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JP2000066731A - 上水道システムの運用制御システム及び運用制御装置 - Google Patents

上水道システムの運用制御システム及び運用制御装置

Info

Publication number
JP2000066731A
JP2000066731A JP10239902A JP23990298A JP2000066731A JP 2000066731 A JP2000066731 A JP 2000066731A JP 10239902 A JP10239902 A JP 10239902A JP 23990298 A JP23990298 A JP 23990298A JP 2000066731 A JP2000066731 A JP 2000066731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
water distribution
plan
control device
operation control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10239902A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuguyoshi Miki
次美 三木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP10239902A priority Critical patent/JP2000066731A/ja
Publication of JP2000066731A publication Critical patent/JP2000066731A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広範囲に点在する配水施設の現場機器に対す
る、需要予測からの各種条件を考慮した配水計画を自動
的に立案し、現場機器への自動制御ができる上水道シス
テムの運用制御装置を提供する。 【解決手段】 調整池予定水位を設定して需要予測10
の日水量に見合う取水量・調整池利用水量・不足水量の
分担計画を行い、必要日水量を確保するためにポンプ運
転計画を行う。また、日水量の分担計画・ポンプ運転計
画を基に需要予測の時間毎水量に見合う時間毎配水計画
を行い、計画の水位・水量及びポンプ運転時間帯をCR
T画面上でグラフ及びリストにより表示する。更に、実
績データ15b又は状態データから、予測と実績との差
による補正を配水計画値に反映し、配水流量の制御を行
っている施設状態で制御切替の条件が成立した場合の制
御対象施設の切替、自動運転状態と異なる状態が発生し
た場合の自動運転の解除を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば散在して
いる複数の調整池・水源等の配水場を、中央管理室にお
いて遠方監視および需要予測からの各種計画による自動
制御を行なう上水道システムの運用制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】上水道施設においては、送・配水施設の
効率的な水運用、水の安定供給、ポンプの自動運転、2
4時間運用操作の簡素化などが求められる。このような
課題を実現する方法として、従来より需要予測、流量・
水位等におけるポンプの自動運転は実施されているが、
需要予測を基に取水計画・配水計画から自動制御までの
一連の内容は、運用面のノウハウが存在し、配水ポンプ
の自動運転以外はほとんど自動化は進んでいなかった。
【0003】図11は例えば特開平6―2346号公報
に記載された複数配水場の運転制御装置の概略構成図で
ある。図において、現場施設4において、例えば現場の
配水場41〜43が存在し、各配水場には配水ポンプ4
1C・42C・43Cが配設されている。運転制御装置
1は上記配水ポンプ41C・42C・43Cに対して制
御を行なう。すなわち、運転制御装置1は、天候等の予
測値15aから需要予測10を行い、配水場の分担比1
6と上記需要予測10に基づいて配水分担計画11を行
い、配水分担計画値14を求める。そして、実績値の最
大・最小制御流量17に基く補正処置12を行い、複数
の配水場への配水制御を配水制御処理部13で行ない、
