が図13の
コンデンサー13−5に対応する。
のインダクター8の代わりに、図12の回路に適用する
ことができ、図12のコンデンサー11−2が図13の
コンデンサー13−5に対応する。
【0067】(第6実施形態)図14は、本発明の第6
実施形態のインダクターを示している。
実施形態のインダクターを示している。
【0068】第6実施形態のインダクター14は、セラ
ミック基板14−6上に、図8と同様のスパイラル状の
第1コイル14−2を形成し、その上に、透磁率の高い
磁性体セラミック層14−10を成膜して焼結し、更に
ミアンダ状の第2コイル14−3を形成してなる。セラ
ミック基板14−6上に、信号入力端子14−1及び信
号出力端子14−4を形成し、信号入力端子14−1と
信号出力端子14−4間に、第2コイル14−3を挿入
している。信号入力端子14−1と導電層14−9間
に、誘電体薄膜14−7を挟み込んで、コンデンサー1
4−5を形成し、このコンデンサ14−5の一方の電極
をスルーホールを介してセラミック基板14−6裏面の
接地金属板14−8に接続している。第2コイル14−
3の出力側は、信号出力端子14−4及びコンデンサー
14−5を介して接地される。14−11は、Si
O2,Al2O3等誘電率の低い材料で構成された絶縁膜
である。
ミック基板14−6上に、図8と同様のスパイラル状の
第1コイル14−2を形成し、その上に、透磁率の高い
磁性体セラミック層14−10を成膜して焼結し、更に
ミアンダ状の第2コイル14−3を形成してなる。セラ
ミック基板14−6上に、信号入力端子14−1及び信
号出力端子14−4を形成し、信号入力端子14−1と
信号出力端子14−4間に、第2コイル14−3を挿入
している。信号入力端子14−1と導電層14−9間
に、誘電体薄膜14−7を挟み込んで、コンデンサー1
4−5を形成し、このコンデンサ14−5の一方の電極
をスルーホールを介してセラミック基板14−6裏面の
接地金属板14−8に接続している。第2コイル14−
3の出力側は、信号出力端子14−4及びコンデンサー
14−5を介して接地される。14−11は、Si
O2,Al2O3等誘電率の低い材料で構成された絶縁膜
である。
【0069】第6実施形態のインダクター14は、図8
のインダクター8の代わりに、図11の回路に適用する
ことができ、図11のコンデンサー11−2が図14の
コンデンサー14−5に対応する。
のインダクター8の代わりに、図11の回路に適用する
ことができ、図11のコンデンサー11−2が図14の
コンデンサー14−5に対応する。
【0070】図15は、パッチ型アンテナを示してい
る。図14のインダクター14からコンデンサー14−
5を取り除いて、インダクター14Aを形成し、セラミ
ック基板14−6上に、アンテナとなるパッチパターン
15−9を形成し、このパッチパターン15−9を信号
出力端子14−4介して第2コイル14−3に接続して
いる。
る。図14のインダクター14からコンデンサー14−
5を取り除いて、インダクター14Aを形成し、セラミ
ック基板14−6上に、アンテナとなるパッチパターン
15−9を形成し、このパッチパターン15−9を信号
出力端子14−4介して第2コイル14−3に接続して
いる。
【0071】この様な構成においても、入出力インピー
ダンスの整合が崩れたときには、第1コイル14−2に
直流バイアス電流Ibiasを流して、高透磁率磁性層14
−10の磁束、更には透磁率μを変化させ、第2コイル
14−3のインダクタンスを変化させ、入力インピーダ
ンスZinを変化させて、入出力インピーダンスを整合さ
せることができる。
ダンスの整合が崩れたときには、第1コイル14−2に
直流バイアス電流Ibiasを流して、高透磁率磁性層14
−10の磁束、更には透磁率μを変化させ、第2コイル
14−3のインダクタンスを変化させ、入力インピーダ
ンスZinを変化させて、入出力インピーダンスを整合さ
せることができる。
【0072】更には、周波数の異なる帯域への同調も可
能と成るため、例えば1.5GHz帯と1.9GHz帯
の同調や、800MHz帯のアナログ・デジタル巻き取
り方式への対応などを一つの回路によって済ますことが
できる。
能と成るため、例えば1.5GHz帯と1.9GHz帯
の同調や、800MHz帯のアナログ・デジタル巻き取
り方式への対応などを一つの回路によって済ますことが
できる。
【0073】図16は、図15のインダクター14を適
用したパッチ型アンテナを示している。ここでは、セラ
ミック基板14−6上に、アンテナとなる複数のパッチ
パターン16−9からなるパッチアレイアンテナ16を
形成し、各パッチパターン16−9に対応して、図15
のインダクター14Aをそれぞれ設けている。
用したパッチ型アンテナを示している。ここでは、セラ
ミック基板14−6上に、アンテナとなる複数のパッチ
パターン16−9からなるパッチアレイアンテナ16を
形成し、各パッチパターン16−9に対応して、図15
