JP4389871B2 - 基準パターン抽出方法とその装置、パターンマッチング方法とその装置、位置検出方法とその装置及び露光方法とその装置 - Google Patents
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Description
通常、テンプレートは、実際のデータの中から抽出したパターンをテンプレートとして指定するか、あるいは、アライメントマーク等のテンプレートとすべき既知のパターンの情報(マークの設計データやウエハ上での配置情報等)に基づいて作成するのが一般的である。そのため、テンプレートの作成用に実際のデータが得られていない場合や得られない場合、又は、テンプレートとすべきパターンが特定されていない場合等には、テンプレートを設定することができない。そのような場合には、作業者がテンプレートを選択する方法が考えられるが、そのような方法では、ロバスト性が無い、精度が悪い、探すのが困難、作業者の個人差に性能が依存する等の問題があり適切ではない。
しかしながら、観察視野のばらつき(誤差)が大きくなると、観察視野となり得る最大範囲は広くなり、逆に観察視野に常に含まれる領域は小さくなる。場合によっては、観察視野に常に含まれる領域が存在しない場合も生じ得る。そのような状況では、テンプレートとするパターンを選定するのが難しく、あるいは困難となり、実質的にテンプレートマッチングをすることができなくなる。
テンプレートとなり得るパターンの情報を増やすためには、観察視野に常に含まれる領域を大きくする必要がある。しかしながら、そのためには観察視野として取得する領域のばらつき(誤差)を小さくする必要があり、新たな困難性が生じる。
また、本発明の他の目的は、そのような本発明に関わる位置検出方法を用いて、基板等の露光位置を検出し、基板等の所望の位置に適切に露光を行うことのできる露光方法とその装置を提供することにある。
従って、テンプレートマッチング時等に観察視野(VIEW_Area)を設定して画像を取り込んだ場合、その観察視野(VIEW_Area)内には、設定した複数のユニークパターンのいずれかであって、観察視野内においても所定領域内においてもユニークパターンを検出することができ、このユニークパターンの位置に基づいて位置計測を適切に行うことができる。
また好適には、前記第2工程では、パターン形状特徴に関する情報を前記ユニークさの指標として用いながら、前記ユニークパターンを抽出する。
また好適には、前記第2工程では、前記パターン形状特徴に関する情報に加えて、互いに異なるパターン形状特徴を有する各パターンの個数及びそれらの配置関係の少なくともいずれか一方をも前記ユニークさの指標として用いながら、前記ユニークパターンを抽出する。
また好適には、前記パターン間の配置関係を前記ユニークさの指標として使用する場合には、配置関係に関する設計値情報を使用する。
また好適には、前記パターン形状特徴に関する情報を、前記所定領域(OR_Area)内のパターン信号情報に対する、個々の前記特定領域内のパターン信号情報ごとの相関演算処理又はSSDA法を用いた演算処理を行うことによって求める。
また好適には、前記パターンの形状特徴に関する情報を、個々の前記特定領域内のパターン信号情報におけるSN比、エッジの量、エントロピー量、分散値、モーメント量の内の少なくともいずれか1つの情報量を用いて求める。
また好適には、前記第1工程では、前記被計測領域(VIEW_Area)内を撮像可能な撮像手段を用い、撮像手段に対する前記物体の位置を変化させながら複数位置での前記被計測領域(VIEW_Area)内のパターン信号情報をそれぞれ求め、前記求められた複数のパターン信号情報を合成することにより、前記所定領域(OR_Area)内のパターン信号情報を求める。
また好適には、前記第1工程では、前記物体上に形成されたパターンに関する設計値情報を用いて、前記撮像手段に対する前記物体の位置決めを行う。
好適には、前記複数のユニークパターンの全てを順次用いて、前記被計測領域(VIEW_Area)内のパターン信号情報に対して相関演算処理を行う。
前記抽出された前記複数のユニークパターンの全てを、前記被計測領域(VIEW_Area)が前記所定領域(OR_Area)内で取り得る位置とは無関係に、前記基準パターンとして抽出する基準パターン抽出手段とを有する。
また好適には、前記第3工程では、前記部分パターン信号情報から得られる領域の大きさを変更しながら前記ユニークパターンを抽出する。
また好適には、前記第4工程では、前記第3工程において前記ユニークパターンが複数抽出された場合には、前記パターン信号情報内の他のパターンに対して特徴差が最も大きいユニークパターンを前記基準パターンとして決定する。
また好適には、前記複数の基準パターンは、特定形状を有するパターンの個数及び配置関係の少なくともいずれか一方が互いに異なっている。
また、本発明に係るパターンマッチング装置は、前述の基準パターン抽出装置により抽出された前記基準パターンを用いて、前記物体上の被計測領域(VIEW_Area)内のパターン信号情報に対して相関演算処理を行う。
また、本発明に係る位置検出装置は、前述のパターンマッチング装置を用いて、前記被計測領域(VIEW_Area)内における前記ユニークパターンの位置情報を求める位置情報検出手段を有する。
また、本発明に係る露光装置は、前記物体としての基板上に形成されたユニークパターンの、前記物体の移動座標系上での位置情報を求める前述の位置検出装置と、前記位置情報に基づいて前記基板を位置合わせする位置合わせ手段と、前記位置合わせされた基板上に、所定のパターンを転写露光する露光手段とを有する。
また、そのような位置検出方法を用いて、基板等の露光位置を検出し、基板等の所望の位置に適切に露光を行うことのできる露光方法とその装置を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態について、図1〜図12を参照して説明する。
本実施の形態においては、画像処理によりウエハの所定の基準となるパターンを検出するオフアクシス方式のアライメント光学系を有する露光装置、この露光装置においてテンプレートマッチングによりアライメントを行う場合のテンプレート(基準パターン)の作成方法、及び、この露光装置におけるそのテンプレートを用いたアライメント方法等について説明する。
図1は、本実施の形態の露光装置100の概略構成を示す図である。
なお、以下の説明においては、図1中に示したXYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部材の位置関係等について説明する。XYZ直交座標系は、X軸及びZ軸が紙面に対して平行となるよう設定され、Y軸が紙面に対して垂直となる方向に設定される。図中のXYZ座標系は、実際にはXY平面が水平面に平行な面に設定され、Z軸が鉛直上方向に設定される。
なお、投影レンズPLはレンズ等の光学素子を複数有する。その光学素子の硝材としては露光光ELの波長に応じて石英、蛍石等の光学材料が使用される。
また、レーザ干渉計12は、X軸に沿って移動鏡11にレーザビームを照射する2個のX軸用のレーザ干渉計及びY軸に沿って移動鏡11にレーザビームを照射するY軸用のレーザ干渉計より構成され、X軸用の1個のレーザ干渉計及びY軸用の1個のレーザ干渉計により、ウエハステージ9のX座標及びY座標が計測される。また、X軸用の2個のレーザ干渉計の計測値の差により、ウエハステージ9のXY平面内における回転角が計測される。
また、位置計測情報PDSは主制御系15へ出力される。主制御系15は、供給された位置計測信号PDSをモニターしつつ、ウエハステージ9の位置を制御する制御信号をステージコントローラ13へ出力する。
さらに、レーザ干渉系12から出力された位置計測信号PDSは後述するレーザステップアライメント(LSA)演算ユニット25へ出力される。
レーザ光源16は、例えばHe−Neレーザ等の光源であり、赤色光(例えば波長632.8nm)であってウエハW上に塗布されたフォトレジストに対して非感光性のレーザビームLBを出射する。このレーザビームLBは、シリンドリカルレンズ等を含むビーム整形光学系17を透過し、ミラー18、レンズ系19、ミラー20、ビームスプリッタ21を介して対物レンズ22に入射する。対物レンズ22を透過したレーザビームLBは、レチクルRの下方であってXY平面に対して斜め方向に設けられたミラー23で反射され、投影レンズPLの視野の周辺に光軸AXと平行に入射され、投影レンズPLの瞳EPの中心を通ってウエハWを垂直に照射する。
投影レンズPLは、このスポット光SP0をウエハW上にスポットSPとして再結像する。
ミラー23は、レチクルRのパターン領域PAの周辺よりも外側で、かつ投影レンズPLの視野内にあるように固定される。従って、ウエハW上に形成されるスリット状のスポット光SPは、パターン領域PAの投影像の外側に位置する。
図3は受光素子24の受光面を示す図である。なお、投影レンズPLのウエハW側の開口数(N.A.)が大きく、回折格子マークから発生する3次回折光も瞳EPを通過する場合には、受光面24c,24dはその3次回折光も受光するような大きさにするとよい。
また、図1中のTTL方式のアライメント光学系の光路中に示した実線は、ウエハWとの結像関係を表し、破線は瞳EPとの共役関係を表す。
サーチアライメント計測(以降では、単に「サーチアライメント」と称する場合もある)は、ウエハ上に形成されている複数個のサーチアライメント用のマークを検出し、ウエハのウエハホルダーに対する回転量やXY面内での位置ずれを検出する処理である。本実施の形態においてサーチアライメントの信号処理方法としては、予め設定した基準パターン(テンプレート)を用いて、そのテンプレートに対応する所定のパターンを検出する手法(テンプレートマッチング手法)を用いる。
なお、サーチアライメント及びファインアライメントのいずれにおいても、その画像処理方法は本実施の形態の手法に限られるものではなく、各々、テンプレートマッチング手法でもエッジ計測手法でも、あるいはまたその他の画像処理方法であってもよい。
上記サーチアライメント計測時の観察倍率とファインアライメント計測時の観察倍率とは、互いに等しい観察倍率としてもよいし、あるいは、ファインアライメント時の倍率をサーチアライメント時の倍率よりも高倍に設定するようにしてもよい。
照明光の光源としてハロゲンランプ26を用いるのは、ハロゲンランプ26から出射される照明光の波長域は500〜800nmであり、ウエハW上面に塗布されたフォトレジストを感光しない波長域であるため、及び、波長帯域が広く、ウエハW表面における反射率の波長特性の影響を軽減することができるためである。
しかしながら、イメージセンサ40で得る信号やその後段の信号処理の際に処理対象とする信号の形式は、本実施の形態のこのような例に限られるものではない。テンプレートマッチングの際に、2次元画像処理を行うように構成して2次元信号を計測に用いるようにしてもよい。また、3次元画像信号を得て、3次元画像処理を行うように構成してもよい。さらに言えば、CCDの信号をn次元(nは、n≧1の整数)に展開して、例えば、n次元の余弦成分信号、n次元正弦信号、あるいはn次周波数信号等を生成し、そのn次元信号を用いて位置計測を行うものに対しても本発明は適用可能である。
なお、本明細書の説明において画像、画像信号、画像情報、パターン信号等と称する時も同様に、2次元の画像のみならず、このようなn次元信号(n次元の画像信号や、上述のごとく画像信号から展開された信号等)をも含むものとする。
