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JP2000007590A - 置換芳香族化合物の製造方法 - Google Patents

置換芳香族化合物の製造方法

Info

Publication number
JP2000007590A
JP2000007590A JP10176467A JP17646798A JP2000007590A JP 2000007590 A JP2000007590 A JP 2000007590A JP 10176467 A JP10176467 A JP 10176467A JP 17646798 A JP17646798 A JP 17646798A JP 2000007590 A JP2000007590 A JP 2000007590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
aromatic compound
substituted
lower alkyl
producing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10176467A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Baba
章夫 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daicel Chemical Industries Ltd filed Critical Daicel Chemical Industries Ltd
Priority to JP10176467A priority Critical patent/JP2000007590A/ja
Publication of JP2000007590A publication Critical patent/JP2000007590A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 芳香族化合物とアルデヒド類またはケトン類
とを温和な反応条件で反応させ置換芳香族化合物を得
る。 【解決手段】 式1で表されるけい素化合物の存在下、
ルイス酸を触媒として、式2で表されるケトンまたはア
ルデヒド、または式3で表されるアセタールまたはケタ
ールと、芳香族化合物を反応させることを特徴とする、
式4で表される置換芳香族化合物の製造方法。 (式中、Rは、置換されてもよい低級アルキル基、低
級アルケニル基または芳香環基を意味し、Rは、水素
原子または置換されてもよい低級アルキル基、低級アル
ケニル基または芳香環基を意味する。また、Arは、置
換されてもよい芳香環を意味する。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は芳香族化合物とアル
デヒド類またはケトン類とを温和な反応条件で反応させ
置換芳香族化合物の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アルキル化剤としてハロゲン化アルキル
類、アルコール類、アルケン類またはエーテル類を用い
るフリーデル−クラフツ(Friedel-Crafts)のアルキル
化は、炭素−炭素結合生成のための最も有効な方法であ
ることが知られている。酸触媒を用いたベンゼンとベン
ズアルデヒドとのフリーデル−クラフツ反応は、数十年
前から知られている。これまで、カルボニル化合物は、
酸性触媒を用いたフリーデル−クラフツ反応に適用しな
かった。すなわち、これらの反応は多くの生成物を生成
し、また酸触媒を多量に必要とするためからである(Ro
bert, R. M.; EI-Khawaga, A. M.; Sweeney, K. M.; EI
-Zohry, M. F. J.Org. Chem. 1987, 52, 1591-1599, Sa
ito, S.; Ohwada, T.; Shudo, K. J. AM. Chem. Soc. 1
995, 117,11081-11084, Olah, G. A.; Rasul, G.; Yor
k, C.; Prakash, G. K. J. AM. Chem. Soc. 1995, 117,
11211-11214)。
【0003】アルデヒド類の反応は広く調査されていた
のに対し、特にルイス酸およびブレーンステズ酸存在下
でのアレーン(芳香族炭化水素の総称)類とケトン類と
の反応は、殆ど注意が払われていなかった。
【0004】近年、ガリウムジクロライド(Ga2
4)(Hashimoto,Y.; Hirata, k.; Kihara, N.; Haseg
awa, M.; Saigo, K.Tetrahedron Lett. 1993, 49, 5969
-5978)、スカンジウムトリフルオロメタンスルホネー
ト(Sc(OTf)3)(Tsuchimoto, T.; Hiyama, T.;
Fukuzawa, S.-I. Chem. commun., 1996, 2345-2346 及
びTsuchimoto, T.; Tobita, K.; Hiyama, T.; Fukazaw
a, S.-I. J. Org. Chem. 1997, 62, 6997-7005),および
トリフルオロメタンスルホン酸(TFSA)(Fukazawa,
S.-I.; Tsuchimoto, T.; Hiyama, T. J. Org. Chem. 1
997, 62, 151-156)を用いたカルボニル類と芳香族の還
元性フリーデル−クラフツ反応が提案されている。
【化5】
【化6】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記報
告は、複数の限定を有する。
【0006】例えば、上記(I)式に示すように、ルイ
ス酸としてGa2Cl4を用いた場合、反応を進行させる
ために、上記ルイス酸と例えばアニソール(メトキシベ
ンゼン)のような活性芳香族類を大量に用いなければな
らず(例えば、Gaが2当量必要となる)、またケトン
類の場合には、極めて反応性が低い。
【0007】一方、上記(II)式に示すように、ルイス
酸としてpTsOHやこれと代替可能なSc(OTf)
3およびTFSAの場合、水素源として1,3−ジオー
ルを用いるため、触媒量のルイス酸で反応を進行させる
ことができる。しかしながら、反応時間が長時間化し
(例えば、7〜20時間)、また高い反応温度(例え
ば、80〜110°)が必要となると共に、ベンゼンま
たはアルキルベンゼンに対してアルキル化剤として芳香
族アルデヒドのみ報告されているにすぎない。
【0008】本発明は上記従来の課題に鑑みたものであ
り、その目的は、ベンゼンやアルキルベンゼン、特に反
応性の低い電子吸引基のついた例えばブロモベンゼン等
のアレーンとアルデヒド類または反応性の低いケトン類
とを、触媒量のルイス酸を用いて、温和な条件で還元的
フリーデル−クラフツ反応を行い置換芳香族化合物を製
造する方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために、本発明に係る置換芳香族化合物の製造方法
は、以下の特徴を有する。
【0010】(1)上記式1で表されるけい素化合物の
存在下、ルイス酸を触媒として、上記式2で表されるケ
トンまたはアルデヒド、または上記式3で表されるアセ
タールまたはケタールと、芳香族化合物を反応させるこ
とを特徴とする、上記式4で表される置換芳香族化合物
の製造方法である。
【0011】水素源としてけい素化合物を用いることに
より、触媒量のルイス酸で還元的なフリーデル−クラフ
ツ反応を行い、置換芳香族化合物を製造することができ
る。また、後述するように、反応性の低いブロモベンゼ
ン等の電子吸引基のついたアレーンを用いても置換芳香
族化合物を生成させることが可能となり、またアルデヒ
ド類より反応性に劣るケトン類を用いてもフリーデル−
クラフツ反応を行うことができる。更に、従来に比べ温
和な反応条件でアレーンとアルデヒド類またはケトン類
とのフリーデル−クラフツ反応を行う置換芳香族化合物