現場施設の配水ポンプ41C・42C・43Cに対して
制御を行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の上水道システム
では、需要予測結果を参考値として系統運用の各種の条
件を運用面から見て、人間の判断により計画を考えて、
現場機器への制御操作を定期的に行なわなければいけな
かった。また、点在する広範囲の現場施設の機器に対し
て、系統運用の自動制御はできていなかった。
【0005】また、夜間の運用管理者への作業負荷の軽
減および昼間の運用管理者の運転計画・操作にかかる時
間の削減、維持管理費の削減、運用ノウハウの伝授面か
らも需要予測からの広範囲の現場機器に対する配水計画
からの自動制御を可能にする上水道システムの運用制御
装置が必要になった。
【0006】この発明は前記のような課題を解消するた
めになされたものであり、広範囲に点在する現場機器に
対する、需要予測からの各種条件を考慮した配水計画を
自動的に立案し現場機器への自動制御ができる上水道シ
ステムの運用制御装置を提供する。
【0007】また、自動制御中でも実績データを基に自
動補正および制御の自動切替も行いながら、最適な配水
運転を可能にし、計画内容もCRT画面上で確認するこ
とも可能にし、配水施設の効率的運用に優れたシステム
を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、点在
する広範囲の現場施設のポンプ・バルブに対する配水の
自動制御ができるようにするために、運用制御装置での
需要予測からの配水分担計画、配水分担計画からの配水
自動制御を、運用制御装置と現場施設との間に通信制御
装置、伝送路、及び遠方監視制御装置からなる遠方監視
制御設備を入れて、運用制御装置での配水自動制御を点
在する広範囲の現場機器に対して実施することを特徴と
する広範囲な上水道システムの運用制御システムであ
る。
【0009】請求項2の発明は、運用制御装置の配水分
担計画処理において、従来の分担比からの配水計画だけ
ではなく、取水分担も設定・調整し複数の水源(配水
場)からの配水量を、需要予測に見合う取水分担計画を
行なってから、配水分担計画を行なう機能を備え、取水
源を有効的に活用する分担計画が可能にしたことを特徴
とする運用制御装置である。
【0010】請求項3の発明は、時間需要予測の結果と
実績データとの差を調整池の容量比に比例した補正値に
換算する機能を備え、時間配水量に換算した補正値を加
えた値を次の正時の配水量設定値制御にする機能を備え
た時間水量の補正を行ない、より実績を考慮した補正演
算することを特徴とする運用制御装置である。
【0011】請求項4の発明は、運用制御装置のCRT
画面上で制御するポンプの予定運転状態・調整池の水位
および流量をグラフおよびリスト表示させる機能を備
え、運転計画の状態と関係をCRT画面上で一目で把握
できるようにすることを特徴とする運用制御装置であ
る。
【0012】請求項5の発明は、現場機器の状態を監視
して自動運転外の状態(自動制御の応答不良・自動制御
運転状態と異なる現場機器の運転状態)を検出する機能
を備え、自動運転外を検出した場合に自動制御運転を解
除する機能を備えたことを特徴とする運用制御装置であ
る。
【0013】請求項6の発明は、流量制御中の調整池の
バルブが一定時間全開を継続したかの検出機能を備え、
一定時間全開を検出した場合に、流量制御を別の調整池
へ切替える機能を備え調整池の均等運用させることを特
徴とする運用制御装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図に基いて説明する。図1は実施の形態
1に係る上水道システムの全体構成図である。
【0015】この上水道システムは、大きく分けて運用
制御装置1、遠方監視制御設備3、現場施設4から構成
されている。運用制御装置1は、需要予測10、配水分
担計画11、配水分担計画値14、分担計画補正処理1
2、配水制御処理部13、予測値15a、分担比16か
ら構成されている。遠方監視制御設備3は、通信制御装
置35、遠方監視制御装置31〜33、および通信制御
装置35と遠方監視制御装置31〜33との間の伝送路
34(例えばNTT専用回線等)から構成されている。
現場施設4は、例えば配水場41〜43等で構成されて
いる。配水場41はA調整池41dと流量計41a・バ
ルブ41bから構成されている。配水場42も配水場4
1と同様、B調整池42dと流量計42a・バルブ42
