中国初の国際観光列車の運行が中国ラオス鉄道で開始
雲南省昆明市と、ラオスのビエンチャンを結ぶ中国初の国際観光列車「星光·瀾湄号」が9月24日、昆明駅から出発した。これにより国際列車である中国ラオス鉄道を活用した中国の観光商品で、「一帯一路」 (the Belt and Road)ゴールデンルートを運行するという観光の新たな章が始まった。初発の「星光·瀾湄号」に乗り込んだ旅客38人は、3泊4日の秘境の旅を通して、中国とラオスの美しい大自然や多種多様な文化、民族的情緒を没入型で楽しむことになっている。
雲南省の昆明駅とラオスのビエンチャンを結ぶ国際観光列車「星光·瀾湄号」運行スタートイベントの様子(9月24日撮影・張樹嬌)。
全長1000キロ以上の中国ラオス鉄道は、北は中国の昆明市から、南はラオスのビエンチャンまでを結び、2021年12月3日に全線が開通して以来、中国と東南アジアを結ぶ「ゴールドルート」となり、利用する旅客や輸送される貨物がどんどん増えている。
「星光·瀾湄号」は、静かで快適、スマートで環境にやさしい、安全で円滑を特徴とした12両編成の観光列車。客車8両、食堂車1両、多機能車1両、関連サービス車2両からなり、ビデオ・オン・デマンドやゲームを楽しめる娯楽施設などが揃っている。
国際観光列車「星光·瀾湄号」の車内の様子(撮影・張洋)。
9月24日午後に雲南省の昆明駅を出発した「星光·瀾湄号」は同日夜に中国とラオスの国境がある雲南省の磨憨通関地に到着。25日正午には、ラオスのルアンパバーン郡に到着し、旅客38人は午後に仏教文化や王宮文化、美しい大自然の風景などを楽しんだ。26日は、夜中にルアンパバーン郡を出発して、ビエンチャンに早朝に到着し、そこで観光を楽しむことになっている。そして、26日夜にビエンチャンから帰途につき、27日夜に昆明に到着する予定だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年9月26日
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