を生成させることができる。
【0012】(2)上記(1)に記載の置換芳香族化合
物の製造方法において、前記ルイス酸は、インジウム化
合物であることを特徴とする置換芳香族化合物の製造方
法である。
【0013】上記ルイス酸を用いることにより、オレフ
ィン、ハロゲン化アルキルなどの従来では還元フリーデ
ル−クラフツ反応が進行する官能基が存在しても、カル
ボニル基にのみ選択的に反応が進行する。
【0014】(3)上記(1)または(2)に記載の置
換芳香族化合物の製造方法において、前記けい素化合物
は、ジメチルクロロシラン、ジクロロメチルシラン、ト
リメチルシラン、ジエチルメチルシラン、ジクロロエチ
ルシラン、ジメチルエチルシランまたはトリエチルシラ
ンの少なくとも1つであることを特徴とする置換芳香族
化合物の製造方法である。
【0015】けい素化合物は、ケトンに付加し、この付
加物にインジウム触媒が作用することにより、目的物を
生成させることができる。
【0016】(4)上記(1)乃至(3)のいずれかに
記載の置換芳香族化合物の製造方法において、前記式2
から式4のR1、R2は、アルキル基、アルケニル基、ア
リール基であるが、適宜ハロゲン原子、シアノ基、ニト
ロ基、カルボキシル基、アミノ基、アシルアミノ基、カ
ルバモイル基、低級アルキル基、アルコキシカルボニル
基、ハロ低級アルキル基、低級アルキルオキシ基、低級
アルキルチオ基、低級アルキニル基が一つまたは複数置
換してもよく、前記Arは、アリール基または複素芳香
環基であることを特徴とする置換芳香族化合物の製造方
法である。
【0017】請求項4におけるR1、R2は、アルキル
基、アルケニル基アリール基であるが、適宜ハロゲン原
子、シアノ基、ニトロ基、カルボキシル基、アミノ基、
アシルアミノ基、カルバモイル基、低級アルキル基、ア
ルコキシカルボニル基、ハロ低級アルキル基、低級アル
キルオキシ基、低級アルキルチオ基、低級アルキニル基
等が一つまたは複数置換してもよく、また、Arのアリ
ール基とはフェニル基、ナフチル基等に代表される単環
および多環性のアリール基であり、複素芳香環基とはフ
リル基、チエニル基、ピロリン基、ピリジン基、ベンゾ
フリル基、キノリン基、キノリル基、イソキノリルき、
インドリル基、ベンゾチエニル基を含み、ナフタレン、
フラン、チオフェン、ピロール、ピリジン、キノリン、
イソキノリンに代表される単環及び多環性の複素芳香環
を意味する。また、置換位置については、特に限定され
ない。さらに、アリール基、複素芳香環基には、 アル
キル基、アルケニル基アリール基であるが、適宜ハロゲ
ン原子、シアノ基、ニトロ基、カルボキシル基、アミノ
基、アシルアミノ基、カルバモイル基、低級アルキル
基、アルコキシカルボニル基、ハロ低級アルキル基、低
級アルキルオキシ基、低級アルキルチオ基、低級アルキ
ニル基等が一つまたは複数置換してもよい。
【0018】(5)上記(1)乃至(3)のいずれかに
記載の置換芳香族化合物の製造方法において、前記式2
から式4のR1,R2は、メチル基、エチル基、クロロメ
チル基、2−クロロメチル基、メトキシカルボニル基、
フェニル基、4−クロロフェニル基、4−メチルフェニ
ル基、4−トリフルオロフェニル基、4−メトキシカル
ボニルフェニル基、ナフチル基であり、Arはベンゼ
ン、トルエン、エチルベンゼン、キシレン、メトキシベ
ンゼン、ブロモベンゼン、チオフェン、ナフタレンであ
ることを特徴とする置換芳香族化合物の製造方法。メチ
ル基、エチル基、フェニル基であり、前記Arは、フェ
ニル基であることを特徴とする置換芳香族化合物の製造
方法である。
【0019】(6)上記式1で表されるけい素化合物の
存在下、インジム化合物を触媒として、上記式2で表さ
れるケトンまたはアルデヒド、または上記式3で表され
るアセタールまたはケタールと、芳香族化合物を反応さ
せることを特徴とする、上記式4で表される置換芳香族
化合物の製造方法である。
【0020】(7)上記(6)に記載の置換芳香族化合
物の製造方法において、前記インジウム化合物は、トリ
ス(トリフルオロ酢酸)インジウムまたはハロゲン化イ
ンジウムまたはインジウム金属またはインジウム酸化物
であることを特徴とする置換芳香族化合物の製造方法で
ある。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の置換芳香族化合物
の製造方法について説明する。
【0022】上述したように、本発明の置換芳香族化合
物の製造方法は、式1で表されるけい素化合物の存在
下、ルイス酸を触媒として、式2で表されるケトンまた
はアルデヒド、または式3で表されるアセタールまたは
ケタールと、芳香族化合物を反応させることを特徴とす
る、式4で表される置換芳香族化合物の製造方法であ
る。
【0023】
【化7】 (式中、R及びR′、R″は、置換されてもよいフェニ
ル基、低級アルキル基、塩素原子を意味し、それぞれ同
一であっても同一でなくてもよい。)
【化8】 (式中、R1は、置換されてもよい低級アルキル基、低
級アルケニル基または芳香環基を意味し、R2は、水素
原子または置換されてもよい低級アルキル基、低級アル
ケニル基または芳香環基を意味する。また、R1または
2は、単結合で結びつき環を形成してもよい。但し、
2は、R1が水素原子の場合には芳香環基であり、R1
が水素以外の場合には置換されてもよい低級アルキル
基、低級アルケニル基または芳香環基である。)
【化9】 (式中、R1は、置換されてもよい低級アルキル基、低
級アルケニル基または芳香環基を意味し、R2は、水素
原子または置換されてもよい低級アルキル基、低級アル
ケニル基または芳香環基を意味する。また、R1または
2は、単結合で結びつき環を形成してもよい。また、
2つのR3は相互に単結合で結びつき環を形成してもよ
い。)
【化10】 (式中、R1は、置換されてもよい低級アルキル基、低
級アルケニル基または芳香環基を意味し、R2は、水素
原子または置換されてもよい低級アルキル基、低級アル
ケニル基または芳香環基を意味する。また、Arは、置
換されてもよい芳香環を意味する。)すなわち、以下に
示す式のように反応し、置換芳香族化合物が得られる。
【化11】
【0024】更に、本発明の製造方法について詳説す
る。
【0025】<けい素化合物>けい素化合物は、本発明
においてフリーデル−クラフツ反応の還元剤として作用
する。
【0026】けい素化合物は、具体的には上記式1に示
す化合物であり、好ましくは上記式1のR、R′、R″
が、ハロゲン原子、シアン基、ニトロ基、カルボキシル
基、アミノ基、アシルアミノ基、カルバモイル基、低級
アルキル基、アルコキシカルボニル基、ハロ低級アルキ
ル基、低級アルキルオキシ基、低級アルキルチオ基、低
級アルキニル基が1つまたは複数置換されたフェニル基
であり、より好ましくはジメチルクロロシラン(Me2
SiClH)、ジクロロメチルシラン(MeSiCl2
H)、トリメチルシラン(Me3SiH)、ジエチルク
ロロシラン(Et2SiClH)、ジクロロエチルシラ
ン(EtSiCl2H)またはトリエチルシラン(Et3
SiH)の少なくとも1つである。けい素化合物は、至
適にはジメチルクロロシラン(Me2SiClH)であ
る。
【0027】上記けい素化合物を用いることにより、
本反応を非常に温和な条件下で進行させるという効果が
ある。
【0028】また、上記けい素化合物は、反応させるケ
トン類またはアルデヒド類、芳香族化合物と等量または
それ以上であることが好ましく、より好ましくは1:1
〜1:1.5である。
【0029】<ルイス酸>本発明の製造方法で用いるル
イス酸又は、インジウム化合物であり、より好ましくは
トリス(トリフルオロ酢酸)インジウム(In(OT
f)3)またはハロゲン化インジウムまたはハロゲン化
アルミニウム、またIn金属も効果が高い。
【0030】ハロゲン化インジウムとしては、例えばI
nCl3、InCl3・4H2O、、InBr3、In
3、InF3、が挙げられる。なお、InCl3・4H2
O(水和物)は、InCl3よりも僅かに置換芳香族化
合物の収率が高いが、InCl3を用いて水和物の水和
等量の水を反応系内に添加した場合には、置換芳香族化