bから構成されている。配水場43は、井戸等の自己水
源の取水源Cと配水ポンプ43cで構成されている。
【0016】運用制御装置1は、天候等の予測値15a
から需要予測10を行い、需要予測10は予測結果を配
水分担計画11に渡す。配水分担計画11は、需要予測
10の結果と分担比16から配水場41〜43の配水量
分担を計画して、計画結果の配水量(計画値)を配水分
担計画値14に渡す。配水分担計画値14は、配水分担
計画11の計画値の結果を保存すると共にその値を分担
計画補正処理12へ渡す。分担計画補正処理12は、配
水分担計画値14と実績データ15bに基づき分担計画
値の補正処理を行い、配水制御の出力処理を行っている
配水制御処理部13へ渡す。配水制御処理部13は、分
担計画補正処理12の結果を制御出力値として通信制御
装置35に渡す。
【0017】通信制御装置35は、運用制御装置1の配
水制御処理部13の制御値を受けて、通信制御装置35
から伝送路34を介して点在する遠方監視制御装置31
〜33へ送信する。遠方監視制御装置31〜33は伝送
路34を介して通信制御装置35からの配水場41〜4
3への制御値を受信して、現場の機器(流量計41a・
42a、バルブ41b・42b、配水ポンプ43a)へ
制御を出す。なお、遠方監視制御装置31は配水場41
に設置、遠方監視制御装置32は配水場42に設置、遠
方監視制御装置33は配水場43に設置している。
【0018】また、通信制御装置35は点在する配水場
41〜43のデータを各施設の遠方監視制御装置31〜
33に取込み、遠方監視制御装置31〜33と通信制御
装置35間の各伝送路34を介して通信制御装置35の
1箇所に集め、実績データ15bとして運用制御装置1
へ送信する。なお、通信制御装置35から運用制御装置
1へ送信する実績データおよび状態データは、通信制御
装置35から自動的に運用制御装置1へ送信する。
【0019】現場施設4の配水場43の配水ポンプ43
aは、そのポンプ状態を遠方監視制御装置33に渡す。
また、配水ポンプ43aは運用制御装置1で計画された
配水分担計画に基づく配水制御処理部13の制御を遠方
監視制御装置33から制御信号として受ける。現場施設
4の配水場41のA調整池41d(水位)および配水側
の流量計41a・バルブ41bは、その状態データを遠
方監視制御装置31に渡す。また、流量計41aまたは
バルブ41bは遠方監視制御装置31から運用制御装置
1で計画された配水分担計画に基づく配水処理制御部1
3の制御を制御信号として受ける。配水場42は配水場
41と同様である。配水場41・42への制御は、仮に
片方の配水場41のバルブ41bに対して全開制御を行
った場合、他方の配水場42の流量計42aに対して配
水分担計画値14の設定値制御を行う。
【0020】ここで、本実施の形態1の特徴を説明して
おく。従来は現場施設4と運用制御装置1との間には何
も無く、離れた点在の現場施設4の各機器に対しては運
用制御装置からの自動制御は行われていなかった。本実
施の形態1では、現場施設4と運用制御装置1との間に
遠方監視制御設備3を設置し、点在し離れた現場施設4
に対しも運用制御装置1からの系統運用の自動制御を送
信できるようにして、大規模システムにも適用を可能に
した。
【0021】実施の形態2.次に、この発明の実施の形
態2を図に基いて説明する。図2は図1の運用制御装置
1の内部処理構成図を示す。
【0022】図1における分担比16を、図2では調整
池の利用水量計算部18、取水源の定数19、ポンプの
運転計画20、取水分担計画21から行っている。な
お、図2の他の構成・処理は図1と同様である。
【0023】調整池の利用水量計算部18は、CRT画
面上で当日0時の調整池水位を参考に当日24時の調整
池の予定水位を入力し、調整池の0時と24時の水位の
差分から調整池で確保できる水量を計算して取水分担計
画21へ渡す。ポンプの運転計画20では、ポンプの運
転を行なう施設の順およびポンプNo順を、CRT画面
上で任意に設定できるようにしている。そして、ポンプ
の条件および運転時間の制約条件を考慮した水量の算出
をして、取水分担計画21へ渡す。取水分担計画21
は、需要予測10の結果に見合う水量を調整池の利用水
量計算部18で算出した水量と取水源の定数19の水量
およびポンプの運転計画20からの水量で取水の分担計
画を行い、計画結果を配水分担計画11に渡す。配水分
担計画11以降の処理は図1の説明と同様である。