のインダクター14Aをそれぞれ設けている。
【0074】この様な構成のパッチアレイアンテナ16
において、各インダクター14Aを介して各パッチパタ
ーン16−9に、位相の揃った信号を入力した場合、各
パッチパターン16−9から出射される電波の波面は同
相となり、セラミック基板14−6に対して垂直方向に
指向性を持つことになる。
において、各インダクター14Aを介して各パッチパタ
ーン16−9に、位相の揃った信号を入力した場合、各
パッチパターン16−9から出射される電波の波面は同
相となり、セラミック基板14−6に対して垂直方向に
指向性を持つことになる。
【0075】これに対して、例えば、各インダクター1
4Aの第1コイル14−2のバイアス電流量を図中左側
から右側への順序で順次変更し、各インダクター14A
のインピーダンスを順次変更していくと、各パッチパタ
ーン16−9より出射される電波の位相を変化させるこ
とができ、各パッチパターン16−9より出射された電
波を相互に干渉させて可変指向性を持たせることができ
る。つまり、各インダクター14Aの第1コイル14−
2のバイアス電流量を制御することによって、電波出射
方向を自由に変えられると言う特徴を持つことになる。
また、パッチアレイアンテナ16を2分割すれば、同時
に2方向の指向性を与えることもできるし、電波出射方
向を電気的にスキャンすることもでき、追尾機能も与え
ることもできる。
4Aの第1コイル14−2のバイアス電流量を図中左側
から右側への順序で順次変更し、各インダクター14A
のインピーダンスを順次変更していくと、各パッチパタ
ーン16−9より出射される電波の位相を変化させるこ
とができ、各パッチパターン16−9より出射された電
波を相互に干渉させて可変指向性を持たせることができ
る。つまり、各インダクター14Aの第1コイル14−
2のバイアス電流量を制御することによって、電波出射
方向を自由に変えられると言う特徴を持つことになる。
また、パッチアレイアンテナ16を2分割すれば、同時
に2方向の指向性を与えることもできるし、電波出射方
向を電気的にスキャンすることもでき、追尾機能も与え
ることもできる。
【0076】なお、ここでは、各パッチパターンを1列
に並設しているが、各パッチパターンを2次元平面上に
適宜に分散して配置したり、各パッチパターンが接触し
ていなければ、立体的に配置しても構わない。
に並設しているが、各パッチパターンを2次元平面上に
適宜に分散して配置したり、各パッチパターンが接触し
ていなければ、立体的に配置しても構わない。
【0077】(第7実施形態)図17は、本発明の第7
実施形態のインダクターを示している。第7実施形態の
インダクター17においては、セラミック基板(図示せ
ず)上に、スパイラル状の第1コイル17−2をプリン
トする。高透磁率磁性体材料基板17−1上に、同じく
ミアンダ状に第2コイル17−3をパターニングし、2
つのコンデンサ17−5を配置している。2つのコンデ
ンサ17−5を直列接続し、該各コンデンサ17−5を
第2コイル17−3に並列接続している。セラミック基
板と高透磁率磁性体材料基板17−1を図の如く張り合
わせる。
実施形態のインダクターを示している。第7実施形態の
インダクター17においては、セラミック基板(図示せ
ず)上に、スパイラル状の第1コイル17−2をプリン
トする。高透磁率磁性体材料基板17−1上に、同じく
ミアンダ状に第2コイル17−3をパターニングし、2
つのコンデンサ17−5を配置している。2つのコンデ
ンサ17−5を直列接続し、該各コンデンサ17−5を
第2コイル17−3に並列接続している。セラミック基
板と高透磁率磁性体材料基板17−1を図の如く張り合
わせる。
【0078】この様に各基板を張り合わせた構成におい
て、第1コイル17−2にバイアス電流を流すと、磁界
が発生して、磁性体基板17−1に磁束が誘起され、こ
の磁束により第2コイル17−3のインダクタンスが変
化する。
て、第1コイル17−2にバイアス電流を流すと、磁界
が発生して、磁性体基板17−1に磁束が誘起され、こ
の磁束により第2コイル17−3のインダクタンスが変
化する。
【0079】図18は、図17のインダクター17を適
用した電圧制御型オシレーター回路を示している。
用した電圧制御型オシレーター回路を示している。
【0080】この電圧制御型オシレーター回路において
は、第2コイル17−3に各コンデンサ17−5が並列
接続され、共振回路を形成している。先に述べた様に、
第1コイル17−2にバイアス電流を流すと、第2コイ
ル17−3のインダクタンスが変化するので、上記共振
回路の共振周波数が変化し、これに伴って、該電圧制御
型オシレーター回路の発振周波数も変化する。
は、第2コイル17−3に各コンデンサ17−5が並列
接続され、共振回路を形成している。先に述べた様に、
第1コイル17−2にバイアス電流を流すと、第2コイ
ル17−3のインダクタンスが変化するので、上記共振