なお、FIA演算ユニット41の構成及びこれらの処理については、本発明に係るサーチアライメントの処理(テンプレートマッチング処理)を中心に、次段においてより詳細に説明する。
以上、露光装置100の全体の概略の構成である。
図5は、FIA演算ユニット41の内部構成を示すブロック図である。
図5に示すように、FIA演算ユニット41は、画像信号(パターン信号)記憶部50、テンプレートデータ記憶部52、データ処理部53及び制御部54を有する。
なお、本明細書中で用いるマークとは、アライメントのために特に形成されたマークパターンの他に、回路や配線の一部であって基準パターンとして設定されたパターン等を広く含む概念である。
テンプレートデータは、露光装置100とは別の計算機システム等で作成されてテンプレートデータ記憶部52に記憶されてもよいし、アライメントセンサで撮像された画像情報(パターン信号)に基づいてFIA演算ユニット41で作成されてテンプレートデータ記憶部52に記憶されてもよい。
本発明に関わるこのテンプレート(基準パターン)の作成方法については、後に詳細に説明する。
例えば、データ処理部53は、画像信号記憶部50に記憶される画像信号(パターン信号)とテンプレートデータ記憶部52に記憶するテンプレートとのマッチングを行い、画像信号(パターン信号)中のマークの有無を検出する。その場合データ処理部53は、検出対象のパターンの大きさに相当する探索領域で視野領域を順次走査し、各位置においてその領域の画像信号(パターン信号)とテンプレートデータとを比較照合する。そして、それらのパターン間(画像(パターン信号)間)の類似度、相関度等を評価値として検出し、類似度が所定の閾値以上の場合に、その領域にマークが存在する、すなわち、その箇所の画像(パターン信号)中にマークの像が含まれているものと判断する。
そして、最終的にデータ処理部53は、そのマークが視野内のどの位置にあるかを求める。これによって、ウエハWに形成されたマークの像が指標マーク36a〜36dの中心に正確に位置した時のウエハステージ9のマーク中心位置に関する情報AP2を得る。
図6は、そのテンプレート作成処理を示すフローチャートである。
なお、以下に説明するテンプレートデータの作成処理は、露光装置100とは別の外部の計算機装置等において、図6にフローチャートを示すような、以下に説明する処理を行うプログラムを実行させることにより行うのが好適である。しかし、これに限定されるものではなく、露光装置100内で行うようにしてもよい。より具体的には、例えばFIA演算ユニット41内のデータ処理部53で行うようにしてもよい。
まず、設計値データ(設計値情報)を2次元画像(パターン信号)に変換し、そのデータを2値化し、2値画像データ(パターン信号)を生成する(ステップS110)。設計値データのほとんどは、例えば白と黒と言った二色の組み合わせで表現されているので、2値化は容易に行える。
次に、2値化された設計値データに対して、入力データの範囲を設定する(ステップS120)。サーチアライメントの際には、ウエハの投入動作に起因する誤差やパターンの製造処理に起因する誤差等により、撮像される範囲は所定の範囲内でばらつく。そのようなばらつきがあっても、必ず撮像範囲に含まれる領域を、入力データの範囲として設定するのが好ましい。撮像画像(パターン信号)中に必ず基準パターンが含まれることとなるからである。しかし、サーチアライメント時に撮像画像中に基準パターンが含まれていない場合の処理が設定してある場合には、入力データ範囲を広げることも可能である。入力データ範囲は、そのような状況に応じて任意に設定してよい。
本実施の形態においては、2値化画像(パターン信号)データ上に、例えば図7Aに示すような領域AreaIを設定する。
図7Aに示す例においては、テンプレートと同じサイズSizeTの領域AreaT(xi,yi)が入力データ範囲AreaI内に設定される。なお、(xi,yi)は、領域AreaTの基準点の座標値である(図7Aの例では、領域AreaTの左上角点の座標値)。
すなわち、図7Bに示すように、入力データ範囲AreaIをテンプレート(仮のテンプレートAreaT)と同じサイズSizeTの窓で走査し、各位置における窓内の領域AreaS(xj、yj)の画像(パターン信号)(第2の部分画像(パターン信号)情報)と仮のテンプレートAreaT(xi,yi)の画像(パターン信号)との相関値を順次求める。そして、相関値が十分に高く、ピークとなっている領域を検出する。
この時、相関サーチ計算は、次式(1)又は次式(2)に基づいて行う。
なお、式(1)及び式(2)のいずれの式を用いるかは、場合によって使い分ける。
同一の仮のテンプレートに対して相関値ピークを示す領域は、各々、同一の画像、すなわち同一のパターンにより構成された領域と見ることができる。従って、相関値ピークを示す領域の検出により、同一のパターンにより構成される領域が各パターンごとに検出される。例えば、図8Aに示すように、領域AreaI中に、パターンAで構成される領域が5ヶ所、パターンBで構成される領域が2ヶ所、パターンCで構成される領域が1ヶ所存在することが検出される。
具体的には、まず、入力データ範囲AreaI内に存在するパターンの中から、自分自身以外にピークを持たず単一的に(ユニークに)存在するパターンを検出し、すなわち、自分自身以外にピークを持たないユニークな領域AreaT(xi,yi)(=AreaS(xj、yj))を検出し、これをテンプレートとする。
例えば、図8Aに示す例においては、1ヶ所にのみ存在するパターンC(パターンCで表す領域AreaT(xi,yi)の画像データ)を、テンプレートして選択する。
なお、前述した方法においては、設計データを変換して得られた画像データを2値化して使用したが、予めパターンの高さ方向が設計段階で複数(N個)あるとわかっている場合には、N値化するようにすればよい。
また、前述した方法においては、式(1)又は式(2)に基づいて相関値を求めたが、SSDA法等を適用してもよい。
このような方法によれば、テンプレートサイズも自動的に決定することができ、また、テンプレートサイズをも考慮した適切なテンプレートを検出することができる。
露光装置100においては、まず、レチクルR及びウエハWを、各々レチクルステージ2及びウエハステージ9上に搬送し、各ステージ上に載置し支持する。この際、ウエハWは、ウエハに形成されたオリエンテーション・フラット又はノッチ等を用いて、ウエハステージ9に対して位置合わせ(プリアライメント処理)をした後、ウエハホルダー8を介してウエハステージ9上に保持される(ステップS210)。
具体的には、主制御系15が、ステージコントローラ13及び駆動系14を介して、基準パターンがアライメントセンサの視野領域内に入るようにウエハステージ9を駆動する。
ハーフミラー31によって反射された照明光は、ミラー32によってX軸方向に対してほぼ水平に反射された後、対物レンズ33に入射し、さらに投影レンズPLの鏡筒下部の周辺に投影レンズPLの視野を遮光しないように固定されたプリズム34で反射されてウエハWに垂直に照射される。
イメージセンサ40に結像した画像データは、視野領域内の画像として、FIA演算ユニット41の画像信号記憶部50に記憶される。
なお、サーチアライメント時のこの画像(パターン信号)の取り込みを、アライメントセンサの倍率を後述するファインアライメントの時よりも低倍率に設定して行った場合には、ファインアライメント時よりもウエハW上のより広い領域の画像が取り込まれることとなる。なお、通常は、検出対象の基準パターンも、後述するファインアライメント時のアライメントマークよりも大きなものが設定されている。
サーチアライメントのために予め設定されたウエハW上の所定の数ヶ所の領域に対して、これら画像の取り込み(ステップS221)及びマッチング(ステップS222)の処理を各々繰り返し行う(ステップS221〜ステップS223)。
そして、数ヶ所の領域の基準パターンの位置の検出が全て終了したら(ステップS223)、その各基準パターンの位置関係に基づいて所定の演算を行い、ウエハWの回転量やXYずれ等を求める(ステップS224)。
本実施の形態においては、検出した画像(パターン信号)の波形信号に対してエッジ計測手法による信号処理を施すことにより、アライメントマークの検出及びその位置情報の検出を行う。なお、エッジ計測手法は、例えば特開平4−65603号公報等に開示されており、その詳細な説明は省略する。
なお、ファインアライメント時のこの画像の取り込みを、アライメントセンサの倍率を前述したサーチアライメントの時よりも高倍率に設定して行うようにしてもよい。また、検出対象のアライメントマークは、通常、前述したサーチアライメント時に用いた基準パターンよりも小さい、すなわち高精細なマークである。
また、このテンプレートは、設計データから自動的に生成することができる。従って、オペレータの負荷を軽減することができる。
また、設計データからテンプレートを生成しているので、ウエハ製造前にテンプレートを作成することができ、露光処理を効率良く行うことができる。
前述した第1の実施の形態においては、設計値データから基準パターン(テンプレート)を作成する領域を特定し、設計値データを変換して生成した2次元画像(パターン信号)データのその領域の画像(パターン信号)データよりテンプレートを生成した。しかしこの方法は、実際に製造されたウエハの画像(パターン信号)データが存在する場合にも適用可能であり有効である。実際に製造されたウエハのデータが存在する場合の同様の方法によるテンプレート生成方法について、本発明の第2の実施の形態として説明する。
なお、本実施の形態において、露光装置の構成、及び、サーチアライメント時のテンプレートマッチングを含む一連の露光処理の方法は、第1の実施の形態と同一である。従って、その説明は省略する。また、露光装置の構成を参照する場合には、第1の実施の形態で使用した符号と同一の符号を用いる。
実際の画像(パターン信号)データを用いるこの方法においては、まず、製造されたウエハ表面を撮像し、画像(パターン信号)データを得る(ステップS310)。
次に、設計値データよりユニークパターンを抽出し、その位置情報を検出する。ユニークパターンを抽出するまでの処理は、前述した第1の実施の形態の処理とほぼ同一である。
すなわち、設計値データ(設計値情報)を2次元画像(パターン信号)に変換し、2次元画像(パターン信号)データを生成する(ステップS320)。
入力データ範囲を設定したら、その範囲内に予め定められているテンプレートの大きさと同じサイズの領域を設定し、仮のテンプレートとする(ステップS340)。
次に、入力データ範囲の全域について、前述した式(1)又は式(2)に基づいて仮のテンプレートとの相関サーチ計算行い、相関値が所定の閾値を越え、なおかつピークとなる位置を検出する(ステップS350)。
ステップS320〜ステップS360の処理により入力データ範囲内に存在するパターンが検出されたら、その中から、自分自身以外にピークを持たず単一的に(ユニークに)存在するパターンを検出し、その位置情報(領域情報)を得る(ステップS370)。ユニークなパターンが複数存在する場合には、次に相関値が高いパターンとの相関値の差が最も多いパターンを検出し、その位置情報を得る。
抽出されたテンプレートは、その領域の位置情報とともにFIA演算ユニット41のテンプレートデータ記憶部52に記憶され、サーチアライメントの際のテンプレートマッチングで使用される。