【0024】図3に実施の形態2の取水分担計画・配水
分担計画の処理フローについて詳述する。 (ステップ1)図2の取水分担計画21の処理の一部
で、需要予測10から日水量の需要予測値を読み込む。 (ステップ2)図2の取水源の定数19の処理で、日水
量・時間水量の定数を読み込む。 (ステップ3)図2の取水分担計画21の処理の一部
で、日需要予測量を図1の取水源A・Bの日水量だけで
カバーできる場合はステップ9を実行する。取水源A・
Bの日水量だけで日需要予測量がカバーできない場合
は、ステップ4を実行する。 (ステップ4)図2の調整池の利用水量計算部18の処
理の一部で、図1の調整池41d・42dの24時の予
定水位設定を設定する。 (ステップ5)図2の調整池の利用水量計算部18の処
理の一部で、調整池の{当日0時の水位―当日24時の
水位}×調整池の底面積=調整池利用水量(利用可能な
日水量)の算出を行なう。 (ステップ6)図2の取水分担計画21の処理の一部
で、日需要予測量を例えば図1の取水源A・Bの日水量
+ステップ5の調整池利用水量でカバーできる場合はス
テップ9を実行する。図1の取水源A・Bの日水量+ス
テップ5の調整池利用水量で日需要予測量がカバーでき
ない場合(日水量が不足の場合)は、ステップ7を実行
する。 (ステップ7)図2のポンプの運転計画20の処理の一
部で、CRT画面上でポンプ運転の施設および運転する
ポンプNoを設定する。 (ステップ8)図2の水源ポンプの運転計画20の処理
の一部で、ステップ6での不足水量をステップ7で設定
の運転優先順に基きポンプの稼動時間条件を考慮して不
足水量に見合う水量のポンプ運転計画を行なう。 (ステップ9)図2の取水分担計画21の処理の一部
で、需要予測の日水量に見合う、取水源・調整池利用水
量・不足水量の時間毎の取水分担計画を行なう。 (ステップ10)図2の配水分担計画10の処理で、時
間需要予測値に見合う、配水量を取水量の比例配分で配
水分担計画を行なう。
【0025】ここで、本実施の形態2の特徴を説明して
おく。従来は需要予測と分担比のみで配水分担計画を行
なっていた。本実施の形態2では、需要予測と各取水の
水量(取水源・調整池の利用水量・不足水源の水量)の
定数・設定で取水計画を行なってから配水計画を行なう
ようにしているので、取水施設の有効活用を可能にし
た。また、時間需要に見合う配水計画を行なうことで、
時間毎の需要に沿った配水計画を可能にした。
【0026】実施の形態3.次に、この発明の実施の形
態3を図に基いて説明する。図4は実施の形態3の運用
制御装置1の内部処理構成図を示す。
【0027】図4は、図2の実績データ15bからの分
担計画補正処理12の前段に、補正値演算部22を追加
したものである。なお、図4の他の構成・処理は図2と
同様である。
【0028】補正値演算部22は、配水分担計画値14
と配水量の実績データ15bから補正係数による補正値
の演算を行って、その演算結果を分担計画補正値処理1
2に渡す。なお、配水量の自動制御方法は、実施の形態
1の図1の配水場41・42の流量計41a・42a、
バルブ41b、42bに対して行われる自動制御で、あ
る片方のバルブを全開にして他方の流量計に対して、配
水計画値に基く設定値制御を毎正時ごとに行なう自動制
御を行う。
【0021】図5に実施の形態3の補正値演算処理部2
2と分担計画処理12の処理フローについて詳述する。 (ステップ1)図4の補正値演算処理部22の処理の一
部で、配水計画からの設定値制御を行っている配水量の
実績データ15bを取込み、毎正時の配水量実績を算出
する。 (ステップ2)図4の補正値演算処理部22の処理の一
部で、実績分に当たる最新の1時間当たりの配水計画値
を配水分担計画値14から取込む。 (ステップ3)図4の補正値演算処理部22の処理の一
部で、ステップ1とステップ2の差分を下記のように算
出する。 差分=(毎正時の設定値)―(毎正時の時間積の実績
値) (ステップ4)図4の補正値演算処理部22の処理の一
部で、調整池容量から補正係数および毎正時の補正値を
下記のように算出する。 補正係数=(A調整池容量)÷(調整池A+Bの容量合計) 毎正時の補正値=(ステップ3の差分)×(補正係数) (ステップ5)図4の分担計画補正処理12で下記の補
正処理を行った配水量の設定値制御値を算出する。 配水量の設定値制御値=(配水量の計画値)―(ステップ
4の毎正時の補正値)
【0029】ここで、本実施の形態3の特徴を説明して