回路の共振周波数が変化し、これに伴って、該電圧制御
型オシレーター回路の発振周波数も変化する。
【0081】
【発明の効果】以上の説明から明らかな様に、従来で
は、機械的に高周波回路の特性調整を行っていたのに対
して、本発明では、全く電気的な制御だけによって、イ
ンダクターのインダクタンスを調整することができるの
で、工数を低減することができ、同時に製品の信頼性の
向上につながる。
は、機械的に高周波回路の特性調整を行っていたのに対
して、本発明では、全く電気的な制御だけによって、イ
ンダクターのインダクタンスを調整することができるの
で、工数を低減することができ、同時に製品の信頼性の
向上につながる。
【0082】また、本発明では、インダクターのインダ
クタンスを電気的に変えることができ、従来には、無か
った調整可能なコイルを提供することができ、一つの新
しいデバイスを提供することができる。
クタンスを電気的に変えることができ、従来には、無か
った調整可能なコイルを提供することができ、一つの新
しいデバイスを提供することができる。
【0083】また、本発明のインダクターとコイルから
なる共振回路を構成し、この共振回路を共振回路やフィ
ルターに組み込めば、バイアス電流によって、共振周波
数を調整したり、フィルター特性を調整することが可能
となる。これは、集中定数回路的にも、分布定数回路的
にも、どちらの取り扱いでも問題ない。分布定数回路で
取り扱えるストリップラインにおいて、インピーダンス
の整合を図ることは、高周波回路においては重要な課題
である。本発明のインダクターを整合回路に適用するこ
とで、電気的処理だけによって、インピーダンスの整合
を図ることができ、失敗も防げる。更に、基本構成とし
ては、インダクタンス成分とキャパシタンス成分とを組
み合わせて共振回路を構成すると、共振周波数を変える
ことができる。このことは、見方によれば透過帯域を自
由に制御しているので、取り扱う電気信号の電気長(電
気信号の導体における電気的な長さ)を変えていると言
える。本発明のインダクターをアレイアンテナに利用す
ると、これをアクティブ化することも可能となる。更
に、アンテナの指向性を調整することが可能となる。こ
の様に本発明のインダクターの用途は非常に広い、当然
のことではあるが、容量可変コンデンサーとの併用によ
り、更に回路設計に裕度が出る。
なる共振回路を構成し、この共振回路を共振回路やフィ
ルターに組み込めば、バイアス電流によって、共振周波
数を調整したり、フィルター特性を調整することが可能
となる。これは、集中定数回路的にも、分布定数回路的
にも、どちらの取り扱いでも問題ない。分布定数回路で
取り扱えるストリップラインにおいて、インピーダンス
の整合を図ることは、高周波回路においては重要な課題
である。本発明のインダクターを整合回路に適用するこ
とで、電気的処理だけによって、インピーダンスの整合
を図ることができ、失敗も防げる。更に、基本構成とし
ては、インダクタンス成分とキャパシタンス成分とを組
み合わせて共振回路を構成すると、共振周波数を変える
ことができる。このことは、見方によれば透過帯域を自
由に制御しているので、取り扱う電気信号の電気長(電
気信号の導体における電気的な長さ)を変えていると言
える。本発明のインダクターをアレイアンテナに利用す
ると、これをアクティブ化することも可能となる。更
に、アンテナの指向性を調整することが可能となる。こ
の様に本発明のインダクターの用途は非常に広い、当然
のことではあるが、容量可変コンデンサーとの併用によ
り、更に回路設計に裕度が出る。
【図1】図1は、本発明の第1実施形態のインダクター
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】図2は、本発明の第2実施形態のインダクター
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図3】図2に示したインダクターとコンデンサーの並
列共振回例を示す回路図である。
列共振回例を示す回路図である。
【図4】高透磁率材料からなる閉磁気回路の磁界と磁束
密度の関係を示すグラフである。
密度の関係を示すグラフである。
【図5】図4に示す閉磁気回路の特性曲線の接線の傾き
(微分系)を示すグラフである。
(微分系)を示すグラフである。
【図6】本発明の第3実施形態のインダクターを構造を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図7】図6のインダクターの等価回路を示す回路図で
ある。
ある。
【図8】本発明の第4実施形態のインダクターを示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図9】図8のインダクターを適用した並列共振回路を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図10】図8のインダクターを適用した直列共振回路