合物の収率が低下してしまう。
【0031】また、ハロゲン化アルミニウムとしては、
例えばAlCl3、AlBr3、AlI3が挙げられる。
【0032】また、ルイス酸としてハロゲン化インジウ
ムを用いる場合には、ルイス酸、芳香族化合物、けい素
化合物の順に添加し、これらの混合物に、アミド類また
はケトン類を添加させることが好ましいが、これに限る
ものではなく、これらの添加順序に関係なく、安定的な
収率で置換芳香族化合物を得ることができる。一方、ル
イス酸としてハロゲン化アルミニウムを用いる場合に
は、ルイス酸、芳香族化合物、アミド類またはケトン類
の順に添加し、これらの混合物に、けい素化合物を添加
することが好ましい。例えば、ルイス酸と芳香族化合物
とけい素化合物の混合物に、アミド類またはケトン類を
添加した場合には、置換芳香族化合物の収率が低下す
る。
【0033】また、本発明の製造方法では、触媒量のル
イス酸で還元的フリーデル−クラフツ反応を行うことが
でき、例えば反応させるケトン類またはアルデヒド類、
芳香族化合物の1モルに対して、0.001〜0.3モ
ル、好ましくは0.01〜0.2モルである。
【0034】<ケトン類およびアルデヒド類>本発明の
還元的フリーデル−クラフツ反応は、従来芳香族化合物
と反応しなかった脂肪族ケトン類および芳香族ケトン
類、および芳香族アルデヒドを用いることができる。よ
り具体的には、上記式2で表されるケトンまたはアルデ
ヒド、または上記式3で表されるアセタールまたはケタ
ールを用いることができる。
【0035】芳香族化合物は、ケトン類、アルデヒド類
に対して等量以上反応系に存在することが好ましい。
【0036】好ましくは、上記式2、式3のR1、R2
低級アルキル基が、炭素数1から6の直鎖および分岐状
のアルキル基であり、また上記式2から式3のR1、R2
の低級アルケニル基が、炭素数2から6の直鎖および分
岐状のアルケニル基であり、更に上記式2、式3の
1、R2の芳香環基が、アリール基または複素芳香環基
である。また、上記アリール基は、フェニル基、ナフチ
ル基等に代表される単環および多環性のアリール基であ
り、上記複素芳香環基は、フリル基、チエニル基、ピロ
リル基、ピリジル基、ベンゾフリル基、キノリル基、イ
ソキノリル基、インドリン基、ベンゾチエニル基を含
み、更にナフタレン、フラン、チオフェン、ピロール、
ピリジン、キノリン、イソキノリンに代表される単環及
び多環性の複素芳香環基を含む。また、その置換位置に
ついては、特に規制するものではない。
【0037】また、上記式2、式3のR1、R2の低級ア
ルキル基、低級アルケニル基または芳香環基は、ハロゲ
ン原子、シアノ基、ニトロ基、カルボキシル基、アミノ
基、アシルアミノ基、カルバモイル基、低級アルキル
基、アルコキシカルボニル基、ハロ低級アルキル基、低
級アルキルオキシ基、低級アルキルチオ基、低級アルキ
ニル基等が一つまたは複数置換されていてもよい。
【0038】上記式3のR3の低級アルキル基は、好ま
しくは炭素数1から6の直鎖および分岐状のアルキル基
であり、より好ましくは炭素数1から3である。また、
2つのR3は、単結合で結びつき環を形成してもよい。
【0039】更に、上記芳香環基、複素芳香環基は、ハ
ロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、カルボキシル基、ア
ミノ基、アシルアミノ基、カルバモイル基、低級アルキ
ル基、アルコキシカルボニル基、ハロ低級アルキル基、
低級アルキルオキシ基、低級アルキルチオ基、低級アル
キニル基等が一つまたは複数置換されていてもよい。
【0040】特に、上記式2から式4のR1,R2は、メ
チル基、エチル基、フェニル基であり、上記Arは、フ
ェニル基であることが至適である。
【0041】<芳香族化合物>芳香族炭化水素化合物で
あれば、いかなる化合物でも反応可能であるが、例えば
ベンゼン、トルエン、メトキシベンゼン、ブロモベンゼ
ン、チオフェン、エチルベンゼン、o,p−ジメチルベ
ンゼン、クロロベンゼン、ヨードベンゼン、フルオロベ
ンゼン、ニトロベンゼン、キシレン、ジメトキシベンゼ
ン、安息香酸エステル、シアノベンゼン、フラン等が挙
げられる。
【0042】通常、フリーデル−クラフツ反応におい
て、反応可能な芳香族化合物は、活性の高い電子供与基
を有する芳香族化合物から官能基を有しないベンゼンま
でとされていた。しかしながら、本発明の方法によれ
ば、ベンゼンよりも活性の低い電子吸引基を有するハロ
ゲン化芳香族化合物でも反応可能である点が特徴的であ
る。
【0043】<溶媒>ジクロロエタン、n−ヘキサン、
二硫化炭素、アセトニトリル、ジエチルエーテル、テト
ラヒドロフラン、ジクロロメタン、酢酸エチル等反応に
慣用しないものや、ベンゼン、トルエン、ブロモベンゼ
ンなど反応に使用する芳香族化合物等が挙げられる。
【0044】溶媒の添加量は、反応させるケトン類また
はアルデヒド類、、芳香族化合物の種類によって異なる
が、通常これら原料の総量に対して、3重量倍から50
重量倍が好ましく、5重量倍〜20重量倍が好ましい。
特に、アルデヒド類と芳香族化合物の反応の場合には、
ケトン類と芳香族化合物との反応に比べ、発熱量が多い
ため、多めに溶媒を添加することが好ましい。
【0045】<置換芳香族化合物製造の反応温度および
反応時間>一般に本発明の製造方法の場合には、従来の
反応温度に比べ低温で反応を行うことが可能であり、反
応させるケトン類またはアルデヒド類、芳香族化合物に
よって多少異なるが、例えば反応温度は室温(25℃)
〜100℃、反応時間は45分〜15時間が好ましく、
また25℃〜60℃、1時間〜3時間がより好ましい。
【0046】<置換芳香族化合物>本発明の製造方法に
より得られる置換芳香族化合物は、上記式4で表される
置換芳香族化合物であり、以下の通りである。
【0047】好ましくは、上記式4のR1、R2の低級ア
ルキル基が、炭素数1から6の直鎖および分岐状のアル
キル基であり、また上記式4のR1、R2の低級アルケニ
ル基が、炭素数2から6の直鎖および分岐状のアルケニ
ル基であり、更に上記式4のR1、R2の芳香環基が、ア
リール基または複素芳香環基である。また、上記アリー
ル基は、フェニル基、ナフチル基等に代表される単環お
よび多環性のアリール基であり、上記複素芳香環基は、
フリル基、チエニル基、ピロリル基、ピリジル基、ベン
ゾフリル基、キノリル基、イソキノリル基、インドリン
基、ベンゾチエニル基を含み、更にナフタレン、フラ
ン、チオフェン、ピロール、ピリジン、キノリン、イソ
キノリンに代表される単環及び多環性の複素芳香環基を
含む。また、その置換位置については、特に規制するも
のではない。
【0048】また、上記式4のR1、R2の低級アルキル
基、低級アルケニル基または芳香環基は、ハロゲン原
子、シアノ基、ニトロ基、カルボキシル基、アミノ基、
アシルアミノ基、カルバモイル基、低級アルキル基、ア
ルコキシカルボニル基、ハロ低級アルキル基、低級アル
キルオキシ基、低級アルキルチオ基、低級アルキニル基
等が一つまたは複数置換されていてもよい。
【0049】上記式4のArは、アリール基または複素
芳香環基であり、前記アリール基は、フェニル基、ナフ
チル基等に代表される単環および多環性のアリール基で
あり、上記複素芳香環基は、フリル基、チエニル基、ピ
ロリル基、ピリジル基、オキサゾリル基、チアゾリル
基、イソオキサゾリル基、イソチアゾリル基、イミダゾ
リル基、ピラゾリル基、ベンゾフリル基、キノリル基、
イソキノリル基、インドリン基、ベンゾチエニル基を含
み、更にナフタレン、フラン、チオフェン、ピロール、
オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、イソチ
アゾール、イミダゾール、ピラゾール、ピリジン、キノ
リン、イソキノリンに代表される単環及び多環性の複素
芳香環基を含む。また、その置換位置については、特に
規制するものではない。
【0050】更に、上記芳香環基、複素芳香環基は、ハ
ロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、カルボキシル基、ア