おく。従来は最大・最小制御流量の間に入るような補正
処理であった。本実施の形態3では、配水計画値と実績
値との差が少なくなるような補正係数による補正値を算
出して、次の正時の設定値制御に毎回反映させているた
め、予測からの配水計画値が実績により近い状態になる
ような補正を可能にした。
【0030】実施の形態4.次に、この発明の実施の形
態4を図に基いて説明する。図6は実施の形態4の運用
制御装置1の内部処理構成図を示す。
【0031】図6は、実施の形態3の運用制御装置1の
機能に、CRT画面表示25を行なうための調整池の予
定水位演算部23と予測・実績の画面表示処理部24を
追加した構成を示すものである。なお、図6の他の構成
・処理は図4と同様である。
【0032】調整池の予定水位演算部23は、調整池の
利用水量計算部18の結果と配水分担計画11での調整
池の取水・配水計画値から調整値の毎正時水位値を演算
して、予測・実績の画面表示処理部24に渡す。予測・
実績の画面表示処理部24は、調整池の予定水位演算部
23の結果と、ポンプの運転計画部20の結果と、配水
分担計画値14と、水位・流量の実績データ15bとを
取込み、CRTの1画面で表示させるための処理を行な
って、CRT画面表示25で表示させる役割を果す。
【0033】図7は図6内のCRT画面表示25の具体
的なCRT画面表示例30を示す。配水分担計画値14
から配水量・調整池水位の予測量(予測)を当日と翌日
の2日分時系列的にグラフ表示をする。実績データ15
bのデータを配水量合計(実績)とA・B調整池の水位
(実績)として時系列的にグラフ表示をする。ポンプの
運転計画部20の結果を施設のポンプ毎に運転する時間
帯を横バーグラフで表示する。
【0034】ここで、本実施の形態4の特徴を説明して
おく。図7に示すように、システムにおける系統運用の
配水量と調整池水位の予測と実績およびポンプの時系列
的な運転予定が一画面に全て表示されており、系統運用
における自動制御の状態および今後の予定が一目でわか
り、運用面から見た場合の系統運用予定の良否判断を可
能にすることができる。
【0035】実施の形態5.次に、この発明の実施の形
態5を図に基いて説明する。図8は実施の形態5の運用
制御装置1の内部処理構成図を示す。
【0036】図8は、実施の形態4の配水制御部13
に、自動運転状態監視部26と自動運転停止判断処理部
27を追加した構成を示す。なお、図8のその他の構成
・処理は図6と同様である。
【0037】自動運転状態監視部26は、実績データ1
5bの配水制御に関係しているポンプ・バルブの運転状
態・電源状態および故障状態、回線状態、水位・流量の
計測項目の欠測状態を常時監視して、その監視結果を自
動運転停止判断処理部27に渡す。自動運転停止判断処
理部27は、自動運転状態監視部26からの監視結果を
基に、自動運転状態と異なる運転状態の認識、自動運転
状態の継続を断念する状態(故障・回線断・計測項目の
欠測)の識別により、自動運転の継続を停止するかの判
断処理を行い、自動運転停止の判断時には配水制御部1
3に対して、現場機器への制御出力の停止を行なう。
【0038】ここで、本実施の形態5の特徴を説明して
おく。運用制御装置からの自動制御において、現場側の
状況を常時監視しながら自動制御を継続することで、シ
ステム全体に支障をきたす状況の自動検知を可能にし
て、自動制御におけるシステムの誤動作を未然に防止す
ることを可能にする。
【0039】実施の形態6.次に、この発明の実施の形
態6を図に基いて説明する。図9は実施の形態6の運用
制御装置1の内部処理構成図を示す。
【0040】図9は、実施の形態5に、流量制御の切替
判断処理部28を追加した構成を示す。なお、図9の他
の構成・処理は図8と同様である。
【0041】流量制御の切替判断処理部28は、実績デ
ータのバルブ状態を監視して現場施設の、例えば2ヶ所
のバルブが全開状態を一定時間以上継続した場合、設定
値制御を切替える判断処理を行い、配水制御部13に対
して、設定値制御出力の対象の切替を行なう。
【0042】図10に実施の形態6の流量制御の切替判
断処理部28について詳述する。 (ステップ1)図9の流量制御の切替判断処理部28の
処理の一部で、実績データ15bでバルブ(図1のバル
ブ41b・42b)の開状態を監視している。 (ステップ2)図9の流量制御の切替判断処理部28の
処理の一部で、2ヶ所のバルブとも全開かを見ている。
2ヶ所のバルブとも全開で次のステップ3を実行する。
