JP2000008176A - 抵抗溶接性と塗装後耐食性に優れた燃料容器用鋼板 - Google Patents
抵抗溶接性と塗装後耐食性に優れた燃料容器用鋼板Info
- Publication number
- JP2000008176A JP2000008176A JP10179222A JP17922298A JP2000008176A JP 2000008176 A JP2000008176 A JP 2000008176A JP 10179222 A JP10179222 A JP 10179222A JP 17922298 A JP17922298 A JP 17922298A JP 2000008176 A JP2000008176 A JP 2000008176A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chromium
- chromate
- resistance
- painting
- corrosion resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 抵抗溶接性と塗装後耐食性に優れた燃料容器
用鋼板を提供する。 【解決手段】 Zn,Ni,Sn,Al,Fe,Co,
Mg,Mn,Siの1種又は2種以上からなるめっき鋼
板において、その両側の表面にクロム溶出率が10%以
上となる、クロム酸、シリカ、リン酸を主成分とする付
着量Cr=10〜100mg/m2 の第一のクロメート
層を有し、更に片方の面に、クロム溶出率が50%以下
となる、クロム酸、シリカ、リン酸、有機樹脂を主成分
とする付着量Cr=10〜100mg/m2 の第二のク
ロメート層を有する。 【効果】 燃料容器外面側に当たる鋼板面はクロメート
を複層化により、外面耐食性が確保される。内面側に当
たる鋼板面をクロメート単層とすることで、燃料容器に
組み立てる時の抵抗溶接性を向上させることができる。
用鋼板を提供する。 【解決手段】 Zn,Ni,Sn,Al,Fe,Co,
Mg,Mn,Siの1種又は2種以上からなるめっき鋼
板において、その両側の表面にクロム溶出率が10%以
上となる、クロム酸、シリカ、リン酸を主成分とする付
着量Cr=10〜100mg/m2 の第一のクロメート
層を有し、更に片方の面に、クロム溶出率が50%以下
となる、クロム酸、シリカ、リン酸、有機樹脂を主成分
とする付着量Cr=10〜100mg/m2 の第二のク
ロメート層を有する。 【効果】 燃料容器外面側に当たる鋼板面はクロメート
を複層化により、外面耐食性が確保される。内面側に当
たる鋼板面をクロメート単層とすることで、燃料容器に
組み立てる時の抵抗溶接性を向上させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フランジを有する
一対の椀型成形体のフランジ部をシーム溶接し容器に成
形する場合の良溶接性と、その後塗装して使用される場
合の塗装疵部等からの耐食性低下、即ち塗膜膨れや孔あ
き腐食を抑制することが可能なクロメート処理した燃料
容器用鋼板に関するものである。
一対の椀型成形体のフランジ部をシーム溶接し容器に成
形する場合の良溶接性と、その後塗装して使用される場
合の塗装疵部等からの耐食性低下、即ち塗膜膨れや孔あ
き腐食を抑制することが可能なクロメート処理した燃料
容器用鋼板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の燃料タンクは、車内後方
に設置される背負い式と床下に設置される吊下げ式とが
ある。背負い式は無塗装で使用されることが多いが、吊
下げ式は黒色塗装されるのが一般的である。とくに、北
米等の岩塩散布地域では腐食環境が厳しく、厚膜塗装を
施している。一方、厚膜塗装はコストがかかることか
ら、国内では20μ程度の薄膜が主である。昨今の環境
対策から、従来使用されていたPb−Sn合金めっきに
代わって、Pbを使用しないアルミめっき鋼板や亜鉛め
っき鋼板をベースとした各種鋼板が開発されつつある
が、これらの素材は塩害域ではめっき層が地鉄を防食す
る挙動を示すため、塗装材の疵部や端面からの塗膜膨れ