ミノ基、アシルアミノ基、カルバモイル基、低級アルキ
ル基、アルコキシカルボニル基、ハロ低級アルキル基、
低級アルキルオキシ基、低級アルキルチオ基、低級アル
キニル基等が一つまたは複数置換されていてもよい。
【0051】特に、上記式4のR1,R2は、メチル基、
エチル基、フェニル基であり、上記Arは、フェニル基
であることが至適である。
【0052】更に、本発明の好ましい他の実施態様を以
下に示す。
【0053】請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
置換芳香族化合物の製造方法において、前記式2から式
4のR1,R2は、メチル基、エチル基、フェニル基であ
り、前記Arは、フェニル基であることを特徴とする置
換芳香族化合物の製造方法である。
【0054】
【実施例】次に、実施例及び比較例を挙げて、本発明を
具体的に説明する。 実施例1〜27、比較例1 <実施例1>ジフェニルメタンの生成 窒素雰囲気下インジウムクロライド44mg(0.2m
mol)を加え、溶媒としてベンゼン20mlを加え
た。次いでジメチルクロロシラン390mg(4mmo
l)を加えた後、ベンズアルデヒド410mg(4mm
ol)を加え、60℃で1時間攪拌を行った。ガスクロ
マトグラフィーで原料の消失を確認した後、反応液にジ
エチルエーテル40mlと水50mlを加え、分液し
た。得られた有機層からガスクロマトグラフィーの内部
標準法による計算で目的物であるジフェニルメタンを収
率73%で得た。
【0055】なお、以下の実施例に関しての収率の算出
は、芳香族がベンゼンおよびトルエン(カルボニルがベ
ンズアルデヒド、アセトフェノン、シクロヘキサノン)
の場合は、ガスクロマトグラフィーで行い、それ以外は
濃縮して1H−NMRにて算出した。
【0056】また、化合物の単離同定については、上記
エーテル層を濃縮した後、シリカゲルクロマトグラフィ
ーにて不純物を除去した後、再結晶もしくは減圧蒸留に
て生成物を得た。
【0057】なお、インジウム触媒の量をケトンに対し
て、0.2倍モルとした場合、次のけい素化合物に対し
て、上記生成物は、以下のような収率になった。
【0058】ジクロロメチルシラン(MeSiCl
2H):収率48% 生成物;1 H−NMR(δppm、CDCl3、270MHz):
3.95(s,2H)、7.18−7.33(m,ar
oma,10H)13 C−NMR(δppm、CDCl3、67.9MH
z):41.91,125.97,128.85,14
1.02 以下、実施例2〜23は、上記実施例1に準じて、それ
ぞれ表1および表2に示すケトン類またはアルデヒド
類、芳香族化合物を用いて還元的フリーデル・クラフツ
反応を行い、表1および表2に示す生成物を生成した。
各生成物は、NMR等により同定した。以下に、各生成
物のNMR測定値等を示す。
【表1】
【表2】
【0059】<実施例2>(メチルフェニル)フェニル
メタン(o−,p−混合物)の生成 ベンズアルデヒド(5.0mmol)とジメチルクロロ
シラン(5.0mmol)をインジウム(III)クロラ
イド(1.0mmol)存在下でトルエン(5mL)中
で反応を行った。蒸留後、無色の液体として上記生成物
(0.99g、収率95%)を得た。
【0060】生成物; 沸点(bp):85℃/1mmHg1 H−NMR(δppm、CDCl3、270MHz):
2.24(s,3H、o−)、2.31(s,3H、p
−)、3.94(s,2H、o−)、3.98(s,2
H、p−)、6.97−7.30(m,aroma,9
H)13 C−NMR(δppm、CDCl3、67.9MH
z):19.64,20.98,39.44,41.5
2,125.90,125.97,126.43,12
8.37,128.42,128.74,128.8
0,128.86,129.14,129.95,13
0.27,135.52,138.07 IR:(cm-1):3058,3023,2915,2
857,1454,1380 MS(EI,70eV):182(M+,80)、16
7(M+−Me,100)、91(8.6)、77
(4.0) HRMS(EI,70eV): 計算値(C1414として):182.1095 実測値:182.1094 なお、実施例2の反応において、ジメチルクロロシラン
の代わりにトリメチルシラン(Me3SiH)を用い、
インジウム触媒量をベンズアルデヒドに対して0.2モ
ル倍とした場合、110℃、1時間の反応で、生成物の
収率は88%(o−,p−混合物)であった。
【0061】<実施例3>(メトキシフェニル)フェニ
ルメタン(o−,p−混合物)の生成 ベンズアルデヒド(10.0mmol)とジメチルクロ
ロシラン(10.0mmol)をインジウム(III)ク
ロライド(2.0mmol)存在下でアニソール(10
mL)中で反応を行った。蒸留後、無色の液体として上
記生成物(0.58g、収率29%)を得た。
【0062】生成物; 沸点(bp):100℃/1mmHg1 H−NMR(δppm、CDCl3、270MHz):
3.76(s,3H、p−)、3.80(s,3H、o
−)、3.91(s,2H、p−)、3.97(s,2
H、o−)、6.80−7.21(m,aroma,9
H)13 C−NMR(δppm、CDCl3、67.9MH
z):35.84,41.02,55.23,113.
87,120.46,125.73,125.96,1
27.38,128.22,128.40,128.4
8,128.78,128.94,129.65,12
9.84,130.17,130.30,133.2
5,141.01,141.56,151.06,15
7.97 IR:(cm-1):2962,2834,1245,1
033 MS(EI,70eV):198(M+,100)、1
83(M+−Me,32)、167(M+−OMe,3
2)、121(M+−Ph,7.6)、91(23)、
77(5.1) HRMS(EI,70eV): 計算値(C1414Oとして):198.1045 実測値:198.1065
【0063】<実施例4>(ブロモフェニル)フェニル
メタン(o−,p−混合物)の生成 ベンズアルデヒド(10.0mmol)とジメチルクロ
ロシラン(10.0mmol)をインジウム(III)ク
ロライド(2.0mmol)存在下でブロモベンゼン
(10mL)中で反応を行った。蒸留後、無色の液体と
して上記生成物(2.3g、収率93%)を得た。
【0064】生成物; 沸点(bp):110℃/1mmHg1 H−NMR(δppm、CDCl3、270MHz):
3.92(s,2H、p−)、4.11(s,2H、o
−)、7.03−8.12(m,aroma,9H)13 C−NMR(δppm、CDCl3、67.9MH
z):41.26,41.59,119.91,12
4.87,126.26,127.41,127.8
4,128.43,128.52,128.81,12
8.97,130.62,131.05,131.4
7,132.80,139.43,140.05,14
0.34,140.38 IR:(cm-1):2927(CH3) MS(EI,70eV):249(M+2,6.0)、
247(M+,7.7)、167(M+−Br,10
0)、91(4.2)、77(5.1) HRMS(EI,70eV): 計算値(C1311Brとして):246.0045 実測値:246.0046
【0065】<実施例5>(2,5−ジメチルフェニ
ル)フェニルメタン(o−,p−混合物)の生成 ベンズアルデヒド(5.0mmol)とジメチルクロロ
シラン(5.0mmol)をインジウム(III)クロラ
イド(1.0mmol)存在下でp−キシレン(5m
L)中で反応を行った。蒸留後、無色の液体として上記
生成物(0.53g、収率52%)を得た。
【0066】生成物; 沸点(bp):85℃/1mmHg1 H−NMR(δppm、CDCl3、270MHz):
2.19(s,3H)、2.28(s,3H)、3.9
4(s,2H)、6.92−8.13(m,arom
a,9H)13 C−NMR(δppm、CDCl3、67.9MH
z):19.17,20.95,39.41,125.