2ヶ所のバルブとも全開でなければステップ1に戻る。 (ステップ3)図9の流量制御の切替判断処理部28の
処理の一部で、2ヶ所のバルブとも全開状態を一定時間
(例えば5分)継続しているかを見る。一定時間2ヶ所
のバルブとも全開状態の場合はステップ4を実行する。
一定時間内にどちらかのバルブが全開でなくなったらス
テップ1へ戻る。 (ステップ4)図9の流量制御の切替判断処理部28の
処理の一部で、一定時間継続した場合、バルブ全開制御
を行っているバルブに対して自動制御を自動的に送出し
て、手動から自動状態に切替える。 (ステップ5)図9の流量制御の切替判断処理部28の
処理の一部で、バルブの自動状態の切替えを確認後、他
方の設定値制御に対して手動制御を自動的に送出して、
自動から手動状態に切替える。 (ステップ6)図9の配水制御処理部13の処理の一部
で、手動状態の切替えを確認後、自動状態になっている
流量計に対して、配水分担計画補正処理12に基づく設
定値制御を従来通り送出する。
【0043】ここで、本実施の形態6の特徴を説明して
おく。運用制御装置からの自動の設定値制御において、
現場側の状況によっては、片方の調整池側からの配水が
よく流れて他方の調整池からの配水が流れ難いと言う状
態がある。このままの状態で系統運用を行なうと、片方
の調整池からの配水量が多くなり調整池のアンバランス
が発生し、最悪は配水量が少ない調整池への逆流も発生
する可能性がある。実施の形態6では、現場の状況を監
視して設定値制御出力の対象切替を行なうことで、調整
池からの配水量のバランスをとることが可能になり、シ
ステムとしての安定した系統運用を維持することを可能
にした。
【0044】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
需要予測からの取水・配水計画に基く上水道システムの
運用に関する運転計画・自動制御を、親局の運用制御装
置から点在して離れた現場機器に対して自動的に行なう
ことができ、広範囲に点在する現場の24時間管理を行
なう上で、システム運用管理上の省力化が図られる。
【0045】請求項2の発明によれば、需要予測に基き
現場の取水水量・調整池の水量を最大限に活用した水量
の配水分担計画が実現できる。また、配水ポンプの選択
設定による現場施設の均等運用を行なうこともできる。
更に、水量の有効活用・施設の均等運用により、システ
ム運用費・施設の維持管理費の削減も図れる。
【0046】請求項3の発明によれば、時間毎に需要予
測の結果と実績データとの差を補正値に換算して配水量
設定値制御値に反映した、配水制御を毎正時に行なうこ
とでより現実に近く正確な配水制御を行なうことができ
る。またその結果、より信頼性の高い自動運用システム
が得られる。
【0047】請求項4の発明によれば、システムにおけ
る系統運用の配水量と調整池水位の予測と実績およびポ
ンプの時系列的な運転予定が一画面に全て表示されてお
り、システム運用における自動制御の状態および今後の
予定が一目でわかり、運用面から見た場合のシステム運
用予定の良否判断ができるるため、オペレータにとって
視認性および操作性の優れたシステムを提供できる。
【0048】請求項5の発明によれば、現場側の状況を
常時監視しながら自動制御を継続することで、システム
全体に支障をきたす状況を自動検知して、自動制御の停
止を行なうことでシステムの誤動作を未然に防止するこ
とができて信頼性の高いシステムを提供できる。
【0049】請求項6の発明によれば、現場の状況を監
視して設定値制御出力の切替を行なうことで、現場の配
管網および需要者側の使用状況等から発生するアンバラ
ンスな配水および調整池への逆流を未然に防ぐことがで
き、システムとして安定した系統運用を維持することに
よる信頼性の高いシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の運用制御装置での監視・制御
を遠方監視制御設備を介して、点在する複数の現場機器
に対して行う全体構成図である。
【図2】 実施の形態2の取水分担計画関係の処理を追
加した運用制御装置の構成を示す図である。
【図3】 実施の形態2の取水分担計画関係の処理と配
水分担計画の処理フローを示す図である。
【図4】 実施の形態3の補正値演算部を追加した運用
制御装置の構成を示す図である。
【図5】 実施の形態3の補正値演算部と分担計画補正
処理部の処理フローを示す図である。
