CDN

コンテンツデリバリネットワーク（CDN）は、最新ホスティングスタックの重要なコンポーネントです。弊社のウェブアプリケーションサーバーでは、Cloudflare提供の高性能CDNを追加料金なしで提供しています。

無料のCloudflare統合により、お客様のアプリケーションは自動的に保護されます。エンタープライズレベルのファイアウォールとDDoS対策に加えて、Cloudflareの堅牢なグローバルネットワークによって提供される高性能のHTTP/3対応CDNもご利用いただけます。

100ヶ国以上、260以上の都市にまたがるネットワークを持つCloudflareは、世界最大級のCDNネットワークを誇ります。そのため、お客様はサービスや機能を追加購入することなく、より多くの場所からアプリケーションの静的アセットを配信することができます。

ウェブアプリケーションサーバーのCDNは、デフォルトでは有効になっていません。アプリケーションの「概要」画面でCDNが有効であるかどうかを確認できます。

CDNを有効または無効にする

CDNを有効にするには、「アプリケーション」＞（アプリ名）＞「ネットワーク」画面を開き、「CDN/エッジキャッシュ」セクションで「設定を編集」をクリックします。

CDNを使用するには、「CDNステータス」のトグルスイッチをオンにします。

また、CDN APIエンドポイントを使ってPOSTリクエストを送信してCDNを有効化（または無効化）することも可能です。アカウントでAPIにアクセスして使用するには、APIキーを生成する必要があります。

CDN APIエンドポイントを使用するには、アプリケーション固有のIDが必要になります。IDは、各アプリケーションに関する重要な情報を提供するアプリケーションエンドポイントを使用して、MyKinstaの企業に紐づく全アプリケーションをリストアップすることで取得可能です。

CDNでキャッシュされるファイルの種類

ファイルはMIMEタイプではなく、ファイル拡張子に基づいてキャッシュされます。Authorizationヘッダーを含むリクエストまたはレスポンスはキャッシュされません。

CDNキャッシュのクリア

CDNキャッシュをクリアするには、「アプリケーション」＞（アプリ名）＞「ネットワーク」画面に移動して、「CDN/キャッシュ」セクションで「キャッシュをクリア」をクリックします。CDNとエッジキャッシュの両方を使用している場合、両方のキャッシュがクリアされます。

また、clear-cache APIエンドポイントを使用して、POSTリクエストを送信します。エッジキャッシュを使用している場合は、エッジキャッシュもクリアされます。

CloudflareのすべてのデータセンターでCDNキャッシュがクリアされるには、2～5分かかる場合があります。