が起こりやすい。それに反して、現在使用されているP
b−Sn合金めっきは穿孔腐食型であるため、塗膜膨れ
は小さい。本発明者らは、特願平10−15967号で
アルミめっき鋼板の耐食性向上と良抵抗溶接性を有する
後処理皮膜を提案している。
に設置される背負い式と床下に設置される吊下げ式とが
ある。背負い式は無塗装で使用されることが多いが、吊
下げ式は黒色塗装されるのが一般的である。とくに、北
米等の岩塩散布地域では腐食環境が厳しく、厚膜塗装を
施している。一方、厚膜塗装はコストがかかることか
ら、国内では20μ程度の薄膜が主である。昨今の環境
対策から、従来使用されていたPb−Sn合金めっきに
代わって、Pbを使用しないアルミめっき鋼板や亜鉛め
っき鋼板をベースとした各種鋼板が開発されつつある
が、これらの素材は塩害域ではめっき層が地鉄を防食す
る挙動を示すため、塗装材の疵部や端面からの塗膜膨れ
が起こりやすい。それに反して、現在使用されているP
b−Sn合金めっきは穿孔腐食型であるため、塗膜膨れ
は小さい。本発明者らは、特願平10−15967号で
アルミめっき鋼板の耐食性向上と良抵抗溶接性を有する
後処理皮膜を提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の特徴は、特願
平10−15967号の塗装後耐食性の良好な特性は維
持したまま、更に抵抗溶接性を向上させたことである。
平10−15967号の塗装後耐食性の良好な特性は維
持したまま、更に抵抗溶接性を向上させたことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋼板表裏
の後処理を、目的に応じて変えることを考えた、即ち、
表裏異種処理である。塗装後耐食性が必要な燃料容器外
面側には複層クロメート皮膜を施す。一方、容器内面側
に要求される燃料耐食性がアルミめっき層で確保され、
容器内面耐食性に及ぼす後処理皮膜の寄与が小さいこと
を考えると、内面側のクロメート皮膜を敢えて複層化す
る必要はなく、むしろ、クロメート皮膜を薄くすること
によって、板−板間の接触抵抗値を下げ、やや過大にな
りがちな抵抗発熱を抑える方が有利であることを知見し
た。
の後処理を、目的に応じて変えることを考えた、即ち、
表裏異種処理である。塗装後耐食性が必要な燃料容器外
面側には複層クロメート皮膜を施す。一方、容器内面側
に要求される燃料耐食性がアルミめっき層で確保され、
容器内面耐食性に及ぼす後処理皮膜の寄与が小さいこと
を考えると、内面側のクロメート皮膜を敢えて複層化す
る必要はなく、むしろ、クロメート皮膜を薄くすること
によって、板−板間の接触抵抗値を下げ、やや過大にな
りがちな抵抗発熱を抑える方が有利であることを知見し
た。
【0005】即ち、本発明の要旨は、 (1)Zn,Ni,Sn,Al,Fe,Co,Mg,M
n,Siの1種又は2種以上からなるめっき鋼板におい
て、その両側の表面に、下記(1)式で定義されるクロ
ム溶出率が10%以上となる第一のクロメート層を有
し、更に片方の面に、下記(1)式で定義されるクロム
溶出率が50%以下となる第二のクロメート層を有する
ことを特徴とする抵抗溶接性と塗装後耐食性に優れた燃
料容器用鋼板。 クロム溶出率=(溶出試験前のクロム付着量−溶出試験後のクロム付着量)/ 溶出試験前のクロム付着量 ・・・(1) 但し、溶出試験:測定するクロメート層を表面に露出さ
せた状態で沸騰水中に30分浸漬 クロム付着量:金属Cr換算で評価
n,Siの1種又は2種以上からなるめっき鋼板におい
て、その両側の表面に、下記(1)式で定義されるクロ
ム溶出率が10%以上となる第一のクロメート層を有
し、更に片方の面に、下記(1)式で定義されるクロム
溶出率が50%以下となる第二のクロメート層を有する
ことを特徴とする抵抗溶接性と塗装後耐食性に優れた燃
料容器用鋼板。 クロム溶出率=(溶出試験前のクロム付着量−溶出試験後のクロム付着量)/ 溶出試験前のクロム付着量 ・・・(1) 但し、溶出試験:測定するクロメート層を表面に露出さ
せた状態で沸騰水中に30分浸漬 クロム付着量:金属Cr換算で評価
【0006】(2)第一のクロメート層が、クロム換算