また、テンプレートとすべきユニークパターンの領域の検出は、設計データに基づいて行っているので事前に行うことができ、テンプレート生成処理、ひいては露光処理を効率良く行うことができる。
前述したように、サーチアライメントの際にアライメントセンサにより撮像される観察視野の範囲は、ウエハ投入時の位置の誤差やウエハ処理時のパターン形成位置の誤差等により変動し、一定の領域とはならない。テンプレートマッチングで用いる基準パターン(テンプレート)は、観察視野に常に含まれる範囲から抽出する必要があるが、観察視野の変動が大きい場合には、観察視野に常に含まれる領域が非常に小さくなったり存在しない状況となり、基準パターンを抽出することが不可能となる。
具体的には、例えば図11Aに示すように、観察視野をVIEW_Area、観察視野となり得る最大の範囲をOR_Area、必ず観察視野に含まれる共通領域をAND_Areaとすると、図11Bに示すように、共通領域AND_Area内にユニークなパターンBが存在している場合には、これをテンプレートとして抽出することができる。しかしながら、図11Cに示すように、共通領域AND_Area内にユニークなパターンが存在しない場合には、テンプレートを生成することができない。
また、露光装置の構成及び露光処理の全体の流れ等は、前述した第1及び第2の実施の形態とほぼ同一なので、その説明は省略する。また、露光装置の構成を参照する場合には、第1の実施の形態で使用した符号と同一の符号を用いる。
以下、図12に示すフローチャートを参照して、本実施の形態のテンプレート作成方法について説明する。
まず、画像(パターン信号)データを取り込む(ステップS410)。画像(パターン信号)データは、第1及び第2の実施の形態のように設計値データ(設計値情報)を2次元画像(パターン信号)に変換して生成してもよいし、実際に製造したウエハを撮像して取得してもよい。
次に、取り込んだ画像(パターン信号)データに対して、入力データの範囲を設定する(ステップS420)。前述したように、サーチアライメントの際に撮像される範囲は所定の範囲内で変動する。ここでは、そのようなばらつきを考慮して、図11Aに示したような撮像され得る領域の最大の範囲(最大視野範囲、最大入力データ最大範囲)OR_Areaを入力データの範囲として設定する。
次に、最大視野範囲OR_Areaの全域について、仮のテンプレートとの相関サーチ計算行い、相関値が所定の閾値を越え、なおかつピークとなる位置を検出する(ステップS440)。なお、相関サーチ計算の評価計算式は、式(1)又は式(2)に示した相関係数計算やSSDA法等を含む任意に式を用いてよい。
エレメントの選択は、まず、検出したピークの数が、所定の閾値TH_Peak以下であるか否かをチェックすることにより行う。ピークの数が閾値TH_Peakより多いものは、ユニークさが少ないものとして、テンプレート用の構成要素としては使用しないものとする。
このような特徴量を使用することにより、類似したエレメントより最も位置決め情報が多いパターンを選択することができる。
なお、これらSN比、検出されたエッジ量、エントロピー、分散値、モーメント等の特徴によるエレメントの絞込みは、ステップS440の相関サーチ計算の処理の際に、評価値の計算と組み合わせてやるようにしてもよい。
このエレメントを選択してテンプレートを構成する処理について、具体的なエレメントの検出結果及び選択結果を例示して説明する。
このような場合、仮に、このエレメントB又はエレメントCのいずれかが、視野領域の共通領域AND_Areaに存在していた場合には、そのエレメントを従来の方法によりそのままテンプレートとすればよい。しかし、図14に示す例のようにこれらのエレメントB及びCが共通領域AND_Areaに含まれない場合には、選択したこの両方のパターンB及びCを、各々テンプレートとして登録する。
なお、図14に示す例において、ステップS440で検出された相関ピーク値を示したエレメントAが示されているが、これは最大視野範囲OR_Area中に4個存在するため、そのいずれかを検出したとしても位置を検出できない。このようなエレメントは、ユニークエレメントでないものとしてステップS450において選択されず、テンプレートとならない。
このような場合、通常であれば、最大視野範囲OR_Areaに複数の同一パターンがあるので、テンプレートとすることはできないが、この2つのパターンを組み合わせて考えることにより、最大視野範囲OR_Area内で一意に特定できるパターンを構成できる。従って、これら2つのパターンBの位置関係の情報をも含む形式で、このエレメントBをテンプレートとして登録する。
このような場合であっても、各エレメントの位置関係の情報をも含む形式でテンプレートを作成することにより、エレメントのテンプレートマッチング結果に基づいて位置検出を行うことができる。すなわち、このような各パターンの位置関係の情報をも含む形式で、これらのエレメントA,B及びCをテンプレートとして登録する。
例えば、図16Aの最大視野範囲OR_Areaに対して、図16Bに示すように左上に観察視野VIEW_Areaが配置された場合と、図16Cに示すように右下に観察視野VIEW_Areaが配置された場合を考える。この場合、いずれの観察視野においても、エレメントB及びエレメントCが同様の位置関係で配置されている。しかしながら、図16Bに示す左上の観察視野においては、他にマッチングにより検出されたエレメントが存在しないのに対して、図16Cに示す右下の観察視野においては、さらなるエレメントAが検出されている。従って、このエレメントAの検出の有無及びその位置関係を用いることにより、位置を検出することができる。
すなわち、各々位置情報とともに登録されることにより、エレメントBとエレメントCの組み合わせ、及び、エレメントA,エレメントB及びエレメントCの組み合わせが、各々実質的に1つのテンプレートとして機能するようにテンプレート化されていることとなる。
実際にテンプレートを構成するエレメントを選択する際には、最大視野範囲OR_Areaの大きさ、観察視野VIEW_Areaの大きさ、エレメントの大きさElemetSize、及び、ステップS440で検出されたエレメントの配置とそのユニークさ等の情報に基づいて、選択するピーク数の閾値TH_Peakを1から徐々に大きくし、テンプレートを構成するエレメントを順次選択して行くこととなる。
なお、テンプレートのデータ形式等は、任意の形式でよい。
なお、サーチアライメントの前工程及び後工程の処理内容は、図9を参照して前述した第1の実施の形態の場合の処理と同じである。
サーチアライメントにおいては、ウエハW上の離れた2ヶ所又は3ヶ所の所定の領域において所望のパターンについて位置計測を行い、各箇所の位置関係に基づいてウエハWの回転量やXYずれ等を求める。
次に、テンプレートを構成しているエレメントのサイズElementSizeと同じ大きさの窓により、取り込んだ視野画像を走査し、エレメントデータとの照合(マッチング)を行う(ステップS522)。具体的には、走査され所定の位置に設定された窓内の画像(パターン信号)とエレメントデータとの相関の評価値を前述した式(1)又は式(2)により求める。そして、評価値が所定の閾値よりも大きい場合に、そのエレメントのパターンがその位置に存在すると判断し、エレメントを識別する情報とその位置とを記憶する。
前述したように、本実施の形態のテンプレートは複数のエレメントにより構成されている。従って、このマッチング処理は、全エレメントについて、順次行う(ステップS523)。
そして、各領域の位置が検出できたら、その各領域の位置関係に基づいて所定の演算を行い、ウエハWの回転量やXYずれ等を求める(ステップS526)。
図11Aを参照して前述したように、サーチアライメントの際には、ウエハの投入動作に起因する誤差やパターンの製造処理に起因する誤差等により、撮像される範囲(観察視野VIEW_Area)は所定範囲(OR_Area)内でばらつく。このような条件の下でアライメントに用いるテンプレート(基準パターン)を作成するためには、観察視野がばらついたとしても必ず観察視野に含まれる共通領域AND_Area内のパターンであって、観察視野となり得る最大範囲OR_Area内においてユニークなパターンをテンプレートとして抽出する必要がある。しかしながら、視野共通領域AND_Areaから、必ず、ユニークで位置計測に必要な情報を十分に持つパターンが検出できるとは限らない。
第4の実施の形態においては、視野共通領域AND_Areaからユニークパターンが検出できなかった場合に、テンプレート作成の対象領域を変更する(共通領域AND_Areaや視野最大範囲OR_Areaをずらす)ことにより、ユニークパターンを検出できる可能性を高めたテンプレート作成方法について、図18〜図22を参照して説明する。
本実施の形態のテンプレート作成方法においては、まず、ユニークパターンの検出処理の対象領域を設定する(ステップS601)。まず、ウエハ上のショット領域の配置やサーチアライメント計測の処理条件等に基づいて、図19Aに示すように、サーチアライメント計測によりパターン検出及びその位置計測を行うウエハ上の目標計測領域AreaV0を設定する。目標計測領域AreaV0を設定したら、予め検出されているウエハ投入誤差やウエハ製造誤差等の情報に基づいて、ウエハを露光装置100に投入しアライメントセンサによりこの領域AreaV0を目標として画像を取り込んだ場合の、視野共通領域AND_Area及び視野最大範囲OR_Areaを検出する。そして、視野共通領域AND_Area内の任意の領域を、ユニークパターンを探索する領域AreaAとして設定し、検出された視野最大範囲OR_Areaを含む任意の領域を、パターンのユニークさを検証する領域AreaIとして設定する。本実施の形態においては、ユニークパターン探索領域AreaAは視野共通領域AND_Areaに等しく設定し、ユニークさ検証領域AreaIは視野最大領域OR_Areaに等しく設定する。
まず、図19Bに示すように、ユニークパターン探索領域AreaA内に予め定められているテンプレートと同じサイズの領域AreaTを設定し、これを仮のテンプレートとする(ステップS605)。
次に、ユニークさ検証領域AreaIの全域を、仮のテンプレートAreaTと同じサイズ(テンプレートと同じサイズ)の領域AreaSでサーチし、各位置における領域AreaSの画像(パターン信号情報)と仮のテンプレートAreaTの画像(パターン信号情報)との相関値を、前述した式(1)又は式(2)に基づいて順次求め、相関値が十分に高く、ピークとなっている領域を検出する(ステップS607)。
抽出されたテンプレートは、これを抽出するためにステップS601で設定された目標計測領域AreaV0の位置情報とともに、露光装置100のFIA演算ユニット41のテンプレートデータ記憶部52(図1及び図5参照)に記憶され、サーチアライメントの際のテンプレートマッチングで使用される。
なお、ユニークな仮のテンプレートが複数存在した場合には、第1の実施の形態と同様に、自分自身に対する相関値と2番目に高い相関値との差が最も大きい仮のテンプレートをテンプレートとして選択する。
そのために、既にステップS603において取得している視野最大範囲OR_Area内の画像データであって未だユニークなパターンの探索を行っていない領域、すなわち、現在のユニークさ検証領域AreaI(視野最大範囲OR_Area)の内部でユニークパターン探索領域AreaA(視野共通領域AND_Area)の外部である領域(図19A参照)から、ユニークなパターンを検出する。