【図6】 実施の形態4のCRT画面表示関係の処理を
追加した運用制御装置の構成を示す図である。
【図7】 実施の形態4のCRT画面表示の具体的なC
RT画面表示例を示す図である。
【図8】 実施の形態5の自動運転の状態監視および停
止判断処理機能を追加した運用制御装置の構成を示す図
である。
【図9】 実施の形態6の流量制御の切替判断処理部を
追加した運用制御装置の構成を示す図である。
【図10】 実施の形態6の流量制御の切替判断処理部
と配水制御処理部の処理フローを示す図である。
【図11】 従来の複数配水場の運転制御装置の構成を
示す図である。
【符号の説明】
1 運用制御装置、3 遠方監視制御設備、4 現場施
設、10 需要予測、11 配水分担計画、12 分担
計画補正処理、13 配水制御処理部、14配水分担計
画値、15a 予測値、15b 実績データ、16 分
担比、17最大・最小制御流量、18 調整池の利用水
量計算分、19 取水源の定数、20 ポンプの運転計
画、21 取水分担計画、22 補正値演算分、23
調整池の予定水位演算分、24 予測・実績の画面表示
処理部、25 CRT画面表示、26 自動運転状態監
視部、27 自動運転停止判断処置部、28 流量制御
の切替判断処理部、30 CRT画面表示例、31〜3
3 遠方監視制御装置、34 伝送路、35 通信制御
装置、41〜43配水場、41a・42a 流量計、4
1b・42b バルブ、41c・42c・43c 配水
ポンプ、41dA調整池、42d B調整池。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 需要予測から配水分担計画を行い、この
    配水分担計画に基いて現場施設の現場機器に対して配水
    流量制御を行なう運用制御装置と、離れた複数の現場施
    設への配水流量制御を行なうために上記運用制御装置と
    上記現場施設との間に遠方監視制御設備とを備えたこと
    を特徴とする上水道システムの運用制御システム。
  2. 【請求項2】 需要予測から配水分担計画を行い、この
    配水分担計画を配水量に基いて配水流量制御を行なう上
    水道システムの運用制御装置において、 調整池の利用水量および自己水源水量から需要予測に見
    合う取水分担計画を行い、この取水分担計画に基づいて
    配水分担計画を行なうことを特徴とする上水道システム
    の運用制御装置。
  3. 【請求項3】 需要予測から配水分担計画を行い、この
    配水分担計画を配水量の実績データに基づいて分担計画
    補正処理を行ってから配水流量制御を行なう上水道シス
    テムの運用制御装置において、 時間需要予測の結果と上記実績データとの差を調整池の
    容量比に比例した補正値に換算し、時間配水量に補正値
    を加えた値を、次の正時の配水量の設定値制御にするこ
    とを特徴とする上水道システムの運用制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項2の取水分担計画を基にした運転
    計画の状態と実績による調整池の水位、水量および自己
    水源のポンプ運転時間帯を画面上にグラフおよびリスト
    で表示させる機能を備えたことを特徴とする上水道シス
    テムの運用制御装置。
  5. 【請求項5】 需要予測から配水分担計画を行い、こ
    の配水分担計画を現場施設からの配水実績データに基づ
    いて分担計画補正処理を行い、配水流量制御を行なう上
    水道システムの運用制御装置において、 上記実績データの配水制御に関係している現場機器の運
    転状態を監視する自動運転状態監視部を設け、現場機器
    が自動運転状態と異なる運転状態、又は自動運転状態の
    継続を断念する状態と認識された場合、自動運転の状態
    を解除することを特徴とする上水道システムの運用制御
    装置。
  6. 【請求項6】 流量の設定値制御中に、流量制御中のあ
    る調整池のバルブが一定時間全開を継続したかの検出機
    能を備えると共に、一定時間バルブ全開を検出時に流量
    制御を別の調整池へ切替える機能を備え、調整池の均等
    運用させることを特徴とする請求項2から請求項5のい
    ずれか1項に記載の上水道システムの運用制御装置。
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