で10〜100mg/m2 の付着量であり、クロム酸、
シリカ、リン酸を主成分としたクロメート液塗布から得
られる皮膜であることを特徴とする前記(1)記載の抵
抗溶接性と塗装後耐食性に優れた燃料容器用鋼板。 (3)第二のクロメート層が、クロム換算で10〜10
0mg/m2 の付着量であり、クロム酸、シリカ、リン
酸、有機樹脂を主成分としたクロメート液塗布から得ら
れる皮膜であることを特徴とする前記(1)記載の抵抗
溶接性と塗装後耐食性に優れた燃料容器用鋼板である。
で10〜100mg/m2 の付着量であり、クロム酸、
シリカ、リン酸を主成分としたクロメート液塗布から得
られる皮膜であることを特徴とする前記(1)記載の抵
抗溶接性と塗装後耐食性に優れた燃料容器用鋼板。 (3)第二のクロメート層が、クロム換算で10〜10
0mg/m2 の付着量であり、クロム酸、シリカ、リン
酸、有機樹脂を主成分としたクロメート液塗布から得ら
れる皮膜であることを特徴とする前記(1)記載の抵抗
溶接性と塗装後耐食性に優れた燃料容器用鋼板である。
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。Al−S
iめっきを下地として、第一のクロメート層の仕様を決
めるべく検討を行った。図1と図2に、クロム溶出率お
よび付着量を変更した試験片の錆発生試験結果を示す。
図1から、クロム溶出率10%以上であれば耐錆性良好
となることがわかる。また、クロム付着量としては、図
2より、10mg/m2 以上あればよく、100mg/
m2 で飽和している。一方、クロム付着量を増すと溶接
性が低下する傾向が見られている。従って、第一のクロ
メート層は、溶出率10%以上で、10〜100mg/
m2 のクロム付着量が適当である。クロメート層のクロ
ムの溶出率は、液中の6価クロムと三価クロムの比率を
変更したり、あるいはクロメート皮膜の焼付温度を変更
する(温度を上げると溶出量が減る)ことで可能とな
る。
iめっきを下地として、第一のクロメート層の仕様を決
めるべく検討を行った。図1と図2に、クロム溶出率お
よび付着量を変更した試験片の錆発生試験結果を示す。
図1から、クロム溶出率10%以上であれば耐錆性良好
となることがわかる。また、クロム付着量としては、図
2より、10mg/m2 以上あればよく、100mg/
m2 で飽和している。一方、クロム付着量を増すと溶接
性が低下する傾向が見られている。従って、第一のクロ
メート層は、溶出率10%以上で、10〜100mg/
m2 のクロム付着量が適当である。クロメート層のクロ
ムの溶出率は、液中の6価クロムと三価クロムの比率を
変更したり、あるいはクロメート皮膜の焼付温度を変更
する(温度を上げると溶出量が減る)ことで可能とな
る。
【0008】次に、第二のクロメート層の仕様を決める
べく実施した試験結果を、図3と図4に示す。図3は、
クロム溶出率と2次塗料密着性の関係を、図4は、クロ
ム付着量と塗膜疵部からの塗膜膨れ幅を示す。ここで、
先述の知見から、第一のクロメート層に、クロム溶出率
30%−クロム付着量35mg/m2 の処理を施したA
l−Siめっき鋼板を用いた。図3に示すように、クロ
ム溶出率が50%を越えると塗料密着性が低下してく
る。また、図4では、クロム付着量が10〜100mg
/m2 で良好な耐塗膜膨れ性を有するが、それより少な
くても、多くても膨れが大きくなる傾向にある。従っ
て、第二のクロメート層は、クロム溶出率50%以下
で、クロム付着量が10〜100mg/m2 であれば良
い。
べく実施した試験結果を、図3と図4に示す。図3は、
クロム溶出率と2次塗料密着性の関係を、図4は、クロ
ム付着量と塗膜疵部からの塗膜膨れ幅を示す。ここで、
先述の知見から、第一のクロメート層に、クロム溶出率
30%−クロム付着量35mg/m2 の処理を施したA
l−Siめっき鋼板を用いた。図3に示すように、クロ
ム溶出率が50%を越えると塗料密着性が低下してく
る。また、図4では、クロム付着量が10〜100mg
/m2 で良好な耐塗膜膨れ性を有するが、それより少な
くても、多くても膨れが大きくなる傾向にある。従っ
て、第二のクロメート層は、クロム溶出率50%以下