次に、図20Bに示すように、ユニークさ検証領域AreaIの全域を、仮のユニークパターン領域AreaY(図20A)と同じサイズ(テンプレートと同じサイズ)の領域AreaZでサーチし、各位置における領域AreaZの画像(パターン信号情報)と仮のユニークパターン領域AreaYの画像(パターン信号情報)との相関値を、前述した式(1)又は式(2)に基づいて順次求め、相関値が十分に高く、ピークとなっている領域を検出する(ステップS623)。
次に、ステップS621〜ステップS625の処理により検出された仮のユニークパターン及びそれに対する相関値ピーク領域から、自分自身以外にピークを持たないユニークなパターンを抽出する(ステップS627)。
本実施形態においては、図21に示すように、ユニークさ検証領域AreaI内にユニークパターンQが検出されたとすると、そのユニークパターンQの中心を観察視野(VIEW_Area)の中心とするように新たな目標撮像範囲AreaVを設定し、これに基づいて、新たな視野共通領域AND_Area_New及び視野最大範囲OR_Area_Newを検出する。
このような処理により、ステップS611においてユニークな仮のテンプレートが抽出された場合には(ステップS613)、その仮のテンプレートの画像データ(イメージ信号情報)をテンプレートとして抽出し(ステップS615)、テンプレート作成処理を終了する。
図22に示すように、例えば、サーチアライメント計測の初期目標計測領域がAreaV0のように設定されている場合、これに対して、ウエハ投入誤差等が考慮されて、視野共通領域AND_Area及び視野最大範囲OR_Areaが図示のように設定される。この視野共通領域AND_Area内を、テンプレートと同じサイズの領域AreaTでサーチし、各領域を仮のテンプレートとし、その各仮のテンプレートが視野最大範囲OR_Area内においてユニークか否かを検証する。これにより、ユニークな仮のテンプレートが検出された場合には、そのパターンをそのままテンプレートとして登録する。
この処理により、例えばユニークなパターンQが検出されたとすると、このパターンQが視野共通領域(AND_Area)内に含まれるように、サーチアライメント計測の目標領域AreaVを再設定する。また、これに伴って視野共通領域AND_Area_New及び視野最大範囲OR_Area_Newを再検出する。(当然、視野共通領域AND_Area_Newは、パターンQを含むように検出される。)
そして、新たに設定した領域を用いて、テンプレート作成を行う。
また、新たに設定した領域において、ユニークパターンが検出されなかったとしても、引き続き同様の処理を繰り返すことにより、ユニークパターンの探索処理を継続することができる。
また、本実施の形態の方法によれば、設計データからも、実際のウエハからの撮像データからもテンプレートを作成することができるので、利便性が向上する。
また、このようにサーチ範囲(視野最大範囲OR_Area)を変更してテンプレート作成及びそのテンプレートを用いたサーチアライメントを行うことができる構成においては、サーチ可能領域を拡大することができる。従って、露光装置においてプリアライメント精度、ウエハ投入精度が若干低下しても、サーチアライメントによりこれに対応することができることとなり、結果的により高性能な露光装置を提供できる。
なお、ユニークパターン探索領域の変更を行っても適切なテンプレートが検出できない場合には、領域の変更回数に制限を設ける等の任意の条件により処理を終了するものとする。
本発明に係る第5の実施の形態として、第4の実施の形態と同様に、最初に設定したテンプレート作成領域(ユニークパターン探索領域)において適切なテンプレートが抽出できない場合に、テンプレート作成領域を再設定してテンプレート作成を再度試みる他の方法について、図23〜図26を参照して説明する。
本実施の形態のテンプレート作成方法においては、まず、テンプレートを作成する領域の設定を行う(ステップS651)。具体的には、第4の実施の形態と同様に、サーチアライメント計測の目標計測領域に対してウエハ投入誤差やウエハ製造誤差を考慮して目標計測領域に対する視野共通領域AND_Area及び視野最大範囲OR_Areaを検出し、その上で、本実施の形態においては、視野最大範囲OR_Areaを、テンプレート作成領域として設定する。
本実施の形態においては、現在のテンプレート作成領域AreaIに対して、その周縁部の画像データ(イメージ信号情報)から、パターン特徴の特徴量が多くユニークパターンが存在する可能性が高いと推定される領域を検出し(ステップS661)、その方向に所望の量だけテンプレート作成領域AreaIをずらし、新たなテンプレート作成領域AreaI_Newとする(ステップS663)。
現在のテンプレート作成領域AreaI(視野最大範囲OR_Area)が図24Aに示すように設定されているとすると、この視野最大範囲OR_Areaの周囲の4辺に沿って視野最大範囲OR_Areaの内側に幅L1の帯状の領域を規定し、これにより視野最大範囲OR_Areaの周縁部に図示のごとく8つの領域E1〜E8を設定する。
次に、各領域E1〜E8ごとに、所定のパターン特徴を検出し、その特徴量を求める。パターン特徴としては、例えば、2値化パターンにおけるパターンの量(所定の画素値の画素量)、パターン密度、周波数成分検出結果、エッジ検出されたパターンにおけるエッジ線分の量、エッジの本数、エッジの密度、エッジ線分の周波数成分検出結果等を用いることができる。
例えば図24Aに示したテンプレート作成領域AreaIに、図24Bに示すようなパターンが配置されていたとする。この場合、領域E1、E2、E3、E5及びE7にパターンが配置されているが、特に、領域E1に複雑なパターンが配置されており、例えば周波数分析やエッジ検出を行いパターン特徴を抽出した場合には、領域E1の特徴量が最も多くなる。
また、新たなテンプレート作成領域AreaI_Newは、パターン特徴の特徴量が多い領域の方向へ設定するのであれば、元の領域AreaIに対して任意の方向、任意の距離に設定してよい。例えば、例えば図25Aに示すように元のテンプレート作成領域AreaIと一部が重なるように設定してもよいし、図25Bに示すように全く重ならないように設定してもよい。
このような処理により、ステップS653においてユニークな仮のテンプレートが抽出された場合には(ステップS655)、その仮のテンプレートの画像データ(イメージ信号情報)をテンプレートとして抽出し(ステップS657)、テンプレート作成処理を終了する。
また、本実施の形態の方法によれば、設計データからも、実際のウエハからの撮像データからもテンプレートを作成することができるので、利便性が向上する。
また、本実施の形態においても、サーチ範囲(視野最大範囲OR_Area)を変更してテンプレート作成を行うことができるため、サーチ可能領域を拡大することができ、露光装置におけるプリアライメント精度やウエハ投入精度が低下にもサーチアライメントにより対応することができる。その結果、より高性能な露光装置を提供できる。
第4の実施の形態及び第5の実施の形態においては、テンプレート作成領域から適切なテンプレートが作成できない場合に、そのテンプレート作成領域を移動して再設定するようにしていた。しかし、テンプレート作成を行う当初の段階より、テンプレート作成に適した情報が多数ある領域を選択して、テンプレート作成領域と設定するようにしてもよい。テンプレート作成に好適な領域を目標計測領域の周辺の広範な領域から選択し、その領域の画像データを利用してテンプレートを作成する処理について、本発明に係る第6の実施の形態として、図27及び図28を参照して説明する。
本実施の形態のテンプレート作成方法においては、まず、低倍率(第1の検出倍率)の撮像カメラにより広域な画像データ(イメージ信号情報)を取得する(ステップS701)。画像データを取得する範囲は、サーチアライメント計測時の目標計測領域(サーチ計測視野領域)を含み、さらに複数のテンプレート作成領域を含むような領域であり、サーチアライメント計測時の撮像倍率(広域の画像データを取得する本ステップにおける撮像倍率(第1の検出倍率)よりも高倍率で、かつファインアライメント計測時に設定される検出倍率よりは低い倍率。以下、便宜上中倍率(第2の検出倍率)と称する)の下での観察視野VIEW_Area、及び、ウエハ投入誤差やウエハ製造誤差を考慮して、予め固定的に決定しておく。本実施形態においては、サーチアライメント計測時に中倍率で観察視野VIEW_Areaを撮像した場合の視野最大範囲OR_Areaに対して、図28に示すように、この視野最大範囲OR_Areaを縦横各4倍、面積で16倍にした領域であって、サーチアライメント計測時の目標計測領域(サーチ計測視野領域)AreaV0をほぼ中心とする領域AreaXの画像データ(低倍率(第1の検出倍率)の画像データ)を取得する。
また、露光装置においてこのようなデータを取得する場合には、例えば、複数の受光系(低倍率、中倍率、高倍率)を有するFIA方式のアライメントセンサを用いる。そのような考え方のアライメントセンサは、例えば特開2002−257512号公報等に開示されている。そのアライメントセンサは、図示を省略するが、対物レンズ(対物光学系)は共通的に設けられているものの、比較的高倍率で視野の狭い受光系(高倍系)と比較的中倍率で視野の広い受光系(中倍系)との2つの受光系を具備しており、ウエハ表面で反射された光ビームをビームスプリッタ等で分岐して各受光系に入射させている。このようなアライメントセンサに上述したような低倍系の受光系(センサを含む)を付加してやって、ステップS701における低倍率の画像データを、露光装置に具備される例えばこのようなアライメントセンサにより撮像する。
まず、図28に示すように、低倍画像データ領域AreaX内に、検出対象のユニークパターンのサイズに相当する領域AreaYを設定し、これを仮のユニークパターンとする(ステップS703)。なお、本実施の形態においては、ここで検出するユニークパターンのサイズは、最終的に生成しようとするテンプレートのサイズと同じものとするが、これに限られるものではなく、任意のサイズに設定してよい。
低倍画像データ領域AreaX内に設定される全ての仮のユニークパターンAreaYについて相関ピーク値を検出したら(ステップS707)、その中から、自分自身以外にピークを持たない真にユニークな仮のユニークパターンを抽出する(ステップS709)。図28に示す例においては、例えば領域AreaUにおいて、真にユニークなパターンが検出されたものとする。
そして、ウエハ上のそのテンプレート作成領域AreaIを中倍率の光学系を介して撮像し、画像データ(イメージ信号情報)を取得する(ステップS713)。
まず、テンプレート作成領域AreaI内のユニークパターン探索領域AreaA(視野共通領域AND_Area)に、テンプレートのサイズに相当する領域AreaTを設定し、これを仮のテンプレートとする(ステップS715)。次に、この領域AreaTと同じサイズの窓AreaSで、テンプレート作成領域AreaIをサーチし、各位置における領域AreaSの画像(パターン信号情報)と仮のテンプレートAreaTの画像(パターン信号情報)との相関値を前述した式(1)又は式(2)に基づいて順次求め、相関値が十分に高く、ピークとなっている領域を検出する(ステップS717)。そして、ユニークパターン探索領域AreaA内に設定される全ての仮のテンプレートAreaTについて相関ピーク値を検出したら(ステップS719)、その中から、自分自身以外にピークを持たないユニークなパターンを抽出する(ステップS721)。そして、そのユニークパターンの画像データ(イメージ信号情報)をテンプレートとして抽出する(ステップS723)。