83,127.09,128.34,128.69,1
30.17,130.77,133.43,133.6
9,135.35,140.55 IR:(cm-1):2965,2861,1450,1
376,883,809,725,698 MS(EI,70eV):196(M+,84)、18
1(M+−Me,100)、166(M+−Br,1
1)、91(9.9)、77(5.7) HRMS(EI,70eV): 計算値(C1516として):196.1252 実測値:196.1236
【0067】<実施例6>(p−クロロフェニル)フェ
ニルメタンの生成 p−クロロベンズアルデヒド(5.0mmol)とジメ
チルクロロシラン(5.0mmol)をインジウム(II
I)クロライド(1.0mmol)存在下でベンゼン
(5mL)中で反応を行った。蒸留後、無色の液体とし
て上記生成物(0.50g、収率50%)を得た。
【0068】生成物; 沸点(bp):95℃/1mmHg1 H−NMR(δppm、CDCl3、270MHz):
3.94(s,2H)、7.09−7.31(m,ar
oma,9H)13 C−NMR(δppm、CDCl3、67.9MH
z):41.22,126.26,128.54,12
8.83,130.22,131.87,139.5
7,140.52 IR:(cm-1):2911,2842,844,74
4,698 MS(EI,70eV):204(M+2,17)、2
02(M+,49)、167(M+−Cl,100)、9
1(4.0) HRMS(EI,70eV): 計算値(C1311Clとして):202.0549 実測値:202.0542
【0069】<実施例7>(p−ジメチルフェニル)フ
ェニルメタンの生成 p−メチルベンズアルデヒド(5.0mmol)とジメ
チルクロロシラン(5.0mmol)をインジウム(II
I)クロライド(1.0mmol)存在下でベンゼン
(5mL)中で反応を行った。蒸留後、無色の液体とし
て上記生成物(0.38g、収率40%)を得た。
【0070】生成物; 沸点(bp):70℃/1mmHg1 H−NMR(δppm、CDCl3、270MHz):
2.30(s,3H)、3.93(s,2H)、7.0
8−7.29(m,aroma,9H)13 C−NMR(δppm、CDCl3、67.9MH
z):20.98,41.51,125.96,12
8.80,128.86,129.14,130.2
4,135.52,138.06,141.41 IR:(cm-1):2962,1450,802 MS(EI,70eV):182(M+,84)、16
7(M+−Me,100)、91(9.2)、77
(5.8) HRMS(EI,70eV): 計算値(C1414として):182.1095 実測値:182.1085
【0071】<実施例8>(p−アセトキシフェニル)
フェニルメタンの生成 p−アセトキシベンズアルデヒド(5.0mmol)と
ジメチルクロロシラン(5.0mmol)をインジウム
(III)クロライド(1.0mmol)存在下でベンゼ
ン(5mL)中で反応を行った。蒸留後、無色の液体と
して上記生成物(0.56g、収率49%)を得た。
【0072】生成物;1 H−NMR(δppm、CDCl3、270MHz):
3.91(s,3H)、4.61(s,2H)、7.4
6(d,J=8.1Hz、2H)、8.03(d,J=
8.1Hz、2H)13 C−NMR(δppm、CDCl3、67.9MH
z):45.31,52.14,128.42,13
0.08,142.18,166.51
【0073】<実施例9>(p−トリフルオロメチルシ
フェニル)フェニルメタンの生成 p−トリフルオロメチルベンズアルデヒド(5.0mm
ol)とジメチルクロロシラン(5.0mmol)をイ
ンジウム(III)クロライド(1.0mmol)存在下
でベンゼン(5mL)中で反応を行った。蒸留後、無色
の液体として上記生成物(0.37g、収率31%)を
得た。
【0074】生成物;1 H−NMR(δppm、CDCl3、270MHz):
4.03(s,2H)、7.16−7.64(m,ar
oma,9H)13 C−NMR(δppm、CDCl3、67.9MH
z):41.70,71.65,122.29,12
5.30,125.41,126.30,127.6
1,128.65,128.81,128.92,12
9.17,139.95,145.18
【0075】<実施例10>フェニルナフチルメタン
(o−,p−混合物)の生成 ホルミルナフタレン(5.0mmol)とジメチルクロ
ロシラン(5.0mmol)をインジウム(III)クロ
ライド(1.0mmol)存在下でトルエン(5mL)
中で反応を行った。蒸留後、無色の液体として上記生成
物(0.23g、収率22%)を得た。
【0076】生成物;1 H−NMR(δppm、CDCl3、270MHz):
2.30(s,3H,o−)、2.32(s,3H,p
−)、4.40(s,2H,p−)、5.65(s,2
H,o−)、6.92−8.01(m,aroma,1
1H)13 C−NMR(δppm、CDCl3、67.9MH
z):19.61(o−),20.98(p−),3
6.17(o−),38.60,(p−)123.6
2,137.52
【0077】<実施例11>フェニルチオフェニルメタ
ンの生成 ベンズアルデヒド(5.0mmol)とジメチルクロロ
シラン(5.0mmol)とチオフェン(10.0mm
ol)をインジウム(III)クロライド(1.0mmo
l)存在下でシクロヘキサン(25mL)中で反応を行
った。シリカゲルカラム・クロマトグラフィー(ヘキサ
ン/エチルエーテル=10/1)および蒸留後、無色の
液体として上記生成物(0.14g、収率30%)を得
た。
【0078】生成物; 沸点(bp):90℃/1mmHg1 H−NMR(δppm、CDCl3、270MHz):
3.98(s,2H)、4.15(s,2H)、6.7
9−7.30(m,8H)13 C−NMR(δppm、CDCl3、67.9MH
z):36.00,36.49,121.21,12
3.91,125.58,126.13,126.4
5,126.78,128.45,128.51,12
8.55 IR:(cm-1):2900,2839,764,69
4 MS(EI,70eV):176(M+2,5.7)、
174(M+,100)、97(M+−Ph,34)、9
1(4.2)、77(2.5) HRMS(EI,70eV): 計算値(C1110Sとして):174.05 実測値:174.0506
【0079】<実施例12>1−(メチルフェニル)−
1−フェニルメタン(o−,p−混合物)の生成 アセトフェノン(5.0mmol)とジメチルクロロシ
ラン(5.0mmol)をインジウム(III)クロライ
ド(1.0mmol)存在下でトルエン(5mL)中で
反応を行った。蒸留後、無色の液体として上記生成物
(0.54g、収率55%)を得た。
【0080】生成物; 沸点(bp):70℃/1mmHg1 H−NMR(δppm、CDCl3、270MHz):
1.61(d,J=7.3Hz,3H,p−)、2.2
2(s,3H,o−)、2.29(s,3H,p−)、
4.10(q,J=7.32Hz,1H,p−)、4.
30(q,J=7.33Hz,1H,o−)、7.09
−7.29(m,aroma,9H)13 C−NMR(δppm、CDCl3、67.9MH
z):19.72,20.95,21.90,22.0
8,40.99,44.35,125.79,125.