で、クロム付着量が10〜100mg/m2 であれば良
い。
【0009】次に、本発明の、表裏異種クロメート処理
材のスポット溶接試験結果を図5に示す。スポット溶接
性は、連続打点数で評価した。図5に示すように、表裏
共に2層のクロメート皮膜を施すよりも、容器外面側に
は2層、容器内面側には1層(第一のクロメート層の
み)を施した素材の方が、打点数が多いことがわかっ
た。クロメート2層の場合には板−板間の抵抗が高く、
そのため発熱がし易い。それにより溶接ナゲットが縦方
向に成長し易いことが考えられる。板合わせ面(容器内
面)をクロメート1層にすると抵抗発熱の現象は起こる
が、過大な発熱に成らず、ナゲット成長が横方向にも拡
がり、必要ナゲット径の確保がされ易くなる(打点数が
伸びる)と考えられる。
材のスポット溶接試験結果を図5に示す。スポット溶接
性は、連続打点数で評価した。図5に示すように、表裏
共に2層のクロメート皮膜を施すよりも、容器外面側に
は2層、容器内面側には1層(第一のクロメート層の
み)を施した素材の方が、打点数が多いことがわかっ
た。クロメート2層の場合には板−板間の抵抗が高く、
そのため発熱がし易い。それにより溶接ナゲットが縦方
向に成長し易いことが考えられる。板合わせ面(容器内
面)をクロメート1層にすると抵抗発熱の現象は起こる
が、過大な発熱に成らず、ナゲット成長が横方向にも拡
がり、必要ナゲット径の確保がされ易くなる(打点数が
伸びる)と考えられる。
【0010】
【実施例】次に、本発明を実施例に基づいて説明する。
低炭素鋼板に、電気めっき法、溶融めっき法、或いは気
相めっき法によって種々のめっきを施した鋼板を用い、
処理液(A)を用い第一のクロメート層を処理した。そ
の後、処理液(B)を用い第二のクロメート層を実施し
たものを供試材として、以下の評価を実施した。供試材
の構成は表1に示す。 処理液(A) ・クロム酸(CrO3 ) :15〜45 g/l ・シリカ(シリカゾル/日産化学性スノーテックスO):45〜120g/l ローコーターにて塗布、板温80℃で乾燥 処理液(B) ・クロム酸(CrO3 ) :15〜45 g/l ・シリカ(シリカゾル/日産化学性スノーテックスO):45〜120g/l ・有機リン酸(アミノトリメチレンホスホン酸) : 3〜20 g/l ローコーターにて塗布、板温80℃で乾燥
低炭素鋼板に、電気めっき法、溶融めっき法、或いは気
相めっき法によって種々のめっきを施した鋼板を用い、
処理液(A)を用い第一のクロメート層を処理した。そ
の後、処理液(B)を用い第二のクロメート層を実施し
たものを供試材として、以下の評価を実施した。供試材
の構成は表1に示す。 処理液(A) ・クロム酸(CrO3 ) :15〜45 g/l ・シリカ(シリカゾル/日産化学性スノーテックスO):45〜120g/l ローコーターにて塗布、板温80℃で乾燥 処理液(B) ・クロム酸(CrO3 ) :15〜45 g/l ・シリカ(シリカゾル/日産化学性スノーテックスO):45〜120g/l ・有機リン酸(アミノトリメチレンホスホン酸) : 3〜20 g/l ローコーターにて塗布、板温80℃で乾燥
【0011】性能評価項目 塗装材の塗膜疵部からの塗膜膨れ幅 20μの塗装を実施した後、カッターでクロスカット傷
を入れ、塩水噴霧に600時間供した。その時の塗膜疵
部からの塗膜膨れ幅を測定した。判定基準 ◎:塗膜の片側最大膨れ幅≦2 〇:2<塗膜の片側最大膨れ幅≦4 △:4<塗膜の片側最大膨れ幅≦8 ×:8<塗膜の片側最大膨れ幅
を入れ、塩水噴霧に600時間供した。その時の塗膜疵
部からの塗膜膨れ幅を測定した。判定基準 ◎:塗膜の片側最大膨れ幅≦2 〇:2<塗膜の片側最大膨れ幅≦4 △:4<塗膜の片側最大膨れ幅≦8 ×:8<塗膜の片側最大膨れ幅
【0012】塗料密着性 20μの塗装を実施した後、40℃の温水に240時間
浸漬後、取り出し24時間放置する。その後、2mmゴ
バン目100升を切り、テーピングする。テーピング後
の塗膜剥離数を測定した。判定基準 ◎:剥離なし 〇:剥離数≦10マス △:10<剥離数≦20 ×:20<剥離数
浸漬後、取り出し24時間放置する。その後、2mmゴ