またその結果、ユニークパターンが検出されないためにテンプレート作成領域を再設定し画像データを取得しなおす等の処理が発生する頻度を低減することができ、テンプレート作成、露光装置に係る種々の装置の運用、及び、露光処理を効率良く行うことができる。
また、本実施の形態においても、サーチ範囲(視野最大範囲OR_Area)を変更してテンプレート作成を行うことができるため、サーチ可能領域を拡大することができ、露光装置におけるプリアライメント精度やウエハ投入精度が低下にもサーチアライメントにより対応することができる。その結果、より高性能な露光装置を提供できる。
また、本実施の形態においては、ウエハ上の実際の画像データに基づいてテンプレートを作成したが、設計データに基づいて作成するようにしてもよい。
また、検出した複数の領域をユニークさに基づいて順位付けし、その順に各領域に対してテンプレート作成を行うようにしてもよい。
次に、前述したようなアライメントセンサ等を具備する露光装置100を用いて行うデバイスの製造方法について図29を参照して説明する。
図29は、例えばICやLSI等の半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等の電子デバイスの製造工程を示すフローチャートである。
図29に示すように、電子デバイスの製造工程においては、まず、電子デバイスの回路設計等のデバイスの機能・性能設計を行い、その機能を実現するためのパターン設計を行い(工程S810)、次に、設計した回路パターンを形成したレチクルを製作する(工程S820)。
一方、シリコン等の材料を用いてウエハ(シリコン基板)を製造する(工程S830)。
具体的には、まず、ウエハ表面に、絶縁膜、電極配線膜あるいは半導体膜との薄膜を成膜し(工程S841)、次に、この薄膜の全面にレジスト塗布装置(コータ)を用いて感光剤(レジスト)を塗布する(工程S842)。
次に、このレジスト塗布後の基板をウエハホルダー上にロードするとともに、工程S830において製造したレチクルをレチクルステージ上にロードして、そのレチクルに形成されたパターンをウエハ上に縮小転写する(工程S843)。この時、露光装置においては、上述した本発明に係る位置合わせ方法によりウエハの各ショット領域を順次位置合わせし、各ショット領域にレチクルのパターンを順次転写する。
そして、現像処理が終了したウエハに、エッチング装置を用いてエッチング処理を施し(工程S845)、ウエハ表面に残存するレジストを、例えばプラズマアッシング装置等を用いて除去する(工程S846)。
これにより、ウエハの各ショット領域に、絶縁層や電極配線等のパターンが形成される。そして、この処理をレチクルを変えて順次繰り返すことにより、ウエハ上に実際の回路等が形成される。
そして、製造したデバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行い(工程S860)、デバイス完成品として出荷する。
また、前述した実施の形態においては、本発明をオフ・アクシス方式のアライメントセンサに適用した場合を例に挙げて説明したが、撮像素子で撮像したマークの画像(パターン信号)を処理してマーク位置を検出する装置であれば、その全てに本発明を適用することができる。
また、半導体素子、液晶表示素子の製造に用いられる露光装置だけでなく、プラズマディスプレイ、薄膜磁気ヘッド及び撮像素子(CCD等)の製造にも用いられる露光装置、及び、レチクルを製造するために、ガラス基板又はシリコンウエハ等に回路パターンを転写する露光装置にも本発明を適用できる。すなわち本発明は、露光装置の露光方式や用途等に関係なく適用可能である。
また、例えば、DFB半導体レーザ又はファイバーレーザから発振される赤外域、又は、可視域の単一波長レーザを、エルビウム(又はエルビウムとイットリビウムの両方)がドープされたファイバーアンプで増幅し、さらに非線形光学結晶を用いて紫外光に波長変換した高調波を用いてもよい。なお、単一波長発振レーザとしてはイットリビウム・ドープ・ファイバーレーザを用いる。
本開示は、2003年6月27日に提出された日本国特許出願第2003−185392号及び2004年5月20日に提出された日本国特許出願第2004−150499号に含まれた主題に関連し、その開示の全てはここに参照事項として明白に組み込まれる。
Claims (84)
- 物体上の所定領域内に任意に配置される前記所定領域よりも小さい面積を有する被計測領域内において、ユニークな信号特徴を有する基準パターンを抽出する基準パターン抽出方法であって、
前記所定領域内のパターン信号情報を得る第1工程と、
前記第1工程で得られた前記パターン信号情報の中から、前記所定領域内で前記被計測領域が取り得る全ての位置において、各位置ごとに該被計測領域内でユニークであると認識可能であり、そのユニークさが互いに異なる複数のユニークパターンを抽出する第2工程と、
前記第2工程で抽出された前記複数のユニークパターンの全てを、前記被計測領域が前記所定領域内で取り得る位置とは無関係に、前記基準パターンとして抽出する第3工程と
を有することを特徴とする基準パターン抽出方法。 - 前記第2工程では、前記被計測領域よりも小さい面積の特定領域単位で、個々の前記ユニークパターンを抽出する
ことを特徴とする請求項1に記載の基準パターン抽出方法。 - 前記第2工程では、パターン形状特徴に関する情報を前記ユニークさの指標として用いながら、前記ユニークパターンを抽出する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の基準パターン抽出方法。 - 前記第2工程では、前記パターン形状特徴に関する情報に加えて、互いに異なるパターン形状特徴を有する各パターンの個数及びそれらの配置関係の少なくともいずれか一方をも前記ユニークさの指標として用いながら、前記ユニークパターンを抽出する
ことを特徴とする請求項3に記載の基準パターン抽出方法。 - 前記第2工程では、互いに同一のパターン形状特徴を備えたパターンの個数及びそれらの配置関係の少なくともいずれか一方を、前記ユニークさの指標として用いながら、前記ユニークパターンを抽出する
ことを特徴とする請求項2に記載の基準パターン抽出方法。 - 前記パターン間の配置関係を前記ユニークさの指標として使用する場合には、該配置関係に関する設計値情報を使用する
ことを特徴とする請求項4又は5に記載の基準パターン抽出方法。 - 前記パターン形状特徴に関する情報を、前記所定領域内のパターン信号情報に対する、個々の前記特定領域内のパターン信号情報ごとの相関演算処理又はSSDA法を用いた演算処理を行うことによって求める
ことを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の基準パターン抽出方法。 - 前記パターンの形状特徴に関する情報を、個々の前記特定領域内のパターン信号情報におけるSN比、エッジの量、エントロピー量、分散値、モーメント量の内の少なくともいずれか1つの情報量を用いて求める
ことを特徴とする請求項7に記載の基準パターン抽出方法。 - 前記第1工程では、前記所定領域を一度に撮像可能な撮像手段を用いて、前記所定領域内のパターン信号情報を求める
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の基準パターン抽出方法。 - 前記第1工程では、
前記被計測領域内を撮像可能な撮像手段を用い、該撮像手段に対する前記物体の位置を変化させながら複数位置での前記被計測領域内のパターン信号情報をそれぞれ求め、
前記求められた複数のパターン信号情報を合成することにより、前記所定領域内のパターン信号情報を求める
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の基準パターン抽出方法。 - 前記第1工程では、前記物体上に形成されたパターンに関する設計値情報を用いて、前記撮像手段に対する前記物体の位置決めを行う
ことを特徴とする請求項9又は10に記載の基準パターン抽出方法。 - 請求項1〜11のいずれかに記載の基準パターン抽出方法により求められた前記基準パターンを用いて、前記物体上の前記被計測領域内のパターン信号情報に対して相関演算処理を行う
ことを特徴とするパターンマッチング方法。 - 前記複数のユニークパターンの全てを順次用いて、前記被計測領域内のパターン信号情報に対して相関演算処理を行う
ことを特徴とする請求項12に記載のパターンマッチング方法。 - 物体上の所定領域内に任意に配置される前記所定領域よりも小さい面積を有する被計測領域内において、ユニークな信号特徴を有する基準パターンを抽出する基準パターン抽出装置であって、
前記所定領域内のパターン信号情報を得るパターン信号情報取得手段と、
前記得られた前記パターン信号情報の中から、前記所定領域内で前記被計測領域が取り得る全ての位置において、各位置ごとに該被計測領域内でユニークであると認識可能であり、かつそのユニークさが互いに異なる複数のユニークパターンを抽出するユニークパターン抽出手段と、
前記抽出された前記複数のユニークパターンの全てを、前記被計測領域が前記所定領域内で取り得る位置とは無関係に、前記基準パターンとして抽出する基準パターン抽出手段と
を有することを特徴とする基準パターン抽出装置。 - 前記ユニークパターン抽出手段は、前記被計測領域よりも小さい面積の特定領域単位で、個々の前記ユニークパターンを抽出する
ことを特徴とする請求項14に記載の基準パターン抽出装置。 - 前記ユニークパターン抽出手段は、パターン形状特徴に関する情報を前記ユニークさの指標として用いながら、前記ユニークパターンを抽出する
ことを特徴とする請求項14又は15に記載の基準パターン抽出装置。 - 前記ユニークパターン抽出手段は、前記パターン形状特徴に関する情報に加えて、互いに異なるパターン形状特徴を有する各パターンの個数及びそれらの配置関係の少なくともいずれか一方をも前記ユニークさの指標として用いながら、前記ユニークパターンを抽出する
ことを特徴とする請求項16に記載の基準パターン抽出装置。 - 前記ユニークパターン抽出手段は、互いに同一のパターン形状特徴を備えたパターンの個数及びそれらの配置関係の少なくともいずれか一方を、前記ユニークさの指標として用いながら、前記ユニークパターンを抽出する
ことを特徴とする請求項15に記載の基準パターン抽出装置。 - 請求項14〜18のいずれかに記載の基準パターン抽出装置により求められた前記基準パターンを用いて、前記物体上の前記被計測領域内のパターン信号情報に対して、前記複数のユニークパターンの全てを順次用いて相関演算処理を行う相関演算処理手段
を有することを特徴とするパターンマッチング装置。 - 物体上に形成された所定パターンを識別する際に使用される基準パターンを抽出する基準パターン抽出方法であって、
前記物体上に形成されたパターンの形状及びその配置情報の少なくともいずれか一方に関する設計値情報を得る第1工程と、
前記設計値情報をパターン信号情報に変換する第2工程と、
前記パターン信号情報の中から、ユニークなパターン信号特徴を有するユニークパターンを抽出する第3工程と、