91,126.06,126.64,127.47,1
27.55,127.65,128.31,129.0
3,130.37,135.45,143.39,14
6.59 IR:(cm-1):2965,2873,1450,1
373,1600,821,767,721,698 MS(EI,70eV):196(M+,45)、18
1(M+−Me,100)、166(M+−2Me,2
7)、91(2.8)、77(4.7) HRMS(EI,70eV): 計算値(C1516として):196.1252 実測値:196.1252 なお、実施例12において、インジウム触媒の量をケト
ンに対して0.2モル倍として場合、110℃、2時間
の反応で収率51%の目的物を得た。
【0081】<実施例13>1,1−ジフェニルメタン
の生成 アセトフェノン(5.0mmol)とジメチルクロロシ
ラン(5.0mmol)をインジウム(III)クロライ
ド(1.0mmol)存在下でベンゼン(5mL)中で
反応を行った。蒸留後、無色の液体として上記生成物
(0.50g、収率55%)を得た。
【0082】生成物; 沸点(bp):70℃/1mmHg1 H−NMR(δppm、CDCl3、270MHz):
1.64(d,J=7.3Hz,3H)、4.12
(q,J=7.3Hz,1H)、7.15−7.31
(m,aroma,10H)13 C−NMR(δppm、CDCl3、67.9MH
z):21.84,44.76,126.00,12
7.61,128.34,146.35 IR:(cm-1):2965,2873,1450,1
373,1600,1025,728,698 MS(EI,70eV):182(M+,39)、16
7(M+−Me,100)、77(5.6) HRMS(EI,70eV): 計算値(C1414として):182.1095 実測値:182.1093
【0083】<実施例14>1−(エチルフェニル)−
1−フェニルメタンの生成 アセトフェノン(10.0mmol)とジメチルクロロ
シラン(10.0mmol)をインジウム(III)クロ
ライド(2.0mmol)存在下でエチルベンゼン(1
0mL)中で反応を行った。蒸留後、無色の液体として
上記生成物(1.74g、収率83%)を得た。
【0084】生成物; 沸点(bp):85℃/1mmHg1 H−NMR(δppm、CDCl3、270MHz):
1.21(t,J=7.3Hz,3H)、1.61
(d,J=7.3Hz,3H)、2.60(q,J=
7.3Hz,2H)、4.11(q,J=7.2Hz,
1H)、7.08−7.29(m,aroma,9H)13 C−NMR(δppm、CDCl3、67.9MH
z):15.50,21.92,25.57,44.4
1,125.91,127.49,127.79,12
8.30,141.80,143.59,146.60 IR:(cm-1):2965,2873 MS(EI,70eV):210(M+,57)、19
5(M+−Me,100)、181(M+−Et,2
0)、105(M+−p−EtC64,7.2)、91
(7.1)、77(5.7) HRMS(EI,70eV): 計算値(C1618として):210.1408 実測値:210.1393
【0085】<実施例15>1−クロロ−2−(2,5
−ジメチルフェニル)−2−フェニルメタンの生成 フェナシルクロリド(5.0mmol)とジメチルクロ
ロシラン(5.0mmol)をインジウム(III)クロ
ライド(1.0mmol)存在下でベンゼン(25m
L)中で反応を行った。クロマトグラフィー(ヘキサン
/エチルエーテル=10/1)および蒸留後、白色固体
として上記生成物(1.02g、収率83%)を得た。
【0086】生成物;1 H−NMR(δppm、CDCl3、270MHz):
2.22(s,3H)、2.32(s,3H)、4.0
2(d,J=7.8Hz,2H)、4.48(t,J=
7.8Hz,1H)、6.95−7.32(m,aro
ma,8H)13 C−NMR(δppm、CDCl3、67.9MH
z):19.28,21.25,47.22,49.4
8,126.86,127.13,127.57,12
8.35,128.52,130.71,133.3
7,135.43,138.88,140.96
【0087】<実施例16>1−クロロ−2−(p−ク
ロロフェニル)−2−(メチルフェニル)エタン(o
−,p−混合物)の生成 2,4’−ジクロロアセトフェノン(5.0mmol)
とジメチルクロロシラン(5.0mmol)をインジウ
ム(III)クロライド(1.0mmol)存在下でトル
エン(25mL)中で反応を行った。クロマトグラフィ
ー(ヘキサン/エチルエーテル=10/1)および蒸留
後、無色の液体として上記生成物(0.56g、収率4
2%)を得た。
【0088】生成物; 沸点(bp):120℃/1mmHg1 H−NMR(δppm、CDCl3、270MHz):
2.25(s,3H,o−)、2.31(s,3H,p
−)、4.00(d,J=7.3Hz,2H)、4.2
7(t,J=7.3Hz,1H,p−)、4.48
(t,J=7.6Hz,1H,o−)、7.07−7.
30(m,aroma,8H)13 C−NMR(δppm、CDCl3、67.9MH
z):19.69,21.02,41.51,46.9
2,47.01,48.95,52.58,55.1
1,126.25,126.35,127.15,12
7.56,127.74,128.03,128.3
1,128.37,128.64,128.77,12
8.83,129.07,129.13,129.1
8,129.22,129.26,129.38,12
9.47,129.76,130.98,132.1
6,136.94,137.89,139.92 IR:(cm-1):2958,2865,1446 MS(EI,70eV):266(M+2,6.4)、
264(M+,10)、228(M+−Cl,2.8)、
215(M+−Me−Cl,100)、76(C64
2.1) HRMS(EI,70eV): 計算値(C1514Cl2として):264.0473 実測値:264.0453
【0089】<実施例17>1−クロロ−3−(p−ク
ロロフェニル)−3−フェニルプロパンの生成 3,4’−ジクロロプロピオフェノン(4.0mmo
l)とジメチルクロロシラン(4.0mmol)をイン
ジウム(III)クロライド(0.8mmol)存在下で
ベンゼン(20mL)中で反応を行った。クロマトグラ
フィー(ヘキサン/エチルエーテル=10/1)および
蒸留後、無色の液体として上記生成物(0.44g、収
率41%)を得た。
【0090】生成物; 沸点(bp):125℃/1mmHg1 H−NMR(δppm、CDCl3、270MHz):
2.45(dt,J=7.3,6.8Hz,2H)、
3.43(t,J=6.59Hz,2H)、3.89
(t,J=7.57Hz,1H)、4.20(t,J=
7.57Hz,1H)、7.15−7.32(m,ar
oma,9H)13 C−NMR(δppm、CDCl3、67.9MH
z):33.96,37.18,37.95,42.9
3,47.15,49.96,125.88,126.