バン目100升を切り、テーピングする。テーピング後
の塗膜剥離数を測定した。判定基準 ◎:剥離なし 〇:剥離数≦10マス △:10<剥離数≦20 ×:20<剥離数
【0013】抵抗溶接性 スポット溶接での連続打点数を評価した。連続打点試験
時の溶接電流は、各々の素材の溶接適正電流範囲を求
め、溶接チリの発生する電流×0.95の電流値で行っ
た。得られた溶接ナゲット径は、溶接された2枚の板を
引き剥がし、片側の鋼板に残ったボタン径を測定する簡
便な評価とした。必要ナゲット径=3√ttは板厚を下
回った時点で終了とした。判定基準 ◎:連続打点数≧500点 〇:300≦連続打点数<500 △:100≦連続打点数<300 ×:連続打点数≦100
時の溶接電流は、各々の素材の溶接適正電流範囲を求
め、溶接チリの発生する電流×0.95の電流値で行っ
た。得られた溶接ナゲット径は、溶接された2枚の板を
引き剥がし、片側の鋼板に残ったボタン径を測定する簡
便な評価とした。必要ナゲット径=3√ttは板厚を下
回った時点で終了とした。判定基準 ◎:連続打点数≧500点 〇:300≦連続打点数<500 △:100≦連続打点数<300 ×:連続打点数≦100
【0014】
【表1】
【0015】
【発明の効果】本発明は、鋼板表裏のクロメート層を、
燃料容器外面に当たる面には2層のクロメート、容器内
面に当たる面には1層のクロメートとすることで、塗装
して使用される燃料容器の塗装疵部等の塗膜欠陥部での
塗膜膨れを抑制し、かつ抵抗溶接性を向上させる効果が
ある。よって、塗装して使用される吊下げ式燃料容器に
必要な性能が確保され、塩害環境での使用が可能とな
る。
燃料容器外面に当たる面には2層のクロメート、容器内
面に当たる面には1層のクロメートとすることで、塗装
して使用される燃料容器の塗装疵部等の塗膜欠陥部での
塗膜膨れを抑制し、かつ抵抗溶接性を向上させる効果が
ある。よって、塗装して使用される吊下げ式燃料容器に
必要な性能が確保され、塩害環境での使用が可能とな
る。
【図1】Cr溶出率と耐食性の関係を示す図である。
【図2】Cr付着量と耐食性の関係を示す図である。
【図3】Cr溶出率と塗膜密着性の関係を示す図であ
る。
る。
【図4】Cr付着量と塗膜膨れの関係を示す図である。
【図5】クロメート層とスポット連続打点数の関係を示
す図である。
す図である。
フロントページの続き (72)発明者 江口 晴彦 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新 日本製鐵株式会社八幡製鐵所内 (72)発明者 大森 隆之 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新 日本製鐵株式会社八幡製鐵所内 Fターム(参考) 4F100 AA22D AA22E AB02B AB02C AB03A AB09B AB09C AB10B AB10C AB11B AB11C AB14B AB14C AB15B AB15C AB16B AB16C AB18B AB18C AB21B AB21C BA05 BA07 BA10D BA10E BA13 EH71B EH71C EJ69D EJ69E GB16 JB01 JB20D JB20E JL01 YY00D YY00E 4K026 AA02 AA07 AA09 AA10 AA11 AA12 AA13 BA06 BA12 BB06 BB08 BB10 CA16 CA21 CA23 CA26 CA37 CA39 CA41 DA02 DA11 DA16 4K044 AA02 AB02 BA06 BA10 BA15 BB03 BB04 BC02 BC04 BC08 CA11 CA16 CA18 CA53
Claims (3)
- 【請求項1】 Zn,Ni,Sn,Al,Fe,Co,
Mg,Mn,Siの1種又は2種以上からなるめっき鋼
板において、その両側の表面に、下記(1)式で定義さ
れるクロム溶出率が10%以上となる第一のクロメート
層を有し、更に片方の面に、下記(1)式で定義される
クロム溶出率が50%以下となる第二のクロメート層を
有することを特徴とする抵抗溶接性と塗装後耐食性に優