前記第3工程で抽出されたユニークパターンに基づいて前記基準パターンを決定する第4工程と
を有することを特徴とする基準パターン抽出方法。 - 前記第3工程では、
前記パターン信号情報に対する、前記パターン信号情報内の部分パターン信号情報ごとの相関演算処理、又はSSDA法を用いた演算処理を行うことによって、前記ユニークパターンを抽出する
ことを特徴とする請求項20に記載の基準パターン抽出方法。 - 前記第3工程では、前記部分パターン信号情報から得られる領域の大きさを変更しながら前記ユニークパターンを抽出する
ことを特徴とする請求項21に記載の基準パターン抽出方法。 - 前記第4工程では、前記第3工程において前記ユニークパターンが複数抽出された場合には、前記パターン信号情報内の他のパターンに対して特徴差が最も大きいユニークパターンを前記基準パターンとして決定する
ことを特徴とする請求項20〜22のいずれかに記載の基準パターン抽出方法。 - 物体上に形成された所定パターンを識別する際に使用される基準パターンを抽出する基準パターン抽出装置であって、
前記物体上に形成されたパターンの形状及びその配置情報の少なくともいずれか一方に関する設計値情報を得る設計値情報取得手段と、
前記設計値情報をパターン信号情報に変換する情報変換手段と、
前記パターン信号情報の中から、ユニークな信号特徴を有するユニークパターンを抽出するユニークパターン抽出手段と、
前記抽出されたユニークパターンに基づいて前記基準パターンを決定する基準パターン決定手段と
を有することを特徴とする基準パターン抽出装置。 - 前記ユニークパターン抽出手段では、前記部分パターン信号情報から得られる領域の大きさを変更しながら前記ユニークパターンを抽出する
ことを特徴とする請求項24に記載の基準パターン抽出装置。 - 物体上に形成された所定パターンを識別する際に使用される基準パターンを抽出する基準パターン抽出方法であって、
物体上を撮像してパターン信号情報を求める第1工程と、
前記物体上に形成されたパターンの形状及び配置状態の少なくともいずれか一方に関する設計値情報を得る第2工程と、
前記第1工程で得られたパターン信号情報と、前記第2工程で得られた設計値情報とに基づいて、前記パターン信号情報の中の一部分を、前記基準パターンに関する情報として抽出する第3工程と
を有することを特徴とする基準パターン抽出方法。 - 前記第3工程は、
前記設計値情報をパターン信号情報に変換する工程と、
前記変換されたパターン信号情報の中から、ユニークなパターン信号特徴を有する部分の位置に関するユニークパターン位置情報を求める工程と、
前記ユニークパターン位置情報に基づいて、前記第1工程で得られたパターン信号情報の中の一部分を特定する工程と、
前記特定された一部分を、前記基準パターンに関する情報として抽出する工程と
を有することを特徴とする請求項26に記載の基準パターン抽出方法。 - 物体上に形成された所定パターンを識別する際に使用される基準パターンを抽出する基準パターン抽出装置であって、
物体上を撮像してパターン信号情報を求めるパターン信号情報取得手段と、
前記物体上に形成されたパターンの形状及び配置状態の少なくともいずれか一方に関する設計値情報を得る設計値情報取得手段と、
前記パターン信号情報取得手段により得られたパターン信号情報と、前記設計値情報取得手段で得られた設計値情報とに基づいて、前記パターン信号情報の中の一部分を、前記基準パターンに関する情報として抽出する基準パターン抽出手段と
を有することを特徴とする基準パターン抽出装置。 - 前記基準パターン抽出手段は、
前記設計値情報をパターン信号情報に変換するパターン信号情報変換手段と、
前記変換されたパターン信号情報の中から、ユニークなパターン信号特徴を有する部分の位置に関するユニークパターン位置情報を求めるユニークパターン位置情報取得手段と、
前記ユニークパターン位置情報に基づいて、前記第1工程で得られたパターン信号情報の中の一部分を特定するパターン信号特定手段と、
前記特定された一部分を、前記基準パターンに関する情報として抽出する基準パターン抽出手段と
を有することを特徴とする請求項28に記載の基準パターン抽出装置。 - 物体上の所定領域内に形成された所定パターンを識別するパターンマッチング方法であって、
前記基準パターンとして、互いにユニークさの異なる複数の基準パターンを用意する第1工程と、
前記所定領域内を撮像してパターン信号情報を求める第2工程と、
前記複数の基準パターンの全てを順次用いて、前記第2工程で得られたパターン信号情報に対する相関演算処理を行う第3工程と
を有することを特徴とするパターンマッチング方法。 - 前記複数の基準パターンは、パターン形状特徴が互いに異なっている
ことを特徴とする請求項30に記載のパターンマッチング方法。 - 前記複数の基準パターンは、特定形状を有するパターンの個数及び配置関係の少なくともいずれか一方が互いに異なっている
ことを特徴とする請求項30又は31に記載のパターンマッチング方法。 - 物体上の所定領域内に形成された所定パターンを識別するパターンマッチング装置であって、
前記基準パターンとして、互いにユニークさの異なる複数の基準パターンを用意する基準パターン用意手段と、
前記所定領域内を撮像してパターン信号情報を求めるパターン信号情報取得手段と、
前記複数の基準パターンの全てを順次用いて、前記得られたパターン信号情報に対する相関演算処理を行う相関演算処理手段と
を有することを特徴とするパターンマッチング装置。 - 物体上に形成されたパターンを識別する際に使用する基準パターンを抽出する基準パターン抽出方法であって、
前記物体上を、第1の検出倍率を持つ光学系を介して光電検出して、第1のパターン信号情報を得る第1工程と、
前記第1工程で得られた前記第1のパターン信号情報に基づいて、ユニークなパターン信号特徴を有するユニークパターンが存在すると推測される前記物体上の所定領域を特定する第2工程と、
前記第2工程で特定された前記所定領域を、前記第1の検出倍率よりも高倍な第2の検出倍率を持つ光学系を介して光電検出して、前記所定領域内の第2のパターン信号情報を得る第3工程と、
前記第3工程で得られた前記第2のパターン信号情報に基づいて、前記基準パターンとすべき前記ユニークパターンを抽出する第4工程と
を有することを特徴とする基準パターン抽出方法。 - 前記第2工程では、
前記物体上の前記第1工程でパターン信号情報が得られた範囲内において複数の候補領域を設定し、
前記設定した各候補領域の前記第1のパターン信号情報に基づいて、当該候補領域内においてユニークな信号特徴を有するユニークパターンを抽出し、
前記複数の候補領域の各々から得られた前記ユニークパターンのユニークさの大きい順に1又は複数の前記候補領域を前記所定領域として特定する
ことを特徴とする請求項34に記載の基準パターン抽出方法。 - 前記第4工程で適切な前記基準パターンが決定されるまで、前記ユニークさの大きいユニークパターンが抽出された前記候補領域から順に当該候補領域を前記所定領域とみなして、当該所定領域内の前記第2のパターン信号情報を得て、当該第2のパターン信号情報に基づいて前記ユニークパターンを抽出し、当該ユニークパターンに基づいて前記基準パターンを決定する
ことを特徴とする請求項35に記載の基準パターン抽出方法。 - 前記第3工程及び第4工程における前記所定領域からの前記基準パターンの抽出の処理は、請求項1〜11、26又は27のいずれかに記載の基準パターン抽出方法により、当該所定領域の前記第2のパターン信号情報に基づいて行う
ことを特徴とする請求項34〜36のいずれかに記載の基準パターン抽出方法。 - 前記第2工程では、前記第1のパターン信号情報に基づいて、前記候補領域よりも小さい面積を有し当該候補領域内の任意の位置に配置される被計測領域に必ず含まれる前記候補領域内の領域に存在するパターンであって、前記候補領域内においてユニークな信号特徴を有するユニークパターンを抽出し、
前記第4工程では、前記第2のパターン信号情報に基づいて、前記所定領域内の任意の位置に配置される前記被計測領域に必ず含まれる前記所定領域内の領域に存在するパターンであって、前記所定領域内においてユニークな信号特徴を有するユニークパターンを抽出する
ことを特徴とする請求項35又は36に記載の基準パターン抽出方法。 - 物体上に形成されたパターンを識別する際に使用する基準パターンを抽出する基準パターン抽出装置であって、
前記物体上を、第1の検出倍率を持つ光学系を介して光電検出して、第1のパターン信号情報を得る第1情報取得手段と、
前記第1のパターン信号情報に基づいて、ユニークなパターン信号特徴を有するユニークパターンが存在すると推測される前記物体上の所定領域を特定する所定領域特定手段と、
前記特定された前記所定領域を、前記第1の倍率よりも高倍な第2の検出倍率を持つ光学系を介して光電検出して、前記所定領域内の第2のパターン信号情報を得る第2情報取得手段と、
前記第2のパターン信号情報に基づいて、前記基準パターンとすべき前記ユニークパターンを抽出し決定する基準パターン決定手段と
を有することを特徴とする基準パターン抽出装置。 - 前記所定領域から前記基準パターンを抽出する前記第2情報取得手段及び前記基準パターン決定手段は、請求項14〜18、28又は29のいずれかに記載の基準パターン抽出装置を用いて、前記所定領域の前記第2のパターン信号情報に基づいて行う
ことを特徴とする請求項39に記載の基準パターン抽出装置。 - 物体上に形成されたパターンを識別する際に使用する基準パターンを抽出する基準パターン抽出方法であって、
前記物体上の所定領域のパターン信号情報を得る第1工程と、
前記第1工程で得られたパターン信号情報に基づいて、前記所定領域よりも小さい面積を有し当該所定領域内の任意の位置に配置される被計測領域に必ず含まれる特定領域に存在するパターンであって、前記所定領域内においてユニークなパターン信号特徴を有するユニークパターンを抽出し、当該抽出されたユニークパターンに基づいて前記基準パターンを決定する第2工程と、
前記第2工程において前記特定領域から前記ユニークパターンが抽出できなかった場合に、前記第1工程で得られたパターン信号情報に基づいて、前記所定領域内の任意の位置に配置され、面積が前記特定領域の面積以下のパターンであって、前記所定領域内においてユニークな信号特徴を有するユニークパターンを抽出する第3工程と、
前記第3工程において前記ユニークパターンが抽出された場合に、前記ユニークパターンを含むように前記特定領域が規定されるように、前記所定領域を再設定する第4工程と
を有し、前記再設定された前記所定領域に対して、前記第1工程及び前記第2工程を施し、前記ユニークパターンを抽出する
ことを特徴とする基準パターン抽出方法。 - 物体上に形成されたパターンを識別する際に使用する基準パターンを抽出する基準パターン抽出装置であって、
前記物体上の所定領域のパターン信号情報を得るパターン信号情報取得手段と、
前記得られたパターン信号情報に基づいて、前記所定領域よりも小さい面積を有し当該所定領域内の任意の位置に配置される被計測領域に必ず含まれる特定領域に存在するパターンであって、前記所定領域内においてユニークなパターン信号特徴を有するユニークパターンを抽出し、当該抽出されたユニークパターンに基づいて前記基準パターンを決定する基準パターン決定手段と、