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図11】図8のインダクターを適用した整合回路を示
す回路図である。
す回路図である。
【図12】図8のインダクターを適用した他の整合回路
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図13】本発明の第5実施形態のインダクターを示す
断面図である。
断面図である。
【図14】本発明の第6実施形態のインダクターを示す
断面図である。
断面図である。
【図15】図14のインダクターを適用したパッチ型ア
ンテナを示す断面図である。
ンテナを示す断面図である。
【図16】図15のパッチ型アンテナを複数個配列した
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図17】本発明の第7実施形態のインダクターを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図18】図17のインダクターを適用した電圧制御型
オシレーター回路を示す回路図である。
オシレーター回路を示す回路図である。
【図19】本発明のインダクターの原理を説明するため
に用いた図である。
に用いた図である。
1,2,7,8,13,14,17 インダクター 1−1,2−1,7−1,8−1,13−1,14−
1,17−1 閉磁気回路 1−2,2−2,7−2,8−2,13−2,14−
2,17−2 第1コイル 1−3,2−3,7−3,8−3,13−3,14−
3,17−3 第2コイル
1,17−1 閉磁気回路 1−2,2−2,7−2,8−2,13−2,14−
2,17−2 第1コイル 1−3,2−3,7−3,8−3,13−3,14−
3,17−3 第2コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E070 AA05 AA20 AB01 BA12 BA14 BA20 CB03 CB12 CB13 CB20 DB08 EA01 MM02 5J021 AA02 AA05 AA09 AB06 CA03 CA06 DB03 EA04 FA06 FA32 GA02 HA01 HA02 HA03 HA05 HA10 5J024 AA10 BA02 CA02 CA04 CA19 CA21 DA03 DA04 DA21 DA26 DA29 GA03 KA01 5J081 AA02 BB01 BB06 CC22 CC24 CC42 DD02 EE02 FF04 GG07 JJ02 KK02 KK11 KK22 LL02 MM01 MM06 MM09
Claims (10)
- 【請求項1】 磁性体材料からなる磁気回路と、 前記磁気回路に巻き付けられた複数の巻線コイルとを備
えるインダクター。 - 【請求項2】 前記磁気回路は、厚膜磁性体、薄膜磁性
体及びバルク材料のうちの少なくとも1つを用いて形成
される請求項1に記載のインダクター。 - 【請求項3】 前記各巻線コイルのうちの少なくとも1
つにバイアス電流を流すバイアス手段を備える請求項1
に記載のインダクター。 - 【請求項4】 インダクタンス成分を持つ第1素子と、 磁性体層を取り巻くバイアスコイルを構成する第2素子
とを備え、 前記第2素子のバイアスコイルヘ通電したときに発生す
る電磁界がインダクタンス成分を持つ前記第1素子に届
く様に配置されたインダクター。 - 【請求項5】 インダクタンス成分とキャパシタンス成
分を並列及び直列のいずれかに接続した共振回路におい
て、 前記インダクタンス成分として、請求項1に記載のイン
ダクターを適用し、 前記インダクタターの各巻線コイルのうちの少なくとも
1つにバイアス電流を流す共振回路。 - 【請求項6】 前記バイアス電流による前記インダクタ
ンス成分の可変と、前記キャパシタンス成分への電圧印
可による該キャパシタンス成分の可変を併用して、共振
周波数を任意に変える請求項5に記載の共振回路。 - 【請求項7】 前記バイアス電流の変更により、複数の
共振周波数を選択的に設定する請求項5に記載の共振回
路。 - 【請求項8】 入力側インピーダンスと出力側インピー
ダンスを整合させるため、該各インピーダンスのうちの
少なくとも一方に、請求項1に記載のインダクターを組
み入れた整合回路。 - 【請求項9】 複数のアンテナ素子を配列したアンテナ
回路において、 前記各アンテナ素子に対するそれぞれの入出力回路に、
請求項1に記載のインダクターをそれぞれ組み込んだア
ンテナ回路。 - 【請求項10】 並列及び直列のいずれかに接続された
インダクタンス成分とキャパシタンス成分を含む発振回
路において、 前記インダクタンス成分として、請求項1に記載のイン
ダクターを適用し、 前記インダクタターの各巻線コイルのうちの少なくとも
1つにバイアス電流を流す発振回路。
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