38,126.73,127.76,128.37,1
28.58,128.73,129.19,132.2
8,142.06,142.93
【0091】<実施例18>1−クロロ−3−(メチル
フェニル)−3−フェニルプロパン(o−,p−混合
物)の生成 3−クロロプロピオフェノン(4.0mmol)とジメ
チルクロロシラン(4.0mmol)をインジウム(II
I)クロライド(0.8mmol)存在下でトルエン
(20mL)中で反応を行った。クロマトグラフィー
(ヘキサン/エチルエーテル=10/1)および蒸留
後、白色固体として上記生成物(0.50g、収率51
%)を得た。
【0092】生成物; 沸点(bp):100℃/1mmHg1 H−NMR(δppm、CDCl3、270MHz):
2.29(s,3H)、2.46(q,J=6.8H
z,2H)、3.43(t,J=6.6Hz,2H)、
4.16(t,J=7.6Hz,1H,p−)、7.0
7−7.30(m,aroma,9H)13 C−NMR(δppm、CDCl3、67.9MH
z):19.84,20.96,38.19,38.5
0,43.23,43.43,47.48,126.3
2,126.40,127.70,127.77,12
8.12,128.49,128.56,129.2
9,130.75,135.99,140.46,14
3.79 MS(EI,70eV):246(M+,2,17)、
244(M+,6.2)、181(M+−CH2CH2
l,100)、166(M+−PhCH264Me,2
0) HRMS(EI,70eV): 計算値(C1517Clとして):244.1019 実測値:244.1006
【0093】<実施例19>1−(p−クロロフェニ
ル)−1−フェニルエタンの生成 p−クロロアセトフェノン(10.0mmol)とジメ
チルクロロシラン(10.0mmol)をインジウム
(III)クロライド(0.8mmol)存在下でベンゼ
ン(10mL)中で反応を行った。蒸留後、無色の液体
として上記生成物(1.53g、収率71%)を得た。
【0094】生成物; 沸点(bp):100℃/1mmHg1 H−NMR(δppm、CDCl3、270MHz):
1.60(d,J=7.3Hz,3H)、4.11
(q,J=7.3Hz,1H,)、7.11−7.30
(m,aroma,9H)13 C−NMR(δppm、CDCl3、67.9MH
z):21.76、44.16,126.22,12
7.52,128.45,128.97,131.1
3,144.86,145.79 IR:(cm-1):2969,833 MS(EI,70eV):218(M+2,20)、2
16(M+,53)、201(M+−Me,100)、1
66(M+−Cl−Me,45)、103(M+−PhC
2Me,9.5)、77(7.5) HRMS(EI,70eV): 計算値(C1413Clとして):216.0706 実測値:216.0730、216.0708 元素分析値:(C1413Clとして216.070
6): 計算値(%) C:77.59、H:6.05、Cl:
16.36 実測値(%) C:77.21、H:6.09、Cl:
16.34
【0095】<実施例20>イソプロピルメチルベンゼ
ンの生成 ジメチルケトン(4.0mmol)とジメチルクロロシ
ラン(4.0mmol)をインジウム(III)クロライ
ド(0.8mmol)存在下でトルエン(20mL)中
で反応を行った。クロマトグラフィー(ヘキサン/エチ
ルエーテル=10/1)および蒸留後、白色固体として
上記生成物(0.23g、収率42%)を得た。
【0096】生成物;1 H−NMR(δppm、CDCl3、270MHz):
1.22(d,6H,o−)、1.23(d,6H,p
−)、2.32(s,3H,o−)、2.30(s,3
H,p−)、3.12(m,1H,o−)、2.86
(m,1H,p−)、7.05−7.25(m,aro
ma,4H,o−)、7.17−7.25(m,aro
ma,4H,p−)13 C−NMR(δppm、CDCl3、67.9MH
z):19.27(o−),20.93(p−),2
3.19(o−),24.09(p−),29.21
(o−),33.70(p−),124.61(o
−),125.43(o−),126.13(o−),
126.22(p−),128.94(p−),13
0.12(o−),134.8(o−),135.06
(p−),145.82(p−),146.71(o
−)
【0097】<実施例21>シクロヘキシルメチルベン
ゼン(o−,p−混合物)の生成 シクロヘキサノン(5.0mmol)とジメチルクロロ
シラン(5.0mmol)をインジウム(III)クロラ
イド(1.0mmol)存在下でトルエン(25mL)
中で反応を行った。蒸留後、無色の液体として上記生成
物(0.80g、収率92%)を得た。
【0098】生成物; 沸点(bp):60℃/1mmHg1 H−NMR(δppm、CDCl3、270MHz):
1.31−1.39(m,シクロヘキシル,5H)、
1.84(m,シクロヘキシル,5H)、2.31
(s,3H,p−)、2.33(s,3H,o−)、
2.46(m,1H,p−)、2.70(m,1H,o
−)、7.20−7.25(m,aroma,4H)13 C−NMR(δppm、CDCl3、67.9MH
z):19.32,20.95,26.19,26.3
5,26.96,27.19,33.67,34.4
9,34.58,40.14,44.16,44.5
8,123.82,125.36,125.44,12
6.08,126.51,126.68,128.1
7,128.95,130.17,135.16,14
5.15 IR:(cm-1):2923、810、748 MS(EI,70eV):174(M+,39)、15
9(M+−Me,100)、91(2.8) HRMS(EI,70eV): 計算値(C1318として):174.1408 実測値:174.1402
【0099】<実施例22>ジフェニルメタンの生成 ジメトキシメチルベンゼン(5.0mmol)とジメチ
ルクロロシラン(5.0mmol)をインジウム(II
I)クロライド(1.0mmol)存在下でベンゼン
(25mL)中で反応を行った。蒸留後、無色の液体と
して上記生成物(0.50g、収率59%)を得た。
【00100】生成物;実施例1と同様
【0101】<実施例23>1−クロロ−3−(p−ク
ロロフェニル)−3−(メチルフェニル)プロパン(o
−,p−混合物)の生成 3,4’−ジクロロプロピオフェノン(5.0mmo
l)とジメチルクロロシラン(5.0mmol)をイン
ジウム(III)クロライド(1.0mmol)存在下で
トルエン(25mL)中で反応を行った。クロマトグラ
フィー(ヘキサン/エチルエーテル=10/1)および
蒸留後、無色の液体として上記生成物(0.71g、収
率51%)を得た。
【0102】生成物; 沸点(bp):120℃/1mmHg1 H−NMR(δppm、CDCl3、270MHz):
2.26(s,3H,o−)、2.30(s,3H,p
−)、2.42(dt,J=7.2,6.6Hz,2
H)、3.42(t,J=7.5Hz,1H,p−)、
4.41(t,J=7.8Hz,1H,o−)、7.0
9−7.25(m,aroma,8H)13 C−NMR(δppm、CDCl3、67.9MH
z):19.79,20.95,37.98,38.3
0,42.99,46.75,126.64,127.
61,128.68,129.10,129.40,1
29.46,130.88,132.15,136.2
9,139.89,142.34 IR:(cm-1):2954、2924 MS(EI,70eV):280(M+2,9.7)、
278(M+,14)、215(M+−CH2CH2Cl,
100)、165(C64CH264,15) HRMS(EI,70eV): 計算値(C1616Cl2として):278.0629 実測値:278.0630
【0103】<実施例24>メチル−2,2−ジフェニ
ルアセテートの生成 フェニルグリオキシル酸メチルエステル(4.5mmo
l)とジメチルクロロシラン(4.5mmol)をイン
ジウム(III)クロライド(0.9mmol)存在下で
ベンゼン(22mL)中で反応を行った。クロマトグラ
フィー(ヘキサン/エチルエーテル=10/1)および
蒸留後、白色固体として上記生成物(0.40g、収率
39%)を得た。
【0104】生成物; 沸点(bp):100℃/1mmHg1 H−NMR(δppm、CDCl3、270MHz):
3.74(s,3H)、5.04(s,1H)、7.2
4−7.32(m,aroma,10H)13 C−NMR(δppm、CDCl3、67.9MH
z):52.31,56.98,127.27,12
8.57,128.60,138.58 MS(EI,70eV):226(M+,20)、16
7(M+−COOMe,100) HRMS(EI,70eV): 計算値(C15142として):226.0994 実測値:226.0996 元素分析値:(C15142として): 計算値(%) C:79.62、H:6.24 実測値(%) C:79.62、H:6.32
【0105】<実施例25>1−クロロ−3,3−ジフ
ェニルプロパンの生成 3−クロロプロピオフェノン(5.0mmol)とジメ
チルクロロシラン(5.0mmol)をインジウム(II
I)クロライド(1.0mmol)存在下でベンゼン
(25mL)中で反応を行った。クロマトグラフィー
(ヘキサン/エチルエーテル=10/1)および蒸留
後、白色固体として上記生成物(0.62g、収率67
%)を得た。
【0106】生成物; 沸点(bp):100℃/1mmHg1 H−NMR(δppm、CDCl3、270MHz):
2.50(d,J=7.0Hz,2H)、3.45
(t,J=6.6Hz,2H)、4.21(t,J=
7.3Hz,1H)、7.17−7.32(m,aro
ma,10H)13 C−NMR(δppm、CDCl3、67.9MH
z):38.12,43.19,47.85,126.