れた燃料容器用鋼板。 クロム溶出率=(溶出試験前のクロム付着量−溶出試験後のクロム付着量)/ 溶出試験前のクロム付着量 ・・・(1) 但し、溶出試験:測定するクロメート層を表面に露出さ
せた状態で沸騰水中に30分浸漬 クロム付着量:金属Cr換算で評価 - 【請求項2】 第一のクロメート層が、クロム換算で1
0〜100mg/m 2 の付着量であり、クロム酸、シリ
カ、リン酸を主成分としたクロメート液塗布から得られ
る皮膜であることを特徴とする請求項1記載の抵抗溶接
性と塗装後耐食性に優れた燃料容器用鋼板。 - 【請求項3】 第二のクロメート層が、クロム換算で1
0〜100mg/m 2 の付着量であり、クロム酸、シリ
カ、リン酸、有機樹脂を主成分としたクロメート液塗布
から得られる皮膜であることを特徴とする請求項1記載
の抵抗溶接性と塗装後耐食性に優れた燃料容器用鋼板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10179222A JP2000008176A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | 抵抗溶接性と塗装後耐食性に優れた燃料容器用鋼板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10179222A JP2000008176A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | 抵抗溶接性と塗装後耐食性に優れた燃料容器用鋼板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000008176A true JP2000008176A (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=16062079
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10179222A Withdrawn JP2000008176A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | 抵抗溶接性と塗装後耐食性に優れた燃料容器用鋼板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000008176A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001086020A1 (en) * | 2000-05-12 | 2001-11-15 | Nippon Steel Corporation | Automobile fuel container material excellent in environment compatibility and automobile fuel container |
| US8097306B2 (en) | 2006-09-07 | 2012-01-17 | Nippon Steel Corporation | Aqueous treating solution for Sn-based plated steel sheet excellent in corrosion resistance and paint adhesion, and production method of surface-treated steel sheet |
-
1998
- 1998-06-25 JP JP10179222A patent/JP2000008176A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001086020A1 (en) * | 2000-05-12 | 2001-11-15 | Nippon Steel Corporation | Automobile fuel container material excellent in environment compatibility and automobile fuel container |