前記基準パターン決定手段において前記特定領域から前記ユニークパターンが抽出できなかった場合に、前記パターン信号情報取得手段で得られたパターン信号情報に基づいて、前記所定領域内の任意の位置に配置され、面積が前記特定領域の面積以下のパターンであって、前記所定領域内においてユニークな信号特徴を有するユニークパターンを抽出するユニークパターン抽出手段と、
前記ユニークパターン抽出手段において前記ユニークパターンが抽出された場合に、前記ユニークパターンを含むように前記特定領域が規定されるように、前記所定領域を再設定する所定領域再設定手段と
を有し、前記再設定された前記所定領域に対して、前記パターン信号情報取得手段において前記パターン信号情報を取得し、前記基準パターン決定手段において前記基準パターンを決定する
ことを特徴とする基準パターン抽出装置。 - 物体上に形成されたパターンを識別する際に使用する基準パターンを抽出する基準パターン抽出方法であって、
前記物体上の所定領域のパータン信号情報を取得し、当該取得したパターン信号情報に基づいて前記所定領域内においてユニークなパターン信号特徴を有するユニークパターンを抽出し、当該抽出されたユニークパターンに基づいて前記基準パターンを決定する第1工程と、
前記第1工程において前記所定領域から前記ユニークパターンが抽出できなかった場合に、当該所定領域付近の領域であって、ユニークなパターン信号特徴を有するユニークパターンの存在する可能性の高い領域に、前記所定領域を再設定する第2工程と
を有し、前記再設定された前記所定領域に対して前記第1工程を施し前記基準パターンを決定する
ことを特徴とする基準パターン抽出方法。 - 前記第2工程では、前記再設定前の前記所定領域のパターン信号情報及び当該所定領域付近のパターン信号情報の少なくともいずれか一方に基づいて、パターン特徴量の多い領域を検出し、当該領域方向に前記所定領域を再設定する
ことを特徴とする請求項43に記載の基準パターン抽出方法。 - 前記第2工程では、前記パターン信号情報に基づいてパターンを2値化又はエッジ検出し得られた特徴パターンに基づいて、前記パターン特徴量の多い領域を検出し、当該領域方向に前記所定領域を再設定する
ことを特徴とする請求項44に記載の基準パターン抽出方法。 - 前記第2工程では、前記特徴パターンの重心位置を計測し、当該重心位置が前記ユニークパターンの抽出対象の領域となるように、前記所定領域を再設定する
ことを特徴とする請求項45に記載の基準パターン抽出方法。 - 前記第1工程では、請求項1〜11、20〜23、26又は27のいずれかに記載の基準パターン抽出方法により前記基準パターンを決定する
ことを特徴とする請求項43〜46のいずれかに記載の基準パターン抽出方法。 - 物体上に形成されたパターンを識別する際に使用する基準パターンを抽出する基準パターン抽出装置であって、
前記物体上の所定領域のパータン信号情報を取得し、当該取得したパターン信号情報に基づいて前記所定領域内においてユニークなパターン信号特徴を有するユニークパターンを抽出し、当該抽出されたユニークパターンに基づいて前記基準パターンを決定する基準パターン決定手段と、
前記基準パターン決定手段において前記所定領域から前記ユニークパターンが抽出できなかった場合に、当該所定領域付近の領域であって、ユニークなパターン信号特徴を有するユニークパターンの存在する可能性の高い領域に、前記所定領域を再設定する所定領域再設定手段と
を有し、前記再設定された前記所定領域に対して、前記基準パターン決定手段において再度前記基準パターンの決定を行う
ことを特徴とする基準パターン抽出装置。 - 前記所定領域再設定手段においては、前記再設定前の前記所定領域のパターン信号情報及び当該所定領域付近のパターン信号情報の少なくともいずれか一方に基づいて、パターン特徴量の多い領域を検出し、当該領域方向に前記所定領域を再設定する
ことを特徴とする請求項48に記載の基準パターン抽出装置。 - 前記所定領域再設定手段においては、前記パターン信号情報に基づいてパターンを2値化又はエッジ検出し得られた特徴パターンに基づいて、前記パターン特徴量の多い領域を検出し、当該領域方向に前記所定領域を再設定する
ことを特徴とする請求項49に記載の基準パターン抽出装置。 - 前記所定領域再設定手段においては、前記特徴パターンの重心位置を計測し、当該重心位置が前記ユニークパターンの抽出対象の領域となるように、前記所定領域を再設定する
ことを特徴とする請求項50に記載の基準パターン抽出装置。 - 請求項20〜23,26,27,34〜38,41又は43〜47のいずれかに記載の基準パターン抽出方法により抽出された前記基準パターンを用いて、前記物体上の被計測領域内のパターン信号情報に対して相関演算処理を行う
ことを特徴とするパターンマッチング方法。 - 請求項24,25,28,29,39,40,42又は48〜51のいずれかに記載の基準パターン抽出装置により抽出された前記基準パターンを用いて、前記物体上の被計測領域内のパターン信号情報に対して相関演算処理を行う
ことを特徴とするパターンマッチング装置。 - 請求項12,13、30〜32又は52のいずれかに記載のパターンマッチング方法を用いて、前記被計測領域内における前記ユニークパターンの位置情報を求める
ことを特徴とする位置検出方法。 - 請求項19,33又は53いずれかに記載のパターンマッチング装置を用いて、前記被計測領域内における前記ユニークパターンの位置情報を求める位置情報検出手段
を有することを特徴とする位置検出装置。 - 請求項53に記載の位置検出方法を用いて前記物体としての基板上に形成されたユニークパターンの、前記物体の移動座標系上での位置情報を求め、
前記位置情報に基づいて前記基板を位置合わせし、
前記位置合わせされた基板上に、所定のパターンを転写露光する
ことを特徴とする露光方法。 - 前記物体としての基板上に形成されたユニークパターンの、前記物体の移動座標系上での位置情報を求める請求項55に記載の位置検出装置と、
前記位置情報に基づいて前記基板を位置合わせする位置合わせ手段と、
前記位置合わせされた基板上に、所定のパターンを転写露光する露光手段と
を有することを特徴とする露光装置。 - パターンが形成された物体上からユニークな信号特徴を有する基準パターンを抽出する基準パターン抽出方法であって、所定面積の被計測領域が配置され得る、前記被計測領域よりも広い範囲の所定領域の中でユニークな信号特徴を有する基準パターンを抽出する基準パターン抽出方法において、
前記所定領域内の第1位置に位置する前記被計測領域に含まれるパターンから、ユニークな信号特徴を有する第1基準パターンを抽出するとともに、
前記所定領域内の前記第1位置とは異なる第2位置に位置する前記被計測領域であって、前記第1位置に位置する前記被計測領域とは異なるパターンを少なくとも一部含む当該第2位置に位置する前記被計測領域に含まれるパターンから、ユニークな信号特徴を有する第2基準パターンを抽出する
ことを特徴とする基準パターン抽出方法。 - 前記被計測領域が前記所定領域内の第1位置にある際に前記被計測領域に含まれる範囲と、前記被計測領域が前記第2位置にある際に前記被計測領域に含まれる範囲との一部が重複する場合に、前記第1基準パターンは、前記第1位置にある前記被計測領域のうち前記重複範囲を除く範囲から抽出されたパターンであり、前記第2基準パターンは、前記第2位置にある前記被計測領域のうち前記重複範囲を除く範囲から抽出されたパターンである
ことを特徴とする請求項58に記載の基準パターン抽出方法。 - 前記被計測領域が前記所定領域内の第1位置にある際に前記被計測領域に含まれる範囲と、前記被計測領域が前記第2位置にある際に前記被計測領域に含まれる範囲とが重複する範囲は存在しない
ことを特徴とする請求項58に記載の基準パターン抽出方法。 - 前記物体上にパターンを形成するための設計値情報に基づいて、前記第1基準パターン及び前記第2基準パターンを抽出する
ことを特徴とする請求項58に記載の基準パターン抽出方法。 - 前記所定領域内の第1位置に位置する前記被計測領域内に含まれるパターンから、ユニークな信号特徴を有する前記第1基準パターンを抽出するとともに、
前記所定領域内の前記第1位置とは異なる第2位置に位置する前記被計測領域であって、前記第1位置に位置する前記被計測領域とは異なるパターンを少なくとも一部含む当該第2位置に位置する前記被計測領域に含まれるパターンから、ユニークな信号特徴を有する基準パターン複数個で構成される前記第2基準パターンを抽出する
ことを特徴とする請求項58に記載の基準パターン抽出方法。 - 前記所定領域内の第1位置に位置する前記被計測領域内に含まれるパターンから、ユニークな信号特徴を有する前記第1基準パターンを抽出するとともに、
前記所定領域内の前記第1位置とは異なる第2位置に位置する前記被計測領域であって、前記第1位置に位置する前記被計測領域とは異なるパターンを少なくとも一部含む当該第2位置に位置する前記被計測領域に含まれるパターンから、前記ユニークな信号特徴を有するパターンに対して所定位置に配置された特定パターンと前記ユニークな信号特徴を有するパターンとで構成された第2基準パターンを抽出する
ことを特徴とする請求項58に記載の基準パターン抽出方法。 - パターンが形成された物体上に所定面積の被計測領域を配置し、前記被計測領域に含まれるパターンから予め定めた基準パターンと一致する特定パターンを検出するパターンマッチング方法であって、前記被計測領域よりも広い範囲の所定領域の中から前記特定パターンを検出するパターンマッチング方法において、
前記基準パターンとして、前記所定領域内の第1位置に位置する前記被計測領域に含まれるパターンから、ユニークな信号特徴を有する第1基準パターンを抽出するとともに、
前記所定領域内の前記第1位置とは異なる第2位置に位置する前記被計測領域であって、前記第1位置に位置する前記被計測領域とは異なるパターンを少なくとも一部含む当該第2位置に位置する前記被計測領域に含まれるパターンから、ユニークな信号特徴を有する第2基準パターンを抽出し、
前記物体上に前記被計測領域を設定し、
前記被計測領域内の前記物体の像から前記第1基準パターン又は第2基準パターンと一致するパターンを検出する
ことを特徴とするパターンマッチング方法。 - 前記被計測領域が前記所定領域内の第1位置にある際に前記被計測領域に含まれる範囲と、前記被計測領域が前記第2位置にある際に前記被計測領域に含まれる範囲との一部が重複する場合に、前記第1基準パターンは、前記第1位置にある前記被計測領域のうち前記重複範囲を除く範囲から抽出し、前記第2基準パターンは、前記第2位置にある前記被計測領域のうち前記重複範囲を除く範囲から抽出する
ことを特徴とする請求項64に記載のパターンマッチング方法。 - 前記被計測領域が前記所定領域内の第1位置にある際に前記被計測領域に含まれる範囲と、前記被計測領域が前記第2位置にある際に前記被計測領域に含まれる範囲とで重複する範囲が存在しない
ことを特徴とする請求項64に記載のパターンマッチング方法。 - 。
前記物体上にパターンを形成するための設計値情報に基づいて、前記第1基準パターン及び前記第2基準パターンを抽出する
ことを特徴とする請求項64に記載のパターンマッチング方法。 - 前記基準パターンとして、
前記所定領域内の第1位置に位置する前記被計測領域内に含まれるパターンから、ユニークな信号特徴を有する前記第1基準パターンを抽出するとともに、
前記所定領域内の前記第1位置とは異なる第2位置に位置する前記被計測領域であって、前記第1位置に位置する前記被計測領域とは異なるパターンを少なくとも一部含む当該第2位置に位置する前記被計測領域に含まれるパターンから、ユニークな信号特徴を有する基準パターン複数個で構成される前記第2基準パターンを抽出する