49,127.83,128.31,128.41,1
28.46,128.60,143.51
【0107】<実施例26>1−クロロ−2−(クロロ
フェニル)2−フェニルエタンの生成 p−クロロフェナシルクロリド(4.0mmol)とジ
メチルクロロシラン(4.0mmol)をインジウム
(III)クロライド(1.0mmol)存在下でベンゼ
ン(20mL)中で反応を行った。クロマトグラフィー
(ヘキサン/エチルエーテル=10/1)および蒸留
後、白色固体として上記生成物(0.22g、収率22
%)を得た。
【0108】生成物; 沸点(bp):120℃/1mmHg1 H−NMR(δppm、CDCl3、270MHz):
4.01(d,J=7.3Hz,2H)、4.29
(t,J=7.8Hz,1H)、7.05−7.51
(m,aroma,9H)13 C−NMR(δppm、CDCl3、67.9MH
z):46.89,52.89,126.52,12
7.22,127.31,127.62,127.8
6,127.94,128.11,128.38,12
8.43,128.71,128.77,129.0
0,129.27,129.39,132.82,13
3.12,135.79
【0109】<実施例27>ジフェニルメタンの生成 窒素雰囲気下、塩化アルミニウム260mg(20mm
ol)を加え、溶媒としてベンゼン2mLを加えた。次
いで、ベンズアルデヒド100mg(1mmol)を加
えた後、ジメチルクロロシラン150mg(15mmo
l)を加え、70℃で1時間攪拌を行った。ガスクロマ
トグラフィーで原料の消失を確認した後、反応液にジエ
チルエーテル40mLと水50mLを加え、分液した。
得られた有機層からガスクロマトグラフィーの内部標準
法による計算で、目的物であるジフェニルメタンを収率
78%で得た。
【0110】生成物;実施例1と同様
【0111】<実施例28>ジフェニルメタンの生成 室温(25度)において、インジウム金属11mg
(0.1mmol)をベンゼン50mlに加え、これに
対して、ベンズアルデヒド1.06g(10mmol)
とジメチルクロロシラン950mg(10mmol)を
加え、14時間攪拌する。そののち、同様な処理により
ジフェニルメタン g(99%収率)を得た。なお、
酸化インジウム(In23)を金属インジウムの代わり
に用い、81時間反応させるとジフェニルメタンの収率
は43%となった。
【0112】生成物;実施例1と同様
【0113】<比較例1>スカンジウムトリフルオロメ
タンスルホネート(Sc(OTf)3)0.1molに
ベンゼンを加え、ついで1.1molの1,3−プロパ
ンジオールと1.0molのベンズアルデヒドを加え、
125℃で10時間加熱した。ここに水を加えた後、ジ
エチルエーテルで3回抽出した。得られた有機層を硫酸
マグネシウムで乾燥した後、ガスクロマトグラフィーに
て分析し、生成物であるジフェニルメタンを収率70%
で得た。
【0114】なお、本発明に係る置換芳香族化合物の製
造方法によれば、実施例16〜19、23、25〜26
に示すように、カルボニル基でのみフリーデル−クラフ
ツ反応が進み、通常フリーデル−クラフツ反応が進むア
ルキルハライドでは未反応であることが判明した。すな
わち、本発明の製造方法では、選択的にカルボニル基で
フリーデル−クラフツ反応が優先的に進むことが判明し
た。
【0115】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る置換芳香族
化合物の製造方法によれば、触媒量のルイス酸を用いて
反応性の低い電子吸引基を有する芳香族化合物でもアル
キル化反応を行うことができる。また、従来芳香族化合
物のアルキル化が難しかったケトン類でもアルキル化が
可能になる。更に、温和な反応条件により芳香族化合物
のアルキル化が可能であり、本発明に係る置換芳香族化
合物の製造方法は、有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07C 67/293 C07C 67/293 69/157 69/157 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式1で表されるけい素化合物の存在下、
    ルイス酸を触媒として、式2で表されるケトンまたはア
    ルデヒド、または式3で表されるアセタールまたはケタ
    ールと、芳香族化合物を反応させることを特徴とする、
    式4で表される置換芳香族化合物の製造方法。 【化1】 (式中、R及びR′、R″は、置換されてもよいフェニ
    ル基、低級アルキル基、塩素原子を意味し、それぞれ同
    一であっても同一でなくてもよい。) 【化2】 (式中、R1は、置換されてもよい低級アルキル基、低
    級アルケニル基または芳香環基を意味し、R2は、水素
    原子または置換されてもよい低級アルキル基、低級アル
    ケニル基または芳香環基を意味する。また、R1または
    2は、単結合で結びつき環を形成してもよい。但し、
    2は、R1が水素原子の場合には芳香環基であり、R1
    が水素以外の場合には置換されてもよい低級アルキル
    基、低級アルケニル基または芳香環基である。) 【化3】 (式中、R1は、置換されてもよい低級アルキル基、低
    級アルケニル基または芳香環基を意味し、R2は、水素
    原子または置換されてもよい低級アルキル基、低級アル
    ケニル基または芳香環基を意味する。また、R1または
    2は、単結合で結びつき環を形成してもよい。また、
    2つのR3は相互に単結合で結びつき環を形成してもよ
    い。) 【化4】 (式中、R1は、置換されてもよい低級アルキル基、低
    級アルケニル基または芳香環基を意味し、R2は、水素
    原子または置換されてもよい低級アルキル基、低級アル
    ケニル基または芳香環基を意味する。また、Arは、置
    換されてもよい芳香環を意味する。)
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の置換芳香族化合物の製
    造方法において、前記ルイス酸は、ハロゲン化アルミニ
    ウム化合物であることを特徴とする置換芳香族化合物の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の置換芳
    香族化合物の製造方法において、 前記けい素化合物は、ジメチルクロロシラン、ジクロロ
    メチルシラン、トリメチルシラン、ジエチルメチルシラ
    ン、ジクロロエチルシラン、ジメチルエチルシランまた
    はトリエチルシランの少なくとも1つであることを特徴
    とする置換芳香族化合物の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の置換芳香族化合物の製造方法において、 前記式2から式4のR1、R2は、アルキル基、アルケニ
    ル基、アリール基であるが、適宜ハロゲン原子、シアノ
    基、ニトロ基、カルボキシル基、アミノ基、アシルアミ
    ノ基、カルバモイル基、低級アルキル基、アルコキシカ
    ルボニル基、ハロ低級アルキル基、低級アルキルオキシ
    基、低級アルキルチオ基、低級アルキニル基が一つまた
    は複数置換してもよく、 前記Arは、アリール基または複素芳香環基であること
    を特徴とする置換芳香族化合物の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の置換芳香族化合物の製造方法において、 前記式2から式4のR1,R2は、メチル基、エチル基、
    クロロメチル基、2−クロロメチル基、メトキシカルボ
    ニル基、フェニル基、4−クロロフェニル基、4−メチ
    ルフェニル基、4−トリフルオロフェニル基、4−メト
    キシカルボニルフェニル基、ナフチル基であり、Arは
    ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キシレン、メト
    キシベンゼン、ブロモベンゼン、チオフェン、ナフタレ
    ンであることを特徴とする置換芳香族化合物の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 上記式1で表されるけい素化合物の存在
    下、インジム化合物を触媒として、上記式2で表される
    ケトンまたはアルデヒド、または上記式3で表されるア
    セタールまたはケタールと、芳香族化合物を反応させる
    ことを特徴とする、上記式4で表される置換芳香族化合
    物の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の置換芳香族化合物の製
    造方法において、 前記インジウム化合物は、トリス(トリフルオロ酢酸)
    インジウムまたはハロゲン化インジウムまたはインジウ
    ム金属またはインジウム酸化物であることを特徴とする
    置換芳香族化合物の製造方法。
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