| US6866944B2 (en) | 2000-05-12 | 2005-03-15 | Nippon Steel Corporation | Automobile fuel container material excellent in environment compatibility and automobile fuel container |
| US8097306B2 (en) | 2006-09-07 | 2012-01-17 | Nippon Steel Corporation | Aqueous treating solution for Sn-based plated steel sheet excellent in corrosion resistance and paint adhesion, and production method of surface-treated steel sheet |
| KR101120230B1 (ko) | 2006-09-07 | 2012-03-16 | 신닛뽄세이테쯔 카부시키카이샤 | 우수한 내식성?도료 밀착성을 갖는 Sn계 도금 강판용 수계 처리액 및 표면 처리 강판의 제조 방법 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS60149786A (ja) | 耐食性に優れた亜鉛系合金電気めつき鋼板の表面処理方法 | |
| JP3543090B2 (ja) | 自動車燃料タンク用樹脂被覆鋼板及びその製造方法 | |
| JP5321481B2 (ja) | 表面処理鋼板の穴あき腐食性評価方法 | |
| JPS5815554B2 (ja) | カチオン電着塗装用のメッキ鋼材 | |
| JP2000008176A (ja) | 抵抗溶接性と塗装後耐食性に優れた燃料容器用鋼板 | |
| JP2001131762A (ja) | 自動車車体用亜鉛系メッキ鋼板 | |
| JPWO2000073535A1 (ja) | 耐食性、塗装性に優れたリン酸塩処理亜鉛系メッキ鋼板 | |
| JP2002047579A (ja) | 黒色外観に優れた表面処理金属材料 | |
| JPS62230988A (ja) | 燃料タンク用防錆鋼板 | |
| JPH11217682A (ja) | 塗装後耐食性に優れた燃料容器用表面処理鋼板 | |
| JP3849398B2 (ja) | 劣化ガソリン耐食性に優れた燃料容器用表面処理鋼板 | |
| JP3999948B2 (ja) | 表裏識別性に優れたリン酸亜鉛処理亜鉛系メッキ鋼板 | |
| JPH072997B2 (ja) | 耐食性と塗装性にすぐれた亜鉛系メツキ鋼板 | |
| TWI867529B (zh) | 用於鐵鋅合金鍍層表面塗覆的無機水溶液、鋼板及其製造方法 | |
| JPH0768634B2 (ja) | 耐食性,塗装性能及び加工性に優れた亜鉛系メツキ鋼板 | |
| JP2753666B2 (ja) | 電着塗装性にすぐれる樹脂塗装鋼板 | |
| JP2712924B2 (ja) | 耐食性、めっき密着性、化成処理性および塗膜密着性に優れた亜鉛−ニッケル−クロム系合金電気めっき鋼板 | |
| JPH05179424A (ja) | 表裏異種めっき鋼板 | |
| JP2000313965A (ja) | 高耐食性表面処理鋼板およびその製造方法 | |
| JPH0347987A (ja) | 耐熱・耐食性を有するめっき皮膜構造 | |
| JPS58204193A (ja) | 表面処理鋼板 | |
| JP3260904B2 (ja) | カチオン電着塗装性と耐食性に優れる有機複合被覆鋼板 | |
| JPH02145779A (ja) | 合金化溶融亜鉛めつき綱板へのZn−Feフラツシユめつき方法 | |
| JPS591694A (ja) | 防錆鋼板 | |
| JP2000313969A (ja) | 耐食性と外面の上塗り密着性に優れた燃料タンク用鋼板 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050906 |