ことを特徴とする請求項64に記載のパターンマッチング方法。 - 前記基準パターンとして、
前記所定領域内の第1位置に位置する前記被計測領域内に含まれるパターンから、ユニークな信号特徴を有する前記第1基準パターンを抽出するとともに、
前記所定領域内の前記第1位置とは異なる第2位置に位置する前記被計測領域であって、前記第1位置に位置する前記被計測領域とは異なるパターンを少なくとも一部含む当該第2位置に位置する前記被計測領域に含まれるパターンから、前記ユニークな信号特徴を有するパターンに対して所定位置に配置された特定パターンと前記ユニークな信号特徴を有するパターンとで構成された第2基準パターンを抽出する
ことを特徴とする請求項64に記載のパターンマッチング方法。 - パターンが形成された物体の位置情報を検出する位置検出方法であって、前記物体上に所定面積の被計測領域を配置し、前記被計測領域に含まれるパターンから予め定めた基準パターンと一致する特定パターンを検出することによって前記特定パターンと前記被計測領域との相対位置情報を検出する位置検出方法において、
前記基準パターンとして、前記被計測領域よりも広い範囲の所定領域内で第1位置に位置する前記被計測領域に含まれるパターンから、ユニークな信号特徴を有する第1基準パターンを抽出するとともに、
前記所定領域内の前記第1位置とは異なる第2位置に位置する前記被計測領域であって、前記第1位置に位置する前記被計測領域とは異なるパターンを少なくとも一部含む当該第2位置に位置する前記被計測領域に含まれるパターンから、ユニークな信号特徴を有する第2基準パターンを抽出し、
前記物体上に前記被計測領域を設定し、
前記被計測領域内の前記物体の像から前記第1基準パターン又は第2基準パターンと一致する特定パターンを検出し、前記特定パターンと前記被計測領域との相対位置情報を検出する
ことを特徴とする位置検出方法。 - 前記被計測領域が前記所定領域内の第1位置にある際に前記被計測領域に含まれる範囲と、前記被計測領域が前記第2位置にある際に前記被計測領域に含まれる範囲との一部が重複する場合に、前記第1基準パターンは、前記第1位置にある前記被計測領域のうち前記重複範囲を除く範囲から抽出し、前記第2基準パターンは、前記第2位置にある前記被計測領域のうち前記重複範囲を除く範囲から抽出する
ことを特徴とする請求項70に記載の位置検出方法。 - 前記被計測領域が前記所定領域内の第1位置にある際に前記被計測領域に含まれる範囲と、前記被計測領域が前記第2位置にある際に前記被計測領域に含まれる範囲とで重複する範囲が存在しない
ことを特徴とする請求項70に記載の位置検出方法。 - 。
前記物体上にパターンを形成するための設計値情報に基づいて、前記第1基準パターン及び前記第2基準パターンを抽出する
ことを特徴とする請求項70に記載の位置検出方法。 - 前記基準パターンとして、
前記所定領域内の第1位置に位置する前記被計測領域内に含まれるパターンから、ユニークな信号特徴を有する前記第1基準パターンを抽出するとともに、
前記所定領域内の前記第1位置とは異なる第2位置に位置する前記被計測領域であって、前記第1位置に位置する前記被計測領域とは異なるパターンを少なくとも一部含む当該第2位置に位置する前記被計測領域に含まれるパターンから、ユニークな信号特徴を有する基準パターン複数個で構成される前記第2基準パターンを抽出する
ことを特徴とする請求項70に記載の位置検出方法。 - 前記基準パターンとして、
前記所定領域内の第1位置に位置する前記被計測領域内に含まれるパターンから、ユニークな信号特徴を有する前記第1基準パターンを抽出するとともに、
前記所定領域内の前記第1位置とは異なる第2位置に位置する前記被計測領域であって、前記第1位置に位置する前記被計測領域とは異なるパターンを少なくとも一部含む当該第2位置に位置する前記被計測領域に含まれるパターンから、前記ユニークな信号特徴を有するパターンに対して所定位置に配置された特定パターンと前記ユニークな信号特徴を有するパターンとで構成された第2基準パターンを抽出する
ことを特徴とする請求項70に記載の位置検出方法。 - パターンが形成された物体上からユニークな信号特徴を有する基準パターンを抽出する基準パターン抽出装置であって、
所定面積の被計測領域が配置され得る前記被計測領域よりも広い範囲の前記物体上の所定領域において、前記被計測領域が第1位置に位置する際に前記被計測領域に含まれるパターンからユニークな信号特徴を有する第1基準パターンを抽出するとともに、前記所定領域内の前記第1位置とは異なる第2位置に位置する前記被計測領域であって、前記第1位置に位置する前記被計測領域とは異なるパターンを少なくとも一部含む当該第2位置に位置する前記被計測領域に含まれるパターンから、ユニークな信号特徴を有する第2準パターンを抽出するユニークパターン抽出装置
を有することを特徴とする基準パターン抽出装置。 - 前記ユニークパターン抽出装置は、前記基準パターンとして、
前記所定領域内の第1位置に位置する前記被計測領域内に含まれるパターンから、ユニークな信号特徴を有する前記第1基準パターンを抽出するとともに、
前記所定領域内の前記第1位置とは異なる第2位置に位置する前記被計測領域であって、前記第1位置に位置する前記被計測領域とは異なるパターンを少なくとも一部含む当該第2位置に位置する前記被計測領域に含まれるパターンから、ユニークな信号特徴を有する基準パターン複数個で構成される前記第2基準パターンを抽出する
ことを特徴とする請求項76に記載の基準パターン抽出装置。 - 前記ユニークパターン抽出装置は、前記基準パターンとして、
前記所定領域内の第1位置に位置する前記被計測領域内に含まれるパターンから、ユニークな信号特徴を有する前記第1基準パターンを抽出するとともに、
前記所定領域内の前記第1位置とは異なる第2位置に位置する前記被計測領域であって、前記第1位置に位置する前記被計測領域とは異なるパターンを少なくとも一部含む当該第2位置に位置する前記被計測領域に含まれるパターンから、前記ユニークな信号特徴を有するパターンに対して所定位置に配置された特定パターンと前記ユニークな信号特徴を有するパターンとで構成された第2基準パターンを抽出する
ことを特徴とする請求項76に記載の基準パターン抽出装置。 - パターンが形成された物体上に所定面積の被計測領域を配置し、前記被計測領域に含まれるパターンから予め定めた基準パターンと一致する特定パターンを検出するパターンマッチング装置であって、前記被計測領域よりも広い範囲の所定領域の中から前記特定パターンを検出するパターンマッチング装置において、
前記基準パターンとして、前記所定領域内の第1位置に位置する前記被計測領域に含まれるパターンから、ユニークな信号特徴を有する第1基準パターンを抽出するとともに、前記所定領域内の前記第1位置とは異なる第2位置に位置する前記被計測領域であって、前記第1位置に位置する前記被計測領域とは異なるパターンを少なくとも一部含む当該第2位置に位置する前記被計測領域に含まれるパターンから、ユニークな信号特徴を有する第2基準パターンを抽出するユニークパターン抽出装置と、
前記物体上に前記被計測領域を設定する設定手段と、
前記被計測領域内の前記物体の像から前記第1基準パターン又は第2基準パターンと一致するパターンを検出する検出手段と
を有することを特徴とするパターンマッチング装置。 - 前記ユニークパターン抽出装置は、前記基準パターンとして、
前記所定領域内の第1位置に位置する前記被計測領域内に含まれるパターンから、ユニークな信号特徴を有する前記第1基準パターンを抽出するとともに、
前記所定領域内の前記第1位置とは異なる第2位置に位置する前記被計測領域であって、前記第1位置に位置する前記被計測領域とは異なるパターンを少なくとも一部含む当該第2位置に位置する前記被計測領域に含まれるパターンから、ユニークな信号特徴を有する基準パターン複数個で構成される前記第2基準パターンを抽出する
ことを特徴とする請求項79に記載のパターンマッチング装置。 - 前記ユニークパターン抽出装置は、前記基準パターンとして、
前記所定領域内の第1位置に位置する前記被計測領域内に含まれるパターンから、ユニークな信号特徴を有する前記第1基準パターンを抽出するとともに、
前記所定領域内の前記第1位置とは異なる第2位置に位置する前記被計測領域であって、前記第1位置に位置する前記被計測領域とは異なるパターンを少なくとも一部含む当該第2位置に位置する前記被計測領域に含まれるパターンから、前記ユニークな信号特徴を有するパターンに対して所定位置に配置された特定パターンと前記ユニークな信号特徴を有するパターンとで構成された第2基準パターンを抽出する
ことを特徴とする請求項79に記載のパターンマッチング装置。 - パターンが形成された物体上に所定面積の被計測領域を配置し、前記被計測領域に含まれるパターンから予め定めた基準パターンと一致する特定パターンを検出して、前記物体と前記被計測領域との相対位置情報を検出する位置検出装置であって、
前記基準パターンとして、前記被計測領域よりも広い所定領域内において前記被計測領域が第1位置に位置する際に、前記第1位置に位置する前記被計測領域に含まれるパターンから、ユニークな信号特徴を有する第1基準パターンを抽出するとともに、前記所定領域内の前記第1位置とは異なる第2位置に位置する前記被計測領域であって、前記第1位置に位置する前記被計測領域とは異なるパターンを少なくとも一部含む当該第2位置に位置する前記被計測領域に含まれるパターンから、ユニークな信号特徴を有する第2基準パターンを抽出するユニークパターン抽出装置と、
前記物体上に前記被計測領域を設定する設定手段と、
前記被計測領域内の前記物体の像から前記第1基準パターン又は第2基準パターンと一致するパターンを検出し前記物体と前記被計測領域との相対位置情報を検出する検出装置と
を有することを特徴とする位置検出装置。 - 前記ユニークパターン抽出装置は、前記基準パターンとして、
前記所定領域内の第1位置に位置する前記被計測領域内に含まれるパターンから、ユニークな信号特徴を有する前記第1基準パターンを抽出するとともに、
前記所定領域内の前記第1位置とは異なる第2位置に位置する前記被計測領域であって、前記第1位置に位置する前記被計測領域とは異なるパターンを少なくとも一部含む当該第2位置に位置する前記被計測領域に含まれるパターンから、ユニークな信号特徴を有する基準パターン複数個で構成される前記第2基準パターンを抽出する
ことを特徴とする請求項82に記載の位置検出装置。 - 前記ユニークパターン抽出装置は、前記基準パターンとして、
前記所定領域内の第1位置に位置する前記被計測領域内に含まれるパターンから、ユニークな信号特徴を有する前記第1基準パターンを抽出するとともに、
前記所定領域内の前記第1位置とは異なる第2位置に位置する前記被計測領域であって、前記第1位置に位置する前記被計測領域とは異なるパターンを少なくとも一部含む当該第2位置に位置する前記被計測領域に含まれるパターンから、前記ユニークな信号特徴を有するパターンに対して所定位置に配置された特定パターンと前記ユニークな信号特徴を有するパターンとで構成された第2基準パターンを抽出する
ことを特徴とする請求項82に記載の位置検出装置。
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